1 :
愛蔵版名無しさん:
2 :
愛蔵版名無しさん:2011/05/15(日) 20:14:52.69 ID:42YDQvFx
3 :
愛蔵版名無しさん:2011/05/15(日) 20:15:56.69 ID:42YDQvFx
いつのまにか落ちてるのに気づいたので立ててみました。
あんま話題もないかも知れませんがどうぞ!ということで
石ノ森萬画館復興義援金口座
ゆうちょ銀行(郵便振替)
口座番号 02290-7-51730
口座名義 (株)街づくりまんぼう
近刊
石ノ森歴史的傑作集
サイボーグ009(3) 5/20
佐武と市捕物控(3) 5/27
新おみやさん(2)*木村直巳・画 5/30
仮面ライダー1971完全版BOX 5/31
オトナな石ノ森 6/1
放映中原作ドラマ
『おみやさん』第8シーズン 木20 テレ朝
『仮面ライダーオーズ』 日8 テレ朝
*オンエア未定だった『ワイルドキャット』は、レギュラーだった桜塚やっくんの事件まで起き、
完全に息の根を止められた模様。
>>1 乙です
新おみやさん2巻出るんだね
けっこう好きだったので嬉しい
テラさんを自殺に追い込んだのって同じ新漫画党から出た
赤塚のナマちゃんと石森のテレビ小僧だって聞いたけど本当なの?
手塚治虫のところ見たく電子書籍で全集でないかな
特にカラー原稿を再現してくれたらそれだけで価値がある
昔佐武市などでやっていたんだから出来そうに思うのだけどね
6月発売の「オトナな石ノ森」とやらもコンビニコミックだな。
既刊の「泣けるアカツカ」と同様のテーマアンソロジーみたいだ。
赤塚不二夫編を見た限り、編集はツボを外してないようだから、どんな短編がセレクトされているか楽しみではある。
14 :
愛蔵版名無しさん:2011/05/21(土) 12:17:23.94 ID:/qM686pf
史上最悪の過大評価漫画家
いや、宇土まんぶだろ
17 :
愛蔵版名無しさん:2011/05/21(土) 21:22:25.85 ID:iAE3P+2/
石森ファンの皆さんに質問があるのですが…。
仮面ライダーって漫画がヒットしてTV化されたわけではなくて、TV企画モノとして原作漫画が描かれたのですか?
そのとおり
仮面ライダー ゴレンジャー、ロボコンも
東映の企画プロデュース
石ノ森プロ協力した感じだ
石森の起用は、石森プロの加藤マネージャーから、東映の渡邊亮徳専務(当時)に熱心な売り込みがあったため。
石ノ森のヒット作なんて
ほとんどなし、
東映のタイアップばっかりwww
東映で実写化された(いろんな脚本家が書いてる)のオリジナル作品は人気あったが
石ノ森の漫画は全くヒットせず。
サイボーグ009は石ノ森がちゃんと 書いてるけど
1年で連載打ち切りに
されてるところから
人気作品じゃなかったんだろうね。
秋田書店のビルは009の売上で建てたって逸話があるからなあ
単行本は売れたってことじゃないかな
いったん連載が終わった後、続編の希望が多くて再開した。
単行本も売れてたよ。
なに捏造してんの?
26 :
愛蔵版名無しさん:2011/05/22(日) 10:34:01.57 ID:wbh/kjZv
>>17 『仮面ライダー』の生みの親は東映の平山プロデューサー。
石ノ森章太郎は途中からアイデア協力者として参加。
しかも石森プロから東映に熱心に売り込んだ。
そんで石ノ森が漫画も描くことになった、という流れ。
石ノ森が参加する以前にもう『仮面ライダー』の基本設定は出来上がってた。
「原作漫画」というと、漫画が原作だと勘違いする人が多いだろうけど、
意味合いが違うんでね。
>>24 アニメが当たっただけだよ。
あと キャラクターグッズとかさ。
東映のおかげだな。
漫画家としては 三流だよ
コミック版仮面ライダーは名作扱いされてるけど、正直後半は微妙
まあ、この人の漫画はほとんどそうだけど
「龍神沼」や「ジュン」は物凄い傑作だと思うがな
「リュウの道」もな。
思い入れのあるほど評価が低くなる人だよねw
60年代までは紛れもなく天才だったのにヒーロー物にかkってからは
薄っぺらい社会批判に手抜きの見開き、センスはあるけど意味ない演出
鼻につく「――」と「・・・」
といいつつ読んでしまう訳だが
1980年のこと。
「電子戦隊デンジマンは、秘密戦隊ゴレンジャーの盗作ではないか」
と、石森プロが東映にクレームをつけてきた。
東映は金を払って謝罪し、シリーズ化してもよいという石森プロの許可を得た 。
翌年の太陽戦隊サンバルカンが、
名前に色はつけず、最後まで追加メンバーもなく3人のままだったのは、
5人編成で名前を色にすると、
また石森プロにクレームをつけられて金を払わなければならないということが、
誰の目にも明らかだったため。
デンジマンのストーリー展開やキャラ設定は、ゴレンジャーと全然似ていない。
色と「○○戦隊」という冠名以外はゴレンジャーとは全くの別物だったにも関わらず、
難癖をつけられて金を支払わされた。
両者がどれだけ別物かということは、
ゴレンジャーとデンジマンとを見比べてみればすぐに分かる。
あしたのジョーはマキバオー、スラムダンクはテニスの王子様に、
盗作といってもいいくらい色んな要素をパクられてるが、
梶原一騎や井上雄彦がクレームを付けて金の支払いを要求したなんてことは聞いたこともない。
手塚治虫やアニメ監督だが庵野秀明といった人たちも然り。
そもそも、秘密戦隊ゴレンジャーは、科学忍者隊ガッチャマンのパクリでは?
あるいは、ゴレンジャーは歌舞伎の白波五人男から盗んだ要素もあるのでは?
な〜んて見方も充分に成り立つわけで。
というか、石ノ森の漫画にはマイナーな洋画をそのままパクったものもあるし、
有名な話だが、サイボーグ009なんて、まさに盗んだアイデアの塊なわけですよ。
というか、漫画やアニメ、ドラマや映画や演劇というものは、そもそもそうやって発展してきたのだ。
どうも石ノ森氏本人というより、
嫁の親族に酷いカネの亡者がおり、そやつらの仕業だともいうが……
なんにしても、ウンザリするような話だと思う。
ブラッドベリに思い入れはないがバローズの地底世界は好きなので、
ヨミ編にガッカリ。原典より面白くしようと努力はしてるんだが。
「ヨミ編」はブラッドベリの原作をそれなりに料理してたが、つげ義春の「老人の背中」はすがすがしいまでの丸ぱくりだったな
ゴレンジャーも
もともと東映のアイデアなのに 大恩ある東映を
訴えるなんて 石ノ森は
酷い奴だ。
新スレになって急に湧いてきたアンチは何なんだ?
東映が生みの親なのに、石ノ森マンセ〜が酷い件
↓
誕生40周年記念 仮面ライダー展 | 日本橋三越本店
http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/rider/ 石ノ森章太郎氏の原作による「仮面ライダー」は、世代や性別を超え、多くの人々に愛され続けている人気特撮テレビドラマシリーズです。仮面ライダーは、単なるヒーロー物語ではなく、
原作者石ノ森氏の言葉によると、混沌とした世の中で「正義が必ず悪に勝つ」という単純でありながら大切な信念を「子ども時代に意識の中にとどめる」ことを基本と考え、深い思慮のもとに創られた作品です。
「メタルダー」は「キカイダー」のパクリだって石森プロだか石ノ森だかが騒ぎ出し、
「仮面ライダーシリーズ復活させるから「メタルダー」のことは見逃してよ」
「よかろう」
ってことで手打ちとなって、
んで元々はウルトラシリーズを復活させようとしてたTV番組の枠が仮面ライダーシリーズに取って代わられ、
仮面ライダーブラックが誕生した
これ昔からまことしやかに言われてることだけど、本当か
原案・平山(八手) 原作・石森だよね。
とはいえカゲスターやキャプターより石森作品の方が完成度は上。
ところでロボコンの萬画はネーム下描きなしで殴り描きしたのか?
『がんばれ!! ロボコン』Wikipedia
NETテレビ(現・テレビ朝日)系で全118話が放送された子供向け特撮番組。東映との共同制作による
平山プロデュース
ロボコンが物を壊すのは「(金属製の)ドジなロボット」という演出のためである。
「東映はアクションは良いが、コメディはできない」と言われた時期があった。本作をもって「東映はコメディでも一流」と言える。
ロボコンの胸のピストンエンジンは、美術課長の佐々木丸正が模型を購入して組んだ。このパーツによりロボコンが「生きて」見える。
ロボコン役の山本のアドリブで、ロボコンは生き生きとした個性を発揮した。
「(ガンツ)先生の採点は、機械の故障や地震でどうにでもなる。いい加減なものだから、気にしなくてもいいのだ」という平山(元ダメ少年)からの、現代のダメ少年へのメッセージである。
脚本を担当した上原正三は「自分の子供が『ロボコン』を見る年頃だったので、子供のために書いた」と述懐している。
ブラックゴーストのボスも最初石森はバン・ボグートという設定なんだっけ?
メタルダーは、
石ノ森が
なぜキカイダーとしてリメイクしないのか?
とクレーム入れた
そこまでは紛れもない事実
後はソースがないので俺は知らん
萬画版キカイダーの博士の還暦(推定)すぎての子作りは無茶。
01も伏線なしの強引な後付だし。
まあ、それでもなんとか良好な関係を保ってるからいいんじゃないの?
どこかのアニメみたいに法廷闘争したりして、挙げ句の果てにわけのわからんアニメ作ったり実写にしたりして人気おとしまくってるよりは。
>>45 ロボット刑事のRRKKのボスは16歳で子作りだがなw
キカイダー漫画Wikipedia
本作品は、特撮とのタイアップ作品として小学館の『週刊少年サンデー』(1972年30号 - 1974年13号)に連載された。
しばしば特撮版の原作とされるが、それは正確ではない。テレビ企画が先行する過程で原作者として石ノ森が起用され、さらに東映側の企画者として平山亨、吉川進が加わり制作されたものである。
キカイダーも東映です。
いわゆる東映式「原作」の石森作品としては海賊王子が先行例だけど
仮面ライダーは、横山「原作」の赤影やジャイアントロボの流れだろうね。
今さら、どうでもいい話だけど。
いまのライダーだって石ノ森原作じゃん
生前「ロボコップ」より自作が先だと自慢げな態度だったが、
平山さんの話だと「ロボット刑事」は「鋼鉄都市」が本ネタ。
これはライダーやキカイダーより綺麗にまとまってて好きだな。
みんな、章ちゃんのこと、きらいなんだな…
いや、1人だけだろ
文体からして最低3人は居る。俺は中立ね。
先行作品の影響を素直に認めないのと、画が粗いのが難点。
ポスターやカバーイラストのクオリティを保ってればね。
東映の平山さんは
ヒットメーカーだね。
あまり一般的知名度が
ないのが かわいそうに
思う。
出るだろうとは思ってたけど、
7/8 秋田文庫
リュウの道(1)(2)各740円
番長惑星に挟まってたチラシに書いてあったじゃないか
佐武と市ってどの版で集めるのがオススメ?
小学館文庫は新旧あるけど巻数違うだけ?
カバーイラストはサンコミックスが最高
>>60 おお、こんなすぐレスが返ってくるとは
サンコミックスのは古本で見つけても高いんだよなあ…
今の刊行中のは全集にそっているだっけ
規制表現がどうなるのかと紙質がなぁ
63 :
愛蔵版名無しさん:2011/05/29(日) 14:37:21.15 ID:/WujRNJr
スタジオ・ゼロには鈴木伸一、石ノ森章太郎、つのだじろう、角田喜代一(つのだじろうの兄。電通勤務)、藤子不二雄(藤子不二雄?、
藤子・F・不二雄)赤塚不二夫も参加。
アニメではなかなか儲からないため雑誌部を設立し制作されたのが『オバケのQ太郎』
>>63 『週刊少年サンデー』1965年正月臨時増刊のオバQ扉絵の流用だね
(現行の大全集第1巻所収)。
この時期は、オバQ=藤本、正太=我孫子、ゴジラ・よっちゃん・ゲストキャラ=石森
の分業体制だったそうだから、石森絵の可能性は十分ある。
>>65 事故レス
× 現行の大全集第1巻
○ 現行の大全集第2巻
銃の形状が、いかにも009が(扉絵で)持っていそうなデザインだ。
009、地価帝国編まで読み終わったけど
あのアポロンとかが出てくるシリーズが全部ひっくり返して
おしまい、ってのは残念だった。メンバーそれぞれに敵をわりふって
これから盛り上がりそうだ!ってとこでいきなりだもんなあ
まとめられなくて投げたか、飽きたんだろうなあ
あの打ち切りっぷり…
>>64-
>>65 へぇー石森さん、名前がクレジットされてもいいぐらい、
本格的にオバQに肩入れしてたんだね。
たまに手伝うくらいかと思ってた。
>>63 マシンガンの特徴的な持ち方からいって、石森で間違いないと思う。
>>62 今、刊行中のコンビニコミック佐武と市も完全版じゃないっぽい。
「仏の村」がとばされている。
73 :
68:2011/05/30(月) 22:23:55.18 ID:???
WIKIでみたらあそこで打ち切りだったらしいな。
ふざけやがってあと2〜3回続けさせりゃちゃんと終わったろうに。
しかしこの作品はバランスが悪いな。
極端に9.4.7に比重が置かれてる。
002が009と能力がかぶってるから使いがたいのはわかるし
火を噴いて穴を掘るだけの006が使いようがないのは仕方ないけど
005の力自慢なんかなんぼでも使いようがあったろうに
新しい方の小学館文庫の佐武市ってどうなんですか?
絵柄見ると、そんなに収録ジュンバラバラっぽくないけど。
やっぱ、漏れが多いとか?
さっきリュウの道読んできた
めちゃくちゃ面白かった
ただラストはアレ演出でごまかしてるやろ、どう締めるかワクワクしてたのに勘弁してほしい
何を言う。
大風呂敷を広げすぎて収拾つかなくなって唐突に終わるのが、石森作品の醍醐味じゃないか。
「リュウの道」は小学生くらいに読んだときは面白かったけど、その後SF小説読んだりとかSF映画見るようになったら
ほとんどパクリばかりなので幻滅したな。
最初が「猿の惑星」で途中「トリフィドの日」とかアシモフのロボットsfとか色々あってラストは「2001年宇宙の旅」だもんな。
1部で終わっとけばよかったのにね
あれほど後半いらない漫画も珍しい
欠点はあるものの、傑作だと思う。
少なくとも最大の意欲作には違いない。
リュウの道買おうと思った矢先に
>>77-78て意見があり
今迷ってるが読む価値はあるの?
はっきりいって石の森の作品は好みじゃない。
好き嫌い別にして読んどけっていう価値はある?
前半で終わっとけばという意見があったけど前半で読むのやめても
納得できる?
あのやけくそな終わり方がいいのに…
>>81 石ノ森好みじゃないならあんまりおすすめしないなあ
でも読んでみないとわからないし。
個人的には「赤いトナカイ」なんかおすすめだ
84 :
81:2011/06/02(木) 21:31:15.89 ID:???
なるほど…
絵柄でいうならロボコンをちょっと見たらこっちは俺のタイプだから
これは買ってみようかとは思う
NHKのトキワ荘物語久しぶりに見たけど
あの同窓会に森安が出席するのは勇気いっただたろうな
手塚、藤子、石森、赤塚みんな実力的にはピーク
過ぎてても世間の評価はみんなピークの時期なんだからな
石森なんか煙管くわえてでてくるし。
俺が森安なら絶対出席したくない。
テラさんが欠席するのは当然。
少年ジャンプは最初森安の漫画を載せるつもりだったけどNHKが番組上「やっぱり駄目だった」という
オチをつけるために編集部に断るように依頼したという話は本当かね。
NHKのギャラはテーブルクロス一枚だけだったらしいし、番組を見た師匠の田河水泡からは破門になるしで
ふんだりけったりだよな。
「森安の友人の古書店主」とやらが、なんでNHKの内部事情まで知ってんの?
以前、なんとかいう漫画家がNHKの番組に出て
すごく適当な編集されて怒ってたな
そういうもんなんじゃね
リュウの道が剽窃だろうがなんだろうが面白い大傑作だと思うぞ。
逆にあそこまで不可知領域に踏み込んで納得できるオチをつけた漫画ってあるかい?
デビルマンも仄めかし程度で余韻で読ませるオチだし
火の鳥も完結したらしたで未来編を越えるとも考えにくい
小説原作の百億の昼千億の夜にしたって垣間見たとしか描けなかった。
リュウの道は
小学生の頃途中まで読んで面白かったよ
(2部の始まりのところまでの単行本しかもってなかった)
猿の惑星も人類SOSも見たことがあったので元ネタはすぐわかったな
大人になってワイド版で読み返したけど
2部の終わり方はちょっとガッカリだった
でも3部作の中ではいちばん好きかな。
リュウの道の魅力はリュウとマリアの間に生まれる恋心。
石森はこのへん描かせると本当に上手い。
92 :
85:2011/06/03(金) 21:11:46.50 ID:???
>>86NHK鬼だが掲載きまってめでたしじゃちょっとしまらなかったのも
事実。雑誌もどうせ掲載するったって作品内容じゃなくてあのトキワ荘のメンバーという
のに価値を見出したんだろうし。
陰鬱なテラさんをはじめて見た時はショックだった。
藤子や赤塚の漫画見ればテラさんがとてつもなくいい人なのは
間違いない。でもWIKI情報によると劇画を憎悪して劇画作家に
「君の漫画は間違ってる、こういうのを描きなさい」と自分の作品を送っただの
雑誌にかけあって劇画を打ち切れと直談判して自分の漫画が打ち切られただの
ある種病的なほどに独善的だな。
要するに長所も短所も巨大な人だったんだろう。
他人のモラルに極端に厳しいぶん自分にも厳しいとこが
2ちゃんねらーとの決定的な違いだが。
NHKが依頼しなくてもジャンプに掲載される可能性なんか無いと思うけどねえ。
赤塚のブレーン長谷氏の本によればトキワ荘ってまんが道で描かれてない部分で
結構グレーな側面があったそうだ。最後は自殺同然な生活で失望の中お亡くなりになったもんね。
テラさんが2ちゃんねらーだったら雑談もネタも
許さない超うるさい仕切り厨になりそうだ
テラさんの最期もうつ病で別棟の離れに引きこもったきり家族とも顔をあわせなくなって、
前の日の食事を下げに行ったら手を付けてなかったので死んでるのがわかったというくらいだからなあ。
>>94テラさんは手塚直系というわけではないだろうけど
劇画をとりいれてなんとか生き残ろうとした手塚を見て
やっぱ強烈に失望したんだろうな。
つのだも許せん、藤子Aも許せん、どぎつくなっていく赤塚も
石森も許せん、そうなると漫画界にはいられなくなるな
>>96 別に手塚はイヤイヤ劇画の手法を取り入れたわけじゃないだろう。
別にいやいやなんて書いてない
特撮から入った読者で初期の009は絵が雑で駄目という人多いな。
最初の連載は1964年だから45年以上たってるわけだからな。
あの頃は石森の流麗なタッチを手塚が嫉妬したといわれたくらいだが
現在の漫画界の作画レベルと比べたら酷だろう
初期のかわいいタッチの絵の頃は好きだが
中盤のコピー乱発が嫌だったなあ
忙しかったんだろうけど…
オトナな石ノ森の収録リストってある?
↓
オレの恋人
バニイガール
サイケでリツコ
四畳半襖の下張りの下
モチ・モチャ・ムチャ
海の部屋
だまし絵
遠いの紅
歌麿暦
馬がゆく!から一編
僕のイタセクスアリスから二編
青い馬 以上
スーパーガールズCOMIC DELUXE(全3巻) でいいんじゃね
初めて青年向け漫画雑誌に連載した「009ノ1」(1967年)を忘れちゃ困る。
これと松本零士の「セクサロイド」(1968年)は当時やたらエロいと感じたものだが今じゃ少年誌のほうがはるかに先を行ってる。
スーパーガールズみたいなクール&ナンセンス系?短編集を想像してたんだけど、
意外にネットリ系が多い。
CR佐武と市捕物控も出るのか…
ニューギンさんもっと稼いで佐武と市のアニメリメイクして下さい
あの白黒の雰囲気や透過光、実写合成などの演出は
今では誰を選べばいいんだろう
>>105 「009ノ1」は最高傑作のひとつだと思うよ。
絵も一番油の乗った時期だし、
御大は長編ではなくこういった連作短篇が向いていたと思う
(それでも破綻しまくりではあるが)。
「009ノ1」の頃って、一番画が荒れてるんじゃ・・・?
最終話?の「黄金の女」 あまりにもテキトーすぎる・・・。
いちおう締め切り間に合わせました、みたいな。
「深海魚」での女たちのデッサンの狂いがひどすぎる。
>>112 この時期の典型的なタッチなんだけどね。
乳の位置が、ピカソの絵みたいだよねw
114 :
112:2011/06/07(火) 23:50:24.51 ID:???
乳の位置よりも、約一名惨い形のケツしてる女がいて、
尻フェチの自分は泣いた。
>>114 「あっ!」と言った次のコマのケツでしょ?
たしかに、ケツというよりは、コブですよねw
オトナな石ノ森売ってねー!
1970年代前半くらいまで漫画系、劇画系を問わず女の裸が巧い漫画家ってあまりいなかったような記憶があるよなあ。
小島功はデフォルメしていてエロはあまり感じられないし、永井豪は露出は多いけどアマゾネスみたいだし。
あれはコンビニでは懐かし本でもエロコーナーにも置きにくいから通販か一般書店で取り寄せが確実かも
多分置くコーナー悪いので版がそう伸びないので
内容選択はいいのに定価ぐらいにはレアになるかも
>>117 村野守美あたりはエロい裸描いたなあ。
手塚、石森は大人の色っぽい女をどう描いたからいいか迷って
ちょっと小島功真似てみましたみたいな感じだった。
そういえば手塚は大人向けアニメで
キャラデザを小島功や深井国に依頼してたっけ。
ご他界されてたとは…
世界経済入門では合作もしてましたね。
うわショック
DVDで見たんだけどアニメのサブイチ、渋くて好きだったな…
>122
三山のぼるも亡くなってるよ。ちなみにコン・バトラーVの漫画描いたことがある。
126 :
122:2011/06/09(木) 07:26:01.79 ID:???
>>124 3月に亡くなったことを今さら知る程度の思い入れのくせにショックとは、ショックの安売りだよな。
毎日奥さんが弁当作って9時5時で仕事してた藤子F先生でさえも…
漫画家って過酷なんだな
村野守美といえば、
アニメ「小川のメダカ」のビデオって、まだ売ってるんでしょうかね?
手に入れたくてたまらなくなった。
中田の記念館で売ってるんじゃないでしょうか
聞いてみるといいかと
>>130 さっそく電話してみたら
在庫してるし親切に郵送にも応じてくれた。
ありがとう♪
小川のメダカ、DVDかBDになって欲しいなあ
もうビデオデッキうちにはないから見れない…
リュウの道、番長惑星のあとに文庫出るの?
でるよ、7月8日1、2巻
佐武と市を海外に見せつけたいな
これぞジャパニーズクール 素晴らしい
136 :
愛蔵版名無しさん:2011/06/11(土) 17:15:01.20 ID:PxwEXknR
「石ノ森漫画館」に昭和?年の少年マガジンの表紙の写真が載ってたよね。
漫画家のお歴々が一堂に会して、集合写真を撮った表紙だった。
90年代の少年ジャンプなんか同じような表紙やってたこともあったけど、このマガジンの顔ぶれはすごかった。
CGもない時代だから、実際にその場に集合したと考えただけでもスゴイ。
137 :
愛蔵版名無しさん:2011/06/11(土) 17:18:48.11 ID:PxwEXknR
>>136 続き
そのメンバーだが手塚治虫、水木しげる、横山光輝が最前列だった。
これはキャリアから見ても妥当だろう。
その後ろに藤子不二雄の2人、赤塚不二雄、さいとうたかをの姿が。
藤子F氏はマガジンにはほとんど描いてないと思うが、当時は二人で合作が建前だったから一緒に撮影したのだろう。
しかしさいとうたかを氏は、当時少年誌に何を描いていたのかは分からない。
138 :
愛蔵版名無しさん:2011/06/11(土) 17:21:35.43 ID:PxwEXknR
>>137 続き
そして3列目には永井豪がいた。
そして4列目には石森章太郎が。
この配置が不思議なのは、トキワ荘メンバーの藤子や赤塚からも離された上に、元アシの永井豪の後ろにまで石森が追いやられてしまったこと
たまたま時間に遅れて、こういう列になったのか?
それとも編集者の指定なのか?
それとも当時のそれぞれの評価からすれば、これが妥当なのだろうか?
記念すべき「リュウの道」新連載の号ですね。
これマガジン表紙コレクションに書影が収められてるけど、
萬画館に載ってるのとは使われてる写真自体違うし、かなり印象が違うように思うんだけどなぁ。レイアウトや文字の入れかたも含めて。
ちなみにこの頃の連載は、
鬼太郎が前号で終わって
巨人の星、あしたのジョー、無用ノ介の三大劇画に
天才バカボンと若手2作家のほらふきドンドン、キッカイくん。影丸の八つ墓村。矢代まさこはこの号には載ってないものの読み切りを不定期に掲載していたようだ。
>>137 >しかしさいとうたかを氏は、当時少年誌に何を描いていたのかは分からない。
>139氏の書いてる「無用の介」がそれ。
>若手2作家のほらふきドンドン、キッカイくん。
永井豪は既に「ハレンチ学園」で一世を風靡した後だが
ジョージ秋山が注目されるのは「ほらふきドンドン」の次の「アシュラ」と
サンデーの「銭ゲバ」かな。
141 :
愛蔵版名無しさん:2011/06/12(日) 03:44:39.11 ID:eQyfmi0x
F先生はパイプで、石森は煙草で、赤塚は酒で、そのほかアニメーターなども
煙草などで、みな殺された。
手塚先生も、多分煙草をやってた(エッセイにも煙草の話がある)。
>141
手塚先生は、ポーズでフカしてただけだ。
酒もあんまり好きじゃなかった。
どっちかっていうと、チョコレート中毒。
漫画家はたんに、寝なさすぎとストレスで早死。
職業別平均寿命
資料とした(1926年〜1979年)の職業全体の平均寿命は68.6 歳
1位 宗教家(75.6歳)
2位 実業家(73.2歳)
3位 政治家(72.8歳)(
4位 医師・医学者、大学教授(67.7歳)
5位 俳人(67.6歳)
6位 歌人(66.9歳)
7位 芸術家(64.7歳)
8位 小説家(63.0歳)
9位 詩人(57.7歳)
森一、工藤倫夫「職業と寿命の研究」より
これ以降だとパイロットと商社マンの寿命は平均より10歳短いという説がある
詩人は貧乏なだけな気がするが。
横山先生は、別の意味でタバコに殺されたわけだが。
そこいくと水木しげるは怪物だな
いや、妖怪か
睡眠不足だの締切りも大変だろうが、ストレスとしては
南洋最前線で腕なくすのに比べればなんてことあるまい
白土三平は千葉で元気で漁師やってるし
つげ義春は不安神経症みたいの抱えていながら元気みたいだし
ガロ系作家はどこかで漫画どっぷりから抜け出してる印象があるな
トキワ荘組は御大筆頭にどっぷり派が多い
一人どっぷりぽくない安孫子素雄はいまだに元気そう
トキワ荘通い組のつのだじろうもオカルト研究とか空手とか多趣味なせいか元気だな
怪奇マンガで当てた人って
人気も寿命そのものも長持ちな印象があるな。
子供の頃「地獄の子守唄」を読んでトラウマになった日野日出志なんか
大阪芸術大学芸術学部キャラクター造形学科准教授だもんな。
作品からは想像できないような気さくな性格で大学の授業中には刀の玩具を携帯していることがあるらしい。
エロがテーマのマニアックな短編集というのがミソなわけで、
いまさら著名作から選んでこられてもねー。
オレが有名作からエロ場面アンソロジーを作ってあげようw
・「サイボーグ009」より、フランソワーズの黒セーター姿の場面を抜粋。
・「サイボーグ009」より、ジェットの脚が破壊されるシーンを抜粋。
・「幻魔大戦」より、プリンセス・ルーナがデレる場面を抜粋。
・「さんだらぼっち」より、お志摩さんがデレる場面を抜粋。
・「佐武と市捕物控」より、みどりちゃんがやきもちを焼く場面を抜粋。
・「リュウの道」より、マリアが地球の重力が重くってと、顔を赤らめる場面を抜粋。
・「さるとびエッちゃん」より、エッちゃんが顔を(rya
つまんね。
たぶん、ここまで有名な漫画家でありながら、じゃあ、どれでもいいから最終回を語ってみろ
って言われても、よほどのマニア以外じゃないと思い浮かばない人も珍しい。
どこに落ちたい?は有名じゃないの?
あれは最終回だな
うん
石ノ森先生は最終回云々以前に漫画自体それほど読まれていない気がする。
009、HOTELくらいじゃないの。
多くの人はテレビで印象付けられてる。
亡くなった時の報道も、仮面ライダーが扱い一番大きかったし。
おみやさんも入れてやってくれ
おみやさん大好きだが、あれ原作はそれほど読まれてないんじゃないか?
161 :
愛蔵版名無しさん:2011/06/15(水) 22:34:17.50 ID:yhKBbkgf
仮面ライダーの原作って、面白いのですか?
実写と違って、漫画で変身ヒーローってかなり難しいのでは?
戦闘員との格闘も実写ならごまかし利くけど、漫画では…。
「ライダーキック」とか言われても、動きがない漫画では…。
勇壮な音楽も効果音もない漫画で、アクションをどう表現するか。
アトムや009なら実写で出来ないことをやらせることができるけど、実写の原作版としては、あまり人間離れしたことを漫画ではできないでしょう?
実際、原作の仮面ライダーって面白いのですか?
読む気しないよな
いいから読め
読めばわかる
手塚→石ノ森→なになに
こんな流れみたいな物に組み込まれる人なんだろ?この人って一応
ライスピでも読んだほうがいいのでは
そもそも、コミックの仮面ライダーは「変身」じゃなくて「コスプレ」だしな
そもそも「原作」じゃないしな。
フィンガー5の大冒険 初DVD化
10月21日「復刻!東映まんがまつり」
リュウの道を漫画文庫で二巻まで
(ロボットが支配する街のとこまで)よんだけど面白いな。
後半破綻するという噂は聞いてるから最後まで読むつもりはないけど
竹書房文庫全5巻で何巻まで読んだらいいだろう?
最後が一番面白いのに…
俺は破綻を楽しむような石森マニアじゃないので…
竹書房文庫版の後半の巻は雑誌起こしで
絵のつぶれが半端ないよ。
読むんだったら秋田文庫を待ったほうがいい。
画質はKC版が一番いい。
古本で大概安いよ。
秋田のは竹書房のまんまじゃん
176 :
愛蔵版名無しさん:2011/06/18(土) 09:49:40.22 ID:nDenFcyO
史上最大の過大評価漫画家
この人の漫画で一番姉弟愛的要素が強い長編漫画教えてください
>>178 長編だったらギルガメッシュとか幻魔大戦とかかな。
姉弟愛要素っていうかどっちも姉が(略
流れ星に祈ったお姉さんも
あのあと平凡な人生を送ったかと思うと、妙に切ない。
彼女は男運が悪くて悪くて…
182 :
愛蔵版名無しさん:2011/06/19(日) 01:48:41.57 ID:xi/i+JlM
フランソワの改造手術の際にゴースト団の医学者達は
彼女の服を脱がして改造をしていたんだろうな。
当時の少年誌ではそのような場面の描写は不可だったわけだろうが。
どうでもいいけどフランソワの兄貴はどうなったんだ
>183
時空間漂流民編にチラっと出てる。
絵柄の変化のせいで兄貴はだいぶ年くってたように見えたけど
妹が若いままっての全く気にしてなかったな
この人の何が一流かと言うとパクた作品を上手く消化してあたかも自分のオリジナル作品かのように
見せるところだよな。
月光仮面とエイトマンの上面パクって仮面ライダーとかウルトラシリーズの防衛軍と忍者部隊月光の上面パクって
ゴレンジャーとか、だから内容は薄いし底も浅い。
スカイヤーズ5とキャプテン・スカーレットは
もっと評価されるべき。
輸血されて超能力者になった漫画って、この人の作品だったっけ?
スパイダーマンじゃね
平井つながりで、
来月のコンビニ本傑作集は無印幻魔の模様。
009は今月のヨミ編までの部分で、とりあえず完結しちまいました。
正しい見識ではあるだろうけども。
>>187 ライダーもゴレンジャーも企画は石森じゃねーだろ。
>>192 おめーしらねーの
ライダーもゴレンジャーも俺が原作て石の森は生前発言してるし東映の戦隊物
にもクレーム付けてるの。
>>189 『ミュータント・サブ』だね。
雑誌掲載時は母親が「広島で被曝」した者同士だったのが
UFOの爆発に巻き込まれて云々に改竄された。
背景の絵はキノコ雲のままw
「白い少年」「闇の叫び」「超人部落」「魔女の条件」あたりが頭抜けて傑作。
ただし修正前バージョンに限る。
当時の厨二病たちがはまるはずだわな。
大人の石ノ森立ち少し読みしたんだけど
石ノ森って漫画のコマワリを完成させた巨匠なのに
恐ろしいくらい歪な構成をした漫画描くのね。
大コマが延々と続いたかと思えば一転して横長のコマに台詞がギュウギュウに
詰め込まれた読みにくいページを延々と続ける。
新人漫画家がこんな漫画を編集に見せたら全部書き直しものだよw
正直さあそれってあんまり効果は無いと思うのね。
あえて青臭い部分を残したってことなのかなぁ
>>196 自分が持ってるのは、虫プロ版なので、サンコミはよくわからなす。
>>197 そういうことができるのが、
枠の固定されたアニメや映画には不可能な、マンガ独自の表現なわけで、
石森は、その可能性を実験し、追及してたわけで。
成功してるかどうかは別に、後続には影響を与えたんじゃなかろうかね。
>>197 リテイクしろって言える編集も時間もなかったろうしなー
「これはねーわ」なコマ割りや「なんでこんなとこ大ゴマにすんの?」
みたいな演出は、石ノ森に限らず昔の漫画に多いわな
石ノ森といえば、あの独特のロゴと、「え」とか「と」などの強調したい一文字だけ手書きに
して吹き出しに書き込む手法だな
松本メーターと双璧だ
そういえば昔テレビマガシンやテレビランドでライダーや戦隊のヒーロー漫画が載ってたね
あれ描いてたのも石ノ森プロ系の人?
細井雄二、土山よしき、すがやみつる、石川森彦などはそうだよ。
>>193 だから〜原作者名義にはなってるけど、そもそもの企画は制作会社からの持ち込みだろ。
まあ、石森の参加無くてはライダーも戦隊も成功は絶対無かったから原作者と言ってもいいとは思う。
204 :
愛蔵版名無しさん:2011/06/22(水) 21:25:48.14 ID:WbPSDrtG
やたらと変なルビを台詞の漢字に振るのも石森は大好きだったな。
学歴コンプレックスの存在をそこに観たな。
009次に面白い漫画ってなんだ
「面白い」の基準をもう少し詳しく
幻魔大戦は平井和正と組んだ少年マガジン版とSFマガジン連載の新幻魔大戦は読んだんだけど
石森独自で連載したリュウ版(打ち切り)のやつは未見なんだが内容はどんなだったんだろう?
鋏ってフィクション?
209 :
202:2011/06/23(木) 04:26:53.36 ID:???
>201
ついでに言えば、デンジマンなどの怪人デザインの野口竜も元・石ノ森アシ。
>>208 「昨日はもう来ない だが明日もまた」の枠物語に出てくる双子と同じ子たちがモデルだろうから
若い頃の部分に関しては何かしら実体験があるんだろうね。
竹書房リュウの道三巻まで読んだ。
神になって頑張ろうってここまでで良さそうだな。
あとからは意味不明になるらしいから
最近の戦隊モノとかちらっと見るとみんな小奇麗な
高校生くらいのあんちゃんなんだよな。俺らから見たら
「戦隊モノのレッドは誠直也とかみたいなおにいちゃんとも
いいがたいようなドスのきいた声の頼りがいのあるアニキなんだ」と
なるんだけど石森作品見ると、今のイケメンアンちゃんのほうが
石森の作品イメージなのかもしれんな
実際、漫画のイメージ抱いて特撮見るとずっこけるよなw
やまと虹一版ジャッカーの東竜(神隼人っぽい)を期待して、TVを見た日には…w
石森版の海城って15歳くらいかね?
いやテレビ見てからマンガ読むとつまらないことが多い
悪者倒して爆発してめでたしめでたし!つづく!
っていう子供向けじゃないからなあ
218 :
愛蔵版名無しさん:2011/06/27(月) 22:32:39.20 ID:ioa+a3M/
佐武と市 見直してるんだけど
「狂い犬」の回ってあれなんなの?確か最終回なんだよねあれが。
オチの意味が分からない。
「狂い犬」は連載5話で最終回どころかメチャ初期なんだが……。
220 :
愛蔵版名無しさん:2011/06/28(火) 07:59:43.01 ID:PrDJDBT7
>>219 あれ?そうなの?チョイ前にあった最終回を纏めた本石の森版では
狂い犬が載ってたからこれが最終回だと思ったんだが。
龍神沼 (シリーズ・昭和の名作マンガ)読んだんだけど、明らかに天才。
当時の手塚も普通に上回っているように思える。
昭和30年代の少女漫画の基準からすれば
とんでもなくオーバーテクノロジーのオーパーツなんだけど、
比較するのに手塚を持ってこられるても困惑するなー。
223 :
愛蔵版名無しさん:2011/06/28(火) 19:26:39.62 ID:+o4RbNFy
でだれか狂い犬のオチの意味教えて。なんだったのあの女。
最近、図書館で飛び飛びだがホテル借りて読んでる。
最初、登場人物の名前が特に定まって無かったのが面白い。
藤堂さんっぽい人が水野だったりして。
松本さんは初登場の時、髪形が普通だったり。
最近、ゴレンジャー(特撮の方)見て思ったけど、藤堂さんは海城に似てるね
髪形のせいかな
ホテルとか、ゴチエーじゃないがくだらなすぎて読めん・・・
あれなら島工作のほうが笑える分マシ
HOTELかあ・・・
あれは、大部分原作付きみたいだしね・・・
228 :
愛蔵版名無しさん:2011/06/29(水) 14:54:17.15 ID:qp+VPB14
巨匠といわれる漫画家たちの中で横山光輝と石森はアニメや実写では成功しているが、
これはアニメや実写の制作スタッフの功績で原作漫画は総じてつまらん。
こいつらのことを世間一般に過大評価という。
まぁ横山も石森に比べりゃ百倍ましだが。
229 :
愛蔵版名無しさん:2011/06/29(水) 15:23:12.13 ID:brsK+v5w
>>228 お前の個人的な感情を世間の評価みたいに言うなよアホ
手塚の猿まね、二番煎じ。1960年代で止まったままの古くさい
ストーリーとタッチ。
漫画じゃ通用しないの自分で一番わかっていたから特撮実写へと走った。
ただのキャラデザインしかやってないのにすべて原作石森。
実写化した作品の原作はすべてクソ見たいな作品ばかり。
1970年代以降にヒットした漫画といえば日本経済入門とかホテルとか
邪道なものばかり。
過大評価の最たる物だ。
ひでえ言われようだなw
たしかに60年代のジュン、佐武と市、009ヨミ編で終わったようなもんだけど
それ以前の輝きっぷりが忘れられてるのはいかにもかわいそうだな。
60年代までは
>>221が決して大袈裟ではない感じだったんだよ。
手塚横山藤子Fあたりと比べても評価の落差の激しさが目立つな。
70年代以降の駄作の印象が強いのかな。
40歳で衰えるのは早過ぎるとは思うけど、ちょうどその頃のなにかの短編で
今頃の若者はなってない的なセリフがあって、石森章太郎がこんなこと
言うようになっちゃったとがっかりした記憶がある。
「早かろう、悪かろう」という言葉がピッタリな漫画家だと思う。
原稿描くスピードがすごく早かったそうだが、
石森の漫画読むとやっつけ仕事ってすぐわかるようなものがすごく多い。
丁寧なタッチのちばてつやや川崎のぼるなんかの何倍もの早さで描いていたんだろうな。
ギャラも同じくらいだったとすると実質収入も何倍にもなるわけか。
25周年記念ドラゴンクエストI・II・III
当時の公式ガイドやジャンプ掲載の「ファミコン神拳」が特典で復刻されるそうだが
石ノ森監修の「ドラゴンクエストへの道」も復刻してほしい。オナシャス
234 :
愛蔵版名無しさん:2011/06/29(水) 21:48:52.42 ID:+oOy+2+Q
代表作が微妙すぎるよね。佐武と市は面白かったけど009は正直12巻の
ラストぐらいしか面白くなかった。どこにおちたいって奴、
ていうか似たような話ばっかだったし009。
手塚≧横山=藤子F≧藤子A≧赤塚≧石の森かなあ。
多分絶頂期の石の森はすごかったんだろうなあとは思う。あの加速装置の描写とか
009はむしろ絵の下手くそな前半から9巻位までが話が詰まってて面白かったけどな
そして11巻エッダ編が1冊に纏まってて好きだな リュウの道とか当時としては長編で面白いと思う。 そりゃ今までの大量のSF漫画読んだ後に
昔の石森漫画読んだら稚拙だろうさ
嫌いなのは青年漫画雑誌に移った後の現実物や初期のギャグやご町内のゴレンジャーとかだ
おいらにとって石森先生はSF漫画家なんで。
「おみやさん」は観てるけどね(^^;)
まあ、島本和彦という後継者を送り出しただけでも存在意義はあったよ
島本さんてそんなにすごい方なんですか?
島本和彦は石ノ森以上に好き嫌いが激しいと思う
あの作風は合わない人には全く合わん
島本スカルマンはよかった
自分にとって石森章太郎の作品が一番輝いていたのは1960年代後半〜1970年代始めくらいまでだな。
手塚は大家だったけどシリアスなシーンにヒョウタンツギを出したりするのが(子供には洒落がわからないから)嫌だったし
当時でも丸っこい描線がすでに古臭い感じがした。
劇画系は少年マガジンなどに掲載が始まっていたが描線がリアルなんだけど泥臭い感じが抜けないのがまだなじめなかった。
そんな中で手塚の描線を継承しつつよりシャープな印象を与える石森の絵は次世代・新世代の漫画という印象だった。
題材もSFが多いし、ろくに映画も見たことがない田舎のガキだった自分にとって憧れを抱かせるのに充分な存在だったなあ。
アイデアや造形力は当時としてもオリジナリティに欠ける印象だったけど、
>手塚の描線を継承しつつよりシャープな印象を与える石森の絵
この人にとってこれこそが、という感じだね。
特に女性の美しさは、この方向での頂点かとも思える。
ヌードはそんなにうまくないが、009-1やフランソワーズの
一番いいときの美貌は、今見てもさすがだと思う。
242 :
愛蔵版名無しさん:2011/06/30(木) 02:49:48.12 ID:ZtbCZDVV
最盛期には月産500枚を越える濫作ぶりだったからな。
「星の子チョビン」のママ上は反則の極みw
>>238今吼えよペン読んでるけど
俺の中でどストライクだ
スタジオゼロは石ノ森先生が社長だったんですか?
社長はラーメン大好き小池さんのモデルの人
持ち回りじゃなかったっけ?
自分は島本のマンガを読むと、熱血マンガでもストレートに熱血できない
オタクマンガ家の限界というかもどかしさを感じてしまう。
って、そのあたり石森とも共通する部分なんだけど。
島本は最初の頃の
風の戦士ダンとか炎の転校生は読んでたけど
最近のはどうもつまらん、
今のガンダムとかもページ数多いだけでちっとも面白くない
ページ数じゃなくて内容を面白くしてくれって思う。
249 :
愛蔵版名無しさん:2011/06/30(木) 20:53:15.47 ID:wC2M8/eq
>>248 島本は逆境ナインがギャグマンガとしてベストだったと思う。
吼えろペンの後期ぐらいからナルティシズムが全開になってきて
見ててきつくなった。今やってるアオイホノオとかも駄目だし。
オリジナルの超能力マンガとかも読んでみたけどまあ人気でないわなあ
ってレベルのマンガだったよ。
島本の本業は、本屋でしょ?
島本の本業は北海道のTUTAYAの元締めだとか
ビッグコミック連載時のホテルでは、タイトルページの隅に小さく(資料:なにがし)と確かに表記されてたな。
それが大石という名前だったかは記憶にない。
当時は、ホテル業界の専門家が監修かなんかしてんのかと思ってたけど。
後年、009コンプリBOOKで少年サンデー連載の009では、編集が資料という名でシナリオを渡していたという事実を知った時、
あー、ホテルのあの資料というのは、著作権の発生しない助っ人シナリオライターの小学館用語だったんだ、とふに落ちた。
254 :
1:2011/07/01(金) 18:15:19.52 ID:???
俺がそうなんだけど石森って70年代以降に生まれた人間にとって
なじみは凄い薄いんじゃないか。もちろん70年以降に
生まれた男は仮面ライダーや戦隊モノの洗礼を受けてるから
潜在的な影響力は計り知れないけど、戦隊モノも仮面ライダー
シリーズもぶっちゃけ石森作品っていう認識は薄い。
255 :
2:2011/07/01(金) 18:19:26.89 ID:???
思うに石森を天才、漫画の申し子と讃えるのは同時代の同業者に
多いんじゃないか。60年代までの先鋭的な作品群に、
70年代からはメディアと組んであてまくる、どこまで凄いんだ、と。
実際、天才石森をリアルタイムで経験してるのは、
1950年前後生まれの団塊世代だからね。
1960年前後に生まれた元祖アニメ、特撮世代である島本なんかも後追いのファンだし。
>>254 ライダーと違って戦隊のほうは、名目も実質も石森作品ではない。
258 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/01(金) 20:30:24.25 ID:MAGTlTN3
漫画版の仮面ライダーとかも全然残ってないしな。キカイダーとか
読んでみたいが、キカイダーは評判いいらしいじゃん。書いてるのはアシらしいけど。
やっぱ作品がなあ。コレといった作品がないんだよな。表現ってのは残らないからなあ。
作品としてきっちり名作といえるものがないときついねえ。ちゃんと完結してたり
キャラクターがもう国民に知れ渡ってるようなのが欲しかった。
今や、大友の凄さだって正しく理解はできなくなってしまってると思う。
260 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/01(金) 21:10:14.51 ID:sHG1mi6Y
大友はAKIRAのビル見ればまだ凄さが分かるけど当時の凄さは別物だったんだろうな。
石の森の凄さと大友の凄さって同じ種類だよね。
大友は実質フォロワーの数がとてつもないから
その伝説は風化しないと思う
>>258 キカイダーは本当に絵が残念だ。
1972年の作品だから、本人の絵でも劣化が始まっていた頃だが
やはりアシ絵とは全く違う。
もう数年前の石森絵だったら間違いなく最高傑作になったろうにね。
60年代末期の石森絵でビジンダーを見たかったよ。
石森が1967年少年マガジンに載せた「そして・・・誰もいなくなった」とか
すごく先鋭的だったんだけどなあ。
大友の「Fire Ball」に匹敵するくらい。
そのわりにあまり語られることはないな。
>>262 光明寺ミツコ = ミュータントサブのマリちゃん
リエコ = 地底帝国ヨミ編のビーナ
ビジンダーミエコ = 十台後半の頃のミレーユ・ホフマン(偽名)
こんなところでいかが?
>>263 大友の「Fire Ball」すら、もう誰にも語られない。
266 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/02(土) 17:45:27.03 ID:RtupvWtk
石の森の作品の時代がちょっと分からないんだよな。
009が初期でしょ。佐武も結構初期の作品なの?結構絵柄とか
洗練されてる気がするんだけど。
年代別に代表作とか教えて欲しい。
_____!_____
(____________)
│ ∧∧ │ < ググれ
(6 -○- 6)
( /⌒ヽ )
 ̄ ̄ ̄
009を初期と呼ぶのは乱暴過ぎる気がする
最初のキングでの連載でさえ、デビューして10年たってるんだからな。
初期に分類されるのは少女誌を中心に活躍してた時代というのが一般的とおも。
昭和30年代:二級天使、テレビ小僧、怪傑ハリマオ、龍神沼
ミュータントサブ、少年同盟、サイボーグ009
昭和40年代:ボンボン、マンガ家入門、ジュン、佐武と市捕物控
幻魔大戦、009ノ1、リュウの道、仮面ライダー
ロボット刑事、イナズマン、がんばれ!ロボコン
昭和50年代:秘密戦隊ゴレンジャー、おみやさん、HOTEL
昭和60年代:マンガ日本経済入門、仮面ライダーBLACK
昭和70年代:不倫学入門、マンガ日本の歴史
『少年キング』連載開始が1964年で
『冒険王』で「天使編」の中断宣言をしたのが1969年。
『キング』連載時はまだ少女マンガ時代の雰囲気を残しているが
この5年間の画力の向上は目を見張るものがあるね。
好きな人には悪いが、それ以降は堕落の一途に思われるから
「昭和40年代」で一くくりにはできない。
1970年でひとつ線を引くべきだろうな。
1950年代 初期 二級天使・三つの珠
1960年代前半〜 飛躍期 快傑ハリマオ・黒い風・竜神沼
1960年代中頃〜 黄金期 サイボーグ009・ミュータントサブ
1960年代後半〜 円熟期 佐武と市捕物控・ジュン
1970年代前半〜 メディアミックス期
仮面ライダーなど
1980年代前半〜 晩年 萬画
という感じが自分の認識
俺はアマゾンベビイ、くノ一捕物帳あたりの画風が好きだな。
>>272 概ね同意。
こうして見るとハリマオの位置がやはり特異だね。
「昨日はもうこない‥」の中で、主人公が貧しさに負けて
自分の夢を裏切って描いた漫画の原稿がハリマオ風味なんだが
あれが当時の石森御大の本心だとしたら
009に始まり、70年代以降のメディアミックスでの「活躍」を
ご本人はどう思っていたんだろう。
>>272 円熟期っていうけど、一番画が荒れてるよw
1970年中盤あたりが作家としてのピークだと思う。
以降、74年あたりまでが円熟期。
ゴレンジヤーごっこ以降は、しょうもない期。
276 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/03(日) 01:42:47.68 ID:457jarjU
「ホテル」は連載最初の頃の作品見る限りでは、短期的なオチャラカ漫画を
志向していた気配が濃厚。
HOTELでの原作者?表記は(データ協力・紺間宏)だった。
HATAGOも同じく。
この紺間(最低なペンネームw)が大石賢一と同一人物らしい。
俺はホテルはドラマも原作も見てないけど
どっちのほうが評判いいの?ドラマは何度も放映されてるから
きっと名作の評価があるんだろう。
279 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/03(日) 10:48:00.70 ID:FH37X+jh
佐武と市って009と比べてやたら丁寧に書いてる気がするんだけど。
原作=
技術的に新たな試みをせず、平板な構図の連続と予定調和のストーリー。
しかし、それは長期安定連載の戦略で、御大の中では逆接的な実験のひとつだったのかも。
ドラマ=
意外に原作に準拠した話が多い。従ってぬるい。
バブル期メイクとファッション、そして丹波の登場シーンが見所。
島田歌穂の主題歌も良い。
ま、どっちも嫌いじゃないんだけど。
うん
どっちもぶっちゃけ大したことない
どっちも長く愛され続ける作品じゃない
「HOTEL」はドラマなら知ってるけど、
原作漫画は知らないって人だらけだろう
仮面ライダーシリーズもしかり
仮面ライダーと聞いて萬画版をイメージする人はかなり少ないだろう
こうしてみると「サイボーグ009」だけの人だったなと思うが、
しかしその「009」もアニメの方がはるかに有名、萬画は読んだことないって人だらけだろう
さらに今の若い子には「009」はほとんど知られてない
そもそも萬画はもっと知られてない!
石森は成功度でいえばトップクラスかもしれないけど
なんか思惑を外れて裏方に回ってしまったという感じがするな。
名より実をとってしまったというとちょっと違うか。
でも漫画家は実より名のほうが、少なくとも石森にとっては
大事だったんではないだろうか
御大の生家ってまだブルーシートかけられて工事もしてないらしいね
石森プロは萬画館の支援しかしないつもりか・・・
ブルーゾーン
287 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/03(日) 23:26:37.42 ID:FH37X+jh
仮面ライダーの漫画版って読んだ事ないんだけど面白いの?
この人の作品できっちり完結してるのってある?キカイダーはすごいいい締めらしいけど
288 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/04(月) 00:13:44.03 ID:NE8A7EWq
手塚が逝ってから石森は我が天下と思ったが、実際には低迷迷走しただけ。
手塚が逝った1989年は大友克洋のAKIRAのアニメ公開の一年後
士郎正宗が「攻殻機動隊」の連載を始めた年。
いまさら出番があるとも思えん
HOTELといえば、窓清掃の男がかつての不倫相手のハメ撮り写真を
窓の外から貼りまくって復讐する話がアンハッピーエンドで新鮮だったな。
291 :
252:2011/07/04(月) 03:39:07.34 ID:???
>>283 アニメと漫画が両方知ってるっていうのは80年代ジャンプブームでテレビアニメ業界が一斉にジャンプ人気に乗っかってからだからね。
それまでは社会現象的人気がないと漫画自体10巻以内で終わるのがほとんどだし
293 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/04(月) 23:40:26.46 ID:NE8A7EWq
手塚を打ち負かしたい超えたいという一心で濫作し続けたのに、
先にあの世に逃げられてしまったために、乗り越えるべき対象
を失っては全ては空しくなったのであろうか。
聖書に曰く、汝の敵を愛せよ。これはすなわち、ライバルを持つ
ことで自己も高まるということであり、生物の進化や生存競争の
上でも真実である。天敵が滅びると自らも滅びる。であるから
今のままではいずれ人類も滅びるのだろう、宇宙からライバルが
現れないままであれば。
294 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/05(火) 00:20:54.16 ID:ciKECxNR
今になってみると取り立ててみるべき作品のない人なんだけどなあ。
藤子Fはドラえもん パーマン おばQ(Aと共作) とかあるし。今出てる少年SF完全版なんて
すごい出来だし。
手塚は アトム ブラックジャック 火の鳥 仏陀 アドルフに継ぐ リボンの騎士ナドナド
赤塚は バガボン おそまつくん 数は少ないがお笑い界からリスペクトされまくりタモリとか松本人志とか
Aも 怪物くん ハットリ君 おばQ(Fと共作) まんが道 笑うセールスマン プロゴルファー猿
石の森は 009 仮面ライダー(漫画は読まれてない)ぐらいでしょう。有名なのは
多作だった割には残ってないんだよな。作品が。
同時期の横山も 鉄人28号 バビル2世 三国志 ジャイアントロボ サリー と有名なのあるんだがな。
そういった巨匠たちが名実ともに第一線にいたころ
1950〜60年代の作品で、今も一般に読まれ続けてるタイトルって、あんまりあるようには思えないんだけどな、実際のところは。
俺は理屈で理解はしても感覚的に石森の天才の部分というのは
わかってないクチだが、石森が手塚をも超える才能があったという
前提で話す。
石森が手塚以上の才能をもってたとしても今となっては間違いなく
手塚を超えられなかった。肉薄した時期はあったかもしれないが、
結局は足元にも近寄れなかった。
何故差が埋められなかったか、その理由は満足してしまったからか
どうかじゃないかと思う。手塚はいつも自分の思うような評価を
えられず、本人も言ってるがいつも時代の一番になれなかった。
虫プロの倒産なんかもあり、死ぬまで描いて描いて描きまくった。
石森はやることなすこと図にあたり成功し続けて満足してしまって
がむしゃらに描くのをやめた。
要領のいい時代小説、海外SF、経済小説のブレンドで心暖まるものがない
298 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/05(火) 11:23:25.87 ID:GKERaoxs
石森の日本漫画に於ける業績は主として、漫画としての映像表現および
映像表現の演出法にあるのであって、ストーリー部分は借り物が多い。
映像の表現に関する創意工夫や技法は、目に見える部分であり、
真似しても盗作とは呼ばれず、絵が描ける者であれば比較的真似され
易いため、直ちに模倣者が現れてしまう。
だから絵による表現の部分の開拓者の功績は、後の時代からみると
まるで分からなくなってしまうのだ。
そのころ、60年代後半から70年代はじめにかけて、多くのクリエイターたちは、従来の物語の文法をいかにぶちこわすかに腐心していた。
伏線のキレイな回収や、絵に描いたようなハッピーエンドは、古くさくカッコ悪かった。
提起された重たい問題は投げっぱなしだ。そんなものは現実には解決できるもんじゃない。人の世は報われない。フィクションであれエンディングというものは、むしろ後味の悪いものでなければならない。
そんなカウンターカルチャーの時代は、逆に言えば、反抗するための既成の権威がまがりなりにも機能していたからこそ、ありえた時代だった。
そして、結局は、あらがうに値する権威なんてものも、もはや幻想にしか過ぎず、空っぽであることを知る時代でもあった。
こうして社会は中心軸を失い、その成員は絶対的な価値観を共有できなくなっていくわけだが・・・
それから、そして、失われた共有物の代替を哲学的なSFや宇宙や宗教に求める時代があったり、ついには社会性を放棄し、・優しさ・癒し・泣ける・といったプリミティブな感情に絶対価値を見出す時代がやってきたり。
今、石森章太郎を読む意味があるとすれば、そんな特殊な時代の空気の変遷を知るための、まさに格好のサンプルケースでもあるからだと思う。
なんちて。
なんちてって、あんたw
301 :
藤子右翼:2011/07/05(火) 19:20:56.52 ID:???
キチガイ度は石森ファンには負けるよ。
302 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/05(火) 20:16:23.80 ID:ciKECxNR
筆が早いって有名だったらしいけど。今となっては雑な仕事にしか見えないんだよな。
009の初期の方とか見るに話しを纏める才能もあったと思うから。
無駄に長期化したり、雑多な仕事とかしないで
きっちり名作を3.4個作っておいてほしかった。ちゃんとした終わりのある作品を。
飽きっぽい、ということなんかな。
それにつきる
今の評価はどうであれ、晩年もHOTELがヒットしたのはえらいと思う。
その後あまり原作が読まれてないというけどそれはまあ仕方ない。
もうひとふんばりすべきだったな。手塚のブラックジャック的なものが
あれば。HOTELじゃ弱い。まんが日本の歴史みたいもの
やってる暇があればもう一花咲かせるのに死力をつくすべきだった。
サイボーグ009の完結編が、最後の一花になる予定だったのかな。
石森けなしてる奴ってやっぱ一人?
308 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/06(水) 00:11:41.56 ID:TZUj81lJ
話の最後が破綻して誤魔化して終わりというような腰砕けになる作品が多すぎる。
309 :
藤子右翼:2011/07/06(水) 01:26:52.31 ID:???
ライダー俳優って、石森嫁が行き着けのホストクラブから適当に見繕ってきてるって噂はホント?
そんな権限あるんかいw
生前ぽつりと話していた
雪の女は愛で死ぬ、四畳半やジュンなど技法解説、
ネタの出し方、話の盛り上げ方などをまとめた本を
生きているうちに出してほしかった
あんな投げやりで虚無的な漫画ばかり描いて尊敬しろとか言われても知らんわ
マンガ日本の歴史って読むのがすげー苦痛、
なんであんなのが売れたのか理解できん。
じつは一番記憶に残ってるのは「マンガ家入門」
子供の頃、仮面ライダーやキカイダーを読んで、子供心に難しいマンガを描く人だなと思った
山田ゴロ版の仮面ライダーが出たようだ、次は菅谷版かそれとも桜田吾作版か
マンガ経済入門てのも描てたことね?
自分は借金マミレで月のお小遣いが3万円しかなかった人が経済を語るなつーの。
>>316 桜田吾作のライダーなんてあったっけ?
すがやのは散々復刻出てるし、山田ゴロのは嬉しい。
個人的にはマンガ経済入門から作風というかスタンスが変わった気がした
マンガ経済入門は、名前貸しただけだろwww
本人描いてねえからwwwww
経済学が本当に金稼げる学問かどうかは別だろ
分析的にやっただけで経済学でうまくいけば今頃日本は日経平均5万台だ
個人的にはマンガ経済入門から作風というかスタンスが変わった気がした
自分もそう思う、たとえ名前貸しただけだとしてもあのへんから悪い意味で作風が
変わったと思う。
なんか手塚御大が嫌う特定の読者に媚びるような。
作品を消耗品としてみるような。
けきょく、初心者が連投してるたけアルネ。
初心者が「石森ってイイ、イイ」というのならスレも活性化するんだが
「駄目駄目」を連発するんだから非生産にもほどがあるなw
湿けたあばら屋の時代に、先んじて垢抜けた絵描いてたってだけの人でしょ
Blue Zoneのジュンかっこよすぎ
なにあの厨二スタイル(褒め言葉)
死後10年たったマンガ家を無条件に「良い良い」言うのは初心者以前に建設的でも石ノ森ファンでも無い気がするが?
石ノ森章太郎や横山光輝はもう総括の時期来ていると思う、語るべき価値があるのは手塚治虫ぐらいか。
石森は時代と寝た作家だと思うんだ。
石森が本意だったか不本意だったか知らないけれど
作家としてそれを選んだのならそれはそれでいいんじゃないか。
あまり後世に作品を残そうって意識がないように思えるし。
逆にだからこそ009っていう作品一本にこだわったのかなとも思えるし。
時代と寝た事で普遍性のある作品は数少ないかもしれないけれど
当時影響を受けた多くのクリエイターが現在活躍してる事実こそ
石森の評価で業績なんじゃないかと思う。
そしてそれは横山光輝もしかり。
代表作は多いけどその筆頭にくるべき仮面ライダーや
ホテルが実写版に負けて影が薄いというのが痛いとこだ。
1960年代の作品が現在でも出版されているって事実は、
結果的に石森マンガの普遍性(でなきゃ先見性)を証明してないかね。
普通、当時の人気マンガは現在と文法も文体も作法も異質すぎて、違和感バリバリになる所だと思うけど。
>>330 ちょっと話は逸れちゃうけど、俺がガキの頃は他のコミカライズ版ライダーに比べて、石森漫画版は別格って感じがしてたよ。なんちゅーかこれが本物っちゅーか…
そりゃそうだろwそこ横一列だったら悲しすぎるw
334 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/08(金) 22:21:06.27 ID:x7POcU03
>>315 それは手塚コンプレックスの発現なのだ。
漫画日本経済学などの企画も、学歴コンプレックスが根底にあると信じている。
いやいや、君の石ノ森コンプレックスにはかないませんよ
ゴレンジャーの石森版は、なんつーか、もう、……。
石森のキャラと藤子Aのキャラってどっちが国民的な知名度あるの?
怪物君ハットリクン対009.仮面ライダー、ゴレンジャー、
[二二二] ウヘ
l∫∫ ⌒!
▽ 6丿
(─── )
 ̄ ̄ ̄ ̄
>>339 「ボンボン」か懐かしいな
まんが王連載だったっけ
ギャグよりSF的なネタが多かったような
手塚信者は出て行け
石ノ森アンチは残れ
手塚治と比べられてるけど石ノ森作品って過度な感動がなくて読みやすいけどね
ブラックジャックって下手すると今のワンピとかナルトみたいなお涙頂戴にしか見えないし
まぁただ単にドラゴンボール位のドライな作風が好きなんだけどさ(^^;>
絵もヘタクソなデフォルメにしか見えない作品の多い手塚と比べてアッサリしてるし
>>337 キャラクターデザイナーとしての石ノ森章太郎は紛れもなく超一流。
マンガ家としての石ノ森は……。
>>331 そりゃ妙にネームバリューだけ上がったからでしょ、特撮のおかげで
ドラクエなんかは鳥山の絵がそのまま使われたから
ドラクエのキャラクター=鳥山ってのがみんなの脳裏に
焼きついてるが、仮面ライダーとかはああいうデザインを考え
ついたのはもう素晴らしいのひとことにつきるけど、みんな
実写が焼きついてるから石森の影が薄いんじゃないかな
キカイダーの左右非対称で中のメカが見えるデザインとか素晴らしいと思う
347 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/09(土) 15:05:43.84 ID:EB8U3xM7
石森は映画制作者に例えれば、
撮影監督、美術監督、演出、道具、ではあるかもしれないが、
小説、脚本、シナリオ、作曲家、音楽演奏ではないな。つまり、
絵が描け、動きのある絵を描ける作家として成長したところに
長所があった。しかし、絵の部分の技法は真似されて盗まれやすい。
>>346 ハカイダーの、弱点丸見えなのに最強、みたいなデザインも
思いつくのが凄い
350 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/09(土) 21:21:15.93 ID:HFxMIIYP
デザイナー的なセンスだよね。
電線マンとかな
石の森の編み出した漫画の技法って何があるかな・・・
初期にいろいろ実験的なことをやってたのは確かだけど
直接の画風の継承者が島本くらいしかいないけど
マンガのコマ割りや構図全般のレベルを引き上げた人なんだよ。
だから同時代の読者じゃないとわからない。
しかも、それが漫画の文法になっちゃってるからね。
355 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/10(日) 18:28:02.72 ID:4onhIxoO
しかも石の森が一人でやったわけじゃないだろう。
当時の先進の奴らがいろいろやってそのうちの一人が石の森だって話、
横山だってジャイアントロボの最初の方は新しかったらしいし。すぐにアナクロになったみたいだが。
それにエイトマンの人とか、
「それが漫画の文法になっちゃってるからね」
それは持ち上げすぎ、今のマンガの形式は(トーンを削るなどの技法もふくめ)
いろんなマンガ家の試行錯誤のうえに成り立ってんの、もちろんその中に石の森も入るけど
みんな手塚や石の森が発明したと思い込んでる人多い。
キャラクターデザインで鳥山明に勝てるのは石森をおいてないだろう。
でも、石森のデザインは絵より実写にしたほうが光り輝くらしい…
355と356は同じ人? 投稿する順番間違えちゃった?
359 :
355:2011/07/10(日) 21:31:05.39 ID:4onhIxoO
いや356は俺じゃないよ。
そうか。失礼した
どの漫画家もそうだけど
石森キャラって主役は東丈か島村ジョ−の顔→キカイダ−01とジロ−の二系統、
ヒロインは島村ジョ−の母≒003しかいない気する。ゲストヒロインとしては全黒眼の女の子がよく出るが他は思い当たらないな
エッちゃんとかポルノとかは003や黒目少女とは違うタイプっしょ
みんなイケてないなあ…女房もあんまりみんなイケてない
森川ジョージがちょっとかっこいいかな
女房では石森婦人がちょっとましめかな
夢をあたえる漫画家たるもの別嬪を女房にしないとな。
したらしたで嫉妬で叩くけどw
それと矢代まさこってなんかショーケンに似てるな
永井豪はこの当時結婚してないな、梅図かずおは今まで公式に結婚したことないんだっけ。
,,、-ー'''""""""'''''ー-、,
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~''''''''''''''""""""""~
ちっとも釣れないアルな。
藤子Fってヒゲ生やしていたんだ
そういや、中国人の典型的なしゃべり方「〜アル」って、009の序盤から出てるんだな
これって最初はだれが考えたのかねえ
ゼンジー北京?
>>369 満州国協和語起源、横浜ダイアレクト起源の二説が有力
協和語(きょうわご)は、満州国の建国初期に用いられた簡易的な日本語である。興亜語(こうあご)、日満語(にちまんご)、大東亜語(だいとうあご)などとも呼ばれた。
用例
私日本人アルヨ
「私は日本人です」の意味。
姑娘(グーニャン)きれいアルネ
「お嬢さんはきれいですね」の意味。
漫画で中国人が片言の日本語を話す時や、原語版で中国訛りの強い台詞に日本語吹き替えを行う時、ゼンジー北京の芸などの中国人の真似をする時などに用いられる表現は
この協和語がルーツといわれることがある。しかし、横浜の外国人居留地で使われていた「横浜ダイアレクト」と呼ばれるものが起源とされる、これに近い「ピジン日本語」は
明治の初期から存在していたことが文献から確認されている
(日本語Wikipedia 協和語 より)
マンガ家の嫁って
同業者かオミズなんか
プロポーズの時
「あたし、漫画はサザエさんくらいしか知りませんよ」
「それでいいんです」
みたいな会話だったっけ
蒼い万華鏡で読んだ
>>372 松本零士嫁は前者、石森嫁は後者、水木嫁はノッポの家事手伝い。
龍神沼読んだ。
ところどころでハッとなるシーンもある。
当時としては最先端な表現力でも「当時としては」の冠が
外れるほどではないな。
俺はいまだ石森の漫画をいいと思えないから龍神沼を
読んだらその認識をひっくり返されるかもしれんという
期待をしてたけど、ひっくり返す力はなかったなあ。
いまだ漫画家石森評価できず、だ
萬画館で上映していた龍神沼のアニメはいい演出だった
東北復興と萬画館の再開を祈る
56年生まれ、小学生の時に熱狂的ファンだった
手塚治虫より凄い漫画家だと思ってたよ
しかし、学年が上がる毎に違和感が出てきた
今考えるとあの過度な叙情性が鼻につくようになったんだな
中学に入る頃にブルーゾーンだのリュウの道だのを描き始めたんで見限った
熱狂が冷めると普通のファンにはなれずにアンチになったな(笑)
あの奥さんが石森プロの会長?
379 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/13(水) 21:17:38.07 ID:Fyx4tOmg
時代に取り残される漫画ってあるよね。
なんか評判が高かったんで永島慎二の「漫画家残酷物語」って漫画
読んだんだけど。石の森の漫画を読んだときのような印象を受けた。
当時は凄かったんだろうな。けど今読むと普通というか微妙というか。
昔の漫画でも今読んで面白いのあるんだけどね。手塚 藤子 横山
とかね。赤塚は漫画読んだ事ないのでわからないけど。
評判に惹かれてデビルマンを読んだけど
全然面白くなかった
という若い奴の感想を聞いたことがある
そりゃそういう意見もあるだろうと思う。
でももし今の若い世代の大半がそうというなら俺は
「今の若いやつは」と禁断のフレーズを言っちゃうよこのやろう
本家よりも派生作を先に読んだら誰でもそうなるだろう
後出しの方が洗練もされてるからさ
>>379 べつに凄くはなかったよ。
当時の漫画や劇画は子供か労働者のもの。
それで私小説的なことをやったのが斬新だったということ。
漫画史から見た価値はあっても、作品自体の価値はもう消えた。
384 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/13(水) 22:28:34.13 ID:yOwW9/6u
漫画家の妻の写真をみると、それぞれ漫画家が作品中で描く女どちらかと
いえばヒロインの顔つきに似ている傾向があることに驚かざるを得ない。
理想像とまでは言わないが、なんらかの好みが反映されて伴侶を選んだのか
あるいは、漫画の中に伴侶の容貌を意図的あるいは知らず知らずに取り込んで
しまったのかのどちらかだろう。
好みがまずあって、それに近い相手を選んだんだと思うね
結局は正統的でよくできたお話が
作品寿命ということでなら古びないだろう。
ただ、作品の価値は長生きすることだけじゃないとも思うし。
そう、手塚がビッグコミックで連載してた作品群みたいにどっしりしたやつや
藤子の時事ネタを扱わない、時代の雰囲気を超越した作品は古くなりにくい
でも、時代の空気を知らないと面白さが分からない作品も良いけどね
石森プロが萬画館や記念館、ファンクラブなどにあまり非協力的なのが気になる
ある種手塚プロのほうが運営美味くやっているね
オファーがないと全然動かないタイプなんだろうな
ライダーやパチンコで儲けてるからか
自分から売り込む時代に変わってるのに気がついてない
ライダーの儲けからしたら屁みたいなもんだろwwwwwwwwwwwwww
何のクリエイティビティーもないしwwwwwwwwwwww
自分から売り込むってライダーのデザイン誰だと思ってんだよwwwwww
石森プロってどんなふうに漫画作ってたんだ?
赤塚不二夫のフジオプロはキャラ作りからスタッフが関わってたそうだけど
>>388 萬画館のブログにド派手な女性の写真があって
それが奥さんらしいとわかって絶句。
あの人が会長じゃあグタグタだろう。
石森をチリチリ頭にしたのも奥さんの仕業らしいな
394 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/14(木) 21:24:11.04 ID:c/XypYcq
島本が昔やってたラジオでやたら石の森論とか石の森の
作品紹介とかやってたけど。その中で面白そうと思ったのは
佐武と市とキカイダーぐらいだったなあ。
結局他人のフィルターやからね
そのお人と自分自身が合致するとは限らん
せいぜい目安程度
1970年代以降は糞みたいな作品しか発表してないくせに
萬画だとかこいつはええかっこうしぃなんだよ。
トキワ荘の青春とかでもこいつの部分だけあまりにもカッコつけすぎでつまらんし。
俺と同意見だw
俺にとっては石森であって石ノ森じゃない
SFの石森であってライダーやキカイダーの人じゃない
ビッグコミックに描いてたやつだって、じじいの手塚に全然及ばなかった
文春が20年前にアンケート 漫画ベスト150っていう
本を出した。著名人が漫画ベスト5をあげて行ってそれを集計した
ものなんだけど(150位までの結果が
一位があしたのジョー、2位がアトム三位がサザエさん四位火の鳥
五位忍者武芸帖だったっけと続く)
おれはそれで旧世代の漫画と漫画家を勉強したからそのベスト150
に載ってない漫画、漫画家は1流じゃない
という(間違った)先入観がある。
石森の作品はその150にひとつも載ってなかったんだよな。
だから俺にとって石森というのはなかなかイメージがアップしない。
ただ、アンケートの結果がすべてなんてことは断じてないけど
思い出の作品に誰も石森の作品を推さなかったというのはデカいと思う。
石森があれを読んだらショックだったと思う。
石森信者ではないが、石森作品が150位以内に皆無ってのは信じがたいな
20年前で、おっさん雑誌の文春で、尚かつ忍者武芸帖が高位にくるおっさん選者では
それも有り得るよ
古い石森作品で一番有名なのは、たぶん009だろうけど
それが選ばれない環境なら150位以内に入らないかもしれない
>>377 ほぼ同世代だw
「マンガ家入門」を読んでたんで、あれで信奉者になったってのもある。
俺は青年誌の「佐武と市」と「009ノ1」までかな。それ以降はだめだ。
>>379の永島慎二や、あと宮谷一彦なんかもそうだけど、あの頃のCOMは独特の雰囲気があった。
石森や永島はカリスマ的に持ち上げられてたけど、一般的人気ではなく
24年組に代表される新人漫画家と漫画家志望者の間だけの人気だったのかもしれないな。
だから
>>398の同世代だけど漫画家志望ではなかっただろう選者には選ばれなかったんじゃないだろか。
マンガ家入門はもう手元にないが、今も憶えてる世界一周記にはさまれた
寓話じみた話
売れないけど描きたいものを地道に描いてる奴と売れっ子の対比
当時は超売れっ子だった石森はなにを考えてアレを書いたんだろう
404 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/15(金) 17:05:43.95 ID:RkXTVdY5
後、似たようなイメージの人でカムイ伝の人がいるけど
読んだ事ないんだよな。イメージ的に石の森と被るんだけど。
>>403 たしか「続マンガ家入門」の方ですね。
(「マンガ家入門」は見本作品が「龍神沼」で「続」の見本作品は「夜は千の目をもっている」)
俺も、このスレを読みながら、あの話を思い出してた。
地道の方に憧れてたけど、結局、降りられずにそのまま行っちゃった。
地道に描き続けたいテーマもなくなったのかもしれないと思うと寂しいが。
余談だけど「続マンガ家入門」の巻末には日本漫画家協会の名簿が
住所、電話番号もまるまる載ってた。
今ではとても考えられないおおらかさだったな。
>>404 >>398の5位だし、今だに「カムイ伝の真実」や「カムイ伝講義」なんて関連本が
出るくらいだから、代表作を持ってるという点では石森とは比較にならないな。
現在は漫画家というより元気に漁師やってるらしいから、体の丈夫さも段違いw
>>405 昔(60年代くらい)はファンレターの宛先として、漫画家だけじゃなく芸能人の自宅住所も雑誌に載ってたよ。
>>400 でもガキデカや花の応援団、ねじ式やポーの一族とかの
少女マンガも上位に来てるからけっこう幅広い世代からアンケートしてる
それに思い出の漫画だけじゃなくて
AKIRAとか当時連載中だった漫画も
いれてるやつもいるから、石森作品がまったく入らなかったと
いうのはやはり屈辱だと思う。松本零士もそれに
なりかけてたけど酒井法子(当時)が持ち点全部
999に投票したから40位あたりにランクインした。
コメントは「子供の頃テレビで見てて好きでした」だから
アニメだけ見てて漫画を読まなかったらしい。5位まで
選べて点数をふりわけるのに999一点張りだったから
基本的にアニメも漫画も見ないし関心のない人だったのだろう。
そのノリPがいなければ松本零士も作品がひとつも入らなかった
という屈辱にまみれてたわけだ。
5位までの作品って、20年前じゃなく30年前でも40年前でも上位にきそうな鉄板作だな。
石森作品は40年前ならランクインしたろうな。
いかに凋落ぶりが激しいかだ。
それに5位までの長谷川町子はともかく、手塚、ちば、白土は自分が絶頂の頃、
ともに人気上位にいたライバルだからな。屈辱感は半端ないだろうとは思う。
ちばはちかいの魔球やのたり松太郎、他に読んだことないけど
ハリスの旋風、ユキの太陽、紫電改のタカなどがランクイン、
白土はカムイ伝やサスケもランクイン、手塚はちょっと
数え切れない。トキワ組はテラさんのスポーツマン金太郎が、藤子は
ドラえもん、オバQ、赤塚はバカボン、おそ松、あ太郎が
ランクイン。アッコちゃんはなかったかな。つのだはナシ。
水野英子も星のたてごととファイヤーがランクイン。
トキワグループの中でも分が悪い
まあ思い出の特撮ベスト100なんて企画があればそのときこそは
神様そのものだろうけど
411 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/15(金) 19:29:39.39 ID:RkXTVdY5
ちばとかマガジン系の人ってちょっと1ランク落ちる感じするなあ。
手塚とかトキワ荘メンバー、横山あたりに比べると。やっぱ梶原の力が大きい感じするし。
それはキミがSF、ファンタジー風味を好んでるからだよ、たぶんね
スポーツや戦いが好きなら講談社系を好む
マガジン系の人の議論はさておき
ちばはトキワメンバーと比べても一段上と言っても
過言じゃないほどの位置だろう
単純に人気のあるマンガ家といったら、
堀江卓、貝塚ひろし、関谷ひさしあたりだったな。
俺は石森作品はどれ読んでもまだいい!と思ったことはない。
でも俺自身は正直あまり憶えてないんだがうちの親によると
寝ても醒めても仮面ライダー(スカイライダーと
スーパー1)ってほどとりつかれてて、小学校にあがってからも
ロボット8ちゃんっていうコメディ特撮にも熱中してたとか。
潜在的な影響力なら他のどの作家よりも上かも知れない
416 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/15(金) 20:16:06.67 ID:RkXTVdY5
>>412 いや。おれはあしたのジョーは大好き。
マガジン系の作家の格が落ちると思ってるのは編集主導っぽいから。
2年ほど前は雷句騒動でサンデーが、編集独裁と袋叩きだったけどねw
418 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/15(金) 23:09:00.92 ID:TvwTilvJ
田舎出の純朴な青年が水商売の性悪女にたぶらかされてという典型例だよ。
>>405 >>274にあるが「昨日はもう来ない だが明日もまた」のあの場面が
すべてだという気がする。
結局、夢を売ったという負い目がどこかにあるんだろうね。
420 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/16(土) 12:46:57.63 ID:rO7rWo04
「あしたのジョー」は他のスポ根の梶原原作とは、一線を画す作品だよ。
梶原(高森か?)の出したストーリーを大分、ちばてつや氏は変更したらしい。
それで梶原は怒ってもちば氏を切ることはできなかった。
ラストの燃え尽きるシーンだって、ちば氏がスタッフと相談しながら考えたということ。
「あしたのジョー」がなくても、ちばてつやは一流漫画家だが、梶原という難物と取っ組み合ってあれだけの名作を生み出したんだから、やっぱりスゴイ人だよな。
また、ちばてつや本(石ノ森漫画館みたいな)を図書館で読んだが、ベテランから若手までちばてつや作品への礼賛が数え切れないほど載ってるんだ。
次代に対する影響も大きく同時に慕われているという意味では、手塚治虫に匹敵してると思った。
ちばの方が格上だったんだから、押さえられなかったのは当たり前
だから梶原は以降若手や逆らわないおとなしいマンガ家にしか描かせなかった
島本和彦の半自伝漫画アオイホノオで仮面ライダーのマスク
(のバッタモン。本人はオリジナルと言い張る)
をかぶって登校する主人公の友達がいるけど、それ見て改めて
仮面ライダーのマスクのデザインの素晴らしさを認識した。
ゴレンジャーのデザイン見て「フン、あんなの俺だって」と
同業者は思うだろうけど仮面ライダーは石森ならではだな
ゴレンジャーの線のカッコよさが分からないキミはリアルタイマーじゃないね
しかし80年代中盤に少年サンデーで連載された仮面ライダーblackて何だったんだろう?
1ミクロンたりとも面白くない古臭い平坦な物語が永延に続く、いくらメディアミクスでもほどがある
はっきり言ってオヤジマンガ誌でもオワコンになりつつある石ノ森が少年誌連載は悪い意味で違和感が
あり過ぎた。
派手なアクションを期待すると肩透かしになるのは確か(自分はそれなりに楽しめたけど)。
ただ、黒人女性が変身したセミ怪人が羽化直後の成虫状態で倒され、
人間に戻ると幼虫のカラ(蛹?)から裸の女がはみ出ていて、肌は真っ白というのは
面白い表現だったと思うよ。
426 :
422:2011/07/17(日) 09:34:09.34 ID:???
仮面ライダーのマスクってクールだよなと思って
昨日ブックオフで石森の仮面ライダーコンビニ版を手に取ったけど
カッコよくなかった。ただの昆虫だった。
どうも、やはり実写になってこそ仮面ライダーはかっこいいらしい
BLACKで、仮面ライダーシリーズの出版に食い込めるようになったんだから、
小学館にとっては大変な利益があったということだな。
ついでに・・・小学館のビッグコミックの編集長は
創刊にあたり、当時、超売れっ子の石森を連載陣にひっぱってくる条件として
無条件に永遠の連載を保障する、と提案したらしい。
そして約束は守られた。
本宮ひろ志もジャンプで無条件に永遠の連載を保証すると
提案したけど反故にされたらしいw
>>422 そう、まさに「フン、あんなの俺だって」と思って、
顔の真ん中にでっかくマークをのせさえすりゃウケると思って安直に作られたのが
ジャッカー電撃隊でありボイスラッガーであり超力戦隊オーレンジャー。
【出藍の誉れ】
石森章太郎と永井豪の関係みたいなこと
ちばてつやも永井豪のところも、ブレインになる兄弟がいたりとかの共通点があるけど、
アシスタントとの関係も仲間意識でつながってた感じがする。
石森プロのアシは、絵のアシスタント以上のものでは無いっぽい。基本、石森信者だし。
70年代は永井豪の時代で、それも師匠のお家芸だったSFアクションで
SFファンからも絶賛されたからな
あの地位と賛辞は師匠が欲しかったものだな
永井豪がSF作家クラブの会長に選ばれたのは
内心、面白くなかったんじゃなかろうか。
自分は会員にすらなれなかったのに。
クラブ自体は親睦会のようなもんだし、石森は今さらの大御所、と思われてただろうけど。
器用貧乏なのに大家になった珍しい人w
永井豪は絵のうまさとかでは今となっては既に時代遅れなレベルだけど「デビルマン」や「魔王ダンテ」のアイデアは
石森の「リュウの道」と違ってオリジナルだからなあ・・・
1970年代初期にあれだけコアなSF作品を少年週刊誌で連載したという事実は色あせることがない。
デビルマンは今となっては古い絵柄だがマンガのアクション(バイオレンス)描写を一変させたからね
デビルマンがなかったら北斗の拳もドラゴンボールも無かったかもしれない。
それにくらべ石ノ森はアキラ、北斗の拳、ドラゴンボール、ジョジョがもう始まっている昭和末期あいかわらず
昭和40年代前期テーストの仮面ライダーBLACKとか描いてたもんな、オレは石森版デビルマンを期待してたのに。
う〜ん、北斗の拳やドラゴンボールは、男一匹やリンかけのジャンプ格闘漫画路線の
延長線上の作品であって、あまりデビルマンは感じないけどなあ。
ベルセルクとかの方がそうじゃないかな。
まあ、スレちがいだけど。
永井豪にあって石森に無いものというとエロ
エロは人間の根本的情念であって、それが無いと表現に深みが出ない隠し味みたいなもんかな
手塚も自己規制はしてたけど滲み出るエロがあった
スカしたええカッコしぃの石森の大弱点だな
ふにゃけた叙情性じゃエロのパワーには太刀打ちできません
ベルセルクは北斗のパクリじゃんwwwwwwwwwww
あひゃーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>437みたいなバカでも分かるような例なら初期荒木やゴッドサイダーですな
ジャンプ漫画ばっかし見てたんだな
ジャンプ至上主義者ってやつかw
ベルセルクなんて薄っぺらいパクリの寄せ集めなのにw
デビルマンとバイオレンスジャックだけで
師匠をぶっ千切った永井豪
その他を加えれば永井>>>>>石森
ホントは石森には永井みたくなってほしかったんだけどな
石森が晩年に萬画なんて言い出したのは
自分の創作を振り返ってみれば、とっ散らかって方向性のない惨状に呆れて
自己弁護を始めたんだな
近年の遺産食い潰し状態を考えたら
永井豪の評価は意外だな。
石森チルドレンでいえば、萩尾望都が劣化知らず具合からしても別格な人だね。
評価はピークで計るもんだよ
石森のピーク時の話になってくると、
現在60才以上のファンじゃないとできんわな。
>>447 んなこたない。現在50歳前後なら
60年代後半にリアルタイム小学生として石森の洗礼を受けている。
石森と言う人は60年代作品のファンを捨てて
テレビと連んでの子供向けとビッグに描いてたようなおっさん向けに逃げたんだ
以降は創作者というより漫画製造業の社長さん
昔、石森漫画が好きだったという人はいても、60過ぎの石森ファンなんて
ほとんどいないよ
そこが手塚との大きな違い
450 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/18(月) 13:05:00.11 ID:plbhW1K+
石森著で「レオナルド・ダヴィンチになりたかった」というのがあるらしいけど…。
「なりたかった」のなら、なれば良かったのに…。
どーゆー意味だ?
ダヴィンチは何もないところから物を作り出す天才だったけど
自分はアレンジャーであって、ダヴィンチではないって感じだろうか
アレンジやデザイナーとしては充分天才だったと思うけどね
石森の漫画でヒットしたものってあるの?漫画日本経済入門ぐらい?
すべてアニメや実写でヒットしただけでしょ?
アニメや実写のヒットってほとんどが制作スタッフの功績で
原作者は関係ない。
こいつほど巨匠って言われている割にヒットした漫画がないやつもめずらしいな。
石の森で連想する作品は・・・
まあ一般的には、009と仮面ライダー、戦隊物くらいか
晩年ではホテルかな
石森って嫌われてるんだな
屁みたいなやつにこいつ呼ばわりされてるし。
俺もチョコチョコ読んだけど確かにまだいいと思う作品は
いまだ一つもない。リュウの道がちょっと良かったなと
思ったけどうちのライブラリは無限じゃないから多分処分する。
456 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/18(月) 22:11:13.24 ID:aoowxo/O
長らく読んでみたいと思っていた石森章太郎絵の「幻魔対戦」がコンビニで
全1巻となって売られていたのでわくわく期待して買って読んでみたが、
これはまるっきり失望するしかなかった。まず打ち切りにでもなったのか
結末が尻切れトンボ。また、やたらと超能力に依存したストーリー(これは
原作者のせいだろうが)で、まあAKIRAのつまらなさと同じ意味でくだらない。
ビジュアルとしての部分しか評価できない。長らく売られていなかった理由は、
サンボとか白だの黄色だのといった人種差別を織り込んだ表現で自粛してた
せいだったんだな。
ここはアンチスレと認識していいのかな?
幻魔大戦は、40年以上前に出た
秋田サンデーコミックスが、今でも現役です。
ライダー以降の作品など、はなっから切り捨てている、偏屈な老人と、
なんとなく大御所の人らしい・・・という前提のもと、多くの凡作に出会っていった、特撮がきっかけの世代。
ここには、そんなやつらしかこない。
ただし、石森ファンといわれる人たちの、ほぼ全てが、そんなやつらである。
今のマンガと昔のラクガキは違うってことはよくわかるわ
>>24 超亀レスで申し訳ないが、秋田書店のビルはガキデカビルと呼ばれていると
80年代のドキュメンタリー番組で見たことある
飯田橋の社屋は1973年だから
山上たつひこ「がきデカ」、手塚治虫「ブラックジャック」
水島新司「ドカベン」、鴨川つばめ「マカロニほうれん荘」あたりだな
1973年建立が正しいとすると、時系列が前後して混乱するなあ。
「がきデカ」も「ブラックジャック」も新社屋には関係なさそう。
サンデーコミックスとプレイコミックのヒットが貢献したというのが真実じゃなかろうか。
漫画出版社が儲けるのは、テレビ化されて原作がバカ売れする時だから
秋田は複数の漫画だろうね
ドカベン、がきデカ、バビル二世あたりかな 儲け頭は
いや、だから
新社屋が建ったころ、まだ「がきデカ」なんて連載始まってないし、
「ドカベン」だって、まだ柔道部編だしさ。
創刊から4年くらいの間か。
「あばしり一家」と劣化版「夕焼け番長」くらいしか思い出せないな。
ふつーに蓄えで新社屋を建てて、その後のヒットでまた蓄えを戻したってことでしょ
実売部数でジャンプ抜いたのって壁村耐三編集長(1972〜1981)のときだよな。
手塚治虫の原稿を破り捨てたとか殴ったとかいう伝説のある武闘派編集長
469 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/20(水) 13:07:33.19 ID:0ijVaLC1
少年チャンピオンは最初はしばらくの間は隔週発行だった。
BJも最初は隔週連載じゃありませんでしたか?
あの頃はマンガ家を磨り潰すようなスケジュールが当たり前だったから
隔週なんてヌルい連載あったかなぁ
手塚がザ・クレーターとかいう読み切り連載してたのは憶えてるけど
どうかはわからんけど大家はやはり原稿料高いし、
最初はBJも戦力として期待されてなかったろうし隔週も
ありえたんじゃないか
おふざけコミカライズ投げっぱなし鬱エンド
漫画の悪しき伝統を作った人
wikiによると
連載が開始されると読者の反応も良く、3週目で連載の続行が決定した[
とあるから、最初から毎週連載だったみたいだね
神様は、チャンピオンでは創刊以来、継続的に連載していたんだけど、「ザ・クレーター」はともかく、BJがはじまるまで厳しい作品が続いてるなあ。
そして、おもしろいことに、その一連の作品の流れが同時期の石森作品とも妙にシンクロしているように感じる。
1969「クレーター」と「石森読切劇場」
1970「やけっぱちのマリア」と「ぼくのヰタ・セクスアリス」
1971「アラバスター」と「スカルマン」
1973「ミクロイドS」と「イナズマン」などのコミカライズ。
それぞれの時代が、その時代にふさわしい作品を求めていたということなンだらうか。
475 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/20(水) 15:09:54.36 ID:/WbCwY7X
石ノ森ってそんなに凄いのか?
七三一紛いの団体に違法手術でバッタ人間にされて、バイクに乗って都合よく制裁する中二漫画が代表作なんだぞ?
真面目に評価すれば石ノ森は手塚の劣化版かアメコミごっこしてるって感じ
そうだな
石ノ森の代表作はバッタ単車乗りだ
似てるけど石森ってマンガ家がいてだな
その代表作はサイボーグ009というんだ
石森と正反対の作風といえば誰か?
答えは横山光輝
ベタベタで鬱陶しいほどの叙情性を前面に出してた石森
そんな描写はほとんどなくて、話がどんどん進んだ横山
ブラック・ジャックは後半不定期連載になったな。
俺もどちらかというとアンチに属する。
彼の漫画のよさがわからんし、気障な台詞回しが
気に食わない。だけどこうまで憎憎しげな中傷めいた
レスが続くとかばってやりたくなるな。ただ
かばう材料が俺の中で少なすぎるのが残念だが
原田芳雄が亡くなって、
よく知らんが渋い親父役の人だったとか、
タモリと一緒に鉄道ではしゃいでたオジさんだとか
書き込まれているのが現在の世界なんだから。
今さら石森を布教したってさ。
_____!_____
(____________)
│ ∧∧ │ < このスレ、もうヤヴァイな。
(6 -○- 6)
( /⌒ヽ )
 ̄ ̄ ̄
>>480 原田芳雄追悼スレに、厨房、工房の頃に原田や桃井の反体制スタイルに騙された
って書いたら、袋叩きになったよw
483 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/20(水) 20:34:00.08 ID:I6efNz0U
石ノ森の「まんが日本史」内容薄いな、あれで巻数だけは多いんだな
おまけに1巻あたり1000円以上するんだもん。
あんなのは図書館、図書室の需要を見込んだもんだろ
>>453 よく、こういう風に言う奴いるけどさ、
例えば仮面ライダーにしたって、石森が参加しなかったら、きっと月光仮面に毛の生えたようなものにしかなってなかったと思う。
現在も新作が作られる程の作品にはならなかったよ。そのくらい、石森の功績は大きいよ。
俺は漫画のほうで語る資格はないから特撮のキャラデザインのみで
語るけど数多のヒーローを作り出して世代を超えて子供に
計り知れないほどの夢を与えた、これだけで十二分な功績だと
思う
夢って何?具体的に言って
488 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/20(水) 21:50:45.85 ID:uDfkaZMK
最期まで漫画家人生を全うしたって人物居るか?
大概、末期はアニメや映画ドラマなどでメディアミックスで名をはせた連中だろ。
最近は忍タマなんて原作漫画を知らない人が殆どで、作者は座ってるだけで印税ガッポリだろ。
手塚治虫
おじゃる丸の人は自殺したって言わせたいの?
なんか、手塚スレ化してきたなw
>488
藤子F先生。仕事机に突っ伏して亡くなっていた。
石ノ森章太郎?
そんな奴は知らん
手塚と比較されるのは、手塚が少年漫画という主戦場に見苦しいほど留まり続けたのに
こっちはさっさと撤退して大御所の地位に納まっちゃったからだな
カッコ良さが売りだったのに、とてもカッコ悪いことだった
撤退以降はマンガ家というより企画屋という感じだったし
嫌われる要因としてそれはある。
とにかく成功し続けてきた。
負け戦をせずにそのまま死んだという感じ。
若い頃は漫画に対する執着を感じたけど
後年はビジネスの一環という感じに見受けられる。
やっかみ半分もあるけどそういうのはやっぱり嫌われるな。
ボクシングなんかでは昔のシュガーレイレナードなんてのは
勝ったらベルトを返上して防衛しない。やりたいやつとだけゴリ押しで試合する。
そういうきざったらしいスタイルは最終的にブーイングの的になった。
読者にとってマンガ家の世俗的成功はやっかみの対象にはならないよ
DB世代にとって鳥山明はカネがあろうがなかろうが英雄だ
鴨川つばめみたく、消えてくれてたら伝説になってた
子供の頃に石森漫画を読んでいた世代だが
仮面ライダーにかかわるまでの石森漫画といえばよく言えばハイブロウな、悪くいうとスカしたイメージがあった。
吹出しのセリフの漢字にふるルビひとつとっても横文字(カタカナ英語)だったり
ギャグ漫画の「テレビ小僧」や「ボンボン」でさえ、テレビ業界への風刺とかSF的アイデアが使われていたり
当時「マンガ家入門」とか「COM」とか買っていた背伸びしたい盛りのガキだった自分には結構くるものがあった。
そういえばTV小僧がウルトラQっぽい番組に出る回で怪獣の着ぐるみをつけながら「こんなもんのどこが面白いんだろうね」
とかいうセリフがあったくらいで、海外・日本の本格的なSF小説やSF映画こそ至高で日本の怪獣映画・番組はくだらないと
いう石森の思想が見え隠れしていた。
それが「仮面ライダー」という番組・漫画を始めるというので期待していたら怪獣番組より幼稚な月光仮面レベルだったので
がっくりきた覚えがある。
まあ仮面ライダーも最初の一、二回は東宝の「電送人間」とかの怪奇SF作品っぽい雰囲気があったのでそれなりに見れたのだが
アリの怪人アリキメデスとかが暴れているのを見たら、さすがに「こんなものを見ている場合ではないな」と思ってTVのスイッチ切ったのだが。
そういえばあったな、テレビ小僧
テレビ局を舞台にすること自体が斬新だった
とにかく流行り物を取り入れるのが上手かった
でも、結局目玉のSFも流行り物として取り入れただけだった
石森は、絵は上手いし、斬新な設定や世界観を作るのは凄く上手いんだ
でも、それを面白く読者に伝えることが凄く下手だったの
よくよく考えてみれば、こういうタイプの人って今の同人作家にもたくさんいるよね
501 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/21(木) 17:16:01.79 ID:7qsQmTMK
マンガ日本経済入門はバブル期の話だから今じゃ全然説得力がない
経済物は漫画じゃなくても数年しか寿命がないからね
どうやら小学館のコンビニ本シリーズは、今月で終了っぽい。
ということで、「サイボーグ009(ヨミ篇まで)」「幻魔大戦」「佐武と市捕物控」「仮面ライダー」「仮面ライダーBLACK」「HOTEL」
「BLACK」はご愛嬌として、これが小学館の選んだ歴史的傑作集ということか。
HOTELは石森プロじゃ誰が話を作ってたか分かったもんじゃないから
代表作はライダーを除けば009と佐武と市か
ホントにこれといった作品がない人だなぁ
やっぱり石森ブランドのかっこ良さで売れた人なんだ
手塚治虫や永井豪はPTAのヒステリックな攻撃にも毅然とした態度をとり
マンガの表現の自由を守ったイメージがあるけど、石森は学習漫画誌に連載したり
漫画日本史とか学校の先生が気に入りそうなまんがばかり描いてその手の人たちに
媚びてた節があるから余計鼻に付くんだよ。
SPハーレーを馬鹿にすんな。
SPハーレー好きだったな〜
508 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/21(木) 23:43:57.84 ID:oRxJ1NvA
>>505 学歴コンプレックスが根底にはあったためです。
あの頃は大卒マンガ家なんて手塚ぐらいのもんだったけど
確かにそれは感じるな
やたら放射線被爆が原因での奇形の新人類描いてましたね
一つ目とか乳が沢山有る女とか。
あの頃は地上核実験をあちこちでやってたからな
ベトナム戦争も009に取り入れてたし
流行り物には敏感な人だね、やっぱり
石森先生は運がよくて、手塚や藤子や円谷プロみたいに某団体に抗議されていないし
永井やジョージ秋山みたいに叩かれてもいない。
なぜかというと、過去のほとんどの作品が絶版状態で、人目に触れにくかった。
版を重ねている009なんかは、早々に加筆修正してしまった。
作品内容も、真に人を不快にさせたり怒らせたりするものは、描かなかった。
叙情性に秀でた才能があり、コマーシャリズムにのる時代感覚があった。
論理よりは、感性の人であった。
時代と切り離してしまった場合、石森作品の面白さはなかなか伝わりづらい。
>>505 永井豪は表面上は毅然とした態度をとっていた…ように、
もしかしたら見えたかもしれないが、
PTAから受けたバッシングは人間不信となって永井豪の中に深く根を張り、
それが作品にも大きな影響を与え、
人間死ね死ね人間の本性は悪魔だという「デビルマン」その他の悪魔的作品が誕生した
創刊間もないジャンプは、看板のハレンチ学園を抗議に負けて切ったら潰れてたからね
516 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/22(金) 15:08:17.51 ID:kqpPGW1i
このじゃがいもの最大のヒット作は009だというが、
原作漫画はそんなに売れたのか?
ヒットしたのはアニメだけだろ。
あの頃は今と違ってヒット作以外はアニメ化されなかったんだよ
質問がDBやОPあたりを基準にしてりゃ
かなり違うと思う。
時代状況を無視すりゃ問題ないが。
『009』ヨミ編のラストに幼いころ物凄く感動して泣いた
人知れず、人のために戦い、誰にも知られることなく死んでいく009と002。
空から落下していくその姿は、地上の幼い姉弟の目には流れ星として映った。
その「流れ星」に女の子(姉の方)は祈りを捧げる、「世界が平和になりますように」と。
(しかし弟の方はライフル銃を欲しがってるという皮肉なおまけつき)
大人になってあれがブラッドベリの小説から取ったものだと知って、
ちょっとだけガッカリした
パクりだからガッカリしたと言うつもりは全然ない
あれはパクりじゃなくてオマージュというものなのだ(そうです)
ただ、あの、人知れず空から落下して死んでいく男が、地上の人間の目には流れ星に見え、
それに対して願い事をするという発想自体が素晴らしいと感じていたので、
それが石森先生のオリジナル発想じゃなかったってことにガッカリしたの
でもヨミ編ラストが素晴らしいことに変わりはないね
だって、黒い幽霊団は人間だった、じゃあ人間の本性は悪なのか?ときて、
いやそうじゃないよ、だって002はこうして自分の命も顧みず009を助けに来たじゃないか、
そして幼い少女がこうして純粋に世界の平和を祈っているじゃないか、となるからね
>>439 ベルセルクの最大の元ネタはグインサーガ
ヨミ編の後を書いちゃったのが、石森のダメなところ
おシャレな石森さんはあんなカッコ悪いことしちゃいけなかった
>>425 「仮面ライダーBlack」は
派手なアクションを期待すると肩透かしになるとかそんなことよりもまず、
あの落書きみたいな絵はなんなんだ?
コピーだらけだし
まあ、腱鞘炎とかで描きたくてもまともな絵が描けなかったのかもしれないが、
ストーリー自体がね
後半になると唐突で強引な展開が続き、ストーリーがぶつ切り状態になって、酷い尻つぼみで終わる
しっかり描かなきゃいけない話やキャラをちゃんと描かず、
描かなくても別にいいような話やキャラに多くのページを割いている感じ
途中で飽きちゃったのかもしれないが、それよりも、
石ノ森さんには長編を練り上げていく構成力がなかったんじゃないかと思う
たまにこの「Black」を、
親友同士でハルマゲドンやってるから「デビルマン」っぽいと言う人がいるけど(いるんだよ)、
ストーリー、キャラクター、マンガとしての表現、
どれをとっても十数年前に弟子の生み出した「デビルマン」の足元にも及ばない
人間の本性について、善と悪について、そんなテーマも「Black」はさほど描けてない
親友同士のハルマゲドン、それも「Black」は親友のキャラが全然立ってないので、
特別な感慨を生まない
あ、あとどっちもヒロインが死ぬけど、「デビルマン」では美樹ちゃんの死は凄いショックだったが、
「Black」のヒロインは死んでも特になんとも思わなかった
だってキャラが立ってないから
でも特撮の「仮面ライダーBLACK」は面白かった
石ノ森版とはかなり違う、というか、ほとんど別物だった
タイトルからしてちゃんと違うんだよな、
特撮は全部大文字で「BLACK」、石ノ森マンガは最初だけ大文字、あとは小文字の「Black」
確かにその程度には別物だ
>>521 ファンから編集部に「連載続けないと会社に火をつけるぞ」
とか「お前の子供を誘拐する」なんて脅迫電話が相次いだら
続けざるをえなかったんじゃないのかな
当時のファンこえー
>>523 人気作の終了に、継続の要望がくるのは当たり前だな
脅迫云々は言い訳か移籍先編集部の宣伝だろ
524はどんな人生を生きてるんだろう。脅迫、誘拐が宣伝て、かなりの人間不信には違いない。
そもそも009は掲載誌を転々と移った作品じゃないか
脅迫を恐れて石森に出ていってもらったのかw
受け入れ先が引き抜きの汚名を嫌って脅迫されるほどの人気と言いふらしたのか
ヨミ編以降はオワコン化してた記憶があるがな
冒険王での復活は、たしか怪獣戦争の公開のあとテレビの旧ゼロが企画に上がってたころのはず
ロボットよりサイボーグの方が新しくてカッコよかった
忍法や魔法より超能力の方が新しくてカッコよかった
530 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/23(土) 00:33:14.47 ID:jhYaHT0I
映画サルの惑星のあるエピソードに影響されて書いたのが、
第三次世界大戦(全面核戦争)後の人類の子孫が出てくる話。
あれは、長らくサンデーコミックス(秋田書店)から単行本として
出ていたが、被爆者団体を称する方面からはなぜかつるし上げには
あっていなかったな。
手塚って附属医専卒じゃなかったっけ
軍医養成学校でしょ
その後大学になれば医学部卒って名乗るの?
>>522 萬画blakをこんなに熱く語る長文、初めて見たw
バブル時代が生んだ徒花ってことでひとつ4649
>>531 それ年齢とともに詐称だったって公表されてるじゃん。
534 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/23(土) 14:37:19.95 ID:jhYaHT0I
ギルモア博士って、どうしてブラックゴースト団の医師として参加していた
のだっけ。拉致されてたんだっけ?
拉致されたんじゃなくて、自発的に悪に協力してたのが
改心してまともな科学者になったような憶えがある
009がヨミ編で終わりを迎えたのが67年の1〜2月
その年の冒険王の4月号から009は再開されているんだが
よく聞かれる「子供を〜」とかの脅迫に負けて再開したにしては
期間が短すぎる、石森側の言い訳ではないのか
常に勝ち戦の石森だけど唯一の手痛い負けは「萬画」だろうな。
「慢みたいなどこか蔑まれた呼び名より萬のほうがみんな
使うに決まってるぜ!」と思ってたろうけど誰も
使うそぶりすらなかったな。やらなきゃよかったと本人も思ったろう
10何年か前に吉田豪や植地毅がマンガ地獄変ってムックを
編集して、パート3はトキワ荘特集。手塚や、死んだばかりの
藤子Fの作品を大特集してたけど石森特集はなかった。
無視したわけでもないだろうけどライターで石森に思い入れの
あるやつがいなかったんだろうな。ひねくれた視点で売れない
作品にスポットあてがちなムックだから、
ずっと表街道を歩いてきたような石森の作品をとりあげる気に
なれないのもわからんではない。
手塚もMWとか奇子とかやけっぱちのとかばかりだったし。
とにかく石森ってのは死後全然評価が高まってないと思う。
>>537 あちこちのジャンルに手を出したけど、ものになったのは特撮の原作だけ
そんな器用貧乏をいいくるめようとして作った言葉が萬画だったと思ってる
でも俺は改造人間という響きがなんか例えようもなく好きだ
やっぱりサイボーグの人だな
>>538 だって地獄変の前身のまんが秘宝で
既に二回も石森特集をやった後だから
石森の画は当時の最先端とか言われるが、桑田次郎のエイトマンのほうが画が洗練
されてたと思う。同じ原作者の幻魔大戦とくらべれば一目瞭然
どこが最先端だよ。
手塚の猿まねじゃんかよ。
手塚先生の方が石森絵に似せようとしてたと
思われる時期もあるよ
ザ・クレーターやアラバスター等の低迷期
石森の幻魔大戦はその少し前
>>543 桑田次郎とは絵のタイプが違うよ
石森は常に量産してたから、じっくり描いたらどんな絵が描けたのかわからないね
比べるなら手塚型でキッチリ描いてたスーパージェッターの久松文雄あたりの方がいいんじゃないかな
547 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/23(土) 23:17:27.46 ID:jhYaHT0I
>>545 手塚のアシスタントたちが石森の絵を見て新しいと真似てたりしたんだよ。
結局ガキだった俺の思い入れ過多だったんだな。石森章太郎の漫画はとにかくカッコ良かった。
絵はスマートだしセリフも小洒落てた。その上、超能力だのサイボーグだのというSFガシェットを
どんどん取り入れてくれた。多才でギャグ物からストーリー物までなんでもこなすしな。
ガキだった俺は、石森が達人だと思っちゃったんだ。
でも、大きくなって知る。石森は自分が感動したものをかなりナマな形で漫画に取り入れてたことを。
当時2ちゃんがあったらパクリ屋なんて呼ばれて袋叩きになってただろう。
今思えばガキに海外SFや映画ネタを紹介してくれたんだから有り難いと思うけどね。
当時はかなり失望した。デビュー作の二級天子もキャプラの素晴らしき哉人生だもんなぁ。
手塚も低迷期にかなり酷いこと言われてたようだから、石森も俺より年長の読者にいろいろ言われたんだろう。
手塚は若僧に嫉妬しちゃうくらいガッツのある人だったけど、石森はかなり繊細っぽいから
イヤになったんじゃないかな。それで、それまでのファンを捨てる感じで他ジャンルに行ってしまった。
そんな気がする。
広く浅い知識とアレンジの才能。それが石森章太郎という人なんじゃないかな。
>>548 長文のわりに核心つぃてるよ。
俺も漫画の神様は、石森だって思ってたから。
手塚は、なんかアニメの下請けで描いてる人ってイメージだった。
それこそ藤子Aの「まんが道」で、手塚の偉大さを初めて理解したんだよね。
それと、朝日ソノラマ版の「火の鳥」読んで感動して。
「火の鳥」は今読んでもちょっと感動するけど、「リュウの道」はちょっと・・・ねw
>>549 石森も手塚もSFファンタジー系が多かったけど、石森は借り物のシチュエーションと道具を
とても上手く使って見せた。
手塚はSFに限らずすべて根っこはドラマ優先だった気がする。
だからこそ、スポ根などのドロドロ、ベタベタな心理描写に負けたんだろうと思う。
ビッグコミックで佐武と市の他にもいくつか江戸物をやってた
結構力を入れてたようだけど、やっぱり杉浦日向子には敵わなかった
杉浦日向子とか漫画家に勘定するのも怪しいレベルだろ
漫画と評論は違うぜ
>>548 広く浅い知識とアレンジの才能
あの時代はそれでよかったんだよ。今とは情報環境が違う訳だから
石森が漫画という子ども向けのメディアに翻案してくれたことで
小学生の手には届かないものを読むことが出来た。
当時の読者としてはそれだけでも感謝したい。
>>552 一部しか杉浦日向子を読んだことないでしょ
>>553 長文だから最後しか読まなかったみたいですね。
そのことも中間あたりに書きました。
>>555 え、と? お書きになったことを敷衍する形で
最後に自分の意見(同意)を付けたつもりだったんだけど
言葉足らずでしたら失礼。
>>556 杉浦日向子は漫画サンデーなんて純粋おっさん娯楽雑誌にも描いてたのよ
ただの江戸評論家じゃないし、ガロに描いてただけでもないの
あれが価値無しなら、石森の佐武市も化粧師も価値無しね
559 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/24(日) 02:22:30.23 ID:XRN3I+Nx
石ノ森は手塚リスペクト型漫画家だけど全てにおいて手抜きが多い
同世代で手塚に影響を受けた望月や赤塚の方がまだ生かされてる感じがする
他で例えるなら同じビートルズに影響を受けた世代でも奥田民生みたいに吉と出たのもいれば、
つんくみたいに間違った捉え方をして悪い方に行ったのと一緒だな
月500枚なんてことしてるうちに、手抜きが平常運転になっちゃったんだね。
手塚はエログロを描きたいけど、その気持ちを抑えてるって感じがしたけど
この人にはそれがなかったみたいだなぁ
>543
日本漫画のオーパーツな桑田先生と比べちゃいかんw
皆さんブログをお持ちじゃないんですか?
続きはそちらでやられたらいかがでしょうか
[二二二] ウヘ?
l∫∫ ⌒!
▽ 6丿
(─── )
 ̄ ̄ ̄ ̄
北斗の拳の原哲夫の名刺には「萬画家」と書いてあった
原は単画家だよなw
>>558 漫画サンデーに書いてたから何なんだよ
掲載されてること自体のの何がそんなに格高いんだよ
少女漫画ババアは板違いだから消えろ
杉浦が少女漫画w
>>562 桑田次郎も絵はともかく単独で描いた作品はパクリが多かったけどね。
1969年アポロ月着陸直後に少年マガジンに載った「月は地獄」はJ・W・キャンベルの「月は地獄だ!」の
ほぼ完全なパクリで、机とかの有機物をすべて分解して食料にするアイデアも同じ。
他には水木しげるの「まるい輪の世界」はH・G・ウェルズの「白壁の緑の扉 」のパクリ。
『死人つき』はニコライ・ゴーゴリ『妖女(ヴィイ)』の舞台を日本にした翻案。
当時の漫画界はこういう雰囲気だったので石森章太郎だけが突出してパクリが多かったわけではない。
漫画界のチャンピオンがパクリ屋だったから失望されたんだ
_____!_____
(____________)
│ ∧∧ │ < パクリでもせにゃ、量産できんのだよ。
(6 -○- 6)
( /⌒ヽ )
 ̄ ̄ ̄
そう、量産がすべてのガンだったな
量産するための手抜き絵柄がそのまま画風になってしまった
永井豪が、軽い漫画とバイオレンスジャックあたりとの間につけた差はほしかったな
メリハリとして
少年萬画でもっとも劇画っぽいタッチになったのが
「イナズマン」あたりか。
この辺は今見ると、ペン入れはアシっぽいけど。
それ以降は、個人的には画としての魅力が急に薄れていった。
青年物も少年物もひたすら流して描いていたような感じがする。
>>567 たまたま飲み会で一緒になっただけです
デビューが若くて驚いた
>>575 あ、キャバクラのかたでしたか…
失礼いたしました。
>>561 女性が「性」を持ってない。基本的に顔とバストまでで、下半身がないんだよね。
上のほうで誰かが女の尻が描けてないと言ってたように思うけど
特に尻の描写は最盛期でも駄目。あれだけ綺麗な女性を描ける人だけに
関心がないというか、意識的に忌避しているんじゃないかと思わせられる。
やっぱり女ではなく姉なんだろうか。
稼いでいたくせに、女遊びもしなかったのかなぁ
何が楽しくて生きてたんだろ
漫画も楽しくて描いてたって感じはしなかったし
新婚から子供ができたころの
仕事の充実具合は抜群だけどな。
その頃は誰にとっても人生最良の期間だからな
>>574 劇画調というと『ロボット刑事』の始めのほうとか。
,,、 -ーーーー- 、,
,,、-'" ~'' 、
,r '~ ~ヽ,
,r'~ ヽ,
,r" ,,,、- ヽ,
,r' ,、-ー'''"~~~~~~~~~~~~''''ー-、,r 、 ノ
ヽ、, ,r '" ,,,,、、- ーー''''''''''''''''''''''' ー-、( ,,ノ'"
`')ー'" ,,,,r 'r'"、~'i
,r',-ー',r'''''''''ー,ー--,--tーー'''" ,ノ::::::/、:)リ
.~'''''''t.'ー-ti;"|::::|.|:::::|;i`:i"i"~:::::::::::'、ノ:/
.t:::::::ti:::|::::|.|:::::|;i:::::|.|::::::::::::::::'r'"ヽ,
.t::::::ti::i;rーーー'、i::::|.|::::::::::::::/ ~ヽ,
,r't::::ti:::、-ーーー-:::i.i::::::::::;r"| ヽ,
,,、r'" ヽ;:ii::::''''"""~:::::i.i:::::;r":::リ ヽ,
,,r'" /iヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i,i;r":::::;;ノ ノ/ t
んだ。
583 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/24(日) 23:09:12.16 ID:jhabBroh
漫画家は締め切りに追われていて土日もないから、漫画家の奥さんが
ホスト遊びで憂さを晴らすようになってもちっとも不自然ではないよ。
石ノ森章太郎…石森正太郎
小さい頃サイボーグ009とか仮面ライダーシリーズとか大好きだったけど、
それはあくまでアニメや特撮が好きなんだった
サイボーグ009やライダーの石森章太郎のマンガも読んでみたけど、
あまり好きになれなかった
なんか絵柄とかが当時すでに古臭い感じで嫌だったんだよね
巨匠扱いされてるけど、じゃあ、この人の傑作は?といわれると「う〜ん・・・」ってなるよね
「009」も結局未完だし。
それが一番の弱点だな
ライダーは年齢層限定だし
ジャリ向けでもアトムやドラは名作だろ?
大人も読めるのが名作っていわれるんだ
子供しか読まないものはそうは呼ばれない
石森はそこを目指したのに何でって話
シナリオは別の人が書いているんだろうけど「おみやさん」はいい意味で
おやじまんがしていてすきだったな。
ホテルはちょっと手抜きすぎみたいな感じだったけど。
A5なのに高っ!!!
と思ったらカラー原稿はフルカラー収録なんだな
これはJUN好きの自分には買いだ
さすがにBLUE ZONEはないかw
593 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/27(水) 07:15:30.50 ID:RZbjHvzg
藤子Fの「少年SF短編」とか普通に面白いもんなあ。
>>577 「セクサドール」の頃の女体表現はなかなかすばらしかった。
この時期、ちょっと仕事量抑えてるんだよね。
この翌年にはもう量産体制復活。
プレイコミックで続投の「タイム虎ベル」では、もうテキトーな感じ。
そういえば沼正三のマゾSF大作「家畜人ヤプー」の劇画化もやっていたな
藤子Fの短編SFは、基本、50年代的なワンアイデアストーリーなんだよね。
すでにポストニューウェーブSFの時代になっていて、こんなタイプのSFはさすがに古臭いと思っていた。
60年代末の石森の方はというと、時代にシンクロして、ニューウェーブの影響どっぷりで、
インナースペースの表現やコンデンストノベルの応用など熱心に試みていた。
「ジュン」とかも、その典型だと思う。
そして結果的には、時を経ても星新一が読み継がれている、ということになるんだけどもね。
家畜人ヤプーも、70年代の胡乱なサブカル的空気があってこそ、もてはやされたものなんだよな・・・
石森のはニューウェーブってより、ベタベタにリリカルなだけだと思うけどね
石森も星新一も旧世代のブラッドベリなんかを根っこにしてるし
ジュンはジェニーの肖像だろ
意欲作の「リュウの道」も古典SF小説・SF映画のパッチワークみたいな漫画だしなあ・・・
「COM」に載った009の『神々との闘い編』とか難解だと言われてるけど、デニケンの古代宇宙飛行士説とか出てくるし
ポストニューウェーブ以後になって70年代末〜80年代のサイバーパンクが流行する頃には
漫画の世界じゃ大友克洋が出てきて全てかっさらっていったという印象
サイバーパンクでさえ「これってカッコいい生物都市じゃね?」
と思わせた諸星もお忘れなくw
>>596 50年代的なワンアイデアストーリーもちゃんと描いたのは
手塚、藤子Fぐらいだからねえ。
藤子Fは我が道を往くだったけど、手塚、石森どちらも青年漫画の台頭や
少年漫画の変貌に対応するのに苦闘したと思うんだ。
結局、手塚治虫が今も評価高いのは圧倒的なストーリーテリングがあったから。
石森にはなかったから、感性が衰えたり時代とずれたりするともうね。
マンガ家入門をバイブルとした世代としては、今の石森の評価は淋しい限りだし
当時は予想もしなかったけど、冷静に考えれば、まあ仕方がないなあと思う。
まぁとにかくジュンは絵で見せる作品だから
できるだけ判型がデカい方がいい
んで、ジュンというと例の神様の死後に石森が公表したエピソードなんだが
石森好きと神様嫌いは「石森の才能を神様が恐れ、嫉妬した」と考え
神様好きは「漫画の本道は娯楽であり、それを自らの縛りにもしていた神様の当然な反応」
でええカッコしいの石森が悪いなんて考えたりするが、みなさんはどちら?w
俺は両方混ざってるんだが神様にとりあえず同意
最近刊行された佐々木マキの漫画集のあとがきにも、
「漫画の神様と呼ばれた人に文春誌上で狂人呼ばわりされ連載中止せよと言われた」
とあった。
俺は佐々木マキもジュンもありだけど、神様みたいに嫉妬あらわに暴言もありw
少なくとも裏で政治力使って潰そうとはしなかったようだから、人間的に面白くて結構。
昭和50年代、小学生だった俺はイラスト集「石森章太郎の世界」で初めて「ジュン」の存在を知った。
それ以来「ジュン」は読んだこと無いけど憧れの存存になった。
あのデカイ豪華版「ジュン」は、田舎の本屋には売ってなかったので立ち読みもできなかった。
のちに、高校生になってからようやく図書館で発見して、借りて読んだ。
いっぱしのマンガマニアになっていた俺は失望した。
あまりにも画が雑すぎて、萎えた。内容も他愛なかった。
神様の反応だけど、石森の実験的マンガなんて、単なる手抜きの方便でしかない
と、看破してのことであったろう。こんなのがもてはやされるんじゃ、たまんないよ、と。
チーフアシだった永井も、"実験的手法”の大半は締め切り間際の苦し紛れだったと明かしていた。
というわけで、かつて石森ファンであった俺の「ジュン」の評価はかなり低いのでちゅ。
ひるがえって、わが石森先生は
エキセントリックなエピソードもほとんど聞かない。
周囲の人からも、いい人だったという評判だけで。
実は犯罪者だったんじゃないかと勘ぐりたいくらいだ。
>>605 佐々木マキと神様の接点はどこなんだろう
あんなのを気にするなら、他に気にすべき漫画家は山ほどいるけどw
その話を信じる気にはなれないな
ほんとの手塚好きは嫉妬心も漫画にたいする執念とうけとってるはず。
石森に嫉妬したというのは石森にとっても名誉なことだろう
神様がガロ系作家に嫉妬するのは有り得ないけど
漫画排斥の原因になるようなものを描いたら激怒するかもよ。
佐々木マキって名前は知ってるけど読んだことないから分からないけど。
611 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/27(水) 19:26:54.61 ID:wBD+RMOA
石森なんて所詮、仮面ライダーみたいな中二病漫画だけの一発屋だろ
ガンダムの富田と共に日本の漫画・アニメのハードルを下げた元凶
仮面ライダーは中二ではないだろうw
小二だよ
613 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/27(水) 20:00:20.35 ID:RZbjHvzg
石の森って短編集とか出してる?面白い短編とかあったらよんでみたい。
>>608 文春誌上、らしいから手塚がアドルフに告ぐを連載してる時かもな
その時に何かあったんじゃないか
>>614 やっぱり手塚と佐々木じゃ土俵が違いすぎるから連載中止までは信じがたいねぇ
パーティーで手塚のベレー帽をむしり取ったとかならあるかもしれないけどw
616 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/27(水) 20:45:48.42 ID:wBD+RMOA
石森がいなければ弘兼、あだち、雄彦といった御都合主義作家は出てこなかったとされる
日本漫画界の崩壊に大きく貢献したね
フィクションにご都合主義じゃない作品なんてあるのかね
と、たがみよしひさが言っていた
>>608 69年夏頃の文藝春秋とある程度特定してるし、ちゃんと誌上記事だから
人の話しでしかない「石森ジュンは漫画じゃない」よりむしろはっきりした話でしょ。
神様は接点のあるなしじゃなく、純粋にマンガ作品として反応するんでしょう。
俺は大友や諸星や佐々木マキを気にした手塚治虫はすごいと思うよ。
むしろ、石森をライバル視していたとしたらそっちの方が意外だ。
COM誌上でジュンを批評(随想マイマイカブリ)していたのを読んでるけど、
嫉妬というより完全上から目線だった。
なんだかんだ言いながら
石ノ森好きだよな
「漫画じゃない」、といえば、手塚がアシスタントに
「いま、どんな漫画が面白いの?」って聞いてきて、
つげ義春の紅い花とかを挙げたら、
「ふーん、でも紅い花は漫画とは言えないんじゃないかな」
と手塚は言ったというエピソードがあったなw
やっぱり人気に嫉妬して言っちゃうんだろうか
後年、つげ義春は好きとか言ってたし
>>618 69年頃に手塚は文春と関係あったのかな
手塚がライバル視したのはあくまでも少年漫画を描いてた人
大友や諸星は気に留めてただけだね
土俵が違ってたから
>>619 好きな事は語りつくしたので、粗探し考察をしている状態だなw
粗だらけの人だからやり甲斐がある
>611
富田って誰やw
625 :
愛蔵版名無しさん:2011/07/28(木) 06:54:22.66 ID:96oLtQiV
ジュン事件よりも数年以上まえのことであった。
クリープの宣伝に手塚治虫が出ていたことがあった。
そのときに(無理やり?)言わされていたせりふは、
「クリープを入れないコーヒーなんて、
せりふのない漫画みたいなものです。」
というものであった。
当時のCMフィルムは発掘されないかなぁ。
クリープ以外にも虫プロ社長時代には手塚は
テレビのクイズ番組とかCMとかちょくちょくよく
出てたんだが。
それは風刺なんかなくても面白いマンガは面白いという意味か
手塚もサイレントマンガなんてのを描いたような気がする
純粋な娯楽作品などという無益なものは、
否定すべきだという価値観が残ってた時代の話だな。
かなり最近まで、タテマエ上は漫画といえば社会風刺漫画を指してたからだよ
小松左京も往っちゃった。
「くだんのはは」の漫画を読んで、出来の良さに感動して
わざわざ会って、それを伝えたらしいね。
小松左京訃報スレでも漫画版くだんのははの話はでてるね
ラストの駒は結構インパクト強かったからな
ジュンの復刊のページ見てたら
ブログでは愛読してた
すがやみつるの「仮面ライダー青春譜」も書籍になるんだな。
さすが40周年の恩恵。
ここでよく言われる009はデビルマンの存在で完結編が書けなかった。だが異論があるな。デビルマンは神と悪魔の物語であり、009は神と人間の物語だろ違ってくると思うが。
造物主(神)の前での被造物に過ぎない、と云う点では悪魔も人間も同等。
創られし者のコンプレックスってのは、『失楽園』から『フランケンシュタインの怪物』に至る
西洋文学の根源的なテーマのひとつだわな。
『キカイダー』では、フランケンシュタイン同様
造物主と被造物の関係を人間とアンドロイドに置き換えて成功した。
ピノキオや力太郎の改変をそうやって大げさに言うから相手にされなくなったんじゃないかな
でも別物には出来たわけでしょう。明は最後に人間を見捨ててたが、ジョーはたぶん見捨てないだろう。それに作品の良し悪しはともかく読者からリクエストが来てるんだから出せたろうに。
キカイダーのラストのセリフはないほうがよかったと思う
少年漫画だから、わかりやすさ優先なんじゃないのかな
手塚ならマイノリティーとマジョリティーの問題に還元しちゃうところだね。
同じロボットと人間を扱っても、関心の置き所の違いがよく出ている。
俺がアホなんで教えて欲しい、手塚と石森でどう関心の違いが出てるのか。
そもそもピノキオってのが鉄腕アトムのオマージュ
話が複雑なんだな、俺はキカイダーは兄弟殺しのとこしか印象に残ってないから。
>>636 マンガ家入門か続マンガ家入門に
「将来描きたいマンガはミルトンの失楽園をベースに…」
というのがあったよ
俺は作画協力(ひおあきら、土山芳樹、細井雄二、山田ゴロ)
という長ったらしいクレジットしか印象にないな。
ほとんどの作品にあてはまる、社会から疎外された超常能力者の孤独というモチーフ。
世間は全然わかっちゃない、低級な凡人ばかりで絶望する、自分はやれば何でもできるんだよ、まだ、やっちゃいないけど・・・・・・的なアレですよね。
地方の秀才であった石森自身の姿でもあったんだろうな、と思ったり。
>>647 えー?
そんな傲慢な悩みじゃなかったとおもうけど。
この人で思い出すのが、四畳半襖の下張り。で話に直接関係無いが、夜に落ち葉舞い散る中タバコに火をつけるためライターをカチッ、と薄明かりの中で男前の自画像。石森さん嫌いな人はこうゆうキザなとこだろな、俺はお洒落だと思うが。
651 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/06(土) 16:38:10.96 ID:89A9zYbf
傲慢というか、薄情なところはあると思う。
特に、自分の作品に対する愛情がこんなに薄い漫画家も珍しいのでは?
過去の作品を語るとき、反省というより突き放すようなことを言うからな。
「周りは騒いでいるが、俺はそんなに思い入れは無いよ」という感じか。
それは結構みんな言うだろう
手塚なんかアトムをケチョンケチョンだし。
自分の作品はみんな腹痛めて生んだ子供のようなもんだろうけど
その中でとりわけ周りからちやほやされてる子供がいたら
ちょっと冷たく遇してしまうという感情に似てるんじゃないか
653 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/06(土) 17:04:49.50 ID:89A9zYbf
>>652 いや愛憎半ばというのか、人間大好きなものは同時に殺したいくらい憎くくなるというのか。
手塚が「僕は鉄腕アトムが嫌い」とアシスタントに告白したというが、それって逆にものすごい拘りがあるからだろうな。
ヒット作になったばかりに、自分の思っていたものと違う形になってしまった。
アニメになって他人の手を介して人気を得たから、何か面白くないとか。
手塚には自分の作品への強烈な拘りが見えるんだよ。
でも石森はそういうのが無いように見えてね。
もう少し後に生まれて、大学に行って、企画屋になれば良かったと思ってたんじゃないかな。
>>651 そう言えば、オールナイトニッポンの仮面ライダーZX特番だったかで
リスナーが「何で本郷ライダーを殺したんですか」って質問したのに対し
「あれ?殺したっけ?覚えてないや(笑)」って答えてたな。
実際は死んでないから、間違ってはいないんだけど
「覚えてない」ってのがこの人なんだなって思ったわ。
656 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/07(日) 19:34:27.08 ID:mBI3OjAf
小松左京がなくなったことを伝える新聞等の記事の多くは、
SFがあたかもSF小説(短編、長編)の作家(文章書く人)ばかりで、
戦後の日本に立ち上がったかのような書き方をしていて、
圧倒的な影響力を持っていたSF漫画(例えば手塚治虫)などの
SF漫画作家のことに言及していないのは極めて不満不公平である。
漫画は低俗幼稚、小説は大人向きというような意識があるのだろうか。
戦後のSFがまるで小松左京、眉村卓、星新一の3人とかで成り立っていた
ような書き方している記事には事実誤認であると申し上げたい。
いや、やっぱり小説家と、あとは翻訳家だろ
浅倉久志とか福島正実とか
自分の知る限り、日本沈没で有名なSF作家がなくなったという簡単な報道がほとんどだったと思うけどね。
悲しいことに。
日本のSF史については、少なくとも明治から連綿と続いてるものだから、簡単に語れるもんじゃないと思う。
マンガとの絡みでいえば、小松左京のプロデビューが手塚の影響で学生時代に描いた、赤本マンガだったというのは有名だけどね。
石森のミュータントサブの最初の単行本にも解説を書いている。
―今、マンガには子供向けか、オジサン向けのものしかないが、ヤング向けのものがあってしかるべきで、石森こそがそれを担うべき人だ―
大意そんなことを昭和41年の時点で書いている。
石森は、SF大会なんかに参加したって話は聞かないよね
手塚に遠慮してたのかな?
小松以外で褒めてるSF作家っていたっけって感じ
例の世界一周の時、シアトルの世界SF大会で
ハインラインやポール・アンダースンなどと親交を持った話とか、
第一回の日本SF大会にはゲストで出席したとかいう話はあるけど。
SF作家といえば、山田正紀がマンガ家志望だった学生時代に、石森に原稿を見てもらったそうだ。
661 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/09(火) 00:37:18.19 ID:Tu8JdGuu
最初の頃SFという言葉は日本人にはなじみがなかったので、
「科学空想小説」「科学空想活劇」だとか「科学冒険漫画」
などのように表記されていた。レインボー戦隊ロビンとか
サイボーグ009の登場当初もそうだったはず。
SFといえばSMと間違えられるというジョークネタも案外真実を突いていた。
まさか、目黒の秋刀魚。も真実なのか。
手塚治虫の「僕は漫画家」に出てたな。
目黒のSF大会がサンマとフグの会と間違われる話。
あと小松左京が祖母から「もうナイロンの時代なのにウチのミノルはスフなんかやっていて大丈夫かねえ」
と心配された話とか。
スフ(ステープル・ファイバー、人絹、レーヨンともいう。パルプやコットンリンターなどから絹に似せて作った再生繊維)
まぁこのスレをのぞく人の半分くらいはスフを知ってるだろうw
小松左京とか思春期に軍国主義を叩き込まれた作家の作品はSFといえど精神主義とか
根性論が色濃く反映されるが手塚は同世代としてはそう言う部分は薄かったな。」
>>665 虚弱でスポーツが不得意なのに軍事教練でシゴかれて嫌になったところとかは小松も手塚も共通してるよ。
というかこの世代で軍国主義を肯定している作家はほとんどいないだろ。焼跡闇市派とか言われるくらいだし。
小松は共産党に入党して活動していたくらいだし、「地には平和を」「召集令状」「戦争はなかった」という短編は
反軍国主義・反戦がテーマ。
SF作家で右翼的なのは石原藤夫くらいか?荒巻義雄は商売で仮想戦記書いていただけで思想的なこだわりは無さそうだ。
新刊まとめ
8/3 「仮面ライダーSPIRITS the beginnings」村枝賢一 震災復興支援総集編コンビニ本
8/18「仮面ライダー青春譜」すがやみつる
8/下旬「佐武と市捕物控」完結集 コンビニ本
9/13 「ジュン(0・1)」
10/上旬「リュウの道(3・4)」秋田文庫
10/13「ジュン(2・3)」
10/21 DVD「復刻!東映まんがまつり1974夏」フィンガー5の大冒険を収録
10/26 DVD「ウルトラマン対仮面ライダー」対談も収録
11/15「ジュン(4)」
たしか70代後半か80年代前半に月間少年マガジンに連載されていた石森先生のSF漫画の
タイトルを覚えている人はいませんか?
ザ・スターボウかな?読んだことはないが。
670 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/13(土) 10:25:15.55 ID:0PAV0q3q
がんばれロボコンのマンガなんて石森が描いたのより、すがやみつるの方がずっと面白かったなあ
石森こそ無駄に過大評価されてる漫画家だな
60年代の輝きと、それ以後の煤け方をリアルで体験しないと石森は語れない
石ノ森を語りたい人はいつでもご自由にw
673 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/13(土) 16:23:18.23 ID:0PAV0q3q
赤塚不二夫は、石森のアシスタントをやってた時期もあったそうだけど。
その後のギャグマンガの歴史は赤塚抜きでは語れない。
現在のギャグものの系譜は、赤塚に通じていると言っても過言ではない。
漫画家で赤塚を信奉している人も多いし。
石森はそういう扱われ方はないよな。
あの頃の赤塚不二夫とか水木しげるとか白土三平とかは一作家一ジャンルみたいな感じだったな。
ギャグだけ、妖怪モノだけ、忍者物だけとか特定のジャンルしか描かないけど、それだけ掘り下げて究めるというか。
赤塚のギャグにしても独特のもので模倣しようとしても仲々できない。
今の「銀魂」とかのボケとツッコミあるギャグというのは赤塚の影響というより山上たつひこ-田村信とか高橋留美子
吉本新喜劇、漫才ブーム以降のお笑いの影響が大きいと思う。
米沢嘉博は、ユーモアやコメディじゃなくて
正しい意味でのギャグマンガは「テレビ小僧」が始まりだったと評してるね。
石森の単行本ってトータルすると三兆部売れたっていうよね。
三兆部ってーと、例えば300万冊×100万部か
日本の古今の漫画全部でもとても足りないな
>>675 石森本人はスラップスティック(ドタバタ)は、
自分がテレビ小僧ではじめてやったって書いてるな。
>>677 小野寺丈(長男)がヘタクソな芝居で食っていけるのは親の遺産のおかげだよな
おれ、「009」天使編の絵が好きなんだけど、あの時、ペン入れしていたのって誰?
本人です
いや絶対に違う。
レンブラントの工房みたいだなw
還暦のうちのお袋に「石森章太郎は知ってる?」と聞いたら
「そりゃ知ってるよ。あたしの子供の頃の漫画家や」というので
「じゃあ藤子や赤塚とかは?」と聞いたら
「あんなんはもうあたしが大人になってからやから知らん」と。
「子供の頃読んだ石森作品って?」と聞いても覚えてないと。
50年前に女の子が読んだ石森作品ってなんだろう?
「マンガ家入門」に載っている「龍神沼」と「夜は千の目をもっている」が1961、1962年だな
「おかしなあの子・さるとびエッちゃん」(1965)あたりかもしれん
別に女の子が男マンガを読んでもヘンじゃなかったけどな
とくに石森マンガはおシャレだったから
009を読んでても不思議じゃないよ
>>685 50年前に『少女クラブ』や『なかよし』(増刊)に掲載されたものは、こんなところかな。
1960 「金時さん(59〜)」 「雪の日に」 「かげろう」
1961 「にじの子(60〜)」 「きのうはもうこない、だがあすもまた‥」 「龍神沼」
1962 「夜は千の目をもっている」 「きりとばらとほしと」 「江美子STORY」
1963 「あかんべえ天使」
689 :
685:2011/08/14(日) 22:34:57.51 ID:???
色々感謝です。
ただお袋は1947年生まれで今年64だだから60年代はありえないな。
他に読んだ漫画っていえばリボンの騎士だけしかおぼえてないらしいし。
そうなると大ヒット作じゃなくても50年代の少女雑誌に載ってた漫画を
覚えてたってことだろうかな
いずれにせよトキワグループではテラさんをのぞけば先んじて
名を売ったのはやはり石森だったんじゃないだろうか
>>683 「海の底編」は、明らかな代筆だけど
「天使編」は本人だと思う。
逆に、アシだとあそこまでラフな線は引けないw
サンデーコミック10巻のカバーに使用された
天使編の表紙絵は、竹宮恵子たんが着色したと
俺は見ている。
「ロボット刑事」のコウノトリが撃たれた話での工場の絵は、
線が恐ろしくヘロヘロだなあ。経験浅いアシだったのか?
東京新聞文芸欄で作家の今野敏先生インタビューでいとこにあたる石ノ森章太郎からの言葉を座右に銘していると答え、
石ノ森先生曰く「作品の質って言うだろ、でもね、質なんて量を書かなきゃ変わらないんだよ」との事
インタビューの最後で今野先生は「物語をいくつ書いたか、じゃない。終わらせたか、です(中略)
プロは今までいくつ終わらせてきたかが重要なんだと思いますね。石ノ森さんも、そうやってきましたし」と締めた
いやそれは‥
694 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/15(月) 18:01:08.96 ID:Umb9ng5F
>物語をいくつ書いたか、じゃない。終わらせたか、です
これ、皮肉じゃね?
幻魔大戦は三つ書いて、一っも終わらせられなかったのに。
そのうち二つは原作の平井和正のせいだがな。
佐藤大輔とかもなあ
石森の描く手塚ってなんか嫌な顔だけど
複雑な心境の現れなんかな。
頭デッカチの火星人だったなw
699 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/16(火) 17:29:13.74 ID:eJnABUu4
マンガ家入門だっけ?
俺は素直に手が八本あるくらい描く速さと扱うジャンルの広さの表現だと思ってた。
ロボット刑事に、ちょび髭つけただけの手塚治虫がいたなw 医者役で。
ショボい悪役だったなw
火星人のイラストは追憶漫画だったと思う、あれは嘆きながら書いてる感じだった、ロボット刑事は知らない、どんなん。
そういえば坂口尚のウルフガイは
後半に登場する悪徳医師を神様そっくりに描いたせいで
永らく封印作品になってたらしいね
ロボット刑事のラストはヒドすぎる・・・
と思ったら初期の少女マンガのときから割りとオチは投げる人だったんだよな
「きりとばらとほしと」「昨日はもう来ない」なんかは逆に叙情性があるんだけど
ロボット刑事にま、マザー!になると笑うしかない
ロボット刑事は、テレビの打ち切りの道連れだったんでは
メディアミックスの元番組が消えたら、強制終了が普通だったからね
あの姉弟をミツコ&マサルのその後という設定にすれば
キカイダーと繋がって面白かったのに、とつくづく思う。
707 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/18(木) 00:37:24.12 ID:D3tH3Fo+
イナズマンとは繋げましたが。
708 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/18(木) 09:28:22.62 ID:NFBlnNBX
石森章太郎の多くの作品は最後が投げやりな終わり方のワンパターンです。
ストーリーの面からみると長編漫画家としてはちょっと問題ありです。
彼はビジュアルの人だったのです。そうしてアイディアは借り物それも
あまり料理していない素材に近い物を出して恥じなかった。どうせ漫画
読んでるようなやつは子供だったり、本とか特に英語の本など読まない
馬鹿ばかりだからばれやしないだろうという感じかな。
自分が感心、感動したものを子供読者にも教えてあげるって感じだったと思う
チーフアシの豪ちゃんと一緒に「大魔神」を観に行った石森先生
仕事場に帰ると、さっそく大魔神を萬画に登場させたという。
「これでいいのか?」
と、原稿を手にした当時の豪ちゃんは、首をひねったそうでガス。
「エッちゃんとサブ」だっけか。
けど、豪ちゃん先生の「ウスラセブン」はマズイだろうと思ったでガスよ。
>>692から考えると「物語を終わらせる」というのは今野敏先生は石ノ森先生を反面教師として見ていたのだろう。
>>710 けっこう仮面を描くとき永井先生は「これれいいのか?」と首をひねらなかったなか。
714 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/18(木) 17:53:55.59 ID:Qp0l9LKv
>>710 別に漫画家が流行に敏感なのは悪いことではないけど・・・。
そのまま登場させるのはプロとして如何なものか。
「萬画」って、「何でも自分のものとして描いちゃう」という意味になるんじゃない?
>>711 ウスラセブンは速攻で円谷プロからクレームがきたでガス!
ウスラセブンはクレームがきても封印されなかったのにスペル星人は封印されてしまった
カミソリが送られてきたのはけっこう仮面の「裁縫部009」だっけ?
それと、バイオレンスジャックの人犬でガスな
720 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/19(金) 09:48:04.52 ID:B6I6erat
>>717 円谷プロは、クレームつけるのは馴れてても、
クレームつけられるのは馴れてねーでガスよ
009のヨミ編の設定は、バローズ「地底世界ペルシダー」のパクリ
723 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/19(金) 17:25:24.95 ID:SziTAUuD
知らんちゅうねん。作者も作品も。そんな事言い出したら何も書けん、誰にも迷惑かけず誰もわからんならほっとけ。
設定とシチュエーションを混同しているよ
おじいちゃんしっかりして
そんなこと言い出したらタイムトラベルものはウェルズしか書けん。
換骨奪胎はかまわん、どのくらいオリジナリティを付加したかだ。
石森テイストとゆーか、フレーバーは加えられたけど
オリジナリティはあまり感じなかったな
728 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/21(日) 20:03:43.86 ID:X/oI/+V4
名前にノの字が入ったあたりから急激に過去の人になった感じがしたものだ。
俺は石森の漫画をまだひとつも評価してないけど
島本和彦のアオイホノオなんか読んでると影響力は
やっぱ凄いらしい。自分には理解できんけど低く見るべきじゃない
ということかな
>>728 自分もだけど、あえて「石森章太郎」と言ってる人が結構いるね。
「石ノ森」以降の作品とは一線を画しておきたい思いがあるからだろうな。
>>728 小ノ寺章太郎
もともとノが入ってるでガス
マシンマンのアイキャッチを描いてるのは誰だろう?
>>729 50代あたりの漫画家は、ほとんどマンガ家入門を読んでるんじゃないかな
アレは数ある漫画家入門本界の不滅のベストセラーだからさ
ある意味聖典でもあるw
>>733 あの本は漫画の手法入門書というより「いかに漫画は優れた総合芸術家なのか」という
アジテーションのほうが力が入ってるからな。
聖典でありマルクスとエンゲルスの共産党宣言みたいなもんだな
>>735 ブログ主のドヤ顔が目に浮かぶのう
昔の漫画家は洋物のリスペクトやインスパイアやパクリwが
なんか許されてた、ゆるーいもんだったんだ
ただそんだけ
漫画家には漫画バカ一代って感じの人がいるが
石森はマンガ秀才一代って感じだな
バカでも天才でもない
738 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/23(火) 12:48:18.04 ID:qyBqUv7C
>>736 ですね。私は009をリアルタイムで読んだ世代ですが、
SF好きでもあったのでヨミ編がペルシダー設定なのは知ってました。
オリジナリティのなさは子供心に感じてたけど「パクリだ!」という意識はなかったですね。
お、石森は今度はペルシダーネタできたかというような感じ。
今頃ドヤ顔されてもなんだけど、発想元の詮索自体は興味深いんで話題にするのはかまわないかな。
今は指摘する方もパクリパクリと悪いことのように言って、ファンはナーバスに反応する。
もうちょっとゆるくおおらかに話せたら面白いのに思います。
739 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/23(火) 17:50:27.15 ID:NtWnSuou
俺も同意。じゃストーリー漫画を書くたび手塚のパクリ呼ばわりされなアカン事になる。手塚は好きだが、それはウザイ。
ただ単に知識自慢したいだけだからほっとけ。
ヨミ編の文庫解説担当の小谷真理はバローズの名を出すなと編集から言われたのか?
SF小説って好みじゃないから俺一冊も読んだことない
非SF小説は読むのか?教科書以外で
>>741 いまさら、地底世界設定なら当たり前すぎるからとも思えるけどね。
大昔だけど「ミュータントサブ」の解説で小松左京はレインボー戦隊に
からめて「キャプテンフューチャー」に言及してるし、福島正美は
「赤いトナカイ」の解説でハインラインの「大当たりの年」と比較してる。
今より、おおらかだったんでしょうね。
>>742 石森章太郎はSFマニアを自称してる。シアトルのSF大会に出席して
ハインラインと話したことを嬉しそうに赤いトナカイの前書きに書いてた。
赤いトナカイの前書きには続きがありまして、
「連載半ばの時、SFマガジンに『大当たりの年』が紹介され、なんとこれが赤いトナカイに似ている。
でも遠慮無く僕は描き続け、こうして単行本にして出版した。機会があれば向こうの赤いトナカイも
併せて読んでみてください」
似ている(自覚はしてたんですな)けど、真似ではないよと言ってるわけです。
SFマガジンが初紹介なのかとか裏を取った訳ではないから真偽は不明ですが、そんなことより
当時(昭和41年発行のコダマプレス刊)ののんびり感を示す文章ではあります。
私はこの「赤いトナカイ」や「幽霊船」の頃のちょっと泥臭い作風が好きです。
地底世界はヴェルヌが先駆だが敵設定はバローズの影響モロだが。
海外SFのアレンジならヨミ編よりロボット刑事が上出来と思う。
あと「家畜人ヤプー」は原作の方がいい。江川版もそうだが漫画に説明文が入りまくるとテンポが悪くなる。かといって
作品の性質上、省略もできない。時代小説の漫画化だと説明省略することも多いが。
>>746 江川版は、ありゃヒドかったね。
左手が描いてるのかと。
普通に右手で描いてる石森版がネ申に見える。
パクリを認めてないなら責められても仕方ないな
藤子Fは海外SFの影響を素直に認めてるし、
水木しげるはラヴクラフトの盗作をしたとインタビューで語ったことがる。
バローズはジャングルブックの影響でターザンを書いたと言ってる。
藤子はパクリ認めてないだろ
見苦しくも指摘されたら絶対してないなどと言い訳する有様
751 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/25(木) 01:32:41.72 ID:BddMfLsu
こうゆう匿名で逃げ回ってる奴が巨匠をののしれるのが2ちゃんねるだわな。取りあえず藤子や石森は顔も名前も出してる、750お前も出せば。
藤子を叩いたとたんにいきなりガチ切れか
最近無駄な叩きが多いと思ったら藤子オタが紛れ込んでたんだな
753 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/25(木) 02:06:36.11 ID:BddMfLsu
ちゃうちゃう、藤子さんも嫌いじゃないが好きでもない、ただ、お前ごときに馬鹿にされるレベルの人じゃないって話だ。
ならもうちょっと早くキレろよ
石森スレで石森がずっと叩かれてるのは傍観なのに
藤子が出たときだけ突然反応してんなよ
たまたま今通りかかったとか古い言い訳すんなよ
石森のパクリは正史にも書かれてるからなw
なんで手塚信者は石ノ森を叩きたがるんだ?
>>756 ある世代以降は、石ノ森のほうが上だと勘違いしているので
老婆心から、ツッコミをいれるという側面があるでガス
石森叩きは、みんな可愛さ余って、ってやつだよ
石ノ森なんか誰も興味はない
こん中で石森嫁とセックスしたホストいる?
でガス
でガス、とか言っても永井先生が最後にそのセリフ喋るキャラ出したのバイオレンス・ジャック
の学園番外地編ぐらいだからもう30年ぐらい前、ここに居る人は元ネタ分からんよ。
藤子Fで良く話題に出る
マシスンの吸血鬼は「きりとばらとほしと」で、
ブラウンの闘技場は「5SS」で60年代前半に、わが石森先生は既にネタにしてたりする。
まあ、だからどうしたという感じだけど、パクリ厨はこんな話が好きなんだろうね。
パクリ厨じゃなくて推理ファンがトリックを分類整理ようなもんじゃね?
>>762 http://www.fujiko-f-fujio.com/word/word28.html 話はガラリと変わりますが、かねて機会があれば言いたかった弁解を一つ。
収録作品中の「休日のガンマン」と「定年退食」についてです。
「休日のガンマン」は昭和四十八年、『ビッグコミック』に発表した物ですが、
書き終えて間もなくユル・ブリンナー主演「ウエスト・ワールド」(注2)の試写を見ました。
そして、あまりの類似にゲッソリしたものです。単に作品として発表した部分だけでなく、
アイディアとしてはあったのですが頁数の都合で省略した時代劇ブロックまでが、
映画にはちゃんとあるのです。もちろん偶然の一致です。
試写を見るまではこの映画の存在も知りませんでした。
参ったなあと思っていたら、次は「ソイレントグリーン」(注3)です。
これ又、少し前に書いた「定年退食」にそっくり。安直にマネしたと、
読者に受け取られても仕方のない状況でした。今もそう思っている人たちに声を大にして言いたい。
絶対に絶対に盗作な゛ではありません!
>>764 闘技場はSFの定番でスタトレでもアウターリミッツでもあるから
直接ブラウンからでない可能性もあるね。
闘技場といえば、逆にスターウォーズEP2の闘技場のシーンが
009ヨミ編の機械獣たちと闘技場で戦うシーンにそっくりだけど
参考にされた可能性はあるのかなあ。
アメコミあたりかもしれないけど、アメコミ好きではあるのだけど見たこと無いので。
※ワンダーウーマンはギリシャ神話オマージュ多いので、闘技場シーンはあるかもしれない。
キカイダーはピノキオの本歌取りでパクリとは言われないよね。
NHKの特番で009をハリウッドで実写映画化検討中とかいってたけど
ヨミの設定が障害になるな(そういやコブラの冒頭どうすんだ)。
ペルシダーって100年前に書かれた作品だぜ
ERBは1950年死去だから、通常なら2000年には著作権切れだね。
米国内で映画の著作物の70年が適用されると、2020年までだからもうちょい。
著作権とは別に倫理的にどうかね。ナディアの原案をヴェルヌにしたようにすればいいのか?
後年の火星を舞台にした「ストレンジャー」は、
バロウズとジョン・カーターに献辞を捧げてるよね。
勝新と市やんのキャラでトラブって以降は
オマージュといえども気を使わざるをえないようになった気がする。
てか、マンガの影響力も無視できない時代になってきた、牧歌的時代が終わろうとしてたという事なんだろうなと思ったり。
773 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/27(土) 03:20:39.77 ID:YY6z3f5c
ついてこれないなあ、俺はこの人では、リュウの道。が一番好きだが、これも元ネタあるの。
リュウの道以前に赤旗で連載したおわりから始まる物語というプロトタイプがあるから
自己リメークであるけれど、そのものずばりの元ネタはないと思う。
775 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/27(土) 16:55:15.15 ID:YY6z3f5c
そうなんだ。個人的にタイトルもお洒落に感じる、どっかで読めないかなー。
美少女仮面ポワトリンや怪傑ズバットも原作
石森になってんのね。どこまで関わってるんだろうか
>>775「おわりから始まる物語」は以下に収録
少年チャンピオンコミックス「原始少年リュウ」第3巻(2巻かも)
秋田文庫「原始少年リュウ」第2巻
石森章太郎選集第9巻
私の持ってるのは「石森章太郎選集第9巻」。
表題作は「そして…だれもいなくなった」
「そして…だれもいなくなった」のすぐ次が「おわりから始まる物語」という秀逸の編集。
図らずも「おわりから」が「そして…だれも」の後日談になっていました。
779 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/27(土) 21:12:22.16 ID:QvWd1Ncm
ありがとう、買ってみる、それにしてもタイトルらしくないのがいい、さるとびエッちゃん。も、おかしなおかしなあの子。だろ、センスが良いと思う。
>776
一応キャラデザは本人がやってる。
ズバットはTVマガジンだかに描かれた
聖悠紀の漫画が面白かったなぁ
TVだと天本さんだった用心棒が、イケメンになってたな。
しかも登場擬音が「ゆらり」でw
いっぺんズバットは見て見たいなあ漫画のほうは興味ないが
石森は自覚的にやってる(SF界で積み重ねられ共有してきたイメージを積極的に使ってきた)のは明らかなんだし、少なくともSFファンで非難する人はいない。逆にバカにされるのがオチ。
不条理日記をパクリというようなものだから。
ちなみにリュウの道から連想させられる作品は、
猿の惑星、地球の緑の丘、地球の長い午後、トリフィドの日、収穫、鋼鉄都市、百億の昼と千億の夜、闇よつどえ、黙示録3174年、人形つかい、2001年宇宙の旅など
SFがサンマ&フグや人造絹糸と間違えられるような時代においてはSF小説ファンはパクリも啓蒙活動の一環として大目に見てきたようなところもあるな。
それにSF小説のマニアは小説を漫画より上に見る傾向が根強かったし、きっかけは漫画からでもこっちの世界に入ってくれればいいというような感情だろうな。
ゴレンジャーの最終回をさっき見たけど
ミドレンジャーてえらく今風のイケメンだな
あれなら東映特撮以外でも人気出たんじゃないか
パクリを並べたらSFファンが注目する?バカ言え
そんなことしたら益々見下す傾向が加速するだけだ
SFマニアがマンガを下に見ていたということはないと思う。
挙げられるとすれば、SFマガジンの初代編集長がSFは大人の読み物だということを強調するために
あえて戦略的に、マンガを推すことをしなかった時代があること。
それから、SFファンダムに、マンガとアニメだけで小説を読もうともしない勢力が台頭して、古参の反発をかっていた頃があったということ。
古いファンは最低限の教養として、小説と同時に手塚、石森も愛読していたはず。
島本のアオイホノオではなんか毎年SF大会というのがあったけど
古株はアニメや漫画はSFじゃないと見下していたとか
SFマニアというのは、古今のSF小説、マンガ、映画、アニメなどは知ってて当たり前。
新作を原書で読むようになって、やっと一人前の世界なんだから、
そんなつわものが集うSF大会で、アニメの話しかできないようなら疎外感を感じるのは当たり前ではなかろうか。
SFマニア必読の書に石森は入らんだろ
>>791 ヒエラルキー的にはこんな感じか?
洋書を原書で読む層 > 翻訳SF・日本人作家のSF小説を読む層 > 映像化・漫画化されたSFしか見ない層
「・ビジュアル派SFファンの覚えた疎外感
だが、事態はそう単純で甘くはなかった。
「ビジュアルが引っぱるSF」という新たな価値観をもった新規参入者は、もともと一種の選民意識と被害者意識を表裏一体で持つようなところのある古参のSFファンに反発を招いたのではないだろうか。次第に軋轢や分断が生じ始める。
アニメや特撮を大人の言葉で語りたくてうずうずしていたビジュアル派は、当初「SF性の発見」さえ行えば先達のSFファンにも認められ、仲間入りができると踏んでいた。だが、SFの世界で待ち受けていたのは「○○はSFではない」という、冷たいリアクションだった。
たとえば「月刊スターログ」(1980年10月号)の表紙には、「賛否大論争直撃ルポ SFアニメ・ブームを斬る! ヤマト、ガンダム、コナンはSFなのか?」と大書されている。新しく立ち上がったアニメ文化ごときは斬り捨てようという閉鎖的空気がSF界にあった証拠だ。
他にも不毛なSF論争は、いくつも存在した。 さらに不幸なことに、SFに踏みつけられたアニメファンが、今度は特撮を踏みつけるという構図すら発生した。」
氷川竜介評論集「さよならジュピター」
http://hikawa.cocolog-nifty.com/hyoron/2007/01/post_6257.html ガンダムSF論争なんてのもあったな
その辺は、スペースオペラはSFか?とか
ミリタリーSFは認められんとか、小説でも争われてたことだし
作品の質の問題だろうと思うけど。
ことさらに岡田オタキングとかが煽ったせいで妙なことになってしまってる。
ちょっと話がずれてるな
石森は漫画だからSFとして認められないじゃなくて
借りネタばかりでSFとして発展的なこと何もしてないから認められないだろ
いくらSFでネタの貸し借りは日常茶飯事とは言え
石森の何でも考え無しに仕入れちゃ吐き出す姿勢は
とても好事家の支持を得られるものではないだろう
60年代の007からのスパイ物も上手く取り入れてたっけなぁ
でも永井豪のスペオペ宙学まで噛み砕き過ぎるとそれはそれで叩かれたろうけど。
SF的には(良くも悪くも)ことさら問題にされる存在ではなかったということかな。
1979年に出たSFファンタジアマンガ編でも章をさかれて取り上げられてるのは
手塚・藤子(F)・吾妻・永井で、期待される人は諸星・萩尾・青池等。
石森は横山・桑田等とともに手塚に続く一群の一人でしかない。
筒井康隆編の日本SF大会ベスト集成でも手塚・永井・諸星・藤子・ますむらひろし
などは選ばれてるけど、石森は選ばれてなかったと思う。
799 :
798:2011/08/28(日) 23:50:08.10 ID:???
訂正
×日本SF大会ベスト集成
○日本SFベスト集成
日本SFに対する最大の功績はサイボーグの呼称を広めたことか。
基本的に異世界構築よりキャラ造形の人だった気がする。
サイボーグなんて言葉は009のずーと以前から漫画や映画で一般化してたぜよ
一説では戦前の黄金バットでは使われてたとか。
エイトマンでさんざん使われてる>サイボーグ
まあタイトルにすることで広まったと言うならそれはそうかもしれんが
さすがにオッサン多いな。頼もしいわ
エイトマンはサイボーグなのか?アンドロイドなのか?
たしか生の部分は脳ミソだけのはずだが、少しでも生の部分が残っていればサイボーグの
カテゴリーにはいるなか。
スーパーロボット。
806 :
805:2011/08/29(月) 06:11:55.53 ID:???
言葉が足りなかった。エイトマンは脳まで完全な機械ですよ。
サイボーグそのものが60年代になってできた言葉らしい。
擁護じゃないけど、石森がすっかりヘンシーンの人になってしまっていた
70年代後半の新しい本を出してくるのは公平に欠ける気もする。
筒井はSF教室では石森をちゃんと取り上げてるし
SFファンタジアの場合も別の巻では作品そのものものっけてるしね。面白くないけど。
>>804 どういう設定かはともかく作中で何度も使われてる
>>804 エイトマンがサイボーグじゃなくて
敵としてサイボーグが出て来るんだよ
いやいや頻繁に使われてたってことはない。
8マンは電子頭脳に東八郎の記憶をコピーしたスーパーロボット
谷博士の息子がサイボーグになって敵対するエピソードはあるんだけどね。
その他にサイボーグ人間C1号とサイボーグPV1号がある
あと、のちにウルフガイに流用された大滝雷太のエピソードもあるね。
有名どころでは手塚のホットドッグ兵団か。犬だけど。
一般化したのは009というのは確かなとこでは。
てか、この単語がこんなにポピュラーなのは日本だけじゃないかと思う。
8マンの敵は、はじめの頃はギャングのたぐいばかりで、
SFっぽい敵が出てくるのは、もう009も始まってる時期じゃないかな。
アニメエイトマン30話「サイボーグ人間C1号」が1964年5月28日放映
サイボーグ009連載開始が1964年7月
石ノ森先生のことだからその30話を見てサイボーグって言葉を知った可能性も捨て切れんね。
それで2ヵ月後にはもうタイトルに入れてると。
009で感心したのが、「生きた人間の皮膚の色を出すために」
血液を活用してるって設定。
水木しげるは1961年に「サイボーグ」という短編を描いていたり
「サイボーグ」という言葉の提唱自体が1960年USAの学者らしいから相当早い。
エイトマンはSF作家原作だから当たり前としても、水木しげるすごいね。
俺は009連載開始峙にはサイボーグという言葉自体は知ってたけど、たぶん
ボーイズライフだかのグラビア特集(未来の科学とかそんなの)でだったと思う。
ボーイズライフ懐かしい
中学生になるから、これから購読するぞ
と思ってたら廃刊になっちゃった
替わってビッグコミックと週刊ポストが創刊されたんだけどね
サイボーグのことは海外旅行中に雑誌ライフで知ったとNHKの番組で言ってたよな。
水木サンはどうなんだろか。
また嘘ばっかり
石森英語読めるのかよ
世界まんがる記出したのが1963年行ったのが61年だから、年代的には合うな。
世界旅行ってんだから、ライフぐらいは読んだでしょ。
>>819 私はともだちのにーちゃんが持ってたのを読ませてもらいました>ボーイズライフ
将来宇宙旅行には改造人間=サイボーグが行くようになるという記事(グラビア)がありました。
少年マガジンの大伴昌司グラビアの未来の兵器みたいな特集にもサイボーグ戦士でてきたけど
(たぶん絵は小松崎茂か石原豪人)これは009と同時か少しあとだと思います。
おれは、玩具の「変身サイボーグ」シリーズで知りました
僕はウルトラセブンの「サイボーグ作戦」ってエピソードでしりました
ちなみにアンドロイドも「アンドロイド0指令」というエピでしりました。
特撮番組のレインボーマンに出てくるサイボーグは斬新な解釈だよ
さすがは川内康範。
ここの住人で教育テレビの「サイボーグ009を作った男」を見た者少ないのか。
ちなみに電人アローは009と同じ年に連載開始。
言われて見れば電人アローもサイボーグ設定だな
機能的には0010と一緒か
830 :
愛蔵版名無しさん:2011/08/31(水) 01:20:15.98 ID:cnYCBwtb
828さん俺は見たよ、養老さんが出てたやつだろ、電人は知らんが。
さかのぼれば、サイボーグという言葉がない時代でも、ジェイムソン教授などのヒーローは存在してたり
(タンクタンクローもそうじゃないかなw、フランケンシュタインは違うか)
で、サイボーグという言葉がかっこいいイメージを与えるようになって後の時代に
あえて、「改造人間」仮面ライダー。
本来、人体改造の持つ背徳感、禁忌感をよみがえらせてて、いい感じ。
メガネっ娘ライダーだったらどうなっていたんだろう
石ノ森先生は
>>8OOが書いたみたいにサイボーグって言葉を日本で使ったのは
自分がパイオニア(もしくは世間に広めたと勝手に思い込んでいた)だと自負が有ったのでは?
それに自分の代表作のタイトルの一部にもなっているこの言葉に特別な思い入れがあったんじゃないだろうか。
だからウルトラファイトもどきの仮面ライダーにサイボーグと言う言葉は使いたく無い
あえて「改造人間」っていう古い言い回しを使ったんでは。
むしろ仮面ライダー当時はサイボーグって言葉が使い古されて
改造人間の方が今風だったんじゃないか
つうか仮面ライダー以前に改造人間て使われて無いだろ
どっかでマイナーな使用はあったかもしれんが
かいぞうにんげんって響きにいまだになんというか郷愁を感じる
「電人アロー」なんか出してくるから
さいとうたかをの「ザ・シャドウマン」を思い出してしまった。
あれは石森的変身ヒーローの先行作といっていいんじゃなかろうか。
石森のサイボーグのほうは外科手術で高性能の部品を埋め込む、究極は脳以外の器官を全て機械に置換するというイメージだけど
さいとうたかをのザ・シャドウマンのほうは今で言うバイオテクノロジーっぽいイメージが強いな
>>830 作者が鬼籍に入ったので勝手に推測するしかないが
009の神々が機械仕掛けなのはSFに対して拘りがあったせいかな。
まあ神話前夜の章やキカイダーはファンタジーに傾倒してるけど。
839 :
愛蔵版名無しさん:2011/09/02(金) 01:11:31.68 ID:ZV7MlzS6
840 :
愛蔵版名無しさん:2011/09/02(金) 01:41:44.89 ID:IJ7IQq2L
本当に読むのがつらいな、石巻のみなさん頑張ってくれ。ただ千羽鶴は見やすいとこに吊るしときゃ良いのに。
グッズショップのお手伝いをされている
佐藤奈津美(さとうなつみ)さん。萬画館の元スタッフ
は島村ジョーのシャツでも着てるのかと思えばミニーかよダメだろw
842 :
愛蔵版名無しさん:2011/09/02(金) 02:05:48.22 ID:IJ7IQq2L
スタッフじゃなくて元スタッフだから。いや、やっぱダメか。
843 :
愛蔵版名無しさん:2011/09/04(日) 22:05:27.17 ID:XLtaPGDz
844 :
愛蔵版名無しさん:2011/09/04(日) 23:26:15.97 ID:wv3KDRC5
お前には被災者の苦しみが見えんのか。
街づくりまんぼうに寄付するのは遺族にはあんまし関係ないよ
これは石巻の商工会に寄付するようなもん
846 :
愛蔵版名無しさん:2011/09/05(月) 22:29:59.10 ID:KUMLUbdI
石ノ森 章太郎 (著)出版社: ポット出版
=========================================
ジュン 0: 石ノ森章太郎とジュン
価格:¥ 2,310単行本: 272ページ
ISBN: 978-4780801644 発売日: 2011/9/13
ジュン 1: 章太郎のファンタジーワールド ジュン
価格:¥ 2,940 単行本: 344ページ
ISBN: 978-4780801651 発売日: 2011/9/13
ジュン 2: 魔法世界のジュン【アパッチ版】
価格:¥ 2,310 単行本: 220ページ
ISBN: 978-4780801668 発売日: 2011/10/13
ジュン 3: 魔法世界のジュン【リリカ版】
価格:¥ 3,675 単行本: 192ページ
ISBN: 978-4780801675 発売日: 2011/10/13
ジュン 4: 石ノ森章太郎のFANTASY JUN
価格:¥ 3,675 単行本: 136ページ
ISBN: 978-4780801682 発売日: 2011/11/15
高すぎ
848 :
愛蔵版名無しさん:2011/09/07(水) 22:36:30.35 ID:uJdnKc6x
d
普作
Blue Zoneのジュンは評価する
7Pのジュンも評価する
「JUNその他の旅」が抑制が効いててビジュアル的にも完成度が高いんだよな
ドッグワールドやグリングラスの彼もジュン?
853 :
愛蔵版名無しさん:2011/09/08(木) 22:19:41.47 ID:arzVV/TW
絵もカラーなんだもの、
しょうたろう
石ノ森さんと石森さんて、兄弟かなにかの血縁ですか?
石森先生亡き後のクローンが石ノ森氏
後継者だったということですか?
[二二二] ウヘ?
l∫∫ ⌒!
▽ 6丿
(─── )
 ̄ ̄ ̄ ̄
858 :
愛蔵版名無しさん:2011/09/09(金) 00:47:45.20 ID:egOzL29t
ボンボンかな、ウへが無いと分りにくい。
[二二二] ウヘヘ?
l∫∫ ⌒!
▽ 6丿
(─── )
 ̄ ̄ ̄ ̄
l´ ̄ヽ´ ̄\ ナンタルチャ?
匚 ̄ ̄l l
l◎◎ ̄ 6)
/ 凸 丿
 ̄□ ̄ ̄ /
`─── '
861 :
愛蔵版名無しさん:2011/09/11(日) 00:52:47.57 ID:lYImPWVM
えーと名前は何だったか、うーんなるほど、わからん、しかし僕らが大金持ちになったことだけはわかる。
ドキュメントトキワ荘物語は1980年だっけ?
あの年はみんなこの世の春だな。009は映画化されたし
(駄作だったとか)ドラえもんは再アニメ化されて
ブームが始まっていくし。手塚は火の鳥の映画を作るし
(失敗作だったが)もうみんな肩で風きり得意絶頂で
集まったろうな。つのだが来なかったのは梶原に苛められて
へこんで誰にも会いたくなかったからかな?
でも1970年に取り壊しが決まってみんなでトキワ荘の
漫画描いたのにその後壊されなかったわけ?
863 :
862:2011/09/12(月) 19:08:59.42 ID:???
81年だったらしい
,,,---─:::ヽ ,__
.///:::/´ヽ //−二─、_,
.│、l´::/´ヽ,-丿¨ヘ、 │ ⊂ __ ̄、丶二─┐ウヘ?
ヽヾ`¨´.....ソ(/´ 、ヽ, 」_⊂_Ε │ l
/丶 ./、 ̄、\...ゝ´ ̄ ̄ ¨¨¨−、 │ │
│││l,_丶-ヽ「´−── │ l.−、
l、ヽ「 ̄l ̄ ̄l ̄─l─ /´ .θノ
│ `l丶=⊥⊥..⊥-l./\、 ./´ ノ´
`─┌´¨´│  ̄´  ̄ ̄ ̄´ ゙l
l−゙─): ̄) \、 _.........───── .│
丶─´` ̄ 丶──ヽ二________/´
初歩的質問で正直すまんが石ノ森、藤子はわかるとして
手塚とトキワ荘の関係て何?住んでたわけでもないのに
トキワ荘の住人で将来性のある漫画家は手塚が金銭的援助したり
仕事回したりしてたの?
初期は手塚がまず住んでたんだよ
後から藤子とか石森とかが入ってきて
その頃には手塚は他所に移った
____
( )
Ц
ヽ!/
(>Q)
⌒⌒⌒
868 :
愛蔵版名無しさん:2011/09/14(水) 22:03:24.47 ID:4C9OO6dw
虫プロが傾く前は、手塚は後進の漫画家志望者などによく金をやったり
してたそうだ。アニメのライバルになる人たちにも虫プロでの製作の状況
をオープンにしてたと思う。金はいくらでも入ってきたので、気前よく
散財していた感じがある。
宮崎駿が面倒見もいいけど倍足も引っ張ってくるといってたな
870 :
愛蔵版名無しさん:2011/09/14(水) 22:10:49.61 ID:FWnENqeR
倍足って何だ。
ジュン、オールカラーじゃないのか
今から石ノ森漫画を集めてみようと思ってるんだけど、
新品中心で集めようと思えばやっぱり文庫中心になっちゃうのかな?
できれば大きめのサイズで集めたいんだけどなあ
あんまり大きくても置き場所ないけど
_____!_____
(____________)
│ ∧∧ │ < ここを、手塚スレみたいにしてほしくないんだがな。
(6 -○- 6)
( /⌒ヽ )
 ̄ ̄ ̄
ジュンのカラーページは
既存のソノラマ版と同じだな。がっかり。
モノクロだと薄墨に見えるページは二色原稿じゃないのかなあ。
今回の出版の価値はリリカ連載のやつが、初めてカラーででるということだけだな。
>>865 >住んでたわけでもないのに
まず、宝塚から上京した手塚がトキワ荘に入居。
手塚の紹介で寺田ヒロオが入居。
手塚がトキワ荘を退室するのを機に、手塚の部屋に藤子不二雄の二人が入居。
その後様々な若手漫画家が出入りするように。
>手塚が金銭的援助
有名なのは、手塚が退室する際、次に入る藤子のために敷金をそのままにしておいたことかな。
>仕事回したりしてたの?
まあそれなりに。
売れる前の赤塚は石森のアシだったり、編集が依頼してきた仕事を、手の空いている誰かに回したりはしてたらしい。
当然手塚も、自分のところに来た依頼のいくつかを「自分は手一杯だから、トキワ荘の誰かに頼めばいいよ」みたいなことを言って、仕事を回してたりも。
藤子のコンビが田舎行って原稿送らず帰っても来ない時にも
トキワ荘のメンバーで穴埋めしてたな
今ゴレンジャー見てるけど
ライダーシリーズや戦隊シリーズ、他にも特撮もの
に軒並み原作石森章太郎と出てたわけだがから、
当時のチビっこにとって石森章太郎という名前は格別
だったろうな。
この間知ったんだけど、
石森章太郎と石ノ森章太郎は別人らしいですよ
>>872 文庫がいやなら秋田サンデーコミックスなら現在も流通してる
009、キカイダー、幻魔、怪人同盟あたり
うちの弟はちびっ子の頃八手三郎の名前を覚えてたぞ
未就学児だとクレジットを見ないと思うけど
学校行き始めた小学生の低学年のころにあの手の番組を
見まくってたらきっと石森という名前は神様のように
すりこまれたんじゃないかな。
俺は仮面ライダーの
スーパー1とスカイライダーに夢中になったがその頃は
漢字も読めない保育園児だったし、小学生にあがって
剣道やらないとダメだったから、戦隊ものはみれなかったから
石森の名は脳裏に焼きついてないが
最近知ったんだけど、
石森章太郎と石ノ森章太郎は別人らしいですよ
石森章太郎と松本零士
八手三郎と平山享も同じ誕生日なんだね偶然ってあるものだな
>>883 小学館の学年誌には放送と同時に漫画が載っていて「原作 石森章太郎」と書かれていた。
自分も含めて、それで作者が仮面ライダーやゴレンジャーの作者が石森だと知った子が多いんじゃないかな。
石森がエラいんじゃなくて、代々創意工夫をして育ててきた実写スタッフがエラいんだよ
「HOTEL」、往年の名女性歌手を呼んでのディナーショーの話が好きだったなあ。
なけなしの金はたいて田舎から出てきた客の青年にアドバイスした女性が、
実は歌手本人で…という内容のやつ。
キカイダーのコンビニコミックが出ててびっくりした。
小学館歴史的傑作集たら、まだ継続してたのか…
>>888 自分はオーバーブッキングで、プラトンが大騒ぎになる話が記憶に残ってる。
外国人バックパッカーが、ホテルにテントを張るところがいい。
ロボット三等兵っていう古い漫画があるんだが、ネーミングが面白い。
二級天使は、これをヒントにしたかもな。
直接的にはフランク・キャプラの「素晴らしきかな人生」だしょ
テレビ見てたら女子アナが
「フランク・キャプラの名作、素晴らしきなり人生」と言ってたw
小説の仮面ライダーでもネタになってた。
FCの掲示板から見つけたがこんなのやるらしい
手塚治虫記念館「石ノ森章太郎の世界」展
開催期間
第54回企画展 “萬画(マンガ)”〜石ノ森章太郎の世界〜
2011(平成23)年10月28日(金)〜2012(平成24)年2月20日(月)
※11月23日・1月4日の水曜日は開館/12月29日(木)〜31日(土)は年末休館
宝塚市立手塚治虫記念館
住所:〒665-0844 兵庫県宝塚市武庫川町7-65
開館時間
9:30AM〜5:00PM
入館は、閉館の30分前まで
手塚記念館で石森展を開くの?
あの世で手塚が怒り狂わないか?
地元で鬼太郎のアトラクションショーがあっただけでも怒り狂ってたのに
そういうゲームあったら面白そう。源平討魔伝みたいな感じで。
水木そ操り藤子や石森の悪霊と戦い最後には悪魔みたいな手塚神と勝負
鬼太郎対怪物君対デビルマンなんて番組も妄想してしまった
神々との戦いにもしデビルマンが出てくるとどうなるのかな
それとも幻魔大戦やBRACKにつながるのか?
島本和彦の漫画で「髪の毛で片目隠れてるやつは
みんな石森章太郎のパクリなんだよ!」って言ってたが
まあ異論も出るんかもしれんでもそう考えるとやっぱ偉大なんだな
鬼太郎も009の影響なのかな
当然
石森は偉大だとは思うが、
髪の毛で片目隠れてると言えば忍者武芸帳の影丸だろう
墓場の鬼太郎も009より古いし
片目を隠すのが009の影響なのかどうかは置いといて、前例があったとしても
009の格好良さに影響を受けてみんな真似したってことで別に良くないかな。
小学生の頃、真似したよね。
>>903 影丸とか鬼太郎とか009より古いのはさすがに除けば、異論はない
906 :
愛蔵版名無しさん:2011/10/02(日) 19:06:00.21 ID:MwnywsE8
白戸三平の忍者キャラも髪の毛で一つ目が多いけどなあ…。
こっちは昭和30年代じゃマイカ。
鬼太郎もいるぞ
009以降で髪の毛で片目隠してるキャラって何だ
敵なら色々いそうではあるが
>>906 白土な。
俺も流れる髪と片目隠しデザインは、石森より白土の影響の方が大きいとは思うが
ここは石森スレだし、自重する。
デカ鼻はどうだろう。
912 :
愛蔵版名無しさん:2011/10/02(日) 22:39:17.67 ID:4xInrJaw
手塚さんの力有武。それがギルモア博士になったらしい。
お茶の水博士が降板して力有武が代演したらギルモア博士、てな感じか
914 :
愛蔵版名無しさん:2011/10/02(日) 23:46:59.50 ID:4xInrJaw
手塚さん自身が語ってたので間違いないだろう。
超人ロック
地球へ
エリア88
ジャスティ
マップス
キャラクターデザインを根っこから変えてるな
それにしてもアニメ含めて邦画CGは少なくともあと五年は
客から金とったらいかん
>>917 悪くはないが、009よりX-MENやファンタスティック・フォーを連想した
ラストは間違いなく009だけど
>>917 なぜこないだのアニメ版のままのキャラクターにしなかったのか?
気持ち悪い
後、中身は神々との戦いなの?
赤いマフラーでなきゃヤダ
922 :
愛蔵版名無しさん:2011/10/06(木) 00:35:44.49 ID:wk1b31c0
俺は不快感が残った。一番おかしいのはジェット以外が空飛んだらアカンやろ、しかもフランソワーズ、イワンほっといてチャンチャンコに任すなオイ。
>>917 キャラデザインを変えるのは別にいいとおもうけど
このデザイン自体に魅力がない
あとゲームのデモみたいなシーンは萎えるなぁ
あと攻殻と変わら無すぎなイメージがどうもね。
925 :
愛蔵版名無しさん:2011/10/06(木) 11:18:00.85 ID:wk1b31c0
それは知らんが素子とか言うのが003のイメージ崩してるらしいのが好かん、原作否定したいなら009使わなきゃエエやん。
009も攻殻も好きなので嬉しい!以外に言葉はないし
デザイン変更もありだと思ってる
1年先の公開が楽しみでしょうがないよ
否定ってw石森って押井の先祖でしょw
それはないわ
ストーリーはオリジナルかな
誕生編ベースでアレンジ加えまくって再構築って感じがする
009は三池崇史に実写化させればいいんだよ
役所広司を009にして、みんなハジキで戦う
もちろん歌舞伎町が舞台
>>929 あえて2012年公開だから完結編ベースじゃないかと。
それで同時に息子の小説もやっと出る、と。
内容が違う完結編だったら笑えるが。
どっかの宇宙戦艦でも、大地震物でもそうだけど、最近は女が強くなって(-_-;)
933 :
愛蔵版名無しさん:2011/10/08(土) 03:00:46.15 ID:ZddM77QD
女が強いのは昔からと思うが、何かイライラしてるアマが多いような。
ウーマンリブのころよりマシだろ
正直、この人の漫画は見てて寒いし、実際つまらん。
中盤以降、必ずグダグダになるのはお約束で、起承転結することも少ない。
じゃあ読むな
漫画は全てオチがなければならない、という
既成概念を打ち破った前衛だったんですよ実は
今、寒いけど昔はスーパークールだったんですよなぜか
グダグダで投げっぱなしなところが最高にイカしてるジャ〜ンとか言って
>>937いくら馬鹿と言っても昔の人もそこまで馬鹿だとは思えんが…
正直石森に全然興味なかったし評価してなかったけど
最近島本和彦がマイブームで、読んでるといかに彼が
石森好きだったかがわかる。島本を通じてみてみると
確かに石森というのは70年代特撮原作キャラデザも
含めて凄く偉大だと思う。ただやっぱり読んでても
面白いとは思わなかったな。発想やキャラクターデザインの
センスはいまさらながらすごいなあとは思ったけど
ぶっちゃけ石森は改名してからの漫画はつまらなくなった
ライダーを1作目とブラック読み比べたら雲泥の差がある
富野と一緒だなw
改名してからだともう晩年だし老害化してるしそんなもんじゃね
ホテルをあんな長期連載してる時点で俺の好きな石森じゃなくなってた
批判するために見だしたが
はまってしまったでござる
ロボコン、ゴレンジャーがピークで
キョーダインでは終わってる人でしょ
キョーダインの真骨頂は成井紀郎版。
あれを許した石森はさすがだと思う。
>>938 無理してわかる必要はないんじゃないかな
優劣の問題じゃなくて、時代感覚の問題だから
俺は今でも「赤いトナカイ」や「幽霊船」や「サイボーグ009」の初期を読んでわくわくできるけど
それは、はじめてリアルで読んだときの感覚を知ってるからで、今の人には無理でしょ
逆に、俺は、石ノ森改名以後はもちろん、ライダー以降の面白さは全然わからんから同じだけどね
まあ俺も島本は大好きだから島本にあそこまで尊敬されてるのを見ると
やっぱり凄い人なんだろうなあとは思うんだけど。
ただ島本ですら「テレビで石ノ森先生おかしくなった」って言ってるんだよね
島本のほうがよっぽどおかしいわ
本業、漫画家じゃないし
本業が漫画家じゃないというのもイミフだし、漫画家じゃないからおかしいってのもイミフ
島本ヲタがおかしいわw
島本ってただのパロ屋だろ
なんで一部で熱血漫画の第一人者みたいな扱い受けてるのかさっぱり理解不能
変なアンチがついてるということはわかった
ここは石森スレだから消えろキチガイ
石森スレで他所の変なのを持ち上げはじめた奴がますスレ違いだがな
「島本が持ち上げてるからすごい」とかアホか
その点に関してはスレちがいじゃないだろ
石森のよさがわからなかったけど好きな漫画家が
褒めてたから見直してみた、と。これは正しいあり方だ。
そこでその漫画家を叩くというのが思いっきりスレ違いなんだよw
そんなの得体の知れない島本だけが持ち上げられて
結局石森は落とされてるだろが
基本としてここはアンチスレじゃねえんだよ
別に得体知れなくないし
そこから間違ってる
1人で島本がおかしい得体が知れないとか騒いでるけどそれがよく分からない。
普通に有名作家だろ島本和彦って。だって俺ですら知ってるんだから。
なんでそんなムキになってるのかとかさっぱり分からない。
いや普通に見たこと無いが
なんか代表作あるのかその島本って
逆境ナインとか炎の転校生とか
つかお前知りもしないで暴れてたの?
無知が自慢になるのは小学生まで
分かった。石ノ森が嫌いすぎて石ノ森を擁護するもの全てに憎悪を燃やすようになってしまったんだな。
まあ納得した。
>>958 知らんなあ
石森スレにいるのにそんなしょうもない知識必要か?
お前が必要ないと思うなら必要ないんじゃね?
知ってもいないのにしょうもないとか判断できるってことは知ってるってことか。
自演するなら言葉を選べばいいのに。頭悪いなあ。
コバンザメしっしっ
>>963 それは俺じゃないんで
お前と違って自演とかしないから
はいはいw
ほらいきなり二連三連でレスしたのが
いきなり全部消えると怪しいだろ
自演するなら努力を怠るなよ
お前が言うなw
だって
>>960で結論出たわけだし
まだこの話題必要か?
島本ナントカアピールタイム失敗の巻
あんたが来なきゃ良かったのにね
キチガイにかまいすぎ
てか島本、顔じゃねえよ
少なくともこのスレで十両力士を讃えたら逆にほめ殺しになるよ
本人も困るだろう
手塚スレで田中圭一称えてるようなもんだな
980踏んだ方
新スレ立てお願いします
逆境って野球漫画の中で面白い方でもないよね
オタ漫画の中で暑苦しいのが目立つだけで
島本ウンコ
島本ビチグソ
980 :
973:2011/10/13(木) 09:02:09.56 ID:???
子供に釘をさすだけのつもりが便乗たたきと荒らしを呼び出してしまった 最悪だ
ごめんなさい
新書判コミックスの黎明期を牽引したのは石森章太郎だった。
自社のマンガ雑誌の連載作品を単行本化して、版元が二次収入を得るというフォーマットが完成したのは1970年代にはいってからだが、
それに先行し、読み捨ての娯楽でしかなかった連載マンガを、新書判コミックスとしてまとめ、販売するというビジネスモデルを成立させたのは
主に自社雑誌をもたない中小の出版社たちだった。
嚆矢となるのがコダマプレスのダイヤモンドコミックスで、1966年5月10日、リリース第一号の作品群は以下の通り。
「ロック冒険記」手塚治虫、「真田剣流」白土三平、「忍法屁話」水木しげる、「チビ太くん」赤塚不二夫、「オンボロ人生」加藤芳郎、「コーフン☆カンゲキ全集」鈴木義司。
そして、すぐ後に、秋田書店のサンデーコミックスが続く。
その記念すべき第一弾は1966年7月、「サイボーグ009(巻数表示なし)」、石森章太郎、著。劇場版動画の公開に合わせた出版でもあった。
同月、前掲のダイヤモンドコミックスでも石森の「ミュータントサブ」が刊行され、
この2作品で、石森は講談社児童まんが賞という、自身初めての大きな賞も受けている。
ある時期、秋田と、コミックス出版の双璧だった朝日ソノラマのサンコミックスのスタートは1966年11月。
ラインナップは「黒い風」「メゾンZ」の石森2作品と「日本奇人伝」(水木しげる)。
ちょっと下がって虫プロ商事の虫コミックスのスタートは1968年4月
このスターティングオーダーも石森の「気ンなるやつら」と永島慎二の「青春裁判」。
虫プロでは、この翌年より石森章太郎選集もスタートさせることになる。
なんという石森率の高さ。
石森が1960年代の中ごろ、抜群の人気作家、スターであった証左なのだが、
さらに言えば、手塚や白土などの特殊な例外を除けば、雑誌連載作品が単行本としてまとめられることなど、想像できなかった時代に
(だからこそ、ロングレンジの物語性は二の次に、単回のおもしろさが優先され、マンガ家もそこに心血を注いでいた)
まとめて読んでおもしろく、雑誌の読者層より上の世代にも受け入れられる(高度な?)作品を描いていた数少ない作家の代表が、まさに石森だったということだ。
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│ ∧∧ │ < 久々にすばらしいレスをありがとう。
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