1 :
愛蔵版名無しさん:
いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りましょう。
過去ログは
>>2にて。
これはなんと雅な…。
青海派を舞ってしまいそうだ。
「乙」柄の装束かよ!w
乙乙乙乙乙乙
犬きの衣装、笑ったw
今宵も光る君は来てくださらなかった…。
素朴な疑問。
紫の父ちゃんは行方不明になっていた娘がみつかって
しかも源氏の妻になっていたと喜んでいたけど
源氏は自分が誘拐したことまでちゃんと打ち明けたの?
なんだか都合のいいことしか話してないような雰囲気だったんだけど
誘拐ではないんじゃないの?
原作ではその辺をすっ飛ばしてる>誘拐
>>12 あれを誘拐といわずしてなんという?
未成年を親に内緒で勝手に連れ出して
使用人には身分利用して口止めだぞ
今の時代に置き換えて見ると誘拐だけどな…
つかただの物語だし
>>10 お庭の薔薇でも食べておきますか。
ビタミンCありそうだし。
>>15 あの時代でも十分誘拐だよ。
身内じゃない人間が人様の十歳の娘勝手に連れ出したんだから
もっとも源氏の身分と桐壺院の寵愛で
事が露見しても咎められることはなかっただろうけどさ
でも、おばあさんが死んであとは使用人だけしかいないのに
とっとと迎えに来ない親ってのもなんだかな〜
継母にいびられて実父もかばってくれない状況だと性格歪みそう。
でも、まあ保護者は祖母だったのだし、その祖母から託されたとでもいって大納言家の女房たちも口裏をあわせてしまえばどうしようもないんじゃない?
>>18 そりゃあ色々と都合ってのがあるでしょう。
今の世の中だってさ、例えば離婚した妻が子供つれて
その妻が死んだから次の日に即引越し・転校なんてできるわけないじゃん
ちゃんと父親が引き取るって話がついていたので
それで十分でしょ。何が不満なの?
つーか、何でそんなに攻撃的なの?
平安時代の事なんか知らんがな
平安時代も現在と同じような体位だったの?
>>23 69はない。
ポンパドール式の愛撫はしらない
前スレで存在を知って欲しかった別冊宝島がようやく買えた
中々よかったよ
>>23 エロ情報は男達で集まってコソコソ情報交換するんだよな
そういうのなんてったっけ
雨夜の品定め
入試に源氏が出ると良いなぁ…
オイラは夕霧の大学?のとこがテストで出て一人やたら成績がよかったことがある
夕霧カコイイ
夕霧カコイイけど、セクロスしまくりな点は父親似か?
妊娠しやすい体質なのかも
二宮には子供生まれてないけど
雲居の雁がせまってそう。
伯父(舅)のプレッシャーも厳しそうだし。
そうだね、当時の二大たらし男同士の娘と息子だから。
性欲あり過ぎてセクロスしまくって、子供作りまくったんだな。
感動のあまり、涙でタンクトップを濡らしました。
源氏や匂宮のセックスはエロそう
夕霧や薫のセックスは淡白そう
源氏のは物凄くエロそうだな……。
回数は少なそう。
薫のセックスって正常位しかやらないような気がする
源氏はねちっこそうだもんな。
「ほら、もうこんなに○○じゃないか…」
とか言ってそうだwww
匂宮は、とにかくがんばってやりまくる感じがする。
源氏は卑猥な言葉責めをして、さんざんやりまくった後に
雅な歌をしたためて、行為を曖昧にしそうだ。
現代だったら、NO.1ホストで女に貢がせ放題。
昔の人も子孫を残すためだけにヤる訳ではないんだなw
柏木もエロイ
柏木のシーンの構図は最高ですね。
女三ノ宮の足が色っぽい
足と言わずむ胸もw
胸わしずかみですかw
柏木が上からおさえつけて見下ろしてるシーンがイイ
平安時代には普通に物の怪がいたんだね…
もののけに見られてやるえっち
もえもえ…かな?
ho
源氏は
女三宮の懐妊しても「?」って思わなかったんだね
自分にも心当たりがあったんスね
一応「あれ?」とは思ったらしい(原文ね)
あの時代の保健体育はどうなってんだよw
>>56 こどもができた=神仏がお許しくださった証
紫の上の紫は紫式部の紫ですか?
>>58 その逆。
紫式部の紫が、紫の上から取られた‥らしい
他には姓である藤原の藤が紫色であるから〜とか。でもあの頃は周りの殆どが藤原氏だから紫の上からって方が正しいんじゃないかな?
はいからさんが通る
>>59 でも作中では紫の上は「紫の上」とは呼ばれてはいないんだよね。
後に読者が付けた愛称みたいなもん?
>>61 当時は女性が家族や夫以外に本名を名乗る事は殆ど無かったらしいから、愛称である事は間違い無いんじゃないかな。
おそらく、藤壺に縁の‥って意味で上にも書いたような藤=紫と呼ばれるようになったのでは?
私の憶測ですけどね^^;
原作をちらっと読み返したら、「紫の上」って呼ばれてたよ
若菜上の、女三宮との縁談どーのこーののあたり
紫式部は実際の出仕中には藤原家出身の式部なので「藤式部」と呼ばれていたんじゃなかったかな。
ちょっと気になったんだけど
源氏は準太上天皇になって臣下から皇族に復帰したわけだよね。
そうなると源氏の息子の夕霧も皇族に格上げしたってこと?
>65
とりあえず、薫が源大納言とか言われてた時点で違うような
皇族復帰できたのは源氏だけか
子供達はその恩恵にあずかれないのね
あ、でも夕霧は正真正銘の皇族の血筋だけど
薫は実は柏木の子で皇族にはなれない人間だから
そのあたりは紫式部が配慮したのかな?
>67
そういえば薫は復帰した皇族の源氏と皇族の三宮の子供(表向き)なんだよね。
真の血筋は別として、夕霧よりむしろ薫の方が皇族扱いに近い人間だと思う。
…実は三宮が出家したのが痛かったとか?
出家したいけど髪が無いのをどうすればよいのか…
親王の子息でも親王宣下がなければ臣下になってた訳だから、源氏が皇族に復帰したからと言って芋づる式に子孫が皇族になれる訳じゃ無いでしょ。
源氏のパパが源氏を皇族から臣下にしたのは、もっともらしい理由もあるが、
実は自分の女房藤壺と引き離したかったのかもしれない。
このままだと禁じられた関係になってしまう!とパパは懸念した。
そしてその通りになってしまった………。
パパはそんなこと考えてなさそう。
むしろ、藤壷より源氏マンセーな希ガス。
結局、最後までパパが心底愛したのは桐壷だけだったし。
パパは桐壺、藤壺の2人だけで逝ってくれて良かったさ
Jr.はママに似てるかもーってだけで何人かどわかしたやら
もうソックリさんだらけです><
つまりJr.はマザコンだと
なるほど、平成天皇と皇太子がそっくりに見えるのと同じ状態なんですね。
天皇一派は昔からそっくりさんなのか。
>>75じゃ無いけど、昭和天皇と今上天皇は似てないよね。今上天皇は皇太后似っぽい
家にある歴代天皇の絵や写真が載ってる本があるんだけど、神武と明治天皇はそっくりだった。
神武天皇の絵がいつ頃描かれた物かわからんけど。
>>75 おいこら平成天皇なんて現段階では存在しないぞ。失礼なやっちゃな。
今の天皇は、今上天皇というんだよ。
その呼び方はお亡くなりになって初めて使用されるんだから
今上に崩御後「正田」だの「美智子」だのの追号が付けられたらウケルw
あんたなんにも知らないんだねw
キムチ臭いよ
ちょっと来ない内にこの流れはどうしたんだ?
ここいっつも漫画の話から歴史の話にずれていくね
源氏物語って紫式部の妄想の産物なんだよね?
ふじつぽの宮さんを自分に重ねて妄想してたのかな?
あさきゆめみしの単行本他を買いたいんですが
どこにも在庫が無いorz
まだ絶版にはなってないんですよね?
宝塚再演で再販する感じもなさそうですし
このまま文庫本だけになってしまうのでしょうか
>>84 空蝉に自分を重ねている、という説ならあったよ。
紫に自分を重ねてるって意見が多いんじゃなかった?
自分と同じ受領階級ということで明石に重ねてるという説もあるよね
杉本苑子なんかは「源氏物語」は反道長小説だと言っている。
紫式部の影響で、彼女が使えた娘の彰子中宮まで反道長派になってしまい、
それが道長の逆鱗にふれて紫式部は首になったとか。
現実とは違って王統の血筋がやたら栄えるので
例:源氏と頭中将の子供達の行き先を考えてみる
「やっぱ血筋を落とすのはヤバいよな。」と思った道長が
王統に対してスマンの意を表すために書かせた話説もある。
>>90 道長はそんな殊勝なタマじゃないだろw
怨霊でさえ自分のために利用されても心の中じゃ信じてないから祟られないクチ。
>>89 彰子は賢后だったらしいからね。
ものの分別のつく人間なら、親父の理不尽な行為に愛想つかすのも無理はない。
自分の権力の為だけに正統な跡取り差し置いて、自分の孫を皇太子にするんだから。
これはさすがにやばいよ。私利私欲まるだしで。
そもそも実権はどうあれ天皇が最高って時代に
「この世をば……略……」なんて歌詠むのはDQN過ぎる
いろはにほへと・・・
ってだれがつくったの?
柏木が三宮より劣り腹の二宮との結婚に不満たれてたけど
これってメチャクチャとんでもない思考なのでは?
内親王の二宮は本来は天皇か皇族としか結婚しない人間で
天皇は父か兄弟ってパターンが多く、皇族にも適当な人間がいないので
(内親王は本来は格下とは結婚できないから)通常、独身の風習になってしまったわけでしょ。
だから格下の臣下との結婚なんて、本当にごく稀にしかないことで
二宮からしたら柏木との結婚は格差結婚なんだから。
陣内が紀香と結婚しておいて「ハリウッドのトップ女優じゃないから不満だ」っていうようなもの。
ちょっと身の程知らずすぎるぞ
>>94 仏教関係者が音韻研究のために作ったっていうのが定説みたいだけど、
誰が作ったかは不明らしい。
誰が作ったのかわからないけど頭いいひとだったんだろうね
私がみた子供用の紫式部の漫画伝記では
昔の貴族が暇つぶしに作ったという説もあったとあった
>>95 確かにそうだけど、柏木は三宮が欲しかったのに
「三宮は無理だから、二宮で勘弁」って納得いかないもんじゃない?
自分は豆腐が食べたかったのに、納豆で我慢しろやって言われ、
同じ大豆が原料だからいいじゃんと。
そもそも、柏木程度の身分で皇女腹の内親王と結婚したいという考え自体が不遜すぎる。
二宮からしたら、はるかに格下の夫もたされたんだから、本来なら二宮が「身分不相応」って文句いう立場
少なくても、あさきの登場メンバーの女性部門でかなりの上位
柏木なんて男性部門のベスト30にもはいらないんじゃない?
ちなみに女性の身分の順位は
1位藤壺(内親王にして中宮、天皇母)
2位秋好中宮(皇太子の姫にして中宮)
3位明石姫(準太上天皇の姫にして中宮、未来の天皇母)
4位こきでんの大后(太政大臣の姫、皇太后)
6位女一宮(皇后腹内親王)
7位三宮(皇女腹内親王)
8位大宮(内親王、同腹の兄が天皇になったので女御もしくは后腹)
9位女二宮(女御腹内親王)
10位二宮(内親王、更衣腹)
こんなところかな。あさきに登場しない原作キャラは割愛して
男性部門だと
1位桐壺院
2位朱雀院
3位冷泉院
5位今上
1位から5位はどれも最高位なので父>子ということで
冷泉院は母親の身分は朱雀院より上だけど、朱雀院の養子なので
父>子ということで3位にしてみました。
4位一宮(皇后腹の東宮)
5位故東宮(桐壺院の同腹なので、母の身分も高いと思われる)
6位源氏(準太上天皇だから)
7位二宮(地味だけど身分的には匂宮より上のはず)
8位匂宮
9位式部卿宮(皇統からはすべったけど仮にも后腹の親王)
10位蛍兵部卿宮
次点八宮(身分だけだけど)
こんなところかな
>>95 言ってることは最もなんだが
落葉宮は更衣腹だから軽んじて見られたんでしょ?
そんな記述があったはず。
頭中将が、どのみち内親王を嫁に持ってくることが出来たんだから
源氏とまでは行かなくても、ヤリ手だったのは間違いない。
解説なんかを読むと、内親王は本来ただ人の嫁にはならない身分だから
降嫁となると、よっぽど・・・・との事らしいからね。
にしても、この話は皇女を嫁に貰うやつが多すぎw
所詮創作だから
>>102 そもそも更衣腹だろうと内親王ってだけで柏木よりはるか格上なんだよ。
少なくても柏木ごときが軽んじることはできない相手。
それに更衣ってのは天皇の公妾だから、それなりの身分でないとなれない。
少納言クラスの娘がなるものだから、馬鹿にできたものじゃないよ。
それ以下の身分の娘では更衣にもなれずに、○○局って称号もらって表向きは女房どまりだから。
父・朱雀院が女三の宮にかかりっきりでアテにできないし、
実際の世話をしているのが叔父の受領(大和守だっけ?)だから、
軽〜くみちゃったんだろうな、柏木は。
106 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/11(水) 19:46:20 ID:qqrb/+WH
内親王を貰っておきながら…柏木は失礼だな。
いくら三の宮が良かったからって扱いはきちんとしないと。
でも、当時は女系制が色濃く残ってた時代だったからね。
天皇も含め、夫婦の生活は妻の家が面倒見るもんだったし、
正妻の身分によって夫の出世も違ってた。
父親がだれか、ということと同じかそれ以上に、母親が誰かということが結婚相手を選ぶ場合、男にとっては重要だったのかも。
108 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/12(木) 07:58:35 ID:7W4brZD8
落葉宮も宇治十帖では幸せになってそうで良かった^^
でも、夕霧が一夜おきで通ってるっていう状況は微妙。
律義なんだけど、なんだかねぇ…。
雲井雁と落葉宮って結局どちらが正妻になるの??
普通に考えるなら宮なんだろうけど、どっかの爺さんが大臣家の権勢は宮様でも押さえられるもんじゃない的な事言ってたけど‥
雲井雁が正妻だと思う
わたし柏木好きなんだけど・・・
わたし花チル里がすき
>>109 この時代って、正妻は一人と決まっていた訳ではないから、二人とも正妻に
なるのでは。
>>113 正妻は一人じゃないの?
后と言う意味の中宮は一人しかなれないし。
それを、道長がワガママで強引に定子がいるのに皇后にして、彰子を中宮にした。
一人の天皇に2人后がいるという前代未聞の状態になった。
なんだか既視感…前スレだったかな?
>>114 中宮、皇后などと、「正妻扱いの妻」を一緒に語るな、アホ。
落葉宮と雲居の雁じゃ、正妻(格上の妻)は宮になるでしょ?
雲居の雁がそんなこと言ってなかったっけ?
大臣家の勢いうんぬんって、うぬぼれ杉
では、雲居母と頭中将は離婚したって表現あったよね?
頭中将の正妻は元々、柏木&梅壷の女御母である四の君でいいんだよね?
雲居母も「北の方」って表現されてたような気がするんだが・・・
118 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/13(金) 08:53:26 ID:EbUBQy/3
ところで皆は女性の登場人物の中で誰が好き?
私は藤壺中宮、朧月夜、明石の君かな。
大体の人は好きなんだけど、特に好きなのはこの三人。
自分は六条御息所、空蝉、葵の上だな。
花散里、玉鬘、紫
藤壺と大君と葵の上が好きだった
122 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/13(金) 22:39:50 ID:1G1unzhR
藤壷、葵の上、秋好中宮、冷泉帝の弘徽殿女御 、朝顔の姫君、落葉の宮、中の君
死にゆく源氏の回想で、私が愛したすべての素晴らしい女性たちの所で、
六条の御息所がゾクリするほど妖しくて美しくてウットリした。
『心に魔を棲まわせ
なお高貴で美しかった
年上の恋人』
123 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/13(金) 23:08:50 ID:EbUBQy/3
>>122 確かにあのシーンの六条御息所は美しかった。
女性の中の女性って感じで…情熱を秘めつつも、高貴さを失わない御息所は素敵な女性だと思う。
でもあれは好き嫌い分かれる容姿だな
私は夕顔 空蝉 紫の上 朝顔の姫君
葵の上、藤壺、明石姫、雲居の雁、大君、秋好中宮、無駄に可愛い末積花の女房
>>117 落葉宮の方が血筋的には上だけど、再婚で子無しな上に後見が弱いから、
雲居の雁の勢いに負けてしまいそう。
128 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/14(土) 10:28:13 ID:3CSrTZrr
>>122 あの六条が実際にいたらどんな顔なんだろ?
他の人はなんとなく芸能人とかで想像できなくもないんだけど、六条だけは
現実にいたら超美形の(でも男だと分かる)おかまちゃんのような気がしてならないw
>>127 六の君が今後皇后にでもなり、東宮の母にでもなれば華やかな身の上になれるんだろうにね。(状況からいくと東宮の母にまではなれそうもないが)
そういえば東宮の女御の母が雲居の雁と書いてある本と藤典侍と書いてある本があるがどっちだろう。
こちらは誰かの養女なっているわけじゃないから、もし藤典侍の娘ならそのまま入内したことになるよね。
父の権勢がすごいから問題にもならなかったてことかな。それともやはり雲居の雁の娘なのかな?
>128
あの人のプライドにかけて他の妻と一緒に六条には住まないと思う
>>127 だから夕霧が六の君を養女にしたのかもしれない。夕霧の娘の中で一番優秀な彼女だけど唯一の難点が母親の身分血筋だから、二宮に子供やれて六の君は欠点補うという一石二鳥ってことで。
雲居の雁は子沢山が唯一の武器だけど(父親が死んだら後見が弱いという点では雲居のほうが二宮よりはるかに危ないんだよね。二宮は少なくても兄貴が天皇やってる間は今上の妹ということである程度は大丈夫)
ここのスレみると宇治編では子供は優秀じゃないみたいなので心配になってきた。玉鬘にまで喧嘩売るようなことまでして母違いとはいえ姉弟まで敵にまわすようなことしてるし。
あの右大臣一族でさえ、ちょっと落ちぶれたらあっと言う間に受領クラスにまでなってしまうくらいだから
道長一族も正妻輪子の息子たちは出世したけど晩年は後三条天皇にたちうちできなくなってあっと言う間に藤原摂関家は政権失ったし
反対に第二夫人の明子の息子は後三条天皇に味方したせいか孫がめでたく天皇即位になってるから、宇治編が長く続いていたら雲居より藤典待の子孫のほうがはなやかになってたかも
133 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/14(土) 12:15:34 ID:4hLYuM5G
>>124 それを言っちゃったら全員好き嫌い別れるでしょ。
好みなんて人それぞれなんだし。
まあ、特に別れる容姿なのは分かるけど。
こう言っちゃ何だけど…ちょっと男っぽい顔立ちだし。
さすがに全員は言いすぎじゃない?
六条の場合は確かに別れそうだけど
六条は源氏との別れで見せた涙のシーンが一番綺麗だったな。
個人的には。
なぜか全体的に真っ白になっていたけど。
朧月夜も源氏との別れで見せたアップが一番良かったと思う。
今はもう冬というあのシーン
でも、その後より戻してくれて、あの名場面がおじゃんになってしらけた。
末摘花は後姿は一番綺麗
六条を初めて見たときの印象はいかつい女だったな
137 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/14(土) 19:52:59 ID:jEpLUQi1
「中流の娘にこそ逸物がいる」というのは、紫式部自身の考えだったのかな
源氏にしろ、紫上にしろ、明石にしろ、玉鬘にしろ
「傍流の出生だが天性の容姿・実力・運と後援者の大きな力(これ重要)を糧に、
正統派に勝って栄華をつかむ」ことを大きなテーマとして描いているよね。
それをふまえると、宇治編が続いていたら、立后・立太子戦争に勝ったのは、
左遷された皇族の姫君である中の君(バックに薫)
妾腹だが二の宮のもとで后になるべく修行した六の君(バックに夕霧、
ただし当時としては既に死にそうな齢のジジイ)
どっちだったんだろう・・・
紫式部的には、花を持たせてきたパターンにあてはまるんだよね
どちらも。
138 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/14(土) 20:31:59 ID:fMAv5q9D
小学生の時の自分からすればめっさ怖い人だった=六条
スチュワーデス物語?の義手の女・片平なぎさと被っていました
>>137 それを思うと残念なのが女三の宮の母の源氏の宮。
更衣腹の皇女として生まれ臣籍降下し、朱雀帝の女御になったが、後見が弱く他の女御達との宮中での交らいも苦しいという生活を送り立后することなく亡くなった。
内親王が入内した場合は臣籍降下じゃないんじゃ?
朱雀帝の中宮って誰だったけ?
桐壷帝→藤壷中宮
冷泉帝→秋好中宮
今上帝→明石中宮
朱雀帝は在位中中宮を定めず、今上の生母が死後皇后の位を与えられたみたい。
女三の宮の母を中宮にと考えていたらしいけど、朧月夜の寵愛の陰に隠れてしまったり、実家の勢力も弱かったりで(そのせいか、内親王になれず源氏の姓を賜わった皇女だった)
結局なれずじまいだったみたい。
アリガトン
朱雀帝て優柔不断なイメージあるな
朧月夜は右大臣の六の君なんだよね
夕霧の六の君といい、紫式部は六の君には美人てイメージ持ってたんだろうか
それ思う。
6と3がよく出てくるよね。
145 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/16(月) 10:28:24 ID:zpPDJPuj
>>137 匂う宮が即位する時代は兄の退位(死亡?)後になるわけで
夕霧は、あの後太政大臣になる予定とはいえ、その時までは生きていまい
夕霧の嫡流系は際立ったのがいないから、その時に貴族のトップは薫であると思われる
よって中の君が中宮、子供は東宮になるのではないだろうか。
あれ?でも薫って表面上は源氏であり夕霧の一族だから、
表面上は縁遠い中の君を表だって支援したらむしろ怪しい感じがするかも
146 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/16(月) 13:04:51 ID:N4mJm+s9
うん、薫が中の君の姉妹である大君や浮舟を愛してたからと言って、
それは表には出ないよね。
夕霧は死んでたとしても、姉とされてる明石中宮は生きてる可能性が高いし、
兄の有力な后も夕霧の娘だったとなると、結局夕霧の六の君の方がバックは強いよね。
藤壺はバックは弱かったけど、この上ない血筋と寵愛と男児をあげて立派な中宮になった。
ただし中君は高貴とは言え、いまいちマイナーな父親、寵愛は…う〜ん匂宮は基本的に女好きだし、
男子を産んでたけど、どうかな?ただ宮家の出である中君は女御待遇だね。
>>145 でも大君が死んだときの周りの反応だとわりと知れてたんじゃないの?>薫と大君
>>147 いずれ過去の話し扱いになるだろうし、薫には一応高貴な正妻がいるしねえ。むむ。
すみません、薫の高貴な正妻って誰ですか?
あさきゆめみしに出てました?
六の君は順当に立后
中の君は子供が立太子→国母
ってことで双方ハッピーエンド
とかに落ち着かせそう
ところで、宇治編になると夕霧以後の源氏はぱっとしたのがいないし、
薫は表向き源家だけど実は藤原家の血統。
「最終的に、政権は藤原のものになる(戻る)」
ということで式部はまとめたんだろうか。
六の君は正妻の二宮の養女になったことで
妾腹→嫡女となったわけだから
わき腹ってことで苦労した紫みたいな目には会わずにすむんだ。
明石姫と同じ境遇だから堂々と立后できそう。
ただし女三宮の母と同じく若死になったりする可能性も大きいけど
(あの時代は三十路前に死亡って凄く多いから)
中君は今は六君に押されてるけど、他の妻に男の子が生まれなければ
立后も夢じゃない。
>>128 あさきの六条にはモデルがいたはず
バイオリンだかチェロ奏者だっけ?
>>131 髭黒家も息子達のデキが悪い上に
判断力が弱った玉鬘のおかげでかなりショボくなってますがwww
>>149 今上の女二宮(母は更衣で匂宮とは異母妹)が薫の正妻。
朱雀帝が女三宮を源氏にふったように、後ろ盾のない女二宮を薫にやった。
女二宮は、ルックス的におっとりして幼い感じに描かれている。
あくまでも、皇女と臣籍に下った貴族という感じの夫婦
原作だと薫と匂宮が惚れてる女一宮の異母妹の妻だから
筆跡見たさに「姉妹だから手紙の交換しろよ」と強制してみたり
女一宮が着ていたシースルー上着を着せて楽しむ変態エピソードの餌食になる人
原作だと薫と匂宮が惚れてる女一宮の>>
ちょっと待ってください。
薫はともかく匂宮って?
女一宮とは父も母も同じの実の姉弟なのに?
>>153 そうだよ。姉弟なんだけど、ねーちゃんダイスキなんだよ。
飽きた女を女一宮つきの女房にしちゃったりするんだけど
普通の感覚だと十分ヒドいよね?でも、匂宮の場合は
「姉上の周りに、ハンパな女なんて置けない」と本気で思っての上の行動。
浮舟でさえも「こんなカワイイ娘を姉上に仕えさせてみてぇぇ」
と思ってみたりもするわけで・・・
匂宮は紫の上を理想の女性と思い、大好きなおばあちゃまと慕ってたし
今上の女一の宮は、幼少の頃を紫の上が養育している。
明石中宮の娘だから美人だろうし紫の上に育てられたから教養もおありだろうし
匂宮にとっては自慢のあねうえなんだろうね。
薫は今上の女一宮ハァハァエピソードがあさきでは描かれてないんだよね
イメージダウンだから描かないんだ
第二部では
皇族では、今上帝の女一宮と冷泉帝の女一宮が見たかった
>>156 今上帝の女一宮・冷泉帝の女一宮・夕霧の六の君
この3人が美女の誉れが高かったんだよね?
そういえば、今上帝の女一宮って頭中将系の血が入ってないね。
源氏の孫娘ってのは共通なんだけどさw
特に冷泉帝の女一宮には藤壷の血も入ってるからメチャ美人そうだ(;´Д`)ハァハァ
でも六の君の顔ってなんか手抜きに見えた
>>158 母親のこきでん女御も入内前に頭中将が美少女と言ってたから、寵愛も厚いし美女に育ったんだろう。
両親が美男美女だから美女そうだ。
しかし、あさきには出なかったが、母女御は玉鬢の娘をいじめているぞ。
中年になってから、まじめだった夫が若い女に狂うと、意地悪にもなるよ。
秋好中宮はどうだったのかな?
母親の苦しみを目の当たりにしてるだけに、10も年下の夫に対して多くは望まなかったんだろうか?
>>145-146 六の君や中の君が立后するには匂宮が即位することが大前提だけど
東宮も二の宮も同腹で年も近いのに即位できるのかな?
どっちにも子供が出来ない可能性は低そうだし…
薫は子供できなさそうだから政権のトップに立ったとしても
夕霧の子供は大臣クラスにはなれそう。
ぱっとしないとは言うけどあの優柔不断な薫が政治家としては
ちゃんとしてるなんてあんまり思えないなあ。
もしも匂宮が帝、薫が太政大臣になったら朝廷はやばそうだ。
149です。
152さん、ありがと〜。
そういえば、そんな絵があったような。
浮船に似てたような。
>>159 登場シーンも少ないし、美人顔のバリエーションが尽きたんだろうね。
前髪の多さは苦肉の策かも。
>>161 頭中娘×源氏息子のカップルの行き先って・・・(ry
>>168 あった。血は争えないな・・・って思った。
個人的に秋好中宮好きだったんだけどね
>>169 うん、私も秋好中宮は好きだったんで、悲しかったよ〜。
母親の嫉妬心を思い出した。
まあ、
>>161の言うとおり、不快感をちょびっとでも感じるなという方が無理だろうけど。
兵部卿の宮の娘だった紫の上の異母姉妹の女御も冷泉帝の後宮にいたはずだけど、その頃はどうしてたんだろね。
話に出ないって事は、側にいたとしても影は薄いってことか。
ところで玉鬘の娘ってことは夕顔の孫なわけで、その子が六条御息所と頭中将の正妻の娘の嫉妬心を買う…因縁深いなあと思ったよ。
しかし髭黒の娘なのに美女だっただろうから、母親似だったんだろうなあ。
髭黒は3人娘いたけど3人とも母親似なのは幸運だった
髭黒はワイルド系イケメンだと思てた
哀しいぜ・・
玉鬢といえば、求愛者の一人だった蛍兵部卿の宮は
源氏の何番目の弟で、母はどういう身分の人だったのか不明?
玉鬢の眉毛を見ると仲間由紀恵を思い出してしまう
玉かヅラは映像化したら仲間でケテーイ
>176>177
私もーーー
あさきの玉鬘の眉毛美人ぶりは
九州育ちのエキゾチックなイメージが集約されてると思うので
沖縄出身の仲間は良いと思うんだよね。
次点で吹石一恵w
元々のモデルは萬田久子って聞いたんだけど、ソースがないw
宇治十帖編だったら、仲間は中の君でおながいします
>>175 源氏以外はみな女御腹だったようだけど。まあ、臣下に降ったのは源氏だけだったから他は皆女御腹じゃないかな。
桐壺の更衣を寵愛し彼女が死んだ後うじうじしてた割には大勢の女性に子どもを産ませているんだよね。
ただ、ここに出てくる帝たちはみんなちゃんと入内してきた女御更衣とだけ子どもを作っているようだよね。(ここでは臣下に降ったのは更衣腹の皇子皇女だけなので、それより身分の低い女性とは子どもを作ってはいないと思われ…)
「なんて素敵にジャパネスク」の先々帝に比べると皆まじめだな〜。
仲間由紀恵か。
玉鬢役だったら「お父様」を「おどうたば」
中の君役なら「宮さま」を「びやたば」
と発声しそうだなw
>>180 パタリロに出てきたどこかの大使の娘、エリザベスがそんな
喋り方してたよ。
>>171 さらに追加すると
玉鬘に苦しめられた(玉鬘に責任はないけど)髭黒先妻さんの妹の夫でもあるんだよね冷泉院は
姉妹そろって玉鬘母子に苦しめられたという因縁もあるわけだ
平安時代って一夫多妻が普通の感覚なんだけど
それでも女性は割り切って考えられなかったんだよね
あさきで、弘き殿の大后のイジメとか朝顔の姫の母とか髭黒の北の方の気狂いとか
ニート生活羨ましい
185 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/21(土) 20:37:29 ID:bRigB4Ml
>>180 仲間由紀恵ってそんなに発音濁ってたっけ?
声が個性的ではあるけど。
源氏物語って女共が嫉妬する時に一気に話展開する気が
昔の人は漫画読むように面白く読んでたんだろか
昔の人も昼メロ好きだろうね
浮気程度はしょうがないけど源氏みたいなのは嫌だな
↑
と思って右から左へ受け流したのが朧月夜姉さん
>>189 朧月夜は妻じゃなくて恋人を楽しんでたからかな?
というか、自分に自信があったんだろね。
私が一番美人!みたいな。
朧月夜は自分も浮気してただろ
>189
そうか、右から来たものをただただ左へ流したのだな
朧月夜は潔い女に描かれていたけど源氏の誘いののってホイホイより戻したことで単なる淫乱だってことが隠せなくなってしまった。
あのエピみて朧月夜=自由奔放だけど芯のしっかりした女性っていう洗脳が解けました。どうせなら朱雀院にばれて、「出家して冷静になった今なら、あの女の本性がわかる」くらいに言わせて欲しかったな
朱雀院は基本優柔不断だからなあ。強い母親に長年押さえつけられてたし。
で、譲位時にそれについて行く決心をしたのが朧月夜。悪い意味でなく、男の愛があってこその彼女なんでしょう。
女三宮事件があってから朧月夜の流されやすさを疎ましく思ってた源氏は勝手やねー
優柔不断っていうか、現代と違って、あの時代は親を敬うのが当然なので、朱雀院が母親に逆らえないってのもしょうがない部分あるから一概に優柔不断とは言えないよ。
それに源氏を流罪にしたのだって、源氏自身にそれだけの非があったのでしょうがない。こきでんも何も無理やり根拠のない冤罪をでっちあげたわけじゃないし。
あのまま源氏を罰しなかったら、むしろ弟に好き勝手されて、それを押さえられない情け無い兄貴ってことになる。
>>194 本当やねー。
若い頃から朧さんの性質なんか充分承知してたろうに
それでも強引に再会したのは誰だっつーの。
>>195 罪って言うのはやぱーり元々東宮の女御に内定してた朧月夜に手を出し、
かと言って源氏が妻として通う気のないために仕方なく尚侍として上がってて里帰りしたのを性懲りもせずに通ってたこと?
玉鬘に手を出した髭黒との違いは、玉鬘は帝の手がついてなかったし、尚侍として出仕前だったからなのかな。
>>195 源氏は流罪にはなってないよ。流罪になる前に謹慎して須磨に行ったんだから。
除名処分にはなったようだけど、朧月夜とのことは公式な罪に当たるかどうかは
意見の分かれるところみたい。
法的な罪にはならなくても兄である天皇をないがしろにしている行為には違いないな
そこまで馬鹿にされて黙ってたら天皇としての沽券にもかかわる
あの件は源氏の素行の悪さゆえの自業自得って感じ
それなのに朱雀院を呪う桐壺院はおかしい
無条件に源氏をかばうだけで朱雀院を非難する左大臣も
ちょっと婿マンセーがすぎる。
世間一般人は「まさか兄帝の寵妃を」と驚いていたし
あれが普通の反応なんだろうね
>>187 「更級日記」に、ほぼリアルタイムで読んだ著者の少女時代の回想が書かれてるけど、
それ読むと、今の女の子が人気漫画に対して抱くのと同じような印象を受けるね。
潔い女という意味なら朝顔の齋院が1番では。
源氏の誘いを最後まで断って清い友情のまま。
朧月夜はどうして源氏の妻になれなかったんだろ?
源氏にとっては妻にするほどの女性じゃなかったってことなの!
原作での朧月夜の扱いを知りたい。
結婚は断る。でもセックスは続ける。
ぶっちゃけ完全に遊び専用の女だね。
ただ朧月夜もその遊びを楽しんでいるから
でも親兄弟からみたら頭にくるでしょうね
いくら遊びの付き合いを朧月夜本人がOKしたといっても
身内からみたら娘キズモノにしておいて
責任もとらず別れもしないって
右大臣やこきでんが源氏を目の敵にするのも当然
>>203 朧月夜を妻にする=右大臣家一派になる=弘徽殿の下に立つ
だから、
源氏が、葵の死後右大臣家からの打診を断った。
須磨以降は朱雀院側なので、若菜までほぼ無視されてる
朧月夜と付き合っておいて結婚はしない=娘弄ばれ激怒した右大臣一派を自ら敵にまわす
って小学生でもできる政治的判断できないなんて、政治家として完全にダメダメだな。
しかも葵の死後とは言え、
娘をキズモノにされた右大臣家から話を出したのに
断っているからね・・・
この頃の源氏は政治判断云々よりも
「私を咎める人は誰もいない」と増長していたんじゃなかろうか。
桐壷帝にしろ息子にはとかく甘いし。
下半身に人格なし
桐壺院に「子供には買ってでも苦労させる」っていう考えがあればなあ
↑源氏は夕霧に対してそう考えてたね。
ということは自分の傲慢さにも
さすがにヤバイという自覚はあったのかな。
源氏って夕霧に対してはあんまり優しくないよね
自分のこと棚に上げて女関係の事までネチネチ言うし
>>210 他人を見てそう思っただけではという気もする
>>210 須磨くんだりまでいって謹慎する羽目になったから、さすがに少しは反省したんでしょうね。
>>211 自分の若い頃の不品行による不名誉を真面目な息子が塗り替えてくれることを期待してたみたいだから
自分のことは棚にあげて、息子には真っ当な人生期待してたんでしょうね。
自分は大して学歴ないのに、子供には「いい大学はいる為に勉強しなさい」って強制する教育ママと同じ
しかし須磨にいったらいったで明石の上と出会い、ソッコーくどき落とすA^_^;)
しかも六条の粘着質性格に懲り懲りたはずなのに
明石の雰囲気が六条に似てると惹かれたり…
>>214 粘着抜きにしたら六条良い女じゃん
だから明石の君はうってつけ♪
明石って紫式部の願望そのものの人物像だったのかな
身分は同程度だし、娘を産んでるのも共通してる
ただ違うのは、惚れられた男が美男・高貴な身分、娘は東宮妃・やがて国母。
紫式部は明石みたいになりたいと思って明石というキャラクターを作ったりして
そんなの憶測でしかない
どしたの
六条の顔怖すぎ
岩下志麻みたい
岩下志摩さん好き♪
数少ない、凛と迫力ある美人型
若い頃の映像は意外と凄く可愛らしい顔です。清純派。
〇 岩下志麻
× 岩下志摩
222 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/25(水) 09:22:20 ID:/beI8j8O
私も岩下志麻さん綺麗だと思う。
キリッとしてて憧れるv
好きな女優さんの一人。
223 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/25(水) 22:56:05 ID:kzZ2+v9j
女じゃ落ち葉の宮が一番好き
男じゃ柏木が一番好き
変わってるな
225 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/26(木) 09:34:43 ID:6HULh7uQ
地味目だね…落葉の宮は俺も好きだけど。
あたしは女だと中の君、男は夕霧かな。
これも地味かな?
226 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/26(木) 09:40:34 ID:6HULh7uQ
↑一人称が何故か俺になってるとこが…。
※17歳♀です;
あと、どうでもいいことで連投してスマソ。
227 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/27(金) 01:26:06 ID:FDtK7jNQ
現実じゃ藤原氏総領である柏木が一番出世できる人間なんだよな
228 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/27(金) 11:53:51 ID:PYkop1kH
だから何故女二ノ宮の母があんなに柏木との結婚をいやがっていたのかわからない。
皇女とはいえ後見に乏しい身の上なんだから、藤原氏トップの長男との縁組は晴れやかな身の上になれるチャンスなのに。
女嬬の母を持つ皇女で藤原良房の妻になった源潔姫のように将来の国母の母になり、天皇の外祖母になることだって可能だったのにね。
>>228 甘いな。あの時点では柏木は『将来出世する可能性がある男』に過ぎない。
少なくても皇女の夫の資格者ってのは本来は天皇か皇族に限られていることを考えたら
二宮はとんでもない貧乏くじひかされただけの格差結婚なんだよ。
後見が乏しいといっても、生活に困るわけじゃないし、天皇の『外』祖母なんて、元々皇女の二宮からしたら大した肩書きでもなんでもない。
皇女>>>>>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>>>>>外祖母だからね
>>229 桓武天皇皇女の源潔姫以後、有力臣下に降嫁した皇女がいるよ。
ただ、本人と生母の身分が高く、後見がしっかりしている内親王は
生涯独身でも珍しくないから、「降嫁した内親王=後見者の力が弱い皇女」として
思われるのが嫌だったのかもよ?>女二宮母
考えてみたら、頭中将や葵上の母・大宮も宮様。
桐壷帝と左大臣家との交流を考慮すると同母兄妹でも不思議ではないから、
大宮も内親王、あるいは同等の立場になるか…。
大宮と左大臣は分かりやすい政略結婚という感じがしてきた。
>>230 だから、潔姫は臣下に嫁いだ皇女第一号で、その後も皇女は皇族に嫁ぐか生涯独身が普通で
臣下に嫁ぐってことは本当に例外的なことなんだよ。
天皇の権力がほぼ無くなって、経済的にも貧乏だった江戸時代においてさえ
実権握ってて大金持ちの将軍家に嫁ぐのは嫌だって和宮が泣いて嫌がったこと考えたら
天皇がまだまだ権威を保ってて金にも困ってなかったこの時代で、たかが臣下ごときに嫁ぐなんて
(それも大臣ですらない人間に)屈辱といってもいいくらい。二宮の母が嫌がるのも当然といえば当然
源氏や夕霧、それに薫は臣下といっても
源氏=準太上天皇に格上げ、自動的に臣下の列をはなれた
夕霧=源氏の息子なので血筋的には皇族に近い
薫=(実父はともかく)源氏の息子で母も皇族、表向きは両親とも皇族
なので、皇女の婿としてよかったわけだ。元々3人とも皇族だった人間だから
その点、柏木は正真正銘臣下の血筋。格下と不満に思われるのはしょうがない
>>232 藤原師輔の妻一覧もそうだけど、臣下に降嫁した内親王は探せばまだいるかも。
史料に記されなかったために略歴追跡不能で、かつ没年不詳の皇女もいれば、
早世した皇女もいるから、皇女達の没年齢データを無視して、
基本的に皇女は生涯独身が普通だと決めつけるのはやや乱暴かと。
時代によって皇女の生涯が変わることは、その時の権力者のご都合次第で
政略結婚のコマになったり、尼にされたり、女院として天皇家の財産を守ったりと
それらが証明していると思うのですが…。
それと、和宮は一皇女としては例外中の例外な人生を送った人だから、
比較対象にすらならないかと。
女二宮母が降嫁を嫌がったのは
>>230の見下されたくない心理からかな?と思うけど、
実際、降嫁は母方一族などの後見が弱い皇女に押し付けられた生き方の一つではある罠。
江戸期に近衛家には何人も皇女が降嫁してるけど
これはやはり近衛家が五摂家筆頭で臣下第一ありしかも
後陽成天皇の血統だから天皇家の親戚と位置づけられていたんだろうか
基本的に皇女は生涯独身が普通だと決めつけるのはやや乱暴かと>>
これは事実ですよ。
作中でも二宮母が「内親王は通常は独身」って言ってるとおり
身分ゆえになかなかつり合う男がいなかったからね
だから独身で終わる皇女が大半だった
久しぶりに円地源氏を読んでみたら、
桐壺の巻で大宮を「帝と同じ后腹の皇女」という記述があった。
>>231 さんの推測どおりだね。
そう考えると、一番ヤリ手なのは左大臣or左大臣パパか?
后腹の、しかも帝と同腹の皇女を降嫁させるなんてスゴイ。
>>238 もしかしたら、その母后の実家が左大臣家だったりして
それならコネつかってなんとかなるかも
あさきでは初登場で既に大臣なんだよね>左大臣
頭中将や葵が源氏とそんなに年齢が離れてない事を考えると、20代前半で大臣になってるって事になるのか?
それとも正式な結婚は既にしていたけど、大宮降嫁によって他の女性は日陰に埋もれてしまったのかな?
241 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 10:53:25 ID:/Gofw6zf
でも、母方の血筋はともかく、共通しているのは、降嫁したのは、後見のうすい皇女ばかり。桐壺帝も話の中で外戚はいっさいでてこないから外戚は早くに亡くしたんだろうね。
それで、妹にも帝自身にも後見人になる相手の確保のためだったのかも。そのおかげでかどうか、他の同母妹の女五ノ宮(大宮は三の宮らしい)は本来の皇女としての人生をまっとうできた。
>>240です
日本語がおかしかったので補足。
左大臣と大宮が初婚同士であればかなり若い時期で大臣になったと言うことなのか、左大臣が既に結婚していて、大臣の位についてから(順当に行けば30代後半くらい?)大宮が降嫁されたのか?と言いたかったのデス…
>>241 女五宮は桐壺院や大宮の異母妹ですよ。
桐壺院と同母なのは死んだ東宮(秋好の亡父)と大宮
女五宮は朝顔のお父さんの式部卿宮と同母
だから式部卿宮が扶養してた
>>241 桐壺帝の前に、秋好中宮のパパである東宮がいたからかな?>外戚のいないイメージ
でもさ、前の東宮と六条&秋好中宮って年齢設定とかがおかしんだよね。
六条って16歳で秋好を産んだんだっけ?
とすると、先の東宮は桐壷よりはだいぶ若いとか
>>244-245 東宮は桐壺帝の同腹の弟ですよ。
本来は桐壺帝の跡継ぎだった(この時代は弟が兄の後継いで帝位につくのが普通だったので)
でも早死にしたので朱雀院が立太子したの。
だから東宮が生きていたら東宮が即位して、叔父さんの跡継ぎとして朱雀院が立太子というのが
本来の順序
>>247 ってか、そんなことも知らないで読んでたのか。
呆れかえった。
藤壷は先帝の女四の宮。
この先帝は桐壷とはどういう関係?
原文読んだ事ないけど自分は先帝は桐壺の叔父だと思ってた
>>248 あさきしか読んだことないから。
みんな原文読んでるの?
そしてついでに上の質問の回答もキボン。
>>251 桐壺帝の先帝とは、桐壺帝の従兄または叔父君。
それから、桐壺と単独で書くと、桐壺更衣を指すことが多いから、
ちゃんと帝、院などつけてくれ。
>>251 あさきしか読んだことないからって・・・
あさきの中で、桐壺院が「前の春宮は私の同腹の兄弟」って言ってるよ。
文庫なら最初の方に略系図も載ってるし。
「兄弟」と言っても兄か弟かはかかれてないけど、
「桐壺院の春宮」だったんだから弟と解釈するのが普通。
>>248 別に呆れるほどのことでもないと思うが…
シー!!
目を合わせるんじゃありません!
>>255 このバカに目を合わせるとキチガイがうつる。
>>254 そだね、チュプ脳はスカスカだから読んでも記憶できないしね。
ところで当時って数え年(?)だから実年齢よりは1〜2歳若いんだよね?
文庫の冒頭で源氏が桐壺更衣の事を「少女のように儚げで―」って回想する場面があるんだけど、桐壺更衣が死んだのって実年齢にすると15〜17くらいになるのか?
>>252 d。
言われてみれば、そんな場面あったね…って、隅々までは覚えてないもんだ。
何回も読んでるけど、好きなシーン以外は適当に流しちゃうからなぁ。
消防からあさき読んでて源氏コイーだったが、試験には一度も出なかったのがショックだった。
練習問題とかには出たんだよね。
ここにまでキモ男が・・・
260よ、そいつを相手にしては駄目だ
ウチもあさきしか読んでない
しかも手元になく昔手放したもんだから記憶があやふやかも
消防の頃からあさき画集をずっと大事に持ってて
家を立て替える時、荷物が大変で、かなり迷ってたけど処分してしまった・・・
おお!神よ!!orz
画集はどれも綺麗、とくにお気に入り場面は
朧月夜と入道の宮になった藤壷の宮
あの画集を取り戻したいんだけど、もう絶版になったかな・・?
初めてあさき読んだのは小学生の頃だったから私も訳が分からず読んでた記憶がある
オイラははいからさんが通るに感動して同じ作家さんの漫画、と思って
あさきゆめみしを買った
小学生のオイラにはちんぷんかんぷんだった
昔の小学生は結構小難しい大人っぽい漫画を読んでたと思う
今の小学生は絵もストーリーもライト感覚の漫画しか読まない気がする
>>266 それはババアの感覚。
「昔は〜で、いまの子は〜で」ってかw
>>266 年寄りはよくそういうことを言いたがるよな。
そして、お前ら年寄りがガキのときは、
当時の年寄りに同じことを言われていた罠。
あさきには高校の時に凄く惹きつけられた
その頃から古文が今までよりもずっとラクに読めるようになったな
>>263 それ覚えてる!
確か、10巻の帯と中に案内が挟んでなかったっけ?
私もすごく欲しかったけど、消防にはとても手の出ない&親にも理解されない価格だった。
273 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/04(土) 13:47:13 ID:CJi/eMzA
若い頃〜中年なりかけ?の頃の紫の上はあまり好きじゃない。
晩年の方が苦悩している様子が人間らしくて好き。
美しくて聡明で夫の留守も守り、子供も見事に育て上げるって完璧すぎて…。
源氏は彼女の素晴らしさに惚れ込んで行くけど、私はをあまり可愛く思えなくなった。
274 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/04(土) 13:49:52 ID:CJi/eMzA
↑×私はを
○私は
民間人になったのでもう『宮』ではありません。
一瞬誰の事かとオモタww
彼女も平安の世に生まれていれば美人の誉高かったのだろうか‥w
清子さんは(失礼だけど)決して美人じゃないけど
人相はいいし気品もあると思う
頭中将の娘が美人じゃないけどこっちが恥ずかしくなるくらい気品があるっていわれてたけど
こんな感じだったのかも
>頭中将の娘が美人じゃないけどこっちが恥ずかしくなるくらい気品がある
どの娘?気になる〜。
気になったんだけど、物語に出てくる女人てあだ名があるけど
朱雀帝の女三宮だけは女三宮なんだよね 味気ないと思った
姉宮は落葉の宮と呼ばれてるのに
もし女三宮もにあだ名つけるとしたら…?唐猫の宮とか
>>275 スレチだが、彼女も後世には
〇〇天皇第一皇女紀宮清子内親王(後の黒田清子)と紹介されるのかと考えるとカコイイ
柏木が落葉の宮と比較してか三宮を山桜に例えてた
>>276 関係ないけど、大宮はただ人の左大臣に降嫁しても「宮」がついてるよね。
平安時代は身分はそのまんまだったのかな?
>>280 女二宮の場合、確か「落ち葉のようにつまらない人」ってことで
落ち葉の宮と呼んでたんだっけか。
だとしたら、まだ女三宮の方が…って感じかな。
ただ、もし女三宮にあだ名をつけるとしたら、自分だったら鈴虫の宮とか。
>>280 落葉宮ってのは蔑称ですよ。
漫画の中では便宜上使用しているけど
本当はつかっちゃいけないあだ名
公的には、女三宮は住んでいる六条院にちなんで六条宮
女二宮も同様に一条宮という無難なイメージがある。
猫好むの宮とかは?
ださwww
関係ないけど夕霧はなんで夕霧って呼ばれてるの?
物語中では特別の呼び名はないけれど、
「夕霧」の巻の主人公的立場だからじゃない?
実母の「葵の上」もそうだったし。
源氏が名づけたとかなら良いのに
中の君って匂宮を愛していたのかな?
>>279 意外に思うかもしれないけど、原作での新弘徽殿女御の事
雲居の雁の方が容姿が上ってことになってる。
あさきでは、ふつーに美人だからね。
頭中将も「なかなか美人」とか言ってたし
295 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/06(月) 11:14:05 ID:jX+yMjhR
どうしました
>>286で思い出した。
六条御息所(一発変換できた!すげー)のおうちを源氏がゲットだぜしたってマジですか?
不動産がめるのはあんまりじゃね?
別にいいんじゃね。実質内縁の妻状態だったし>六条
実際、六条の娘の秋好年増も源氏の養女になったし、里帰りする御殿も六条院にあった
父:東宮
母:大臣家の六条御息所
義父:六条院(親族)
>>298 馬鹿か、ダメに決まってるだろ。
妻の財産は夫のものにはならないんだよ。
妻の権利を代わりに夫が行使することはできるが。
受け継ぐのは子どもであって夫じゃない。
だから、源氏はいろんな意味で六条御息所に恨まれて当然。
秋好中宮にも手を出そうとしてたしね。
がめた‥って、元六条御息所邸(自分も一発変換できたww)の土地自体が源氏の財産になった訳じゃ無いんじゃないの?建て替えた建物は源氏所有としても、土地の相続は秋好中宮でしょ。
自分の叔父は庭付き一戸建ての家を購入したが、土地自体は何十年かしたら国に返さなきゃならんらしい。これと似たような事ではないかい?
検討違いならスマソ
>>297-
>>300 前スレ?でも話題になってたけど、源氏は六条御息所の邸跡の周辺を買い足して六条院を作った。
秋好中宮の里内裏になった秋の町=六条の邸跡に当たる場所だから別に不動産をがめてはいない。
六条院は普通の邸4つ分くらいの大豪邸だから御息所の遺産だけにしてはでかすぎるでしょ。
御息所は怨霊にはなっても娘の扱いについては礼を言ってたしね。
口説いたのはいかんが良くしてあげたんでは?
以前読んだ評論集に、
秋の町が里内裏として機能している間は、怨霊が出てこない。
冷泉院が退位すると、秋好中宮は冷泉院と同居。
里内裏として使わなくなった>管理している源氏なし崩しに所有
で、怨霊が出てくる
というわけで、第二部の御息所は大変経済に則した怨霊である、との論があった。
以前読んだ国文学かなんかの論集に
秋の町が里内裏として機能している間は、怨霊が出てこない。
冷泉院が退位すると、秋好中宮は冷泉院と同居。
里内裏として使わなくなった>管理している源氏なし崩しに所有
で、怨霊が出てくる
というわけで、第二部の御息所は大変経済に則した怨霊である、との論があった。
3分経っても反映されないから、書き直したのに……。orz
>304
どんまい!勉強になったよ
>大変経済に則した怨霊である
ワロタ
もし秋好に子がいれば、その子に相続させていけただろうけれど。
>>302 とても納得出来たw
そういえば、冷泉院には内親王3人も生まれたんだよな
冷泉帝の子供たちって源氏の死後に産まれたの?
髭黒が玉鬘を犯した後で
源氏と玉鬘に肉体関係ないことを知って喜んでいたけど
あいつセックスの最中に源氏との関係を尋問してたってこと?
……なんか嫌だな
たんに玉が処女だったからじゃ?
ヤったら出血したってだけだろう。
あと、玉鬘のなれない態度からかな。
関係ないけど、昔のヨーロッパの王侯貴族には初夜のあと、
花嫁がそれまで純血だったことを証明するために血の付いたシーツを公表していたらしい。
髭黒も夜具で確かめたんじゃない?
>昔のヨーロッパの王侯貴族には初夜のあと
処女じゃなかった花嫁は鳩の血?を隠しておいて、
初夜終了後、こっそりばら撒いていたらしい。
スレ違いですまぬ。
>>308 内親王×2親王×1じゃなかったっけ??
>>316 冷泉院には親王は生まれなかったんだよ。
だから「後継の親王もいないから」ととっとと退位した。
玉鬘の大君が生んだのが姫宮と男御子。
退位した後の生まれだから帝位にはつかないだろうけどね。
紫式部にしても代々冷泉帝の家系が続いていくのはやっぱりやばいと思って一代限りにしたんだろうね。
臣下の身で、父帝の中宮に子を産ますだけでもかなりのものだからね。
冷泉帝にはちゃんと、天変地異などの災厄が降りかかることになっている。
そして、親王は生まれず帝位は引き継がれない。
いくら女官達のお楽しみ物語でも、そこだけはヤバかったんだろう。
>>313 中東のイスラム系の国では今でもやってるらしい
>>318 あさきではそのあたりスッポリ飛ばしちゃってるんだよね‥
なんで描かなかったんだろ。
>>310 髯黒と玉蔓の初回って、なんとなく風と木の詩のボナール×ジルベール
を連想する。「初めてだったのか」ってセリフも同じ(後は違うが)。
>>322 冷泉帝の子を産んだのは新弘毅殿女御と玉鬢の大君の二人だけ?
うんそう。あれだけ女がいたのにね。
源氏と同じで子種が少なかったみたい。
>>325 というのか、晩年に2人ってのも珍しくない?
玉鬘って何気に多産系だから、大君も似たんだろうね
冷泉帝は自分が臣下の子だって知っていたから
セーブしてたとか?
晩年になって、もう大丈夫だろ…って感じで作ったのかも。
んなわきゃない
皇子がいないの残念がってた上に、玉鬘娘が皇子を産んだら
「在位中だったら良かったのに」とまで思ってたんだ
作者はそこまで考えてないだろ
でも、玉鬘娘の皇子。父も年だし母方の祖父ももうすでにないし、母の男兄弟は出世の見込みもなさそうだし、八の宮のような人生になってしまいそうですね。
「なんて素敵に〜」のセリフではないけど「いっそのこと姓を賜って臣下に降ったほうがまだ生きる道もあったかも」って言う様な境遇ですよね。でも女御腹だとそれも無理か。
行く末本当にかわいそうな皇子ですね。
ん?玉鬘娘は尚侍じゃなかった?後に女御になったの?
娘は二人いて、尚侍になったのは次女です。
もともと父髭黒は長女を今上に入内させようとしていました。
今上も評判の高い長女の入内を期待していましたが
結局母玉鬘は冷泉院に入内させてしまったため
今上はごきげんナナメになりました。
それで代わりに次女が尚侍として上がったのです。
なるほど、丁寧な説明ありがとう^^
当時は現代よりもセックスに対してもっと自由でおおらかだったよな
兄妹でセックスしたり、皇后でも臣下と密通するのは日常茶飯事だった
いまの天皇が本当に天皇家の万世一系かといえば微妙
玉鬢は結婚前は冷泉帝に憧れてて「私の王子様」的存在だったが
髭黒に無理矢理操を奪われてあきらめた
娘をかつての憧れ王子様に献上した玉鬢の心境って。
>>334 あなたがそう思うのは勝手だけど
いい加減に事実として書き込むのはやめてくれる?
皇后が臣下と密通するのは日常茶飯事って、馬鹿すぎ
少しは歴史勉強してよね
スレ違い
少女漫画板でよく見かける荒らし
ズレた事を書く
↓
自分で批判レスを付ける。わざとらしい女言葉で
↓
住人が釣られる
↓
盛り上がってきた所で「このスレの住人は糞」「これだから女は」等のレスを付ける
懐かし漫画板にも居るかもね・・・
>>334 皇后でも臣下と密通するのは日常茶飯事だった>>
いったい何の資料を元に発言してるのか
夫の天皇の没後かなりたってから愛人作ったという疑いもたれた皇太后なら一人いたけど
その罪で(今上の母でありながら)廃后になってる。
待賢門院も不倫したという噂だけはあったけど相手は上皇だから当てはまらない
もちろん夫存命中に皇后が臣下と不倫どころか、噂すらでたことない
匂宮の浮気癖にはムカムカくる!
浮気癖よりも自己中なとこが嫌だ
源氏より始末が悪いよね。
匂宮がしょぼいのは苦労知らずだからだろうね。
源氏は一応、母無し子だし臣下に落とされるし、挙げ句の果てに左遷されてるからなぁ。
なるほど…。母親も苦労しらずだしね。
紫の上も匂宮を溺愛してたらしいしね
小さい頃は可愛かったな匂宮
しかし「アンタニオウヨー」みたいなアダ名付けられるほど香たくようになるなんて
自分は薫のムッツリな方が嫌だな…。
薫の香をたかなくとも良いかおりがするってどんな何だろう。体臭なんだよね。ワキガしか想像出来んorz
匂宮ってあだ名酷いよね
源氏と頭の君の素晴らしい青波派を薫や匂宮はやらなかったのかな
当時と今では匂うの意味が変わってるので酷いあだ名ではないのでは>匂宮
薫の香りは百歩離れたところまで届き衣服にも残るって原作にはあるけど
どんだけ強いんだよ
薫はかくれんぼ出来ないね;匂いでばれちゃう
薫に限らず当時の人は匂いがキツイよ
お風呂に入らないもんね…トイレはどうしてたっけ?
17世紀のフランスはドレスの下から汚物垂れ流し放題と知った時は衝撃だった
髪なんかテカテカだろうね
>>345 でも源氏は母親がいない代わりに親父が兄の朱雀院を粗略にするほど大事にしたから
臣下に下っても出世は早いし、皇族の身分はなれたのをいいことにアバンチュール自由にできたし
本当に苦労したのは親父が死んで須磨にいったときだけ
>>355 おまるがあった
おまるといってもツボみたいなものだけど
溜まったら捨てに行く
髪洗うにも縁起のいい日選ぶんだっけ
昔の女の人って悪阻の存在をちゃんと知ってたのかな?
>>355 だから、平安貴族の世界では香が発達し、フランス貴族の間では香水が発達した。
自分らの世界に埋没して他の階級を省みなかったために
挙げ句の果て、新興の階級に権力奪われたとこまで似てるな。
>>360 源氏が須磨に下る時の紫の上のセリフに「たとえあなたが漁師になっていようと・・・」なんてのがありましたが、もしかしたらその漁師の方が清潔だったかもしれませんね。
でも、田舎暮らしのときは温泉にでも入って清潔にしていたのかしら。
「ベルサイユ〜」にも「ロザリーと申す汚らしい娘が」という貴族の家の召使のセリフがありましたがご主人様も似たようなものだったのですね。
風呂入んなくても清潔な肌着つければ清潔って考え方だったようです
肌着とかどうやって洗ってたのかな 石鹸がない時代
ちなみに初めて石鹸を使った最初の日本人は織田信長
>>360 お香を作り出す技術があるんなら先に洗剤を作る技術を磨いてほしかったな〜
髪洗う時は米のとぎ汁を使ってたみたいだね
米のとぎ汁って時間経つと臭くなるよね。
洗っても無意味のような…。
洗濯って棒で叩いて洗ってたんじゃなかったっけ?
江戸時代は米ぬかを石けん代わりにしていたって聞いたことある。
米ぬかシャンプーとか、米ぬか洗顔石けんとか今でもあるから、
それなりに有効だったかも。
いま暑いし、この不潔さは想像しただけでオエーて感じだけど
平安時代は現代よりも平均気温が低くて寒かったからあまり汗かかなくてまだよかったのかな
しかし十二単で蒸れるだろw
京都は盆地だから、平安時代とはいえ、夏の暑さはそれなりに厳しいんじゃない?
夏はさすがに薄着だったと聞いたけどな
孝謙天皇(称徳天皇)×弓削道鏡
坊さんとズブズブ
>>373 今上の女一ノ宮が薄着して氷を持って涼ををとってる姿を薫が垣間見て自宅に戻ってから自分の妻にも同じことをやらせるんだよね。
やっぱり薫はムッツリか
昔の人はみんな変態
この場面があさきでは描かれなかったのが残念
雲居の雁が夏場スケスケの着物を着てなかったっけ
それでも袴着用だし髪の毛はあんなだし暑いだろうけど
でも女房とかの方が働いてるしもっと暑そう
すずしのひとえってやつかな>すけすけ
あのスケスケの衣装、胸が垂れてきたらちょっと嫌かも
今で言うなら、チューブワンピにシースルーのカーデを合わせてる感じだよね。
年取るときついなぁ。
末摘花の姫君は間違ってもそんなカッコはいたしませぬ
>>379 あさきでは薫を清純派キャラにしてるよね。
薫と夕霧って被るね
でも、夕霧は出自の低い藤典侍を大切にしているけど薫は浮舟を見下している。
身分の低い女を大切にはしそうにはない。自分の出自に引け目を感じていることへの裏返しなんだろうけど。
夕霧と薫は全然性格違うと思うけどなあ
>夕霧は出自の低い藤典侍を大切にしているけど
そうなの?妻扱いの女が3人しかいない&妙に律儀な性格&子供をたくさん作ってくれたから ではないの?
むしろ、薫は「親王に相応しい相手ではない」からと
平気で中君を息子に愛人として扱うように言い渡した明石中宮と共通性があるかも
391 :
386:2007/08/18(土) 22:06:21 ID:???
外見の事を言ったんだけど
>>389 そんなこといったら薫だって妻扱いは二人だし
一応律儀な性格よ
393 :
386:2007/08/19(日) 03:48:18 ID:???
薫と夕霧はいいけど源氏と匂は無理
源氏と匂宮は品がない
たしか作者も夕霧と薫は人気があったと言ってたな
夕霧はまあ分かるが、薫が人気・・・!?
他にろくな男がいないからまあ分かる
>ろくな男
紅梅の君とか
>>396 更級日記の作者って薫ファンじゃなかった?
あさきの読者に人気あるんでしょ?
平安時代の読者には誰が1番人気だったんだろうね
鎌倉〜室町時代には薫が一番人気だったらしい。
物質的に面倒見がいいから。
兼好法師も一番良い友達は「物くるる友」といってるし、
まあ、それが一番大事な人間性として一番重要視された時代だったんだろうね。
>>401 そりゃ、やっぱり主人公の源氏なんでは?
一応あの時代の理想の男性像として描かれてるらしいし。
404 :
401:2007/08/21(火) 20:58:52 ID:???
なるほどー
時代によって理想像・価値観が変わるのね
朱雀帝も良い人だと思うが頼りなさ過ぎる
匂宮はいつの時代も嫌われてるな あいつが出来つことといえば女を抱くことだけ
ちなみに戦国時代に匂宮がいたら即刻八つ裂きにされてる
股裂きの刑で
頭中将は時代にかかわらず人気がありそう
頭中さんはお茶目でかわいい。
410 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/22(水) 18:06:53 ID:Vg1wFReD
私は薫タイプは無理だなぁ…
>>405 でも最後の最後で恥じも外聞もなく慌てふためいた源氏に比べると
朱雀院のほうがいざという時は腹がくくっていたようにも思える
考えてみれば朱雀ってある意味すごい
父帝は弟を可愛がったあげく、須磨流しの件で祟って失明させるわ
母は悪役だわ
恋人は弟のお下がりだわ、
秋好中宮にひそかに想いを寄せていたのに嫁に貰えないわ、
可愛がった女三の宮を降嫁させても幸せにしてもらえないわ、
ここまでいったら普通グレるよ
源氏に普通に接できた朱雀帝の人間性に乾杯☆
朱雀は源氏にゴニョゴニョだから…
んっ?!…
頭中将のが源氏より遊び人なんだけどね
別に頭なんかどうでもいい
髪型がチン毛だし
>>413 そう、朱雀院は腑抜けた男であると同時に、
自分が女に生まれていたら、兄妹(姉弟?)でも源氏に言い寄ってただろうみたいに言ってたんだっけ?
「あさき」では描写なかったかもしれないけど。
女三の宮の相手を源氏にこだわったのは、源氏に父である自分の代わりに娘の面倒を見てもらうと同時に、
自分は源氏のそばに行くことは叶わないから、娘を自分の代理として源氏のもとへ送った…とか?
うわー書いててちょと気持ち悪くなってきた。そんな事ありませんように。
/(^o^)\
創作ものなんだからそう真剣になるな
朱雀院さんは器がデカイ。
単なる腑抜けとかコキュに堕していないっていうか。不思議なお人。
ガミガミ母ちゃん(こきでんさんは何も間違っちゃいない。性急だが)
の尻に敷かれっぱなしではないし、
源氏が帰ってきた時、宮殿は秩序と品位を保っていたから
おじいちゃんの右大臣一派のやりたい放題にはさせてなかったと思えるし。
実はなにもかも朱雀の自演
・朧月夜を源氏に食わせたあと、間接食いを楽しんだ
・源氏の養女(秋好)を自分のものにして源氏との繋がりを強化したかった
失明したふりして源氏を早く帰京させた
・娘を源氏にあげて間接妄想を楽しんだ
つまり兄ちゃんは弟が大好きなんだな
いいことだ
こうやって考察していくと、改めて紫式部が腐女子だと分かるね。
オエエエエエエエ
だから女キャラが皆不幸な目にあってるのかwww
腐女子かどうかはともかく、式部が現代にいたら
男性向けエロゲーでも作っていたと思われ・・・
ロリ・ツンデレ・幼馴染み・未亡人・人妻・幼妻
バラエティに富んでいる上に、男のニーズをほぼ網羅している。
隠しでホモがあるあたりもばっちりだ!
そういえば、源氏って空蝉の弟を食ってたな
あさきには描かれてなかったけどあの時代にも男色はふつうにあった
>>421 それ正しいよ。朱雀院が一番愛していた相手は源氏だ。
朧月夜への感情は秋好に対する感情と同じで、別にどうと言う思うほどでもなかった。
それが2人ともに源氏が執心してるということなので、後から特別な感情を抱いただけ。
愛する男が愛した女を自分も共有したいという、これは現代の男でもごく自然な感情だわな。
>>427 そういえば朧月夜の事を「弟のように輝いてる」みたいに言ってたっけ
勘繰りすぎじゃ?
おまいら……妄想はそのくらいにしてくれ
妄想じゃなくていろんな角度から検証してみますた
朱雀さんはそのケがあってもおかしくはないという事を立証
>>430 両刀使いが奇異じゃなかった(どっちかつーと標準仕様だぁな)頃の話なんだから、あきらめたまへ。
500年以上経っても、秀吉みたいに「相手は女だけ」は変人扱いされることすらあるんだから。
これが腐女子か
腐女子って太古の昔からいたの?
「更級日記」の作者が近いかも。
紫式部自身が日本初の腐女子と名高いですね
とりかへばやとかいうやつが男女の双子が女装男装してたが、同性愛には発展してなかったけどな
間違えられて迫られて困るだけ、という
きみたちは知っていたか?
平仮名の「ほ」は、分解すると「し」「ま」になることを
お前らキモイぞ
>>438 「とりかえばや物語」って、なんか漫画っぽいよね
漫画の「ざ・ちぇんじ!」を読んでから原作の原作である
とりかへばやも読んでみたけど漫画よりずっとえぐい展開でびっくりした
とりかえばやが書かれた時代にも同性愛は普通じゃなかったから描写されなかったんだと思うね。
あるにはあったかもだが
とりかえばやの妹が男装してた時に友人の男に襲われるくだりがあったけど
向こうは男だと思いつつも迫ったわけだから一応男色なのかなあとは思った
445 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/26(日) 23:30:11 ID:p1719R12
藤壺の方が紫の上より綺麗で魅力的な人物に思える
同じ顔してるやん
447 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/26(日) 23:34:39 ID:y8S883Sy
桐壺=藤壺=紫の上
紫の上って晩年になると眉毛太くなってない?
でも紫と藤壺って同じ顔には見えない
450 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/27(月) 20:23:47 ID:fy7k/VQx
同じ顔には見えないですよ
桐壺は儚げで可憐、藤壺は気品ある綺麗系、紫は華やかな可愛い系
一応描き分けてるのかな
単に作者の絵柄が変わったのかな、と思った
>>452 それは言えてるw
あの三人の中で一番長生きしたのが紫の上かー
桐壺なんて若いうちに退場だから、加齢による差は若干あるだろう
でも美形キャラはいくら年取っても皺とか描かないよね
花散里は、夕霧と女二宮の結婚前ぐらいから
ほうれい線ジワが描かれていたね。
(宇治十帖編ではシワが濃くなっていたような)
一方で明石の御方は、宇治十帖編の時点で還暦前後ぐらいなのに
黒髪シワなしだったっけ。
>>455 そうだよね。いくら回想シーンでの登場とはいっても若すぎだよね。遡れば桐壺更衣の母は娘が入内するときもう立派なおばあちゃんって感じだった。
更衣はまだ20代にもなってなさそうだったのに。
紫の上のお婆さんも40代くらいなのにまんまババアだったよね
紫の上は同じくらい年をとっても若いままだったのに
弘徽殿の大后は若い頃は美人に描かれてるけど
歳をとるにつれシワ増え、デブになっていったよ
たしか作者が年取った源氏を描くときに皺をどうするか迷ったけど、
爺さんになった源氏は見たくないから若いままにしたって言ってなかったっけ?
でもさ非現実的じゃないよ
私の好きなマレーネ・ディートリヒなんかは70歳になっても百万ドルの脚線美保ってたし皺もなかった
現在も、80歳越えのロシア人バレリーナもかなり若い姿を保っているのにもびっくりしたし
>>460 マレーネは美容整形に頼らない、力づくの皺伸ばし術を敢行してたから。
脚線美キープはさすがだが。
>>454 そのかわり馬面になる宿命。
>>461 確かに加齢とともに馬面になったキャラ多数
桐壺が長生きしてたら…w
馬面にされる前にお逝きになった藤壷は超勝ち組
そういえば落葉の宮は晩年は皺ないけどやや小太りに描かれてたよね?
微妙な差だけど
でも紫の上って37歳くらいですでに馬面じゃなかった?
実はね、美人とか美形と言われる人の顔を分析していくと、総じて馬面なんだよ
知ってた?
可愛い系の人は総じて丸顔なんだよ
知ってた?
じゃあ美人系のかわいい人&かわいい系の美人は
卵型の輪郭か?
可愛い系ってのは、表情豊かだけど造形的にはブサイク
美人系ってのは、造形的にはキレイだけど表情が乏しい
どっちも一長一短なんだよな
無論、両方兼ね備えた人も10万人に1人くらいはいる(表情筋の柔らかい美人)
紫の上はこれ
あさきに関してはほとんどそうじゃないの
>美人系ってのは、造形的にはキレイだけど表情が乏しい
笑顔や表情の練習すれば無敵じゃん。
むしろその表情乏しいのが美人特有のクールさを表してる感じでいい
六条御息所は美人型の分類だけど恐い表情のバリエーションは豊富
>474
笑った大地真央の笑ってない目がどれほど怖いことか
そもそも大地真央は美人じゃない
>>474 最近亡くなった坂井泉水が典型的な例だね
あさきでいえば女三宮とか?
落ち葉の宮もそうだよね
そういえば、女三宮って笑ったことよね。
源氏に琴を褒められてちょっと嬉しそうな顔したぐらい…。
なんか不憫になってきた。
482 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/31(金) 09:17:25 ID:l1Ypiaw3
女三宮はずっとお人形さん、て感じだったな
高貴な姫だしそんなもんかとも思うけど…
瞳に光がないのは描き分ける為もあるだろうけど、自分の意思が乏しいのを表してるの?
最初見た時、睫毛がすごい濃くて多いのかなと思ったけど
>481
ああ、言われてみれば、その通り…。「褒めていただいたの、はじめて」ってなこと言ってたね。
この台詞1つで、彼女が本当はどういう扱いを受けてきたか、人としてどれだけ不幸だったか察せられるというもの。
>「褒めていただいたの、はじめて」
この表情がかわいかった。
でも初めて見た時、黒く塗り潰した瞳の女三の宮はびびった、原作知らなかったもんで、この人は何者?!怖かったよ。
「褒めていただいたの、はじめて」
↑
これって、私は「源氏にほめられたのは、はじめて」という意味だと今まで思ってたけど、
違うの?
>485
私もそう思った
朱雀院は三宮を可愛がってたみたいだから褒めないということはなさそうだし
でもそのわりには源氏評は『愛する事を知らぬお人』
薫を出産する場面では『ほんとうに愛されるとはどういうことか、(柏木が)教えてくれた』
って言ってるんだけどー
それは恋愛の意味での愛ってことじゃないの?
そう思う
「いただいた」って敬語使ってるから、源氏の場合限定で言ってるんだろうね。
自分が人からほめられたこと自体が初めてだったら、そういう言い方はしないだろうから。
>>488 でしょうね。
本当に苦しんだ時にひたすら会いたいと願ったのは
源氏でも柏木でもなく父・朱雀院だから。
浮舟もそうだけど、人間死にそうになったとき
自分を本当に心から愛してくれたひとを思い出すっていう心理
しかし内親王の夫になる人って結婚するときすでに大臣かそのひとつ手前くらいになってないとっていいうんだったら、内親王は結構年取った相手としか結婚できないってことになるよね。
なんかそういうのもなあ、それで幸せなのかなあなんて思う。
それを思うと、左大臣や大宮、柏木と女二ノ宮や薫と女二ノ宮(今上の)って年もあまり違わなそうでいいんじゃないって思う。
ただ、しっかりよい夫婦になっているのって左大臣と大宮だけって気がする。
>>492 相手が天皇か宮家なら問題ないよ。
それに薫みたいに結婚寸前に大納言に昇格してもらって
若い年齢でもOKになるパターンもある
ちょっと他板で、紫式部がレズ気ありで同僚の女官にラブレターを送ったというレスを発見
事実なの?
他板で聞け
>>494 ラブレターは知らんけど
職場の同僚に「あなたキレイねー」みたいな事言って
ドン引きされたのは聞いたことがある
>>496 おお!tnK。そういう逸話あったんかー
サバサバお姉の性格だったんだろうか
>>495 すでにdat落ちしたスレだったんで聞けなかったんすよ
スレ汚しすまん
( ・∀・)つ〃∩ ヘェー…
499 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/14(金) 12:10:44 ID:hQUnFIn1
明石の君が好きv
匂い高い白百合
空蝉が好き
空蝉って原作ではブスだったけど
マンガは地味だけどまあまあ美人じゃない?
>>501 そうだね。
横分けで、キューティクルにトーンが貼ってある所が
個性的な感じがして、キャラクターデザイン的に好きだったな>空蝉
あのヨコわけはかなり新鮮だった
そしてそれまで登場した女性キャラはみな真ん中わけだったことに気付かされた
私も空蝉好きなキャラだ。
後、空蝉が源氏を振ったのも見ていて痛快だった
506 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/15(土) 17:37:22 ID:t20RANxj
永井路子版の藤原道長を読んだが奴と夕霧は似てないか?二人の妻の間にきっちり子供を作ったり正妻(雲居の雁、倫子)は美人ではないが可愛い、気が強い、実家が強い
道長は正妻の実家をバックにつけて出世している。
永井路子のエッセイ読んだ限りでは、そもそも彼女との結婚自体それを見越しての損得勘定でみたいな印象だし。
夕霧はそういうそろばんづくで結婚したり、妻の実家の威光を利用してはいないようなきがするけど。
むしろ道長が似てるとしたら、源氏の方じゃないかなー?
508 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/15(土) 23:54:28 ID:t20RANxj
道長は源氏みたく好色じゃないよw
そういや女三の宮のモデルは彼の長女で紫式部も仕えていた彰子説もあるね。自分的に彰子=明石の中宮なイメージだが。
当時の人が書いた手記によると倫子は小柄で童顔で嫉妬みたいのをあらわにした場面もあったみたいだから雲居の雁っぽいかなと。
紫式部は色々ありながらも連れ添う道長夫婦を見て物語の参考にしたものもあると思う。
あんまり詳しく知らないけど
彰子タソは幼い感じがする女性だったって古典の先生が言ってたな。
定子タソが美人で教養もある素晴らしい女性なんだっけ?
でも、彰子タソは定子タソの子供を引き取って育てたりしたあたり
紫の上とダブるけど、そこまでとは行かなくてもデキた女性だったとは思う。
510 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/16(日) 00:33:54 ID:KJ3BnbhI
藤壷の宮のモデルが定子だって言うからね
藤壷が彰子で、桐壷の更衣が定子じゃなかったっけ?
あと定子が美人というのは当時の資料では枕草子以外なかったと思う。
定子の妹がものすごい美人だったのは大鏡に載っているけど。
女三宮のモデルが彰子ってピンとこないな。
見た目だけならわからないけど、
彰子はなかなかの威丈夫だったと記憶してるけど。
紫は子供がほしい気持ちがあったけど彰子はどうなんだろ
なんで子供引き取るとデキた女性なの?
夫が他の女に生ませた子供を引き取って我が子同然に引き取るってのは、
なかなか出来ないからじゃない?
>>513 何かで読んだ筋では、道長の意向で
万一彰子に皇子が出来なかった時の為の保険として
引き取ったらしい。
実際引き取ったのも男皇子だけで
皇子の姉妹皇女は定子の妹の尚侍が母代として
入内している。
でも皇子と彰子の仲は良かったらしい。
517 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/16(日) 12:49:00 ID:KJ3BnbhI
女三の宮のモデルは道長の異母妹、三条帝女御のスイ子だとオモ
>>514-515 一般庶民と違って政治の世界に生きている人たちだから、個人的愛憎ではなく、
516さんの書いているような政治的理由あっての行動でしょ。
彰子が自分の子どもを生んだのは20代になってからで、それまでの間に他の
女御や更衣などに子どもが生まれたら、皇位を持っていかれる恐れがあった。
516さんのレスにある定子の妹の方が先に一条帝の子を身篭ったぐらいだし、
道長はずっと苛々しっぱなしだったのでは。
定子の妹は子どもと一緒に死んでしまったらしいけど、誰の陰謀なんだかw
定子の妹の死って誰もが怪しいんだよね。
道長以上に他の女御の父親達が怪しい。
なにしろ他の女御は彰子と違って既に子供産める年齢だし、
父親達も道長に取って代われないこともない地位にあったから、
道長以上にピリピリしていたみたい。
実際女御の一人が毒殺した(?)とか黒い噂も流れたようだし。
むしろ血が近くて保険としてキープしている道長一派に囲まれたのは
定子の子供としてはまだ良かったのかも。
もっとも彰子の子供が生まれると用無しだったけど。
彰子が女三宮のモデルってことはないでしょ。
彼女は道長の政敵が賢后と褒め称えたくらいのひとで
自分の息子より定子の息子のほうが皇位つくのが筋だと主張して
父親にたてついたひとだからね。
第一、紫式部が忠節を尽くした主人をモデルにしたキャラが
あんな頼りないヘタレなわけないじゃん。
同じ理由で雲居=倫子もありえないでしょ。
倫子はしっかり者の奥方で、雲居は実家の権力頼みで教養もあまりない俗的な主婦って感じだし
>>520 雲居=倫子は本人の資質はともかく、家柄などの設定上ではモデルかも。
あと、落葉宮の一件で実家に帰ってしまった時などに垣間見える実家を
頼んだ気の強さは、自分の息子より道長のもう一人の息子の方が贔屓され
てる、と道長に抗議した倫子の気の強さを連想させる。
>>521 やっぱり実家がしっかりしていると何かと心強いよね。それを思うと源氏は本当に紫の上に残酷なことをしたよね。
帰る実家のない身の上にしてしまったんだものね。境遇からいえば雲居雁と同じようなものなのにね。
高貴な身分の父がいて母は正妻ではないけど身分はいい。でも母方の後見はない。
だけど父がしっかりと後見しているから雲居雁は堂々と正妻になって夫にも強い態度を取れる。
でも紫の上は正妻扱いというだけで世間からも認められた正妻ではない。何かあってもただ、耐え忍ぶだけ。
源氏のしたことは本当に罪深い。
葵の上や六条御息所にもモデルて居るのかな?
そういえば、源の典待のモデルって、
紫式部の義理の姉だと、何かで書いてあった。
あーゆう若作りの人だったらしい。
へぇー
ところで義理の姉じゃなくて義理の妹では
弟がいたんだったよね?
確か、旦那の姉さんだったと思う…義理の姉。
紫式部の兄弟が弟か兄かはわかってないはず。
椎規(のぶのり)だったっけ?紫式部の男兄弟。
父親や姉と違って派手で女性関係も手広かったらしい。
そんなキャラで正妻がいたのか疑問なんだが。
>>527 分かってはいないけど、彼が父親から勉強を教わっている時に、隣で聞いていた
紫式部の方がスイスイ覚えてしまったというエピソードから、弟ではないかと
推測されていた。
どっちにしろ、お互い性格が合いそうにない嫁と小姑だな。
これって源氏じゃなくて女視点からみると
紫……源氏に都合のいい女に育てられたが自我が芽生え出家して源氏脱却を図る平成版ノラ
花散里……源氏に女扱いされてないように見えて、実は彼女のほうがとっくに夫婦愛から卒業して義理の孫に夢中になっており、源氏など単なる亭主元気で留守がいいだった
明石……源氏にとって理想の愛人のはずだったのに、彼女が一番愛したのは娘で、源氏なしの後半生こそが本当の人生という母親物語
に見えてしまう
美しいレイプ物語ですよね
若い頃はひたって読んでたけど
話題がループ
>>531 空蝉・・・一夜限りの遊びの相手と思っていたのに、意外に風情のある女で
思わずのめりこみ、弟も喰って姉弟丼したはいいが、結局逃げられる。
引き取って愛人にしようとしたらあっさり出家されてしまい、終始源氏を袖にした女の話。
あさきの空蝉は源氏に恋してたけどね
じゃあ朝顔の姫君は現代でいうと
30毒女てことになるのか…
一番現代にマッチしてるのはこの人かもしんない
結婚はしたいけど子供いらない
子供がほしかった紫の上
あの時代は女房が世話してくれるからな
漫画では雲居の雁は自分で世話してたよね
だから生活臭があるんだ
原作者は、源氏の子は三人だけ設定したわけだけど
子供たちの母親のうつ
一人は、初恋の永遠の女性
一人は最初の正妻
最後の一人は身分が高くない明石の女
最初の二人はわかるんだけど、たくさんの女人からなぜ明石に子供を産ませたのかな
次に正妻になった紫でもなく花散里でもないんだよね
あと、落葉の宮は最後まで子供がいなかったね
夕霧は子種は豊富でがんばったんだろうけど
明石に子供が出来たのは明石側のほうにそういう縁がある設定なのと
源氏が明石で潔斎中だったから
明石は源氏の遠い親戚でもあるんだっけ?
漫画の系図では明石の入道が桐壺の更衣の従兄になってたような
そうそう源氏と明石って、またいとこなんだよね。
桐壺の父が入内遺言したように、この一族ってかなり皇統に一族の血をいれたいって野望が強いみたい。
明石姫はある意味明石入道のみならず、彼と同じ志をもっていた桐壺父にとっても悲願の結晶なわけだ
だから桐壺一族同士の間に子供つくったんだと思う
だから
冷泉院……永遠の女性との罪の子
夕霧……最初の正妻との子
明石中宮……桐壺一族の悲願の元生まれた子
と、してみれば明石に生ませて正解だったと思う
>>547 こうやって並べられると、想いの濃度が一番薄い夕霧が
「中の劣る子」と言われてもしかたがない感じがする
>>548 劣る子というのは、皇族ではなく只人だから言われただけ。
源氏自身が臣籍降下しているんだから、彼の息子は冷泉院みたいな形でも
ない限り皇族にはなれない。娘だったら、立后によって皇族になれるけど。
葵も夕霧もカワイソス
最近文庫版の4巻まで読みました。三の宮がヤバいですね。
他の人より断然美少女だしぼーっとしてて可愛いすぎます
やっぱり三の宮はあさきゆめみしの中では人気キャラクターですか?
552 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/26(水) 08:33:58 ID:zXeJRyvQ
私は三ノ宮の第一印象は他と違って目も真っ黒だし何を考えてるのかわからない不思議ちゃんだったけど、話を読み進めるにつれてだんだん可愛くなっていったなぁ
高貴な姫君だし、あんな風にお人形みたいな感じでも納得
私はかなり好き三ノ宮若紫より美少女だと思ったし
でも設定の美人ランクでは
特上=藤壺・紫の上・明石中宮・朧月夜・中の君
上=明石の君・葵の上・雲居の雁・女三の宮
こんな感じなんだよね
その他の方は面倒だから省いたけど
中の君ってブサじゃない?
大君や浮船の方が上な感じする
藤壺・紫の上は別格
556 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/26(水) 18:11:49 ID:zXeJRyvQ
>>553 私も大君・浮舟の方が美人だと思うけど、設定では中の君の方が上だった
華やかな顔立ちの方が基本上に来てるみたい
557 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/26(水) 18:13:17 ID:zXeJRyvQ
特上のご婦人方は別格として、雲居雁て上級の美人だったのか‥
夕霧や頭パパが「良く見ると可愛い」程度の言い方してたからずっと中の上くらいかと思ってた。
そういえば誰かが設定上では新弘徽殿より美人だって説明してくれてたっけ
ヒロイン顔だよね。
顔も性格も「にしむく士」のヒロインによく似てると思う。
あさきの雲居の雁は夕霧と同い年くらいに見えたので
原作では2歳年上だったことにびっくりした
夕霧の美人評
紫の上……樺桜
明石中宮…藤の花
玉鬢………山吹の花
562 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/27(木) 00:10:12 ID:f3Styme4
>>560 私も最初は同い年位の幼馴染みだと思ってた
あさきの雲居の雁はむしろ夕霧より年下に見えるかも割と丸顔で童顔だし
負けず嫌いで意地っ張りな性格のせいもあるだろうけど
行動力のあるところが好きだな
夕霧と雲居は一番好きなカポー
>>552 私がキャラクターデザインやるなら
六条は絶世の美女 女三の宮は絶世の美少女に描く
桐壺・藤壺・紫の上はヒロイン顔でw
>>558 新弘徽殿=父もビビってたじろぐ高貴で品のある女性
雲居の雁=姉よりも華やかで可愛らしい顔立ち
(ただし髪はあまり長くない&后がね教育ナシ)
雲居の雁は、養育上の問題からして夕霧と結婚できて幸せ。
夕霧ともケンカして実家に帰ったけど
それ以外の男と結婚してたら、もっと早く離婚してそう。
確かに雲居は女としての魅力ない上に
親父の権力にものいわせる強情な性格だから
即離婚だよな
両親が離婚したのも、それが原因かも
女同士の友達としてなら気さくでいい相手とは思うんだけど
夕霧が幼馴染じゃなかったらダメになってたかも
夕霧程の男(超美男、高貴な血筋、財力文句なし)だったからこそ雲居雁も「実家に帰る」だけで住んだのかもね。
意外にプライド高そうだから(父譲りかw)並の男を夫にして、外に女作られてたら我慢ならなかったかもね。
父の正妻(右大臣娘)みたいに愛人にこっぴどくしてたかもww
568 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/27(木) 11:31:50 ID:f3Styme4
六条はあさきでは美女だけど原作では容姿についての描写はないんだっけ?
お、久しぶりにおでましですなw
誰がおでまし?
娘の秋好中宮は十二単衣に埋もれてしまいそうな程に小柄だと描写されてた
冷泉帝がかなり年上の女御が来ると聞いて不安がってたが
実物を見て安心してた
明石の姫君の裳儀の式に、秋好中宮みずから帯結びしたときに
大変な美少女であると感嘆してる
中宮おんみずから帯結びをするなんて
かなりの厚遇を受けさせられてるよね>明石の姫君
しかも春宮と対面するやすぐさま気に入られ、バッコ(ry
明石親子は安産型ですね
>>565 頭中と雲居母の離婚はちょっと違うんじゃないか?
落ちぶれた皇孫が東宮を排出した右大臣家に何かされたのでは?
>>570 雲居の雁のことになると目が血走り鼻息が荒くなる人
誰?
>>573 位置的には六の君と中の君のような関係だったのかな。
夕顔にさえ怖いことしているから、ありえるかも。
まあ、夕顔にしても父は三位の位を持つ中将だし、叔父に参議(位は四位だけど公卿の一員)の地位の人がいるし
右大臣の娘が嫉妬の対象にしてもプライドが許さないという程身分が低くはなかったのだろうけど。
ましてや皇族の姫ならば当然嫉妬の対象にはなっただろうし。
あさきでは「お母様は再婚して遠くへ行ってしまわれた」とか雲居の雁が言ってるし、
再婚相手は受領かな?
いいえ、大納言ですよ。
真木柱は娘を連れて再婚したけど
雲居母は娘を頭中に置いていったんだね。
大宮は亡き娘の忘れ形見だけでなく
また女の子を育てる事になって嬉しかっただろうね
580 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/29(土) 21:45:14 ID:URRwd8bg
朧月夜は穏やかな愛と激しい愛、両方を味わっているから更に女としての美しさや魅力が出るんだろうな…
>>573 あのー雲居の雁の母は皇孫なんてやんごとない身分では全然ありませんよ。
天皇から数えて何代目とかはっきりしてないけど、
「皇族」ではなく「王族」となっていること、受領に嫁いでいるから
(明石尼君は最初から受領の妻だったわけではなく、あくまでも大臣家の嫡男に嫁いで
その夫が貴族やめて受領になってしまったのとは異なる)
かなり代を経て臣下となっている家の娘でしょうね。
天皇のひ孫の明石尼君でも皇族だったから、受領相手に縁談がきた雲居母は少なくてもひいひい孫くらいかな
間違えました。最高でひいひいひい孫くらいね。
きっとお爺さんにあたる宮家の庶流の息子が親王宣下うけなくて臣下になり
その息子が貴族として出世できなったのが彼女のパパでしょうね。
大納言って受領階級なの?
大納言=正三位
受領(国司)=四位五位ぐらいみたいだけど
受領は、今で言う県知事で、作中は○○の守と言われてるひとたちです。
大納言は大臣の次に高位で、受領とは身分の差がかなりありますよ。
>>582 受領なの?再婚相手は按察使大納言だったと思うのですが・・・
自分も按察使大納言だったと記憶している。
たしか桐壷の父も按察使大納言だったよね?
588 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/02(火) 23:26:08 ID:raR5Zm+2
宇治十帖になってから明石中宮が明石の君に少し似たなぁと感じた
若い時はあんまり似てないと思ってたけど、やっぱり年を重ねると雰囲気も変わって結構厳しそうな母になって…
あと、源氏ってやっぱり格好良かったんだなと十帖編になってから思った
源氏の性質を二つに割って劣化させたのが
匂宮と薫だもんね。
源氏よりは薫の方がいいな
591 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/03(水) 10:41:51 ID:F4EdorCw
匂宮は顔が明らかに劣化版
浮舟が大君存命中に宇治に来ていたら、3姉妹は幸せになれたのだろうか?
八の宮が認知しなかった子だからなぁ>浮船
3姉妹揃ったところで、表面上は穏やかだとしても
大君・中君と浮船の間の溝は埋まらないと思われ。
それにしても、3姉妹(特に浮船)の運命を見てると
八の宮って歪んだ苦労人だなぁと思う。
仕方が無い部分もあるけれど、個人的に八の宮は嫌い。
しかし大君と浮船は父親似だろうし
源氏の異母兄弟なんだから若いときはすごい美形だったんだろうな
大君や中の君は優しく受け入れそうだけどね
「あさき」では子どもの時から地味な顔立ちだったけどね、八の宮は。
原作の方じゃ浮舟に絵巻を見せる場面の中の君の独白で
「私は母上似、お姉様は父上似…」というようなことが語られてたけど、
漫画の方じゃカットされてたな。
大君・中君姉妹の母と、浮舟の母も確か血縁だよね。叔母と姪だっけ?
しかし叔母と姪ってそんなに遠い縁でも無いのに片や宮家の妻と片や受領の妻とはエライ格差だな。
母方の血が悪かったとかだろうね。
血縁なのに、こんな下々の女に手を付けてしまったとは!なんてこと言われて
子供ごと追い出されたんだよね。
ほんと、今そんなことしたらネラーの格好の祭りだよw
でも、末摘花の母親とその妹に当たる叔母さんもそうだったよね。
実の姉とその夫が自分が受領の妻になったからと蔑んでいて、
その腹いせのためもあって末摘花を自分の娘の女房にしようとしてたんじゃなかったっけ?
けっこう当時はよくあることだったのかも。
半分血が違うだけで、格差ありすぎだな
大君は宇治で、中の君は匂の宮、浮舟は薫
3姉妹はそれぞれ幸せに…ならないだろうな
宇治編の男どもはダメ男ばかりだな。
603 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/04(木) 15:58:07 ID:W6T0A4WB
確かに宇治編の男はちょっと…
そう言う私は冷泉帝が好きだったんだけど…地味?
秋好中宮とのペアが微笑ましくて^^
その二人は恋愛という感じじゃなかったけどね
605 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/04(木) 20:39:54 ID:W6T0A4WB
その、恋愛の雰囲気じゃ無いとこが良いんですv
sageろよ
私も冷泉帝が一番いい男だと思う。
秋好は特にどっちでもないけど。
イケメンじゃ無いけど髭黒が一番良い男だと思う私は変ですか?ww
ネタでなく小学生の時からずっと伊予の介が大好きです。
関係ないけど空蝉は実写化したら木村たえさんでお願いしたい。
610 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/05(金) 12:28:58 ID:zuQ/cJsS
>>606 sageとか別に関係なくね?
そんな目くじら立てることでもないような
どうせ過疎スレなんだし
そう怒るなよおばさん
お前らこそカリカリすんなや
それ言ったら源氏も
>>614 なんていうか女の嫌がり度が違う気がする。
まあレイプはレイプだけど。
髭黒の北の方への態度からして髭黒はとても好きになれん
おばさんとあさきゆめみし関係ないじゃん
あとレイプも
余計なお世話だと思うよ
619 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/06(土) 10:00:20 ID:iy7Munml
>>609 わかる!空蝉に木村多江さんは適役だよね
つつしみ深い感じがするし、和風美人
それに原作では空蝉ってブスだけど、あさきではブスではないと思うし
そりゃおまえよりはな
621 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/06(土) 12:28:05 ID:iy7Munml
↑その言葉、そのままお返ししますww
髭黒の北の方は今で言えばうつ病か境界性精神障害だったのかな?
長年精神病んだ妻で髭黒も疲れていたのは同情するけど
隣に屋敷たてて玉鬘むかえようとしたりと確かに問題あったな
(源氏の家に通い婚するのが普通じゃない?まして側室ならともかく、正妻格の妻を
古くからの妻のすぐそばにおこうだなんて)
髭黒のせいで紫まで姉に恨まれるし、もう少し人間関係に気を配って欲しかったね
源氏の家に通うのは嫌だろ
髭黒好きの
>>608です。
>>622 確かに少し配慮にかけていたかもしれんが、古妻が病気だからこそ玉鬘を隣に連れて来たんだとも思えるんだよね。
すぐに行き来できるから。まぁ女にしたら確かに嫌なだけだけども。
紫の上は綾瀬はるかがいい
>>625 ──┬──____ ____──┬──
│ | ─┬─_ _─┬─ | |
│ | │ │工エエェェ(´д`)ェェエエ工│ │ | |
│ | ─┴─ ̄  ̄─┴─ | |
──┴── ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄──┴──
絶世の美女と言われるくらいだからな
若い頃の大原麗子がいいんじゃないの?
イメージなら藤壺にZARDが合うかなと思った
太宗の主治医を務めたチャングムが、正三品堂上官だったな(=正三位大納言相当)
632 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/07(日) 16:04:04 ID:0rSsqA9r
>>630 夏目雅子って確かとっくの昔に死んだ人でしょ?
このスレの住人の平均年齢高過ぎ…
ま、この漫画自体が母世代のだから仕方ないけど
若い頃のって言ってんじゃん
藤壺は松嶋で紫上は沢尻がいい
なんか顔似てるじゃん
夏目雅子って可愛いけど絶世ってほどではない気がする
韓国女優
637 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/07(日) 22:02:10 ID:0rSsqA9r
>>633 ちょw意味フなんですけどw
夏目雅子は若い頃とか書いてないし
大体、夏目雅子の名前が出て来る時点で…ww
夏目雅子くらい若い奴の間でも有名でしょ
私も二十歳だけどバリバリ知ってるし
自称二十歳の皺くちゃさんでした
微妙…
夏目知らない奴いんのか
夏目雅子じゃエロネタに出来んからな・・・
うちBSで古いドラマばっか見てるから結構知ってる
今皺皺なオバちゃんでもやっぱり若い頃は綺麗だったんだなw
「若い頃は〜」って若いまま亡くなってるのは知ってるんだよね?
確か27くらいだったと思うけど。
夏目は藤壺より玉鬘っぽい
27か…
このスレの平均年齢より遥かに若いね
このスレの平均年齢なんて知ってんのか?
だいたい45
閉経が近い
連載開始当初から読んでいた人はそのくらいだろうけど
日本を代表する古典を漫画で手軽に読める作品だから
読者の年齢層は幅広いと思う
おばさん頭いいね
ゴミ男はそんな事も分からんのかw
調べてもないのに勝手なことぬかすな
45以上の奴が2chなんかやってたら引くわ
野球板にもいくけど
明らかに推定年齢60以上の多い
ナゼカ昔の野球(しかもリアルタイムでしか知りえない細かい部分まで)知っていた
かなりびびった
あと、すでに鬼籍に入った昔の俳優の思い出スレなんかでも明らかに年配の人沢山いた
私現役高校生だけど結構古い俳優さんとか詳しいよ
お母さんの影響だろうけど
沢尻はメイク薄いと童顔だから
いっそ三宮でいい。黙ればお人形さんみたいに可愛い。
年齢的に紫の上が松嶋だな
年齢的にここの人間は厳しい
紫の上に松嶋は個人的にありえねーが
製作者側はそういうキャスティングをしそうだね
まあ実写化は不可能だろうけど
まああんたじゃ無理だね
映画化されたじゃんw
まあかなり内容変えてたけど
何か最近、殺伐としてんな、このスレ。
キチガイ男が一匹粘着してるだけです
え 少女漫画盛り沢山のあさき読む男なんだ……
べ、べつに偏見じゃないよ
別に男が読んでもおかしくは無かろう。俺にしろ大和先生の漫画は
はいからさん連載当時から読んでいたし。
あさきは勉強用に先生にも進められるし少女マンガだからって固定することないんじゃないの?
おばさんの言う通りだと思う
宝塚の演目にもある>あさき
内容は見たことないからシラネ
僕は男だよ
あさきゆめみしは昔はまったんだ
少女漫画読んでても
大多数はマトモな男性なんだけどね・・・一部の基地害男のせいで・・・
>671
まずは粘着に何故おばさんと分かるのか聞いてみるといいぞ
そうすれば665も答えてくれるだろう
え あさき読者に男性は結構いるんだ!汗
じゃあ男性視点から見て好みのタイプの姫君とかはいるんでしょうか
反対に、六条の性格は男性から見てもやっぱりカンベンて感じ?
題材が源氏物語だからな
漫画に興味ない人が読んでも不思議ではない
六条は嫌いではないです…
ただ結婚というレベルではないでしょう普通に…
まあ僕自身は明石が好きですね
なんだかんだで彼女が一番堪えてます
でも六条も源氏という恋人さえ出来なければあんな性格にはならなかったと思うんだよな・・・
東宮が生きてりゃ彼に何人女がいようがそれが当たり前のこととして耐えられたんではないかな
正直、六条はうざい。朧月夜あたりが俺の好みだ。
六条は昔は怖かったけどだんだん気の毒な人だと思うようになった
自分では呪うつもりなどないのにああなってしまうのが違う意味で怖い
六条御息所は女でも友達になりたくないタイプ
六条が初婚で秋好も生んでなくて源氏より年下で正式に嫁として迎えられてたら
あんなことにはならなかったんだろうね。
もしくは朧月夜みたいにセフレ感覚で、年下の可愛いボーヤに
イロイロ教えてあげるおネー様ポジションであり続けたら良かったんだ。
つか六条が一人いないだけでもだいぶ平和だっただろうね
セフレ感覚でやっていくには六条は生真面目な性格すぎたのね
ただ、六条は東宮妃という高貴な身分だったのが 彼女のプライドを形成したのだと思う
似たような雰囲気(源氏評)の明石は身分が低いため、プライドもったってしょうがない。どこか割り切って考えていたかと
明石さんもプライドは相当高かったと思う。
でもそれを姫のため、前向きな方向に持っていったのが立派だった。
六条さん居なかったら物語りが痩せてしまう。
朧月夜がセフレには最適
セフレと言うか一番簡単(失礼)にさせてくれるのは夕顔だと思う。
しかも「あなたが飽きるまでおそばにいさせてくださるだけでいいの」だもんなあ
実際、源氏の夕顔に対する扱いはかなりひどかったんだっけ
死んだ時も彼女の家に何も知らせなかったり
六条のせいで
夕顔は椿姫みたいな高級娼婦だったとする研究者もいるからね。
たしかに普通の貴族の女性に対する扱いじゃないかも。
個人的な軽そうな女格付けランキング
一位 女三の宮
二位 夕顔
三位 六条御息所
四位 朧月夜
五位 藤壺
六位 玉鬘
七位 紫の上
八位 明石
九位 葵の上
十位 空蝉、花散里、末摘花
十一位 朝顔
後半はもう大して差はない
六条は知識人でハイセンスな男ならけっこう簡単に落ちそうな気がする。
ただし遊びという字は存在しないので要注意。
そういえば六条はサロンを開いて多くの貴族をはべらせていたっけ
>>689 確かにそういう研究者もいるね。でもだとすると下っ端貴族の使用人がいるのは何故?とも思うけど。
その下っ端貴族が筑紫に転勤になった時その人たちに連れられて玉鬘は筑紫に行ったのだし?
当時の貴族に仕えた乳母は一家ぐるみでその子を育てていたそうだから。
源頼朝なんかも、伊豆に流刑になった彼の生活は乳母一家が支えてたそうだし。
>>693 夕顔が娼婦だとしたら、もともとそうだったというより、
親が死んで経済的に没落したため、やむを得ず、そういう道を選ぶしかなかったということでは?
戦後の斜陽族みたいなもんかな?
つい最近まで親なしコネなしの女が体売るなんて常識なんだけど
千年前の時代なのに
売春婦が存在してたのか
頼綱日記にもホモ日記書いてあるくらいだし
人間の本質は現代とあまり変わらないんだね
某漫画によると売春とスパイは人類史上もっとも古い職業ださそうな
夕顔って三位中将の娘じゃなかったっけ
父親は死んでたのでは?
頭中将の正妻に嫌がらせされて姿を消したくらいだし、頼りになる親はいなさそう。
乳母か誰かの回想で、夕顔が花を乗せた扇を源氏に渡すよう
少女に命じた時、「でも、お方さま……」と渋られて
「いいのよ。みなのためですもの」と微笑んでたけど
あれは源氏の世話になれば皆を楽にしてあげられるということ?
あさきの中にもちゃんと「ひさぎ女」がいたんだから
売春婦は当然いたでしょう
原作だと源氏は「朝、夕顔と別れて御所に行っても夜が来るのが待ちきれない」
と思うほど夕顔に溺れたという描写があったよね。
それはつまり、それだけ夕顔とのセックルがよかったということだよね。
源氏は17歳のやりたい盛りの青年だったわけだし。
そういう点からも夕顔は娼婦の素質があったのかもね。
夕顔は娼婦じゃなくて、単に生活に困って旦那つくることにした元お嬢じゃない?
娼婦って不特定多数の人間とセックスして、その都度セックス代金もらうものだから
パトロンを手に入れて愛人やってる女性は娼婦とは言わないでしょう
>>703 顔かくしてプレイだから、よけい燃えたんだよ
706 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/15(月) 17:54:52 ID:+tYC1zQw
>>704 当時の都で、女遊びにハマった人の事を
「五条あたりで、花と戯れておられるそうな」
といって笑ったそうな。
夕顔が住んでいたのは、まさに五条。
だから、私は勝手に夕顔は「そういう職」だと思っていた。
良い男と関係して援助してもらい、それで主従が食べていかなければ
いけない点は末摘花も同様だな。
>>704 >パトロンを手に入れて愛人やってる女性
椿姫や戦後の米軍将校相手の「オンリー」はまさにそういう立場の女性だったけど、
どっちも高級な「娼婦」と見なされてるよ。
ストート時点で末摘花と夕顔の違いなんてないよな。
本人が主従に対して責任感あり、そうじゃないかくらい?
相手にしたのが源氏だけだというなら、娼婦とは違う気がするが
夕顔は源氏以前にも誰かパトロンをひっかけていたの?
頭中将の正妻のいじめに耐えかねて逃げたくらいだから
五条のような地域は隠れ潜むには
最適だったんじゃないのかなあ・・・・あと頭中将のニアミスも期待していたかも?
そもそも高級娼婦と一口にいっても道端に居るただの娼婦とじゃ
同じ躯を売るにしても、かなり出自や外見教養資質の違いや差があると思う。
あ、スタートです。
712 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/15(月) 23:56:48 ID:XQYUDz48
その辺のキャバ嬢と○姉妹くらいの差か?
○○姉妹かよw
夕顔っておっとりした雰囲気に描かれてるけど、
原作だと覆面はずして「私の顔はどうですか」と聞く源氏に「たいしたことないのね、うぬぼれちゃって」みたいなこと言うんだよね。
とりあえずそのへんにいるキャバ姉ちゃんとは違うかも
男のプライドを上手くくすぐる術を知っている感じ。
>>714 その台詞も、深層の姫とは思えないと解釈されていたね。男慣れしていると。
明石尼君は受領の北の方で未来の帝のひいおばあさまという出世してすごい幸運だって世間の人々噂してたけど
読者の立場からみたら尼君は元々受領階級じゃなくて宮家のお姫様なんだから本来あるべき地位に戻ったって感じしかしなかったな
はっきりって幸運どころか宮家の姫にもかかわらず旦那が貴族やめて受領になってしまったんだからかなり損な人生送るはめになったとしか。
たとえ宮家の生まれでも落ちぶれる姫は珍しくなかったわけだし
そこから再び上がってこられたのは幸運だと思うよ
宮家の正妻腹の中君だって、匂宮の妻の一人になれただけで、すごい幸運だって言われてたしね
子作りが天皇の仕事だから、元宮家だのナントカ宮の姫だのは大勢いた筈だし、
その分落ちぶれた人も多かったのでは。
桐壺帝子沢山だしね
天皇の子供は管理されていたからいいけど(後宮の女だけが性の対象だから)
いろんなところに遊びにいける貴族なんてそれこそ認知してない子供たくさんいただろうね
認知された子も貴族になれるのはほんの一部だから
(紫式部自身受領階級だけど藤原北家のひ孫くらいだったような)
薫の妻の女二ノ宮の母方のおじ達だって公卿にもなれず、そのため内親王の後見人には不十分ということで薫に降嫁ということになったのだし、
大臣の息子だからといっても大臣になるのはひとにぎりだものね。
桐壺更衣をいじめた朱雀帝のお母さんの兄弟だって誰も大臣になっていないし。ライバルの左大臣の息子達だって正妻腹である頭中将以外は大臣にはなっていない。
浮舟のお母さんの中将の君だって八の宮の正妻の姪だっていうんだからおそらく大臣の孫なのだろうし。お父さんは大臣の息子だけど中将の位にまでしか上れずに亡くなり生活のために叔母のところに女房づとめに出たのかも。
女房階級だとか受領階級だとかいったって、二代、三代遡れば大臣や宮様という人たちがほとんどだったんだろうね。
宮様はずっとましだよ。臣籍降下しない限り皇族のままだし
何代も経て親王宣下でなくなって初めて貴族になる。
大臣の子供なんて一部以外は貴族になれないんだから
725 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/18(木) 00:37:10 ID:5AzdsUDx
一条の御息所(女二の宮の母)ってさぁ・・・
小少将の君(女二の宮のお付きの者)が「やってない」と言ってるのに、勝手にやったと思い込んだ
→次の夜、夕霧が来ない(やってないんだから当然)からと言って「娘と遊びでやったのか!?」と逆切れの文を送る
→それにすら返事来ない(向こうの事情で遅れただけだが)と夕霧を恨む(しかも娘が再び「やってないんだっつーに!」と言ってるのに、全く聞き耳を持ってない)
→やがて「夕霧が送った文が届いた」と聞いたら(それでもその時点の彼にとっては精一杯のこと)「文だけかい?!やはり娘とは遊びでやったんかい!!」と勝手に誤解し、憤りながら勝手に死んだ
勝手に妄想ふくらまし放題(しかも悪い方向ばかり)した挙句憤死した、ただのイタい女じゃん(笑)。
(今まで誰もツッこまなかった(?)のが不思議・・・。)
内親王がそういう疑いを持たれる事自体が駄目だから(笑)
そもそも部屋に押し入ったのに何もしない夕霧が悪い(笑)
いや、無理矢理がいいという訳じゃないが
部屋の中に入るくらいなら口説き落とせと
>>725 女二の宮は気の毒だと思う。心情も解らんでもない。
全ては夕霧の不手際が原因だし。
が、あそこら辺のエピソードは全てウザイ。
煮えきらん不器用男女がウダウダしてて無駄に長い。
そのイライラを深める原因の一つがあの母親だなー。
女二の宮が頑迷なのは母譲りだと思う。
まあ、その後女二の宮の出番もあるから母親が悪役引き受けた形になってるっぽい。
宇治編では憑き物落ちたように
「あの時はどうなるかと思ったけど今幸せ」
モードだからよかったけど。
あのエピソードって
宮様だからって簡単におちる女性ばかりじゃないよ、がテーマだったんかね?
>>725 同意。周りの奴ももっとはっきり言ってやれよって思った。
>>728 女二ノ宮の母の場合自分が身分低い更衣だというコンプレックスで余計頑なになってるようだったよね。
女二ノ宮の場合もいとこが女房として仕えていたよね。
もう、祖父が大臣であろうが大納言であろうが、父が出世できなかったら、上流貴族社会では身分低い人間としか扱われないんだね。
女二宮が女三宮よりも見劣りしている、という評価を変えるためのエピだと思っていた。
>>727 同意。平安時代の男なら、女に恥をかかせるなとw
夕霧のそういう不器用な所が葵に似ていると思う。
顔は親父似なのにねwww
夕霧は女運ない
>>725 あの場合はしょうがないでしょ。利害関係全くない第三者の坊主の証言があるんだから。
親兄弟でもない赤の他人が一泊して朝帰りしたなんて、あの時代の価値観で言えば既成事実も同然だよ。
現代だって男が娘のアパートから早朝出てきて何もないって言われて信じる親はいないって
まして、身内以外の男には顔も見せないって時代だよ。
あれだけ状況証拠揃っていて「何もないのね。信じるわ」なんて母親だったら、
そのほうが馬鹿な人間なんだよ。実際、夕霧は事に及ぼうとしていたわけだし。
女二宮が夕霧との間に何もないと母に釈明しようとするんだけど
「あの……お母様…それは」とか
「いいえ母上、あの方とわたくしはまだ……」
と言いかけては言いそびれるのがもどかしくて仕方なかった
そりゃあ内親王という身分の人間からしたら
臣下に御簾の中に押し入られただけでレイプも同然だからね
今の価値観でいえば挿入まではされてないけど
かなり際どい猥褻行為されたら女なら「何もなかった」っていえずに
はずかして何もいえなくなってしまうのと同じ
話ブタギリすまそだが
源氏の子三人で、
夕霧………顔は源氏、性格は葵に似てる
明石中宮…顔も性格も明石の御方に似てる
では、冷泉帝は、顔・源氏、性格・藤壷でいいんでしょうか
容姿や雰囲気はモロ源氏なんだろなーと思う
でも性格はどうなんだろう
冷泉帝って原作でも「帝のことを語るなんて畏れ多いわ」なんて言って
深く言及しないところがあるよね
結局のところ、男(この場合、夕霧)が強引に部屋に入ってしまったら
「やった」とみなされるわけですか。
それだったら、男のが(身体的な)力が強いわけだし、
(やろうと思えば)男の思いのままなのね。
・・・じゃあ、なぜそれまでは強引に入らなかったの???
>>733 >利害関係全くない第三者の坊主の証言
・・・しかし、その坊主もずいぶん口が軽い・・・(呆)。
普通そういう場面を見ても、少なくとも当事者や、
当事者と直接関わりある人には言わないでしょうよ。
ましてや仏に仕える身でそんな口が軽いなんて・・・人格を疑う(怒)。
>>736に便乗するけど、
薫と匂宮の性格は誰似だろう?
(薫なんか周囲は顔は柏木そっくりといってる割には客観的には全然似てないし)
>>729 ハッキリ言わないのが雅とされていた時代だから、それは無理だと思われ。
>>738 仏に仕える身といっても、俗物坊主だらけの時代だからねぇ。稚児欲しさに
転んだりとか。
明石中宮って源氏似じゃなかったの?
>>741 あさきでは大人になると明石の君ソックリになるから
そう書いたのでは?
匂宮の性格は誰似うんぬんじゃあなく
環境によって形成されたもんだと思ふ
・絶世の美女のおばあちゃま(紫の上)に可愛がられる
・母も姉も美女
・高貴な身分ゆえ周囲の者にかしずかれる
二宮のエピソードで言えば頭中将が思い込みで暴走してたと思う
すでに二人ができたと思い込んで「二宮がそんな浅はかな人とは……」って
挙句に身分を考えずに内親王相手に抗議文送りつけるっていう暴挙だもん痛すぎるよ
頭中将はいいひとだと思うけど、あの件に関しては思慮がなかったな
源氏に勝るとも劣らない遊び人なんだから、ああいうことに関しては
男のほうに責任があって女にはどうしようもないってことはわかりそうなもんだけど
しかも自分の娘婿と再婚ってのが凄く気に入らないらしいけど
それいったら自分こそ紫の上の立場考えずに
紫の上の姉の嫁ぎ先である髭黒に自分の娘への夜這いの後押ししたじゃねえかって
そのおかげで紫の上は実家に恨まれて、また人間関係険悪だよ。
それなのに「私は満足だよ」って。人間って自分勝手だなと思った
さらにいえば頭中将の北の方も柏木が病気になったら
「やはり宮様を妻に迎えて気苦労したから」って……おい!
柏木は二宮に気を使うどころか、朱雀院に顔向けできないくらい粗略に扱ってるってのに
自分の息子の性格くらいわからないのか?
いろんな意味で人間ってエゴだなと思った。でも人間ってそういう身勝手なものだってリアルさが一番でてたな
携帯から長文乙
そりゃやっぱり、人間身びいきするものだから親が柏木を
可哀想に思うのも仕方ないよ〜
正論なんだが皇室の人間相手に身びいきだすのはやばいよ
あの右大臣でさえ娘弄ばれても相手が天皇の子供なので
ぐっと堪えて抗議ひかえたってのに
朱雀帝っていいひとってイメージあるんだけど
一つだけ引っ掛かる事が…
四人の皇女(だっけ?)の中で三の宮を1番可愛がってたって理由が、唯一母親が皇女だからって…
母・源氏の女御をそんなに寵愛したわけでもないのにー
母の身分で、子供を差別する朱雀帝って
>>748 しかもその時点では守るべき(?)柏木も死んでるのだし、「一番大事なものが
死んだ今、もう怖いものなんかない!内親王だろうがなんだろうが、
文句いっちゃる!!」てな、投げやりな心境だったのでは?
>>749 >あの右大臣でさえ娘弄ばれても相手が天皇の子供なので
>ぐっと堪えて抗議ひかえたってのに
そういえばそうだったね<源氏と朧月夜。
「短慮なお方」とか評されていたけど、案外思慮深い?
ほんとに「源氏物語」は、時が経つほどにいろんな発見がある。
>>750 差別っていうか区別じゃないの?
朱雀院は后立てる前に譲位したけど身分で考えたら三宮母が正妻格だったわけで
正室の子供と側室の子供たちとは扱いが違うのは当然なわけだし
まして母親がいない不憫さもあって自分が守ってやらなければって思いもあったと思うよ
それに桐壺院みたいに他の子供に酷い扱いしてたかといえばそうじゃないし
(今上と仲いいし、二宮のことも可愛がっていたし。それ見ると女一宮や四宮のこともきちんと愛情注いでたと思う)
>>752 桐壷帝の子供達への扱いで酷かったの、八の宮?
1番寵愛したのは源氏と冷泉帝ぐらい?
蛍兵部卿の宮へはまあまあか
蛍は源氏と朱雀帝を足して割ったような顔だね
どちらにも似てる
朱雀院でしょうね。長男の跡継ぎなのに常に源氏より格下扱い
その上、源氏に非があるにもかかわらず桐壺院に祟られる始末
八宮は不遇だけど桐壺院死後のことなので院のせいじゃないでしょう
朱雀院が桐壷に祟られたのは可愛い源氏を不遇に追いやった事もあるだろうけど、
何より外戚の言いなりになっている事が一番の原因なのでは?
蛍兵部卿によれば「亡き院は私たち兄弟にそれぞれ一つは秀でた面を伸ばしてくれた」
みたいな事言ってたから、源氏は特別としてもその他の子供達もちゃんと愛情注いでいるような印象。
>>752 后立てる前に譲位したんではなく源氏とのことがなければ朧月夜が立后してたかと。
朱雀院の女一の宮と四の宮は承香殿(東宮母)の子供だったのかな?
もしそうなら一の宮と四の宮は東宮と同腹で面倒見てもらえそう、
二の宮は更衣腹で母健在、で三の宮を一番かわいがるのはすごく納得なんだが。
承香殿女御が死後に皇后か皇太后かしらないけどとにかく后の位を授けられたんだよね。
昔学校の教科書だったか何かに朱雀院の姫宮は4人いて後見のない女三の宮を特に気にかけていたとか書かれてあったのを見たから、自分以外に身寄りがないということで心配だったからでしょう。
女二の宮の場合は後見人は大和の守という受領で身分は低いけど経済的にはしっかりしているので心配いらないしね。
>>756 それは絶対にない。朧月夜は女御ですらない単なる女官。
源氏とふしだらしたので女御にできなくなったってのは公然だからね
子供生めば御息所にはなるけど立后は不可能。
>>757 皇太后です。ただし死後送られたものだから立后とは違うけど
(三条天皇の母・超子も三条天皇即位後に皇太后の名は送られているけど
超子は生きてる間はただの女御で、中宮には内親王が立后しており
夫譲位後は、その内親王が皇太后・太皇太后と代々后になっていたから
超子自身は本当に名前だけ。まあ名誉職みたいなものでしょうね)
>>756 内親王さしおいて子供もいない愛人にすぎない朧月夜が中宮にはなれないって
姉のこきでんですら第一皇子の母で、一番古くからの女御にもかかわらず藤壺が立后したんだから
>>758 756ではないけれど。
源氏との密通がなければ、朧月夜は女御→姉の弘徽殿大后や右大臣家の
権勢をバックに、何も問題なく立后出来た身分。
あの時代に立后するには、本人の身分の高さと権力者との繋がりの両方がないと難しい。
冷泉皇后の昌子内親王は、叔父・村上帝の意志が強く働いているけれど、
内親王の立后は権力がある帝や院が強く望み、更に他の大臣家の不満を抑えられない場合は難しい。
一方、帝以上に大臣が権力を握っている時代なら、大臣家の娘が立后する事が多い。
源氏物語なら
桐壷帝は、帝(+左大臣)>右大臣 →帝寵愛の藤壷が立后
朱雀帝は、帝(+右大臣)?朧月夜の不貞>その他の大臣 →朧月夜(右大臣家)に憚って立后無し
冷泉帝は、帝(+源氏)>頭中将など →源氏の養女である秋好立后
今上帝は、帝(+源氏)>その他 →明石女御立后
帝(+右大臣)-朧月夜の不貞 です
朧月夜は、源氏とのことがあったために、尚待として宮中に入ったけど、
もともとは、女御として朱雀院のところに上がる予定だったんだから、
756さんの言うことは、間違っていないと思うが。
史上で尚待で立后した人ってわずかだけどいるよね。もっともスキャンダルはなく最初尚待になって、女御になって皇后になったわけだけど。
>>758も
>>759も、
>后立てる前に譲位したんではなく源氏とのことがなければ朧月夜が立后してたかと。
の一文を読んでなぜ、朧月夜は源氏と密通したから立后は不可能という意見になるんだかさっぱり分らん。
なければ、だぞ?
なければ彼女が子供生んでようがなかろうが、外戚の後ろ盾で立后してただろう。
>>764 朧月夜は朱雀院のもとに上がる前に源氏の肉便器だったってことが
すでに世間に知られているから
だから源氏との不倫がなくても立后は不可
右大臣家もそれわかっているから
女御に出来ずしかたなく尚待にするしかないと嘆いていた
平安時代は確かに藤原家が権力握ってるけど
天皇に嫁いだ内親王はすでに皇后がいたとか陰謀に巻き込まれてというのを除けば
ほとんどが立后している
やっぱり権力だけでは超えられない権威ってのはあったと思う
>>765 その最大唯一の理由、源氏とのことがなければ、と>756は書いているのに、
>758-9は、それは源氏とのことがあるから不可能、とレスしていることについてなんだが。
その源氏とのことって入内前はもちろん、その後もなんだけど。
朱雀院は源氏を流罪にしたこと悔いてたった三年の在位で譲位だから
あのまま譲位せずに三宮母も存命だったら内親王の彼女が立后でまず間違いないでしょ
そもそも早すぎる譲位がなければ誰かが立后してたのは間違いなく
それは身分から考えても三宮母以外ありえない。
立后は身分より、その時の権勢がどこにあるかによるんでないの?
三宮の行く末を朱雀院が心配していたくらいだから、
身分はあっても後ろ盾のない立場だったんじゃ>三宮母。
もし、立后するなら、次代の帝の母じゃないだろか。
叔父に髭黒の大将がいるし、その母親の身分も女御になるくらいだから、
そんなに悪くはなかったと思うし。
私も東宮母が立后してたと思う
三宮母は生前、弘徽殿大后と朧月夜に圧倒されて、身分より軽い扱いを受けてたくらいだから
立后は無理じゃないかな
771 :
770:2007/10/21(日) 16:32:13 ID:???
訂正
東宮→将来の東宮
>>756だけど自分のせいで荒れて申し訳ない。
補足して説明してくれた方々、ありがとうございました。
一応自分でも補足すると
源氏とのことっていうのは入内前も後も全部含んでのこと。
朱雀院の母である弘徽殿大后と右大臣家の後見、朱雀院自身の寵愛があるから
朧月夜が普通に女御として入内すれば立后してたのでは、って言いたかっただけです。
リロってなかったから話題を蒸し返しちゃった。重ねてすみません。
約束された将来を見事に足蹴にした
朧月夜の事がみんなダイスキなんでしょ?
別に
朱雀帝が1番寵愛したのは朧月夜だろうけど
斎宮時代の秋好中宮にも恋い焦がれていたから
もし秋好中宮が冷泉帝のところじゃなく朱雀帝のとこにいってたら
寵愛は移っていたのだろうか
寵愛は朧月夜のままかも(何となくセ○クス上手そうな感じ)だけど、
それこそ立后は、秋好になってたろうね。
身分は最高レベル、しかも元斎宮のプレミアつき。
(斎院または斎宮を勤めた内親王って、世間での格があがったはず)
しかも、源氏の養女という十分な後ろ盾もあるから、間違いない。
秋好は内親王じゃないんじゃなかったっけ
六条は御息所になったのに娘は内親王じゃないってなんか不思議
朱雀帝の在位中は秋好は斎宮のままだから、中宮は無いでしょう
>>778 あさきの中では御息所って皇子女を産んだ女御以下の女性の呼び名なだけなんでは?
朧月夜に朱雀が「あなたがせめて子を生んで御息所になっていれば・・・」と言ったことからすれば。
そして皇女ってのは内親王宣下を受けなきゃ内親王にはなれないよ。
内親王になる時期は生まれてすぐの人もいれば、成人してからとか、宣下を受けない人だってもちろんいる。
秋好中宮は東宮が即位前に亡くなったしなー。
三宮母は源姓になってたから、内親王じゃなかったのかな?
更衣腹で臣籍降下した人なんだよね。子供が多い帝の場合身分の低い女性の産んだ子は財政面からの理由で降下させられている場合って多いよね。
朱雀院の場合は子供が少なかったから大丈夫だったのだろうか。
朱雀院の女御って弘徽殿の女御の兄の娘もなっているよね。それなのに朧月夜をあえて入内させる意味があったのだろうか。娘と孫が寵を競うなんてね。
右大臣からすれば娘と孫だけど、
弘徽殿兄にしてみれば、娘と妹じゃ比べる余地もなし。
甥が天皇になるよりも孫が天皇になった方が良い。
現実でも藤原基経は妹も娘もどっちも清和天皇に入内させているし、
藤原頼通だって妹亡き後とは言え養女を入内させたりしている。
承香殿(東宮母)は右大臣家とは関係ない人だよね?
ただ単に男の子が出来なかったからじゃないの。
源氏バージョンにしたんでしょ。
上手いね。
>>783 玉鬘は新徽殿の女御と冷泉帝の寵を争うなんて・・・
とか言ってた気がするんだが、姉妹で同じ帝のトコに入内させた例があったから
彼女が驚くことでもないんだね。
でも、姉妹で・・・てのはイヤだな。親父はどっちか当たれ!って思うかもしれないけど
>>785 顔が米より小さい・・・・
しかもその小さい顔がまた綺麗に出来ててスゴス
785の、六条さんがカッコイイ。
これ見て素材は違うけどニット製の十二単ってイケるかもとオモタ。
>>777 秋好むは残念ながら内親王ではないでしょう。
父が即位する前に東宮のまま死んでるからね。
東宮の娘は父・東宮が即位したときに内親王宣下受けるらしい。
でも父が生きていたら内親王確定の身分だから
皇族の姫としては、宮家の娘とかよりもずっと格上なのは間違いない
>>778 御息所っていうのは、天皇の子供を産んだ更衣、もしくは女官のことだけど。
それとは別に東宮妃の別称でもあるらしい。六条は後者のほう。
天皇の女という意味でも御息所は女御より格下だから
訂正
天皇の女という意味でも→意味では
じゃあ六条は女御じゃなく更衣以下の身分だったってこと?
父親は大臣じゃなかったっけ?
なぜそうなる…。
>>791 「東宮の女御」だったのだろうね。源氏や夕霧の娘も、まだ夫が東宮の頃から「女御」って呼ばれているし。
>>791 ひとの話聞いてないな。天皇の配偶者としての御息所は子供生んだ更衣か女官のことだけど
東宮妃としての御息所とは違うっていってるでしょ。
御息所って元々は天皇の部屋の名前だったんだけど、時代が下るにしたがって
天皇の愛人の尊称になったりと変化していった。
最初は更衣の別称に使われていたけど、そのうち女官にしか使わなくなっていったり
さらには身分にかかわらず単に東宮妃をさす言葉にもなっていったわけ。
女三宮の婿探しのとき冷泉帝に嫁いではどうかって話もあったけど、
もし入内してたら女御として入ることになるのかな?
秋好中宮との上下関係はどうなるの?中宮が二人になる可能性もある?
元々の身分では女三宮>秋好だよね?
>>795 実際にあった、一条帝の事例に習って、
秋好>皇后に格上げ、女三宮>中宮
になるとか。
……道長への当てこすりにしか見えないからダメか。
>>796 そうなるのかな。でも定子と彰子は元々の身分はそんなに差はないよね。どっちも臣下の娘だし。
内親王とか明らかに身分が上の人が後から入内した場合はどうなるんだろう。
藤壺が入内する前に弘徽殿が中宮になってたらどうなったんだろう?とか気になって。
内親王が後から入内するのは源氏物語の中では特に不自然でもないことのように思えるけど、
実際は東宮時代とか早い時期に入内してることのほうが多そうだけど。
ってか、臣下の娘であったとしても、中宮になった時点で、
中宮>内親王じゃないの?中宮の方が身分が上。
内親王だからって、中宮の入れ替わりはないでしょう。
後から入った内親王の勢力が強ければ、
その子供が東宮になることがあるかもだけど。
元々中宮ってのは単に皇后の別称に過ぎないから
皇后>中宮ってわけじゃなく、全く同じ地位だし
格上げではなく、もう一人皇后立后させるために
呼び名だけ変えてごまかしたってだけだしね
あさきだと源氏が『愛した全ての素晴らしい女人達』はなんだか全員源氏好きで
二人は本当は両思いだったのだよというパターン多いけど
原作では、藤壺、玉鬘、空蝉、朝顔って源氏のこと愛してなかったよね?
中高生対象の簡単な源氏物語しか読んだ事ないので
内親王が入内したケースって、内親王の外戚が摂関家で後見も十分な場合だったから、
三宮が冷泉に入内したとしても、源氏の後見のある秋好と並ぶような形で
立后って難しそう。
大宮だって左大臣の降嫁しているから、三宮も柏木でも良かったと思うんだけどね・・・
柏木に嫁いでたらうまくいったんだろうか。
密通事件て三ノ宮が降嫁してから7年くらいたってると最近知り驚いた。
あさきではあまり年月の流れが感じられなかったけど三ノ宮は20〜21歳になってるんだね。
柏木もそんなに長く思いつめてたとは…
ある意味一途だなw
>801さん。
あの〜、それは秋好が中宮になる前の話ということで良いですか?
秋好が中宮になったあとなら、いくら女三宮だって女御にしかなれません。
中宮になれるのは一人だけだから、立后はありえない。もう既にいるから。
たしか、それぞれ定員数があったはず。女御は4人、更衣は6人だったかな?
(この辺の数は記憶が怪しいが)
皇后と中宮は、799さんの言うとおり呼び方を変えただけ。
皇后は皇族の場合で、中宮はそれ以外と分けられていた時期もあったようだけど、
のちには同じくなった。天皇の正妻は1人だけなのは、どの時代も同じ。
道長のごり押しで皇后と中宮が並び立ったのは、異例というか異様で、
その後、そういった例は一切無いですよね。
>>804 道長のごり押しで皇后と中宮が並び立ったのは、異例というか異様で、
その後、そういった例は一切無いですよね。 >>
あのー、何度もありましたよ。
一条天皇の後継いだ三条天皇も一帝二后でしたし
その後も何度かあった
道長以後、定着してたよね、一帝二后。
というかそもそも、后は太皇太后、太皇后、皇后としかいなかったのを、
定子を立后させるために無理やり道隆が皇后の別称の中宮と皇后を分けて定子を中宮にしたのが
道長に利用されただけだし、身から出たさびといえるよな、実際。
道長の時の一帝二后は、彰子が中宮になったのも定子が落飾してその資格を失ったからとも言われているしね。
ごり押しとはいえまい。
>>806 確かに道隆の定子立后を道長は利用したわけだけど
定子は一条天皇の后、その当時皇后だった遵子は一条天皇の父・円融天皇の后だったわけで
一帝二后ではなかったから、そもそも本来皇太后は先帝の后たる遵子なはずなのに
天皇の母だからといって、その位を女御に過ぎなかった詮子に与えるという道理にかなわないことするから
後世でややこしい問題がでてくるんだよね。
ちなみに、道長自身、そのごり押しのつけが後にまわってきた。
二女の研子を三条天皇の后にしようとしたとき、三条天皇は長年連れ添った?子も立后しろと主張
一帝二后は前例があると言われ、それをごり押しした道長は反対できなかった。まさに身から出たさび
>>806 >定子を立后させるために無理やり道隆が皇后の別称の中宮と皇后を分けて定子を中宮にした
この辺詳しく知りたいです。
なぜ無理をしないと中宮にすることができなかったの?
>>807 天皇の母に后の位を与えるのは当然のことだろう。
あの時代、摂関家は娘が皇子を生んで国母と天皇、摂関のセットが理想なんだから。
むしろ皇子を生んでもいない遵子を皇后にした円融のほうが問題ないか?
そんなことをするからたった一人の皇子に会わせてももらえなくなるんだから
>>808 一人の帝に一人の后という以前に、后は太皇太后、太皇后、皇后の三后までと決まっていた。あわせて三宮ともいうくらいだから。
定子が中宮になった時は四后並立なんて前代未聞、不吉だと「小右記」の作者も日記に書いている。
そもそも中宮って、皇后だけじゃなく、三宮の別称でもあったしね。
無理やり新しい位を作って、それに対する職とかを与えて皇室の負担も増やしているんだから、非難は当然だろうな
補足だけど、三宮はみんな生きていて埋まっていたから道隆は新しい后位を作った。
一条天皇の時は、太皇太后とかが死んで生きてその位にいる后はニ后だったから彰子が立后できたというのもあったはず。
定子が中宮になったときの太皇太后、太皇后、皇后は誰なんですか?
>>812 そのくらいぐぐれ。
一帝二后とかについて調べたいなら、藤原行成、一帝二后でぐぐるとか、他にもwikiで調べれば一発だろう
太皇太后 昌子内親王(冷泉皇后)
太皇后 詮子(円融女御、一条母)
皇后 遵子(円融皇后)
だったはず。
で、彰子が立后できたのも、この昌子が亡くなったから。
812ですがみなさんありがとう。
皆詳しいんですね。
どうやって調べたら一発でわかるのかもよくわからないですよ。
家系図遡りながら確認していくのか、それとも全部頭に入っているのか。
ちょっと気になったんだけど、皇太后では無く太皇后が正しい表記なの?
大昔の中国、夏のあたりからの妃の名称調べるとなんか面白い。
下克上ありの血なまぐさいこと。
>>809 皇太后の位は天皇の生母に与えるものじゃなくてじゃなくて、
先代の皇后に与えるものなんだよ。
皇子を産んで立后できなかった不満は所詮兼家達一家のみの我侭で
誰を皇后にするかは天皇の権利で、まして立后した遵子は詮子より身分上だったんだから
当時の貴族は誰もおかしいなんて思ってない。
いちゃもんつけたのは詮子の親兄弟だけ。
はっきりいって自分の娘(もしくは姉妹)を立后させたい貴族は山ほどいる。
誰もがそれを目指して入内させてるんだから、勝負に負けたからって
天皇に対して理不尽な反抗するほうが非常識
第一、摂関家と国母と天皇がセットなんて、
それは天皇家主権を無視した藤原氏の横暴であって理想でも何でもない
>>819 ある意味、権力者による三后の恣意的な悪用は籐三娘・光明皇后からの伝統なのだから、
その栄誉を得られない派閥からの不平不満は、どの時代でもあって当然の話では?
遵子は「素腹の后」と揶揄され、兼家側は一条帝の即位の式典の日に大極殿に生首を
置かれた、という嫌がらせをされている。
立后=一番高い身分の女性、とは限らないから、平安時代の権力者同士が揉める訳で。
源氏物語が成立する以前の時代で揉めずにすんだのは、
後日天皇になった親王を産んだ女性(安子など)が父の権力を背景に立后した時と
いわく付きの入内をした昌子内親王くらいでは?
天皇家の主権掌握(復活)については、後三条上皇の登場まで待たないとね。
もっとも、横暴な兼家がいたからこそ道長が摂関家の栄華を極められたし、
紫式部が彰子の元に出仕したからこそ、後の時代の教養人達からの保護を得て
源氏物語が散逸する事なく現在まで残されたのだと思う。
何事も一長一短のような希ガス
兼家、道長といった権力の権化みたいな祖父・父から
彰子みたいな立派な国母が生まれるなんて時々DNAって不思議
彰子が我が子より定子が生んだ皇子が東宮になるのが筋だと主張した背景には
紫式部の影響があるみたいなこと消防のころ子供用伝記で読んだけど事実だろうか?
せめて彰子に皇子が産まれなきゃ良かったのにね。
そのあたり、定子はじめ一族には運がなかった。
天皇も一番愛した女を、自分の胤で堕としめていくんだから気の毒な役目だ。
でも定子の皇子に皇位がいき、伊周たちに権力がいくのも微妙・・・
>>821 ぶっちゃけ、それ道長側から書かれた歴史物語が元だから信憑性はない。
美談過ぎると思わなかった?
道長の孫が即位しなきゃ彼女が嫁いだ意味すらないし、
彰子はあの時代の女としての役割を理解していたはずだからな
あの説得も筋どころか筋違いもいいとこだ。
>>823 確かに……
彰子の逸話は出来過ぎ君だね。
>>822 天皇が一番愛した女=定子とは分らんぞ
元子も寵愛してたし、彰子ともかなり仲がよかった。
そもそも枕草子は定子側からかかれたものだ。
天皇なんて
所詮、あてがわれた女を抱く種馬だもの。
>>826 横レスだけど。
複数の女性に対して愛情を持っていたとは思う。<一条帝
ただ、定子に対する深い愛情が無ければ、落飾までした彼女を再び
寵愛したりしなかったのでは。
権力者・道長の不快な気持ちを分かっていながら呼び寄せたのは並々
ならぬ愛情だと思うし、定子の死後に妹を寵愛したのもその表れだと思う。
>>824 栄花物語のこといってるんだと思うけど
権記(藤原行成日記)にもそのことは書かれているし
道長と仲が悪かった藤原実資も彰子を賢后と褒めているから
信憑性ないどころか、かなり高い話だけど。
そういう史実的資料の裏づけがあるエピソードなんだけど
だけど道長から護ってあげられなかったね。定子の妹も道長への当てつけじゃないの?
そりゃあ後宮の奥にいるお嬢様では限界ってあるでしょ。
道長は今で言えば自分のいうこときく奴だけを内閣にいれて
野党はほぼ全員国会から追い出しているような状態を
作ってたんだから。
日本史板の某スレと住人が一緒じゃないかってくらい
リアルタイムで話題がかぶってるw
つかスレチじゃないの?
>>829 行成も道長側の人間なんだけど・・・
ついでにいえば実資は道長とは仲が悪かったが彰子とは仲がよかった。
まあ、紫式部がミーハーだったって話だわな
>>834 その実資と彰子が仲いいのは、彰子が筋を通す良識な人間だったってことでしょ。
実資は三条天皇の女御が立后するときにあからさまに嫌がらせしてた道長に対して
定子の兄と一緒に参内して立后の式をとりおこなったくらい真っ向から筋通す人間だよ。
だから道長に嫌われていた。
彰子があなたのいうように実家大事で、実家の権勢のためだけに尽くすのが自分の役目だと
思うような自己愛の強い人間なら、そもそも父の敵と仲良くしないでしょ
豚切りですが、久しぶりにコミックス読み返そうとしたら
8・9巻がぬけていたのでアマゾンで買うことにしたのだけど、
11・12・13巻がもともとの定価よりも高く売られていて驚いた。
なんで・・・?
それよりも前の巻は安いのに。
あさきのカラーイラストが、細かいところまで書き込まれて、
しかも繊細な色使いに、情緒があって好きだったなぁ。
いつかイラスト集が出るに違いないと思っていたのに、出なかったですね。
とっても、もったいないなと思いますた。
11・12・13巻っていうと、宇治十帖の巻ですね。
きっと、在庫が少ないんじゃないでしょうかと勝手な予想。
読者人気がなくって、元々の印刷数が少ないんじゃ…。
そういえば、大和先生、連載半ばのインタビューで宇治十帖は、
書く予定がないって言ってたのに、どういう心境の変化があったのだろか。
イラスト集出てたよ。
>>839 編集者(=出版社でいいと思う)の勧めによるもの、と過去スレで読んだ。
気持ちが途切れたり絵が変わっちゃわないうちに描いとくのはよかったと思う。
どうせ後になって「あん時一気に宇治十条まで描いておけば」「見たかった」
ってなるもの。
でもやる気の無さが伝わってきたなー。
絵もどことなくパサパサしててさ。
やっつけ感は否めなかったよね
薫の今上の女一の宮への変態想いっぷりを描いてくれなかった点が
いかにやる気のなさがよくわかります
やる気云々より一応少女漫画だし主人公の変態な所はあえて伏せたのだと思うよ
845 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/08(木) 15:34:32 ID:qi1cptq2
しかしいいいわたしは古文から源氏物語をみたので宇治十帖うんぬんより非常によみやすかった
でも絵柄は宇治編が一番好きだったな。
いい意味でタッチがこなれてて、人物の肉感が美しくて。
11巻くらいはすごくよかったけど、13巻辺りの匂宮はひどかった。
絵柄で言うと、7巻辺りが男女とも好きだー。
7巻は表紙も好きだな。夕霧と雲居の雁の初夜画。
人物の肉感は正直下手だと思った
肉感が無いのが絵巻みたいで好きよ
果たして漫画に肉感なんか必要だろうか?
幼児のやわらかい感じとかがよく出てたと思うよ。
平安時代の美女の要件って、衣装と髪が美しいことだったらしいから、
それに最も力を入れて表現されている「あさき」の絵は
源氏物語に合っていると思う。
ところで、当時の美女は顔立ちや体型なんて問題じゃなかったんでしょ
痩せ型の末摘花(鼻も高い!)や花散里が実在したら、
現代の美的感覚からすると、むしろ美人なんじゃないのかな?
末摘花は鼻が赤く垂れ下がってたらしいからブスだよ
普賢菩薩の乗る象のように長いんだっけ?
しかし、おたふく風邪が流行って患った男子がみな美男子になったと
喜んだらしいから、現代の美人の美的感覚とは大分差があるよね
原作でも末摘花の髪はすごく綺麗って設定だよー
(・)(・)
末摘花は痩せてて背も高いんだっけ?
現代人だったらモデル系でもてはやされてたかもね、富永愛系で。
鼻が赤いのはコンシーラーでも使って隠せばよいしw
綺麗な髪を生かしてTSUBAKIのCMとか出てたかも試練。
平安時代の貴族って栄養事情が現代とそう変わらないんだっけ。
女の子はまあまあ早熟、男性だと180p台の長身もそれなりにごろごろ。
>>858 色は誤魔化せても形までは誤魔化せないでしょ。<鼻
先が垂れ下がっている鼻なんだよ?
>>860 858じゃないが、そこまで食い下がることもなかろう。
紫式部が大げさに表現しているけれど、昔からわし鼻の人がいるのかも?と感じた。
誇大表現だと思う。
自分も鷲鼻程度かと思って読んでた。
芥川の『鼻』くらい酷いやつかと思った
誇張はあるだろうけど、イメージとしては「ごはんですよ(ご飯につける海苔のアレ)」の
キャラくらいデカイのだろうと思ってた。
某歌劇団の某理事は顔はギリシャ彫刻と言われるが
鼻は垂れ気味だ あんな感じかなぁ
>>862 流れ的&言い方がくどいと思ったから。
863〜867にはそういうものは感じない。
大和先生の絵 丁寧で綺麗だし好き
でも裸体に色気がないんだよね
まぁそんな事を求めるなって感じかもだけど
女三宮の裸体はエロく感じますた
空蝉が薄絹を残して去る後姿の全身は神。
あそこだけ、どんな裸体画よりも美しくて色っぽい。
そういや朧月夜って、セクースシーンが多い割に裸体は背後ばかりで
おっぱいが描かれていなかったような気がする。
そういや朧月夜って、初めての時も含めいつも源氏に乗っかっていた気がする
積極的なんだね
カコイイ
亀だけど
>>846 好みはあると思うけど、宇治編はあまり・・・
>>852 作者、幼児描くの上手いよね?本当に可愛かった。
>>866 末摘花のモデルは、マジで三木のり平だよ(ズバリごはんですよの人)
うん、幼児とてもかわいい。あのふよふよ感に漫画で出会える事は少ない
今読み終わった〜
とても面白かったけどとても疲れる漫画でもありました。
でも勉強になったからよかった!
光源氏と匂の宮が本当にかっこよかったwwwww
匂の宮カッコイイか?ただの軽薄男だろ。
初期夕霧が美味
881 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/18(日) 00:03:07 ID:49v+H7pv
匂宮は確かに薄っぺらい軽薄ボンボンだな
自分は薫よりは好きだけどな。
両方嫌い。
薫は自分の正しさに酔ってるし、匂宮はただのやりチン。
匂宮は最初はカッコよかったから許せたけどだんだん顔も性格も醜くなってった
薫は昔の夕霧に似てたのもあってずっと好きだったけど
>>879 自分が浮舟だったら、匂の宮の方が好きになってしまうので。
全力で否定されてる
>>878カワイソスwww
でも自分も匂宮嫌いw
>>886 (´;ω;`)
ちなみに女人は藤壺の宮が一番好きで、紫の上が嫌いなんだが、これも理解されないのかしら…。
藤壷はともかく紫の上は同じく嫌い・・・好きじゃない。
正確には紫の上至上主義の「あさきゆめみし」内の紫の上が嫌い。
自分も紫の上はあんまり好きじゃないな
最初は可愛いと思ったけど途中からマンセーされすぎで萎えた
自分なんてどこででも決して良くは言われない雲居の雁が好きなんだぜw
雲居は子ども産みすぎた
藤壺は政治家然とし始めてから色気が消えました
紫の上と藤壺は大好きだ。
あと朧月夜と空蝉。
女キャラで嫌いな人っていないかな…強いて言えば明石。
なんか控えめすぎて鬱陶しい希ガスw
大君が意外と好きだった記憶
自分も藤壺と大君好きだった
自分も藤壺と大君好きだった。
共通点は、好きな相手をすげなく突っぱねるところだろうか。
明石は、なんちゅうか光源氏が権力を掴むにあたっての
都合のいいキャラ(源氏に何されても文句を言わずに耐える身分の低い女、
娘を取られてもじっと我慢)としか思えず、あんまり好きではないなぁ。
自分特に好きって人はいないんだけど
本当に禁断の恋をしてるのって源氏と藤壷だけなんだよね。
だからどちらも好きじゃなくても、この2人の関係は圧倒的に面白い。
柏木と三宮もやはり面白かった。
相愛かどうかより、命がけかどうか、かな。
それくらいでないと、恋愛に対するあれほどのテンションに同調できないw
光源氏と匂の宮だったら匂の宮のがいい
>>895-896 同意。あと雲居の雁も。
男キャラの初恋の相手ってのに弱かったみたい。
しかも両思いなのに上手くいってくれないとことか…。
夕霧と雲居の雁の初恋物語はやたら可愛かったもんね
夕霧と雲居の雁は、交際発覚で引き離された後も会えてたのかな?
それとも結婚許されるまでは会えなかったのかな?
あさき〜だと後者だけど、原文寄りだとよく分からない
当時の感覚(どの程度しのんで通えるのか等)が今ひとつわからないせいでもある
六条御息所が一番好きだ。
あと弘徽殿大后。
紫の上は確かにイイ子ちゃんぽくてつまんないと思う人はいると思うけど、
最後のほうで嫉妬や絶望なども飲み込んで源氏を憐れんで包み込むようにまでなる
というのはやっぱり見事と思う。紫の上に死なれて大打撃をうける源氏ざまあみやがれって思える。
他には朧月夜も華々しくて好き。初登場時らへんの絵とか好きだ。
昔は六条様大嫌いだったが、今じゃ一番好きだ。
ちなみに源内侍も嫌いではない。
昔も今も嫌いなのは明石。結局一番いいとこ持っていくんだよね。
橋本治『窯変源氏物語』では、明石入道の野望に対する源氏の心境が
おもしろく書いてある。こういう解釈もあるのかと驚いた。
紫の上はザ・ヒロインだよね。一見確かにいいこちゃんなんだけど
あそこまでドロドロの嫉妬や子供のできない悲しみ、
それでも源氏の庇護下でなきゃ生きられない苦しみ、
とこれでもかこれでもか状態な人って実はいないという。
どんなに美貌で才知にたけた人格者でも、望む形で幸福になれない。
紫式部はシビアでリアルだなあと思うよ。
で、明石の上がむかつく人がいるのって
何があっても紫が帰っていかなければならない、そして苦しまなければならない
源氏という存在への執着を、理想的な形でわりとあっさり絶ち切れたからじゃw
>>904 源氏ざまぁwwwwww
って思ったわ確かに
うたた寝してる雲居の雁の露出度
あれで雲居の雁に惚れました
自分は徹頭徹尾、源氏に思い入れがなかったな。夕霧は萌えてたけどw
源氏は紫の上の優秀さも自分の育てた成果と悦に入ってるんだけど
紫の上が自らの資質で源氏を追い抜き見下ろすまでになっていくっていうあたり
作者すげーと思うわ
>>905 娘奪われたんだから一番いいとこどころか、むしろ貧乏クジにしか見えないよ。
娘が出世したって結果だけで世間はラッキーとか思っているけど
その為に実の娘を奪われた母親の苦しみは誰もみてないんだよね。
経過の不幸考えたら、最後の結果が良くても全然羨ましいとは思えんな。
やっぱり平凡でも、普通に娘と暮らしてたほうが明石はずっと幸せだったと思う
一番可愛い時期にそばにいられなかったのは辛いよね。
でも、娘は成長過程において愛情に不自由せず社会的にも成功して幸せになれたし
母親としてそれ以上の幸福はないと思う。
>>912 じゃあ世の母親は大金持ちから娘を養女にって話があったら喜んで受けると思う?
少なくても私はいやだな。冗談じゃないって蹴るよ。
まして明石は経済的にも不自由全くないし、
あのまま明石の娘として育っても、源氏の娘には変わり無いから
大貴族か宮家に嫁入りして、十分幸せになっていただうし
娘の幸福が目的なら、無理して入内しなくても他に選択肢は十分ある
源氏は「ちい姫のため」っていってるけど
結局は娘を使って皇室の外戚の地位につく自分の為に過ぎないんだよね
明石の入道の野望がまさにそれだったのだから
その娘として生まれて、源氏と結ばれるべく育てられた明石の上的には
予定調和な人生だったんじゃないのかなあ。
家族運は紫よりずっとあるよねw
>>911 同意。むしろ娘も夫も結局紫のものに収められたって感じだし、
娘と再会できてもすっかり紫に懐いてる状態で親子関係に戻るなんて不可能だし複雑すぎ。
明石は結構好きな方だけど、嫌いという気持ちも分からないではない。
だって良い子ちゃんすぎるんだもん。
あんまりドロドロの感情描写がなかったからかな。
>>915 入道にとっては筋書き通り!万事OK!だけど
明石は普段から父親の高望みに苦しんでたよ
絵の問題として、顔は好きだったよ>明石
紫も明石も一緒にいるとイライラしそう
でも、どっちも気の毒ではある。
まあ、彼女らの一番の不幸は源氏と出会ったことだろう。
それも本人達の意志で出会ってるわけじゃないから気の毒w
拒める立場にいないという点もね…
でも不幸でありながら幸せでもあったんじゃないの
二人とも結局は源氏にゾッコンだったし
それ以前にも以降にも他の適当な男と会う機械がなかったから、すり込みみたいなもんだな。
もし、夕霧が父親に似た性格で積極的に紫にモーションかけてたら、彼女はなびいただろうか?
不幸というか、幸せありきの「苦労」だよね
>>924 夕霧みたいな堅物に口説かれる紫、という不倫リフレインは見たかったな。
でも紫を閉じ込めた箱っていうのは
藤壷(皇女様)の育った化粧箱の中よりも、
ある意味ずっと意図的な制約と思想教育のある場所だったと思う。
紫も夕霧も源氏の監視下にいたからね…
源氏=婿とすり込まれて育った紫が源氏以外を意識することって
ありえたんだろうか?
>>927 紫が源氏以外に気持ちが行くっていうのは有り得ないと思うなぁ
藤壺&源氏支持な私としては、冷泉帝に春宮が生まれなかったのが残念…
2人の愛は永遠に続いてほしかった(´・ω・`)
皇位継承者でなければ血は残ってるんじゃ?違ったっけ…
夕霧と紫が不倫なんてすごいデジャブだ
でも見たかったよ。可能性を端から摘まれてたけど。
実際紫の上と夕霧を浮気させろって手紙多かったらしいね
そうなの?でも面白い展開だろうにね…
ステージは柏木と三宮にスライドされちゃったけど
夕霧と紫じゃないと源氏を叩きのめせないw
まあでも夕霧は色気のない男だからな。
自分は昔は柏木みたいに愛されたい!って思ってたけど、
今となってはただのストーカー&レイプ犯にしか思えない。。。大人になったのか?
冷泉帝とか夕霧とか、息子二人の方が源氏より萌えキャラなのも時代性
夕霧って扱い良いんだか悪いんだかよく分からんなw
柏木は天パーが嫌だったw
でも頭の中将一族は何気に明るい風貌揃いで皆好き
ちょっとド忘れしちゃったんですが
夕霧は、薫が柏木の子供だと知ってましたっけ?
>>940 d
ずいぶん前にコミック手放しちゃったけど
文庫で揃えなおそうかなー
人気キャラみたいだけど、私は朧月夜嫌いだったなー
なんていうか、須磨から源氏が帰ってきて、
お別れするところまでは良かったんだけど
朱雀院出家後、結局源氏とまたより戻しちゃったので全て台無し
最終的にはいはい好き勝手やれてよかったですねぇーって
そんな印象になっちゃった…
途中までは良かったのになあ、ホント
私は六条さんの良さがわかりませんよ…。
顔がミスターレディーのようだからかもしれないけど。
私も朧月夜は嫌いなキャラだ。感情に流されやすくて、理性的でないところ。
朱雀帝と源氏と…と、二股掛けられるところ。(相手は誰でもいいんかい!)
六条の御息所は、あさきの絵でみるとビジュアルいまいちだけど、
嫉妬心をプライドゆえに理性で必死に押さえつけようとしているのに、
感情には勝てず、生霊になってしまうあたりには同情する。
藤壺のように理性的に物事を考えられる人が好きだけど、
六条の御息所のように、理性的であろうとしてもできなかった、
奥底にある感情の激しさ、今は好きだな〜と思う。
あれは朧月夜よりも源氏にムカついたな
自分からより戻しといて三宮の件があったら朧月夜を批判しとるし
自分のこと棚に上げすぎだろ常考
朧月夜は特に何とも思わないけど(世間的にも制裁受けてるし
六条は葵ちゃんと夕顔を殺っといて擁護されまくるから全く好きになれませんわー
若い頃は朧月夜が好きだったな。
あの奔放さに憧れるというか、若さゆえの痛さがかっこよく見えるというやつで。
昔は印象に残らなかった花散里が今は1番好きだなー。
控えめで、優しくて、素直で、品もあって、観察眼があって、子育てもしっかりできて
自分が男ならこんな嫁欲しいw
花散里は人徳とはいえ恵まれすぎだよね。
当代一の殿方に終生大事にされ、同輩のドロドロに巻き込まれず、
夕霧のオカン役までできて。
でも誰もが同じ状況で幸せでいられるかというと、なかなかそうはいかない。
彼女の性格ゆえの幸福。
紫式部SUGEEEと思うものの…女性としては憧れない。
でもお婆さんになったら一番素敵なタイプだよね。
リアルだったらやっぱり明石に惚れちゃうだろうな
六条とか朝顔ほどキツイ人じゃないけど、ちょっと人間屈折してるから、その辺が共感できるw
あー、そーゆーのはあるね。
自分は、絶対ありえないんだけど
「他の殿方も視界に入っている紫の上」というのが
もしかしたら一番好みかもしれないw
かといって藤壷ではなく。
紫の上と明石には多分惚れるね。美人で性格も良くて教養もある。
まあ紫の上があの状態で用意されてれば、だけど。
源氏みたいに根性ないし。
あと多分夕顔にはクラッときそう。
逆に漫画の中では好きだけど、葵の上なんかはめんどくさいだろうな。
ツンツンでデレがないし。
昔は夕顔の魅力がさっぱりわからなかったんだけど、
大人になったらなんとなくわかるようになった
丁度夕顔との縁があった頃、源氏の相手はツンツンの正妻・葵と
プライドがちがちの六条がメインだったわけだから
ただかわいいだけの夕顔にフラッといく気持ちわかる…
私は葵の上かなり好きだよ。勿論相手にできる自信はないけどw
彼女は色んな意味で上級者向け。初心者にはおすすめできない。
女の子的なドラマとしては葵の上は非常にかわいかったとおも
愛情表現を知らなくって・・・みたいな
幸せになれそうだったのに死んじゃったってのがね
じんとくる
夕霧の頑なな女性版が葵の上です
夕霧と葵って、そんなに性格似てるかな?
夕霧は苦労してる分、お姫様育ちの我侭さはないんだろうけど
母親に似て思い込んだら頑固ってなことを源氏が言ってなかったっけ
葵の上好きだったよ。
あの素直になれないってとこがよかったな。
夕霧ってお母さんとの思い出が一切ないんだよね
その点は源氏と同じなのに、よくマザコンにならなかった
えらいえらい
源氏には藤壺がいたから余計母への思いが募ったのかもしれん
だから若紫を夕霧から遠ざけたんだしね。チッ余計なことをw
夕霧が生涯愛した女性って三人だけだっけ?
幼なじみの雲居と
幼なじみと一緒になれなくて淋しい思春期のさなかに会った五節の舞姫・藤の典待と
親友の未亡人・落葉の宮
多分そう
初恋
セカンドラブ
中年の恋
全部実ってるから幸運といえば幸運w
>>965 そう書かれると、夕霧スゲェー
ダメだったのは玉鬘ぐらい?
紫の上にも恋してる。
まあ、最初っから実らすつもりもなかった憧れの存在だけど。
玉蔓は姉と思ってたから恋愛意識手前だったんだっけ。惜しいね
紫の上はハナから義母だしね…。でも、
一度目→ハイレベル貴族同士
二度目→家臣の娘
三度目→皇女を貰う
一応全枠おさえた感じ?行きずりがないのかな?
源氏は自分の二の舞を避けるために花散里を据えたんだろうけど、
夕霧が花散里に恋慕するって展開も面白そうだなw
父同士のように柏木と恋を競ったりすればよかったのに
二人ともある意味マジメだったねー
>>969 完全安パイと思ってたらナント…!とな。
花散里舐めすぎだから色んな意味で衝撃が走るね。
で、紫や三宮の時ほど源氏的に痛手がなくて源氏どんだけ〜という
この時代って、同母きょうだいでも御簾越し対面だと
近親相姦とかなかったのかな?
そうでなくても皇族周辺だからどうしても血縁で固まりがちで血は濃い目だけど
>>952 夕顔はただかわいいだけってわけじゃないとおもう
苦労してきて、娘と家人の生活のためにも源氏に好かれなきゃと計算もあってけなげにつくしただろうし、
それでいて源氏には求めようとはしない儚げで遠慮深いところがプライドの高い妻達に疲れた源氏の気に入ったんじゃない?
つまり癒し系だな
頭の中将も本気だったんだからやっぱ魅力的だったんでしょうな
自分も男だったら夕顔みたいな人を好きになるだろうな
エレクトラコンプレックスやらマザーコンプレックスやら
娘と父親のセックス、息子と母親のセックス
・・・・・・ありえないな