日出処の天子 第ニ十五戦目

このエントリーをはてなブックマークに追加
818愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 00:23:27 ID:???
わたしに見えるのはうんこ、そなただけ…
そのそなたがもう一つの道を行ってしまうというのだからわたしはやはり一人になるのだな







はぁ〜すっきり快調
819愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 00:42:36 ID:???
まり(うんこ)も美し… って何だっけ。何か文学
男が姫?に恋をしてしまい、諦めるために、箱の中のまりを盗んだんだけど、感付かれて、中身が香木と香水にすり替えられてた話。
金色の香りの水と、高価な香木が数本。
が、箱の中。
王子のまりはそんな感じかも。
香木のうんこ。

たしか「まり」だったはずなんだよね、まりも美しと嘆く男、みたいな。
子供時代に読んだ古典かなんかだからおぼろげだ。設定いつの時代なんだろ。
誰か知らない?
820愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 00:47:34 ID:???
さあ?聞いたことあるけどワカンネ
うんこをオサレ雑貨に摩り替えとくってなかなかやるねぇ

ま!
女のほうが一枚上手だこと

その調子
その調子
821愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 00:52:13 ID:???
「父上、お聞きですか」
「ウンコか」
「またぞろ出たようだな」
「今度は大きそうです
便秘の次の下痢ときてはたまりません
弱った大腸がやられるでしょう」
「うむ……池辺宮の豊日大王がひりだした時もひどかったが
今回はそれ以上になるかもしれぬな」
822愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 01:23:07 ID:???
>>819
最初「諦めるために」を読み落として読んで『昔からスカトロはあったのか…』と
思ってしまった
823愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 01:35:34 ID:???
父上、あなたが今、ここで死ねば、
私のうんこはこれから先、血で染まるのですよ
824愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 01:43:39 ID:???
王子のは血便か・・・
825愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 06:42:25 ID:???
>>819
元ネタは忘れたが、芥川龍之介が現代文に書き改めておるぞ。
文庫の解説者は、箱の中の「香水と香木」はリアルなブツであったろうなぞと
書く始末ぢゃ。書店で探されよ。
826愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 08:24:17 ID:???
元ネタは今昔の「平定文、本院の侍従に懸想すること」
芥川は「好色」。谷崎の「少将滋幹の母」にも同じエピソードが引かれているよ
827愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 08:36:00 ID:???
今読み返してるんだけど、1巻の最初のカラーの見開きのところの左下に立ってるのはだれ?
あと毛人に見たこと忘れさせようとしてるとこあるけど
鎖骨らへんに忘れるツボがあるの?
828愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 09:31:15 ID:???
ちょ今昔物語読み直してるからタイムリーだお。
829愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 09:35:24 ID:???
>>827
ヒゲの厩戸王子だよ。昔のお札の王子のイメージ。
山岸さんはヒゲ形態での王子も書く予定だったけど
色々やっているうちに構想が変わったらしい。

鎖骨をぎゅっとやったのは意識を引き付けつつ正面を向かせて
強烈に暗示をかけるつもりでやったんだと思う。
ところが毛に効かなかったので「忘れぬのか…」となった。
逆にコレで王子は毛に興味を持ったんだよな。
830愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 09:46:53 ID:???
私も、手元にあったので、書き写してみる。

「かのひと、かくめでたくおかしくとも、はこ*1にしいるらむものは、
われらとおなじようにこそあらめ。それをかきさがしなどしてみては、
おもひうとまれなむ。*2」
*1 便器
*2 目の前にさらけ出して見れば、嫌になるだろう

で、中に入っていた香木を嗅いでみて、
「かれは、よのひとにはあらぬものなりけり*3」ww
*3 人間ではないものだったのだ(天女かなにかだろう)

うひゃ〜。箱の中身を、飲んだりなめたりしているよ〜〜〜。
831愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 09:48:48 ID:???
ケミシ、大伴の娘に手紙書くのも忘れ
フツのこともしょっちゅう忘れ
王子の前でも工事中でもぼんやりさんなのに、王子の手品を見たら忘れないのな。
832愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 09:59:44 ID:???
ハンドパワーです
833愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 10:17:08 ID:???
819です。レスくれた方ありがとう!
今昔かぁ。多分、芥川で読んだのかもしれない。
小さい頃、実家に芥川全集あったはずだし。
箱の中のうんこと小水(香木と香りつき水)を噛み締めてすすり、天女か!とか泣きながら悶絶する男の記憶があるよ。
読んでみるよ〜。
このスレの人は物知りだよね。
香木うんこはなんか王子っぽいイメージなんだけど、私の中で
834愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 10:31:24 ID:???
>>829
なるほどなるほど、為になります、また何かあったら質問させてくだしあ
835愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 12:55:44 ID:???
昔の人は偉いな。
私だったらウンコ食ってるときにカレーの話されただけで怒るのに
まさかウンコ食べるとは。
836愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 12:56:57 ID:???
>>823
父上全然関係ねぇwwwwwww
837愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 13:24:00 ID:???
>>835
お前も食ってるだろw



と一応つっこんでおくか
838愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 14:35:12 ID:???
蛤女房思い出した。
…カワイソス。
839愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 16:27:46 ID:???
蛤?
そんな人あさりちゃんに出てきましたっけ?
840愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 17:03:03 ID:???
スカトロってそんな古い歴史と伝統があったんだ〜〜
841愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 18:44:25 ID:???
>>839
さえない男の人にあるひ物凄い美人さんが嫁いで云々とかいう
むかしばなしだーよ。ウィキででてきたとおもわれ
842愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 18:50:57 ID:???
>さえない男の人にあるひ物凄い美人さんが嫁いで
いつの時代もそういう妄想は変わらないなw
843愛蔵版名無しさん:2007/02/16(金) 23:09:12 ID:???
そゲ?
844愛蔵版名無しさん:2007/02/17(土) 02:44:06 ID:???
芥川龍之介の「好色」はこれ。
ttp://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/90_14976.html

スカトロにはわけがあって、
そういう汚いものを見ることで、
人の美醜など皮一枚、生はむなしいと実感して、
仏心に目覚めるという「メソッド」の一環なのよ。
死体観想というのもある。
人が死んで朽ちていくのを見ることで悟りを得ようとする。

でも現代的には・・・フェチっつーか怪しい性癖にすぎんよなぁ。
845愛蔵版名無しさん:2007/02/17(土) 07:08:19 ID:???
淡水v.s.調子麻呂

【社会】“忍者”の威信かけ来月勝負−伊賀と甲賀の市長が手裏剣対決[02/17]
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1171650583/
846愛蔵版名無しさん:2007/02/17(土) 08:08:48 ID:???
わろすwwwwwwww
847愛蔵版名無しさん:2007/02/17(土) 09:24:18 ID:???
キーワード【 蘇我 馬子 刀自 白髪 たら 阿倍 淡水 】
王子が入ってないw
848愛蔵版名無しさん:2007/02/17(土) 09:41:50 ID:???
たら ってなんだ?
849愛蔵版名無しさん:2007/02/17(土) 09:54:57 ID:???
たられば
850愛蔵版名無しさん:2007/02/17(土) 11:43:53 ID:???
>>845
その記事自体おかしいが、それから淡水と調子麻呂を連想した845もワロスw
851愛蔵版名無しさん:2007/02/18(日) 01:11:13 ID:???
忍者ワロス

でも、香木のお話は?wwww
852愛蔵版名無しさん:2007/02/18(日) 02:50:56 ID:???
>>844
芥川の小説で読んだのではないけど、このお話、確か昔小さい頃に男性週刊誌の
読み物の記事で読んだよ…
幼心にものすごいエロスを感じてショックだった。
私の読んだ読み物では、侍従がそのからくりを自分の付き人みたいな人に
これはこうしてこれをこうした、と説明してた。
何か今でもその記事の挿絵がうっすら浮かんでくるくらい衝撃的だった。
まさかここで出会うとは思ってなかったからビックリ。
853愛蔵版名無しさん:2007/02/18(日) 17:09:19 ID:???
私も小学生位だったはずだけど、古文っぽい文章を無理して読んで、黄金色に香木が浮かんでるのとか、それを確か泣きながらすするとか、かなりエロかった…。
蛤女房もエロかったけど。
子供の頃の読書体験て、残るね
854愛蔵版名無しさん:2007/02/18(日) 23:44:39 ID:???
その話は当時的にはアリなのかナシなのかが非常に気になるわけだが。

平安貴族はスカ上等?
855愛蔵版名無しさん:2007/02/18(日) 23:53:33 ID:???
貴族階級のみに流通してた価値観じゃないのかなぁ。
やりつくしてどこまで行けるのか?みたいな。
庶民は生きていくのに精一杯だっただろうし。
856愛蔵版名無しさん:2007/02/19(月) 00:30:35 ID:???
戦とかがない平和な時代に変態プレイやフェチが増えるって何かで読んだ
確かに物騒な時代は産めよ増やせよでいっぱいいっぱいだろうね
857愛蔵版名無しさん:2007/02/19(月) 03:18:27 ID:???
>>809
遅レスだがそれはTHE MOMOTAROHではないか。
858愛蔵版名無しさん:2007/02/19(月) 08:11:25 ID:???
>>857には人にはない才のある者ですから
859愛蔵版名無しさん:2007/02/19(月) 23:28:57 ID:???
>>855
>>856
ということは貴族階級にはさほど変態プレイって認識もないほど浸透してた…のか?
現代の感覚と比べて、(今は完全に変態プレイだし、普通の人はしないよね)そこんとこどうなの?
860愛蔵版名無しさん:2007/02/19(月) 23:49:23 ID:???
浸透してたらわざわざ滑稽譚として残らないよ
普通の人はしなかったんでそ
861愛蔵版名無しさん:2007/02/19(月) 23:50:13 ID:???
ちょっと変態くらいの認識はあったんじゃなかろうか
現代日本もまあ平和で豊かにはなったし似たようなもんじゃないかと
(しない人はしないけどする人はするわけで)
862愛蔵版名無しさん:2007/02/20(火) 00:48:16 ID:???
こんなことしちゃってる特権階級の俺様すげぇwなお方もいらっさったと思います
863愛蔵版名無しさん:2007/02/20(火) 01:43:20 ID:???
おまるが身近にあるからう○こも身近だったんじゃ…
864愛蔵版名無しさん:2007/02/20(火) 02:13:32 ID:???
君らこの一週間うんこの話しかしとらんな
865愛蔵版名無しさん:2007/02/20(火) 07:41:42 ID:???
良い排便は良い人生に通ず。と申します。
866愛蔵版名無しさん:2007/02/20(火) 08:08:04 ID:???
この漫画のテーマのひとつは嫉妬ですからな
867愛蔵版名無しさん
シットの話から離れるのです!