藤田和日郎 うしおととら【其の伍拾壱】

このエントリーをはてなブックマークに追加
852愛蔵版名無しさん
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2002/00105/contents/004.htm

清水―その通りです。サンジのタバコが、アメリカで放送する場合のネックになっています。
全米で公開すれば全世界的なヒットにつながるし、
僕としてはワンピースはドラゴンボールを越えると思っているので、
原作の尾田さんにはタバコについてはなんとか考えようと話しています。

学生―ドラゴンボールにも暴力描写がありましたが、ワンピースはどこが違うのですか。

清水―基本的には同じですが、ドラゴンボールは登場人物がみんなスーパーサイア人という
超人で、人間じゃありません。
ワンピースでは、血も赤いし、そのへんは気をつけているけれど、どうしても生々しくなってしまう。

学生―ドラゴンボールもやはり、ヨーロッパでは公開され、アメリカでは公開されなかったと思いますが、同じ理由でしょうか。
 
 清水―ドラゴンボールの場合は扱う業者の問題だと思います。
ドラゴンボールやセーラームーンは、当初はそれほどヒットしませんでしたから。
数年前からドラゴンボールZがヒットしていますが、僕の個人的意見では、
ドラゴンボールZよりもドラゴンボールのほうがおもしろいと思います。
ドラゴンボールZがヒットしたのは、アクションがゲームなどと連動できたからだと思います。
 しかし、ワンピースをヒットさせたいと思っているのは、アクションもあるけれど、
基本はドラマがあるからです。

アメリカやヨーロッパで、ドラゴンボールZのようにアクションがおもしろく、深くドラマを
突っ込まないアニメーションが受けるのは当然だと思います。
 でも、ワンピースを見たアメリカやヨーロッパの人たちは、「大変おもしろい。
ちょっと暴力が行き過ぎているけれど、ぜひ、みんなが見る時間帯に流したい」と
言ってくれて、実現できるよう各々の国で頑張ってくれています。