なぜ懐マソに三原順子。。。と思ったら違うのか
うるせーばか
保守がてら。息子にするならサーニンが1番!
じゃ、グレアムを
はったおす
こんなところにこんなスレがあったんですね
うれしいなあ
10 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/19(金) 21:59:11 ID:mi22YPvd
がんばって過去ログ読み中。
「はみだしっ子」のラストシーンとか、グレアムがなりたかったものとか、
ルドルフとレベッカのその後とか、自分が気になってたことが、みんなも
気になっていろいろ考えてたことがわかってすごくうれしい。
自分も三原スレ見つけた時同じ気持ちだった
まだ少女漫画板にあった頃だったが
グレアムのメモ(1ページびっしり活字)、発表当初から誰が読むんだよ三原先生…って反応があったけど、
あれはまさに「そんなの誰も読まないよ」「誰にもわかりはしない、つーかわかろうとすることが徒労」と
スルーされてしまうこと、
そのグレアムの懊悩と諦めを結果として表現できてしまう、というミラクルエフェクトだったような気がするんですよ…
>>12 やっぱり描き文字より写植だよなあ…時間が無い人と一緒にしちゃマズイか。
リアルタイムだったが、欝入ってる内容だったけどデムパじゃあなかったし、
普通に読めたけどナー。そりゃ確かに一見さんなら退くかも知れないけど。
>>13 関心がなければ読みとばすけど分かりたい人は読む。
そこも含めてエフェクティブだと言ってるんじゃない?
あのびっしり詰まった文字は見ただけで息苦しいけど、グレアムの葛藤はまさしくこういうものだ、
って感じで確かに効果的。読むと面白い、というか一人のキャラクターをここまで追究した作者に感心する。
リアルタイムであれを初めて見たときは
「この内容を漫画で画くと何回分も消費するから(文字で書くことで)端折ってるのではないか」と友達と結論した
いろんな読み方ができるのが三原作品のおもしろいところですね
「読者が」誰も読まないよ、とスルーするんじゃなく、
グ レ ア ム が 読まれることを意図しない、むしろ生半可な読み手を拒絶する、
拒絶しながらも「それでも誰か理解者はいないか」と甘えている、
そんな自分を嫌悪する…ってスパイラルを端的に表現した1ページじゃないかと
深いなー。
そんなことまで考えてなかったよ。
目からウロコが落ちた気分だ。
メモそのものはグレが自分との対話(書きなぐり)って感じで、
読み手を拒否してるのが表現出来ていたと思う。
それよりも読んだ側(大人2人とアンジー)が同じような読後感を持ってるのが??
アンジーはグレの保護者のスタンス?
客観的に読んだ印象が揃うほど、主観に満ちているってことかなあと。
あるいは、思考の道筋に似てるところがある、ってことじゃないかな。
どちらにより近いか、と言えば、ジャックはアンジーの方により近いと思うし。
ページを文字だけで埋めたはみだしの年、その裏で
ページから文字をなくしたルーソロの回が出ていたりする
オールコレクションだったかで、「『はみだしっ子』と『ルーとソロモン』の両方を描く事でバランスを取っていた」というようなことを三原さんが言っていたような。
個人的にはルーソロの方がずっしりくる
ルーソロを終わらせた理由が「ソロモンのような顔つきになるのが云々」とあったような気がした。
ルーがあのまま成長して少女となったら、あのピアを上回りそうな、そんな余韻が何とも言えないw
>>21 そういうのってあるみたいですね。
一度に二つことををやるのは傍から見ると大変そうだけど、
別々のタイプのものをすることで、片方に欠けていて不満に思えることを
補えるようなの。
25 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/31(水) 14:21:50 ID:S+9/Wxq+
もともとこの先生の絵柄が苦手だったのですが、
はみだしっ子一読ではまりましたね。今も一番好きな漫画です。
その後も、作品はほとんど購入していたのですが、
ビリーの森は絵柄(人物)がどうしてもダメで未だに読んでいません。。。
遺作なので読みたいのですが、何度挑戦しても絵柄がダメで挫折してしまう。
三原先生ごめんなさい。
>>25 ビリーの森のコミックの帯に書かれた宣伝文で、
初めて三原さんの死を知った私は、今も読めないままです。
花郁悠紀子さんの時と同様、好きな漫画家の作品を最後まで追わなかった
自分が情けなくて。
でも、25が他の三原作品が好きなら、それで良いと思うよ。
>>26 >>花郁悠紀子さんの時と同様、好きな漫画家の作品を最後まで追わなかった
>>自分が情けなくて。
まあ、そう言わずに読んであげるのが作者への供養だと思うけどナー。
今は無理かも知れないけど、いずれは。
ビリーの森で、キャラ絵が下描きだったり
トーンだけのコマがあったりするのを
ジョディの心象風景だと思って読んでた
三原さんが遺した描き掛け原稿に
他の漫画家さん達が背景等を入れて
それなりに形になるようにしてたんだね
姉に指摘されるまで気付かんかったわ
29 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/01(木) 18:40:41 ID:ZkvKkWgP
>28
えぇ???
そうなんですかぁ?
知らなかった
いじらないで欲しかった....
え?帯だかどこかにアシスタント他の協力で……って明記されてたじゃん
いや、だから、背景とかのアシさんが担当するような
部分だけ仕上げてあったんだよ
キャラは多分ペン入れされてないし、トーン貼って
潰しただけのコマも多かった気がする
アシさんや他の漫画家さん達の協力がなかったら
読むのが辛すぎる代物だったと思うよ
Lost and Found読んでみたい...。読まれた方、いますか?Day Tripperって、どんな内容なんでしょうか。本当に4人のその後なんですか?
ルーとソロモン、古本で近々入手の予定。
はみだしっこ読みたいな・・
白泉社文庫なら比較的容易に入手できそうだけど(7andYの在庫状況)、
普通のコミックスの判型で読みたいっていうことなのかな。
>>32 出版された当時の本スレを覗いていたもんですけど(私は結局未購入)
その後っていうか、原型。
マンガ化するにあたって年齢を引き下げた。
マンガの元ネタとなる設定やエピソードは主にマックスに集約されている。
グレアムとマックスの間に同性愛的描写がある。
ていうのが特徴としてあげられてた。
まあ多分すでに検索なりして御存知のことでしょうが。
同じ名前の人が出て来る別の話だと思ったほうがいいみたい。
>>32 本は買ったけど完読してない(^^; だけど、内容は漠然と把握している。
サーニンの祖父が亡命ロシア貴族とか、裏設定が豊富。
あと、Day Tripperではマックスがかなりひねくれている。
#そういうマックスを受け付けられない人は多いかも。
大体の内容は文庫版の6巻?の付録で三原先生が書いている「はみだしっ子の成立過程」
(高校時代にノートに書いた長編小説から始まって、漫画化して、持ち込み原稿になり……)
のうちの3つが載っている。最後の持ち込み原稿は「カッコーの鳴く森」の原型で
微細な違い(wikipediaの「はみだしっ子」の項目に載ってるな)はあるけどモティーフは同じ。
#「これじゃ分かりにくいから、もっと“奴ら”が幼い頃からの成長過程を描いたら」って
#担当に言われて描いたのがはみだしのPart.1。
L&Fの「もうひとつの時」と文庫版の付録読むと、
三原先生はこの話(「カッコーの鳴く森」)を描くためにはみだしっ子を描き始めたって感じる。
>>35>>36 ありがとう。やっぱり「その後」とは違うんですね。少しでもいいから、あの後の4人がどうなっているかのヒントがないかな〜と思っていたんです。でもやっぱり、読者が好き勝手に想像するしかないのか〜。
ビリジョディは深すぎて理解するのに数年かかった
というか三原作品はほとんどがそうだけど、本当の意味は10年後ぐらいにふっと分かったりするよね
このスレを見つけたらまた読みたくなったなー
スレ違いで申し訳ありませんが、2年前に起こった飛鳥部勝則という
ミステリー作家の盗作問題についてご意見お願いします。
この問題についてですが実は作法によるもの(パスティーシュ)であり
冤罪だという意見があります。
詳しくはこちらのブログをご参照ください。
ttp://tachiyomi.blog.shinobi.jp/Entry/322/ このブログのリンク先を読んでみたのですが、
どう考えても飛鳥部氏の作品が盗作であったというのは無理があり、
ファンみんなで間違いを犯したような気がして仕方ありません。
みなさんのご意見お願いします。失礼しました。
>>39 盗作問題発覚直後に盛り上がっていたような。
パスティーシュには原作への愛と、元ネタ記載がなくっちゃね。
>>40 なんかミステリ板の方で妙に蒸し返してグネってるのがいる模様。
とりあえず三原ファンとしては、「元ネタの表記さえあれば盗作呼ばわり
まではしなかったと思う」って意見を揚げておく。
作中での『インスパイヤ』部分の扱いは、原作を汚された、と怒るような
形じゃなかったしね。
二年ぶり位でにスレ見たらまたこの話題出てるのかい。
何か自分相当間が悪いんだなw
>>39 まず過去スレ探して読みなよ。
三原順読者側の意見は既にそこで大体出切ってると思うよ。
過去スレなくしちゃったんだけど、ここのスレ的には
「引用とサンプリングって三原先生もしてたことだしねー('・ω) (ω・')」
って感じだったと思う。
出典明記の有無が問われるんじゃない?
>>39の論文には元々小説では出典明記の義務はないし
「はみだしっ子」と気づくようにわざと集中した記載があると
あと書いてないけど
原作への愛は世界的に有名なミステリー作家の作品や
日本を代表する一人のミステリー作家の作品と同列に並べてることで
どれぐらい尊重してるかがわかる
でも、文章への取り込み方を見ると
アイデアそのものも流用していて、どうなのかなぁーと思った。
小説に古典などが引用されるケースなどとは大分様子が違ってたよね。
ブライアン・デ・パルマの「殺しのドレス」には
「元ネタはヒッチコックのサイコです」とか書いてないよね
小説に限らず
>>46 アイデアではなく、ストーリーに絡んでるのは
グレアムの心理描写のとこだけじゃないの?
資料みるとそこは丸写しじゃなくて相当味付けしてる
それも知名度的にどうなのかなと思う
例えば「我輩は〜である。名前はまだ〜」とか
「生きるか死ぬか、それが問題だ」みたいなフレーズ、
その作品内にあるやりとりを真似つつ、わざわざ注釈をつけるだろうか?
世界的名匠の有名メジャー映画と、少女漫画というマイナー文化における傑作が
果たして知名度的に同列だろうか
済んだ事を今更ほじくる気はないし、当時も徹底して静観してた。
私にはパクリ以外の何ものにも見えなかったな。今もそうかな。
そもそも本人が最初から、意図的にそういう手法を用いた小説です、って言ってれば、
それで終わってたんじゃないの。
後から第三者がうまい論文書いてくれたから、それに乗っかろうっていう風にしか見えない。
>>51 だよね。その論文がどう取り繕おうと
あの類似点の数々を見れば
明らかにパクリだと誰もが思うでしょう。
更に言うと、論文そのものが「対・検証」の立ち居地で書かれてる以上
それに縋っても無駄だと思う。
自分としては
検証サイトのあの並べ方の方がこじつけだったと今わかったよ
ちゃんと引用された順番に並べてくれたらよかったのに
あれだけわかりやすく連続で引用してるなら読者ならすぐ三原作品ってわかるよ
>>53 パタリロでクックロビン音頭が出てきたとき
マザーグースの一説なのにすぐ「ポーの一族」を
思い浮かべた自分を思い出したw
>>49 それを言うなら飛鳥部の世界的メジャー性も考えるべきじゃないの?
「共時性」とかいうんだよね
>>54 それは作中でポーのパロみたいなのが出てたからそれでいいとおもうけど。
>>54 それは漫画読者が漫画ネタを連想したからでしょ。
人気漫画とはいってもかなり読者層に偏頗もある一少女漫画が
小説にを取り込まれてのとは違うよ。
飛鳥部がパクらなかったと思う? 自分は思わない。
何故今になって往生際悪いのがいるのかも理解できない。何故?
>>51 論文読んでないよね
書いてたよ、そういうことは言わないものだって
どっちにしてもあの時にホームページで言ってても
「後から言い訳」と完全否定だろうな
>>53 その読者っていうのはどういう読者を想定してるんですか?
飛鳥部本人が頑張ってるとしか思えないな
恥ずかしいね
ていうか、検証サイトの人はなんで
ちゃんと順番に並べてのっけてくれなかったわけ?
あんな集中して抜かれてるのもわかんなかったし
すっごい騙された気分
パクリ事実を認定されたら何かまずいのですか
>>60 読者っていえば三原順の読者でしょ?
日本語読めないの?
それをいうなら検証サイトの人ががんばって
否定にかかってるとしか思えないな
>>61 検証でしょ?類似点の羅列は当たり前だよ。順番も比較重視で並べるよ。
何そのズレたあがき
>>64 何をあがいてるって?
すごい必死ですね
比較重視ならもう一つ引用の仕方を入れた
一覧作らないとうそじゃないw
>>63 小説として世に出る以上、三原読者以外も目にするものだよね
三原作品知識ってそんなに一般的かな?
他人のふんどしで相撲とったように見えたけど
よくわかんないんだけど、飛鳥部は今パクリ再認定されると何かまずいの?
てか何かあったの?なんでこの流れになってるの?
教えてエロイ人
ミステリースレでさえ「そして誰もいなくなった」を
前ネタとして読みとれてないんだから
基礎知識ないねらーに引用の仕方のルールの
番外編なんてわかるわけがない
あとその「論文」てそんなにメジャーなものなん?結果の出た後の最後っ屁とかじゃなくて?
飛鳥部はどうでもいいが
論文書きこそ引用には神経質になるもんだよ。
>>67 都合のいい論文を書いてくれた人が出てきたので、
それを利用して、今更言い訳しようとしてるらしい。
検証サイトの管理人さんって「。」つける癖あるよね
2ちゃんで
>>73 「一人でがんばってる」
「なんでそんな必死なの」
反論できないときに使う言葉だから使わないほうがいいと思われ
>>72 だから、ヒッチコックのサイコやビートルズって
そのものは見聴きしなくても名称くらいは知ってるものでしょう。
モンロー映画を見なくても、モンローの顔は知ってるでしょ。
それと三原順のはみだしっ子は知名度的に同列なんですか?
三原ファンでもそうは思わないな。
極論だけど、マイナー小説がマイナー漫画をパクった時に
通る言い分じゃないと思うよ。もう少し上手い言い訳ないのかな。
>>74 おまいいくらなんでもバカス
よくそんなんでネラーやってるね。。。
>>76 同列じゃないの?
あたしの学校じゃひそかにまわし読みしたけど
あたしにとっちゃサイコこそ見たことない
ごめん飛鳥部って誰?
マイナー漫画とか言わないでほしいわけだが
サイコって文中に書いててもビートルズの歌詞かいててもわかんない
>>78の学校=一般社会
ゆとりもびっくりの婆様だな
>>80 「知名度」というのは「あなたが知ってるか否か」ではないから…
>>81 はあ? 例にあげただけでしょ?
このやたら噛み付いてくる奴何?
そんなに「はみだしっ子」マイナーにしたいわけ?
ヒッチコックもビートルズも教科書の片隅くらいには載ってる可能性ある人達だよね
日本史教科書の武士の肖像画数点を見て、どれが誰か分かる人は分かるけど
興味ない人は全部スルーしてるからわかんないとか、そういうレベル
好きな少女漫画の40位以内に入る作品がマイナーなんですか?
回し読みくらい自分もやってたよ。でも日本中の老若男女が知ってるレベルでは無いし
漫画界で有名なものが、そのまま小説読みに知られてるとは思わないな
40位ってwwww
ヒッチコックのサイコやビートルズに比べれば「マイナー」だよ
自分で挙げた例そのままで返されて逆切れってどんだけ・・・
>>86 あの時代は全部回し読み
たぶん小説より漫画の方が読まれてたよね
>>89 それがどの時代か分からないけど、どんなに有名な漫画でも
「この漫画はビートルズやチャップリンレベルで知られてる」という前提では語れないでしょ?
全然興味のないものでも名前は知られてたり、自分が大好きなものでもそうでなかったりするのが
普通でしょ。あなたが回し読みしてたクラス基準でなくねw
ていうか、文章読んでそこに引用されてても
知らない人には知らないと思うんだけど
つまりメジャーの基準がよくわかんないし
それを誰が決めたのかもわからないんですけど
飛鳥部って誰。興味もないけどなんで今パクリ論争で庇われてるの
向こうでやればいいのに
>>92 そうだよ。知らない人は知らないよ。そんなの当たり前
でもあなたの半径数メートルだけが世界ではない以上、客観的な歴史的・空間的知名度っていうのは
存在するし、その基準は普通に社会生活の中で体感できるものだと思うよ
サイコを元ネタにするのと、三原作品を元ネタにして注釈しないのとは同列じゃないでしょう
解説まだ?
>>96 飛鳥部の読者は日本だけ
三原の読者も日本だけ
なんで海外に手をひろげる必要があるんだろ
あなたがメジャーと思う日本の作品をあげてもらえますか?
飛鳥部(誰それ)よりは三原順のほうがずっと有名だと思うけど
ネタを注釈なしで拝借できるほど三原順が一般的とは思わない
別にマイナー云々ではなく。何でここが問題になってるんだろう
>>99 なんで一般的でなければいけないんだろ
第一三原が引用したエマーソンってそんなに一般的?
>98
海外同士のネタが上記にあるからじゃないの>サイコと殺しのドレス
なんか論旨がわからない
萩尾の残神はイェーツを明記してたよね
>>96 >あなたがメジャーと思う日本の作品をあげてもらえますか?
あげてあげたら?
どっちも日本限定の作品だし
飛鳥部は消化できないものをのみこみすぎたのサ
by ルドルフ
>100
ドラえもんやサザエさんなら明示する必要はなかったんじゃない
スレが妙に伸びてると思ったら…
おーい見てるか
>>39?お前さんの狙い通りに見事スレが荒れたぞ。
どうだ、嬉しいか?本望か?
>>107 39ではないけど、面白いよ
三原読みながら論戦のできないのはどうかと思
ロムってたけどちょっと言わせてもらっていい?
>ドラえもんやサザエさんなら明示する必要はなかったんじゃない
失笑だな
それ以前になんで明示する義務があるんだよ
解説してくれ
>>99 「盗作は言いがかり」説を押し通したい人が、
『元ネタは暗示という形から読み取るべきもの、
わざわざ明記するのはヤボだ』と主張してる。
問題の作中では横溝の代表的な作品のモチーフなどが
匂わせる感じで使われている、三原作品から「イメージした
要素」もそれと同列だ、と言いたいらしい。
そのためには、「読んだ大半の人から、『これは三原漫画からの
インスパイヤだ』と思われなければならない」ので、「はみだしっ子
は有名」と主張したい模様。
ミステリ板ではむしろ逆に、「あんなマイナー漫画が」といわれてるけどね。
(マイナーなら余計、元ネタ提示は必要だろう)
>>103 読み返してきたけど、さっきから
>>98が何にそうこだわってるのか理解できないんだよね
国民的知名度が一定レベルを超えたものならある程度記号として使用可能だと思うって事
メジャーかマイナーかって、持ち上げたり貶めたりする意図で用いたわけじゃないし
で、記号的に使われてもおkな作品はあると思う
それ挙げると勝手にその作家信者だなんだと誤解されそうで様子見してしまう
>>110 ミステリ板飛鳥部スレより
8 :名無しのオプ:2007/11/09(金) 10:53:05 ID:XJ7yBopJ
とりあえず、
>>1が非常に頭の悪いことはよくわかった
「はみだしっ子」は」文春の少女漫画ランキングで50位以内に入ってる人気作だし、
自分学生で論文作成中だけど、引用注釈の重要性だけは叩き込まれたよ
その論文とやらを書いた人の説にびっくりしながらロムってる
三原ファンならはみだしっ子は名作だし人気作だよ
でも漫画読みじゃない人にまでその価値観を押し付ける気がない
>>111 >それ挙げると勝手にその作家信者だなんだと誤解されそうで様子見してしまう
意見きいてるからいいんじゃないの?
書いてあげたら?
ついでに実際こんな作品がこんな作品に引用されてますよって例もあげてあげたら?
日本の漫画は世界でも読まれています
たぶん漫画がメジャーじゃないという考え方は
三原世代の誤解だろうな
>>115 漫画を漫画に引用?漫画を小説に引用?そんな例ある?
明示する義務って何かというと、盗作疑惑がわくからじゃないの?
だって非営利な発表物じゃないからね
つまり三原順が世界的に読まれていて十分メジャーであるなら
パクっちゃった飛鳥部の罪は消えると
>>117 逆でもいいよ
漫画を小説に引用は別としてパロディは結構書かれてるよ
>明示する義務って何かというと、盗作疑惑がわくからじゃないの?
「じゃないの」って何?
そんないいかげんなことで明示明示といってんの?
>>115 ヒッチコックやビートルズに対してモンローやチャップリンと返してるから
充分っすね
>>120 吉野朔実をパクった漫画家はその一件が問題になって消えたよね
三原と花とゆめの当時の部数考えて
まわし読みの推定人口考えれば
100万部の小説とかよりもはるかに読者人口は多いはずだが
知識がなくて叩いてたのがモロバレなのが露呈しただけ
ミステリ板のスレ住人が見てたらまずいから
もうやめたほうがいいのでは・・・
パクリはいいかげんじゃないとか
推定人口とか
説得力に欠け杉
>>125 ミステリ板からきた無知な客が暴れてるんだろ?
>>124 若者の漫画を読む層がそのまま小説の読者層といわれてた時代からすると
実は全然マイナーではないし読者層もかぶってるはずなんだが
なんでこんなことも知らないんだろ
>>124 漫画読みの中でも三原順を読まない層はいるわけで
推定人数の問題じゃないんだよ
>>127 明示明示って言ってる人ミステリ板の人?
>>129 頭大丈夫?
>三原と花とゆめの当時の部数考えて
これ見えてないの?
>>128 その時代の人のプライドを傷つけたのかもしれないけど
2年前は文庫世代でしょ
「当時の」漫画読みの実態をいくら主張しても、じゃあ飛鳥部の読者達は
どれだけ三原作品を知ってたと思う?そういうのを立証できないでしょ
三原漫画がどれほど知られていればパクリの罪は消えるわけですか?
パクリで消えた漫画家いるよね
飛鳥部も盗用を認められたのに往生際の悪い
>>132 2年前の若者層しか読んでないの?
飛鳥部って
ちょっと無理じゃないの?それ
ていうか立証できないじゃなくてマイナーといい
それを論拠にするんだったら
逆にそれだけの数字調べてこなきゃだめだよ
「な ん と な く」の世界か
よくわからんけど、飛鳥部ファンの人は
盗用・絶版の処置をどう捉えてるの?
>>134 さっきからどっちが何を立証したがってるのかわからない
>>135 マイナーだから引用したらパクリになるって言ってるんでしょ
だったらちゃんとマイナーだったと立証しないと
日本のサブカルチャーとその基礎を作った世代って膨大で
その中で50位に入ってる作品をマイナーっていうのは厳しいんだよ
本人たちはそうだと思いこんでるんだろうけど
>>134 作品発表が2年前なだけで
読者はその若者層だけなわけないのに、随分飛躍するね
三原のリアルタイム読者世代も当然飛鳥部読者に被ってるでしょう
だからこそ問題になったんでしょ
でもそれこそ飛鳥部読者数の数値なんて割り出せない部分にこだわって
意図的に論題をすりかえてるようにしか見えないんだけど
>>136 >盗用・絶版の処置をどう捉えてるの?
これは?社会的有罪判決についてどう考えてるの?
>>137 書いてるのは
>>132自身ですが
若者層に限定してないとしても文庫世代に限定してるよ
>2年前は文庫世代でしょ
>「当時の」漫画読みの実態をいくら主張しても、じゃあ飛鳥部の読者達は
>どれだけ三原作品を知ってたと思う?
邦楽分野でもパクリ騒動はある
有名無名の問題ではない
>>139 >盗用・絶版の処置をどう捉えてるの?
これは?社会的有罪判決についてどう考えてるの?
2年前に論争を起こしたのは
むしろリアルタイム読者世代という印象
で、盗用認定で負けている
これが事実なんだよね
>>143 あんな検証サイトじゃ盗作認定しちゃうよ!
だまされた〜〜!!!!
>>142 純粋な三原ヲタは飛鳥部の盗用・絶版の処置をどう捉えてるの?
社会的有罪判決についてどう考えてるの?
なんだ、結局
>>144と遠吠えしたかっただけかw
負け犬は辛いね
盗作は盗作の汚名のまま消えるけど
三原作品は永遠に残る。それでじゅうぶんです
>>137 >でもそれこそ飛鳥部読者数の数値なんて割り出せない部分にこだわって
ちょっと落ち着いて人の文章読んだら?
理由は上の方にいくつか書いてるじゃない
>>145 >>146の
>盗作は盗作の汚名のまま消えるけど
こういう人がいるのは恥ずかしいことだと思うな
盗作・オマージュ・インスパイア
この差異を割り出すのは難しい事に思えるけど
作者の誠意でだいたい分かるものじゃないのかね
じゃあ何?
検証サイトの人は
なんとなくマイナーだと思って
飛鳥部を罠にはめるために
他の引用は無視してわざと比較の一覧作って
出版社せかせるために2ちゃんに書き込んで
よく考える間もないぐらい大騒ぎにして決断を迫ったの?
マジ?
オマージュやインスパイアなどの場合、大体において作者自身がその旨発信してるね
(単純に飛鳥部小説は面白くなかった)
(特にグレアムのセリフや人生経験や思考回路をそのまま共有し読者に提示する件の娘は
グレアムの持つ「誰にもどーにもできない絶望感」を標榜するには、なんというかゲンダイノコドモ的すぎた)
(飛鳥部ネタはどーでもいい)
(彼の名誉回復と作品賛美は彼のスレでどうぞ)
飛鳥部って人はわざわざ罠にはめるwほど“メジャー”な小説家なん?
>>150 自称純粋な三原ヲタの脳内って不思議ね…
>>155 それは上で書いてる私ではありませんが
さっきから変な人がいる
純粋な三原ヲタは142とかでしょ?
本当だ、変な人がいる。
>オマージュやインスパイアなどの場合、大体において作者自身がその旨発信してる
事について、飛鳥部ファンと自称純粋な三原ヲタはどう考えるんだろう
いや自分は飛鳥部氏はどうでもいいし
何でいまさらこの話題なのかの方がアレなんだけどちょっと気になって
>>158 個人的恨みを買うような人物なら盗作くらいしそうだねえ
変な人がいると書いてる人は
変な人たる自覚だけは無いのです
オマージュとインスパイアと断る人はだいたいそうだよね
星新一や筒井康隆はパスティーシュされてても
あんまり断られてないな
>>164 サイト見てないし騒動も知らないけど個人的恨みのソースはあるの?
きちんと出せないなら偏見並みにただの誹謗だよ
たった2ヶ月で指摘する人が出るぐらい
飛鳥部の引用はわかりやすかったし
三原の作品はメジャーだったということで
>>165 誰かが書いてたと伝聞で書いてる文章と
自分の言葉で書いてるのと一緒にしてはだめでしょ
オマージュでもインスパイアでもなく
はっきりと盗作認定された件についてどう思うんだろう
>>152 名作引用で駄作しか書けなかった
それで信者が切れたのね。長い鬱歴史だね
もりまがってまいりました
いっそかもしましょう
オマージュやインスパイアですむ程度の内容だったら
「オマージュです」「インスパイアです」と断るのが通常。
しかしそれ以外の技法の場合は断らない場合もあるでしょ。
すべてを知ったような偉いお方はそのことをご存知かどうかは知りませんが。
下手糞な論文書いた本人降臨説
自分にレスしてるよ
いやみいっても意味ないね
それ以外の技法ならパクリも可能
盗作で結論出てるんじゃなかったっけ
>>174 別に本人いてもいいんじゃない?
でも本人とか書くと
「負けた」とか言ってるようにきこえる
負けたんでしょ実際
これほどレベル低いと思わなかった
>>178 論文サイドは現実において負けたわけだしね
>>180 178だけど、違うよ!
あんた本当に完敗だねwwww
マジで検証サイトの人?
リアルで盗作確定じゃ何か駄目だったのかな。自称純粋な三原ヲタ的に
ていうか論文に何一つ具体的に突っ込みしないで
下手糞とか書いてるのって本当負け犬じゃんw
ブログにコメントかくとかサイト作って対抗すれば?
>>181 違うから
それこそ「負けた」と言っちゃってる感じするよ
検証サイトも論文書きも所詮その程度なんでしょう
>>183 できないからこんなとこで名無しでブツブツいってんだよ
横レスだけど
純粋な三原ヲタならマジでどうでもいい件にここまでしつこいのは
やっぱり論文書いた本人とかサイトの本人とかでやりあってるんじゃないの
その論文で盗作の汚名はもう晴れたの?
で、盗作確定についてはどう思ってるの?そこんとこkwsk
気が強くて負けず嫌いなだけで盗作認定したわけか
>>188 イミフ杉
それこそ個人的恨みがあるとしか思えないgdgdぶりwww
サイト同士のやりあいなんてどうでもいいな
盗作認定は業界の意思かと思ったけど違ったのかな
>>187 飛鳥部は既にコメント出してるでしょ
まだ汚名は晴れてる気配はないけど
なんかこの人気持ち悪い
>>189 個人的恨みがあったんだ
やっぱりね
飛鳥部とはどういう関係?
>>191 ごめん意味不明
個人的恨みがあった説に食いつくのは自称うんたらの人だけだね
なんかこの人きもちわるい
三原ファンで飛鳥部とかいう物書きにそこまで思い入れるって謎
こいつが盗作作家だろうとそうでなかろうと客キモス
オウム返しの変な人はスルーで
>>193 飛鳥部に思い入れ入ってるようなレスないけど
>自称三原ファン
飛鳥部なんてどーでもいーよ…
題材に使われても特に嬉しく感じた一件ではなかった、というのが私の結論です
自称三原ヲタと三原ファンは似て異なるんでない
もう落ちたでしょ
レスないじゃん>自称三原ファン
スレ違いだと思うんだけどまだ続けるのか。
>>195 読んだ限りだと自称三原ヲタちゃんが思い入れあるのは
検証サイト管理人の方かな
何だ、1日でどうしてこんなスレ延びてんだと思ったら。
飛鳥部作品のこと聞いたときに思い出したのは文庫版Sonsの解説:枡野浩一さんの次の言葉。
長いけど段落ごと引用します。改行位置は文庫版のものそのまんまなんで縦読みとかはないよ。
「 たぶん三原順は本来は漫画家というより小説家になるべきタイプのつくり手だったんだと
私は思う。小節と漫画とどっちがえらいかなんていう話に私は興味はなくて、本来なら体質
的に小説家になるべき人がたまたま漫画家をやっていたという「無理な感じ」が、三原順の
漫画家としてのスタンスをワン・アンド・オンリーにしてしまったのではないかと言いたい
のだ。かといって三原順は小説家によくいるタイプかと考えると全然そうとは思えないから不
思議だ。第一、三原順作品をノベライズする勇気のある小説家っていますか?」
で、飛鳥部さんは勇気あるなぁと思った。それだけ。
泥仕合ログ読むと、その「ワン・アンド・オンリーなスタンス」を「マイナー」と称する国民も
漫画ヲタ以外なら当然いるだろ〜て感覚は理解できなかったみたいだね
こういう場合ジャンプ作家とかならメジャーなんだろうし
マイナーってまさにスタンスやカラーの話だろと思ったけど…
204 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/10(土) 06:17:37 ID:3qzqYb1O
飛鳥部って人がどういうつもりで引用したのかはわからないが
オマージュなら、そう公表して誤解させたことを謝罪すべきだし、
初めからしらばっくれてるならかなり怪しいよな。
「三原順のファンで、パロディだった」ことを匂わせるようなものがあれば
ここまで疑われることはなかったろうに。
だいたいはみだしっこは学生時代に回し読みとかして
中学生時代に熱心に読んだファンも多いだろうし、セリフ大事にする漫画家だから
記憶力がいい時に読んで丸暗記するぐらい好きな人も大勢いるだろうよ。
メッセージ性が強い漫画でそれこそバイブルみたいにセリフを繰り返しなぞった
ファンも多いだろう。
昔やってた漫画だからわからないだろうと思って拝借したのが大間違いだね。
パスティーシュって要するに二次パロだよね
同人誌畑のパロディ技法
んで二次創作はどっかしらで元ネタ表記はされてる
飛鳥部さんって最初、
「資料のカードが混ざったことによるミス」だって
説明してなかったっけ。
ミスじゃなく意図的だったの?
>>39 ほんとにうざい。
スレ違いで申し訳ありませんが、じゃないよ。
本当にスレ違いじゃん。
飛鳥部スレでやるか、どうしても三原側を呼び込みたかったら
どこかに専用スレッド立ててやれば良い事だよ。
「ファンみんなで間違いを犯した」って誰のファンの話?
ここには最初から最後まで飛鳥部なんて人に興味ない人間もいるんだよ。
三原作品が盗作だと言われて弁護のために他作品を参照するならまだしも、
三原作品から盗んだ疑いがあるという作品を興味もないのにわざわざ読んで、
パクリではないと認めてやれとでも?
それこそ、その気なくてもその作品内容が目に耳に入るほど有名な仕事ならば、
他人の努力の上澄みかすめ取ってずるいことしてる人が?と気になるかもしれないけど、
人生で飛鳥部って人について耳にしたのは二度ともこのスレ、
多分飛鳥部氏のファンの人の書き込みによってだよ。
好きなものを弁護するならするでマナー考えて貰いたいんだけど。
やっと止まった?
まだ荒れるの?
またやってる
その飛鳥部って人に新刊の予定でもあるのかな?
何故ここまで必死なのかさっぱり分からない
213 :
207:2007/11/10(土) 21:49:04 ID:???
>>210 過去ログ持っていないから分からないけど、
>>39に似たお誘いが二年前にもあったと思う。
弁護したければ他に場所作って誘導するなりしたら良いのに…と思うんだけど、
そういう考えは少数派なのですかね。
>>209,212
私は
>>42。
>>204は私じゃないし、
>>210も他人です。
結局自分がスレを見に来なければ良い事だけど、
まんまとこんなに荒れててちょっと苛ついた。
同じく。今更こんな話題で盛り上がりたい三原読者なんている?
飛鳥部さんサイドの儲ぐらいだと思うよマジで
汚名返上に必死なのはいいけどもっと静かに他の場所でやって欲しい
飛鳥部タンが
盗作認定のままだったら → どーでもいい
うまいこと名誉回復できたら → どーでもいい
飛鳥部タンの話題ふるやつ → うざい
結論 → どーでもよくてうざい飛鳥部タン信者
ミステリ板の方見るとわかるけど、飛鳥部スレの新スレのタイトルが
「冤罪を晴らすスレ」になってるんだよね。
前スレ後半あたりから、なんか必死で「あれは盗作じゃなかった」
「検証ブログを作った人を何とか糾弾したい(ほぼ私怨?)」って
方向に持って行きたがってる人がいる模様。
こっちにも飛び火させて、とにかく引っ掻き回したいらしいから、
無視するのが吉だろうね。
少なくとも三原作品にはなんの責任もないし。
冤罪厨は検証ブロガーとオフでキャットファイトしてればいいのにね
私の気持ちは
>>202 と同じ。
飛鳥部さんはよくもまあ三原センセの作品を文字化する勇気があったもんだよ。
私も中高生のころ試みてみたけど、余りの困難さに断念したよ。
「後はミステリ板でやって」って感じ。
「誰が一番悪いか」って犯人探しは得意なんでしょ。
あーゆー思考というかとぐろの巻き方って
セリフ抽出や展開の拝借だけじゃ表現できないんじゃないの。
なぞることはできても魅力あるものになるか否かは別物だよね。
飛鳥部って人の事なんて、正直どうでもいいよ。
三原さんは既に故人という段階で、水掛け論にしかならないのに。
「冤罪」は三原ファンに認めてもらうのではなく、大衆から認めてもらえるような
良作を発表するだけで、自然と流れが変わるよ。
どちらかというと、ネガキャンの一環で飛鳥部ファンを騙って
飛鳥部って人を貶めているんじゃないの?と思えてしまうよ。
飛鳥部自身が、素材カードが紛れてしまったとか
三原作品との類似性に気付いてなかったとかいうようなことを言ってたはずだが
元ネタを意識してなかったなら、オマージュでもパスティーシュでもない
無意識のパクリだろ
そのコメントまで単語単位で語彙を辞書ひいて何やら必死なのがいるようだけど
そのような明確な意があるなら回収絶版の際に伝えられたはずでは…
意を伝えられない言葉って何の為にあるのかと思うよね
まあ
>>221に同意
>>222 その発言は嘘くさいな。類似性に気づかないはずが無い。
そんな事言ってるから飛鳥部って人は信用されないだろうな。
素材カードが紛れるって意味がいまいち分からなかった
下手クソな文章でがなりたててるのは読んだけど
>>225 文章とか(漫画家なら絵や構図などでも)を断片的に思いついたときにザっとメモ書き
しておいてたのを、ノートや箱みたいなのにまとめて保存しておいて、あとから整理しつつ
プロットを組み立てる…ってのは、物書きの人はよくやってるらしい。
そういう断片を全部同じ大きさのカード類に統一すれば、整理もしやすくあとから見やすい、
みたいなのがHOW TO本とかにもよく載ってる。
で、「自分のアイデアとして書いたもの」と「参考にしようとメモしておいたもの」が混ざって
見分けがつかなくなった、ってのが問題の言い分らしい。
フツーはそういうのが混ざらないように、形は同じでも色を変えるとかしろ、って言われる
もんなんだけどね。
自分のアイデアって忘れるものなのかな
なっちと同じ言い訳かww
>>226 正直本当にそういうユルさがある人が整合性の求められるミステリーなんか書けるの?
と思うし、パスティーシュだって無理だろ?と思うんだよね。
何か全体的にグダグダで真面目に付き合う気になれない。
作家自身がそういう弁明して引っ込んだなら本来それでおしまいだと思う。
池宮彰一郎と司馬遼太郎の話がまだ出てない(こっちも素材?資料?の
カードが混ざってしまったって言い訳で絶版)のが不思議だが
この話はもういいよ。
流れ豚ギリ!
もう落ちちゃったんだけど、801板にはみだしっ子のスレがあって、自分
それを見るまでそういう発想ぜんぜんなかったから、ちょっと驚いた。
でも、そんな自分も、子どもの頃からシドニーとアルフィーはガチなんだろ
うと思っていたよ。
ちょ、子供ってどの時期。まさか小学生じゃないだろなwww
>>231 このスレでも以前そういう話題出てた。自分もそういう発想なかったので驚いたよ。
子供からガチと思われてるシドニーたちちょっと笑ったw
はみだしっ子はみんな絆を大事にしたり絆に苦しめられたりって感じで
人間関係が濃いから、自然とシドニーたちも友達ってだけであれだけ結びついてると思ってたよ。
というかはみだしっ子がほとんど人生最初の漫画だったので
深読みすることなく人生ってあんななんだと思ってたw
実際は大人の男たちって滅多に友達のためにあそこまでしないのね…。
「男の友情の行き着く先はハー○・×イの世界」と迷言吐いた人も居るし。
まあ、腐女子の妄想力には限界など無い!って事じゃないの?
「ホモが嫌いな女子なんて居ません」と言い切った女性(漫画キャラ)も居たしなぁ。
男性キャラが複数居れば順列組み合わせ考えるようなものなのか?
自分男性なんでよくわからんが。
エイダとフウ姉で百合とか想像したらどうなるのだろう。
>>236 一応、そのキャラのセリフは、ある人々からは絶賛されてるけど
一方では蛇蠍のごとく嫌われてるから、「みんなそうだ」とは
考えない方がいいよ。
実際、三原キャラで同性愛妄想はできないクチだなあ。
作中で本人がカミングアウトしてれば別だけど、とりあえず
そういうキャラはいなかったよね。
…疑惑かかったのはアンジーだったっけか。
なんで「順列」組み合わせなんだろうと考えてみたが、同じペアでも「攻め」「受け」の逆転があるからか。
>>237 あの当時の漫画ってファッション感覚でホモギャグ散りばめてて
三原キャラ的にはアンジーだったけど、
あのライトなギャグ扱いってのが程よかったと思うな。
作者による、「まあ好きに遊んでください所詮冗談ですよ」的な放出。
「ムーン・ライティング」で、D・Dがトマスの白い肌を見て生唾ゴクリ・・・
→→→「うまそうな豚肉!!」っていうオチとかね
>>232 自分231なんだけど、子どもの頃っていうのは小5か6の頃でしたw
なんか長髪優男とヒゲにサングラスの組み合わせがそれっぽく見えたのかなぁ。
自然にそうだと思ってしまったの。
でもほかの登場人物では、そんな発想、ぜんぜん、脳みその端っこをかすりも
しなかったです!
オチも何も、ムーン・ライティングでその発想は
全くできなかったが
ホモギャグと言えば「僕がすわっている場所」で同僚にトマスとの仲を
勘違いされて「エイズにだけは気をつけろよ!」言われてたなD・D。
BLはBLで普通に読んだり聞いたりする自分だが、三原作品ではまったく想像できない
というか、したくない
作者本人がそう作ってるならいいだろうけど
自分も別に三原作品が聖域とかそういうわけじゃないが
ホモ妄想は全然できないな
あんまり妄想の余地が入らない作品作りだからな
アンジーがグレアムと心中しようとしたのとか、
腐女子の大好物そうだけど、1ページ○薀蓄みせられたら妄想もふっとぶよ。
そういえばアンジーはホモになりそうとご近所のオバサンに噂されてたんだよねw
他の作品も友人二人組みとか親密な交友関係でも
物凄くシビアだったりするから妄想の隙がないと思う。
あんまり関係ないかもしれないけど
登場人物が凄い他人に対して攻撃的だったりするよね。
三原順はサドなのかと思うくらい。
>>246 攻撃的なのは、どっちかというと「傷つけられる前に(自分から)傷つけてやる」的な
発想っぽいと思うな、三原キャラの場合は。
性格的にハリネズミのようなキャラが多いかも。
サーニンとパムに癒しを感じる。
>>243 ムーンライティングの連載期間にエイズって一般的だったかどうかわからなかったので確認してみた。
ムーンライティング:1984-1986年連載
AIDS:1981年最初の症例報告、1988年世界エイズデー制定
まさに時事だったわけか。
250 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/12(月) 20:46:33 ID:bgXpGbQ9
>249
AID=ゲイ 時代ですねぇ
その誤解は解けましたが
”裏切り者”の中で
アンの”エルはホモだから”の台詞に
汗るグレ 普通に説明するサーニン
笑わせて頂きました
>>250 最初に読んだ時ホモの意味すら知らなかったから、なんのことやらだったな〜
自分もホモの意味は知らなかったので多分サーニンと同じ気持で読んでた
何でグレアム赤面?と思いつつ
その後はみだしっ子の続きが載ったりしないかな?と思って買い始めた花ゆめ読んで何となく理解した
それにしても三原先生はクークーが英語のスラングで基地外だと知っていたんだろーか
「つれていて」期のグレアムに対するアンジーの入れ込み方は
ホモ妄想するに充分かと
ホモ妄想は全くないけど
アンジーは女の子だったらもっと生き易かっただろうなと思う。
周囲とのかかわり方において。
256 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/13(火) 16:46:44 ID:LGnFucuA
でもアンジーは男でよかった。
女優母激似で捨てられ私生児で女の子だったら
別の少女漫画のヒロインかその敵役くらいは張ってただろうね
何かそういう漫画ありそうだよね。ぱっと思いつかないけど…。
でも同じ設定で女の子だったら、それはそれで過酷というか、
お母さんとの確執とか熾烈だったような気もする。
グレアムとグレアムの父の確執の抜きがたさみたいなのと似た感じで。
女の子だったら、虚勢の張り方も違うだろうし
理解してくれようとする異性は少なくないんじゃないかな。恋愛絡みじゃなくても、
サーニンタイプの懐広い系からは少なからず分かって貰えたと思う。
でも、そうはいっても個人的確執は自分で乗り越えるしかないし
三原作品だったら甘えは厳しく糾弾されちゃうか。
まあ、泣く事でさえ自分の為にしかできない…とまで孤独を噛み締める事はなかった気もする。
デザイナーは似てるかもね。
デザイナーかー。あれも終りが暗かったよねー。
はみだしっ子でのアンジーも、理解と信頼は得てたと思うよ。
(やっぱり特にサーニンあたりにw)
あとはフーちゃんという心のオアシスみたいな人がいたりとか。
アンジーのあの孤独感はグレアムが極端に自分を追い込んで行った結果もあるんじゃない?
家族以上に近い人が自ら死に向かってくのを見てるのはほんとに過酷なことだと思う。
そうだねえ。
しかもその状態を強いてしまっている(楽にしてやらない)のが自分だというのも。
っていうかアンジーは母親の女の業みたいなものに傷付けられ尽くしたけど
女性不審にはならなかったんだね。フーちゃんやパムのおかげなのかしら。
>>261 自分を追い込んだというか憧れにも似た死への渇望だよね。アンジーには理解できない感情だけに説得もできない
普段は口八丁のアンジーだけど、最終的にはグレのほうが上手ということか…
アンジーはグレアムよりずっと脆いと思うんだよね。
死をめぐってgdgdする前に、実は雪山でも一瞬で死んでたわけだし。
フー姉さまと一緒だったら、アンジーは幸せな気持ちで過ごせるよね。
いろいろある(あった)けど、よかった、アンジーの女の趣味が歪んでなくて・・、
とホッとしたのは私だけ?
アンジー早死にしそうだよね・・・
アンジーは基本的に、温かな人の無償の愛に人一倍過敏だね
女嫌いにならなくてよかったけど、モテまくってもジゴロにはなれなさそうな半端なかんじw
>>267 でも愛情表現が凄く下手・・・というか歪んでそう。
フーちゃんにも「お土産(サーニン)ダメになっちゃった」って電話しといて、
「もういいんだ!」なんて拗ねちゃったし。
パーティー教室だったか、おばあちゃんの誕生祝いをしてあげたいのに、
上手く出来ずに大爆発!とか。
愛情関係にあれだけ敏感なタイプだから
逆に言えば、家庭持つのを夢見るタイプじゃなくて良かったと思う。
ロナルドとレティシアを見ていての感想(「結婚なんてするか」)だから
そのまま将来そうなるとは思わないけどね。
だからアンジーにはやっぱりフー姉さまが良い。心の深い人だし
フーちゃんくらい心が大きくて、あったかい人となら、上手くいくと思うんだけどな。
「おみやげ(サーニン)ダメになっちゃった」以降の展開からいって、
アンジーは絶対、フーちゃんを泣かせるようなことしないって思ってるでしょ?
断定はしないけども。
フー姉さまとは恋愛関係にないところがいいんだと思うな
心理的利害関係は何もないのに愛してくれる存在っていうね
シベールは
4人ほどじゃなくても結構悲惨な生い立ちのジャックがパメラと出会えたわけだし
青春期に入れば全員同世代と普通に恋愛するんじゃないかな。
シベールはアリかな。アンジーとは恋愛通り越して幼馴染みたいになるかもだけど。
275 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/14(水) 19:30:59 ID:c9Ity93S
アンジーは
ママのために気を使っていて
知り合ったサーニンの為に気を使って
(鳥さんの話しかしないのに)
マックスの為に気を使い
(次に急ぐよりゆっくりしたっかた)
グレに気を使い
(M&Sに嫌われたと思い込んでいた)
フー姉さまはアンジーの為に
同じように気を使いながら
それを見せないようにしていたのに
アンジーが気付いて
たまらなく愛しいんだと想う
まん丸く美しく老いるでしょう・・・って、あの年にして結構深いと思うけど。
共に白髪の生えるまで〜〜ってか。
277 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/14(水) 22:33:32 ID:IfE8gC+e
フーちゃんは何でオフィーリアと呼ばれるの嫌だったのかな?
>>277 あれは親しい仲らしく気楽に愛称で呼んで欲しいのに
堅苦しく本名で呼ばれるのを嫌がったに1000カノッサ
>>276 これも母親が女優(老いを全否定)であることが大きいのかもね。
>>277 あの後の「獄門島へ行け!」の為にオフィーリアって名にしたかと思ってた。
ふーちゃんのモデルはくらもちふさこなんだよね?違ったっけ?
>>280 そうだったと思う。
そういえばシベールもいいかも。
なんだかんだ、アンジーは普通に恋愛できるタイプなのかもね。
フーちゃんとアンジーの関係はとてもあたたかくて大好きだけど
恋愛感情は意識したことなかったなあ。もっと特別で大切なものっていうか
パムやフーちゃんの母性にふにゃりとなってるアンジーは本当に子供って感じで
面白くて切ないね
ロナルドに強靭に反対されたらどこかでアンジーは退きそうだけど
シベールは案外屈しない感じでいいかもね。
アンジーが見切りつけられてもっといい男に走られそうでもあるw
アンジーは将来医者(予定)だし、料理も出来るし、オシャレだし、顔もいいし、
気を遣ってくれるし、割と常識人だし・・、有望株だと思うんだけど。
ロナルドと同じ科にいたら笑える
グレアムとダナは…。年離れてるけどダナはまだ二十歳なのね。
母性と言えば、息子を待ってばかりのおばあちゃんのために
パーティを企画して失敗するエピソードもあったね。
いちごの煮しめのケーキ、不味いんだろうけど何か食べてみたい気にさせられたな。
「カレイのソイソース煮」の意味に気づくまでにボクは大人になってしまった。
三原センセって子供いるの?
恋愛というか、結婚が問題な人達かもね。
グレアム・・・結婚?ハァ?(しかしいきあたりばったりで何とかなりそう)
アンジー・・・プレイボーイを気取るが情が深すぎて逃げ切れず(案外誰かにつかまりそう)
サーニン・・・一家の柱としてまっとうに期待できそうな有望株
マックス・・・上司の娘あたりとの恵まれまくりな生活を手に入れそう
信頼を得て、懐に入っちゃえば、すーごく大切にしてくれると思う。
特にアンジーは。
つか、ティーンエイジャーのキャラ達に結婚とか、
そこまで妄想するのどんだけ〜!って思っちゃうけど。
大人になったら只の人になってる筈だし(それが幸せっちゅーもんw)
そこを描きたくないからこそのENDINGだったのでは?
家族=家庭を否定するところから始まってるわけだから
うまいこと只の人になれるかなとか結婚観がどーなってるかな、くらいは気になるよ
家族=家庭を否定するところから始まってるわけだから
うまいこと只の人になれるかなとか結婚観がどーなってるかな、くらいは気になるよ
うわ連投すみません
結婚するならトマスが良いな
新月の日には抱き締めて寝るのだw
潰されそうだ
自分も
>>293-294と同じような感じで想像してみたことあるよ。
ロング・アゴーと逆の感じで、どんな風に大人になるのかなって感じで。
ただの人になってても別に構わないというか、逆に感慨深いと思うけど
敢えて描かれてないことでいろいろ考えられるのが良いなと思ってる。
>>298 ロングアゴーでのロナルドの諦観?というか
「守られようとする者はいつまでも守られ…」「気遣おうとする者はいつまでも気遣い…」
っていうやつ。
あれは何年生きても人間そうそう変われないもんだねえ、的な自嘲含みなんだろうけど
端から見れば、ジャックもロナルドも出会った頃には予想なんてできない方向へ進んでるし
4人の将来も断定できない感じが面白いよね。
そういえば、ピアニストや騎手といった具体的な可能性もある中で
最後の最後で「一人くらい跡継ぎが」と医者が挙がってきた点がなんか素敵だった。
アンジーは料理で刃物使いなれてるし、きっと手術も大丈夫w
マックスには、できれば孤児院のミッジと一緒になってほしい気がする
三原キャラにしては人間出来過ぎていて、印象薄いかも知れんが
そういえばマックスの女の子の趣味はまだわからなかったね
そういう傾向の絡みみたいなのはなかったから
>>302 父親の自慢のタネになるのが嫌で、不良のふりしてる兄さんが
出てきた話で、迷子になってお金使い込んだのごまかすために
「可愛い女の子とお茶してた」みたいな話してたから、たぶん好みは
見た目がかわいらしい子なんじゃないかなあ。
外見的にはクークーみたいな感じとか。
2巻で川向こうに送ってった女の子みたいな感じじゃ
おしゃべりでリボンの似合う子が好みだとかなんとか言ってなかったっけ
久しぶりに読んだよ。
後半のグレアムの苦悩は =作者の苦悩 だったね。
はみだしっ子を続けていけるかどうかの。(じぶんにはそう見えました)
雪山でおっさんの死をああまでハッキリ表現しなければよかったのに。
死体は海底に処分した、とまで作中で表現してしまったら、
話が進んで状況が変わってももうどうにも逃げ道は生まれなかったね。
事情を知る関係者(シドニー、アルフィ)は死んでもらった。
遺族(フェル)にはお咎めなしにしてもらった。
本人(おっさん)にもそれなりにダーティな事情があったことにした。
・・・それでも。
ロナルドの家で植木の前で泣くグレアムが、作者としての三原先生の苦悩の姿そのものに見えた。
ほんとうはロングアゴーみたいに、
4人と取り巻く人々の青春の馬鹿騒ぎみたいな話ももっと描きたかったんじゃないのかな。
>>306 三原さんは、人間と人間社会と殺人についてを描きたかったんだと思う。
漱石が人間と人間社会と結婚についてを形を変えながら書き続けたように。
雪山以降のしばらくは、後日談と
ふたたび始まった4人の暮らしで面白かったな。
でもそうやっていろんなエピソードを描くうちにリッチーの暴行事件となり
(雪山じゃ正当防衛?の事故かもだけど死体は隠蔽してしまったわけで)人殺し側がどの口でえらそうな事を言う!?
って三原先生自身が迷ったんだと思う。
描いてしまったことの責任を取りに、戻る道を選んだ結果が
その後のはみだしっ子のオチのつけ方になったのでは。
(な〜んてたまに読むとやっぱり長話しちゃうね。はみだしっ子の魔力です)
はみだしっ子の当初のラストは、海でアンジーがグレアムに銃を向けるシーン
だったらしい。社会性希薄な者が殺人を犯し、それを社会で問われる形は
遺作に引き継がれたテーマだったんじゃないかな…。
社会からはみだした未成年という構想は、最初からそこへ向かっていたと思うけど
テーマそのものに対しては考え続けて迷い続けてたと私も思う。
(306、308ですが)だからじぶんにとってはみだしっ子は
4人組がとても魅力的な物語群であると同時に、
表現者三原順の、才気と苦悩と「誠実さ」を目の当たりにみる作品です。
些事ではあるが、シドニーは死んでない
うん。というかそれは些事ではない。
おお、確かに死んでない生きていました、訂正。
シドニーは死んでいなくて、一族に対して
社会的には既に死んでいる/殺されている彼が
自身を回復できるかどうかの闘いをしていたんだよね?
アルフィーが殺されてそれは潰えるのではないかという
示唆のもとに、さらっと書かれていただけだけど。
これは個人的には結構痛かったなー。
シドニーの抵抗もグレアムの抵抗も、不完全な形で
終わりを告げるのだな、と思って。
あの未処理の伏線だね。
4人を絡めたシドニーの策謀ってどんなんだったかな?
でも、未来を断定的に語るという事は一切やらなかったんじゃない?
あの話においては。
直後に描かれたロング・アゴーも過去話の姉妹編だったし。
>>316 あ、確かにそうだね。
示唆と言っても作中で示されたわけではなくて
グレアムが感覚的に見たものとして触れられただけで、
それを自分が重ね合わせてそう読み取っただけだ。
アルフィーが死んで、シドニーとグレアム達のその後の人生が
交差することはもうないだろうな、となんとなく思ってはいるけど、
どうなっていくのかはまったくわからないよね。
アンジーがグレアムに銃を向けるシーンでホントに終わってたら
皆どう解釈した?
発砲したかしなかったかそれとも
玉がはいってなかったか・・
はたまた・・
発砲シーンで終わってグレアムの生死は不明、みたいなラスト案だっけ。
それでグレアムが死んだら、全ての殺人にアンジーが関与って点から
事件を洗い直されるのかな?
マックスの殺人を庇い通そうとした二人がそうなってしまったら
理由を知っても知らなくても残りの二人は傷つくよね…。
難しすぎてどんな解釈もできそうにないけど、法を超えた断罪の厳しさというか
この厳しさが誠実さなんだなあ…って気持ちになりそう。
320 :
318:2007/11/21(水) 14:42:48 ID:???
発砲するんだね
>>319そだね
でもアンジーにはグレを死なすような事はできないかもだよね
怪我だけさせてムリヤリ連れ帰るのも可能っちゃ可能なんだろうけど
発砲エンドの意味を考えると答えが出ないのよね
>>318 今以上に悶々としたかも。
そのエンディングじゃなくて良かったな…。
でもグレアムがあの銃に気づいたらそのまま死ぬことは何とか避けなきゃいけないと思うだろうし、
結局同じような展開になるような気もする。
アンジーはグレアムを死なせたくなくてあの銃を向けてるんだから、発砲しても殺すことはできなそう。
でも間違って当たっちゃったら今度は自分が雪山の件も被る方向で逃げるか死ぬかかな…?
どう終っても結局マックスを庇い切るのは無理っていうか、
マックスは罪に問われなくても自分のしたことをいずれ知っちゃうよね。
グレアムがあそこでアンジーに撃たれたら
・グレアムが望まない形で事件が処理される
・全責任をアンジーが被る方向で最終的にアンジー自死(多分
自殺されるくらいなら殺すってのは案外本気だったんじゃないかなあ。
勿論自分も死ぬ気で。
アンジー的にも命がけな発想で、その本気が分かるから
グレアムも立ち止まらざるを得なかったわけで・・・。
二人が死んでラスト、なんて辛過ぎだなあ。
今までは雪山の殺人は「正当防衛じゃん」って単純に思ってた。
でも死体を隠してしまったことで、単なる正当防衛じゃなくなっちゃったんだよね?
そこで、もし自分がこの物語の作者だったらどう展開させていくだろうって
考えてみた。
(決して三原先生になりきったつもりではないです)
社会の中で生きていくには、社会のルールに従わなければならないわけです。
すなわち、やったことには責任を持ち、犯した罪は償わなければならない。
グレアムが死のうとしてたっていうのは、そんなルールに従うつもりはない、
つまり「全てを明確にし、罪を償うつもりなんてない」ってことだったのでは
ないでしょうか。
ラストでグレアムが告白をしたのは、死んで責任を放棄するのではなく、
この社会のルールにのっとり、生きていこうとした決意の表れだった。
あのラストの後、どうやって罪を償っていくことになるのか、
それを細かく描くのではなく、
「どうなっていくんでしょうね?」
と読者に考えさせる形で締めくくったっていうのは、もしかして作者側からしたら
完璧なラストだったのかもしれない。
・・・と、今まで「あのラストはどういう意味?」とわからなかった私が、
考えてみました。
長くなっちゃった、ゴメン。
更にもしかして既出の話だったら、ゴメン。
グレアムが死のうとしたのは、フランクファーター的な「技巧」をもって
上滑りで許されてしまう事が嫌だったってのもあるんじゃない?
(マックスを庇いとおす以外の理由として)
殺人の罪を彼自身の思う正当さのもとで裁かれたかった(けど無理だった。
最後は彼個人の倫理観を少し抜け出て、社会に対して向き合ってみたところで
終わったように読めて、一つの前進だなあと思った。
何にしてもあのラストは考えさせられますね。初読時から何年経っても。
あと、グレアムが海で入水自殺してしまった場合
アンジーは一人で他二人を庇い通し、他言もしなかっただろうと考えると
あの時間に合って良かった…と思います。
>>324 読者次第で様々な解釈が出来て面白いラストだと思う。
グレアムが罪を告白した相手がジャックだったから、
ようやくグレアムがジャックに「それでも自分の父親になるつもりなのか?」という
問い掛けもしているように見えた。
面倒な事を全て引き受けてくれる保護者を、誰よりも求めていたのがグレアムのような気がしたから。
グレアム的には、今まで築いてきた自分自身への敗北宣言なのかもしれないけれども。
それらと、サーニンがクークーの死を受容して、乗り越えられた絵を重ねてみると、
救いが何処かにあるような、誰かが見つけ出せるような予感がした。
>「それでも自分の父親になるつもりなのか?」という問い掛け
で、ロング・アゴーを読むと、ジャックっていう人は
こういう面倒事で退散する人じゃあないんだよね。昔から。
324です。
ああ、そうか。グレアムは最初から「許されたくはなかった」んですよね。
ただその責任を自分なりの方法でとろうと思ってた。自殺という形で。
彼らは今まで自分たちのルールの中で生きてきたんですもんね。
うん、ジャックは逃げたりしないと思う。
隠そうともしないと思う。
でもマックスに「おまえは人を射殺したことがある」と、どう伝えるのだろう?
アンジーは絶対に反対するだろうけど、それでも真実を伝えようとするだろうか。
そういえば「窓のとおく」の中でアンジーがマックスに言う
「もしもおまえが人を殺した時には・・」って台詞がありますよね。
あれがラストの先につながっていくのかな。
アンジーはマックスだけを見て、おやすみの歌を歌ってあげるのかもしれない。
(音痴とかいう話は置いておいて)
送信してから思い出した。
既に雪山の事件のときにアンジーはマックスを寝かしつけてましたね。
事件が夢の中の出来事だと思わせるために。
「窓のとおく」といえば、友達の罪を被ろうとしてたカールに、
「遺族の気持ちをもてあそぶのか、憎むべき相手を憎ませてやるべき」
みたいなことをグレアムは言ってたけど、自分がフェル・ブラウンに
同じことをしてる自覚はあったのかね。
マックスは、ある程度の年齢になれば
仮に自分の過去を知らされても受け入れるんじゃないかなあ。
ほんの子供だったグレアムとアンジーが
それでも命がけで守ってくれていた、という事実だけでもすごい重みだし。
>>330 グレアムの思い込みとしては、フェルの憎むべき相手=兄を射殺した自分
だったんじゃ。
カールのあれは友達じゃなかったけどナー(あんな連中呼ばわり)。
グレには自覚はなかったと言うより、あったけど自分が裁かれる事で
頭が一杯になって忘れちゃったのでは?別れ際にかつて自分が
ミセス・シグナンに言ったセリフを言われて愕然としちゃうくらいだし。
忘れてたんじゃなくて、フェル・ブラウンとマックスじゃ比べるべくもない
(フェルに憎むべき相手を憎ませてやることより、マックスを庇う方が大事)ってことだと思った。
ミセス・シグナンに言ったセリフも、他人に言われてみたら、全く相手に届かないセリフだったと
気付いてショックだったのかと。
フランクファーターはイヤだといいながら、
人を裁いてたことに気付かされたからじゃない?
フランクファーターが人を裁くからイヤなんじゃなくって
「グレアムの納得のいく善悪」にそった裁きをしないからイヤなんだよね。
本能的な正義が立派な業になっててある意味感動した
グレアムがフランクファーターを嫌うのは同族嫌悪だと思ってた
フランクファーターの論理でいけばあの事件で犯罪はなかったことに出来るだろうけど、そんな逃げ方が許せなかったのでは?
同族なのかなあ。グレアムは幼児体験の数々から
裁かれたい願望があったと思うんだけども。
そんな自分ですら言葉巧みに無罪にできてしまうフランクファーターだけは
受け入れるわけにはいかなかったんでしょう。
自分もあれは同族嫌悪っぽい気がした
フランクファーターのやり方は理解できるし、その気になれば自分だって同じことができる
リッチーの時はリッチーはめて実際やってみせたわけだし…
嫌いなやり方だけど必要ならやってのけれる自分が嫌なんじゃないかと思った
337ですが、ああ…なるほど。
あれ、じゃあ裁判終わった夜にサーニンが言った「グレアムがなりたいもの」ってなんだろう?
「昨日のあの顔」で判断されるのって。
自分もそれ知りたい。
イマイチわからなかった>グレアムのなりたいもの
それってアンジーが具体的に推測してなかったっけ…
今手元になくってコレといえないんだけど
バーなどでBGMのように、雰囲気に合わせてアドリブで演奏する仕事かな?と思った。
いくらグレアム父から英才教育を受けていても、グレアムの左手?の筋が
痛めている描写があるから、演奏家としては難しいかも、だけど。
340ですが、これ過去スレで議論してると思って遡上に出しづらかったw
よかったほかにも疑問に思っている人居たんだ。
初読から今までで、「サーニンが思い描いたもの」としてボクが思い描いたものをリストアップすると
・グレの父親に匹敵するピアニスト
・フランクファーターみたいな辣腕の弁護士
のどちらかしかない。でも、そのどっちもなぁ〜〜的な自分の印象。
問題を整理しよう。サーニンが裁判当日に「昨日のあの顔」と表現できるのは
文庫版で言えば5巻365ページ以降、リッチーを陥れる策略を遂行しているときでしかない
(その中で、回想シーンで策略を3人に明かしているシーンは「昨日」ではないので外す)。
その後、サーニンがグレの顔をまじまじと見るシーンは……あのダンスのシーンしかないのですが…
あれ?
グレアム実は一番ジゴロ適性あったりしてww
サーニン説が最も現実的だと思うんだけど
アンジーの回想にある、古い館に住む人々の想像というのが
情緒面でグレアムがたどり着きたかった場所だと思ってた
>>344 「昨日のあの顔」の前に「だって…帰ってきたときの顔…」っていうのもあるから
トリスタン関係でやっぱりピアノかなあ?
普通にピアニストだと思ってた。
トリスタンで弾くのが楽しいんだと表情で丸わかりなのに
グレアム本人は気付いてないってことだと。
疑問に思ったこともなかったよ。
フランクファーターのようになるのが嫌なら
弁護士には絶対なりたくないんじゃないか?
やっぱ色んな元をとる意味でもピアノは続けて欲しいね。
副業はジゴロでも何でもいいからw
ダナがジャックに言ってたんだっけ、
「ガキがおもちゃかかえてるみたいな、嬉しそうな顔」
でピアノ弾いてるって。
やっぱグレアムは自分自身についてもまだ知らない事が色々あるんだね。
自分はこうだと決め付けていても、色んな可能性が眠ってそうで嬉しいわ。
サーニンはいつもグレアムが自覚してないことを指摘するね
そこが好き
ちょうど読み直していて、サーニンの名言を見つけた。
サーニンはエルに向って言ってるんだけど・・・
「そんなのは本気で悩むことじゃないよ。自分に…ここにいるだけの意味が
あるのか…なんて。
(中略)
ボクには何かを無意味だと信じることの方がよほど難しいよ。
それが何かはわからないけど…でもきっと…何か目的があるんだよ!」
って言って、近くにいたグレアムに同意を求めると、グレアムがいい笑顔を見せるのでした。
>>353 自分の感じたことや思ったことに
理屈の後ろ盾がなくても
揺らがないところはサーニンの長所だよね。
そのへんはグレアムと正反対だなあ
>>353 少々王道から外れますが。
サーニンのセリフの抜書きをありがとう。懐かしさが蘇ってきた。
この頃の書いてた雑文には、やたら三点リーダー使ってたな。
間違いなくはみだしっ子の影響。
353ですが、このサーニンの台詞、
グレアムがロナルドのところに行ってベッドの中で、
”誰かボクをびっくりさせてくれないだろうか?
そしてボクが囚われている考えを覆してはくれないだろうか?”
と泣いているシーンの後に出てくるので、グレアムが願っていた言葉なのかとも
思った。
一方通行じゃなくて、4人は絶妙なバランスで支えあってるんですよね。
サーニンの言葉は、グレアムの中に存在しない類のもので
まさしくグレに必要なのはこれじゃ!という至言だと思うんだけど
グレがその意味に向き合えるようになるのはまだ先のことで、
少なくともあの状態ではまだまだ願うに遠い、価値も理解できない言葉なんじゃないか。
グレアムは解ってたと思うんだけどナー
ただ事件を隠したままクレーマー家の養子になることがどうしても出来なかったと…
グレアムも頭ではいろいろ分かっていたんだろうな、と思う
でも心が納得しないっていうかなんというか
分かるんだけど自分でもどうにもできない、もどかしさのようなものをグレアムには感じるなあ
A5の「X Day」を325円でget
やったーやったー
361 :
愛蔵版名無しさん:2007/12/05(水) 22:20:35 ID:Spx9u8Nf
最近「ロング・アゴー」まで読み返して、ジャックとグレアムって根本的に似たところが
あるんだなーと思った。
まぁ、グレアムの神経が絹糸のようだとすれば、ジャックのそれはワイヤーロープかな
くらいの違いはあると思うけど。
似てる、という直球の描き方ではないけど
ジャックとロナルド⇔グレアムとアンジー
ジャックとアンジー⇔グレアムとアンジー←この図を唯一理解できるロナルド
のような応酬は少なからず本編にあったと思う
むしろジャックはグレアム+サーニンじゃないかな
DDもそんな感じ
ジャックは誘拐の一件がなくても
家族との不和ぶりから精神的な自立が相当早かったと思うんだけど
家庭環境の詳細が描かれてないだけに少年期の彼はいじらしいよ。
おじさん、フォローに回れる友人達、ロナルド母、パム、そして勿論ロナルドもだけど、
ジャックにとって必要な人々が彼の周囲に現れてくれてよかった。
ジャックの好みの女性像がロナルド母→パムというところが
女性不信になってもおかしくなさそうなジャックへの救いになったような気がする。
ロナルドの目論見大成功の図も笑える。
でも交際まもない頃のパムにとっては、ジャックに気に入られた事が災難だったかもw
グレンマイヤー夫人もパムも、ジャックのわけわからん所に動じないどころか
むしろカワイイと思えるおおらかな感性の持ち主
ジャックはおじさんしか味方がいなかったんだっけ
両親とも兄弟ともただ一人険悪って壮絶だな…
ジャックの友人たちいいよなー
大人になってからも続く友人関係ウラヤマシス
ジャックが勘当されたのは分かったけど、パムの親兄弟が一度も出てこないのはどうしてかな?
ズバリ三択です。さあ、
>>369が選ぶのはどれ?
1.平々凡々な家族なので作者的に態々描きたいとは思わなかった。
2.描こうと思ってたが機会が無かった又は編集からOKが出なかった。
3.ああいう天然キャラなのに実は天涯孤独というサプライズが(ry
パムの家族って全く出てなかったっけ?(記憶曖昧)
イメージ的には、出来のいいお姉さんがいて、天然ボケキャラの妹パムは
コンプレックス持って育った、みたいな感じじゃない?
>>370 三択にこたえてなくてゴメン
今手元になくて確認してなくてスマソだけど、パムの親族が来てない事を
誰か(アンジー?)が突っ込むというか内心気にしてたとかいう描写なかった?
養子4人が反対されたんじゃないのかとかなんとか
夢だったらごめん
>>372 それはパムじゃなくてジャックの親戚云々の話だな。「つれて行って」の
一巻で、グレアムが気にしてたとアンジーがジャックに話す奴。
「ねェジャック 勘当息子!」
>>373 ありがとー。白昼夢語りごめん…。じっくり読み返す時期が来たようだから
早々に取り寄せてまた新鮮な感動を味わうことにします
>>373 「ねェジャック 勘当息子!」のセリフはなぜかすごく印象に残った
三原さんはセリフ回しが上手い人だね。つくづく。
x-day何度読んでもいったいダドリーが誰と何の犯罪をやったのかわからない・・・
(そういえば連れて行ってもグレアムが誰と何をやってたのかみえんかったなぁ)
自分が馬鹿に思えてくるw
好きな作品なんだけど。
考えるな感じるんだ
>>376 偽の情報で株価を操作したんだけど、確かに分かりにくいかな
仲間は念願のお店を持てると言っていたお友達。彼に鉱石(だっけ?)をとある山の持ち主である企業に、その山で見つけたとウソをついて持ち込ませた(鉱石は本物)
↓
前もって安いうちにダドリー達が買っておいた株とダドリーがバイトをしていた別会社に勝手に買わせた株で真実味を増し、そして調べた鉱石は本物で企業は利権に目がくらむ
↓
企業の社員は当然こぞって自社株を買いあさり、その動きを察知した投資家達も買いに走るため株価ははねあがる
↓
情報がウソとバレて株価が下がる前にダドリー達はさっさと売り抜けてその差額をもうけた(もちろん犯罪)
長文スマン
379 :
愛蔵版名無しさん:2007/12/19(水) 19:02:35 ID:AZ2fW7su
おまえバカ
スレ読んだがほとんどがはみだしっ子の話だな
分かってはいたが…
君がしたい話をふっていいのだよ
>>380 まあ代表作だし。気にせず他の作品の話題幾らでも振っておくれ。
ミーハーチックにお気に入りのキャラでもOKだし。
因みに言い出しっぺの俺はルドルフ。ああいう覚悟完了した男になりたい。
夢をごらん?に出てきた訳アリの喫茶店マスターって東欧系?
テレビでオシム監督の話題を取り上げていた時、
何故かこの人のこと思い出した。
ルーソロ、題名は知ってたけど読んだことなかった
ソロモンの指輪をめぐるファンタジーSF物だと思ってた
全然違った('A`)かわいかった…ソロモンかわいいよソロモン
>>383 当時の時代背景だと普通にベトナム帰りのアメリカ人だとおもてたが
でも物議の末にはみだしの舞台設定はイギリスで結論出てたと思う
でも三原さんは英語圏のどこかの国と言ってたんじゃなかったっけ
イギリスに決めてしまうと不都合があるとか
最初は特に決めずに単純に英語圏としてたんだけど
地理その他の色んな考察からイギリス説が有力になった記憶
あ、最初は特に決めてなかったというのは三原さんね
以下、「はみだしっ子語録」に載ってる著者メモリアルから抜粋してみた。
「一応英語圏らしいというだけで、明確にしておりませんが、全くの架空の
地とお考えいただけば幸いです。(一部省略)実在の地名を出した場合
生じて来る問題から逃れるためです。(以下、読者からの重箱の隅に対する
愚痴が続くので省略)…マスターのアレも「はみ」世界のベトナム戦争って
事でいいんじゃない?現実の地理や事象を参考にした平行世界みたいな(ry
マスターの話って何か同系民族間での争いのようなイメージだったんだよね。
何でそう思ったのかは分からないし、勝手な印象なんだけど。
だからベトナムにどうしても繋がらないんだけど、別にどれじゃなきゃダメとも思わないから
いいんだけどね・・・。
>>386 架空世界の話を現実の国や戦争にあてはめるのも無意味だけど、それをして見るなら
舞台はイギリス、マスターはベトナム帰りのアメリカ人で良いんじゃね? マスターは
「僕が前にいた国では戦争していて、僕は兵隊だった」と言ってるんだから、兄の死後
イギリスに移住した彼女を追って渡英したんだろう。
なるほどなるほど
どうでもいい
話に関係ないし
>>384 ソロモンは根がイイ奴過ぎて泣けてくる時がある。
特にドロシーと初めて会った時の話とかね。
恩を仇で返すかのような、屈折した愛情をソロモンに向けるドロシーってwww
>>391 70年代に白人同士が戦う民族紛争なんてなかったよ
そういうのは冷戦崩壊後に起こり始めたモンだし
もちろん架空世界の話なんだけどそこだけ現実にない様な設定をもちだす理由もないし
最近の戦争が民族紛争が多いからそういうイメージを持っただけでしょ
ましてマスターは英語ネイティブ(?だろ多分)で当時の戦争ったらベトナム戦争っていうのは普通じゃない
アイルラn
>>398 思った。70年代に白人同士が戦う民族紛争はある
自分は
>>392さん説が「ぼくのいた国」の語が際立っててなるほどと思う
マスターはイギリス人じゃないんだからアイルランドは関係ないだろ
架空世界の架空の戦争
自分で好きに妄想したらいいんじゃないの
4人が去ったあと、マスターは川の向こうに住んでる彼女に会いに行けたのかな
グレアム おめ
404 :
愛蔵版名無しさん:2007/12/25(火) 21:56:20 ID:3P84+O3S
>403さん
フライング くすす
グレはボクシングデー生まれですよ
Happy Birthday,GRAHAM!!
グレアムが成長して、今何歳くらいになっているんだろう?
確か『つれて行って』13,4歳くらいで
リアルタイムに歳近かったような気がするんだが
もう40代かな。どんな大人になっているかな。
余談ですが、ジャックの歳越えた時はショックでした。
なんかふと、トリスタンのマスターの跡継いでたりとかおもったりして。
終了時が14歳だよね。グレアムハピバ
誕生日おめでとーグレアム
クリスマス時期になると、サーニンがグレアムツリーを
がんばって切ってくる話思い出す
あのA、G、M、S各エピソード全部好き!
クリスマスと誕生祝いを一緒にされちゃう、
って語ってたのグレアムだったっけ?
サーニンかわいいよサーニン
411 :
愛蔵版名無しさん:2007/12/28(金) 22:50:14 ID:TPWSeP1Z
サーニンの包帯にドキドキしていたよ。
今でこそ「萌え」って言葉あるけど。
サーニンの包帯ってアンジーにモップで顔を洗われた後のこと?
マニアックだな。
>>388 >地理その他の色んな考察からイギリス説が有力になった記憶
もし舞台がイギリスだとしたら、偏西風の影響で積雪量が少なく最高峰が1500mにも満たず、
スキーがマイナーな国で、よりによって吹雪に遭って助けも来ない様な場所で遭難し、
尚かつ子供がマイスキーを持ってるなんて「山の上に吹く風は」の様な設定はちょっと無理っぽい
…やっぱ北海道出身の人が考えたエピソードらしいなと言う、多分三原さんが嫌がる様な突っ込みを
したくなった本州の雪国出身の自分の様な感想を持った方はいないのでしょうか?
414 :
愛蔵版名無しさん:2007/12/29(土) 23:57:10 ID:cz0mjmMM
「夢をごらん」の喧嘩のあとと、雪山から降りたあとの
額にまいてたやつ。あ、「もうひとつの時」でもしっかり巻いてた。
どうも三原さんの中でサーニンと「額の包帯」はセットになってた気がする。
415 :
愛蔵版名無しさん:2007/12/30(日) 00:15:01 ID:KsIqZ4vK
>>413 そう考えるとニュージーランドか北米の北の方だな。
北海道だと子供がマイスキー持ってるの普通だからな
仕方ないさ
本州の雪国出身なのだが
この漫画にかぎらず漫画の雪のシーンってたいがい描写が無茶苦茶だから
気にしないように脳内補正を普段からかけてるから気がつきませんでした
そうじゃないと漫画読めないし
>>416 北海道日本海側のように豪雪地帯だと小学生からマイスキーがあるけれども、
雪が少ない地域だとスケートをすると聞いた。
三原さんの札幌出身ならではの感覚だと思う>マイスキー
「山の上…」では日高山脈のイメージで読んだ。
ううむ・・・南国育ちはそこまで考えもしなかったよ。
雪国のリアルってのはわからないから、
どうしてもメディア上の雪をそのまま受け止めてしまってるな。
サーニン(7歳)が1人で大人でも越せない豪雪の中滑りきったってのは、
いくらなんでも無理があるだろ〜・・・くらいには思ってたけど。
脳内に「はみだしっ子のいる国」があるから無問題
どこでもない国
冬は雪が降るし海にはタコさんやグレアムペンギンが生息
渡り鳥も馬もたくさんいる素敵国
日本からたぶん遠いけど、いつでもページめくれば行ける
どこでもないし、どこだってかまわない
時代の差ってのもある。
昔は海外旅行なんて一生に一度行くかどうかなんてものだった。
「夢のハワイ旅行」なんてね。ヨーロッパなんてほんとに遠い遠い別世界で、
そのころの漫画でたしかヨーロッパの架空の国のプリンスと日本の少女の恋、
なんてのが堂々と連載されてた。いけない分いくらでも想像が広がったし、
それでよかった。今は行こうと思えばだれでも海外旅行できるしネット等で
リアルタイムで情報が入ってくる。ほんとに分かってるのかは別として
「えーこんなのちがう。」と誰でもいえるんだろうな。
うーん、だから最近の少女マンガは現代の外国ものがすくないのかもな。
いま、ガチで現代洋物って、エロイカ、のだめ、パタリロくらいか?
パタリロは完全に架空の世界の気もするがw
>>421 リアルさを追求し始めたのも漫画文化の成熟の歴史だから
(黎明期前の作品は、外国描写どころか年齢もぜんぜんリアルじゃないし
作品によっては意図的により非現実な方向をめざしてたふしもあるしね)
一時代の作品としてはそういう部分も十分魅力あると思うよ
>>422 美少年キラーのエージェントがいるイギリスやら
ロリコン・エージェントのいるアメリカがあってもいいじゃない、
まんがだもの。 みねお
ビリーの森ジョディの樹が読めません
ずっとあの濃い(?)絵が苦手で読まず嫌いだったけど、ブコフで見かけた
ムーンライティングを読んでからはまって次々と買い集め、
とうとうビリーを残すのみとなってしまいました。
はみだしっ子もSonsも最終巻を手にする時「あぁ、この話これで終わっちゃうんだ」と
思うと、読み終わりたくないような惜しいような気になりました。
でもビリーの森〜を読んでしまうと、もう本当に終わりなんだ!この先はもう新作無いんだ!と思うと…
密林で買って、手元にあるんですけど…どーしよう…大好物を最後に残す性格が災いして読めない
ビリージョディは、「読み取ろう」という意志を持ってしても
まさに神によって奪われてしまった後編を果たしてどこまで汲み取れるものか
という切なさ、極限の状態においてさえ可能性を持ち得た作者への哀悼で
切ないけどやはり味わい深い読後感だと思いますよ
>>426 ありがとう、背中押してくれて
大事に読んでみます
読まず嫌いだった以前の自分って馬鹿みたいだと思った。
はみだしっ子連載時は私はまだこの世に産まれてもいず、
漫画好きになった頃には三原順さんはもうこの世におられなかった。
こんなにファンになったのに、ファンレターも出せないなんて。
でも、読めて良かったと思います。ビリー読みます。
ビリーはストーリー的にも絵的にも完成された本じゃないから、なんとなく、
読んでも「これでおしまい」って気分にはならないんだよね。
きっちり、いつもどおりに一冊のちゃんと完成した本が最後の一冊だったりすると
「ああ、これを読んだらもう新刊には会えないんだ」と思ってしまうけど…。
未完成原稿を残していなくなってしまった作家さんの、最後の原稿を読むのは
辛い反面、いつか続きを読めるかも、というありえない希望が何故か浮かぶ。
うん。ただ作家さんがここにきて何を追及していたのか、
とにかく肉迫できるし、肉迫しなきゃ読めない作品でもある
×追及
○追究
----------以下、ビリーの森のネタバレ注意-----------
ビリーで、リディアが吐いた後にいきなり描線がなくなったのは驚いたけど、
その後のページで「三原先生はこのネームだとこのコマから描き出すのか」とかいう目で
読み始めると面白かった。
#アシさんの仕上げがあるのは分かってますが、それでも先生の元々の描線の有無程度は。
結構、バラバラなのな。
ストーリー的に重要そうな(というか、ジョディの内面世界的には意味のない)
父親からの結婚相手候補の紹介とかは全然手が入ってないし
ジョディに喩えられた怪獣のぬいぐるみが
進路の障害物を押しつぶしていくシーンはしっかり描線はいってるw
(三原先生のペン入れが十分だったんだろうか?)
考えても分からん事を深読みしてもなぁ
そう? 431じゃないけど、考えても分からんと思われる事でも
生きている限りは考えるよ。それも考えるからには全力でとぐろ巻くよw
三原センセの作品はどれも最後に解答集が載っている「教科書」でも「ドリル」でもなくて
解答/回答不明の「三原センセの思索ノート」だからなぁ。
その思索ノートを、それまで生きてきた人生と照らし合わせながら読んで回答を出すものだし。
禅の公案みたいなものか?禅の公案の「模範解答」が回答としては意味がないのと同じなもので、
回答は自分で見つけなくちゃ意味がない、って作品だからね。
はみだしっ子のラストなんて超考えましたよ…自分の中でまだ回答出てないけどw
でも、まだわからないからこそ、何度読んでもアホみたいに楽しめる馬鹿な私。
三原作品の、ラストシーンから何か続きそうなのが好き!
ミスター・グレンマイヤーの休日のとか、お月様の贈り物のとか、最後の一コマが好き。
あと細かいネタ(?)も好き…
PART18と19の間の、アンジーの髪に添え木がしてあったり、ムーンライティングのDDの
頭なぐったボスのげんこつがヒビ入ってたり、っていうの見るたびクスってなる
細かいネタというか、ギャグというか・・・
最高にインパクトあったのはルーとソロモンの「雪かき」
牡蠣の雪像がドーン!(by雪上自衛隊)リアルに鼻水吹いた。
札幌雪祭りでぜひ作ってほしい。
437 :
愛蔵版名無しさん:2008/01/31(木) 18:36:10 ID:F49dJKyU
すみません 初めてこのスレ拝見しました。
私が初めて、漫画読んで泣いたのが はみだしっ子 でした
友達に1巻借りて大泣きして、後全巻揃えました。
声優さん達による4人が歌うアルバムレコードも買いました。初めて
裁判の様子もしりました。
それなのに、25年近く経ち、記憶の片隅にのみ残ったまま時を重ね
今日初めて三原先生が、もうこの世にいない事をしりました。
みなさん、本当に、この作品には思いいれが強いんですね
不躾で申し訳ありませんが、先生は、何時頃どんな形で亡くなったの
でしょうか・・・・
ちょうどサリン事件が起きたその日、心臓に抱えられた持病のために亡くなられました。
439 :
愛蔵版名無しさん:2008/02/02(土) 18:02:45 ID:ih7q/QGj
震災のあった年ですね・・
ありがとうございました。
残念ですね 本当に。
三原先生の命日に黙祷をささげる習慣がついてはやウン年。
いまだに俺の中では永久バイブルです。
私の場合、亡くなられた事を知ったのが、恥ずかしながら『噂の真相』の記事だった。
ショックだったし、残念だったし、悲しかった。
とても大切なものをなくしてしまったと思った。
でもちょっと気になるんだが、当時白泉社ってきちんと追悼特集とか組んでた?
その辺の記憶があいまいなんだけど、どうだったっけ?
442 :
愛蔵版名無しさん:2008/02/07(木) 11:17:49 ID:Tv9DF2aY
花とゆめには、なかったと思います。
>>441 自分の場合は「ビリー〜」が店頭に並んだときに
帯の文章を見て初めて知った。
立っていられなくなるほどのショックって本当にあるものなんだな、
と今でもあの瞬間は生々しく思い出せる。
(でもそのあと本を買って家に帰るまでの記憶はない)
当時は花ゆめとLaLaを毎号買っていたけど、
特集どころか告知もなかったと思う。
>>443 そうですよね、花ゆめには何も書かれていなかった。シルキーにも無かったです。
死後数年たってから何か違う記事で偶然知って大変ショックを受けた。
田舎なのでビリーも店頭に並んでなかったからなぁ。
そうか。 情報どうもありがとう。 はぁ・・・
そんなものなのかなあ。作家と出版者の関係って。
そりゃあさ、近年よくあるアーティストが亡くなった途端のヘンな盛り上がり方も
どうかと思うけど、でもさ、ファンは、ていうか三原さんの漫画で救われてた人は
私も含めて確かに存在してたのにな。そのころには大人になってて、それぞれ自立
してた(よね。)けど、絶対忘れてなかったのにな。
テレビで、「この歌が私の応援歌でした!」なんていっているのを聞くと
ちょっと何か言いたくなってしまう。(いや、他人の好きなものにけちをつける
つもりはないんだけどさ。
読み返したらなんか変な文。まとまらなくてごめん。
>>441 私が順先生の訃報を知ったのは立ち読みしていた週刊誌にビリー発売の告知がされていて鬼籍と書いてあったからでした。鬼籍の意味がわからなくて辞書で調べて亡くなった事を知りました。でもビリーの2巻を読むまでは信じられなかったです。
当時、北海道にいたので訃報欄をみまくったのですがわからなかった
>>テレビで、「この歌が私の応援歌でした!」なんていっているのを聞くとちょっと何か言いたくなってしまう
細かいようだが、何を言いたくなるの?
ちょっと知りたいw
自分は何かの雑誌(多分ぱふ)で追悼特集を見てそこで初めて知りました
445だけど、こんな感じかな。
(あーあんたたちはいいねえ。自分らの好きな人がいろんなメディアで何度も
取り上げられて、生前のエピソードなんかもどんどん美化されて、みんなで
よってたかって伝説が作れて。どこかしかるべき所に集まれば仲間もたくさんいるし。
そこでみんなして思い出が共有できるわけだ。伝説つくりの一端が担えるわけだ。
「ワタシ、こんなに素晴らしい人のファンだったのよ。」という優越感さえ
チラ見えしてくるぞ。
私が好きだった人はなあー、ほんとに静かに、そーっと、まるで誰にも迷惑かけまいと
でもしたかのように、遠くへ行っちゃったんだ。その人や作品が大好きだった人達は
大勢いたのに、大抵はリアルタイムで知ることすらできずに、それぞれ別々の場所で
偶然そのことを知って「しまった!」って呆然となったんだ。
何も言わせてもらえなかった。その人にも、仲間にも。
あとさあ、堂々と、「好きでした。」といえるのもいいなあ。私、いまだに
「漫画が好きです。」って言う人と話すときでも、無用心にその人の名前を
出さないようにしている。相手の様子を見て判断する。なぜだか、そういう
習慣がついてしまったんだよ。
あんたたちが好きな人の歌は、そりゃあ前向きで、分かりやすくて、いいと思うさ。
でもね、私が好きだった作品も、それに勝るとも劣らない(本心ずっと優れた)輝きを
もってるんだぞ。だいたいなあ云々・・・)
と考えつつ、結局は、「わ・・・わん!」
>>451 知ってるかい?そういう話は消化不良を起こすだけで益が無いと!
まあ、所詮は「たかが漫画」。読むのがシンドイとか言われようが、
人生やるよりずっと楽な代物なんだから、肩の力を抜いていこうや。
あ・・・そうだね。仮想敵はいらないや。皿洗ってくる。
う〜ん聞かなきゃよかったw
ただいま。ついでに風呂にも入ってさっぱりしてきました。
先程は開けちゃいけない禁断のドロ箱を開けてしまってごめんなさい。
では。
こんな感じで、ひそかでも語れる場ではがっちり語れるというのも結構幸せだと思うな。
読んだことのある人は大体かなり熱心に読んでたとか、一読でも長いこと印象に残ってたという感じで、
今までのところ思わぬところで読者に出会ってもほとんど温度差感じたことないよ。
451の書き方は三原氏の長台詞へのオマージュでは? 出来はちょっと…だが。
「はみだしっ子」大好きなんだけど、ここ数年読んでないなぁ。
のめり込んで読んじゃうのか、気持ちがかなーり下がるんで。
昔リッチーって大嫌いだったんだが
今読み返すとかわいそうな奴だったんだなと思える
好きになれはしないけれど、物語後、コイツにも救いはあっただろうか、と
作者はこういうキャラに救いを用意するひとではないけれど
リッチーどうなったろうね。その後社会的にはハードル高そう。
でも例えばグレアム、例えばマスターみたいな人と違って自己否定するってことがなさそうだから、
環境次第では挽回も可能なような気も…?(悪くしたら犯罪者まっしぐらだけど)
逆のパターンだけど、昔短編で、優等生の子が不良っぽい子に騙されて犯罪の片棒を担がされ、
自殺未遂もしてすっかり周りの目も厳しくなったところへ帰って来ると、
昔からその子を好きだった赤毛のみそっかすっぽい女の子が赤いバラ持って待っててくれる話
(タイトル忘れた)を読んだ時、何か“この世に全く居場所はない。自分に惚れているこの女以外には”
みたいな、すごい絶望的でもう一歩先には退廃が待ってるみたいな状況に思えて子供心にくらくらしたんだけど、
今考えるとそこまで絶望したり退廃したりしなくても大丈夫だよねw
そんな読み方してた自分のことは笑えるんだけど、
お話の中の子たちに対しては、誰も「何とかなる」って言ってやらなかったのかと思うと
改めてすごくかわいそうになったりする。
>>460 確か「赤い風船のささやき」
自分は、たぶんあれが初めて読んだ三原作品だった。
>「赤い風船のささやき」
リアルタイムで別マで読んでたな。
風船持った小さい女の子の絵がやたら印象に残ってた。
ガイシュツだろうけどあの作品は当時流行ってた「幸せの黄色いリボン」をモチーフにして描いたんだろうな。
>>462 初めて読んだ時は、「三原順も昔は甘い話描いてたナー」と思ったもんだ。
リメイクしたら、好いてくれてる女の子も居て何とかこれからもやって
いけるとか思って教室に行ったら、机の中に「お帰りなさい、この不良の
死にぞこない」と書いた紙が(ryなんて展開になるのでは?とか妄想した。
>>461 タイトルありがとう。そういえば風船が出て来たね。
私も、あの作品がというか「ラスト・ショー」が初めて読んだ三原順本だったな。
友達の家で見かけたはみだしっ子のポスターにひとめぼれして、
コミックの表紙見て「これ!」と思って買って貰ったが全然違う本でびっくりした…
でもどの話もすごく印象に残ってて時々猛烈に読み返したくなる。
>>463 その展開だと安っぽい三文ドラマのようだ…
むしろ三原順は後期の方が救いがあったり
バッドエンドっぽくっても希望が見えなくもない話を描いてると思うんだけどな
>>465 あやまれ!ロバート・コーミアにあやまれ!(AAry
(ちなみに
>>463は「真夜中の電話」のパロ)
>>465 >むしろ三原順は後期の方が救いがあったり
>バッドエンドっぽくっても希望が見えなくもない話を描いてると思うんだけどな
そお?
後期作品で明確に「はっぴぃえんど」と思えたのは帽子物語くらいだけど。
前期は「どうして救いがないんだ!どうして!どうして!どうして!誰か助けてよ!」って
大声で叫んで悩みをぶちまけているストーリーとキャラクターだったけど、
後期は「救いはないよねー( '・ω・)|(・ω・` )ーネー」 (|は鏡)
と悩みを内に抱え込んでしまった展開(キャラが、という意味ではない)だったように思うが。
短篇は特に救いのないのが多かったなー。
「夢の中 悪夢の中」なんか、「家族の中で1人だけ
ちょっと趣味や好みが違う」なんて人には身につまされて
読むのがしんどかろうし…。
でもあれ旦那が超いい人だからそんなにバッドエンドでもないと思ってた
自分がこりゃないわ、と思ったのは「イン・ア・ボックス イン・ア・ボトル」と「今は静かな」
ちょうど中期くらいの作品かな。
>救いはないよねー( '・ω・)|(・ω・` )ーネー
この程度悟りを開ければまあそこそこいい終わりかなーと思ってしまう
三原マジック
>>469 確かに旦那は超良い人かも知れないけど、既に子供の事で「あの子は君とは
正反対なんだから、それを認めてやらなきゃ」みたいな事言われて
突き放されてた感があったからナー。俺的には「今は静かな」が普通に
ハッピーエンドだと思ってしまってるし(アーヴィンのパパも全て承知で
納得して死んでいったような気がするんだよ、いや本当)。
>>470 あれはアーヴィンも死んでるような気がするのでどうかな…
いや、それはそれでハッピーなのかな…
後期の短編ってなんかに収録されてるの?
>470
アーヴィンは当然死んでるでしょ。
「水で死ぬか火で死ぬか」って作中話そのままの話だと思う。
アーヴィンの考えた筋書きでは、それがハッピーエンドだったんだろうね。
ごめん、>471だった
>>473 正直アービンの生死は?なんだよナー。ラストの葬式に登場して無いし、
最後のコマの描写とか死んだと思える部分もあるけど。
アービンまで死んだにしては、ヴィヴやジョンの絵が引っ掛かる(そこまで
悲しんではいないみたいな)。ジョンだけ助かったってのも変。
アービンは多分泳げる(「ジョンは泳げないんだ!」と叫んでるし)
→自分一人じゃジョンまで手に負えないからパパを呼ぶ(実はパパを殺す計画)
→パパはアービンの思惑を承知の上で、アービンと二人で岸まで
ジョンを連れて行き、そこでパパ力尽きる
…こんな風に考えていた時期が(AAry
アーヴィンはヴィヴのじいさんに自殺せまった時点で
自分も死ぬ気だったと思うけど
妹、じいさん、父親を死なせて、自分だけ生き残ろうと思うかね
どうも話についていけないと思ったら、
自分は未読なんだな、「今は静かな」
「ルーとソロモン」だけは読んでなかったから…
「X-day」の文庫買うか……
>>476 アービンは妹の死に特に責任は感じてなかったし(「自由になれた!」は
掛け値無しの本音かと)、ダニエルやパパを死に追いやったのも、それが
周りの人にとって最も良い事だと信じての行動だし。自分だけ生き残ろうと
するタイプじゃないでしょ。寧ろ、自分の死が皆にとって良い事だと
判断したら躊躇わずに死を選ぶみたいな所があるのではないかと。で、
あの時点でアービン自身が死ぬ事に意味があるとは思えなかったナー、と。
まあ、結局これも俺の妄想に過ぎないんだけど。
「夢の中 悪夢の中」は小梨の時にはじめて読んだけど
自分が親になってから何度も思い出す。
自分が苦もなくできたことができない自分の子ども。
感じ方も全然違う。
ありのままを受け入れるのは想像以上に難しい。
特に身内だとね。
480 :
愛蔵版名無しさん:2008/02/21(木) 10:34:44 ID:9mUrzCU5
「はみだしっ子」のラスト、ジャックはグレアムの告白をどう受け止め、
どう行動し、親子関係はどうなっていくのか…
やはり生きておられたら、三原先生は、続きを書かずにはおれなかったのではないか。
お子さんがおられた、という説があるけど、それは本当なの?
まぁお子さんがいなくても、年齢から言って、親がどう受け止めるか、そこから始まる
物語を書いたような気がするけれど。「ビリー」を書き終えたら、機は熟して
いたんじゃないかな。
父子のバリエーションはもうずいぶん書いておられたし、母子についても、
書くようになっておられたでしょう?
三原先生は心のありようを、まず少年に投影して描き、男性に投影して描き、
少女からさらに、女性を主人公にしても描けるようになっていた。
それは、どんどん自分の内部にメスを入れることでもあって、辛い作業だけど、
作家としての自信は深まっていたのではないかなぁ。
「ビリー」の次の作品は、「はみだしっ子」のラストに何らかの答えを
与えるものになった気がしてしょうがないんだけど。
何?その上から目線
「おられた」とか妙なとこで敬語使うとこも
ウザすぎ
こわいよー
妄想乙
つチラシ
続きが読みたかったなぁ
の一行で済ませば絡まれなかったのに
斜に構えるふりして愛あふれるおせっかいなアンジーがずっと好きだった。
いや今でも好きだけど、あれから何十年と経て、人生のツボはグレアムの暗いセリフかも
と思ってしまう自分が悲しい。
理想の男性としてはジャックだが。
理想の男性はグレアムの伯父さんだった。
都合が良いだけなのか、責任感が強過ぎるのかは評価が分かれそうだけど。
ジャックは友人としてはとてもいい人だと思うけど、
家族としてはどうかなあ…
あれが夫や父・兄・もしくは弟だったりするのは
いろいろめんどくさそうだ。
べたでいいから、
下手ななぐさめの欲しいとき
理屈っぽい正答が来て
へこまされるよね、きっと。
>>487 そういう意味でなら、ジョン・ウォーカー氏あたりが一番無難では?
(ルーやピアのパパさん)
イーノは出来杉君だし、ダドリーやルドルフも友人向きのキャラだよナー。
>>486 子供にお金だけ援助して後は放置出来るなんて凄い常識の持ち主だなと思った。
いや漫画だからね・・・。
>>490 スポンサーだからwで解釈してる。
四人の居場所は、彼らが小さい頃は伯父さんなりに把握出来たのだろうけれど、
小知恵がついた辺りから「何処に行っていたんだ?(養子入り直前)」と
言われるまでに成長した四人と、伯父さんとの攻防戦を読んで見たかったようなwww
萩尾望都のパーセレみたいに、大判の作品集出して欲しいよー。
出ても「LOST AND FOUND」並の高価本になる悪寒が・・・。
小さい頃は名もない小さな町や村を転々としていたイメージだけど
所詮はがきんちょのする事
実際は田舎で言うバスで1時間以内位の中でウロウロしてただけだったりして
当時の本人達はすごい放浪してるつもりだった。
>>494 ないない(AAry
それならジャックもすぐに捜し出してるって。
そしてPART18とPART19の間その3へと(ry
494だけど
でもなんか妄想しちゃうんだよね
こまっしゃくれた子供4人が暗い過去をしょってあたかも人生分かった気になって
その辺ウロチョロ・・叔父さんの手の上である事にも気付かず
誰もが身に憶えがあるようなカンジじゃないかと・・
私自身当時の彼らと同年代で感情移入してその気になってたもんなー
妄想スマソ
自分はファミコン時代のRPGを妄想しちゃうな。
4人パーティーでホテホテ歩いて新しい町へ行き、
イベントがあってバトル。「グレアムはレベルがあがった!」「シドニーのじゅうしょをてにいれた!」
セーブポイントは電話で、かけるとおじさんが出る。
「おまえのこうざに135ポンドふりこんでおいたよ。むりをするんじゃないぞ。」
などと、ほのぼのと続くわけだ。やってみたいなー。
バトルでは、召喚獣「グレアムペンギン」を希望。あ、アンジーのジョブは遊び人で。
ところで今日気づいたが、外科医でイギリス人でジヤックって、怖いぞ。
偶然・・・じゃないよな。
ジャックは左利きじゃない
霧深き魔都だった頃のアレか。まあ名前はテニス・プレーヤーに同姓同名の
人が居たから、大方そっちから採ったんではなかろうかと(妄想)。
英国国旗が「ユニオン・ジャック」って言われてるくらいだし、
日本で言うところの「太郎」ってくらいありふれた名前だと思う
「ハイジャック」が「ハイ(こんにちは)、ジャック(なんだか知らんが確率的に高い男の名)」が
語源といわれてんだし、「ジャック=切り裂きジャック」な連想はむしろ珍しいだろ。
三原順作品は海外に出てるのだろうか。
買ってるのが国内外に住む日本人と言う可能性もあるが。
海外のファンサイトみたことあるよー
画像のっけてたな
506 :
愛蔵版名無しさん:2008/03/04(火) 03:56:02 ID:MMw8y7F6
三原さんのご友人なのかわからないけれど、
たまに「夢・・・・」何トカさんという漫画家が人物描きいれてた事があったと思います。
どなたかご存知ないでしょうか。
>>506 小野 弥夢の事かな?三原順のアシしてた時期があったし、
その後も友達付き合いしてたそうだし(夢一文字しか一致して無いけど)。
今年はうちのクリスマスローズ咲かなかった…('・ω・`)
グレアム×アンジーな話
もしも夢うつつで撃っちゃったのがマックスじゃなくサーニンだったら
グレアムの取った行動は違ってたんじゃないかなぁとよく考える。
庇い通そうとするのは同じでも、もしもサーニンだったら
いつか自分のしたことに気づいちゃうんじゃないかって考えるような気がする。
フェル・ブラウンに対する償いは別の形でこつこつ続けてて(送金し続けるとか)
その日が来た時にはサーニンにきちんと話をして
罪の意識から解放してあげられるだけの材料を集めようとしたんじゃないかなぁ。
これだけはジャックに委ねるわけにはいかないから
かえってグレアムの生きる意味になったんじゃないかなぁ…なんてね。
マックスなら気づかないだろうと、なぜか(読者の自分も)思ってしまう。
グレアムにとってマックスは
母親が幼い子供を自分と同一化して捉えてるみたいな感じで
マックスの罪とは考えず自分の罪として引き受けたことはすんなり納得した。
それはいいんだけど、もしもマックスが自分の罪に気づいてしまったら
マックスはその重みに耐えきれず壊れちゃうんじゃないだろうかって気がする。
それだけはグレアムにも耐えられないことなんじゃないかと思うけど
ラスト、雪山での事件をジャックに言ってみたかったのはいいとして
マックスに気づかれてしまう可能性については、グレアムはどう考えていたんだろうか。
などなど、独断と偏見も混じりつつ、いろいろ考えちゃうよね。
マックスは以外と図太いような気もする。
拳銃って一度撃った後もう一度引き金を引いて弾が出るのかな?
種類によってはそういうのもあるらしいけど、普通は安全装置が
ついているんじゃないか?その上で弾は出てしまった、不幸にも
人に当たって死者が出たというならこれは、フランクファーター
ではないが、「事故」だろう。罪に問われるなら死体遺棄だ。
もちろん、そういう意味の「罪」じゃないってのは分かってるけど
でも誰か言ってやれよ、という気持ちになる。
「グレアム!そ れ は 事 故 だ 。」
>>512 リボルバーには普通、安全装置という奴は付いてない。撃鉄が倒れてる状態
(持ち歩く時は必ずこの状態にしておく)では、撃針が雷管には物理的に
接触しない位置にあるから暴発の危険性は無いため。自分で引き金を引いて
初めて弾が出るわけで。まあ、銃の危険性の認識が甘いガキが持ってたのが
まずかったって事なんだよナー。あそこで撃たなきゃ話が違ってたろうけど。
黙祷…(−人−)
今日は三原先生の命日ですね。
惜しい人を亡くしました。
13年か…
(-人-)
517 :
愛蔵版名無しさん:2008/03/20(木) 21:14:02 ID:kxzhH8az
黙祷
>>513 すべてのリボルバーではないが、ダブルアクションという機構があって
撃鉄をおこさないでも引き金をひくだけでも弾がでるようになってる物もある
あと当然リボルバーにも安全装置はついてる
>>518 安全装置の付いてるリボルバーなんて聞いた事無いけど、
良かったら具体的なモデル知ってたら教えてくれないか?
>>510 マックスは、殺人(実際には過失致死にも問えないと思うけど)の罪よりも
その重荷を、グレアムとアンジーが自分には黙って背負っていたという
ことに傷つきそう。
グレアムが告白した以上、アンジーは真相をジャックに話すだろうし、
その後をどうやって収めるか、マックスに真実を知らせるか否かも含め
て、ジャックを信頼してすべて委ねるという選択をグレアムはした、と
いうのが私の最終回の解釈。
マックスが真実を知ったとして、それをきっかけにグレアムやアンジー
に依存してきた生き方を見直して、前向きに生きていくことが出来れば
いいなぁと思う。
グレアムにとって殺人そのものは
意外とそれほど悪いこととは思ってないんじゃないかなって思う。
グレアムにとって正当な理由があって、その報復として死が一番ふさわしいと
判断したら、迷うことなく制裁を加えるような気がする。
そういう狂気も、グレアムは持ち合わせていると思う。
応報の論理が一番しっくりくるって、グレアムのメモにも書いてあったし
そういう意味で、グレアムは社会から逸脱していたんだと思う。
だからあの雪山の事件が、事故であれ、故意ではなかったとはいえ
死に値する理由がグレアムにとってはまったくない人を
自分たちの手で死に至らしめてしまったということが
グレアムには耐えられなかったんだと思う。
社会のルール(法律)から逸脱したグレアムにはその応報の論理で
命を奪ったからには命を差し出す以外に、自分を許せなかったんだと思う。
あともうひとつは、社会から逸脱している自分が
ジャックの養子となって、社会の一員として生きていくってことに
どうしても馴染めなくて死にたかったんだと思う。
死ぬことの意義と死にたいという感情が相まって
で、つれていって になったんだと思うな。
>>521 そこまでグレアムは逝っちゃってるかなぁ?
奴等が消えた夜でアンジーと話し合ってる時に、
「人殺しだ!これは人殺しだ!
・・違う!マックスは殺すつもりなんかなくて・・でもこいつはマックスに殺されて!」
とか当時の心理を回想してるし。
狂気はうちにあったとしても、その刃を他に向けるつもりはグレアムにはなさそう。
自傷はあったりするかもだけど。
リストカットを繰り返すグレアムを想像・・・。
グレは私怨をはらしたいわけじゃないしね。
だから司法の公正に期待し、その限界に苛立ってる。
一方で表沙汰に出来ない雪山の私怨を晴らせとフェルに迫ってる。
やっぱり破綻はしてるかもな。
525 :
愛蔵版名無しさん:2008/03/24(月) 02:15:24 ID:23Zw4x8+
ジョディの森ビリーの木
読んだげどけっこうヘビーだったまたあの絵柄でほとんど余白なくて書き込みとかトーンびっしりじゃん
グレアムの罪と罰はとても心情的なもので
法的にきちんと裁かれるならそれに委ねるけど
論理を弄ぶばかりで実像が歪められてしまうとなったら
グレアムは社会のルールを無視して牙を?く。
他人にも厳しいと思うよ、グレアムは。
だけど同様に自分に対してもものすごく厳しい。
本質を見極めようとする求道者みたいに突き詰めてしまって
グレーにしたままやり過ごすってことができないんだよね。
「言っとくけど、ボクが立てた計画だから陰険だよ」
「いいよ。アンジーの行き当たりばったりのずさんな計画よりいいよ」
「それじゃあ、指示を。キャプテン・グレアム」
うろ覚えだけど、この場面は何度読んでも泣ける。
はみだしっ子は連載中だった中学でハマって
大学くらいで一度手放したんだけども
自分の子供が育つにつれ、もう一度読みたくなって来た
印象かなり変わるかな
>528
自分もずいぶん年月が経ってから再読したんだけど
やっぱり名作だなって思ったよ。
彼らがはみだしているのは親子関係ってだけじゃなくて
社会ってことでもあるし、人とどう対峙していくかってことを
とっても誠実に考えているマンガなんだなって思った。
>>528 昔抱いた感想と比較するのも面白いと思う。
私はジャックへの感想が一番変わった。
実年齢と精神年齢の釣り合わなさと、比類ない不器用さから
グレアムの実父を連想するようになった。
ほのぼのした雰囲気を醸し出せるのはパムのお陰w
それと、連載中にもし2chがあれば楽しかっただろうな、と思うわ。
親になると読み方がかわるんでしょうか?
親になることに踏みとどまっているものにその前後の心の変化をお教え願えませんか?
>>531 そりゃ、立場が変われば自動的に経験する範囲が拡大して、
それに伴って視野が広がり考え方も変わるとは思うけれども、
妊娠・出産だけが「読み方が変わる理由」ではないと思うな。
「出来ちゃった」以外では、別に無理して親になることはないんでないかい?
「子どもが欲しいな」と夫婦間で思えるようになれば、自然と妊娠への
意識が高まるだろうから、その時に授かればラッキーだよね、という自然体で。
頭の中にある理想の母親像・父親像に拘らず、子どもと一緒に
駄目な自分なりに(親として)成長していけたらいいんでないかなー?と
肩の力を抜いて、そう思えるようになる日が来るといいね。
親は子どもが産まれた時から、子どもの年齢の分だけ親業としての経験値を
得られると思うから、最初は失敗だらけの愚かな親でもおkなのさ。
…と偉そうに書いてみた。
スレタイに添うなら、グレアムは親に求める理想が高くて、親が持つ弱さや愚かさを
受容する余裕が無いという意味で、四人の中で一番幼い部分を抱えていたように感じるし、
実親と決別するしかなかったジャックも、グレアムと似たような部分を持っているな、と思った。
読者が経験値を重ねても、なお新たな発見が出来る作品を次々と生み出した三原さんの真骨頂だとも思う。
>>530 私は大人になってから読み返したら、グレアムの実父とリッチーがとてもいいキャラだと思った。
それにくわえてエルバージェにいかさまさせた女性の、少女期のトラウマ。
誤解されるかもしれないけどwとても同情できる…
同情できないが、ここに当てるのはこういうキャラしかない!と思ったのが
フランクファーターと牧師。
あと、今も昔も、14歳と11歳の(連れて行っての)時点では、グレアムよりマックスの方が
精神年齢が上に見えて仕方ない。マックスよりサーニンとアンジーの方がさらに上だけど。
要するにコミュニケーションスキルの問題なんだろうけど…
大人を信用しない、守ってもらおうともわかってもらおうとも思わない8歳と5歳の時点では間違いなく
実年齢が上の子が精神的にも指導役だったのにね。
グレアムの父親は高名なピアニストで芸術家肌というのか
類い稀なるエゴイスト。理想が高いというよりは
父親の異常性にずっと脅えてたんだよね。
グレアムに限らず、アンジーもサーニンもマックスも
親に求めていたのはただただ君が好きだよっていうシンプルな気持ち。
そこは親になったときには肝に銘じておきたいところかな
って思うかも。
>>533 グレアムの性分で、誰が頼んだわけではないんだけど、
連れて行ってのグレアムは何もかもをひとりで背負おうとしていて
痛々しいし、見ていて(読んでいて)つらいし、可哀想・・・
はみだしっ子っていくつのときでも年齢相応には見えないんだけどw
でも連れて行ってのグレアムは、
ある意味、14歳らしく、中二病的かもしれないとも思える。
現実と理想の狭間で疲弊しているような。
>>534 グレアムは偏執狂な父に、「そうではない父」を求めていたような気がする。
私感だけど、父の死の直前まで妥協を許さなかったグレアムの無駄な足掻きが
そのまま息子としての自分自身と、父親への理想の高さを連想させてしまいます。
追加。
でも、死を直前にして一見穏やかになった父親も受け入れられなかったんだよね。
一皮剥けば、心の中にそびえ立つトラウマ城に住む孤高な少年と孤高な父なんだけれど、
お互いに生身の相手を決して見ようとしない点を、三原さんは抉るように描いている所が凄い。
建設的な親子関係はパムの監修の元、ジャックが築いてくれるかもしれないと
グレアムにも希望を持って読めるようになったかもw
あの花瓶のエピソード、とても象徴的だったと思うけど
そうでない父を求めていたというよりも
グレアムは嘘とかおためごかしみたいなことが徹底して嫌いで
言ってみれば、ストイックってことなんじゃないかと。
死を目前にして一見穏やかな父っていうのも、グレアムにはまがい物にしか見えず
そんな父と和解することに意味が見いだせなかったのではないだろうか。
父を殺したいと思った自分が、父が死ぬからといって
父におもねって、周囲を安心させて、よかったよかったで終わらせてしまうのは
そんなのは嘘だって思ったんじゃないかなぁ。
そして、グレアムのそういう資質ってまさに父親から受け継いでいるように見える。
グレアムは生涯、そういう自分の中の曲げられないものと戦っていくような気がする。
539 :
愛蔵版名無しさん:2008/03/25(火) 23:48:23 ID:YiMc0Oul
新聞で三原氏のこと知って(もう亡くなってた)
はみ出しっ子を取り寄せて読んだ高校の時
りぼんで育ったは私には余りに異色な作品でおどろいた。面白かったけど、読むの大変でした、
これ少女漫画なの?みたいな
自分自身が親になって
こいつら小難しいガキにしか見えないのは何故だろう
こいつらが親になればテメェの親の気持ちがわかんじゃねェの?
完璧な親なんぞこの世に存在しないのだ。
親も苦しんでる。
子供のことを思って精一杯やっているなら不完全でも子供には伝わる
親だって苦しいんだと開き直るのは最低
それなら親にならなければいい
>>540 まぁね、親になりゃ解ることもありそうだ。
「君が親になればわかる」みたいな台詞がどっかにあったような。
親とかいう以前に人間だから、理想の親らしい親みたいな夢は幻想。
そうは言っても特にグレアムとマックスの父親みたいなのは、
苦しんでいる親という名の人間だとしても勘弁して欲しい。
グレアムとアンジーは結婚しなさそうな気がする。
それともアンジーは子供が出来て馬鹿可愛がりしたりするのか。
グレアムは昔マックスの面倒を見たように子供に接するのか。
>>542 グレアムとマックスの父は、二人とも最愛の女に逃げられているよ。
どちらも自業自得で同情の余地は無いけれども。
アンジーはサーニンの子を溺愛して、サーニンから一喝されるイメージがあるw
マッスクの父はマックスの生みの母じゃない人を好きになって
ようやく手に入れたけど逃げられたんだよね。
グレアムの父はグレアムの生みの母に逃げられたんだけど
グレアム父にとってグレアム母は最愛の人と言えるのかな〜?
グレアム父ってピアノ以外のことには執着していなさそう。
グレアムに対してもピアニストにしたいから執着していたんであって
息子が可愛くて、、っていうふうにはとても感じられないし。
どの親も親としての自覚に欠けてる人たちばっかりだったよね。
(そういう話なんだから当たり前だけど)
アンジーには身近に未来予測モデルがいるしナー。
ああはならないで欲しいけど、それでもああなっちゃうのが三原漫画かも?
>>545 オブザーバーの事ですか?w
血縁でもないのに「似てる」と言われる二人にワロタヨ
>>541 >>子供のことを思って精一杯やっているなら不完全でも子供には伝わる
そう考える人間はまだ親になってないか
子持ちなら親としてよっぽど自信があるんだろう。
愛情は子供にとっては伝わるとかじゃなくあって当然、
不完全な部分だけが不満として残るんじゃね?
開き直るつもりもない
そう聞こえたんならスマソ
ただこいつらの親は確かに542が言うように勘弁して欲しいって感じの
親ばっかだけど自分らが親になれば想いは変わるじゃね?
だって一番色濃い血で繋がってるんだし・・
>>527 同意。
あの4人がまたひとつのチーム?として
まとまった感じがしてぐっとくるんだけど、
目的が目的だけにせつない
>>540 まあそうだけど、子供に「親の立場にたって考えろよ」てのは無理があるだろ。所詮子供なんだし。
つか、その意味の台詞、SonsのラストでDDの同僚が語ってなかったか?
「親は親じゃなくて、自分の親(言っている人から見て祖父母)の“子”でしかない」
って台詞。Sons見つかんないんでたぶん違うけどこんな感じ。
つまりは三原作品てのはそういうものでしょ。子の立場から見た「親」批判。
それを自分が親の立場になってから「子が親の立場考えろ」ってのは反論になってない。
親子関係がうまく行ってない人たちの親の気持ち、子の気持ちを綴った本があって
最後に解説が載ってたけど、子が親を切り捨てようとしているのに比べて
親の方は「許して欲しい」「わかって欲しい」と子にべったり甘えてて気持ち悪いって。
不健全な関係なら切り捨てた方が余程マシなのにって書いてあってなるほどなーと思った。
親は親にならないという選択もできたのに比べて
子は有無を言わせず子になってしまうわけで。
それだけでも十分、親が子に理解しろと要求する道理はないよね。
しかし今でこそ破たんした親子関係はよく取り沙汰されてるけど
三原作品は早かったよね。
SonsではウィリアムとDDのお父ちゃん(じいちゃん)が話しているシーンが
印象的だった。自分よりましな未来を手に入れてくれる子が欲しかった
というウィリアムに、お父ちゃんが
「子はあるものを当然あるものとして受け止める。
自分らもそうしてきたんだから
ああ、とうとうやられる番が回ってきたと考えなきゃダメだ」
みたいなことを言ってた。
決して「子供万歳!大人は汚い!」っていう描き方ではないんだよね。
そこがいい。
精神的に親になれなかった親が、親の権威を振りかざして子どもの意思を無視して
無理矢理補填しようとするから「毒になる親」のような本が出来上がるのだけど、
そういう親ほど、実は子どもに依存しているんだよ。
自分の理想に近づけるためには従順な子どもが必要だからね。
とはいえ、バランスが取れた感覚がある親を持つ子なら「親になって
初めて親の苦労が分かる」という感覚が先立つと思うし、
でも、毒親を持つ子にとっては理解し難い心境ではないかな?と思う。
前者は後者が持つ傷みは理解し難いままだろうし、後者が前者のように
思えるようになるまでには、様々な葛藤を乗り越えないと辿り着けない。
Sonsは「親によって傷つけられたDDや従兄弟達」の視点の対局にある、
婆ちゃん視点からでも読める、面白い作品だと思う。
どんな毒親でも、心の底から切れないんだよ。
親から自立できる人は、何をしても捨てられないという
自信があるからなんだよ。
親との関係がこじれている自分のような立場の者からすれば
親から離れるということは、本当の意味での
生涯たった一人になってしまうということなのだよ。
その、ものすごい恐怖は経験した人間じゃないと
わからないのかもしれない。
だから、厨房の頃に読んだときは
はみだしっこの4人の行動ににあこがれたし、
歳を取った今は、
4人が、本当の意味で、親から離れられたのかが、
どこか心に引っかかるんだ。
うーん。
はみだしっ子で出せなかった答えをSonsで出していると思うけどね。
はみだしっ子自体はあの場面で終了したから、読者が続きを想像しかないけれども。
毒親をただ恨むだけのウィルは自分達の子達とは上手くいかないままで、
死んだ母や、偽りの中で慈しんでくれた両親に反抗心を向けたけれど
偽りの中から両親の愛を感じ取ったDDはおかあちゃん好きの青年になり、
両親から愛情を受けたものの、理想と現実のギャップでささくれたトマスは、
紆余曲折の末に豚男ならではの特異体質で仲間を増やして孤独から開放された、と。
DDは両親以外にも、フォルナーの婆さんやトマスの親から大切にされた経験があり、
トマスもDDのおかあちゃんとの心温まる交流があった。
でも毒親に心を捕われていたウィルは、DDのおかあちゃんの声が心まで届かなかったんだろう、と思うよ。
子どものうちなら気付いた人が助けてやれても、大の大人を助けてやれる度量がある
大人はそんなに存在しないから、自力でどうにかするしかない罠…と、ウィルに対して思う。
すごく不思議なのは、アンジーは雪山でのことを割り切れたんだろうか?
つれて行ってでは、まずは死んでしまいそうなグレアムを引き留めなきゃと
そっちの方が最優先だったのはわかるんだけど
マックスが撃った瞬間も見ていたし、死体を引き摺って処理しようとしたのは
アンジーなのに、アンジー自身の心の傷にはならなかったのだろうか?
どうしてグレアムはあれだけ引き摺ったのに、アンジーは割り切れたんだろう?
>>555 そのへんはやっぱり、アンジーとグレアムの性格の違いじゃないかな。
何でもとことん突き詰めて考えないと自分を納得させられないグレアムと、
あるところまで行くと「これ以上考えてもしょうがない」と吹っ切るアンジー、
みたいな。
実の親との対応でも、アンジーは養子になる件で母親に一筆書かせて、それで
完全に決別したって感じがする(内心で思うところがあったとしても、あまり表に
出さないというか)。
グレアムの場合、仮にあの父親から同じような書類を受け取ったとしても、いろんな
ことをグダグダ考えていつまでも引きずりそうだ。
それは性格の違いもあると思う。
アンジーはグレアムほど無垢や汚れなさへの執着がない気がする。
根本は自分が大切にしているものを守って、自分の基準で自分を許せていれば良しとするタイプに見える。
それから自分が好きな人のことは罪人でも嫌いになったりはしない気がする。
グレアムの方は雪山で何もできなかったので却って後にひきずったのもあると思うし、
伯母さんの件に関して結局自分を許してないと思うから、
その分余計にマックスがその気はなくても手を汚してしまったことが
取り返しのつかないことに思えたんじゃないかな。
話違うけど親のことって結局何かしらひきずるもんじゃないかと思うな。
自分は子供いないけど、親を見てるとそう思う。
経験を積むと許せることが増えるだろうなとは思うけど。
あっ、書き出しがかぶったごめんね
>>556 こんな時間にレス書いてるのは自分だけかと思ってリロードしませんでしたw
>>555 たぶん、心底割り切れてはいないんじゃないの?
アンジーがどっぷり引きずるチャンスがなかったというかさ。
自分が狂ってしまいそうな時に、もっと狂った人が傍に来たら正気に戻るっていうか。
アンジーは殺人を犯したマックスを守る為ならギィやその家族の心情は考慮しない「覚悟」をした。
殺人そのものを重く受け止めてはいるけど、あくまで加害者サイドの心情で。
マックスの為にその覚悟が決まったら、上辺だけでも自分を騙しながら気にしないふりの方向。
アンジーにはそれが出来るけど、グレアムには無理な話。
みなさんの解釈がとても面白い。
ちゃんと読み込んでる人と語ってみたいと思ってたからこのスレ興味深いわ。
笑っちゃいけないけど
>自分が狂ってしまいそうな時に、もっと狂った人が傍に来たら正気に戻るっていうか。
笑っちゃったよw
きっとグレアムもアンジーも、ずっと自分を罰しながら生きていくんじゃないだろうか。
グレアム告白後、ジャックがきちんとけじめをつけてくれても
グレアムとアンジーは自分たちが幸せになるための穏やかな生活には馴染めなくて
二人で出奔しちゃうんじゃないかな。グレアムはピアノで身を立てて
アンジーはそれでもジャックとの約束を守って独学でもぐりの医者とかw
つれて行っては、うまく言えないけど養子を取る難しさみたいなのを感じた。
ある程度成長した子を引き取る場合、殺人云々ってことじゃないにしても
避けては通れない道に思えるっていうか。養子に限らず子供の成長においてっていうか
幼少期に傷ついた子は、どこかで一度は膿を出さないではいられないんじゃいかって。
親の方も、親になり切れない親にはなりたくなかったかもしれないけど
子供はやっぱり可哀想だよね。
みんな深く読んでるんだね。
私はちょっと変わった作品だけど面白かった
ぐらいだったけど
読んでる最中はすごいのめりこんだけど。
そこまでは…
リアルタイムじゃないからかな?
>>560 >>二人で出奔しちゃうんじゃないかな
これは無いと思いたい。はみだしっ子がはみだしっ子で無くなる軟着陸を
あの最終回で作者は描いたんでしょ。お前等いつまでもガキのままじゃ
いられないぞ、と。
>>562 それが妥当な線だと思った。
幸いグレアムにはパムが、アンジーにはロナルドという避難場所があるから、
この先逃避行しなくても、彼らを理解しようとする人達の側で
生きていけるのではないかしら。
うーん。でも、グレアムやアンジーが学校通って
同年代の友人なんかも出来たりして、恋にも落ちてみたりして
将来のために大学を選んだりして、就職して結婚して家庭を築いたりして
っていう一般的なコースを歩む図って、想像できないなぁw
普通の暮らしに馴染めない部分は残るだろうけど、ふたり一緒に逃避はできないだろうと思うな。
それに上二人はすぐに独立して自分の選択で生きる年齢になってしまうからね。
欧米だといつまでも親と一緒に暮らしたりしないらしいし、
表向きはゆるやかな形で別々の場所に自分の居場所をみつけると思う。
グレアムはトリスタンや音楽の世界、アンジーは…何だろう。
何かまたいろんなバイトしてるような姿が思い浮かぶけれどもw
>>560 アンジーはパニくった時、グレアムの為にクレーマー家を出てもいいと思ったけど、
やっぱりジャックとパムを最終的には気に入ってしまったと思う。
最初は「馴染めるかっての!」と思っていたけど実際は色々と嬉しかったというか。
ジャックとパムの過去もなんとなく知ったし、世話をやかれてまんざらでもなかったというか。
本当の意味で四人が四人だけの世界でベッタリしていた日々との決別かもしれない。
>>564 ウン、想像できないねw
でもなんとなく一般的な世界に近づこうとはするかもしれない。
以前よりも若干前向き気味でw
グレアムは検事かなんかになればいいんじゃないの?弁護士だとちょっとアレだからさ。
真剣にのめり込みすぎたら又まずいのかもしんないけど。
アンジーは散々挫折したり悪態ついたりしながら苦労した末に、めでたく医者になればいい。
567 :
愛蔵版名無しさん:2008/03/28(金) 08:21:02 ID:+wHYAAS5
アンジーって女の子なの?
>>567 遭難した話に出た女の子だよ。
と書いてみる。
話豚義理かつ自分語りだったらすいません。
昔すっごい好きだったイケメンがいるんですが、
三原順の「はみだしっ子」を私の本棚に発見して、「お前にわかんのかよ!?」と怒鳴って来た事がある。
子供の頃近所のお姉さんに読まされたらしく凄く好きだったんだと。
三原順ってそんなに崇拝される作家さんだったのね〜とほえーと感心したけど失恋の悪寒、、、の瞬間だったわ。
そんな男はよくいるもんでしょうかね。珍しい人だった気がする。
つ「チラシの裏」
つ「イタい男の話なんかいらねえよ、春」
グレアムは……そんな気はなかったのに
なんか子だくさん孫だくさんになって
「私も昔はハゲちゃいなかったよ」とか言ってればいい
グレと誕生日がおなじ
彼みたいに抱え込み苦しむ傾向あり
アンジーが今頃の誕生日だったよね。もう過ぎた気もするけど。
グレアムは普通のうっすら影がありつつ何となくモテるおっさんになって結婚もする気がする。
グレの数十年後はミスター・ムアじゃないの?
アンジーには幸せな家庭を築いて欲しいけど、
結局そんな絵に描いた幸せに息苦しさを感じて
自分で壊しちゃうのかな。
切ないな。
>>569 よく存在するかどうかは不明ですが男も読みますよ。
だけど「お前にわかるのか?」とは言わないw
知ってる子がいてもこれについて語り合うのは避けるね、少女マンガだしなんとなく恥ずかしい。
俺も年上女性に勧められてハマったけど、崇拝ってほどじゃない。
>>569 男がどうとかよりというよりもそいつが痛い奴だったってだけだろ
俺も男だが
>>569 吉田秋生の「川よりも長くゆるやかに」を好きだと言ったら
男の子たちに「え〜、あれ分かんのかよ〜!!」と言われたことはある。
そんな感じでそのイケメンは子供の時に放浪してたとか、何か苦労人なのかね?w
まあどんな意味でも珍しい人だとは思う。
>>579 その男の子たちは描き手が女性だということを知ってたんだろうかw
>>576-579 なんかレスいっぱいありがとうございます。結構男の人も読むんですねーほほー
>>579 イケメンもそれ読んでた!そんで何か私に悪態ついてた。忘れてた。
あとソレ!って感じなのが >子供の時に放浪してた。って所!そういうのにちょっと近かったらしいと聞いた事がある。
孤児だったわけでもないくせに何なんだと思ってたけど、そこだったのか。うわぁ、納得。ちょっとスッキリした〜。
発言してみて良かった〜おおきに!
>>581 イケメンにはほんとにそんな経歴がw それじゃ全然違う思い入れがあったかもね。
でも「放浪したこともないくせに!」と言われたら大抵の人は困っちゃうよね。
三原先生も実際に放浪して描いたわけじゃないだろうしさ。
>>580 分かってるんだけどどうしても信じらんね〜!みたいな、不思議に思ってた風。
作家とか漫画家の想像力もすごいよね。
>三原先生も実際に放浪して描いたわけじゃないだろうしさ。
言われてみればそうだね〜そして確かに困ったよそん時。幸せになってるといいなー。
では過剰な自分語りはスレ違いって事でこれにて失礼いたします。
んーとね。私も男性ではまった口(復刊.comで投票して購入もした)なんだけど、
他人には三原作品勧めないな。
喩えると、あるイギリス系のシュール系の作家が居て僕はそれが大好きなんだけど、
その作家の愛好家は“つまらない、的外れな批評をされるのがいやなので
知り合いには紹介しない”って言っていたのと同じ気分>三原作品
>三原順の「はみだしっ子」を私の本棚に発見して、
>「お前にわかんのかよ!?」と怒鳴って来た事がある。
これは後期グレアム的発想でしょ。
“どうして僕のことを理解してくれないの!”から
“どうして僕のこと勝手に理解しようとするんだよ!”の転換。
簡単な文脈的な表現で自分の苛立ちを表されることに対する苛立ち、みたいな?
へぇ、俺も含めて3人もいたのか…このスレ女性ばかりだと思ってましたよ。
ある機会があって近年も読み直した訳ですが、俺自身が完全理解出来ているとは言い難い。
グレアム的発想ってすごいな
グレアム=俺になるほどハマるのも分かる気がするけどさ、
俺だけがグレアムを理解している的発想でもあるとも思う。
痛いヤツだと笑うことも出来るけど、なんとなくそいつの作品語りを聞きたい気がしてきたw
リボンの騎士のリメイク祭りで、はみだしっ子の話題が出てて驚いて飛んできた
ここでは話題になってないのかな。
三原さん以外が描く はみだしっ子 なんてどんなに上手いことやったって痛さ成分しか残んないだろうに…
現実にならないことを祈る
http://www7.atwiki.jp/sapphire-ribbon/pages/22.html >886 :名もなきおっさんw ◆DaLsTNW7DE 2008/03/12(水) 22:22:11 ID:8hyGG2IJ
>
>正直まだ続きます。コーヒー濃いの下さい。怒りで手が震えてますので・・・マジで。
>途中で新スレに行くならば、責任持って自分が立てます。
>その際はバーナナなどもテンプレ化します。
>
>大阪鳩情報その3
>
>・なかよしの連載開始は、このように不安要素の多い企画に対しての偵察の意味が強い。
>
>・なかよしの花森連載のプロットは、どうやらアニメリメイク化のプロットの初期設定を使用していると見られる。
>
>・アニメ化する際は、花森絵でなく、別の作画担当を起用する。
> 花森はあくまでも「なかよし連載における絵師」の位置づけ。
> なので「ビチビチBitch(だったっけw)」の時とはかなり状況が違う。
>
>・講談社百周年記念事業には、手塚作品どころか他の作品も候補に挙がっている。
> 冗談抜きで、あしたのジョーや、それどころか何故か白泉社の「はみだしっ子」など
> 関係者が鬼籍に入ったものを選んで、リメイク企画を画策している。
今の三原センセの権利保有者(ご兄弟でしたっけ?)がそれを認可しないことを信じたいorz
現代向けにアレンジ加えるにしても、ただ今の売れ線に変えちゃうんじゃなく
それなりの読み込みとかポリシーがあってほしいけどな。
元の作品にも新しい作品にも何のメリットがあるのかわかんない企画だよね。
昔ガロかCueでやってた「競作でいろんな漫画家がドラえもんを描く」みたいなのだったら
ちょっと面白いなと思うかも知れないけど…
エイプリルフールねただといっておくれよ・・・
「はみだしっ子」リメイクなんて悪夢だ
描くとしたらやまだないとか小池田マヤ辺りか?
イヤな方向の想像としてみねくらかずや…とか言ってみる
なまじ口にしたら言霊に引き摺られて実現しかねないから。
ま、余り深く考え込むな、再起不能に陥るぞ、と。
リボンの騎士があの状況だからね
なかよしで きゃるーん☆ な漫画家とか当てられても不思議じゃない
>>586の引用を見ると、
竹本泉が「あんみつ姫」のリメイク漫画を描いて
それなりに評価されたのはまだラッキーな方だったのかな…
本人はそれを最後に講談社との縁は切れちゃったらしいけど。
白泉と講談社って、そんな深いつながりみたいなのはない…
はずだから、はみだしっ子の名前が挙がったのは何かの冗談だと
思いたいなあ…
リメイク自体論外だけど、どういじったって「今の10代」に受け入れられる
話にはならないだろうし。
まだ「ルーとソロモン」リメイク案、の方が理解はできる(賛同してるわけでも
推奨してるわけでもない、もちろん)
まあ、編集側としてはリメイクしやすい作品なのかもしれないですけども。
何しろ、そこで起こっている事件を羅列するだけでも新聞記事にできそうなものなのだから。
「家出孤児が路頭で凍死寸前?!
「人気女優に隠し子が?!
「ロシア亡命貴族の孫が監禁?!
「幼児がおっさんを射殺?!
Part.10まででもこれくらい。山場あれば適当に絵出せばいいくらいの担当なら持たせられる。
でもねぇ、三原センセのファンは
「えへ」「うふ」「えへ」「うふ」「えへ」「うふ」「えへ」「うふ」
の繰り返しで無常(!=幸福)を感じてしまう属性なんですよ。それ表現できないでしょw。
単にある程度の固定ファンが見込めて版権が取りやすいものを選んでるだけじゃないの。
> 関係者が鬼籍に入ったもの
ってあるし。
昨日今ぐらいの時間帯に放送していた映画の実況スレで、
三原さんの死因が癌だったというレスがあって、びっくりしたよ。
公式には、具体的な病名を見聞きしたことがなかったので。
>>596 そこそこ知名度(話題性)があって版権が取りやすいもの、だろうね。
オリジナルの固定ファンを取込むのが難しいのは流石にわかってるんじゃないかと
いや、でも。三原センセのファン層って三原センセのオリジナルへの傾倒強くて
かつ三原センセのファン層以外での知名度ってぜんぜんないと思うけど。
>>599 一行目は同意だけど、二行目は必ずしもそうとは言えないと思うなあ
全盛期の白泉社で連載してたわけだし
少なくともリアル世代(厨房だったけどw)の自分たちのクラスでは
「グレアム派」「アンジー派」「サーニン派」「マックス派」で大体区別できたw
自分はその中で最も少ない「マックス派」だったわけだけれどw
私見だけど、その頃から既に三原さんの主張する世界がグレとサーニンに集約されてる
気がして、グレはキャプテンだしあの性格だから背負うものも大きくて
ある意味理解できるけど、サーニンはあきらかに美味しいポジションな気がして
なんとなく劣等感を抱くマックスが不憫だったんだ。今考えると青かったなあ
あの「一ページまるごと文字」のグレメモも当時はセンセーショナルで
思春期真っ只中の自分たちは色々深読みしちゃったよ。まあ、アンジーが
うまく要約してくれてたからその点は助かったけどw
今読み返してみると読後感がまったく違う。4人もジャックもパムも皆愛おしい・・・
あ、フランクファーターは別w でもグレの同族嫌悪説はわからないでもない。
三原さんは名前だけなら、知名度はそれなりにあるかとは思う。
でも恥ずかしながら、三原作品を読み始めたのが
ここ数年の自分としては、作品もちゃんと読んでいて
リメイクされたらまた読みたいと思う人の数は、そんなに多くないと思う。
はみだっしっ子の終わり頃から花ゆめ本誌読者だったけど、
濃ゆい画風と哲学的な香りとセリフの多さに閉口して
当時のおバカな自分は、読む気が起きなかった。
ちゃんと読まずに名前だけ知っていたパターン。
好きな人には、とても独特な世界でハマれるかも知れないけど
読む人を選ぶタイプの漫画家のように思える。
まずは三原原作ファンです、と前提を言っておきます。
いやね、今深夜アニメとかゴールデンのドラマで原作付アニメ・ドラマをつくる
(原作:漫画、小説、ラノベその他)と、原作ファンとアニメから知って原作読んで
“原作って下手っぴ”って原作否定ファンが対立する不毛な地鎮祭が恒例になっているんですが、
これが三原センセ作品で、原作とリメイクの間で繰り返されるのがいやなんです。
だって、はみ出しの初期なんて、明らかに三原センセの力量不足が出てますから(イッチャッター
>>597 亡くなる数年前に大病やって休養してる。
癌だったかどうかは知らない
心臓病と聞いたのは、ガセですか?
横からレスしますが「何の病気で亡くなったか」の公式発表は無いですね。
ちなみにWikipediaでは「42歳で病没」とだけ。
>>600 フランクファーターもさ、大人になって読み返してみると
あ、わからないでもないかなって思っちゃったよw
あの人にとっては法の正義も理想の社会も関係なく、ただ仕事なんだよね。
大人になると現実的なところから手をつけていかざるを得ないっていうか
清濁併せのむしかないっていうか。
とにかく勝つっていうのが仕事なら、まず勝たないとな、みたいなw
リッチーも言っていたように、グレアムたちは最早、社会的に恵まれた子だし
それに対して社会的に恵まれない子の利益を守るんだから
そういう意味ではフランクファーターの中にも正義は持てるしね。
大人になってみたら、フランクファーターもそんなに嫌な奴ではなくなってたよw
フランクファーターそのものがイヤじゃなく、
「清濁併せ呑む」という大義名分で、鈍感になってく自分がイヤなんだろう。
ガキにそれを見せ付けるフランクファーター氏自身も、たいがいガキ。
そういうのって鈍感?っていうのかな?
現実を踏まえないでは理想にも近付けないから
「清濁併せ呑む」のも大義名分とは言えないような。
まさにそれがグレアムが現実不適応で苦しんでたことだと思うよ
>現実を踏まえないでは理想にも近づけない
親もとを逃げ出してひたすら優しいパパとママを探すのもOK
おなかがすいたら優しい人をちょっとだまして人の家に住みつくのもOK
優しい人をちょっとだまして逃げ出すのもOK
親の庇護は受けないが、叔父なら甥とその友達計4人の生活と放浪のための金をすべて出し
何か問題が起きたら責任を負う後見人であってくれてもOK
実の親や養親という決まった枠の中で守られ、成長し、いずれは巣立つのが恐ろしいが
通りすがりの人間に養ってもらい息苦しくなれば逃げ出すのはOK
通りすがりの人間が優しくなかったら傷ついて社会のありようを慨嘆するのはOK
「これが正しいのだ」と物事を取捨選択し宣言するフランクファーターは嫌い
俺は社会的弱者だから・被害者だから何をしてもいいというリッチーは嫌い
俺はおまえを俺の愛し方で愛し俺の許せないことは決して許さないという父親が嫌い
つまるところは迷いなく主張する人間が嫌いったら嫌い
これが↑まさしくダブスタであることをグレアムはわかってる
鈍感になっていく自分というより、はなっから敢えて鈍感でなくてはこの状況にいる自分を肯定できない
生き抜くための方便
でも、クレイマー家の子供になると、敢えて見ないようにしていたことをつきつけられる
まぎれもなく恵まれた立場にいる自分
自分が嫌いなものを嫌いというためには、自分自身の嫌いな部分=同じ部分から目を離せなくなる
なんとなくグレって自閉症的なんだよね。
グレアムの中で物事には一つの解釈しか存在しないと
考えたがっている事とかさ。
>>597 ビリーのあとがきで川原 泉さんが心臓が悪かったなんて…というようなに書いてあった気がする。うろ覚えなので違ってたらスマソ。
文庫版「はみだしっ子」1巻 巻末の川原泉の解説より。
「以前から持病があったらしく、周囲の人も気づかないうちに、かなり悪くなっていたご様子でした。
なのに人の心配ばかりして、忍耐強いにも程があると、 残された私ら、泣きながら怒ったですよ」
フランクファーターはいい奴だと思うよ
牧師よりは
>>606 青臭い言動だけどさ、
”それでもフランクファーターにはなりたくない”
ってグレアムが言っていたのを思い出そうよ
>>614 いい奴かどうかは疑問だけどw
牧師は結局私情だけど、フランクファーターはあくまでも仕事だからね。
牧師もアレだがフランクファーターも充分勘弁なキャラだナー。
混じりっけ無しに濁百パーセントだろあいつ。
清濁併せ呑むってのはルドルフみたいなのを言うんじゃないかと思うぞ。
ここでKY発言だが
現実にウィリアム(Sonsの)がいたら死ぬほどムカつきつつメロメロに惚れる自信がある
ひでーこと言いつつ別れない秘書の彼女の気持ちがよくわかる
ウィリアムは魅力的だよ。強いもん。
甲斐性もあるし、傷を隠し持ってるところも保護本能をくすぐるし
恋愛で見たらど真ん中ストレートの男だと思う。
ジュニアの苦悩が、わかるようでわからなかったかも。
強い父親のもとに育つと、あんなふうに父親にこだわって反発して
自滅するみたいになっちゃうのかな。
自分は自分、父は父、むしろ頼れる父親として甘えとけばいいのに
って思うのは、私が息子じゃなく娘だからだろうか。
ジュニアは、ウィリアムを超えられない壁だと思い込み、絶望したように思う。
超えられない母に苦しむ娘、と例えるならば、ジュニアの心情を理解出来なくもないな。
私は、本人を含めて誰も幸せに出来ないウィリアムよりは、秘書の人や
D.D.のお父ちゃんの方が、大地に足をしっかり付けて生きていそうなので好み。
ウィリアムはヲチ対象になりそう。
ジュニアは幼い頃ウィリアムの殺人(過失致死?)現場を目撃してる。
それでも世間では「いいやつ」「できた男」と評価されている父親が
恐怖の対象になったのでは?
父親(の悪運)を越えたくてロシアンルーレットに持ち込んだのでは?
恐怖の存在だけなら、体を張ってそんな賭けをしなくても良い訳で。
なんでも可哀想で済ませてしまう情愛過多なDDのお母ちゃんが好きだなぁ。
それだけでは割り切れなくて、結局、DDにとってのアーニィは
ウィリアムだったわけで、それもよーくわかる気がするけど
お母ちゃんの善良さって癒される。
ジュニアもケビンみたいにDDのお母ちゃんのところに逃げ込めばよかったのに。
ジュニアはスティンの事件の顛末をある程度知っていたのではないだろうか?
墓場でスティンを見かけてウィリアムに理不尽に叱責されるくらいには
スティンの顔を知っていたわけだし。
それなら、ジュニアにとって“DDの家に逃げ込む”というのはどちらかというと
彼我の家の破滅的な結果を招くかもしれない、というタブー視される行動なのではないだろうか。
DDは、お母ちゃんの愛情では癒されないよねぇ、どうしても。
DD自身の存在がお母ちゃんの娘を死に追いやった原因にもかかわらず
“可哀想な子だから”この家に居られる、という彼の存在理由の原点の疑問がそれなんだから。
遊びで。誰が誰に近いか遊び。
トマスはアンジー。は、あんまり異論のないところだと思うw
もうちょっと賢くて気位が高そうなら、ケビンもいい線いくかも?w
ジュニアの屈託、囚われてしまうところはやっぱりグレアム?
でもグレアムの老後はフォルナーの婆ちゃんだと思うw
サーニンはお父ちゃんってどうだろ?農作物に注ぐ愛情とかシンプルな生き方が。
マッスクがDDって気がするなぁ。DDをもっとマイルドにして男の子っぽさを引いて。
トマスがアンジーに近いっていうのは異論なし。下まつげの量的にも。
DDは、ひとりで堂々巡りしながら悩んでるグレアムと
男の子らしくて動物好きなサーニンと
甘ったれで天然なマックスがミックスされてるように思う。
三原先生は誰に一番近かったんだろう・・・
サービスカット
∧_∧
( ・ω・ )
(=====)
___(⌒(⌒ )
/\  ̄ ̄し' ̄ ̄\
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄
| |
/ \
 ̄ ̄ ̄
そのAAは拷問教室を思いだすよw
DDの逞しい所や異常事態における適応能力の高さはサーニンを連想させる。
でも何となく、DDはソロモンを擬人化した感じだと思ってしまう。
悪人になりきれず、善良さゆえのヘタレっぷりが強烈だからかな。
>そのAAは拷問教室を思いだす
三原ファンの多くがそうだろうと思って貼ったんだよ^^
でもアンジーは跨ってはいなかったよね
スレチも甚だしいのはごもっともで、本当にごめんなさい。
ここに書き込むことが間違っているのは、わかっているんだけど。
クークーは幸せだったんだろうか。
自閉症の教え子を交通事故で亡くしたんだ、一昨日。
自分の責任なんて考えること自体、傲慢もいいところだけれど、
クークーにも、生きていて楽しいことがあったのかな、と。
サーニンに出逢って微笑む事を知ってたから幸せだったと思うよ、もちろん。
なんでクークーがあんな最後を迎えたと思うとるのか。
幸せや楽しさを知らんかったら駆け出すものか。
クークーはサーニンと仲良くなる前に、小鳥に手を差し出して留まらせ、微笑んだ。
それだけの感情が残っていたのだから、サーニンとの結びつきが強くなったあとなら更に・・・。
スレチのカキコにレスをくださって本当にありがとう。
亡くなった彼は多動で、道路に飛び出してしまったんです。
でも、少しでも幸せなときがあったならいいなと願います。
クークーがサーニンに出会ったように。
>>634亡くなった方はお気の毒です。
でもあくまで漫画の世界。
シンクロさせるのはどうかと・・
まだ一昨日の出来事なのに そこまで心の整理ができるのが不思議
自分に酔ってるに見えるんだけど・・
誰かが亡くなると、よほどやりたい放題充実してた人でもない限り、
大体周囲は「幸せだったのかな?」「満足してたのかな?」「自分にもっと何かできたかな」
といったことを思ったりするものだと思う。
でも障害を抱えてたからといって不幸だったと決め込んでいるなら少し違うと思うよ。
余程関係が密で、いろんな時間を一緒に過ごしてそう思うならしょうがないけど、
そうでないなら他人の人生をそんな風に括って憐れんじゃいけない気がする。
>>635 >まだ一昨日の出来事なのに そこまで心の整理ができるのが不思議
突然の訃報だと動揺してるから逆に他人に話して自分の心の整理を付けるってのもあると思う。
なぜ?
どうして?
こんな事になるならもっと早く・・・
とかいろいろ。
感じる事も人それぞれだし心の整理の付け方も人それぞれかと。
スレチなのでこの話題はここまでかな。
>>637 >自分の責任なんて考えること自体云々
突然の訃報じゃなく目の前で起こった惨事
だと思ったので、
それにしては630さんは淡々としてるなあ
と感じました。
スレチだけど過疎るよりはいいかな・・ダメ?
あ↑は635私です
初めてレスさせていたただきます。話の流れと無関係で若干スレ違いで恐縮ですが、自分はリアルタイムで「はみだしっ子」のファンでして同時に谷山浩子のファンなんですが、
当時出た「はみだしっ子」のLPについて三原先生が何かコメントされたとか三原先生のファンの方々の評判等ご存知の方おられましたらお教え下さいませんでしょうか。
当時子供だったのでファンの間での評判や三原先生のコメントなどは分からないけど、
確かあのアルバムから谷山浩子を知って、ニッポン放送でやってたラジオを聴いていました。
自分は当時アルバムの音楽や声優さんの演技は若干可愛すぎると思ったけど、
今思えばドラマ+オリジナルの音楽という条件でああいう風に仕上がる感じも分からなくはないかな。
聴く前は何となく、親の良く見てる不条理っぽい映画(多分70年代のアメリカンニューシネマ)みたいな
何かもっと甘さのない雰囲気のものを想像してたので、最初は「何か違う!」と思ったけど、
その割りに何度も良く聴いていたし、ラジオも好きでした。
ちょっと懐かしいな。
あのアルバムが出た時は既にはみは完結してたし、
「今更はみ初期の話をやられてもなあ・・・」と、
チグハグな感じがした記憶があるなあ。
谷山浩子好きなんだけどね。
SONSからのファンなのでリアルタイムでの評判は知らないが
古本で見た「ぱふ」に載ってた編集者のアルバム評が
編集者A「ワタシは眠ってしまいそう」
編集者B「ワタシも眠ってしまいそう」
てな感じだったので、かなり微妙な出来だったのかな、と。
アルバムに入ってたインスト曲が「わくわく動物ランド」か何かの
海中でエビが歩いているシーンに使われてた記憶が…
>>640 特にコメントは無かった思う。
当時の「花とゆめ」にレコーディングのレポが載ってた記憶があるが、
三原氏は顔を見せてなかったようだし。
でも、リアル読者&谷山ファンなのに、どうしてここで聞くの?
>>645 >640でリアルタイムでファンだとは書いてるけど「花とゆめ」購読者とは書いていないし、
周りにファンがいたとも書いてないから、ここで聞いてみたかったんじゃないかな?
>>618 そうだな。男の俺からしてもイイ男だぜ、ウィリアムは。
ロジャーの気持ちが良く解る。
亀レスですが、>640です。私の周りには中学、高校と三原先生の愛読者はほぼ皆無でした。
「花とゆめ」の読者投稿欄を見るぐらいしか他人様の意見を知る術がありませんでした。
「冬の果実」に関して投稿があったのを今でも憶えています。
私のレスの為に不快に思われた方がおられましたら、申し訳ありません。お詫び申し上げます。
俺は男だから当然かもしれないが、中学には三原氏の愛読者は俺以外にいなかっ
たよ。ああ、先輩の女性が一人いたか。俺が貸していたんだが。
高校は男子クラスだったけど、何故か読者が一人いたなあ。
大学は工学部だったから皆無。
fjで話題にしても、のって来るのは5人くらいだったなあ。三原氏が亡くなった頃だが。
男主張ウゼ
651 :
645:2008/05/07(水) 20:34:54 ID:???
>>648 そういうことだったのか。私もリアル読者だけど、周りに読んでた人結構いたけどなぁ。。
でも、どっちにしても相手のことをを考えないレスで、648さんに嫌な思いさせちゃったかも。
こちらこそ申し訳ありませんでした。。
年代が若干違うせいか俺も愛読者は周りにいませんでしたよ。
三原さんを薦めてくれた人ぐらいだな。
その人から聞いた話ですが、はみだしっ子の芝居告知が本誌に載って、
「夢をごらん」か何かを上演したらしいけど、リアル読者で観た方はいますか?
どんな芝居だったのかなんとなく気になるんで…
…と便乗して書くとウザがられるかw
前々から思ってたけどさ、このスレやっぱり書き込みしにくいなw
>>653 まじか、あのボリュームをどうやって劇中に収めたんだろ
キャスト見た感じだとジュニア自殺前後あたりを中心にやったっぽいね。ヘヴィだなぁ
Sonsと言えば、ムーンライティング初期およびSons序盤では
D・D → トマス なベクトルの方向性があったよね。(腐的な意味でなく)
大人編、子供編とも話が進むにつれ D・Dがどんどん暴走して
トマス完全置いてけぼり状態になってったけど。
あれはなんか三原さんの目算違いというか、最初は友情モノからめてやろうとしてたけど
実際にフタ開けたらD・Dは自分のことだけでいっぱいいっぱいすぎて収拾つかず、
トマスのほうに向かせるのを途中で断念した、みたいな印象があった。
最初の構想では二人がどんな間柄だったのかなとか想像するとちょっとwktkする
(いや腐的な意味でなく)
>>652 10年位前に神戸かどっかの高校演劇部が、はみだしっ子を上演したらしいけど、
それと関係あるのかな?
656 :
652:2008/05/08(木) 23:08:35 ID:???
>>653 どうも。
”Sons”だと俺は何年か前に一度読んだきりで、多分実家にあります。
なんというか妙にリアルな白人っぽい絵になったもんだ…と思った記憶がある。
映画っぽいというか。
>>655 いや、すいません、多分20年以上前です。
本誌にその情報が載って上演場所は都内。
プロの劇団なのか大学等の演劇部なのか、何か聞いた気がするが…忘れた。
好きな役者はアル・パチーノだったらしい
それが反映されたようなキャラはいなかったけど
>>653 こないだとあるドイツ映画観ながら、出演者がみんな三原絵に
変換できるな・・・と思った。
「演劇 はみだしっ子」で検索してみたら三原センセと関係ないようなページだトップに出てw.
>>656 高校の演劇部で、カッコウの森か何かのエピソードを演劇化した、てのを数年前写真付きでみた。
やった時期は10-20年位前の話。「へぇ、そんなことしてたんだぁ」とか思った記憶がある。
wikipediaに追記しようとしてやめた記憶もアル。
立野さんのページで見かけたかと思ったら、立野さん最近更新してないのかぁ。
>>652 はみだしっ子の舞台、見たことがあります。花ゆめの告知で知ったんだったかな。
詳しくは覚えていないけど、20年前ぐらい。世田谷のホールだった。
内容は「階段のむこうには」のあたり。
エイダとアンジーのやり取りで舞台中央に10段ぐらいの階段をセットして演じていた。
学生か小劇団だったのかもわからないけど、漫画の舞台化ってあるんだ、、と
自分も興味深かったのでいってみた。女性ばかり?のアマチュアぽかったかな。
自分にとっても思い入れのあるシーンを同じような世代の人による芝居という形で見るのは
なんだか気恥ずかしいというか不思議な感じがしました。
「夢をごらん」の舞台の台本?みたいなのがオールコレクションにあったような記憶がうっすらとある。記憶違いかもしれないが…
>>661 シリーズ第一作「われらはみだしっ子」ダナ!書いたのは金春智子。
>>657 三原さんならゴッドファーザー的な世界も描けそうだ。
三原さんがスーツを着ていたというのは、まさかその影響ですかw
>>659 高校生でカッコーの鳴く森ですか…。それは難易度が高そうだ。
クークーを演じるのはなんというか大変そうだな。
しかし結構舞台向きというか、芝居に向いている話かもしれない。
立野さんのメモリアルHPを俺も見てみます。
>>660 情報どうも。かなり貴重な体験ですね。
階段のシーンというとアンジーがエイダにナイフを振り上げる場面か。
子供の役だから、やはりキャストは女性になるんだろうな。
芝居自体の出来みたいなものがどうだったのか、なんとなく気になる。
>>661 俺はオールコレクションを所有していませんが、さすがにブッ○オフに
置いてあるはずもなく。
>>663 オールコレクションに載ってる台本のことは>662に書いてあるのがそうだよ
>>664 いや、わかりました。どうもw
オールコレクションにも興味を持ったんで探してみます。
遺作についてですが、「ビリーは生きている」でOKなんですかね?
今更ながら読み直してて
え?死んだんじゃないの?
脳内で生きていると言う解釈なら有りと思うけど。
いや、生きているだろ。先生が残した巻末に載ってる今後の展開予定のプロット
(ビリーは実は生きていて云々)読んでないの?
実際にプロットが(まだ描かれていない部分が)漫画に起こされたとしたら展開が変わったかもしれないが、
一応生前にネームまで起こした部分までは残されたプロットと矛盾していない。
>>668 レスサンクスです
巻末っていうのは、ミッシィコミックスの方ですか?
すみません、上記は1巻しか持ってなくて、文庫で2巻を揃えたので読んでないんですよ
と。ウィキペディア見ると書いてありますね、プロットの件
う〜ん、オクで探してみようかな〜
>>667 文庫本2巻のラストで、それらしい記述があったのですが、
あれが比喩で書かれたのか現実として書かれたのか、ネームだけじゃ判断できなかったもので
670 :
668:2008/05/16(金) 17:54:02 ID:???
あ、そうだった。文庫版では割愛されちゃったんだっけ>プロット
そうです、ミッシィコミックスの2巻のほうです、言い方きつくてスマソ。
私も初期の牧歌的だったヤフオク(手数料等一切なし)で手に入れたのですが、
今だとちょっと(?)お金足してLost and Found買った方が
……ってこっちも品切れですかorz
いやぁ、なかなか衝撃をうける(漫画化された部分だけでは想像が難しい)展開が書かれているので
一読をお勧めします。
なぜ、ビリーは死んだとジョディの家の人たちに思われたか?
ビリーが手伝う“ゲイリーの仕事”とは?
そしてビリーは誰を撃つのか?
それに対してジョディはビリーに何を願うのか?
671 :
667:2008/05/16(金) 20:16:08 ID:???
文庫は持たなくてLOST AND FOUNDを持ってるんだけどそっちのプロットだと
死んだと解釈したけど・・・何だか混乱してきたw
672 :
667:2008/05/16(金) 20:27:36 ID:???
ごめん、自分の記憶にあったのはミッシィコミックスの2巻の方だった。
(今読み返したけどやっぱり自分は死んだ方に一票)
取り合えずホントに混乱してるらしいので逝って来ます...orz
あのぷろっとでどうして「死んだ」方に解釈できるのか教えていただきたいのですが。
以下、ちょっとプロット内容ネタばれ
ビリーが「死んだ」(死んだ、ってのはジョディが展覧会に絵を出した時点で、)のならば、
あのプロットに出てきたビリーはジョディの脳内にのみ存在する“脳内ビリー”、もしくは霊魂ってことになるけど、
その“脳内ビリー”が
・ジョディの母親を拳銃で撃ち、母親は重傷、後に死亡
・それを受けてジョディはビリーに「自殺して謝ってきて」と願い、ビリーは自殺
という現実世界へのアクションを起こすのだが、「死んだビリー」(脳内ビリーor霊魂)がどうやって自殺するの?
“脳内ビリー”がジョディの脳内で自殺して蘇るのは、まあ脳内のお話としてはありかもしれないが、
“脳内ビリー”がジョディの母親を拳銃で撃って死に至らしめるのは無理でしょ。
霊魂だとしても、あの話では霊魂は心の澄んだ人間か死が近い者に見えるだけの存在で
物を動かしたりできる、って設定は出てない。
それとも「母親を拳銃で撃つ」もジョディの脳内の出来事?
そうすると、あのプロット全体が「ジョディの頭の中での出来事」という夢落ちになってしまうが。
むしろ、あのプロット全体が現実に起こったこと(最後にビリーが復活するのは霊的な意味だと思うが)とするなら、
展覧会の時点ではビリーはゲイリーの仕事(暗殺)を手伝いながら生きていてゲイリーと共に絵を見に来ている、
と解釈していたのですが。
674 :
667:2008/05/17(土) 09:17:54 ID:???
>>673 >ビリーが「死んだ」(死んだ、ってのはジョディが展覧会に絵を出した時点で、)のならば、
あー、何か誤解があるかも知れない。
自分が言ってるのは「もうひとつのラスト」(ミッシィコミックス第2巻P244〜245)を含めた部分でのラストです。
ビリーはピストル自殺して死亡と言う解釈です。
あー、なるほど。了解しますた。
>>666 の質問を、
あのプロット読んでなくて、漫画(ネーム段階のものも含む)のみを読んだ人が
「ビリーは死んだの?」って疑問に思う
=ジョディの母親が「死んだ」と言っていたのは本当か?と疑問に思っている
=ジョディの展覧会に絵を見に来たビリーは霊魂なの?と疑問に思っている
と解釈して
>>668 では「プロット読んでないなら仕方ないけど、
(展覧会の時点=漫画化された最後の“漫画内時間”では)当然生きてるよね?」
という意味で答えました。
>>667 氏はプロットの最後まで展開したとして「最終的にビリーは死んでる」とお答えした、と。
齟齬の原因がわかりました。
>>666 =
>>669 氏混乱させてもうしわけない。
#個人的には先生がプロットを漫画化したであろう時にプロットを書き変えていたかもしれないとも思ってるので
#あの巻末プロットは「こうであったかもしれない展開」と位置づけていました…
676 :
666:2008/05/17(土) 13:36:31 ID:???
>>667 >>668 返信遅くなりました
なるほど、ネタバレ部読んで俄然プロット部読んどかなきゃならない気になりやした
中学生以来の三原さんファンとしては、死んでも死にきれそうにありませんです
自分♂なんですが、白泉社から移籍してから三原さんを追えてなくて、
亡くなってから遺作を知ったんですよね…
Lost and Foundは探すの難しそうなのですが、ミッシィコミックスの方はヤフオクでも
手に入りそうなので探してみます
ありがとうございました!
なんで突然意味なく♂宣言??
まぁいいじゃん。主張してみたいお年頃だったのかもよw
2週間ぐらい前にsons、ムーンライティング、x-dayの文庫を7&Yで買った。
全部初版発行だった。ちょっと泣けた。
ずっと店頭に並べてたって事はそこの店長さんはもしかして三原ファン?w
7&Yはネット通販なんだが
あ、そかスマン。
じゃあ7&Yが返品してなかったと言う事でセブン&アイHLDGS.のCEOがファンだと言う事でw
取り寄せだったら一体どうすんだ。いや、その辺の奴は単行本発売時に
全部即買いしてた俺には、文庫版の版数は全然判らんのだが。
ていうか重版されてないんだよ
初版の在庫がまだまだあるんだよ…
>679は>684の意味で泣けたって言ってるんじゃないの?
三原さんってハマる人はいるだろうけど全体から言うとメジャーじゃないからね・・・。
昔読んだ本を手放したと言う人が一度買うだけで終わりなんだろうな。
そういう自分ははみだしっ子は切り抜きスクラップまで持ってるけど文庫は一冊も買ってないクチ。
>>685 たぶん
>>682以外はみんなわかってる
ちなみに去年7&Yで買った文庫版はみだしっ子は重版だった
自分も文庫は、はとルーしか買ってない・・
689 :
682:2008/05/24(土) 19:56:51 ID:???
いや一応分かってましたが。念のため。
690 :
682:2008/05/24(土) 19:57:51 ID:???
リアルタイムで「Sons」や「夢の中悪夢の中」あたりを買ってた頃は、
自分以外の誰がこの人の新作や単行本を待ってるんだろうって思ってた(超失礼)
マンガ夜話で特集出たり、一時期の復刊.comでの勢いを見て
はみの頃の隆盛を思い知ったんだけど、熱烈なはみファンでも
やっぱり後期の作品には興味ないって人も多いのかな。
あ、文庫の話か。スマソ何か勘違いしてた
>>691 セルフマーダー〜ムーン・ライティング辺りでかなり減った
自分ははみだしっ子から入ったけど
後期の作品の方が好きだけどな
もっとも三原作品にハマったのが三原さんが亡くなられた後だからかなり遅いんだけど
自分も後期作品の方が好き。でも絵がとっつき辛いんだよね。
三原さんを知ったのはSonsの頃だったけど、
絵がダメでずっとスルーしてて、読み始めるまでには数年かかった。
一見さんには確かに辛いかもナー。はみやルーソロから見てたけど、
話が重くなるに連れて絵も重くなるのは正常進化だと捉えてたから。
ムーン・ライティングの途中で絵が激変したからなー…。
あと、ムーン後半〜sonsを連載していた雑誌は典型的な2軍誌だったなぁ。
白線社内での三原さんの地位もかなり下がってたんだろう。
デビュー間もない松川祐理子とか杜野亜希とかも描いてたたけど、
今より繊細な感じの絵柄だったな。
彼女たちも三原さんの影響受けてたのかな?
>>698 発売日に鼻息あらく買いに行ってたよ>「典型的な二軍誌」EPO。
Sons大好きだったなあ。
中二病を中二病のままに迸るパッションで描いてたはみだしっ子から
中二病を「エンタテイメントとして」描くことに成功したSonsへの変化はほんとに面白かった。
はみだしっ子はリアル体験してなかったけど、
一ページまるまるグレアムのメモを書いた三原さんと載せた花ゆめの冒険関係が、そのまま
一話まるまる3頭身キャラ(しかもDDT達ではなくDDTの空想キャラ、アーニーと狼男w)を描いた
三原さんとEPOに持ちこされてて感慨深かった…
地位が下がったと言うか、花ゆめのカラーが変化して三原順と合わなくなった
のでは?ベテランが雑誌の色にそぐわなくなって他所へ移るのは少年・少女誌
問わず良くある事。三原漫画が読めればそれで良かったよ。もう読めない…
当時はSons読んでなかったけど
EPOはわりと好きで買ってたよ
二軍誌だとは気付かなかった
EPOに他にどんな作家が描いてたのか知らないけど
今でいうメロディみたいなもんだったのか?
メロディが近いかな。
EPOは学生よりはOLさん向けのエロ抜き雑誌だった。
魔夜峰央と神坂智子がシリーズ物描いてた。他では野妻とか酒井とか。
たまに日渡が大物ゲスト扱いで読切描いてた。
あと、若手だと神谷悠がよく読切描いてたような。読んでなかったけどw
本誌カラーと合わなくなってきたベテランと
本誌でレギュラー張れるほど人気出なかった中堅と
本誌で描かせてもらうほどの実力のまだない新人がメイン
で、時々本誌レギュラー陣が読切で巻頭をかざる、そんな感じ>EPO
EPO亡き後は三原さんの新作探すのに苦労してたな。
今考えると隔月で確実に三原さんの作品が読めた貴重な雑誌だった。
EPOでは佐々木倫子の「ペパーミント・スパイ」と神谷悠の「元気だよっ!」が好きだったな。
去年部屋を整理したときに一部ページを切り抜いてあとは捨てちゃったんだけど
今になってちょっと惜しくなってきた。
その後に「花曜日」ってのが創刊されて
すぐ廃刊になったよね。
久々に読み返そうかな。
末期は高河ゆんやらみずき健まで駆り出して、
傍目から見てもヨレヨレだったな>EPO
EPOは日渡さんの記憶鮮明シリーズが良かったな・・・。
続きをメロ辺りで描いて欲しい。
禿げしくスレチでスマソ。
みずき健と言えば、岬太郎を田舎くさくしたようなサッカー少年の漫画描いててすごく萎えた記憶ある
(EPOじゃなかったかもしれんが)
EPO(後期)の看板作家は星野架名と神谷悠じゃなかったかな?
ファンタジー系の若手に混じって、三原さん確かに浮いてたなぁ。
あと、三原さんの柱のコメントは、天気や季節に関するものが多くて、
私生活を連想させるようなものは無かったな。
EPOといえば、氷室冴子&山内直美(だったっけ?)目当てで買い始めた覚えが・・・
蕨ヶ丘物語とか、ざ・ちぇんじとか・・・
はみだしっ子好きだったけど小学生だったので話の本筋はわかってなかったと思う。
それなのにSONSは更に難解な雰囲気で(絵柄的にも)、読むのが苦痛だったけど、
三原順ファンとしては「読まなきゃいけない」みたいな思い込みで筋もわからずに
頁を繰っていた。大人になって文庫版で読んでやっとどういう話かわかった。
ちなみに、私が去年買った文庫版のはみだしっ子1〜6は第三刷〜第五刷だったよ。
文庫版の初版からも10年以上だってるんだね。
今更ながらもっと三原作品は見直されていいよなぁ
自分も三原作品を知ったのは友人にすすめられてなんだけど
友人には感謝してるよ
合わないって人もいるだろうけどねー
>>711 はみ出しっ子の単行本のどれかだったかなあ、
仕事場にしてたアパートで、真上の部屋の人がボヤ出したために
三原さんの部屋まで水浸し、フテ腐れる三原さんにアシ兼友人たちが
「ほら、スネてないでうちで仕事の続きしようよ」とか「今上の部屋見てきたけど
キレイに片付いててびっくりした…こっちの方がよっぽど現場みたいや」とか、
なぐさめるやらおちょくるやら、なカットがあったな。
印象に残ってるのは、普段あまりそういう近況とかを描かなかった、って
せいかも知れないけど。
715 :
愛蔵版名無しさん:2008/06/04(水) 20:00:07 ID:g6vU8iD7
))713
その友人さんの勇気に乾杯!
私は自分の好きな作家ってたとえ気心がしれた相手でも紹介したくないわ。
紹介の仕方へたくそなので、魅力の1/100も伝えられないだろうから。
三原先生の作品を好きになってくれる人とは一生の友人になりたいけど、
そんな人と出会えるのは隕石で頭を削り落とされるよりも確立は低いだろうと(ry
>>712 氷室冴子さんご逝去だそうで
雑居時代は小説もコミックも繰り返し読んだなぁ
リア高〜大学頃に三原作品を片っ端から読んだんだけど、
はみだしっ子とSonsが大好きで、その他は眼中になかった。
いま読み返すとX-dayとかDie Energie〜とかすっごくいい…
痛ましいほどぎらぎらする子供の正義感だの大人の諦念だので苦しいぐらいだ。傑作だ。
それで思い出したけどルーとソロモンの笑いって、自分にとっては
ルナールの「にんじん」とか「ダメおやじ」とかと同じカテゴリで、笑いきれなくて切なくなる。
>>716 ショック……orz
>>716 EPOでSonsをライブで読んでた人なら、氷室冴子さんもある程度馴染みがあるよね。
ショックです。中学校時代、そんなにファンって自覚なかったけど、思い返すと
ざ・ちぇんじも雑居時代も蕨が丘物語もクララ白書もアグネス白書も
漫画、小説ともに読んでたから、好きだったんだろうなぁ。
三原順さんは亡くなられたのしばらく知らなかったので、本屋で「ビリーの森ジョディの木」見つけて、
あ、三原順の本が出てる、買わなきゃ、と思ったときに「遺作」の字を目にしてこんな感じでした。
( ゚д゚) ・・・遺作・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・ え?
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) …ええっっ!?
編集も知ったのは2,3日後だったらしい・・・
梅雨ですな
アンジー河童大喜び
スレが滞っているので
意味亡き書き込み
はみだしっ子懐かしいなぁ。
別冊花とゆめの創刊号から4冊までがそれぞれグレアム、アンジー、サーニン、マックスの特集だった。
それに再録された各話のつなぎのために、わざわざ数ページ、話を描きおろしていた。
それが初読だったから、当時、全部話はつながっているんだと思ってたw
コミックスを読んだ時はビックリしたよ。
独立した話だったんだー、てね。
別花は捨てられなくて、いまだに雑誌を取ってある。
もうすっかり裏写りとかしてるけどw
>721
別花創刊号〜リアルで読んでいたよ。懐かしい!
花とゆめで個々の話は既読だっただんけど
記憶が曖昧ながら、2ページくらいで話をつなげた
あの力業には感服した。
>>722 力業すごかったよね。
そういえば、「残骸踏む音」のラストページ、コミックスと比べて別花だとページ増えてた。
あれって本誌掲載時にはどうだったんだろう。いまだに気になる。
三原さんて完全主義者なのか、こだわりがすごかった気がする。
本誌掲載時のあらすじコマとか柱とかも、コミックス時にはちゃんと違和感なくコマとして描き加えられてたし。
あと、花ゆめ本誌で口絵だかのクリスマスのイラストが、更に描きこまれてカレンダーに収録されてたの見て感服した。
あの当時からコミックスへの加筆・修正って、
他の作家さんでも多かったのかな?
連載になってから加筆が多かったのは、発表してからも更に推敲してたから?
コミックスとして纏め易いようにかな?
いや、あの当時ってコミックス加筆はそんなに多くなかったはず。
(いまもそのままの作家の方が多くない?)
「裏切者」「もう誰も・・・」とか
「つれていって」なんて、かなり別印象。
より書き込みたい、というか
練り込みたいって意識が強い作家さんだったんだと思う。
(ちょっとやりすぎだよって思ったこともあったけどね)
ネームの量に合わせてコマのサイズが決まるという話しには笑った
そうそう、定規ではかって吹き出しを確保してからじゃないと絵が描けないとか
書かれてたよね・・・
そういえば、「はみだしっ子」から無断借用
(てか盗用)した作家がいたけど、あの人どう
なったんだろ。
ミステリ板にスレあるよ。
本人はとりあえず新しい小説も発表して、一応事態は収束したようだけど…
なんか作者擁護な人とかいろいろいて、周辺は場外乱闘っぽいことになってる感じだ。
自分が子供のころサーニンがどうして鳥さんが好きなのかがさっぱり解らなかったけど、最近小鳥や小動物をいとおしく思うようになってサーニンの精神状態が解ってきました。
>>730 鳥さんに餌まいてたよね。サーニン。
ネズミとかもやって来そう。命が愛おしかったんだろうね。
ママが死んだのが冬で、アンジーに助けられたのは夏?
そんな長い間、たった4歳の子があんな形でネグレクトを受けてたのかって、
物凄く怖く悲しくなる。
設定がきつすぎて、今の時代ではあのまま再掲載やリメイクは無理っぽい。
そうかぁ?桜庭一樹の「砂糖菓子の…」ですら新たに漫画化されてる(ネタバレはコメント下部)から
ネグレクトくらいだったら無理なことはないんじゃないか。
むしろ、放浪する4人の設定に「真似する子がでるから連載やめろ!」とか
ねじ込むモンスターペアレントとか出てきそうだがw
---------------
砂糖菓子の弾丸は… ネタバレ:
離婚して父子家庭になったところの娘が虐待をうけてるけど
ストックホルムシンドロームで共依存的になってしまって逃げられない。
最後に逃げることを決意したその日に父親が娘を惨殺して鉈で解体して山に捨てて終わり。
wikipediaのドイツ語版に三原さんの記事が出来たな。
最初に出来た外国語版が、お祖母さんの母国と言われる国というのは何かの因縁か
> お祖母さんの母国
三原さんのお祖母さん、ドイツの人なの?
それに関しては立野さんのとこのBBSで読んだことがある。でも直後に
「上のような記事はただちに削除してください!」ってかなり激しく
怒ってた人がいた。デマにしろ事実にしろ故人が非公開にしていた事を
親族の許可もなしに出すべきではない…というような内容だったか。
本名も生前非公表だったよね
本名は三原順だと思っていた時期がありました・・・
どうでも良い奴は公表しようがしまいが構わないが
好きな人のプライバシーは尊重するのが人間だからね
知りたいということは
内臓を引っ張り出すことではないから
(ってなニュアンス、なんに掲載されていたっけ?)
発表されたものを楽しめばいいよね。
>>738 「つれて行って」でグレアムがサーカスで隣り合った女の子に言ってたね。
740 :
738:2008/07/02(水) 23:07:31 ID:???
>>731 失語になって地下に監禁されたのが3歳で一年と半年ぐらい真っ暗な地下生活。
言葉を思い出したのがアンジーの努力にしても、監禁される前の記憶が鮮明なのに驚いた。
マックスは父親の顔すらおぼろげだったのに…
雪山遭難のときにかなり正確に捜索隊の人に地形を説明したり、
5年前にあったジャックの顔を覚えてたり、サーニンって実はかなり記憶力がいいと思う。
>>5年前にあったジャックの顔を覚えてたり
まあ、これはサーニンしかジャックの顔をまともに見てないってのも
あるけどナー。
>>マックスは父親の顔すらおぼろげだったのに…
きっとあれだ、父親に首を絞められた時に酸素欠乏症に(ry
そういやあったね。「マックス知恵おくれ説。
たしかにマックスは「あのねぇ、ぼくねぇ、ウフッ」とか言っててちょっとアレに見えた。
今となってみれば、力や知恵、生活力等において絶対的な弱者が強い者の中で生きていくために
身につけた生活の知恵だったのかなあ…と。
そう思うと4人の自衛手段というのがそれぞれで興味深い。
グレアム・・・大人受けする立ち居振る舞いを身につける
アンジー・・・愛嬌をふりまく、強引に自分のペースに巻き込む(確信犯)
サーニン・・・他人に迷惑をかけない、立ち入らない
マックス・・・なつく(無自覚)
こうしてみるとアンジーとマックスが「攻め」でグレアムとサーニンは「守り」なのな。
攻めとか言うなwwww
いやそのなにそんなつもりじゃ…うう、「不適切な表現」すまん。
えーとにかく、グレアム・アンジー・マックスの自衛手段の目的が
「強いものの庇護を受ける」あるいは「大人に承認される」なのに比べると
サーニンはちょっと違うよな。後年養子になって、庇護されて当然、守られて
当たり前の環境におかれた時、他の3人は大混乱したのにサーニンだけはごく自然に
養子の立場におさまったってのもなんか納得する。
サーニンがごく自然に養子の立場におさまったっての、もちろんサーニンの
資質によるところも大きいけど、ジャックと一番性格(タイプ?)が似てたってのも
あるんじゃないかな、と思ってた。
おおらかで大雑把なようで実は繊細なところもあって意外と洞察力もあるし、
不器用そうに見えても誠実だし実行力はあるし、結果的には割とうまく周囲と調和して
生きていけるタイプというか。
人それぞれ、感じ方は違うだろうけど、ジャックと一番近いのはサーニンかな?と
自分は勝手に思ってた。
そーいや、「たまにはシマシマ以外の服も着なさい」と服買いに行かせられた
サーニンが、悩んだ末に選んだのが「今ジャックが着てるのと同じ服」だったね。
意外に似合ってたんだけどな、アレ。
ジャックの方が傷ついて、その服をもう二度と着なかったんだっけか
ジャックが気にしたのはサーニンだけじゃなく他の3人も同じ服だったからだけどねw
サーニンと同じだけでジャックが着なくなったらサーニンがカワイソスw
当時、親子同じ服って微笑ましくてイイ!と思ったんだがナー。あちらの
文化的に大人と子供は同じ服は着ない!とか理由があったんだろうか?
全員同じ服着てると制服っぽくない?しかも普通、あの年齢なら(9歳?〜14歳?)
子供が選ぶんじゃなく親が着せてると思われるし。
ジャックは子供を愛玩犬のように扱いたがる自分の母親に思うところがあったし、
サウンド・オブ・ミュージックの大佐みたいな親はごめんだったんじゃないかな。
>>750 >ジャックは子供を愛玩犬のように扱いたがる自分の母親に思うところがあったし、
それロナルドの母親
ジャックの母親は(ロナルドが見舞いに行ったときに会った感想だけど)、
「ジャックの睫毛はおろか、眉毛がなくなってても気付かないだろう」って人らしいから
あまり息子に関心なかったのかな?
兄弟仲も悪かったみたいだし、勘当息子で絶縁状態らしいし、ジャックも若い頃は
家族に恵まれてはなかったよね。
今更だけど、パムやグレアム達と幸せ家族になって欲しいなぁ、と改めて思う・・・
ジャックは時々パムの息子している時があるよね。あの服もパムのお見立てでしょ。
おそろいで着るとパムに5人息子がいることがバレバレでいやだったんじゃないの?
サーニンは結構フォーマルな格好似合ってるよね
ミスタートーマス
文庫版のインタビューで三原さんが「マルゼンスキーが好き」と答えてらっしゃいますが、
はみだしっ子掲載時期からも、マルゼンスキーの活躍時期からも遠く離れた今となっては
「?」となる読者も多かろうと思います。
ってなわけで、余計なお世話ながらマルゼンスキーの動画を持ってまいりました。
http://jp.youtube.com/watch?v=4tuQdzadmA0 競馬をご存じない方にはピンとこないかもしれませんが、普通でありえないくらいの圧勝です。
圧勝なんですが、見るたびに心が寒くなると云うか、これほど寂しい勝ち方をした馬もいないだろうと思います。
おそらくサーニンの乗ったエルバージェも、三原さんの脳の中では、条理だの常識だの踏み越えて、
このマルゼンスキーのような天を飛ぶような、しかし寂しい走り方をする馬だったのだろうなぁ……と思います。
dd
759 :
愛蔵版名無しさん:2008/07/13(日) 01:15:54 ID:DCBFmBHD
三原山順子 byビーバップ☆
保守ついでに白状
三原作品は「はみだしっ子」しか読んでない
ムーンライティングシリーズは読んどけ
と言いたいとこだけど、はみ の頃の絵柄や雰囲気が好きな人には受付けないかもな
本質的な部分は変わってないと思うんだけど
Sonsの「アーニーと狼男」は
わーはみだしっ子時代(オクトパスガーデン)と作風変わってないんだー
と思ったよw
はみだしっ子の子供たちは、そこから逃げ出したくなった時は流浪時代は出奔、
養子になったら自殺で終わりにしようとしたけど(ジュニアもそうだけど)
幸福を装わなきゃならないダドリーが逃げる先は空想しかなかった。それはそれでハードだ。
>>762 雪山で、ダドリーの空想世界の住人達が消えていく描写は
はみだしっ子よりもハードだと思った。
ダドリーが現実の世界に妥協するまでの葛藤がSonsの真骨頂なんだろうけれど、
ダドリーの精神が比較的健全で、トマスが突っ込みがいがあるほどの
おバカな所がある子なことに救いを感じてしまった。
>>763 ダドリーは健全だよね。かわいそうなほど鋭敏で健全。
憎まれっ子のケビンが終盤になるに従ってああこの子はこういう子だったか…って
感じで可愛くなってきて、はみだしっ子時代からの書き手と読み手双方の変化にしみじみした。
リッチーをSons時代の描き方で描いたら、きっと憎まれっ子では終わらなかったと思う。
なんか今読むとグレアムの父親にも感情移入出来てしまう……
リッチーも「困ってるお年寄りに親切にすることがある」という面が描かれていたけどね。
フランクファーターもグレアムが木から落ちそうになってるのを見て慌てて店外に出てるし。
ミセス・シグナンもエルバージュにひどいことをしたけど、
あとで金儲け抜きで善意だけでエルそっくりの馬を探し出した。
書き手の変化もあるかもしれないけど話の長さがより関係してると私は思う。
悪い奴が100%悪党って描き方はしていないよね。
むしろ100%悪党なら憎めるのに、そうじゃないから憎めない
ってジレンマがうまく描かれている。
ウィリアムはかっこいい悪役じゃない?
いいえ、ウィリアムは化け物です。
ムーンライティングで回想されていたウィリアムは化け物だけど、
Sonsだと描かれているうちに段々ヒールになっていったなぁ。
そしてしまいには「父親は父親ではなく、自分の父親の子」ってアレに。
>悪い奴が100%悪党って描き方はしていないよね
悪党とは違うが、牧師がどんどんアイタタな人物になっちゃったのはかなり残念だった。
リッチーやフランクファーターも読者視点ではそれなりに救いようがある人物として描かれていたから
牧師に対してもそういうのを期待してたんだよね。
仮にも人に説法を説く立場にいた人物である牧師が、偽善や欺瞞じゃない善良さを見せないまんま、
(切実だがある意味狭窄的で中二病真っ只中な)グレ達が下した人物像をそのまま肯定するような行動を取ったあげく
(窓から)退場するとは思ってなくて結構ショッキングだった。
フランクファーターは、そもそも悪い人でもなんでもないような。
ただ弁護士の仕事を全うしてただけで。
>>769 犯罪者ではないのは確かだが、世間的にどう見られるかは又別だろ。
「よう!最近子供相手にずいぶんきつい事やってるんだって?」
知人(多分同業者)にこんな事言われて眉顰められる時点で(ry
>>765 >>フランクファーターもグレアムが木から落ちそうになってるのを見て慌てて店外に出てるし。
あれはグレがリッチーと出くわしそうになったからだよ。
リッチーが裁判中にトラブル起こしたら不利になると考えたから。
(別にグレは落ちそうにはなってない。まあ、枝が折れて落ちるんだが)
それまでは「あんな奴は木から落ちりゃ…」と冗談半分に言ってるくらいだし。
>>771 >あれはグレがリッチーと出くわしそうになったからだよ。
その発想は無かった。びっくりした。
ただ、元々フランクファーターとリッチーは会話から言ってあの店で待ち合わせ
していたようだから、リッチーとグレが出くわすことは最初に窓から見た時点で
想定出来たはず。でもそこでは慌てなかった。
リッチーがグレをシカトすると判断するようには見えないし。
冗談半分に言ってたのが変わったのはマジで危なそうに見えたからとも考えられる。
ま、本当のことは分からないけどね。
>していたようだから、リッチーとグレが出くわすことは最初に窓から見た時点で
>想定出来たはず。でもそこでは慌てなかった。
>リッチーがグレをシカトすると判断するようには見えないし。
それは逆の意味で深読みしすぎだろう。
フランクファーターはグレアムに怪我して出廷できない状態に陥ることは期待していたかもしれないが、
そこにリッチーが出くわすことは避けたいとは思っていたはず。
グレアムが怪我をした当の場所にリッチーがいるだけで陪審への心証は不利になる。
クレーマー家側弁護士にこう質問させればいい。
弁護士「その傷は君自身の不注意で傷ついたものですか?」
グレアム「いいえ」 (木の枝が折れたのは僕の不注意ではなく、事故)
弁護士「その傷を負ったとき、リッチーはそばにいましたか?」
グレアム「はい」 (傍観してただけど、そばにいた)
あとは陪審員が勝手に脳内補完してリッチーを断罪してくれる。
木の枝が折れたじゃなくて、猫に引っかかれたでもOK.
これがフランクファーター流だろう。
フランクファーター流と言うなら
「リッチーのせいで木から落ちたなどと言ったら猫に遊ばれた顛末をぶちまけるからな!」
だろ。
>>773 >フランクファーターはグレアムに怪我して出廷できない状態に陥ることは期待していたかもしれないが、
>そこにリッチーが出くわすことは避けたいとは思っていたはず。
落ちるかもしれないグレアムとリッチーを同じ場所にいさせたくなかった、としたら
なぜフランクファーターはミス・ネルソンに「やばいんだ、待っててくれ!」と言ったのか疑問。
その後の会話からミス・ネルソンは今回の裁判の件の仲間のはず。
「リッチーが来た! 君も来てくれ!」ぐらい言いそうなものだ。
一緒に来てもらったほうが何かと良いからね。
自分はグレへの対応、ミス・ネルソンはリッチーへの対応、とかね。
ミス・ネルソンにリッチーの名を言わなかったというのは
リッチーが来てるのをフランクファーターはまだ見ていなかったからでは無いだろうか?
つまりグレアムがやばそうだったことだけの問題では無いかと思う。
私は
>>771氏と同じように読んだよ
「あんな奴は木から落ちりゃ・・」と眺めていたフランクファーターが何かに気付いたように
「やばいんだ、待っててくれ」といきなり駆け出す
何がやばいんだろうと読者に思わせて、聞こえてきたのはリッチーのセリフ
>>772氏のように受け取る人もいるんだなぁとびっくりした
人それぞれだから面白いね
「はみだしっ子」は読み返す度に新たな発見があったり
自分の中での解釈が変わったりと他の漫画とは作品の深みが違うんだよな
と感動したのもはや四半世紀以上前の事だな。
最初にこの人の漫画読んだときは山田ミネコと絵が似てると思ったな
番外編が大好きだロングアゴーとかも
今で言うスピンオフだね
ロングアゴーVでパムって脚立から落とされただけなの?
強姦までされたのかな?
子供の時は疑問に思わなかったけど、読み返してみると気になるな。
あの彼は自分の子供が死んじゃったからジャックにも同じ思いを味わわせたかったんでしょ
パムを脚立から落とす→流産という流れだけで十分だと思うけど
強姦までされてたら、ジャックとパムがどうやって立ち直ったかで別のドラマができちまうわ
こどもの時とおとなになってからじゃ評価が変わるものってあるよね。
(蛍の墓の兄妹をひきとったおばさんとか)
今子育てに追いまくられながら、なんかふと思い出した登場人物が。
リフの面倒を見てくれていた伯母、イブのお姉さん。
たまに会いに来る妹の子を育てて、しかも妹が子捨てに走ろうとしたら絶縁宣言。
むかしも別に悪く思ってたわけじゃないんだけど、まったく空気な人物だった。
旦那さんの記憶もないけどもしいたとしたら偉い夫婦でないの、と。
のちのち、イトコはともかく伯母さんには
1回くらいは近況報告でもしたんだろうかアンジー・・・
逆にあの一家は家出後のアンジーを探したりしなかったんだろか
>>782 居たよな旦那。「太っちょでこわいおじさん」
>>782-783 描写こそ無いけど連絡とか捜索とか普通にやってそう。
他の三人と比べて一番マトモな環境だったよナー。
アンジーも伯母さん一家は好きだったと思うよ。
でも母親への思慕はどうしようもなかったんだろう。
騒ぎを嫌がるイブが「リフは余所に預けたからかまわないで」と嘘ついたら
伯母さん達にはどうしようもない。
アンジー自身もグレアム達と知り合った後は伯母さんの家に電話か手紙で
母親の知り合いの家にいるから心配しないで、とか伝えてそうだ。
豚切りの上スレチだけど日曜夕方のアニメ見てる人いるかな?
その中に可愛いけどなんか見覚えあるような、というキャラクターがいたんだが
無料配信で過去放送分を見てマックスに似ているんだと気付いた。
子供時代なんて髪と目の色を変えたらそっくり。
製作者の年代ならリアルタイムで読んでただろうし、無垢なる殺人者のイメージが
マックスだったのかなぁと想像してしまった。
だめだイクラちゃんの顔しか浮かばない…
アニメタイトル伏せられてそんな話されてもわからんがな
「コードギアス 反逆のルルーシュ」に出てくるロロ・ランペルージのことじゃないかな?
>>786 地方によって放映しているアニメも放映時間も違うのに「日曜夕方」といわれてもなぁ。
>>789 デコがせまいではないか。
>>790 あれ全国ネットだから時間は共通
自分も髪型は似てると思ったけど偶然だと思う
CLAMPのキャラ原案は特に似てなかったし
>>あれ全国ネットだから時間は共通
そんなこと少しも決まってないのだが
ゴールデンの番組ならともかく夕方のアニメなんかずらされまくりの差し替えまくりだ
>>792 お前バカか?
公式サイトには全国ネットて書いてあるんだよ
変更だの差し替えだのこそ当該地域住民しか知り得ない情報だろうが
お前の地元の事情なんか誰が知るか
全国ネットだから時間は共通ということは必ずしも決まってないと言っただけなんだが
それがなんでバカになるのだろうか?
正しい事を言ってると思うが
やっと動き始めたかと思ったら
大人気ないな〜
三原センセファンなんでそ?
わかっててやってるんだとは思うけどさ
あ それこそ三原ファンらしいか
つ鏡
すごく…どうでもいいです…
というか
>>786さんが言ってるアニメってのは
ほんとにギアスなのか
それもはっきりしないにギアスの放送形態なんかどうでもいいはずだが
なんだかわからないアニメよりサーニンがいかにかわいいかの方が重要だよ
谷山浩子さんのニューアルバムではみだしっ子のイメージアルバムから二曲もセルフカバー
してくれてて、三原先生の事憶えてくれてたのかと嬉しくなるわ。
グレアムメモを読むときに、老眼鏡が必要になった今日この頃。
カツオ君と同じ年齢だったのに
サザエさんをとうに追い越し
お舟さんの年齢にちかづきつつある今日この頃
・・てお舟さんて何歳だっけ?
原作では48歳、アニメでは52歳(wiki参照)
チラ裏の自慢話しよっかなあ…。わけわからんアニメの話よかいいよねきっと。
息子が日に日にサーニンに似てくる。見た目も中身も。
生き物大好きのシャイな野生児。お気に入りはシマシャツ。
将来の夢は獣医さん、か「水族館の水槽の中に入る人w」あ〜、んもう!
つ「五十歩百歩」
つ「目糞鼻糞を笑う」
つ「同じ穴の狢」
…俺もナー。
何故微妙な方向へと流そうとするのだ
過疎ってたほうがまだマシ
わけわからんアニメの話の方がまだましなのだが
「つれて行って」のサーニンのグレに対する優しさが好き
サーニンは悲惨な幼少期を過ごしてるし、母親もアレだったから成長したら精神の病
を患っておかしくないと思うけど、ちょいシャイぐらいで収まってるね。
その代わりにクークーの存在があったのかな?
lo〜ve
サーニンは苦境から自力で這い上がれる強さを持っているからね。
アンジーを利用するためにサーニンを拿捕したw女に幽閉された時も、希望を捨てなかった。
四人の中で最も精神的にタフだと思う。
>>810 思考のベクトルが、「守ろう」って方向に自然と向いていった、って感じなんじゃないかな。
グレアムは意識して「こいつらを守るんだ」って思い込まないと自分を保てなくて、
それがだんだん自分自身を追い込んでいく感じになって歪んでいったけど、
サーニンはたぶん、最初に母親があんな状態になった頃から、いろんなものに対して
「自分ができる範囲で守りたい、防壁になりたい」って気持ちが強かったんじゃないだろうか。
はみだしっ子その後 という本は
本当にその後の彼らのイラストが載っているのでしょうか?
ご存知の方教えてください。
(大人になった彼らのイラスト?)
作品「はみだしっ子」と「その後の三原作品」だったと思うけど?
815さんが書いてるように「はみだしっ子」とその後の作品のイラスト集です。
その後の作品ではコミックス「夕暮れの旅」の収録作品や
ムーンライティング・シリーズを含んでいます。
そうでしたか・・・。
ちょっと期待したのですがそれならとっくに
話題になってるはずですよね。
ありがとうございました。
話がでたついでにちょっと振ってみるが
「三原先生はビリジュディが終わったあと、はみだしっ子2をスタートする予定だった」
……ってネタについてはどう思うよ?
おれはありえんと思うんだが。
ありえないに1票。
もしかすると「はみだし」た子どもを描くことはあったかも
だけど、GASMではないと思う。
書いたとしても別なキャラクターだろうね
先生が書きたかったものは
何らかの決断に至るまでの過程に付随する
悩み、苦しみ、迷い、悲しみ、淋しさ、切なさだろうから
”連れて行って”のラストシーンから想像されるものは
呪いに囚われたグレアムだけ・・・
>>820 俺は「つれて行って」のラストは、呪いから解放されたグレしか
想像出来んかったけどナー。まあ人それぞれって奴か。どちらかって言うと
解放されなかったのは「イン・ア・ボックス イン・ア・ボトル」の
リロイとか、「夢の中 悪夢の中」の主人公とか(ry
>>821 はみだしのラストは、海岸でアンジーが銃を発射し、グレアムの生死不明で終わる予定だったらしい。
編集がそれじゃあんまりだと口をはさんで、いまのラストにもっていったとか。
どちらにしろ、同時期に発表された短編群(ロングアゴー除く)のあまりに暗いラストと照らし合わせてみても、
三原さんがグレアムに「解放」を用意するつもりがなかったとしてもうなずける。
個人的に三原さんの作品でいちばん救いと解放感を感じるのは、なぜかX-Day。
あれも人は死ぬは兄貴の家庭は崩壊寸前のままだわ、えらい展開なのだが、
なぜかラストでものすごく救われた気分になって、泣く。
三原さんも「これでは三原スピリッツがたりん」と思ったのかどうか、テレビから皮肉なニュースが流れたり
してるんだけれど、焼け石に水。
刊行当初は冗長な作品、なんて思ったりもしたが、SONSに比べてもめっちゃタイトに絞れてるし、名作だと思う。
821に一票
「つれて行って」は社会からはみだしてしまい人々を信じていない4人(グレアム)が人々(ジャック)を信じられるかという話だと思う
ただ信じてしまったら真実(事件の事)を言わなければならない
しかし言うことは出来ない
だからグレアムは事件の清算をとなり…
だからジャック言えたことでハッピーエンドだと思う
流れを読まずに書き込んでみる… サーニン誕生日おめでとう。今でもシマシャツ着てるだろうか?
>>821 >>823 同じように思った。ああ、やっと自分一人で背負い込むのをやめて、ジャックに
打ち明けることが出来たんだなって・・・
フェル・ブラウンにも「自由になって」と言われ、アルフィーが死んで真相を知る人間も
自分とアンジーとシドニーだけになって、黙ってれば一生知らん振り出来るかもって段階で
わざわざジャックに言ったのは、グレアムがジャックを信頼して委ねたのかな、と思った。
あまり話が出ないけど(以前はいっぱい出てたのかな?)「X-Day」や「Die Energie 5.2・11.8」も
小学生のときには全く意味がわからなかったけど、大人になってから読むといろいろと考えさせられる。
この2つに出てくるダドリー&ルドルフは同じ人だよね?
>>825 「X-Day」及び「Die Energie 5.2・11.8」のダドリー&ルドルフは同じ人
知ってるかもしれないけど追加すると、
「踊りたいのに」も同じダドリー&ルドルフ
(最後に出てきたのがルドルフで、ヒロインがレベッカ)
(そしてレベッカは「レビィ」として名前だけ「X-day」に登場)
「かくれちゃったの だぁれだ」のも同じダドリー
ムーンライティングやSons(のダドリー)は別の世界の話w
何度も言ってるけど
ルドルフとレベッカの話読みたかったー
う〜ん私はアルフィーが死んだからこそ
グレアムはジャックに真実は話さない気がする
グレアムのあの言い方だと射殺したのはマックスじゃなくて
グレアムみたいな感じだったし
そんなに背負いたいなら背負わせて上げてもいいよ
でもマックスの安全は絶対に守る方法でって感じ
>>828 いや、「みたい」じゃなくて、そこは事実を曲げて自分がやったことにして
話したんだと思うよ(それに関してはたぶんアンジーも了解済)
「人を一人殺して、その殺した事実も含めて隠蔽してしまったこと」が
ずっとグレアムとアンジーの重荷になってたわけだから…そんでたぶん、
グレアムはあの時自分が正気で元気だったらその事態は防げたはず、
と思ってるっぽいし。
ひととおり読んだあとで「もうなにも…」を読み返すと結構クる。
「(今は名も知らぬ)自分たちの引き取り先が、自分たちの殺人の事実を
知ってなおかつ受け入れてくれるほど、度量の広い人間だとは思えない」
って前提で議論してるけど、実際相手は「そういう人間」だった、という
グレアムがむしかえすことで
却ってマックスの記憶を呼び覚ます危険性が
あると思うのだけど・・・。
ところで
ビリーの森ジョディの樹で夢の中で聞いた音楽を
カセットに録音してたけど
あれって寝言みたいにジョディがハミングでもしたのが録音されてるのかな?
想像するとちょっと怖いよね
って言うかこの話自体が怖いんだけど
あの物語をそういうふうに分析的に読み込もうとは思ってなかったわw
>あれって寝言みたいにジョディがハミングでもしたのが録音されてるのかな?
だったらビリーのラジカセを修理して使わなくてもよくね?
あの当時ならウォークマンを録音モードにして放置しておけばよくね?
ビリーがジョディかた使い方を教わったそのものラジカセだから、
ビリーとジョディの2人だけ(クレアも見ることはできていたようだが)の
交感世界(異世界)に持ち込めたと解釈していた。
だからあのラジカセとテープはその異世界と現実世界の狭間に立っているような状況なんだと思う。
その一方で、ランスにもそのテープの内容はどうやら聞こえている。
なにより、ランスが元ネタの曲のCDを見つけてジョディに送って、
ジョディが「見つけてくれてありがとう」といっているから、ランスにもジョディと同じ曲が聞こえていたというのは明確。
というか、ビリーとジョディの一夜の後(なんだこの表現w)、
ランスがジョディと一緒に録音テープを聴いていたシーンで、
「聴こえる? ……あなたにも聴こえる?ランス…」
のジョディのせりふが、ジョディの寝言が聴こえるか?ってせりふは寂しくね?
もっとファンタジックに振った読み方のほうがいいでしょ>ビリジョディ
いや、元のCDを見つけてくれたからこそ
録音されてたのはハミングみたいな曖昧なメロディだったのかなと
そしてジョディが持ち込んだラジカセはテープの再生用
それだとダビングが出来ないからランスがダブルデッキを用意してくれたけど
たぶん夢には持ち込めなかったんだね
でも結局ビリーはテープを無くしていて、でも頭を傾けると音楽が流れるよ状態だったから
持ち込んだラジカセで録音が出来た
じゃあ録音されてたのはジョディのハミングではなく、ビリーのハミングだった
って事もありうるのかな?
そっちの方が怖いか
でもビリーの頭から聞こえてきたメロディがハミングとかではなく普通の楽器の
誰かが演奏している市販のメロディそのままで、それがそのまま
録音されてたらあんまりロマンティックじゃない気がする‥‥
ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」に
(グループじゃなくて多対一だけど)
川を挟んで石を投げるシーンがある。
インスパイアされたんだろうかと思いました。
先ごろ終わった「魔王」というドラマがあるんだが、見てた人いるかな?
成瀬という弁護士が殺された弟の復讐をする話なんだが。
この弁護士が、立場は真逆ながら、どことなくグレアムを彷彿とさせるんだ…。
捻じ曲げられた「真実」を明らかにすることに囚われていて、複雑な復讐計画を
張り巡らせてじわじわと相手を追い込んでいく所とか(でも自分では手を下さない)
いつも端正にダークスーツ着こなしてる所とか似てる。職業も弁護士だし。
自分、最終回が終わった後もずっと引きずってるんだが、今日ふと「成瀬って
グレアムなんだ…」と思いついてしまい、誰かに話したくてたまらなくなり
あちこちネット彷徨ってここにたどり着きました。
ちょっと浮くかな〜と思いつつ、カキコ。
ちなみに、自分はグレアムが一番好きです!
無関係な人間まで巻き込んだ卑怯な連続殺人鬼と一緒にして欲しくないな。
小悪党を地下室に閉じ込めて
水を掛け続けて凍死させると脅すシーンのグレアムが好きだ
ハンバーガー先生
835です。
836さんはドラマはきちんとご覧になった上でのご意見でしょうか?
自分は「卑怯な連続殺人鬼」とは思いませんでしたが。
確かに、目には目どころか、目と歯と耳とetcそれ以上の結果は招いていたし
本人も自分が魔王であるという自覚あるいは覚悟はあったと思います。
ただ、ラストで、罪悪感ゆえ(と思っています。最初は復讐の為だったのでしょう
が、最後の最後には自分で自分を許せないと言っていましたよね)自分を殺させる
のが目的…という所とか、ちょっと似ているなと感じたもので。
グレアムも、自分の愛する者(特に自分より弱い者。マックスとか…)を殺されでもしたら、
容赦しない方だと思うし。
でもまあ、自分でも激しくスレ違いかなぁとは思いました。
お邪魔してすみませんでした…。orz
ジャニヲタうぜえ
>>837 あれは「裏切り者」のベースになってるD・フランシスの『度胸』で、
主人公が実際やられてたからなあ…
>冬に監禁されて水ぶっかけられる仕打ち
英国の冬は寒いし、厩舎があるとこは吹きっさらし状態だから、実際
そんな状態で一晩置かれたらシャレにならん。
842 :
837:2008/10/05(日) 13:50:16 ID:???
俺も競馬シリーズ読んでるから
それが念頭にあったよ
競馬と言えば何年か前に競走馬のドーピングの記事を見てエルを思い出したのはわたしです。
競馬関係の話は、D.フランシスのぱ…だからさ。
お馬さんに薬を食べさせる方法が全く同じだったし。
犯人が「馬嫌い」なのも共通しているか。
あの頃のリアル読者に、D.フランシスを読んでいる人が何割いたかは知らないけど。
屋根裏で馬飼えるって凄いよな
ウチ屋根をカラスが歩くだけでうるさいのに
床突き破られたりしねーのかな
資生堂CM(リバイタルなんちゃら)にクロイツェル・ソナタが採用されてるね。
この曲ってBGMになりづらいと思ってたから意外。
映画もそうだけど要は
監督(ディレクター)のセンスと
映像クリエイターの技術次第とオモ
エルはどこを通って屋根裏に行くんだろう。
サーニンと一緒に「ただいま〜」って帰ってきて、
普通にカッポカッポ階段を上がって行くのか?w
足洗ったの?とかパムに聞かれたり。
糞はともかく尿のゆくえが心配だね、アンジー
天井に染みが広がってゆくのか
ベッドに横になる度 鬱になるな
馬の尿は、量がハンパじゃないっすよ。
毎回バケツ一杯ぶんは……
天井に染みどころの騒ぎじゃないと思う
昨日、フランクルの「夜と霧」を読んだ。
「山の上に吹く風は」で、アンジーがシドニーにギィの死体を運んでもらうときに思い出す、強制収容所の囚人の話があった。死と隣り合わせの囚人が、夕陽の美しさに「世界ってなんて素晴らしいんだろう」と嘆息するって言う話。
いや、それだけの事なんですが。
俺もオモタ
マックスが雪とお星さまがごちゃまぜ〜とかはしゃいでたけど
あ り え ま せ ん か ら !
肉眼で見るんじゃない
心の目で見るんだ
きっと雲も透視出来る
>>855 そういう考え方って
まるでロマンチックじゃないわね!
まるでロマンチックじゃないわ!
結局、マックスが軽い池沼、サーニンが発達障害、アンジー・グレアムが障害者
という話だったのかな?
サーニンにはもりもり食べて元気に大きく育って欲しいんだが
騎手って小さい方がいいのかな?
親に放置されたり虐待されたりする子って
発達障害な子が多い。
遺伝確率も高いので親子供そうかも。
私的には
マックス>多動の無い注意欠陥多動性障害(ADD)
サーニン>自閉圏の注意欠陥多動性障害(ADHD)
グレアム>アスペルガー障害
アンジー>定型だが母親が自己愛性人格障害なので対人性過敏症
な感じ
>>859 サーニンは母親が棺に納まらないくらい体が大きい人だったから、
本人も大きくなっちゃうかも。騎手志望には不利じゃないか?
>>859 >>861 スピード勝負の、普通の競馬だったら小柄な方がいいけど、「障害競馬」という、
柵や水郷を越えて走るタイプの競技もあって、こっちは大柄な騎手も多い。
三原さんがベースのひとつにしてるディック・フランシスの競馬シリーズも、
その障害競馬の方がメイン。
作中でよく、騎手に対して他の人が「競馬の騎手って、もっと背が低いと思っていたわ」
「よく言われますよ」みたいな会話がある。
>>862 そうなんだ
エルはその障害競馬の方に転向(?)とか出来るのかな?
サーニンがエルに乗って出れたらいいのにね
競馬馬の競技馬生命の長さってどの位か知らないけど
あんまり長くなさそうで切ないなぁ
エルの子供とか孫辺りには乗れてたらいいな
所でグレアムは音楽 アンジーは料理や絵 サーニンは動物
って趣味とかあるけど
マックスって何かあったっけ?
パフェ食べる事w
マックスは他人におでこ撫でられたり、微笑みかけられるのが趣味。
867 :
愛蔵版名無しさん:2008/11/06(木) 17:00:45 ID:2hdlBmKh
※このスレはアンジーに対するサド教室ではありません
大きくなってから「はみだし」を読み返すと、大人たちのリアルなうすっぺらさが胸を打つ。
雪山のときにサーニンをどなりつけた救護活動所の女の人とかね。
子どもの前だし、ちゃんと大人しなきゃ→でも我慢の限界。あたし切れる→でもやっぱり相手は子どもなんだしちゃんとフォローしなきゃ
なこころの流れの描写がものすごくリアルに感じる。
ああ、世の「大人」たちはこんな風に限界抱えて生きてるよなー、みたいな。聖人でも狂人でもない、という。
それがマックスになると、三原さんの容赦ない筆がとたんに鈍るのは、やはり異様に感じる。
あの作品のなかでマックスだけが、過剰な純粋さのなかに据え置かれている。
マックスが成長するのは孤児院のなかでのシーンくらいのもんで。そのあたり「ぼくがいるとマックスをダメにする」という
グレアムの述懐は正しいのかなーと。共依存なんていう流行りのことばが胸をよぎりますね。
ひねたガキばかりじゃ印隠滅滅になっちゃうからね。
マックスの葛藤は自分が読んだ時は一番身近に感じられたけどな
特にジャックとのすれ違いのあたり
872 :
可愛い奥様:2008/11/14(金) 22:26:44 ID:???
マックスって、甘えっこで周りに面倒見て貰ってばっかりの空気読めない風な描写が目立ってる気がするけど、
他のキャラへの気遣いは地味に出来てるので、「意外と大人だな」って思えるエピソードもあるような・・・
「裏切り者」で弛緩薬入り角砂糖なめて気分悪くなったときも「喜んでるサーニンに気付かせないで」と言ったり、
「カッコーの鳴く森」でサーニンとクークーにジュースとポップコーン届けて余計なことは一切言わずに帰ったり、
「もうなにも・・・」でアンジーに八つ当たりされても何事もなかったように「駅で待ってるね」と言ったり・・・
>>871 自分も同じです。グレアムが刺されたあとの「責められないがゆえの居心地の悪さ」というか、アンジーが言うところの
「罰を望んでの自白」あたり、見てて辛かった。
すみません・・・↑の名前が・・・自分の身分を無駄に主張してしまいました。
次回からチェックを怠らないよう気をつけます。
普段悪ぶってる子がいいことをするとすごくいい奴に見えるのの
反対のタイプなんだよなマックスは
それで損してるカワイソス
今思い出したんだけど
はみだしっ子等身大ポスターの
ロゴ
HAMIDASSIKOになってたよね
みんなが望むから(望んでいると感じたから)甘えん坊で頼ってばかりの自分でいよう。
マックスはそう思ったのかも。考えすぎ?
マックスはむしろ甘えん坊とは真逆に振る舞おうとしていると思うが?
クレーマー家に来てからは特にね
でも我慢できなくて泣いちゃったり衝突しちゃったりするのがマックスでしょう
集団の中では順位付けがあるものだし、あの四人の場合は年齢順だったんだけど
アンジーがグレアムに対し思うところがあったように、マックスにとっては抑圧する
形で作用していた風には感じられたね。
>>877 そうか…疲れてたのね。
夕暮れの旅を読みつつ寝るわ…
何度読んでも、理解する前に眠っちゃうんだよね。
マックスも他のキャラもある程度は自分のキャラというかイメージを守らなきゃって意識してるところが
あったような気が・・・皆が思ってる(期待している)自分像を守ろうとしてるというか。
グレアムは自分を異端者と思いつつも模範的で優等生であろうとしてたし(最期に破綻したけど)、
アンジーは深刻になり過ぎないようにおちゃらけ軟派キャラで通そうとしてるし(失敗して落ち込んだりしてるけど)・・・
マックスだって養子に来てすぐの頃はいろいろ不安や居心地の悪さを感じていたのに、そういうことは表には出さずに
無邪気に楽しそうに振舞ってたし(結局ジャックに全部ぶちまけたけど)。
サーニンだけが、素のキャラと周りが期待するイメージとのギャップがなかったような気がする。シンプルだからかな。
サーニンが最終回で
追いかけてゆくから!ボクの愛!
って言ってるのに当時かなり衝撃を受けた思い出がある
なんて言うんだろう、親からの愛とか仲間内の愛とか疑似家族愛とか
今までのそう言う物とは根本的に違う
今からサーニン自身で築いてゆく愛の段階にサーニンは立ったんだなぁ、と
グレアムもアンジーもサーニンにあっさり追い抜かれちゃってるんだけど
こればっかりは年齢じゃないからなぁ
運命の人に出会うって凄い事だね
サーニンは芯が強くてまっすぐ育ってるよね。
クークーは死んでしまったけど、愛情はまっすぐに育ってる。
運命の人に出会う時期もあるな。幼かったら気付かなかったり。
グレアムの最後はどうしてあんな風に自己破滅的になったのかな?
純粋にヘロイン中毒のせい?今まで優等生だった反動?グレアムの遺伝的なもの?
ヤクとはとっくに縁が切れてただろ。反動もあるかも?遺伝もあるかも?
でも結局はグレがグレであるからだったんだろうとしか(ry
破滅願望と、死を恐怖と思わず美化と逃避がセットになっていたから、
他の3人がグレから自立した辺りから、スイッチが入ったのかも。
厨2病とねじくれた依存心をロジックで武装していても、
ロナルドやマスターには丸見えだったところに、グレの限界を感じた。
グレを子供として扱えて、グレの思考を見透かせる大人がいることが救いになるのかも?と思ってみた。
グレアムをグレって略すのやめてー
オクトパスガーデンの絵しか浮かばなくなるよん
あのグレも好きだけどさ
グレもグレアムも愛してます。
連載終了時には同い年だったのに、今じゃ息子と言ってもおかしくないトシになってしまった。
グレアムみたいな息子がいたら可愛いけど扱いにくいなー。
私もだ
当時アンジー>恋人
って感じだったが今じゃ息子だ。
違った意味で萌えるわ
ごめん
きもくて
どっちかっつーと、四人がそのまま成長していたらオヤジ年齢なんだな、と思う
サーニンはまだ縞シャツだったり、グレアムが黒だったりするかもしれないけど…
アンジーはもうフリルや派手な服を買っていたりしないだろうな
マックスはもうパフェなんか食わないだろうし
>>890 グレアムも黒一辺倒じゃなくなってるだろアンジー同様。
サーニンは…心がヨコシマ(ry
サーニンは外見は実父、性格はジャックみたいになってる希ガス
アンジーの髪型が気になる・・・。
マックスはだたのデコの広いオヤジになっていると思うが。
アンジーはカッパ、ざびえる風。
アンジーは15歳で成人の儀である「元服」を行った。
前髪部分を剃って髪形を変え、衣服も大人用に改めるという儀式である。
親類や知人のなかから選ばれた有力者の男性(ロナルド)が、
烏帽子親として介添え役をつとめ、吉日を選んで儀式が行われた。
>>892 サーニン父とジャックって、髪の色以外はほぼ同じ顔だったような気が・・
アンジーは大人になっても派手シャツ着てると思う。
さすがにフリルとかじゃないかもしれないけど、その柄・・・みたいな、初対面の人を
軽く引かせるような服装。
>>897 日本のブランドだけどカールヘルムみたいなのとか?
(『動物のお医者さん』で二階堂がよく着てたみたいなやつ)
や、もっとサイケっぽいっつーか、ヤの字っぽいの・・・
漫画の中でもアンジーってラメとかスパンコールとか言ってたよね。
光り物が好きなんだろうな。サテンのシャツぐらいなら・・・?やっぱり引かれるかな。
光り物ってどんな鯖シャツだっての!
アンジーはセンスが悪いやつなのか?
絵を描く才能があるから芸術肌かもしれないが言い換えると変人?
センスはあると思うよー。
アンジーの服装は、敢えて奇抜なかっこをすることで自分を韜晦する
というか、相手を煙に巻くというか、そういう意図があるんだと思う。
「浮かれる努力にも限度がある」ってなこと言ってたしね。裁判のとき。
アンジーの派手好きは、昔ママのパーティーに入り込んだ時、
バラの花を渡され、それが似合う者の集まる所だと言って
追い出されたのが発端じゃないかなあ。
確かにそれもあるかもしれないが
それなら今のアンジーはパーティーに似合う服を着ているのか?と言いたくなるw
微妙に何かが違うというか…
>>902 本音を見せたくない、本当は落ち込み易い性質なのでテンションを上げたい
口八丁手八丁なのに意外と繊細なことに気づかれたくない
まー、確かに色々なことを隠したくて韜晦する為にあんな服なのかもなぁ
髪型のせいか、フィギュアスケーターのプルシェンコの若い頃ににてるような気がする ( いや、あんなに鼻はでかくないけど ) 。
プルシェンコも若いときは王子様ルックが似合ってたけど、
今は微妙かも。
アンジーもおっさんになったら似合わないだろうな。
大人になったら、服装で自分を鼓舞しなくても大丈夫になったかな。
いやアンジーはジョニーウィアーだろ
前髪っぷりといいキラキラ具合といい
ジョニ子は髪の後退具合が危険だけど、美しい男子?だよねえ。
しかし、ジャックもロナルドも子どもの頃はかなり可愛かったのに
おとなになったら立派なオッサン(いやそれはそれで健全な成長)になってたから
アンジーもさぞや・・・
でもまあ、母親が女優という背景から考えると
一般からはかけ離れた美形に成長している可能性も捨てがたいが。
(その割には幼年期から派手扱いはされても美形扱いはされてなかったようなw)
ところで、「ロングアゴー」を読み返して久々の疑問がわいたのだけど
少年時代のジャックとロナルドと、パラレルでグレアムとアンジーが出会ってたら
どうなってただろう。既出な話題だったらすみません。
アンジーとロナルドは本心はともかくまずは様子見に走るだろうけど、
グレアムとジャックがシャレにならないほど血みどろの争いになりそうで危険な気が。
グレアムとジャックはパムを巡って三角関係とか?
お互いにいけ好かない奴と牽制しあいそうな気もする。
アンジーとロナルドは喧嘩友達兼飲み友達になるイメージ。
>>909 >グレアムとジャックはパムを巡って三角関係とか?
パムやミセス・グレンマイヤーに出会う前のとんがりまくってるジャックと
これまた媚を売ることに失敗しまくっているグレアムとがもし出会ったら orz
しかもグレアムはマックスの中に幸せなブルー・カラーを見ることができたのに
当時のジャックは愛玩犬を許せないという徹底した狭量さに囚われていたしなあ
(あれはロナルドでなくとも傍で聞いてた人間は気を悪くするぞ・・・)
しかし、自己に対する許容度や勇敢さにかけてはジャックの方が前向きかも
結局、いけすかなさではどっちもどっちかw
>>907 私もこないだテレビでジョニーウィアー見たとき、同じこと思った。
「美形なのに微妙な髪型・・・でもこの人だから似合う、みたいな・・・誰かを思い出すなぁ」と
思ったら、アンジーだった。髪の色とか全然違うのに、やはりキラキラ具合だろうか。
HAPPY BIRTHDAY GRAHAM!!
グレアム、おめでとう!!
>>884 やっぱりギィの死を闇から闇に葬ったからだと思うよ。そこが始まり。
もともと「あれは人の心を持たない子」「人殺し」と言われた傷をかかえてたところに
ほんとうに一人の人間の死に深く関与してしまったんだもん。
頼みの綱のフェルブラウンは裁きという名の「救い」は与えてくれなかったし。
マーキーに打ち明けた心模様を消化できないまま、とうとう最終章までいっちゃった気がする。
(でも、このグレアムの苦悩は三原先生の作者の良心の現れだと思ってる。
もしもはみだしっ子という作品が、ギィの死をすっかり過去のものとして話をすすめてたら、
きっといつか「偉そうな口きいてるけど人殺しのくせに」って行き詰まりがきたと思うから。)
通りすがりの誰かさんのような一脇役の死なんて、
むしろ読者のほうが「そんなことあったね」くらいにしか思ってないかもしれない。
あれはあれとして、でもそれより4人組の成長をずっと描いていってくれたら、
番外編で楽しませてくれたら、どんなにしあわせだったろう…って思うけど。
三原先生はしなかった…
忘却は
大人の狡さでなく人間の業らしいけど
それが許せなかったのかなぁ
>>914 そういえば思い出したよ・・・
夢のことのように思うのだ、ほんとうに一人の男が死んだとは
みたいなセリフがあったけど、自分は何かの比喩として読んでたんだ
ぼくたちは死体を踏みつけにしても生きていける、も
まーたグレったら形而上的なことばっか考えてーとか・・・
あれってまんまギィのことだよねぇ
何読んでたんだ自分
ギィの死が非日常の空間では無く、ごく普通の日常的な空間での出来事ならば
目撃者がいて、「グレアムの身を守った結果で、マックスにはギィへの殺意は無かった」と
グレアムが最終章で裁判ゴッコをした時の台詞通りに大人側から強調されて、
それを免罪符にしながら、生きていく事も可能だったかもなーと思う。
フェルの周りにいる人達も、フェルを守るためにギィの死の真相を暴こうとはしないだろう。
ギィの死はグレアムに重かったけれども、それが無くても敬愛するおばちゃまの死を
越えられない限り、いずれ精神的に壊れたような気がしてしまう。
自分のせいで、おばちゃまを間接的に自殺に追い込んだ罪悪感を払拭出来ない限りは。
結果として、雪山の件に無縁だったサーニンが
もっとも健全に成長したね
もしサーニンがあの場にいたら
「先にマックスの首絞めたのはこの人なんだよ!
マックスは殺されかけたんだ!」っつって
死体の隠蔽にも断固反対したのかも
↑ マックスじゃなくてグレアムでした
え?首絞められて殺されかけたのはマックスで正しいでしょ?
>>921 マックスが首を絞められたのは夢の中で父親に。
ギィに首を絞められたのはグレアム。
そうだったスマソ
924 :
922:2008/12/28(日) 19:22:11 ID:???
なーに、いいってことよ
ほしゅあげ
グレアムは将来弁護士になっていたんでしょうか?
アンジーは医者に サーニンは騎手に
マックスは、体育会系の教師というところかな?
最近再び、はみだしっこを読みふけっています。
続篇が出る事がない事はすごく哀しいでです。
>>914 そうだね
ほんと雪山の件は、その後のはみだしっ子の流れを決めたね
海底に遺棄されたギィの死体の秘密を共有していたのは4人
(グレとアンジーとシドニーとアルフィ)だよね?
「連中をこき使いたい企み」とやらも未消化だったね
>>926 妄想爆発なんで恐縮だけどW
グレアムは物書きにでもなりそう。時々ピアノを弾く
で、マックスは市長の一人娘に惚れられて婿入り、やがて市会議員めざす・・・とかW
>>927 >「連中をこき使いたい企み」とやらも未消化だったね
本筋と関係ないから省略したのかと思ってた
当初のプロットはきっと別にあったんだろうね
シドニー&アルフィ関係
シドニーは幽霊だから
本体を取り戻すor一族に復讐
のための目論見かななんて思ってた。
雪山があっての続編だったけど
あの雪山の話、本当に描きたかったのかな
ってときどき思うよ。
>>930 戦場から戻ってきたマスターの話のように、
「相手への積極的な殺意が無いのに、人を殺してしまった人の話」を
三原さんが描きたかったテーマだろうなと思っていた。
それがシドニーの幽霊から現実社会への復活劇という形ではなく、
雪山での遭難話からグレアムが立ち直るまでの話に
スライドされたような気がする。
前者は未成年の子には難問過ぎるだろうwと思う。
ごめん、三原順さんって自殺なさったんだよね?
真相御存知のかたいませんか?
自殺はデマだったと思う
はみだしっ子は打ち切りになったってのも
デマなんだよね?
はみだしっ子が本当ははみだしてないっていうのもデマですよね?
自殺がデマっていうのがデマなんだよね?
普通、関係者や親族は自殺は隠すだろうしな。
「噂の真相」で先生の亡くなったの知った時、自殺だろうなと思ったな。
ふつうに病死なら、これだけの作品を残したんだもん
もっと追悼特集とかあっても不思議じゃないのに、とは思った。
でもそんなに知られた漫画家じゃないでしょ
613 :愛蔵版名無しさん [↓] :2008/04/07(月) 18:38:35 ID:???
文庫版「はみだしっ子」1巻 巻末の川原泉の解説より。
「以前から持病があったらしく、周囲の人も気づかないうちに、かなり悪くなっていたご様子でした。
なのに人の心配ばかりして、忍耐強いにも程があると、 残された私ら、泣きながら怒ったですよ」
>938
BS夜話で取り上げるレベルでは、ある
死因が自殺というのは、作品の作風から当事噂になっていた。
しかし、関係者は否定しているし、根拠も全くない。
少なくとも、それを暗示し肯定するコメントを発した人はいない。
赤の他人は、それを受け入れるしかないと思う。
自殺という「話を作りたい」という読者の心理は分るが、それを肯定する
事実はない。
急性心不全という死因が自殺・変死の際によく使われるものだったから
根拠になってたね。
三原順さんが書きかけの作品を残したまま自殺するとは思えない。
書き終えて身辺整理や大切な人たちへの挨拶をした後ならまだ分かるが。
それこそ「夕暮れの旅」みたいに。
ま、個人的意見だけどね。
作風がだんだん内にこもってきてた気がしてたので
(病的といったらヒナンごうごうだろうけど)
「自殺」もありか、と思ってしまった自分がいる
三原順さんは、世界の色んな事が
「見えすぎる」「感じすぎる」人間だったと思う
自分は「自殺」否定はしない 与えられた権利と思っている
生まれてくることは選択できないが死ぬことは選べる、と
楽しい話題で今年を締めくくりたいとふと思った。
白熱している最中、空気を読まずに全然違う話題を投下してしまうけれども。
擬人化ならぬ擬動物化したキャラの中で誰が好き?
あるいは誰の擬動物化を見たかった?かと問われたら、
パムのを見てみたかったな。
擬動物化したキャラで最も爆笑したのはジャックのだったけどw
マックスの擬動物化はクマさんでいいの?
グレアムペンギンにつきる
昔フェルト人形作ったよ
アンジーカッパもいっしょに
今もミニチュア家具といっしょに
飾っている
楽しい話題もう一発
スーパースペシャルウルトラマックスデラックスパフェ
が、もう食べたくて食べたくて!!!!!!!
4人のお料理教室(?だっけ?)も好きだったなぁ♪
>>948 グレの作った朝食(ペンギンJr.達に食われてしまった奴)が
地味に美味そうだったナー。
(焼きたて蜂蜜パンに絞りたてオレンジジュースに淹れたてコーヒー)
うむ。グレアム朝食は大人になってから
あの通りにチャレンジしようかと思った。
あの話は笑った
「食いたい奴は食え!!」
紅白で三原綱木さんを久しぶりに見て、
順さんが「つなきー!」と叫んでいる姿を想像してしまいました。
あけおめ!
久々に「はみだしっ子」
読みたくなった、ありがとう
雑誌連載中は羽織袴やら獅子舞やらの4人組が見られたっけ。
自分はもうジャックよりはるかに年上になってしまった。
私なんか、年も仕事もカールの親父そのもの
カールて誰だっけ?
「窓のとおく」で父親に反発して遊び歩いてる不良の振りして、ちゃんと学校に行ってた青年。
ダニーの兄。
不謹慎ネタなんでリンクは遠慮しておきますが。
某元政治家の自殺で遺書が「10階と11階のあいだの踊り場で見つかった」と聞いて
とっさに「PM2:30 21F」のおっさんの姿が頭をよぎり
新年早々むなしいような悲しいような気分になってしまいました。
「出してよ!」「ボクをここから出して!」なんて叫ぶ少年を内に飼ってそーな
幼児性というか演技性のつよいお方でしたな……南無。
しかしあのおっさんにしろ、カールの親父にしろ、三原さんのうだった親父を描くこなれっぷりってのは超絶でしたね。
四人組に人気が集中してて、ファンのあいだではほとんど語られることもないのが気の毒ですが。
>>926 亀レスだが
自分はピアノ弾きになるだろうなと思った
クラブでピアノを弾くグレアムを見て、サーニンが嬉しそうに
「安心したよ グレアムにも…」
みたいに伝えるシーンがあったから(台詞うろ覚え
グレアムはサーニンの言葉を意味不明のものとして流そうとしていたけど
最後にサーニンに(他人に)助けを求められるようになったから
自分のしたいことに気づくのでは?
森の別荘で一人暮らし、豪華客船で一人旅…
…フーちゃんていったいどういう人だったんだろ?
もしや、作中でも「若手の売れっ子漫画家」設定だったのか!?
>>961 自分もピアノ弾きと思ったけど、それはそれで悩みの種になりそう…。
パパが有名ピアニストだったから周りが放っておかないだろうし
グレアム自身もピアノへの愛とパパの影との葛藤に苦しみそう。
小さな店で静かに弾いていきたいのに
利害関係に巻き込まれて
無理矢理デビューさせられるかもしれない。
でも、そんな葛藤を抱えながら弾く音色だから深くていいんだろうな。
滅茶苦茶聴きたい。
グレアムがピアニストになるのは自分も希望だけど
やはりメジャーデビューするような環境ではいろいろと悩みそう。
普段はアレンジャーか何かの仕事をして、
気が向いた時にトリスタンやダナ(独立後)のお店で
おもちゃ箱をひっくり返したような笑顔でピアノに向かうグレが見たい。
きっと騎手サーニンの初勝パーティもそこでやるんだよ。4人集まって。
その頃にはアンジーもロナルドの後輩(医師見習いくらい)にはなってるかな?
マックスもリボンの似合う可愛い彼女と大恋愛→早めの結婚しそう。
俺も弁護士かと思っていた
サーニンが「僕が牧場にいるのと同じ気分だろう」と言ったあの顔。
あの顔は裁判中に法律や秩序や正当性なんたらかんたら(?)に
のめり込んだ時の表情ではなく、ピアノを弾いていた日の顔だったのか?
そうか…、今まで勘違いしてた!!!
>>965 サーニンが、客の前で演奏するグレアムを見たのは、
リッチーを罠にかける時が初めてだった事を考えると
やっぱり裁判所ではないと思う。
>>961 グレアムがピアニストになってたかも・・・というのは、考えなかった。
サーニンが「僕が牧場にいるのと同じ気分だろう」と言ってたのも
裁判に勝つ為の策略というか、人の心理を上手いトコ操っていて、それが
自分の思い通りになったのが、嬉しかったのかな・・・と
ダナへの電話のシーンでもすごく嬉しそうだし。
それで、弁護士でなければ、心理学者とか、敏腕演出家とか?
>>966 サーニンは「帰ってきた時の顔」
「僕が牧場にいるのと同じ気分なんだろうと思うのに、昨日のあの顔…」と言うが
その帰ってきた昨日の顔がいつの顔なのか…を、よく理解していなかった
俺は裁判から帰ってきた日の顔だと解釈していた
やはりそれはリッチーをハメた日の顔ですかね?
そういや、グレアムはもっとピアノを弾きたいとか拍手が欲しいと言っていたな
>>967 グレアムは弁護士に向いているのかと思いながら読んでいた
フランクファーターにはなりたくない(ならない)だろうが
規律とか規則みたいなものに拘るグレアムが
実際本人は気づかない内に適してしまった(第3者から見れば)
職業なのかと思い込んでいた…
グレアムは弁護士になれるかもしれないけど、
弁護をしているうちに、ぐるぐる考えすぎて鬱になるかも。
あと、絶対に悪い奴が依頼人だった場合は、そいつのこと弁護できないと思うから、やっぱり、ピアニストが向いていると思う。
個人的にはクラシックを弾いてほしいけど、ジャズとかの方が向いてる気もする。
グレアムはフランクファーターになれてしまう自分を嫌悪しているんじゃないの?
職業的には適していたとしても、裁判で人を嵌めるのは
サーニンの言う「牧場にいる時と同じ気分」とは大違いだと思う。
なれてしまうことを恐れているのかもしれないが
弁護士全員がフランクファーターのような人種ではない
裁判でグレアムがグレアムの理想とする弁護を目指せるなら大違いではないと思う
グレアムの言う相応の秩序を持った社会への憧れの類
ピアニスト説を否定しているわけではありませんよ
ピアニストの方がしっくりくる
>>968 自分は「帰ってきた時の顔」と
「僕が牧場にいるのと同じ気分なんだろうと思うのに、昨日のあの顔…」
は別の時間と思って読んでて、
「帰ってきた時の顔」は直前のトリスタン、
「昨日のあの顔」は罠の時の演奏だと思って読んでたよ。
サーニンが牧場や競馬場で
他の三人の知らない一面や人間関係を持っていた事とを考えると、
トリスタンでの(冷たい)グレアムの態度、
ダナやミスター・セラーズをはじめとした
計画に参加してくれる仲間は
サーニンの「牧場」と一致するんじゃないかと思う。
弁護士になる「能力」はあるが「資質」はなさそう
グレにリッチーの弁護しろといっても無理でしょ
自分には難解なところがあったんだけれど最終回みる限り、グレアムは精神を病んでいて
廃人同様だったんじゃないのかな?
ついでにサーニンについても極度の動物好きからみるに精神疾患だったのを三原先生が暗示
してるんだと思うな。
サーニンは最後クークーの為に話せる様になろうとしてるとか
君が笑える場所を探していろんな所を見に行っているとか
言ってるから、騎手もいいけどアニマルセラピーとかを病気の子供達とかに
広める仕事とかもいいかも
もしアンジーが無事に医者になれたら連携も取れるしね
グレアムはあまりにも、まだまだ子供(理想主義)だったので
フランクファーターみたいな大人は本当に嫌いだったんだよね。
あまりにも汚い現実を見せ付けられた(マックス相手でも容赦なかった)から。
アメリカでの格差社会の理不尽さを何となく体感で感じていたのはグレアムだったと思う。
ピアニストだろうが弁護士だろうが、ある意味観客から拍手を得られる感触は
彼にとっては同じものだったのかな・・・
アメリカ?
はみだしっ子には黒人の登場人物がいなかったよね。
チビクロサンボが叩かれてた時代だったのかな?描く事自体がややこしい時代
だったのかも。その割には「バカだチョンだと」って表現があったし、単純に
絵的に美しくないと思ってたのかもね。
はみだしっ子の舞台はイギリスを下敷きにした架空世界だから、
アフリカ系の人が居ると読者が違和感を持つと考えたのでは?
(実際はアフリカ系の人結構居るらしいけど)
あれがアメリカベースの舞台設定なら普通に登場してたろ多分。
980 :
愛蔵版名無しさん:2009/01/08(木) 18:06:11 ID:wDyFDYgP
希望としては、グレアムの先行きはピアニスト。
最終回その後は想像するしかないんだけど、
オクトパスガーデンのまとめ方をみると、あの後徐々に社会復帰かと。
で全く別人だけど、Xdayのダドリー達のリクエストに応じて弾いていた
バーのピアニストと、グレアムがだぶるんだな。
雪山でのヘロインから薬物依存から立ち直れなくなったんだろうけど、アンフェタミンを覚えたのは
「トリスタン」だったかもしれないしグレアムがピアノを続けるのは賢明ではないよね。
思えば最終回のあの場面が「トリスタン」だったのも意味深いね。
>>978 そのチョンは別に朝鮮人て意味じゃないよw
>>979 でも三原順の漫画って明確にアメリカが舞台でも黒人がいないような気が・・・
>>981 グレアムは入手しただけで飲んでない。
アンフェンタミンはフェルの望むように死んだとき、
「そういう死に方をしても不思議はない」
人物と思われる為に入手した。
グレアムには音楽に関わっていて欲しい
でももし法律に関わるなら
弁護士より検察官になって欲しい
拷問教室な感じで取り調べられたら取り敢えず自供する
アンフェタミンは偽装工作の為に持っていたようになっていたけど、覚醒剤中毒だった
ということならグレアムが生ける屍みたいになった説明が付きやすいと思うんだな。
いや、あれは雪山事件で飲んだ覚せい剤のフラッシュバックじゃ
987 :
愛蔵版名無しさん:2009/01/09(金) 20:11:06 ID:oaJLv91f
中期くらいの番外編が良かったな。本編とはつながっていないヤツ。
線路の夜。音楽教室。お料理教室とか。
雪山の後ずっと入院してて
その後は周りに何も無い森の中のフーちゃん家に居たのに、
ギイからもらったクスリが原因で薬物中毒とかありえない
グレアムが風邪薬でさえ飲みたくないと睡眠薬を断ったり、
「自分が何を言ったかさえ分からなくなる程酒を飲むのも嫌だ」等
と言っているのを考えると
薬物で自分自身の面倒を見られないような状況は一番避けたいんじゃないかな。
それに、薬に逃げられるような性格ならあそこまで思い詰めて悩まなかったと思う。
最後のあの状況は私にとって、それまでの流れだけで納得のいくものだったよ。
それまでのグレアムはフェルに「償って死ぬ事」を生きる為の最終目標にしてきた。(死への暗い情熱)
でも、フェルが許すことによって本来死ぬ筈だった自分は生きている。
「償い」が失われた状態で残ったのは「死」のみだった。
でも、みんなに自殺を止められて、「死」すらも取り上げられてしう。
結局、生きているけど、目標や情熱、を持てないグレアムが残った。
あの状態は一種の燃え尽きに近いような気もする…。
ソロソロ1000。
次スレはどうする?
>>988 シャーリーにもらった薬雪山で飲んでたような
テンプレは変更ある?
無いなら立てるけど。
>>992 特に変更点は不要だと思います。
お手数ですが、よろしくお願いしますだ。
>>988 明記はされてないけど、あの体験で薬嫌いになったのではないか?
アンフェタミンを入手したのは、その鬱な過去を利用して(遭難の後入院してた時のカルテ調べれば分かるから)
フェルの望み通りの方法で死ぬ際(実際はそうさせてもらえなかったが)、警察に死因を調べられても
「ジャン○ーになってて事故で死んでも不自然ではない人物」になるために用意したんじゃないかな。
自分の本当の死因をアンジー以外に(アンジーは悟るだろうと予想してメモを残してた)悟られないために。
994 :
993:2009/01/10(土) 20:31:07 ID:???
ありがとー!!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。