いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
【常時age進行厳守】
次スレは
>>950なる方が立てる定めとなりにけり桜人
4 :
愛蔵版名無しさん:2012/08/14(火) 21:25:46.73 ID:VOEl/X7D
あさきは匂宮のキャラ設定、原作よりはマシにしてるよね。
ラストで元通りの漁色生活を再開したのは、浮舟を失い
満たされない心を抱えたまま、彼女に似た女を求めてと
同情できる設定になっている。
本人は気付かずとも当初の目的通り源氏と同じになったわけだし。
原作では、単なる色好みのお気楽な貴公子だが。
原作知らないのだが
最後、薫は浮舟発見して弟使いに出したり心悩ませてるけど、
匂は何も知らずのほほんと次の恋に走ってるわけ?
一応、浮舟が死んだことは知っている・・・薫が盛大な法要やったし
でちょこっとまともになったかな〜と思わせてまた漁色再開
まぁ今までは捨てた女は姉宮に押しつけてきたけど、
捨てる前に死なれると思うところはあったんだろうって感じ
薫は浮舟がいなくなった後に嫁にシースルー着せて氷プレイするわ
最後の最後に生きていた浮舟が会おうとしないのは男がいるからではと下種の勘ぐりだわ
どうしようもない男になっている
あさきは相当美化されているよ
浮舟は出家したにのに、薫は他の男ができたのではと下種の勘ぐりしてる、ってのは宇治十帖のラストだけど、
あさきではそれをチラッと書くだけで、
薫は「この自分がここまで思うとは何ということだ」って述懐してるし、
その前の浮舟死亡と思ってた薫が匂宮の前で涙流して
匂宮に「薫は浮舟を相当愛してた、俺がしょーもないことしなければ」みたいな反省させてるしね。
確かにあさきでは美化されてるよね。そんなあさき薫も嫌いではない
原作の二人がどうしようもないダメ男なのはよく分かった・・・
確かに美化しないと後味悪〜い終わりになるわな
ダメ男というか、恵まれてるんだよね。薫も匂宮も。
薫も出生の秘密という影はあるけど、冷泉帝に気に入られ、
夕霧には表向き弟、実は親友の忘れ形見と思われ、帝や中宮に信頼される。
源氏みたいな政敵との葛藤が感じられない。まあ、この先あるのかもしれねいけど。匂宮も。
シースルーで氷プレイってどんなの??
>>1乙です
>>9 そうそう。「でっていう…」とかコメントしたくなる二人かもw
あさきの二人は面白く描かれてるけどね
まああさきは全キャラわりと憎めない仕上がりだし、関係性も魅力的だと思う
>>10 薫が女一宮を覗き見したら、真夏だったんで、女一宮はシースルーの
着物で氷を手に持って遊んでいた
自邸に帰って、わざわざ似たようなシースルーを仕立てさせ、腹違いの
妹の女ニ宮に、女一宮のコスプレをさせ、氷を持たせ、同じ状況の再現
あんまり似てなくてがっかり、つー最低のプレイw
>>12 うわー、ほんと最低プレイだね。
似てなくてがっかりって、失礼だな!コスプレさせる前に気付けよ・・・
一応は薫も女二宮も美人というのは認めているんだけどね
それでも女一宮とは比べものにはならないと・・・
失礼極まりない
だから女ニ宮は、高慢タイプじゃなくて、どっちかと言えば
おっとりタイプなんだよね
女一宮の直筆手紙が欲しいから、明石中宮に「うちの女ニ宮が
臣下の身分になって女一宮に見捨てられたように思って
寂しがってます」と大嘘吐いて、見事女一宮から女ニ宮あての
手紙ゲトとか、薫最低すぐるw
姑息だねぇw
原作の男どもは本当に普通の変態に描かれてるんだね。あさきだと美化されてて
ロマンチックに終わってるのに。
式部さんて男ってほーんとアホでしょー?女はこんなに苦労してるのに!って事を
描きたかったのかな。
まあ貴族の性嗜好だからなあ
結構なんでもござれな時代だったし、風変わりなフェチ感いとおかしな空気はあったと思う
>>6 コスプレって浮舟がいなくなった後だったのか
二宮と強制結婚後、家来のように扱われる薫が
せめて憧れの一宮に似ないか?と苦し紛れにやってみたのかと解釈していたが、
しょうもないな
1さん乙です
亀レスですが、前スレ
>>948 >匂宮が中君を中宮にしたがってたとか、六の君含めて、他の女人からは子が生まれないだろうっていうのは原文にあるの?
「 もし世の中移りて、 帝后の思しおきつるままにもおはしまさば、人より高きさまにこそなさめ」(総角)
もし世の中が移り、帝(みかど)と后(きさき)のかねての御希望が実現される日になれば、
だれよりも高い位置にこの人をすえたい (注釈 中君を立后させたいの意)
「 他にはかかる人も出で来まじきにや」と、やむごとなきものに思して、」(浮舟)
他の人から自分の子は生まれないかもしれぬと思召し、夫人(中の君)を尊重あそばすようになり、
総角って、まだ中君としか結婚してなかったんじゃなかった?
「宿木」で、六君との結婚後も、匂宮が中君を中宮にしたいと思っている場面があるよ
総角読んでみた
他の女性より高い位置につけてあげたいと思った。のあとに、今は気に入ってるから(まだ結婚したばかりで)大切にもてなしている
とある。
まあ、匂が帝につく事無いから、匂が妄想するのは良いんじゃないかと思うよ。妄想つうか、むしろ野望だな。
薫の母親と妻は、おっとりした美人の内親王で、似ている感じがする
でも大君のように知的でプライドの高い女性が好み
だから期待した浮舟に知性が不足していてがっかり
だけど薫は知的でプライドが高くて高貴な女性には、
自分からは手を出せないんだよね
めんどくさい男だ
素朴な疑問
宇治の姫達は知性や教養は高いのかな?
本編の藤壺、葵、六条、紫、槿、朧月夜等のように一流の教養を身に付けては居ないように感じるんだ。
勿論経済事情が火の車だから、一流は無理だろうけど、都で通じるくらいには受けてる程度の認識でオケ?
中君は匂宮の妻のひとりとして、困らないくらいには教養あるみたい
だけど、不思議だよね
母親もいないし、良い使用人も雇えないし、八宮はアホ
両親が育ちも頭も良くて、使用人にも金かけまくってる明石が
ハイスペックなのはわかるけど
そうすると浮舟は悲惨だわ
母親も出自は悪くないのに、琴も教えて貰えなかったんだもの
母親は継父の子供をポコポコ産んでて暇が無いのは解るんだが
教養ある親王、八宮が音楽や書を仕込んだから大君中君には高い教養がある。
浮舟は父親が育てていないから教養に欠ける。
女二宮がちょっと困った顔で薫に「女を囲うんですか?」って聞いてたけど、
あれは女房たちに文句のひとつでも言ってやれとでも吹き込まれて一応言ってみた
って感じに見えた。本人はいたって気にしてないというよりわかってない。
そうか?明石みたく財力に物を言わせて教養身に付ける事もできたはず。常陸は大国で収入だけは良いんだから。
要は浮舟の教育に不熱心だったんだよ、母が。そのくせこの娘に良い縁談を!とか笑わせる。
あと宇治の姫達は高い教養あった?音楽や書は恥を書かない程度にたしなんでたけど。
漢学や絵画、国史等の二次的な教養等は学者のパトロンが出来る、財力のある本当に高貴な家しか習えないんだよ。
例)源氏、左大臣家、右大臣家、夕霧の源家等
娘を、お妃にしたい場合はこちらの教養も必須。藤壺が唐の歴史にも通じている!と源氏が感嘆したよね
この時代、紙も高価だから、本を手に入れるのも一苦労だしね
あさき一巻にあったように、お香の教養身につけるのも金かかりそう
六条御息所なら、秋好の教育もばっちりだろうけど、
いくら教養あるといっても、男の八宮が姫君の教育出来るんだろうか
この時代、男と女の学問ってかなり違うよね
明石入道が、娘の明石の手紙は平仮名ばかりで読みにくいって
冗談言ってたくらいだしw
女三宮なんか学があるように見えなかったけど。
お姫様も色々大変なんだね。
先祖が源氏の家系だから世が世なら、ゆったり過ごせたのね〜なんて思ったけど。
覚えないといけないことがそんなにたくさんあるんだ。
女三宮は頭自体が良いとは言えまい。それでも普通の良家の姫くらいには出来たんじゃない?
後宮に仕えるには普通じゃダメだけど。
女子の教育にはお金かかるよ、表向きは仮名文字だけど、漢文も読み書き出来なきゃいけない、琴、琵琶の音楽、香の知識、織物、染物裁縫…大変だね
書や知識なんかは努力でなんとかなるけど、
音楽や香、染め物なんかはプラスしてセンスが良くなくちゃだよね
そんなに頑張っても容姿が末摘花みたいだったら見向きもされないってつらい
八の宮は琴の琴名手だから楽器は源氏くらい上手だったかもしれない
女三宮は、本歌取りの歌をけっこう詠んでたし、それなりに
教養はあるんじゃない?
女三宮、お勉強は出来る(でもそっから展開させられない)馬鹿な子なのかな
この時代の教養って基本に自分のセンスをプラスだから
紙の話が出たけど、当時の紙料は高級品だから、手習いには裏も使ってたそうだ(上流貴族でも)。
女三宮は馬鹿では無いかも知れないけど、あまりに物事に興味がないというか、無頓着だから知識を深く追究はしなさそう。
姫君のくせに目はしがききすぎるとお姉さまに叱られた朧月夜
>>12 シースルーて雲居がうたた寝して父上に怒られたとき着てたようなやつ?
そういえば雲居も琴や学問が苦手だ。せっかく頭中将や大宮が養育したのにもったいない。
六条ほど学がありすぎると男には重くて嫌がられそう。
雨夜の品定めでも漢学知識をひけらかす女はまっぴらとか語られていたし。
男ってのは常に自分よりちょっとだけ劣る(と思われる)女を欲するからね
六条は教養高すぎてだめだし
女三宮は物足りない
知性も出し方次第かね。
物足りないのも嫌だし、ひけらかすのも嫌。源氏はうるさい男だ。
その点、匂は知性だ教養だと女にうるさい事言わないから気楽かも
だけど、匂宮的には浮舟はセフレ扱いだしなー
匂宮が満足する女はこの世にいない
薫は浮舟に知性の無いことをばかにしたけど
確かに匂は女の教養や容姿にあまりごちゃごちゃ文句をつけない
本当に育ちのいい坊ちゃんなんだな
女からしたら居心地のいい男だからやはりモテるんだろうな
匂宮は育ちが良いからと言うよりも、
顔が良くて穴のある女ならそれで良いだけだろう
当代一の貴婦人だった紫上、器量教養とも最上級の姉の女一宮が間近にいたから
他の女はそれ以下でしかないと見下しているからさして拘りがないんだと思う
身近に最上級の女性がいて、そこから何を学ぶかだよ。
源氏は目が肥えすぎて、全てが揃ってないといけない!で
匂宮は逆に寛容になって、女なんか脱げばみんな同じと悟ったか。
それでも正式な嫁は教養十分な設定の中君と六君だし
この二人なら薫だって満足だろう
前スレでの匂評のボロクソぶりにワロタんで
久しぶりに匂宮がまだマシな描写とされるあさきを読み返してみた
あさきですらスゲー嫌な男で結構驚愕したな
ちょっと人格障害な勢い
>>22 匂うが勝手な野望抱いても匂うと中君じゃどっちも先代からのランク落ち感が凄過ぎて
なんだか妄想でもうぜーって感じするわ
手紙見ただけでこれは○○の筆跡と判るのがスゲー
それと身元の分かるような渾名とか印とか入れてるわけじゃないよね?
>>55 推測だが、昔は今みたいな標準手本がないし、
均一な書き方を指導する学校もないから
筆跡は相当幅広く個性が出たんじゃないかな
薫の妻の女二宮は教養が無かったのか。生まれも育ちもいいのに。
どこにそんな事書いてあったん?
通り一遍の教育を受けられる環境にあってもそれでどこまで華開くかは
本人の資質によるだろうけど
>>56 手習いはあったし能筆家もいて達筆悪筆の区別もあったという事は
やっぱ職場の書類で見てて個人の筆跡を覚えるのかね
>>34 今だって姫でなくても中流以上で娘の教育に熱心な家庭なら
普通に色々習わせるだろ。
「ゆったり過ごす」為の真の優雅さは精神面に負う部分が大きいし
それは知識と所作の会得鍛錬の積み重ねで自然と洗練されていくもので
こういう習い事に日々を費やせるのが良家の余裕。
違ってたらゴメン
薫の妻の女二宮嫌いと、雲居嫌いは、中君ドリームと同一人物なの?
葵嫌いの六条推しとかかなw
まあ中君が中宮で国母はねーよw
生まれながらの高貴な姫様が嫌いなのかねぇ
「この手跡は誰それ」ってじっくり何度か見た事がないとピンとこない気がするけど
柏木の手紙見ただけで源氏がピコーンとくるわけだし、そういう環境なんだなあ
薫は六条院の息子として身に余る幸運を得たせいか、
その後は不幸なことの連続だな
女人一つとっても、
中君は薫に最初話が合ったのに断って、匂宮が持って行った
六君も薫に話が合ったのに断って、匂宮が持って行った
大君は早くに亡くなり、似た面影の浮舟も匂宮に奪われ最後は拒絶された
今上帝の娘婿として女二宮を妻にしたり、若くして大納言に出世したり、
冷泉院や秋好中宮からも息子同然の待遇で、表向きは何不自由ない華麗なる人生だけど
>>64 本人が不義の出生知ってて晴れがましい境遇に違和感覚えてるんだから
丁度いいんじゃない
臣下なんだから内親王を貰うのは最上の誉れじやない。
逆に親王は臣下の堂上家に婿取られるのは最大の幸せだよ。
客観的には、薫も匂も果報者。
>>51 紫という究極の憧れを永遠の殿堂入りポジに据えた夕霧の場合
なんだかんだと内面重視でどれも長期戦で成功してる
(柏木の淡白さから落葉の顔に期待しないまま惹かれてたし)
>>60 子育てに夢中な雲居はまだしも、薫正妻のアンチになるのがいるとは
奇特としか言いようがない。
原作でもあさきでもほとんど出番がないし、性格の特徴すら不明なのに。
嫌われるほど個性的なキャラクターなら面白かったんだがねえ。
中君ドリームには、薫と正妻女二宮が仲が悪いほうが都合がいいとか?
原作だと、薫が変態なだけで(女一宮ストーカー)、女二宮は普通の
人っぽいんだけどな
>>69 薫が正妻に本気出すと中君への施しが減るという乞食意識から
>>60 ガチの雲居嫌いは、落葉宮大好きだから、多分六君も好き
中君ドリームとは別の人かと
>>30 薫が垣間見した時の大君中君の会話には和漢朗詠集が引用されており、漢学の素養や才知があることが示されている。
絵画といえば秋好中宮が絵画が得意なことで寵愛を勝ち得た。やはり中宮にはそういった教養が必要。
>>72 寵愛から中宮になったわけではないと思う
どちらかというと実の父源氏への親孝行
>>72 新こきでんも秋好も「どしらも同じぐらい大事」って描写があるよ
母親の藤壺に相談して源氏に決めたけど藤壺の後押しもあった
(後見である源氏を押してた)
>>74 その頃まだ不明だったと思う
あさきの藤壺の助言は父親の源氏を大切にしてほしいっていうのがよく出てた
朱雀院から秋好を取り上げた時も中年男女の密談というより
時の経過に恋人の成長を見てとって感慨にひたる1人の女性として描かれてたし
少女漫画だけあってあさきは恋愛を美しく描くのに長けているなと
>>72 中君は春宮妃にはふさわしくなく不足であると明石中宮がはっきり言いきってる
立后には、今でいう数百億の費用がかかるんだって。
后や侍女達の衣裳、后の乗り物、左右大臣以下付き添う天上人達への下賜や禄。伴う宴会の費用。
宮中女官へのお礼。新しい殿舎の造営。その他諸々は実家持ちなんだって。
中世から后が出て無いのは、都の貴族達の窮乏状態が理由。
これが出来る家の姫が立后出来る。
正直、藤壺だってこれを賄えたかが怪しいと教授は仰ってた。当然だけど中君には無理だよね。
頭中将が薫の件を知らずに死んだのが可哀想でならない…
>>80 関係した女君らを全員面倒見ながら二人も立后させた源氏すごいね
明石一門(匂含む)の後見が夕霧だから、まあ色々語る迄もないな
>>81 親の立場として知ってても幸せだったかは謎
自分の無二の親友で天下人の妻に自分の息子が手を出したなんて知りたくないかも
あーそういうのはあるか…
だが、源氏は若い頃、頭中将の正妻にも興味あった件w
レイプしたのが朧月夜じゃなくて姉の頭中将の正妻だったら、もっと面白かったのにと
思ってたし
>>82 明石の姫が入内する時に、冬の御殿の倉を開けて費用を捻出したんだっけ。
明石は大富豪だし、源氏も相当収入があるだろうし、六条の遺産も莫大だったから、斎宮も、ちい姫も立派に宮仕えさせられたのね。
>>85 やっぱ源氏が帝位につけない運命で良かったと思うw
頭中将の正妻って柏木の母ちゃん?
>>88 そうw
弘徽殿妹朧月夜姉で、右大臣の姫君
夕顔を追いやった奥方だな
でも柏木挟んでいい両親やってたな
桐壺更衣にしか男子が生まれなくて、ほかの女御や更衣には女子しか生まれなかったと
しても、源氏が即位したり更衣が中宮?になれたりはやっぱり無理なの?かな。
左大臣が後見してくれたかもね?そして葵上は源氏に不満なく入内できたし。
立太子出来たかも知れないが、更衣は中宮は無理かな。
でも源氏が即位すれば皇太后だから変わらないんだが。
桐壺帝の兄弟って桃園式部卿くらいしか思いつかないけど、一時的に帝位が移っても結局源氏に戻るパターンもあるかな。
とりかへばやですら女東宮
源氏は自分の夢占で子供は三人と知ってたのに
女三宮懐妊と聞いて何故一瞬でも動揺しなかったんだろう?
>>95 動揺というか「夢占いで・・」「ここに来てかなり経つのに・・・」って思ってたよ
>>95 懐妊したからといって無事生まれるかは不明だし
生まれてからも早逝する事も多々あっただろうから
そのあたりが数に入ってないとも受け取れるしね
なるほど、どうもありがとう。確かに子供はどうなるか分からないしね
桐壺帝は桐壺更衣が女御であったら…と思っていたね。だから藤壺女御を中宮に、冷泉を東宮にすることで夢を果たせた。
>>91 あの時代は直系が最優先じゃないから、女御クラスに皇子が生まれなかったら
他の宮家に皇位が移ったりする
更衣は女御にはなれなかったが、三位を追贈されたから官位は一応、女御クラスになったんだよね。
でも死んでからじゃ、更衣も嬉しくないな。
死んでからじゃないと賜れなかったと思う
藤壺・兵部卿宮の母親は中宮になれるだけの財力諸々はあったけど
どうして兵部卿宮は帝位につけなかったんだろう?
よく言われてるのが、
先帝の後見人が政治的に失脚、花山院ケース
兵部卿や藤壺は先帝の晩年の子供で、それまでは目ぼしい皇子が居なかったから、桐壺帝を東宮にたてた
とか
桐壺の父帝が兄、兵部卿宮の父帝がその弟で、
桐壺父→兵部卿宮父→桐壺→桐壺息子(朱雀)と、兄の系統に
戻ったとか
藤壺の父帝はとっくに亡くなってるけど、桐壺帝の父院は、源氏成人後も
まだ生きてるんだよね
妹を女御で入内させて立后させるなんて結構財力あるね。源氏の援助もあったんだろうけど。
娘の王女御も立后させようとしてたし(失敗したけど)。これは嫁さんの実家の援助か。
源氏の援助というより、左大臣の援助っぽいかな
左大臣はそこまでしないだろ
別に藤壺とも兵部卿宮とも、親しい様子はないし
頭中将の正妻は右大臣家の姫だから、右大臣家と対立してるわけではない
左大臣は右大臣側への牽制だからね。
桐壺帝も左大臣の力を当てに藤壺立后での弘徽殿や一般の不満を抑えた節はあるし(長年仕えた弘徽殿を后にしないのは世論としても不満があったようだし)。
源氏失脚後の右大臣側の左大臣へのやり方見れば対立はしてるでしょ、左大臣一族を昇進させないとか。
桐壺帝自身の援助は?
もちろん、帝位にある身が妻の1人に表向きに援助するのも建前上は辛いけど、
藤壺の兄の兵部卿宮もある意味血縁なんだし、
実家筋であるそっちへの援助名目で、結果的に藤壺が潤うように持っていったとか。
外戚の支援で成り立つ財政を私情でいじっちゃあ…
勿論、桐壺帝のポケットマネーも投入してるよね
王族が立后するのが嫌われた理由が解るわ
藤壺自身が結構な遺産を相続してた可能性はある
弘徽殿が表立って藤壺潰しに動けなかったのは、
内親王の出自と桐壺帝の寵愛だけが理由ではあるまい
源氏も元服時から出世が飛び抜けて早かったし、
若い頃からしこたま金貯めてたと思う
院が亡くなったら弘徽殿側の嫌がらせで御封が滞って大変だーみたいになってたよね
源氏がお世話してた部分もあるだろうけど
まあ所詮フィクションだからな・・・
フィクションだからではなく
>>91のタラレバが無意味過ぎるだけ
うん…、そのあたりは所詮フィクションという感じがする
女三宮母親の藤壺妹も財力権力は無さそうだけど高貴な出自ということで中宮候補だったし
財が無いわけではないんじゃないの
めちゃくちゃ裕福という書かれ方ではないだけの話で
>>118 朱雀のとこは、有力な中宮候補がいなかったから
朧月夜は駄目だし、東宮の母女御はそれ程寵愛されてなかったし
藤壺は、母后がたいそう可愛がっていた姫宮だから財産がたっぷりありそうだが、
源氏宮の藤壺女御は後見人もおらずぱっとしない様子。朧月夜入内までは寵愛があり、まだ良かったようだが。
中宮って、今上や冷泉みたく早い段階では、あんまり決まらないんだよね。
一通りの権門の姫達が入内し終わって、初めてお后ダービーが始まって、
尚且つ、有力女御で男皇子を持つ女御から選ぶと2、3人に絞られる。
だから中宮に立つ時は大体三十代とかになってる。
源氏の中宮はみんな若いけど(藤壺は最後に仕えたから当然だが)、中宮=オバサマのイメージなんだよね。
だから朱雀みたく在位が短いと中宮が不在なのはよくある事で。
桐壺時代のこきでんさんなんて権門出だわ朱雀産んでるわでもそこまで
124 :
愛蔵版名無しさん:2012/08/18(土) 21:34:41.25 ID:Yw6pQYWo
桐壺の更衣が出てこなければ普通に中宮になったんだろうね
直接的には藤壺が、だけど、まあ因果関係で言えばそうだよね
藤壺の入内そのものが桐壺の更衣ありき、だからね
今上や冷泉の時の中宮決定が早かったのは
権門トップクラス勢の入内が一通り終わっちゃったから?
今上は最初に左大臣の姫が入ったんだっけ?
女二宮の母女御かな?
でも今上も(当時は東宮)若いから、あんなに早く決まる事は無かったんじゃないかな?
所詮、お話しだからって言うことだよね
中宮定子や、中宮倫子の時は早かったよ
しかも、二后並立
父親が絶対権力者だったら、早く決まるんじゃないの
ごめん、中宮倫子じゃなくて中宮彰子だ
冷泉の場合は早めに中宮を立てることで藤壺の立場の安定を図ったのかもしれない
まわりを源氏サイドで固めれば右大臣は手が出せなくなるから
定子の時は中宮どころか唯一のお妃と言うか、他に道隆が誰も入れさせなかったんだよ。
祖父の喪中に無理やり結婚させたり、ワンマンだったから、中関白家が没落しても、あまり同情されなかった。
そのワンマンの前例ばかり作ったせいで、自分の子供達が足元すくわれたんだがね。
仮に匂宮が東宮→即位したら、六君が即立后
>>123 普通に考えれば弘徽殿さんだよ。あれは誰も納得いかないでしょ。
他の女御達だって、一皇子生んでるし、最初に入内してる弘徽殿なら判るが、最後に来た内親王ってだけの新参者が中宮なんて、当時のでも常識はずれだわ。
そもそも藤壺は元々が宮なんだから中宮にならなくても問題無いと思うんだが、多分女御とは呼ばれなかったはず(内親王より劣る女御に格下がりはしないから)だし。
まあ、桐壺帝の源氏可愛さの依怙贔屓かしら?
更衣の時で学ばなかったんだね、パパは。
>>133 桐壺帝が、反対があっても愛する藤壺を立后させた前例のように、
匂宮もかねてから立后させたいと思っている愛する中君を選ぶと思うよ。
薫の後見が細々書き込まれていることや、中君に嫡男があり六君に子が出来ない設定なのは
中君立后に向けて重要になってくる設定らしい。
>>135 君は一体ここまでのレスの何を読んできたんだ
中君立后だけは絶対に無いから諦めろw
匂宮が中の君を愛してるかどうかは疑わしいよ
どこかでいい姫を見つけたら間違いなく寵愛はそっちに移るね
そもそも夕霧と明石中宮が中の君を中宮になんて許すはずがない
后腹内親王の藤壺と、たんなる女王の中君を同列に語る時点で(ry
匂が東宮になることってあり得ないと思うんだけどな
兄ちゃんふたりもいるんだしどっちかに男子が生まれたら皇統は兄ちゃん達の系統に移るだろ
結局は厄介伯父で終わると思う
匂宮に一途さを期待する時点で大間違いだしね
そもそもまず兄の東宮が即位するんだから例え兄弟順だとしても
ヘタすると匂宮は帝位が巡ってくる前に寿命が来る可能性が・・・
そしてその頃には夕霧の息子達が自分の娘を後宮に入れるだろうし
後見の弱い中君は年若い彼女らに押されてしまう可能性が高い
そもそも中君自身も産んだ子供も長命など保証されていないという
>>135 あの源氏の孫だぞ
最晩年までフラフラしてあっちこっちに女作るのは目に見えてるのにどうして中君だけを愛し続けられると思うんだw
しかも源氏は本当に紫上を愛してたけど、匂宮はそこまで中君を
愛してるって感じじゃないよな
>>139 中君と六君の身分は同等、とある。
明石中宮は最初は中君を見下していたが子を生んでからは盛大に祝し、北の方と呼び、重んじるようになっている。
大切な匂宮の男子を生んだからだろう。
源氏はおそらく紫が余命あとわずかという時点まで本気で愛してなかったと思う
本気で愛しててあれなら酷すぎる
>>145 匂うの遺伝子なんて残さない方がいいよね
中君ドリームは六君嫌いだから違う人とはわかっているけど、
この頑固さは落葉宮ヲタにそっくりだw
桐壺が藤壺立后に拘って、しかもそれが通ったのは
おそらく更衣のリベンジ的な思いもあったところに
左大臣家VS右大臣家の関係図が上手く作用したからでしょ
>>145 中君と六君の身分が同等?ないないw
臣下とはいえ絶大な権力を持つ夕霧がついてる六君と
宮家出身でも世話してくれるのが薫しかいない中君とでは比較にならない
葵と末摘花が同等か?違うだろ
雲居と落葉が同等だったのは脇腹とはいえ落葉が内親王だったからじゃないの?
>>144 そお?細部を読めば匂宮が中君には愛情があることが伝わってくるけど。
最愛の人には本気、六君は儀礼的に大切にする、他の女は遊び、
という匂宮は女から見たら分かりやすいタイプ。
源氏のように他にもけっこう本気になる男の方が、紫上を本当に愛してると言っても疑わしいと思うな。
>>中君ドリームさんよ、
中君に嫡男があり六君に子が出来ない設定なのは
中君立后に向けて重要になってくる設定らし
この設定とやらの文献を出しなよ、じゃなきゃただの法螺吹きドリームだわ
序列も出自も最高位じゃない女の子供は日本の帝位には関係のない存在です
>>146 最後の最後で本気で愛したから死なれて抜け殻になっちまったな
匂宮は中君と暮らしてる邸内で、真昼間から浮舟レイプしようとした
男だぞ
中君を立后させたいったって、誰がその資金を出すの?
明石のオカンも夕霧頼みな事を忘れてるよね
里邸とかどうするんだ
中君は身分が軽いから、匂も気楽なんだよ。
源氏が夕顔に夢中になったのと同じ理屈。
でもね、この時代は妻に食わせて貰う時代なんだよ。
男は妻柄と言った時代。
甲斐性の無い妻が捨てられたとか、自ら身をひいた話なんかわんさかあるから読んでみな。
親王なんか特に妻次第で出世もすれば落ちぶれもする。
因みに宮家の娘だといっても、無職の八宮の娘じゃ、明石中宮が言ってた通り、女房勤めが妥当だよ。
>>155 その頃には紫の気持ちは冷めてたのは皮肉だね
文無しがガキ産んだくらいで出世!とか考えるのがいかにも下賤脳
薫だって表面的には夕霧の弟な訳で
兄の意向を無視して中君を中宮になんていくら匂宮が望んでもできるわけないね
そんなんしたらお家騒動勃発でガタガタになっちゃうもん
要するに匂宮が一人でズレている。
>>157 父親の遺言により、薫が後見するだろうし、匂宮も援助している様子
なんと言っても、薫は源氏ですから。
源家の姫の出世が全てです。
166 :
愛蔵版名無しさん:2012/08/19(日) 00:59:48.25 ID:V2ps4ydd
中君は匂宮の性癖について割り切ってる感じがするし
匂宮にとって中君は最早情熱や強い感情の対象でないにせよ
ある程度の愛情はある気はする。
六宮には劣るとはいえ美人で、匂宮に対してあっさり割り切る聡明さがあって
そこら辺への信頼というか。
夕霧と明石中宮は運命共同体みたいな関係
>>165 中君は源氏じゃないよ
八宮は親王のままだったし
源家の姫といったら、夕霧の姫たちのことだよね?w
>>166 だから、妻の一人として中君に添い遂げる気持ちはあると思うけど、
無理して正妻の地位には引き上げないと思う
>>167 だね
中君は源氏とは無関係
秋好みたいに薫の養女の資格があればなんとかねじ込めるかもしれないけどそれすらもしてないでしょ?
>>162 しかし匂宮や中宮が中君の出産を祝うとなると、嫌々ながらでも夕霧は匂宮に従って祝事を催している
匂宮が中君立后を希望し中宮や今上が認めたら夕霧も従わざるを得ないのでは
基本的には優しい人物だから
薫は中君が二条邸に引き取られてから援助も止めてるんだよね。
だから久しぶりに二条邸に行って、女房や童のみすぼらしい格好みてビックリして母宮の所から無地紋を調達する。
仕立てないで無地、反物のままって言うのがもう以前と違って一線引いてる。
つまり女衣裳、男衣裳を仕立てるのは親しい間柄を意味して、反物のまま寄越すのは施しだよ。
源氏が妻達に衣裳配りをしたように、明石が別れる時に源氏の旅衣を用意したように、
末摘花が古着を用意したように、衣裳を用意するのは親しい間柄の意味。
だから唐衣が、何を意味するか解るよね。
>>173 >中宮や今上が認めたら
認めるわけがない
この二人はかなりやり手の政治家だと思うよ
あの匂宮の尻叩いて、しっかりした正妻を迎えさせた
>>173 中君は乞食よろしく施しと憐れみや同情に縋らなきゃ祝事も催せない立ち場なのだから
身の程を知るべき
中君を認めるのは、源家の血筋を絶つ意味だよ。
母方の血の争いが、蘇我氏や藤原式家、北家の壮絶な争いを引き起こしてる事知らない人なんだ。
池沼さんに何教えてもムダな典型だわ。
中君は薫の施しをキープするために、浮舟を薫に売ったようなもの
中君のそんなしたたかさは好きだけど、女御レベルの後見を
望むのは無理
>>179 そのしたたかさに薫はワザと乗ったよね。
もしハズレだとしても宮の外腹の娘、気に入らなきゃ捨てれば良いって感じで。
所が逢ってみると、大君によく似てたからその場で…
あれは初めて読んだとき、娘心にもあの堅物の薫が?って驚いたもんだ
>>180 薫は身分の低い相手なら、けっこう下半身ゆるいよw
本当、大君にこそ強引に奪えば幸せになれた二人なのに。
大君も無理やりにでも(襲ってくれれば)とか考えちゃう所が好きだわ。
>>153 中君立后を予測する研究者としては、小嶋菜温子氏とか星山健氏とか繩野邦雄氏とか
小嶋さんは出産儀礼研究の面から
星山氏の論文が詳細
>>177 初めはそんな身の上だった中君が六君より寵愛され、唯一の男子出産等で、中宮からも北の方と呼ばれるくらい格の高い愛妻としての安定した地位を得た
という出世物語
で、匂宮はさらに中宮にさせたがっているという
性格に難あるせいか、あまり愛されない権門の妻は、この物語では、こき殿、葵など不遇
六君もおそらくこのカテゴリー
この三人には歌が無い
葵はツンデレなだけで別に性格に難ないだろ
むしろ六条のほうが痛い
こきでんに歌がないのは源氏に直接関係ないからだと思われ
六君はそもそも登場シーンそのものが少ないからなぁ
北の方と世間では言われても正妻でなかった紫というひともいたわけで
正妻格みたいなもんだろうね
中の君は紫と違って正妻出ないからと言ってショックは受けないだろうけど
中の君の処女喪失の状況には同情する
宇治で結婚の話もなくおっとり暮らしていて、父宮が亡くなり不安定になった中、
姉は自分に薫と結婚してほしそうだけど、薫は姉が好きだし、
まめな薫は今日も姉を口説きに来たよ、と思って休んでたら、
なんかお香をやたらたきしめた軽そうで調子よさそうなイケメンが襲いかかってきて。
>>184 そんな単純な出世物語、紫式部が今更書くかい
一部のちい姫入内、紫上は義母として女御格の扱いで宮中を訪れ、
源氏は准太政天皇、というとこで物語を終わらせず、
若菜で全部ぶっ壊した作者だよ
源氏が准太政天皇になるまでに、右大臣や弘徽殿と対立して
須磨で何年も苦労したりしてるのに、毎日女遊びしかしてない
三男の匂宮が、パパとママが匂宮を可愛がってたから、
あっさり天皇になれました、じゃ、源氏物語の世界崩壊でしょう
>>183 無理だよ。研究論文なんてどんなトンデモでも出す事は可能だから。
>>184 何かリアルでも乞食女に思い入れがありそうだね。
イケメン無罪、髭黒有罪w
匂宮は中身がスカスカすぎてイケメンに思えんw
玉蔓は苦労もしたけど実家との関係考えれば髭黒で良かったと思う
ただ冷泉さんとの関係は気の毒だったな
当代屈指の美形陣眺めて過ごしてたらむくつけきおっさんが…
>>195 冷泉帝のことは気の毒だったけど、源氏は冷泉と玉鬘共有する気
マンマンだったし
あのまま冷泉のとこに仕えてたら、最悪の結果になったかも
>源氏は冷泉と玉鬘共有する気マンマン
父の妃にも手を出し、実の息子の彼女にも手を出す気マンマンか…
髭黒さんオチでよかったんだなw
玉鬘が処女だったから手を出すのを我慢してただけw
冷泉にやらせた後に、自分も食べる気だった
本当は、髭黒にやられた後の玉鬘のこともやっちゃう気だったけど、
髭黒にレイプされて玉鬘が激しく落ち込んでたので、
さすがに手を出せなかった
つか普通の神経なら夜這いレイプとか病むわ
>>196 確かに当代屈指の美形陣を眺めて求愛され(夕霧までも怪しげなこと言ってたっけ?)
身分も顔も最高な冷泉帝に仕えるはずが、毛深いオッサンだしね
しかも既に妻子もいるという
>>197 冷泉帝のことは気の毒だったけど、源氏は冷泉と玉鬘共有する気
マンマン
源氏は同じく冷泉の妻の秋好中宮にもコナかけてたけど、中宮は乗ってこなかったよね
源氏は桐壺院、朱雀院とは女を共有したけど、冷泉とは叶わなかったな
孝標女は浮舟に憧れていた。イケメンレイプOKの時代だった…
孝標女13歳はタイプ違いのアイドル公達らから同時にアプローチされる設定に萌えたのでは
今でもイケメンレイプの少女漫画はたくさんあるが、
イケメンレイプOKの時代と言われたら…
お文のやりとりすっとばして突然夜這いのシチュエーションは
単にある日王子様が…の完了形なんではw
>>202 宇治編は、本編より登場人物が小粒でパッとしないから。
中流貴族の彼女達には、浮舟なんて同じ位の身分だし入れ込み安いよね。
本編だって、玉鬘は当時でも人気あったようだし、身分が高過ぎないのが親近感湧くんじゃない?
207 :
愛蔵版名無しさん:2012/08/19(日) 19:02:34.80 ID:V2ps4ydd
>>201 >源氏は桐壺院、朱雀院とは女を共有したけど、冷泉とは叶わなかったな
こうして見ると、源氏ってかなーり…
玉蔓は人間的に好感持てる人だからでは
藤壺って、冷泉を産まずに中宮にもならなきゃ、桐壺帝死後は源氏に嫁す事も可能だったんだなぁ、と思った
なまじ、中宮だ国母等にならなければ、源氏と幸せになれたかもしれないね
桐壺院も結局愛する桐壺の血をひく子を帝にできて良かったんじゃない
「浮舟みたいに山里に隠し据えられたい」
監禁されたい願望もある孝標女w
桐壺帝にとって更衣=源氏で藤壺はあくまで更衣の代わりで、更衣と自分の孫である冷泉のほうが
大事だったのかねやっぱり。
源氏が皇子でなく内親王で更衣にそっくりだったら、絶対嫁になんか出さないで溺愛しただろーね。
皇子でよかったね源氏。
>>209 女御のままだったら源氏と再婚可能だった
もっとももう少し時代を下れば、中宮でも源氏と再婚できるだろうけど
子供作ってもだれも驚かないし
さすがに中宮の再婚相手は、天皇オンリーじゃないか?
>>210 源氏の子と知りつつほほ笑んで冷泉を抱く父帝を
源氏は立派と見ていて、
私も帝だから感情コントロールが出来るのだなと思っていたが。
桐壺帝は更衣・源氏系に帝位をつがせたいという願望かなって
心底嬉しく笑っていた、というだけかも。
>>215 まあ面白い見方ではあるけど、それはないと思う
なぜなら発覚すれば自分の愛する者達がそのまま詰んでしまうわけだし
バレないように配慮しながら微笑んでやり過ごすしかない
桐壺にも苦悩があったと思うよ
あさきの桐壺帝は、藤壺=桐壺更衣の身代わりって自覚があったっぽく描かれてるね。
死の直前に藤壺に「すまなかったね、あなたにも、源氏にも」と言ってたから、
それゆえふたりの不義のことは気づかぬふりしてたのかなーと思った。
原作ではどう描かれてるのかな。
桐壺帝の苦悩といえば。
藤壺と更衣って内面はあまりにてないよね。
頼りなげなところや儚げなところが更衣の魅力でもあっただろうから、
桐壺帝としては、顔はそっくりでも更衣に対してみたいに庇護欲掻き立てられなくて物足りなかったんじゃないかな。
もちろん、藤壺の才気教養非の打ち所のない点は十分満足だったろうけど、
だからこそいっそう、更衣はもうどこにもいないんだと思い知らされて辛くならなかっただろうか。
あさきの桐壺院はそんな感じだよね
桐壺院の更衣への執着がもとで藤壺も源氏も辛い恋をしなければならなくなり
結果罪を背負うことになった。2人に申し訳ないという気持ちがあったのかなと
源氏に対しては皇位につけてあげられなかったことと、二重にね。
桐壺帝には、たとえどれほど藤壺が才気や知性、美貌が優れていようが
桐壺更衣>藤壺
の図式は変わらないからね。
その更衣の代わりなんだから、全てにおいて素晴らしくなければいけない、
という若い宮が初婚で凄いプレッシャーだと思う。
没落した大納言の娘の更衣如きと比べられて
后腹内親王の藤壺のプライド的にどうだったんだろう
更衣のことは院から伝え聞いて素直に素敵な人だと思っていたんじゃ?
薄雲巻での人々の語り草でも権勢を笠に着る人ではなかったということだし
そういう宮の優しさに桐壺院は救われていた部分もあるよね(あさきでは)
紫と藤壺は性格とか才気あるところも似ていたね
で、最終的に紫が藤壺を超えた
桐壺帝の藤壺への寵愛は、藤壺を守るためでもあった
源氏や冷泉のことも無論承知の上で
終止側に置いておけば、藤壺の身も安全だし
人を思いやる優しさや度量の器の大きさと、プライドとか自負は違う気がするな。
増して最高身分に生まれたんだから、そういうものが無ければ、藤壺の内から輝くような気高さが解りづらい気がする。
藤壺ほど高貴な人は気負いやプライドは外せないし、それに恥じない物を備えてるんでしょう。
桐壺帝と更衣の悲恋も「あわれ」と思う、度量の広さは備えてるんだろうね。
でも俺が源氏だったらもっと可愛く振る舞うよな
何もなかったような顔をして、みやさまみやさまって藤壺にまとわりつくよ
側近たちに多少知られてもどうってことないし
二人とも臆病になり過ぎて、後年は意地の張り合いだったと思う
ってどっかの、夕霧と雲居、薫と大君みたいだなw
この時代で御簾のうちに入っていながら手を出せず夜を明かした夕霧と薫って
男としてどっかおかしいのかな
色事がスマートでは無いのは確かだ
夕霧と一晩対峙するのはうっとおしいな。
現代だったら好みの女性にセクハラ・痴漢しちゃうのが源氏と柏木
ムラムラしつつも踏みとどまるのが夕霧と薫
>>229 セクハラ・痴漢までは夕霧と薫もやっているw
夕霧は落葉を、薫は浮舟をレイプ
中君にはレイプ未遂
浮舟レイプだったの?
一応和姦だと思ってた。
浮舟は親の承諾得てるからいいんじゃない
柏木のレイプシーンが一番嫌だなあ。髭黒のより酷く描かれている。
中君ドリームの人が一番イヤ
葵嫌いで六条の人とは違うのかね
>>236 中君ドリームは粘着で頑迷だが、その人もそうなのかな?
しかしツンデレな葵は当世では男女とも人気が出そうなキャラなのに、
ストーカー気質の六条贔屓とは珍しい人だな。
別に誰がご贔屓でもいいんだが、他のキャラクター貶めてまでageるのはやめていただきたい
>>236 同じだと思うw
「高貴な生まれでもそれを鼻にかけた傲慢な女は不幸になり
下賤でも性格良ければ下半身駆使して成り上がれる!」
このゲスな持論がとにかく貴族文学世界に程遠くて浮きまくり
おい待て六条は別に下践じゃないぞw
中君だって由緒貧しい宮家の姫だ
浮舟はアレだけれども
薫と浮舟が出会ったのは<宿木の夏>
薫26歳、浮舟21歳、中君26歳、匂宮27歳
薫と浮舟がエッチしたのは<東屋の9月>
年齢同じ
匂宮が薫のフリをして浮舟とエッチしたのは<浮舟>
薫27歳、浮舟22歳、中君27歳、匂宮28歳
浮舟が失踪し薫が葬儀を出して、横川僧都が浮舟を発見したのが<蜻蛉・春>
薫27歳、浮舟22歳、明石中宮47歳(この年源氏と紫上の法華八講)
受戒したのは秋で、薫が小宰相の君から浮舟の話を聞いたのは<手習・翌年春>
薫28歳、浮舟23歳
薫が小君を遣わして浮舟に復縁を迫ったのが<夢浮橋・夏>
年齢同じ
もしも夕霧の立場で一計を案じるなら、
夕霧「六の君の面差しは、亡き紫上様によく似ている」
と言えばいい
紫の上は源氏(藤壺・桐壺更衣・冷泉帝)によく似た面差し、
そして源氏に生き写しの夕霧
六の君が夕霧によく似た面差しの姫君だとすれば、匂宮は一気に転ぶ
冷泉院の女一宮もよく似た面差しの姫君かもしれない
源氏物語ではこの系譜の顔が美男美女の最上だから
薫を転ばすのも、自分や冷泉院様によく似た面差しの美女とでも言えば(ry
>>234 玉鬘レイプの方が悲惨かも
玉鬘は男を知らない生娘、処女だった
寝具は血に染まり、髭黒は昼過ぎまで玉鬘の体であはんうふん
源氏と女三宮が結婚したのは<若菜上・2月下旬>
源氏40歳、女三宮14歳、紫上31歳、ちい姫12歳
明石御方30歳、玉鬘26歳、柏木25歳
ちい姫が一宮を出産したのは<若菜上・3月下旬>
源氏41歳、女三宮15歳、紫の上33歳、ちい姫13歳
女三宮が薫を出産して出家したのは<柏木・春>
源氏48歳、女三宮22歳、紫の上40歳、ちい姫20歳(前年に三宮産んでる)
柏木32歳、夕霧27歳
源氏と女三宮は年の差26歳以上で、親子ほども年が離れてる
源氏とちい姫が結婚するようなもので
紫の上が嫉妬するのも無理はない
柏木と女三宮にしても10歳以上離れてるわけで、柏木はロリコン
女三宮がレイプされたのは源氏と結婚してから8〜9年も経ってる
男を熟知した宮様で、源氏も大人げなかった
やはり源氏は自分の47〜48歳という年齢を気にしていたのだろう
>>240 六条アゲは葵を下げたい一心で他はどうでも良さそうというか
由緒貧しいってその字面通りな気もするけど(八宮ってなんだかなあ)
ところで再読したら浮舟可愛いなあ
表情や仕草が意識的に可愛く描かれてる気がする
細かいけど遣わしてじゃなくて遣わせて
転ばすじゃなくて転ばせるじゃないのか…
>>243 よくあの状況で日が高くなるまで居座れるよねぇ
>>245 女三宮が明石みたいな全方位手応えありまくるタイプだったら
紫は嫉妬で苦しみながらもまだハッスルできた気がする
>>249 先のことを考えると出家願望がいや増すだけだろ
あのぼーっとした嬢ちゃんでよかったよ
乳母とか使ってほんとに出家させそうだし
ネオ明石みたいなのが来た場合に紫が出家してーーーーー!!!と言えば、
一応気持ちは源氏に正確に伝わったと思う
紫はネオ明石のような手強い相手の方が闘志が沸いて生き生きしてくる女戦士か
待て
明石は受領の娘だから良かったけど、明石のスペックで
藤壺の姪の内親王とかやばいだろw
闘志よりも、源氏にもやっと理解できる状況設定なんでは
女三宮だったから源氏は永遠にズレた事言ってるし
普通に源氏が明石スペックの女三宮に夢中になって終わりそう
>>253 辛いけど、逆にはっきりと敗北認めて割り切れてスッキリだったかもね
六条って女流作家のひとが大好きな源氏キャラとしてよく名前だすから
女からみたら人気あるのかなと思ってた
(そいつらが好きなのって六条以外だと朧月夜)
自分的にはホラーなキャラだけど骨になっても女だしまくってるひとって
世間的には人気?かと
個人的には、紫や明石みたいに理知的な良識派なキャラがいいと思ってるんだけど
女流作家は担当と不倫する確率が凄く高いから、自分と重ね合わせたいんじゃない
朧月夜は最高に色っぽくて美人だから、願望だと思う
基本的に作家は良妻賢母のポジションの女性を以上に敵視するのも共通項かな
女流作家のような才女には、六条のように頭が良すぎて男に重く思われた経験があるだろうから、共感しやすいのでは
ある作家は、不倫相手の担当の奥方が、付き合ってる間に妊娠してね
「女房ともやってる」と、奥方を殺してやりたいと思って、
願望の中で何度も刺し殺したり轢き殺す妄想ばかりの時期があったんだって。
普通は不実な男側に憎しみがいくんだろうが、あーゆう執念深さが物を書く才能を培うんだろうな
あさきで藤壺の悲劇のヒロインっぷりに感情移入した小学生の頃の自分は
作家たちに彼女が腹黒扱いされててショックだったw
六条はインパクトのあるキャラなんだよ
夕顔や葵をとり殺すのは前半の山場だし亡くなってからも大活躍
女性の心理として浮気な男より相手の女性を憎むのはよくあることだし、そういう意味でも共感しやすいのかもね
六条は確かに嫉妬深いかもしれないけど、よく考えたら嫉妬で殺した相手は1人もいないんだよね
葵を取り殺したのは嫉妬ではなく、あくまで辱めに対する恨みであって
夕顔を殺したのは六条とは断定されてないし
紫と女三宮の場合は、自分を不幸にした源氏が守護霊がつよくて呪えないので
彼女達には罪は無いとわかっていても、苦しさのあまり源氏の身代わりで呪ってしまったわけで
なのになんで嫉妬で恋敵を殺しまくる女の代名詞になってんだろう
もしかして歌舞伎とかが原作無視して嫉妬で殺すって脚本にしてるのだろうか?
常に源氏の正妻(格)の女性に祟るからじゃない?
でも産後の葵が無事だと聞いて「死ななかったのか」と悔しがる六条ってやはり怖いよ
明石を祟らなかったのは、顔が似てるというところから実は親戚だって説もあるね
六条はインパクトはあるけど正直言うと魅力は感じない
生霊ターンはとても面白いんだけど、死霊化してまでのさばってるのは
もう醜悪でウザイとしか言い様がないし
柏木も六条の怨霊にとりつかれて死んだんだよね?
>>266 んー、正直女三宮と紫の件については蛇足だね
あそこで六条出さなきゃならない理由がない
生霊六条が人気あったから死霊でも再登場させたという説もあるようだけど、
秋好が現役なのに母親がこれってどうよ…と
ジェンダー不倫女流作家が朧月夜に好感を持つのは、彼女が
美しくセクシーだというよりも、意志的だからだと思う。
源氏は彼女を浮薄な部分もあり流されやすい性格と決めつけられ、
三宮の事件後は疎ましさも感じているが、実は源氏との恋愛ゲームも
すべて自分の意志で行っている。恋愛と結婚は別と割り切るドライさもある。
出家も他人に煩わされたのではなく、自分の意志で行った。
初登場時、月夜の夜に詩を吟唱しながら歩いていたが、源氏物語の
たおやかな女君の中で他に類を見ない。自己責任を持つ奔放さとでも
言うべきかな。嫉妬深い独身女流作家先生が好む典型の一つだろう。
紫や明石などの夫に愛された美貌の良妻賢母は、アエラあたりを
読んでいる層の天敵だろうねw
>>263 かわいそうな人だよね
源氏から求愛したのに愛しすぎて重い女だという理由で源氏に冷められ車争いで辱められ
別れのシーンで六条が美しく書かれたのは良かった
女三宮や紫に祟る悪霊は要らない
しかし当時は出家や病気は霊に依るものとした方が説得力があったのだろう
>>270 朧月夜はまさにそういう意味合いにおいて
一般の女性読者にも人気あると思うよ
>>265 ただ、明石は正妻格ではないから祟らないとか?
親戚説は初めて聞いたな。明石は父ちゃんが桐壺更衣のイトコで大臣の息子、母方は宮家の系統だったっけ?
六条が親戚ならどういう系統だろう。
>>269 秋好中宮が、母親怨霊化の噂に耳を傷めてるって話が原作にあったっけ?
>>273 質問の意味が分からないけど、六条の怨念と知ってるのは源氏だけでは?
でも読者は六条と了解して読んでるんだから秋好がマヌケに思えてしまうよ
確かに朧月夜が一番好きだな。源氏と朱雀に愛される才色兼備な女性というところがオイシイ。
紫はVERYの表紙になりそうな美人セレブ主婦って感じ。AERA派から嫌われそう。
こういっちゃなんだけど大和センセは顔の描き分け苦手だからなぁ…
それに明石と親戚なら桐壺更衣系になるわけで、前の東宮妃というのは無理があるんでは
>>273 親戚関係があるなら原典できっちり仄めかされてると思う…
それに、明石一門の繁栄=桐壺更衣のリベンジと見るのは妥当だけど
そこに縁戚関係で介入できるような存在ではないと思うなあ>六条
AERAなんてdqn誌過ぎて手に取るだけでも恥
しかし源氏も変わってるね。
普通は年を取るほど異性の好みに幅が出てきて寛容になる。
相手の性格や才気よりも若さ自体に価値を見出す。
現にエロおやじがロリ買春すると、うらやまけしからんと憤慨しているじゃないかw
娘と年齢が変わらない嫁を貰うのは万人が羨むところではないのだろうか。
紫たちの女房に手をつけるから、若い女に不自由してなかったということかな。
香山リカみたいなのが紫を敵視してそう。
>>276 一目で判別できるのは六条と葵と末摘花くらいだなw
初期は頑張ってたけど、後になるほど判別しづらくなるね。
>>279 14歳くらいの女三宮とは合わなかったけど、二十くらいの時の
女三宮とはやりまくってる
>>281 女三宮通いが増えたのは朱雀の圧力があったからだけど
まあ、女三宮の若い体と紫の成熟した体を夜ごとに楽しんでいたんだろう
さすが源氏w
>>282 女楽の夜なんて、出家したいと訴えた紫を放置して、
「先生にご褒美を下さい」と女三宮を抱きに行ったしw
あさきの女三宮は胸もあるw
平安当時の40女は鄙びた婆さん同然じゃね?
BBAマンセーな記述が本編・宇治通してかなり多い。
中年女の式部のオナニーだな。
まあなんだ、BBAどもがんばれw
藤壺も紫も四十路前に死んでるから
当時でも老齢イメージではないんだろうね
中年のおっさんからすると、利口で機転がきく才のある小娘も面白いが、
素直で無知なロリの体思いのままに扱うのも楽しいんじゃないのかな。
回春剤に少女を用いるのは昔からある。
源氏が女三宮と柏木の密通を知って怒り狂ったのは
やっぱり若いイケメンへのコンプが無意識下にあるよね
三宮の外見が14も20も宇治も全く変わってない件
なんであんなに源氏は怒ったんだろう
自分もさんざんやってきたことだよね
自分は六条が一番個性的で好きだ。葵も好きだけど。
六条も葵も、美人で教養もあり女房たちの信頼もある良き主人。
源氏絡みさえなければ人柄だって申し分のない人達だけど、
二人とも末は国母にという教育をされてきたから、年下の男に振り回されても
自分の気持ちを素直に訴える事が出来ないのがかわいそうだわ。
嫉妬を口にしないのも女の嗜みだったのだろうけど。
>>289 源氏的には
自分と藤壺は愛し合っていたからセーフ
柏木と女三宮は愛し合ってなかったからアウト
ということだけど自分にはもう無い若さに嫉妬したんじゃないかな
>>283 ちょっとエロいがそんな感じなのかもね。心は若い妻に夢中。
あさきではちょっと違うが、
源氏・女三宮間にもちゃんと愛があって、あの夜はそれが最高潮となる。
指導に応えよくやった、面目もたつ、と宮への愛しさが増す源氏と
ほめられ自信もつき、源氏への愛情と信頼を感じた女三宮。
紫は、それを直感で察し、引き留めたい無意識?の気持ちもあって
出家のことも言い出したかもしれない。
それなのにあっさりいなされ若い妻のもとへ行ってしまう。
負けを思い知らされ、がっくりきたんじゃないか。
女楽の夜、女三宮を抱きに行った時、女三宮は琴に夢中で
練習してたんだよね
源氏もそんな女三宮を可愛く思っても不思議は無い
琴の練習を通じて、二人はかなり仲良くなってた
紫が精神的に追い詰められても自然な流れ
六条が明石の親戚?ってのは後世にでた説だけどね
原典が完全に残ってるわけじゃないので(源氏主役の最終巻の薄雲は行方不明だし)
その部分は残ってなかった可能性が高いということらしい
六条院で繁栄したのは秋好と明石一族だけなので
明石が六条に似てるのは(当時の貴族の上流社会って親戚多いから)明石の母方の宮家関係の親戚で
(六条の父は大臣なので、母親がその宮家出身ではないかと。大臣家の正妻になるのは、大臣家・宮家・受領の娘が三択だったし)
結果的に六条の血筋で六条院占拠という逆転劇にしたかったのでは?ということらしい
車争いには負けたけど、子供世代では秋好は立后して、臣下の夕霧は秋好に仕える形だから、親の業の因果応報ってこととか
源氏物語はとにかく仏教の思想がかなり色濃くでてるので
似てるから親戚っていうのも早計なような
藤壺と桐壺更衣にしても他人のそら似だし
源氏の肉親以外の所に因果関係が結ばれるのは物語構造としておかしいでしょ。
自分は秋好の血筋が一人もいない事こそが、六条の血は残さないと言う、作者の強い意思に思える
理由はともあれ、人をとり殺す人の血を遺す事に違和感を抱いていたんだろうな
>>297 作者のというのもあるけど、やはり因果応報の考えからいくと
六条さんの業が最も罪深いと思う
生前貴婦人と崇められた人が醜い死霊となり果ててさまよってるというだけでも
相当な恥晒しエンドじゃないのかなあ
ところであさきでよく女君を男君が軽々と抱き上げてる描写あるけど
思いっきり当時の正装バージョンの姫を抱いて移動するって可能なんですかね?
浮舟とか女三宮は本人がちっちゃいからなー
当時の正装は、着てる本人は固まった衣装の中で
身体だけ楽に動く…みたいな感じだったようだけど
衣装総重量+女君の体重を担いで優雅に数歩移動ってありなんすかねw
紫が病気になり二条院で源氏に付きっきり看病、女三宮放置の間に密通
愛情の面からいえば、紫は発病して良かったのかもしれない
結果として発病により寵愛優位を保ったことになる
お姫様は普段は軽装だったようだよ
発病云々より、源氏は紫には甘えたいし実際甘えてるんだよ
何故甘えられるかというと、紫が必ず失われる存在である現実を普段は忘れきってるから
正装は晴れの日しか着ないからなぁ
普段は袿とか軽装でしょうね、女房達はそれなりに畏まったカッコはしてるだろうが
ちょっと前に話題になった女一宮の真夏のシースルーみたいに、
お姫様は軽装でもおk
正装で抱え上げてるシーンについてじゃないの?
主人な略装(軽装)で、その方に仕える人たちは正装(女房装束)
女楽の時に、明石御方が周りの女性達にはへりくだって裳を付けてた(他の女性達より身分が劣る者として)
家から出ない深窓の姫が、着裳の儀と結婚以外に正装する機会はあまり無いかもね
女三宮降嫁の時に正装の女三宮を源氏が抱え降ろしてるけど
あれは可能なんですかね?って話じゃないの?
体重プラス10キロくらいなら、女三宮ならイケんじゃん
よほど男がナヨナヨしてなきゃ
担いでるのが女顔美形の貴族のボンだからイメージ的には驚くけどな
でも乗馬も出来るし、案外当時の男の方が
車社会で歩く事の少なくなった現代人より体力あるかも
柏木は吹奏楽部兼任のサッカー小僧
>>302 それって恐ろしい気もする
我が身の健康と引き換えても殿をわたしてなるものか
という紫の執念のような気がして
でも源氏への信頼も愛も薄れていたし
人生に張り合いがなくなって病んじゃったんだと思うけど…
盛装しても女三宮なら50キロないくらいかも
源氏は長身だしいけるでしょ
>>304 重病でも、紫は源氏に、三宮の所に行ってと、源氏や三宮の心配してあげていて優しいね
こんな優しいんじゃ源氏は執着を断ち切れないから出家が許されない悪循環…
>>313 当時の男は乗馬も弓もやった。
弓ってあれ、腕の力が相当鍛えられるんじゃなかったっけ?
正装した女を抱き上げることくらい朝飯前だったのかも。
女三宮を抱え下ろした源氏だって「そのまま嫁を抱えて100m全力疾走しろ」てわけでもなく
ただ単に車の中から「抱え下ろした」てだけでしょ。
それほど負担になるようなことでもないと思う。
完璧な妻(愛人)であろうとするプライドかな
それはそれで哀しいものがあるな・・・
浮気な亭主を持った妻は母親の境地になれば楽だお。
紫も自分が正妻と正式に認められていて、源氏が若い愛人に
夢中になったのなら割り切れたのかな。
もしも女三宮が、藤壺そっくりで教養豊かな女性だったら・・・・
源氏は紫の出家を止めなかったと思う
一夫多妻には、実はもう一つ根拠があるんだよ
日本の古代中世の人口を調べると、
明治以前はいつの時代も「男2:女3」で女の方が多かったんだ
現代でも女の方が人口多くて、女余りの状況は変わらないんだけど、
古代中世では戦争や病気で亡くなる男性の数は、今よりずっと多かったんだろうね
病気に対しても女の方が抵抗力が強いし、じつは男よりも身体が頑丈に出来てる
痛みに強いのも女
>>324 余りといっても階層ごとに事情が異なるからなあ
明治以前は衆道だって公然だったし、実質的には婚姻制度には関係ないのが本当
>>297 正編で、不義の子冷泉は子を得られない設定だから
秋好はそれに付き合っていたら妊娠不可能な年齢になっていたとか
不義の子で子供得られない設定なんて初耳だけど、そうなんだ。
宇治編が同一作者かどうか解らないが、秋好も、まだ産めない歳では無いよ。
それでも秋好に子供が無いのは、六条の因果が秋好に巡ってしまったのでは?
それは作者が違ったとしても貫かれてるようだし。
産めない歳だとしても、彼女が誰の子も産まなかった事実が因果応報なんだと思うよ。
秋好には可哀想だけどね
新こき殿女御にも内親王が一人いる
冷泉は本来の血筋からいけば帝になれない人だったから式部も子供を帝にはするつもりは
なかったぽいけど
冷泉帝が不義の子だから子無し設定は、新こき殿の内親王他があるので
で無いと思うけど(328のとおり帝にする気はなかっただろうけど)
秋好に子供が無いのは、子無し他にもいるし、因果応報とは限らないんじゃ
ないかな
冷泉さんは退位後にお子さんもうけてるから
不義だからという以上に、臣下の子が帝位にあるのが駄目だったんでそ
新弘徽殿女御の内親王はいつごろ生まれたんだろう
冷泉帝退位前? 後?
てか、秋好中宮は源氏物語では珍しいくらい幸福になった女君だな。
親戚説もある、六条似の明石と娘の秋好中宮の二人が源氏のおかげで栄華を掴むのは、六条への慰めか、
あの世から霊能力のある六条がそう動かしているのか…。チョト怖っ
>>332 親戚説は馬鹿しか引っかからないただのネタだね
>>333 はあ?そういう説もあるってぐらいのことで、いちいちうるせぇな
トンデモ説なんて言ったもん勝ちだから
整合しないものまでいちいち例えに挙げたらきりがないというのはある。
断定していなければかまわないと思う
冷泉院第二皇女、皇子は「竹河」巻で生まれたが、第一皇女はいつ生まれたのかは不明で、多分「匂宮」初出
すごい高齢出産?
>>332 ただ秋好とこきでんを両方大事にしてきた冷泉院は、退位後に玉鬘の大君に少し狂っちゃってるからなあ。
しかも、男含む2人産ませて。
自分も、冷泉院の子を帝にしない&明石の血が皇統で発展する設定のあおりを受けて、
冷泉帝は在位時に男皇子に恵まれなかったと思っているので、
秋好はそれに巻き込まれたと思っている。六条うんぬんよりも。
六条だけ因果応報で血がつなげない、と言うほど、他の人物がそれほど善人だらけとも思えないし。
源氏作中では、多産も多いけど、
>>329も言うとおり、子無しさんも多いしね。
前坊の生命力の弱さもあるのかな。
冷泉は本編と宇治編では人間性というか、性格がなんかズレたね
あれほど不義の子と知って、苦悩して出家したい願望が…
出家どころか女に執着しまくり、しかも男皇子産まれてから、
もっと早く生まれれば帝位を継がせられたのにとか、自分的には本編と変わったキャラNo.1
やっぱり宇治篇は作者別人なんじゃないの
という説もあるな
宇治は平安時代といより鎌倉時代の思想ぷんぷんなんで
冷泉×大君ってのは、源氏×玉鬘の時代を超えた再現なんだよ
匂宮紅梅竹河はちょっと毛色が違うからなー
式部は冷泉(罪の子)に子を与えなかったと思いたいけど
そのほうが源氏と藤壺の物語に重みが出るし
まさか鎌倉は無いでしょ
菅原孝標女が読んでたくらいだから
退位時の冷泉は29歳、秋好38歳、こき殿女御30歳くらい
秋好が妊娠するのは無理、こき殿も当時の初産としては超高齢出産だったね
>>343 それだけ代償が重くついた悲恋って感じになるよね
在位中に皇子が出来ない=皇統からは外れるで十分な代償とも言えるけど
でもって弘徽殿さんと桐壺更衣の血が混じって皇統が続くってのは面白いな
40歳過ぎて出産は当時でも珍しくは無いけど、何となく秋好とはあんまり閨を共にしてないイメージなんだ(個人的な感想ね)
秋好が結構年長で、彼女の方から閨を断ってたイメージがあったから
40代初産は現代でも厳しいでしょ
経産婦ならまだいいけど
お産に関しては、経産婦の方が産道があるから楽だろうけど、
妊娠の可否に関しては経産婦も未経産婦も変わらないんだよ
どちらにしても高齢出産に伴うリスクは高いけどね
>>343 特に竹河は変な所が多く、作者が違うのかもしれないんだよね
確かにあの3帖は独立して読めるよね
秋好って明石とタメで紫上より一歳下じゃなかった?
いくらなんでも宇治編で出産は無理
源氏は、関係した女性の割には子供の少なさは異常だよね
常に一緒にいる紫は不妊体質としても、花散里や明石とは
ある程度は関係が続いたのだから明石に一人とか少な過ぎる
源氏にも少しは原因あったんだろうか
あの時代なら夕霧の方が普通だよね
普通に源氏に原因があったんでは
でも凡庸なのがゴロゴロ生まれるより、少数精鋭で末広がっていく方が
色んな意味で良いと思ったな
冷泉も夕霧もちい姫もガチ粒揃い
花散里とはすでにレスだったと思うよ
明石は紫の次にやってる相手だけど、まあタイミングとかもあるから一人っ子でもしょうがないよ
むしろ一発のみで仕留めた藤壺や、ほとんど交流もたなかった葵が授かったのが不思議
藤壺の場合は源氏の原罪のため、葵は仮面夫婦だけじゃ可哀相だからせめて子供もたせてやろうって作者の思いやりだと思うけど
>>356 今そういう意味合いの話じゃないでしょw
左大臣邸にだって寄り付かないとか言っても、週に数日は通ってたでしょ
普通は正妻だし、最初の妻だから毎日通うのが筋だけど
それと夕霧は嫡男だから、誰にも後ろ指さされない身分の母から生まれればなきゃいけないのよ
そうすると葵しかいないでしょ
源氏が子種少なくても、夕霧とちい姫は子だくさんだからな
一気に挽回したよw
夕霧:12人(六男六女)
ちい姫:5人(四男一女)
冷泉:3人(一男二女)
紫に子供ができない設定にしたのはなんでなんだろうね
あれはかなりむごい話だと思うけど
あの世界(というかあの時代)は、子供ができることが前世からの深い縁だという考えが根底にあるからね。
あえて紫に子を持たせなかったことで紫の苦しさむなしさ寂しさを引き立ててる。
>>355 あさきの描き方だと葵も一発目で仕留めたイメージだったよ
勿論あれが初めてではないんだろうけど、そういう風にも読める描写かなあと
>>359 源氏は予め夢占で子は三人と聞いていたから
ある意味保証はされてるわけだし、そんなに躍起になる必要もなかったんじゃ
>>363 子供が出来る=前世からの深い縁なら
子供が出来た現世を前世とする来世でも葵・藤壺・明石は源氏と深い縁で結ばれるんだ
現世最愛とはいえ紫上の設定はむごくないか・・・一足先に解放されるとも言えるけどさ
紫の女としての価値アゲかな
子供が無くても寵愛され、継娘からも実母以上に慕われるというのは
花散里の子供が見たかったな。いいお母さんになりそう。姉女御にも子供はできなかったのかな。
ちい姫は実母より紫の方が好きと何度も印象付けようとするくだりを読むたび
なんか辛くなったよ・・・
もちろん紫が悪いわけじゃないけど
明石御方は出生以外は完璧な女性
>>358 そんなに通ってないって。左大臣夫妻が嘆くくらい疎遠だよ。
左大臣に気兼ねして、たまに顔出しても葵とは挨拶だけで、葵の女房とHするのがほとんどだった。
だから結婚後10年近くたって初めての妊娠って源氏にしても左大臣一家にしても想定外の吉事だったと思う
通いが間遠と言っても、それなりには通ってたでしょ。
まあ葵も対面しなかったり、挨拶して引っ込んだりしてたが。
父帝も煩いし、左大臣が色々世話を焼いてくれるから申し訳無く、
気乗りはしないが通ってるとあるから。
10年は長いけど、当時の男性も結婚から数年経っての妊娠は普通みたいだよ。
男性の第一子誕生は17歳前後くらいだから、夕顔と付き合ってた辺りで成熟したかな?
そう考えるとあの異常な執着も解る気がする。
桐壺帝も大変だな。源氏に、左大臣が可哀相だからもう少し葵にも通ってやれと言ったり、
六条も大切にしろと説教したり。
>>369 ああいうのは難しい関係だけど、明石の君は長生きしてて宇治篇でも健在だし
紫亡きあとに築いていった二人の繋がりというものもあると思う
六条自身のポジションがこれまた微妙だからなぁ
前坊の妃で女王を一人産んでいるから
愛人にするには身分が重すぎ、正妻にするには左大臣家へのはばかりがある
藤壺と言い六条と言い、十代の源氏は面倒な相手との恋愛はやめれ、と
秋好って女王?内親王?
左大臣かっこいいな
顔も中身も良い
自分の子供を手放して辛いのに、何度も実の親より紫の方がちい姫は大事
だということをみせつけられてもずいぶんつらいだろうな
二人とも遠慮しあっているようにみえるし、失われた時を考えると
割り切れないものもある
逆にそのへんは紫と明石で譲り合ってる空気をちいが読んでる感じもする
肉親をあえて下げて他人を立てる事は可能だから
>>376 前坊は即位してない、内親王宣下を受けてなければ宮家の姫で女王
紫上も宮家の姫だから女王
そういえば落葉宮は内親王宣下受けているか不明だったっけ
全方位的に内親王扱いじゃないの>落葉宮
落葉君じゃなくて落葉宮だし
生みの親より育ての親
明石は賢いから理解して割り切っている
身分的には明石はちい姫女房として付き添っているんだし
落葉宮と同じ更衣腹の源氏と女三宮母は賜姓源氏だから
落葉宮も内親王宣下受けられない可能性が高いと思う
内親王だとしても無品か四品あたりがせいぜいじゃないかと
無品親王より賜姓源氏の方がマシだったらしいけど
>>381 落葉宮は後世の読者が勝手につけた呼び名ですがな・・・
当時の感覚からいくと娘は娘でも身分が違い過ぎるし
何より娘が幸せであり、社会的にも成功するのを傍らで見守る事が出来るって
母親なら幸福だよね
娘が不幸なら駄目だけど
>>383 二の宮呼びで内親王を賜って〜とか色々言ってるから
作品世界じゃ充分宮様扱いなんじゃないの。無論女三宮とは母の身分差が言及されてるけどさ
臣籍降下しない限り天皇家の血縁は全員宮様だから
宮と呼ばれている=落葉が内親王とは限らないね
というか大和守後見じゃ内親王になれても無品確定だろうし
夕霧との結婚後に女三宮みたく品位上げて貰えたかもしれないけど
身分が低い人は分相応で我慢しろってことか
>>386 今ってそのへんの区別をわざと曖昧にする奴いるよね
天皇家と宮家の違いを理解出来ないのとか
>>386 夕霧との結婚は、朱雀院や帝とは全く無関係の自由恋愛扱いだから
品位を上げてもらえることはない
女三宮は朱雀院と帝の全面バックアップがあったから、
品位を上げてもらえた
明石はきちんと教育受けてるし聡明だから
身分差の理解など手習い程度に簡単の筈。
本当に賤しくて頭の悪い人間にはこの割り切りは出来ない。
娘の幸せを側近くで見守るって母親には幸せな事だと思うけどね。
娘が紫を想うのも、それほど大切に育てられたと分かるから
実の親には嬉しい事だよ。
現代でも「天皇家」の女孫は内親王、「天皇」の女孫は女王で統一すればいいのにね
>>385 落葉宮は女三宮の次に朱雀にかわいがられているんだよね
しかし朱雀の子供への愛は、
今上と女三宮>>>>>>(超えられない壁)>>>>その他の子供
だよね
今上はともかく女三宮への盲愛は完全に裏目に出ちゃったな
藤典侍が娘を女二宮に預けるときも
明石母子のような涙々のドラマがあったのか
藤典侍は他の子供も花散里に預けてるし
落葉に育ててもらうのは普通に名誉でありがたいんでは
六君は大人になってから落葉に預けられたんでは
明石もちい姫を手放すときずいぶん悩んでいたけどね
誰が悪いわけでもなくそうすることが良くて、紫も愛情深く育ててくれた。
明石も聡明だから、辛い事もあっただろうけど途中から自分の娘の近くにいられて
自分の役割をきちんと果たして良くがんばったなと思う。
でももし割り切れなかったとしてもそれはそれで賤しくて頭が悪いとは思わないな
源氏読めばみんなそれぞれいろんなことに割り切れず、悩みながら生きて
いることだってたくさんあるんだから
藤典侍は子供何人もいるし仕事も持ってるから気が紛れる
明石はだた一人の子で源氏を待ってるだけの身だから
子供を取られる時の心情が違うんじゃないかな
何にせよ紫と明石の関係は萌える
藤典侍は基本的に仕事があるから宮中勤めで子供は実家で養育
自分の身分が低いのも分かっているから
むしろ花散里や落葉宮に預ける方が子の為に良いと思っていそう
少なくとも男の子は雲居雁の息子よりも下位になるし、娘の嫁入り先もランクダウンだし
玉蔓は出仕する前にひげ黒の妻になっちゃったけど
帝が人妻の尚侍を今宵寝所に〜とか仰せられたら
男は泣く泣く妻を差し出さなきゃいけないの?
帝はわざわざそんなスキャンダルになることしないだろ
源氏が空蝉食ったみたいに、大貴族が臣下の妻をやっちゃうのは
普通にあった
当時の帝は、娘を女御として入内させてる大貴族の監視があったから
あんまり変なことは出来なかったよ
源氏物語でも、帝が姫君を入内させるようにと希望しても、
無理強いは出来ず、けっこう断られてる
一条天皇が定子没後に妹御匣殿を懐妊させちゃったのはマズかったのね
案の定…だったけど
言い方悪いけど、女官の場合は正に「ものの数でもなき」人なんで、孕ませても問題無いんだわ
一条の彼女に対する扱いも酷かったしね。
帝と女官との胤は、臣下に引き取らせたらしい。あと堕胎ね。
へぇ
じゃあ玉蔓があのまま出仕してても、冷泉は綺麗な人だな〜と思いつつも
手は出せなくて悶々とするだけなのか
あと、玉蔓はあれから御所にあがることはないって言ってたけど
それでも官位はそのままなんだね
>>409 あれで髭黒は今上の伯父、国母の妹を持つ大貴族だぞw
夕霧の妻の藤典侍が手を出されないのと同じ理由
藤典侍の子供達は皆夕霧の子供扱いだけど、正直他の男の子供でもおかしくはないんだよね?あの時代は。それは他の貴族の場合も同じか・・・。
藤典侍は家族ぐるみでがっちりガードしてるし、藤典侍が賢くて
しっかりしてるから全部夕霧の子供じゃないの?
>>409 尚侍は常置では無いから(いても、いなくても良い)誰か希望者がいない限り任官してていいんでない
尚侍って二人までOKなんだっけ?この時代は一人だっけ、忘れちゃったけど、薬子以来曰く付きの役職だよね
玉鬘が就任しても、朧月夜は退位してないのじゃないの?
2人とも賢そうではあるけど
朱雀院の尚侍=朧月夜(妾)
冷泉帝の尚侍=玉鬘(出仕しなかったけしからん女)
今上の尚侍=玉鬘中君
源氏は左大臣への親孝行として摂政太政大臣に推挙した
>>364 あれを二人がはじめてセックスしたと読む読者がいたら
多分処女かその類なんだろうな。
子供が自分より紫に懐いているという状況は複雑な思いもあるだろうけど
仮に再会した子供が「紫キライ、なんで預けた」的オーラを醸し出していたら
明石の後悔はシャレにならなかったと思うんだよね
>>416 あれの前にも普通に後朝の描写はあるしね
ただ少女漫画だから初読年齢はまちまちだと思う
>>408 百合じゃなくてもその二人に萌えるのは分かる。
敵ながら天晴れって非常に日本人的で、武士道に通じるものを感じるしw
とにかく相手を潰して負かしてヒャッハーみたいなのは半島の正義。
いいね。女を一発でし留めるw
10歳くらいの時に、17〜21歳くらいの女を一発で完落ちさせたかったな
頭中将の源氏に対しての口調が若いころとか須磨に行ったときはタメ口なのに
大臣〜準太上天皇になってからはずっと敬語で、細かいなあと思った
>>406 そんなことはないって。
定子が生きてたら姉妹同時にってのはやばいけど、すでに定子が死んでいたし、女官といっても御匣殿は身分も後見もちゃんとあったから、子供うまれてたら正式に女御入内とかしてたでしょ。
同母兄の伊周たちは皇子誕生ねがって喜んでいたっていうしね。死産で死亡なのは病死みたいなものだからしょうがない。
身分はともかく後見はないでしょ、後見は
後見人が没落してたし、罪人だからなぁ
喜ぶどこれか、道長に睨まれてどうしよう状態だったんだよね
女御として入内出来る状態じゃなかった気がするんだが・・・
道長はともかく他の公卿からも中関白家は嫌われていたしねぇ
明石の入道って、偏屈で三位の中将の地位を捨てて受領・出家したけど
あのまま都にいたら明石の上が年頃になる時には大納言や内大臣ぐらいまで
昇進していたのだろうか。
入道の父は桐壺更衣の父・按察大納言の兄で大臣つとめてたぐらいだし。
后がねは難しくても、明石の上の容姿や教養があれば
皇族に嫁いだり上流貴族の正妻にはなれただろうに
入道はそれじゃ不満だったのかね。
>>426 明石父の大臣兄、桐壺父の大納言の弟の時代に、政争で失脚していた説がある
桐壺更衣が宮中で苛め倒されたのをみても、
明石入道はそれ以上出世出来なかった可能性がある
確かに、桐壺更衣の扱われ方を見ると、
一族自体が衰退してた説は納得できるね
家格からいけば、更衣の実家より入道の方が一段上なんだろうが、
都で人付き合いが出来ないってのは致命的でしょ
有力貴族に、おべっか使って取り入るのが苦手なんでしょう、
まあ出世はしないだろうが明石の評判良ければ良い結婚も出来たかもね
明石入道は政争に負けた以上、都にいても出世コースには乗れなかっただろうね
10年20年経っても非参議(宰相になれず)で政に参加できずにストップ
三位中将ってのは公卿(30人程度)で上流貴族だけど、
近衛中将・右衛門督・大宰帥とかでぐるぐる干されたまま終了の予感
追贈か、亡くなる前にお情けで宰相や中納言とか
太政大臣まで登りつめた髭黒の息子達だって、出世出来ない
くらいだから厳しいね
髭黒のとこは、政争に破れたわけじゃなく、今上の母方の従兄弟
なのに
でも仮に都で、明石御方と源氏が結婚して同じ事の顛末だとすれば、
明石入道も左大臣と同じように親孝行してもらって、末は大臣・大納言かも
息子いないから政敵にはならないんで繋の大臣にしても邪魔にはならない
明石御方ってちい姫生母だから准后かな?
>>432 元々、左大臣は太政大臣になって当然のポジション
源氏にとっては正妻の父親
いちいち妻の一人の父親を大臣大納言クラスに出世させてたら、他の貴族の大反発
食らうだろ
髭黒はわりと早く死んじゃったからなあ。
もっと長生きしてたら太政大臣の子供として
息子ももうちょい出世、娘たちもすんなり入内して
権勢を誇るとか出来たかも知れん。
髭黒の取り柄は外見じゃなく、その閨閥や権力にあったというのに
それがさっさと死んでしまって凋落しつつあるとは
妻子持ちだったむさいおっさんに無理やりレイプされてまで
嫁いできた玉鬘も苦労が多い。
中宮定子のとこも、父親の関白が死んだら一気に没落したからね
息子達もかなり出世してたが、父親が死んじゃうと厳しい
もし明石入道が出世はともかくそのまま都にいて
明石の御方が源氏と結ばれてちい姫産んでても
紫の上よりは妻として格下の扱い?
それとも宮家の妾腹の娘で正式なお披露目してない
紫の上よりましなんだろうか。
少なくともちい姫を紫の上に手渡す事はなく
手元で養育できたのかな。
明石が直接育てたら、紫が育てたのはまた少し違う
貴婦人が形成されそうだが。
入道の身分によっては格下ではあるだろうけど
それでも受領クラスよりは遙かに上だから
源氏としても引き取らせる理由が弱い気がする
葵が生きていたら100%葵に引き取って貰っただろうけど
明石は優れた女君だけど、
他に競争相手も不在で源氏を独占、そのまま懐妊のコースは明石在住ゆえだったと思うな
源氏が都にずっといたら、源氏物語の根本が違っちゃうよねw
すべては住吉の神のお導き
葵が養育するかな?
名義だけ葵の子供にして育てるのは明石とか
名義だけって可能なのかね?葵は優等生だから養育出来るとは思うけど
まあそれこそ生きていたらの話なのでどうしようもないが…
>>442 育ての母が慈しんで育てる=今後の援助も惜しまないよってことだから
名義だけってのは無理があるかも
葵自身も引き取ったのに残念な子に育ったら自身の評判にも関わるから
ちゃんと養育するでしょ
女房や大宮様もついてるし
葵は女童の扱いを見てても、結構子供を可愛がりそうなタイプだと思う。
夕霧産んだ後も生きてたらそれなりにいい母親だったのではないかと。
葵が女の子産んでたら最強の后がねだったかもね。
葵にしろ六条にしろ紫にしろ
やっぱり本当の貴婦人は傍らの女房達から愛されるね
葵は気分が悪くても、侍女達の物見に付き合う優しさや気づかいがある。
さりげなくだが、葵が優しい性格だと作者も書いてるんだよね。
近江ちゃん好きだけどなぜ登場させたかわからん。重要人物にならないのに。
玉蔓との比較の為…かなあ
源氏物語は中流押しだからな
>>438 たらればの一意見にそういう批判はどうかと思うが
仮に明石入道が都にいて、源氏が明石に興味を持って拒否られて、いつものくせで
かえって燃えて結ばれて、一人娘の姫が出来て、その祖父である明石入道が大臣ク
ラスまでは無理としてもそこそこ出世させてもらうという事はありそうなことだと
思うけどね
まあそれだと源氏物語にならなくなっちゃうけど
明石物語だねw
>>445 ちい姫は最強の后がねじゃね?他の大貴族も姫の入内をためらうほど
ちい姫は父方はともかく、実母が金はあるけど都落ちした貴族の娘で
養母が宮家の脇腹の娘で正式な北の方でも何でもないからなあ・・・。
競馬みたいだけど、血統や権勢だけでいえば
左大臣×大宮という葵が源氏物語中最強の后がねだったと思う。
だからこそ幾ら顔や趣味が良くても源氏ごときにはもったいないぐらい。
もし正妻である葵が源氏との間に娘を産んでたら
ちい姫なんてかすんでたはず。
葵の同母兄である頭中将も最高の血筋だけど、
彼に女三宮を・・・・という話はなかったのかなあ。
凋落気味だったとはいえ、右大臣家の四の姫が
正妻としていたし気性が強いから
朱雀院はすすめなかったのかな。
>>451-452 受領として良い任地を斡旋するくらいは許されるけど、
宮中の役職で出世させるのは世間の大反発食らうよ
中宮定子のとこなんて、父親の藤原道隆が、正妻の高階貴子(受領の娘)
の一族の出世までごり押ししてたせいで、他の貴族達に憎まれていた
定子が産んだ敦康親王は見た目もデキもよくて惜しまれてたけどね
後ろ盾が無いと不運だね
源氏も左大臣一族の地位を上げてあげたり、惟光の出世が目覚しかったり
藤典侍を典侍にしてあげたりしていたし、過度に出世させなければ別に
優遇したって大丈夫だと思うけど。
道隆のところは高階一族を優遇しすぎたり、反対した貴族たちへの圧力が
極端だったから憎まれていた。
>>458 惟光は出世といっても大した役ではない
典侍もそうそう高い身分ではない
義理の父だからという理由で大臣クラスは高品一族の優遇しすぎと同じで反感かうよ
>>458 惟光は参議止まり
元々三位中将だった明石入道を更に出世させるのは無理
三位以上だと、本当の名門貴族がごろごろしてるし
典侍は女官の地位だし、大貴族の推薦が許される
左大臣を太政大臣にして、一番喜んでるのは頭中将だよ
源氏と頭中将の2トップが大賛成してるんだから、
左大臣→太政大臣には無理がない
>>455 ちい姫は左大臣家の藤壺女御をも圧倒していたよ。
生母の身分は低いが、紫上が養母であることにより世間から尊重されていたし。
時の左大臣家も全く歯が立たないくらい源氏、ちい姫の権勢は絶大だった。
>>459 最初の惟光の地位から参議はかなりの出世だと思うけど
明石入道は元々名門貴族だから惟光とは条件が違う
それから自分は大臣クラスはむりにしてもそこそこと書いているんだが
源氏も、舅への恩返しだけで左大臣を太政大臣にした訳じゃないよ
左大臣は世間の人望もあり、その方が世の中が安定するから
>>455 右大臣家の正妻は、柏木、紅梅、弘徽殿女御の母親
朝顔相手にふらふらしてた源氏と違って、頭中将は
すっかり結婚生活が落ち着いていた
源氏は息子の夕霧の出世も放置していた男だぞ
夕霧にはものすごくスパルタだった
惟光は本人要領良くて、仕事頑張ってたから、源氏の後見で
出世しても不思議はない
ただたんに妻の一人の父親だからって、中央の政界で出世させるほど
甘い男じゃないよ
惟光は源氏のコネだけじゃなく、夕霧、藤典侍のコネもある
藤典侍は仕事が出来て帝にも信用されてるし、惟光の
役に立ってるよ
>>463 左大臣を太政大臣にしたのはその通りだと思う
それと同時に頭中たちの地位も上げている。
自分に近い人の地位を上げておいたほうが自分も
政治をしやすいという面もあっただろう。
自分の入内させる姫の祖父の地位を少し上げて格上げ
してもおかしくないと思うが
夕霧は後の出世は約束されているゆえの、親心のスパルタ
>>462 参議昇進はかなりのものだね。
源氏の世になり、源氏失脚時でも見捨てなかった者たちは出世し、右大臣派は八宮家含めて没落。
源氏が陰で政治力を振るっている可能性はあるね。
王女御はぱっとしないが、源氏に嫌われても没落しない兵部卿宮は実はかなりタフかも。
自分に甘く、それ以外の人にはに要求が厳しい
それが源氏。
>>466 だから三位中将ってかなり高官なんだって
あの柏木だって、衛門督(従四位下)で足踏みしてたし
つーか、ちい姫が三位中将の孫だったら、わざわざ明石入道出世
させる必要ないし
祖父が三位中将、父親が源氏で十分
入道が三位中将の時ってもう明石の御方は生まれてたんだっけ?
あのまま都にいれば娘が年頃になる時には
1段階ぐらいなら出世してたのかな。
入内はできなくても、十分いいとこに嫁げる家柄の娘だわな。
源氏が明石入道出世させるよ説の人、紫上の存在忘れてるぞw
ちい姫を明石のとこにおいといたまま、源氏が明石入道出世させたら
「もしかして殿はあの明石君を正妻になさるおつもりか?
何故私には殿との子供が出来ないんだろう」云々と、
紫上が精神的に病むぞ
明石入道が三位中将のままだろうがそれ以上出世しようが、
都にいたら明石はちい姫を紫の上に預ける必要もなく
実母として育てられるし、ちい姫が入内したら
もてはやされて重きを置かれる。
紫の上の気苦労はたえんわな。
もし朝顔斎院が正妻となって子供が出来てたら、斎院の人柄の良さもあって
完全に太刀打ちできずに逆にあっさり認められるかもしれんが。
物語構造が結構緻密だと思うんで、意外にタラレバがきかないんだな
夕霧
12歳 六位
13歳 従五位下侍従
18歳 従三位、中将→権中納言
19歳 正三位、右大将
20歳 大納言
29歳 左大将(大臣は空員がない。落葉宮と結婚。すでに子供12人)
31歳 内大臣(おそらく。源氏52歳が出家。繰り上げ)
40歳 右大臣(宇治。長年大臣を務めてる。髭黒死後に天下人で内覧。関白は断ってるはず)
49歳 左大臣(元の左大臣が亡くなって空員繰り上げ。故左大臣の姫は前年に夕霧五男の正妻に)
?歳 太政大臣
源氏
12歳 従三位
17歳 三位中将
19歳 正三位、宰相中将
22歳 右大将(須磨に退去。ここで停滞)
28歳 中納言→権大納言(帰京。中納言で復帰すぐに権大納言)
29歳 内大臣
33歳 太政大臣
39歳 准太上天皇
薫
14歳 四位、侍従→中将(冷泉院のおかげ)
?歳 三位中将
19歳 宰相中将→中納言
26歳 正三位、権大納言、右大将(夕霧が左大将兼任を辞めて空員繰り上げ)
夕霧は空員なかったんで大臣になるのが遅れた、大臣になってからは物語最後まで天下人
源氏は須磨退去で大臣になるのが遅れたが冷泉帝即位から加速、元皇族で准太上天皇にまで
薫は出だしは早かったけどその後はふつう、といっても3人ともスピード昇進だけど!
>>475 なるほど、緻密だ
式部はそういうことを考えるのが好きそうな作家だ
さらに藤壺−紫を源氏最愛のヒロインとして描きたい式部の意思もある
娘が女御として入内するためには、30代半ばぐらいまでには
内大臣以上になってなきゃいかんから大変だな。
>>479 頭の中将のように自分の父の養女にする方法もある
>>468 これだな
自分は完璧だと思ってるから子であれ他人であれ要求がきつい
夕霧の場合はたまたまうまくいったけど、父親が有力者なのに六位スタートでは卑屈になって腐る人も多いんじゃないか
ほぼ育ての親状態の大宮や後見の左大臣が優れた人物で
且つ本人も生真面目だから良かったよね
葵が女の子を産まなかっただけで、紫や明石一族の価値が上がるんだから、
確かに良く練られた物語だよな
それに比べると宇治編は、やや行き当たりばったりの構成で、作者が違う説もわかるな
>481
源氏の息子が柏木だったら腐ってたのだろうか
あと紫寝取られそうだな
柏木は、紫はタイプでは無さげ
若い、愛らしい女性が好きそう
柏木はお坊ちゃまだけど本人かなり努力家だし、
実力も追い付いてる出世頭だから一瞬腐ってもエリート人生は歩めそう
そしてまさかのマジ恋で軌道を外れそう
源氏が夕霧と同じスタートだったら腐ってたと思う
源氏は駄目だね
母親の身分低いし長男でもないくせに勝手に帝位に執着して傲慢
源氏が夕霧と同じスタートだったら、グジグジと父帝恨みそう
現に花散里と出会ったときに腐ってたしねw
あのとき彼女に出会わなかったら軌道修正できたかどうか
最初から最後まで我儘三昧というのが凄いけど
本人それすらも自分なら可としてるところが凄過ぎるw>源氏
そういう傲慢さが源氏の魅力の一つだからw
夕霧みたいな堅物真面目だったら物語が始まらないよw
我が儘が許される愛嬌たっぷりイケメンって得だな
厳密には我儘が愛嬌となり許されていたのは若い頃まで
晩年は色ボケ老害だからねぇ
須磨で死んでたら夕霧までえらいことになってた
行き当たりばったりすぐる
須磨とは限らない
夕霧六位の時死んだら左大臣もいないし
大丈夫だよ
冷泉帝の養子になってあっという間に大出世
薫も可愛がるし
いい兄貴だよね冷泉って
名乗れないところが切ないけど
冷泉こそあの地位でアホだったら目も当てられないレベル
賢い人格者でよかった
同じ我儘イケメンの匂からはちっとも愛嬌を感じない
>>501 不思議だけどその通り。源氏や薫に対するコンプまみれのせいかな
でもいちいち根性曲がりというか意地が悪いんだよなあ
503 :
愛蔵版名無しさん:2012/08/28(火) 18:02:00.78 ID:JD/jWrbR
中身が無いからね。
源氏だってたいして中身がある訳じゃないが不思議な魅力はあるね
匂はなんてーか、根性悪さが滲み出てるんだよ
源氏は自分から女性を見棄てないじゃない
匂は姉宮の侍女に放り込んじゃうし
その辺りの差かな?
自分は藤壺出家の際に見捨てられたと感じたから
女君を誰一人見捨てないのかな
末摘花を屋敷に保護したところは感心した
自分を慕ってくれる女性を面倒みるのは、自分の感情はさておき、相手の気持ちを大事にしてる訳で。当時の結婚形体なら何人面倒みても良いんだしね。
匂宮なんか、やりたいだけやって飽きたらやり捨て。今でも当時でも最低な部類じゃないか?
あれほど執着した(ように見えた)浮舟すら姉上の女房にしたら楽しいだろう、とか考えてたし。
しかもまだ浮舟に飽きてない時だよね、最もマトモな人間なら妻の妹に手は出さないか。
匂宮、薫の想い人と知りつつ横からちょっかい出して恋仲潰すってのがなあ…
匂って今でいう発達障害なんじゃないかと思う
人格障害なのか発達障害なのかどっちかわからんけどw、
明石中宮のおまいをいずれ春宮に発言は、やっぱり親王として落ちつけと
自覚を促す方便だったんだろうなと思う
実際に流行病で兄がぽっくり→末弟に栄華転がり込みとか普通にあったからねぇ
后腹の親王の一人としてちゃんとしなさいとは思うかも
親だって何時までも子供の面倒見てあげられるわけじゃないんだしさ
長男次男が人格者なのに三男があれじゃな
夕霧が実権握っててくれてよかった
近くの部屋に妻がいるのに、真昼間から妻の女房を犯そうとするって
頭おかしいレベルだな
うーん、やっぱ色めく話題のない友人が漸くその気になったらしい相手を強奪ってのは
人としても風雅の面でもどうかと思う。俺が先に対面してたからじゃねーだろってw
やり方が源氏と違ってスマートじゃないんだよなぁ
源氏も喪ら先の女房食ったりしているけど下品さはない
というか「まぁ源氏だし・・・」でなんか苦笑しつつも納得してしまう
源氏が六条御息所のとこから朝帰りする時、御息所の女房にちょっかい
かけてたけど、源氏も女房の対応もスマートだったなー
源氏はガッツいて無いからスマートに見えるんじゃ
食う前に必ず女人と何らかの会話を交わしてコミニュケーション取ってる
匂宮は食うのが先
そういう鬼畜めいたとこだけは源氏に似てんのな
ハイレベルな女房を完全にスルーってのも逆に粋じゃないというかね
源氏も大概なんだがまだ貴族のたしなみの範疇と思える
妻の側近くで性欲処理丸出しの戯れってやっぱり下品だ>匂
六条院も大概どうなの
同じ敷地内に妻複数囲って
しかも元々その土地は自分を恨んで死んだ愛人のものとかあり得んw
二条東でさえもどうかしてるのに
頭中なら絶対しないよそれ
本当にねw
ただ全員まんべんなく面倒見ようと思ったら
ある程度自分の敷地内じゃないと管理が行き届かないかもしれない
邸宅からして広大だから同じ街に住まうご近所さんくらいの距離感だろうし
でも頭中将はしないだろうね
しかし春の町に紫と女三宮、プラスちい姫の里邸ってのはきつい
紫も病むよね
一つの区画がどれくらいの広さなんだろう?
六条院でなければ御息所もあんなに祟らなかったんだろうか
匂宮は女一宮と仲良さそうだね
顔も似ているのかな
>>524 御息所ヒドスなのって実質的には夕顔と葵殺しの件で
他はもうただの死霊状態だからなあ…
六条院の敷地の広さは確か東京ドームよりちょっと広いくらい
それを4で割ったら1つ分の区画の広さになるんじゃないかな
>>510 世人や夕霧が、匂が次期東宮と考えるようになったのも、
中宮母ちゃんの説教が噂として広まりそのまま定着したとか
今上帝と明石中宮が主導して、夕霧の六君を匂宮の正妻に迎えたのも、
匂宮を次期東宮にするための布石
夕霧が後見人となれば匂宮の治世は盤石となる
まあ誰も彼もが夕霧の後見だらけだけど>宇治
結論:子だくさんは強い!(特に姫が多いと)
東宮→ニ宮→匂宮の順で東宮候補ではあるけれど、
ニ宮すっとばしはない
この時代、兄二人亡くなるのも良くあることだから、匂宮に
東宮候補の自覚を促したのも当然のこと
>>531 それが正論だと思う
后腹なら万が一のスペアにならないとね。
匂の素行の悪さを明石中宮が今上に責められてたようだから、尚更だよ
>>528-529 違うね。夕霧ありきの明石中宮だからこその発言でしょ?
夕霧は手堅いから保険も完璧にしておきたい、明石は息子達全員に夕霧の後ろ盾が欲しい、
だから中宮はアホ息子に方便で自覚を促したんだよ
スペアだからしっかりしろ、じゃアホは理解しないけど
おまい春宮だおって言っておけばそのまま釣られるから
二宮の人望と出来の良さが言及されている事も忘れちゃいかんよね
ぶっちゃけ既に天下を手中にしたも同然の夕霧的には
別にどうしても匂をバックアップしなきゃならない理由がない
目をかけてるのは単に妹の子だからだと思うよ
順番的に仕方がないんだけど
六ちゃんは匂にはもったいないよね。
他に嫁がせるような有力者いないから仕方ないけど
まかり間違えば出家コースかな
ただ、実家がしっかりしていれば離婚して他の殿方に嫁ぐ事も可能なんだよね
まあその他候補がいないんですけども
538 :
愛蔵版名無しさん:2012/08/29(水) 17:07:09.18 ID:XfSG4aRA
もったいなさで言えば源氏に対しての葵が一番・・・・。
父帝の寵愛は深くても更衣腹の臣籍降下した親王に過ぎないのに、
本来なら正妻にもらえるはずもない最高級の姫である葵に対して
よくも冷たくしたり内心がっかりできたものだ。
もし左大臣や大宮が気分を害して方針変えて、
夫婦仲もいまいちだし、なかなか子供もできないし
離縁って事で・・・
とか言い出して後ろ盾亡くしたらアウトだったのに。
最終的に夕霧という子供も出来たからいいけど、
あのままだったら左大臣も
やっぱり朱雀帝に嫁がせておけばよかった
と後悔しそうなものだが。
>>538 葵が勿体無さ過ぎるってのは源氏スタートラインでの躓きの象徴だからねw
左大臣は本当に桐壺帝の腹心の部下って感じなんで
徹頭徹尾、帝の思い入れを大事にしてる
あと源氏が根っからの人たらしでメインキャラほぼ全員心を奪われている
息子とも仲良しなんでやっぱりカットアウトしないと思うよ…
>>534 匂宮が中君と結婚した時は六君の相手は薫でもいいと思っていたね
薫が六君を断った上、女二宮と結婚したから匂宮にしたわけで
・生きてようが死んでようが他の女君の悪口を言う
・よりにもよって六条の地にハーレム
・右大臣が下手に出て朧月夜をくれるといったのに拒否
・紫の上を最後まで下に見ていて正妻にしようとはしない
・藤壺の親戚と言う事で勝手に女三宮に期待しといて、勝手にがっかり
・自らの立場が危うくなる可能性も省みずわざわざ須磨にまで来てくれた
頭中将の新弘き殿に対抗して秋好中宮を養女にして入内させる
ちょっと思いついただけでも、源氏はえげつない事ばっかりやってるな。
神仏の加護が強くなければいつ呪われてもおかしくないレベル。
>>541 源氏は酷い奴なんだよね。だから運命のしっぺ返しで怒涛の不幸も背負い込む
どちらにしろ主人公の器
そんなレベルにすらなれないパチモンが匂宮
前半で源氏をageればageる程、
後半の下に見てきた女性たちに精神的に叩きのめされるギャップが映える。
つくづく式部は残酷だなぁ、と感じる。
匂宮は女の気持ちがわからないから
子供みたいに自分のやりたいことをやってるだけ
匂宮をダメ男と見抜けるかどうかが、女としての器を計る物差しになる
小宰相の君とかは流石だ
匂は、女もだけど男の気持ちも慮らないのはどうかと思う
源氏と頭中将、夕霧と柏木、匂と薫で
それぞれ同じ女性と関わるターンがあるけど、どれも象徴的で面白い
匂に友人ているんだろか?
薫は違う感じ
海老蔵を見ると匂宮を連想する
そりゃいくらなんでも失礼だろエビゾーに
>>545 源氏は夕顔の素性を知らずに関係を持ち、知ったあともだいぶ長いこと黙っていた
夕霧は柏木の遺言を守ろうとしているうちに落葉に恋した
匂宮は浮舟が薫の愛人だと知りながら手を出した(しかも妻の妹)
源氏もアレだが匂宮は外道なんてもんじゃないw
明石中宮は匂に自覚を促すとか無駄な事してないでとっとと引導渡しときゃいいのに
予めほどほどの将来だと分かってた方が、器的にも無理が無くて匂も幸福
匂と薫の関係は友人でもなんでもないよね、腐れ縁?
匂が一方的に薫を意識してる感じ
ライバルですらない
>>549 確かに源氏が黙ってたのはどうよこれって感じなんだけど
夕顔自身が居場所を伏せてるし、今は源氏と関係持ってるから
頭中には言えないかなあとも思う
でも頭中が恋人と幼い娘を思う気持ちを考えれば
恋愛関係を一旦水に流してでも本当は橋渡しすべきだよね
惟光が出来る部下じゃなかったら源氏も夕顔の素性を大分後まで知らなかったかも
匂には腹心の部下がいないもんな。
あれで良く忍び歩きが出来たもんだ。野盗に襲われてもおかしくないのに
>>550 最も匂宮を東宮にしたいのは彼を溺愛している明石中宮だろう
源氏と紫に愛された匂宮は、中宮や夕霧など源氏家における内輪の主君のような特別な存在らしい
その影響で世間も匂宮を東宮候補だと見るようになったのかもしれない
ないよねw
ないなw
つか理屈がわからんww
560 :
愛蔵版名無しさん:2012/08/30(木) 17:27:57.00 ID:w73FsdzF
やはり浮舟が匂宮ごときに傾いたのは愚かとしか言いようがない。
大君の身代わりを割り引いてもちゃんと生活の面倒を見て家を用意してくれたり
今後の身の振り方を考えてくれるだけ薫の方がマシでしょうに。匂宮はもっといい加減だし。
本来なら受領の妻か女房勤めが妥当なのだから。
一度目の逢瀬は仕方ないとして二度目はきちんと断るべきだった。
ある意味浮舟の代わりに匂に目をつけられる宮の君は可愛そうだ。
増してや姉の夫でもあるのだから。それくらいの心強さはもってほしかったな。
だってバカだもん。賢い浮舟とか浮舟じゃないw
まあ、最初からまともな分別ついてたら浮舟じゃないわな
でも最終的には薫の方が自分を大切にしてくれて、
匂と通じた事を恥じて出家したのだから、これも女の一代記だよ
だって自分に対して上から目線の薫より
対等に接してくれる匂宮の方がリラックス出来るじゃない
生活のことを考えたら薫なんだろうけど好きになるかは別
今でも通じる概念だね
片方の男は口べっぴんで、一緒にいると楽しいけど結婚とか将来は考えてくれない
片方は堅苦しくて口うるさいが、将来は結婚を考えてくれてる
普通の女は後者を選ぶんだよ(自分で生きていける生活力に自信がない人は特に)
浮舟は普通じゃないから・・・
愚かでも末摘花みたく心映えが綺麗かというと
異腹の弟妹を醜いと見下すくらい性根もよろしくない
意外と内面も重視する源氏なら一夜限りでぽいっ!決定だろうな
浮舟は美貌に恵まれているので良くも悪くも普通の女ってわけにもいかない
浮舟は自己肯定感の薄い育ち方をしてしまってるよね?
だから自分を強く動かしてくれる強引さを求めてしまったのはわからないでもないな
まだ若いし
精神的に自立出来てるとか誇り高く育っていたら選択も違っただろうけど
薫は浮舟が大君に似てるというだけで、性格も知性も全く似ていない。
それでも一生面倒見ていく覚悟をしてた、もはや情だよね。
浮舟にしてみれば、比べられたり色々面白く無い思いもあるが、
自分の将来に責任取ってくれる男の覚悟って、とても有り難いものなんだけどね
浮舟はバカなんだけど、匂のちょっかいがなければ
他に道もないのだし大人しく薫に囲われてたよね
源氏って浮気者のプレイボーイだけど、唯一の色事の長所が「関係もった女は最後まで面倒見る」ってところじゃなかったっけ?
だから須磨から戻ったら長年愛人だった花散里や、放置状態だった末摘花どころか、一度きりの関係の空蝉を正式に側室にむかえいれている
(正確にいえば空蝉は入道してるから側室じゃないけど、世間に自分の女だったと公表したようなものだし、扶養家族として受け入れたことには変わりないから)
明石も呼び寄せて六条院にちゃんといれたし。
でも、ここで疑問が。
完全に離別してしまった朧月夜(後にいけしゃあしゃあと復縁するけど)や、死別した六条や夕顔はしょうがないとして
源氏って明石たち以外にも愛人いたよね?
すでに人妻になってしまっている元愛人達はともかく、葵や紫の女房の中にずっと愛人してるひとたちいたよね?
愛人はちゃんと正式に身内に迎えて最後まで面倒見る主義じゃなかったの?
何で彼女達は他の女と違って正式に妻妾に加えられず、面倒見てもらえなかったわけ?
関係もった女は最後まで面倒見るって……それ嘘じゃんとすら思えてしまう
>>569 女房達は仕事持ってるし、現在進行形で関係がない女房などは
源氏以外の恋人もいるかもしれない
色んな面で働きに出るわけではない受領妻や姫君達とは違うのでは?
まだ女房として雇ってるんじゃないの?
生活の面倒は一応見てるよねw
藤典侍は世間公認の夕霧の相手だけど正式な結婚は考えられないように
源氏の女君に仕える女房達が源氏とそうなったからって
妻妾枠に入れろとは考えないんじゃないのかなあ
六条院に入りたく女もいるだろうしなぁ
女官や女房として仕事持っていたり、特に生活に困窮してなければ
あんな気苦労多そうなところには行きたくないわ
生活困っていても愛人手当くれるならそれだけでいいわって女もいそう
なんとなくだけど、もともと姫ポジションじゃない人は
身分高い公達と関係したくらいでは傅かれる立ち場にはならないんじゃ
でも夕顔だって生きていれば明石程度には扱うって言っていたし
夕顔は女房じゃなくて姫ポジションじゃね?
夕顔は一応、女主人だから。
支える側と、どんなに身分が低くても主人側では越えられない壁があるらしい。
紫式部もそれに悩んでたみたいだよ。
受領妻より、宮家の娘が女房勤めをしてる場合、出自は後者が上だが社会的には前者が格上みたいな感じらしい
下賤出が下半身だけで成り上がろうとするのを防ぐ社会構造だね
下賤出って言っても、八宮の正妻の姪が女房として仕えてる世界
だからね
厳しい世界だ
浮舟は異父兄弟を見下してたの?
あさきでは特に馬鹿にしたとこはなかったが・・・
>>572 藤典待は夕霧の側室として認知されてたんじゃないの?
道長の長兄の正妻も女官だし、典待だから結婚してないことじゃないと思う
>>579 道長の伯母さんなんか姪の東三条院の女房だよ
女房=女中じゃなくて、女房も上臈・中臈・下臈とわかれてて
上臈は今でいう所の秘書、後見人扱いで、中と下が侍女扱い
つまり上臈って側近みたいな存在だから一概に女房=下賤なわけじゃない
大臣家の同腹の姉妹でも姉が女御入内して、妹が女房として姉に付き添うってのもあったしね
もしくは落ちぶれた身内を形だけ女房ってことにして実際は里子扱いで引き取るってことも当時はあった
明石中宮がいとこの宮の君を引き取ったのだって、女房ってことだけぞ実は継母のせいで格差結婚させられそうないとこを守る為に引き取ったっていうのが実情だし
一口に女房と言っても色々だもんね
それでも女房勤めだと一段落ちるって意識なのかな
それでも浮舟の母親は八宮にやり捨てされたし、
扱いがヒドス
女房と言ってもピンキリだから
引き取ってくれた叔母の夫を寝取れば
そりゃ捨てられてもおかしくないけど
あさきだと八の宮夫妻はどっちも人が良さそうで
やり捨てしたり、追い出したりしなさそうなんだよなぁ
>>584 寝取ったんじゃなくて、正妻の死後、八宮に手を出されたんだよ
>>581 藤典待は夕霧の側室としては認知されてたと思うよ
正妻に収まる類の結婚はないよなあって意味で
近江の君がずっと居たら誰に嫁ぐんだろうね。
あんなにズレてなければそこそこのリーマン公達に縁づいたんでは
近江の君は、顔は悪くないからねぇ
近江ちゃんは資質あったら入内コースだったんだな
>>590 入内するには母親の身分が低いというか卑しすぎる
それでもちい姫のように子供の頃から精細が引き取っていればまだなんとかなるけど
あの年齢までああいった育ち方ではまず無理
明石も微妙なんだよね
研究者の間でも妻という人もいれば召人という人もいる
>>591 あーそうだよね
頭中将もとっかかりは玉蔓をイメージしての娘探しだったけど
年齢も器量も見つけてからじゃないとどうにもできないもんな
>>592 自分は召人かなーとおもうけどそれでも近江の母とは比べ物にならんね
>>591 無理ってか無謀だよね
ド忘れしてたけど、
源氏の生き別れ娘(玉蔓)をうらやんで見つけさせたのが近江ちゃんで
新こきでんが中宮になれなかったんで次の駒として目をつけたのが雲居だったっけ
ごっちゃになってた
明石は召人じゃないでしょ
召人扱いされないように、明石にいた時に源氏のところに娘を寄越すのはNGで、
明石の御方の住まいまで源氏を通わせてた
薫の用意した山荘に住んでた浮舟と違って、大堰の別邸も明石の実家の財産
親公認で正式な手順を踏んで結婚しているからね
葵・明石・女三宮だけなんだよね、源氏と正式な手順で結婚しているのって
召人って主人と肉体関係もってる女房のことだよ
要するにプライベートでは愛人だけど、側室でもない単なるお手付きで他の女房と同じ身分。
明石は六条院にて冬の御殿をちゃんと用意されてる
世間からは(女三宮が嫁ぐまでは)紫、花散里に続く第三夫人として見られてるよ。
あそこまできちんとした扱い受けてるのに召人なんていってるのってどこの研究者だよ
プロじゃなくてネット上で私見いってるだけの素人のことじゃないだろうね?
受領の娘でも摂関家の正妻になれるんだから、当然源氏の妻のひとりには
余裕でなれるよ
摂関家の子息がまだ若いうちには、財産目当てに受領階級の娘と結婚するのはよくあったこと
歳取って地位も財も築くと上淫好みになる、師輔なんか皇女三人妻にしたくらいだし
だけど受領の娘が優秀な子供を産んで、跡継ぎや中宮の母親に
なれば、正妻として重んじられる
源氏が明石に「表向きには女房扱いしかできない」と言って
ちい姫入内の際、歩いて付き従っている場面があさきにはあったような
正式の場では女房扱いなのかもしれない
>>602 それは明石の身分としてちい姫の母扱いではなく女房として一緒に内裏に入るって意味でしょ
正妻ではないけど源氏の妻の一人だよ
須磨(源氏26歳3月から27歳3月)
明石(源氏27歳3月から28歳8月) 春に入道と出会い、秋に明石と契り
澪標(源氏28歳10月-29歳冬) ちい姫が誕生
松風(源氏31歳秋) 明石が上京
歩いて付き添うってのは衝撃だったけど
びっくりしたのは素顔で歩いていた事
夫と肉親以外には顔みせないのが当時の社会なのに、扇で顔を隠したりもしないって。
あれは解り易いように描いただけでしょ
当時のたしなみとして、顔は隠すよ
あれって六条邸からなのかね?
だったら女房装束ではなく坪装束に市女笠だろうし、
宮中に入って控えの殿舎から内裏までの行進なら扇で顔隠すよね。
監修にも限界があるというだけのことですわ
市女笠描くと顔が隠れちゃうから演出なんだと思ってたよ
顔を隠すといえば
藤典侍のやった舞姫などは女性でも顔は隠れてはいないんだよね?
身分的なものだと思うけど、顔を隠す隠さないの線引きがわからぬ
私も都の公道を素顔で歩いているのかと思ってぎょっとした
単に漫画家のうっかりか
そうだよね。あれはありえないわ。
>>610 明確な線引きは判らないけど、女は顔を見せないのが基本みたいだから、
女房勤めしてても袖などで隠しながら対応するのは失礼に当たらなかったのでは?
両手が塞がってたら無理だけどね。
同性同士でも口元を隠すのが普通みたいで、
白い歯が見えるのはサイテーな美意識だったみたい、だからお歯黒なんだよね。
普段立つこともあまりしない生活なのに、よく歩いて行けたな
この日のためトレーニングでもしたのかw
傅かれてる女君でも日中の移動は結構多いと思う
初瀬にお詣りとかするしね
身分的に常に輿とかで移動というのはないでしょう、明石は
紫やちい姫となら同乗することはあっても
これって雑誌掲載時は紙質どうだったんだろ?
薄墨とか繊細なタッチが印刷によっては出にくいような気がする。
コミックス組だったから雑誌は一度も見た事無いけど
ちょっと粗い印象になってたかもね
618 :
愛蔵版名無しさん:2012/09/01(土) 16:44:24.26 ID:pmf5xBLk
>>602 それって表向きには明石はちい姫の母親でもなんでもないんだから、ちい姫の側にいるためにはその女房になるしかないってことじゃないの?
文庫版の1巻を8割読んだんだけど、
全く興味がもてない
この先も、こんな感じの色恋模様が永遠と続きますか?
今の時点、受け付けない人は、今後読んでも無理かな?
文庫版の1巻を8割というと、まだ人物紹介ターンかなと思います
長編ものは後半戦の因果応報スパイラルが醍醐味なので、
系図の妙(人物相関図の変容)等含めて興味あるなら最後まで読んでみても損はないかと
>>620 レスありがとうございます
もう少し頑張って読んでみる事にします
色恋がダメなら無理じゃない?
源氏サイテーだなと思う人なら最後まで読んだほうが面白いかもね
色恋でも藤壺や紫との結末なんかは面白いと思うけどなあ
女房に子供できたらどうなるの?
そこの主人の子と確定してる場合でもそうでなくても
女房・舎人予備軍になるんじゃないの
母親の身分で使用人にもなるし、母親共に認知されてきちんとした扱いにもなるかな。
道長は倫子に姪が仕えてたのを手を出して妻の一人に加えた。
実資は身分の低い家女房に娘を生ませて、認知して莫大な財産も譲ったのは実子が他に居なかったからだろうね。
結局、主人次第だね、八宮は最低だけど。
八の宮が最低というか当時だとそういうもんじゃないの
和泉式部だって宮様との間に生まれた息子は僧にさせられたし
娘の小式部内侍も道長息子との間に生まれた息子は僧になっている
受領の娘や宮勤めでさえこれなら自邸女房との子供を認知しないのはそう珍しくなさそう
召人クラスに子供が生まれても普通は放置だろうね。
それでも常陸殿は元々、八宮の北の方の姪だから、それほど悪い出自では無いと思う。
邸を追い出したのも妊娠したからだよね、妊娠しなきゃそのまま都合良く置いていたのかと思うと、匂宮と良い勝負かなと思った
あさきの八宮だと妊婦を追い出しそうには見えないけどね・・・
常陸殿は北の方の姪だし、八宮と情を通じたのは北の方死後なんだから
ただでさえ一夫多妻の当時じゃあ、何も恥になること全然ないのに酷い扱いだとおもった
実際、娘の中君や弁たち女房は普通に浮舟親子を受け入れてる
正妻とまではいかなくても、側室にして家においてやるくらいよかったのに
むしろ当時は母をなくした子供のためにも亡き妻の身内から後妻ってよくあることだったんでしょ?
浮舟母親も浮舟も貴人からは遊び相手程度にしかならない出自でしょ
浮舟の場合、大君似の美貌があるから、教養があれば薫からはもっと大切にされたかもしれないけど
そうだよね、男手一つで女子を育てるのは難しいから、お世話役のつもりにでも常陸殿を置いておけるはず。
常陸殿は夫の常陸介を八宮と比べて、風雅では無いけど実のある男として頼もしく思ってる。
八宮の仕打ちに懲りてるからこそ誠実さに免じて他は目をつむる。
なんかリアリティーあるよね。
あんなコブ付きの未婚の母なのに、ちゃっかり大金持ちの
受領の正妻の座ゲトした浮舟母すごい
北の方の姪といっても北の方と同母兄弟の娘か
召人が生んだ兄弟に入らない異母兄弟の娘かってのもあるからね
受領の正妻に収まっているあたり、北の方の姪という触れ込みなだけで
実際は北の方との縁は限りなく薄かったのかもよ
実際に浮舟母は浮舟と同じで教養ゼロの女性だから、
宮家正妻の姪と言っても侍女扱いの女房の端に加えるのがせいぜいの生まれっぽい
>>625 金持ち受領の正妻って、かなりいいポジションだよ
あの時代、召人如きが子供産んだから妻にしてくださいなんて普通に図々しいだけじゃね
教養らしい教養も無しでの浮舟の育て方を見る限り、
受領の妻が身分相応なのに玉の輿狙っていただけっぽくみえる
同じ受領階級でも元がいい明石一家は教養完璧なのに。浮舟一家と明石一家は大違いだな。
やっぱね・・・まずは喰えること
結婚相手に求める第一条件は、今も昔も経済力だよ
内親王で受領に嫁いだ例もある
教養ゼロっていってもちゃんと和歌を詠むくらいの嗜みはちゃんとある
家政はきちんととりしきっていた浮舟母は少なくても女房の管理もできなかった雲居よりはしっかりした奥方だよ
女房の管理が出来てなかったのは女三宮でしょ
>>640 でも日本の場合は世間一般家庭なら食べていける経済力は普通にあるから
その上で家格に見合う相手と結婚するんだよ
それなりの家に育てば食べていく為の結婚を謳ったりしない。恥だから
>>641 階級度外視して比較する事自体が大間違い
女三宮は柏木のセフレが単独で裏切り行為してただけでしょ
藤壺と同じだよ
雲居は大臣家の姫のくせに必須教養もなく
家の中の掃除もできない
浮舟母は浮舟のためにしっかり高級な道具類とか残したり
案外したたかなしっかり者だよ
掃除なんて自分がやるわけじゃなく
女房に指示だして家の中の整理整頓とかさせるだけなのに
明石なんかちゃんとしてて
源氏がいついっても嗜みある飾りつけになってるもんだったのに
ぶっちゃけ、あの頃の明石は暇だったし…
明石なら忙しくてもちゃんとしてはいそうだけど
雲居は大宮に本格的に習う前に引きとられたので琴はうまくないけど弾ける
夕霧と和歌のやり取りをしているし古歌を口づさんだりしている
下層にばかり入れ込んで名家お嬢様を叩くいつもの人って
匂宮(つーか中君)にあらぬ夢抱いてる人なんだろうかw
>>643 現代なら家や本人が優れた女性ほど高い教育を受けて
まず社会的に自立しようとするものだけど、昔の姫君はまた違うしね。
コネがあれば出仕もできたかもだけど。
雲居は子供も多いし片付けは苦手だけど、子供を毎年のように生みながら子供たちの世話を
雲居が中心になって女房や乳母たちと良くやっているよ。
人間向き不向きがあるよ。
というか雲居って、あれだけ多くの子供達の世話に
自ら関わって奮闘してるのがある意味家庭的な奥さんだよね
深窓の令嬢だから、常に美しい御殿で自分だけ涼しい顔していたければ
殆ど乳母や女房に任せておっとり過ごす事だって可能ではあるはず
乳やるのも襁褓かえるのも寝かしつけるのも本来は乳母の仕事だからね
ちゃんと自分で面倒を見ている雲居雁は偉いと思うよ
そして夫の夕霧そうやって雲居雁が子供の面倒を見ることを当然だと思っているしね
あと女房とうまくやっているから女房の管理が出来てないというのは大間違い
セフレ如きで主人を裏切るような馬鹿女を腹心の女房にしているよりは人を見る目もある
平安末期の女院様に汚部屋だった人がいるくらいだから片付けは向き不向きじゃないかな
というかあれだけ子沢山で乳母任せにしてなきゃそりゃ散らかるよ・・・しかも男児ばっかりだし
貧乏人は散らかすほどモノがないしねぇw
雲居も浮舟も、脇腹だと何らかの事情で教養や躾が疎かになってしまうのは仕方ない面がある
大君中君にしろ明石にしろ鄙育ちながら、正妻腹だから親から充分なる教養を与えられた
雲居は両親が正式に離婚となっていたわけだから
脇腹ではないでしょ
大宮に慈しまれて育った血筋も良い雲居と
浮舟大君中君なんてまっ……………………たく比較にならないんだけど。
赤ちゃんが一人いるだけで、どんなにスタイリッシュな家庭でも
家中が赤ちゃん仕様になるもんだけど(赤ちゃんが移動し始めたらそれが加速する)
夕霧雲居夫妻のお屋敷はそれが何年も何年も途切れず続いたんだね
絶対に散らかすなって方が無理だと思ったw
一番聞きわけの無い魔の二歳児や、やんちゃ盛りの男の子が複数いて、
小道具遊びをしたがる女の子達も複数いる家庭…
車とかでも子供ひとり乗せるだけで恐ろしく散らかるしねw
>>654 雲居の母は頭中の正妻ではなかったから雲居は脇腹だよ
雲居は源氏の四十の賀の時に花散里が担当した夕霧の装束など以外の
引き出物などのおおよその事を用意したり、玉鬘の大君の冷泉院へ参院
した時も贈り物をしたり、北の方の務めを果たしている
雲居も父方母方ともに血筋が良いけど、宇治の大君中の君姉妹も没落したけど
父方母方ともに血筋は良い(どちらも最高ではないけど)
661 :
愛蔵版名無しさん:2012/09/03(月) 10:03:11.60 ID:bjvIdCza
まだ途中までしか読めてませんが源氏にとって誰が最愛の女性だったとか
いう話ではなく、それぞれ良い女性でしたってな感じですか?
誰が好きなの→みんな好き♪みたいな感じですか?
>>658 当時の正妻は一人だけって思ってる?
雲居母は正妻の一人だよ
雲居は生まれも育ちも良いけど、父母が離婚しただけ
宇治の姫達は、生まれは良いけど育ちが…
その違いが東宮妃候補と、最初は匂宮の妻に相応しく無いと言われた所以だ
今までの流れを見てきてお互い片方をあげるために片方を必要以上にたたくのは
どうかと思うよ
雲居も宇治姉妹も他のキャラも個性的で良いキャラばかりだし、それぞれファンが
いるんだから
頭中将が雲居の母と結婚したのはいつ頃なんだろう
右大臣娘の北の方と結婚した後の話なんだろうか?
柏木や弘徽殿女御は雲居より年上だし、雲居母は再婚後子供何人も
産んでるから、右大臣姫の方が雲居母より年上っぽい
普通に右大臣姫の方が先だと思う
>>655 楽才のある大君と中君の教養は、雲居よりかなり上だよ
浮舟はあんまりだったけれど
>>668 世間的には落ちぶれた八の宮の姫より大臣の姫の方が上
宇治の姫達は教養は余り無かったんじゃないっけ?
八宮は雅だが教養の方は落ちぶれてしまったので無いと書かれてたから
母になりすぎると女じゃなくなる
妻になりすぎると女じゃなくなる
雲居も夫の浮気で無意識に可愛いい嫉妬を繰り出し、
夕霧もまんざらじゃなかった様子を見るとまだまだ二人とも現役だ。
夫婦喧嘩は、お互いに意見を言える正常な夫婦間ではある事で。
どちらかに遠慮した不均衡な関係には成り立たないんだよ。
あとは相手に興味を持たなくなるとか。
人並みに結婚して子供が生まれれば、そういう事は解るよ。
>>665 例の中君ドリームのおバカさんに言ってね。
>>673 終盤の紫のテンションなどまさしくこれで読んでて胸が痛むよ。>不均衡な関係・興味が薄れる
なんだろ、格差婚て上手くいってる時は全てが薔薇色なんだが、
つまずき始めると雪だるま式に愛情も冷えるんだよね。
片方は見下すし、片方は耐えるしかない、やはり家同士の釣り合いは大事だね。
源氏は自分にしか頼れない紫の立場に更に愛情を感じている(と思っている)けど
自分が死ぬまで愛していればそれでオッケー何も心配しなくていいんだお!で完結してるから
紫と対等に向き合うという事をしない。
そして分をわきまえていればいるほど紫はそれを抗議できない。
>>677 躓きはどんな夫婦にもあるだろうけど、無意識にでも「見下し」が入ったら
まともな人間なら人として耐えられないだろうね。
>>680 相手の人格を認めてるから言い合いになるわけで、
見下していれば言い合いも何も、「あ〜ハイハイ」で相手の真意を汲み取る気がないから。
躓いても修正不能だよね。
>>670 大君と中君に八宮譲りの高い教養があることはかなり書かれていると思うけど?
浮舟が薫を満足させられなかった理由の一つは大君ほどの教養が無かったから
教養の意味分かってないんじゃないの。
雲居はね、源氏に抱かれればよかったと思うんだ
息子の嫁を寝取る展開もありだろう?
源氏に抱かれて女になれ!
貧乏育ちで匂に囲われるのが精一杯じゃ狂いたくもなるかも
>>678 あさきの紫が唯一源氏に文句を言ったのって朧月夜とよりを戻したときかな?
でもあれだって源氏を責めたり怒ったりしてない
ストレスフルな人生だったろうね
橋姫の最初の方に、八宮は父母に早く死に別れたので学問もきちんと修めて無いとあるが、
それで八宮譲りの高い教養?ワケワカンネ
でも雅楽の方は優れてるとあるから、音楽の方は良かったんだろう
大君は手蹟もまだたどたどしく、とあり中君は更に幼いとあるから教養の方はいまいちか
教養が高いってのは六条さんや、藤壺、明石、朧、朝顔、紫みたいに最高の教えを受けて無いと厳しい
この人達に共通なのは字も上手い事ね
昔、なまみこ婆てのが学問板で暴れてて、ボロクソに叩かれてたの思い出すわ
たしかここで、雲居叩きしてたのと同一人物だったんだわ
中君絡みで大勘違い発言かましてフルボッコされてた人は別人かなw
渋谷さんの所の橋姫の第2章第1段第2段あたりだけど
八の宮は宇治に移った後に聖めいた阿闍梨に仏道を学んでいて、
その阿闍梨が冷泉院に八の宮は聡明で深く仏道を学んでいると語っているよ
>>691 なまみこ婆は雲居サゲ、落ち葉アゲだから、中君ドリームサンとは違うと思う
ただその妄想と現実を見ようとしないのは共通だけど
仏道と教養は別物ってのも判らないのか、判ろうとしたくないのかね
教養を積んだ人達が、晩年仏道に励んでるのは本編でも沢山出てきたのに
バレる嘘を吐く事に抵抗のない人種とか…
それは隣国の方ですか
>>692 八宮が大君中君に教えた字も、申し分ない美しさであると、手紙の交換をした薫と匂宮が誉めているしね
普通の仮名文字は美しく書けたんでしょう
流し文字はたどたどし、とあるから。ちなみにこっちの文字が教養の部類ね!
漢学の素養に、都でも評判の琴の腕前、文の上手さ
大君中君が都の二大貴公子の最愛の人になれたのは姿、性格が美しかっただけではない
八宮に教えられた教養も申し分なかったから完璧な貴婦人となり、薫、匂宮の最愛の人となった
そんな夢を抱いた頃もありました
オイオイ
なんぼなんでも中君ドリームサンじゃないよね
釣りだよね
いや中君ドリームさんその人でしょw
>薫、匂宮の最愛の人となった
まずここからして竹の棒でいいから突っ込んで下さい的な
流し文字はセンスが試されるからねぇ
鄙びた宇治に引き籠もっちゃった八宮じゃその手の流行は教えられないだろうし
これこそ都の風流人の中にいなきゃ磨かれない
教養のない浮舟は所詮肉便器ってことですね、分かります
浮舟はそれでも生涯世話しようとしたイケメン貴族が複数現れた稀有なパターン
そんな浮舟しか下に見る事ができない中途半端なお姉さま…
若くて顔が良いうちはそりゃ面倒見て貰えるだろうけど
匂宮なんか口ではうまいこと言っても絶対に生涯世話しないと思うよ
世間体を気にする薫の方が飽きても面倒だけは見てくれそう
後見ゼロでも宮家の血筋を有り難がってくれる受領の妻になるのが
浮舟にとっては幸せじゃないのかな
受領の妻なら教養がないとか馬鹿にされないしね
浮舟母は浮舟の育て方を間違えたよね
宮家の落胤・庶子ブランドが通用するのは地方の受領階級であって
都の貴公子にとってはそのブランドは大して重要じゃないのに
同じ宮家の落胤でも紫上祖母は
脇腹の孫娘を源氏の恋人の一人に加えてくれればOK
と身の程弁えていたね
薫は粘着だから大君への思いある限り浮舟には執着したと思うよ
でもまあ浮舟からの引導エンド(及び出家)だから無意味なタラレバだけど
あさきの匂宮は浮舟をポイするようには見えないが・・・
六=正妻、中=準正妻、舟=妾としておいときそうに思える。
原作よりははるかに情が深い性格に設定されてるからな。
と見せておいて一宮の女房にポイする可能性おお有り
まあ浮舟は若干変わり種だからどうかわからないけど、あれほど拘ったのも薫の執心ありきだから
情が深いかと言われると違う気がするんだよね
原作はお気楽な遊び人だが、あさきの最終登場シーンでは、
浮舟を失い、今後はいくら女漁りをつづけても満たされることの
ない空虚を抱えてしまったという純情な部分も付け加えられ
ていると思うが。
まあ憧れの祖父が藤壺を渇望して女性遍歴をつづけたのと
同じ状況になり、手の届かない女が出来たわけだ。
あさき限定の同情の余地がある匂宮だなw
匂は心の空洞を満たすべく漁色を続ける事が確定したので
源氏・紫カップルの闇の部分だけは踏襲できそう
でも紫は源氏に惚れてたけど中君は匂に惚れてないから
あれほどの修羅にすらならないか
「また殿が悪いお癖をお出しになって・・・仕方ないわねえ。
相手の御方がお気の毒だわ・・・」
とため息をつきそうだねw
案外楽天的だよね
大君ならノイローゼ死しそう
まあ中君は、匂に愛情と言うよりは情だし、自分の身の程を弁えてるから過剰な期待はしてないし。
何より生きていく為には現状を受け入れなければならないのが解ってる意味では現実的で賢いが、
半面だから物語のヒロインにはなり得ない性質。
匂宮との間に世間にも認められた息子がいるから
匂宮に飽きられても捨てられる心配ないし
気持ちに余裕があるよね>中君
当時の子供なんて長生きの保証が全然ないけどねw
まあ乞食同然だからせいぜい匂程度の男に捨てられないよう頑張るしかないってだけ
>>714 匂が六君のもとから帰ってきた時の反応にはそんな余裕全くなかったよw
>>717 出産の時、中宮が心配して見舞った時から、人々からも認められ急速に安定したね。中君の地位。
東宮候補を父親に持つ男の子を生んだのは、やはり大きかったのだろう。
また変なの沸いてるねw
今年はまだボウフラ沸いてるらしいよ、暑いからね
>>719 六の君は正式な式を挙げたいわば世間に認められた正妻だから、
そりゃ動揺するだろう。けど、紫の苦悩とは根本的に違うんじゃね。
女三宮が降嫁してきた時の紫上には近いかもしれないけど
紫上ほど男に依存した生き方ではないからなぁ・・・・
中君には宇治だが一応帰れる家があるし頼れる男も夫の他に薫がいる。
その男がまたイケメンで夫の嫉妬心を煽ってくれる。
紫上も薫みたいな男を作っておけば状況違ったよ。源氏一筋すぎた。
紫が源氏に張り合える男を味方にするとしたら頭中しかいないよなぁ
頭中は人妻に手を出すタイプじゃないからなー
人妻以前に源氏と違って親友の妻に手を出そうとは考えもしないからね
紫がちい姫をかわいがったのは多少の打算もあるだろうね。
>>728 源氏は頭中の嫁と不倫願望があったよな。
頭中が配流されていたら、親友の妻を慰める名目で
接近してレイプしてたろう。
根本的な問題として、紫と中君を比較するのが色々間違っているのでは
愛する男のせいでこの世の春と修羅を体験し濃い人生を送った紫と
愛してない不実男に依存するしかない平凡な中君では
物語中の重要度が全然違うし
>>729 打算でちい姫があれほどなつかないでしょ
夕霧と紫が仲が良かったら、夕霧は紫に恋をするから源氏は嫉妬しそうだが…
ちゃんと夕霧と紫を引き離しておいた源氏は賢いんだな
読者としてはあの源氏の紫ガードが少々憎いかも
夕霧と不倫まではしなくていいけど、誠実な男に想われる実感を得たうえで
紫に色々と人生について考えてみてほしい
源氏みたいな男だけじゃないんだぞ、と
その点、朧月夜は高貴な姫君にも関わらず、
なかなかハードな経験をしたな。
六条もだが、こっちはおかしくなってしまった。
朧月夜が源氏との事がなくあのまま女御で入内してたら政治事情も違ったんだろうなあ
尚侍としてもときめいたし、人生変える恋愛もしたし、情を持てる人にも仕えて出家も果たした
しかしほんと源氏って朱雀にとってひどい存在だw
ハーレムで生まれてハーレムで死ぬみたいな人生はつまらんね。
藤壺も相当スリリングな人生だった…
>>731 愛していて尚且つ達観できるかっていう話と
執着はない相手を食いぶちの為にどう転がすかという話とを
一緒の次元にはできないだろうね
本編の女性達は、各々ヒロインたる資質のある性質や生き方してたね
宇治編の人物が物足りなく思うのは、きらびやかさだけでは無く、そういう人間の本質的なモノだったんだね
宇治は特に男が酷い
宇治編は大君ー浮舟ラインがヒロインだから、
中君はあまり悲劇性ない現実的な人間でちょうどいいんじゃないかな
頭中将が源氏とバッティングしたのは源典侍(面白半分)と
夕顔(源氏が後から手に入れた)だけということを考えると
女性の好みがずいぶん違うんだと思う
右大臣家の美姫とされたのが四君と六君(朧月夜)で
四君が頭中の既に正妻だったから、真面目にやりあうと不倫になるからかなあ
>>744 朱雀の母も元美姫だから美姫の家系なんだね
お母さんが美しい方なんだろうね・・・
弘徽殿太后の母と朧月夜の母は同一人物なのか?
ちょっとした疑問
どうなんだろう
朧の後ろ盾は弘徽殿太后ではあるけど
同格扱いでの違う母だったかもしれん
太后の母上が亡くなってから朧月夜の母が後妻という形で正妻につけば、
太后や同腹姉妹達とも関係は悪くはならないと思うのだけど。
五の君と朧月夜は弘徽殿太后とは20才くらい違うんだよね。この二人が腹違いなのかな?と思ってるんだが。
なるほど。20も違うならそれだね
倫子は当時としては晩婚の24で結婚して25で彰子を生み19年後に
嬉子を生んでいるので弘徽殿太后と朧月夜が同母の可能性も捨てき
れない気もする
あの右大臣お父ちゃんもマメだったんだね
葵も夕霧懐妊が24歳とかそのへんだから
六君も全然余裕っすね
弘徽殿と朧月夜の間に何人かいるから、同母の可能性もありうる
何だかんだいって弘徽殿は朧月夜に甘い
桐壺帝も特に可愛い我が子に有力な後見をつけたかったのだろうけど、
葵は素直に朱雀院にあてがっとけば良かったのに。
源氏は他の有力貴族の娘とか、右大臣家のどれかの姫でもいいではないか。
右大臣も弘徽殿も朧月夜には甘いんだし、
2人が好き合ってるならと許したかもしれん。
2人の間に女子が生まれたらまた入内に使えるし。
たとえば元服時の源氏に右大臣家六君が相手候補となった場合
源氏の後見そのものが右大臣家になるよね
左大臣家のバックがない源氏って結婚相手にしたがるほど有望株なんだろうか
>>754>>755 その場合右大臣家の力が強くなりすぎる懸念がある
もしくは大事にするフリをして冷遇する可能性も捨てきれない
左大臣の姫を右大臣の親王に嫁して。
源氏を右大臣に婿とらせると、桐壺帝―左大臣ラインが大宮一人だと弱くなるのかな?
まして右大臣の姫に頭中将が婿取られてるから、左大臣―右大臣ラインが強力に成りすぎて桐壺帝を早く退位させたくなるね。(朱雀、葵に皇子が出来たら尚更)
臣下のパワーバランスの上に帝は成り立ってるから、バランスの均衡に気を配るのも帝の器量だよね。
>>756 源氏冷遇はあるかもね
いくら桐壺帝が大事にしてるといっても母親が更衣だし臣下身分だし
右大臣的にはこきでんさんのライバルの息子だし…
朱雀に葵を入内させたとしても朧月夜だって朱雀に入内させるんじゃないかな
将来の帝の外戚になることが重要なんだから右大臣家の娘の息子に帝位は継がせたい筈
右大臣家の姫はあと蛍宮の正妻もそうじゃなかったっけ
葵を朱雀に入内させて、その娘を源氏の正妻にしても良かっただろうに
でも葵と源氏は桐壺帝だけでなく左大臣の希望でもあるんだよね
やっぱり難しいか
源氏と紫の上って、ちい姫に一生明石が実の母だという事は伝えずに秘密にするつもりだったんだろうか。
産んだ子は正妻でもなく後ろ盾も金もない宮家の脇腹の女性に
養育権とられて、同じ敷地に住んでるのに会う事もままならない。
その子が入内する時には蔵が空っぽになるぐらい
金を出すだけ出させられて、自らは徒歩で付き添い女房扱いで
親子の名乗りもできず。
結果的に血統が最高位まで栄える事とはなったが、
明石の尼君がちい姫にネタばれしなきゃ、明石の上は
金と子宮だけ利用されてなかなか切ない状況だな・・・・・。
源氏からすれば、受領の娘如きにここまでやってあげただけでも
有り難く思え なのかも知れんが。
>>761 ちい姫がまだ若すぎるから、もう少し年齢がいってから教えるつもりだったって
明石君も言ってたから、当然源氏紫も同じでしょ
一生教えなかった事はないでしょ。
住吉明神に毎年御礼を欠かせないから。それをするのはちい姫しかいないしね。
それに理由はなんであれ実母を蔑ろにするのは当時の思想の面でもまずいから。
冷泉が実父を知らずに孝養してないのがダメなのと同じで。
いづれは話して実母として大切にしたと思うよ。
>>761 紫は既に優れた個人としてブランドになってるし、人格も教養もあるから
ちい姫の養母として申し分ないじゃん。
金と子宮だけって言うけど、明石一門自体いなきゃいないで誰も困らないのだから
入道の夢を叶える為に娘が決断するかしないか等すべて明石一門側の問題。
源氏も夢占があるからその流れが出来たけど、本当に嫌なら拒めばよい。
>>761 >明石の上は
金と子宮だけ利用されてなかなか切ない状況だな・・・・・
逆に言えば、明石一族にとっては、源氏は一族復興のための
種馬にすぎない
お互い様
>>761 >明石の上は
明石は低い身分の出なので「上」ではなかったと思う。
「君」とか「御方」では。
上 御方 君?
宮は親王だけ?
女御とみやすどころは?
明石の「上」の記述は一度も無い筈
「宮」は皇子と皇女だけ
宮の御方という女王(蛍宮と真木柱の娘)がいたりするから
皇子・皇女=宮ではないよ
>>770 それって、父ちゃんが宮さんだからじゃない?
紫式部の「式部」が父親の官位からとって呼ばれてたみたいに
>>770 寝ぼけてる?その宮と宮様の宮は全然違うんだけど?
だったら「小宰相の君」なんて名前おかしいだろ
天皇の子供という意味で宮と呼ばれてるのは皇子と皇女だけだよ
>>770から中君ドリームさん臭がする。
立ち場を表す敬称と単なる愛称とは別枠だよ。
御息所は何て呼ばれてたっけ。
「明石の御方」ってあさきで紫がちい姫に教えてるけど
明石の君を立てた丁寧な呼び方だよね。
>>770はともかく中宮や皇后も宮だから
宮呼びが皇子・皇女に限らないのは事実だけどね
>>775 それは藤壺みたいに皇女から中宮皇后になってる例ではないかな
>>770 朝顔や、大君中君なんかも、宮、姫宮と書かれているね。女王でも使われるよね。
愛称で宮と呼んでる場合もあるけど、持つ意味が違う事は大前提の上ででしょ。
>>777 それは宮家がごろごろしてた時代に他との区別ありきでだから
厳密には宮じゃないんだよね。
源氏物語では女王も宮と呼ばれることもあるということだよ
多分呼び名と格を表す語の扱いをごっちゃにしてる人がいる
愛称レベルの呼び名は正式の場では使われないしね
そんなわけで明石さんは「上」ではありませぬ
原作では弘徽殿女御のルックスについて一言も書いてないが、
あさきでは桐壺が「美しい方」と思っているので相当な美女設定だね。
朝顔は宮で正しい
斎院や斎宮を勤める女王は親王宣下がでるそうだから
>>750 大和先生も血のつながりを意識してキャラデザしてるよね。
>>782 一族から一番ハイレベルな姫を入内させるものだろうから
美人の妹達がいたこきでんさんも綺麗な人だと思う
>>785>>786 だよね。性格も長女と六女の違いはあるが、
プライドが高く気性が強いとこも似ている。
朧月夜は美しく年齢を重ねたが、弘徽殿はストレスで太ってしまったのかな。
でも自分はへそ曲がりなので、あさきの弘徽殿女御は
桐壺より好きだったな。
あさきの弘徽殿は結構ぐっとくる描かれ方をしてると思うよ
生涯本当の気持ちを誰にも伝えない孤独なヒールって感じで
桐壺院を見舞わないシーンなんて特に…
内舘牧子の十二単を着た悪魔では弘徽殿が格好良く書かれてた。
内舘牧子は醜い
性格が顔に現れるんだよ
男も女も30過ぎると、顔や体が生き方そのものになってくる
>>789 ああ、あのシーンはね。
愛されなかった私からの見舞いなど主上は喜ばないだろうから…
的なことを言ってて切なかったな。
一巻最初で、
主上への愛情(執着?)を主上本人からこっぴどく否定されちゃってるからなー。
自分の見舞いを喜ばない主上なんて見て今更傷つきたくないだろうし。
まあ、今更桐壺帝が弘き殿さんにあからさまな態度をとる筈もないだろうし、
それは弘き殿さんも頭ではわかっているだろうけど、
そこはトラウマなんだろうね。
あの時の帝の言い様は、弘き殿さんの気持ちもプライドも完膚なきまで叩き潰す言葉だったろうし。
弘き殿さんもやり過ぎだけど、帝ももう少し上手にバランスを取ればよかったのにね。
あの有様じゃ更衣や源氏に恨みの矛先が向くのも当然だわ。
せめて最期の挨拶くらいしておけば
気持ちも少しは変わる部分があったかもしれないなあ
>>794 哀れとは思うが愛しいとは思えないって凄い斬り方だったw
かっこいいけど青春時代は色々あるよねって感じだw
あさきの桐壺帝の描き方だと色ボケ馬鹿殿を地でいって、いつ廃されても仕方無いと思った。
どこが?
賢そうな帝でいいと思うけど、ただ更衣がずっと生きていても
中宮はこきでんさんにしたと思う
源氏を臣下におろしたのと同様にギリギリで聞き分ける人だから
更衣についてはあさきでは人生ただ一度の恋みたいな扱いだから
仕方ないかなってかんじ
>>673 亀だけど、罵倒や暴力じゃなくてそれぞれが主張し合える関係ならそうだよね>正常
弘徽殿、原作じゃ美人と書かれていないのなら、すごい美人の朧月夜は異母姉妹かも
どっちでもいいけど
朧初登場時からかなり親身に世話焼いてるから
普通に長姉だとも思う
>>798 同意。桐壺帝は賢帝だよね。桐壺更衣が生きていても中宮には出来ない。
弘徽殿にとっては、更衣をイジメ殺さない方がよかったんじゃないかとw
更衣が生きていれば身代わりに藤壺が来ることもなく中宮になれたのに。
どちらの御方からも不満無く後宮を治めるのが賢帝の条件なんだってさ。
原作でも長恨歌の引き合い出されるってのは、
国を傾けるまで色に溺れた愚帝の例で、それ事態が臣下は不満があります、との意味。
更衣は楊貴妃に模され、もはや妖女の扱い。
あさきは弘徽殿と完全に決別してるが、原作は更衣亡きあと皇女が二人生まれてるしね。
右大臣はそりゃ不満だろうけどw
>>803 身分の低い後ろ盾のない女に入れ込んだら
それはどこの国でも臣下が不穏に思うのは当然のこと
その時点での不穏さを謳ってるだけで
実際には更衣と息子を破格の待遇になどしていないのだから
その部分だけ取り上げても意味が違うよ
>>803 更衣亡きあとも弘徽殿を捨てず関わり続けたなら賢い帝じゃん。
政争現場で片方が狂わない程度にはうまくやってると思う
本当にトップに不満だったらクーデター起こすバカが出るよ
そう、だから「あさき」の桐壺帝の書き方が誤解しかねないと言うお話
冒頭の出会い方も、絶対あり得ないし
更衣として入った姫が、ワケワカンネ男と通じちゃうとか
少女漫画だからといえ、脚色し過ぎ
>>793 藤壺とは違うやりかたで桐壺帝の心をよく察してそのようにしたとも考えられるね
あさき序盤は作者も試行錯誤してたでしょ
思いっきりそれまでの作品と同じノリで描いてるのが分かるしね
どのへんからな、監修が本腰入れたのか描写も骨太になったと思う
原作でも更衣が死に帝が悲しむ中、うるさく管弦の遊びばかりする弘徽殿を、
不愉快な性格だと嫌悪しており、愛情が無いのはあさきと変わらない。
私的感情では愛は無くても公的には皇太后に上げ名誉は守ってあげているから理性的。
弘徽殿は更衣だけは死んでも許さん状態で恨んでもまあ分かるけど
更衣ハイスペックバージョンの藤壺登場時の弘徽殿さんをちょっと見てみたかった
>>811 弘徽殿に愛情が無いかは本当の所は解らない。
男と女の感じ方は違うから、女は一人好きになると他を受け付けなくなる人多いけどね。
男の人はいくらでも愛情分けられるから、増してそれが許された時代だしね。
弘徽殿との長い夫婦生活で色々あったろうし、弘徽殿さんの皇女を帝も大切にしてたくだりもあるし、
全てに筆を割けないから想像の範疇でしかないんだけどね。
弘徽殿に対してだって情はあるのでは。一応トップクラスの妃だったんだし
ただマジ恋しちゃったのが更衣で、そこは均等にはならないだろうね
弘徽殿イコール実家の右大臣家という部分もあるから
感情だけではどうにもならない部分を抱えてるのは桐壺帝も同じかな
桐壺更衣の血筋の明石一門
弘徽殿・朱雀の右大臣家の血筋
夕霧以降の左大臣家の血筋
ここで混ざりながら残っていくのが面白い
弘徽殿だけでなく后がねとして育てられて実家の期待を背負って
入内したけ姫君達って、帝を熱烈に愛してたかどうかはわからんな。
夫婦としての情はあっただろうけど。
後ろ盾ののない更衣に過ぎないんだし、弘徽殿もどーんと構えて
女房達のいじめをやめさせるとか
更衣亡き後の傷心の帝を慰めるフリでもすれば良かったのにな。
そうそう
当人だけなら未だしも、互いに仕える女房達が何十人もいるから、なかなか思うようにはならないかと
>>816 だからあさきの創作、帝だから好きになったんじゃない、身分を知らない偶然の出会で好きになった更衣
初めて帝としてではなく一人の男として愛された帝
というのは、少女漫画的に純愛を描くには必須の脚色。
柏木の要望通りもし女三の宮が彼のところに降嫁していたら・・・
紫の上は若い身分の高い正妻に悩む事なく、
落葉の宮は母である御息所とひっそりと暮らし
三の宮も源氏に小馬鹿にされる事もなく、
朱雀院も頭を悩ませることもなく
2人の間に生まれた子は女の子なら明石の中宮が産んだ
東宮のとこにでも嫁がせて・・・
割と円満だろうけど、つまらなくなるか
そうそう、お話だからね。無難に収まるとつまらなくなりますよ。
>>819 見た目からしてそれなりの身分ではあるだろうけど
どこの馬の骨とも知れぬ男と平気で寝る更衣の貞操観念は
全然少女漫画的純愛じゃないよ・・・ただ頭と股の緩いビッチだ
当時の大和さんも序盤は描き直したいかもしれないね。
色々と有名な貴婦人の漫画を描いてきて、多分にオリジナル成分もあったから
その流れでやらかしちゃった感じもw
エピソードゼロの部分は源氏死後の回の次くらいに
源氏の生涯と繋げる形で改めて描いたら良かったかも。
女手一つで、後ろ指さされまいと、必死になって更衣を入内させた母北の方カワイソス
セックスシーンをもっとリアルに描いて欲しかったな
この時代のセックスをリアルに描いてる漫画家ってないし
小式部内侍とか大弐三位とか貴公子をとっかえひっかえだったから
ただの女房だったらそこらの男とほいほい寝ちゃう桐壺更衣でも良かったかもね
>>822 ありえない話だけどw
帝の更衣として入内したのに顔すら知らない立ち場
周囲の人とも馴染めてない辛さ
王子様に見えたのかもね
セックすはただ入れるだけっぽいね。入れなかったら結ばれてない設定だよね。落ち葉 夕霧 や源氏 玉髪みたいな
孤独な宮仕え生活を送っていた気弱な少女が、初めて男の優しさに触れ、
惚れたから恋仲になったわけで、更衣はビッチには全然見えないよ
女官とか女房ならいいけど、更衣は帝の妻だから、帝以外と
寝たらビッチ
誰だか知らない男とあっさり寝たあさき版桐壺更衣はビッチ
あさきの桐壺更衣は女房として扱われている感じ
ただの女房だったら問題ないよね
父親が死んで女房勤めに出たけど周囲に馴染めず
優しくしてくれた貴公子と恋仲になる
これだったら寝ようが純愛少女漫画だけど
更衣は手が付いてなくても天皇の妻ポジションだから見知らぬ男と寝たら
純愛だろうが自分の立場と身分を弁えない不倫でしかない
>>825 リアルというか牧美也子版は生々しいんじゃないの
てかビッチもなにも、紫式部がそう書いたわけじゃなく
大和せんせが不慣れな時分にそんな具合に描いてしまったってだけでしょw
按察大納言の北の方もいくら夫の遺志とはいえ
見かけが良くても、大した出自でもなく後ろ盾が弱く、
教養があって打てば響くようなわけでも和歌や琴に秀でているわけでもない
明らかに宮中に向いていない気弱な娘を
よく入内させる気になったなあ・・・・。
大納言だって、すでに権門の娘で第一皇子を生んでいる女御が
幅をきかせてるところに自分の娘が更衣として入ったら
端によけられて苦労するのはわかりきってるのに
なんで入内にこだわったんだか。
>>825 昔は後背位がポピュラーだったとか、キスは変態的な行為だったとか
聞いたことはあるな。
>教養があって打てば響くようなわけでも和歌や琴に秀でているわけでもない
>明らかに宮中に向いていない気弱な娘
こんな事実あったっけ。また中君ドリーム嘘八百さん登場なのか?w
唐突に下品な話題を持ち出す特徴あるよね
>>834 >なんで入内にこだわったんだか。
大納言はあの明石入道の叔父さんだからね
一族の悲願なんだろう
源氏の美貌と多才なところは母親譲りなんでは?
言及なくても暗黙の了解事項だよね、こういうのは。
入内したところで後見のない更衣じゃ
皇子生んだところで臣籍降下か無品親王止まり
摂関家の息子と結婚して娘生んで
その家から娘を入内させた方がよほど現実的だろうに
明石の入道とか惟光みたく
桐壺帝と更衣は馴れ初めの部分を書いてないから
どうもよく分からないんだよね。
桐壺更衣は琴が上手でちょっとした会話にも才気があったと書かれているよ。
やはり教養のある人が寵愛されるんだよ。
微妙な母親から源氏は生まれないよなあ
式部の生きた時代は、入内させるのは権門の姫ばかりで、
更衣の実家クラスは権門の貴公子に見初められて結婚コースなんだけど、
醍醐帝辺りの時代だと、出来の良い、これはと思う姫は入内させるのがステータスだったらしいぞ。
だから更衣クラスは沢山いて、一つの殿舎をシェアして使ってた程。
空蝉の父もそんな思いでいたのだろうね。
勿論、更衣クラスが皇子を生んでも東宮には立てないんだけどね。
そもそも最初から更衣だったのか疑問
どこかの女房として上がってお手がついたから更衣になったのかと思ってたよ
でないと後見も身分もたいしたことないのに入内したって意味ないのに
さすがに女房の子供が主役にはならないと思う
その女房の一族から帝と后を出す事も考えられないな
連投になるけど、入内したって意味がないとはいっても
現実に更衣として入内した女君達はいるわけだし
そういう微妙なラインでの召され方でなければあれほど虐められないと思う
初期のあさきはアレレって感じだけど藤壺との恋愛はドラマチックで好き
描かれてない部分を少女漫画として上手に描いたと思う
>>844 もともと入内して最初から、(桐壺更衣は)女官として仕える身分ではなく、れっきとした更衣としての宮仕えであった、
とあるから女官や女房としてでの馴れ初めでは無いね。
>後見も身分もたいしたことないのに入内したって意味ない
「寵愛」「出産」という一発逆転狙いが可能な場なんで、皆それに賭けるのでは。
今宝くじ買う人が多いのと同じ。
それか、当時は貴族の一族の誰も入内していない状態がリスクなのかも。
有力な家は皆入内させるなか、ある貴族の一族だけ(入内可能なのに)
誰も入内させないとなると、その家の官位の昇進にもひびき、
貴族社会でも軽んじられるんじゃないか。
>>849 後者はあると思う
あと宮廷内の奥の話が入りづらくなるとかね
前者だと更衣は女御よりも帝の側近くにいて
多少なり衣装の世話なんかもしたりするんじゃなかったっけ
あまたさぶらひける中でも群を抜いて美しければ目にとまり易いだろうね
>>849 入内じゃないけど出産で一発逆転勝ちしたのが明石一族だな
姫が望まれて入内、熱愛続くの時点で明石一門は大勝利だと思う
>>849 確かに更衣は元々は女官の一つで、正式な帝の配偶者では無かったから、位階も低くその分、帝の側に侍り易かったみたいだしね。
後の典侍みたいなものかな?そう言えば更衣の女官の仕事を典侍が引き継いでいるしね。
でもいくら寵愛を頂いて皇子を生んでも、元来が女官だから東宮にはなれないし。
更衣として入れる親は、家にはこんな立派な姫がいますよ、との意思表示みたいなものか。
一発逆転といっても皇子を生んだところで東宮どころか
源氏になるか無品よくて四品親王がせいぜいだから
さしてうまみがあるわけでもないよねぇ
結局は自己満足?
別に出産しなくても寵姫がいるというだけで
少なからず政治的には優遇されたりするんじゃないの。
ただし決まりごとは覆さない程度の話で、
全てにおいて有利になるという意味ではない。
落葉母が皇女を生んだことを誇りにしていたように、更衣でも御息所になれば名誉があるんじゃね
実利より名誉ってのも日本人的だよね
ふと思ったけど、源氏は源氏の位で正解だったんだな
あれで親王扱い、まして即位なんかしたら、
一生母の身分が低い事を言われ続けるだろうし
逆に高貴だけど臣下って方が特別感とブランド感がすごい
一流高校の名にしがみつくより
底辺高校でもトップになった方が勝ち・・・ってちょっと違うかw
女性だと逆になるんだね
帝の傍に侍る更衣=一流高校の下っ端
金だけはある受領の正妻=底辺高校のトップ
浮舟母がこれに近いかな
女子たるもの、志しを高く持て、ってか
空蝉も更衣入内予定だったね。
空蝉の受領妻人生より落葉宮の母親や桐壺(イジメ殺されなければ)の人生の方が楽しそう。
だけど老後は空蝉が一番いいな
落葉母も桐壺も死に方が悲惨
商業高校のトップだと、一橋大学商学部に指定校推薦で入れる
商業高校のトップは、高校で簿記一級取るようなすごい子が毎年いる
そんな話は誰もしてないw
>>859が多分ちょっと違う
東大の底辺学部に入り、外部からは評価されながらも
東大内での厳しい現浪・学部カースト扱いに晒され続けるか、
早慶のトップ学部に入り、それなりのコースでトップであり続けるか、だと思う
源氏では身分が賤しいとされている中流貴族や舎人なども
一般の庶民から見れば超恵まれた生活だもんな。
東大底辺より早慶トップの方がいいんでない?
頭脳の話じゃなくて、学部偏差値の話でしょ。
>>867 この頃の民草は縦穴式住居だそうだから、さぞやジメジメした生活だったろうに
oya
朧月夜は女官だけど、もし皇子を生んだらその子は東宮になれたんだろうか
朱雀は朧月夜の皇子を強く望んでいたけど
朧月夜の身分なら、妊娠したら女御になるのもあり得るね
人妻だった訳でも無いし
女御に進めば、その子が東宮になるのも問題無いのでは
でも「あれは実は源氏の子」って言われ続けるんだよ
藤壺は言われないのにね。
つわりも物の怪のせいで遅れ、出産時期も遅れたのに
物の怪って便利だよね
当時でも不倫の出産の帳尻合わせに使ってたんだろうね
朧月夜の、尚侍になってからの密通って、
世間に広く知られちゃったのかな
それもあって源氏が退いたのだから、そうなのだろうね
しかし自分の父親に目撃されて、それで浮気が世間にヒソヒソされるなんて嫌だ
もちろん、本人たちの脇が甘かったのは何よりだけどね
兄の帝と、弟の源氏と、同時にセックルな朧月夜
兄弟丼ってのもかなり凄いこと
要するに穴兄弟だな
弘徽殿もカマかけてここぞとばかりに藤壺と源氏を責めればよかったのに
ってごめん、和泉式部さんは同時ってわけじゃなかったっけ
なんで源氏は月夜との結婚断ったのかね?
うつせみもヤリマンだよな。夕顔ほどでもないが。
あさきの弘徽殿と右大臣って兄妹だと思ってたw
弘徽殿さん貫禄ありすぎ
>>884 共犯関係で繋がる仲だから、相手の良い部分も知っていたとしても
生活を共にしようとは思わないかも
政敵の娘だからいいんだよ
結婚して身内になってしまったらスリルも征服欲も満たされない
>>885 どうして空蝉がやりマン?
あれはどう見ても源氏からのレイプで、彼女は最後まで抵抗してたよね。
あと再三の源氏からのアプローチも拒んで、最後は衣だけ残して逃げた。
でも後年ニ条院に引き取られてちゃっかり世話になってるという
それは義理の息子に言い寄られて、
尼になってからの話だよね
ただ、世間さまにはどう見られているのだろうか
世間様からはやっぱり源氏の愛人だったかと
でも人妻には手を出しても尼さんには手を出さないあたり
源氏なりに一定のモラルはあるんだよね
おかげで女三宮や紫上の出家に反対したのは
そういう意味でかと思えてしまうけどw
>>892 そういう意味でしょ。
要は、セクロスできなくなるから。
人妻に手を出すのはありで
尼さんに手を出すのはダメ
相手が夫=人間ならいいけど
仏様相手だとダメってことなのかな?
紫上が出家したがることで、「自分とはもうセクスしたくないんだな」と気づかないのかね、源氏は
いつもみたいに、拗ねてると思った程度にみてたんでしょ
源氏は紫が自分の意思に逆らうとか、紫自身の考え方が自分と違う事を認めようとして来なかったから
でも、それに彼女が疲れはてて、自分の幕引きすらさせて貰えないまま亡くなるのが憐れ過ぎる
だって紫自身が「殿は私のことを理解してくれている」って
盛大に勘違いしていたからさ
紫の刷り込みから来る誤解と源氏の傲慢さから来る誤解で
一応は破綻なく成り立っていた夫婦なんだよね
オレ様という最高の男のHを一番愛して大切にしている(つもりの)妻が拒否するなんて
源氏には理解出来ない、認めたくない。お子ちゃまだから。
>>898 そんなことすら考えつかない気がする
「オレ様は紫を愛してるのでしたいときにする」そんな感じ
>>897 いや、紫の気持ちは恋愛関係にある人間なら正常だと思うけど。
夕霧雲居のような子だくさんの円満夫婦ですら
初恋時代の気持ちをたまに持ち出したりする。
幻想を乗り越えてそれでもってところに夫婦の絆があったりもするけど、
理解も尊重もしてくれないと分かってる相手を愛し続けるなんてのは
結局そんな自分に酔ってたり極度のMだったりする特殊な人だけでしょ。
何年も夫婦やっているのに幻想を乗り越えられないから
自分とお互いに酔った勘違い夫婦と言われてるんでしょ
源氏と紫には子供がいないのでずっと青春夫婦だったと主に論じられていまっせ
他人同士で理解に限界があるのは仕方がないが
尊重がないのは無理だな。理解しようともしないという事だから
>>903 それにつきるね。
源氏は紫を見下し続け甘え続け、出家の願いすら適当にあしらい三の宮とセクロスしに行く男。
賢い紫が晩年になって源氏に愛想尽かすのは当然。
紫は異性に関しては殆ど拉致軟禁状態の籠の鳥で
全てが源氏基準の世界で多少なり洗脳されていたわけだから
よくそこから思想的に自立できたなと思うよ
>>903 源氏としては、世間の批判を受けても女三宮より紫を愛し尊重しているからなあ。
男としては、そんなにいつまでも嘆かないでくれよという気持ちはあるよ。
>>904 といっても、その頃は紫と女三宮に通うのは半分半分になってるし、
琴を教えるために女三宮と過ごす時間は増えるばかりだ
紫としてはきつかったと思う
でもそれをやられると世間様には紫がそうさせているのだとも受け取られかねないから
紫としてはきっついんでは
源氏は紫について「自分が愛し守っているから大丈夫!」と思ってるんだけど
根本的な部分が抜け落ちてるのが残念かもね
紫に何がないかといえば後ろ盾で、それは多分何か確たる保証でもなければ埋まらない事が
皮肉にも晩年の源氏との関係からはっきりしてしまった
>>906 源氏は紫を愛してるつもりだったかもだけど
現実はそうでもないんじゃないか
>>908 源氏が看病に付きっきりの時も紫は
「院や帝に何か言われるから三宮の所に行って下さい」とか言っているし、紫は辛い立場なんだね。
源氏に尊重されなくても辛いけど尊重されたら社会的によくない。
葵が生きていれば、「(正妻ではないが)一の人」と呼ばれたかはともかく
その意味がもう少し柔軟になって、逆に紫を縛る事もなかったかなあと思う
葵の方が先に結婚してるし納得できる立場だったかもね
正妻じゃないけど寵愛No,1の女ってところに素直に落ち着けただろうね
朝顔の時の反応を見る限り自分の出自が心許ないのは分かっているようだから
摂関家で嫡男生んでいる葵がいる以上、自分が正妻になれないのは理解出来るだろうし
源氏が格下の女ばかり囲って、寵愛と正妻が=になっちゃったのが失敗だったね
予め優れた良家出の正妻がいて尚且つ寵愛トップでいたのなら
納得もそうだけど、立ち場を失う恐怖は無かったかも
葵もしくは、朝顔正妻、紫が愛妻だとちい養母としての立場も微妙になるから、難しい
ちい姫と紫の情愛も重要なテーマだから
ほんと隙のない設定っすよ
>>902 紫も結局源氏の側から離れられなかったしな。発病するまで自ら二条院に移ったりもせず。
なんだかんだ言ってお互い離れることが出来ない恋人夫婦って感じ。
結局子供がいないから、情にも色々な形があることが紫には解らなかったんだよね。
剥き出しの感情をぶつけて、剥き出しのまま傷つくから人一倍耐えざるを得なかった。
同じく剥き出しに生きた朧月夜は社会的に痛めつけられながら、
自分の生き方を肯定する自信を身に付けられたのは、社会に揉まれたからだろうか?
そのあたりも含めて式部さんマジすごい
>>920 朧月夜は実家に大切にされてるお嬢様だから
式部さんホント凄いよね
親孝行な冷泉帝から院称号受け、
娘の明石女御は東宮の寵愛著しくて無敵になったはずなのに、
女三の宮で源氏や紫の上を落とし方、
朱雀院や柏木、果ては女二宮関係で夕霧まで巻き込んで。
藤壺との因果応報もしっかり出てるし、
どこまで考えて物語を構成してたんだろ
>>922 朧月夜も最後は後見がショボかったよね
右大臣の息子って存在したはずだけど、みんな没落したのか?
私が愛したすべての素晴らしい女人たち
……ふつーに秋好が列に加わってるのをみて
ああ、源氏ってやっぱりこういう男なんだなぁーと改めて思った
息子の嫁だから手を出しちゃ駄目と自制してたからそのくらいの理性あったと思ったけど
最後の最後で心の恋人としてちゃっかり自分の愛した女たちリストにいれてるんだもん
朧月夜は晩年孤独で侘しいね。最盛期との落差がいい味出しているけど。
ちい姫や孫達に慕われている紫上の方が幸せそうに見える。
そういや、あの中で源氏が全く蔑まなかった女って
藤壺(まあ出自も社会的地位も最上だし)と朝顔と秋好だけだよね
他は
葵……親の権威を笠に着てるつめてー女
六条……うとましい性格だ
朧月夜……淫乱。結婚はしねえけどセックスは続ける
紫……実家と徹底的に縁切らせて立場弱くしてやってよかったぜ
明石……身分低い
空蝉……受領の人妻なんだから遊んでもOK
夕顔……顔みせなんて対等な交際してやらねえぜ
花散里……ほったらかしにしてたまに顔みせてやるか
末摘鼻……ひっどいブス!
女三宮……幼稚すぎるぞ
玉鬘……息子と共有計画してたのに
花散里のことはある意味誰よりも信頼していた節があるね
子供の世話を任せたのは紫と彼女だけだし
>>926 末摘「鼻」ウケたw
幼い時に藤壺基準が出来てしまったからかな
>>924 秋好とか朝顔とか体の関係になれなかった女もプラトニックで愛してたって案外マジメだね
>>927 花散里は容姿があれだから間違いが起こらない安心感があったんでしょうね
一応関係はあったでしょ
そうそう回数こなしたわけではなさそうだけど
しかし源氏にしては体から始まらない恋愛は珍しいね
>>926 見上げる女人は中宮や斎院…
ブランド好きなんだな
源氏はどうしても「俺は帝の子」ってのがあって
姫宮や斎院に拘り続けたんだろうけど、おめーは臣下なんだっつーの
源氏の身分だからこそ好き勝手して生きてこられたのに我儘過ぎるお
当然のように身分低い女を見下してるわけだが
おまえの母親はどーなんだって話
藤壺が女御じゃなくて更衣だったら源氏は興味持たなかったんだろうか?
母親似の美女がたまたま女御だったからじゃないのかな。
藤壺が更衣だったらまた桐壺の二の舞で子貴殿にいじめ殺されてたかね。
身分の低い女・・・源氏のマザコンスポット
身分の高い女・・・源氏の藤壺スポット
かなあ
最後に私の愛した女人たちって身体関係なく関わった女みんな書いてて良かった。まぁ結局 自分を一番愛したんだよね。
私のという所有格
>>926 追加で
源内侍……もうアガってるかもしれないが試しにいっぺんやってみるか
総勢15名か
秀吉とかより全然少ないな
プラス葵の女房とかかな
紫の女房も。たぶん他にも
そのわりに子供少ないよね。もしかして女房クラスが産んだ子は宇治の八の宮みたいに
認知してなかっただけで、実はゴロゴロいたとか?
女三宮が懐妊した時驚いてたからそれはないか・・
あのー花散里が夕霧と藤典侍の娘を育てていたけど
あの子はどうなったんでしょうか
あっあの子が六の君だったのか
軒端荻とかも抜けてるぞ
六の君は落葉が育ててたんじゃ?
女君のお手付き女房は、葵、紫、六条辺りは公認で、
藤壺の王命婦は非公認で、密通の手引きを手伝うために抱き込んだ感じかな
源氏物語のいい所は、子宮を武器に成り上がろうとする下賤の野心家が出てこない点
やはり貴族の読み物だと乞食は疎まれるんだろうなあ
こきでんは作中の扱いが悪いよね
そもそも、娘を後宮に入れるってことは子宮で一族がいい思いしようってことだし、
皇族系の中宮が続くってことは、ある意味平和な構図なのかな
>>952 名門中の名門が寵を競うのは当時として普通の事だけど、
そこに本物の下賤女が野心満々で入り込んだら
王朝物として微妙で人気出なかったかもしれないね。
身分差や序列に厳しいからこそ成り立つ世界観だから。
成り上がり明石一家でさえ元々は高貴な血筋
明石尼君は皇族の出だったっけ
遊び女が遊び女以上の扱いでない事にはほっとした
近江ちゃんが桐壺更衣の設定だったら…
それはそれで萌えるけど1000年読み継がれはしなかったろうなw
源氏は春を売る女達を軽蔑していたけど
葵上や紫上の女房たちとはあはれを感じる愛があったのかね
女房は春を売るのが仕事じゃないからね
身元のわからない下践な女と、貴族の女房として勤めてるくらいだから身元のはっきりしてる女の違いかと
女房も権門に仕えるクラスだとそれなりな女性だしね…
女房は女主人が不浄などで、夜の相手を出来ない時などに、
他の競争相手の女の元に行かせない為に相手をするんだからある意味、
高級娼婦役も兼ねてるんじゃない。
ただ、それが主人の為のご奉公である事や、
知性ある会話が出来る事などに粉飾されてるけどさ。
知性があるから身の程をわきまえられるんだよ
宇治十帖のラスト前に出てきた、
明石中宮の女房で薫の相手をしていた小宰相の君も
そういう相手なのか
>>963 小宰相に対する明石中宮の考えがよくわからなかった
薫と上手くいけばそれもいいと主人として願ってる感じなのかな?
薫はとにかく薄暗くて覇気がないから心配してるんじゃないかな
明石中宮は馨の出生の秘密を知らないようだし
紫ってコレミツとかには顔見られてるよね。源氏を須磨に送り出すとき外出たよね。
>>961 玉鬘がイケメンと結婚したらたまにイケメン主人のお相手が出来ると
ワクワクしていたであろう玉鬘女房たち
髭黒の相手をすることに…
知性と感性は別物ってのは、東大生を見てるとよくわかるな
秀才は発明とか創造とか恋愛とか音楽とか芸術とかそういうのには向かない
夕霧
>>954 明石入道は大臣家の御曹司。本人も中将までいってたから、引退せずに普通に宮仕えしてたら大納言くらいにはなってたとおもう
明石尼君は宮家出身。
明石一族は成り上がりじゃなく、没落した名門一家なんだよね
今だって元大国の守なんだから受領の中では1番いい身分なんだから
中流貴族の中じゃトップクラスの身分、血筋だよ。
摂関家の正妻になることも可能な身分なんだから、明石は作中で身分低い低いといわれるのが不思議なくらい
明石が身分ひくかったら藤原道長の母・時姫や義姉・高階なんか、元の血筋がそんなにいいわけでもない完全なる受領階級なのに関白の正妻なんだけど
>>967 そうか
仕えている女主人の相手が自分の相手になるのか
女房達が姫と素敵な殿方との縁談に熱心なわけがわかったw
>>969 紫式部が受領階級は身分が低いと考えていたってことでしょ
例外的事例はあっても
紫式部自身も受領階級だけど、藤原北家の家柄で、
主人藤原倫子の親戚なんだよね
元々血筋や家柄が良いけれど、受領階級になった人間って
当時ごろごろしてたと思う
>>968 感性、感受性が優れていても、それをどう表して生きていくかは知性に負う
夕霧は左脳だけの人間ではないし、政治(発明創造も含む)も音楽も絵画もかなりの腕前とくれば
単に色事の駆け引きに不向きなタイプというだけ
久しぶりに読んだら、あんなに夕霧を拒んでいた落葉が
夕霧の顔を見た瞬間9割方落ちてるシーンと
紫死後の源氏のボロボロぶりがなかなか面白かったw
紫、柏木、大君
思い悩むだけで病になって死ねる
昔の人はいいなあ
薬もワクチンも無い時代は、食が細くなるのは、免疫力低下で直接生命に関わるからねぇ
977 :
愛蔵版名無しさん:2012/09/11(火) 17:32:20.27 ID:kK8BYbkh
紫の上、大君は想う人に看取られその後も永遠に心に焼き付いた分けだから、
ある意味幸せな死に方かも。
現代みたいに気軽に病院行って原因わかって注射や手術や投薬で完治ってわけに
いかないもんね。
紫や柏木や大君・・・インフルエンザとか胃潰瘍とか食中毒あたりかな?死因。
皆食べられなかったんだから食中毒はないんじゃ
>>977 紫は中宮になったちい姫にも看取られたのは嬉しかっただろうね
ちい姫はあんなに紫見舞いばかりして後宮を抜けてていいのかと思ってしまうよw
だから好色な今上から矢のような帰還の催促がw
>>978 紫や大君は結構長く闘病してるのと
胸が苦しいと言ってるから、心臓か肺だと思ってた。
柏木は心折れたタイミングでウイルスにやられたっぽい。
痩せに痩せていく大君は、乳癌から肺に転移していった感じかな
紫は、何年も思い詰めて、胃に穴空いてそうだ
胃にきてたら喀血もありそうだけど
まあ食は細くなってしまっただろうね
ちい姫は今上を愛したのかな?描写がないね。三ノ宮の兄貴だけあって今上てバカっぽい。猫屋敷だし。
>>980 本当はよくないんだろうね
死は穢れだから看取ったらしばらくは帰れないし帝はちょっと寂しかったかもね
スレ立ててくるよ
今上は普通に常識的で頭もいいし、女二宮を薫に降嫁させるあたりでは娘への優しさもある
ちい姫とも仲良し夫婦だったと思うよ
>>985 親馬鹿で匂宮贔屓の明石中宮を窘めるくらいだから
馬鹿どころかむしろまっとうな人だよ。治世も長いしね
女三宮の兄だから馬鹿って理屈なら、姉の落葉宮だって馬鹿になるしね
女三宮をすぐ二品に昇格させたり 猫に囲まれ遊んだり イケメンとも書かれてないのでバカまでいかなくとも変なイメージある。
一条天皇もかなりの猫好きだったのに変人と言われるのは可哀想w
>>991 源氏の身分・地位を考えればその正妻に二品は別におかしくない
>>988スレたて乙です
女三宮を二品に叙したのは朱雀院の意向を汲んでじゃなかったかな
その後も父帝の頼みを誠実に守り、女三宮の世話を続けたのは立派な
ことだと思うし、イケメンじゃないから変というのはおかしいよ
今上は高貴、雅というより、
親や身内思いな、実直なイメージ。
なんたって髭黒の甥だ
髭黒が身内思いだったかは深く考えないでおくが、
彼も最初の妻やその実家のことで苦労したのではないだろうか
匂も薫もイケメンだけど変だし、
柏木はイケメンだけどレイプ魔、
源氏なんてイケメンでも傲慢そのもの
まともなイケメンの方が少ないと思うw
>>994 朱雀似っぽいからそれなりにいい男なんじゃないの
今上を父として女一宮のような美女や匂宮のような美男が生まれているしね
まあ、ちい姫似の美しさだろうけど
>>990 帝も中宮と共に夫婦で匂宮を溺愛している、とある
なぜかは知らんが
千年の時を超えていざ次スレへ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。