いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
【常時age進行厳守】
次スレは
>>950なる方が立てる定めとなりにけり桜人
>>1乙です。
前スレ1000そうだろうか?
生霊となってさまようからこそ1000年も語り継がれる傑作なんだと思う
>>前スレ1000
>>娘が中宮になり夢を果たしてくれて嬉しかっただろう
>ホントにそうやって喜んで終われば読者も救われた
>現実は死霊化し、中宮のことはありがたくてもそれより苦しい恋がのこって成仏できない、
>と苦しみ続けるんだもんね
>千年前の式部は現代的予定調和にしばられないお人だ
女三宮の出家時に出てくるんだっけ?
源氏を愛して報われなかった六条にとって、
正妻がほよ〜んとした女三宮だというのは微妙だったろうな。
しかし、源氏が年食ってから若い妻に裏切られたことについてはザマミロとか思ってそうw
>>3 三ノ宮に取り憑いた六条、
あさきの中では
ザマァwww寝取られオッサン乙wwww
て感じのセリフがついてたね。
娘が立后したことには感謝しても、それはそれ、これはこれw
確かに六条は現代的な面白い人だ。
源氏は女三宮をあまり愛していないのだから出家させてもそれ程痛手でも無いだろうに
社会的にはかなり面目を失うけどね。
出家された後のが未練タラタラ・・・
あっさり捨てられたからでしょう
源氏は追いかけるタイプの恋が好きだからね
>>1さん乙
密通した女三宮には産後の不調を理由に出家してもらった方がいいという考えと、
若く美しいのに出家させたのが惜しくなる思い
リアルな心情描写だな
紫の上より劣りはしても、源氏なりに三の宮を愛してはいたから。
不義の子を産みはしても、宮の存在で紫が苦悩しても、源氏にとっては美しい女盛りの愛すべき宮だから、手離すのは惜しいでしょう。
女の愛情は一筋だけど、男は違うもの。況してや何人妻を持って良い立場なんだから。
産後の不調で出家なんて当時は良くあったこととも思えないけど
本人が強く望んだから父親が出家させるなんてご都合主義って感じ
お産で死ぬのは罪深いから出家しておくんだっけ
女三の宮は、故葵の上以来の源氏の正妻だからね。公的な立場が紫の上とは違う。
たんに縁が切れたという男女の話だけではなく、立場上手続き上いろいろ大事になるよ正式な離婚だから。
出家されて未練がましくなるのは藤壺を引きずっているからでしょう
マジレスすると、女の体は出産して体型が戻るまでが一番具合がいい
すぐに次の子供仕込むのは、気持ちよさに耐えられなくなった夫婦の暴走ってことで
わかる人にはニヤリの対象w
それまで意思のないお人形さんだと思っていた女三宮に強烈に拒否されたことで
(柏木との密通すら本当に柏木を愛しているのではなく強引に迫られた結果だろうと見抜いていた)
女三宮にも人間らしい意志や感情があるのだと思い知らされたんだろう。
女三宮も鈴虫を歌に詠んだり
尼になってからのほうが女らしい情緒が出てきたからなあ。
藤壺が出家した時源氏が
「それではあのかたは世を捨てた・・・わたしのことも生まれた子もすべて見捨てたと
終わりだ・・・なにもかも・・・」
とかいって臥せってしまったらどうなってたんだろう
女三宮の 秋はこない(飽きられた)って源氏に対しての恋の詩?皮肉?
>>18 源氏は柏木ほど弱くないんだね
実は強靭な体力精神力の持ち主
>>19 鈴虫の声に惹かれて、秋を憂いている歌で、源氏に対する感情は無い感じの歌かな
それを、源氏が三の宮にもこんな風情が備わったぞ、と尼姿の宮に言い寄る滑稽さが対比される場面
藤壺が出家した頃にはよく出来たスペア(紫)を手に入れていたからなぁ
亡き父帝も見て見ぬ振りをして自分を愛してくれたし
完全に詰んだ柏木とは違うよね
スペアを手に入れても逃げられたのが薫
桐壺ー藤壺ー紫の理想的貴婦人ラインは奇跡みたいなもんだからね
女三宮は藤壺に似ていなくてがっかりと源氏は言うが、似ていない方がむしろ普通
>>23 桐壺は理想的貴婦人ではないと思う
藤壺への恋心は桐壺に似ていたからだけどね
藤壷は理想的な貴婦人に見えるけど芯はとっても強い。
そこが好きなんだが
桐壺も、容姿も人間性も優れた欠点の無い人だったよ
だからあんなに寵愛されたんだし
桐壺更衣は、人間性が判る程書かれてないからね。桐壺の巻自体が後から書かれたらしいし、式部自身が更衣を重要視してなかったというか。
読者には藤壺を通して更衣を想像して下さい、って感じなんだよね。
更衣の容貌も書かれておらず、帝が更衣を偲んで回想した時、「そういえば、きれいな人だったかな」とあるくらい。
人気キャラの過去編が挿入されるのは千年以上前からの手法だったのかw
式部すごいな。
本編完結後に続編があるのも古い手法か。
まあ宇治十帖は続編というのは強引だろうけど。
>>27 そうかな。桐壺のことも書かれているよ。例えば
「姿態や容貌などが素晴しかったことや、気立てがおだやかで欠点がなく、憎み難い人であった」
「性格がしみじみと情愛こまやかでいらっしゃったご性質を、主上づきの女房たちも互いに恋い偲びあっていた。」
こういう箇所を参考にして、大和さんも、可憐でやさしい美女である桐壺像を描いたと思うよ。
あさきの桐壺は創作が多めだけど。
そう、更衣に関してはあまり作者の意見が無いような書き方で、周りの人が回想で、こんな人であった、とあるだけ。
これは、人物像をぼやかしたい時に使う手法なんだけど、更衣をあまり個性的に書きたくなかったか、作者も更衣の設定を構想してなかったのか。
当初は、ただ玄宗と楊貴妃の悲恋を想像させたかったらしい。
逆に多くを書き込むと更衣の身分だと野心家になる可能性が高くなるから、敢えて更衣の意思や言葉を少なくした様子。
当時の人にしてみたら身近にモデル(たぶん一条天皇と中宮定子)がいて
多くを語らずともって感じだったとか
妻の出家って正式な離婚になるの?
朱雀院が「出家しても後見人にはかわりないから」とか「今後も見捨てないように」と言ってたから
出家理由が一応病気ということだし、単にセックスレスになるってだけで
(事実上夫婦ではないけど)形式上は夫婦に変わりないと思ってた
紫だって出家のぞんだときあったけど、こっちも実家とは縁切れてるから正式離婚になるとしたら源氏の屋敷からでて財産もなくて生活もできないわけだから
単に尼さんになるから、セックスも甘い会話もなくなるけど、完全に縁がきれるわけでなく家族のままってことかと
明石入道と尼君だってお互い出家してるけど、ずっと夫婦のままだったから、あんな感じかと思ってた
色欲じじいの源氏だからこそ、美しい妻達と肉体関係NGがつらくて焦っていた(後は世間体)だけだと思ってた
人々にとって更衣は伝説の絶世の美女で、子である源氏、似ている藤壺に輝かしいオーラを感じるのだろう
髪を下ろした六条に逢いに行った源氏はすごい生々しくていやらしく感じた
病気じゃなかったら絶対致してただろうあれ
>>33 出家=世俗との縁切りが建前になっているから
名目上は離婚というより夫婦関係の解消じゃないのかな
>>32 当時、中関白家はワンマン政治から主だった公卿から反感受け、もっと嫌われてた高階家の血を受けた定子含む子供達は、好かれてなかった模様。
一条、定子に対しては今みたいな感傷的な感じに見られてなかった。定子をエロ尼とか書いてる公卿もいるくらい。
>>33 紫に、お互い別々に山に入って住むのに耐えられないから出家を許せない
と言って無かった?出家にも様々な形態があるのかな。
そこはお互いの出家に対する認識の差じゃないかと
紫は女三宮と同じ感じで髪切って在宅でちょっとお経読む当時の貴族の出家
源氏は山に籠もっての修行を含む本格派出家
やるならきっちりやる源氏は出家するなら髪落とすだけじゃ嫌なんだろう
やはり紫にとって、夫婦だというだけで、閨を共にするのは苦痛だったのかね
源氏が先に死んでいたら、紫は元の快活な性格を取り戻し、
他の夫人たちと交流を深め、孫宮の世話をして長生きしただろう。
夕霧が言いよってくるかもしれないが、機転が利くのでうまく退けそうだし。
葵 紫 明石 花散 末摘は 源氏以外知らないのか。
>>39 源氏は出家して山に入っても、山のキツネが化けた美女に化かされてそうな気がする。
出家してすぐ死んだっぽいね
紫が重病に倒れて出家を願うも許さず肉体関係持ち続けてたとかはさすがに
ないよね。相手死にかけなのに。
源氏が紫の出家を許さなかったのはただ単に世間体気にしただけかもね
鳴り物入りで迎えた三ノ宮にささっと出家され次に紫もってなったらヒソヒソされそうな気がする
>>45 とは思うが、なんか疑ってしまう
会って姿を見るだけなら出家後も六条院に置いて出来るはず
女三宮にしていたように
それでは満足できないということなんだろうか
>>41 夕霧が紫に迫ったらちい姫から怒られそう…
「お母さまに手を出したらいけません!」
夕霧は源氏と違って無節操じゃないから、紫のお世話してるだけで満足するんじゃない?
そもそも紫に対して女として欲情したというより、憧れの継母の君として慕わしく、手紙や話を交わせれば良いなって感じだったから(この辺同じマザコンでも源氏とはエラく違う)
でも親友の未亡人に迫ったからわからない。さすがに父上の愛妻には手出さないか、 花散里にはどうだったろう。
落葉との時みたいに最初は純粋に見舞っていてもちょっと紫と琴を合奏しただけで暴走スイッチオンになりそう
紫はガードが強固そうだからとりつくしまもないだろうな
紫の上はしっかりしてそうだもんね
紫上は源氏至上主義ががっつり刷り込まれて源氏基準の尺度があるから
息子の夕霧はどうやっても源氏の下位互換にしかならないから無理無理
一つ二つ源氏より秀でいてもトータルで源氏より上にはなれないし
13、4歳違いでどう?お互い恋愛対象になるものなの?皆さんどう?
>>54 当代一の男が基準かあ。きっついな。特に夜のことは、源氏と比べたらどの男も物足りないだろうし。
落葉宮は柏木より再婚相手の夕霧の方が少し上のランクの男でラッキーなパターンだった。
一生自宅から出ず、男は源氏(亭主)しか知らないというもの
なんともつまらない人生だな。
様々な男を比較してこそ誰が優れているかわかるものだし、
亭主しか知らなければ当代一かどうかわからないだろう。
それにあくまで他人の評価、人気アイドルを皆が好きかといえば
絶対に否だし。時代もありカリスマ的存在として名高くても
個人の好みは様々だからな。
そういう意味では藤壺は幸福な女だと思うね。
不倫で苦しんだが、年老いた亭主一人しか知らないままで
終わらずに済んだのだからね。
さすがに一生自宅から出ないわけじゃないと思うが。
そもそもそんなに引きこもって世界が狭いのなら、なおさら他人の評価や世間でどれだけカリスマ的存在か
どうかも、ろくに耳に入ってこないんじゃないかと。TVも新聞もネットもない時代なんだから。
あさきでは姫達は色んな情報は女房達から得ていたじゃん
引きこもりで家から出ずネットから情報を得ている現代人みたいな状況
女房たちが情報を得て伝える、現代のマスコミ的役割を担っていた
紫が外出したのって、住吉詣だけだっけ?
明石女御入内のときはどうだった?してたとしても都の中だが。
若紫のころに葵祭りに源氏と行ってた
紫に限らずそういう行事のとき見物に出かけたこともあったんじゃない
だろうか
他のマンガの姫みたいにお忍びで外出なんて多分絶対ないよね
源氏にバレたら大変
やはり、外出も都の中くらいで、泊まり掛けの旅なんて紫は無さそうだね。右近みたいに初瀬観音詣りとかは、当時の貴族の女性でも息抜きみたいで流行ったらしいけど、紫は源氏が許可してくれなそうだよね
>>65 王家みたいなね…。
右近左近とかもやっぱり左近のほうが上?
>>67 近衛府の役職としてなら左が上
例)左近衛の中将>右近衛の中将
でも女房の呼び名としてなら、右も左も関係無いよ
外出できないだけならともかく、
せっかく自邸に広大で見事な庭があるのに
自由に散策もできないんでしょ?
女は御簾のなかに篭って、桜が咲いても紅葉が綺麗になっても
それを牛車や部屋の中から眺めるだけ。
庭がもったいねーーーー!!と思う。
まあ当時としては、衣食に困らず静かに暮らせれば
人として幸福なんだから、ほとんど外出しないのは仕方ないな。
女房が唯一の情報源だとすると、主人に対してはお世辞三昧の
都合がいい情報しか与えなかったろうな。
人の悪意を知らせず箱入りで育てたちい姫が、
宇治では世慣れ訳知りの大人になっていたのは意外。
方違えでの外出は女性はやらないんだっけ?
枕草子には節分に方違えする的な記述があった気がする。
単純に、運動不足が心配になるな。
当時の食事はローカロリーだろうから肥満の心配はそれほどないのかもしれないが。
>>70 そりゃ、ちい姫も宮廷の意地悪な女官や、他の女御達の女房も居るから、里に居るようにはノンビリ暮らせないでしょ
GPSで追跡記録したら、すごい狭い範囲で生きてたんだろうね
この時代の貴族
移動手段が牛だもんね
牛歩戦術なんてあったね、なつかしい
ちい姫、秋好、藤壺も中宮になるような器の持ち主は
のんびりしているだけでは勤まらない
女性の国家公務員が出世していくようなものでもある
宮仕えしているうちに強くなるんだろう
中宮になるのは器というより後見(バック)が強いからだけどな
後見だけじゃなくて本人にも器が求められるんじゃない?
どちらもいるけど、ウェイトが重いのは圧倒的に後見。外見ではないよ念のため。
藤壺が後見の強い弘徽殿を抑えて中宮になっているよね。
中宮は三人とも世間から賞賛されているから器が必要。
弘徽殿も性格は意地悪だが、頭の良いしっかりした人だったようだ。
藤壺は桐壺帝のごり押し 世間もおかしいと思ったいう描写もある
秋好もちい姫も源氏の力が大きい
みんなしっかりした人たちだったけど、中宮になったのは周囲の
思惑が強い。
桐壺帝がごり押ししたのは右大臣側に権力が行かないように
するため
本来はそれおかしいんじゃないの
バランスよくしとかないと後々揉めるでしょ
反対勢力を納得させるためにも、中宮が女性として優秀であることが重要になると思う
藤壷は最高身分だけでなく輝く美貌、秋好は能力や人柄で皆、納得
ちい姫はすんなり立后出来た様子だが
本人の資質以上に大事なのは後見の有力さだろうね。
現実なら、兄宮と帝のヒキだけでは藤壺は権勢のある実家を持つ
弘徽殿には敵わないだろう。
まあ物語だから、なんでもありでいいんだがw
空蝉の移動距離も凄いよ
>>83 のちのち揉めたじゃんw
バランスを取るという意味では藤壺が立后して正解
父院が亡くなって母宮が出家して後ろ盾の兄(実父)が隠遁して
冷泉はよく帝位にこぎつけたなと思うw
朱雀が頑張って反対勢力を抑えたということか
皇女出の中宮って現実の平安王朝にはいたの?
政治能力ある藤壷が出家していても頑張ったんじゃないの
>>90 史実の冷泉天皇の中宮は朱雀天皇の一人娘の昌子内親王
父・朱雀天皇とは三歳で死別、母煕子女王は産後まもなく薨去
ちなみに摂関家の姫も女御として入内していた
藤壺に政治能力があるって描写あったっけ?
中宮になったのは、藤壺自身の政治能力というより桐壺帝の強い希望(まぁそう思わせたのが藤壺の政治力と
いえばそうかもしれんが、そこまで権力志向が強いタイプとも描かれてないからね)のゆえだったし。
弘徽殿、いとど御心動きたまふ、ことわりなり。されど、「春宮の御世、いと
近うなりぬれば、疑ひなき御位なり。思ほしのどめよ」とぞ聞こえさせたまひ
ける。「げに、春宮の御母にて二十余年になりたまへる女御をおきたてまつり
ては、引き越したてまつりたまひがたきことなりかし」と、例の、やすからず
世人も聞こえけり。
長くなったけど世間も地の文も藤壷立后を納得してない。
藤壺は秋好の入内を源氏に進めたり政治力のある人だよ。、
でも立后は冷泉帝を守って右大臣側に権力を集中させないために桐壺帝が多分
左大臣の後押しで強引に行った事。藤壷周辺にはなりたくてもそれだけの力は
無い
94の続きです。長くなってすいません
后腹の皇女、玉光りかかやきて、たぐひなき御おぼえにさへものしたまへば、人もいとことに思
ひかしづききこえたり。
とも書いてあるから后腹の内親王だし、寵愛も深いし、光り輝いている
から表立った反感はおさえられているみたいだけどね
八宮立坊が取り沙汰されても、冷泉は中宮腹、八宮は女御腹ということで、冷泉が結局支持されたのだろう。
桐壷帝が藤壷を中宮にしておいた効果があったと思う。
>>86 基本的に恋愛物語だから
より寵愛されている女御が立后
それで読者も納得
現実は摂関家のごり押しがデフォだからねぇ
>>98そういう現実に批判的な式部が皇族系が三代続けて立后する物語を書いた・・とか
物語は桐壺帝と源氏のごり押しw
ていうか、藤壷や秋好、明石中宮が勝つことを作者は想定して書いているから
こき殿は二人とも負けるために登場しているようなキャラなんだよね
負けキャラ二人ともこき殿というのも考えて設定されている
弘徽殿は由緒ある殿舎だから、本来は后が入るに相応しい殿舎なんだけどね
ちなみに桐壺更衣は、桐壺の舎を一人で使ってる事が破格の待遇なんだって。更衣の立場だと殿舎の一画を数名の更衣達と間借りしあって、何とかの町とか、何とかの小町とか呼ばれてたそうだよ。
桐壺巻にも、桐壺更衣の為に後涼殿の部屋を追い出された更衣もいたよね、あれは後涼殿の一町を局としてた更衣だったね。
ちい姫を桐壺に入れたのは偽善だなw
>>102 言われてみればそうだな
1人の帝につき10人20人と妻がいたら、ひとつの舎に共同で住まないと
後宮に住み切れないよね
桐壷更衣の無念を孫娘ちい姫が桐壷でリベンジw
桐壺は通常では東宮妃が住まう場所なんだから
東宮妃となるために入ったちい姫が桐壺なのは当たり前じゃん
帝の女御になったときには藤壺に住まいを移していたと思われ
中宮の有力候補の女御は帝の寝殿に近い藤壺か弘徽殿を使うのがデフォ
明石入道と桐壺更衣が従兄弟って設定も面白い
だからちい姫が桐壺リベンジって言われるんだよね
局は女系で繋がる事が多いと聞いたよ。
秋好も、本来もっと格上の殿舎で良かったんだろうが、おそらく六条が東宮妃時代に梅壺を使っていたのではないか?とのこと。
ちなみに源氏が桐壺を宿直所として使ってたから、ちい姫がそのまま桐壺に入るのがてっとり早いかと。東宮は梨壺を使う事が多いから別段不都合は無いかと
>>107 薫が結婚した女二宮の母が藤壺女御だったよ
女三宮の母親が藤壺女御じやない?
二宮の母は一条更衣で局は不明
ゴメン、夕霧の妻と間違えた
ちい姫は後に弘徽殿に入ったよ
帝だけじゃなくて、東宮の女御達も後宮に住む訳だから、凄い大所帯だよね。しかもお付きの女房達もいるし。
年の半分以上を、里がちに過ごしてた女御も多い意味が解るかも。
知らなかった。意外。ちい姫はずっと桐壺だと思ってた。
桐壺は御所から一番遠いからちい姫がすっとそこにだと色々と不都合
桐壺の更衣の場合は帝の寝所までが遠いからあちこちの局を通らなくてはならない
そのためにその途中に居る女御や女房から嫌がらせを受ける率も高くなって
行く途中の廊下に汚物(おまるに入った●)をまかれたりされてる…相当ないじめ
>>118 あさきしか読んでないので妄想でしかないけど
ちい姫のときはお付きの女房も増えただろうしさぞ華やかな行列で清涼殿通ったんだろうね
>>114 そうだね
桐壺更衣程度の下級妻でも10人程度は女房や従者連れてくんだろうね?
仮にも帝の妻だからもっといるかな
付き添いの女房の数が多くても後見の無い更衣みたいな立場なら、侮られるよ。文句つける人いないから。
ちい姫に嫌がらせしたら、自分側が源氏に逆襲されるからやらないでしょ。後宮の序列は全て後見の強さだよ
>>117 どこか忘れたけど確実にあったよ
窯変でも「私の娘が弘徽殿の女御か」と源氏が苦笑してるシーンがあって
その時に「そうだった」と思い返した記憶があるので
あと敵役に移行したキャラについての論文でも読んだ気がする
>>120 有力な女御なら50人くらいの女房がいて、それが半分から1/3くらいが交代で休みを取るので25から30人以上は侍っていたか?
桐壺更衣クラスでも常に10人以上はいたであろうが、桐壺の局を丸々使えたから狭くは無かっただろうね。
部屋住みの更衣だと大変だけど。
>>122 宇治編になって角度が変わって、源氏家は本編の右大臣家的な役になってしまったという論は読んだことがある。
六君が匂宮と結婚した時は美しい女房三十人付けて、大姫の入内よりも力を入れたようだね
126 :
愛蔵版名無しさん:2012/07/02(月) 00:56:02.90 ID:AVuQ5dqE
源氏と紫が寝てるとき源氏がうなされて藤壷が夢にでてきて あれほど誰にも漏らさぬと約束したのに恥ずかしいみたいな事言ってたんだが何のこと?源氏なにか誰かに秘密喋った?
あげてしまいました すみません。
藤壺との思い出を紫に話して聞かせたことではないのかな
夕霧の経済力って半端ないよ
院と今上の中宮2人もだけど、他にも東宮・二宮・三宮とあれだけ娘を正妻にして、
全部後見できるんだから
夕霧を年収10億円とすれば、匂宮は年収5000万円くらい
>>126 藤壺をやたらと褒め称え、紫は流石に血縁だから良く似ているとか、藤壺と親しい間だったことを仄めかしてるから、感の良い人なら気付くかもしれないし、脛に傷持つ立場の藤壺なら恥ずかしく感じるかも
平安時代の恥ずかしいの度合いは、
顔を見られる>>>>>>>>>おっぱいを見られる>おまんこを見られる
おっぱいやおまんこが恥ずかしいと意識しはじめたのは戦後
紫はどこで源氏が自分を誰かの身代わりにしていると気づいたんだろうね
その時期によっては誰の代わりなのかも気づいてたんじゃないのかな
藤壺と紫が瓜二つなのを知ってるのは源氏だけだよね
桐壺帝も自分の息子が自分の妻(藤壺・桐壺更衣)にそっくりな女を
嫁にしてるとは知らなかったろうね
桐壺更衣、藤壺、源氏、紫、冷泉、夕霧、この辺は全員うり二つ
源氏物語に足りない要素は、とりかえばや
源氏に女装させて桐壺帝がはぁはぁするとか
夕霧に女装させて源氏がハァハァするとか
藤壺の兄で紫の上の父親の兵部卿の宮も知ってるよね同じ顔だって
更衣の遺伝子凄いなぁと思ったけど、ちい姫や六の君には受け継がれてないんだね
そうそうそっくりさんばかり生まれないか
藤壺と桐壺更衣は他人の空似だからね
紫たちと源氏たちが瓜二つって出てきたっけ?
桐壺と藤壺より明石の方が似ていて不思議じゃないのにな
桐壺と明石の父親はいとこ同士だったよね
血筋の上では、桐壺更衣と明石なんだが、明石は六条に似ているという、どこまでも源氏の寵愛では負け組
更衣に似てるのが勝ち組か
>>132 何となく、葵の上も源氏の心に、結婚前から誰か住んでるのを気付いていたように思える。
勿論、藤壺だとは思いもしなかったろうけど。
紫は、自分が誰かの身代りで、その影を投影されながら育てられてたのは感じていただろうね、それが誰かは解ってはいなかったかもしれないけど。
ちい姫って源氏に似てるとも明石に似てるとも記述がないような?
絵柄は紫や更衣っぽい顔だけど。
ちい姫は源氏と明石の繁栄を示すだけのキャラって感じだから、無難で
特徴のない姫なんだろうか。恋愛沙汰なんて起こしたら大スキャンダルに
なっちゃうしね東宮妃が。
>>139 藤壺と源氏が似ているとあるから紫と源氏も似ている
この人らは自分に似ている顔を美しいと惚れ合っている超ナル
>>125 秋好が入内する時も、女別当、内侍、王族の姫など優秀な女房が揃っていることが語られている。
女房の質が重要だったことが分かる。
女房の質が悪かったせいで玉鬘の君や女三宮さえああいった目にあうしね
女三宮のとこのキャピキャピ女房ギャルズ…
王命婦も藤壷を裏切ったんだよな・・・
>>143 あさきにはちい姫の裳着の時、「源氏の姫だから絶世の美少女でいらっしゃる」と言われてるね
ちい姫、女一宮は母子で素晴らしい美女のようだから
源氏の美貌を継いでいると思う
王命婦は藤壺と光君の小さい頃からのあれこれを見てるから同情しちゃったんだね
あさきの藤壺は源氏を愛したことを後悔してないから王命婦は救われてる
藤壺と一緒に出家してるし一蓮托生だね
原作では藤壺は相当苦しんでいるし結局遠ざけているよ
元々は王命婦のおかげで本来なら帝位につけない人が帝位に就いちゃったんだもんな
ただの帝の寵姫の、妃の宮で終わるところが、中宮、国母、女院と栄華を極め、源氏の繁栄のバックアップをしたんだから、王命婦サマサマだわ
>>151 一時的にはね
出家した王命婦を自分の代わりにと大事な我が子のところに行かせてる
宇治十帖のツートップ美女は女一宮と六の君
よく読めばわかる
右大臣方と源氏方どっちがずるがしこいんだか解からんな
冷泉の女一の宮と今上の女一の宮がツートップなのでは?
評判的に六の君がもてはやされていないのは
やはり生母の分も含めて評価する時代のせいなのか
原作で六の君は自信のある貴公子たちの憧れと書いてたけど・・・
>>159 どのあたり?女好きの匂宮が興味示してなかったから私もそうなのかと思ってた
四と五はどうなんだろう
夕霧クラスになると、姫の婿に臣下だと釣り合い悪いんだよね。道長ですら、脇腹の姫を臣下に出した事で周りに色々言われた程だから。
頭中将の息子達で釣り合いの取れる息子がいたら良いと思うが
夕霧のあととりの長男は誰と結婚したの?
匂宮には仰々しい美しさの六の君より、親しみやすく可愛い美しさの中の君の方が好みだった
匂は、立場の軽い女性が好きだからなあ。
本当に東宮になりたいなら、夕霧の後見は必須。
あ、東宮にならなくてもマトモな暮らしがしたかったら金持ちの妻は必要か。
中の君の方が可愛くてくつろげる感じが良いんだろう
六の君は匂ははきはきとしたタイプだからな
こればっかりは好みだからな
でも六の君だって気に入っているみたいだから夕霧が少しは
ほっといてやる事だな
確かに六の君は、容姿や性格、才気にも非の打ち所が無いと言う姫で、本編と合わせてもピカ一なんだよね。敢えて難があるとしたら、生母が藤典侍と言うくらいか。
でも、ちい姫が養女でも中宮になれたんだから、六の君だって、なれるんだよね。
あさきには無いが原作の六君は権勢に心奢った所がある性格。あまり愛されないのはこの辺も原因か。
>>169 中宮になれなくはないだろうけど、ちい姫は源氏の一人娘、
夕霧のとこは正妻の雲居のとこに姫がいっぱいいる、の違いは大きい
古典常識として、桐壺の帖にもあった通り、「我こそはと思い上がってた他の女御達は」寵愛を受けるべき立場の人達で、立派な後見のある女性を蔑ろにするのは、帝が非難されるだけ。思い上がる女御達は全く非は無い。
厳しい身分社会の時代だから、下臈が上臈を越える事は、貴族社会の根幹を覆す行為(反逆)として捉えられた。
だから立派な後見や立場の人を正式に扱わないで、六条を愛人扱いした源氏は父に怒られるのは当然で、葵に寄り付かないで叱咤されるたのも当然、匂宮が母宮に怒られるのも当然。
>>169 匂うが帝になることがまずありえんから
六の君が中宮になることもないよ
器も華もないあんな小物に帝は務まらないだろ
兄二人の壁は大きいし
匂宮の将来は兵部卿の宮あたりに落ち着くんじゃない
役職付きの宮様になるのもなかなか大変なんでしょ
でも夕霧の後見があれば押してもらえる…将来のことを考えて六の君と結婚
中の君がいくらこの先子供を産んでも後見はいないから正妻は六の君だよね
中の君の息子は紫の上みたいに脇腹の子だから出世の道はないのか
匂宮は兵部卿になって無かったんだ。まあ、順調に二宮が東宮に立てば式部卿くらいまでにはなれるかね。
その後は兄宮に子供が産まれてるだろうし、匂宮に帝位は無理そう。
そうすれば益々、裕福な六の君が重宝されるし、どっちに転んでも彼女が正妻には変わりはないが。
中の君は後見は無いけど元々身分が低いわけじゃないから
六の君の子供がどうなるかで中の君の息子の運命が決まる
んじゃないのかな
177だけど正妻は六の君だろうけど
中君の後見は薫が充分に果たしている
中君が途中から匂宮の北の方と呼ばれるなど妻として地位が上がるのも、
嫡男待遇の子を生んだだけでなく、後見の薫の地位向上にも依るらしい
親兄弟じゃなくても後見してくれる人がいればいいのか
薫と中の君の関係って世間じゃどういう扱いなのかな。姉の恋人だから
兄的存在?
表面上はいとこだから一応親戚ってことじゃないの?
女二宮だって夕霧が強引に結婚するまでは、いとこの大和守が後見として全部面倒みてくれたから
中君が薫の恋人大君の妹ということは世間に知られているからね
また、八宮が薫に娘の世話を遺言で頼んで死んで行ったから
後見とパトロンの違い。
薫はパトロン、父宮は娘のどちらかと結婚して、もう一人の方も序でに面倒みてくれ、と託した。全く無関係の女性に面倒みてくれとは言わない。
朱雀が三の宮を娘と思って面倒みてくれと言って結婚させたのと同じ事。
面倒をみる=男女の仲になるで、現代とは意味合いが違う。
だから薫は姉妹丼でも良かったんだが、あの性格だから大君に執着して匂宮に譲った。事実上は大君とは結婚して無いから、中の君は放っておいても良かったが、律儀さと下心から何かと世話を焼き恩を売ってまとわりついてる感じか。
薫は中君に対し、匂宮よりも細やかに、女房や衣装などの面倒を見ているから律儀で偉いと思う。
たまに恋心を抱いても、分別ある後見人で終えようと自分を諌めているし。
あと後見てのは、後見相手の叙爵や叙品を申請できる立場の人で(親や兄弟または叔父辺り)、それによって自分も恩恵を受ける人ね。
例えば、後見してる女性が皇子を産んで、それによって後見人も位階が上がったり、何かしら後見相手と一緒に考えられる人。
勿論、後見相手は女性とは限らず、有力な親王とか(源氏と冷泉がこの関係か)。
中の君にとってはありがたいのか迷惑なのか・・
匂に薫との事疑われて責められてたね。
薫にも正妻いるのに他の男(匂)の側室にちょっかいかけてると
やっぱり周囲から思われてるのかな。薫の正妻はそういう事は全く
気にしなさそうだけど。
頼る人の無い中の君には、薫の気配りは有り難いけど、薫は隙あらば!との下心が嫌で浮舟を紹介したんだから、やはり迷惑だったのかな。
薫の妻は内親王で、おっとりしてるから柏木みたいな男に入り込まれたら断れなそうだな。
>>184 薫のダメなとこであり、良いとこなんだよね。あの優柔不断さは。
大君とも一夜を過ごした時だって、関係もってしまえば、お互い幸せになれた間だったのに。大君だって、それを待ってたのに、つくづく女心の解らない男だよ。
匂宮は兵部卿宮だよ。たしか。
>>189 そうだよね。匂兵部卿宮 とも言われてたよね。
あと、原作は知らんけど、あさきの中では、明石中宮のセリフで
「主上が譲位したらそなたを東宮にしようと思っているのだから軽々しいことはするな」てなかった?
中君との仲に難色を示されていたころに。
その時点での東宮に子がいたかどうかはしらんけど。
確か原作にもあったと思う。どういう意図で二の宮を差し置いて、東宮にするとか言ったのかは解らないが。
多分、中の君を召人にしなさい、東宮にもなれるあなたには相応しくありませんて、諦めさせたい一心で言ったのかな?と解釈してるけど
原作でも矛盾が生じているんだよね
宇治編の最初のあたりで二宮が次の坊がねにって書かれている上に
人からの信望も厚く人柄も良いとべた褒めされている
宇治でゴタゴタやっている間に病気にでもなったんだろうか
「宿木」にも世間の人も匂宮を次期東宮と見なしているってあるね
【筋ことに世人思ひきこえたれば】−匂宮を将来、東宮に立ち即位するお方と、世間の人は見ている。
あさきの匂宮は浮舟を失いヤケになった放蕩と荒淫が祟り、
東宮のまま死亡しそうな気がする。
>>192 匂宮は帝、中宮が特別可愛がっている皇子だからとか?
ご都合主義っぽいけど帝寵愛の源氏とか朱雀寵愛の三宮とかそこから話が動き出すのがこの物語のパターン…
ひいきが極端すぎて他の皇子や内親王につい同情してしまう罠
>>194 浮舟がいなくなった程度じゃヤケにならんでしょ、匂宮は
そこまで本気で浮舟に入れ込んでいたわけでもないし
匂宮は紫が可愛がってたから明石中宮にとっても特別なのかな。あんな性格悪く落ちつきなく帝に相応しくないのに。やんちゃな子程可愛いってのは昔からかな。
二の宮も夕霧の姫を妻にしてるんだよね。なら律儀な夕霧が兄宮飛び越えて匂宮の東宮を認めるとは思えないな。
同じ后腹なら長幼の順を重んじるのが、この時代は普通だものね。
薫の正室 一回しか出てきてないがなんか嫌い。気高い感じ。
何度も出てたけど、そんな気高い女ニ宮がいやがってるのに、
強引に姉の女一宮のコスプレさせた薫マジ変態(しかも真夏だから
シースルーのスケスケ)
>>201 まあ、確かに変態ラインにはあるけど
薫と匂宮の二択ならぶっちぎりで薫だよね
気高いと言うよりも女三宮+葵って感じかなぁ
女三宮みたく夫に恋愛的な関心がなくて
葵からツンツンを抜いたような・・・
薫北の方にアンチがいたとは驚き!
マイナーキャラなのにだいぶ出世したなw
あれだけ源氏に堅苦しいだの気難しいだのあちこちで吹聴されて
それでも化けて出て来ない葵って物凄く人間が出来てると思う
我が子夕霧を世に生み出せただけで満足して成仏したのかな
女一宮も登場させてほしかったなー
化けて出るっていっても六条以外は源氏が夢に見たとかその程度だからね
匂宮が帝になると世が乱れるな
六条の怨霊は源氏の深層心理にある罪の意識かも
なぜか葵は好きで薫正室は私も嫌い。あの絵と 家来のように思ってるという台詞がだめ。
>>198 そうか、紫が可愛がっていたから匂宮は特別待遇なのか。多分、女一宮も。
>>196 マジそう思う。かわいがっている子とそうでない子の差別ヒドス。
六君に女宮が産まれれば入内させることができるから
夕霧としては万が一駒が尽きた場合を考えて押さえておきたい
中宮に内親王、東宮はじめ二の宮、おバカ匂宮の後見してる夕霧は偉いよ。お付きの女房の衣装や調度品揃えたり、後見て大変だよ。
強力な後見役のいない宮さまなんか、簡単に落ちぶれちゃうんだから、夕霧に世話になってるくせに、匂宮の子供じみた我が儘をよく許してると思うよ。
匂宮が好き勝手やれるのは今上帝が引退するまでのあいだ
その後はこれまでのツケが回ってくる
若い頃に犯した罪は必ず歳を取ってから帰ってくるものだ>因果応報
今上が譲位したら、夕霧に良い顔して、六の君と共住みしそう。
まあそういう不安があるから中の君は今一、匂を信用してないんだろうが。
>>201 二宮、そこまでいやがっている風でもなかったような
もちろん、喜んでるわけでもないけどね
人から言われたら素直にやるタイプなんじゃね?
>>214 中宮や親王、内親王らは自身の収入、財産があるでしょ
明石系源氏系からも財産がある明石一族は金持ち
あほ宮は紫が寵愛したから夕霧も見捨てないだろう。
>>216 匂宮が六君より中君の方を大切にしているから気持ちも待遇も安定しているようだし
中君が生んだ唯一の子を可愛がっているからそうはならないと思う
>>218 中宮や親王の扶持なんて体面保てる程は無いから。お付きの者達の下賜や揃えなんてのは後見人に負うしかない。
しかもその収入だって、有力な後見が居なければ侮られて入ってこないときてるから、貧乏な親王ばっかりなんだよ。
父帝がいなくなれば、たちまち貧するのが親王、王孫ともなれば末摘花みたいなのはザラだったらしい。
中の君はそんな頼りない身の上でありながら匂宮に説教したり
感情を我慢しないとこが好きだわ
>>210 薫が異常にへりくだるから、家来と間違えられるんだと思うよ。
へりくだっているから、ああこれでいいんだと。
あの正室は義母同様、女性としての自覚なし、人の思惑を
想像する力が育ちのせいで欠けているんだろう。
もしもアンチが言うように性悪皇女なら、それはそれで個性があるから
もっと描いてくれるほうが面白いんだけどねえ。
アホ宮は姉上とも仲良さそうだし、やんちゃ坊主のようなかわいげがあるんだろう。
市川海老蔵を見るとこいつを思い出す。
>>221 >父帝がいなくなれば、たちまち貧するのが親王
そこらへん匂はよくわかってないよね
周囲の説得によりやっとちょっとわかって六の君と結婚したけど
母宮に、親王は有力な家に婿取られるのが良い、と口を酸っぱくして言われてたのは、正しくその事なんだよね。
今が楽しくて生きてる将来性ゼロの典型ボンボン
227 :
愛蔵版名無しさん:2012/07/05(木) 19:29:03.41 ID:6GoYwpys
自由に気楽に生きたいのに、親や世間が東宮にと期待するのは匂宮も面倒だろう
源氏は東宮や帝の位に憧れていたのにw
匂宮は生まれながらすべてを持っているから、帝の位にすら魅力を
感じないのだろうね。
何も考えず女の尻を追い回すのが性にあっている。
あさき匂宮は浮舟という追及すべくテーマができたから、
なおさら女漁りにはげむんだろね。
>>222 素直で伸びやかな性格だよね。感情表現が女らしくてかわいい。だから愛されるんだね。
帝や東宮は、ものすごく朝が早いし、スケジュールも詰まっていて、行動は制限されるし、いい事無いでしょ。
気楽な親王、しかも后腹だからチヤホヤされ、母実家は金持ちで贅沢三昧、姉の女房は美女揃いでハントし放題。
どうしてこの生活が辞められますやら。
後見人がいないと中宮や親王でも没落ってあたりで
兵部卿宮・藤壺兄妹を思い浮かべた
后腹なのに帝位に就けず主流から取り残されたのはそういうことか
>>229 私も中の君好き。
妙な屈折がないから人間的に安定感あるよね。
源氏編なら花散里がいちばん好きだけど、
宇治編なら中の君だわ。
中の君は賢い人という印象。
六の君に寵愛が行きかけたときに、薫に相談して
匂宮に嫉妬させて愛情を取り戻したり(意図的にやったのではないけど)、
薫の恋慕をそらすために浮船を紹介したり。
ちゃんと自分に有利になる行動が出来る人。
田舎育ちの娘なのにプレイボーイを手玉に取る中の君w
>>233 没落つーよりも后腹なのに帝位につけないってことでしょ
後見が弱いと意味ないね〜って
藤壺が桐壺にも似てなくて、内親王の慣習に従って未婚でいたら、
兵部卿宮も藤壺本人も世間から忘れられていたかもね。
兵部卿宮のきつい北の方の出自にもよるかもしれんが。
女三宮の黒目が怖い。
後見人がいないと、常陸宮、八の宮、出家前の朝顔斎院、再婚前の落葉宮みたいになる
金が無いのもあるが、格式を保つには身分相応にお金がかかる
親王内親王ともなれば受領レベルのような生活というわけにはいかないし、
やったら常陸宮や八の宮みたいに世間の笑い者になるだけ
朧月夜も後見人が大和守で苦しかったし、財産分与と言っても姉妹兄弟が多ければ減る
平安末期〜室町時代の貴族は極貧生活だった
とくに戦国時代に入ると皇室財産や荘園も豪族に奪われて、食べるもの着るものにも困る始末
上流貴族の娘は出家、下流貴族の娘は身売り、男の子は口減らし(子供のうちに殺す)
お金がないんで天皇の葬儀が1ヶ月先延ばしになったこともある、死体は腐ったままずっと放置
江戸時代に入ると、皇族には1万石(後に2度増やして3万石)、公家には合わせて10万石の予算と定められた
これも幕府の了承を得ないと衣一枚・文一通買えなかったけど
源氏物語で登場する中で、一番貧しい親王は八の宮なんだよね。
末摘花は王孫だから別ね。
八の宮は裕福な北の方が死んでから、あっという間にお手元不如意で、周りから再婚を勧められたのに断ったから貧しかった。
一時は東宮にもと言われてた程だったのに、本当に親王は妻しだいだね。
八の宮本人も相当裕福だったけど東宮候補になった時の因縁で
源氏たちとの付き合いが無かった事と世間知らずで貧乏になったので
ちょっと事情が違う
匂宮に六の君を結婚させたのは、作者が匂の将来は安定したものであると確定させたのかな。
でないと、八の宮のように、二の宮と東宮争いになって没落する可能性も高いし(本人が望まなくても)
二の宮は夕霧の女婿だし万一、匂宮を担ぎ上げようと思った勢力に対しては夕霧と対立してしまう。
その点では六の君の婿なら夕霧としても、どちらが東宮になっても肩入れ出来るし安心だしね。
もし正妻持つとしても匂宮は夕霧関係以外は難しいだろう
右大臣家のようにあっという間に没落するケースもあれば、六条のように財産があり後見人が無くても裕福なケースもある
ケースバイケースだな
蛍兵部卿宮は正妻の右大臣家の三の君が亡くなって、真木柱と離婚している
けど、真木柱との間の宮の御方が充分暮らせるだけの財産を残している
いくら両親や祖父母(源氏、紫)の寵愛が強いからって同母兄の二の宮さしおいて
匂宮を次期東宮にしたら、二の宮は世を儚んで出家とかしちゃわないか
病気がちでとても帝位に就けそうもないとか?
蛍兵部卿宮は、源氏と仲が良かった兄弟だから、まあ親王でも主流派であった事は予測はつくんだが。
八の宮は本人の意思とは関係無く、反源氏派の御輿にされてしまったからなあ
>>214 夕霧だって中宮の兄で東宮の伯父という立場上出世できるんだからお互い様だよ
藤原道長だって姉や娘の面倒はみたけど、その代わりに天皇の叔父、祖父だからこそ栄華を極めることができたんだから
夕霧の方が、六の君の処遇に困り、中宮に泣きついてまで匂宮に六の君を娶ってほしいと嘆願したんだったね
二宮は宇治で式部卿宮に出世してる
美形度は、夕霧の息子たち>>匂宮>>薫
雲隠六帖のあらすじ
一帖「雲隠」
源氏と惟秀(惟光の子)が兄朱雀院の住む西山寺に籠もって仏道修行をするが、
その2,3年後、朱雀院崩御、同じくして、螢兵部卿宮や髭黒太政大臣など多くの人が亡くなる。
源氏、紫上の七回忌に剃髪し、嵯峨院に籠もる。
十三回忌には、空飛ぶ仙人と化して姿を消す。
二帖「巣守」
冷泉院、源氏が亡くなったことを知り、出家。
薫、浮舟を迎えとり、還俗させて女二宮のもとに置く。
今上帝の退位、東宮・二宮に即位の意志がないので、匂宮が帝となる。
その時、中君は藤壺女御(後、中宮へ)となる。薫は内大臣に。
三帖「桜人」
匂宮帝、紫上供養のため、二条院で法華八講を催す。
宮中に参内した薫と昔語りをした際、匂宮帝は浮舟との過去を後悔するが、
薫は自分の実父柏木の罪の報いを受けたものと思い、匂宮帝を咎めなかった。
匂宮帝が紫上遺愛の桜を見に二条院に行幸すると、その桜の陰から紫上の幻が現れる。
四帖「法の師」
三月、藤壺中宮(中君)の産んだ三宮・花中書王が亡くなり、悲しみのあまり藤壺中宮は逝去する。
薫、横川の僧都を招いて、浮舟と共に出家する。
横川に行って戒を受けた薫は、そのままいずことなく姿を消す。
五帖「雲雀子」
薫のいなくなった後、少将君(母女二宮)が残していった子供たちの世話をする。
三月、少将君が嵯峨院に詣でて帰邸した後、うたた寝をしていると、夢に出家姿の薫が現れた。
六帖「八橋」
薫が姿を消して心細い思いの匂宮帝は、慶欣上人を召して仏法について尋ねる。
上人は『心が根本で、心眼によって悟りは開ける』と匂みやていに説いた。
六の君は皇后へ。六の君腹の皇子は東宮を経て帝となり皇太后となる。
同人誌のあらすじを書かれても・・・・・
東宮・二宮に即位の意志がないってご都合主義もここまで
いくと何といってよいやら
今上帝は、先帝や桐壺帝や冷泉帝と比べるとかなり凡庸な帝だった
明石中宮から見ると才気も覇気も無く、美しくもなく物足りない夫
明石中宮が一番信頼してたのは兄の夕霧
>>250 それだけ、六の君が美しく賢いから臣下に出すのが惜しい、と書いてあるじゃない
中宮も、夕霧の婿になれば何より将来は堅いものとして喜んで後押ししてたね
夕霧は薫を六の君の婿に考えていたときもあったけど断られたんだよね
当の匂宮も薫も全然乗り気じゃなかったんだよな
>>252 へえ、あらすじは初めて見た。いろいろ参考になる。ありがとう。
これはこれで興味深いけどね
宇治も同人誌くさいし
雲隠六帖を含めた60帖で「源氏物語」全体とする写本も存在するようだね
宇治編は本編とは味わいは違うけど面白いし、
同人誌くさいとは思わないけどね
宇治編があれこれ言われるのは魅力的なキャラクターがいないからだろうね
室町時代初期よりは後に出来た雲隠六帖を源氏物語全体とするのはあまりにも無理がある
薫って宇治の大君と結婚したとしても、
結局今上から二宮の降嫁話が来て正妻として迎えるんだろうね。
男は妻柄だからね
いくら宇治の姫達が素晴らしくても、親も財産も無い姫は世間から侮られてしまう、紫の上でよく解るじゃない
そんな縁談にいい思いしないのは、親心として当然だし
薫は大君と結婚してたら、女二宮と結婚したかは怪しい。今上も決まった妻がいたら無理してまで降嫁させたか解らない
>>258 >「女の子が心配に思われる末世なので、帝でさえ婿をお探しになる世で、まして、臣下の娘が盛りを過ぎては困ったものだ」
などと、陰口を申すようにおっしゃって、中宮をも本気になってお恨み申し上げなさることが、
度重なったので、お聞きあそばしになり困って、
と書いてあるから、中宮は喜んで、匂宮と六の君を結婚させたのではない。
夕霧の陰口などに困ったので、仕方なく匂宮を説得した様子。
匂宮や薫だけでなく、明石中宮も、夕霧の六の君押し付けには困っている。
まあいろんな解釈する人がいるなあw
親王の浮き沈みは後見しだいと諭して、中宮も夕霧の婿になる事を勧めてる。
勿論、自分の息子が落ちぶれるのを喜ぶ親など無いが。
この時代、財産は娘に受け継がれるから、男はよりよい家の婿になって、女の家に丸抱えで面倒みて貰うのが普通だからね、夕霧の婿になる事はシンデレラボーイみたいなもんだ
>財産は娘が受け継ぐ
夕霧は源氏の財産貰ってないのか。明石中宮が独り占め?
>>271 普通の男はそう考えるだろうけど匂宮や薫は違うってことだろう
一般人と違うからこその主役級。源氏もだね。
夕霧のとこは、姉妹が一人で、しかも普通の結婚では無く入内だからね。
もし妹でもいて、源氏が婿取りしてたら財産はそっちに行ってしまうが、明石姫一人だから源氏の財産は継いでいたと思う。
中宮は実母の莫大な財産あるから、バランス的にもいいし。
夕霧は大宮の三条宮を雲居と受け継いでるし、葵の血もあるから大宮からも財産がきてるはず。
六条院は夕霧の財産になってるんじゃないの
源氏から受け継いだ一番の財産は地位だろう
地位があればどんどん自分で財産を増やしていける
>>252 面白いのは、中君が藤壺中宮になるとこ。寵愛されて立后するのが藤壺宮イメージ?
あとは空飛ぶ源氏仙人。あさきにも宇治でそんな源氏が出て来たw
匂は源氏よりはスタートはいいんだね。
父が帝なのは同じとして、母はかたや中宮、源氏は更衣だし。
でも源氏より劣る人生になりそうだ、なぜかな。
臣下になった方が結果的に有利になるということか。
親王でも東宮になるのと、ならないのは凄い違いだからね。
なまじ後見の無い親王は落ちぶれるから、桐壺帝は源氏として臣下に下したんだから。
臣下でも、運と実力が無いと源氏とて父帝亡き後はキツいよ。そう言う意味じゃ左大臣の婿であった事、藤壺との関係は良かったね。
本編中で夭逝した最年少って前の春宮(六条の夫)?
安易に子供殺してお涙頂戴の展開に走らない紫式部は流石だ
前坊は、成人してたでしょう。六条と子供まで為したんだからさ。
それどころか、前坊は自ら皇太子を降りたという説もあるんだよ
源氏は元服時でいきなり従三位だからね。いきなり公卿
親王は帝になる可能性がなかったらやってる意味がない。出世止まるし
同じ更衣なのに桐壺は日陰の身っぽかったけど
一条の御息所は堂々としてたなぁ(帝が現役時代は知らんけど)
妃がたにいじめ殺されそうにはとても見えなかった
NHKで100分で読む名著で「源氏」を取り上げていたが、
紫式部は同人女性から始まったとかワロタ。
一条御息所は妬まれるほどの寵愛を受けていたようには思えないからなあ
>>282 特別寵愛されたという程でもないし、姫宮産んだ程度の更衣を
苛める理由もないでしょう
朱雀の寵愛篤かったのは朧月夜除いて女三宮母の藤壺(藤壺女院の異母妹)じゃなかったっけ?
中宮になれなくて嘆いたとか何とか
桐壺更衣も帝にあそこまで偏愛されなきゃいじめ殺されることもなかったのにね
例え皇子(源氏)を産んでいても八の宮みたいな扱いで済んだかも
それはそれで生活が苦しかったか・・・
朱雀院が出家するのに、女三宮を東宮の母女御(髭黒妹で母后確定)に、くれぐれも頼んだんだが、故藤壺女御(女三母宮)に後宮で寵愛を奪われていた事を根にもって、熱心には面倒をみてはくれまいと源氏に降嫁させる理由にもなった程だった。
髭黒の妹ってそんな長生きしてた設定だっけ。
髭黒妹にしたら女三宮の面倒見る義理ないしね
ぶっちゃけ他人だし
元々は寵愛を争っていたので今ではことさら憎いと思わないけどその名残で
真心こめては面倒見てくれないだろうと朱雀帝が推量した
息子の今上帝が女三宮を手厚く面倒見てたしね。今上帝は地味だけど
結構しっかりした人だ
天皇としては、今上みたいに普通っぽい人の方がいいんだろうね
だから匂宮、おめーは駄目だw
普通の感性を持った常識人で権力者ともうまくやっていける人が良いんだろうな
匂宮じゃ花山天皇コースにしかならん気がする・・・
>>257 あさきでも今上はしっかりした立派な人で中宮との夫婦仲も良さそうに見えるけど、
中宮は今上を物足りなく感じて夕霧を頼りにしていたって、原作にあるの?
今上は早熟ってイメージw
だって若いというか半ば幼いころから明石中宮にばんばん出産させてるしね。
それは入内させた源氏の責任w
今上は女三宮とタメで、ちい姫と二、三歳くらいしか年が離れてないから、
年齢的にはちい姫とお似合いなんだよね
女性の死因の半数が妊娠、出産に伴うものだったらしいから、極度な若年出産は危険過ぎる。ちい姫命懸けだったね、しかも立て続けに。
宇治編のちい姫は、しょっちゅう胸が苦しく、体調を崩してる(更年期?)みたいだから、長生きはしないかもしれない。
ちい姫も物語最後には50歳くらいだろうから老年だね
まぁ入内させた以上は妊娠出産は当然な義務なわけで・・・
若くして入内させ、出産が終わればとっとと戻れという源氏ですし
紫には、妊娠しないのが残念でもあり、そんな恐ろしい目に合わせなくて良かった、と言ってるのに。
出産直後の娘には、内裏に戻って次孕んでこい!だからね
ちい姫は当時としては普通に長生きだよね
40才くらいが平均寿命なら長生きだとも言えなくはないが。
80、90才ってのが結構いるからね(特に女性)。
平均寿命って上流階級と民草は別々に統計して?だよね。
民草はもっと短かそう。源氏は50歳くらいまで生きたんだよね。結構長生き。
90歳まで生きてたなんてひ孫どころかひひひ孫の顔も見れたんだろうか。
明石の尼君なんかそれぐらい生きてたりして。
源典侍か
40歳で四十賀だし、紫や藤壷とか考えたら、50歳ぐらいで存命の
ちい姫がお産がたたって長生きできないとはもう言えないと思うが
源氏と朧月夜との再会は、今で言うところの熟年不倫・・・
当時の女性の死因で多かったのは産褥死だったから
その時期を乗り越えたら長生きするのは女性の方が多かった
宇治十帖のちい姫ってまだ30代半ばくらいだと思ってた
更年期障害なら死に直結するわけでもあるまい。
当時の貴族の死因は結核や脚気が多かったのかな。
柏木は結核、紫は胃ガンのように思える。
皇室や上流貴族は近親婚による先天性異常で早死にするのも多そうだけど。
当時の貴族の死因で、男性は糖尿だとか。あの白酒が曲者らしい。
あとは定期的に起こる、流行り病だね。表だっての外国との交流は遣唐使の廃止で途切れたけど、筑紫や越前では交易があって国司一族を通じて都にも流行ったそうだ。
医療行為の劣った時代の更年期は色々な病気を引き起こして厄介だったらしい、紫や藤壺も当時の更年期の年齢だから案外その辺が原因かも。
因みに夕顔は荒淫が直接死因だと言った学者がいたな。
>>307 明石の尼君は最後出てきた時はいくつくらい?
ちい姫は長生きしそうな気がする、明石上とその親も長生きだから。
宇治での匂宮は26、7歳?ちい姫が18歳くらいで産んだら中宮は40代の半ばから後半か。
薫は匂宮より少し若いけど、二人とも当時としては晩婚だね、宇治の姉妹も(大君は結婚はしてないが)当時としては遅いよね。
道長 62歳 従一位、摂政、太政大臣、准三后
倫子 90歳 従一位、准三宮
彰子 87歳 中宮、女院
頼通 83歳 従一位、摂政、関白、太政大臣、准三宮
教通 80歳 従一位、関白、太政大臣、贈正一位
みな長生きだ。在原業平は99歳の老女と寝た
道長の兄弟やその子供たちは
道隆42
伊周36
定子23
隆家65
道兼34
だよ
>>312 明石中宮は皇女たちより若々しく美しいようだから
式部は中年女の美しさが好きだね
今だってAKBより松嶋菜々子や鈴木京香のような中年女性の方が美しく思えるから式部の気持ちは分かる
憧れの女一宮も30近い、当時の中年に差し掛かる年齢。それでも麗しかったんだからね
当時の女性の結婚適齢期て10代前半とか聞くけど、そんな年で北の方として
家庭を切盛りしていけたのかな。
現代でも女は16歳で結婚できる法律だけど、その年で結婚する人より独身で
学生の人のほうが多いし行き遅れなんて言われないよね。
最初から家庭内全てを取り仕切るわけじゃないと思う
良い家の娘さんは基本的に婿取りだから最初は母親に手伝って貰って
独りで出来るようになった頃に北の方として夫と同居って流れじゃないのかな
赤の他人の姑じゃなくて実母からの補佐なら娘も割と気安いだろうし
そうか・・・母親がいなくて13,4歳で源氏の自邸に嫁いだ女三宮は頼りなくても
あれが普通だったのかもね。源氏も「傍目には申し分ない姫」と思ってたもんね。
紫が特別優秀だったってことか。
紫には少納言ってのがいたな
>>281 >源氏は元服時でいきなり従三位だからね。いきなり公卿
スマンこれ原作にあった?
紅葉賀からの類推?
女三宮って降嫁する前はどこに住んでたの?朱雀院と同居?
母親が女御なら実家も身分高くて財力もあっただろうし財産は娘が継ぐんでしょ
>>331 多分、母宮の藤壺の局
母宮は内親王で、その母上は更衣だったから、あまり裕福では無いと思われる。
女三宮の母親の女御は、更衣腹の皇女で、源氏になってたから
内親王ではないよ
女三宮は女房もダメだったのはなぜだろう
内親王だから良い女房付きそうなのにな
女親がいないと細やかな人選が上手くいかないのかな。
それに高級女房になる人材も限りあるから、
良い人材がごっそりちい姫の女房にとられてしまったのかも。
ちい姫と女三宮、年齢近いし。
>>333 女三宮の母女御が源氏に降下した下りってどこにあるの?
原文は若菜の冒頭にしか出てこないで(ひめみこ・内親王)としかないから、見落としてるかな
>>336 若菜の冒頭で、
そのなかに、藤壺と聞こえしは、先帝の源氏にぞおはしましける
とあるよ
更衣腹なら斎院・斎宮にでもならない限り
内親王宣下受けても無品っぽいからねぇ
後見弱ければ源氏になった方がまだ経済的に安定しそう
女三宮は二品にまで昇格と厚遇されすぎだろ
>>338 斎宮だって無品多いよ
恬子内親王とか
皇族を母にもってるから朱雀院の子供の中では1番身分と血筋いいし、准太上天皇の正室っていう身分からしても二品は厚遇されすぎってほどでもないと思うけど
ちょっと頼りない子だから心配で下駄はかせたんでしょ
基本しっかりものに見える二宮には朱雀もそんな心配してなかった
血筋と身分は良いけど、後見なさそうだしね
落葉宮は大和守って後見あったけど
あと出てきてないけど四宮は斎院だっけ
源氏の正室なら二品は打倒だよ、生まれも良いし
あと紫の上が、四位くらいには叙されてそうだから、それに対抗させる意味でも
女二宮は、母の身分が低いから叙品は厳しいか、柏木が出世すればね。
でも夕霧夫人になってから、三品くらいには叙されかもね
>>344 たんなる夕霧の妻の一人なのに、宮廷から位なんて貰えるの?
紫は女御の義母だからわかるけど
大臣クラスの高位の夫人は叙されるものだよ。
その姫が裳儀を行うと、やはり家柄にあった位を叙される。男子が元服すると叙されるのと同じ。
源氏物語は女子の位階については、殆ど書いていないけどね。
蛇足だけど、女性で名前が判るということは、位階を叙されてるからなのね。
落葉は正室じゃないし無理じゃないかな
落葉宮はまず内親王宣下があったかどうかだなぁ
内親王だとしても無品なのか四品あたりっぽい
冷泉のとこにも内親王はいるし、今上のとこなんてボコボコ親王
内親王が生まれてるんだから、先先代の朱雀のとこの降嫁済み
(しかも現在の夫は違う人間)の内親王を三品にする余裕も
その気もないだろう
雲居との兼ね合いを考えれば夕霧自身が
落葉宮の格上げを望むとは思えないよね
落葉宮と雲居は同格の扱いで、世間もそれを認めているから二人とも正妻だよ
落葉養女の六の君も、婚儀の時に大姫と同等に扱われている
六の君の婚儀が盛大だったのは匂宮の声望が高いからだろうと
地の文に書かれているよ
二人とも正妻なんてことは無い
公的に正妻として位を貰ったりする妻は一人だけ
>>355 普通は臣下の妻は一人だが夕霧は例外的に二人を対等な妻にしていると、ちい姫が匂に説教する時に言っているよ
まあ、空想の物語だし
あさきも、落葉は側室ではないという解釈だね
>>349 え?
宮って親王・内親王の呼称でしょ
>>343 >あと出てきてないけど四宮は斎院だっけ
どっから出ててきたのその情報?
若菜下の斎院御禊で女三宮が女房を供出したことからの類推?
紫は中宮養母として叙せられるとして、
問題は中宮生母、しかし現実は女房として付き従っている明石が叙せられるかどうかだな
明石は高くかしづかれるよりは、
その教養を生かしつつも実務を取り仕切る方が楽しそうと思う。
明石は裏方に徹するでしょう
賢いし自分を律することの出きる人だから
あさきでは、女二宮は、女三宮の次に朱雀が可愛がっていたみたい
一宮、四宮は放置?
女一宮か、女四宮のどちらかが斎院にたったんだろうね。
賀茂の御禊に三ノ宮の女房貸し出して、手薄になった所を柏木を引き入れたってある所。
あくまで上でも書かれてた推測だけど。
朱雀が二宮を可愛がってるように見えん。柏木との結婚うまくいってないの気付かないし。三宮の育て方もしっかりしとけ。晩年の朱雀嫌い。
あさきの三宮は発達障害っぽいね
>>355 臣下は本妻がいると他に心をわけることは難しいようです。でも夕霧は
本妻と宮をうらみっこなしで上手ににさばいている。渋沢さんも瀬戸内
さんも正妻と宮と補って訳しているから、女二宮は正妻格だろうけど、
その文だけではそこまで断定は出来ないんじゃないかな
>>354 そもそも正室はひとりのみって確定しだしたのはもっと後の時代で
平安時代はかなり曖昧で最初に結婚したり、実家の威勢などから夫や世間から尊重されるかであって
道長の娘だってすでに正妻いた小一条院に嫁いだけど、夫がその後同居したのは道長の娘の方で最初に結婚した正妻以上に世間では正妻として見られてた
>>367 平安時代の婚姻について勉強し直してきた方がいい
>>367 >すでに正妻いた小一条院
元々の正妻を捨てて、道長の娘を正妻にしたと思われてるよ
髭黒パターン
むしろ、正妻は一人だって事例じゃね?
雲居→太政大臣の父親公認で結婚式
邸は広大な元左大臣邸(雲居の実家でもある)
子沢山、娘は東宮女御
落葉→中納言の未亡人。夕霧とはずるずると結婚
邸は夕霧の財産の六条院夏の町。子無し。
かなり条件厳しいな
小梨なのが負い目だった紫上と違ってむしろ小梨で気楽
この時代は、離婚でもしない限り正妻は正妻のまま
後からもらった妻は側室、要するに妾だけど、
内親王とか大臣家の姫とかそれなりの格式がある女なら、正妻に準じた待遇になる
それだけの話
>>370 夕霧から見ると、雲居もいとこ(母方)、落葉宮もいとこ(父方)だな
どっちも身内も身内だ
身分が同等なら、子供の有無が大きいかな、特に入内出来る女子。
葵とか、内親王みたいな非の打ち所の無い姫じゃなければ、正妻は直ぐには決まらないで、あちこち様子見ながら一番条件のいいとこに決める感じじゃない、雨夜の品定めにもあったけど。
何せ、財産の殆どは姉妹に行くから親からは位だけしか当てにならない男が立身出世するには条件が良いのは絶対だよね。
平安次代は逆玉の次代とはよく言うが。
>>368 道長ですら正妻である倫子は父親の許可でずに母親の許可だけで結婚式もしなかった私通みたいな結婚だったんだけど。
後になってから父親がおれて屋敷とかプレゼントして娘の後見してやったから正妻扱いされるようになったわけで
親の許可きちんととって順序だてて世間に対する披露もして正式に婚姻なんて時代じゃなかった。
>>369 小一条院は最初に結婚した妻の父親に全面的に面倒みてもらってた身だよ
一方的に離婚とかできないし、先方だって承知しない。
別居にはなったけど、当時は別居で通い婚なんだから別居=離婚じゃない。
正室は1人だけっていうのなら、道長の娘の方が側室のはすだけど、そんなことはなかった。
どうしても落葉宮を正妻にしたい人がいるのね
自分の好みで勝手な解釈する人がいるのよね
>>367 雲居くらいのれっきとした妻でさえ、夫が浮気して迎えた新しい妻が同格の待遇になり、
世間からも認められるということは、つまり、正妻は曖昧ということだよね
道長は倫子の元に通い始めたときは末っ子の彼の将来はあんまり
期待できる状態じゃなかったからね。後に雅信に認められて
正妻にしたということじゃないのかな
今と違って紙切れ一枚の嫡妻と違って、いつライバルが現れるか判らない結婚形態だから、妻は勿論女子力磨いて、両親も婿殿を丁重に扱った婿様天国の時代(出世がねに限るけど)
その最たるものが後宮なわけだね
>>375 あの時代の道長に、臣下クラスが逆らえるわけがない
元々小一条院と道長の娘の結婚は、小一条院が即位を諦めて
道長の孫に皇位を譲ることのバータ
今後の小一条院の生活は、全面的に道長が世話するということ
落葉宮は内親王という身分だから正妻の雲居と同等の待遇をしていると
言う事で、近年の研究によると正妻は一人が原則だから女二宮は正妻格
になる。雲居は正妻のままだから曖昧ではないのでは
落ち葉飲み屋は正妻並みの扱いではあるが
正妻ではない、でいいんだよね
正式に正妻にしたら頭中黙っていないような気がするしな
最初の時点では子ができるかどうかわからないから。
痛み分けで程よいとこに落ち着いたんじゃないか
384 :
383:2012/07/09(月) 11:20:34.45 ID:???
飲み屋→の宮 ごめん
夕霧はあの性格だから同等に扱ったんだよ。
小一条院は、自分の身の保身で道長の娘の寛子を本人の意向で、なおかつ母后も望んでの結婚だからね。顕光娘の堀河女御を軽く扱ってしまったから寛子が正妻と見なされるのは仕方ないよ。
平清盛の時代にも彰子様は健在!
雲居雁が夕霧と落葉の結婚に怒って実家帰った時も、
ぶっちゃけ悲壮感ないよなw
姉の女御とおしゃべりして遊んでるし
雲居は浮気に激怒したけど、自分の正妻の地位のことは
ほとんど心配していない
雲居は打算無しで、本気で出てったよね。
私か宮さまのどちらか選びなさいよ、って。
蜻蛉日記の作者みたく、死ぬ死ぬ詐欺とか、出家詐欺とか別れる気がないのに、相手に迷惑かけるような打算的な夫婦ゲンカじゃないから、雲居も納得して二の宮と夕霧を分けあった感じ。
雲居みたく、裏表のない素直(単純)な性格の方が、サッパリしてて幸せになれる気がする。
>>380 結局、雲居にしっかりした実家があっても子供がいても、夕霧の思い通りだもんな
簡単に新しい同格の妻が現れ、通いが半分持って行かれる
>>389 雲居は見捨てて死なむはうしろめたしって
カッカして文句言ったらそれが夕霧大好きにじませちゃう人だもんねw
>>390 それをどう女側が受け止めるかだな。
通いを半分にされたと嘆くか、まあ正妻には変わらないんだし夫の愛情が無くなった訳じゃないしと前向きに捉えるか。
紫は間違いなく前者だね。
>>382 原則はあるが夕霧は例外的に世間が同格と認める妻を二人持っていると語られている
雲居が正妻なら落葉も正妻
仮に、雲居が正妻で落葉が側室なら、逆に、正妻と側室は同等であり正妻である価値も特に無いということになる。
まあ先に結婚した女にしたら今まで男の衣食住の世話は自分の家がみていたのに
後に来た女の方が正妻になっちゃったら抗議したくなるのは当たり前だよな
>>392 気持ちの問題ではなく、社会的に落葉宮が高貴な身分なので、雲居側も不本意ながらも妥協するしかない。
典侍の時は身分が低い相手だから余裕持っていられたが。
詰まるところ、一夫多妻が認められてる形態だから、女の方がどうやって折り合いつけるかの問題になるね。
絶対無理と離婚したとこで、別の妻がいるわけだからな。
藤典侍みたく、最初から愛人待遇で子供もきちんと認知されて、仕事もあるのが良いとこ取りで気楽かもしれない。
家でいつ通うか解らない夫を待つ女って心細いね。
>>393 宿木のあの文でそこまでの意味は読み取れないと思うが
それから落葉宮が側室とは言っていないが
>>380 まさに女磨きを忘れ所帯じみて夫に幻滅されたのが雲居だなあ。
紫みたいに女磨きしていれば浮気されなかったんだろうか。それともやっぱり落葉宮に惚れたかな、夕霧。
紫みたいにどんなに磨いてても浮気されてしまうのが
この時代の特徴。
ここのところの流れでずっと気になってたけど
399は昔よく出没してた雲居アンチの内親王ドリーマーだね。
敦明親王はリンチとかする超DQN
ところで誰でもいいので
>>源氏は元服時でいきなり従三位だからね。いきなり公卿
の原作根拠をplz
あさきの夕霧元服時の記述に基いているんだろうが
夕霧が雲居とやりなおそうと決めた後、どういう風に仲直りしたんだろう
すぐにも訪ねていったのか、心を動かすような文でも書いたか
雲居は実家の権勢もあったけど二の宮を更衣腹の未亡人だから侮ってるところも
あって強気だったのかな。これが初婚で女御腹の内親王だったら最初から諦めて
紫みたいに表面上は大人しく受け入れてたとか?
紫と違って子供も沢山いたし気晴らしに実家に里帰りでもしてたらストレスで早死
とかもなさそうだし。
侮ってる描写もないしあさきではむしろお気の毒と思ってたよね
雲居の雁はどんな相手でも遠慮しないと思う
何より初婚の内親王を内大臣の娘を正妻にしてる夕霧にくれてやるはずがない
女三宮の時もはじめ夕霧にと思ってたが朱雀院は遠慮してた
>>402 自分もそこはすごく知りたい
なんとなくだけど六位の位を馬鹿にしたあの乳母あたりに
協力させてそう
>>403 侮って強気だったのはむしろ夕霧じゃないかな
うん、雲居は一度も女二宮の悪口言ってないよ
幼馴染み夫婦だから雲居も夕霧も遠慮せず言いたい事言うので
けんかしている場面読んでもつい笑ってしまう
雲居が怒ったのは夕霧の不実に対してだしね。
何となくだが、雲居はどんな身分の人に対しても萎縮しないで一途に夕霧の心を信じてると思う。それを裏切られたから出てったんで、内親王で身分が高い人だからでは無いと思う。
夕霧も二宮と結婚するが自分の誠実さを長い目で見てくれと諭す。
これが源氏と紫だと、源氏は紫をなだめるのに「比べものにならない相手でしょ」とか自分の浮気相手を貶すの。
紫もいつも、自分の身分より上か下かが重要で、朝顔や三ノ宮に対しては本気で落ち込むが、明石等の低い身分に対しては、まだ余裕がある感じ。
男女の愛情の本質では夕霧夫婦の方が現代では解り易いかな。
雲居は藤典侍のことを見下していたようだったけど
雲居も藤典侍に対してと落葉宮に対しては違ったよ。身分が高いと
自分の生活に影響があるから。対応はちがうけどそれは紫も同じ
実は紫も源氏にわりと言いたい事を言うほうだと思う。負い目がある
せいか肝心の所では我慢してしまうところはあるけど
違うタイプだけど、どちらも少女みたいなところがいつまでも残っていて
そういうところが好きだ
紫が誰かに襲われたら三ノ宮にネチネチしたみたいに言うのかな。
雲居…典侍を自分達が会えなかった時期に始まった関係だからと納得する
紫…源氏が須磨に流浪していた時に、明石と結婚したことを許せなく思う
考え方の違いというか、性格の違いはあるね
>>409 源氏と紫は夫婦になる前の、兄妹のようだった頃の関係が基本にずっとある感じだね
源氏に言いたいことをズバズバ言ってたのは花散里
かなり辛辣なことも言うけど生来の賢さかそういうキャラなのか全然嫌味じゃないのね
すごいスキルだと思う
>>411 あさきだとそんな書き方だった気がするけど、原作だと雲居は長年典侍を許さない者と見下してきたよ。
>「 われを世とともに許さぬものにのたまふなるに」
雲居雁は北の方とはいえ、皇女の身の宮を軽視できない。藤典侍の同情の裏には、
今まで雲居雁に見下げられてきた恨みがこもる」と注す。
>>413 花散る里は姉と宮中にいた経験や貧窮経験もあるから世情や人物を見抜く力があるのかもね。
世間知らずの紫や、田舎育ちの明石とは違い経験豊富だから
源氏も花散る里とそういった会話をするのを楽しんだことだろう。
妻たちの中で桐壺帝時代を懐かしみ話し合うことが出来るのは花散里だけだね。
難しいね、ある意味男と女の永遠のスレ違いというか、テーマみたい
紫も雲居も本質では、一夫多妻の矛盾や限界に気付いて抵抗してる。
紫は受け入れようと思いながら、出来ない自分と戦う。
雲居は正面からぶつかる。
もしかしたら花散里や明石も母である事や、良き理解者である事でバランスを保って矛盾と戦ってたのかもしれない。
何にしても、作者が女性ならではの繊細さかな
あるものは拒みとおしあるものは憤り
でも結局は男の意志に流されてしまう・・・だっけ
紫が出家していたらもうちょっと長生きしたのかな
髭黒の北の方が一番かわいそう
>>414 それなのに、藤典侍もつらいんだと素直に受け止めるのが
雲居の良さだと思う
>>418 それに同意。玉鬘が大和さんお気に入りだからか玉鬘と髭黒がやたらよく描かれているのもイラッとする。
元北の方たちや真木柱を不幸にしているのに。
髭黒の北の方って元々情緒不安定な人だったんでしょ?玉鬘が来てから更に悪化。
昔は美人だったというから、髭黒と気の合わない夫婦生活で精神病んだのかな。
原作知らないんだけど「婆あ」とか言われてるんでしょヒドイよね
髭黒を見てると自分はよくやってる、我慢してる、だから許してくればっかりなんだよね
基本的に無神経で強引
結婚前に北の方が病んでたという記述はないから結婚してからおかしくなったんでしょう
たまかづらを強引に拉致したり北の方の目につく場所に迎え入れたりやりたい放題でも自分はあくまで被害者
雲居、嫌いなんだが・・・
嫌いでも好きでもどちらでもいい
原作捻じ曲げてまで貶めなければ好みは自由
>>422 髭黒は直情的で貴族っぽくなさそう。
竹河あたりでは、その辺が災いして、本人の死後はあまり人脈もなく、息子たちの出世が遅れてみたいな描写あったっけ?
>>423 あの恵まれた環境で育ちながら教養不足なのは、あまり努力をしない人という感じはするね、雲居
だから結婚後堕落してしまう
>>425みたいに嫌い=荒らしと断定するのはよくない。
原作では真木柱「玉鬘ざまぁ」になってるよ
真木柱は、妻を亡くした紅梅大納言のちに右大臣と再婚して、落ち着いた結婚生活
玉鬘は、髭黒が亡くなり娘二人の婿選びにも失敗し、息子達の出世も遅れ気味
夕霧の息子に娘を差し上げるべきだった
夕霧の息子は玉鬘の中君との縁談を断り、左大臣の姫を正妻に
その左大臣もまもなく亡くなり、全員一つずつ加冠、左大臣家の財産も後々は夕霧の息子に
その後も薫に次いで大出世、夕霧の息子「玉鬘ざまぁ」
髭黒はかならず出世する男だと言われてたのになぁ…
なんなんだあの没落っぷりは
雲居も子供のころは母と引き離されて、大宮や父親ははやさしかったけど
それでも控えめで、言いたい事を言えるのは基本的に夕霧ひとり。勉強系は
あまり興味ないし、采配振るったりするのは苦手っぽいけど、子供を毎年
のように生みながら自分もてづから一所懸命育てていて、自然体で裏表が
無くて明るいところとか自分は良いなあと思う。
いろんな女の人がそれぞれの事情を抱えながら一所懸命生きていて、式部も
さりげないエピソードにその人の気持ちとか性格を忍ばすのが絶妙だと思う。
>>430 真木柱と結婚した時、蛍兵部宮は式部卿宮邸に通い婚していたのかな。
蛍死後、宮邸に紅梅が通いだしたか。
この2人のなれそめも知りたいね。
式部卿宮はこの再婚歓迎したのかな、それとももう亡くなったか。
雲居は現代の女性っぽく明るく元気で生き生きと描かれてるねあさきでは。
原作もそんな感じ?
皆さんは原文も読んでるんですか。
馬鹿っぷるの夫婦喧嘩とか、藤典侍の手紙とか、実家帰って姉の女御とおしゃべりとか、
結婚後の雲居と夕霧は原作のエピソードそのまま使ってるね
>>435 原作も読んでる
でもここはあさきスレだからあまり気にしすぎないでいいと思う
髭黒没落は妹の、今上生母が早くに亡くなってしまったのも原因だろう
>>434 蛍兵部卿宮が玉鬘、女三ノ宮を妻とりそこなって、式部卿の所にいた真木柱に恋文寄越していたら、式部卿は「東宮の次に良い結婚相手は親王」だと簡単に許してしまって蛍宮も肩透かしみたいに始まった結婚。
例によって式部卿の北の方が熱心に通わない蛍宮に嫌みを言ったり、年齢が離れている事もあり、あまりしっくりいかない夫婦だったらしい。
真木柱は悪く無いのに色キチの父や、世間ズレしてる祖父母の為に子供の頃から苦労続き。紅梅と幸せになれたようで良かったよ。
柏木が真木柱の婿候補だったこともあるね
柏木なら真木柱を許すつもりでいたのに、三ノ宮ゆかりの猫に夢中だったのね。
笑える場面だわ。
でも真木柱も、当時の貴公子の憧れの姫の一人だったんだろうね、父は離婚したけど東宮の叔父で、母は王族だもの。
本編終わり頃も蛍の結婚話出てなかったから、源氏出家後なのかな。
源氏の弟だから結構な年だろうに、よく結婚したね。
確か髭黒が生きてた時で、髭黒は蛍宮と玉鬘を争った関係で良い顔しなかったはずだから、本編だと思う。
ほんの少ししか触れて無いから、あまり印象無いかもね。
源氏は末摘花とはあれ以来やってないの?花散里とは一回もやってないよね。
花散里は同衾をお婆ちゃんだから…と辞退する場面があるからやってないわけではないよ
>>430 マジっすか。
あさきはもちろん作家ものの現代語訳でも優しく明るいかんじだったから、
ざまあと思ってるのは知らなかった。でも、当然といえば当然だろうけど。
玉鬘が悲惨なのは源氏とはライバルの頭中将の血筋だからか
柏木も悲劇な最期だったし雲居も結局夫に裏切られたし
パッとしない紅梅だけが難を逃れた
源氏物語は藤原負け物語でもあるからね。玉鬘は源氏の養女だったからまだマシな方。
右大臣家なんてあっという間に没落したもんな
身内の不幸(死亡)が続いたんだろうけど、朧月夜の後見人が甥の受領風情だもん
あまりにも早過ぎる没落だ
アンチ右大臣家の物語だって書いてるサイトがあったよ。
右大臣家の没落は酷すぎるよね。
藤原はあれだけ負け続けてもナンバー2でいられるのは
やっぱり元々の耐力があったからか。
>パッとしない紅梅
これ、原作でもパッとしないのかな
意外とまずまずの貴公子なんじゃ
普通に考えたら髭黒は今上外戚だから宇治の世に君臨している権力者
源氏家の世の中とするには、髭黒には死んでおいてもらわないといけないし、
有力子弟が出ないよう没落していなければならない
だから急激没落設定なんだろうな
せめてたまかづらと穏便に結婚してたら没落しなかったかもね
レイプした時点で源氏の印象最悪
それでなくても源氏は根に持つタイプだからうまい付き合いができなかったんだろう
だって普通なら、東宮のお后の最有力は真木柱だもん
ちい姫が国母を約束されてた予言で真木柱の入内と髭黒家の没落は必至なんだよ
>>453 そうそう、帝の母親の実家がそこまで没落するってねえ
実家の息子達もその当代が続いている間くらいはお情けでそこそこの出世を
させてもらえそうなものだが…
譲位した後急速に力がなくなり、というならわかるんだが
>>455 と書いたあと455見て思ったが、
やはり今上に入内させなかったのがまずかったのかね?
真木柱がだめになったら、まあそのいきさつは今上帝の耳にも入っているだろうから
諦めてもらうとして、髭黒家からその代わりに次を申し出るのがあたりまえだったかも
それで誘いもあったろうに、大姫を冷泉にやっちゃったから
今上の覚えめでたいの反対で、没落に拍車がかかったのか
そしてこれも紫のせいだと逆恨みされたんだろうか
髭黒も甥が東宮に決まった時点で、一番良い位置にいるんだから真木柱を後宮に送りこむ準備をするのが筋なのに、「オレ次期外戚、そんなオレにピッタリな若くて美人の嫁が欲しい」って、嫌われてる女の尻を追い回し、無理やり手込めにしちゃうバカだし。
玉鬘も今上に大姫を尚侍にでも入れて、中姫を権門の息子に嫁がせるくらいの機転は欲しいね。
政治能力の乏しい夫婦であった。藤壺くらい能力あれば没落は無かったのにね。
玉鬘、田舎育ちでそこらへんの政治感覚が乏しいのかなと思った。
髭黒は、東宮を産んだ女御に早死にされたのが痛かった
>>458 式部卿の北の方に、髭黒に源氏のお手つきの玉鬘を押し付けたと、紫や源氏は逆恨みされてたね
紫カワイソ
玉鬘大君に懸想していた貴公子だれだったかな
>>459 藤壺だったら昔の男への愛は心中深くにしまって、
家の権力を保つため娘を上手く嫁がせ、息子を出世街道にのせただろうね。
>>463 夕霧と雲居の息子では。
>>464 そか。長男でなく二男だったかな。
因果は巡るで玉鬘大君の寝所に忍び込みかねないなw
むしろ玉鬘が大君の寝所に忍ぶ込む手引きをするだろうw
息子も未練ないこともないけど、出世魚を取り逃した玉鬘の方が無念がっている
髯黒は玉鬘の父親の頭中将の許可を取り付けていたんだが
頭中将は悪い縁談では無いと考えるが、源氏に預けてある形だから、玉鬘の身の振り方は源氏に任せてあった。
尚侍にさせる等、イニシアチブは源氏が取ってた感じだ。
頭中将的には、玉鬘に対する源氏の下心はお見通しだったから、大々的に婿様扱いしてやったら面白いのに。
>>467 だからってレイプしていいとは言ってないぞ
しかるべき手順を踏んでこいということだろ
頭中将は玉鬘に一応意を伝えてあったんだろうか
養父源氏の意向が一番だが、
父としては髭黒さんとか誰誰さんなど良い縁談と思う、というような
冷泉に尚侍として仕えさせて、里帰りした時に自分の相手させるなんて、源氏は酷い妖父いや養父だよね。
>>461 朱雀後宮は呪われていたのかねえ
今上母、女三宮母早死、朧月夜没落
>>472 朧月没落はともかくとして、今上母、女三宮母の死は何時頃だったんだろう。
朱雀在位中だよね。
もし源氏流罪中なら彼女らが死んだ時、源氏を流罪にしたから天変地異が起きて
不吉なことが次々起こると噂されただろうね。
今上母は今上が立坊した時には健在。一緒に東宮と梨壺に入っている。
源氏が朱雀に報告している場面もちゃんと描かれてるよ。
女三宮母は女三宮の裳着前後になくなったんじゃ無かったかな?
いずれにしても朱雀退位後
黙って男の言いなりになるのがたしなみ深いと言われていたあの時代
自分の意思を持たない女三宮なんて絶世の美女扱いじゃなかったのか
>>474 三宮母はそんな大きくなるまで生きていたんだね
朱雀が母がいないので甘やかしたみたいな話だったので、
ごく小さい頃亡くなったのかと思っていたよ
>>473 今上母の死は若菜上の冷泉退位時に語られている
今上の即位を見れなかったは確かだが・・・
>>436 藤典侍の手紙?
一条御息所ではなく?
どうでもいいが源氏は”流罪”にはなってない
藤典侍の手紙ってのは、
女二宮のことがあった際に、雲居雁に出した手紙のこと?
「世間にあるけど、自分にふりかかるとは思わなかった」みたいな返事出したやつ。
>>475 でも風流さやたしなみが女性に求められた時代だから
花はすべて同じに見えるようじゃ・・
花は総て同じに見えるは、あさきの脚色だけど、打てば響く才気は無いよね。
でも出家後に、身分、人柄も申し分ない御方と書いてあったから、あれで普通の部類だったのかもしれない。
源氏も結婚当初は物足りないと思ったが、これはこれでいいか、みたいに思ってたから。
考えると源氏の個性的な妻や愛人達の中で、あれだけ無個性だとかえって目新しくて良いかもしれない。
もともと嫁ぐの前提に育てられてなかった可能性もあるし…
たしかに。
母親亡くして、将来を心配して降嫁させたんだったね。普通、身分の高い母親の皇女は独身だよね。
藤壺の入内も母后を亡くしてだったね
女三宮は藤壺とリンクするように描かれてんだね
弘徽殿(古い妻) 藤壺(若い妻)
紫上 女三宮
妻としての紫上の慟哭は弘徽殿さんのものでもあったのね
当時の女性が身につけるべき教養の基本は習字、音楽、和歌
>>483 後ろ盾や嫡男を有するが寵愛を失った弘徽殿と、
それらを持たないが寵愛は著しかった紫は対照的でもある
>>480 >源氏の個性的な妻や愛人達の中で、あれだけ無個性だとかえって目新しくて
そして源氏を見事ふっきって出家してみせたのも
その無個性だった女三宮だった、というのが面白い。
女三宮は源氏が琴を教えたらちゃんと上達して女楽でも見事に弾きこなしていたし
性格も素直だし導き方次第でいくらでも成長できたんじゃないかと思うよ。
でも源氏にその気がなかったんだよね。
よく言えば無垢、悪く言えば空っぽなんだろうね
自我らしい自我も乏しいけど、その分どうとでも染まる
平安期の内親王って教養豊かor信仰心篤くて名高い女性もいるけど
大抵が特筆することがなくて名前だけ残っている女性が殆どだから
女三宮は後者のそういう内親王達の具現っぽい
だけど女三宮は和歌はいいの詠んでるんだよね
本人たちには悪いが、朱雀院とその取り巻きが大切に育てたという内親王が、
教養豊かで名高いっていうのはあり得なさそう。
朱雀院周辺で教養高そうな人間って、頭が回りそうな母親のこきでんや雅やかな朧月夜、少し賢そうな御息所(女二宮の母)だけど、
それらの女人にしても朱雀院が賢くさせたのではないし。
素質はいい線いってると思うけど、絶望的に気が利かない人なんじゃないかな
他人の心情を察する能力がすぽんと抜けてるというか
リアルなら、源氏は巷のエロ親父のごとく若い三宮の肉体に夢中になるだろう。
紫は家政や奥向きのことを任せられる同志的な古女房、重要な地位なので、
自分で折り合いをつけてやっていくだろう。
源氏は美学で理想化された世界だわな。
>見事に弾きこなしていたし
危なげなく弾きこなしてた程度でしょ
>>491 どっちかっていうと家政を取り仕切ってたのは花散里だと思うな
>寵愛を失った弘徽殿
まあ本人も言っていたように、最初から大した寵愛はなかったような
>>492 >>危なげなく弾きこなしてた程度でしょ
合奏の中では、無難に弾きこなしてた意味で、宮の琴の琴はかなり上手だと源氏、紫、夕霧も認めてるね
源氏自身が今の宮ほど弾ける人は、現代ではほとんどいない、と言ってたくらいだから。
最も、七弦琴を弾く人は源氏の女君でも明石と末摘花くらいなんだが
合奏のメンツが考えれば無難に弾きこなすだけでも凄いと思う
現代というとプロのピアノニストレベルでしょ、紫上とか明石って
>>491 女楽のあたりだと、それに近くなってたね
出家したいと訴える紫を放置して、わざわざ女三宮を抱きに行った
あのメンツに混じって無難に弾きこなせたって、一般基準だとかなり
上手いレベルだと思う
普通なら、一人下手糞が混じると、あちゃーになるよね
うん。それに例えると女三宮は
昔習って基礎は出来ているだけで
合奏のために短期間プロに集中講義を受けた人か
源氏が不在の時も、女三宮は一人で夢中になって練習してたし、
やれば出来る子タイプか
楽器をやってる人なら解ると思うが、合奏とソロで弾くのは全く違うからね。独りでどんなに上手くピアノが弾けても、他の楽器と合わせたり、歌の伴奏として弾いたりするのは馴れが必要だから。
宮は全く合奏に馴れて無いのに無難に弾きこなすのは立派だね。基本受け身な人だから、周りに合わせる事には案外素質があったかも。
もう少し宮の他の素質も伸ばしてあげて欲しかったね
宮は受身だけどマイペースだと思う
よく見せようとかの欲とか無くて、無心に奏でるから回りと調和して
聞こえるんじゃないかな
おお、女三宮の意外な才能が!!
>>495 末摘花はともかく明石って比較対象としちゃ可哀想だろう、流石にw
明石って生まれも育ちも扱いも低いのにやたらハイスペックなんだから
まあ明石は父親が出世街道から外れただけで、血筋はいいからw
育ちだって、いいとこの出で教養のある両親がお金かけまくって
育てたし
>>無心に奏でるから回りと調和して
他の楽器の音色聴かないと合奏は出来ないよ。合奏は他に合わせようとしないと出来ないジャンルだから難しい
がむしゃらに弾いても不調和な汚い音になってしまう
がむしゃらと無心は違う
無心でもがむしゃらでも、合奏は無理
皇統だけど藤壺が琴の琴を弾いてるシーンはないのね
意外と末摘花とか
浮舟は琴も習ってないんだよね。一応姫のたしなみじゃないの?義父の家の隅で
日がな一日肩身狭く大人しく目立たないように何の楽しみもなく暮らしてたんだねきっと。
初登場時から鬱っぽい表情してたもんね。
受け身だから他の音を受け入れられるんだろう
柏木をあっさり受け入れてしまったように
明石と二人、あるいは紫上と二人で合奏とかなら、上手い方が
完全にサポートにまわるから何とかなるけど、
四人で合奏だからねー
女三宮がある程度安定して弾きこなせないと、合奏が成立しないよ
琴の琴は教える人自体も少ないから、普及しなかったんだよね。元々、中国からのものだから、弾き方も楽器もかなり限定されたんじゃないかな。
聖武天皇の宝物殿にも琴の琴が入ってたくらいだから、あの時代から貴重だったんじゃないかね。
原作では柏木を受け入れてはいないんだがな
合奏できたからって周りと合わせる素質は無いのは
女三宮の行動を見れば分かるだろう。
それが女三宮の魅力だが
浮舟は田舎で、琴を習うにしても母親くらいで、母親も次々出産してて浮舟に手解きする暇も無かったんだろうね。
田舎でする事無いと何してたのかね。
和歌を詠んでいたわけでもないし、
裁縫や染色に秀でているわけでもない
何して過ごしていたんだろう
異父弟妹ともなれ合ってないことは引きニート?
父のいない娘の自分にはどうせ良い縁談なんか来ないから女を磨いても
しょーがないと諦めて投げやりに過ごしてたんじゃないか
和歌も詠み交わす相手がいてこそだから、上達は難しいか。
異父兄弟達の醜い顔が懐かしいとか思い出してたから、交流が無くはなかったんだろうが、母親が分け隔てしてた感じだしね。この娘は、他の子達とは違う!って。
なのに娘の教育は疎かにしちゃったのよね。
半分とは血が繋がって交流もある弟妹を醜い顔って・・・
教養ゼロの浮舟だって見た目が良いだけで田舎受領の子と中身は変わらんだろうに
>>491 紫が亡くなり源氏が立ち直れなくなるけど、
現代も家事を任せていた古女房が亡くなると何も出来無くなる老人がいるから、そこはリアル。
女房がいても家政の主人がいないと核が無くなるからね。愛情だけの問題ではないんだろうな。
>>520 ワンマンタイプで、家の事出来ない男が、女房に先立たれるとボケたり、跡追っちゃったりするよね。うちの父親もすぐ逝っちゃった。
源氏も紫亡き後は、そんなに生きてはないよね。
夫婦ってだんだん妻が母ちゃん、夫が子供みたいになるからさ
古女房に先立たれた夫は、母ちゃんが死んだ子供状態さ
琴の琴は中途半端な技量で弾く人は不幸になる。だから女三宮はその後不幸が続くことに…
源氏も言い伝えを知ってんならそんな楽器を女三宮に弾かせるなよ…
>>497 やっぱりそうなんだろうね
女楽の夜源氏が紫にいつのまにあんなに、と驚いていて
一見褒めてるようだが
近くに住みながら紫に演奏所望したり合奏したりもなく、
女楽前は練習することもあったろうに、三宮に入りびたりで音を聞くことすらなく
放置だったんだなと思ったよ
源氏と三ノ宮以上に、冷泉と玉鬘の大姫のが年齢差あるんだよね。しかも冷泉は親子丼希望だし。あ、源氏も夕顔と親子丼希望だったんだっけ。
にしても、冷泉の老いても尚お盛んな精力は、源氏というより祖父(面向き実父)の桐壺帝譲りなんだろうか?
若い頃はストイックそうだったのにな。
世継ぎが朱雀系に移っていって気楽になったからかも
大姫の男御子も帝位とは無縁そうだし
桐壺帝崩御後は朱雀帝人脈(本人でなくむしろ周囲)が権勢を振るい、
藤壺も肩身が狭いくらいで実父の源氏はいなくて孤独だったし、
その後朱雀退位後に若くて帝位について、
退位後にやっと気楽になったのは
>>526の言うとおり、確かにあったかもね。
実子が少ないことで、子供の心配もあまりしなくていいし。
二宮は宇治編で回想があったけど三宮のも見たかったな
あの頃はあんなに苦しかったけど今は源氏も柏木も恨んではいませんみたいな
>>528 女三宮の気持ちは、出家前後でかなり描き込まれてたから
それだけで十分だと思う
ぶっちゃけ、宇治の頃の女三宮は、源氏のことも柏木のことも
忘れて(ry
念仏とぬこ三昧な日々だろうね
基本息子に頼りきりだけど息子に頼まれたらちゃんとやるよ
程度には成長しているから良いんでないかな
変な気苦労もなくて幸せそうだ
薫と女ニ宮の結婚の時はお世話してたしね
今上の可愛がってる姫宮嫁に貰って、女三宮も嬉しいのかも
薫が子供のころは全く興味を示さなかったんだから
進歩したのかもしれないね
しかし40過ぎても少女のように幼いって・・・イタいな
女三宮は命じるだけで実際のお世話は女三宮付きの女房がしてると思われ
気楽で良いよね
その命じることすらろくにしなかったんだから
大した進歩じゃない?
あと新婚夫婦に自分の住んでいる寝殿を譲ろうかと言えるくらいには
気遣いが出来るようになった
薫が宇治の中君の侍女達の装束がみすぼらしいから、母宮の所で調達する場面で、宮はきちんと無地の反物や染めてある物を把握してたよね。昔は何がどのくらいあるかすら把握してなかった感じだから進歩したじゃない。
にしても匂は中君の侍女や女童の衣装の面倒迄は気が付かないのよね、勿論そういう装束は女が用意するもんだけど、中君には無理なの解ってるのに。こういう所、薫や源氏は良く気が回るのよね。
>>537 薫や源氏は臣下として、普通に宮廷で仕事してるしね
世間を知ってる
匂宮は毎日遊んでるだけ
女三宮もだけど女三宮の女房も進歩したなぁ・・・
源氏から軽々しいとか散々な言われようだったのにw
まあまあ進歩した程度だけどね
そんな女三宮ワールド結構好きだが
まぁまったり暮らせて幸せそうで良いじゃないかw
>>529 柏木はともかく源氏のことは恨んでそうだぬ
>>542 紫の上の死後、「谷には春も」で源氏スルー状態だし、
二十年前の源氏のことなんて忘れてると思う
宇治の女三宮は毎日の生活に不満は無さそうだから
もう源氏なんてどうでもいいでしょ
結局勝ち組なお方だw
息子が実直でしっかりしてて良かったね。
薫はたぶん、何だかんだ言ってなかなか出家しなさそうだ。
あれこれ気遣いする人より鈍感な人の方が幸せだろうなと思う
それは間違いないんだ。
ただ色々気にする人は、大体が人の評判を気にするからなんだよね。
紫の上も、「人はどう聞くだろう?」って台詞(心の中で)が多かった。
常に世間の評判を気にしているから、あれだけ人から褒め称えられたんだろうね
「谷には春も」って「ざまぁw」って意味で詠んだんじゃなかったのか
>>532 そ原作では二宮が来るのを喜んでいたね
そんな三宮を大和先生に描いてもらいたかった
子供のころはほっといて、たよりになるようになったらたよりにするってなんかずるい
薫はマザコン入ってるし、仕方ない
ほっとく言っても、餓えさせる訳ではないからなあ。
出家してたから、仕方無いと薫も納得はしてるんじゃないか
女房たちが育ててくれるからな
全く無視していて反省もないのはどうかと思うが
薫と女三宮の母子相姦とか。見たくね?
555 :
愛蔵版名無しさん:2012/07/15(日) 23:24:13.99 ID:etaD+MJs
匂の宮自体蛇足。
>>554 自分が不倫の子だと思ってる(きちんと知るまでは疑ってる)薫があの性格で母親と母子相姦なんて薫じゃない
なんか臭そうだよね、匂う宮って
匂うって…
なんでだろうな、作中で魅力的で生き生きしてる男性って頭中だけだ
女性はそれぞれ魅力的なのにね
やはり作者が描き切っているのは源氏だな
源氏のよさが本気でわからない
まだ末摘花の面倒を見ようとかいってる頃はよかったけど晩年は最悪じゃん
晩年の源氏はマダオだからねぇ
紫上の心境がこの人ダメンズだから捨てられないって感じに見える
女三宮はばっさり切り捨てているけど
薫は女三宮に育てられたら仕事が出来るまともな男にはなれなかっただろう
だから薫は女三宮とは距離を置いて育ったという設定なんだろう
あの位の最高級ランクの貴族なら、乳母とか家庭教師とか
何人もつけて育てさせますし
雲居雁みたく自分で育てる方が稀だからねぇ
薫がマザコンていう描写ある?ところで女三宮は源氏に〇〇の君みたいなあだ名つけて貰えなかったの?槿とか月夜とか…
育てろとという事ではなく、いくらなんでも自分の子供に関心を
示さないのは出家しているからといって同じ屋敷にいてどうなんだ
ということなんだが
女三の宮にしてみれば薫は悲しい思い出の形見だからね
顔見るだけでも辛いんでしょう
むしろ親子関係はかなり改善されたほうかと
そういう面も確かにあるが薫に関しては葛藤も無いみたいで
やっぱりずいぶん自分勝手だ
>>563 女三宮は最高級貴族なのに女房は優秀では無かったが
>>562 朱雀や明石入道らの話から推測するに
出家の世界では家族への愛着も絶つのが理想とされているみたいだから
(ゆるくて破ってもどうってことないみたいだが)
出家した三宮は通常の母より距離置いて当然だったのかも
>朱雀や明石入道
この2人は娘への愛着は絶ってなかったよね。
それが人間くさくてむしろ好感度あり。
俗世にいながら「お前は娘を結婚させたいのかさせたくないのかどっちやねん」
てな感じの言葉を娘や薫に残した宇治八の宮の方がよくわからん。
女三宮は薫が大きくなってからは頼り切ったり世話したりしてたんだよね
宇治での女三宮と薫はけっこう仲良さそう
>>572 母親の愛情が必要なときは無視して勝手だよな・・・
世話になっていると言っても女三宮自身はちゃんと財産あるし
源氏の妻ブランドもあるし、念仏三昧の日々でも本人全く支障なし
むしろ薫の方が母親を放っておけないだけなんじゃ・・・
つーか、源氏物語では母親以外に育てられるパターンが多い
源氏、紫、夕霧、雲居、玉鬘、女三宮…
藤典侍の子供だって、花散里のとこに養子に行ってる
薫は自分の母親が内親王なことを、すごく誇りに思ってるよな
父は六条院、母親は内親王、
兄は右大臣、姉は中宮、正妻も女二の宮、
冷泉院には実の弟だと思われて可愛がられ、出世も順調。
薫は本当に恵まれているな。
まあ、出生の秘密があるから、仕事上でも謙虚ではあるのだろう。
冷泉 ちい姫 薫 の三人とも出生の秘密を知る。昔から喋りな人が多いんだね。
ちい姫は別に秘密じゃないだろw
薫は冷泉と秋好の養子扱いで育ったんじゃないの
>>581 養子というより男子がいなかったから、いづれば自分達の面倒見て貰おうと薫に目をかけてた感じかな。
でも今となっては冷泉院は幼い御子達の後見にと思ってそうだな
>>582 どちらかというと口にはできなけど兄弟だからってのあるんじゃない?
源氏が冷泉に薫のことを頼んで亡くなったから、冷泉は薫を丁寧に世話し元服も執り行っているね。
源氏も優しいし冷泉も偉い。
実際は兄弟じゃないけどね
柏木と冷泉がはとこだから血の繋がりはあるっちゃあるけど
>>585 話の流れとか読めない人?
兄弟じゃないことは読者は知ってるけ冷泉は知らないじゃない
世間的には、
冷泉は女三宮の叔父さんであり、薫の叔父さんでもあるのか
ややこしいな
実際の血の繋がり的には、
源氏と朱雀が兄弟だから、女三宮のいとこか
ああそうだ
女三宮母と藤壺は姉妹だから、そっちの方でもいとこか
冷泉も、三ノ宮を自分の後宮にカモンだったんだっけ?
普通なら血が濃すぎるから奇形だらけなんじゃ?
>>588 そうか
藤壺ー女三宮母姉妹と弘徽殿−朧月夜姉妹、
2組の姉妹が姉達は桐壺後宮で、妹達は朱雀後宮で争ったんだなー
血が濃すぎるから三宮はオツムがちょっと・・・
朱雀院の子供達(東宮、落葉、女三宮)は、みんな血が濃いって
感じはしない
母親の女御や更衣は、朱雀の近い親戚じゃないし
それよりも、源氏の子供達(夕霧、ちい姫)の方が、やばそう
夕霧もちい姫も、結婚相手はいとこだし
源氏本人が葵と従兄婚だから。しかも親は同腹の兄妹だし。
きょうだいでも腹違いならOK、ていう時代もあったよね。
朱雀院−朧月夜、源氏−女三宮はそれぞれおば甥、おじ姪の間柄で、子供はできなかった。
まあ朱雀母と朧月夜は同腹と限らないし、朱雀と源氏は明らかに異腹で、ちょっと遠くなるけど。
見た目がおかしな子も産まれただろうにどこも健康で美形設定だ。
末摘花
女三宮の両親は別に血が濃くないと思うけど
夕霧(両親が従姉弟)&雲居雁の従姉弟夫婦の方が血が濃い
女三宮の母親は更衣腹だし、源氏物語基準では、血は薄い方かと
近親交配は劣性遺伝子が発現されやすいから先天的異常な子が生まれやすいが、本当に稀に天才も生まれるらしい
う〜ん、詳しく教えてくれる人たちのレス読んでたら
原文のほうも読みたくなってきた。
でも今さら原文読むのも正直キツいので、やっぱり訳文で。
読みやすいおすすめあったら教えて下さい。
屑男てこと?
何気に失恋率高くない?
>>605 いくらなんでもその言い方は失礼だろ。
長谷川さんに対して。彼はハツさんひとすじだし。
長谷川さんは元エリートだしねw
長谷川さんて俳優じゃないの?家政婦ミタの屑役の。
銀魂の長谷川のことだと思うよ
完全版と文庫。大人買いするならどっちだろう・・・
金欠だけど完全版に惹かれてならない。
>>611 両方持ってる。
おすすめは完全版。文庫に比べて重い以外欠点なし。
>>612 ありがとう!
今月の小遣い超節約しよう。そして完全版買おう。
>>603 遅くなったけどありがとう。
やっぱり原文読むのもおもしろい。
今日図書館行って瀬戸内寂聴さんの解説本みたいなの借りてきた。
それとも照らし合わせて読んでるよ。
あさきがどれだけ現代に受け入れられるように、
きれいに表現されてるかが良くわかるね。
>>603 614とは別人ですが紹介d
ネットでもこんなのがあるんだ、いいね
私も少しずつ読んでみる
瀬戸内寂聴は止めろ
適当すぎる
与謝野晶子も恣意的解釈入りまくりでお勧め出来ない
大塚ひかりさん辺りは?
読みやすいよ。水も滴るイケメン、とか書いてあるけどw
大塚さんは良いと思う。割りと忠実。
円地さんは文章はいいが、六条を異常に贔屓し過ぎて、勝手に書き足してしまってるのが残念。
衣装配りの下りが好きだが、女性翻訳者は特に力を入れて、
それぞれ解釈があって面白い。
過疎ってるな
保守でございます
過疎ってるので質問。
空蝉はあさきでは源氏に一回やられちゃったけど
原作では何もないまま夜を明かして次こそはと忍んだら逃げられた?
自分の原作読む力が弱いんだろうか。
藤壺にさえ手を出した源氏が、
軽く見ていた空蝉に何もしてないとは思えないけど、
原作ではそうなの?
受領の妻ごとき、簡単にやっちゃうよ
あの薫だって、受領の娘の浮舟は初対面でやっちゃった
やっぱりそうなのか。
「身分の低い者はどのように扱っても〜」って非難&拒否されて、
思いとどまって、でも本気なんですよって最チャレンジ。
って源氏の優しさを期待して読んでしまってた。
まぁ後年、空蝉の面倒も見たからそこが優しさ、というか一夜の遊びじゃないよ、ってことなのか。
あさき〜からは存在を抹消されている筑紫の五節が気になる
おかげで駅長の句がおかしなことにw
やってないのは朝顔だけかな。
628 :
愛蔵版名無しさん:2012/08/03(金) 21:29:36.60 ID:GXGFvE9Q
【常時age進行厳守】
朝顔も源氏にとっては藤壺の身代わりみたいなもんだったから袖にして正解
朝顔って源氏より年上設定だけどよく30過ぎの婆に求婚する気になったな
六条御息所と藤壺に死なれた源氏が、二人に匹敵する高貴な女人を求めて
朝顔に求婚した流れだからね
紫だけじゃ満足出来ないって、後の女三宮降嫁の伏線にもなってる
紫的には朝顔だったらまだ良かったのにね
だいぶ年下で血筋以外高スペックとはいえない女三宮が正妻になるってのはキツイね
朝顔とは自分より前に始まった恋という点で少し納得できたかもしれないね。
花散里に対しても、自分より前からの相手だからと認めているところもあったようだし。
上見てて、夏の恋といえば空蝉が思い浮かぶが、
朝顔もその名からして夏の恋だったのかな。
紫は自分より身分低いかブスかババァなら安心だったけど女三宮には全部負けたからな。
顔は紫>女三宮じゃね?
紫には藤壺顔だから
柏木的には三宮が上だろう。
紫より性格以外は葵が上。
性格もツンデレブームの昨今は葵が上。
葵が当初の予定通り朱雀帝に入内していたら、
Mそうな朱雀帝はハァハァ状態だったのかな。
その場合、朧月夜はどうなったのだろう。
源氏が関係した女性で身分高い順って
三ノ宮>藤壺>葵>???
本妻腹ではない紫とか、父宮が亡くなってる末摘花とか、
総合的にはどうなのかよくわからん。
女三ノ宮、藤壺、槿、葵、花散里、紫、末摘花、空蝉、夕顔?
>>639 藤壺>女三宮>葵
だろうけど、女三宮と葵が入内したら、葵が中宮になると思う
藤壺と女三宮は同じ内親王だけど、后腹・中宮・国母・女院の
藤壺圧勝
后腹の内親王ってところで藤壺の身分トップは揺るぎないね
女三宮は女御腹だからちょっと落ちる
地位でも中宮・女院の藤壺がトップ、
同じ源氏の正妻の女三宮と葵は、二品持ちの女三宮が地位としては上
身分だけでいえば宮家嫡子の末摘花の方が宮家脇腹の紫上よりも上かな
手車許されて源氏の正妻格の紫上の方が地位は断然上だろうけど
そうか、ダントツ藤壺だな。
女三宮が高貴な生まれとクローズアップされての源氏への降嫁だったから
なんとなくトップだと勘違いしてた。
藤壺寝取る源氏とんでもないことしたんだな、と改めて。
紫の身分からいったら、すごいシンデレラストーリーだね。
その紫に身分が低いと言われた明石も相当だけど。
宮家正妻腹の末摘花と朝顔は身分上はほぼ同格?
地位は斎院の朝顔の方が上っぽいけど
摂関家と宮家だったらどっちが身分は上?
紫は身分が低いわけじゃなく、後ろ楯がいないだけ。
身分自体はわき腹とはいえ宮家の姫なので公家社会じゃ十分一流どころ
明石にしても、そんな低い低いというような身分でもない
摂関家や大臣家の正妻には受領の娘なんかごろごろいる
源氏の妻の中では低いってだけで、世間一般の基準からしたらちい姫は明石の娘の身分のままでも十分入内立后できるよ
大臣家x宮家の血筋の受領娘が低すぎるっていうのなら、藤原道長の母親・時姫なんかどうなる
朝顔の父宮は、式部卿宮で社会的地位が高かったので、朝顔が上
末摘花は宇治姉妹と同格な感じ
摂関家の方が、世間的に力がある
宮家はいっぱいるからね
まぁ桐壺帝だけでも10人皇子がいるからね
そりゃ宮家はごろごろいるよなぁ……
前にもこのスレで言われてたけど、藤壺は気分的に最強だが、
その兄ちゃんの兵部卿宮はしょぼいw
気分→身分
訂正で
でも摂関家も本家も主流ならともかく傍系とか分家は気の毒なんだよね
本当に一部の一族だけで地位独占って感じで他は最下級の公卿か受領階級
考えようによっては受領は金持ちになれるからまだいいけど下の公卿は中途半端だね
明石は金持ちだけど、空蝉は貧乏ってのをみればよくわかる
紫式部も藤原北家の家系で、道長とも親戚なんだよね
朝顔は亡き父の遺産だけで一生涯食うに困らなかったのだろうか
源氏はお世話するチャンスだったのではないか
>>648 后腹で皇位につけなかった兄ちゃんは確かにショボイ
母親立后後に家が没落したんだろうか
>>653 父帝が冷泉帝みたいに傍系で、桐壺帝の方が本流だったとかかなあ
>>636 そうだ>ツンデレ
源氏はまだ子供だったからツンデレを楽しむ余裕がなかったんだな
葵が入内していたとしたら、朱雀に対してもツンデレだったか?
それとも路線を変えていただろうか
>>637に似たような疑問が書かれていた。
朱雀がMとすれば、葵と朧月の間でSを競う熾烈な争いになったかも。
そしてそれを見て後宮の女人達がわれもわれもと
S、ツンデレに走る。
源氏は朝顔に対しては終止遠慮してた
力づくで自分のものにしようとはしなかった
思えば源氏にとっての一番は槿だったのかもね
手を出すことなんか嫌われるのが怖くてできない憧れの存在
力ずくで手に入れたいと思うほど思ってなかっただけじゃない?
受領階級の空蝉と違って元斎院の槿相手だと世間体もあるし
藤壺が生きてた時は、朝顔にはほとんど執着してなかったしね
藤壺が死んで、その身代わりとして、自分より年上の高貴な朝顔への
気持ちが盛り上がった
六条より朝顔にしておけば葵をアボーンさせることもなかっただろうに
六条は夫を亡くしたとはいえ人妻だから源氏の藤壺センサーにひっかかっちゃったのかな
六条→未亡人だから遊びで愛人のまま放置
朝顔→父宮がしっかりしてるし、手を付けたら結婚
なので、六条の方に行ったのかと
朝顔は父親も源氏びいきなのに、出会いの頃なぜ縁談にならなかったんだろうか
もしかしたら早めに斎院予定者となっていて、結婚は考えにくかったのかな
あさがおとのことは源氏が淡く美しい思い出として大事にしたかったのかな
だからいろいろモーションかけるけど無理押しぜず、心の奥底ではプラトニッ
クを望んでいたような気がしないでもない
>>663 出会った頃の源氏は既に葵を正妻にしていたからだろうね。
葵の死後に桃園式部卿もその気になってたけど朝顔本人が結婚を拒んでた。
いや当時は妻は1人じゃないので
朝顔父は葵がいても源氏くらいの身分なら正妻は1人じゃないから朝顔に結婚すすめてる
でも朝顔は辞退
葵死後にもう一度すすめてもやっぱり辞退してた
朝顔はいとことしての源氏は好きでも
夫としては嫌いだったのかもね
いいなあ朝顔勝ち組じゃん私朝顔になりたい
最後までしなかった方が男は心に残るんだよね
散々やりまくった朧月夜なんて後に「どうでもいい」と言われる始末
生涯未婚で処女のままなんて嫌だ
全然勝ち組じゃない
処女かどうかは分からんがな
どこぞのバージニアクイーンだって未婚だけど処女じゃないしw
>>664 藤壺が亡くなってテンパッちゃっただけ
いつまでも若い頃(の思い出)を追いかけるのはよくないというブレーキもかかった
冷静に考えれば朝顔も若くないし自分も若くないし
まぁ後に若くて藤壺の血縁が現れるとそんなブレーキも吹っ飛んでしまうわけだけど
朧月夜のことは本当に軽く見てたとしかw
>>667 花散里みたく「二番手でも良いわ」と思えるほどには
源氏に対する愛情がなかっただけだと思う
宇治姉妹みたく生活に困窮しているわけでもないしね
いろんなエピソードを読めば朝顔の事も源氏はとても大切にしていると思う。
源氏の愛し方(他の人もだけど)は女君によって変わるからね
生活に困窮してないって強いよね。
身分の上下は問わず、
夕顔とか空蝉とか末摘花とか…父親が亡くなりかつ貧乏だと、どっかの男に身を任せるか、
他家の女房として仕えざるを得ないくらい本当に貧乏になるか。
顔なら朧月夜が一番美人なイメージ。
朧月夜はスタイルもよさそう
夕顔は元々の身分がいまいちわからないからなぁ
使用人がいたんだし最下層ではないんだろうけど
でも末摘花んとこは宮家でも夕顔よりヤバイよね
夕顔は三位の中将の娘でそ
最初読んだ頃は、源氏は夕顔のことが一番好きなんだと思っていた
気を使わないラクな相手っていいよね
江川達也の研究によると、後宮の女官ってオナニー凄かったみたいよ
バイブみたいな木型とか使ってやってたみたい
一度セックスの味覚えてしまったら、もう二度と清純な生娘の頃には戻れないわけで
帝は一人しかいないし、それで誰でもいいからって比較的上流の貴族なら口が固いんで、
を相手に、セックスならぬオナニーしてた
中宮と臣下の密通とか日常茶飯事だったし、とくに平安時代末期になると何でも有りだった
あさきだと、冷泉が不義の子だからって藤壺と源氏が恐れてた描写あったけど、
あれも物語だからの演出で、実際の宮中や貴族社会では、
例え誰の子であったとしても自分の子供として生まれたら、
ちゃんと育てて総領にも后にもするってのが常識だった
この時代、いまでいうDNA検査もないし、誰が誰の子かなんて証明する術はない
肝心の女ですら、複数の男と寝てたら誰の子供かなんてわからないわけでね
後見人が大事だったのと同じように、貴族ってのは子供についても真実よりも形式を重んじた
それが貴族の美学なるものだったんで
民草の間でもまったく同じだったんだよね
不倫して生まれた子でもちゃんと自分の子供として育てた
個人の名誉より家格を守ることが大事?ってのは後の武士の世にも通じる価値観で
真実よりも着飾った美しさというか、もののあはれというか現代とは価値観が違うね
源氏の物語はもののあはれの王朝文学だけど、宇治は平安末期から鎌倉あたりの諸行無常を感じる
作者別人説が生まれた理由か
夏の風呂上りにさっぱりすると
空蝉の女房、中将の風呂上り顔を思い出すのです
末摘花みたいなのに子供ができてたらどうなるの?
末摘花の外見で源氏の性格の娘が生まれる
隔世遺伝で、末摘花の外見は出ないかもしれない
源氏似だったら、ちい姫みたいな扱いだろうけど
末摘花似だったら母娘でひっそりと暮らすのかね。
末摘花みたいな容姿の遺伝子は強そう、なんとなく。
お兄さんもそっくりだったね
父親は桐壺の前の帝なのかな?藤壺父の兄弟?
末摘花って一族達の容姿の悪い部分だけを運悪く一身に受け継いじゃったと想像
したけど、あさきだと兄も同じ顔してたな。男だとあまり違和感ないね。
江川源氏では容赦ない描かれ方だったけど。
>>688 ?桐壺の前の帝
〇桐壺の前の帝の兄弟
原作でも末摘父がどの帝の親王かはっきりとは書いてないようだね
>>689 容赦ないって容姿の描写がひどいの?>江川源氏
読んだことないけどおもしろかった?
イメージ的にはエロ全面に出してきそうだけど、江川。
>>690 桐壺帝の従兄弟くらいにはなるのかね、末摘花父。
昔、高校の国語教材に源氏相関図と年表が詳しく載ってておもしろかったんだよなぁ。
欲しいけど教科書扱いだったから市販されてないだろうな。
>>691 うん。見開きですごいインパクトだったよ。源氏の感想も原文に沿ってたらから今風な
露骨な悪口(ブスとかキモイ)とかって描写はなかった。ガッカリで残念でいいとこ無しで
ゲンナリだけど憎めないキャラって感じだった。絵柄はすごかったけど。
末摘花も含めて女性たちとのセックスシーンも普通に描かれてたけど、コマ小さいしエロって
程じゃない。
寝床に若紫(幼女)引き入れて全裸で抱き合ってアソコ指で弄ったりと思いっきり現代じゃ犯罪級の
イタズラしてたけど、江川の解釈だからだよね・・・
怖がって鳥肌立てている若紫を下着一枚にして抱き寄せているのは原典でも書かれているw
>>689 突然変異的ブスという感じはするね
物語中の最高美人、桐壺、藤壺なんかも突然変異的美人かも
兵部卿宮はそれ程美形でも無いから
源氏が兵部卿宮を「女だったらニヤニヤ」って有った気がするから、まあ容姿は言い方だったんじゃないか?
紫の顔は父方の遺伝子だしね
源氏と末摘花の間に末摘花そっくりの子が出来ていたら、源氏は子の扱いに困っただろうね。
男なら成長すれば人前に出なきゃなんし、かと言って自分の子が不細工じゃ人前に出すのは
源氏のプライドが許さないだろうから、末摘花の兄のように仏門にでも入れていたかな?
女なら世間的には源氏の娘ってだけで求婚者は殺到しそうだけど、結婚させたかどうかww
でも薫が成長したら人目に触ればれるかもと思いつつ
仏門に入れようとはしなかったんだから、
不細工だから仏門とは考えないんじゃないかな。
そういうことにはおおらかな気がするよ。
しかし、しかしだよ
もしもちい姫が明石ではなく末摘花の娘でなおかつ
母親にそっくりだったら…w
>>693>>694 幼女との共寝に最初のころ侍女達が不穏がる描写は原典にあったよね?
当時としてもガチロリセックスはタブー
じゃないと初夜であんなにショック受けないよね。いつもは寸止めしてたのに
その日だけ最後までやられちゃって単に「痛かった」だけじゃあそこまで長い間
拗ねないよね・・
じゃあ姫たちにセックスは誰が教えるの?
乳母とか
紫も少納言がある程度は教えてたんだろうが、少納言も源氏と紫が実のところは、
どのへんまでの関係か解らないから源氏に任せてたんじゃないか
低年齢で入内して子沢山な明石中宮とは対照的だな
>>700 ちい姫が末摘の娘だったら、
紫に劣る身分でもないから末摘の手元で育てたかね。
それがただ一人の娘だったら、容姿はどうあれ入内させるか。
うーん、これでは寵が得られまいと諦める気がするがどうだろう。
あさきとは直接関係ないんだけど、ちょっと教えてください
ウィキで源氏物語の登場人物を何気にみてたら
右大臣の四の君(柏木の母)が、息子が病気になったときも嫁の落葉に合わせないと意地悪い紹介されてたかと思えば
落葉と夕霧の再婚を喜んだとあった
頭中将は仮にも皇女の落葉に脅迫状送るような嫌がらせまでしてるのに、妻の四の君は喜んだって、これは?
もしかして嫁の将来を心配する優しいひとだったの?
>>707 落ち葉に会わせなかったというより、
身分柄、落ち葉が柏木のほうに来ることができない
柏木はもう床についたままで、とてもじゃないけど落ち葉に会いに行けない、ってことじゃなかったかな。
夕霧との結婚云々はわからないけど、若くして未亡人になったのを気の毒に思ってたんじゃない?
頭の中将は、雲居の雁の父親として娘婿取られたって気がしただろうけど
四の君は雲居の雁の母親ではなかったし。
>>707 >落葉と夕霧の再婚を喜んだとあった
これって、逆にすげー怖くないか?
雲居に対する複雑な感情が
式部卿宮の正妻が、源氏と女三宮との結婚にメシウマーな感じと似てるなw
こき殿女御は柏木と同腹じゃなかったっけ?
だったら雲居は眼中にない気がする。
式部卿正妻は紫への対抗意識すごかったのは自分の娘がぱっとしないのもあったのでは。
>>711 それが、雲居と夕霧が新婚の頃、中宮になれなかった弘徽殿よりも
夕霧正妻の雲居の方が華やかだから、頭中将の正妻は面白くなかった
んだな
継母は、可愛がっていない継子の幸福は憎らしい、不幸はメシウマなんだな
>>704 若紫の場合、源氏が教えるべきだったと思う
知識も無い処女をいきなり襲うのはダメだ〜
適齢期になっている美少女が眠っている隣で、源氏にしては、それまで良く我慢したものだけど
頭中将は近江ちゃんがあのまま京に残ってたら
まともな縁談を紹介する気があったのだろうか
>>714 やっぱり普段からきわどいこと(性教育?)してたっていう解釈が自然なのかな。
あさきの紫はあまりにも純真無垢でおぼこ娘に描かれてたから、共寝も親兄弟みたいな
雑魚寝だと思ってたよ。
寝所に一緒に入ってたなら、男女関係有りと見なすのが普通だからね。
ただ正式な結婚では無いから、紫は召人扱いで言わば愛人になるからね。
葵が亡くなって、正式(?)に結婚した時、乳母が感激してたのは、これまでの紫の扱いを不安に思ってたからかもしれないね
少女に大人のフェラチオ教えるんですね
すっごいテクの若紫
後白河院が幼女の璋子と添い寝して、そのうち孕ませたの思い出した
まあ源氏は若くて美しい青年だから良いけどさ
源氏を怨んで寝所から出てこなかったんだっけ
当時の14、5才なら早すぎるということもないんじゃない?
明石女御は13才で懐妊してたし
紫の乳母とかがそれとなく教えておけばよかったんだろうけど
祖母も乳母たちもまじめできちんとしているんだけど現実的なことに弱いというか
722 :
721:2012/08/10(金) 20:25:30.99 ID:???
祖母は紫の処遇についてもっとしたたかでも良かったかなと思った
藤壺も14で入内しているし
年齢的には妥当だよね
>>717 正式には結婚してないんじゃなかったっけ?
一応三日夜の餅とか正式な手順な踏んだけど
正式なお披露目とかしてなくてあくまでも内々だったとか
同時に実父に対して夫としても名乗りをあげる事はしてるでしょ。
世間が紫上を正妻と見なしていないことが全てだと思う
自分も紫は正式な結婚なのか疑問だった。
少納言は紫に「正式に奥様にして頂いて」って感激してたけど、
女三宮降嫁話が出た時には「正式な結婚ではないものね」なんて紫について話がでてたよね。
実父に名乗りは上げたけど、今でいう披露宴をしていないから、
世間的には正式ではない、ということなのかな。
本当だったら妻側実家が行うものなの?披露宴。
>>723 一応、妻として正式に迎えた事にはなるけど
源氏の正妻となるには正式では無いって事だろう。
乳母の少納言が正式な結婚って言ってるのに、
女三宮の話の時には正式な結婚では無かったと周りが言ってたりして混乱するけど。
少納言としては、このまま愛人として召されるかと思ったら、キチンと結婚してくれた!と嬉しく思ったか。
あのまま葵が生きてたら、源氏も紫を適当に扱わざるを得ないし(いくら寵愛しても葵とは比較にならないし)
結婚=正妻では無いからなぁ
紫の立場だと、まずは結婚、うまい具合に子女に恵まれて、自分以上の妻が現れなければ世間的にも北の方として安泰
まあ、そうはならなかったけどさ
というかちょっとした疑問なんだけど
裳着前に結婚って言うのはアリなんだろうか?
平安時代の入内した姫って裳着の後で入内しているよね
裳着→結婚ってのが正規の流れっぽいんだけど
>>729 その辺の成人前お手つき→成人儀式を行うという取り扱いが、軽さをかもしだしてるんだよね。
もちろん、源氏の愛情が深いのはよく判りましたよ。
現代でも、妻の父親という存在は、男にとってどういうものなんだろうね。
源氏にとってのウト
葵の父の左大臣→死後は夕霧の養育に力を注いでくれて、右大臣の権勢で一時控え目になる。
朧月夜との醜聞についてはどう思ってたんだろう。
右大臣は朧月夜を後添えに考えたかもしれんが、源氏がお断り。
紫の父親の藤壺兄は権勢に弱いタイプで右大臣優勢の世では紫にものちの冷泉帝にも冷淡。
…やはり、源氏にとっての最強のウトは朱雀院だと思えてしまう。
731 :
721:2012/08/10(金) 23:54:07.15 ID:???
源氏に一番貢献してくれた最強の舅は左大臣だよ
朱雀院は身分的には最強だけど内親王の婿になった以外
メリットはあんまり無かった
愛情が深いんじゃなくてただ単に目先の欲にホイホイじゃね
心底紫が大事だったら、正妻葵の喪は明けていたんだしちゃんと正式にやるよ
やっぱり後見がないってあたりで軽んじているように思える
軽んじてたのは間違いないんだ(紫にははカワイソだが)
なにせ全ての比較対象を藤壺基準としてるから
ある意味、源氏って藤壺教に嵌まった見識狭い狂信者に思えるわ
ちい姫が紫の養女だから世間からも重んじられたとあるから紫は世間的にも源氏から大切にされる北の方であった
が、実家の後見が無いのはやはり弱かった
微妙な立場が面白い
相手の身分や立場によって軽んじたりするのは身分社会という事もあって
源氏だけのことじゃないよ
>>730 常識的な手続きを踏んで結婚だと、物語的に面白くならないからな
源氏の愛情、紫の清純さを強調したい作者都合で通常手順とは変えている感じがする
紫だって、ちい姫の実の母親だったら正妻になれてたかもしれない
正妻あつかいされるか否かは披露宴やるかやらないかよりも
実家がきっちり後見してくれるかどうかで決まるんじゃない?
道長と倫子は最初は倫子父が反対して披露宴あげてないんでしょ
でも後に許して屋敷をくれたりしっかり後見してくれた
それがなかったら最初に結婚したといわれている明子のほうが
世間からは正妻としてみなされていたと思う(明子の方が血筋はいいし)
>>738 最初は反対したけど、倫子母は全面的に賛成、道長父も賛成だから、
すぐに認めて婿として迎えたんじゃないの?
明子の方は、血筋はいいけど父親が没落してたし
>>722 あの祖母元凶ぽい
紫父が紫母のところに通い出した時も、
先のことを考え言質をとるとか、
妻として世間から重く扱われ北の方に気圧されないよう手をうつとか、
そういうことをしなかった気がする
>>714 深窓の姫なんだから源氏に教わっちゃだめでしょ
乳母が教えるべきだよ
>>716 してたらあれほど衝撃受けないって
>>740 ああそれは言えるかも
大納言家の正妻の娘なのに、紫母は浮舟レベルで扱われてた
十分妻の一人くらいにはなれそうなのに
浮舟というよりも夕顔じゃないかな
夕顔も実父が亡くなって頼りない身の上、正妻に虐められて〜だし
桐壺もそうだけど実父存命中に結婚しないと駄目なんだね
雲居なんて、脇腹だけど全然問題にされてないもんな
母親の血筋が良くて、頭中将とちゃんと結婚していて、大宮の
養女扱いになってたから、女三宮さえガチ勝負を避ける夕霧の
正妻になれるんだよね
>>738 紫に対して実家が冷たいことの悲哀はたびたび強調されているから、結局はそこだろう。
そんな不安定な立場ながら女三宮降嫁までは源氏の北の方と呼ばれ最終的には中宮養母まで上るのだから
表面的には大出世なのだが、内面の不安は常に付き纏う人生。
槿・女三宮と源氏の結婚話が持ち上がるとそれだけぐらつく脆い立場だからな
中宮の養母になってもまだ安定出来ないのはそりゃ不安だろう
実家が冷たいと言ってもそもそも源氏が実家を通して結婚してないから・・・
せっかく源氏の舅なのに紫をしっかりバックアップして生かせない
式部卿宮も情けないが、父親がしっかりしてたら物語にならないか
父親の後見無く、実子無く、本人の資質によって最も寵愛を受ける妻というのが紫に与えられた役目だからね
そうだよね〜、妹は桐壺の寵愛受けてて、
さらにその桐壺に可愛いがられてる源氏に娘が嫁いだとなったら、
きちんとしてあげてたら自分のためにもなったのに。
左大臣が葵を春宮妃にしなかったのは現役の桐壺帝を一番に立てたからだよね。
色々あったけど賢い人だなと思った。
紫父親が政治家としてもっと才覚があったら藤壺や紫との関係を生かして権勢を得るんだろうが
怖い正妻に尻に敷かれていたり、源氏失脚、王女御や髭黒北の方離婚などの件で源氏家と確執が多かったのは運も悪かった面も
頭中のところも正妻が強くて、その正妻は雲居の事をよく思っていなかった
源氏失脚時、頭中はわざわざ源氏をたずねていったのに、式部卿宮は紫から
遠ざかってしまった。紫を見捨てないか、せめて影でこっそり支援したり
すれば源氏の事だからああはならなかったと思うよ。そうすれば源氏も
王女御にそれなりに配慮してくれたはず。髯黒北の方は式部卿宮側の紫への
逆恨みじゃないかな。親王は政権につけないので不利にしても、ずいぶん
自分で自分の首をしめていると思う
頭中将の正妻は強いけど、頭中将も強いから
式部卿宮のとこは、正妻の実家に全面的にお金の面倒見てもらってるとか
じゃないの?
つまり宮なんて父帝が生きてる間だけ威張れるけど、帝位が継げなかったら
嫁の実家に頼るしかなくなるから嫁に頭上がらなくなるってことでしょ?
匂宮の将来もそんな感じかな。三男なのに何故か東宮になれるかもとか言われてるけど。
確かに頭中の方が強いけど、雲居に関しては自邸に引き取れず
大宮にあずけているし、引き取るときも話し相手として引き取って
いる。式部卿宮だって俸禄があるんだから自分の出来る範囲で何とかすれば
良いのにと思ってしまう
式部卿宮夫婦は自分達は何もしないのに源氏や紫に文句ばかり言って
源氏や紫が気の毒だ
紫を源氏に喰われるまでほっておいたのも解せない
紫母の実家は由緒あるところなんだから紫祖母が死んだことは知っていただろうし
その気になれば紫がどこにいて誰に世話されているかわからないわけがない
まだ小さい娘を探すこともせず知らん顔してたのは死ねって思ってたんだよね?
>>754 >源氏や紫に文句ばかり言って源氏や紫が気の毒だ
待てw
紫はともかく、源氏に同情する必要はないぞ
若紫が源氏に拉致監禁されて行方不明になった時には、泣いて
悲しんでた
紫父だって、身寄りのない若紫を自邸に引き取る予定だったよ
>>756 だから紫祖母が亡くなって、自邸に引き取ろうとしてたら、
源氏があわてて拉致したんだって
源氏は元大納言家の人たちを口止めしてたんで行方がわからなくなった
>>753 なれないけど、それくらい盛らなきゃ登場人物に華が無さ過ぎるからではw
女の萌え本としては
>>757 それに関しては源氏はどうかと思うが、(拉致はしたけど監禁はしてないと思うんだがw)
源氏が婿になって喜んでいたのに、ほぼ何もせず(出来ず?)、失脚中は無視、それでも
相手には何もしてくれないと文句ばかりだからね。
失脚の理由が、朧月夜とのセックスだからなw
見捨てなかった左大臣家が優しすぎるんだよw
婿って言っても正妻として迎えたわけじゃないし
左大臣家もその頃は失脚して引き込もっていたから源氏と似たような状況になった。
紫父は娘を棄て右大臣家の権力に媚びた。
都に残した紫が心配だった源氏がそんな紫父の態度を許せないと思うのは自然だよ。
そもそもヤバイと分かっていることするな、と
とばっちりで藤壺や冷泉まで被害受けたらどうするんだ
源氏がちゃんと政局読んで朧月夜と結婚して
朱雀の東宮の冷泉の後見をきっちりやれば良いだけの話
藤壺を愛していると言いながら自業自得で失脚して逆に迷惑掛けているだけ
結局のところ自分のことしか考えてない源氏らしいっちゃ源氏らしいけどさ
せっかく理想の紫を手に入れたんだから、
結婚拒否した朧月夜と密通するなよって話でもあるよな。
尚侍は帝の正式の妻ではないけど、状況的にヤバイっていうのは判ってただろう。
右大臣が優勢になる世の中でふて腐れてヤケになったのか。
頭中将は正妻腹は入内させ、脇腹雲居は臣下夕霧の妻だから、正妻は自分の娘の方が上であることで納得出来た
立后失敗したことを面白くないとは思ってもそれは仕方ない
一方、紫継母は自分の娘より、脇腹の紫の方がいい結婚をしたから妬ましく思った
実は髭黒がぱっとしない婿だったことが、紫への妬みの原因であったw
髭黒は東宮の伯父になるんだから、
ぱっとしないこともないと思うけど、
それを除くと高貴な妻実家に気配りもできない夫だったのかな。
そんな髭黒との結婚も破綻しているが。
まぁ源氏が朧月夜に手を出さなければそんなことにはならなかったんですけどねw
紫の母親は、入内させようとしたら、兵部卿宮(紫父)が秘かに通っていたらしいから、正式な結婚ではなかったのかな?
まあ娘(紫)も生まれたから、流石に公にはしただろうけど、紫の母親の大納言家もなんかダメそうだよね
>>766 雲居が新婚のころ雲居の方が返って華やかで北の方たちが快く思って
いなかったと書いてあるからそうでもないと思う。
>>766 紫の姉妹の王女御は入内してる
源氏はあくまで臣下
女御としてもパッとしないけど、それも源氏のせいだとあさきではぶちぶち言ってたね、中宮を逃したとき。>紫父の正妻
藤壺が相手してくれないからヤケッパチな感じで朧月夜に手を出した
紫上で我慢しとけばよかったのに
せっかく藤壺の下位互換の紫上ゲットしたんだからそれで満足すれば良かったのにね
>>771 紫結婚時の話だから、兵部卿宮北の方としては、髭黒と源氏を比較して紫を妬んでいる
髭黒は東宮叔父になれる予測はこの時点では立たないから、地味でぱっとしないしない婿だったんだろう
源氏と比べたらなおさら
朧月夜との正式な結婚は断るが遊び相手として弄ぶ
敵方の娘を軽く扱って、権勢を掌握した右大臣家に対して優越感を得たかったのだろう
朧月夜もちょっと軽くて源氏の誘いにホイホイ乗ってくるからなあ
確かに朧月夜軽かったよね。
朱雀院の子を授かる可能性がある立場なのに、源氏と密通って。
軽薄さはどっちもどっちだけど
源氏は藤壺&冷泉の後見を任されてんだから
そこら辺考えて右大臣家と接しろと思うわ
そんな朧月夜と女三宮降嫁後(朱雀院出家後)によりを戻し、
なおかつ紫上にそれを告白する源氏
最低すぎる
隠さないのが誠意(キリッ
こう考えると、朧月夜と寄り戻したのって、紫にとっちゃ
かなりきついよな…
>なおかつ紫上にそれを告白する源氏
平安時代当時は当然だったのかもしれんけど、
今読んで何のプレイだと思った。
紫の上は一応8歳くらい年下だろう?
長く連れ添った正妻格だとは言え、
そこまで受け入れろと言われたら「出家したい」となるだろ。
しかも当時、女三宮がいたから正妻でもなかったし。
あさきでは「新しい方だけでなく古い方とも。私などはかすんでしまいますね…」みたいなこと言ってたっけ。
で、死ぬまで出家を許されないという。
紫にとって朧月夜は、源氏の須磨行きの原因だものね
朧月夜との再婚可能性もなくはないし、出家したくなっても
無理は無いわな
まあ、源氏が須磨に行ったおかげか、
紫の上が源氏に守られるだけでなくしっかりした女人としての資質を花開かせたのだろうけど。
そこでちい姫が産まれることにより、単に紫の上にとっても何の憂いもなく実子を育てるだけでない、
桐壺更衣の実家もからんだ深みのある設定も出てきたわけだし。
てか都で心細く家を1人で守ってる間に
源氏が明石で子供作って来た時点で紫上は実家に帰っていいと思うよ
…って帰る実家ないけど
援助しなかった実家を源氏は責めてたけどお前が言うなっていうw
原作は知らないけど、
あさきでは源氏は須磨に下る時点で財産をある程度紫の上名義にしてたんだよね。
ヘタに実家に帰るよりは都の家を守ってるほうがよかったかも。
あれ、子が出来てることを知ったのは、源氏が都に戻ってからだったっけ。
しーかし明石入道は、
ひとり娘を明石で高貴に育てておいて、どうやって一族から国母を出すつもりだったんだ。
娘を妻の実家の邸がらみでいずれ都に住まわせるつもりだったのか?
それとも当初から何代先でもいい長期戦だったのか?
そこはきみ、あれだよあれ
「住吉の ああ住吉の 住吉の」
宗教として別だが、求めよさらば与えられん、ってとこか。
紫父は紫が病に倒れ死にかけた時、見舞いに行ったりしているけど、
紫が苦労しているのは、娘を放置している自分のせいでもあるとは思っていないのかね。偽善的に思える。
実際一緒に暮らしたこともないし、親子の愛情は薄いんだろうね
正妻との間に子供が何人もいるし
頭中将だって、正妻との子は溺愛、雲居もまあまあ可愛い→
一緒に暮らしたことのない玉鬘は実質放置状態だし
紫も玉鬘も、実の父親との間を源氏が邪魔してた訳ですが
紫祖母の死後、ニ、三年でも父親のとこで育てられてたら、
親子関係は全然違ってたんだろうね
顔が妹そっくりだから自分の実子って確証持てるだろうけど
通い婚&子供とは疎遠だったらあんまり自分の子って感覚ないかもね
朧月夜じゃないけどどこで他の男銜え込んでいるか分かったもんじゃない
>>784 塞翁が馬だね
源氏の須磨下りのおかげで一人娘ちい姫が生まれたから源氏には結果的にはプラス
明石一族も栄達の夢を叶えられる
>>785 いや、それはさすがにちょっと……女の人を大勢もつのが普通って平安時代の男に二年も我慢しろってのは無理でしょ
自分の欲望最優先の源氏に我慢しろなんて無理無理w
>>765 あさきだけ見ていると理想の姫を手に入れたのにと思えるけど
当時の源氏にとってそれほどでもなかったのかもね。
藤壺命の時代だし、藤壺への想いを10とすると5とかそんな感じ。
朧月は4とか3とか。
中の君は六の君に何もかも圧倒されてるけど本人は「捨てられて恥ずかしくなったら姉に申し訳ない」
以外はのほほんとしてるよね。紫も中の君みたいに割り切れたら楽だったんだろうに
六の君って、美人で才気もあるのだけど、
側にいて癒されるタイプでない印象だな。
確かに
>>798の言うとおり、中の君は自分も頑張らなきゃ!と気張らずおっとりと若宮を育ててそう。当然乳母はいるんだろうけど。
若宮じゃねえってw
匂が力抜いて関係できるのは中の君が圧倒的に格下な愛人だから
仮に浮舟が匂宮の側室みたいのになったら一番ブチ切れるのは夕霧だな
身分低い低い言われてる明石、浮舟の基準がわからないけど序列にしたら
浮舟>明石になるのかな 脇腹とはいえ浮舟は宮様の子供だから
明石入道は桐壺のいとこで高官だったんだよね
謀反で擁立され失脚した宮の、しかも不認知の子ってもはや身分指数ゼロだと思う
>>802の
一行目の桐壺は桐壺更衣のこと
二行目は浮舟のこと
しかも浮舟に、明石のような財産はないからなあ
教養も…
浮舟みたくすごく美人じゃないけど愛嬌があって才もなく隙があるタイプはあの時代からもてたんだなあと思った
>>798 中君は二十歳過ぎのいい大人になってから、匂宮と結婚したからね
紫は源氏を愛してるけど、ぶっちゃけ、中君は匂宮に対してそうでもないw
いや浮舟はお顔が素晴らしかったから
他はまだ若いし躾ければいいかと目を瞑って貴公子が寄ってきたけど
やっぱり相手するにはつまらない風に扱われてたでしょ
女は愛嬌なんてのは下々限定の考え方だよ
全て完璧で尚且つ明るいとかそういうのが姫の風格なんだから
>>807 成り行きで匂宮でなく薫と結ばれてたら普通に薫と添い遂げたよねw
>>809 妻の一人としてちゃんと扱ってもらえれば、薫でも匂宮でも
どっちでもいい感じだw
>>806 すごい美人で茶目っ気があって才あり隙なしの方が
いつの時代でも高嶺の花として裾野広くモテるでしょw
浮舟は顔良し・身分なし・才なし・おつむ軽いと揃っているから
愛人として囲うには問題なしの物件
顔が良いから飽きてポイ捨てしても次の相手見つかるだろで気楽
薫も匂宮も妻として扱うつもりは全然ないしね
中君や玉鬘はもてる女って感じだけど、浮舟は遊ばれてるだけな感じ
玉蔓はモテまくったけど中君は…
中君はあの匂宮が本気で妻にしたがったし、薫もちょっかいかけてるし
まあもてる方でしょw
浮舟は、最初の婚約者にあっさり捨てられてるから
最初の婚約者は浮舟の顔を見てないんだよね
それくらい身分的な面できつい
都会の女に飽きた匂宮にその時点ではビンゴだったのが中君
逆にいかにも「高嶺の花」は藤壷、六条、朝顔、今上の女一の宮みたいの?
女三の宮は高貴だけど高嶺感はしない
中の君は匂が六の君に心を移しかけたとき薫との仲を疑われるようなことして
また引き止めてるし、したたかで案外やるなと思った
宮様を掌で転がす中の君
あれは薫がアホなだけでw
>>819 薫が自分に本気になりかけたら、大君似の浮舟紹介するし、完全に
薫も中君に転がされてるw
実家の後ろ盾ゼロだから本当は中君も女君としては微妙です
でも大君がその事で中君の今後を物凄く心配しながら逝ったんで、
中君的にも姉を思えば下手は打てないってのはあるんじゃないの
葵と玉蔓て顔似てるよね(まあ血縁だし)
どっちも濃い系の美人
左大臣も大宮も地味系の顔立ちなのに
大宮も若い頃はだな
紫式部「女は中流が最高。つまり私」
>>821 そうそう、中君もそこそこ政治家の素質あるね
父八宮が娘くらい気がきけばねえ
父親が情けないから子供が反面教師にしたんだろう
八宮・匂宮とマダヲばっか見てればしたたかにもなるさ
囲い主に捨てられない為の女の計算は政治とは違います
姉さんが生きてたころはただの世間知らずにしか見えなかったのに。
宇治から従ってきたであろう女房の質がよいのか?
匂宮はほんとのボンボンだから、中君が財産無くてお金に困ってることに
気が付いてないんだよね(源氏はあれで苦労人だから、気配り出来る)。
薫に金銭的に貢がせてる中君、まじやり手だ
紫上も、金と社会的身分のために源氏と結婚してる、くらい割り切れたら
楽だったんだろうけど、
紫は源氏を本気で愛してたからなー
中君が一番信頼してるのは薫
>>832 もっと悲惨な事になっただろうけど、
他の男性に目をやれるような環境的余裕があったら…と思ってしまう
まあ物理的には藤壺や三宮のようになるのがオチなんだろうけども
源氏ただ一人に振り回される人生って…
父親に引き取られて継母に虐められながらも
異母妹の王女御の女房になって宮中に上がった方が
よほど人生開けていたんじゃないかな・・・
源氏の一の人にはなれなくても、楽しい人生送れていそう
そこで源氏の目にとまるのか
中の君の政治センスは祖父桐壺帝の隔世遺伝かな
父親はセンスなかったけど
薫には細やかな後見させ、匂宮には最愛の妻として高待遇させることに成功しているね
>>836 結局、源氏の女かいw
ま、宮仕えしていたら藤壺そっくりの美貌の噂を聞いて源氏が襲いに来るな−
>>837 最愛の妾として満足して生き抜けばまあまあの人生だと思うよ
野心出したらそこで完全に終わるけどね
>>838 源氏とどうこうなっても一応職があるから藤典侍くらいには自由があったんじゃないかの
>>830 もともと素質はあったんじゃないか
宇治では世間を知る機会もなくその必要もなかった、父姉がいたからね
宇治を出て、別の世界や世間を見たり自分で判断する必要が出て、
もとの素質が開花したのでは
宇治から京へ道を通りながら、遠くて険しく匂宮が通うには大変だった
ということもすぐ理解していたし、
事実をよく認識して判断、適切な行動がとれるんだろう
>>840 源氏の女になっても女房or女官のキャリアがあれば
源氏からの愛に頼るしかなかった紫上時代よりも気分的には楽じゃないかな
源氏が正妻迎えようが「どうぞご勝手に」で苦悩することもないし
紫上は精神的に源氏に依存するように無意識で囲い込まれていたから・・・
まあ、賢い人ではあるよね。>中の君
姉と違って融通もききそうだし。
悩みもあったけど紫は愛する男に最も愛されたし、
夕霧、ちい姫、匂などからも最高の女性として敬愛も受けたから充分幸せな方
大君は自分の寿命のこと薄々分かっていただろうから
唯一の子を生んだ幸運もあるが、安定した妻の地位を得、北の方と呼ばれるまでに出世した処世の上手い中君に比べ
不器用な生き方しか出来なかった大君がかわいそうに思える。
大君もそうだけど、もっと悲惨なのは浮舟だ
中君は賢いな
>>842 源氏と関わりつつも他の男の事も好きになるかもしれないしね。
結婚してない関係なら恋多き女性もあり。
中君なんて相手が匂うって時点で詰んだも同然だよw
一生愛人止まり。夕霧の娘が全面的に勝つよ。これは断言しておくw
>>848 愛人じゃなくて、明石中宮も認める妻の一人
六君に勝てるとは思ってないんじゃない?
紫はまじめすぎるほど一途なのに恋多き女にはならないでしょ
大君・・・宇治版の桐壺
中君・・・宇治版の夕顔
浮舟・・・宇治版の若紫
こう?
>>851 中君と浮舟は逆だと思う
中君はいい年だったけどw
>>851 源氏に自分好みになるように育てられたから一途になったのであって
元が明烽ネ性格だし、源氏の影響皆無だとそうならなかった可能性もあり
中君の方が六君より、やんごとなき妻として大切にされていると書いている。
寵愛著しいし、帝から嫡男として認められた唯一の男の子の生母だからね。
明朗だと浮気性になるのかなあ。明朗快活だけど恋愛に関しては
生真面目だと思う。影響受けたって紫の本質がすべてなくなるわ
けじゃないよ。
>>855 匂宮にどんなのが生まれようが関係無いからなあ
真面目で子供好きで家事も上手だから、紫は愛する夫や子供に尽くす専業主婦が合っているよ
>>856 一途で融通きかない頑固さはあるだろうね
でも源氏の言いなりになる必要は無いわけで、その面で対等だから
一個の人間として扱われない苦しみで病む事はないと思うよ
>>858 一夫一婦制ならね。源氏が浮気者でも妻としての権利を主張できるし
>>855 しかし中の君は実家力が皆無。
周囲のそうした厚遇は持たざる者に対する貴族的な余裕と憐れみがベースにある。
そのうち妻同士の力関係が表面化してお綺麗事じゃ通らなくなり、病弱な因子が発動する流れかと。
>>859 源氏の教育で抑圧された部分もあるけど、視野の広い見方が出
来るようになったのは源氏の影響も大きいと思うよ
特に後半の人生は苦しかっただろうなと思うけど女房や女官にも
辛さや苦しみはあるからどちらが良かったとかは一概には言えない部分が
あると思う。
>>862 紫自身が独力でそういう答えを見つけ出す聡明さは持ってるんだろうなあ
多分だけど
だからこそ読者は切なくて色々思ってしまうんだな
紫は苦しみもあり以外と早死にしたけど(それでも藤壺よりは長命か?
王女御の女房として出仕するよりも遥かに大きい楽しみや喜びが、
源氏の正妻格となることで与えられたでしょう。
ヘタに王女御の女房になってたら、冷泉帝が何をして、周囲にどのようにいびられたかも怖いところだ
でも、源氏に育てられずに父宮に引き取られた場合、王女御の女房として出仕して良縁を見つけるか、女官として出仕して以外同文。
あの宮だと大金かけて、高貴な婿様迎えるより、受領あたりに嫁に出してた気がするよ。それでも唯一の妻てして大切にされてれば、それはそれで幸せだと聡い紫は解るんだろうが。
天下一の男、源氏が、紫の死後、茫然自失となり出家
やはり源氏の最愛の妻として女冥利に尽きる人生だった
仕事をしていても失職の恐れもあるし、身分低い男やブサ男でも浮気はするし
業の試練の果てにちょっとステージ上がっちゃう修行僧のような人生だなあ紫
永遠の恋人(藤壺)と最愛の妻(紫上)っていうのは上手い言い回しだなぁ
おい源氏。いつまでも夢見てんなよタコ。って1000回言いたい
でも流石にあさきは藤壺臨終と紫臨終シーンうまいよね
藤壺が自分の人生回顧するあたりなんて泣けたわ
逢瀬で読み交わした和歌にからませて臨終で「夢」を使ったのがすごく上手かった
>>866 でも紫本人は生まれ変わったら源氏と一緒になる気なしv
最後の最後でさりげなくシビアだと思ったw
>>861 八宮の遺言を守って、薫が中君の後見を真面目に続けているから、出産後、立場は安定しているよ
世間では幸い人だと言われているし
そりゃ中の君なんて田舎育ちの財産無しなんだから
野垂れ死にしないだけでも幸運だよね
原作上で決まっているのは夕霧の天下が続くということ
あさきは、藤壺も源氏に恋していることを強調して描いたから、思い合う二人が一緒になれない運命がかわいそうだったな
>>874 匂宮が変な疑いかけてるし薫の後見なんて続かないと思う。
>>876 そうそう
原作だと微妙でも、あさきだと本当に悲恋で泣ける
>>875 六君にまさって中君の方が格別に大切にされていることが幸運だと噂されている
原作にもあさきにも書かれているよ
>>878 愛し合っていても結ばれない悲恋は少女漫画頻出事項wだから、
さすがベテラン少女漫画家大和さんはうまく脚色し盛り上げているね
幼い時、藤壺に梅をプレゼントする話とか
>>879 それは中君の人生最高に幸せなのが今だからだよ。
雲居の新婚当初が女御以上に華やいでいたと描写されたのと同じ。
六君にまさって中君の方が格別に大切にされていることが幸運だと噂されている
がなんで
中君の人生最高に幸せなのが今だからだよ
になるんだ?
確かに中君の未来は晩年の紫みたく、ため息ばかりの生活になるのは目に見えてるが。
ただ中君って、三ノ宮降嫁以降の紫ほど悲劇的には感じないのは、中の君本人が自分は匂宮と不釣り合いで、分に過ぎた果報者だと客観視出来ているからだろうか?身の処し方等とても賢い女性だと思う、紫や大君よりも。
紫は知性高く模範的な優等生なら、中の君は自分がどう動けば最善かが本能的に解っている周りを不快にしないお利口な感じ。
>>882 普通に考えて、女性の一生では結婚と出産の祝福時が最も花の時代だと思うけど
要は相手が匂宮だからって事では?
六君とだって結婚したばかりで、どちらの方がよりまさって〜と言えるほど関係長くないし、
口先だけ色々言いながらも匂宮はしっかり目移りしてるし
一文の「〜幸運だと噂されている」がその後何年も続くわけがないと思うんだが・・・
>>883 それはあるね。まあ過ぎた事は望まないし、
何より匂宮に庇護以上のもの(真の愛情とか)を求めてないのが成り上がりぽくていい
中君は匂宮より息子の方が大事だろうね
>>883 でもやはり姉ありきでしょ。まあ姉のやりようもどうかと思うがw
子供の頃に読んだ略本?では中君ってそんなに幸福な退場の仕方じゃなくて
女癖悪い匂宮の何人もいる妻の内の一人として溜息つきながら日々をきりもり…みたいな
地味で暗い感じだったんだよなあ
この時代別に妻は一人なわけではないから、六の君と中の君どちらか選ばなければ
ならないわけじゃないし、子供もいるし、匂宮が浮気をしても心が落ち着く場所
として今後も夫婦関係は続いていくだろう
六の君は正妻として立てておけば良いのだし、そういう貴族はたくさんいる。
六の君の方が一族でしつこくして仮面夫婦になりそうだな
六の君は、父は天下人で養母は内親王だけど、
さいわい生母の身分が一段劣ることもあってか傲慢なところがない
美人で利発で明るい性格だし匂宮好み
夕霧があれほど褒めるってことは教養もずば抜けてるんだろう
明石中宮とちょっと境遇が似てるよね
何から何までちょっと出来過ぎたお姫様なんで、
匂宮みたいなガキンチョから見ると、落ち着かないかもしれない
匂宮って自己中心的で自分がリードできないと途端に拗ねるようなタイプだし
でも六君との関係無しには匂宮の後ろ盾も存在しないしね
匂宮にはちょっと勿体無いんだよ>六ちゃん
六君って、基本的に母親の藤典侍の育ちを良くしたタイプ
性格も顔もいい
六の君は美しく賢明であることが何度も語られてるね、原作
夕霧の美しさを色濃く継承したのが、
雲居腹では五男蔵人少将のち宰相中将、典侍腹では六の君のち匂宮正妻の二人
五男は匂宮よりも美しく、薫の美しさは彼らより数段劣る
六の君は中君よりも美しい
藤典侍って雲居が辛い時に慰めのお手紙書いたりして
嫌味なのかどうなのかって思うけど、雲居が結局感謝してたから
やっぱり励ましのお便りだったんだよね?
良い奴じゃのー
当時、若い貴族たちの憧れの的だったのが六の君だね
嫁にやるところはいくらもあったんだけど、夕霧は匂宮か薫と決めてたんで婚期が遅れた
匂宮との結婚は今上帝と明石中宮が中心になって進めた
将来の匂宮東宮も考えてたんで、その後ろ盾として夕霧の後見を確かなものにしたかったんで
そういえば朧月夜も六の君だったw
六の君は、身分は同等くらいなのに中君を見下す態度を取るから、その傲慢さが地の文で批判されている
六の君があまり愛されないのは傲慢な性格だからかもしれない
>>898は同じ論調で他キャラも罵倒してたなあ
実家権勢で圧倒的格差があるのに下賤は甘ちゃんだなあ
ところで中君の息子は東宮になどなれないって理解したかい?w
>>896 あさきの絵も巧いなと思った。
散々美しい美しいと讃えられる宇治姉妹を見尽くしてきて、
では噂の六君登場!となった時に
ほんの1コマ程度なのに確かに説得力ある典雅な雰囲気で
宇治姉妹達が霞んだもの。
>>899 匂宮が、もし帝になったら中君を中宮にしたいと考えているから、
そのためにも一人息子である中君の子を東宮にするしかないだろう。
中の君はかなり恵まれている。薫は真面目に後見を続け、生んだ子は帝からも正式に祝せられている。
>>901 「もしなったら」「考えている」
無理だよw
謀反人の子孫なんぞが帝になろうとするのは相当疎まれるだろうねw
あっ
>>901は皇太后が何なのか知らなかった人か!懐かしいな。
ついでに薫が後見とか言ってる、後見の意味を知らない人であります
去年のログにあったw
なんか夢見ちゃってんだね、中君のひり出した子供に
>>883 紫が中君だったら、
「しっかりした結婚が出来る親がいなかったから匂は私という人間を軽んじていたのか」
と悩んで大変そう。
男の愛に期待し執着するか、物事を客観的に見れるかが違いなんだろうね。
中君も今後苦労多いだろうけど、紫や浮舟のように
それで病死したり自殺したりとはならない気がする。
中君は運命に流されてるようで、その流れの中で幸せ見つけるタイプ。浮舟は流されっぱなし。
大君は必死に流れに逆らって泳ぎ疲れてダメになっちゃう。
リアルでも中君は幸せになるタイプだと思う。
>>907 紫上は源氏から愛されている自覚&源氏の教育で誇り高い、でも自分の出自にコンプあり
自分の立場の脆さに苦しんじゃうんだと思う・・・なまじ自制心があるから余計に辛そう
中君は匂宮の愛をそこまで信じてないし、出自コンプもない=自分の身分の自覚があるから
今ある幸せに満足出来ちゃうんだろうな
そもそも中君は好きで匂宮と結婚したわけじゃないしな
薫と大君のダブル策略で夜這い→結婚と玉鬘みたいなもん
紫上みたく源氏からの愛が一番じゃないから病みようがない
中君ってのはいつの時代にもいる、特別恋愛を経験するでもなく
周囲の言うまま結婚して…というタイプであって
誰かに焦がれた事もないからそれを失う恐怖も苦痛も知らないだけの人
個人の情熱や知性で特化したヒロイン的存在ではないんだよ
>>902 その程度の地文で確定表現ととるなら
中君の早死に予想も確定事項になるね
それはそれで幸せだろうし、六の君も全く同じ事情だな
というかそれでいうとまともに恋愛&結婚したヒロインって
雲居雁くらいしかいなような気がする
葵・玉鬘・秋好・明石はまさに恋愛なしで周囲の思惑で結婚だし
紫上・落葉宮・女三宮あたりは恋愛と言われると首傾げたくなるし
藤壺は結婚後に恋愛→悲恋でいいだろうけど
キャラとして薄いって事ではないの。宇治といえば浮舟なのだしね。
>>912 六君は父の期待を背負って実家を更に盛りたてるべく育てられてるから
中君とは結婚観からして何もかも違うでしょう
そもそも匂宮サイドがお人好しなので不問になっているけど
朝廷の古い人達の間では中君の出自なんて
本来それこそが足枷になる後ろ暗いものだから、今ある幸せに満足もなにも
こんな自分拾って下さって感謝以外の感情があったらおかしいでしょう
それこそ、もし源氏が生きてたら難色を示す縁談ではあったろうね。
八の宮の娘との結婚なんて。
中の君がそこまで客観しできてるかは疑問だけど。
八宮家は没落したけど、本人の意思じゃなく、弘徽殿大后に
東宮候補にされただけで、別に政治犯とかじゃないからなー
それを言うなら、朱雀本人の子供たち(今上、女三宮)と結婚してるし
そして、源氏が若かったら、喜んで宇治姉妹に手を出してるぞw
本人の意志関係ないよ、政治なんだから。
源氏は矛盾だらけのどうしようもない男だがw、藤壺絡みだから自分の子孫との縁談は許さないだろうね。
自分は手を出して玩具にするんだろうが。
実際、息子の冷泉は引き取ろう=後宮入り?
を考えたしね。
八宮のところは末摘花の家くらいの経済状況なのかね
末摘花は兄さんがいるからまだ何とか…ならないけど…
>>918 それは冷泉が自分の出生知ってるからじゃないかな
でも朝廷においてはアンタッチャブルだね八宮さんちは
>>916 朱雀は別に問題ないと思う
八宮は冷泉を廃する為に担がれた存在で、
政局安定してるからあたりが柔らかいけど
少し状況違えば一生後ろ指さされるよね
まあ八宮さんが早々に表舞台から去ってるから
追っかけてまで叩く人は当然いないだろうけど
世間的には、八宮は朱雀=弘徽殿の道具だし、朱雀と源氏が若いしてるんだから
政治的には問題ないでしょ
>>914 中君は拾ってくれてありがたいとは思っていない。
子を生み妻の座が安定し、六君より大切にされて始めて、匂宮の待遇にとりあえず満足と思っている。
父親が、高貴な生まれの矜持を持つよう教育したせいか、プライドが高い。そこは姉に似ている。
出自にケチはついてるよね
中君出産にあたり中宮から見舞いが来たり、出産後は中宮、帝からも盛大な儀式で祝われている
八宮血統の姫も孫も、何の問題も無く朝廷に認められている
そりゃ赤子生まれたら盛大に祝うものでしょ。
余裕ある時代の貴族だから罪人の娘にもあたたかく接する事ができるだけで
本当は中君なんてかなり曰くつきの後ろ暗い女だよ。
>>926 皇太后についてはもう理解できたの?w
なんならツリー式にして過去ログ貼ってあげてもいいよw
だから罪人じゃないよ
宇治に住んでるのも、都の邸が維持出来なくて仕方なくだし
八宮本人が世間知らずで無能だから、あそこまで落ちぶれたけど
正妻は六君で間違いないけど、中君も匂宮の妻のひとりとして
扱われるには問題ない身分
妻の一人だよね
罪人ではないけど都落ちの鄙育ちだから色々居づらいよね
薫が下心ちら見せ好意で後見やってくれているけど
境遇的には末摘花と同じようなもんだし
日本皇室を朝鮮王朝と勘違いしてる人が一人いて
明石一族よりも何故か八宮娘に入れ込んでるんだよ。
ログ見たら去年の2月か…居座って願望妄想書いてるのね
>>925 六君からは子供は生まれないことが原作には示されている。
「他にはかかる人も出で来まじきにや」(浮舟
他の夫人からは子が生まれてこないだろう
六君が子を生まない設定にされていることは重要な点。
>>935 三宮の正妻ですらない中君が何をひり出そうが本編には無関係なことだね
935が原文が読めないのは解った
匂宮が中君を中宮にしたいと希望を持っている流れにおいて、中君が嫡男を生み六君が不妊設定であることは
中君に有利な展開を作者が想定しているということが研究論文でも指摘されている
匂宮がそこまで中君に入れ込んでいるとは思えないんだけど・・・
源氏以上に自分の性欲望に忠実で、他に女がいればすぐそっちに行くじゃん
六君産んじゃうと思うよ〜しかも超ハイスペックなのを…
源氏乳兄弟筋、もろ身内である左大臣家姫のバックアップ付きで〆るのが「物語」ってやつなの
これ日本人なら馴染み深い構造なんですけどね〜
中宮にしたいなんぞと
帝でもない身分で軽々しい発言する匂宮は愚かすぎるw
明石母ちゃんにもいい加減切られるぞ
>>938 その中宮はおろか、皇太后についてさえトンデモ知識で誤解していて
(日本人でこれはちょっと異例じゃない?古典興味なくても普通わかるわ)
フルボッコ大恥かいたログを読み直してみるかい?
>>939 最後のシーンですら他の女を求めてフェードアウトだから象徴的かもね
中君程度があっさり中宮になれるんだったら、若菜の紫上の苦悩は
何だったって話な訳で…
八宮は東宮候補になった程の家柄なのに、ただの宮なんだよね。世間からどう思われてるかが、それだけでよくわかる。
末摘花の父宮でさえ、常陸宮なわけだから。腐っても常陸宮の姫君。
ただの宮家と役職ある宮家だと、世間からの重んじられ方は天地だからね。
匂う宮の女漁りの背後には浮舟への思いがあるから
その姉の中君について、全く無碍にすることはないと思う。
中君の出自は末摘花よりもはるかに下
本来なら妾か女房か出家
>>945 ダッチワイフとしか思ってない浮舟への想いなんてないない
宇治姉妹に会う前から匂宮は女漁りしていたんだから
性別女で顔が綺麗で突っ込める穴があれば誰でいいんだよ
匂宮が中君を中宮にしたがってたとか、
六の君含めて、他の女人からは子が生まれないだろうっていうのは原文にあるの?
>>945 義理妹とのしがらみありきっていうのもちょっと…
それも生涯支配され続けるような運命の相手ではなく、
薫の想い人だから横盗りしたような女性とその姉
匂宮って全てにおいて何の期待もできないキャラなんだよなあ
>>948 所謂お世辞や褒め殺しといったその場限りの誇大表現が文化にない国の人の言う事だから
推して知るべし
例えば新婚の雲居の方が姉の女御に勝る華やぎ、と原文にあったからといって
本当に立ち場が逆転するわけでなし
桐壺と左大臣
源氏と頭中将
夕霧と柏木
薫と匂の宮
最後の落差が酷過ぎ
>>945 匂宮は浮舟を女一宮の女房にしとけばいいだろくらいにしか
考えてないよ
まだ都に邸一軒用意してた薫の方が扱いはいい
>>952 上三つは結構泣かせる友情エピソードなんかもあるのにね
>>952 いや、重要なポイントがある
桐壺帝-光源氏-夕霧-匂宮(甥)・・・勝ち組
左大臣-頭中将-柏木-薫・・・負け組
源氏物語は「源氏の血筋を優遇」
これを藤原摂関期に、藤原北家の女性が書いたってのが凄い
匂より兄ちゃん達の方が良さげだが対になるような貴公子がいなかったんだろうなw
兄ちゃん達は源氏&朱雀の血に引きながらも
堅物で清廉な貴公子だったんじゃないの?
>>943 中の君は、薫が一応後見していて実子ありだから、紫よりは上かもね
>>959 薫が後見って言うけど、正式じゃなくて、裏でこそこそ物くれたり
する感じでしょ
まあ、世代が近いからしっかりした後見というのは疑問はあるけど、
薫が中の君の父親である八の宮と懇意にしてたのは事実なんだし、
大君との絡みは明石中宮までに知られてるのだから、
後ろ盾にはなってるだろう
薫の性格からして、中君が自分になびかないからといって、あるいはだからこそ
後見の手をゆるめたりしないのでは。
どうも薫が中君の後見人だと思ってる人いるね
薫は中君を援助しているが後見人では無いから
たとえば入内する場合、後見人てのは源朝臣某(薫)が女(むすめ)、姉妹、姪等、正式に記載されるわけで、形式が必要。んで源朝臣が女(源某子)、従三位を叙すと宣命が下りるよね。
誰でも後見出来るなら、適当に容姿淡麗な女性を自分が後見人だと言って後宮に送るよ。でも形式に最高にうるさい時代だから、養女、猶子という形にしないと他人の子の後見人にはなれない。
ちなみに後見人の身分で、後見を受けてる人(女)の位階も決まるし、その人が出世すれば後見人も出世する。だから(縁組してない)他人が後見人は有り得ない。
長文スマソ
中君後見として産養もしているしね、薫
御産養は誰がしても良いんだよ
中君にはして貰える人がいないから。
援助という名の後見はして貰えても、薫は後見人にはなれない。
解らなかったら学問板で!
紫式部が仕えていた時代の一条天皇の御子も次男三男が天皇になったし
絶大な外戚のいる明石中宮が三男坊の匂宮を東宮にって考えるのも的ハズレではないのかも
リアルでは業平の血を引くという理由で敦康親王が帝候補から外されるけど
紫式部が作った物語では絵合で業平の名は貶められないと言った藤壺の子が
帝になるのが興味深い
でもね、長男・次男・三男は全員明石中宮の子なんだよ
一条天皇は長男、次男・三男で母親が違うから長男すっ飛ばしは納得だが
謀反だとか精神疾患もない同腹の次男飛ばして三男はないでしょ
しかも全員夕霧の娘が嫁になっているんだから、普通に長男→次男→三男だよ
しかも一宮と二宮の妃は雲居の子供
そのニ宮すっとばして、三宮を東宮はない
匂うが東宮ってのは匂う自信の妄想じゃないかと思ってる
自分は他の兄弟より可愛がられて育った
→兄達より優れているからだ!!
→だから東宮にって思われてる
→嫌々だけどなってやってもいいかな←いまここ
本当に明石や夕霧が匂うを東宮にする気ならとっくになってるよ
帝や中宮が匂宮を東宮にしたいと考えていることが記されている
創作された物語だから人物をどう動かそうが紫式部の勝手
薫が大君の縁から中君を手助けするのを、源氏が秋好中宮の後見になったのと
勘違いしている人がいるようだね。
なんか自分の解釈や好みの展開を公式のように言う奴が以前から散見できるね。
薫の正婦人性悪説もかなりのものだが、六の君不妊決定とか、
匂の子供は今後も中君の若君一人のみだとか、いよいよすごいね。
匂が種なしにでもなったか?
>>965 >絶大な外戚のいる明石中宮が三男坊の匂宮を東宮にって考えるのも的ハズレではないのかも
その明石中宮の外戚は夕霧ですが
明石中宮は、夕霧の娘以外が中宮になることを許さないよ
宇治の冒頭で、明石中宮が東宮、二宮に夕霧の娘をいれた後、匂宮にも夕霧に娘を入れろと要請してたものね。
もしかすると明石中宮はいつまでたってもフラフラしてる匂に自覚を促すために東宮の話を持ち出したんじゃないかな
血筋で言えば東宮にもなりうる立場なんだからしっかりしなさい、と
それが匂を東宮にするつもりだと誤解されたとか
普通に考えれば長男次男すっ飛ばしてあのちゃらんぽらんを東宮にとか考えないもん
原作の宇治編の冒頭で、ニ宮は時期東宮候補として評判も良く
人柄もきちんとしてるって書いてあるなw
>>973 多分そうじゃないかね、若年で亡くなる事が珍しくない時代だもの、東宮だって二宮だって長生きする保証は無い。
匂宮はその時のスペアに、と考えるのが当然な時代だからね。
人柄のきちんとしている二宮差し置いて
軽薄ふらふらなアホ宮を東宮にはせんわな
宇治くんだりまで女の尻追っかけてく三男が帝なんていやだ
すべては夕霧の意向次第だ
この時代の帝をはじめ皇族も貴族も、すべて夕霧の言いなり
外戚としてだけでなく、それほど絶大な権力を握ってる
しかも夕霧は公明正大で敵がいない
>>970 そのマイ設定押し付ける非日本人の勘違いさんだけど
中君(にリアル投影している子宮でテロった下賤女がいるらしい)を「国母」にしたくてしたくて、
「中君が中宮!六君は皇太后になればいいじゃん!」とほざいたんだよw
スレ住民一同が点目になった瞬間でしたな
>>978 夕霧は実直で人望厚く有能だから序列を崩すような真似は120%しないね
公明正大だったらなおさら序列を無視するのはあり得ないね
辞書で公明正大の意味を引いてから書き込もうね
>>981 夕霧の意向=匂宮を即位、ではないと思うよ。むしろ逆じゃないかなあ。
帝を盛り立てる華やかな貴族達って意味で匂宮も大事だろうけど、
あんな帝位についたら賢い夕霧の邪魔。
×あんな→○あんなのが
平安時代でも浮き世を流して若死にした皇子様が軽薄だ云々〜言われて
妻一人で実直で若死にした皇子は上二人とは違って〜と褒められていたくらいだから
人望ある二宮と女好きで軽薄な匂宮だったら、普通に二宮を帝位に就けるだろ
宇治の夕霧は押しの強い権勢家となってしまい、主人公たちに苦手意識を持たれている。
そこが夕霧の悩みでもある感じ。
匂宮も薫も宇治姉妹に夢中になっているのが大きな原因だが。
>>984 浮き名っす
>>985 夕霧は頭はいいわ信念あるわ豪胆さもあるわの実力派だから
こういう大物とツーカーになれるような器の男でないと
主人公格にはふさわしくないんだと思うw
儒教思想が影響してる時代だもの、同じ后腹なら長子相続優先だから、帝位も勿論東宮、二宮、匂宮が当たり前だよ。
池沼な冷泉天皇が優秀な弟宮達に東宮を譲らず即位した。
安和の変みたく政治がらみの陰謀が無い限り帝位は兄弟順。
それを乱すのは秩序大好き平安人には考えられないでしょう。
匂宮にけむたがられる夕霧が好きw
匂宮程度に軽く見られたら終わりだしなあ
娘の結婚話が進展しないため中宮への恨み事を本気で言ったり、中君と過ごしている匂を強引に連れ去るような夕霧は
公明正大で秩序を重んじる人間として描かれてはいないな
別に良いんだけどさ、中君ドリームの人は夕霧に見離され、父帝も亡くなり誰も後ろ楯の居ない匂宮と中君のコ○キ生活が希望なん?
>>990 それくらいなんなんだw
公明正大で秩序を重んじる人間がやっちゃいけない事じゃないじゃんw
中君なんて親無し文無し宿無し女、拾って貰えただけでも充分だろう
スレ立て行ってみるよ
書き込みはちょっと待って下さい
乙であります
スレ立て乙です
>>989 それは言える
匂に「夕霧には何でもわがまま言えるし気が置けなくて好き」
なんて思われるようじゃ天下人失格
絶世の美女が天下の秀才で最高権力者を兼ねていたら・・・・それが夕霧w
1001 :
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