俺専用HUNTERXHUNTER小説スレッド

このエントリーをはてなブックマークに追加
1愛蔵版名無しさん
俺専用
暇な時に休載の続きを妄想したり、オリジナルストーリー書いたり
楽しい事がいっぱい
ちょくちょくカキコしていくよ:D
2愛蔵版名無しさん:2007/12/09(日) 21:36:05 ID:???

                             |>>1
                             |┌‐u‐┐ー‐、 /1 r‐┐r‐、ァァ
    ―――――――――――――、    |[  _  ] `ー'.ノ |..|  | | ヽ 〔 ̄ ̄ ̄〕
.  . /  ̄ ̄ ̄//. ̄ ̄| || ̄ ̄ ̄||| ̄ ||    |└‐リ__ノ | ̄  .ノ. |_.ノ|..ノ  ̄ ̄ ̄ @ で
  ./    ∧// ∧ ∧| ||      |||   ||    |  ̄      ̄ ̄
 [/____(゚_//[ ].゚Д゚,,) ||___|||   ||    |    ._   _____ _n_   .n  
. ||_. *  _|_| ̄ ̄ ∪|.|.       |ヽ.__||    |    |.|  └―, , ┘ニコ lニニ, lニニ .ニニl
. lO|o―o|O゜.|二二二 |.|二二二 .|二二||   /      |.|  n  //   ^コ lニ^  (0 |
 .| ∈口∋ ̄_l__l⌒l_|___|_l⌒l._||    ̄| 連行  、ー'ノ  ゙、`‐┐(o_,ヘ.〉  、ソ  ◎
   ̄ ̄`ー' ̄   `ー'  `ー'   `ー'      |.       ̄     ̄
3愛蔵版名無しさん:2007/12/10(月) 21:43:32 ID:/vYBb0Qx
午前2時

山々が囲む茂みの森
そこでゴンは待っていた
ひとたび周りを見渡しては、目を瞑る。
静かな夜を過ごすために傍らの岩に腰を下ろし、心を落ち着かせる

ゴンは思い返していた
ゴン「まるで、あの時みたいだ」と呟く。
この森が、ハンター試験でプレートを奪ったあの時の場所に酷似している
ゴンはそう思ったのだろう
ゴン「ヒソカから奪ったあの場所に…似てる」
4愛蔵版名無しさん:2007/12/10(月) 21:59:50 ID:/vYBb0Qx
午前3時

ゴン(蟻の討伐から3ヶ月か…
あいつを倒して…カイトの仇をとった)
ゴン(それまであいつの事しか頭になくて、何が何でもって気で向かった!)

ゴン(今日だってそう!)
ゴン(修行する期間は3ヶ月あった
やれる事をやった。
カイト…オレ、カイトより強くなれたかな?)

ゴン(…オレが強くなっても、ヒソカだって同じように強くなってるんだ)
試験の時の事を思い出したのか、心臓が高鳴る

ゴン(あの時は怖くて…ただ怖くてしかたがなかった
自分が情けなくて…)
ゴン(でも今は違う!今なんだ 昔のオレじゃない!)
5愛蔵版名無しさん:2007/12/11(火) 21:14:20 ID:UPgcvPJ/
午前4時

ゴン(キルア・・・)

約3ヶ月前

ゴン『キルア、いっちゃうの?』
キルア『もう一緒にいられないんだ じゃあな』
ゴン『・・・分かった』
キルア『!』
ゴン『とめないよ。キルアには帰る家があるんだもんね』
キルア『・・・ああ。』

ゴンの元から去るキルア
その後姿は悲しみに溢れていた

ノヴ『とめなくていいのか?』
ゴン『うん。キルアがそう決めたんだ』
6愛蔵版名無しさん:2007/12/11(火) 21:25:02 ID:UPgcvPJ/
午前5時

ふと、我に帰る
気付けば時間が刻一刻と過ぎていた

心臓の根の鼓動が高まる。決意が募る
拳を何度かきしむ音をたてて握り締める
ゴン「今は目の前のことだけを考えるんだ!」

そう、午前6時 ヒソカとの決闘
長きに渡る二人のハンターの決着

その刻が近付くに連れ、血がたぎる



ゴン『きっとキルア、辛いんだ』
ゴン『オレがいなくても、キルアは自分で立ち直ると思う。それまで待ってる!』
ゴン『キルアが戻ってこなかったら、オレが迎えにいく!』
7愛蔵版名無しさん
午前6時

朝の日が射し入る空間
研ぎ澄まされた精神で待ち構えるゴン、森で悪寒走る
ゴン「!」
こびつくような空気。一変して場が硬直する
肌を撫でていた風が吹き止む。

マジシャン。

草陰から現れたソレは、ゆらりと忍び寄っていた
だが、除々に激しくなる足音

拭いきれないその邪気は、ゴンの目の前に佇んでいた