岸谷 新羅は、最終減速機で、可変式の減速機を考案してみた。
これは、起動直後は高い減速比の約3.750の歯車で駆動し、ある程度の速度まで
加速したら、クラッチを切り、約2.540の歯車に切り替えるタイプの減速機です。
今のところ、エンジン→トルクコンバータ→直結段用の減速歯車→逆転機→可変減速機→推進軸→最終減速機→駆動輪
の順番ですかね。
従来の終減速機と比較して構造がかなり複雑です。
自動車で言うノンスリップデファレンシャルと同様な複雑さです。
※ノンスリップデフはビスカス式もあります。
ギンコの終減速比は勝 改蔵の約2.972に対し、約2.995と僅かに大きくされています。