当節のサンチャゴ巡礼事情について話し合いましょう
>>1乙
大儀であった
図書館に行ったら
サンチャゴ巡礼についての写真付きの本があったよ
ホタテも写ってた
5 :
愛蔵版名無しさん:2009/05/28(木) 02:10:56 ID:j9nQK51k
巡礼、行きたいよ〜
保守がわりに
スペインでクレヨンしんちゃんが人気があったのは、
バーゲン大好きで強いみさえと
女好きであちこちフラフラしているけど、
いざとなると頼りになって家族を愛するひろしに
共感が集まったからだとかなんとか
最もらしい説を2chで見かけたんだけど、
この説を読んだ時、ドン・ペドロとマリア夫婦を思い出したw
マリアがバーゲン大好きとな
スペインのアニメというとコビー君
現代設定の王様=カステラ屋ドンちゃん
「○○屋××ちゃん」も今では通じにくいネタになっちゃったねw
ドン・ペドロさんちの苗字は
「カスティーリア」なのか「ボルゴーニャ」なのか
教えてエロい人
王様に苗字はないよ。
ありがとうエロい人
苗字はないのか
じゃあ「ボルゴーニャ家」というのは氏族名であって、
名前とくっつけて名乗ってるわけではないのかな
苗字はボルゴーニャでいいんでない?
日本、というか東洋の苗字とは違う感覚なんだろうけど。
所領名=家名なところがある、特に大陸は。
だからボルゴーニャ家の○○というよりカスティリアの○○、アラゴンの××、な
感覚の方が強いんじゃまいかと。
エンリケも先々王の実子だけどトラスタマラ朝の初代なわけで。
コンスタンシアとランカスター公の娘でエンリケの孫の妃になったキャサリンは
カタリナ・デ・ランカステル(英語だとキャサリン・オブ・ランカスター)の方がメジャーで
キャサリン・プランタジネットという言い方はあまりしない気がする。
スペインでもっとも多い姓ベスト5に
ロドリゲスとロペスがあったな。
欧州圏は名前もそうだけど、姓もそんなに種類ないんだよな。
ロドリゲスって姓なの?
ロドリゲス・デ・カストロは「カストロ家のロドリゲス」って名前じゃないの?
17 :
伯爵:2009/06/12(金) 22:52:41 ID:???
テスト
ややこしいんだよね、作品内での呼ばれ方がw
ロドリゲス(ロドリゲス・デ・カストロ)と
ディエゴ(ディエゴ・デ・パデリア)は名前だけど
ロペスは姓(マルティン・ロペス、義姉アラベラは「マルティン」と名前で呼ぶし)
アルバレスも姓(ガルシ・アルバレス)
イネストロサも姓。ホアン・デ・イネストロサだっけ。
女性キャラは「○○夫人」とかは別にして漏れなく名前呼びだけど、
男性キャラは名前で呼ぶ方が珍しいっていうか。
ロドリゲスも1巻あたりだとデ・カストロって呼ばれてるよね。
個人的にはロドリゲスの本名のフェルナン・ルイスが結構好き。
庶妹(姉?)のイネスは有名だけど庶兄(弟?)のアルヴァ・ペレスは全然出てこなかったなあ。
結構、名字にも名前にも使える乗って多いですよね。
ロドリゲスとかロペスは両方使えそう。
ベアトリスも生きてたらコンスタンシアなみのファザコンになってたかな?
既にバリバリのファザコンで、
お父様に迎えに来てもらって共に天に召されたんだと思ってた。
>>22 たしかにファザコンなのは否定できないけれど、お迎えは父娘二人の「約束」
だったから魂になった後であってもドンちゃんはベアトリスを迎えに行ったのかと思う。
迎えに来てもらって、というよりかはドンちゃんが「迎えに行った」という感じ。
本当は元気な姿で、元気いっぱいの美しくなった娘達を迎えにいきたかっただろうなあ。・゚・(ノД`)・゚・。
話は変わるけど、ランカスター公長女のフィリパって本当に素敵な女性だったんだなと読み返す度に感じる。
少女の頃から利発だったようだし、幼くして母を亡くしてその後父は自分とさほど
年が離れていない若い外国人の妻を迎えるわ、家庭教師は父の愛人だわと
思春期にはキツイ環境でもコンスタンシアの境遇に理解と同情を持って
理性的に道徳的な判断ができてて、その後義母と腹違いの妹との同居でも
仲良くやっていけてた様子なのは若くしてかなりできたお人だなあと。
コンスタンシアとカタリナに対して優しげに寄り添ってるコマが印象的。
だから結婚後も、式の際夫と父が不和になってしまっても夫婦仲が良かったんだろうね。
ポルトガル王ジョアンも彼女の人柄に惚れて、尊敬したんだろうなと想像してる。
>>1 乙!
ただいま読み返し中・・・
ブランシュとロペスの所やっぱいいわ〜
>>18 名前は確かにわかりにくいよね。名前だけ出てくると誰だっけと
戻らなきゃならない時が過去幾度もあった
>>21 今さらだけれどブランシェの最期はもう涙無くして読めませんわ。
きっともうここでは語り尽くされているんだろうけれど。
>>21 生前から父親好きだったからなってそうだね。
娘3人はファザコンでしょ ドンさんも甘かったし
イサベルはあんまり表現してないけど
ファザコンっっつうより
ああいうシチュエーションで
やっぱ自分のルーツを主張しない事には
勝ち残れないのでは
中世のヨーロッパ貴族社会っていうのもなかなか
シビアみたいだから。
ほっといてもお姫様扱いはしてもらえない?
でもコンスタンシアはお父様を一番大切な人と言い切ってるしなー。
いくら父親でも旦那であるジョンオブゴーントにしてみればいい気はしないんじゃない?
いくら政略結婚でも。
ジョンもブランシュ命だからある意味似たもの夫婦かも。
性別逆のパターンで考えてみて、
結婚した旦那が子供が生まれて何年経っても
「お母さん最高の女。お母さん以外の誰も愛せない」
つってたらなかなか怖いものを感じる。
マダムの妄想
いや違うよ
絶対
>でもコンスタンシアはお父様を一番大切な人
外伝のコンスタンシアにはちょっと「え?」と思うところあったり
愛しすぎだろー
>>31 不思議なもので女がパパ大好きでも「ファザコンねw」って軽く
受け入れられるけど、成人男子がママ大好きやったら
絶対受け入れられないわ「このマザコンがっ」って縁きるかも
何やら妙なリアリティーがあるな
コンスタンシアがファザコンなのはちょっと唐突に感じる
両親亡くなって慣れぬ外国暮し、夫も愛人つくって別居状態なら
普通の漫画家なら「娘に過剰な期待を寄せる母」
もしくは「家族の誰にも関心を寄せない、自分の世界だけに生きる女」
タイプとして描くと思う
その「自分の世界」=お父様なんじゃないの、コンスタンシアの場合
幸せだった頃の象徴&取り戻すべく未来(祖国)の象徴がお父様
子供時代から「娘たちはお父様には弱い」みたいなことを
母親のマリアが言っていたわけだし、
その子供時代半ば(あの時代だともう大人扱いかな)に
ああいう形で引き裂かれたなら、ファザコンになるのも
十分考えられると思うけど。そんなに唐突かな。
娘たちに大甘な王様、娘たちも王様が大好きってのは
何度も何度もほんわかシーンとして描かれているじゃまいか。
あんな風に大好きな父親と別れてしまって、
本来の王位継承者である姉は早世、
故国は義理の伯父に簒奪され、父の名誉は地に落ち
自分に残された道は故国奪還のための政略結婚。
その相手には熱愛していた妻亡きあと、性悪の愛人がいる。
他国の宮廷で味方も数少ないコンスタンシアが、ひたすら父を思って踏ん張る。
……全然、唐突だとは思わないけどなあ。
王様、まだ幼い娘達のために、カワイイ子羊貰ってきてたりしたなぁ。
「全ての情熱を捧げて愛する、私の永遠の人」
この前後の場面を読んだ時、
自分はコンスタンシアのファザコンぶりは
単なる家族愛を超えちゃって、
母マリアに若干自己投影しているぽくも感じて
ちょっと近親相姦的な雰囲気を感じた。
まあひねくれ過ぎな読み方なんだろう。
>>43 若いうちに死別したからって要素もある。
老醜を見ずに済むし、故人の想いでは美化しがち。
自分の年齢が追いついて差を感じなくなれば、
父親に対する思慕の情とはかけ離れてくかも。
あの頃のコンスは、
愛人に座を追われたマリア母皇后やブランシュと良く似た状況でありながら、
形式的夫婦であることには諦観している。
愛人の存在には出自からして抵抗は少なそうだし、嫉妬もなさそう。
名ばかりの夫婦より魂の伴侶として求め合っていた両親の姿に憧れて当然。
ましてその父親があれだけ魅力的なら、
プラトニックな恋慕に変わっても不思議じゃない。
まぁ後半駆け足過ぎて描写不足だもんね
あの時代で
あの状況で
父親にこだわるのは当然では。
アイデンティティの維持の為には
自分の血統を死守しなければ
生きて行けない時代だったと
遅ればせながら、つい数日前、13巻と外伝1巻を入手して一気読みしました。
いつかはドンさんも亡くなるってわかってたけど、やっぱり辛かった〜
お馴染みの騎士さんたちも、みな若くして彼岸に渡ってしまって・・・
他にも、気の毒な末路を辿った人たちばかりのお話だったね。
あの時代だから、病気で夭折ってのも当たり前だし・・・
青池先生の作品の中で、最も好きな物語ではあるけれど、
何だか読後感が・・・胸にズズーンと来ちゃって・・・・ショ〜ンボリしてます・・・・・
完結篇は滅び逝く者達へのレクイエムだからな。
あの描き方しか出来なかったのかもしれない。
そして名誉を回復するあの時代まで、駆け足でも描かねばならなかったと。
それでもドン・ペドロの最期は逃げずにきちんと描かれていた。
ドン・ペドロは全く年齢を感じさせなかった。
マリアも、コンスタシアも、すべて若々しく美しいまま亡くなった。
それだけにエンリケが絶頂得意満面の高笑いからの急転直下、
老いさらばえ瀕死の床でカタリナの呪いを聞くシーンは絶句した。
どんだけ作者に嫌われたのかと。
完結編へ向けて圧縮された分
エンリケも割を食ったのかねー
圧縮された分を外伝で書いてもらえると嬉しいな。
読みたいのは、「ロペスの一日」王様に仕える以外の私生活編。
幼少期のコンスタシアと王様のほのぼのエピ。
エンリケとカタリナの間の話。(ドロドロしてそうだけど)
>>50 エンリケとカタリナは本編に描かれているだけで、もうはっきり言っていいわ。
ロペスのは読んでみたいけど。
子供時代もあんな感じで、みたいな。
たまたま『世界の車窓から』見たら、マラガだった。
アンダルシアを走る鉄道〜!もっと早く気付いていれば!
53 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/04(土) 15:22:36 ID:ZtEhAUd8
たまたま別の本で、ガリシア人(ガリシア出身)の呼び方が、「ガジエゴ」だった。
ロドリゲスもガジエゴ。語感がなじまない。
54 :
愛蔵版名無しさん:2009/07/04(土) 18:23:54 ID:20WCpOzI
ま、ガジェーゴの方が発音に近いかな
「ll」の発音は絶対に日本語でかけないww
スペインって広いよね。
漫画ではあっという間に移動しているが
実際は月単位であったんだろうな
昔の人はエラい!
エアコンの無い時代のスペインでの生活なんか
考えられんワ
史実のドン・ペドロは置いといて、
アルカサルのドン・ペドロは
スペイン統一への野望を諦めきれず、
アラゴンとの同盟を破って攻め込んじゃったことが
彼の死の原因を自ら引き寄せたようにみえる。
これさえなきゃ、ドン・ペドロの孫の代あたりで
スペイン統一が叶ってたかも…
と思った。
>>50 >エンリケとカタリナの間の話。(ドロドロしてそうだけど)
自分もすごい読みたい!
エンリケって気持ち悪くて嫌な奴〜
って思う半面、惹かれる部分もある。
自分、変態なのかなぁ?
欲しいものは必ず手に入れる執念は
凄いと思う!王冠も掴んだし、
実妹のカタリナに子供まで産ませて(汗)
しかし結局あの兄弟たち全員
エンリケに振り回されてオワタ(=_=;)
子どもはできてないと思うが…。
あのペドロとかいう男の子
エンリケとカタリナの間に出来た子じゃないの?
ペドロ君はカタリナが二番目の夫と結婚中に生まれてるよ
二人の子供だったら最低2歳ぐらいじゃないと変
歳とってからの病床のエンリケは
クラプトンに似てるw
>>59 エンリケがカタリナを手込めにしたのが1364年の5月以降
次男ペドロが亡くなったのが1366年夏頃
ありえんお
エンリケって、なんであそこまで妹に固執したんだろう・・・?
キリスト教どっぷりの時代の価値観で考えると、兄妹間での近親相姦なんて
まさに神をも畏れぬ悪行だよね。
地獄に落ちる(とされている)のに妹を我が物とした、その執着の強さが理解できん。
それにしても、カタリナもエンリケ奥もカワイソス 。・゚・(ノД`)・゚・。
>>60>>62 教えてくれてありがとう!
カタリナも辛かったんだろうが
ペドロ君は可哀想だね(つд;)
身もふたもないことを書けば
青池先生が近親相姦に萌えたんだろう。
多分、ボルジア兄妹の逸話を部分的に参考にしたんだろうけど。
「王妃マルゴ」にも兄妹の近親相姦を匂わす場面があって
自分はちょっとそれを思い出した。
>>63 キリスト教なんつーても、
当時の支配者階層は坊主共の裏事情を知ってるだろうからな。
表立っては反論しないが、信心の程は眉唾じゃないか?
やってしまうからこそ禁止するってのもまた真理だし。
父親は特定しにくいからこそ、昔は母系をより尊重したんだろうしな。
>>65 それだよね。エンリケ兄弟構成もボルジア兄妹を参考にした感じがする。
68 :
63:2009/07/08(水) 16:57:54 ID:???
>>65 >>66 >>67 おお!皆さん、博識&読みが深いですなぁ。
なるほど納得ですわ。
ところで私は、実はドンさんよりも、ロペスの方に魅力を感じていて。
上の方でも話題が出てましたが、サイドストーリーとして、
是非ロペスを主役にしたお話を読みたいです。
やはし、ダンナにするなら、ドンさんよりロペスですわw
他の女性には目もくれず、一途に愛してくれそうですもんね。
どうかなぁ…ロペスは精神的に王様に恋しちゃってるから。
ロペスは王様がこの人と結婚しろと言われたら素直に結婚しそう。
浮気はしない、でも一途にというより義務として。
旦那にしたら、仕事一途のつまらん夫になりそう。
70 :
68:2009/07/08(水) 22:57:24 ID:???
>>69 確かに、精神的に王様に恋しちゃってるって、言い得て妙ですわ。
私は、ロペスが塔の窓を見上げながら、ブランシュ姫のために流した
一筋の涙に心打たれて、この人なら愛する女性を一途に想い、護り、
生涯をかけて大切にしてくれそうな気がしたのよ。
青池先生のキャラの魅力は深いから、色々に思いを巡らせて想像するのも
楽しいですね。
結婚するならロドリゲスでしょう。
王への忠誠とは別次元で
愛してくれそう
エンリケとテリョだけは嫌だ>結婚相手。
ファドリケとカタリナは結婚相手としては誠実そう。
しかし、4人兄弟で、どうしてこんなに性格が違うものかと…。
ファドリケとカタリナ>普通にいい人
テリョ>普通に甘やかされた我がままぼっちゃん
なんだけど、エンリケのナルシズムには引いた。
初期の頃は、自分とドンさんの立場を客観的に見ることが
できていたし、やらなければやられる切羽つまった感が
あったのに。
ファドリケを死なせたのもカタリナを手ごめにしちゃったのも
どっちも自己愛と独占欲のなれの果てで、近親もの萌えには
程遠かったわ、私の場合。
それとあんまりラスボス感なかった。
冷血ターミネーターぽくて、どうも感情移入しづらくて。
王になった後、思ったほどうまくいかなくてなぜだーこんな
はずではーなどと苦悩する姿がもう少しあれば違ったかも。
敵対関係としては、エンリケよりアラゴン王の方が魅力あったな。
男は顔より愛嬌だわ。
>>73 男としてはロドリゲス、君主としてはドン・ペドロ
それぞれの方が遥かに上だと兄弟を通じて宣言されたようなもの >>エンリケ
自己愛は一度根っこを折られた奴の方が、執念深く固執するんだな。
その人格描写は寧ろリアルだ。
1番身近な人間に「裏切られ、屈辱を舐めさせられ」たから、
その後は周囲に人脈が出来ず、
腹心の部下さえ些細な猜疑心に負けて殺してしまう。
あとは恩寵の大盤振る舞いか。
つくづく哀れに見えてきた。
エンリケは迷い無く自分大好きだよね。
確かに王になってからの苦悩が描けたらもう少し理解できたかも。
それとやってる事が非人間的なのに顔が伯爵系なのも個人的に邪魔をしたなw
子供の時の顔はそっくりよね。
…ファドリケはヒース顔だったな……
>>76>>77 自分がエンリケをキモいと思ってるのに
嫌いになれない理由が分かりました。
伯爵に(容姿が)似てるからなんだきっと!
エンリケがアラゴン王の容姿で描かれていたら
迷わず嫌み嫌ったよ。
アラゴン王よ、スマソ
ちなみに自分
>>57です。
絵柄の要素って大きいですよねw
エンリケは中断前までは伯爵顔だけど
完結編では顔変わったなという印象。
ついでに少佐と同じ顔といわれるドン・ペドロは
三白眼じゃないうえに黒目がちで下まつげが若干多いんで
あんまり少佐に似てると思ったことはない。
アラゴン王って男性としてはなかなか精悍で美男と思ってるの自分だけ?
同じ顔のホアナ姫は末摘花なのが不思議なんだけど…
「男らしい顔」をそのまんま(←重要)女性に移植すれば残念な顔になるのは当然かとw
ホアナ姫、ブスブス言われて可哀想だった。
性格、素直で優しそうなのに。完結編で結婚して幸せそうなので良かった。
完結編といえば、クリクリお眼々のジョアン1世が可愛くて仕方ない。
フィリパも好きなので、外伝でセンセ描いてくれないかな。
ジョアン1世後のポルトガル王家って、スペインと違い、
外国の王族じゃなくて、国内の、それも近い親族間で結婚していたとか。
何故そうなったのかも含めて、ポルトガル王家編、読みたいよ〜!
単行本1〜2巻あたりでは、
生い立ちからして孤立癖があって人望に恵まれない正統な王と、
総てに祝福されて才たけて育った庶子の一族
って図式だったと思うんだけど。
いつの間にやら漁師や庭師なんかともフランクに話す王と、
傭兵暮らしが染み付いて口先だけの忠誠を武器に小賢しく立ち振る舞うエンリケ
・・・随分印象が変わったよ。
少なくともエル・レビが怖れた程の冷酷さはあまり感じなかったな >>ドン・ペドロ
エル・レビかあ、いたねえ……。
ジェイムズくんもエル・レビのようであってほしかったなあ
あんなに非人間化・不衛生化するなんて……(-_-;)
エル・レビはいつの間にか消えて
アルバレスはいつの間にかいた
オスナ伯爵、もう一回苦労して痩せてくれ
オスナが痩せた時は、
すかさず、今後の展開の鍵を握る重要人物かと力入ったけど
肩すかしだったなw
すぐに「再び肥満」とか書かれてたし。押すなタン。
炉鳥下種とファ鳥毛が好き
↑ロドリゲスとファドリケで変換キー押したら
こうなった(汗)
ポルトガルなぁ、大昔から代々イベリア半島の他王家と通婚してたけど、
スペインが大国になって向こうに国のっとられたり(スペイン王フェリペ2世時代とか)
宗教問題で他の旧教国から嫁もらうのが難しかったからとかか?
>>24ごめん遅くて
アタシも大好きこの場面
でもちかごろ
ロペスのいい子ぶりもちょっと鼻につく感じ
ちょっとだけバルガスの気持ちがわかると言うか
でもロペス大好きなんだけど
ああ・・・
ロペスは作者に愛されてるしねw
坊さんのように崇拝対象に熱烈な愛を捧げるけど
生身の異性には向かないんだなw
ブランシュに対しても憐憫の情がメインだし、状況を冷静に観察してるし
最後もいい死にっぷりですね
結局「禁欲的な男」が好きなのかもしれませんね、作者は
であれば、ドンちゃんのことはあんまり好きくないはず
わがままな男も好きなんだろうな
禁欲的な男が好きだが、実際には存在しないファンタジーだよね。
ロペスみたいなキャラは、少女漫画でしかみたことがない。
あたしは作者の何かのインタービューで
それほど思い入れなかったわりには
人気が出てしまった
みたいな、印象を受けたけどな。
作者は、ティリアンみたいなタイプが好きで、
ロペスみたいな優等生は今一では。
でもそれにしてはブランシュ姫との場面は
ありえないか・・・・
完結編でいきなり
ロペスの娘がでてきやしないかと
ドキドキしたよ。
結局、アラベラが史実のロペスの娘みたいな
立ち位置になってたな。
アラベラを出した時点で、ロペスを結婚させるつもりはなかったんだな、
と完結した今なら思う。
ロドリゲス☆ラブ
ファドリケ☆ラブ
100だお
101 :
アルバレス:2009/07/14(火) 22:15:48 ID:???
どーせどーせ
みんな私のことなんか…ぐしっ
いい話がありそうなのに何も書いてないもんね
殺され方もあっけなかったよねえ。
カスティリアは裏切り者だらけ
口髭がオヤジっぽいので‥‥。
オスナ伯爵が敵方にいつの間にか移っていたけど、
いったい何があったのか、センセ描いてくれるかな。
まあアラゴン王の所へ戻ったわけじゃないから
ありがちな流れでは
オスナ伯爵・・・
謎の人物
押されたのはアルバレスだもんなあ
アルバレス、騎士団長だから独身だったけど、
隠し子くらいはいそうだな
いま外伝買って読み終わったとこーーー!!!
ファルコがでてくると、がぜん話が生き生きしてくるね。
どシリアスもいいけど、こういうちょっとギャグ要素の
入ったストーリーがやっぱ面白いなあ。先生さすが。
外伝だからのギャグですよね。
アタシはロペスがファルコの後頭部をみるたびにキスマークを想像してるのがうけた。
>111
ファルコの落ち込み度でキスマークの濃さが変わるのは細かい芸だ。
濃さまでには
気づかなかったぞ
も一度外伝読み直そう!
エロイカの伯爵は
エンリケよりもカタリナの血を濃く惹いてそうな気がするのは
アタシだけかしら。
ロペスかエンリケみたいな根暗タイプがワライダケ食べて
明るくなっちゃうっていう外伝が読みたい
ロペス、アラベラの所では
何気にボケて明るいッス、
とワタシは思いまッッス。
私はむしろアラゴン王が食べたところが見たい。
んもぉ、いっそのこと、みんなしてうち揃って食べたらどうなるか見たい。
『 アルカサル −往生− ワライダケ外伝 』
彼氏にするならドンちゃん、
結婚するならロドリゲス、
部下に持つならロペス
・・・・・っていうのはわがまま過ぎ?
>>120 言いたくても言えないことを!まさに妄想全開!!
・・・なーんてね。でも自分は王様はいいや。
ロドリゲス様に心から愛されたい。アラベラが裏山。
ロペスについては同意。
イネストロサがいいと思う私は少数派でせうか?
いいですねー、人間的には非の打ち所がなさそうですね
ただ、年齢がネックなのでその甥のディエゴはいかがでしょうか?
ディエゴもかなりよいですね
あの家系の方々はみんな誠実で好きですわ
イネストロサってJKだと妻子があると思うんだけど
まったく出て来なかったね。
マリア&ディエゴ(デ・パデリア)と姓が違うってことは、
イネストロサの姉or妹=マリアたちの母?
従姉妹のウラカはイネストロサ方の親戚だし
イネストロサとロペスが同い歳だと知った時の
私の衝撃を誰かと分かち合いたい
!?
分かち合おう
ネットで検索すると、実在した方のロドリゲスの生年がバラバラで
どれを信じていいかわかんない…。海外サイト含めると10年くらい違うしw
生没年不詳はあたりまえの時代でしょ
どこのサイトでも自分ところが正しいと主張してるわけではないしいちいち論っても仕方ない
どれを信じていいかわかんないとか言うなら自分で掘り下げて調べてみては?
私は史実とアルカサルの年齢設定が違っても気にならないけど
信じていいかわかんないなんて言われてしまうサイトの人が気の毒だ
いまさらだが今度宝塚でやる「コインブラ物語」のあらすじ読んだら
そっちのドン・ペドロがアルカサルの王様にあまりにもそっくりで驚愕した
名前もそうだけど、この二人実質叔父と甥で、残酷王って呼ばれてて
でも為政者としては極めて有能で、正妻よりも侍女出身の側室を熱愛していた
よって自分の中では
ポルトガル王ペドロ1世=カスティリア王ペドロ1世
イネス・デ・カストロ=マリア・デ・パデリア
コンスタンサ・マヌエル=ブランシュ・ド・ブルボン
と言う構図になってる
それってフツーにポルトガルの残酷王ペドロでは…
ドン・ペドロの叔父で残酷王と呼ばれ、正妻よりも侍女出身のイネスを熱愛。
2人のペドロ王に共通点が多いのは既出かと。
伯爵を田舎クサクしたらバルガス
>>130 ペードロ叔父さんとイネスの話はアルカサルにも出てきたじゃん(台詞だけだけど)
ドン・ペドロが愛妾マリアと死後に結婚したのは
この叔父さんの影響だとか言われてる
>>130はしっかり再読するように
夏休みだからな
>>133 ペードロ叔父さんの話を聞いてドン引きしてたのは、アラゴン王だっけ?アラゴンの大使だったっけ?
ポルトガル叔父さんのイネス溺愛話は、
ディエゴを裏切った臣下を引き渡す盟約を云々の件に
出てきたよね。そんでアラゴン王が「血腥い関係だ」とか呆れてる。
>>130はそれを忘れてて
どっかで見た話だと錯覚したの?
ところでヅカでやるコインブラ物語って
何故か時代を大航海時代に変更してるんだな
じゃあスペインはとっくに統一されてて、国王もドン・ペドロじゃなくなってるのか
自分の死後も、イネスの棺と向き合うように設置してくれ、最後の審判で
復活して起き上がった時最愛の人を真っ先に見られるから、っつー
すごい執念というか愛情をもってたポルトガルのペードロおじさん。
あのマリア母太后の弟だけある。
でも後継ぎ息子(ベアトリスと婚約してた)はそのイネスの子じゃ
ないんだわな。愛情と契約に基づく政略結婚は別な時代なんだな。
完結編で、あのおじさんが甥っこ一家を掌をかえすように受け入れなかった、
あの辺りもう少し詳しく知りたかったな。
>122
上司にするならイネストロサ
同僚にするならディエゴ
140 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/01(土) 21:09:49 ID:ebGsSTbS
遅ればせながら
コミックを図書館で借り
読み始めました。
あまりの面白さについに住人になりました。
で、購入を考えてますが、
文庫版が5巻までありますが、
最後まで収録されてますか?
文庫5巻=コミックス10巻まで。
コミックスは全13巻
つまり文庫は以下続刊
142 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/02(日) 00:34:36 ID:13+j6CsK
ありがとう
コミックス買います。
>>139 父ちゃんにイネストロサ
兄ちゃんにディエゴ
が、いいな
ビバ・プリンセス休刊後に
青年誌で連載を再開していたら
コミックの売り上げは数倍違っていたよね
青年誌は青池先生がハゲを増やしてしまうので駄目です><
>>142 文庫化をきかっけに買ってみたら面白くて
(前から読みたかった作品で最近完結したから)
3巻まで文庫で7巻〜コミックスの自分w 文庫の発売まで待てなかった…
外伝1巻ってあるけど、次はいつ書いてくれるのかなー
>>147 悪いこた言わないから
ファドリケの方にしときなさいな
>>147 襲われたいのか、呪いたいのか??
そんなこと考えてしまう自分が汚れて見える。鬱だ・・・orz
>>147ぢゃないけど
エンリケが兄さんだったら
襲われてもイイっていうか
襲われた〜〜〜い(*´д`*)
>>150 いやー束縛するし(しかも好意を持った人を殺されちゃったりする)
兄ちゃんならファドリケだな
ドンさんも猜疑の塊になっちゃって惜しい人をなくしましたね
>>152 はかない i f を想像してみた。
もしもドンちゃんがファドリケを殺さなかったら・・・
風格の出てきた王の臣下としては、ロドリゲスやロペス以上の働きをし、
アラゴンとの決着もついて、
ついにはエンリケそのものを葬ったかもしれない。
エンリケ的にはあそこで殺させて正解だったんだろうな。
それでも自分の手を汚さないのが姑息に見える。
>>153 あの、王の疑惑が決定的になった「エンリケからの呼び出し」を、
ファドリケが王にブチまけて指示を仰いでたら歴史は変わった、かも
しれない…と妄想したことはあるなー
まああの時点で王の疑惑は8割方固まってたようだから、結果は
変わらなかったかもしれないけど
>>153 >>154 その想像自分もした。
ファドリケがエンリケが接触してきた時点でドンに相談してたら
結果は違ったかもしれないってさぁ
ファドリケ自身はいい人だし(兄に似ないでw)初めは恐怖で従って
たけど、傍で人柄見ている内に惹かれてる部分もあったよね
もしかしたら、ロペスやロドリゲスの様に信頼できる部下の一人に
なってたかも。しかも兄弟だしね・・・マリアが命乞い頼めばよかったのに
ドンペドロが始末するっていった時点で
156 :
愛蔵版名無しさん:2009/08/05(水) 20:54:14 ID:vioZoSlk
ドンペドロのお母さんが「愚かで根暗で陰険な女」みたく描かれてたけど
夫から疎まれて、多分宮廷とかでも蔑まれてて、
実の息子からも理解されず疎まれるだけで、なんか可哀想。
周囲から疎まれたのは、確かにお母さんの性格にも原因はあるけれど
お母さんがそういう性格になっちゃったのは不幸な境遇や環境のせいでもあるわけで
その辺をもうちょっとドンペドロも理解してやれよって思ってしまう。
あと、男は結構ヤリまくり女囲いまくりでもそれほど批判されないのに
ドンペドロのお母さんが騎士風情と通じるのは穢い!っていうのも、なんだかなー。
女の地位が低いんだな。たとえ身分の高い女性でも。
ドン・ペドロの母親に対する感情は明らかに愛されなかったことに対する復讐だから
作中のペドロの評価からは割り引いて考えている
反省のない生涯を送った豪快な女性がいるじゃないのw
公平な審判を下したと言われているドンペドロも
身内(実母やファドリケ)に関しては
いろいろ考えるところもあって公平というか冷静ではいられなかったのかも
あと英雄色を好むの典型的性格だから下半身においても冷静ではいられなかったんだろう
女がヤりまくりだと、家系の信用度に関わるからなー。
王様とか権力者が嫡子だけでなく庶子を作りまくるのは
王家の藩屏として役に立つ。(すごく都合のよい論理)
王妃が他の男と通じたら、彼女の腹から生まれた子は
王の嫡子か赤の他人の子なのか判別つかないからマズい、と。
妻の不貞に関して、時代とか国によって差があるんだろうけど。
結婚後、夫婦ともに愛人作るのが普通なのはフランスだったっけ。
>>156 いやぁーあんな母ちゃんだったら嫌気がさすな
ドンさんが生まれたばかりで遠ざけられた時は、可愛そうな女性だったけど
「敵を討って」とか父親が死んだ時嬉しがるとかはいけないと
思うわ・・・あと、ドンさん自信が病に倒れた時も心底心配してないし
初夜の儀式とかあるから高貴な女性はいけないんじゃない?>愛人とか
この時代はまだ血統を重んじるみたいだし
おフランスのお互い愛人ももうちょっと後の時代じゃないかな?
歳のせいか、ドンペドロ妻のマリアに感情移入してしまうようになった。
いくら愛とか信頼関係があるとはいっても
夫の浮気を黙認するのは辛かっただろうな
仕返しに私も浮気してやって、夫にも同じ嫉妬の苦しみを与えてやるわ
っていう手段もとれなかっただろうし
>>158 あの時代身分がものをいう時代なのに何故平民で王妃になれたんだろう。
身分がものをいうというより、結婚が政略で、特に君主の結婚は外交上の問題・・・友好条約みたいなものだから、
平民や臣下と結婚したら、あきらかに不利になるねw
史実では、マリアは割りと早く死んだらしいけど、なんで再婚しなかったのだろう。
アラゴン王女wと結婚していたら、エンリケとの戦いでアラゴン王の援助がもらえたかもしれないのに
源氏物語で紫より葵が好きな自分は、マリアよりブランシュに感情移入してしまうわw
自分も葵好きノシノシ
マリアの死亡年について二つの説があって
アルカサルでは後の方の説がとられたとかなんとか
見かけたような
>>165
ロペス前と後では
ブランシュ、印象がちがうなア。
>>165その図式はあてはまらないような
ブランシュとマリアは別にドンを挟んだ恋敵ではないし
ついでに生前の葵→紫の認識は
源氏が自邸で囲っている何処の馬の骨ともしれぬ女
だし・・・紫の出自が世間に明らかにされたのは葵死後
王に無関心な王妃と王妃も認めている王の公式な寵妾とは確かに違いすぎる
アルカサルのドンちゃんは、女性を尊重してるよね。
大っ嫌いな女でも、裏切られた母親に対しても、
奪われてきた敵方の寵姫にさえ、常に紳士だった。
「政治的な思惑」という名の大義名分を見事に退け、
女性関係を「利用」する場面が全くなかった。
夜の帝王ドン・スケベとか恋多き男なのは確かなんだけど、
中でもマリアを別格に生涯変わらず愛しぬいたし、
恋愛に関しては凄くクリーンなイメージだな。
ドン・ペドロが女性を尊重しているようには見えないのは自分だけなのかなあ
ドンちゃんに口説かれてみたいっす。
でもアタシはロペスのネエちゃんみたく振り切る自信はないっ。
>>169 図式は勿論違うけど、キャラクターの雰囲気がね。
高貴で性格が頑ななお姫様と、優しくて聡明で非の打ちどころのない愛妾、というか
見ようによっちゃ二人とも非の打ちどころがないだろうさ
葵が年上の引け目で愛してるのに素直にならなかったのに比べて
ブランシュの場合は単なる性格の不一致だから
なんか言いがかりのようにも思えてさ
そしてブランシュはロペには素直になってたから
やっぱドンは運命の人じゃなかったんだろうなあ
でもドンより先にロペと会ってても
あそこまで一途になれたかどうか
王様は女好きとはいえ選り好みが激しいなと思った
徳川家康とかルイ15世みたく身分の低い女性が好みなのか
ホアナは身分の高い大貴族出身だけど一夜で飽きたし
ドンちゃんの母親に対する思いはなぁ…。
父親が死んだ時の哄笑もあるが、それ以上に
即位して間もなく謎の病気で死に掛けた時に、そんな自分の看病もせずに
王位を主張しようと画策した母親の姿を見たことが大きい気がする。
あれは見限られても仕方ない。
しかもその後でドンちゃんの政敵と組んで、篭城していた街を明け渡してしまい、
ドンちゃんは虜囚になって苦労したし。
それとヨーロッパでは、嫁入り前の娘の貞操に関しては非常にうるさく言われるが
結婚してしまえば不倫も結構…って世界だったそうだよ
だから初夜権なんて概念もある
>>177 初めての愛妾を、って話になった時、いろいろめんどくさく注文つけてたね
美人で、生娘で、身分もそれなりにしっかりしたのでないとイヤだ、とかなんとか
まあ当初からマリアのことが念頭にあったんだろうけど
初めての女が密かにあこがれていたマリアで、しかも相手も自分のことを
ずっと慕っていてくれた、ってのが、青池版ドンちゃんについては女性観を
決定的にしたんじゃないかな
そもそも、「レオノーラからすれば」だけど
ドンペドロを幼いうちに暗殺しておけばよかったのでは?
そうすれば王妃マリアに価値はなくなるし
息子のエンリケを王位につけることができただろうに
ゆくゆくは王位を継いで自分達の身をおびやかすペドロを
早いうちに葬ろう、とは考えなかったのかな
>180
そういうことを考えない人だったのでは>レオノーラ
>179
命令で愛妾をつけるのがいやだったからだだをこねて断ろうとしてたんだと思った。
>>180 それは、レオノーラが繰り上げ王妃になれるかどうかにかかっている
庶子には相続権がない
ドン・ペドロを殺しても、王位は他の継承者へいくだけ
王妃マリアも一緒に殺すか、結婚を無効にして、その後、ドンパパが王妃にしてくれたらいいけど、
王族の婚姻は外交政策の一環だから、その可能性も薄い。
アルカサルでも、ブランシュ姫の死後、ドンちゃんにアラゴンから縁談が来て、アラゴン側は、お飾り妻でいいといったw
当時は宰相が王妃の味方だったからね
王の反応もわからないし
本屋で文庫が並んでいるのを見てなんとなく買ったら
すごい面白かった!!
即11巻〜外伝をコミクスで買ったよ。
他国とのかけひきにドキドキし、家族や家臣とのほのぼのページに和み・・。
ドンはじめ出てくるキャラのみんな魅力的なこと!
敵も含めてみんな好きだ・・・エンリケ以外はww
>>180 >>182に加えて、レオノーラがたとえ繰り上げ王妃になっても
正式に結婚する前に生まれた子供は依然として庶子だという考え方もあった
イギリスだがヘンリー8世は愛人が子供を身ごもると
それまで結婚していた女性を離婚・処刑してまで
再婚を急いだのは、そのため
もし、ドン・ペドロを殺すなら、エンリケに息子が生まれてからかな
エンリケの妻ファナ・マヌエルはカスティーリャの相続権を持っていたから、エンリケの息子には有った
ドン・ペドロが死んで、子供がいなくて、王位継承の争いになったとき、
息子の継承権を主張して、参加することが出来たかも
実際、モンティエールの戦いでドンちゃんを殺した後、自分が即位せず、息子を付けて、自分はその摂政、
としても良かったと思うんだが、やっぱり、王位がほしかったのかねえ エンリケ
ドン・ペドロが子供を残さず死んだら王位は、
アラゴン親王フェルナンド・ホアン、デ・ララ、ポルトガル国王ペドロ一世あたりにいったのかな?
継承権だけなら、マリア母太后にもあるし、アラゴン王やナバーラ王も一応は持っていそうだな
レオノーラが処刑される時「この仕打ちを忘れないで」って言ってたのが
自分が王妃に対してやってきた事は何だったのかとちょっと思った
殺されるほどの事ではないのだろうけど
散々王妃を侮辱してきて彼女に殺意を芽生えさせたのはレオノーラ自身(&王)だろうと
いくら王に愛されても愛妾は愛妾、王が亡くなった後の事を考えなかったのかなあって
いくら王が邪険にしても、彼女自身は王妃を立てていたのに処刑されたのなら
あの台詞はわかるんだけれども
>188
自分こそが王妃と思ってたのかもね。
エンリケだって父王の隣に常にいたのは自分、だから自分こそが王だ
みたいに思ってたから。
>>189 そうだね
自分が先に傍にいて、愛されているという強烈な自負があったんだろうな
後からやってきたのは貴方の方でしょ、みたいな
でも考えてみればどちらも王の被害者なのかもしれないね
王がお飾りでもちゃんと王妃を王妃として遇していたら
レオノーラもエンリケもあそこまで増長しなかったろうし
あそこまで王妃がレオノーラを憎む事もなかっただろうしね
王自身、長生きしていたらこの二つの家族をどうするつもりだったんだろうと思う
アルフォンソ王が逃げていた印象なんだよね。自分にとっては。
レオノーラはあんなに早くアルフォンソ王が死ぬとは思っていなかったみたいだし
彼が生きている間に自分の力を強化させようとしていたのかな。
(息子達も大きくなってたし)
アルフォンソ王もレオノーラも「風刺的」というか、「反面教師的」というか、
そんな印象を受けた。
間違った解釈だったらすまん。
レオノールは、マリア・デ・パデリアの反面教師になったと思う。
庶子は王家を支える人材として育てて、正嫡のドン・ペドロに
政治力学を叩き込むという住み分けが出来ていたら、レオノール親子も
あれほど増長することは無かったのかもね。
父王の側でエンリケが学んだ事は、王位に就いてから実施したようだけど、
父王から放置されたが故に独自の理念で強権を持つ王になったドン・ペドロに憧れながらも、
一生なれなかったという悲哀を、エンリケから感じる。
ファドリケに感情移入してしまったので、どうもドン・ペドロを好きになれないわ。
マリア王妃とレオノーラの確執は、アルフォンソ王の偏愛が原因だというのには同感だけど、
マリア王妃にも王妃としての政治的手腕が欲しかった
カトリーヌ・ディメディチも夫の愛を愛妾にとられただけでなく、周囲も愛妾を実質的な王妃として扱い、
周囲からないがしろにされ、女としての屈辱を味わったわけだが、王の死後、愛妾を宮廷から追放しただけだった
そして、カトリーヌは、その後も摂政として辣腕を振るい、後にバルザックからも「王の中の王」と賛辞を捧げられている
まあ、それはドン・ペドロにもいえることで、ドン・ペドロは名君としての評価を受けているが、他方で、ローマ教皇を敵に回したり、
ブランシュ姫を不振死させて、フランスを敵に回したり・・・アルフォンソ王は王妃を幽閉したりしたが、宰相にはポルトガル人を採用するなど、
ポルトガルとの関係を悪化させるようなことはしなかったのに・・・
ドン・ペドロにも、シャルル5世や外伝に出てきたジョアン1世位の力量が欲しかったなあ。
>>191 自分もそう思う
1巻でエンリケが宰相にドンちゃんのことを心配しているポーズを取っていて
宰相が母親の小賢しい教育と考えていた
ファドリケの方はあんな父から見捨てられた奴は放っておけという態度で
それを見たエンリケが母からも言われているだろうとたしなめている
王が死ぬのはまだまだ先で、その頃には息子達の権力の基盤も確立していて
自分には手を出せないと思っていたんじゃないのかな
>>184 アルカサルの世界へようこそ!
外伝はまだ描かれる予定があるので待つ楽しみがありますね。
>>192 自分がドンちゃんだったらやっぱりファドリケは信用出来ないと思う。
読者の立場で知り得た事はドンちゃんは知らないわけだし。
あのエンリケの肉親で、こそこそエンリケと会ってたら、
もう疑うしか無い。
>>196 臣下を支配するために「こいつに従った方が得」と思わせる君主の方が
政権を維持出来るのだけど、それを学びそびれたドン・ペドロは
服従か死かの二択しかないから、
ドン・ペドロにとって信用出来ないファドリケを殺す流れは分かるよ。
同時に、ファドリケだけに留まらず、裏切った臣下を粛正する姿を見て
恐怖心を与えたであろうから、ドン・ペドロの元に留まれる臣下は
年を追う事に減り、ごく一部になってしまう事も理解出来るよ。
ドン・ペドロは王の資質は高いけれど、赦すという能力が低いから、
恐怖政治しか敷けなくなるのは自明の理なんだよね。
絶対王政まで待てず、産まれた時代が早過ぎたのがドン・ペドロだと思うし、
あの時代にあっていたのがエンリケだと思う。
でも、青池版エンリケは嫌いだと付け加えておく。
スペインって他の国が産業革命に邁進していた時代になっても
内乱に明け暮れてて、産業革命に乗り遅れちゃったから
もうああいう国民性なんだと思ってるw
別にドンちゃんに限らず、ドン父だって臣下たちに反逆されて幽閉されたことがあったんだよね。
王を軽んじて、隙あらば裏切ろうとしている臣下たちには服従か死かのそれこそ二択しかないと思うぞ。
マリアの親族たちが陥れられた時だって
すまん、途中送信してしまったorz
マリアの親族たちが陥れられた時だって、そんな君主でも服従しなければ殺されると思ったから
臣下は反逆の狼煙を上げなかった。
臣下が「こいつに従った方が得」どころか「こいつに反逆して幽閉した方が得」と考える以上
恐怖をストッパーにするしかないと思う。
>>180 マリア王妃とは政略結婚だし。あの時点で王子(ドンさん)に何か
あったらレオノーラに非難轟々でしょ?
それに、王に愛されてる自信もあったしね。
アルフォンソ王も一応世継ぎは正統な血統でって考てたんじゃないのかな?
「王の怒り」という上乗せ作用があったにしても、
正妻であるブランシュが愛妾マリアを呪詛した、というのが
処刑の充分な理由になるくらいだしなあ
愛妾が王の嫡子を暗殺したりしたら、王が躊躇しても
周囲が黙ってないだろうね
王妃を嫌いながらもドンちゃんを生ませたってことは
世継ぎは嫡出子にと考えていたんだろうね
もしレオノーラがドンちゃんを暗殺していたら
やむなくマリア王妃との間に次の子供を作ることになったと思う
それはレオノーラにとっても本意ではないだろう
マリアを遠ざけて自分が実質的な王妃として振る舞う方が現実的だ
うーーむ、歴史の流れは容赦ないぞ。
でもやはりアルカサル愛読者としては、
ドンちゃんにスペイン統一の夢を叶えてあげたかった。
>>205 アタシはエンリケとは勝たせてあげたかったわ。
>>204 でも嫡出子にこだわったあたりは、正常な良識があったんでは?
ドンちゃんだっったら、たとえブランシュとの間に(たった一回とはいえ)子供が出来ても、
マリアとの子を跡継ぎにしていたんではないですか。
お父さんの方が、その辺は良識的だたんでは?
>>207 キリスト教圏の相続法では、庶子には相続権がない
ブランシュ姫との間に子がいたら、その子が後を継ぐだけ
>>208 庶子なのに長年ごねたのがエンリケですね。分かります。
時勢に逆らわず、庶子でありながら王位に就いたポルトガルのジョアン1世は
名王になったけれども、そうなるにはエンリケには忍耐が足りないかもw
ジョアン一世の場合は、前任者がDQN過ぎて、とても支配者の器ではなかったし、
他に人材がいなかったというのがあったろう
もし、ドン・ペドロが無能な王で、他にフェルナンド・ホアン兄弟のような候補者がいなかったら、
エンリケも彼らが墓穴を掘るのを待つという手にでたかもね
例えば、ブランシュとの間に子供が出来ていたとしても、
ブランシュが死んだ後、マリアと結婚すればその子たちも嫡出子となるわけでしょうか?
その場合、もしマリアの子の方が年長で男子だった場合、彼が跡継ぎになるの?
優先順位は何処で決められるのかな?
>>211 そのあたりは、国や時代、また個別の王の事情で違うんで、単純には考えられないが、
もし、男子だったら、男子のほうを優先されるんじゃないかな?
ただ、その場合、母親が愛妾から王妃に格上げされたから、自動的に嫡子認定、
というほど簡単なものではなく、かなりの工作が必要だとおもう
「アルカサル・外伝」でも、カタリナの正当性をカタリナ側が否定するようなことを言ってしまい、
「しまった」と自分で自分の口を塞ぐシーンがあったが、あれも、コンスタンシアが生まれたときは庶子だったことが
問題になったんだろうと思っている
ドン・ペドロの父親のアルフォンソ11世は、エンリケやテリョの妻に王位継承権のある女性を選んでいる
つまり、レオノーラの子には王位はやれなかったが、王維継承権のある家系の祖になる名誉は与えた
なら、もしアルフォンソ11世が在位中に
ドン・ペドロが早死にし、その後も嫡子が生まれず、レオノーラも愛妾のままでエンリケに子供が生まれた場合、
甥のフェルナンドではなく、エンリケの子供を王位につけようとしたんだろうか?
>>214 無いとは言えないけれど、アルフォンソ11世の姉の息子達が
アラゴン王の血も引いているから、高貴さから言えばエンリケよりも
カスティリア王位に近いかも。
ドン・ペドロも王位継承権を持つこの母子の誅殺を怠らなかったし。
アルフォンソ11世の婚姻政策のお陰でエンリケの子孫の血筋は良いから
もしエンリケが野心とは縁遠い人生を送ったとしても、
エンリケの子孫に王位が転がった可能性はあると思うよ。
217 :
216:2009/08/16(日) 10:18:00 ID:???
最後が抜けた・・・
だから、ブランシュに子供がいて、マリア・デ・パディリアが王妃に格上げされて、マリアの子が嫡子認定され、
マリアにプランシュの子より年上の男子がいた場合、どっちが優先されるか、というのは、簡単にはいえない問題だと思う。
まあ、ブランシュの子が男の子だったら、その子が優先されるだろう
>>216 イギリスは、結婚・離婚問題がこじれてイングランド国教会を作って
強行突破したヘンリー8世がいるからね。
ブランシュの子がいれば性別は関係なく正嫡児で、もし女児しかいなくても
サリカ法典の影響下にないスペイン諸国では女王が即位出来たのだから、
マリアの子に出番は無いと思うな。
こういう場合の例としてよく引き合いに出されるのは
ジョン・オブ・ゴーントがコンスタンシア死後に結婚した
愛人キャサリン・スウィンフォードが、愛人時代に生んだ子供達が
「結婚前に生んだ子供は庶子」として扱われたことじゃないかと
>>219 んだね。あそこは事情が複雑だもんねw
最初の妻ブランシュはランカスター公爵の娘で、彼女と結婚したため
ジョンはランカスター公の称号や財産を継承した。
だから愛人あがりの三番目の妻キャサリンの子供たちには
準嫡子扱いで、王位継承権はなく、ランカスターの名も名乗れない
(ボーフォート家という別の家系を与えられた)。
彼らの一人が枢機卿になっているし、女系の子孫がテューダー朝の
開祖になっているので、庶子は絶対駄目ってことはないようだけど。
ドンさんも、マリアとの間の男子アルフォンソが死んだ時、他に
庶子の男の子がいたけれど、彼の母親と再婚して嫡子扱いにして
後継ぎにしようとはせず、マリアとの間の長子を後継ぎに指名したよね。
もともと、サリカ法そのものが曖昧な法で、その時の都合で、無視されたり拡大解釈されたりしている代物だからね
文庫6巻は10月にでるよね コミックス11〜13巻読み直したくて買おうとしたけどがまんしよう
6巻で完結は無理だろうが
WOWOWでROCK YOU!やってたから見たよ!
騎士のよろいの構造とか、映像で見るとなるほど〜みたいなこともあって面白かった。
ヒースもかっこいいしwww
>>211 ドンさんと同じく正妃の子が(男子)王でしょう・・・
でないと周りで争いが起こる。
でも、ドンさんならなんとかして捻じ曲げそうだがw
(ブランシュ姫との子よりマリアの子ってさ)
>>224 それをやったら、フランスを完全に敵に回すね
民会も認めないかもしれない
作中では民衆感情は、「愛妾に操られた暴君にないがしろにされた不幸な姫君」にあったみたいだし
イネストロサあたりが諌めそうだ
実際ブランシュの扱いを見る限り、フランスは動かなかったんじゃないかな?
あの国には大義名分なんて通らん気がする。
だからエンリケを擁護したんでしょ?
それでドンちゃん亡命の際にも大義名分をイギリスに持ってった。
フランス嫌いだから同調しやすいだろうし。
フランスは百年戦争中で、しかも負け戦続きだったから
ブランシュどころではない罠
ただエンリケを擁護したのは、ブランシュの兄がフランス国王と親しい関係という
こともあって、ブランシュを幽閉したドン・ペドロへの意表返しという気もするけど。
228 :
225:2009/08/23(日) 15:10:39 ID:???
いや、ブランシュの為や大義名分のためでなく、
ブランシュとの結婚は政略結婚、
つまり、フランス王家に繋がる人物が未来のカスティーリャ王になるというのが結婚の目的の一つ(全部だとは言わないよ)だから、
幽閉や不振死させたぐらいならともかく、そこまでしたら、外交上やばくならないかと思って
ドン・ペドロはエンリケに負けたというより、貴族に負けたといわれているらしいが、
作品を見る限りでは、シャルル5世を敵に回したのも大きいみたいだし、史実に付いては知らないんだけど、作品を読むと
シャルル五世がエンリケに味方したのは、盗賊化した傭兵をカステーィリャに追い払うためのと
ドン・ペドロがイギリス側なんで、敵の敵は見方、ということで、エンリケを援助したためみたいだし
もし、ドン・ペドロがブランシュを死なせてなかったら、フランスは敵にはならなかったのではないかと思って
>>228 シャルル5世の王妃はブランシュの実姉でもあるね。
案外、ブランシュとの間に嫡子を次々ともうけて、寵愛すれば風向きが変わったかもね。
シャルル5世亡き後のフランス王家は弱体化して内紛が続いたから、
ブランシュの名代としてドン・ペドロがフランス王家に干渉する機会はあったかも。
後に、コンスタンスの夫・ランカスター公がカスティリアで妻の王位継承を主張したように。
しかし、政治的に上手に立ち回れる王を演じるのはドン・ペドロでは無理だろうJKとも思う。
フランスは強い国には従うけれど、勝てそうな国には戦いを挑む伝統があるので、
王族の婚姻だけで同盟関係を維持するのは難しいと思う。
亀で申し訳ないですが
結婚相手なら断然ロドリゲスは完全同意だけど
主君とするなら意外とアラゴン王です、自分は。
先陣を切って闘うこともなく、大した戦果もあげず
中身もパッと見も美しくは無いけれど狡猾に立ち回ってのらりくらりと国を侵略から守り
結局最後まで生き残ったのは彼。
ドンペドロに仕えるのはゴメンこうむるわ〜
だからアラゴン王タイプに仕えるロドリゲスタイプが結婚相手としては理想。
>>211、
>>224 そもそもブランシュ姫との間に子供作るってことはイコール
それが男子であれ女子であれ正統な嫡子を得ることなので、
たとえ後にマリアと正式に結婚して彼女腹の庶子たちが
嫡子に昇格しても継承順位は不動なんでは。
ドンさん父がそんな感じだったよね。
逆にいうとブランシュ姫への個人的感情もあっただろうけど
彼女との間に後継ぎを作ろうという意志が皆無だったことが
ドンさんなりの答えなんだろう。
ブランシュ姫のみならず彼女腹の子までないがしろにしたら
教会も黙ってないだろうし、絶対に国内は分裂する。
むしろマリアとその子供たち派が悪役になってしまう。
>>231 初夜の一発が不発に終わったことがお互いにとって幸いだった?
「次」をブランシュ姫が全力で拒否ったからねえ…
アレがなければ、ドンちゃんも「嫌だけど世継ぎくらいは」と
考えていた可能性はある(マリアとの子は女の子だったし)
>>230 カブレラみたいな目にあうのはイヤだなぁ
ロドリゲスの墓ってどこにあるんだろ
やっぱイギリス?
裏切りと、欺瞞で一杯だから
この時代のお話は面白いのよ。
誠実な部下と信頼出来る王のお話しだったらつまらないと。
中世だし、実質は王VS貴族連中との戦いみたいなもんだしね。
駄菓子菓子、
あの王様がエンリケ如きに殺されるというオチを
休止中に知った時は…さすがにショックでした…
ドンさんとファドリケは、理解し合えたら
王国の大きな力になれただろうに、
ドンさん自身の猜疑心もあって
その可能性を潰してしまった〜ってくだりが
いかにも歴史ものって感じがして好きだな。
読者は神の視点から各キャラをみていて
それぞれの栄枯盛衰を眺めながら
手だしできないもどかしさとか。
実史ってきつよねえ。
あたしもドンさん最期の場面ではめげたわ。
ここで、ドンさんに勝たせたかった。
でもフィクッションじゃああないから、そういうわけにはいかなかったんだんだねえ。
誰か、救いの解釈お願い
>>239 上のレスにもあったが、
スペイン(カステーィリャ)王家は、
ヒメノ朝→ボルゴーニャ家→トラスタマラ家→スペイン・ハプスブルグ家→スペイン・ブルボン家
ヒメノ朝の王女の夫がボルゴーニャ家、トラスタマラ家はボルゴーニュ家の庶流、
ハプスブルグ家はカトリック両王(二人ともトラスタマラ家)の娘ファナの子供の子孫、ブルボン家もハプスブルグ家の王女の孫の子孫、
なんだかんだといっても、ドンちゃんの血筋は一応、現在まで残っている
こうなったのも、ドン・ペドロの次女コンスタンサが頑張ったため・・・というのは?
>>239 ある王朝の男系が断絶することになった時、
新しい王朝を建てた王家を憚り、最後の王には芳しくない評価を付けられやすい。
ドン・ペドロもまた、不当な評価を与えられてしまう立場でありながら、
今もなお正義王という綽名が残る、数少ない王だと思う。
何処の国でも王は、在位中の業績によって再評価されると思うよ。
王の死は、病死か戦死か暗殺しか選択肢が無いけれど、
私はあの死ですら、中世の混乱期を駆け抜けるように生き抜いた
ドン・ペドロらしさを感じる。
スペイン・ブルボン家に浮気乱行で有名な王妃がいるので
そこで一度血が絶えてる可能性が…
>>242 ハプスブルク本家の方が細々と残っているから問題ないかと。
まあ、ヨーロッパの王様なんか、ほとんどが親戚だから、
どっかで王妃や王配を通じてまた入った可能性もあるのではw
三女の血筋も現イギリス王家にしっかり伝わっている。
てことは欧州のたいていの王族貴族のご先祖様でもあるんだろう。
イサベル→息子→息子(3代目ヨーク公)→エドワード4世→
エリザベス(ヘンリー7世王妃)→以後王家へ
ブラン姫の病死はドンちゃんがエンリケに負けた遠因になってるよね。
人質として生きてたらフランスがエンリケに与することは無かったわけだから。
ブランシュ姫との間に子供がいたらドンちゃんの負けは無かった、ってことで
やっぱりドンちゃんはマリアとへの愛を貫いて滅びたロマンチストだったんだ。
>>246 その解釈だと
ドンちゃんはあの時代の王としては不適任者だった、と。
>>246 やりようはあったと思うけどね
ドン父は、王妃と王子を冷遇したけど、宰相にはポルトガル人を登用したり、ポルトガルとのパイプを切らなかった
ドンちゃんもブランシュを不審死させても、なんらかの形でフランスとの関係を切らなかったら、
フランス側もブランシュのことは夫婦の間の問題だと割り切ってくれたと思う
後、死後に有力な国の王女と結婚するとか・・アラゴン王も愛妾はそのままおいておいたらいいだろう、と言っていたしw
史実ではマリアとブランシュはほぼ同時期に死んだらしいけど、なんで、史実のドン・ペドロは再婚しなかったんだろう
ブランシュが苦境にあっても生きてる間は放置だったくせに
亡くなったとたんドン・ペドロに殺されただの仇打ちだのと言い出したらしいよね
それってドン・ペドロ亡き後、フランス側の債務(持参金)不履行の事実をもみ消して
一切の非難をドン・ペドロ側に押しつけるためのプロパガンダじゃないかと思うの
>>247 王としては不適任者だったと思う。
とにもかくにも生き残って息子を王位に就かせられなかったのは王としては失格でしょう。
この物語、
家庭人としては愛にあふれて幸せだったけど王としては滅びたドンちゃんと
家庭的にはぼろぼろ個人の幸福を犠牲にして執念を燃やした王冠を手に入れ
息子を王位に就けたエンリケのお話だと思ってます。
物語の中のドンちゃんはマリアが死んでからはやる気が無くなったように見える。
マリアがいないと頑張れないドンちゃん。
マリアってすごいわ。
>>249 そりゃあ、幽閉放置されててもブランシュの身柄がドンちゃんの手元にあるあいだは
黙っているしかないでしょう。
それが人質というもんで。
>>252 フランスが黙っていたのはブランシュを人質に取られてるから、という認識ではないと思うぞ
はっきりいって一公女にかまってるヒマなんかなかった、
>>249のとおり持参金未払いだから口出しするとかえって薮蛇、
ってのもあるかと。
フランスも約束どおりの持参金を持たせる余裕がなかったのかね
でも、それで冷遇するというのも、ちょっと
それを逆手にとって、フランスから援助を取るという方法もあったろうに
内戦初期のうちにデュ・ゲグランあたりを貸してもらったら、それだけでエンリケに勝てたんじゃw
確かに、マリア王太后のいったとおり、父親のやることをそばで見ていたエンリケの方が政治がわかっていたかもね
ファーヒタがヒロイン
グラナダ王解説役の外伝が読みたい
>>253
ブランシュ、人質としての価値は0に近いが、
死後の利用度は高い、哀しい存在ですね。
我らアルカサルファンにとって、ブランシュはロペスに恋してから、
重要度が高まりましたが、これも哀しい。
257 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/14(月) 22:29:19 ID:N5mq3dYW
ブランシュは可哀想だったけどロペスとの恋心を昇華できてよかったような気がする・・・
ドンペドロにとっては迷惑だろうけど・・・
その件でマリアが憐憫の情のある人でなおさら素敵な女性だと思った。
実際の所当時の王族の婚姻なんてのはただの外交カードの一枚に過ぎず
書面上婚姻関係が継続してれば問題なし、だったのかもしれない。
けどそう言い切ってしまってはロマンスもへったくれもないわけでw
ここはアルカサルスレなんだからそういう解釈は学者か別の作家に任せればいいのでは。
だったら258の前文もいらんだろw
別に講釈垂れてるわけじゃなし、好きに語っていいんじゃないの?
ガイシュツなんだとは思うけど、ドンちゃんの5代後の子孫がヘンリー8世の最初の妻なんだなw
261 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/15(火) 04:11:05 ID:fuVOfH7H
この時代、今さら歴史的にどうのって私等言えないもん。
アルカサル敵な見方でいいのでは。
>>257 あの、ブランシュの最期で感心したのは、神父さん
ロペスに「不幸な姫君に恋の喜びを与えたのだ」
公平で有能な人なんだなあ、神父にまでこういう人を配するとは、
ドン・ペドロは身分や家柄にとらわれず、有能な人材を抜擢した名君と評されているが、
流石、と思ったなw
ヘレスの城代さんも何気に良い人でしたね
264 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/16(水) 01:43:31 ID:7xmh0TZ8
>>263 神父さんは、もうあの時点で、
ドン・ペドロの怒りや、側近たちになだめさせるしか無いと見抜いていたもんね。
なかなかのやり手だと・・・
>>264へレスの城代さんも何気に好きです?
>>263 ブランシュ姫をああいう人格者の下に置いたのは、イネストロサの判断か、たまたまかw
まあ、よっぽどおかしな人じゃない限り、誰だってブランシュに同情するだろうが
夫からないがしろにされて若くして死ぬ美しい姫君
ブランシュには何の落ち度もないのに幽閉だものね。
落ち度はないんだけど、王妃としての力量はなかったな
内戦のとき、難民がブランシュの所に逃げ込んで、
「どうすればいいのかお指図を」といわれても、何もしなかった
ああいう場合、民衆の安全を図るため、兵隊と交渉をするのが支配者の役目なんだが
ま、若すぎから仕方ないというのもあるが
ブランシュ姫は「王妃の誇り」は強調するけど
義務とか自覚は皆無なんだよね・・・
あのドンさんのママンのマリアだって一応世継ぎを産んだし
ドンさんが歩み寄ろうとした時に、「大っ嫌い!」な態度を隠すべきだったね
一応王妃の義務は教わって育ったみたいだし。
もう少し大人になるべき
アレは嫌いと言うより、恐がっていたという感じだったけど
そのあたりは、侍女がきちんとみるべきだったんだろうが・・・
ブランシュ姫は家来にも恵まれなかったな
本来ならサルダーニャ夫人が諭すべき立場だよね。
政略結婚だということを分かってるんだから。
確かにドンちゃんは、とっととマリアの元に戻ったり内乱起こしたりで
王妃&侍女連の印象は最悪だっただろうけど
フランスの利益を考えると、あまり賢いやり方ではなかったような。
主人の嫌悪感に同調しちゃったからなあ…
まあしかし、ドンちゃんがブランシュに生理的嫌悪を抱いちゃった以上
結局どうにもならない二人だったのだろう。
同居していても、いずれ問題は起こっただろうな
271 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/17(木) 04:44:31 ID:idttPe0o
>>263 何気に良い人はともかく
当時の王ペドロに対して
王妃の病気は当然報告しかるべきの所を
王妃、並びに側近の「マリアを喜ばせたくない」という理由で
知らせなかったのは、王国の一臣としては不適格だったのでは・・・・?
>>270 ペロ・カリリョも同じだよね。エンリケの野望に同調しちゃったんだから。
ロペスならサンチョがもし野望を持ったとしても同調しなかっただろうね。
>>272 それはどうだろう
ペロ・カリリョもロペスも王に忠誠を尽くすために、王の息子に忠誠を尽くす立場だったから、
ドン・ペドロが生きているうちはしなかったろうけど、死後はわからないと思う
>>270 まあ、フランス側も、あらかじめ、カスティーリャは宮廷はこういうところで、
ドン・ペドロや愛妾はこういう性格の人間であるということを調べて、
侍女たちに、ドン・ペドロは美男だが好色だとかw、愛妾は善良で賢いから仲良くしろとか、
「戦略」を与えてから、送り出すべきだったな
ブランシュは気位ばかりが高いし、サルダーニャ婦人も虎の意を借る狐女で嫌だ。
でもブランシュは最後は可哀想だと思ったよ…プライドが高くて素直になれない
可哀想な女の子だったよね。
それにしてもアラゴンのブス王女はどうなったんだろう?
>それにしてもアラゴンのブス王女はどうなったんだろう?
その後無事に結婚したという話があとがきか何かに書いてなかったけ?
うろな記憶ですまんが、ブランシュの回想の中で、
王様は年上の美丈夫で愛妾と子供が既にいるけど、
王には良くあることだから気にしなくて良いと言われてたような。
ブランシュはその言葉を間に受けて王様に「気にしない」って、
そのまんま言っちゃったので決定的に嫌われちゃった。
15歳だったら、大人の言う事を、そのまま受け売りしちゃうのも仕方ないかも。
もしあのまま王様といっしょに暮らしていても、
マリアは王妃の立場を尊重するだろうから、ブランシュは王妃の立場に満足して、
王様とマリアの仲にも嫉妬もせず、上手くいっていたと思うのに。
やぱり王妃の不幸は王様にある。個人的な嫌悪感で退けて、王の義務を怠っている。
>>277 それは、「気にしなくてもいい」ということの意味が違うと思う
一般論として、王に愛妾がいるのはよくあることで、むしろ、いないほうが珍しい
そして、王族の結婚は愛情ではなく、政治だから、王が王妃より愛妾のほうを愛してしまっても
ある意味しかたのないことで、確かに「気にしな」くてもいい
しかし、ブランシュの場合、王がブランシュを気に入らなかっただけでなく、
ブランシュも王を受け入れることが出来なかった
そして、確かに個人的な嫌悪感で王妃を無視した王は間違っているが、
しかし、同時に王妃も王を嫌ったり、自分の意思で反乱を起越したのならともかく、
反乱の旗印にされるなど、王妃の義務を怠った
王を精神的に支え、王が病気や留守のときは代わりに政治を見て、子供を生み、両国の親善に努め、
嫁ぎ先に何かあれば、実家に援助をしてもらえるよう手を打ち、
逆に自分の実家に何かあれば、夫が実家を助けてくれるようにしむけるなど、
支配者階級としての王妃の義務はたくさんある。支配者の特権は、支配者の義務の報酬に過ぎない
王が王の義務を果たさなかったのと同様、王妃も王妃の役目を果たさなかった
まあ、15歳にはそこまではむりだから、ここは、侍女が、
「私どもが到らないために、姫様を年齢より幼くお育て致してしまいましたが・・・」と
王の心をなだめたり、ブランシュに王を受け入れさせるために手を打ったり、
いろいろするべきだったんだが・・・フランスももっと政治的手腕のある侍女をつけとくべきだったな
279 :
278:2009/09/18(金) 12:10:13 ID:???
あ、結論が抜け取った・・・^^;
だから、愛妾のことは「気にしな」いでもいいが、
ヨーロッパの「愛妾」は単なる妾とは違い、宮廷での名誉や地位を与えられた存在で、
アジアの「側室」といっしょだから、愛妾が王妃を越えることは許されないものの、
王妃も愛妾を「王に奉仕する役目を果たしている宮廷内の重要人物」としてあつかわなければならず、
その点の気配りはしなければならない
そこまで、15歳には無理だから、だから、侍女が・・・以下rya
数度しか会っていない王妃を自分の都合で幽閉した王様に、
王妃の義務を果たす必要があるのか疑問。
てか、幽閉されていて王妃としての役目を果たせる場も与えられていない。
>>280 だからw、侍女たちも
最初のころ、王妃が王を恐がっていたころ、それをなだめるのではなく、
王妃に同調していた
そのあたりがおかしいとw
義務や権利など立場上の事情がどうであったかは別として、
王がブランシュを嫌った理由として
「宰相の支配下に置かれていた時代の屈辱の象徴」
「自分の母に雰囲気が似ている」というのがあったけど、
それはブランシュ自身ではどうしようもないことで、
ちょっと気の毒だと思った
王がそう思っているなら、ブランシュがどんなに努力しても、どうにもならなかったと思うよ。
284 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/18(金) 19:45:39 ID:BEEMTiGP
マリアだって宰相の指図なのに
でも、いくら有能な侍女を取り揃えたところで、結局は本人の資質というか心がけの
問題になるんでは…と後世のフランス王妃に思いをはせてみるw
宰相の指図といえマリアは王の初恋の人だからね。
>>238 高ビーじゃなくて、可愛くて愚かな女を演じれば良かったんでね?w
ってブランシュじゃ無理か・・・
サルダーニャ婦人は貞操を守るにはいいが、「女」としての態度とか
教えられるタイプじゃなかったからね。
色事に長けた侍女もいればよかったかも
288 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/19(土) 03:48:14 ID:QBr2nfcK
ふーーーん、
でも結局は
ドンちゃん次第だったのでは、
この辺の問題は。
別にドンちゃんが悪いと言っているのではなくて、
王にしては、あまりにも感情に忠実すぎたと言うか、
フツウ王侯貴族って感情を押し殺すもんでしょう。
>フツウ王侯貴族って感情を押し殺すもんでしょう。
この時代、この地域には当てはまらないんではないかと。
基本自分の欲望やら感情やらに忠実な支配者は多かったと思う。
結果によって受ける印象は違うし、勝ち残った側の印象操作ってのもある。
成功した=感情を抑えて冷静に判断
失敗した=激情に駆られて暴走、とか。
色恋沙汰にしても同じようなことをしてるのに、ロマンチックに語られたり
女好きの色狂いだの相手の女は魔女だの言われたり。
ただお妃教育が行き届いてないところをみるとブルボン公の次女が外国の王様に嫁ぐなんて想定外だったんだろうか。
後世のフランス王妃で思い出したが、その人の姉でナポリ王妃になった人がいて、
嫁ぐ前、ナポリ大使からナポリ宮廷にはこういう問題点があるという報告を受けた宰相が、
宰相直々にその皇女に政治教育をし、その余りの聡明さに舌を巻いた、というエピソードがある。
某フランス王妃は、生来軽率で、それがご本人の悲劇の一番の原因ではあるんだが、、
その点、フランス大使が無能であったとも言える、と言われている。
ブランシュ姫の場合も、史実はともかく、この話の中では、フランス側は何もカスティーリャ宮廷に付いて
調べていなかったみたいで、それはフランス側も手落ち見たいな気がするw
まあ、時代が某フランス王妃時代とはまったく違うから、比較は出来ないけどねw
ドンちゃん・ドンちゃん父・ドンちゃん叔父(ポルトガル王・ペドロ1世)は
正妃よりも寵姫を重んじる王達だったから、そこに外国の公女が入って来ても
太刀打ち出来ないのでは?と思う。
疎んじられてもまだ同じ宮廷にいたならともかく、新婚生活もないまま別居・
幽閉で、ドンちゃんは専制君主タイプだから、
ブランシュ個人の資質や気持ちがどうであれ、ドンちゃんへの影響力は全くないような。
フランス王家は正妃を立てつつ寵姫も愛する王達が多いから、
ブランシュ姫にとってドンちゃんのやり方はカルチャーショックだったと思う。
でも、フランス王家は諸外国に嫁いだ姫達への支援は(イギリスに嫁した姫を除き)殆どないから
ブランシュだけが冷遇された訳でも無いんだよね。
>>291 どこの国もそんなもん
夫婦の間のことは自分で解決してくれ、と言う程度
まあ、内乱や戦争で国を終われたりしたら、亡命はさせてくれる程度
都合のいいときは、ネタにされるが
>>291 いや、叔父ちゃんの方は王妃を軽んじて寵姫を重んじてはいないよ
寵姫を熱愛していたけど王妃にも三人の子供を産ませていたし
即位した時点で王妃も寵姫も死んでいたってのもあるけどちゃんと王太子は王妃の産んだ子にしていたし
>>293 叔父さん王は、寵姫と合葬されることを遺言にしたので、
死後の裁きを受ける時に、側にいて欲しい相手なんだと感じたよ。
カトリック教圏だと、同じ修道院に合葬される王と王妃が少なくないから、
王権は王妃の子に、愛は寵姫にという風に感じる>叔父さん王
ドン父も、一応、王妃に嫡男を産ませているし、
宰相にポルトガル人を置くなど、ポルトガルとの友好関係を持ち続けた
ドン・ペドロはフランスとのパイプを切っちゃったみたいだし、これがまずかったみたいだね
なんかねー・・・
子供時代とか兄弟エンリケ&家臣の裏切り・母親がDQNと生来人材に
恵まれてなかったから猜疑心の塊みたいだから外交向きな性格じゃないよね
カリスマ性はあるのにそこら辺がアルカサルで描かれてる
ドンさんは勿体無かった
唯一力を貸してくれたイギリスとの黒太子とも我を通して仲互いしちゃってるし
イネストロサやマリア兄が生きてたら、また違ってたのかね?
>>296 どうだろうねえ
二人とも人格者で有能みたいだが、外交は・・・
ブランシュ姫との事でフランス側が怒って帰っても何の手も打たなかったみたいだし、
ローマ教皇を敵に回した時も同様みたい
むろん、ドン・ペドロは助言しても聞く人間ではないんだが、
そういう場合は、王の目をぬすんで、家臣がこっそり何らかの手を打つべきだったろうに
いやね、忠臣蔵でそれが言われているんだよね
賄賂を請求されて、主人が送らんでもいいといっても、その場合は、家臣が主人にばれないようこっそり送っておくべきだったってw
史実の赤穂事件の原因はどうも賄賂ではない見たいだけどね
>>297 >>そういう場合は、王の目をぬすんで、家臣がこっそり何らかの手を打つべきだった
ろうに
いや、それはまずいだろう、やっぱり。よかれとおもってやったことだとしても、
たとえ結果オーライだとしても、やっぱりそれは背信行為だよ。
>>いやね、忠臣蔵でそれが言われているんだよね
>>賄賂を請求されて、主人が送らんでもいいといっても、その場合は、家臣が主人に
ばれないようこっそり送っておくべきだったってw
浅学なもので初耳なんですが、誰が言ってるの、それ?
歴史上では敗北者なんだから、
主役は張ってても青池ドンさんに
落度や政策ミス、欠点があるのは当たり前だと思う。
だからこそ読者は
「あー、ブランシュをもっとまともに扱っていれば」
「ファドリケに言い訳する場ぐらい与えてやればよかったのに」
とか、悶々とするんだよねw
>>298 失礼
歴史小説です
池宮章一郎
フィクションと史実を一緒にして失礼
池宮彰一郎
重ね重ね申し訳ない
302 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/21(月) 00:20:42 ID:ohGsw/E9
>>301 剽窃で晩節を汚したやつか。
遁げろ家康は、着眼点は良かったが、隆慶と池波を読んでるとどうにも
文章がまずくて駄目だったな
>隆慶と池波
文章がうまいとは思わないが、それ以前に歴史作家としてはキワモノだな。
この漫画もキワモノ?
>>そういう場合は、王の目をぬすんで、家臣がこっそり何らかの手を打つべきだったろうに
これってドン様が一番嫌うやり方じゃね?
いくら国の為、王の為と言っても多分聞く耳もたんと思う
一瞬時代小説スレに来たのかと思った
>>304 同意。
ドン・ペドロは許さないと思う。
いくら王国や王の為と思って臣下が勝手な事をしたら
その臣下は生きてはいないような気がする…
>>297 何この人ww
「よかれと思って」「気を利かせて」で臣下が勝手してたら王権も何もありませんが
なw
で、その論拠がフィクション?ww 笑わせんな。
>>300 池宮は盗作ばかりで読む価値ないよ
ぐぐると検証サイトが幾つか出てくる
309 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/22(火) 00:17:00 ID:6Jgjvw/3
>>307 でもアルカサルはフィクションを前提に楽しむべきでしょ。
ロペスもブランシェのことは「気を利かせて」黙ってて、王に叱られたけれど、
そのことはイネストロサも指示してたし。
ロペスは王に叱られた程度じゃなかったでしょう?
王様は自分に嘘を言ってブランシュをかばったことで、
二人が不貞をしたのではないか、一番信頼していた騎士に裏切られたと、
投獄か殺してしまいかねない怒りっぷりだった。
そうだよね
マリアがいなかったらそうなってもおかしくなかった位の
裏切り行為とドンさんはとってた
いくら寵臣でも自分に対しての隠し事・謀り事は許せない人
ドン・ペドロは中世という裏切りと謀リ事がてんこ盛りの時代に生まれた王だから
臣下の行動を把握してないと生きてはいけない。
本当は臣下の忠節を信じたかった人だと思うよ。
だからこそ臣下が王を裏切た時の怒りの激しさは理解できる。
王位についてまもなく、基本的には忠臣だろうと思っていた宰相や
和解したつもりだった異父兄弟たちに叛乱起こされて、安易に人を
信用してはいけない、ってことを痛感してたしね
このスレは博学な人が多いから、生兵法はフルボッコだなww
…常識で考えても、主君の意向を無視して臣下が「気を利かす」ってありえないんだけどww
せいぜい忠言・諫言くらいだよね。(聞くか聞かないかは君主次第)
王になってすぐ幽閉された時ドン・ペドロがアラゴンからの亡命者の叔母に対して
「王は愛されるより恐れられた方が良い」といったセリフがあったと思うけど
この一言に彼の人生が収縮されていると思う。
彼は若い時に裏切りと人間の心の底に潜む闇を見てしまった人。
心ある臣下は彼の信頼を掴む為に王に疑念を抱かせ無いように細心の注意を払っていたと思う。
>そういう場合は、王の目をぬすんで、家臣がこっそり何らかの手を打つべきだったろうに
今の時代でも自分の権限外で社長に無断で他社と談合や契約締結などをしたら背信行為、
中世の時代は今みたいに職業選択の自由が本当の意味で認めてられてない時代
そんな事をしたら命は無いと思いますが…
王様は、心を許した家臣の忠言や諌めは割と聞いてると思う。
エレーナの死刑に反対したイネストロサの言葉とか
(まあマリアも泣き落としした訳だが)
ロペスに対しての怒りを重臣たちがなだめすかしたとか
(まあマリアが説得した訳だが)
最終巻で、猜疑心のあまり突撃できなくなった王に
「どうか王よ ご命令を」と進言したロドリゲスとか。
…まったく人の言うことを聞かない独裁者って訳でもないよね。
だから、ロペスはまあ破格の扱いだとしても
「王に内緒で」何かを画策すると、疑われても仕方ない気がする。
ファドリケが、エンリケの「寝返れ」の誘いがしつこいこととか、
計画的に密会させられたことを隠さずドンさんに言っていれば、
もしかして…とも思ったりするなあ。
ファドリケがドンちゃんの同母兄弟ならともかく、
異母兄弟で、一度裏切った前科があるから、
決別する時期がいつか?の差はあれども、
いずれドンちゃんに殺されていたと思う。
ドン・ペドロはファドリケを信じたかったんだ…いや信じていたと思う。
でも…エンリケが一枚上手で王の方から切らせる様に仕向けた。
ファドリケは王にとっては異母兄弟の中では唯一信じた兄弟
エンリケにとっては無くてなならない手駒であり王に意趣返しの矢
の役割をもたせようとしたみたいだね…
歴史にもしは禁句だがファアドリケが生きていれば正史が変わったかもしれないね。
正史と創作をいっしょくたにすんなよ、、
マリアが亡くなってから激変したよね、マリアは王の安らぎだったから彼女が死んで何も信じられなくなったのかな?
浮気しても必ずマリアの元に帰るドンちゃん
ドンちゃんの愛はマリアだけに向けられてるよ〜
羨ましいような?大変なようなw
休みもソロソロ終わりですね。本棚の整理をしながら
秋の夜長に懐かしのドンペドロに逢いに行きます。
>>320 そりゃあ、王が唯一心を許せる人&意見を言える人だったからね
マリアが生きていれば、イギリスとうまくやって勝ててたと思うな
マリア万能すぎwwとは思ったな。最近は、理想の母・理想の妻がマリア一身に集中
しちゃったんだと思うようになった。(作品的にもドンちゃん的にも)
マリアは王ではなくても自分を愛してくれる唯一の人だからね。
不遇の王子時代に出会ったのが良かったんだろう。
王様になってからでは、自分の性格が好きなのか、
王様の自分が好きなのか、もう判断することが難しい。
マリアの従姉妹が愛妾になっていたけどマリア亡き後の王を見ると
彼女ほどの包容力はない人だったのね・・
包容力と言うか
あんまり物事を考えなさそう、従姉妹なのにドンさんとやっちゃうし
賢夫人的な役割は無理だよ・・・
それに、「愛妾」って呼べるまでは行ってない感じじゃない?
一度か二度の浮気程度
アルフォンソが傍で寝ているのに、やっちゃいたがる王様だもの。
断っても断っても断っても迫ってきたに違いない。
きっとしまいには断るのが面倒になったんだと思う。
逃げきれない状態だよねw
机で頭うつほど追いかける王さま。
王様の情事といえば、「アンヘラの飛翔」の中で、
夫が妻のアンヘラに夜伽を命じたりとか、
愛人が王様と寝たのを果報者と喜んだりとか、不思議で仕方がない。
別の話になると、アルドンサは、夫に王と寝たと思われて王は女敵にされてる。
んで、ロペス初登場の時の城主は、城を守る騎士に妻と娘を与えてる。
こういうことから、王様と寝るのは女にとっては名誉なこと。
但し、妻や子供は夫の所有物で、自分の意思で王と寝るのはダメだが、
夫がそうしろと言ったら気が進まなくても従わなくてはならないってことでOK?
しかし、アンヘラの夫は何故妻に夜伽を命じたのか、
自分の妻を差し出すってのが、どうも良く分らんですわ。
中世の女性の地位って、本当に低いね。
妻を夜伽に使うのは中世史によく出てくる。
チョット違うけどエスキモーも客人の歓待に妻を夜伽させるけど
この場合はもてなす物がないからせめてもの気持ちとの風習らしい。
世界各地で昔から女性の地位が低いのは考え物だよね・・
そこで聖アンナ尼僧院ですよ!
エスキモーの妻がホアナ姫並みだったらどうするんだろう。
せっかくのおもてなし、受けないと失礼になるよね。
>>331 それで思い出したんだけど、昔、「トルファンの西」っていう志賀公子の漫画で西域の王に
嫁いだ漢族のお姫様が生んだ王女がサマルカンド(他国)の王子の子だったっていう話。
別に二人が人目を忍んで不倫したわけでもなさそうなのに、何故なんだろうって不思議に思っていた。
「あちらの男のベッドからこちらの男のベッドまで運ばれていくだけの品物」
って言うセリフはこういうことだったのね。王子の方は自分の娘だと知っていたし、
女の方は他国の王子の子を産んだということで悪びれてる様子も全くなかった。
王が他国の王子をもてなすために夜伽に差し出したんだね。
335 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/24(木) 20:11:04 ID:jB/NgTp4
>>334 志賀さんはレディースのイメージが強いけど
こんなの書いてたと初めて知った、なんだか面白そうだね。
自分は神坂智子さんのシルクロードシリーズが好きでしたwスレチでごめんね。
>>330 日本だって源頼朝の狩り旅行中に妻を差しだす領主がいたさ
>334
志賀公江さんのこと?公子に改名してたの?知らんかった。
338 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/25(金) 03:06:38 ID:qbpMa9ht
<<330中世の女性の地位って、本当に低いね。
そうよ、私たちが近代国家と呼んでる欧米ですら、
女子の地位が男子並みなったのはほんの数年前よ。
クリントン女史が「女性の大統領」と声高に叫んでいたのを、
思い出して下さい。米国では有色人種の男子よりも、
女性の選挙権の方が遅かったのよ。
中世において、妻を王に差し出すのはまったく当たり前の事だったのでは?
中世〜近世では欧州よりも日本の方が女性の地位が高かったんだよね
日本に来た宣教師が日本女性のフリーダムっぷりにびっくりしていたし
庶民レベルではそうだったみたいだね。
もともとは母系社会だったから。武家社会は男系社会になっていったけど。
武力が重要視される時代だと、筋力に勝る男優先社会になるのかな。
>>337 単なる間違いです。志賀公江が正しいです。
>>340 一部の皇女達も、中世までは今以上に地位が高かったよ。
女院という上皇並の扱いを受け、中には歴史(源平合戦・承久の乱・鎌倉幕府滅亡)を
左右するほどの財産を父天皇から譲り受けた女性達がいて、自分の死後は
猶子にしていた皇女(または猶子にした時の天皇)に
莫大な財産を譲渡するルールがあったから、何時も兵乱という名の台風の
目のような存在として、彼女達が存在していた。
武家の女性にはないルールだけどね。
343 :
愛蔵版名無しさん:2009/09/25(金) 21:49:57 ID:W7m5pw28
日本はお侍さんの時代になって男尊女卑がはげしくなったんですよね。
スペインみたいな、カトリックの国は結構今でも
残っているんじゃないかな。
女性の神父さんて、プロテスタントくらいだったかと。
>>342 まあ、近代戦争ならまだしも、白兵戦の時代に女性の出る幕はないからね…。(まれに
巴御前のような女傑もいるが。)
そういう集団内においては、非戦闘員の地位はいきおい低くなるよね。
>>343 カンペキスレチですまんが、プロテスタントは神父やない。牧師や。
>>344 戦う方法が異なるだけで、究極的には
自分達や家が栄えたらおkなんだけどね。
武力を持って戦う世界や時代では腕力がある男の地位が上がり、
婚姻と子孫繁栄という方法で戦える世界や時代では
産む性としての女の地位が上がるという感じ。
>>338 アルカサルではあんまり気分悪く書かれてないよね
むしろ王様とエッチーできるのが名誉みたいな感じだし。
読み直してるが、やっぱエンリケがキモイ
ごめんなさい!スレチなのは解ってるけど博識の皆さん教えてください。
@キリスト教に興味があり入信しようか迷っています。
A在日・韓国系が絡んでないキリスト教を教えてください。
Bキリスト系でもカソリック・プロテスタントなど色々ありますが
よく意味が判っていません、ただ自分は聖母マリア様が好きです。
私は青池先生のスペイン旅行記を読んだ時「幸せが貴方と共にありますように」
との現地のシスターの言葉を読んで感動いたしました。
それいらいキリスト教が気になりこちらに書かせていただきました。
大雑把ですみませんが宜しくお願い致します。
まず、カトリックかプロテスタント、またはギリシャ正教といった
キリスト教の中での違いをよく勉強してから、おうちの近くの教会を訪ねる事からはじめては如何でしょうか。
スペイン旅行記に書かれていたシスターはカトリックだと思います。
教会に通っていれば、そこが韓国系かどうかしだいに分かって来るから、
「ヤバい」と思ったら行くのを止めればいいだけです。
正式な教会の人たちは、通って来る信者には門戸を開きますが、
あなたの名前だとか住所だとかをしつこく尋ねたりはしません。
チェックが厳しいようだったら、行くのをやめるべきですね。
…近所の教会行ってみたら?
(もしそこに「憲法9条フンダララ」とかのビラがあったら左翼キリストだ)
>>351 近所の教会で聖母の導きをとのビラがポストにあり行ってみたら左翼系ではなく韓国系でした…
>>350 そうですね。まともな所は身辺あまり聞かないですよね…近所のキリスト系教会を拝観させて頂くようにします。
初っ端が韓国系キリストで住所や職業や親族など色々聞かれショックでした…
一生の付き合いになるかも知れないので今後慎重に探してみます。
お二方ともありがとうございました。
もう見てないかもしれないけど、新潮OH!文庫の「知って役立つキリスト教大研究」は
読みやすくてお薦め。
>>353 わざわざありがとうございます明日本屋で探してみますね。
皆様おやすみなさいZzz
「聖書 その歴史的事実」新井智(NHKブックス)
「イエスとは誰か」高尾利数(NHKブックス)
オカルト避けにお薦め
>>355 ありがとうございます。
チョット遠くの大型書店まで足を伸ばして探してみますね。
オカルト系じゃない、まとも系ということになっているキリスト教でも
そのほかの宗教でも同じコトで
入信すれば毎月某かのお金は出て行くよ。
それはお覚悟を。
前総理の麻生太郎氏はカトリックなんだよね。
あの方と同じところなら、多分まともだと思うんだけど…
まあいずれにせよ、入信するのは349さん自身なんだから
自分でとことん調べた方がいいね。
私の、個人的な区別に方法w
カトリック(旧教)=神父=総本山バチカン=ヒエラルキー(序列)のある世界
プロテスタント(新教)=牧師=○○会とか、やたら派閥がいっぱい
英国国教会=ヘンリー8世「離婚するのにバチカン邪魔だから独立するわw」
なんでキリスト教に入信したくなったのか知らないけど
まず聖書を読んで、キリスト教の教義を受け入れられるかどうか
自分の心に問い質した方がいいんじゃないかな…
自分はなんか無理ぽだが
ドン・ペドロって教会はばかにしてるけど
無神論者ではないんだよね
そのへん中世人らしいと思う
>>349 ファッション感覚で宗教に入信するのはオススメできないよ。
入ってみて、「教え」に感銘を受けるってこともあるかもしれないけど・・・。
あと、ちょびっと気になったのが「在日・韓国系が絡んでない」のが希望とのことなんだけど、
韓国や中国でキリスト教はわりと信者数伸ばしてるし、よくぶち当たるのは仕方がないかと。
だけど本気で信仰してる人には在日も韓国も日本も関係ないと思うよ^^
ちなみに女性関係でやらし〜ことが起こりやすいのはカトリックの方が多いらしい。
真面目にやってる神父さんには迷惑な話だろうが・・。
ミッション系の大学とかに入ってみたらどうだ?
今そういう年齢でなかったらすんません。
私はミッション系の大学行ったのに、そういうところは必須科目しか
取らなかったのが今後悔中。もっと学術的アプローチで勉強したら
良かったと思う。でも「仏教とキリスト教」という授業はおもしろかったな。
>>359 私たちの大半が特に意識無くても
仏教の教えを知っていたり、神事に意外と詳しかったりするように、
先祖代々キリスト教の人って、特に熱心にミサとか通わなくても、
やはりいろいろな教えが身に付いているんだろうと思う。
349です。
皆さん色々ありがとうございました。
本も何冊か購入し教えていただいた物で書店に無いのは注文してきました。
今後キリスト教の勉強をして自分に合う所を探してみます。
最初はマルティンロペスに嵌まりましたが、
読み返していくうちにそのいい子ぶりが鼻につくと言うか、
クラスでこういう子がいると嫌だなあ、みたいな。
でもブランシュ姫との場面は何度見てもいいワ。
ロペスに対してこういう感想は珍しいね
すごい控えめじゃん。
>読み返していくうちにそのいい子ぶりが鼻につくと言うか、
>クラスでこういう子がいると嫌だなあ、みたいな。
王様にイエスマンなところは宗教にハマる信者みたいにみえるときはある。
自分の考えはないのかよっ!って。
ロペスは王に助けられたから恩義に基づいた行動の人だと思う。
まあ、分からないでもない。
こっちは「どこまでも王様に忠実な騎士」という目線で見てるけど
バルガスみたいなキャラ目線だと
「有能で忠実、傲らず控え目で王に寵愛されてる。それがムカつく」
って感じじゃないかな?
ロペスは騎士道の人だからね
あれが、本来忠誠をちかった人への態度だよ
他の奴等が裏切りすぎ
バルガスは脳みそまで筋肉だから大嫌いだった
唐突だけどドンさんはさカタリナには別に恨みはないよね
エンリケに利用されてる妹を救ってやる事は考えなかったのかな
(恨みもないけど、愛情もなかった?)
でも、ロドリゲスの為にとかさ
カタリナのことは、
「エンリケに付随してるもの」としか考えてなかったような感じ。
王にとってじゃ異母妹ではあるんだろうけど、所詮あそこの家長はエンリケだし
カタリナだけをカスティリアに連れ帰ったとしても
エンリケが見過ごすはずないし、アジテーションにも利用されただろうし
ロドリゲスのためとは言っても背負うリスクが大きすぎるんじゃ?
はっきり言って、面倒なだけの存在じゃないかなあ。
ドンさんはカタリナの本心は知らないわけだから、
結局はエンリケの妹、同じ穴の狢だと思ったんでしょうね。
ロドリゲスをいいように凋落したみたいな。
>>372 篭絡?
そういやドンちゃんは庶子が男子なら一家系授けるって言ってたけど、
ドンパパはエンリケだけに一家系授けて、ファドリケ以下には授けなかった
のかな?
そういう区別ってどこでつけるんだろう。
>>373 それはやはり長男・次男という区別じゃないかなあ
ファドリケは特に弟といっても双子だから、騎士団に所属させることで
権力争いとは無縁の方向に持っていったって感じじゃないかと
むむっっっむ
古い事は分からんが
長男・次男の区別は
昔っからきちんんとしていたという事ですね。
>>372 そこらへんは
ロドリゲスの話や態度で分かると思うけど(お互い愛し合ってた事)
ドン様に与したのもカタリナ取られた為だし
>>374 そーいえばファドリケはいくら頑張っても位は貰えないとか言ってね
聖職者みたいな扱いもされてなかったっけ?
>>376 みたいなっつーか、聖職者そのものだったはず
ファドリケの騎士団=戦う修道士じゃなかったかな
だから結婚も許されないし、貴族扱いもされない
スペイン旅行記で実は庶子がいたらしい、って小ネタの脇に
青池さんの書き文字で「ぼーさんのくせになんてやつだ!」と
小さく書かれてたはずw
>>375 昔からと言うより
昔は長子・次子の区別は絶対
総領息子以外は居候扱い
じゃドンパパにもうひとり愛妾がいてそこにも男子が生まれたら
一家系授けてたかな。腹が違うから家が違うってことで。
ウラカに生ませたサンチョ以外にディエゴって男の子いたよね
長男は跡取り、次男は聖職者、三男以下は軍人(つーかスペア)
という慣習に沿ったんでしょう
三男にも持参金に領地持ちの娘を娶らせたり等、
アルフォンソ王はレオノーラの子供たちにできるだけのことを
してたと思う。
なるほどー ロペスも兄が出家しなかったら、自分がぼーさんになるはずだったし
よかったぁ〜、ロペスがザビエルハゲにならずにすんで。
(ドンちゃんよりも、ロペスのファンなんです)
でも、兄君も、よんどころ無い理由で、ザビエルハゲを免れてたねww
ん?ロペスの兄は立派なのトンスラだけど
ファルコと間違ってないか?
>>384 ふはっ!ほんとだっ!勘違いしてましたぁぁ(恥
しばらく修道院で修行して来ます.......((((ToT)†
トンスラって、やっぱ違和感あるよね。
でも日本のちょんまげっていうのも、考えたら結構すごいヘアスタイルよね。
人は何故剃るのだろう?
あまり洗髪できなか昔だと剃った方が清潔だったかも>トンスラ
日本の髷は兜で蒸れないようにそり始めたらしいけど
ほーーっっ
勉強になります。
>>あまり洗髪できなか昔だと剃った方が清潔だったかも>トンスラ
でもだったら何故てっぺんだけ?
トンスラはキリストの荊の冠を
髪型で再現してるんでは
トンスラって名前がそもそも可笑しいよね
つい、サマルトリアの王子の名前を思い出してしまう。
コソッと言うと私はマリアが鼻につくことがあります
あまりにも理想化されてて、ちょっと反発したくなる感じw
自分が未熟な人間だからだろうけど…
でも、お兄さんのディエゴとのやりとりとか好きでした
王に泣きながら「兄の仇を!」と言うシーンとかも泣けた
>>393 それは青池さん自身言ってなかったかな、作劇上どうしても
マリアを完璧人間にさせざるを得ないことになってリアリティがなくなった、
みたいな感じで
後半になればなるほど、マリアが名前通りに聖母みたいなキャラに
なっちゃってたよね…ブランシュから呪詛受けてたくだりとか
>>394 アルドンサと張り合ってたマリアは可愛げあったけど、
ウラカと共謀してるマリアは結構したたかだと思ったけどな。
ブランシュに対するマリアが綺麗ごとすぎるのは同意。
全然話が変わるけど、前から気になってることが・・(既出ならごめん)
池の中に半割りのオレンジを投げ込んで、部下の観察力を試したって逸話。
半割りにしたら切り口が上向くからわかるだろう・・って思うんだけど??
昔はブランシュみたいな浅はかな女キャラが嫌いだったが、
いつしかそれもまた可愛いと思えるようになった
わしも年をとったな
>>396 まるっと同意
それにヘレスの城の窓からロペスを見送るブランシュは健気でうるっときたよ。
そこから最期までヒロインだった。
カタリナはただ悲惨だったけど。
マリアは王から最も寵愛を得られる女でいたいと描かれた分だけ、
可愛さよりも健かな面が目に付くのは仕方ないかも。
ドン・ペドロの周りにいた女達は母后を筆頭に感情で動くタイプが多いし
ドン・ペドロも感情で動きがちだから、キャラ達がそれぞれ抱く愛憎の深さと率直さに
若さを感じてしまう時があるw
マリアそんなに完璧な女かなあ?
ブランシュに対しても、愛妾と王妃という超えられない壁、
自分の立場を弁えているからこそ冷静になろうと努めてた気がする。
もし王城でブランシュと同居してたりしたら
違った面が見られたかもしれないなーなんて。
「王の最愛の女」として描く以上、
他のどの女より賢妻っぽくなるのは仕方ないと思うけどな
大まかに言えば、「アルカサル」は男のドラマ、
女たちは添え物にすぎないけれど、
少ない出番で一生懸命自己主張している所が健気。
ブランシュはロペスと会うまではただの高慢なお姫様だったけれど、
女は恋をすると一皮むけるんだな、と。
カタリナもファヒータも皆恋していい女になった。
青池さんの漫画で女のドロドロなんて別に見たいと思わないし
つか、そんな描写があまり得意でなさそうだね
顔も頭も性格も良くて幸せな女なんて身近にいたら
しかも同年代だったらそりゃ腹が立つとおもうわ。
マリアに関しては、確かアルドンサとの対決あたりかその前くらいに
「─そして私には パディリア家の存亡がかかっている」
という決意をしていた記憶があるが、後に読んだコミックスでは無くなっていた。
記憶だから定かじゃないけど、
あのセリフがすごく好きだったのに…と残念だった。
>>403 文庫にはありましたよー>そして私には
実は文庫が初読なんですが
(最後まで読むのは文庫の刊行がすむまで我慢してますw
結末は知ってはいますけど)
マリアは賢い女性だしすばらしい人だとは思いますけど、
「ドラマの登場人物」としては、ちょっと面白みに欠けるかな?
と思います。
日本の古いホームドラマに必ず出てくる、
それなりに旦那をコントロールはしているが表には出さずが理解があって、いい女房、という役柄。
>>403 コミックスにもあったよ
本誌読まないから確実な記憶
自分も文庫初読組で、やっと6巻まで読んだところ。
6巻が結構中途半端に終わっていたんだけど、
もしかしてコミックス12巻もここで終わってるんですか?
こんなんで放置プレイされたら、
古参ファンの皆さまは、さぞかしお辛かったことでしょう。
こんなことを書いたら、非難囂々だろうと思うけれど・・。
敢えて書きます。
アルカサル、ドン様の勝利で終わって欲しかった。
歴史は歴史、でもやはりその後を読むのはつらいです。
>>408 同意。
歴史物だけど漫画という事でドン・ペドロ勝利にして欲しかったわ。
青池さんはもともと
「早世した王の亡霊が城に出る」というのに興味持って
描き出したと記憶してる。つまり王の死を描くのが大前提。
だけど長編になるにつれ王様が(その周囲も)
どんどん魅力的になっちゃって、読者にとっては
この王様がエンリケごときに殺されるなんて、
という図式になってしまったのかなあ…?
自分も休載中に史実を知って大ショックを受けたけど、
それでもやっぱり未完よりはいい。
王様成仏の完結を見られて、外伝まで読めた。ほんと有難いと思う。
最終巻に登場した、エンリケ側を援護したフランス軍の指揮官デュ・ゲクランの伝記小説
「双頭の鷲」でも、援護したエンリケを「貧相で卑屈な雰囲気」、ペドロ王を「堂々とした
美丈夫」って描写してるんだよね
「残酷王」かつ「審判王」って通称があったくらいだし、いわゆる『王の器』としてはやっぱり
ドンさんの方がエンリケよりよっぽど大物だったんだろうな、と思う
その適任だったはずのドンさんがエンリケにやられてしまう(しかも一騎打ちで…)ってのが
歴史の皮肉だよなあ
……もし「イブの息子たち」にドンさんが登場してたらどんなキャラになったんだろう
「無名の端役(チェーザレ・ボルジア)」みたいに片隅にいるのにド迫力な存在感、みたいな
キャラになったのかなあ
イブ・・・に特出のドンさん
最初っからオーラ出しまくりで、
並みいる女性陣を薙ぎ倒してほしいです。
退場には、やはりロペスが来て「王、時間が・・・」と催促の中でフェードアウト的な。
史実は動かしようがないけれど、お話としては一番安定していた頃を
ラストにもっていって終わらせることも可能だったのに、あえて
それをしなかったんだものね。
ファドリケやフェルナンド(ドンさんいとこでアラゴン王の異母弟)の
死の描き方からして、ドンさん自身がエンリケに殺されるところを
最後にもってくるのは織り込み済みだったと思う。
ただ、私もドンさん自身が年を重ねるごとに経験と自信を積んで
魅力的な王様に描かれたのに対し、エンリケは思い込みの
激しいナルシスト化しちゃって、ラスボスの風格が落ちちゃった
ように感じた。
もしかしたら格下の小物にやられちゃう悲哀を強調したかったの
かもしれないけど。
しかしエンリケは後半以降よくわからないままのキャラだった。
庶子なのに嫡子の弟のものを欲しがって欲しがって、それを
自分の方が父の側にいて云々と理由づけする辺り胡散臭かった。
ブランシュ王妃との初夜の一発が命中して王子が生まれていたらどうなっていたんだろう?
その王子は全く自分と同じ立場になるわけで
その息子をどう扱うつもりだったのだろう?
そこに一番興味があるなあ。
>413
青池さん自身が十三巻のメッセージの中で、書いてましたよね。
「三十代は悲劇に浸っておればよかったが、五十代はそれだけでは満足せん」と。
だから、ドン・ペドロの死という厳然たる歴史の事実を受けいれて描ける心の準備に、
十三年かかったのよ、と暗におっしゃりたかったのではないのだろうか。
>>415 掲載誌休載がなければ、悲劇の王として最期を描くはずだったけど
年齢を重ねて、それだけじゃ収まらない、圧倒的な歴史の重さを描かねば嘘になるとー
考えがかわったというふうに読んだよ
>>410 その、「王の亡霊の話」を読んでみたいんだが、青池さんはどの本で読んだんだろう。
探してるんだけど、見つからないのよね。
青池先生には各方面の専門家のファンがいるからね
先生が興味を持ちそうな原書を翻訳して送ってくれたのかも
>>417 メリメだと思ったんだけど違うのかな?
(メリメどうしても見つからないから確認できないし…)
亡霊が出るのはやはりセビリアのアルカサル?
ドン様の亡霊なら是非お会いしたい。
ドン様に会いに行くツアーとか誰かくんで。
真夜中の城内ツアーって結構流行るかも。
ドンさんに限らず、ヨーロッパの古城だったらぜったい誰か居るよね。
ロペスが修道院の前で伏して、尼僧たちに踏まれてゆくシーンは
いつ見てもマケボノのAAを思い出してしまう
>>422 自分は「シャンペン・シャワー」で大量のジョゼsに踏まれたマルロあたりを……
ドシリアスな場面なのに、あの踏まれるシーンとそのまま倒れて動かない
ロペスの二コマだけはどーーしても笑ってしまう
>>423 懐かしい〜シャンペンシャワーの話が出るとはw
ノストラ探偵団もおもしろかったよね。
おっとスレチになっちゃう、
私もロペスが踏まれるシーンで思い出したから仲間が居て嬉しい。
うー−ん、「シャンペンシャワー」は何なのか知らないので,
ロペス踏まれ事件を笑える気持ちは分かりませんが。
体操の跳馬に「ロペス」というすごく難しい技があるらしい。
それが気になる。
同志たちよ!
実は自分もあのシーンでシャンペンシャワー思い出してた。
無言かつ無表情で踏むから、ジョゼ一族っぽいんだよな。
シャンペンシャワーとジョゼ一族に付いて
軽くレクチャーしてくれる人いないの?
>>423 二度とあのページを笑い無しには読めなくなってしまったじゃないか!
シャンペンシャワーはよく知りませんが、
敬愛する無きご主人が命をかけて愛した人間を
あんな風に足蹴にして楽しいものかね、と思ってしまう。
あれだけの人数で誰一人おかしいと思った方はいないんでしょうかね。
まあ筆頭侍女だったサルダーニャ夫人の視点で見れば、
王妃として嫁いだ大事な姫様が、よくわからない理由で王から疎まれ、
床入れの儀式のあとはそれこそ指一本触れることなく幽閉の果てに、
王妃が「格下の騎士風情(サルダーニャから見れば)」に心迷って
呪詛騒ぎを起こし、ついに王から処刑命令をくだされた…ってわけで、
王とマリアの次くらいには恨みの対象にはなってるだろうし…
やっぱマリアのブランシェ姫に対する理解の深さは
同じ年齢の女としてはきれいごと過ぎると思う。
自分の命狙われたんだから、
当時呪いは今の暗殺者くらい殺される実感はあったと思うし、
ロペスへの「ありがとう」は
なんだかんだ言ってブランシュ姫の死を確認してくれたものへと思う。
奇麗事というより、建前を掲げて自分を保護したのでは?と思った。
王冠こそブランシュの頭上に輝いていても、
実質的な王妃はマリアだからこそ、自ら言動を自重して
理性をもって感情を押さえ込もうとしていた、と。
ドン・ペドロからの寵愛を失った女達の末路を
身近で見てきたマリアらしさというか。
三木谷浩史が裏にいるのかw w w
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身分書証を提示しないと、漫画喫茶を利用できないようにしようとする組織がいます。
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警察は美しい言葉を使い国民の自由を奪い、権力者の情報を守ろうとしてる。
★★★★★★不買するネットカフェなどの一覧★★★★★★
ゆう遊空間、TSUTAYA、ブックオフ
カラオケ店「メガトン」「ワオキューブ」
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ワイプ(wip)、居楽屋「白木屋」、美食厨房「白木屋」、居楽屋「笑笑」、のみくい処「魚民」、
個室空間「千年の宴」
TVゲームショップ桃太郎、モモオー ドットコム、桃太郎王国、ゲームセンター「アミューズメント桃太郎」
Airs Cafe(エアーズカフェ)
フリークス
コミックバスター
アプレシオ
CYBAC(サイバック)
複合カフェ「快活CLUB」、「快活フィットネスCLUB」
アイ・カフェ、古本市場
↑なぜか会員制の漫画喫茶ばかりwwwwwwww草加朝鮮系か?wwwwwwwwww
不買の理由はこれを読んでください
不買!→TSUTAYAゆう遊エアーズ自遊空間(ポルノ規制)
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/ne★tspot/1256060489/
http://s02.megalodon.jp/2009-1023-1641-14/pc11.2ch.net/test/read.cgi/ne★tspot/1256060489/
>>433 うーん、サルダーニャはいい人だと思うけど、典型的なスポイラーだと思うんだ。
本来なら嫌がるお姫様を引きずってでも寝所に放り込むべき立場なのに。
夫人と言うからには夫もいるわけで。
でも全般にカノジョからは「男嫌い」の匂いがするな。
自分の結婚生活はどうしていたんでしょう?
夫人というのは、姫君直属のお世話係の称号の和訳だと思っていた。
>>437 仮に乳母的存在なら「私の大事な姫君を不幸にする王に近づけない」と
いうのが、彼女の生き方として理解できる。
乳母的存在で、以外と影響力大きいよね。
姫の不幸の源と見る事もできるかも。
>439
そういう生き方が、>440の言う通りブランシュの不幸を悪化させたとみるべきかな。
夫人がもっとこなれた人物だったら
姫もいろいろ告白出来て、
逆に命に代えても姫の初恋を成就させようと身を砕いたという
そういう成り行きもあったかなと思う。
もちろんロペスはのらなかっただろうがね。
ブランシュは良くも悪くもお姫様だったよね。
政治的な駆け引きを外交官達からもサルダ−ニャ婦人達
(彼女自体も知らなかったような気がする)教えて貰わず…
無知の極みで結婚という外交に出向いた結果だよね…
まあ嫁いだ時点で15才だったっけ
送り出したフランス側も、姫本人にはあんまり政治的な駆け引きとか外交術とかは
期待してなかったんだろうなあ…
乳母があんな感じでは、フランス側はダルブルケルケあたりに丸投げ、とか?
猿だニャー!
すまん言ってみたかっただけだ
一度は許す
ほっっほほお姫様、旦那様にはつくしなさいませよ。
浮気はこっそりしてくださいな。
みたいな乳母だったら、ブランシェ姫の運命もまた違っただろう。
嫌われてはいたが、イネストロサからも「鉄の侍女」とある意味信頼はされてたな。
ロペス・ロペスのじーさん・ロドリゲスのスリーショットのコマが大好き。
セリフは「・・・・・」だけのやつ。
思い出しても癒されるわ。
王様が「アラベラには何もしないから安心しろ」と言った後のコマだっけ?
「……」
「……」
「……」
まったく信用されてない王様w
いやあ、ブランシェとアラベラくらいかな、
王が落とせなかったのは。
×ブランシェ
○ブランシュ
ちゃんと覚えてやってくれ
夫に疎まれ実家からも忘れ去られた挙げ句に、読者からも名前間違えられたんじゃ、かわいそすぎるで
コンスタンシアは史実でもジョン・オブ・ゴーントと和解して
幸せな後半生を送ったのでしょうか?
どうも、ジョン・オブ・ゴーントがかつての愛人と再婚したことが
ひっかかって。
少なくともお父さんが前の奥さんにしたよりは、幸せにさせてもらったんではないですか?
コンスタンシアは、自分の娘を通じて父の名誉を回復したから
そういう意味では幸せだったのだろう
もともと夫との間に恋愛感情があったとも思えん
作中でもいわれていたように同志的な情はあっただろうけど
ヨーロッパの王侯貴族なんぞそういうつながりでしょう。
コンスタンシアは幸せな方だと思うよ。
ちゃんとした夫にあそこまでしてもらって。
当時の結婚なんかみな政略家魂だったわけだから
旦那があそこまで妻の為にしてくれたコンスタンシアはましな方だと思うよ。
アルカサル完成時に
何気にポルトガルとナバーラとグラナダの王様たちが何気にコメントしてるコマがありますが、
部下も付けずにイベリア半島サミットですかね。
おかげで、近頃手に取ってもいない12巻を開けてしまったぞ。
確かに3巨頭のコマがあったが。
その後の読みたくない完結編にまで目を通してしまったよ。
顰蹙でしょうが、
アルカサル中抱かれたい男はズバリ誰でしょう。
_, _
( ゚д゚)
ロドリゲスに決まってるズラ!
別テーマですが、
「机の下で素早く一発」なんて扱いされて
しかもその事実すら忘れられて
子供が出来たウラカって幸せだったのかな。
たとえ愛人だってそれなりの扱いされたいじゃない?
マリアにはかなわない事が分かりきっているんだから
ドン・ペドロには執着せず母親として生きるのも賢い選択だと思うよ
わたしはロペス
>>461 >>464 スペインの人が奔放なのか、時代なのか王様に抱かれるだけでも
いい!名誉!って思ってたんじゃね?大多数の女の人達
王様の子供を孕んだだけで勝ち組だったと思う。
アルドンサはその点、一時は王の寵愛をモノにしたが、(ウラカよりかずっと)
でも負け組。
>>461 まあ、一番上手いのはやはり王さまでは?
カブレラおぢさんでもドキドキするほどの体の持ち主だし。
469 :
468:2009/11/10(火) 15:52:15 ID:???
ゴメン。一応補足しとく。
別にエッチが上手い=抱かれたいとは思ってないけど、
あれだけの長身の美男で、騎士としての戦歴も見事で、
地位と名誉も身に纏って、身分にふさわしい矜持もあって、
おまけに女あしらいも上手くて床上手とくれば、
怖い者無しなんじゃないかと思って。
よくわかりませんが聖アンナの尼僧院長とフィリスがアップを始めました
フフッッ
サンチャゴへ巡礼の旅でも始めますか。
>>464 同感!!
アルサンドの時はそれなりに愛の語らいやら
少なくとも愛人としてキチンと居るべき場所が提供されていたけれど
ウラカの場合、「机」以降は忘れ去られてた。
男の子を産んだのに王位継承権は与えられなかったし、
王の死後は修道女になったようで
結局はまともな結婚生活すらできなかったウラカに同情します。
でもやっぱウラカは
幸せだったのでは?
描かれなかった部分というのはかなりありそうだし
あんまり考えすぎない方が
ところでアルサンドて誰w
アルシンドの河童頭が脳裏に、、、
トンスラのあるサッカー選手ですね
アルドンサの間違いじゃね
ウラカも王様を愛しているという感じじゃないし、お互いさまでしょう。
子供がいて、マリアと上手くやっていけたんだから、それなり幸せだったのでは。
男子だったんで一家系授けてもらいましたしねえ。
ある意味、勝ち組ね。
でもその男子、幼い頃に無くなってしまったら、
その一家系はどうなるの?
アルカサル完結編ってある意味ドン様の絶望の歴史という感じで、
読むのがつらい。
>>482 同感。
連載が止まった時気になってドン・ペドロの歴史を調べたら愕いた。
漫画の中の勇ましいドン様。自分の中ではスペイン統治で明け暮れていると思っていた。
歴史の悲しさを書かないで欲しいと思いつつ完結して欲しいとも思ったり複雑だった。
今は悲しい歴史も書いてくれてよかったと思う。
昔は源氏物語の若菜上(女三の宮が源氏の正妻になる)から先は
いらないと思ってたけど、頂点にのぼりつめたところで終わり、ではなく
女三の宮と柏木にかつて自分のやったことをやられたり、紫の上を
亡くすなど苦悩を描いているところがいいなと思うようになった。
アルカサルも、わりと初期の頃は有能だけど独断的でいらん敵つくって
自滅パターンとか墓穴掘ったりと、負の側面もそれなりに描いていて
(ブランシュ姫の扱い、ファドリケを殺したことなど)、庶子の異母兄に
敗死する史実の伏線を淡々と積み重ねていた、ように思う。
あのノリで最後のエンリケとの直接対決でやられるところまでじっくり
描いてくれたらなあと思う気持ちはある。
中期以降、王様が魅力的に描かれるのと反比例するようにエンリケが
独占欲と猜疑心と自己愛の強いキャラになっていったのがちょっと
残念だったかなと。ロペスやイネストロネサ達好きだけど。
何年も経った後に完結編描いてくれたのに、贅沢な話だとは思うんだけどね。
青池先生の言う下剋上漫画で下剋上出来なかった人って感じ>エンリケ。
ラストに関わる以上、出さない訳にいかないけど、だんだん魅力が無くなった。
悪事に徹するて意味では、ティリアンもそうなんだけど、
エンリケは、どこか小物臭が漂うんだよなぁ。
国家を相手にというより、弟への嫉妬心が原動力になっているのが、どうも。
王様が、ああいう最後でも、対決した相手がもっと大物だったら、
もっとスッキリした読後感になってたと思う。
あの魅力的な王様が、小物にやられたってのが、納得いか〜んというか。
っていうか、対決もかなり卑怯なやり方で勝ってたよね。
本当に1対1の勝負だったら負けはしなかったとオモ。
中途半端なんだよねエンリケは。
美形だけど魅力ナッシング、
自尊心だけ高くて責任感や使命感は感じられない、弟妹を利用するだけ。
しょうもない脳内妄想だけで忠実な家臣を殺すし…
ファドリケが言った、
「(おまえは)自分だけ安全なところに身を置いて、弟を危険に晒す」
というのがまさに真実。
確実に生き延びるための手だとは言え、セコい。
エンリケの場合「セコい」「小物」「卑怯」という印象しかない。
ファドリケは本当にある意味エンリケの犠牲者だなあ、
というかカタリナを始めドン様もエンリケの周りの人間はみな少なからず犠牲を被っている。
悪に徹すると言っても、ティリアンとは全く別次元。
ティリアンには人が惚れる悪の美学があったけれど、
エンリケはただの卑怯者。
しかし、ティリアンも自分の実の父親を縛り首にしてるんだよな〜。
ペネロープ(だったっけ?)は、利用するだけして、刺殺しちゃうし。
善良なルミナスの両親だって・・・。
やってることエンリケと大して変わらんのに、受ける印象が違うのは何故だろう。
主人公かどうかなのかな。自分的には色気のあるなしが決め手なのだが。
織田信長も、天下統一する気まんまんのところを明智光秀に寝首かかれたし、
チェーザレ・ボルジアも、庇護者である父親の教皇が死んだ時の対処は
万全を期していたつもりがその時自分も死にかけてるとは想定外だったYO!と
いってた(誰相手かは忘れた)。
有能な人物上ばっか見ていて足元の石につまずいて転ぶのも一種の
カタストロフィだから、エンリケを王様の好敵手キャラにせずあえて小者風+
ヤな奴に描いたのかなーとも解釈してみる。
ただ、連載中断の頃は、王様有能側近も有能、隣国との関係もまずまず、
後継者もいるし王国の未来に陰りなし!なイメージが強すぎてたなあ。
完結編ではマリアとアルフォンソが死んでしまったせいで王様の苛烈さが
悪い方向にいってしまったとこからスタートだったから余計にそう感じたのかも。
あとは、作者としてエンリケにあまり魅力を感じてなかったのかなとも思う。
王になった後はカタリナ絡みででてくる程度だった。あんだけ執念燃やしてた
王位についたのに王権は弱体化して、こんなはずではーくらいやってほしかった。
>490
ティリアンは自分がやってることがいいことばかりでなく悪いこともわかって
全て受けとめた上で野望を貫いてるからね。
エンリケは悪いことも理屈をこねたり姑息に正統化して逃げてる。
それは言えてるね
ティリアンは、おじ(実の父?)を殺した時も
「そのロープは私の首にも掛かっていることを知っている」(うろ)
「だが私は誰にもそうさせない」みたいなことを独白してるよね。
殺されても仕方ないことをやってる自覚がちゃんとあった。誰かに責任転嫁せずに。
しかしエンリケは
「父王に愛されたのは自分!だから王位につくべきは自分!」
=だから自分のやってることは卑怯じゃない!と論点ずらし。
死ぬまで、結局父しか縋るものがなかったんだな。
自分の器が王位に相応しいかどうかは二の次で。
(父王は、エンリケを世継ぎにしようとした画策していたようでもないし)
哀れと言えば哀れかも…
史実はどうあれ、少なくとも青池ワールドでは諸悪の根源はドンパパ。
ティリアンは作者に愛されてたしな
NATOマークの従者の服、笑ってしまひました
そんなの気づかなかった……
>>497 ドンさんが庭で水浴びしたあと、布を差し出すおかっぱの従者。
お池に黒猫事件の時に、素早く窓から出て行く王様とロペスに続いて、窓でよじよじしてるイネストロサさまに萌える私。
夏が涼しくてたまるかーー(だったっけ?)の時の人?
今から布団の中で探してみまつ
>>499 もう、イネストロサ様に萌えるスレでもたてましょか。
>>500 今手元に文庫版しかないんだけど、
文庫版だと2巻の113ページ見て。
アルドンサに赦免状をお願いされる直前。
>>503 500じゃないけどサンクス。
コミックスだと三巻P.113だ。
ところでページ数が文庫版と一緒みたいだけど偶然かな?
>>504 2巻分ずつを1巻にまとめてるからじゃない?
コミックスの1・3・5・7・9・11・13巻のページは、文庫だとそのままになるのかな?
ロペス大好き!!!人間ですが、
アルカサル時代の宮廷もクリスマス休暇ってあったのかなあ。
そんな時、ロペスどうしていたのかなあ。
じじとばばと・・・・アラベラが嫁ってしまった後は
何か哀しい。
アルカサルでクリスマス話って、
8巻のブランシュのエピソードにしか出て来なかった気がする
クリスマスは、かわいそうな幼少期ドン様のイメージが強い。可哀そう・・
しょっちゅう破門されてるからな、ドンちゃん。
クリスマスどころか宗教行事が禁止なんでしょ?
地下で内緒のクリスマス。ブランシュが喜んでいた。
卑怯者といわれようが家族を不幸に陥れようが
とにかく王冠への執着だけで一生を送ったエンリケが執念を実らせた
という話だと思っています。
カタリナへも執着あったな。
とにかく執念深い=エンリケ
エンリケは「王の長男」として父の宮廷で敬われていた時代が原点だろうね
王の父と美しく優れた母は愛し合っていた。弟妹も兄に従っていた。
家臣達も王とその家族を敬っていた、そんな家庭の長男。
無意識だろうがその時代を取り戻そうとじたばたしてた感じだ。
もし・・エンリケがドン・ペドロの兄だが臣下として大人しく共存してたら王の腹心になっていたのかな?
それとも腹黒いから目が離せず常に近くに置いておかないといけない存在だったのか。
>514
大人しく下について共存するには若い頃のドンさんは未熟で隙だらけだからねぇ…
弟(ドンペドロ)を追い落とせば自分が王!と思わせてしまうところがネックだよな
これは庶子を優遇しすぎた父王の責任が大きいけど一度手を伸ばせば取れる!と思ってしまった王冠の罪かもしれない
1巻後半あたりを見ると、エンリケがしおらしくしてる限り
王様は案外すんなり信じてたかもしれないと思う。
まあ、それでもやっぱり危険な存在であることには変わりなかろうが。
(当人にその気がなくても周囲にとっては利用できるポジションだからね)
エンリケが、
「どんなに愛されていようとしょせん母は愛妾、自分は庶子」だと諦観してりゃ
王様もどんなに心安らかだったことか…
エンリケが動きさえしなきゃ、ファドリケはずっと「王に忠誠を誓う真面目な臣下」で
いられたろうにね……
何がきっかけかかは忘れたけれど
アルカサル一気読みしてしまいました。
何度も読んでるけれど
ファドリケの場面ではハラハラして(王よ、違う!)
泣ける場面では泣けて(ブランシュ「王よ感謝します」)
あと諸々、
何度読み返してもいいですね、アルカサルは。
外伝では、ファルコを見るたび、ロペスがキスマークを思い浮かべる所が好き。
マティアス修道士といい、ファルコの叔父といい、ファルコの登場人物は何気に悪人ぽくなくていい。
>519
ファルコの元気度でキスマークの濃さが替わるからね〜
ファルコシリーズはゲストで王様ファミリー絡めたりしてもっと読みたいなぁ。
でも国が遠い… ファルコはドイツで王様はスペイン。
衣装では、ナーバラ王を出迎えた王様のが、イスラムチックで好き。
王様、イスラム衣装似合うもんね
マリアのイスラムちっくな恰好も見てみたかったなー
女性陣は夏でも着込んでて暑そうで…w
完結編ではドン様も甲冑姿を披露しているけれど、
本編では常に顔も身体もさらしていましたよね、ドン様を始め名のある騎士は皆。
読者サービスだったのでしょうか。
甲冑姿を見て、時代は変わったんだな〜と寂しくなった。
そういえば、ロペスの甲冑姿は見てないような。
あの髪の毛を兜に入れるのは大変そうだ。
でもやっぱあの時代の騎士は
戦闘のときは甲冑というのが一般的でしょうね。
>>507 遅くてごめん!!
でもブランシュのクリスマスエピソードって???
ごめん、教えて。
甲冑姿には萌えないぞ。
ファヒータの父ちゃんは、サダムフセイン似だな。
>>529 すまん。
×ファヒータ
○ファーヒタ
ファヒータだとメキシコ料理になっちゃうんだ。
今「THE TUDORS」っていうヘンリー8世が主人公のドラマ見てるんだけど、
登場人物の系図を調べていたら、
ヘンリーにはイサベルの血が、王妃キャサリン・オブ・アラゴンにはコンスタンシアの血が
流れていることを知りすごく感慨深かった。
……ヘンリー8世……
「イブ」に出てきたてんてんまゆげが強烈すぎてなあ……
>>527 既出の、秘密のクリスマスミサの話。
「私はカスティリアの王妃なのよ
その私が、なぜあんな騎士風情に心を動かされなくてはならないの?」と
涙するエピソードね。
8巻じゃなくて7巻だったかも
>>527,534
見てみた。5巻だね。
復活祭のミサだった。
536 :
535:2009/12/17(木) 22:10:46 ID:???
追記。コミックスでは5巻。
ブランシュとロペスの挿話って、
歴史のうわさ話、
異母兄ファドリケがバリャドリッドまでブランシュを案内したことで2人の仲が疑われたというのと、
姫の死は病死でなく医師の作った毒杯を持つ、王の大弓射手であるフアン・ペレス・デ・レボリェードの腕の中で死んだとされる。
から考えついたのかな。
それにしても、結婚してからも姫と呼ばれるものか。
>>537 結婚しても姫
→みのもんたの「お嬢さん」と同じ感じかと。
>537
私はあの時代の人間じゃないから推測だけどw
王様達の「ブランシュ姫」とサルダーニャ達の「姫様」は意味合いが違うと思う
王様達の「プランセス・ブランシュ(ブランシュ姫)」というのは記号の一種w
嫁いだ時からの「彼女を表す記号、呼び方」がそのまま継続してるのだと思う。
侍女、特に鉄壁のサルダーニャの「姫様」は愛称に近い感覚かとw
本来なら「王妃様」と呼ぶべきなのは承知だけどあんな男wの王妃に私の大事な姫様はもったいないんじゃぁ!て感じかとw
ブランシュが拒否してないから姫呼びのままなんでしょ。
本人が王様と結婚したとは思ってないから。
プリンセス(仏ならプランセス?プランセッサ?)て称号じゃないの?
故ダイアナ妃も結婚してるけど、というか結婚したからプリンセスダイアナになった。
離婚後もプリンセスの称号は保持してたよね
王子の嫁だからプリンセサであって、
王の嫁なら違うだろ、ってのが
>>537の疑問なんではないの?
結局クイーンでいいのかな。スペイン語だとレイナ?
女王と王妃は別のもんだと思うんだけどな。
女王も王妃も英語ではクィーンだよ
スペイン語だとレイナ
翻訳小説とかでも女伯爵を伯爵夫人とかに訳されてるものもあって
紛らわしいよね
王の正妻なら、名前・デ(あるいはフォン)・出身地だろう、と思ってググったら、
ブランカ・デ・ボルボーンになっていた。
当時、そう呼ばれていたかは知らないけれども。
ドン・ペドロが、自分の王妃はマリアだと宣言した以上、
ブランシュに王妃様と呼ぶ人がいれば、
ドン・ペドロに喧嘩を売るようなものだから、自粛していたという気もするw
ボルボーンって
ボルゴーニャ(ドン・ペドロさんちの家名)
のことでいいのかな
>>545 ブルボン家=フランスの(姫である)ブランシュという意味かと
コミックスの人物紹介の「ブランシュ・ド・ブルボン」のスペイン変換と思われ
>>544 さすがのドン様もブランシュ在命中は
マリアを王妃だとは宣言していなかったんでは。
以前興味持って調べたんだけど
ブランシュ存命中のマリアはドンさんの宮廷内では「第一の女性=実質王妃扱い」
でも公式(対外国とか)には「王の妻」「王の子供達の母」だったらしい。
「妻」に関しては本来は教会の結婚許可がいるんだけど破門されまくりのドンさんだから…w
あくまでブランシュが「王妃」でこればっかりは彼女が死ぬまでどうにもできんかったらしい。
なんか今の英国国王夫人のカミラさんみたいだな
仮にの話で、英国国王夫人に子供ができたら、
マリアと同じく、庶子扱いで王位継承権はないのかな?
>>550 エリザベス(2世)女王は亡くなってたの??って驚いてググっっちゃったよ。
王太子妃だねカミラ。
エリザベス女王「杯」ばかりがヒットして、ちょとワロタ
正式に結婚してるから庶子扱いにはならんのでは。
カミラ夫人の場合、前妻ダイアナさんへの配慮で
プリンセス・オブ・ウェールズとは名乗らず、
チャールズさんの他のタイトルであるデューク・オブ・
コーンウォールからダッチェス・オブ・コーンウォールの
称号を名乗っているだけで。
サラエボ事件で暗殺されたオーストリア皇太子も、
妻の身分が低くて結婚反対されて、結局結婚は許すが
妻の皇族としての特権は無し+子供がうまれても
皇位継承権は認めないという妥協案に落ち着いた。
>>549 ホアナとも結婚したしねw
戴冠まではしておらず一夜妻で終わったから王妃扱いされてないけど。
結婚の契約と戴冠の儀式は、王といえども反故には(王だからこそ?)
できなかったんだろうな。
>551
カミラ夫人が子供を産んだらその子は庶子ではないけど母の身分が低いから故ダイアナ妃の王子二人の下の身分になるはず。
英国法では王の長子から順だから、チャールズ皇太子が王位を継いだ場合はウィリアムが皇太子、次がヘンリーでカミラの子ならその下。
ただ、離婚(本来許されない)やカミラ夫人とのことなどから「チャールズ1代飛ばしてウィリアム王子に王位を!」て世論もあるんだよね…
無いとは思うがカミラ夫人が妊娠したら「カミラ系統」が誕生するのを避けるために父親すっ飛ばしてウィリアム王子が王位につく可能性がアップしそうw
※ウィリアムが即位したら「ウィリアムの子」が継ぐのでカミラ系は傍系になるから
>>カミラ夫人が子供を産んだら
現実的に無理w心配しないでよろし。
卵子を凍結してるって噂があるからわからんのよそれが
それは悪意の噂でしょw
ある程度若い頃の状態が良い受精卵を凍結してても
今解凍して代理母で子供つくったら世論の非難囂々
せっかく皇太子妃に納まった今そんな危険は犯すメリットが無くない?
王子がすでに2人居るから、
今さらカミラに子供できたとしても(あり得ないが)
ウィリアムに子供でもできれば
王位継承チャンスはほとんどないだろうな。
ロペスって生涯愛する女性っていなかったのかな?
ブランシェの時は
彼女の心情にいたく動揺はしていたけれど、
決して惹かれてはいなかったと思う。
他にロペスの心を乱すような女性は居なかったのか、
すごく気になる。
とあるスレで、トルコのスルタンは王妃を持たず女奴隷に子供を産ませ、
その中の一人が次のスルタンになるって知った。
(スルタンになれなかった男の子は全員殺される)
ここで疑問が。アブ・サイードの寵妃ファーヒタが自分のことを女奴隷と言うのは分かったけど、
トルコの例では、女奴隷は地元の人間ではなくて捕虜や誘拐された外国人だったらしい。
ってことは、ファーヒタはグラナダ人ではないのかな?
(その場合、父親も奴隷になるが、奴隷でも出世して将軍になった例があるとか)
それとも、グラナダのスルタンは、また違った制度をもっていたのだろうか。
>560
女奴隷という字面はショッキングだけど
当時のイスラム圏では基本的に「女」には人権がない
人権がある女は「母」だけという世界なのでスルタン(絶対者)の高級に入れば女は身分関係なく全て「スルタンの女奴隷」となる
略奪された娘も大臣の娘も高級に入れば等しく女奴隷w
奴隷と言っても酷い扱いを受けるわけじゃないけどスルタンの指示1つでヨソへ遣わされたりする。
寵愛が深ければ権力は持てるけど高級の中限定だし寵愛が薄れたらすぐに下落するから儚いw
男の子を生めば「スルタンに息子(世継ぎの可能性)を与えた女奴隷」として寵愛の有無とは
関係なく厚遇されるけどそれでもスルタン在位中は「女奴隷」にかわりはない。
要は王妃や正妻など表に立つ女性を必要としない社会。
脱!女奴隷するのは産んだ息子がスルタンの地位に上がった場合だけ
スルタンが死んだりして世代交代すると旧後宮は一旦新スルタンに引継がれた後整理される
「女奴隷はいくらでもいるが母は一人だけ」という考え方から「スルタンの母」は後宮内で一番の権力者となる
当然「脱女奴隷」でスルタンにすら意見を言える唯一の女性となる。
例外がヒュッレム
確か、当時のトルコはスルタン以外は全員奴隷という身分だったと思いますよ.
アラベラ嫁いだ後の
ロペス家の惨状が知りたい。
>565
ロペスは重臣だしアラベラの結婚は王様の肝いりだし
アラベラが嫁いだ後は老人の世話に長けた侍女がたくさん入ったのじゃないかな
ロドリゲスの性格考えても「惨状」にはならなかったと思うw
ジジババが最終巻の時代には天に召されていることを願うよ
てゆーかロペス普通に金持ちじゃね? 家督が「清貧」なだけで。
家令職を拝命したり、後に騎士団長になってるから、それなりの領地を
貰ってると思うの。
前から不思議に思ってたのは、ビセンテが僧籍に入ったらアラベラは
一生離婚できないわけで(カトリックだから)、ロペス家にずっといたことは
わかるんだけど、なぜジジババが良縁を探したりしてたのかわからない。
歴史的背景がわかる人教えて〜。
× 家督
○ 家訓
すんません。
既婚者が僧籍にはいったら、その人の夫または妻は
独身に戻るんじゃないの?
カトリック的には結婚無効扱いになるのか、死別みたいな
結婚はしてたけど夫婦の縁はきれました扱いになるのか
わからないけど。
昔に読んだのでうろ覚えだけど
既婚者が配偶者を置いて僧籍に入った場合
僧侶になった時点で自動的に配偶者は「いないもの」とされる
でも配偶者は僧侶じゃないから結婚の契約は相手が居ないまま続行
相手が居ない婚姻を解除するには配偶者も僧(尼)になって現世を捨てるか
新しい配偶者候補を得て教会に許可を取って「結婚の上書き」をするしかない
いやもうそれよか
ロペスの私生活を知りたいよ。
子孫はいるようだが、
騎士団長になった時点ではもち独身だよね。
ロペスじじに
死ぬ前には
ひ孫をみせてあげられたかな。
ロペスもさ〜、少佐と同じで、遠くから見てるからカッコイイんであって、
夫にもつと大変なタイプだなと思う。仕事優先ぽいし。
ロペスにあれこれ話しかけても、アラベラの時みたいに、
「それがなにか?」ってそれでおしまい。会話レスはキツイ。
>573
少佐もロペスもどうせ遠くからしか見れないんだから別にいいんじゃない?
でも、亭主元気で留守がいい人には夫にぴったりかもw
仕事人間で稼ぎはよく、浮気の心配もなさそう
ロペス大好き人間にととって、やはり「それがなにか」以上の
人がいて欲しかった。
なんか心を許せるような。
むしろああいう仕事一筋人間もいるよなーて感じで
あれでいいと思う、ロペスは。
騎士として有能で王から目をかけられてそれに
報いるのが最高に幸せ。
じじばばみるに情ががないわけではないけど、
家庭でよき夫やるタイプじゃないわな。
そこでロドリゲス登場ですよ!
ロドリゲスはカタリナを思って結婚しないなんて素敵!って思ってたが、
アラベラとのお見合い話の時、王様が「まぁ、庶子ぐらいいるだろうがな。」
って言ってたのに、何だってー!!!だったわ。子供いるんかい!
そりゃあ、(妻帯禁止、厳密には女性と接すること自体禁止の)僧侶だったファドリケにすら庶子がいたんだしw
ファドリケ、ブランシュ説の真意の程は?
女性で目立ってたのって作品通してはマリアだけだったし(カタリナもある意味そうかも)、
初期でマリア王太后、アルドンサ、中期でブランシュくらいだもんなあ。
カタリナ、
完結編でそれまでの全ての恨みつらみを
はらしましたよね。
喝采。
あの時のカタリナの表情って、
後年の誰かに意地悪するときの伯爵の表情と似通ってる。
血は争えないか。
カタリナかわいそうだよ…
>>581 ファーヒタも入れておくれ
基本的に男子の話だわね、
アルカサルは。
アルカサルにかかわらず、青池漫画は男子の話しだわ。
女性キャラでは、エル・アルコンの女性海賊が好きだったな。
アルカサルではブランシュのエピソードが好きだけど、キャラの魅力とは違う。
もうすぐ文庫発売ですね!
次が完結編?
文庫が初読なので、どんな終わり方なのか楽しみな反面、
史実的には読みたくないような。
ファルコの出てた外伝みたいな世界観の話がずっと続けば良いのに…
文庫7巻買ったんだけどさ
コミックス13巻と同じページ数で
しかしカラーページはコミックスより少なく
130円近くも値段が高いって、
さすがにボッタクリ値段だと思うんだ
秋田ェ…
文庫と通常コミックスでは紙質が明らかに違うと思うんだが…。
エロイカの文庫で
7巻と同じぐらいのページ数の巻が
560〜580円ぐらいなんだから
やっぱりボッてるよ
今までがコミックス2巻分収録で735円だったよね。
文庫版7巻は、コミックス13巻だけ収録なのでページ数は明らかに少ない。
私も、1〜6巻とまったく同じ値段だとは思わなかったので
「うーん」とは思った。セコいけど、せめて税込み700円ジャストにするとかね…
コミックス13巻の方が
(カラー多いし)豪華なぐらいだよね。
表紙のチョイスもちょっと今までと違う…シリアス絵に徹して欲しかったな
コミックス版で全巻買ってるけれど(1巻なんてもう日焼けしちゃてます(涙))
できれば連載していた時の大判サイズで全部出して貰えないかなー。
もちろん、カラーグラビア付きで。
青池先生だって、最初に出版される時のサイズ・イメージで描き込みされてるだろうし。
渾身の手描きの線がなるべくリアルにわかるような大きさでもう一度全部読みたいです。
>>562 ヒュツレムより政略結婚で
皇后になったカール5世の妃イサベルの方が
美人で政治手腕もあったね
普通は成り上り女の方が高スペックなのにさ
>>588 前から読んでみたい作品のひとつで文庫化を機に購入
でも、次が待てなく2巻まで文庫その後はコミックスに
しちゃった。 文庫は分厚くて読みにくいのよ
食事のシーンが美味しそうだなぁ
そうか?
肉とかパンとか硬そうだけど・・・
味とかもまだ、塩オンリーって感じじゃないか?
熱すぎるスープを冷ますのに、水入れてたもんな(おかげで毒まで入れられて)
あれはまずくなるだろうな、と思った
夏場に、王様が噴水のところでオレンジまるかじりしてるのはおいしそうだったな
側近が手を拭く布差し出してるのに、マントで手ふいちゃったりして
>熱すぎるスープを冷ますのに、水入れてたもんな
これホントそう思ったw まずいよね〜
599 :
愛蔵版名無しさん:2010/01/14(木) 15:53:13 ID:a6LVg3MT
とーとつですが、非難轟々を承知で、
ドン・ペドロはどーしてもマリアの子供を後継者にしたかった。
なので同時期に死んだマリアとブランシュの死亡日を操作して、
マリアが後に死んだ事にして正式の王妃として記録した、というのは?
当時って、重要な事でも記録があやふやだったりするし。
アルカサルのドン・ペドロさんのファンですけれど。
歴史板で聞いた方が早いかもよ
青池版ではそういう話にはなってないしねえ
>同時期にマリアとブランシュが死んだ
>>596 肉食べてるのは美味しそうに見えるな。
塩だけで味付けの肉、実にシンプル。
ギャートルズの肉が美味しそうに見えるのと同じかも。
案外、素朴な味の方が噛み締める程にうまみが。
スペインのイベリコ豚は焼いて塩振っただけのがすごく美味しかった
下手に手を加えていない分豚の美味しさが良く分かったよ
食事に関して唐突に想像。
ヘレス・デ・ラ・フロンテラに着いて、引越し蕎麦を配って城代に挨拶するブランシュ姫とロペス。(吉田戦車風)
ロペスさまが律儀に頭下げ回ってる様子が目に浮かぶわ。
イスラム圏に近いところだから
普通に旨そうなもの食べてそうなイメージがある
スペイン料理は現代ではグルメもんですが、
1300年代はどうだったんでしょうねえ.
ワインとか、やはりおいしかったのかな。
ファルコさんが赴いたドイツよりは
ぜったい美味しかったとは思うけど。
>1300年代はどうだったんでしょうねえ.
トマトがまだなかったんだよね……。
トマトのないスペイン料理ってどんなものか想像できない。
ニンニクと塩…かな
あと唐辛子とか胡椒とか
胡椒は当時貴重品だったのでは?
食生活に関しては
ローマ時代の方がはるかに進んでたりして
唐辛子はまだこの時代には存在しないような
中世ヨーロッパ ファンタジー世界 「食」
で検索すると、中世の食事内容の調査と紹介のページがありました。
結構豪華な食事のようです。
鮭のローストのオニオンワインソースかけ
鶏肉でマスタードや香草を巻き、蜂蜜を塗ったもの
…スペイン風オムレツも出されたのでしょうか。
中世は長いから時代による。
塩も胡椒も貴重品だから権威を示す意味でも
貴族はたっぷり使った食事をしてた時期もある、
今から考えるととても食べられない
モンティエル行ってみたい
サンパブロ教会も
ドン様の食事姿を見ていると、
干し肉を噛み切っていたり、パンを齧ってたりと、
あんましグルメっぽくない。
食事はやっぱりフランスが一番かなー
と勝手に思ってる
ドンさんは食えればいいって感じがする
この時代ならフランスよりイタリアだろw
フランスはイタリア生まれの王妃が来るまで食の後進国だし
ブランシュ姫が嫁いできたころは、ヘタしたら肉手づかみで食べてたような時期か
少なくともドン様の食卓にはナイフもフォークも見当たりません。
パンとか肉とか果物とか、全て手づかみでした。
ナイフとかフォークとかっていつ頃からの習慣でしょうか。
今の形のフォークはルイ13世の頃のリシュリュー枢機卿が広めたとか
ナイフはあるよ
でなきゃ肉が食べられない
フォークが広まり始めの頃は
「神様から与えられた手を使わずに食事をするなんて、なんて野蛮な!」
という感覚だったらしい
今でも時々やってるコーエーのチンギスハン4で、
エンリケ、ホァン(エンリケの息子)、黒太子、ベルトランは出てくるんだけど、
ドン=ペドロ様は出て来ないので能力を勝手に想像してみた
政治 戦闘 知謀 歩兵 弓兵 騎兵 水軍 内政技能 戦闘技能
エンリケ 67 65 54 B C B E 商業・外交 伏兵
ホァン 54 57 62 C C C E 農業 城攻
ベルトラン 35 89 62 A A A E 外交 機動・突撃・城攻・伏兵
黒太子 42 95 83 A S S B 建築・文化 機動・突撃・連射・火攻・城攻
なので、
ドン様 48 82 72 A B A E 商業・建築・文化 機動・突撃・城攻
欲張ってもせいぜいこんなところかと
内政技能に登用を付けてあげたいけど、粛正しまくってた人にはつけられないし
622 :
621:2010/02/03(水) 14:56:11 ID:???
改めて考えてみたら、コーエーは亡国の君主に関しては結構ボロカスなので、
開発者がアルカサルを読んで情状酌量したとしても、
政治 戦闘 知謀 歩兵 弓兵 騎兵 水軍 内政技能 戦闘技能
ドン様 28 68 46 B C A E 建築・文化 機動・突撃
このくらいで手を打つかも
世界三大料理は、中華、トルコ、フラインス。
この中で不動なのは中華とトルコで、フランスは将来代わる可能性もあるとか。
理由は宮廷料理で考えるからだそうな。
エリザベス女王の肖像画でわかるようにあのでっかい襟が流行った時、
手で食べると食べ物の汁が襟に落ちたりして汚れるのであのフォークができた。
>>622 「女性口説き落とし」みたいな項目があったら
ドン様かなり高得点?
>>624 いやー「政略結婚の正妻ないがしろ」は減点対象だろうゲームの趣旨から云って。
>>624 コーエーのシミュレーションゲームなら、伝説の「オルド」システムがあるじゃないかw
つ〜かエンリケ、仮にも王朝創始者にしては能力低くね?
たしかこれ各能力の上限100だよな?
まあ完璧に他人頼りで手にした玉座だし仕方ないのかね
そうよ、
一対一の決闘なのに、部下にドン様押さえ込ませてた人の能力なんてたかが知れてるわ。
高いのは「狡知」とか「卑怯」とかのポイントじゃない?
コーエーは別にアルカサルの描写ありきでエンリケの能力値を作っているわけじゃ・・・
黒太子とベルトランがハイスペックなだけでエンリケは平均値だよ・・・ホアンは普通に低いが
いいじゃないか、ここはアルカサルスレなんだから。
631 :
愛蔵版名無しさん:2010/02/15(月) 12:55:37 ID:jt2IBA8E
エンリケが嫉妬のあまり腹心のペロ・カリリョを
殺したあたりでカタリナが「No!」と叫ぶけど
スペイン語でも「No!」っていうの?
こまけぇ事はいいんだよw
スペイン語話してた人いた?
鷹の方ではちゃんとノン!ノン!言ってるんだけどね
ロドリゲスが結婚して、頼りにしていたペロ・カリリョが殺されて
ハムレットを演じてたんだよね
状況的に「Oh!My God」のほうが合いそうな気がする
「No」はスペイン語で
「Non」はフランス語
エルアルコンのブランシュはフランス人なので
フランス語で否定していた
これ豆知識な
>>636 エルアルコンの女性はギルダ・ラヴァンヌだよ。
(確かに彼女はブランシュ・フルールという海賊団の首領だったけどね。)
つっこみすまん。
ティリアンは「NO!」(英国orスペイン)
ドンちゃんも「NO!」
伯爵も英国だから「NO!」か。
で、少佐だけは「NEIN!」←この法則さえ守られていればそれでいいw
ミーシャや白クマは「ニエット!」になるのか。
ほとんどの欧米語は否定形がNで始まる。
ギリシャ語のみNEは肯定形
これも豆知識
ぐぐっててロペスの奥さん『Sancha Carrillo』がアルフォンソ11世の姪とあったんだけど、
ウィキペディアではアルフォンソ11世の兄弟ってあのエレーナ様と早世した妹しか載ってなかった…。
サンチョの両親は誰なんだろう。
えええっっっ
ロペスの奥さんって?
詳しく教えてくれろ。
Sancha Carrilloという女性(アルフォンソ11世の姪)と結婚して
Leonor Lopez de Cordobaという娘がいたらしい。
サンチョ4世−フェルナンド4世−アルフォンソ11世
だから、アルフォンソ11世の庶姉妹の子かな?
庶子だと正確な記録に残らない人もいたかもしれない
姉妹とは限らないね・・・・フェルナンド4世の庶子の娘だったのかも Sancha Carrillo
でもロペスは騎士団長だから正式な結婚ではないはずですよね。
レオノールが生まれたのは騎士団長になる前だから正式な結婚かも。
ほっほおお、じゃあ あの時すでにもう!?
648 :
Sarara:2010/02/25(木) 03:04:23 ID:g6bs7O7+
Sancha Carrillo は早世したらしい。その他にTeresa Alvarez de Haro という愛人もいた。
>>645 一巻で俺は神に仕える坊さん騎士だからとエンリケをうらやんでたファドリケも実は妻子持ちだったりする。
妻帯禁止については甘かったのかね。
先生の日記最新に
モンティエルのドンちゃん祭りのことが出てた。
今年のは3月にあるらしいね。
行ってみたいね。
図書館で名作文学・古典文学のシリーズ置いてる棚に
「チョーサー」って書いてる本を見つけて中見たらカンタベリー物語だったので
必死でコンスタンシア番外編のラストの文章を探した。
<僧侶の話>っていうのをすっかり忘れてたので、最初からw
エンリケが『エンリック』と表記されててワロタ
ファドリケがブランシェとできていたという説も。
ブランシェが待っていたのが自分だと知った時のロペスが流した涙は何の涙だったんだろう。
ブランシェの思いに撃たれたのか、生きているうちに何かしてあげればよかったと思ったのか、
監禁下で来るかどうか分からない男を待ち焦がれてたブランシェを哀れんだのか。
哀れんだに一票。
遠くフランスから王妃として迎えられたものの、王から拒絶されて幽閉生活。
名ばかりの王妃の地位に縋って、目の黒いうちは愛妾を王妃にすまいとする意地だけで
生きていたようなものだからね。
ブランシェに哀れな生き方を強いた王の忠実な臣下は、彼女に何も出来まい>ロペス
ウィキ情報だけど父親からも忘れられてたとか…兄は覚えてて復讐心持ってたらしいが。
本当のところは知る由もないんだけど、国と国の問題ということになると、親心として
助けてやりたくても手を出すに出せないということもあったかもしれないね。
政略結婚というのは、当然そういう覚悟も込みだろうと思うし。アルカサルのブランシュ
はお子ちゃますぎた。
貴族なんか、今も昔も覚悟なんぞしないでしょ。
みな我が儘に育てられるだけ。
>>657 人に寄るんじゃね?
覚悟して国のために身を犠牲にするような人もいるにはいる。
もしブランシェが母親を連想させずトレド蜂起の原因にもならなかったら
ドンちゃんはブランシェをどうしてたんだろうな。
マリアを好きなのは変わらないだろうけど。
>>657 >>657 そんな貴族ばかりだと反乱が起こるだけだな
貴族・王族は女性も含めて、現代で言う「テクノクラート」「政治家」だよ
>>660 波風立てずにお飾り妻として遇していたんじゃね?
マリアも賢いから、王妃をないがしろにするようなことはしないだろうし
もっとも、あのドン・スケベぶりでは、いつか女のことで足をすくわれたような気がするけどw
ドン・スケベだなんて、ひどい。
>>662 原作でそう言われている場面がなかったか
エル・レビに言われてた気が・・・>ドン・スケベ
ブランシェは結婚前のあの余計な一言を言わなきゃドンさん
気がつかなかったかな?「妾がいても平気〜」云々とか
ていうか、その時のブランシェがふりまいていたオーラがきっとドン様に気に入らなかったんだろうな。
その前から誰かに似ているような気がしてたし、何れは母親に似ていることに気付いて同じことになってたと思う。
でもブランシェとマリアの何処が似ているのか分からなかった。
なぜ「ブランシェ」使いがこんなに大量に…
いい加減名前くらい覚えてやってほしいわ
過去にもさんざん既出だが
hahahaha ほんとだw なんで気付かず大量に湧いてるんだろ
ひとりで書き込んでる・・・わけないかw
ブランシュ、スペインだとブランカだよね。
でも青池さんはブランシュって表記してたんだね。
そこは意図的なんじゃない?
青池さんの描写を見る限り、ブランシュ姫には
自分が王妃であり正妻だ、って意識はあっただろうけど、
"スペインの"王妃だって意識は持ってるように見えなかったから。
だからフランス語表記。
無神経なスペイン人、王の下にあなたみたいな騎士がいたなんて、と
スペイン人への見下しが感じられるような台詞もあったね。
ロペスに心ひかれたの見るとそんなに強いものでもなかったんだろうけど。
あの時代、フランスとスペインのどっちが田舎だったんだろう
スペインかな
そういやジョン・オブ・ゴーントの奥さんもブランシュだったっけ
>>667 やっぱ、ブランシュだよね・・・
前のレスみてブランシェに直したんだよーw多分そんな人が多数
(本持ってくるの面倒だったからさ)
>>672 スペインの黄金時代ってもっと後だからフランスじゃね
内戦とか耐えなかったし、イギリスの黒太子もドンさんの事野蛮
って嫌っちゃったし
>>672 イスラム文化が流れ込んでいる分スペインの方が先進国かも。
>多分そんな人が多数
え?そんなことないと思うけど…一応ブランシュもメイン級のキャラだし
ブラン「シュ」とブラン「シェ」じゃかなり印象が違うよ。
最初に読み違ったまま覚えてしまうパターンはありだろうけど
>>675 自分もそう思ったんだけど、キリスト教中心世界から見ると
一時期教皇庁が置かれていたフランスの方が進んでるのかなと…
まあどっちもでっかい田舎なんだけど
まあ、田舎と都会の違いは。。。基準が難しいから
トルコやインド、中国、南米のインカ、アステカなんて、
大変な大帝国で歴史的文化的にはヨーロッパより上だったわけだが、
現代の世界の構造がヨーロッパを基準にして出来上がってしまった現代から見ると、
イナカ帝国って感じだからなあ
英仏100年戦争の頃って、
文化的にはイスラム圏との影響を受けたスペインの方が上だったような気がするけど、
政治的な面は、フランスの方が上だったような気もする
現代を二連発しちゃった・・・どっちか削除して読んでください
>>664 >>645 史実ではフランスが結納金を持参させなかったからだということになっているみたいだね。
あと、wikiを読んだら、ファドリケがブランシュ姫と恋仲になったなんていう噂もあったみたいだね(これは史実では有り得ないことらしい)
青池先生は何故ブランシュの結納金のことは漫画では触れなかったんだろう。
歴史漫画じゃなくて創作作品と本人も言っているから、別にいいけど。
「持参金がなかったから妻を粗略に扱った」なんていう生々しくかつ現実的な話より、
「嫌いなタイプだったから愛せなかった」方がまだ少女漫画的ではあるまいかww
王家の結婚の持参金てのは国の力関係を左右するほど莫大なこともあるし
契約通りの持参金がなかったから結婚の契約も不成立だということで
妻としての待遇をしなかった、てことらしいね。
だから、フランス側は、ブランシュを粗末に扱われても文句があまり言えなかったのか・・・史実では
>>682 個人の持参金未払いと違い、国同士の契約の問題だからね
でも、ブランシュの持参金が未払いであるということを逆手にとって、
後で、外交上の「なんか」に使うとかしたほうがよかったろうにという気もする
どっかと戦争になったとき、ブランシュの持参金の変わりにデュ・ゲグランを貸してもらうとかw
一行誤って消してしまった
>でも、
それだったら、ブランシュを粗末に扱うのではなく、
>ブランシュの持参金が未払い・・・
>>684 たぶんだkどフランス側にしたらブランシュはブルボン公女だけど大した重要人物じゃないし、
結婚当時(宰相がフランス寄り)とはスペインとの関係も変わったから
フランス王家は今更莫大な持参金を払ってまでブランシュの待遇良くして貰おうとか
国としての関係修復する必要が無くなっちゃったんだと思う…
フランスは百年戦争でイングランドやブルゴーニュの相手するだけで
大変だったからね。
カスティリアを味方につければイングランドへの牽制にもなるだろうし
お得だと思うんだけど、そこまで余裕なかったのかも。
>妻としての待遇をしなかった、てことらしいね。
妻としての待遇と言うより、王妃としての待遇・・・王妃の権利を与えない、ということでしょうね
傭兵隊への支払いでもせっかくの好機なのにアラゴンが払えって押し付けて結局計画おじゃんにしちゃったしお金なかったのかな
父親は王妃を嫌いでも愛妾を好きでもちゃんと子供は作ってたのはポルトガルとの関係を考えたのかな。
でもドンちゃんに王位を継がせるつもりだったなら子供には序列をはっきりさせておけばよかったのに。
アルフォンソ王は夏休みの宿題を
9月になってからやるタイプ
最後のエンリケと語りなの会話見ると、アルフォンソ王がエンリケを可愛がり過ぎた上に
ドンさんを蔑む要因を作ってしまったことがエンリケの執着の原因だったみたいだね。
ファドリケは同じような環境でも理解できなかったけど。
嫌いな王妃との間に世継ぎを儲け、一応臣下の前で宣言してるんだから
いくら父王に優遇されてても
ドンさんが後継ぎってのは決まりだったのにね。
エンリケは何か異常なトコがあったのかも・・・兄弟妹の中で
執着してたのエンリケだけだし
エンリケは「長男・王の第一子」だったからね…
(双子と言ってもファドリケは弟だし、騎士団に入るように決められてたし)
>>692 母親の仇と組み妹を襲い二人の弟を死なせて葛藤もないからなあ…。
カタリナの自殺にだけはショックを受けてたけど。
ほんとに愛したのはカタリナだけ
なんであそこまでカタリナに執着したんだろうな。
弟のことはどうでもよさげだったのに。
顔が似てたから…とか
つまり結局は自己愛の延長線上
顔が似てるなら双子の弟じゃん(男だけど)
双子って極端に仲良いor悪いに分かれて描かれる事多いけど
エンリケはどっちでもない感じだよね・・・
っていうかエンリケ
弟を利用して見殺しにしたよねえ。
それでもあの決裂までは信用してたようにも見える。
最終的にはペドロを選んだけど、テリョと違ってエンリケを利で裏切ったり困らせる様な男じゃなかったから
もう一人の弟がアレで貴族がアレな中ではファドリケみたいに信用できる相手は貴重だし
もしエンリケを選んでいれば大事にしたのかも。
大事にはしたと思う。
でも兄である自分に従うのは当然とも考えそう。
カタリナも従順な妹のままだったなら、あれほどの執着はなかったかも。
自分のものが自分に従うのは当たり前で、ありがたみは感じない。
自分のものであるはずなのに自分に逆らうから執着する。殺す。
弟妹、王冠、妻、家臣……何に対しても、そんな感じだ。
変な見方すんな!変態!と怒られそうだけど
エンリケのカタリナへの執着ってある種のマザコンじゃないのと思ってた
エンリケが還りたかったのは母レオノールが作り上げた「あの時代」だったのではないかと
邪魔者(マリア王妃、ドンペドロ)は注意深く隠匿されて、エンリケは王の長男、第一子として丁重に扱われていた時代。
後年のようにわざわざ大声で権利を欲しがらなくても全てを母が用意してくれていた時代。
エンリケってヘンリーのスペイン語型だよね
ヘンリーってチュートン語由来で「家の支配者」って意味らしい
中世になると語源なんて忘れられて単に聖人や親戚の名前からとってるんだろうけど…皮肉な名前に苦笑いした
カタリナって顔は似てても国王に省みられない王妃pgrなんてやってた母親とは全然違うなと思ってたけど
最後は母親以上に恐ろしい女になっててびびった。
エンリケが追い詰めなければ以前のままだったんだろうけど。
レオノーラは登場したとき、「政治的手腕を発揮する・・・」と紹介されていたが、
ドン・ママ王妃に対してはねえ・・・そのアタマが女同士の争いには働かなかったわけだ
マリア・ディ・パデリアみたいな気配りができたらよかったのに
また、カトリーナ・ディ・メディチも愛妾の支配する宮廷で辛い目にあったが、王の死後、
愛妾を「今まで王によく支えてくれました」と追放するだけで済ませた。
ドン・ママ王妃も、死刑にするところまでせずとも、これぐらいの度量を見せていたらねえ
ま、一番悪いのは、レオノーラを偏愛したドン・パパだろうが
>705
あれは気配りじゃない、長らく無視された王妃の長年の恨みの復讐w
追放の際には王が生前に愛妾に与えた財産や名誉、特権を全部取返している。
愛妾が素直に返さなければ罪人扱いになっていた可能性が高い。
それとカトリーヌ・ド・メディチのケースは王妃と王の間に子供がちゃんと居て
王と愛妾ディアーヌ・ド・ポワチエの間には子供が居なかったからってのも大きい
(愛妾のが王より大幅に年上だから子供は出来なかった、が正解だろうけどw)
>>705 ディアーヌ・ド・ポワチエはアンリの父王の愛妾でもあったから、まさしく「母子ほどの年の差」
カトリーヌはアンリより若かったから己の年齢を恃んで「愛妾の老衰」を待っていたんだよ。
実際はそうなる前にアンリが怪我して亡くなってしまったわけだが…
アンリが瀕死の床で愛妾を呼んでも王妃が阻止して死に目にあわせなかったんだよなw
カトリーヌはメディチ家(豪商)の娘で王族じゃないのと、ごつ目の容貌とどすこい系の体型で
当時のフランスで求められた美とはほど遠かったので宮廷で肩身が狭い思いをしたらしい。
王が死んで悲しいより、やっと死んだ!て感じだったんじゃまいかとw
容貌に難有りっていうとホアナ姫が浮かぶ…
王族に嫁がなくてよかったの鴨ね
>>706 いや、それはわかるんだけどね
財産その他を没収の上、殺すことも出来たわけだけど、そこまではしなかったということで
>王と愛妾ディアーヌ・ド・ポワチエの間には子供が居なかったからってのも大きい
それもあったね
庶兄が二人もいた
しかも、エンリケの妻は王位継承権をもっていたから、王の死後直後はまだ子供がいなかったし、
エンリケも若くて力がなかったけど、その後、力をつけ、子供も生まれたら、
母方から王位継承権をもらい、父親が庶出とはいえ王の血を引く人間は、
十分、ドン・ペドロの脅威になる
>>709 ディアヌが王家の財産の返還を拒否したら幽閉とか死刑になったろうがそうじゃないし
王に忠実な愛妾を王が死んだからって王妃(王族でもフランス人でもない)の独断で死刑はマズイ。
なかなかの床上手だったみたいでw>ディアヌ
ディアヌは王との思い出の居城はキープしたかったけど許されなかった。
でもカトリーヌって当時のイタリアの文化を持ち込んだ人じゃなかったっけ。
アイスクリームとか、予め料理が各人の皿に分けられて出てくる食事方法とか。
それと女性の馬の乗り方とか。
王妃の腰入れとか婚姻による王の兼任とか、文化が色々もちこまれて
その土地で変容して独特のものになるんだよね。
スペインとお隣のポルトガルはどーも似たような文化なイメージがあるけど。
>>710 カトリーヌは聖バルテミーの虐殺ひきおこしたし
華麗な毒殺テクニックをフランスに持ち込んだ人でもあったから
やろうと思えばやれたと思う。
アンリとの思い出を全部取り上げる事で「死」よりも辛い復讐を
したんでない?
>712
後年、息子が王位についた後なら愛妾惨殺可能だったと思うが
王が事故でいきなり死んだ時は頼みの綱の息子達もまだ幼く
有力な王弟だっけに王位を狙われてるからそんな危ない橋渡れない
自分の感情のみで暴走したらせっかく総力あげてフランス王家に突っ込んでくれた実家が危うくなる
>>713 その辺を見てもやっぱりブランシュ・ド・ブルボン(@アルカサル)とは器が違うな
>>713 でも後年にできるようになってからも惨殺とかしなかったんだよな。
死因は金中毒だそうだから暗殺でもないみたいだし。
やっぱり我慢したのか生きて苦しめと思ったのか分からないけど、惨殺する気はなかったんじゃね?
>>714 ブランシュは愛妾のことはロペスに会うための呪い以外はスルーしてたから
もし軟禁されずにいてもマリアたちに何もしなかったんでね?
ブランシュが良く言ってた「王妃の誇り」の意味が分からなかった。
地位と式と一晩だけで、愛も王妃としての扱いもなく誰からも忘れ去られて何に誇りを感じてたんだろう。
>>715 夫が自分と結婚する前からの美人の愛妾に夢中で冷遇されたって書くと
マリア母大后やブランシュ王妃と同じような感じだけども、
カトリーヌの場合は「容貌体型等が夫の好みから著しく外れている」のを思い知らされる悲劇以外だと、
王妃としてちゃんと待遇され続けてるし嫡子も得ているから政略結婚だと平均的な夫婦だったわけ。
実はこれは愛妾ディアヌが賢くて、王に定期的に王妃の元へ行って子供を作るように促したから。
ディアヌは王よりうんと年上だったから自分の老後の安泰を計算してたらしい。
まさか年下の王が自分より先に死ぬとは思ってなかったけどこの計算が結果的に我身をすくったわけやね。
>>716 自分が唯一の正当なカスティリア王妃。
神に誓った存在は正当なもの。
正当な王妃が正しく生きている以上、ドンペドロは離婚も再婚も出来ない。
王妃の誇り=幽閉されようが冷遇されようが殺したいほど憎かろうが、決して消すことが出来ない自分=王妃の存在。
お叱り覚悟で。
なんか、ブランシュとコンスタンシアが被って見えるのは私だけでしょうか……。
自分の尊厳の源が王家に結びつく辺りは、誇り高い王女達だと思う。
違うのは、ブランシュは祖国と嫁いだ国から冷遇されたという諦観を抱き、
コンスタンシアは、少なくても夫と夫の国を巻き込んで王位を奪還しようとした
アグレッシブさがあると。
コンスタンシアについては、夫に冷遇されていた時分の「お父様は素晴らしい人だった」
みたいなモノローグに違和感がある。
母が王妃になる前の話は全く知らなかったのかな。
父の王妃への冷遇ぶりは夫の比ではなかったのに。
>721
あのコンスの「お父様は素晴らしい人だった」発言は
自分の結婚への諦めというか悟りっぽくね?
父ドンさんが元は愛妾だった母マリアを王妃に据えて愛してたのをよく知ってるから
愛情>政略結婚夫婦の図式に納得しすぎで頭でっかちになってて
自分と夫は政略結婚の夫婦だけど前妻や愛妾は違う、とおもてるんじゃないかと。
ああ、そっか
コンスタンシアにとっての両親って利害ではなく純粋に愛情で結婚した夫婦だもんねえ。
丸太の騎士のエピが少しでも慰めになったのなら良いなあと思った…
>>720 ブランシュ→流されるまま〜自分は平和に暮らしたい
コンスタンシア→父王の尊厳を取り戻そうと頑張る
同じ王家の王女でも性格が違うよなぁ
>>721 浮気したけど、父と母がお互い愛があるのを知ってるし
一国の王となれば愛妾がいてもあたり前な事を少女の頃から
理解してた。それに父のスペインにおいての権威を取り戻す為には
夫も利用するみたいなトコあったからね・・・王族の結婚の意味は
分かってるでしょ
wikiみてわかったんだけど、
フランス屈指の名君、シャルル五世の子供が狂気王シャルル六世
そのため、シャルル六世が政治をとることが出来なくなり、宮廷がブルゴーニュ派とアルマニャック派に別れ、
それに乗じてイングランドのヘンリー五世が介入し・・・
と成ったわけですが、シャルル六世の狂気は、母のジャンヌ・ド・ブルボン(ブランシュ姫の姉)から来たものらしく、
ジャンヌの父、祖父、兄弟は程度の差こそあれ、精神疾患をもっていたらしい
そして、イングランドのヘンリー五世も王妃がジャンヌの娘のキャサリンで、息子のヘンリー六世も精神を病んでおり、
これが薔薇戦争の原因ともなった
となると、ドン・ペドロとブランシュの夫婦仲がよく、子供が生まれた場合、カスティリア王家にも同じような運命がまっていたかも
もっとも、キャサリンの子孫が後のチューダー家だから、一概にはいえませんが
>>720 ブランシュは傍観と同時に、あんな男に妻として扱われて子供を生むのは嫌って気持ちもあったから
王妃として扱われるように努力する気もなかったもんな。
妻として夫に触られるのもイヤ、というのは
致命的であったですね。
ドン様にも罪が無いとは言えませんが。
他の女性たちにはあれほど愛情と理解を示していたのに、
ブランシェ姫に対する嫌悪は
悲劇的とも言えますね。
でも愛情が冷めると冷厳だよな。
一度関係持っただけでもう用無し、驕った女は用無し。
まあアルドンサはやったこと考えると去れだけで済んだのは甘い方かな。
ブランシュがウラカみたいな穏やかで優しい女性だったら良かったのかな。
子供が出来たのもあるだろうけどウラカには優しかったし。
あれは初夜でしくじったのが双方大嫌いになった決定打だったのだと思う
下品な話でスマソが、初夜の失敗でセクロス嫌いになるってよくあることなんだろうか?
世継ぎ作りを嫌がる王妃様って当時ではウルトラ型破りだと思うんだが。
ブランシュもその辺は事前にしっかり言い聞かされていそうなもんなのにな。
現代人からみると酷くても当時は普通だっただろうし、他の国では大抵がちゃんと子供つくってるから良くあることでもなくね?
ただやった後のフォローがなかったのはなあ。
政略結婚っても他の国なら嫌ってない限りフォローぐらいしてそうだ。
>>732 >初夜の失敗でセクロス嫌いになるってよくあることなんだろうか?
戦前の婦人小説とか読むとよくあることだったみたい。
セークスは子作りの一環=結婚した義務というのが正しい婦人の在り方だったような感じ。
初夜で抵抗する(痛くて暴れるとか不可抗力ではなく積極的に拒否)って
王家の結婚が成立しなくなるからあっちゃならんことだしなー
その後の対応もあれだからカスティリア側がちゃんとしてたらフランスへ
「お前のとこはあんな使えない姫の送りつけてきて何考えてるんだ?再教育汁」と抗議されるレベルw
当時のカスティリアが母后&宰相VS若い王だったのでよその国に抗議する余裕なかったんだろうなー
下世話に便乗ww
チェーザレ・ボルジアがフランスの公女と結婚した初夜はお祝い騒ぎで
フランスの国王や重臣が見守る中で笑いながら4回だっけ?連続してセクス致した記録が残ってる
ブランシュの初夜よりそっちの嫁に同情したw
>>735 協力的でななかったが、積極的に拒否はしていなかったと思うが・・・ブランシュ
>>736 便乗の便乗
昔の王妃は衆人環視の仲で出産しなければならなかった・・・
生まれた子を取り替えられるのを防ぐためだそうだが、これは本当にお気の毒だよなあ
仲→中
>>738 当時としては高齢出産だったから実子だと証明するために広場かどっかで産んだ人いたな…。
神聖ローマ皇帝か誰かの母親。
神聖ローマ帝国のフリードリヒ2世の誕生時のエピだね。
奇しくも公開出産なさった母親の名はコンスタンツェw
40歳過ぎの妊娠出産で想像妊娠や偽装妊娠を疑われ続けてたから
このままでは生まれてくる子の正当性が疑われて王位継承権が危うい!てんで
陣痛がきたらすかさず広場に行って「さあ見ろ!」と衆人環視の元で堂々と出産したらしいww
その場にいた関係ない市民にちょっと同情したw
当時ってセクスや出産、裸体を見られるってのが今ほど恥ずかしいことではなかったの?
王族以外は人扱いしてなかったからでしょ
王族は存在自体が「超越」してる「人間以上」の存在なので
普通の人間に裸体見せるのは恥でもなんでもなかったらしい
今の人間がサルに裸見られても気にしないのと一緒かも?
マリー・アントワネットの出産時はかろうじて衝立1枚。
最初のときは見物人が詰め掛けてアントワネットが窒息しそうになったので、
ルイ16世が憐れんで、次回から公開出産は廃止されたそうだ。
いや・・・確か・・・
イングランドだったかな?王妃が嫌がって、非公開で出産したため、
王の正当性が疑われて、反乱かなんかの口実になったケースがあったような
>>738 結婚後、王がやってきたら「またあのおぞましいことを……!」って
思いっきり拒否してたよ。
考えてみたら、王妃の誇り云々いうならまず第一に拒否っては
いけない部分なんだけどねー。彼女もまだまだ子供だったのかな。
つ「ジェームズ3世」
>>748 三世は自称。
イングランド国王の長男なのに主張しても即位を認められなかったからねw
正しくはジェームズ・フランシス・エドワード・ステュアート
イングランド国王ジェームス2世の長男なんだけど父母両方がカソリックだったもんで
基本的にカソリックが嫌いな英国王家では微妙なことになってしまってた
そして王妃が公開出産を拒んだのでこれ幸いと「死産の子を誤魔化した可能性」を主張されてしまったのでさあ大変
ジェームズ君は亡命やら反逆やら僭王やらとにかく一生大変だったww
素でエロイカ外伝で「ジェイムズ3世」ってのが出たのかと思った(恥)。
小銭王かw
>>747 王妃の心得を聞かされてたとはいえ
アルカサルの彼女は潔癖・少女感抜けないだったから
拷問と同じくらいな行為だったんじゃね
まあな現在でもそうだけれど
王または皇太子に嫁いだ女性の第一義務は世継ぎを産むことだからね。
もうちょっと教育しておくか、嫌いな相手でも義務は果たすような女を選ぶべきだったな。
国王に釣り合う女なんて限られるから適当なのがいなかったのかもしれないが。
現代では、相手が嫌がる性行為の強制はDVだが、中世だし、子作りは王族の義務だしw
男性の場合でも、ルイ16世もご本人がアレでソレができなくて、しかも手術を嫌がり・・・って話がある
漫画中のブランシュのはレイプのトラウマになったみたいで可哀想だった
母親が敬虔過ぎるカトリックだったりすると、娘に初夜のことを教えてないケースもある。
少し時代が下るが、ヘンリー8世4人目の妃のアン・オブ・クレーブス。
母親から全く性知識を教えられていなかった。
ヘンリーはというと彼女を一目見て幻滅、どうしてもその気になれなかった。
アンがなかなか身ごもらないので侍女が夜のヘンリーについてそっと聞いた。
アン曰く
「陛下はお休み前にキスし『おやすみ、愛しい人』と言われ、朝になるとキスをして『さよなら、おまえ』
とおっしゃられます。これだけではないのですか」
侍女は仰天して
「王妃様、もっと何かなければならないはずです」
当時フランスとカスティリアが微妙だったとはいえ
ブランシュとドンさんの夫婦仲がもうちょっとでも良好で
フランス公女を母に持った王子が生まれたら歴史が変わったかも知れないのにね。
でもそれだとマリアが愛妾のママだけど
ドンさんて外交へったくそだよな…
とじっくり読み返した時思った
やってはいけない方へ方へと行ってしまう
>>759 王子時代に帝王学を学べるような環境にいなかったのに、
ある日突然最高権力者になっちゃったから、自制が苦手な性格に
拍車をかけたようにも思えてしまう。
子飼いの家臣しかいなかった豊臣秀吉は息子の代で権力を失い、
徳川家が15代も続いたのは、
有能な家臣と、多少アレな将軍でも安泰した地位でいられるという
システム作りが出来たから、というネタを思い出した。
761 :
愛蔵版名無しさん:2010/03/17(水) 20:16:23 ID:5g3OwZ3e
>>759 アラゴン王と取引すべきだった。
フェルナンドとエンリケを相互謀殺、ないし幽閉。
これで万事解決、じゃなくても。
でもイベリア半島を制圧したかったんだろうな。
しかも一代で。
史実のマリア・ディ・パデリアとブランシュ姫はほぼ同時期に死んだらしいけど、
なんで、ドン・ペドロはその後再婚しなかったんだろう
君主の結婚は外交なのに
763 :
738:2010/03/17(水) 21:29:16 ID:???
>>747 言われたらそうだけど、あれは・・・ドンちゃんにも責任があったようなw<積極的に拒否
あの時、相手は初めてだが、ドンちゃんは既に一児の父だったんだから、経験者として優しくリードするべきだったw
あれでは、おぞ気を振るうようになってもしかたないような気もする
>>761-762 外交で解決するより自分が軍の先頭にたって
半島制圧したかったのかもねー
その辺のこだわりが致命的だった。
史実でいくと、マリアたちが死んだ後はもう国がごたごたしてて
結婚相手を探すとか悠長なこといってられなかったのかな。
フランス王とエンリケが繋がってたらブルゴーニュ派貴族と
縁組みしてもよかったのに、ブランシュ姫のことがあって
フランスは難しかったのか。それこそアラゴンの王女とでも
とっとと再婚していたらよかったのに。
敵の力を相対的に削ぐ政策をとれなかったところが歯がゆい。
>>763 でも特に暴力振るったわけでもないし、いきなりだから女性側は
苦痛だっただけな話で、それ自体は当時特に珍しくもなかったと思うんだ。
アンヘラ夫みたいに年が離れてるとかDV気味でない分むしろマシだったのに。
ブランシュは精神的に繊細だったんじゃないの
ドンさん自身が他国を一切信用してなかったし
他国からするとドンさんは王妃幽閉の前科あるから
ドンさんの結婚をエサに外交するのが難しかったのはありそう
エンリケのように正当な王子でもいれば王子の結婚で連れるんだけどね
ドン様が結婚外交を嫌っていたのは
母親とかブランシェ姫の事からも
ブス姫との結婚話を蹴ってマリアと結婚した事からもよくわかる。
もう意地でも、政略結婚はしまいと思ってたんじゃないかな。
マリアへの愛もあったし。
>>759 父王の傍で政治をみなかったし、宰相とママンの腹黒のせいで
他人を信じられない人になちゃったからね・・・
あと、初めは運あり力ありだったから自信家になっちゃったのが
駄目な理由?
一応初夜後もマリアに言われてだけど関係改善しようとの努力はしてたしなあ。
あそこでブランシュが我慢していれば違ったかも。
トレド放棄にしても住民に落ち着くように呼びかけて王の迷惑にならないようにしていれば
あそこまで怒りを買うこともなかっただろうし。
ブランシュはまだ若かったし・・・・
問題はブランシュより、侍女のサルダーニャだったな
どうみても初夜がうまくいったわけではないというのは、そばで見ていてよくわかったろうに
そのへんのフォローを後でしなかったみたいだし、トレドの件だって煽っていたし
フランスももうちょっと優秀なお付きを見繕ってあてがうべきだった
アラベラ姐さんみたいなお付きなら良かったのにな
いいや、そしたらドン様がお付きに夢中になってしまうわ。
>>770 大事な姫様を蔑ろにした国王と愛妾に思い知らせてやろうってつもりだったのかも。
結果的にそれがますますブランシュの立場を悪くしてしまったけど。
>>774 ポルトガルのペードロ王。
相手はロドリゲスとホアナの異母姉妹のイネスですね。
でもペードロはちゃんと王妃に跡継ぎを産ませているんだよね。
けっこうしたたかだよね、ペードロ。
イネスとロドリゲス・ホアナって異母兄弟だったのか。
姉はポルトガルのペドロ王の愛人、妹はカスティーリャのペドロ王とは…。
ベアトリスが、川に落ちて溺れて生死不明……という伝承があるってホントですか。
スレチだけどイネスが暗殺されたのも結局は政治がらみみたい。
ちなみにペードロ王の王妃、コンスタンサ・マヌエルとエンリケの妻のホアナ・マヌエルは
やっぱり異母姉妹。
ホアナを王に差し出して、見返りを期待してホクホクしていたのが、
ロドリケスの両親とは。
子は親に似ず、「スペインの良心」と言われるまでの人物になれたんですね。
ロドリゲス両親はすでに他界してたとおも
>>782 数年前ネットで。日本語ページでした。勿論「アルカサル」の話題も出てました。
ニ、三日前ふと思い出して「ベアトリス 川 ペドロ1世」とかいろいろググってるんだけど、見つからないorz
当時は海外の系図サイトなんかを調べて、ベアトリスはInfantaなのにコンスタンシアがQueen of Castileの
称号持ちなのに気づいて
「ベアトリス早死にするのか! ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン」
とか一人ショックを受けた覚えが。
久しぶりにスペイン語のWiki見てたらロドリゲスの情報が増えてた。
1354年にカタリナと結婚して、結婚生活が何年続いたか知らないけど、
再婚したのが1367年って遅すぎw で、1377年に死んでるんだよね。
「アルカサル」ではカタリナとの間に子どもがいないように書いてあったけど。
どっかの系図サイトで3人くらい子どもがいたと書いてあった記憶がある。
カタリナとの間に子がいたら
それはすごく嬉しい事でウ。
>>785 王城ではロドリゲスがカタリナと暮らしたのは3年と言ってたね(11巻)。
王様って一応王妹なのにカタリナのことは完全無関心だったな。
王家の血を引いているから結婚に反対したぐらいで。
まあ一緒に育った訳でもなく母親同士があれじゃ無理もないけど。
>>780 まあ、見返り期待だけで娘を差し出したわけではないと思うけど
一夜で捨てるとはロドリゲスも思っていなかったみたいだし
王の愛人になることは、ロドリゲスも反対していなかった
むしろ、夫の死を何時までも考えているより、ドン・ペドロのような若く精気に溢れた魅力的な男の愛人になったほうが、妹も幸せ、
と見ていた
マリアが実際王に大事にされて幸せに暮らしてたしな。妹も同じように大事にして貰えると思ったのかも。
ましてや「王妃」だしな
ホアナはあの後どうなったんだろう
いい人と再婚できたのだろうか?
792 :
愛蔵版名無しさん:2010/03/22(月) 12:37:05 ID:GEXMprhE
尼僧院でしょ
史実では子供、それも男子産んでるんだよな。
どっかで(マリアとの子供の方が上だと知らしめるために?)子供は幽閉されたと読んだ気がする。
>>793 ホアナとの子ですか
ドン・ペドロは、マリアとの間以外にも子が、それも男の子がいながら、マリアの子だけを嫡子と認たのは何故なんだろう
作品中では、マリアだけを愛していたからだが、史実もその理由からだったのだろうか?
幽閉しなくても、嫡子でなければ継承権がないわけだが、パデリア家とカストロ家とを比べた場合、
カストロ家の方が力があるので、それを恐れたとか・・・でも、そうなると、ロドリゲスの立場が微妙
ドン・ペドロに味方したのは、騎士としての行為だけでなく、将来、甥を王にするため・・・
後でマリアの子達のように繰り上げ嫡子にしたり、カスティリア王家の継承権のある家と結婚させて、
将来、カストロ家に王位を得ようとしたのでは・・・とかんぐりたくなるが
>>794 ホアナの場合は一応結婚してたからかな?
まあブランシュいたしあの結婚は無効だろうけど。
過去に女王がいたとはいえあの時代だとまだ国王に相応しいのは男>女って考えそうだけど
アルフォンソが死んだ後もホアナの息子はスルーだったし、
やっぱりどうしてもマリアの血を引く子に継がせたかったのかな。
根拠が不十分なネタだけど、マリアの子どもたちが全部死んだらホアナの息子に
王位継承権を与えるとドンちゃんの遺言状か何かに書いてあった、と海外のどっかの
サイトで読んだことがある。
何のかんの言ってもブランシュとの間に男子があれば、それが一番正当な王位継承者
だったわけで、ホアナとマリアの場合、ヘンリー8世並みの後付けな結婚無効化&結婚
だった訳だし。
謎なのはドンちゃんの行動で、ホアナの時にはブランシュとの結婚を無効化してまで
結婚の手続きを踏んだのに、マリアの場合は叔父よろしく「秘密結婚していたので
子どもたちは嫡子です」ってドタバタやったことかな。やっぱり女性の身分の差だろうか。
なんで宰相と母親の傀儡から逃れて実権を手に入れた時点で
ブランシュと結婚無効にしてフランスに帰しマリアと結婚しようとしなかったんだろうな。
マリアが結婚を望んでいると思わなかったとしても、生まれてくる子供に継承権を与えるためにはその方が良いのに。
しかし、子供が生まれてるってことは、史実的には「一夜妻」ではなかったんだな、多分w
となると、ホアナとの仲が破綻した理由は「飽きた」「手に入れたらそれで満足して
しまった」だけではないのかもしれない。
>>797 そこまでやったら、フランスとの仲が決定的に悪化する
それは、外交上、ヤバイと思われ
一応、ホアナと結婚したとき、ブランシュとの結婚は無効になったわけだが、それでもフランスに返さなかった
せっかく嫁がせた姫を幽閉されて子供つくる気もないことにフランスは抗議とかしてなかったのかな。
史実では持参金未払いが原因だから妻として扱って欲しいなら金払えやって言われたら文句もいえないか?
>800
国家間の抗議=おおっぴらに喧嘩を売ること=戦争の可能性→フランスにその国力はなかった。
そしてブランシュ姫の「王妃」の権利を主張したら「先に約束の持参金払え、話はそれからだ」と言われるので言えなかったのと
>>798 一夜であれ一年であれ、最終的には「飽きた」「手に入れちゃったらそれで満足」に
集約してしまいそうなドンさんww
まあ、子供それも男子が生まれたとなると、宮廷の勢力図が大幅に書き換えられる
から、そのへんでいろいろあったかもしれないね。
803 :
愛蔵版名無しさん:2010/03/23(火) 17:30:53 ID:GclLLkt9
メリメのペドロ1世伝のエピソードで、マリアが死んだ後での事。遺言状を書き換えてたんだけど、なぜか複数の女性に資産を残す一文があったんですね。で、全く歴史の表に立たない女性達だったので、マリア亡き後の愛人達であったろうと。
ペドロさんあんたってなんてマメなの、と泣けましたワ。青池さんのアルカサルではいかにもありそう。マリアとの子供達(の立場)を守るために、再婚はしなかったと思いたい。
その後の政変で、おそらく全てが無効になったと思われますが。
ああ、今日は3月23日だ・・・
王とベアトリスの命日か。
合掌。
>>803 上の話ひっぱってスマソが、ホアナは含まれていたのか気になるね。
>>802 史実は知らないけど王城のドンちゃんはロドリゲスに裏切られて
司祭にも怒られてマリアには尼僧院に入られて散々に目に遭って後悔してたね。
またアルドンサで失敗してマリアに怒られたけどw
裏切りではないと思うが
エンリケ派でも国王派でもなく、もし、ホアナの件がなかったら、最初の内戦のときも中立だったと思うよ
妹の名誉の為に一度はエンリケ側で戦ったが
カタリナの件でドンさん側にきたところで許してるから
懐が大きいのだな>ロドリゲス
捕虜にしたことでドンちゃんへの復讐は終わったしね。
ドンちゃんも自分に原因があるためか私利私欲でエンリケに着いた他の貴族たちとは違うからか
ロドリゲスのことは恨んでないみたいだったな。
ガリシアの貴族だから味方につけときたいという打算もあったろうが
やっぱりウマが合ったのもあるんだろうね。
ドンちゃんの長男が生まれる時の賭けとかファルコの外伝のとか
見てたら戦時以外の二人のやりとりはなんかほほえましい。
グラナダのアブー・サイドの簒奪から一騎打ちまでの流れってどこまで史実なんだろう?
黒太子のルビーがその時のものってのは有名だけど。
>>811 先生の話では出てこなかったけど、ロドリゲスのおとーちゃんも
先代の王(アルフォンソ11世)と仲良くイスラム勢力と戦ってたりしてたし、
有力貴族であったこともあって割と友達感覚な感じだよね。
ドンちゃんがカタリナとの結婚に反対したのも、カストロ家が過去に
王家の庶子を娶ったりしてたから、勢力が大きくなりすぎるのを恐れての
判断じゃないかなと思った。
すでにポルトガル王家とは強固なコネがあったわけだし。
ああ、そういえば、カタリナ嫁がせるの反対してたね>ドンさん
あの時は囚われの王だったから軽くスルーで詳しく描かれてなかったけど
その後も忠実なロドリゲスとどうにか元鞘に戻してやろうとしなかったのは
そーいう訳もあったのかもね・・・
結婚反対は、私は単純に腹立ち紛れだろうなんて解釈したけど…
どこか遠征先で、王がつけていた監視の「オヤジ」がロドリゲスのところにも
つまみを配っていたけど、結局寵臣も信用しきってはいなかったのかなって気になった。
まあ、くまなくまんべんに見回らないと王の監視人だと見破られるからなんだろうけど。
何回読んでもファドリケが可哀相でならないな
ドンさん信じてやればよかったのに・・・
エンリケも言ってたけど、一番の臣下になったよきっと
ロドリゲスのことも「エンリケという敵を同じくする間は」
自分の味方、と考えていたから
エンリケを倒しちゃったら、今度は大貴族なロドリゲスが
邪魔になったんだろうな…と思う
ドンさんは他人を全面的に信じることが出来ないのが致命傷だから…
育成歴を考えるとしゃーないか、とは思うがもう少し信頼を持って接していれば壊れなかった縁もあったのに…
あのロペスですら作中で二度疑われてるからな
でも、周囲があれじゃ仕方ないよ
カブレラの息子も結局裏切ってるし、
でも海軍提督は意外だったな
イネストロサとディエゴはあまりというか全然疑われてないよね?
そういう描写がないだけか?
ドンさん裏切られすぎだよねw主人公だから仕方ない
のかも知れんが、長年の争ったアラゴン王の方はそうでもない感じが
してならない
ドンさんがどう思ってたかはともかく、
周囲は正嫡の王子ってだけじゃ納得してなかったのかもね
そもそもドンさんの王家自体が血統的には怪しかった訳だし
正嫡って意味ではエンリケのかみさんの血筋の方が正しかったんだよな?
レオノールが段取りつけたってことになってるけど、
親父の差し金だったのかもね
エンリケが言ってた「ドン・ペドロこそが異端児」ってのはある意味正しかったんだろう
エンリケのかみさんの血筋が正しいとなったら
ドン・ペドロどころかアルフォンソ11世の正統性も疑われるわけで
そんな父親の庶子であるエンリケって一体…となる罠
>821
以前見かけた説だとレオノーラはアルフォンソ父ちゃんが急逝するとは思ってないから長い目で計画してて
王子ドンさんを弱体化させてエンリケとホアナの子供に王冠期待してたらしい。
>>822 たしかエンリケの息子のホアンがそれを主張したんだよ
庶子のエンリケの即位自体は相当無理があったし、
それを押さえ込んでたエンリケの死後イベリアに乗り込んで来た、
ドンさんの娘のコンスタンシアとその旦那のランカスター公に対抗するために、
アルフォンソ11世の親父だったか祖父だったかの代まで遡って、
その長男の家系であるラ・セルダ王家こそ嫡流だと主張した。
自分はそのラ・セルダ王家の王女(エンリケのカミサン)の息子なので、
それにより王家の正統性を主張したんだよ、たしか
その時点で父方の三代全てを否定してるはず
825 :
824:2010/04/02(金) 14:12:54 ID:???
ついでに言うと、
ホアンが否定したのはたしかサンチョ?世→アルフォンソ11世→ペドロ1世の三代
サンチョ即位の時先王の長男の息子(嫡孫)を差し置いての
サンチョさんの即位自体がおかしいって論理
自分の親父のエンリケについてはアルフォンソ11世の息子としての資格ではなく、
あくまでラ・セルダ王家のホアナ女王の夫君として統治したのだって論理で正当化してる
>>825 それって、エンリケの立場は、王配になるの?共同統治王になるの?
>>825 サンチョ4世だね。ところで系図サイト見てたら混乱してきたよ…。
(兄)アルフォンソ10世→(兄)フェルナンド王太子→フェルナンド(ラ・セルダ)
(弟)サンチョ4世→アルフォンソ11世→ペドロ1世
(弟)ホアン・マヌエル→ホアン・マヌエル→ホアナ・マヌエル(エンリケ妻)
フェルナンド(ラ・セルダ)→フェルナンド2世→(息子)ホアン→ホアナ(テリョ妻)
(娘)ブランカ→ホアナ・マヌエル(エンリケ妻)
こうしてみるとホアナ・マヌエルはすごく血統がいいね。
>>826 自らの血統(サンチョ6世→アルフォンソ11世)を否定するなら王配しかないと思う。
確か、テリョ妻はデ・ララ一族だったと思うが、母方がデ・ララだったのですか?
>>828 ああ、ご紹介いただいたwikiに母親が、ブランカ・N・デ・ララデ・ラ・セルナとありましたね
失礼
ブランカ・N・デ・ララ・デ・ラ・セルナ です また失礼
セルナじゃなくて、セルダね・・・
何度も何度も・・・
回線切って逝って期末
>>820 最初の反乱の時にずっとそばにいてくれたってのが大きいんじゃない?
エルレビはアルカサルの中ではどうなったんだろう?
史実ではともかく、あのどんちゃんはエルレビをよほどのことがないと処刑しそうにない。
やっと解除きたー!
エンリケ妻のホアナ・マヌエル、今までずっと王族で財産持ちの跡取り娘程度に
思ってたけど、数代前に王位継承因縁問題があって、その当事者の直系だったとは。
そんなところの娘を庶子の嫁にするってことは、アルフォンソ11世にとって
レオノーラ腹の子供たちは実質嫡子みたいな感じだったんだろうな。
そういえば、ドンさんは母親のことを毛嫌いしていた一方、ほとんど交流なしだったわりには
父親のことは敬ってたよね。父を越えるべき壁認識する前に死んでしまったから
逆に神聖化されたのかな。
母を否定イコール母が否定していた父肯定、になったのかもしれないけど。
>>834 >そういえば、ドンさんは母親のことを毛嫌いしていた一方、ほとんど交流なしだったわりには
>父親のことは敬ってたよね。父を越えるべき壁認識する前に死んでしまったから
>逆に神聖化されたのかな。
エリザベス1世もそんな感じだった。「自分は偉大な父の子」であり不幸な母のことはガン無視。
王権が不安定な若い王は父の権威を前面に出さなければやっていけなかったのか、
父に虐待されているという認識自体がなかったのか。
不安定な王ほど、王権に繋がる血筋を大事にするかと。
ドン・ペドロも、エリザベス1世も、父王が王位に就いた事が
子である自分も王である事を正当化出来る、最大の根拠になるもの。
父王、国家、ローマ法王が承認した正妻が産んだ正嫡児がいなかったことが
ドン・ペドロの子孫が王位を継承できなかった=ドン・ペドロの男系が断絶した
理由の一つなんだろうな。
エンリケはキャラが嫌いだけど、その辺は上手く立ち回ったなと思う。
エリザベス一世は自分が即位した時に母方の親族を取り立てているから
ガン無視ってわけではないと思うよ
三歳で死に別れている上に宮廷内で禁句だったこともあって母親そのものに執着薄かったのかも
ドンさんは思春期に身近な母親を嫌悪してその反動で遠くの父親を理想化、
そのまま父親死亡したこともあって余計に神聖化した部分もありそう
>>837 個人的には父親の方も最低の男だと思うんだが、
ドンちゃんも青池先生もそこはスルーなのかな。
エリザベスの時代って高貴な女性は生みっぱなしで育てるのは乳母だから仕方ない
>>838 恨み言グチグチな母親ウザッ!なドンちゃんにしてみれば
「こんな女、遠ざけて当然だ」と父側の考えだったとか
841 :
838:2010/04/09(金) 23:26:33 ID:???
>>840 男の考え方ってそういうもんなのかな。
あれだけいろいろなことがあってもそれでも尚
自分はマリア皇太后の方に同情しちゃう……。
あんな立場に置かれたら絶対自分もグチグチ女に
なる自信があるw
まあねー
王に遠ざけられてからずっと、早く息子が成長して愛妾一族を追放して
くれないかしら、最近息子が自分のいうこときかなくなったわetc.と
毎日つぶやかれたら、やっぱうんざりするだろう。
あと息子が可愛いというのも、自分の鬱屈した想いを晴らしてくれる駒だから
という感じがする。直接育児に関わるわけでもないだろうから現代に比べ
母子関係は希薄そうだけど、束縛したがるのは人一倍強かった。
若い身で輿入れしたら、王は自分のこと跡継ぎ製造機くらいにしか見てないし
愛妾一族がぶいぶいいわせてて自分の立場ない、やってられっか!と
なるのはわかるんだが。
あの時代そういう状況はさほど珍しくもないだろうから、もうちょっと
考え方の転換ができればよかったのに、とは思う。
(それが難しいんだろうけどw)
>>834 もしかしてエンリケとホアナの子供を幼い時から王にして、
エンリケには王の父としての権力を与えることで
エンリケに王と変わらない力を、レオノーラとの子孫に王位を与えようとしたとか?
歴史詳しくないんでとんちんかんなこと言ってたらすまん。
>>843 当たらずとも遠からずかもね。
もちろん正当な跡継ぎは王妃が生んだ王子ただ一人なわけだけど、
大事なはずの跡継ぎを王妃ともども王宮から追い出して放置状態。
王妃と愛妾の争いに関わるのは面倒といって、次代の王たる王子を
きちんと教育することすら放棄してたもんね。
もしその王子が死んでしまったら、血筋的にはアラゴンに嫁いだ妹(エレーナ)が
生んだ甥(フェルナンドたち)が次の王位に一番近いが、彼らはアラゴンの王子でもある。
それよりはラ・セルダ一族の娘たちをレオノーラの息子たちの妻にしておけば、
その子供=自分の孫の方が生粋のカスティリア王族なのだから、
議会の支持も得られるのではなかろうか。と考えていたとしてもおかしくはない。
そこまでいかなくても、ラ・セルダ一族と自分の庶子たちの血統を合流させることで
直系が絶えた時のスペアポジション、または藩屏として機能することを
期待してたとか。
とにかく王の子とはいえ庶子なのに嫁は破格の相手だったと思う。
結果的にエンリケ即位にホアナの血統は大いに貢献した。
>>821-825の流れで、なんでキリスト教社会で禁忌なはずの庶子が
即位できたのか、理解がいった。
エンリケの妻は嫡流の娘の娘だけど、テリョの妻は嫡流の息子の娘。
どっちが血統としては上になるんだろ。
普通に考えるとテリョの妻のように思えるけど、嫡流(ラ・セルダ家)といっても
権力ではデ・ララ家の方が上だったのかな。
>>834 ホアナ・マヌエルのWikiには結婚はレオノーラが息子の箔付けのために
画策したって書いてあったけど、この記述の根拠はどこなんだろうね。
そういやエンリケは父の側で父親の施政をみていたのにドンちゃんは放置だもんね。
王位を継がせるつもりがあったにしてはここも不審。
ドン・ペドロの祖父王が
どんな事情で王位をラ・セルダ家から
横取り出来たのか知りたいな
しかし本来自分の家系より王位継承権が上の
ラ・セルダ一族を粛清しなかった
ドン・ペドロ一族は詰めが甘いんじゃないの?
女系をたどればドン・ペドロの子孫のイングランドのチューダー王家は
自分の直系外の王族をほぼ殺したよね
要するにイサベル1世まで王権は脆弱だったということですな。
>>843 レオノーラがそういう計画を練っていたなら
アルフォンソ11世崩御後すぐに処刑されても文句は言えないね
ペドロ新王に対する簒奪を計画していたんだから
それなのに恨みがましく母の無念の死を忘れないでと
心の中で子供達に語りかけるシーンはエンリケとの
血のつながりを強く実感させられるねw
>>850 簒奪が不当なことだと感じてなかったからじゃね?
自分や自分の産んだ子供の方が王に愛されている、側にいるってことで
簒奪も当然あるべきものを貰うだけって感じで。
ペドロが生まれた時からかなり見下して笑ってたし。
辺境に隔離した王妃とドンちゃんがそれこそペストあたりで死んでくれれば
愛人→王妃で子供達も王族にって目論見があったのかもね
幾ら邪魔でも刺客送れば国際問題になるだろうけど病気だったら仕方がないし
個人のサイトはさらすなと何度言ったら
>>852 いくら愛していても君主の結婚は、外交政策
となると・・ドンママの王妃が死んでもレオノーラを王妃にしたかな
ドンママが死んだら、新しい王妃を迎え、レオノーラの子供達には婚姻を通じて、
王位継承権のある家門を与える程度だったのでは
もっとも、王妃と嫡子を幽閉するところまで、愛妾を大事にする王と婚姻を結ぼうとする国があるかという問題もあるが
(娘の幸せを考えて、ではなく、それでは、婚姻関係を持つという外交上のメリットがないということで)
>女系をたどればドン・ペドロの子孫のイングランドのチューダー王家は
>自分の直系外の王族をほぼ殺したよね
チューダー家は、ジョン・オブ・ゴーントの子孫だけど、ドン・ペドロの血は引いていないよ
母親が、ジョンとキャサリン・スウィンフォードの間の子孫(ボーフォート家)
父親の祖母が、キャサリン・オブ・ヴァロアで、ブランシュ姫の姉のジャンヌ・ドゥ・ブルvボンの子孫
自分の直系以外の王族をほぼ殺したのは、ヨーク家のリチャード三世で、
そのリチャード三世を倒したのが、ヘンリー・チューダーじゃなかったかな
ブルvボンって・・・
なんでvがはいっちゃったんだろw
もう一つやっていた・・・
父親の祖母ではなく、父親の母(父方の祖母)
いや・・・父親の祖母でした
何をやっているんだ・・・恥ずかしい
もう、こないでつ
>>855 イザベルの子孫がエリザベス・オブ・ヨークで、
彼女の息子であるヘンリー8世もまた、
父同様王権を脅かす他の王族を反逆罪として処刑しているよ。
>>855 リチャード3世のすぐ兄ジョージの子供は生き残った上にリチャード王によって一時期王位継承者にもなっているよ
甥のエドワード5世殺しも最近だとやってないんじゃないかとも言われているけどね
逆にヘンリー7世は妻の身内を粛清しまくって当時のスペインの大使から
「彼の子供達以外に王位継承者は(殺されて)存在しない」とまで言われていたほど
まぁヘンリー7世は本来なら王位継承権なしの生まれだから王位正当化の為だったんだろうけど
>>854 ポルトガルは何も言わなかったんだろうか?
あの頃まだ父親健在だったよね。
嫡子は作ったからおkだったのか。
862 :
愛蔵版名無しさん:2010/04/23(金) 22:47:04 ID:2JP0sMYN
娘は外交手段で、嫁いだら最後もう文句も言わない(言えない)のかなあ?
それだからか、逃亡中に船中で3人のムスメを必死で抱きしめてるドン様の姿には感動します。
あれじゃあ、ムスメがファザコンになるわなあ。
>861
王子と王妃を別の城に住まわせてるだけで迫害しているわけじゃないから
ポルトガルが文句を付けるのは筋違い
>>862 息子には怒れても娘には怒鳴ることもできないし
怒鳴って泣きかけたらあわててフォローしたり娘には甘かったよね。
アルフォンソには結構厳しくしたのに。
>>864 息子は将来の王だから厳しくしつけなくてはいけない。
娘は将来手元を離れると思うと不憫で甘やかしてしまうのでは…
>>861-862 wikiによると、ドン・ペドロの祖父に当たるポルトガル王アフォンソ四世は、カスティーリャで娘が虐待されていることを知り、
戦争状態になったことがあるらしい。しかし、当のマリア王妃が仲裁にはいったそうだ。
まあ、宰相がポルトガル人だったから、ポルトガルとの外交的なパイプを切ったわけでなし、
もし、娘と孫が夫から疎外されているのは気の毒だが、父親としてはともかく、王の言動は外交問題になるから、
うっかり、口は出せないし・・・というところだろう
>>865 それは、現代人の発想では?当時の王族・貴族は、女性にも支配者としての能力が要求されたしね
外交の要となる娘たちへの躾はマリアがやってなかったっけ?
868 :
866:2010/04/24(土) 22:28:07 ID:???
「もし」を消してください
870 :
愛蔵版名無しさん:2010/04/25(日) 04:37:18 ID:rTCXreJh
やっぱり気になるその後のエル・レビ。
彼は王を裏切ったの?
誰か教えて下さい。
>>861 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%82%BD4%E4%B8%96_(%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%AC%E3%83%AB%E7%8E%8B)
長女マリアの夫アルフォンソ11世には既に愛妾がいて、
王妃を顧みなかった。しかも、マリアの弟ペドロの2番目の妃となる
王族のコンスタンサ・マヌエルに横恋慕し、結婚のための旅立ちを妨げた。
アフォンソ4世は娘が虐待されていることに怒り、
1326年から1329年までカスティーリャと戦争状態となった。
マリアは父と夫の仲裁に入り、
その後カスティーリャが続行しているレコンキスタへの加勢を父に要請した。
アフォンソ4世はそれに応えて兵を出し、
1340年10月30日のサラド川の戦いでカスティーリャ・ポルトガル連合軍は
マリーン朝のスルタン、アブー・アル=ハサン・アリーに勝利した。
この時、アフォンソ4世は負傷している。
アルフォンソ11世は獲得した戦利品を贈ろうとしたが、
アフォンソ4世は「利益のために援助したのではない。」と言い、
捕虜のモーロ人1人と剣と盾の他は受け取らなかった。
史実のマリア母太后は健気な女性で
アフォンソ4世は肉親に対する情が厚いみたい
>>870 ドンさんが裏切ったと思ってても、史実でも色々説があるみたいだし
王城世界でもファドリケの前例あるしな。
裏切ったらきっと自分も…と恐れてたあのエルレビは余程のことが無いと裏切らない気がする。
マリアの死後、ドンさんは恐怖政治を行ったから、
利に走れば裏切りと見なされ、忠義を重んじれば財産が目減りするという
二択を迫られたと思う>エルレビ
財産保持のために国外に脱出するイメージがあるのが、アルカサルのエルレビw
でもエンリケに変わったらユダヤ人のエルレビもその同胞も没落するしな。
エル・レビはドンちゃんを裏切る気はなかったろうが、心中する気もなかったろう
逮捕されたときのエル・レビの姿が見たかった・・・
「今までお仕えしてきた私をお疑いになるのですか・・・」
って感じかな
エル・レビが逮捕されて(ryでも、病気などで死去したとしても、
ほんの数コマだけでも入れてあったのならば、
資金繰りに厳しくなり窮地に陥った最終章のドンさんとリンクし易いのにね。
アルバレスの死は史実どおりに裏切りの方がよかったような気がする
あそこまで忠実だった騎士がなぜ裏切ったのだろうということを
読者に想像させることによって、晩年のドンちゃんの恐怖政治ぶりが描写できたような気がする
しかし、それでは話が複雑になってしまって、ページ数の関係でできなかったのかな
ドンさんの晩年はもっとやって欲しいなあ。
この時代のイベリア半島史を
各国の王様や王妃の生涯を語る
列伝形式の内容で出版したら赤字には絶対にならないね
第一章 残酷王ドン・ベドロ
第二章 エンリケ恩寵王
第三章 アルハンブラの悲劇 ムハンマド五世
第四章 救国の英雄ジョアン1世
第五章 カスティリア王妃カタリナ・デ・ランカスター
こんな感じで出版して欲しい
882 :
愛蔵版名無しさん:2010/04/26(月) 00:06:47 ID:CZDRGUjD
>>879 無知でごめん、でもアルバレスってドン様裏切ったの。ショック・・
>>879 同じくショックwアルバレスが1番好きなんだが…
884 :
愛蔵版名無しさん:2010/04/26(月) 04:09:27 ID:CZDRGUjD
アルバレス、いいよね(涙)。
アルバレス
ファルコの外伝で、ファルコの叔父がカステーィリア領内に入り込んじゃって、アルバレスに見つかり、
「妻が夢枕に立ち・・・」と言われて、思わずドンちゃんと目を合わせたときの二人の表情w
あれは、今でも時々思い出しては、思い出し笑いをしてしまいます
>>882-883 確か史実のアルバレスは裏切ってる……まあ王城のは忠義の人だったから別人と考えよう。
つか、史実ではあのディエゴくんも裏切ってなかったか?
裏切ってるね。
確か妹や叔父より長生きした。
実際は早死にしたのはディエゴ兄ちゃんじゃなくイネストロネサ叔父さん
ディエゴは王様を裏切ってエンリケ側に寝返ったんだったような
>>881 森護さんの英国王室史話みたいなの、あったらいいよねー。
ウェブ上だとwikiの王個人の項が一番近いかな。
そうなんだ…!
そーゆー基本的なとこは史実どおりなのかなって思ってた。
アルバレス人気で嬉しいww
私もアルバレススキーだ
史実は厳しいけど(涙)
あの青池版・重臣トリオ(ロドリゲス・アルバレス・ロペス)は
とても王様を裏切りそうにないよねw
アルバレスなんか、大事な大事な王子の執事に任命されるぐらいだし
ガルバスの事件の時は「ガルバスと君とでは違うのだ」と王様に言われて
頬赤らめてたしねww
893 :
愛蔵版名無しさん:2010/04/27(火) 01:07:56 ID:8JmxrvCW
落ち込んでいるロペスを励ますアルバレスが好き。
アルバレスは癒し系
裏切った理由は結局は本人にしかわからないよね。
自己保身や私利私欲によるものか、一族を守るためにやむをえずかなんて。
自分のことだけ考えてればいい立場ではなかっただろうし。
「王城」の中でも裏切らなかったがために味方側に殺されたんだし。
ぬきさしならない事情があったのかもしれない。
ファドリケの一件は、ドンさんがもう少し猜疑心が少なければ、
せめてファドリケがエンリケの誘いを受けたか断ったかを判断する時間をとれば起きなかったかもしれないのになあ。
でも一回敵になった人間だから、やっぱり猜疑心が強くなるのかもな。
ファドリケもあと後すぐにドンちゃんの部下なり手紙などで
エンリケが会いに来きて誘われたけど断ったと正直に全て話していればまだ猶予が貰えたかも。
どっちの気持ちも理解できるから切ないんだよねー
ファドリケは、エンリケと会ったこと自体が裏切りだと思われるから隠してた
(正直に話してればもしかして…)
王様は、ファドリケを信じる気持ちになりかけていたのに裏切られて怒りメラメラ
(ああいう風に追い詰めず、話し合いの場を設けていればもしかして…)
898 :
愛蔵版名無しさん:2010/04/27(火) 22:12:49 ID:1B9GDaOo
それはそれとして、ファドリケ死亡のシーンは名場面。幼女を人質に
とりながら、これだけ卑怯に見えない男も珍しい。彼の最大の願いは
「王の為に生き、王の為に死ぬ事」だったので、それが果たされず
悲嘆の中で死ぬのは鬼気迫る状況。
899 :
愛蔵版名無しさん:2010/04/28(水) 02:14:17 ID:WMlA4Cv1
私たちには読めているファドリケの独白がドン様にも読めていたらなあ。
ファドリケを追い詰めず上手く聞き出せる
コミュ力高い王様だったら
そもそもああいう裏切られまくりの末路はたどらなry
てかあの時代の王様って軒並み貴族に裏切られまくり。
902 :
愛蔵版名無しさん:2010/04/30(金) 02:47:21 ID:qRx5AGgT
いや裏切られっぱなしのドン様の立場にたてば、
疑わしい人間の言い訳なんか、聞かないと思うよ。
>>901 王様も機会があれば貴族の利権の没収・縮小をしたからその点はお互い様w
最終的には王様サイドが勝ってヨーロッパ各国は絶対王政の時代になったね
905 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/08(土) 01:28:53 ID:4yomM+hH
歴史あまり詳しくないんですが、
ヨーロッパってすごく血統を大事にすると、聞きました。
百姓が統治者になるような、豊臣秀吉的存在はありえない?
せいぜい下位の貴族が持ち上げられるくらい?
907 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/08(土) 08:49:48 ID:2TsSAxRM
ベルばらで有名な人。
一般平民相手の娼婦だったが社交界のトップの一人となるデュバリー夫人。
元売春婦と判っていても国のトップクラスになりあがるのは、
現在でもどこの国でも無理じゃない?
>>905 ナポレオン・ボナパルト。
でも、コルシカ島の貧乏貴族だったらしいから、百姓とまではいかないかな。
エンリケは自分の家系よりも本来継承順位が
上の王位継承権持ちの妻か息子を即位させて
自分は摂政に就任しなかったのはなぜなんだろう
>>909 「王冠」が欲しかったんだろうからなあ…
911 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/10(月) 02:32:28 ID:QAoP6pLC
エンリケ、外見はホンットに良いのに、
欲深、執念深、・・・
奥さんは良い人っぽいけれど。
持ってたコミック8巻まで14年ぶりぐらいに読み返した
思わず残り5冊と外伝、ついでにファルコまで
「母の日のプレゼント」っちゅうことで無理やり家人に買わせた
明日届く!楽しみだわ〜
913 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/11(火) 19:11:36 ID:siEcyr0i
パワフルなおっかさんだ。
期待は裏切られる事はないだろう。
wikiでカタリナと結婚したエンリケ3世の項目を読んだ
14歳で親政して一定の成果を出していた
かなり有能な王様みたい
歴史も微妙だから。
見方に寄っては、有能にも無能にもなり得る。
>エンリケ、外見はホンットに良いのに
Wiki行って肖像画見てきな
笑えるから
アルカサルの話だよ。
ファドリケはもっと早く王様を主君に選んでエンリケにつかなかったらなあ。
一度も裏切らずにいたらもうちょっと話をきいてくれたかも。
ただしベアトリす人質までいったらどんな奴でも即効で処刑だろうけど。
話を聞いてほしいなら愛娘にだけは手を出してはいけなかった。
>>908 ナポレオンの部下もスウェーデンかどっかの王様になってたな。
それまでの王室と血縁ないのに。
>>918 ベルナドットですね。「ナポレオンー獅子の時代ー」に出てきたんだけど、
余りにプライドが高くて暗い性格なのに笑えたのでよく覚えてるw
Wikipediaで見たら平民出身のようなので(少なくとも名字にdeがついてない)、
エカテリーナ1世を除けばこの人が一番の勝ち組かなあ。
>>907 トルコか何処かに、元は東欧の平民の娘が村が襲撃されて誘拐されて奴隷に売られたけど
貴族に買われて教養を身に付け後宮に入って王(スルタン?)の寵愛を受けて
ついには王の母親に……って人がいた。
でも優秀な息子が死んで愚鈍な息子が即位したり他の子は亡くしたり
あんまり幸せではなかったかも。
>>919 >余りにプライドが高くて暗い性格
なんかエロイカのローデさんを思い浮かべたw
>東欧で誘拐→奴隷→後宮入り→王の母親
ロクソランもそんな感じじゃなかったっけ?
>イブラヒムは兄に殺された。兄よりも有終だったため、とか、兄の妃との間を疑われたためとかとも言われている。
に変更
結局、自分が産んだ子供が優秀だったわけで
庶民出の女が優秀だったわけではない。
かのトルコ国ではスルタン以外は皆奴隷だったんだから、
スルタンの母と言えども奴隷?
母は息子より偉大な唯一の存在
>>926 息子がスルタンになれば、母后として奴隷から脱却。
息子の一人がが即位したら、他の兄弟は全員処刑って時代もあったから大変だよね。
日本の戦国時代のような・・・?
930 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/18(火) 03:11:30 ID:4sLZVkwr
ファドリケが人気あってうれしい
結構早くに亡くなったから
忘れられた存在になってたかと思ってた
生きてたらベアトリスと結婚したんじゃないかな
あっ彼女も早死にだった・・・
私は
1ロペス
2ファドリケ
3エンリケ
が好きです
毛虫のように嫌われてるエンリケだけど
彼は自分よりドンペドロの方が優れてることを
自覚してたからな
アマデウスのサリエリのような
嫉妬キャラはとても大切です
貴重な意見ですね。
ちなみに私は
ロペス
ロドリゲス
ファドリケです。
932 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/18(火) 07:41:42 ID:BnvXMYWA
やっぱロペス人気ですね。
私も
ロペス
ファドリケ
ロドリゲス
ロペス兄も好きです
王様はいまいち。
エンリケはいや・・・・
>>929 日本の戦国時代より苛酷じゃね?
跡目争いもあったにはあったけど、ちゃんと生き延びてされなりの地位を与えられた兄弟もいるし
上手くすれば後継ぎに恵まれない兄の跡を継いだりもできた。
>>930 ファドリケは修道騎士(聖職者)だから結婚はできないよ
935 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/18(火) 18:59:31 ID:7JQIW9yP
この時代のせいだが、キャラのネーミングも格好がいい。
語感でいったら大宰相ダルブルケルケ。もう名前だけで大物を
感じさせる。キャラ自体も必ずしも悪人ではなく、好き。
いや、アタシに取っては未だ名前覚えるだけでも大変と言うか・・・
ちなみに後の宰相はイネストロサ・・・・だったけ?
>>934 史実では結婚して愛人がいて子供も作ってる。
王城では彼ファドリケの他の兄弟や王様の他の庶子見たくいないのかもしれないけど。
>>903のようにエンリケや王様の血筋と繋がった。
アルバレス
ロペス
イネストロサ
です。
ロドリゲスとイネストロサは僅差。
でもイネストロサかなぁ。
アルバレスの嫁になりたいw
939 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/19(水) 21:42:52 ID:Qq8rOO+r
イネストロサは私の癒し系・・・・
私はオスナ伯爵(父)の漢っぷりが好み。
息子はエンリケの側近でいる方が心安らかでいられたのか
何時もふっくらさんに描かれてカワイソスだけどw
欲を言えばマテオスの活躍が見たかった(´・ω・`)
最後のシーンのための登場ならカワイソス
マテオスの活躍みたかったですね!
最後迄一緒だったのに‥
王家の紋章で一番好きなのがイムホテップ
アルカサルではイネストロサ
そんな私に隙は無い
943 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/22(土) 02:59:10 ID:k4t34l7G
ロドリゲスの妹の絶世の美女ホアナ
王様に一夜で捨てられちゃったけど
その後どうなったのかな?
幸せな結婚をしたのでしょうか?
ロペスと結婚したらどうかな?
家柄に差があるから難しいかな〜
男の家が格下だから
スペイン旅行した時
添乗員のおっちゃんが
王様とマリアの話ばかりしていた
絶対アルカサル読んでるだろ〜と思った
ロペスと結婚したら・・・
既に、兄のロドリゲスに義姉のアナベラが嫁いでしまったから、
その上、ロドリゲスの妹と結婚したら、ロドリゲスとロペスの縁が濃くなりすぎて、
派閥が出来てしまって、家臣の力関係のバランスが崩れてしまってよくなかったのかも
945 :
944:2010/05/22(土) 10:41:17 ID:???
あ~〜
主語がおかしい
意味は通じると思うんで、勘弁して
>>937 ついでに、あのアラゴン王の子孫とも繋がったw
>>943 史実は知らないけど王城では子供もできなかったみたいだし、
ロドリゲスは妹思いで何時までも妹が死んだ者にとらわれているのが辛いともいってたから、
捨てられたショックで尼僧や独身主義者になってなければ再婚の世話もしたんじゃね?
兄が没落した後のことが心配だけど。
マリア以上にはなれないとはいえ美人なんだし愛妾ぐらいしても良かったのに勿体ないね。
948 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/22(土) 15:31:05 ID:k4t34l7G
王様ってマリア、アルドンサ、ウラカ、ファーヒタなど
黒髪のはっきりした顔立ちの美人が好みなのかな〜と
思っていたのだけど、ホアナは金髪青い目の
北ヨーロッパ型美人なわけで、ブランシュ王妃と
一緒のタイプ
あまりの美しさに興味をひかれてモノにしてみたけど
やっぱり好みと違って一夜で捨てちゃったのか?
王様はやっぱり黒髪黒い目の情熱的なタイプが好きなんだな
王様は漁色家だったから、いろんなタイプの女性をものにしたかったんじゃないか
作中に出てこなかっただけで、マリアの目を盗んで、いろんなタイプの女性と柱の影で付き合っていたのかもw
後、振られてしまったけどアナベラとか
確かに、ホアナやアンヘラのような可憐なタイプより、マリアたちのように自分の情熱に積極的に応じてくれる女性が趣味みたいだが
ロペス義姉は「アラベラ」ですぜ
アンヘラが生きてて、王様の愛妾にでもなってしまったら
どうなっただろうなーと思う。天使のままでいられただろうか。
まあ、アンヘラは家督のために夫が必要だったから
愛妾として王城で暮らすって線はなかったんだろうけどね。
>950
もしも、だけどアンヘラが正式な愛妾になったら
愛妾は公式の身分なので「家督のための夫」は必要ない。
家督の管理が必要なら王の権限で家令や類する者が財政管理をする。
わかりやすい例としてエンリケの母を思い出して下さいw
952 :
949:2010/05/22(土) 22:38:59 ID:???
>>950 あ〜失礼
しかし、アラベラという優秀な家政管理者を失って、ロペス家のその後が心配だな
老妻だけではとてもできないだろうし
作中に出てこなかっただけで、ロペスもあの後すぐ結婚したのだろうか?
王様が何とかしたんじゃないのかな
少なくとも、使用人を増やしてやることぐらいは…
ロペス家の事情は分かってるんだし
954 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/22(土) 23:52:39 ID:ZCIBgosC
ロペスの女性の好み、しりたかったな
ブランシュではなかっただろうけど
955 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/23(日) 02:19:24 ID:sxkH35kZ
ロペスの女性の好み・・・
美しくて清らかで聡明で優しくて・・・みたいな
あくまで一般的なノーマルな感じだと思う
エロイカのイノシシ少佐の初恋のシスター先生みたいな人かな?
956 :
sage:2010/05/23(日) 09:01:33 ID:qlLoFFMF
番外編の「誰が王様の夜伽をするか」の話では、清楚タイプとあばずれタイプ
の比較がなされていて面白い。あのあばずれも1話で消えるには惜しいいいキャラ
だった。
美しくて清らかで聡明で優しくて・・・
それだと双方清らかすぎて「お見合い」以外では進展が無さそうだw
サラディンの日のフロリンダのようにむだにパワフルでアクティブででも賢いお嬢様がいいなw
>>956 それって、青池さんの作品?
まだ読んでない
959 :
sage:2010/05/23(日) 11:20:20 ID:qlLoFFMF
もちろん本人。1−2年ほど前にプリンセスコミックスからアルカサル番外編
として出版された。版型は従来と同じ。題名は・・・アルカサル番外編だと
思ったが自信がない。まだ本屋にあると思う。
>>959 有難うございます
早速探してみます
しかし、王様のお相手で思い出すのが、王様の娘達が、
自分の夫には愛人が一人しかいない、うちには一人も居ない、
イギリス人って淡白のかしら・・・と言っていた場面
貴女達のお父様がスペイン人としても例外だったのでは・・・w
>>938 私は、あのブランシュ姫の最期に付き合った神父さんがいい
ロペスに「君は、不幸な姫君に恋の喜びを与えたのだ」
相当思慮深いお坊様だと思った
そして、こういう有能な神父を描くことで、
こういう人を配下にもつドン・ペドロも名君振りを表現しているわけで、
脇役、ちょい役の人間性をきちんと描くことで、作品に深みを与える青池さんのストーリーテラーぶりに感心した
>>956が「アンヘラの飛翔」ならアルカサル13巻だよ。
>>960 そうでもないよ。
ドンパパみたいに寵姫がひとり突出してた方が珍しい感じで、歴代の王様は
結構庶子を作って、その子どもを政略に使ってるよ。
愛人を多数持って、が抜けてた。
>>963 ま、それぐらいわかるけどw
作中で、「好色だ」といろんな人に言われていたしw
966 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/24(月) 05:12:36 ID:+MNWJlia
>>957 美しくて清らかで聡明で優しくて・・・
それだと双方清らかすぎて「お見合い」以外では進展が無さそうだw
なるほど
ぐいぐいひっぱって行ってくれる人のほうがいいのか
って アラベラ義姉さんとかコンスタンシアのタイプか・・・・
他の誰かを、王様以上に愛しそうにないんだよなあ
青池ロペスってw
968 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/25(火) 03:03:09 ID:4YnwsKqo
>>967 青池ロペスの王様にたいする感情って、やっぱり「愛」なのかな
(王様はちがうと思うが)
王様が男OKだったらどうなってただろ
愛では無いでしょ‥
少なくともBL的な物ではないよ‥
BL的な愛(性的欲望)じゃないけど
人生における優先度が家族飛び越して王が先っぽい
青池作品にはバージルとか伯爵とかよく同性愛者が出てくるけど
性愛的なものを乗り越えないで、あくまでも友情や尊敬の範囲で
ギリギリ手前に留まっているシチュエーションが好きなんだな、
と作品を読み返していてよく感じる
本人も以前インタビューでそんなことを言っていた
>971
そうだよね。それがいいんだよね。
そんな関係に凄く憧憬を感じる。
>>968 むしろ神を崇める敬虔な信徒、って感じかな
神と王とどっちを取るか、と枢機卿あたりにでも詰問されたら、
一瞬も迷わず王の方を支持する、的な
単に忠義でしょーよ
975 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/25(火) 22:30:10 ID:viTT0iHH
>>974 いや〜 忠義以上のものを感じるなあ・・・
同性愛者とか性的なのものは感じないけど、やっぱりある種の愛かなとは思った
(キリスト教の神への愛みたいな?王様教の修道士とか)
967だけど、
別にホモ的な意味で「愛」って書いたわけじゃないよ…
忠義・忠節の極みって感じで。
やっぱり、出会いが強烈だったもんね。
一歩間違えたら自分も女を取り合って同士討ちしたクズ騎士、と
思われたところを王に救ってもらった訳で。
しかも、家督を継いだ時に励みにしたのも王なんだよね
977 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/27(木) 01:28:22 ID:QiGF2qNw
しかしロペスって人気だ
私も一番好きだけど
日本人が「忠臣蔵」が好きなのよくわかる
ロぺス、王様に勧められた女とすんなり結婚しそう
王様もロペスに変な女を勧めるわけないし
978 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/27(木) 03:08:22 ID:WHTF5srk
>>975 私もそう思う。
アルバレスやロドリゲスも忠義の人だけど、ロペスとは何か感じがちがうよね
979 :
愛蔵版名無しさん:2010/05/27(木) 22:02:53 ID:F1dqbdig
ロペスは台詞回しがとにかく決まる。
「すでに王の恵みは受けております。・・御恩を返す事、望みはこれだけに
ございます。」
「ありがたくお断りいたします。なんと破廉恥で無節操な。」
ロドリゲスも王の公平性を信じて見事に生涯の主君を見出したので
見ていて気持ちがいい。
もしファドリケが3臣下に加わったとしたら・・・エンリケ弟という
事でロドリゲスと対立するだろうか。
私は生まれてくる王様の子供が男か女かにこっそり賭けてるロドリゲスが好きです。
しかもあとで結局有頂天になった王様にお金をバラ播かれるというオチ付きな
ところがたまりません。
980超えましたね。
自分、規制中でこのレスも代行してもらってます…(´・ω・`)
どなたか、次スレ(9城目)立て&埋めお願いします!
宜しければテンプレ、コピペしてお使い下さい↓
スレタイは「アルカサル−王城−9城目」です。
>>985 乙
一年に1スレぐらいの消費ペースだね