ホストベジータ
ベジータが家に帰宅する。玄関先で靴を脱ぎ飛ばし、階段を猛スピードで走って上がる。
ベジータの部屋にはいつもロボットがいる。
ベジ「おい!この下等ロボット!耳の穴をかっぽじってよく聞きやがれ!」
ドラえもん「…」
ベジ「俺様が買ったジャンプを下等生物ジャイアンが奪って行きやがったんだ!早く何かいい道具を出しやがれ!」
ドラえもんは仕方なく四次元ポケットに手をツッコミ、道具を捜すフリをする。
ベジータに道具を渡せばろくな事にならない。何故なら、半年前もスモールライトを渡したら、ドラえもんに向けて照らし、小さくなったドラえもんを一度踏みつけ、
ベジ「おっと悪い悪い、ついうっかりして足を踏み潰してしまったようだ。」
そして激痛にもがいているドラえもんを握り
ベジ「今度はうっかり両手を潰してしまおう。」
等といい巨猿の真似をする。ドラえもんは全治4ヶ月の重傷にさせられたのだから。
中々道具を出さないドラえもんにベジータはいらつく。
ベジ「ちっ!モタモタするな!さっさと出しやがれ!」
ドラえもん「ベジタ君、そんな事いわれても〜…」
アメ「ふふっ。同業なんだから、遠回しに言わなくてもわかりますよ」
「おい、今のベジータ客の言葉聞いたか」ヒソヒソ
「ああ。あいつ、ナンバー1だなんてホラ吹いてやがるのか?」ヒソヒソ
「ナンバー1はカカロット様なのになwププッ」ヒソヒソ
「ああでもしなきゃ客つかまえられないんじゃね?」ヒソヒソ
ベジ「貴様のそのポケットごと貸しやがれ!」
ドラえもんから四次元ポケットを奪うベジータ。
ドラ「だめだよー!返してよ!君に道具を渡すといつもろくな目に会わないんだからー!」
ベジータはドラえもんを抱え上げ、そのまま押し入れに閉じ込めた。
ベジ「ギャーギャーうるさいぞ糞タヌキ!少しはおとなしくしていろ!」
ベジ「ビック・バン・アタック!」
押し入れにビックバンアタックを放つベジータ。
押し入れは壊れた。
ドラえもんも壊れた。多分、もうこの先直る事はないだろう。
ドラえもんの頭が押し入れから転がり落ちる。
「グシャ、ガシャ」 ベジータはそれを踏み潰す。
ベジータは四次元ポケットをあさり道具を選んでいた。
その時、ベジータの机の引き出しがガチャガチャ音を立てゆれる。
それに気付いたベジータ。
ベジ「…!トランクスか!?」
引き出しが勢いよく開いた。
出てきたのはドラミだった。
ドラミは21世紀の未来で嫌な予感がした為、過去にやってきたのだ。
ドラミはベジータの足元を見て泣いた。そこにはもはやガラクタとなったドラえもんの頭。
ドラミ「王子のちんぽ舐めたい」