**あさきゆめみし 第三十二帖**

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411愛蔵版名無しさん
>>408
幼馴染の恋が実った頃は良かったが、その後雲居が所帯じみて琴も弾かず
お洒落もしない。残念なタイプの女性に成り下がってしまった。
ただでさえ紫に憧れるような夕霧が物足りなく思っても仕方がない。
そんな時に優雅な内親王と琴を合わせたりして恋に落ちてしまう。
すごく自然な流れで夕霧の恋慕が落葉>雲居になるよう書かれているよ。
雲居が、実家の権勢子どもで圧倒的に優位なのに、通いが同等だったと
いうことは落葉への愛情の方が勝り大切にしていたと言うこと。
子を持たなかった落ち葉は紫を思い起こさせるよね。
所帯じみたりすることのない、夕霧にとって永遠に憧れの貴婦人だったんだろうな。