大相撲の高砂一門と時津風一門は9日、東京・両国国技館で相次いで一門会を開き、
初場所後に行われる日本相撲協会の理事選挙で、現有枠が各1人の両一門が協力して
新たに3人目の候補を擁立する見通しとなった。
両一門は以前から理事選挙などで連携してきた実績がある。
当選の目安は10票前後だが、両一門の票数の合計は30票で勝算はある。
また、余った票が二所ノ関一門を離脱した貴乃花親方(元横綱)や
ほかの一門の候補に流れるのを防ぎ、組織を引き締める狙いもある。
高砂一門の中村親方(元関脇富士桜)は「時津風一門と話している。
票があれば、もう1人出すことになる」とした。
既に、高砂一門からは現職の九重理事(元横綱千代の富士)、
時津風一門からは伊勢ノ海理事(元関脇藤ノ川)に代わって陸奥親方(元大関霧島)が
立候補する方針が決まっている。
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