いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りましょう。
過去ログは
>>2にて。
源氏と紫は最高のバカップルだなw
>>1乙
前スレ1000、ちょっと出てこい
わたしは紫好きだ
確かに紫って昔でこそ高貴な色だったんだろうけど
今ではちょっと妖しい色みたいなイメージがあるねw
まあ染めるのが難しい稀少色だったからね。
あと美空ひばりが好きだったらしいから演歌なイメージもあったりw
自分は紫は藤あやこのイメージだなw
紫色が好きな人は欲求不満なんだよね〜、って
嬉々として言いたがる子いたね。
11 :
前スレより:2006/08/11(金) 21:58:11 ID:???
995 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/11(金) 07:32:03 ID:???
>992 あれ以来、「お金で幸せは買えない」みたいな訓辞が嫌いになった。
某漫画で「お金で幸せは買えないけど幸せのお手伝いはできるのよ」
という名言がある
996 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/11(金) 08:16:06 ID:???
>>995 それの題名を教えて下さい。
遠藤淑子「星の階段」という短編
主人公の男の子が、付きまとわれてる女の子を何とか追い払おうと
一緒にラブホに入ろうとする。女の子が逃げるかと思ったら入ろうと
して驚いてるところに、がん保険の加入申込書を取り出して来て
保険者:女の子、受取人:女の子の親にして保険に入れという。
理由は若年の性交渉は子宮がんになる可能性が高いから。若くして
死んだら親孝行できないからせめてお金を残したい、そこでこのセリフ
「お金で幸せは買えないけど幸せのお手伝いはできるのよ」
男の子は「いつから保険の勧誘員になった」とツッコミ
12 :
愛蔵版名無しさん:2006/08/11(金) 22:06:54 ID:B8qajDJQ
そういえば桐も藤も紫色の花だな。
藤壺の身代わりだから紫の上という名前で呼ぶようになったんだろうか。
>>11 教えてくれてありがとうー。
遠藤さんは絵が苦手(話はかなり好き)なので、買い控えていました。
ポチッとしてきます。
>>12 藤壷縁の人としての若紫だもの。
もし源氏が若紫のやんちゃぶりに惚れ込んでいたら、紫上はもっと幸せだったかも。
しかしながら、「真性ロリ」と言いそうな自分がいる。
>>11 遠藤淑子っぽい台詞だなーと思ったら、まんまだったw
「マダムとミスター」にも似たような台詞あった気がする。
スレチごめん。
源氏は紫の衣を、紫の上ではなくて明石に贈ったんだよねー。
もっとも高貴な色とされている紫を、その名を冠する紫の上ではなく明石に送る。
似合う似合わないは別として、気遣いとしてどーよ。と当時思った。
15 :
愛蔵版名無しさん:2006/08/12(土) 11:11:18 ID:iq0Bqjet
紫の上が好んで着ていた色が紅梅と書かれているけど、
白に紫の衣装を明石の上に送っているの見て、
羨ましく感じてるよう描かれているところから見て、羨ましく感じるなら何で着ないのさ?と思った。
実はいつも源氏に贈られた色合いの衣だけしか着れない=後ろ盾のない心細い身では、贈られた衣の色が気に入らないとは言える立場ではない事を暗示しているんだろうな・・・
紅梅は藤壷の女御が源氏と会う時よく身に付けていた色か、亡き母が身に付けていた色だったりしてね・・
17 :
愛蔵版名無しさん:2006/08/12(土) 12:57:09 ID:FgJWsKIy
テラカワイソス(つд`)
紅梅は藤壷の女御が源氏と会う時よく身に付けていた色か、亡き母が身に付けていた色だったりしてね・・>>
だとしたら女一宮と同じ衣装を女二宮に着せた薫はしっかり源氏の遺伝子受け継いでいることに……
>18
それには女一宮が女三宮とおんなじような性質してなければならないと思うけど・・
薫は手が届かない女性に妙な幻想抱きまくりな、今でいったらメイド萌えとか言ってる男性に近い気がするから、
薫はコスプレ願望ある男達の元祖だと思う。
女二宮の女一宮のコスプレに満足いってないみたいだから、元祖になりえなかったんだった・・・
それかあさきの女二宮は美人に描かれてるけど、原作はあんまりだったのかな・・
>>20 原作でも女二の宮は美人ということになっているよ。
ただ、女一の宮にはとても及ばないということ。
女一の宮は容貌だけは祖父の光源氏に似たのかもしれん。
それなら、大君の妹が不幸にならないように、帝から女二宮紹介される前に
六の君と結婚すると夕霧にOKしておけばよかったのにね。
六の君は夕霧似の美人なんだから、女一宮に似てるはずなのに。
だから匂宮にまでグズって言われるんだね・・
匂宮なんて春宮になったら、さらに選り取り見取りになる人なんだから、
浮舟くらい譲ってあげたらよかったのに。
>>22 匂宮は、
「浮舟にあれほど執着せずにいられなかったのは……もしかしたら浮舟が
薫の女だったからかもしれない」
と言っていたっけ。
つまり薫に対するライバル意識。
そのわりにはしばらく経って宮の君(式部卿の宮の姫)を落とそうとしてたな。
浮気心だけはしっかし源氏の性質を受け継いでいるのがなんとも・・・
>>22 原作では、薫が女一の宮の姿を見てしまうのは浮舟が入水した後、明石の中宮が
六条院に里帰りしていたときなんだよね。
>>16 紫の上は女楽の時には樺桜の衣装だから、やっぱり春のイメージかな。
夕霧も野分のときに垣間見て「樺桜の君」と呼んでいたが。
服装が服装なだけに、女一宮の方がグラマーなだけだったりして・・
そんなに好き者なら、源氏と頭厨が二人で穴掘りあってればいいんだよな
>>24 宇治十帖の原作を全く知らないので教えて下さい。
薫と匂の宮は女一宮についても争ったんですよね?この女一宮とは、今上帝の娘?
あさきでは、匂の宮は冷泉帝の姫に興味ありげじゃなかったですか?
2人の恋愛相手となった女君を全て知りたいです。
匂宮が女だったら良かったのにね。
そしたら、薫は腑に落ちないけど大君は死なずに中君と結婚して、
六の君とも結婚して、二宮とも結婚できただろうに・・なわけないかw
>>24ではないけど、女一宮は匂宮の姉で、恋人ではないよ〜。
匂宮と肉体関係があるとはっきりとわかるのは、あさきゆめみしでは、
中の君と女房(中君の処に逝けずやけくそで抱いてる)と浮舟と六の君。
薫は女二宮とは仮面夫婦で浮舟だけ・・のような気がする。
>>16 なんかストレス溜まりそうだね。紫の上。
個人的にはこの人が一番可哀想かなと思う。
紫の上は愛嬌
明石は気高さ
朧月夜は色香
花散里は貞淑さ
六条は教養
夕顔は優美さ
藤壷は高嶺の花
薫が中の君と結婚すればよかった
大君は病弱だし、浮舟は愛人として匂宮と共有
これがベストの選択
不器用に育った薫は人生の選択を誤ってしまった!
>32
薫の女となれば何でも欲しがる匂宮が中の君にちょっかいだすわな
また薫はどんな結果であれ満足せず、
「ああ、あの人がいたら」と悲劇ぶるに3000紫
薫はその気になれば、女たらしで匂宮を敬遠している女性の中から
選りどりみどりだろうにさ、
朱雀院と頭中将のお人好しさと、柏木の不器用さと気の弱さと女の見
る目なさと、女三宮の鈍感さがしっかりと受け継がれてるんだね・・
せめて夕霧を見習え!
>>34 源氏の身分至上と高望みっぷりもな。五十日の祝いのときの源氏の願いは一切叶わなかった・・・。
源氏の女癖の悪さや柏木の暴走癖が受け継がれなかったのがせめてもの救い。
>36
源氏の身分至上主義に似たというより、朱雀院母の弘徽殿女御と
柏木母(夕顔を苛めた正妻)に似たといった方がいいかも・・・
自由奔放で衝動的な朧月夜の血も混じってるから、柏木と薫は妻を大切に
する発想自体が思い浮かばないのかもね。
>>30 玉蔓も髭黒の妻にならなければ、紫の上と同じような境遇になっていた可能性が
高いね。
尚侍として入内しても、秋好中宮と弘徽殿女御がいるから不安定な身分。
結局源氏しか頼る人がいない。
>>34 明石中宮の女房の小宰相の君なんていい相手だと思うんだけど、それでも
浮舟が忘れられないんだよな。手に入りにくい相手ほど執着するというのは、
実父の柏木にも、養父の源氏にも似ている。
40 :
愛蔵版名無しさん:2006/08/13(日) 21:30:53 ID:i3gGTrog
>39
玉鬘さ、夫を自分で選べなかったからこそ、良い旦那に恵まれたけど、
選べる立場だったら、とんでもない男選びそうな気がするよね。
自分の娘の嫁がせ先知って感じた。
有力な後見人がいないと大変な想いする処に二人も入内させてさ・・・
せめて片方だけでも夕霧の息子の処に嫁がせておけば、強力な味方が
できただろうに。
41 :
40:2006/08/13(日) 21:31:26 ID:???
sage忘れた、スマソ。
>>40 「匂宮」「紅梅」「竹河」の三巻は紫式部の作ではないという説が昔から
あるね。文章力も落ちるし、他の巻と矛盾する箇所もある。
玉蔓が自分で選んだとしたら、冷泉帝の尚侍になって後宮で苦労するか、
蛍兵部卿の宮の妻になって、宮の浮気に苦しめられるかどっちかだろうな。
玉鬘はしっかりしてる様に見えても田舎育ちだから宮中における処世術には疎いんだろうな。源氏は過大評価してたけど。
その点夕顔は原作で正体を明かした源氏に対して「たいしたことないのね」ってあしらう余裕がある。でも、運が悪すぎた。
それを思うと夕顔と玉鬘って対照的。おっとりしている様で世の荒波を知っている、でも不運な夕顔としっかりしてるが
世間知らず、でも強運な玉鬘。
源氏は玉鬘を浮気性な蛍兵部卿の宮の妻にして、夫の浮気中に通って、
玉鬘を共有しようとしてたのかな・・
>39
小宰相の君が二人ともそんなに自分に関心がないんだわと感じて、
誰か別の人と結婚することにしたら、薫と匂宮があわてて実は好き
だと猛烈アタックしだしそうだよね・・・
小宰相の君は中宮の処にお勤めして、世間慣れしてるだろうから、
薫達をどう扱うのか気になる〜、紫式部さんその後の話のつづきおせーてw
>>44 それよりも冷泉帝の尚侍にして父子で共有・・・
>>45 小宰相は匂宮を一度はねつけてるし、どっちかというと薫のほうが気に入っていそう。
あの二人だったら宮の君のことも争うかな〜
玉鬘は源氏の妻になれば良かった
玉鬘「キスは5回目のデートまで許さないの」
薫は浮舟に
「どうして何年も田舎でお育ちになったのでしょうね」
といっていたけど、八の宮が浮舟を認知しなかったのが悪いんじゃんかよ〜
別に浮舟だって好きで田舎で育ったわけじゃないのに。
紫の上みたいにまだ幼女のうちから自分で育てようってんならともかく、
大君と同じであるはずはないよ。
平安貴族といえば、大体はみんな先祖は同じだったりで血が繋がってるから、
大君や浮舟に似た女性が宰相の君以外にももっといっぱいいそうだけど、
八の宮の兄弟の娘とかさ、平安の貴族女性の御簾内生活が見つけづらくしてるんだろうな・・
八の宮って、弘徽殿の女御の息子でしたっけ?
>>16 それはないと思う。あの時の衣装選びも最初は紫や女房も一緒にやってたし
紫の方から衣装で女人の風貌を想像するために源氏に頼んでたじゃん。
それに源氏は本当にその人に合ってると思った衣装を選んだだけに見えるよ。
当時の明石と紫の衣装を逆に着せて想像するとあまり似合ってないもん。
でもなぜか同じ顔の藤壺にはどっちも着こなせそうに見えるのは不思議だな。
確かに紫の上って名前のわりには紫似合わなそうだな
個人的にはピンクとか赤ばっか着てそうなイメージがある
でもオバちゃんになって病んでる頃には似合わないこともないと思うけど
>51>52 明石の女御も紫よりも赤が似合いそうだよね。
宇治編で、紫が似合いそうな女性といえば、大君と尼君になった後の浮舟
くらいだと思う。
女一宮は紫というより、白っぽい色合いが似合いそうなイメージがある。
落ちぶれ方が凄いよな
六の君(朧月夜の尚侍)の甥にあたる旧・右大臣家の総領の位階ですら、
大和守(上国の受領なので位は従五位上が妥当)
>>48 大君も中君も浮舟も、八の宮が春宮にされていれば内親王の身分になるわけだから、
薫のその台詞は浮舟を見下して傷つけようと思って言ったんじゃないと思う・・・
>>55 素なんだろうな、薫。それが一番性質悪いのだ。
頭の中将て良い奴だね。雲井の雁と夕霧が好き合ってるって聞いただけで入内諦めるなんて。
まだあの時点じゃ世間に知れてないから、いくらでも何とかできたのに。
これが源氏だったら当人の気持ちなんか無視して己の野望のために即実行だろうな。
あともし彼が雲井の雁の父親だったら、自分から折れることは決してせず相手から動くようにいろいろ謀ったと思う。
>57
長い間、雲居の雁の世話を母親にまかせっきりで、ほったらかしてたのだから、良い人ではなく当然だと思う。
頭中将は源氏に対してだけ良い人だと思う。
>>58 明石姫が生まれてから3年間顔を合わさなかった上、姫を入内させる為に実母と引き離した源氏に比べたら、夕霧と恋仲ってだけで
入内どころか結婚さえさせず、最終的に自分から折れた頭中将は良心的で娘の気持ちも察してくれてると思う。
60 :
愛蔵版名無しさん:2006/08/15(火) 19:51:47 ID:eC5dOMbB
雲居の雁は結婚後のほうが、父親と交流があるような
気がする。
女御や柏木よりも甘やかしているような感じもあるし。
源氏と頭中将てホモ好き腐女子の女房の(そんなのいるなら)
格好のネタになりそうだな
やな想像してしまった
>61
ホモ好きの格好のネタになりそうな男は源氏ではいないと思うが・・
全員が女好きか、特定の女性一筋(桐壷帝、葵の上父)どっちかの
人だけしか出てこないし。
源氏は逆に、後宮に勤める女房や、宇治大君とか、女一宮の生活区域は
女の園だろうから、レズネタ好きな人の格好ネタになりそうだけど、
平安女性のイメージがネックでモエられる人がいないんだろうな。
○○日記という和綴じの同人誌が出るのか?
猫耳の宇治姉妹やホモる薫や匂宮とか
年に2回都で売買されるとか
時代は下るし他の人の作品だけど、純クレの番外編で
大奥で桃苗と杏子が将軍様と側近とのそういうホモホモ同人誌
作ってたな…
>>57 原作ではもうあの時点で肉体関係があったということになっているけどね。
傷物にされた娘では東宮のもとに入内はさせられなかっただろう。
夕霧はえeee
67 :
愛蔵版名無しさん:2006/08/16(水) 15:09:32 ID:0i/hoj5R
女官という手もある。
頭中将はほったらかしではなく、大宮にまかせっきりにしただけ
普通は生母が育てるけど生母は再婚したからね。
あの時代は男親は子育てしないし、雲井の雁を見捨ててたわけじゃない。
何と言っても雲井の雁が夕霧に反発して実家に帰ることができたのも
父親に頼れるからという甘えがあるくらい父娘が仲良かった証し。
もし本当にほったらかし状態の娘だったら父の家に帰ることなんて出来ないよ
だって父の家には異母兄姉がいたんだから、父以外は実質赤の他人。
紫が継母や異母姉のいる実家には戻るどころか顔も出せないという身の上と比較すればよくわかる
69 :
愛蔵版名無しさん:2006/08/16(水) 20:32:12 ID:XrBedoWj
そうだよね。
頭の中将にとっては
柏木→大切な長男。しっかり躾けなければ!
女御→大切な長女。妃になっても恥ずかしくないようにしっかり教育せねば!
雲居の雁→自分に似ている。しっかりした男と結婚もしたし、上の二人よりも
こだわりなく、気楽に可愛がってやれる。
近江の君→変で困りもするが、自分に似ていて憎めない。
紅梅→柏木よりは気楽に育てられる。しかし柏木の死後は頼るべき存在でもある
からしっかりして欲しい。
といった感じでしょうか?
夕霧の性格はヤパーリ葵上に似たんだろうな。
「おじ様が折れてくれるまで待つ」
なんて意地を張るところなんかそっくり。
>>62 源氏と空蝉の弟、薫と浮舟の異母弟はなんか、あやしいぞ。
あと、朱雀帝は源氏に潜在的に片思いの疑惑もある。
>>70 夕霧が葵上に似て良かったね、と物語前半は感じる。
>>72 宇治十帖辺りは源氏に似てきたような・・。てか、物語前半に限らず葵上似で良かったなと思う。落葉宮を口説くときとかは流石に
「もっと源氏みたいにしろよ・・」って思えるけど、源氏みたいなのが二人もいたら恐ろしいから夕霧は葵上似の性格でいい。
>>71 源氏と紅梅、東宮(匂宮の兄)と玉鬘の息子も追加。
コミクス9巻で冷泉上皇のとこに源氏や夕霧達が遊びに行った場面で思ったんだが
冷泉は源氏に対してはいろいろやってたけど、夕霧と絡むことはなかったよね(子供時代除く)。
実際どう思ってたんだろう?
>>75 薫のことは、実の弟と思って可愛がってたみたいだよね。
確かに夕霧に対してはどうだったんだろう。
薫は(実際は違うけど)弟であると共に子供みたいに思ってたんじゃないかな
冷泉院はかなり長い間息子に恵まれなかったし。
だから同じ弟でも夕霧と薫は違うと思う
夕霧は極悪
源氏のような艶っぽさは無いけど、
源氏譲りの当代随一のイケメンっぷりに髭黒以上の一本気な性格で、
強引に迫って迫って口説いて口説いて女をモノにする
女二ノ宮はこれで子宮の奥まで貫かれた口
お前ら描写されてない部分まで悪い方向に妄想しすぎだろ
>>77 原作では源氏が冷泉院に薫のことを特別に頼んでるんだよね。
秋好中宮も子供がいないので、薫に将来の後見役になってもらおうとして
可愛がっている。
でも薫の出世を知ってるのって夕霧だけだっけ?
他の人たちは源氏の血縁だと思って可愛がってるだけだとしたら気の毒だな
冷泉院は薫の出生知っても可愛がりそうだな。自分が同じだから。源氏もそういうことを踏まえて冷泉院に薫のことを頼んだんだろうな。
紫ってなんだかんだ言ってプライド高そう
他の女の存在も自分より格下なら認めるけど
自分より下な奴が私の上を行くなんて許せない!みたいな
自分が源氏にとって特別な存在だという自負があるから>紫の上
そういえば、何巻か忘れたけど明石姫の子供を紫が自分の部屋へつれ放題
だとかいう感じに源氏が珍しく紫を非難してたのを思い出した
それはあるでしょうね。彼女の置かれた立場なら当然。
ただ、猛々しく権高い性格ではないけれど。
「あさき」では降嫁で露わになった自らの激しくドロドロした嫉妬を認め、
そういう時代の制度ごと「むなしいこと」と結論づけている。
長年築きあげた信頼の地が決して安住の地ではなく、
変えることのできなかった自分の宿命を悲しんでいた。(二条院に臥せっている頃)
そのあとに残り少ない命の時間の中で、悟りに近い新しい視点で
自分の人生と周りの人々をみつめていた。
彼女はプライドの高さをいい方向にいつも向けていたと思う。
正直紫語りは飽きた
どうせあの世でも源氏と相変わらずイチャついてんだろ
終わり良ければ全て良しってことでいいんじゃない?
>>86 いや私が言いたかったのは環境が云々とかじゃなくて、
紫の元々の資質がそうなんじゃ?ってだけの意味なんだけど…
まあ、別に深読みするのはその人の勝手だけどね。
紫も他の女みたいに源氏に内緒で潔く出家してしまえばよかったんだ
>>88 83で「紫の元々の資質がそうなんじゃ?」とは読み取れないでしょう。
単にあなたの説明不足を後出しして文句つけるのはどうかと思うよ。
86ではその資質(プライドの高さ)のあり方について考察したんだが。
元々の資質だという根拠を出してくれた方が話が広がりやすいよ。
プライド高いというか結構嫉妬深いよな。でも20前後の頃は雲居雁みたいな子供っぽい態度で可愛いと思えたけど
明石姫を預かってからは変わった気が。そして晩年は六条御息所の様で気の毒としか言いようがなかった。
>>89 ただ出家するだけなら難しくないかも知れないけれど、出家後も生活していかないと
ならないから、その辺計算しないとキツイかも>例:後ろ盾がない空蝉
女性にとって理想的な出家後の姿は、女三宮のように後見人がいて、
生活に困らず、折々の行事にお布施を出せる感じだったのかも。
このあいだ受験を控えた姪があさき全巻を貸して欲しいといって
読んでからの会話
姪「この薫って源氏の子じゃないの?」
私「そう」
姪「冷泉…なんとかって源氏の子?」
私「うん」
姪「じゃあ冷泉院て薫と兄弟と思っているんだ。おめでたいね」
私「…そうかも」
この場合これでよかったんだろうかと心配している
むしろ的確に人間関係をつかんだ姪を誉めてやりなさい。
>>85 自分も義理母の部屋に入り浸ってたくせになー
病身の紫とあどけない実の孫を自分と一緒にすなと言いたい
源氏=宇宙皇子
紫=各務
藤壷=なよ竹(月帝)
結局は3人とも離ればなれになる運命
>>95 まあ、あの場合は、実の祖母の明石がそばにいて面倒みているのに
いくら公式上の祖母とはいえ孫を独り占めするのは明石に対して配慮が足りないと
珍しく明石をかばってやっている発言ともとれる。
もっとも心からの非難ではなく、犬も食わない程度の戯言みたな愚痴だから
あのくらいはいいんじゃない?
明石も紫が孫を可愛がっているいるんだから、それでいいといって
源氏も「あなたたちがいいなならそれでいい」みたいなこと言っているし
明石は紫に気を使いすぎじゃないか?それで紫も調子に乗ってしまったような感じがする
90は83か?そんなカッカしなくてもいいのに…
ここの住民って原作をすごく真面目に読んでて、
色々考察してみたりして悪い所ははっきり言います!
って気負いが見える…特に源氏批判と紫擁護
確かに分析すごいw
私なんかあさきは別物の漫画として気楽に読んでたから
ちょっとキャラたちの裏舞台を知ってしまったような感じである意味複雑だなw
源氏物語についての課題が出されたときとかに大いに役立つからこの考察の深さはありがたい。
ところで平安の人はいくら姫様でも十二単の下は素っ裸だったと聞いたことがあるんだが、
なぜみんな巫女さんの格好をしてるんだろう。
>>98 確かに紫の上を立てすぎかもしれないが、自分が引く事で波風立たず娘や孫を可愛がってもらえればと思えば思慮深い行為だと思う。
史実で正室と側室の争いの原因は側室が図にのって正室ないがしろにしたっていう場合多いし。
それに明石の上がそういう出来た人柄だからこそ紫の上も親子同居できるように取り計らってくれたんだと思う。
>>102 軒葉荻と雲居雁の単袴姿は長い袴で胸元を隠してたけど、あれって実際は胸を隠さない状態だったらしい。
少女漫画だから胸の見えてる状態で歩き回ったり、父親(頭中将)に見られる描写は避けたのだろうな。
>>98 明石の上なりに紫の上の境遇の事、気の毒に思ってるんじゃないかな?
だって自分には父の遺産と母と中宮の地位にある娘という強力な味方が
いるのだから・・・
>102
ここの的を得た考察や他人の感じた感想(たぶん年召した人か、勉強して
る人だと思う)を、課題目的やそういう楽する目的で利用するなんて
最低。自分で書物調べて書けよ!と言いたい。
>>102 自分はわざわざ本買って調べて感じた事書いて同じように勉強してて
好きな人と交流できればと思って書いてたから、
>課題が出されたときとかに大いに役立つから
というそういう考え方してる馬鹿が覗いているとは思わなかったよ、最悪・・・
>>105 この時代の受領は身分は低いけど裕福なんだよね。
宮家なんかだと、身分は高くても財政状態は火の車、なんてところも多い。
紫の上はいざというとき帰れる実家がないからねえ。
ある意味、源氏が自分の都合のいいようにつくった人形のようなもの。
なんか変な流れになってるからあさきらしい話を。
あさきのカラーで人気があるのはどの絵だろうか。自分は4巻の4話目の紫上が好きだ。赤が基調の衣装が綺麗だし
少し物憂げな紫の顔も可愛い。絵的にも性格的にも一番魅力あった時期だし。単行本では顔辺りしかカラーで見れないのが残念。
スレの前半でも言われてたけどやっぱ紫上は紫とか白とか落ち着いた色より赤とかピンクとか華やかな色合いのが似合うと思った。
>109
単行本の表紙の中では、11巻の薫と12巻の中君が好き、
全カラーの中では3話目の若紫と第2部5話目の大君が好きかな。
11巻、薫だけが表紙じゃなく、薫と大君だったら良いのになと思う。
カップリング的に、薫×女二宮、薫×浮舟よりも、大君×薫が好きなもので・・
最終話のカラーの女性は浮舟かな?男性は薫ってわかるけど。浮舟だとしたら物憂げな絵ばかりだったから
最後だけは幸せそうにさせたのかな。ところで六条御息所と葵上ってカラーや表紙になったことないな。夕顔もない筈だし。
末摘花や空蝉は一応あるのに。
朱雀院が、今上に頼んで女三の宮が恥をかかないよう、二品に昇格させて
もらったり、五十の賀に女三の宮の琴をききたいとかいって、源氏が女三の宮
のところで泊まるようになったけれど、そのせいで紫の上は心労がたたって
病気になっちゃった。
紫の上の病気のせいで、源氏は二条院に行ったきりになったので、六条院は
人が少なくなった。
もし紫の上の発病がなければ、源氏も六条院に留まっていて、柏木が密通する
こともできなかったかも。
そう考えれば、娘のためを思ってしたことがかえって仇になったような。
もとはといえば、源氏ではなく臣下の誰かに降嫁させたほうが女三の宮も
のんびり一生を送ることができただろうに。
>>99 違うよ。88は気が短いと思う。
表紙のカラー絵、女三宮&黒猫は他のと違ったムード持ってて好き。
正編最後の10巻は表表紙と裏表紙を貫いて、真っ赤な背景に
ドラマチックなあの場面を入れたのが凄いと思った。
今は紫の上のアップに差し変わってるのかな。
11巻からいきなり若返った色使いというのも効いてる。
時代が変わったんだなーと実感できるから。
紫には頼れる実家がないっていうけど、源氏が出家を考えているときに
明石姫がいるから安心だろうみたいな感じに言ってなかった?
他にも実家がないけど一人で生きている女はいるし珍しくないと思うけど
夕霧も花散里のついでに面倒見てくれそうだしね
>>105 父の遺産……。
ちょっとまったー!!
明石入道はまだ死んでいませんぜ
でも財産あるのが明石の強味みたいってのは納得
受領って貴族としては中流だけど財産はあるから
(もちろん明石入道みたいに大国の受領の場合だけど)
それに受領=身分低いとあさきでは散々言われていたけど
実際はそれほど馬鹿にできたものじゃないんですよね。
並の受領ならともかく明石入道くらい大国の受領だと
身分高くても財産がないという上流貴族と
身分は無くても財産があるという受領階級が
お互いの利益の為に縁組するってのはよくあったことだし。
しかも明石の場合は血筋が良かったからそう卑下するものでもない
明石は卑下すること、を処世術に変えた人かな。
嫌味ったらしさとかつきあって気が滅入るようなのじゃなくって
能力は素晴らしい(財力・血筋もよい)
が、つとめて控えめにしてるという。
必要な時に能力を発揮、出過ぎないように細かく配慮。
角が立たず好意をもってもらえ、やがて一角の人物として尊敬を勝ち得る。
上の方にプライドの話が出てたけど、明石の方がよほどプライド高いと思う。
それを上手く形を変えていけたというのは並大抵じゃなかったような。
長い苦労が報われた人だと思う。
確かに一番人間が出来ているのは明石かもしれない。
それほどの母親の娘がなぜ並の女人?
紫が育てたから
実際明石で育ってたら母親と同じようにつつましく健気な子になってたかもw
個人的に、明石の入道がいつ亡くなったのか気になる。
あの描写だとなんか
山に入ってすぐ逝っちゃうようなニュアンス。
でも、入定する気ならともかく、それはさすがにないかw
もちろん、分け入った山も自分の所有領だろうね。
いや明石入道は80過ぎまで生きたような気がする。
だから宇治十帖の時も山の中でピンピンしているのさ
なにもかも満たされてるもんね。心置きなく山に籠れるってもんだ。
でも、どうやって山ん中で暮らしてるのかねえ。洞窟暮らし?
庵かなんかしっかり建ててたりして・・・・
>>111 私も薫×大君が好きですよ。
文庫版をセットで買ったから、カラー絵が少ないのが残念。
>>126 木の実でも食べていたのかな。
日本には即身仏という伝統があるけど。
綺麗だけどねw
女三宮天使の羽根が紫色(って珍しいね)なのは
高貴なお方だからかしら。
女三の宮が当初の予定通り夕霧と結婚してたらどうなっただろうか?
柏木との友情崩壊が先か雲井の雁が実家に帰るのが先か
それとも藤壷の宮の血縁であることを聞きつけた源氏が忍んでって親子骨肉バトルになるのか…
にしても頭中将の子供達て太政大臣の息子なのに位低い子ばっかだよね
太政大臣の子だから出世するのではなく、東宮や帝の外戚が出世する仕組みだから、
だと思う。
でも右大臣の息子達が朱雀在位中もパッとしなかったから、微妙な言い訳になるね。
柏木との友情崩壊
これが一番ありえそう。それでも柏木は意気込んで密通しにいきそう
なんだけど。そうなったら物語的にもっと悲惨wこっちのほうが
傷つく人口多そう。
>>133 朱雀院から頼まれての結婚となると二宮の場合とかなり事情が異なるから
雲井の雁もさすがに文句言えないんじゃないかな。
大人しく第二夫人になって我慢するしか道無いと思う
>>134 朱雀院は在位期間短かった上に、桐壺院の呪いで一族の長右大臣死去がかなりひびいたかと
>>135 薫は源氏と違って好きになれない女性に対しては据え膳喰わない傾向があるから、
三宮のことは「まだ子どもだから」とか理由付けて手を出さずお飾りにまつりあげてた可能性もある。
むしろ、柏木が手をつけてくれたら、やっかい払いできたと友だち甲斐に喜んでほいほい譲っちゃったかも。
ああ、ごめん、薫じゃなくて夕霧の間違い
譲るって…無理っしょ。
>>128 それ入定とかいうやつ?
住む家は建ててあったと予想。
上から押し付けられた場合、流石に雲居雁も文句付けないのでは?
源氏と違って嫌々だろうしそれで嫌われたら夕霧が気の毒。
柏木…意気込んで密通…しそう、黒髭みたいに見るだけと言いつつ。
女三宮は柏木にロックオンされた時点でもうどこにも逃げ場はなかったかも。
あんな思い込みの激しい身分ヲタにストーカーされて可哀相。
>>141 柏木に魔がさしたのって、女三の宮の黒猫にとりついた六条御息所の
死霊のせいではないの?
重要な場面でいつもあの猫が出てくるのが気になるんだが。
え、あの黒猫って六条御息所にとりつかれてたの!?
それは今まで気が付かなかった。
>>143 黒猫と、もう一匹の柏木が手に入れて可愛がっていた唐猫。
柏木が源氏にイヤミを言われて寝込んでいるとき、あの唐猫と、女の物の怪の
黒い影が出てくる。
「こんな…こんなはずではなかったのだ。わたしの人生は……!」
という場面。
>>104 すごい勢いで胸が垂れそう〜
私はワコールのある時代に生まれて良かった。
>>137 夕霧は真面目真っ当な人間だし実際に三宮と結婚していたら
正室として大事に扱っていたと思う
第一、譲るって……雲居の雁や藤典待を譲るのなら可能だけど
内親王の三宮は絶対不可ですよ。
女三宮を「譲る」って馬鹿みたい。できっこないのに。
女三宮は、仮に離縁して、誰かと再婚するには身分が高過ぎるのがネック。
もし貴族の女性なら、例えば雲居雁の母親のような感じで生きられるかもしれないけれど。
実際藤中将って源氏よりも女遊び激しくて薄情だったみたいだね
つか平安時代で夕霧みたいな真面目一筋な男は異例中の異例なんでしょ
冷泉も結構惚れた相手に執着しやすい気質だったみたいだし
>>150 夕霧や髭黒のような男は「野暮」とかいわれそうな雰囲気。
でも結婚相手としてはこういう男のほうがいいかも。
女二の宮も結局最後には幸せそうだったし。
源氏が女三宮の降嫁を承諾するときもあの黒猫がいたよね。
なんか怪しげな鳴き声出して源氏がそれに魅入られたみたいな描写になってる。
あと、柏木と夕霧が三宮の姿を見ちゃうときも、黒猫と唐猫がきっかけを作ってる。
原作はともかく、あさきでは明らかに何者か(たぶん六条御息所)が猫を操って
源氏を破滅させようとしていると思う。
結婚相手としては最良でしょう。雲井雁に文を奪われたり実家に帰られたり、いくら妻の実家が強くて
子供もいっぱいいるからってそういうのを全て受け入れて結婚生活続けられる男なんだから。
当時の女性のあるべき姿は紫上の寿命を縮め、朝顔もそれ故に結婚したくないと思わせるほど窮屈なものだった。
思いやりは大切だけど、人間言いたい事言っとかないと辛いよね(ノД`)
確かに雲居の雁くらいのことしでかしたら、当時の時代背景考えると夕霧に離縁されても文句言えないよね。
それを仲直りしたんだからかなり凄いと思う
当時の時代背景・価値観から見てぶっ飛んでるのみならず、現代の読者からも
「この時代にこの程度のことでそこまでやるの?そして仲直りなの?仲良いね〜」と
言わしめる程に稀有な夫婦だからな…。
そんな二人に萌えるのです。
雲居の雁は子供がたくさん生まれてから「女を捨てていた」ように見える…
やっぱり桐壷帝がいっていたように、いくつになっても装う心は大切だな。
源典侍まではいかなくてもいいけど。
>>155 やっぱり幼なじみで、子供のころから一緒に育ったから?この時代の貴族って
乳母子ぐらいしかそういう人間がいないもの。
なんだかんだでマッタリ仲良しカカア天下夫婦やってる雲居雁も好きだが、
散々振り回されたけど最後は幸せになれたっぽい女二宮も地味だけど好きだな。
つか、自由で快活な雲居雁よりコンプあって地味な二宮に共感。
夕霧は雲居雁では得られない洗練された情趣・教養や儚さを女二宮に求めたっぽい
藤典侍の役割っていったい何?
雲居の雁にはない美しさ、働く女性という事でしっかりしてそう。
お仕えする帝が自分の夫そっくりなのはどんな気分なんだろ?
浮気して帝の子身篭もってもバレなさそうではあるけれど・・・
実は冷泉帝が一番萌える
雲居の雁好きなんだけど、
考えてみたら、比較的若い頃しか描写されてなかったからあの性格も可愛らしいが、
年取ってあのままだとちょっと痛いかも・・・と思った。
それなりに落ち着いたのかな?
源氏崩御と宇治十帖の間のエピソードを読みたかった。
原作でもヤッてる
何となく
源氏、夕霧=A型
紫上、頭中将一族=O型(葵とかはAっぽいけど)
六条御息所、女三宮、薫=AB型
ってイメージがある。
>>157 内容は全く違うけど、明石御方も子供産まれてから(正確には奪われてから)女を捨ててしまった感じがする。藤壺もそうだし。
この二人と紫上は母親になってから魅力が薄くなった。逆に三宮と葵上は出産を果たしてから魅力が深まったし、花散里も
夕霧を引き取っても前と変わらなかった。
あさきでは内面の魅力と外見の良さが比例してる気がする。紫と明石は5巻でちい姫が紫の下に行くときまでが外見も内面も
一番魅力的だったし、藤壺も1、2巻頃の方がよかった気がする。逆に三宮は尼姿も可愛かったし、葵上は死ぬ直前が一番綺麗だった。
六条御息所と朧月夜も終盤でも綺麗だった。
明石は「母」「明石姫のお世話係」にシフトして幸せになったんだよ。
ことに後者では源氏の女という座から自ら降りる形に。
源氏に頼り切ることの不安定さよりも母という拠り所を取ったような。
花散里は早々に自分の役目を見つけて
居場所作りに進んでいったので安定している。人間的魅力もあるしね。
藤壺は政治がらみもあるけど、源氏よりも結構冷徹に子供の将来を見つめて
女ばかりか世も捨てている感じ。
紫は案外見せ場というか、物語が少ない人かも。
子供の頃と須磨行き辺り、あと最晩年〜死の場面くらいかな。
そうか?
むしろ明石は娘を取られたあとも娘の幸せだけを願い
自分の悲しみは押さえ込むことで人間的魅力増大したように見えるぞ。
作中、明石が「あの子夜中に泣いていませんか?」と姫を思うシーンが私が唯一泣けたシーン。
徒歩で娘についていきながらも、「もうじき姫に会える」というシーンもかなりグッと来た。
所詮、源氏なんてほかにも大勢女がいる赤の他人
おなか痛めて生んだ娘とは比較になるわけがないし。
その上、会いたくても会えないって事情があったから余計愛情増しただろうしね
藤壺の場合は不義の子を皇位につけて自分は女生として最高位につくという母親としての厭らしさが目だったけど
明石の母性愛は本当に無償の愛。自分の栄光とか野心は一切無いから美しい
明石御方は最終的には幸せだけどいたたまれない部分もある気がする。明石姫が人間的に母親の魅力を受け継いでいないところとか
姫の気持ちが 養母>>越えられない壁>>実母なところとか。でも結果的に紫よりも明石の方が幸せだと思うし、
>>169の藤壺の様な
厭らしさが一切ないというのも同意。
姫奪われてからの明石御方は魅力なくなったというより不憫すぎて見てられないってのが正解かも。外見も初登場時の明石は
朧月夜と六条御息所を合わせた様な美しさがあったけど巻が進むにつれて源氏や紫同様、馬面になっていって最初の頃の
艶っぽさがなくなってしまったからなぁ。
169の冒頭は167を受けてのもの?
それにしても大和さんの絵、中年〜壮年の人は馬面で表す法則なのかしら。
老いたことの表現じゃないかなぁ>馬面
シミとか皺とか、目の下のクマとか肌のたるみとか描いちゃうと、
「老いた上での美しさ」を表現するの難しいし。
大姫最初は指も細かったのにねえ
174 :
↑:2006/08/23(水) 00:31:45 ID:???
ゴバークorz
>171>172に同意
入内時の、ちぃ姫と紫見れば良く解るかと
話ぶったぎりスマン。
柏木がなぜか好きだな。しかも女三宮とセットで。
中学のとき「あさき」を読んで、この二人の話に度肝を抜かれた。
「姿をちらっと見ただけで夜這いするかぁ?」とか思ったり。
でも、あの時代、姿を見る=ヤる、なんだよね。
そうなると「もうヤるしかねーっ」て柏木はなってしまったのか。
突然寝てるとこにきて、「ずっと好きだった」「愛してる」とか
くどくど言う柏木、きもいを通り越して萌えたよw
初期の絵柄では中年〜壮年の人(桐壺院、左大臣、引徽殿大后など)も馬面じゃなかったんだけどな。馬面になったのは
源氏、紫、明石、頭中将などといった初期から出てた人ばかりだから余計気になったな。宇治十帖の夕霧と冷泉院も馬面になってたし。
馬面とは違うけど匂宮も段々目つきが悪くなっていったし中君も結婚後はおたふく顔であまり綺麗じゃなくなった。玉鬘も同じことになったし。
年が進むにつれて顔がイマイチになっていく人とそうじゃない人の差が激しい。
藤壺が息子を帝位につかせたのは桐壺院の強い遺言だったから
それを果たすことで桐壺院へ詫びようとしただけなんじゃないの?
自分の事はどうなっても構わないとか言ってたし。
紫は馬面になっただけじゃなくて、輪郭もカクカクだったし唇もはれぼったくなって変だった
>>178 夫を最悪の形で裏切った証拠を皇位につけることが侘びなんて言われても
もし藤壺が心底そう思っているのなら異常な人格だといわざるを得ない
そもそもあさきの桐壺院は源氏と藤壺の密通を知っていたらしいのに、冷泉帝を立てろと遺言した上、死後は自分の不祥事で
謹慎した源氏を助ける為に朱雀帝達を呪うなんて物凄く自分勝手でおかしい。藤壺のしたことはやむをえないとは思えるけど、
あまり褒められたことでないのも確か。裏で八宮の様な人もいるし、浮気相手の源氏を立てるのもちょっとアレだし。
せめて息子を皇位につけた後は自分は大人しく完全引退して
勤行だけの静かな生活送るとかすればまだ納得できたよね。
政治に口出しして国母として権勢や栄光をモノにした時点でもうダメ
落飾した藤壷に迫害を与えてたこきでんさんは
藤壺って人間をよくよく見抜いていたのね。もちろん源氏に対しても。
(敵役だから「迫害を与えていた」って表現になるけど)。
>>182 三宮とかある意味理想的だな(元々政治に興味もなく能力も期待出来ないとはいえ)。源氏は三宮を「藤壺に似てない」と言って
軽視してたけど、不義の子を持つ母親としては三宮の方が好感持てる。
>>181-182 たぶん、それぐらいでないと競争の激しい後宮で生き延びるのは
難しいのでは?
桐壺院は本当は源氏を東宮に立てたかったのに無理して臣下に降ろしたから、
朱雀帝に対しても女のことぐらい許してやれよ、という感覚だったのかも。
藤壺と源氏の過ち、悪いのはまだ年若く美しい娘に亡き妻役をさせてしまった桐壺帝のような気がする。
桐壺院が自分のミスに気づき、子を春宮にするよう遺言してなかったら、
自分と寝る条件つきでのみ後見人になってくれそうな性格の源氏に頼ることもできず、藤壺は一人泣き寝入り状態だったと思う。
年若い美しい娘に自分の亡き妻役させた桐壺帝が悪いんだよ。
源氏は悪いが、藤壺は二人の男の被害者だと思う。
年若い美しい娘に自分の亡き妻役させた桐壺帝が悪いんだよ。
源氏は悪いが、藤壺は二人の男の被害者だと思う。
スマソ、どういうわけかすぐ書き込まれなかったので、またボタン押してしまった
藤壺は被害者でもある反面、狡猾な一面もあるんだよな。大半の女性が一方的に被害者な中、珍しい女性だ。彼女に瓜二つだった
紫と桐壺は男に辛い思いさせられて可哀想な最期を迎えたのに。紫の系譜の三人は外見はそっくりなのに、三人とも中身は
全くと言ってもいい程違う。前に紫は前髪がないままの方が藤壺と区別がついてよかったって意見があったけど、
紫に前髪が付いたのは6巻からだから藤壺の様な完璧人間に近付いたって暗示だったんだろうか。
前髪?
真ん中分けにして左右に短く一房づつ(耳の所と肩にも一房づつ)
垂らしてるアレのことかな。
大人になったらああいう髪型にするってだけでは?デフォ髪型。
それまでは子供だからパッツン前髪&耳横の髪はリボンか房で
留めてるんではないかな。
190にとって、泣き寝入りしない女性は狡猾な女性になるんだね…
>>192 別に泣き寝入りしない=狡猾って意味じゃなかったんだけどな・・。ただ、源氏を避けるべく出家した上で我が子を立てる為の
政治に前面的に取り組むってのがすごいなぁって。誤解発言すまない。
ちょwww
みんな、どれだけ藤壺に聖人君子を望んだら気が済むの。
藤壺がやってることには私は全く異論ないよ。
我が子を引き立てたいのは母親として当然だし、愛してる男&子供の父親に不幸に
なって欲しくないと思うのも当然だと。
私は逆に聖人君子じゃない藤壷が好きだけどね。
彼女に比べたらこきでんさんがストレートで真面目な政治家に見える。
>>185 たぶん、それぐらいでないと競争の激しい後宮で生き延びるのは
難しいのでは? >>
それは詭弁ですよ。
一言でいうと『自分の犯した罪を他人や周囲の事情のせいにするな』ってこと。
貧しくて強盗殺人した奴の事情なんて正当化できないのと同じ
>>194 望んでいるのではなく単に非難しているだけ
悪いことしておいて善人ぶっている偽善者が嫌われるのはよくあること
偽善者って一番嫌われるもんね
藤壺自身は善人ぶってないと思うな。あさきに関しては。
自分の罪は認めてるし、苦しんでるし、それ故に出家したんだし。
そんな藤壺の苦悩を知らない人間が勝手に、若いのに身分もあるのに出家するなんて
って萌えてただけだよね。
源氏は完全にナル&偽善者なのには禿ドーなんだけど。
出家したのは源氏の執着から不義密通がばれることを防ぐのが目的です
+私が表立って出来ない分、息子の後見を全面的に宜しく かな。
>>196 弘徽殿大后は昔嫌いなキャラだったけれど、今は好きです。
妹の朧月夜とは全くキャラが違う、生真面目な女性だと思う。
弘徽殿大后と朧月夜はリアルに考えると
エリザベス女王と妹のマーガレット王女みたい
姉は厳格で真面目、妹は自由奔放で浮名ばかり流している。
ただし息子のチャールズは不細工な源氏だけどww
>>190 でも藤壺も死際に自分で言ってたけど、
一人の女の幸せとしては紫や桐壺の方が満たされてた感じがする。
この二人はなんだかんだ言って結局は好きな男と結ばれ、幸せだった時期もあったけど
藤壺の場合は14歳で好きでもないジジイの所へ身代わりとして入内させられ、
周りからも桐壺の代わりとしてしか見てもらえてないのは可哀想だったな。
しかも、初めて恋した男は自分の夫の息子なわけだし、その息子からも激しく求められて
叶うはずのない恋に悩まされて心身ともに疲れきっていた様子だし…。
藤壺の生活が本当の意味で安堵したのは出家してからって言うんだから皮肉だよ。
それを考えると藤壺と三の宮の境遇ってかなりダブる所があるな。
>>190>>197 藤壺、第6巻で源氏の夢の中に出てきて恨み言を言う場面があるけど、
あの罪のせいで成仏できなかったんだね。
まあ、来世で罪の報いを受けたということで…
>>201 秋好中宮を入内させるときは源氏の代わりに表立ってお世話してるけどね。
結婚理由は身代わりにしろ
結婚当初から最後まで妻達の中で唯一大事にされておいて
紫より幸せなんてありえないでしょ
だいたい、この時代はみんな天皇に仕えるのが当然の価値観で
藤壺はセックスを伴った女官として入内したんだから
その仕事で不正行為しておいて自分の不幸嘆いたって。
好きでもない男に嫁ぐのが普通の時代なんだから
本人にしたってそのこと自体に悲哀は持ってなかったはず。
その上で、変わらず愛され続けたのだし。
紫ってそんなに不幸か?203も言ってたように結局は源氏とは相思相愛の仲だったんだし
明石の懐の大きさのおかげで本来はいなかたはずの娘や孫たちにも恵まれたし、
ちゃっかり明石のものであるはずの母親や祖母という立場まで奪っちゃってるんだからラッキーじゃん
>>190 紫の前髪出没は単に作者の気が変わっただけじゃないの?
前髪出没してからの紫のルックスは欲張りな感じであんまり好きじゃないんだけど
どうせなら前髪だけか、横の毛だけかに統一しろよって感じで…
>>206 でも源氏が他の女性に気を移さないかどうか、ずっと不安で気の休まるときが
なかったと思うよ。
明石や玉蔓のようなライバルもいるし、朝顔の斎院のときは正妻の座まで
奪われかねなかった。
朝顔とは結局結婚に至らず、玉蔓は髭黒のものになって、明石は女御について
宮中に上がってしまった。
これでやっと二人だけの穏やかな老後を過ごせると思って、ホッとしていた
ところに女三の宮が降嫁してきた。
>>208 でも辛いのは紫だけってわけじゃないんだし、
それこそ当時の女性としてはしょうがないんじゃないの?
>>209 190や207が言いたいのは成人前の前髪のことじゃなくて下り端のことだと思う。。
205が藤壺嫌いなのは分かったよ…
>前髪出没してからの紫のルックスは欲張りな感じであんまり好きじゃない
なんか分かるかもwどうせなら横の下り端?をなくすか、前髪ないかの方が可愛いのに
>>210 そうだよね。ただ紫の不幸は女としての辛さと言うより
親との縁を切られて逃げ場所が全くなかったというのが不幸
子供のころの紫の上を見ていると、育て方によっては初登場のときの朧月夜
のような、少年のように闊達な女性になっていたんじゃないかと思う。
自分でも開け放しの性格と言っていたし。
>202朧月夜って、源氏以外の男性とも浮名流したりしてるのかな?
朱雀帝…は違うかw
朧月夜、ああ見えて生涯三本くらいしか入れてないよ
>>216 それはどうだろ…。
人の性格は育て方は2割くらいであとの残りは自分の意思の問題だというから関係ない気がする。
朧月夜は活発さだけじゃなくて大人の色気もムンムンだしね
朧月夜は大人の色気ムンムン(大人の色気には知性必要かも)ではないと思う。
若紫は虫愛ずる姫君みたいにはならないだろうな。
紫は左右両端に前髪切ってから急に性格変わって萎えたなぁ
横の前髪というかちい姫を引き取ってから変わった気がする
うちの犬もずっとおてんばだったけど
子犬を貰ってきてあげたらすっかり性格落ち着いて母犬らしくなってしまった
犬でさえそうなんだから人間だって性格変わってもおかしくない
子育てすると老化が早まるって言うしね
朧月夜って絶対S
源氏は絶対M。
いや、どう考えても逆だろう。
朧月夜ほどのM女は源氏物語に類を見ない。
冷泉帝はもし紫と会うことがあったら、
やっぱり「お母ちゃーん」となっていたのかな?
>230
母に似てるなと感じるだけで、源氏の妻だし丁寧に挨拶するだけだと思う。
紫と同じ位置の王の女御が入内してるし、母代わりに秋好中宮がいるし・・
いやわからんぞ源氏の息子だし
天皇の権威傘に来て無理やりモノにするかもしれん。
夕霧と紫の場合は年取りすぎていたけど
こっちはそうおかしくない年齢差だしね
そうなると秋好の母代わりの紫と出来たということで
藤原薬子の善人版となるであろう
でも父の源氏に対して息子二人は割りと真面目(@あさき)。
孫の代になってからアホ遺伝子が発動したって感じ。
(スケールちっちゃいけど)。
しかし、夕霧は物心付く前に母親と死別っていう源氏と同じ境遇なのに、よく父親と同じ道たどらなかったな。
大宮の育て方がよかったのと雲居雁の存在が大きかったせいかな。
夕霧見てると幻の母親の面影を追い求めての女性遍歴っていう源氏の行動は境遇のせいにはできないな。
235 :
愛蔵版名無しさん:2006/08/26(土) 20:16:52 ID:PVTOaw/6
>>234 ただ夕霧は落葉宮の一件ですっかり男を落としましたからねえ…
ありゃ現代の男でもやらないぞ。
源氏の場合はおとんが気落ちしまくって息子溺愛してたのがでかかったんじゃない?
毎日お前のお母さんはね…と言って聞かせてそう。
源氏は息子にゃあ比較的無関心・自分の漁色で忙しかったし、
夕霧は優しい母方の身内&花散里の傍で満たされて幸せでしたな。
紫式部は藤原道綱の母に同調する所があったんだよね?
だから色男で一人の女性の幻影を追い続けた光の君や薫は幸せにはなれなかった。
それと紫式部は女性の何も言わずに男性に従うという当時の風習に違和感を感じていた。
そのせいで紫の上や大君は悩み続けてた挙句死んでしまった。
一方、ズバズバ言う雲居の雁を妻にめとった夕霧は安らかな人生を送った。
現代の女性が紫式部の理想だったのだろうか。
>>236 >源氏の場合はおとんが気落ちしまくって息子溺愛してたのがでかかったんじゃない?
毎日お前のお母さんはね…と言って聞かせてそう。
そうか、そうすると、桐壺の更衣の母親が長生きしてたら、また源氏の性癖も違ったものになってたかもしれないね。
なんであんなにマザコンになったのかな?源氏は。
夕霧も冷泉帝もそんなことないよね。
不思議だ。
というより、やっぱり源氏の特異性は、極度のナルシズムによるものが大きいキガス。
>>239 その極度のナルシズムは桐壺帝からの遺伝だよな。夕霧や冷泉帝に受け継がれなくてよかったよ。むしろ明石姫の方が影響受けてる気がする。
養母に対してマザコンなとことか、母親(実母、養母両方)が身分のことで苦労したのに身分の低い者を平気で冷遇するところとか。
三宮降嫁で苦しんだ紫を見ているのに、中君への冷遇は酷いと思う。
でも最終的には中君を認めて、それ以降は優しく扱ってやっているので
源氏のように回復不可能なほど重症というわけではない
それに匂宮の普段の行状が行状だけに、中君も単なる浮気相手だと
勘違いしていた部分も多かったと思うし
>なんであんなにマザコンになったのかな?源氏は。
母親代わりだけど母じゃない美女に育てられたからだよ。
源氏物語はマザコンの物語っていうけれど
マザコンと考えるから矛盾が出てくる
ナルシーのエゴイストと考えればすごく理解できるよ
244 :
愛蔵版名無しさん:2006/08/27(日) 12:41:11 ID:sWdWp43F
>>243 確かにそう考えたほうがわかりやすいね。
しかしなんで「マザコン」って解釈がでてくるんだろ?
そして紫式部もそれを意識してたんだろうか?
藤壺が源氏の前では油断見せて、時々鼻をほじったり(w)、
大口で欠伸したり、臭いオナラしたり、
小言言ったりといった感じで育てていれば、
それ程理想高い女ったらしには育たなかったかも・・
>しかしなんで「マザコン」って解釈がでてくるんだろ?
「あさき」に限っていえば、冒頭から幻の母への憧れのモノローグで始まっちゃってるからねえ。
読む方はそういう話だと思って読み始めてしまう。
すいません、大和和紀先生の統一スレッドとかって無いんでしょうか。
他作品について質問したいときはどこに書けばいいか解る人いたら教えてください。
すいません247です、解決しました・・・
>246
「あさきゆめみし」スレだからいいんじゃないか?
若気のいたりで誰か適当に一本
この物語はフィクションです
源氏の場合は自分の母親の生き写しというのが傍にいたのがまずかったんじゃないの?
夕霧ももし花散里が葵生き写しだったら母親の陰を追い求めるようになってたかもしれない
あと周りの人たちも葵マンセーだったら
そんなに素敵な人だったのかな?って興味は持ったかもね
255 :
愛蔵版名無しさん:2006/08/29(火) 01:03:25 ID:vuXWExeY
>>254 母親の実家で育てられてたんだから、基本的に屋敷の使用人たちは葵の上びいきだったんじゃないかな。
特に葵の上お付きだった女房とかは。
「あさき」に即していえば、源氏は幼児期、母親がいない心の寂しさを抱えてそれが幻の母親の面影を追い求めることにもつながっていた。
水鏡に映った自分の顔を見ながら「僕に似ていたのかしら」とか考えたりね。
夕霧は大宮たちのおかげでそういう母性の愛情に飢えずにすんだことも大きいんじゃないかな?
源氏は顔が母親似だったのもマザコンに繋がっていったんだろうな。大和先生も源氏の女版が紫の系譜の女性達として描いてたらしいし。
極度のナルシストだから自分にそっくり→すべて素晴らしい女性と直結したんだろう。薫が源氏に比べて規模が小さく感じるのは
異常なまでのナルシズムに繋がってないからというのもありそう。
桐壺顔が大好きってのも桐壺帝の遺伝だろうし、源氏ってほんと桐壺帝の悪いところをすべて受け継いでいるよな。
顔が父親似で性格が母親似だったらマシな奴になれたかも。桐壺似じゃなかったらあそこまで甘やかされなかったかもしれないし。
>>256 性格が母似だったら世間の荒波にもまれて
早死にしそうだけどな
ここで母娘が似てないって話題があったけど
娘はみんな父親似って考えたら納得した
明石姫>源氏 玉鬘>藤中将
秋好中宮はわからないけど…
秋好中宮も、あまり六条御息所に似ていないような気がする。
六条似なら、さぞ華やかなサロンを後宮で開催していただろう、と思う。
六条から毒気と華やかさを差し引いて。
更に、おっとりさ+自分の立場を最優先にしながら物事を考える資質は
六条にはないから、その辺が亡き父宮似かな?という感じがします。
258は外見のことを言ってるんでしょ
いや、むしろ性格についてでしょ。
顔立ちはどちらも母親似だよ。
作中でも「そっくり」「よく似ている」って言われてたし。
262 :
258:2006/08/29(火) 20:08:43 ID:???
誤解を招く書き方ですみません。
260さんの言うように外見についてを言いたかっただけですorz
源氏が秋好中宮と玉蔓に手を出さなかったのは、古代の日本では親子丼が
タブーだったから、という説があるみたいね。
>>263 平城天皇みたいな例もあるわけだが。
あ、タブーにふれたことも人望失った理由かな?
>>265 母親およびその娘と関係を持つのがタブーだったので、父親と息子は
その限りではない。
(なぜだかわからん。古代の日本は母系社会だったからかな?
飛鳥時代には異母の兄妹ならケコーンもありだったし)
大陸では、父親がなくなると、息子は母親以外の父親の妻を自分の妻として受け継ぐという習慣のある地域もあったし。
中国でも玄宗皇帝みたいに息子の嫁を父親が妻にしてしまう例もあったし。
先進国でそうなんだから、まねしてもいいや、という意識があったとか。
何で読んだかは忘れたけど、
飛鳥あたりは子供は母親の手元で育てられたので、父親が同じで
母親が違う場合でも家族という意識が無かったから結婚もあり
だったみたい
むしろ血が繋がってなくても乳兄弟の方が家族意識が強くて結婚し
にくかったとか
>>266 でも平安時代に母娘を同じ時期に身篭らせた上皇(だったかな?)が
いたと思う。タブーってほどでもないのでは?
花山天皇かな。
逆に、女が父子丼したので有名なのが伊勢。
紫式部が日記で叩いた人は、兄弟丼した和泉式部。
源氏がもし物語の中で親子丼したら、少しお馬鹿な花山天皇が源氏のモデル?と
思ったかも知れない。
>>267 それは多分、当時の中国はすごく女の身分が低くて
女は男の所有物という概念が強かったからじゃないかな?
だから妻も男の財産なので、父親が死ねば息子は財産相続できるということだと思う。
それもあるかもしれないけど、一種の福祉でもあったかもしれない。
夫が亡くなったら財産相続権もない妻は路頭に迷ってしまうから。
イスラムの一夫多妻制もそういう福祉的な目的で定められたとか高校の世界史の時間に聞いたことがある。
確かにイスラムの一夫多妻って
元々は戦争で夫を失った戦争未亡人の為に始まったらしいですね。
イスラムの世界では女は外では仕事できないから
戦争で女があぶれたので、それで男が四人までなら奥さんOKにしたとか。
>273
そのかわり平等に愛さなくてはならなかったと思う
>272
肉体差し出す事が条件の援助は福祉ではなく、買春売春だよ。
272の世界史の先生は風俗にハマってる人なんだろうね・・・
福祉を辞典で調べると[満足すべき生活環境]とあるから。
>>275 うーん、結婚=夫の方の肉体的な欲望の対象に一方的に妻がなることって考え方はなんかなあ。
まあ、光源氏の場合はそうともいえるような気もするけどw
イスラムでは結婚というのは一種の契約行為だそうだから、ちょっと光源氏の場合とは違うと思う。
「妻」というのは名目的・形式的なものにすぎなかった場合も多いんじゃないのかなってこと。
。
>277 結婚=売春買春という考えでは書いてないです。
それなら老人福祉は・・という考えが沸き、見たくないような映像が
頭に浮かんだので書き込んでしまっただけの事なんです。
文章の捉え方がズレてるので、すまそ。
>>267 それは中国(漢人)ではなくて、遊牧民の風習。
唐は漢人ではなくて、鮮卑系の王朝だったから。
儒教では本来許されないこと。
>>256 朱雀院は顔は父親似という設定になっているね。性格も母親には
似てないなあ…
兄弟丼って一緒に食っちゃうこと?
普通別々でしょ
朧月夜も兄弟丼…だよな?
私もやったことがある。
実の兄弟にしてやったぜって感じであとはどうという事もない。
私の友達にも女版源氏みたいなのいるwその子はある意味源氏より非道だけど
>>243 >ナルシーのエゴイスト
紫の上が死んだ後になって、せめて今からでも髪をおろしてやりたい、なんて
言ってたけど、生きているうちに許してやれよと思った。
生前はあなたに見放されるのがつらいのだ、なんていって絶対に許さなかったのに。
朧月夜が出家した後も、「誰も彼もわたしから去って行ってしまう」って…
源氏の身勝手さがが原因でみんな見切りをつけて去っていったんだよ。
松方弘樹と目黒祐樹を兄弟丼した女がいたって
松方の著書「キツーい一発」にコメントを寄せた目黒が言ってたw
ところで、源氏は姉弟丼もやってるよ
モーホーはもういいって
まだ子供の紫が、「私は寂しくないから、奥さんを看病してあげてね」
って台詞と、葵と六条が揉めたことを引き合いにして
この子は思いやりがある、葵は思いやりがない。
って判断するのって酷くない?背景が全然違うじゃん。
紫って、最後は自分は幸せだったと言い聞かせて死んでいったけど
やっぱり可哀想だったよね。
女ってさ、一番の人になるより、ただ一人の人になりたいものだよね。
そういう生き物だと思ってる。
ところで、この時代、まだ顔を見ないおなごに夜這いをかけて
婚姻が成立するが、その結果「思うような女ではなかった」といって
結婚にいたらない場合もあったの?
そうなった場合、次に夜這いかけた相手はこの女性が処女でなかった。
って事実には拘らなかったのかな?
姿を見られることすら「はしたない」時代だったのに、夜這い受け入れ
オールオッケーの女の評価どんなものだったのだろうか?
紫式部は主人公の源氏を理想の男と信じて書いたんだろうか・・。
顔を見たらヤッたも同然
「パンツの上から触ったのだからわいせつではない」との反論はできません
>>289 源氏は単なる狂言回しで、本当は源氏を取り巻く女達を描きたかったのでは。
>紫って、最後は自分は幸せだったと言い聞かせて死んでいったけど
私には言い聞かせてというより本当に幸せを実感して逝くことができたように見えたけど…
少なくとも夕顔や葵の死に方よりよっぽどマシだって
>>288 紫に限ったことじゃないけどね。
紫より前に関係あったのに妻になれなかった人も可哀想。
>>287 おっしゃる通りですよ。
あれは酒によった家来衆が勝手にやったことで
仮に成人した紫でも止められなかったと思う。
第一、あの当時の紫にとって、葵は自分を妹のように可愛がって育ててくれている足長おじさんの妻
だから恩人の奥さんに思いやりの心を見せてもおかしくない。
でも葵と六条の関係は正妻と愛人。まったく立場が違うっての
源氏に思いやりを云々されるほど腹立たしいことはない。
>>287 さらに数十年たって紫の上の死後はその言葉を引き合いに女三宮を批判してるし。
紫の上と違って女三宮は少なくとも源氏を慕っても、好いてもいないだろう。
むしろ恨んだり、疎ましく思ってる。
その自覚が源氏にはないのかね?
そんな相手に思いやりのある言葉をかけるはずがない。
ああ、間違えた。
引き合いに出したのは葵の上を亡くしたときの言葉だった。
登場人物の女性たちが、何故に源ちゃんに惹かれ続けるのかが
理解できない。皆自分との愛を本当の愛だと信じている設定だよね。
源さんのどこに魅力があるのかがわからない。
いや、遠くから眺めている分には、見た目良し、文武両道でいい男に
見えるだろうが、恋人としてはイマイチ理解できない。
それは仕様なんだと割り切って。
>>296 うんうん、そうだよね。
源氏はレイプされて妊娠した三宮を散々いびったんだから
恨まれこそすれ慰められる筋合いはないんだけど
それを本人はわかってないのが痛かった。
世間知らずな普通の男と違って、自分だって何度も夜這いしたレイプ体験者なんだから
女の方が体力的にも抵抗しきれない状況にもっていかれたのは容易に想像できるはずなのにさ
それを自分を裏切って許されぬ恋したって、あれではレイプ被害者は立場がない
一度目は抵抗できなかったとして仕方ないにしても、
その気が全くなかったら、二度目は数人の女房を傍に置いて警戒し、
手引きした女房を首にする事もできただろうけどしてないから、
二度目からはもうレイプではなく女三宮の浮気だと思う。
ただ、肝を据えて浮気の道を行ったというわけじゃないのが
雪ダルマ式の不幸だね。どこまで認識していたのかが不明。
女三宮、柏木、源氏、みんな一様に幼い印象。
源氏ってアメリカみたいな人だな。
アメリカは
核を持っている国を許さない。でも、自分たちは世界を守るためだから
保有するけど、それは当たり前のことだよね。
源氏は
自分の物に手を出す男は許さない、裏切った女も許さない。
だけど、俺は愛には逆らえない人間だから、興味ある女全部夜這いかけても
いいよな。その時、その時本当の愛が芽生えたんだから
本当の愛がある以上Hは当然。これは紫への裏切りじゃないから。
三宮の夫が夕霧だった場合でもやっぱり柏木のことは許さないのかな?
>>301 元々頭の足りない人間が大きい精神的ショックを受けたのでそこまで頭まわらなかっただけじゃないの?
あの女房に対しても手紙は取り次ぐな、と言ってきちんと拒否している。
それを裏切って夜這いの手助している女房と、来るなと懇願されても来る柏木に非があると思うが
かといって騒げば「無粋」だと思われるときたもんだ。
ヤル気マンマンで忍んできたレイプ魔を
口先三寸で躱せる深窓の姫君は早々いないだろう。
朧月夜にしてもあれが源氏じゃなかったら
どうなっていたのか。
叫んでも口ふさがれたら駄目じゃん。
突然押し入ってきた自己陶酔男にレイプされた。
しかも手引きしたのは信頼していた乳姉妹。
誰にも相談できず悩んでいた女性を責めるのは
あまりに酷だと思うぞ。
そう、源氏ってレイプいっぱいしてるよね。空蝉もレイプだよね。
309 :
愛蔵版名無しさん:2006/09/02(土) 21:26:53 ID:3UX1Wx/n
>>301 どっちにしても、あの運命の一発目でデキちゃったんだよね。
柏木がコトを済ませて眠った時、「受胎を表わす」猫の夢を見たって事で。
例の六条憑きクロネコが守備よく妊娠させたんだねw
三宮もちょっと頭の弱い女人と見受けられるので、
あと二回くらい柏木が忍んできてたら、ようやく撃退の手筈が調えられてたかも。
>>303 アメリカってよくジャイアンにも例えられるよね。
すると、源氏って顔のいいジャイアン?…w
人の女は俺の女
俺の女は俺の女
逆らう物は全て無粋
ワハハハハ!!
312 :
愛蔵版名無しさん:2006/09/02(土) 22:04:47 ID:dnuJWk29
たしかに源氏は金持ちで美形のジャイアン、と思えばわかりやすいよね。
決してスネ夫ではないな。
源氏はデキスギくんとジャイアンを合体させた感じじゃない?
源氏=ジャイアンなら紫上はしずかちゃんっぽいな。小さい頃はおてんばなとことか、男に運命変えられたとことか。
しかし、しずかちゃんの場合、のび太がいい奴だから未来の話見てても幸せそうだけど、源氏がアレな紫は・・・。
源氏がジャイアンっぽいってのは同意だけど、ジャイアンの方が人間的にまともな気がする。確かに普段は傍若無人だけど、
いざってとき(特に映画)は友情と勇気に燃える男になるから。源氏はどんなときでも我侭勝手。
うん、ジャイアンは映画では皆を元気づけるムードメーカーのヤツだし
大人になったら頼もしいいいヤツだった
>>315 そういう長所はむしろ頭中将と共通してるかな。
その点、源氏はいつまでも幼児性が抜けないよね。
中身だけ大人になれなかったジャイアンか?
都合のいいときだけ頭中将を「心の友」扱いしてるし。
>>316 と言うことは、ジャイアンのいいところと悪いところを二分させたのが源氏と頭中将ってことか。なんか納得。
しかし源氏は今までにブラックジャック、在原業平、冴場遼などといったマザコン、女好きなどの共通点を持つ
男性キャラと比べられたりしたけど、結論は必ず「源氏は彼らに比べて人間性が最低」ってなるな。仮にも源氏が
主役のスレなのに、酷い言われ様だ。
ブラック・ジャックにいたっては源氏のような糞野郎と比較対象にすること自体が失礼みたいな感じだったしな。
ま、事実だから当然といえば当然だけど。
源氏は女好きではなく、女癖が悪いんだよね。
女が好きなんじゃなくて、自分が好きなだけで、その為には周囲の気持ちはどうでもいい自分さえよければいい
そのエゴが嫌われるんだよ。可愛げもないし。
>>318 在原業平とかその辺(女好きか、女癖が悪くて勝手で周囲に迷惑かける)どうなんだろうか。
遼は自分より女性を尊重するから、源氏と違って共感持てるって言われてたけど。業平は政治に関しては
ほとんど関わらず、不思議ポジションらしいけど。源氏は女性関係だけじゃなく政治家としても共感は全く持てないな。
優秀ではあるけどいやらしすぎる。
源氏は政治家としても優秀とはいえないよ。
優秀な政治家だったら朱雀院の側室を寝取ったりしない。
皇室と政敵(右大臣一族)を色恋沙汰で怒らせるようなバカなことした時点で政治家として完全にヘタレ。
それまでは桐壺院の偏愛で出生街道つっぱしり、流罪になっても桐壺院の怨霊のおかげで復帰。
帰京後は、実父の自分を大事に扱う冷泉院の後ろ盾で権力ふるえた。ただ、それだけのこと。
あいつが政治家としてまともにやれたことって娘を今上に嫁がせて、外戚の地位を固めたことだけ。
でも、これは誰もがやっていることなので、単なる模倣
源氏も政治的に不思議ポジションならよかったのに。
>>320 秋好中宮を入内させたあたり、源氏よりも藤壺のほうが政治家としての
才能があるんじゃないかと思った。
源氏はただの超絶ラッキーマン
こんなスレがあったこと知らなかった。
そして、ここ読んで自分と同じ意見の人が多くて、ほっとした。
源氏本当に自分勝手で嫌な奴だよね。あんな不実な男が
何故に皆から好かれるキャラ設定なのか、まったく理解できず
イライラしていた数十年。
似たような事やってても、バンコランなら許せるのに
源氏だと何でこんなに不愉快なんだろう。
バンコランはそんなに正当化してないし、マライヒにこてんぱんに
やられたり、パタにおちょくられててそれなりに報いは受けてるからな
パタ源氏のバンコランのことなら、筋の通ったところある源氏に
なっているからね。階級差別なんてしないし。まあ原作の源氏よりは
遙かに好感が持てるw
あれ読んでいて思ったけど、ミーちゃんは葵の上とか六条夫人は
嫌いなんだろうかと。書かれているナレーションが結構手厳しい。
朧月夜にもし朱雀院との子がいれば、女三宮は内親王腹といえど
それほど溺愛される事なく、柏木に嫁入りOKだしてたりするのかな?
朱雀帝の中宮って、もしかして女三宮の母?
>>318 業平は源氏より「悲劇のヒーロー」性が強いから同情されるんだと思う。
天皇の后候補を政敵の鼻を開かすため奪って地方に追放って一言でいってしまえば源氏と同じみたいだけど、
源氏は京の近郊の須磨・明石で明石の入道のようなスポンサーもいたのに対し、
業平は遙か遠い関東・東北まで後ろ盾もなく流浪していったし。
そのあと宮廷に返り咲いてからも、源氏のようにパッとすることなく、人生終わってしまったし。
葵の上に一番萌えるんだけど
これって少数派??
>>329 それはないでしょ。内親王腹だからこそ柏木では身分負けすると結婚を渋ったんだから。
柏木に嫁がせた二宮にしても結構溺愛してたんですよ。
でも二宮は血筋が三宮より劣るから臣下に嫁がせてもいいだろうと判断して降嫁。
もしも朧月夜に娘がいたら、その娘なら柏木に嫁がせてもいいと思ったかもしれないけど。
>332
朧月夜は寵妃だから娘がいたら、
朱雀院はそっちの方に気がいくと思ったのだが。
>>329 原作にもあさきにも、朱雀帝の中宮に関しては
記述が無いなぁ。右大臣・弘徽殿一派が邪魔してたか?
朧月夜が石女でも女御だったら即立后してたと思うし、
もしくは尚侍のままで男皇子産んでたら、
女御経由で立后してたと思うが。
今上帝の母女御は「贈皇太后」になったのか?結局。
もし女三宮が中宮腹の皇女なら、
降嫁時に「三品の宮」というのは考えにくいと思う。
朱雀院が今上帝にお願いしてやっと二品になったし。
>>329>>334 >>329 女三の宮の母女御は、藤壺の女院の妹の内親王だったけど、更衣腹で、
これといった後ろ盾が無かったので、中宮の位につけなかった。
朱雀帝の場合、譲位するのがはやすぎたから、中宮を立てる暇が
なかったのかも。右大臣家も邪魔しただろうけど。
>今上帝の母女御は「贈皇太后」になったのか?結局。
そうです。原作では死後に皇太后の位を贈られている。
後ろ盾がなくても内親王なら立后はできたでしょう。
現に藤原氏全盛の平安中期でも内親王が入内した場合は
藤原氏の娘ではなく内親王が立后している。
ただ朱雀院が早く譲位したからなのか
はたまた三宮の母が早世したのかが原因なのかわからないけど立后はなかった。
でも朱雀院が引退せず、彼女が長生きしていれば間違いなく立后したでしょう。
朧月夜は非処女なので、もう立后どころか女御も無理
御息所にはなれるけどね。
皆さん、この漫画と何歳ぐらいに出会いましたか?
私の愛蔵書に気付き、すっかりはまってしまった小4の我が娘。
舐めるように読み倒し、今では田辺聖子の新源氏物語を読んでいます。
一部、子供には読んで欲しくない部分がありますよね。
本人がそれの意味に気付く前に
さりげなく隠してしまったほうがいいのかしら?もう遅い?
はいからさんが通るを姉が持ってて
読んだら面白かったから同じ作者の作品をなにか
読みたいなーとおもって買ったのがこれだった
自分も小4ぐらいだったと思う
>>336 「とりかえばや物語」だと、出産経験のある(極秘扱いだが)
尚侍が男皇子を産んだ後、女御経由で立后してた。
歴史上だと、在原業平と浮名の立った藤原高子が
立后した。ただこの場合、業平と「深い仲」だったかは
いまいちよく解からない。
>>336 女三の宮の母とは逆に強運だったのが秋好中宮。
父の東宮が早世していなかったら内親王だったのにね。
朱雀院のもとに入内していたら、大勢いる女御のうちの一人だったけど、
源氏の養女になったおかげで冷泉帝の中宮になれた。
(子供は生まれなかったけど)
とりかえばやだと、帝がモロ気づいてたよね
「処女じゃないじゃん」って
とりかえばやの帝は度量の広い男で騒ぎ立てたりしなかったからね
そういう事情があったから最初入内を固辞してたのだろう・・とか
なんとか言ってなかったっけ。とりかえばやの帝。
>>336 平安中期で立后出来た内親王でも、後ろ盾がない人はいないかと。
冷泉后・昌子内親王は、叔父・村上帝の庇護を受けて立后。
後冷泉后・章子内親王は、祖母の上東門院やその弟達の庇護を受けていた。
冷遇された後朱雀后・禎子内親王も道長の孫娘で、道長の庶子の後援を受けていた。
これ以後も、立后した内親王には時の上皇や女院の後ろ盾があります。
源氏物語では、朱雀帝在位中、他の女御が立后出来なかったのは、右大臣家に
対抗出来るほどの権力がある政治家が不在だったことを示す意味があるのかも。
后位を得るには帝からの寵愛よりは、後見人の権力次第という時代ならではの
話だと思います。
紫が源氏と一緒にならなければ幸せだったって人たまに見かけるけど
紫自身は好きでもない普通の人と平凡な生活を送るよりは、
悩みながらも好きな人に愛され、マンセーされる濃い人生のが幸せと思う気がする
紫上は源氏と両思いだったから、幸せって言われるけどそうは思えない。紫は源氏を好きになったというより好きになる様に
誘導されてたんだと思う。でもきっかけがどうあれ、常に幸せでなんの不満もなければそれでいいだろうけど、浮気で苦しめられるは、
家族と縁切られるは、あまつさえ出家の願いさえ叶えられず死んでしまって、とてもよかったとは思えない。
源氏の紫に対する愛情って与えてるんじゃなくて、押し付けてるんだよな。桐壺更衣に対する桐壺帝も同じ。
生前は相手の迷惑考えず溺愛し、死んだらずるずる見苦しく引きずる。本当に駄目な親子だ。
紫上の、源氏に対する思慕は、まるでヒヨコの刷り込みを思い出す。
でも紫も死ぬときに愛してるって自覚してたんだからいいんじゃねえの?
>>346 別に源氏を擁護するわけじゃないけど、
紫は源氏に初めて会った時から好意は抱いてたっぽいし
源氏の手元で育たなくても結局は源氏を愛する運命になったと思う
>>348 同意。終りよければ全て良しって言うんだし、紫はまだ救われた方じゃん
悪気はないんだろうけど、紫が明石を「身分が低いばかりに」って
同情するシーンが嫌い。
お前なんか、父親が一度も会いにきてくれなかった日陰の人間だろうが!
源氏が拾ってくれなきゃ、路頭に迷う運命だったのに。
って、思ってしまう。あの時代、脇腹でも貴族の娘の身分が
ずっと上なのは分かってるんだけど、なんか納得いかないんだよね。
>>351 紫の成人式にちゃんと会いにきてくれてるよ。
源氏が朧月夜とスキャンダル起すまでは文のやりとりもしていたし。
それに受領といっても明石入道は大国の受領で
明石尼君と共に血筋家柄は超一流だからぎりぎり貴族にはいると思うけど。
現に藤原道長の父の妻たちは受領階級出身
身分が云々言ってる割には結局自分の方が良いとこ取りだしね>紫
どういう人生が紫にとって幸せかは置いといて、
一番不幸な人生は、紫が境遇はそのままで、源氏を好きになれず、かつ源氏の本性と自分の立場を十分自覚して一生を送った場合ではなかろうか?
だから一番不幸は言いすぎだっつうの
>>355 よく読めよw
個人的に一番不幸なのは末摘花かな?
途中源氏に拾われたのが救いだけどw
う〜ん、
式部卿宮に引き取られて正妻にいじめられまくり
義妹(王の女御だっけ?)の女房とか?
>>357 源氏にさらわれて妻となるのも、源氏を好きになれなかったら、「飼い殺し」という意味では似たようなものかも。
(…あ、「飼育」という言葉が思い浮かんでしまった。)
実際、源氏が一方的に紫の上好きで紫の上が源氏を毛嫌いしてたら、三宮にとっての柏木との関係以上におぞましい関係だな。
平安時代は疱瘡が流行ったらしいけど、源氏物語がもし実在の話だったら、
例え相手に愛されなくても、苛められても、飼い殺しされても、
それに罹らなかっただけまだ全然幸せなんだろうなと思う。
症状のわかる画像ググって見て凄く思った。
360 :
359:2006/09/04(月) 21:50:44 ID:???
"平安時代「は」→「も」疱瘡が流行ったらしいけど"に訂正。すまそ。
この時代の人って、お風呂頻繁に入ってないだろうし
何せあの厚着。絶対臭いよね。
なのに、突然の強姦て男の方はかなりの好き者でないと
出来ないよね。
あと、三宮とか突然のことで抵抗できずというが
あの何枚もの着物を脱がせようとしたら、手間取って男側に
隙が出来て逃げることも出来たんではなかろうか?
>>361 今みたいに無臭が基本ってわけじゃないだろうから
「そういうものだ」って思ってればいけるんじゃない?
それに深窓の姫君は立って歩くのさえ稀だとすると
急にそんなに動けないんじゃないかな。
急に動いたらクラクラして余計逃げられない感じかもw
平安時代の庶民の平均寿命は20代って聞いたことある…
それを思うと貴族として生まれただけでも幸せだな
>>361 現代の男があの時代の女とやろうと思ったら臭いと思うだろうけど、
あの時代はみんなそうなんだからさ。
>>363 あれ?
私が昔読んだ、小中学生向けの歴史解説書では、貴族の平均寿命が28歳くらいで、むしろ庶民よりも短命だったと書いてあったような?
実際、かっけになるか糖尿病になるかのような偏った食生活、運動不足、貧弱な夜具(まだ庶民の藁の夜具の方が暖かい)、
>>361のような不衛生な生活ではそっちの方が説得力感じてしまう。
庶民は水洗便所も行水も使ってたからね。貴族ほどは不健康ではないだろう。
私も貴族の方が早世したと聞いたことある、学校の先生に。
やはり、運動不足と、男女問わず鉛入りの粉(ファンデーション)
を顔に塗っていて、それが良くなかったのではないか?と。
>>361 当時の着物って、着るのは時間かかるけど脱がすのはすぐだと
聞いたことがある。
>>365-366 高貴な姫君は、二の足で立ち上がってはダメとも聞いたことがある。
基本は膝立ちだで、その状態で歩いたりしていたらしい。
だから「立ち姿を見られた」女三の宮は、貴人としてどうよ?らしい
>>367 とくに女性の着物は指先一本でOKらしい
瑠璃姫はよっぽど膝がゴツゴツ……ごほんごほん
親王うまれていろいろめんどくさそうでテレビ見る気がしないあげ
親王がご誕生されたのね。
実況しようと思ったのに、間に合わなかったハハハ
当時の貴族は長命な人と、短命な人が極端過ぎて…。
ふと「源氏は○カだから、風邪すら殆どひかない」という妄想が頭を過ったw
健康の秘訣は聞きたくないけれど、最晩年まで健康体だったんだろうな。
六条院は、ばか正直から正直を引いたようなおかたでございますから。
クロネコよりれいきゅうしゃより縁起が悪い。
浩宮「ねえ、どこに入れるの?」
侍従「はっ殿下、失礼します」
*黄金箸で勃起した浩宮のチンコをつまむ
浩宮「うほっ!」
侍従「まだ出してはダメですよ。妃殿下のここに挿入するのです」
浩宮「はにゃ!はにゃ!出ちゃうよぉ!」
雅子「けっ粗チンが!(ボブのペニスは良かったなあ)」
馬鹿はスルー
>>366 え、私は庶民のが圧倒的に短命だったと学校の先生に聞いたよ。
特に夏や冬なんか貴族と違って対策が何もないから、
それに耐えられなくて死んだ人が多かったとか…。
都の方なんか夏は糞暑いし冬は糞寒いしで大変だな
>>370 源氏に限らず、源氏物語の登場人物って当時にしてはやけに長生き。本当に20代、30代が平均だったのか?って思える程。
頭中将、朱雀院、左大臣といったまともな人も長生きしてるけど、源氏や桐壺院の長生きはバカでずうずうしいからとしか思えないw
特に10近くも年下の紫より長生きした源氏は実に図太い。紫も当時としては長生きだったのに。
紫は確か40代まで生き抜いてたな
>>376 道長の正妻の倫子、その娘の中宮彰子、倫子の母親の藤原穆子の女性三代は
いずれも85歳を超えた長命。
当時は医療設備も殆どないし、個人差が激しかったんだと思う。
あの頃の平均寿命を引き下げているのは、乳幼児の死亡率。
乳幼児期、(女性の場合は出産時期も)を無事に過ごせれば、
還暦まで生きていられる確率はかなり上がる。
あと、天然痘や麻疹など致死率が高い流行病が流行るかどうかも大きいと思う。
紫式部の同僚の赤染衛門も90歳近く生きたよね。
紫式部自身は病死だけど40歳くらいだったっけ?
>>380 41くらいで死んだって説と、50過ぎまで生きたって説があるらしい。
貴族の女性はとにかく子供を産むようプレッシャーだったのよね?
娘が多ければ入内狙えるし
息子がいればコネも増えるよね
医者もいなくてお祈りして神だのみの中、
若いうちから毎年産め産め言われてたらそりゃ死ぬわ……
平均寿命そんなに短かったんだ。
だから六条は「盛りの過ぎた」とか似たような言葉を連呼していたのね。
3才しか違わないのに、藤壺はなにかにつけて「盛り」「輝く」などと
言われ、この違いは何?と思ったが、1,2の違いでも大きかったんだね。
明石の尼宮とか、頭中将の母の大宮とか、老衰に対して
容赦のない描写がされてるのも、平均寿命が短かったからなのかな。
いつまでも生きて無様を晒してみっともないって感じで。
狂言自殺はかったやくざの元情婦乙
戦中の男子の平均寿命は24歳だった
>>383 藤壺は童顔で六条は老け顔だったんじゃないの?
3歳の差ってけっこうでかいよ
390 :
愛蔵版名無しさん:2006/09/07(木) 16:21:53 ID:rjgyGjGi
>>379 そういや源氏物語って、そういう時代背景の割には子供の死ってのがないな。
なぜかみんなちゃんとすくすく育ってる印象がある。
>>383 春宮妃であった頃が六条の全盛期だったのに対し、国母として
持て囃される藤壷との対比なのかもしれないね。>盛りの過ぎた
>>390 ほら、当時の作者にとっては「源氏物語」って「少女漫画」や「ハーレクイン」のノリで読まれてたらしいから。
乳幼児がリアル世界と同様にドンドン死ぬなんて設定が出てきたら、過酷な現実から一時の夢の世界に浸る気分が台無しになっちゃうからじゃない?
ごめん、
当時の作者じゃなくて、当時の読者だった。
六条って見るからに霊となって取り付きそうな恐い顔してる
初登場の時からなんか六条には嫌な予感がしたんだよな
六条ってよく見ると、後半の頭の中将と顔似てるね。
六条御息所、悔しい気持ちは理解できるし彼女も被害者だって思うんだけど、
自分はどちらかといえば執着しないタチの人間なもんで
他人を見境なく襲うプライド高すぎな迷惑女としか思えない。
六条の初恋だったんじゃん、源氏
だからはまった
他人を見境なく襲うって、元々六条御息所は年下の坊ちゃんには興味なくて
源氏も取り巻きの一人くらいにしか思ってなかったんじゃなかったけ?
そんな女王様な人を源氏が、必死で気を引きまくったのが悪いんだと思う。
>>383、
>>391 六条=盛りの過ぎたってあくまで本人が言ってるだけでは。六条さんってある程度年いった方がより綺麗に見えるし。
でも本人も周囲も若いだけが女ではないって理解がなかったんだろうな。それを思うと六条さんと晩年の源氏は通じるものがあるな。
老いを受け止められず、その苦しさを他人にぶつけてしまうところとか。だから三宮出家直後に出没したとき思いっきり嘲笑ったんだろうな。
かつて若さで自分を苦しめた源氏が老いを理由に無様なことになった上、そのくせ若い頃の自分勝手さが全く治ってなかったゆえに
避けられたかもしれない悲劇を招いたから。
六条ものろいたくて呪ったわけじゃないんだよね。
富士の樹海にある落書き「祝ってやる」みたいな感じで。
だからって呪いすぎだろ
六条のせいで何人の人が無駄死にしたことか
夕顔・葵・三宮・紫…全員源氏に迷惑かけられてるというのに
迷惑なおばちゃんだよ全く
最後の方は源氏に恨み持った女の総合霊みたいに
までなっちゃって、化け物化してたね。
源氏のせいで何百人の女が泣いた事か
六条さんが女性達(+柏木)を襲ったのは・・・
源氏が神仏の加護が強いからだから。でも生霊時代はともかく、死霊になってから祟る場合、源氏を標的にしただろうか?
あさきでは源氏に取り付こうとしたって言ってたけど。しかし不毛な話だけど何故源氏は神仏の加護が強いんだろうな。
護る価値などあるとは思えないのに。まあそれを言ったら、周りに慕われてることは更におかしいんだけどね。
やっぱ現実にいたとしたら嫌われてるだろうか。>>源氏
はっきりいって源氏は罪ばかり作っている。
そんな人間を神が加護するわけがない。
源氏を守っていたのは偏愛バカ親父の桐壺院だと思う。
あの時代、天皇は神だった。
六条も当然、そういう価値観の人間なので
死後も院=神、よって逆らえなかったんだろう。
死霊といえば、宇治編の大君と浮船に取り付いた物の怪も確か同じ奴だったな…
大君は取り殺せたのに、どうして浮舟はダメだったんだろう?
六条御息所は、死後はもしかしたら源氏に対する恨みは忘れ、
元旦那の春宮と一緒に秋好の守護しているかもしれない。
で六条と思われた霊は、化けの皮剥がしたら藤壺だったりして・・・
んなわけないだろw
>>408 源氏の霊(?)に護られたんじゃないの?
んなアホな。なんで源氏が守るのよ
弟の八宮ですら追放した冷血男が、その隠し子守るわけない
>402
六条御息所が娘に残した土地を、源氏は里親気取りで改造して、
その土地に自分の家のごとく愛人沢山住まわせたんだから、
六条御息所の死後の嫌がらせはされても仕方ないんじゃね?
>>409 六条御息所の死霊は実は源氏の妄想説があるらしい。そもそも紫の病気も柏木の衰弱死も三宮の出家も源氏が追い詰めたから。
六条さんが死霊になって呪ってたとしても原因を作ったり、より悪い結果に導いたのは源氏自身。悪霊よりタチ悪いな。
>>411 実は浮舟と大君に取り憑いた悪霊=源氏説もあるんだよなw あさきでは流石に取り入れられないだろうけど。
ちなみに浮舟を助けた男性は源氏説、薫説、八宮説がある。あさきでは源氏だったけど、八宮の方が自然だと思う。
なぜ薫、死んでないのに。はて?
源氏悪霊説は思いっきり納得
>六条御息所の死霊は実は源氏の妄想説があるらしい。
この説に一票!
六条は生霊の時は自分を責めたりといたわしかったんだけどね。
死霊になってから開き直っちゃったというか、別人みたいにぶっ飛んでる。
実は源氏の妄想がピッタリ来る。
だって、自分は悪くない、六条のせいって責任転嫁出来るし。
神仏の加護が付いてるも、自身過剰な源氏らしい。
>>405 六条の死霊が源氏の妄想でなく、実在したと仮定した場合の理由としては、
小泉八雲が「怪談」の中の死んだ先妻の霊が、
「自分の死後、後添いをもらわない」
という約束を破って夫が迎えた後妻を取り殺した話の元ネタを、提供した知り合いから聞いた際、
「約束を破ったのは夫なのに何で夫を殺さないで、罪のない後妻を殺したのか?」
との八雲の問いに知り合いが
「それが女心というものだ」
と答えたというのを連想する。
女が憎しみの矛先を向けるのは、自分を裏切った男ではなく、むしろ、その男の愛情を新たに得た女の方へだということ。
男に対しては愛してるが故に憎しみの対象とはならない。
これでいくとこの場合の神仏は六条自身の源氏への愛か?
>六条御息所の死霊は実は源氏の妄想説があるらしい。
源氏物語研究では、以下の紫式部の歌が引用されることが多いですよね。
源氏妄想説強し。
亡き人に かごとをかけて 患ふも
おのが心の 鬼にやあらむ (『紫式部集』)
>右の歌の詞書(前書)には、“物の怪”が取り憑いた妻の傍らで、
>その鬼になった先妻を退散させようとして、夫がお経を読んでいる
>絵を見て詠んだとある。ここで紫式部は、新妻に取り憑いた“物の怪”を、
>亡き先妻にかこつけて悩んでいるが実は夫自身の「心の鬼」、
>すなわち良心の呵責に過ぎないのではないかと断じている。
>当時、信じられていた“物の怪”を心の持ちようと喝破しているのである
ttp://www.iwakimu.ac.jp/news/minpou04.html
>>417 もし死後も源氏に愛情が残っていて、それが変質してしまったのならば、
源氏が重んじる女人を祟るのは、六条としてはうわなり打ちの延長なのかも。
>>414 心情的に一票。
あるいは源氏によって冷遇された右大臣一族他や、彼らに同情する人が
予め根回しして「源氏は祟られてまっせ」と、六条の名を出せば、
源氏はビビるとかw
六条の愛の深さよりも、源氏の六条への薄情さを示すエピソードだと思う。
死後の六条は源氏に対して憎悪より愛情が勝っていたんだろうか?よく源氏をもっとも愛した女性と言われるけど。
紫を危篤にし、三宮と柏木を密通させた結果は源氏にとって残酷で六条の立場として見れば心底ざまあみろって思える。
まして源氏の対処次第では三宮と柏木の悲劇も避けられたかもしれないのに、度量の狭さで無様な姿を見せ付ける羽目に。
源氏と長年付き合った六条なら源氏がどう出るか予想は出来る筈。源氏を試していたのでは?とも思えてくる。
六条さんは嵯峨野で会った時とか死ぬ前後とかが一番綺麗だなって思えたけど、死霊になってからは本当の霊体って感じでやたら怖い。
生霊時代は本来の姿ほぼそのままで出てきてたのに。嵯峨野の時の美しさを思うと残念かも・・。
紫式部が源氏をどう捕らえていたかによるなあ・・>妄想説
一応、当時の読者にとっては源氏はヒーローなわけで
表立っての落とし込みは出来ないだろう。
だから、六条霊の妄想も大君を取り殺した悪霊も実は源氏なんだけどね…
ってほのかに匂わせて、こっそりペロッて舌を出してたらおもろい。
紫式部は女性の立場で書いてたと思うし、その位のシニカルさがあったほうが
先鋭の女流作家って感じする。源氏マンセーだと腐女子小説に見えるものw
生霊=六条説も疑問の声があるんだね。
精神不安定になってるとこへ人々に噂を立てられ、体裁を気にする六条さんは
暗示にかかってしまったとか。早い話がノイローゼ?
葵上の時も、源氏が「何者か?」って問い掛けても悪霊は名乗らなかったし、
噂を聞いていた源氏が、その影をあたかも六条と思い込んだんじゃないかとか。
どっちにしろ、二人にやましい想いがあればこそだろうけど。
横からごめんね
六条って初登場時二十代だと思うんだが、実際いくつだっけ?
16で入内、20で東宮に死に別れ、
30で斎宮について伊勢へ下る…とあるが、
年齢計算が変だ!という説が有力。
初登場時は未亡人だから、
>>424 の言うとおり
二十台だとは思われるが。
六条はあさきでは、初登場時にはもう三十台以上に見える。
そして岩下○麻に似てる・・
年下の男性と別れて泥沼になったイメージとキツメの美人顔のせいか、
小柳ル○コにも似てる。<六条御息所
(´∀`)b
アリガトン
源氏の七つ上って設定な筈だから24だと思う。ただ、原作では年齢の矛盾が激しいらしいけど。紫上と明石御方も矛盾してるらしいし。
あさきの話だけど、紫上が死ぬ少し前、子供の頃の夢を話した紫に源氏は「あなたは八歳だった」って言ってたけど、十歳じゃなかったっけ?
って不思議に思った。それと明石御方も初登場時から十八歳で紫より年下に見えなかったな。やっぱ六条さん似だからかな。
つかここはあさきスレなのに○○説があると言われてもなぁ…
真相は知らないけど、あさきは大和先生が構想を練って描いたものだし、
そもそも源氏物語自体実際あった話じゃなくて紫式部が創作したものなんだから
本当のところは紫式部にしか分かりえないんじゃないの??
>>430 禿同
原作とあさきを混同させてる人が多い
私は原作の話もして欲しいししたいけど。
マンガだけの話より、作者が原作をどう解釈して書いたのかとか分かって面白いから。
マンガ読みたいだけでその世界に浸りたいだけなら一人で出来るからね。
ここで言われてる○○説は明らかにあさき作者の解釈の斜め上をいってると思うけど
確かにあさきでの死霊はあきらかに六条の面影だったし
葵や夕顔を殺したときも六条自身が自覚してたよね
六条にラスボスやらせる方が都合がいいからね。話が簡単になるし。
六条御息所、小学生時代は大嫌いだったけど今はなんだか共感出来るというか、気持ちが分かる
ようになってきたから憎めない。
これが大人になるということか(つд`)
ところで、私の携帯、六条って打つと変換予測で六条御息所って出てくるのに今日気づいたwww
光源氏、紫レイプ事件とか小学生の頃から気色悪いと思ってた。
今でも全然共感出来ないwww
今も昔も関係なく、年取ってるけど美人で賢い女性よりも、
若くて美人な女性の方が好きな男性はほとんどだし、
年取っても若い女性と結婚できたりする男性も多いから、
源氏物語の六条御息所に共感できてしまう女性かなり多そう。
御息所は、昼メロに出て来るような、
いかにもな憎まれ役をやらされてるのが不憫。
世間のイメージも怨霊のおどろおどろしさが先行してるし。
あえて式部の話をさせてもらうなら、六条の怨霊は
聖人君主の源氏の化けの皮をはがす為に使われてると思う。
後半の死霊は源氏の心の奥に潜む鬼を語ってるに過ぎない。
六条自身の物語はとっくに幕を下ろしてる。
あさきの美人さんは皆、年をとると顔が長くなってたけど
紅緒もああなるのかな〜
花散里は顔の長さは同じだけどそのかわり皺は遠慮なく描かれてる
ぶっちゃけ六条が死んだ時はこれで呪われる人もいなくなると安堵した記憶がある
パワーアップしちゃいましたね(汗)
六条をあんなふうにした責任はやっぱり六条本人4:源氏6
ぐらいの割合かな。
でも源氏に不幸にされた女は大勢いるのに六条だけが悪霊化したのは
やっぱり本人の資質なんじゃないの?
あの話の中で源氏と関係もって彼の生前死んだのは、六条の他には藤壺と夕顔だけだっけ?
キャラ的に夕顔は取り殺すんじゃなくて、取り殺される方だし、藤壺は夢に出て恨み言いうだけ。
まあ、本人の資質の問題もあるだろうけど、一番心も立場も傷つけられたのは紫除けば六条だろうなあ。
特に公衆の面前でプライドめちゃくちゃにされたわけだから。
ああまでされたら、藤壺あたりでも悪霊化したかもw
>藤壺あたりでも悪霊化したかも
妄想きもい
>>442 あるあるあるある
六条は被害者だよね。
あの時代、あの身分でなければ、美しくてセンスのいい聡明な女性だからなんぼでも幸せになれた筈。
本人のせいではないところで不幸になってしまった。
フィクションに「もし」は無意味だけど、やっぱり
源氏sineeeeeeeeeと思ってしまう。
>>446 葵もいるだろ。六条は源氏への恨みもそうだけど執着心もすごすぎたんだろうな。
怨霊は女の執念の表れというより、“物の怪”は自身のやましさが作りだす物
って意見に賛成。六条の霊が見えるのは決まって、源氏にやましい覚えがある時。
夕顔は薄幸の人だし、葵にしろ当時の出産は命がけの大仕事なわけで、六条が手
を下さなくても死ぬ要因は元々あった。全部を怨霊のせいにするのはナンセンス。
葵が伏せってる時、六条の怨霊の噂は葵の耳にも入ってるんだよね。
車争いのことは、やっぱり心のどこかで引っかかってたと思うよ。
紫式部が六条の霊として描いたんならあれは紛れもなく六条の霊です
>>452 だから、六条の霊は源氏の深層真理に引っ掛けて描かれてるんだって。
元々の要因は全て源氏でしょ。
夕顔に取り憑いてる霊も源氏は何度か見てるのに
噂を聞く前は六条だって気が付かなかった。
でもあさきでは普通に六条として霊と会話してたじゃん
娘のことについては感謝してるとか…
そんな真剣にキャラの性格考察されてもな…
〃〃∩ _, ,_
⊂⌒( `Д´) < ダーリンが正妻のとこに帰っちゃうなんてヤダヤダ!
`ヽ_つ__つ
ジタバタ
_, ,_
(`Д´ ∩ < 私のことだけ愛してくれなきゃヤダヤダ!
⊂ (
ヽ∩ つ ジタバタ
〃〃
悪霊退散!
_, ,_ パーン
.パーン_, ,_ ( ´д`) @@@@パーン
( ‘д‘) U☆ミ (´д` @
⊂彡☆))Д´(☆ミ⊃
. パーン, ,∩彡>> ミ∩,ブチ!
. ( ) ウワァァァン!!( )つω
何でも祟りのせいにするのはいくない。
昔の人は人柱とか平気で立てたんだよな。
原因があって結果があるだけのこと。
源氏の場合だって因果応報。
人柱こえ〜〜
昔に生まれなくてよかった…
でも祈祷のオッサンも女の物の怪がついてるかと言ってたし源氏だけの妄想ではないでしょ
ぶっちゃけインチキでしょ?
中にパタが入ってるわけでもない、普通の人じゃん
『源氏は遊んでるから女の霊って言っとけ』てなもんでしょう
伊集院の霊能力者コピペどっかにあったからちょっと探してくるよ
どーでもいーですよ
じゃ探さない
>>462 今でこそインチキとか言えるけど、
当時の人にしたら真剣に物の怪の存在を信じてたんじゃないの?
信じてる割に暗殺や謀略が横行してたようなw
まあー心の呵責もあったんだろうけど
同情してたら政治家は勤まらないみたいだよね。
古今東西
つかフィクションものだし
蜘蛛の巣柄の着物って趣味悪いね
あれを見ると宗方コーチ思い出す人も多いんじゃないか
まぁ、源氏物語は現代に置き代えるとツマラナイ話だわなw
最初読んだ時、女共がみんな源氏になびくからアホじゃないかとイライラした。
>>418を読むと、紫式部は物の怪に懐疑的なようだが。
柏木に取り憑いたのも六条の死霊?
>>469 ノシ
六条さんも宗方コーチも山岸さんのそれも元々は上村松園の「焔」からかな
源氏も蜘蛛の巣柄着てなかった?
同じ化け物同士、趣味も似るんだね
477 :
愛蔵版名無しさん:2006/09/14(木) 13:38:28 ID:cmbpZ3uY
蜘蛛の巣柄、誰が染め付けしたんだろうね?
まさか花散里か?
カラーだと六条さんも着てたような>蜘蛛の巣柄
生霊になって葵さんの寝所におでましの図。
ああいうきわもののガラって結構江戸の洒落者が着ていた気もする。
あくまで推測ね。
480 :
愛蔵版名無しさん:2006/09/14(木) 18:17:55 ID:cot6H+zm
かぶきもの
481 :
愛蔵版名無しさん:2006/09/14(木) 18:52:57 ID:9IyQBHei
ほいっと
ほいっと
>>475 上村松園の「焔」って六条御息所のイメージで描かれたんじゃなかったっけ?
結局、もとは六条か…。
能の演目にもなったし六条夫人て偉大だな
>>482 その上村松園の絵をヒントにしたのが
ワッキーの六条カラー絵
能知らなかった
調べてくるノシ
ファンブックかなんかで確か六条と源氏が着てる蜘蛛の巣柄は
不気味さを出すための演出だという風に書いてあった気がする
何当たり前なこと言ってんだか。
読者の好事家視線ならともかく、作者が大マジに
あれはラブリーさを出すための演出です!って言ったらビックリだよ。
……(´;ω;`)
松園は大失恋して「焔」を描いて
なんでこれを描いたのか、自分でも分らん・・って
まさに六条さん状態だったらしい。
が、おすまし美人しか描けないって言われてた松園は
「焔」で評価が上がり、その後の「序の舞」で起死回生する。
源氏死後のストーリーで、あさきには描かれていない部分を知りたいのですが、どうしたら?
本編中でもあさきに描かれていないところってありますか?
原作全部読むほどの時間もないので、どなたか教えてくださいませ。
>>493 はい、お答えします。
ひとつめのご質問ですが、源氏でググるのをおすすめします。
ふたつめのご質問ですが、いっぱいあります。
このスレの過去ログを全部読まれると良いですよ。
調べもせずに日本史板に質問しには来ないでくださいね。念のため。
ヒント:タケカワ ユキヒデ
聞いたことある
ガンダーラの人?
>>493 源氏物語についてに解読本みたいのは本屋に行けば結構ありますよ。
ググる気もないめんどくさがり屋な人に親切に教えると、
教えてくれて当たり前この際だから他にもといった感じに
調子にのりまくって、質問レス書き込みまくる人もたまにいるものね、
494さんの判断は正しいと思う。
495なんかほとんど答えなのに…
501 :
愛蔵版名無しさん:2006/09/18(月) 16:15:12 ID:SBsecCyI
>>500 飛んだのはそれだけだっけ?
ああ、紅梅タンはちょこっと出てたなあ。
>>498 それこそ「まろ、ん?」でも買っとけばいいんでね?
>>493 原作を読む程の時間もないので、って何?
忙しいなら漫画読んだり2ちゃんねるに来たりしないで、自分で普通に調べたらいいのでは・・・・・・
普通そう思うよね。時間が無ければ1日1ページでも
いいじゃん。別に急ぐ理由もないだろうし。
紅梅タン(の名前)は真木柱タンのモノローグで出ただけか
どっちもどっち。
いい大人がそんなことでスレ荒らすな。
私は個人的に紅梅があまり好きなキャラじゃないな。
あさきの紅梅はもっとやだ。
生理的に。
>507
見た、すごいね
花散里ってやっぱり太り気味だったのかな?
毛が薄かったってのは知ってたけど
あさきの花散里ぽっちゃりしててかわいいよね
一番好きなキャラだな
>>507 すっご・・・
こんなんどやって作るんだ・・・
そして開始価格500円て。
よく見えないけど、末摘花はちゃんと鼻が赤くなってるみたいだね。
個人的には紫、明石、朧月夜が感じでてると思った。
510 :
愛蔵版名無しさん:2006/09/18(月) 23:49:03 ID:2npZcBza
花散里と源氏ってえっちあったの?
漫画にはそういう描写が描かれていなかったよね。
>>507 「素人の手作りですが」なんて言ってるけどスゴイねこれ。
小さな顔も、あそこまで作りこんでるとは・・・
源氏物語とは言ってるけど、あさきがモチーフになってるのでは?
花散里=デブ&薬玉エピは、あさきのものだと思う
原作の花散里は痩せていたはずだし
うん、あの時代は痩せ=醜女だから原作でもガリだった。
お肌つやつや髪の毛ぴかぴかのふっくらさんは、身分の高い美人さん。
あの時代に生まれたかった。
うちのおかんがちょっと頑張って、千年くらい早く生んでくれてたら……
苦・苦・苦……
>>511 ほんとスゴイね
大和先生にも見てほすぃかも
>>510 原作では花散る里さんと源氏の君は何もなかったんじゃなかったっけ
あれれ。。。
誰かおしえてください
親切なかた
1、2回はあるんじゃね?
>512
ニジンスキー?w
花散ると源氏は肉体的な関係ではなく
心が繋がっていたのでつ
>509
粘土(人形制作向け)、絵の具、黒糸、縮緬、糊、木の板が材料っぽい。
人形の服作った事ある人だったら、針と糸は糊が代用してくれる分、
比較的簡単に作れそう。
大手の手芸屋のキット出してる会社がこのオク見てたら、
顔だけ陶器製の完成品で、後は自分で布を糊で貼ったらいいだけの、
材料キット造って売りに出してくれそうだよな・・というか欲しい。
ハンクラ板住人の私がちょっくらわざとらしく書いて来ます。
ユサワヤスレでいいかな?
キットで手作りも良いけど、あさきゆめみしで食玩のジオラマが
出ればなぁ・・。
(食玩フィギュアででるなら、絵巻物どおりの人物よりも、
大和和紀の絵柄をモデルにしたジオラマの方が欲しい)
>521
戦国モノや時代劇モノやむさ苦しいものだけじゃなくて、
源氏物語のような華やかな時代系の食玩も出して欲しいよね。
523 :
519:2006/09/19(火) 02:21:18 ID:???
>520ハンクラ板の方ですか、どうかお願いします。
あの小ささはすごい・・・
あの人をこのスレに召喚したい…………
むり……
末摘花のその後が知りたい
そういえば後半出てこないよね
若いときから栄養失調だったしあんまり長生きしそうに
ないから早くにお隠れになっちゃったんじゃない?
ミニチュア紫の顔恐い…
もうミニチュアの話はいいよ
元にもどそ
あさきをアニメ化してほしい
アニメ化の話はだいぶ昔にあったらしいけど
衣装の柄がアニメで再現するのが難しいやらとかで断ったと聞いた
そうなんだ・・・
千年の恋なんか何億もかけてつくるんなら
あさきのアニメ化に金かけろよ
見たかったな・・・
和紀様原作のアニメ化といえば「はいからさん〜」を思い出す
あれはひどいアニメだった。。。
忠実に再現してくれるのなら見たいがあんな風になってしまうの
なら反対。。。
わたしもはいからさんのトラウマがあるからアニメはパス
なんかの特集の時に見たモンシェリCoCoの方がましだった気がする…
モンシェリCoCoもはいからさんと同じで
中途半端なとこで終わっちゃったんだよね
アニメみたいけどやっぱな〜
大和先生みたいな細かい画風はアニメにすると崩れそう
昨日全巻買った
イラストのしおりが全種類違ってて嬉しかった
アニメ‥‥
巌窟王みたいなテクスチャ貼りだったら
あの衣装も意外といけるんじゃないか?
岩窟王ってアニメはわからないけど、アフタヌーンのあの諸星っぽい漫画?
あさきは、デジタル塗りが向かないからね〜。
ポストカード集を買うとテレフォンカードが応募できたんだよね。
>540
素人ながら説明すると、絵をセルに書いてその彩色に
インクを使うところが、セルは透明だから裏から千代紙
とか模様入りの折り紙とかを貼った感じ
(今はセルに彩色することは少なくなっただろうけど、
感覚的に分かりやすいかと思って)
見たけど大昔のアニメラマ「哀しみのベラドンナ」の手法とよく似ているような。
あれもなんとなくクリムトやらビアズリー思い出す。
紫式部は藤原道長を好きだったから源氏のモデルにしたけど、遊ばれてムカついたから
最後は不幸にした…って説があるけど、ありえるよなwww
私が読んだ説では最初から「源氏物語」はアンチ道長の話として書かれて、それに気付かないで自分が源氏のモデルだとか思ってた道長はアホ扱いされていた。
ついでにその説では紫式部の影響で娘の彰子中宮も反道長派に回っちゃったんで、そこに及んで道長も式部を首にしたという話。
>>548 王氏系統が栄え、藤原氏系統は没落していくから、光源氏=道長モデル説はどうかと思ったけど
道長が自分のやっていることに後ろめたさを感じて、あえて王氏系統が栄える話に持って行かせた
って説もあるようなんで、こちらになんとなく納得。
>>547 道長モデル説は眉唾物の説の一つでしょう。
第一、源氏物語は女房仕えするずっと前から書いていたんだから。
それが評判になったので出仕することになったのだし。
もしも当時道長がモデルだと思っていたのなら
それは傲慢な道長およびゴマスリの周囲の連中だけの話でしょうね。
モデルというか、源氏の人物造形の上で参考にしたうちの一人、
という程度なのでは? <道長
紫式部が出仕してから、傍で見聞きした道長のエピソードを
「権力者の言動の一例」として参考にしたこともあっただろうし。
というよりも、王氏の没落と藤原氏の栄を書いたりなんかしたら、都追放だよ>藤原式部
100人の偉人・美女編では清少納言はおろか和泉式部より下だった。
しかも清少納言の悪口を日記に書くのが趣味と紹介。事実だけどさ。
でも、あれだけだとすごく嫌な女だと思われてしまう
でも、実際やな奴だよね…。
内容も嫉妬丸出し。
式部のことは高校日本史程度にしか知らないけど、いい人だったってエピは聞いたことない。
暗くて謙遜してるけど内心嫉妬の塊ってイメージだ。
でもユネスコ世界偉人暦の一人に選ばれてた気がする>紫式部
ところでこの前向田邦子の源氏物語を見たんだが、
源氏が女君を殴ってたりしてありえなかったorz
男といえど、あの時代の貴族が手を出すなんて考えられないんだが。
>>554 いい人だったってエピは聞いたことない>>
伊勢大輔に桜の歌添えの大役を譲ってやったとか
調べればたくさん出てくるぞ
悪口いったのは清少納言だけで
泉式部などは褒めてもらっているし
八重桜か
譲ったの当然じゃん
なんで当然なの?
紫式部に決まっていた名誉ある役目をわざわざ他人に譲ってやったんだよ
女房は1週間に1回くらいは風呂に入れたのか?
蒸し風呂もうあったの?
蒸し風呂は奈良時代から寺院とかには設けられてるとこもあったみたい。
でも、貴族はせいぜい体をお湯か水で拭いた程度では?
そういや、「あさきゆめみし」の中で近江の君が「町へ帰ったら行水浴びよう」って言ってたな。
562 :
愛蔵版名無しさん:2006/09/25(月) 22:23:26 ID:hYgIw65a
じゃあ皆さん夏場はちと臭いかも
あの時代からワキガの人とかいただろうし
食べるものが今の人よりはるかにヘルシーだったと思う
から今の人よりクサくなかったろうね
でもその分フロに入らないから…ブツブツ
564 :
愛蔵版名無しさん:2006/09/25(月) 23:18:14 ID:p6xvWXQK
>>563 だから死因が皮膚病ってのが意外に多いんでしょ?
あと、上の階級については、結構美食で、かつ運動不足だから、
それこそ飲水病(糖尿病)、痛風が多かった、ってのも有名な話。
しかし、源氏物語って、イマイチ食に関する記述が少ないんだよな。
それこそ大塚ひかりがはっきりと書いてるんだけど。
>>562 だからその臭さを隠すために香文化が発達した。
ちなみに昔のフランス貴族社会で香水が発達したのも同じ理由らしい。
水を媒体して病気が広がると思われてたからねぇ、
昔のおフランスは
水の安全性は日本が世界一だよ
水と安全は金で買うものだ。無料だと思ってるのは日本人だけ!とはイザヤ・ペンダサン
まあイザヤも日本人なわけだが
>>565 フランスで香水が発達した一番の理由は
歯抜けの太陽王の下痢だよ
紫式部って嫌な女だな
確かに。
まあ、お前ほどじゃなかったがな。
2ちゃんねらーな次点でみんな嫌な奴には変わりない
大塚ひかりの本で見たけど清少納言は式部の身内に対して批判してたからひどく言われるのもしかたないかも。まあ式部はいいすぎなんだけど。
紫式部って現代だったら、ブログやネット掲示板で他人の悪口書きまくってそうな人物だね。
というか、完全にネラーだろうね。
しかも、sage厨ぽい。
板違いとかにも鋭く反応してそうだし。
コテまでつけてそうだwww
>574
紫式部は国で一番位の高い女性の家庭教師のような感じだから、
現代人だったら、そんな一般庶民な行為しないと思う…
でも下臈なんだよね?
紫式部が中宮の女房に抜擢されたのは源氏物語の存在も大きいけど父親の存在も大きい。
式部の父親は現代で言えば国を代表する文系の大物教授に相当するくらいの学者だった。
その娘が下っ端の侍女になるわけがないし、こんな2ちゃんねるにはまるわけがない。
育ちとか教養のレベルが私達とは違いすぎる
>579今だったら、紫式部は皇族の嫁候補に選ばれてもおかしくない
女性ってことかな?
>>580 現代でも「嫁候補」として選ばれるのは、大物教授というよりそれなりの
家柄かどうか?でしょ。
相手の皇族男性と恋愛関係になっていたり、一方的に惚れ込まれていたり
すれば、話は別だけど。
でも、今なら、女房ってのは私的雇用だったから、ちゃんとした役職のある公務員じゃなくて、臨時職なんだよね。
まあ、国会議員の私設秘書とか、大学の客員教授みたいなもの?
紫式部が異常なほどに細かいことに気がついて粘着で
それをず〜っと溜め込んでおくタイプだからこそ、源氏物語が書けたんだろう。
サバサバ気にしないわ、さあ切り替えていくわよタイプにあれは書けない。
実際付き合うならともかく千年以上前だからどうでもいいや。
あさきで見た目が一番好きなのは誰ですか?
>584
やっぱり花散里
ほっこりあたたかい
>>584 雲居の雁
はっきりしていて良い!紫はウジウジしていてうざい。
>>584 いつのときの姿が好きかって方が書き易いかも。
例えば
紫上 4巻4話目の表紙 5巻位までは全般的に好き
明石御方 初登場時に父の話を聞いて物憂げな顔をしたとき
葵上 死ぬ直前の笑顔
六条御息所 嵯峨野で源氏と会ったとき
こんな感じで
私は朝顔と花散里と雲井雁かな。
どれも源氏との肉体関係がなかったか、漫画の中ではその場面が描かれなかったキャラばっかりだけど。
篠原鳥童の漫画で、密接に付き合ってる人間誰にでも雰囲気が同化してしまうって男のファンタジーがあったけど、
源氏と関係持った女性はそれだけでつまらない人間になってしまうのかな?
末摘花ですがなにか。
不細工だけどなんか愛嬌があってワッキーの愛情が感じられた。
そういや紅緒が少尉に紅花送られて添えられた「なつかしき〜」
の和歌に「わたしの鼻が赤いのか!」て怒り狂っていたな。
>源氏と関係持った女性はそれだけでつまらない人間になってしまうのかな?
その傾向が顕著だったのは、紫上と明石御方だな。藤壺も源氏と関係持つ前(正確には子供産む前)の方が
よかった気がする。逆に六条御息所と葵上は普段の気高さを捨てて、源氏にすがったときが一番綺麗だったな。
後、源氏に抱かれる朧月夜は官能的でよかった。逆に空蝉は逃げ出したときが 官能的だったな。
それに比べたら、紫や明石は源氏と関係が長い割に色気のあるシーンが少なかったな。
>>588の雰囲気が同化してるとはこういうことなんだろうか。あさきは密通シーンの方がやたら扇情的だったし。
>>580 現皇太子妃よりも家柄上だよ
>>584 秋好中宮。
たおやか&儚げな感じ。
母親と対照的なキャラデザインだよね。
変わっているといえば空蝉。
髪は横分けで、ツヤ部分にトーン貼ってあるし。
既女板にカエレ!
592に同意です。
該当板に帰ってくだされ。
式部の父は、受領と言っても大国・越前の国を任されるほど
受領のトップ
とはいっても、道長と同じ藤原北家だからなあ。
聡明な式部にとっては
「家柄は同じなのにこの差は何!?」
って屈折した思いがあって、反道長小説として源氏物語を書いたという説もあるくらいだから。
そして憎い憎い道長の愛人になったのか
淀君のようだな
>>578 ごめん、勘違いしてたみたいだ。指摘ありがとう
>>584 同性視点で勝手なことを言ってみます。
雲居の雁=近所に住んで気を許して付き合いたい友達
紫=先輩か後輩にいてほしい、尊敬できる友達
空蝉=親友
真木柱=親友
六条=美人で字がうまい、頼りになるお姉ちゃん
明石=私がなりたい人その@
朧月夜=私がなりたい人そのA
花散里=私のママになって毎日ごはん作ってもらう
末摘花=クラスメイト
玉鬘=会社の同僚でセクハラおやじの扱いがうまい
源氏=セクハラおやじ
相談相手として頼もしい友達なら、花散里かな。
源氏も夕霧も一番落ち込んでたときに彼女の存在でかなり慰められたみたいだし。
紫上も源氏を一人で都で待ってたとき、彼女にあれこれ力づけられたって言ってるし。
明石がいいな
他の女は世間が狭いから
あの色気ババアがいい。
元美人の人ってネチネチしてないから大好き。
>>601 明石も地方出身で、身分が他の女より低いってだけで、父親にしっかり箱入りにされてた分、世間は狭いと思うぞ。
でも京都の一角しかしらない深窓の姫に比べたら
明石から京都、受領から貴族、準太上天皇第三夫人から中宮付き女房と、幅広い明石のほうが
ずっと世間知っていると思う。
庶民と同じ感覚で見るから狭く見えるだけで、当時の公家社会の中では十分すぎるほど世間を知っている。
>>604 なのに出過ぎないんだな、明石さんって。
んで、なのに積極的に学ばないんだな、ちい姫ったら。
お母さんみたいに環境が激変するわけないから
宮廷で通用する論理や視点がメインになっちまうのだろうね。
明石さんが偉大すぎたともいえる。
それを思うと明石姫はまさに世間知らず。実母とは比べるまでもないが、養母は源氏の洗脳である意味世間知らずだったけど
苦労は人一倍だったからな。源氏の下に行かなかったとしても不幸になる可能性大な程、不遇な出生だったし。実母にないもの(身分)も
養母にないもの(家族)もすべて備わってて苦労知らずな明石姫と人生の酸いも甘いも経験した紫、明石と比べるのは酷かもしれないけど
もう少し影響受けてもいいもんだけどなぁ。源氏の悪影響?
本人の資質と環境かな。
みんなが気を配ったり優しくしてくれるのがデフォだから
頼り切ってるんでしょう。迫害受ける機会もなし。
いい人らで周りを固められてるから。
心情では共感はするが、わざわざ苦労することもない身分であるし。
明石は人間出来てるとかここでよく褒められてるけど、
いつも彼女の傍には母明石の尼君がいることから、明石の素晴らしさは
明石の尼君の育て方が良かったからだと思う。
明石の尼君は元内親王でしたっけ?
>>609 ババァになってからは勝手にベラベラ喋っちゃったりしてアチャー(ノ∀`)だったけどね
まあまあ、年取ると我がままになってくるし、我慢もきかないんだよ
>>607 >源氏の悪影響?
悪影響というか遺伝じゃないの?
母親の身分が低いくせに、身分や立場を基準に人を見下したりするところ、父娘でそっくりだ。
>>612 薫も実子じゃないのに、何故かそういうところ源氏と似てるな(三宮は身分高いし、実父の柏木にも身分で人を決めるところはあったけど)。
逆に夕霧と冷泉院はあまり源氏の様な見下し癖は感じない。夕霧は源氏と身近だったし、冷泉院は最高の身分だったのに。
匂宮も高身分の割に身分で人を見下すタイプじゃなかったな。匂宮って女たらしだから源氏に似てるって言われるけどそれ以外は
あまり似てない気がする。どちらかと言えば頭中将に近い気が(タチ悪くなってるけど)。
頭中のいい所抜いて軽薄にしたような感じだね。
>>613 なんかこうして見ると、母親の身分や自分の出生の秘密でコンプレックスがありそうな人間に限ってあの話の中ではそういう傾向が伺えるな。
そこまで紫式部は計算してたのかな?
617 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/03(火) 20:44:12 ID:vuV9ElaY
>>607 本編でネタになってなかったけど、玉鬘も竹河では結構なんだかなあ…って感じがした。
>>609 どちらかというとタコ入道の教育方針が良かった印象がある。
どちらかという尼君はアチャー(ノ∀`)な印象が強いんだよな。
>>616 計算していた、ってよりも現実に周りがそんなのばかりだった可能性もあるわな。
夕霧が六位だった時の周囲の扱いのひどさを考えると、見下すのが普通だったんだろうね。
当時は身分至上主義なんだからそれが普通。
見下すとかじゃないと思うんだけど。
あの当時としてみれば、本人達にとっては自然で普通な感情だったろうけど、
現代の読者視点から見れば「見下した態度」と受け取られるのもまた、自然で普通な感情だと思う。
あり得ないけどね
官職は低くても位階は家の格に対して与えられるものだから
大臣家なら従四位下以上ってのは常識
夕霧が身分で人をどうこう言わないのは、官位が低く扱いも悪くの苦労を
知っているからと考えたら急に良い人に思えてきた。
紫ってそこまでマンセーされるほど素晴らしい人間とは思えない
実際にいたらできるだけ関わりたくないタイプ
外見だったら藤壺と大君みたいな可愛い系が好みだな
男の場合は夕霧と薫(同じ顔だけど)
夕霧萌え〜
626 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/04(水) 20:53:27 ID:F9BmFRGU
ピストン運動してる最中に黙ってオナラするような女=紫式部
>>623 激しく同意。
紫みたいな女が実際に同じ職場とかにいたら、さぞかしイライラ
すると思う。
確かにいい人なんだろうけど、うまく心の奥で考えてる事を隠し
ているから、結局何考えてるのか判らない。
何考えてるか判らないが、愛想良く、礼儀正しい人ってやっぱり
恐いと思う。
仕方ないよ、源氏が自分好みのそういう女性に調教しちゃったんだから。
>>623、
>>627 5巻位までの紫は普通に感情豊かで素直で可愛いと思えたけどな。嫉妬する姿さえ可愛いと思えた。6、7巻辺りの紫がいい人だけど
何考えてるかわからないってのはわかる気がする。8巻以降は不憫すぎて付き合い辛そう。よく源氏は紫を素晴らしい女性に
育て上げたみたいなこと言われてるけど、源氏に人を育てる資質はないと思う。紫は若紫時代や若い頃の方が魅力的だった。
でもさ実際に同じ職場にいたらムカつくタイプって朧月夜だと思うよ。
強力なコネをバックに社長のお気に入り。
ろくに仕事もせずに権力持ってて、その実裏では裏切り行為をしていた。
これで会社クビだと誰もが思うけど、でも会社に居座って相変わらずの待遇。
これはすごくムカつくと思う。
紫は何だかんだいって周囲に迷惑かけないないから
自分の迷惑にならなければいいや。
>>630 藤壺も職場に居たらムカつくタイプだな。桐壺は弱々しすぎて、イライラするかもしれないけど、周囲に迷惑掛けるタイプではないな。
周囲に迷惑掛ける男(桐壺帝)に溺愛されたのが運の尽き。
>>610、
>>617 明石に居た頃は破天荒な夫の止め役って感じだったし、ちい姫を渡す様、娘を説得したのも明石尼君だったし、
>>611の言う通り
年取って我慢が聞かなくなっただけで、元々は娘同様、しっかりしてて我慢強かったんじゃないか。あの明石入道と連れ添った位だし。
末摘花が職場にいたらどう?
制服のベストのかわりに狸の皮衣着てるのか…
ウォームビズ先取りだ
>>632 末摘花は物語の登場人物としては魅力あるけど、実際にいて付き合うとしたら微妙だな。性格はいいけど、とろくて気が利かないから
よっぽど気が長くない限り付き合いきれなさそう。仕事させるとかは論外。全く役立たなさそう。三宮も同じことが言えそう。
夕顔や浮舟はあそこまで鈍じゃないから普通に付き合いそうだけど、本人の知らないところで男関係の恨み買って
仕事とかで要らぬ苦労をしそうだ。
男だったら源氏と桐壺帝と匂宮は絶対職場に居てほしくないな。女絡みで迷惑掛けまくりな上、源氏と桐壺帝は人としてアレだし、
匂宮は職務怠慢してそう。柏木は女絡みのことがなければ、優秀でちゃんと仕事しそうだから居てもいい。
末摘花や三宮は単純作業なら別にいいんでない?例えば封筒張りとか…
出来高制なら何とかなりそう。根はまじめだから、結構ちゃんと出来る
と思う。
明石や朝顔が職場の先輩や上司だったら恐そう。
ミスなんかした日には、かなりきつい事を静かな口調で言うんだろうな。
お局と化したこき殿でも、この二人には勝てないかも?
雲居の雁は、職場のムードメーカーかな。
確かに紫って良いところは本人の資質だけど
悪いところは源氏の責任っていうの都合が良すぎだな
この人あんまり好きじゃないけど
紫って表では良い人ぶってるけど、
考えてる事は結構皮肉ってるからよく考えれば偽善者だよね
紫式部の分身ですから
源氏と紫の関係くらいエグイものはないぞ。だからやっぱり紫には同情する。
自分は明石の方がカマトトと思う。
とろくて気が利かなくてうざいだろうけどいじめられたら
助けたくなるタイプかな、末摘花。
職場に源氏がいたら即セクハラ内部告発へ。
>>641 源氏と紫上については、私もどっちかっていうと同感だけど、その上の方のレスから見ると
けっこう源氏も嫌いだが紫上も嫌いで、性格はもって生まれた本人の資質って意見の人も多いのかもね。
そうすると、案外、この二人ってある意味お似合いのカップルってことかな?
>>636 雲居の雁は、お菓子の差し入れあったら
真っ先に喜びそうなタイプ
紫の性格に関しては、朝顔の昔話にヒントがある気がする。母が陵王を舞ってるのを見て、女は貞淑な仮面を被って戦わねばならない、
その戦いに足を踏み入れたくないから源氏を拒みきったけど、紫は時が経つにつれ仮面を何枚も被らざるをえなかったじゃないか。
源氏が最後に回想してたときも葵上の子供の様に不器用な素顔に気付いてあげられなかったって振り返ってたし。仮面を被らなきゃ
源氏の正妻は絶対やってけないから朝顔の判断は正解だったろうな。三宮や末摘花、朧月夜みたいに仮面を被らないのも問題だし、
源氏はそういう女性を内心馬鹿にする奴だし。
>>642 歴代社長(桐壺院、朱雀院、冷泉院)がことごとく源氏に甘いから揉み消されるかも。でも桐壺院は現在だったら社員に見限られそうだ。
>>645 携帯なのか文章の表示され方が特徴ありすぎなので
すぐ同一人物とわかるよ。
>>635 末摘花への回答サンクス!
職場の上司だったら…
夕霧がいいなあ。落ち葉さんとの一件で家庭内がギクシャクしてても
仕事はキチンとやりそうだ。
結局のところ真面目なので落ち着くし。苦労して実力で地位を掴んでるから
頼もしい。
左大臣:源氏にメロメロとはいえ、好人物の実力者。
須磨行きでいったん辞するが返り咲きの際にぜひにと懇願されて復帰。
この間の部下達との間に生まれたドラマを想像しちゃう。
柏木:長生きして、落ち葉さんといい夫婦になって欲しかった。
いい家庭を持てたら仕事の有能さがもっと活きてくる。
もしそうなってたら、ぜひサポートしたい上司です。
修理のかみ:そんなに忙しい職場じゃなさそう。でも人柄が素晴らしいし
傍で色々学びたい。
言われてみれば確かに紫はよくぶつぶつ他人を分析してるな
それを考えると傍にはおいときたくないかも…
やっぱり無難は花散里かな
あとはみんな堅苦しそう
>>648 あれは漫画の表現で説明くさくなってるだけじゃ。でも源氏もよく人を分析してるな。しかも偏見に満ちてて見識が狭い。
>>647 頭中将が職場に居たら楽しそう。イヤミがないし、頼りにもなりそう。朱雀院は普段頼りなさそうだけど、人柄がいいし、
三宮の件でいざってときはちゃんとしてることがわかったからよさそう。薫は基本的に真面目だけど理屈的なのが難点だな。
昔の行列の出来る法律相談所で職場の女の子ほぼ全員に手出して人間関係が悪くなったのを原因に解雇を言い渡された
会社員の事例があったけど、源氏と匂宮まんまだな。
そんなに改行すんの面倒くさいのか?
相変わらず紫大好き、源氏大嫌いなのは伝わってくるが…
薫って、あさきでは全然そんな感じではないけど、
原作では自分と吊り合う姫にはオクテだけど、
自分の家に仕える女房には手出しまくりってどこかで訊いたんだけどほんと?
>>652 女房に手を出す(だけ)のは当時では常識だったから、事実なんじゃないか?
あさきでも柏木が小侍従とそれらしきことをしてたり匂宮が女房に手を出してたし。
源氏も原作では女房ともしてたらしいし。牧版源氏で葵上が拒んだのを理由に
葵付きの女房に手を出して、左大臣と大宮が源氏と女房を非難する話があったけど
なんだかなぁって思った。
ところであさきで空蝉の章が関屋と同時期にされてたのはなんでだったんだろうな。
構成的にはよかったけど。
>>650 頭中将は出張に行ったら、女の子の好きそうなお菓子をお土産に
したりして人気ある上司、って感じかな。
源氏は変な所でけち臭いから、上司にはお土産届けて、部下には
駅で売ってる箱菓子で済ましそうな気がする。
明石の入道は、部下を使って育てるのが上手そう。
黙って、やれるとこまでさせて、本当に困った時にさっと助けて
くれる感じがする。
>>653 始めはあさきはダイジェストのようになる予定だったみたい。
原作にない桐壺のエピなどのオリジナルも初期に多い。
それでよく省かれる空蝉も外した…
後に原作に忠実路線に変わったからその時にエピ一緒にいれたんだろうね。
それでないと意味不明になるしw
656 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/08(日) 21:22:32 ID:itwklcx9
あさきの「雨夜の品定め」のシーンで、かすかに空蝉のことは語られていたね。
彼女の残して行った薄衣を抱きしめて、
“その人は私を受け入れてはくれなかった。去られてなを惜しむ恋のぬけがら”
とひたっているシーン。
空気読めない人と仕事できない人イラネ
だから末摘花と三宮は職場にイラネ
仕事しない、周囲に迷惑かける、なのに特別待遇される
三拍子揃った朧月夜が一番イラネ。いたら最悪
悪し様にいった女官達は正しい
末摘花は仕事が出来なくてオドオドするイメージ。
女三宮は、重役待遇で適当な肩書きをつけられるお嬢様だけど、
権力で誰かを貶めず、社内をウロウロしない鷹揚なイメージ
朧月夜は不倫ネタで、表向き普通に接してくれる同僚から
こっそり2chで独立スレを立てられるイメージ。
私なら源典侍のオババ様の昔話をお茶請けにしながら、
花散里と一緒に休憩時間をまったり雑談で花を咲かせてみたいW
関係ないけれど、「源氏 女君」でググったら、Wikipediaの朝顔宮が
上の方でヒットして驚いた。
そのうち紫上に変わるのだろう…と思うと妙に感慨深い。
浮舟の元婚約者だって職場にいたら、平気でエロ雑誌広げて
ヘラヘラ笑って見ていると思う。
匂宮は平気でお尻とか触ってきそうで嫌だな。
一緒に働いて良さそうなのは、おしゃべりだけど人の良さそうな近江の君。
夕霧と結婚するまでの雲井の雁は親しみがあって良さそうだけど、
主婦の雲井の雁は夫の自慢話や愚痴とか聴かされそうだから嫌だな。
結婚前の雲井の雁は友達になれそうだけど
結婚後の雲井の雁は仕事全然できないくせに
父ちゃんの威光を笠にきてたてついてきそうだから嫌だな
くもゐ
だよ。
〇雲居
雲井の雁は結婚したら、絶対専業主婦になると思う。
話の中でも、家庭の主婦としては結構有能そうだし。
そういうあまりにも所帯じみたとこが夕霧の浮気心起こさせちゃったみたいだけど。
現代でもありそうだな、あまりにも妻が家庭的になりすぎちゃって、対照的に生活臭さを感じさせない未亡人に惹かれるって。
>>663 あれ? 私661しか書いてないけどw
誤字あえて真似したのだろうか…
わたしもよく間違うよ「雲井」の雁って
>>661 ランチの時に五節に愚痴ってる近江の君が目に浮かんだよw
>>667 地声の大きさに、時折それを上回る嬌声を張り上げる近江の君と、
衆目を集めてしまっては恥じらいつつ黙り込む五節wな訳ないか。
>>661、
>>662 紫上もちい姫を預かる前と後で親しみやすさが変わりそう。預かる前は付き合ってて楽しそうだし、友達多そうだけど
預かった後はなんとなく付き合い辛そう。仕事も出来て人柄もいいんだろうけど。
ところで匂宮って紫の様な女性と恋をして、光源氏になりたいって言ってたが、その割に源氏の様に紫の影を追い続ける
感じがしないのは何故だろうか。紫のことは大好きなのに、異様な執着心が感じられない。これぐらいがちょうどいいんだろうけど。
紫のような女性と恋をして正妻にして、光源氏のように好き勝手したい
>>669 単に紫みたいな女性が匂宮の世代ではいなかっただけでは。
「あさき」の中でも、第三部のはじめの方で女性間のジェネレーションギャップがちょっと出てきたけど。
今だって年上の義理の祖母に憧れてても、そんな女性同世代で見つけるのは不可能だろう。
>>664 あれだけ家の中を乱雑にしてどこが有能な主婦だよww
中の君は女同士のいざこざを上手く纏めそう。
「まあまあ、あなたも落ち着いて」と言って、喧嘩する雲居の雁と
近江の君をなだめたり、仕事の遅い三ノ宮を責める朧月夜を止めたり。
年代無茶苦茶な妄想だけど…
>>673 朧月夜は仕事責めたりしなさそう、
どちらかというと同僚男性と談話か携帯電話で話してて、サボってそうな感じする。
責めるのは、姉のこき殿(←PCにこの漢字が無いので変換できない)の女御かも。
朧月夜はイチロータイプだと思う。
実力でのして、誰にも文句は言わせない。
言葉で言い訳しない。
人のせいにしない。
まぁ自己管理ができてない点で朧月夜の負けだけど。
こき殿が一番嫌な奴だな。
しかし、お局こき殿VS中堅OL紫の戦いも見てみたい
朧月夜は、社内に兄弟沢山作ったりしてるけど
仕事はデキて処理も早いので
定時が来るまでマニキュア塗りなおしてそうな気がする
しかし、この話題、ずいぶんひっぱるなあ。
やっぱ現代の身近な話題に置き換えた方が親近感が持てて面白いってことかな?
つうかあきた
すみません、
既出かもですが質問させてください。
11巻宇治編、薫と匂宮との会話で
「冷泉院の姫宮」
が出てきますが、冷泉帝 には子供がいなかった筈ですが教えて頂けますか?
お願いします。
原作には出てくる。「竹河」参照
玉鬘と髭黒の娘が冷泉院に嫁いで生まれた子供。
>>681さん
早速のご解答ありがとうございました。
光源氏の死後なんですね。
683 :
681:2006/10/12(木) 02:57:25 ID:???
>>682 ごめん。勘違いしているところがある。
冷泉院には3人子供が生まれていて
女一宮→多分旧頭の中将娘のこき殿の女御腹
女二宮→これが玉鬘と髭黒の娘腹
皇子→これも同上玉鬘と髭黒娘腹
あさきのはどっちのことをいっているのかちょっとわからないなあ…
いずれも「竹河」で与謝野晶子訳のなら著作権切れで
ネットでも読めるはず。ご参考に。
もうずいぶん前に読んだので自信がない…
>>683さん
重ねてのとても詳しいご説明、本当にありがとうございます。
源氏が「藤壺との命をかけた恋の血脈も途絶え…」
と回想する場面があったので、気になっていました。三人も子供が産まれたのですね。
>>685さんもありがとうございます。
玉鬘とは結ばれなかった冷泉院が、娘と結ばれて
寵愛を受けたということですね。
かなり年令差がありそうですね。
687 :
685:2006/10/12(木) 04:15:30 ID:???
もうちょっと詳しく書くと
その当時、美女の誉れが高かったのが
冷泉帝の女一宮・夕霧の六の君・今上の女一宮の3人
玉鬘娘は年齢的にょぅι゛ょのはず
参考になりました。
ありがとうございます。
>>686 冷泉院が寵愛を受けたわけじゃないですよ。
はい、すみません、
冷泉院に寵愛された
玉鬘娘が、子供を二人
もうけたんですね。
冷泉院ってロリ趣味なのかな?
ホント母代わりだったみたいで秋好が何か可哀想。
あさきの秋好は朱雀帝の処に嫁いで寵愛競うよりも、母代わりの方が
気が楽みたいな事言ってたけど、冷泉帝がイケ面に成長して
自分の言った事後悔しただろうな・・
前にもちょこっと出てたけど「竹河」って時系列的にも
いきなりですごい不自然な巻だよね…
薫ていうより玉鬘の母親としての苦悩が中心だし。
どちらかというと外伝な感じかな。
薫がその後、側室を迎えるとしたら、
可能性的には誰がいるだろ?
八宮関係はもう人がいないから、どっかの女房とかじゃない?
浮船の仲は匂宮に邪魔されて壊されたようなものだし、
薫が匂宮の狙っていた、宮の御方を側室にしたらいいのにな。
一番ありえなさそうだけど・・
ラストの夢の浮き橋では、浮舟の父親違いの弟を彼女の代わりにとかいって引き取ってかわいがってたな。
案外、あのまま、BLに走ったりしてw
いっそのこと、匂宮を襲ってしまえ
>>692 「竹河」は紫式部が書いたものではないという説がある。他の巻との矛盾も多いし。
699 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/12(木) 23:01:20 ID:XeyHvAlO
>>698 第三部はいろいろと言われてるわな。
「竹河」は確かに別作者の可能性があるけど、
だからといってその前の「匂宮」「紅梅」が紫式部が書いたか、というとそれも疑問だし、
一方でこの2つが紫式部の著作だとするなら、今度はどうしていきなり宇治十帖が始まるのかも分からんし。
結局宇治十帖が玉鬘十帖と同じような「大きなサイドストーリー」的なもので、
本当は「紅梅」から続く作品が紫式部の構想として存在していたんじゃないかね?
ただ、「夢浮橋」まで書いたところで、めんどくさくなって止めたとか…
第三部の宇治十帖以前の話は、もともと宇治十帖の構想ができる前に別の話書こうと書き始めてうまくいかなくてそのままになっちゃったって説もあるね。
だから、宇治十帖とうまくつながってなくて違和感があるとか。
サイドストーリーというより、パラレルな別の話と見た方がすっきりするかも。
黄金期のジャンプなみの
綱渡り連載が平安の御世でも行われていたのか。
いわゆるとんでも展開、超展開てやつですか。
古語でなんていうんだろう…
古語ではないかもだけど、突拍子のない展開では如何か。
>>698 宇治十帖も含めた第三部全体も紫式部じゃなくて、娘の賢子が書いたって説もあるらしい。
第一部・二部に比べてあまりにも華やかさのない地味で仏教信仰への傾倒が強い雰囲気だから。
もっともその辺は式部が年取ったことによる変化という説もあるみたいだけど。
娘の賢子は式部と比べると派手な性格だったみたいだからちょっと信じがたいな
かといって父親の為時が書いたという説は性格的にはあってるけど年齢的にちょっと無理ある気がするし。
少年ジャンプでも散々盛り上がって人気のせいで最終回逃したせいで、その後ズルズルと盛り下がり最後は打ち切り同然って漫画たくさんあるから
私は単純に話を無理やり伸ばしすぎたが故の打ち切りだったと思ってる
日生で公演がある紫式部ものがたり観に行く人ここにいないかな?
コメディらしくて東京に住んでたら行きたいんだけど
冷泉帝に皇子がいるなら後に今上の皇子とバトルしたりするんだろうか。
そんなことしてるうちに武士が台頭してきてどうでもよくなりそうだが。
>>705 「源氏物語」は商業的な作品じゃなくて、アマチュア作家の趣味の延長みたいなものだから、打ち切りってことはないと思う。
単純に作者が執筆途中で死んじゃったからって説もあるけど、その辺が本当なんじゃないかな。
あんまり伸ばすと、物語内で院政とか源平とか始まっちゃうもんな。
「宇治十帖」読んでると平安時代なんか終わっちゃえよ!って気になる。
平安時代の浄土信仰の後、
平安末期から鎌倉時代に禅宗が急激に勢力を拡大したのも頷けるな
紫式部を何歳まで生かす気だこのやろうw
>>707 冷泉王子と今上孫(匂宮×中君の親王)の系統が
今後の皇位を争うのでは?と考えている人もいたようだけど
過去ログなんかを見ると「冷泉系は傍流だから、それはないべ」と
一蹴している意見があった
紫式部が彰子並みに長生きしたら、源氏物語はどんな風になってただろ?
>>714 薫と匂宮の話、あのまま続けてもさらに泥沼になってくだけかもしれないしねえ。
時間一気に飛ばして、匂宮と中君の間にできた息子を主人公にした第四部とか?
>>707 冷泉院が譲位するときに皇子が生まれていれば、今上の次の東宮に冷泉院皇子がなった可能性もある。
でも今上の息子が東宮に立った後で生まれた以上、もう皇統を継ぐ可能性はない。
今上や東宮が仮に死んでも、明石中宮のほかの息子達が後継ぐことになるだろうから
だから流行り病にでもかかって今上、東宮、今上のほかの息子達が全員あぼーんでもしない限り
まず日の目は見ない。
明石中宮の息子たちには夕霧って後ろ盾があるけど、冷泉院には後ろ盾ないし。
仮に冷泉院の後ろ盾だった源氏が生きていたとしても、自分のちゃんとした孫たちがいる以上
冷泉院の息子の後ろ盾は出来ない(たとえ本当は実の孫でもね。頭中将がもしも玉鬘が冷泉院の寵愛受けても、こきでんの女御がいるから、たとえ実父の自分でも後ろ盾は出来ないと言ったのと同じ)
父・匂宮が帝位に就き、弟(匂宮と六の君の間の子)が東宮の位に就き、
母・中の君が失意のうちに亡くなり、実権の無い○○の宮(仮称)
として過ごしていた。ある日、同じ境遇にあり出家していた
伯父(元の二の宮)の元を訪れ…
って、これじゃ源氏物語・ダイジェストだなw
やっぱ宇治十帖で、誰もが忘れきってた八宮を出してきた時
ああ…ネタがないんだなあと思った。
かろうじて源氏物語本編(五十四帖)の残照を受けて成り立ってるようなもんで。
720 :
707:2006/10/15(日) 13:39:31 ID:???
>>717 分かりやすい説明dクス!
これが他の時代なら暗殺だ反乱だで歴史的に燃える展開になるんだろうけど
そんなガッツはこいつらにはないしなぁ。
どうでもいいことだけど、あさきではその後の雲居の雁も描いてほしかった。
冷泉院には後ろ楯がいないから、自分亡き後の事を考えて、
内親王を匂宮の兄か、匂宮か、薫に降嫁させなきゃいけないんだよね?
薫はもう今帝の内親王がいるから、匂宮兄か、匂宮かに入内だよね。
薫が今帝の内親王の話を今それどころではと言葉を濁して断れば
匂宮が悔しがるような冷泉の内親王とか正妻にできたかもしれないのに。
宇治十帖が紫式部作者でなかったら、薫は誰と結婚してただろ?
薫には源氏の息子でないという自分の生い立ちに対する負い目があって、
宇治まで逝ったのに何で今帝の内親王降嫁の話辞退しなかったんだろ?
「源氏の子じゃない」というより「自分が何者か分からない」ことに迷いがあったんじゃないかな
宇治十帖がこんな感じなら、よかったのにと思う。↓
薫は自分の出生に対し、何となく源氏の息子ではないのではと感じているが、
母は今帝の妹の女三宮なので、高貴な生まれであることは変わりないので、
さほど思いつめる事なく立派に成人。
子供の頃から玉鬘の家によく遊びに逝ってた事もあり、
玉鬘の娘の年の割りに賢く聡明な姉妹の妹姫と恋をするが、
都一の権力者である夕霧の息子も薫と同じ妹姫に求婚しており・・
薫の幼馴染の匂宮は、亡き紫の上を忍んで二条院に住み、
時々夕霧の家や冷泉院の家に訪問し、気ままな親王生活を送る日々。
匂宮は両親に甘やかされて育ったせいか、まだまだ子供で、
恋愛事には全く関心がなかった。
同世代の公達を家に呼んでは、蹴鞠やらスポーツに勤しむ毎日。
ある日、冷泉院の庭で時間を潰していた処、少女の泣き声が聴こえる。
玉鬘の娘の姉姫である。
玉鬘の娘の姉姫は冷泉院のたっての願いで、尚侍として出仕していた。
院内の力ある女性にキツイ嫌味を言われた事で、誰も見てない処で
泣いていたのである。
匂宮は影ながら姉姫の相談相手になり、二人は徐々に仲良くなり
二人は恋をする。
そんな事など知らない冷泉院は姉姫を側室にするつもりで・・
>>721 「落窪物語」の作者だったら大君と結婚ししてめでたしめでたしだったかも。
>>722 優柔不断な性格だから、頼まれたら断れない。
宇治十帖の悲劇は詰まるところ、薫のその性格に原因があるような気がする。
新コキ殿女御萌え〜。雲居雁に高貴さをプラスした感じ。
冷泉帝と同い年ってのもポイント高い。
二人で落ち葉を見てるかわいい時からめでたくカップルになるまでを
物語化してほしかった。
竹河のこき殿ちゃんを知っているかい?
新こき殿女御って、宇治十帖では玉鬘の娘の尚侍を苛める人だよね?
>>727 冷泉帝よりも2歳ぐらい年上じゃなかったっけ?
>721
頭の中将→新弘徽殿の女御経由の遺産があるから
冷泉院の姫宮は生涯独身でいけたと思う。
女三宮は母も皇族で何の後ろ盾もなかったけど、
今上の二宮は母方の親戚とか遺産とか皆無だったのかね。
>>731 今上の「女二の宮」の母・藤壺の女御は
東宮入内時は「麗景殿」に入った姫のことかな?
(”左大臣の三の君”という表現だった)
「宿木」の巻では、母女御の腹違いの兄弟として
大蔵卿・修理大夫の名前が挙がっていたが、
左大臣の子息にしちゃパッとしない役職だから、おそらく脇腹。
格別世間の評判が高いというでもない。(by円地源氏)
本妻腹は女御だけか、他にいたとしても亡くなっていると思われる。
遺産があっても、管理をしっかりしないと大変だから
しっかりした婿をみつけてあげないとね。
>>727 私は血筋もあって、葵上に似てるとおもったよ。
そんな心映え優れた新弘徽殿と秋好中宮にしても晩年は、、、、
玉鬘の娘で冷泉院の女御となった若く美しい大君と、
同じく玉鬘の娘で尚侍となった内裏の君(中の君)に対しては、
嫉妬に怒り狂って醜聞を垂れ流してしまった
中宮に選ばれなかったときは仕方ないと平静を務めていたが、
伯母姪にあたる玉鬘の娘に対しては、
流石に堪忍袋の緒が切れたというところでしょうか
南無阿弥陀仏
源氏の君以降の物語なんて飾りです
竹河のとこ描いてほしかた
下に恐ろしきは女の嫉妬
くわばらくわばら
源氏は多くの人に、嫌な存在と思われていたけど、
冷泉院にとっては暴走(後見人のいない玉鬘の娘入内させる)を
止める唯一の人だったんだろうな。
冷泉院は性格は祖父の桐壺帝に似たのかも。
冷泉院は他の女御との間に2人の内親王を残してるよな
源氏と藤壷の血筋は途絶えていない
冷泉帝譲位後の
秋好の状況を知りたいのですが、どなたか教えて頂けますか?
髭黒がさっさと死んで未亡人になった玉鬘と夕霧はズブズブの関係になってる
冷泉が誰と結婚しても構わないが子供は作ってほしくなかったなぁ。
「命をかけた血脈は絶えた云々」はけっこう深い意味を持ってただろうから。
もし冷泉院の子が内親王だけなら、当時の風習では内親王は降嫁しない確率が
高いから何れかは血脈が絶えるのだけど、皇子はいらなかったような希ガス
原作では皇子のその後は放置されたままだしね
>745
あさきの匂宮は帝になったら、冷泉院の玉鬘の産んだ内親王入内させそう。
薫に冷泉院に気に入られて姫君とお近づきになれるから羨ましい
とか言ってたからさ。
>747は>745ではなく>746
匂宮が帝になったら、美人って噂がある身分ある女性は全員入内させそうだよね。
中の君は大変だ・・
そのへんの話を、あさきで見てみたいなあ。
外伝みたいなかんじで。
平安貴族は大体が血繋がった親戚同士だから似てると思うから、
源氏の女房まで書き分けて描いた大和先生だから、
描けそうような気がするけど。
でも何年も経ってるから、いまさら外伝はありえなさそう・・
あさきは知名度高いから外伝出るとなったら、
買う人沢山いそうだけど。
あさきはもういいや。
平安物やるなら他のネタでやってほしい。
縄文、弥生みたいにあまりやってない時代モノもキボンだな
鎌倉なんかも少ない希ガス
>753>754
ここはあさきのスレだから、もういい人は大和スレに逝け〜
もういいといっときながら、出たら買いそうだよね・・
みなさん、あさきの登場人物で、あまり好まない人物いますか?
理由も出来たら聞きたいです。
源氏。
縁起が悪い男だから。
>>758 まわりの女のひとが
次々に死んじゃうから?
私は空蝉って何考えてるの?
って思っちゃう。
柏木
恋に恋する男だから。
父ちゃんや父ちゃん一族の誰にも全然似ていない性質も物悲しい
書き忘れた。源氏は論外w
三の宮って運の悪いキャロルみたいだよね。
バカ少女が運命に流れついたところでレイプされた。
私は三の宮が嫌い。
バカだから。
薫の正室、女二の宮も
なんかポーっとして、
三の宮みたいだよね。
内親王って育て方に問題ありなのかな?
>>762 キャロルのがまだ
三の宮より、ものの哀れをわきまえてるだけましかな?
柏木を失意の底で死なせたのはひどい。
源氏より落窪を描いてほしいなあw
キャロルだって大概バカだよ。おとなしくしてりゃいいのに
いらん事ばっかりしては騒ぎを起こす。三ノ宮よりもトラブル
メーカーだと思う。
>>764 はぁ?何馬鹿言ってるの?あんた、それでも女?
柏木は三宮をレイプして子まで孕まして、その人生メチャクチャにした仇だぞ
なんでそんな奴に情けかける義理がある?
第一、柏木は源氏に夜這いがばれた精神的ショックで勝手に死んだんだろうが
三宮は柏木の被害者であって、しかも何の復讐も出来なかったんだぞ
そこまで言うならおまえは行きずりの男にレイプされて、そいつに一生尽くせよ
>>764 「もののあはれ」をどんな意味で使ってる?
ネコを可愛がるとかそういうことなら三の宮もやってたよ
上の3レス見て思ったのは、「あさき」ファンはキャロルが嫌い?
まあ、キャロルが三宮よりもののあはれ知ってるってのもナンだけど、釣られすぎだよw
>769
王家に関して、ここでレスした人ではないけど、
学生の頃は王家好きだったけど、今はどうでも良くなった者もいますよ。
あさきは、人物が豊富で、ストーリーがループにならずに気持ち良く、
完結してるので好き。
漫画にしても、小説にしても
ちゃんと完結させてこそ評価できるんですよ・・・・
まあまあ、みなさん落ち着きましょ。
所詮、空想、漫画の世界の話しですから、まったり仲良くしようよ。
>>757 嫌いというよりあまり魅力を感じないのが朝顔の斎院。
源氏がなぜあそこまで執着したのかわからん。
浮船婚約者。
そら今も昔も、結婚は愛情だけでするもんじゃないのかもしれないけど、あからさますぎ。
>>757 ちい姫を預かった後の紫上。その前が可愛かっただけに落差を感じる。ちい姫を預かる直前の
明石上の手紙を見つけて読むもんかと意地を張る姿だって可愛かったのに、ほんと急に変わった気が。
>>760 柏木は恋狂いしてるときはアレだけど、死ぬ前後になって成長した様な。落葉宮を心配したり、
薫に笛を贈ってほしいと願ったりして。それと夕霧と雲居雁を引き合わせた一連のやり取りの柏木はよかったな。
祝いの席で姫をさらう男の歌を詠んだ紅梅も好きだ。あさきの紅梅はなんか和むキャラだと思う。
あさきの匂宮がいやだ。
宝塚の男優みたいな金髪と前髪も目つきも嫌だし、
浮船に手出した後からもう最悪。
こんな男に恋してしまった浮船と妻になってしまった中の君は可哀想。
宇治十帖は薫、大君、中の君、女二宮、六の君が好きだから読めた。
あさきの匂宮の顔って段々きつくなっていくよな。最初は頭中将を軟派にした感じで
結構かっこよかったのに話が進むにつれて意地悪顔に。しかしあさきの匂宮の顔は
源氏や夕霧と似てないな。何故か薫の方が源氏系。
>>777 やっぱ大和さんの感情が出てるっぽい。
そして段々どうでもいい感じになってく。
あさきの匂宮、雑な時は男塾顔。
良いときは塚本高史似
ちなみに、嫌いなキャラは朧月夜(少数派だろうな・・・)
いーえ少数派ではありません
朧月夜、最初は要領良くて我侭な尻軽女、って印象で嫌いだったけど、今は割と好印象。
最後の最後に潔く筋を通し、源氏へ意趣返しを果たしたところが立派。
よく考えてみれば、源氏の件にしたって、元々は自分から誘惑したわけじゃないんだよね。
確かにさんざん周囲を振り回しておいて、良いとこ取り過ぎの感はあるが。
あと、匂宮を嫌う人が多いのがちょっと意外だ。
彼や朧月夜の場合、良くも悪くも自由気ままに育った能天気な末っ子? のボンボンorお嬢さん、てところだろう。
浮舟って結局どっちが好きだったの?
本気で両方好きだったわけじゃないよね?
臭うの見や
どちらに恋をしていたか、なら間違いなく匂宮。
ただし冷めるのも早かった。
臭宮はチンポマン
浮船は匂宮に恋していて、愛しているのは薫だと思う。
>>786 違いがわからない
好きなのは匂宮だけど、現実的に考えれば薫だよな〜って思ってるということ?
>>781 どこが立派なの?きっぱり別れておいて、源氏が言い寄ってきたらあっさり性欲の捌け口になったじゃん。
朧月夜ははっきりいって下半身でしか動けないふしだら女だよ
真面目で厳格な姉・こきでんさんの血筋にどうして、あんな色基地外が生まれたのか不思議
源さんが開発しました
ちょっと前の三宮嫌いといい、変なのが湧いてるな。朧月夜に関しては前に彼女は性質が男だから
朱雀帝も源氏も好きで関係続けてる、ただの尻軽とは違うって話があったけどそれに賛成。
性格自体は全然違うけど、引徽殿大后も性質が男っぽい。後、源典侍も朧月夜と同じ傾向だと思う。
男では匂宮。悪気はないけどとにかく奔放。
傍から見たら本能で動いてるように見える動物のような男女が好きな人と、
逆に嫌いな人がいてもいいと思う。
説得みたいな感じに無理に納得させる必要はないと思う。
>>788の言い方があんまりだったから言っただけで説得のつもりはなかったけどな。
朧月夜、匂宮の様な奔放タイプは好きな人と嫌いな人が真っ二つだね。
源典侍はギャグキャラだから万人受けしてるけど。
後半の紫上の様な欠点が見え辛いタイプや朝顔斎院、空蝉の様な
恋にすべてをつぎ込めないも好みが分かれてる。
逆に万人受けしてるのは花散里。明石御方、葵上、末摘花も嫌いって人はあまりいない。
男性キャラで匂宮以外に好みが分かれるキャラは少ない様な。
薫と桐壺帝と明石入道は?
現代でいう恋人の定義に当てはまるのは朧月夜か夕顔だな
他の女はちょっとドロドロし過ぎてる
>794
夕顔一番ドロドロしてるじゃん、
頭の中将の正妻には行方くらまさないといけない程追い詰められ、
六条の御息所の件ではころされてしまうし、
恋人は勝手に自分の体処分されるしで・・・
朧月夜も恋人の源氏が左遷同然にされてるし・・
よく考えると源氏物語の登場人物って現在では犯罪者指定の人多いね。
六条もなんだかんだでいい人だよね
源氏で一番異性の見る目がないのは、夕顔と柏木かな?
柏木とかそこらへんは異性を見るじゃなくて、異性から見られるキャラじゃないのかなあ
いまは婚前交渉で20人30人は当たり前の時代だからな
性病の回し打ちで不妊症が増えてるのは平安時代といっしょ
普通の女はそんなにしませんwww
私は明石の君はあまり好きじゃないよ。あの謙遜しすぎなところが苦手。実際にいたらうっとおしいだろなと。
似た感覚で、朝顔も。好きなら飛び込めよと。
まあ、あの人にとって源氏はそこまでの男じゃなかったってことならいいんだけど。
朧月夜は一番くらい好き。
空蝉、葵の上も。
>>799 ちょっと現代版朧月夜さん、あなたの感覚を当然と思わないで下さい
うちの姉妹は全員婚前交渉はせずに結婚しました。
今も昔もやっていいことと悪いことは時代に流されずにきちんとしている女性は大勢います。
朧月夜は現代に生まれていたら50人くらいいっていたかもしれない。
もちろん結婚後も不倫満喫しほうだい。最後はエイズで死にそう。
六条は処女で結婚。貞淑な女で一生過ごすはずがあるとき運命のネジはずれて一人の男にのめりこむ昼メロリアル女
夕顔は二股はかけないけどリレー方式で、別れた、他の男と付き合った、また別れたの繰り返しで5人くらいはいけるな
源典侍は合コンにせいをだしまくる。ただし大勢をわいわいするのが好きそうだから朧月夜と比べると性交渉までいった男は数人程度にとどまるだろう。
三宮は現代でも温室育ちでのほほんとしてそう。現代なら夜這い=罪なので大丈夫かもしれないけど、男関係関係なく夫に愛想つかされて離婚されそうだ。
葵、空蝉、紫、明石、朝顔、あたりは現代なら幸せになれる。
理性あるし、学歴や人柄もいいから。
>>802 下2行同意
后かねとして育てられた誇り高き葵が、もし予定通りに入内していたら、
姪の新弘徽殿女御のような感じの女御になったような気がする。
朝顔は、生涯毒女で通した宮家の姫君代表という感じを受ける。
源氏物語に、あえて源氏を拒否する身分高い女性を登場させたくて
朝顔にその役を割り振った感じがする。
朝顔には、紫上よりも末摘花と対比してみてしまう。
葵好きだよ
むしろ一番好きかも
海のものとも山のものとも知れない恐い女人ばかり登場する源氏物語で、
葵の無垢な性格は心が安まる
自分も葵好き。一番共感できたかも。
ツンデレ萌えというのもあるw
朧月夜が現代に生まれていたら男千人斬りに挑戦してたかも
>>797 夕顔の男選ぶ基準は「自分や家臣を経済的に面倒見てくれる人」だったみたいだから、その限りでは、見る目あるんじゃないの?
ただ、妻や愛人の性格まで確認してなかったのはミスだったかもしれない。
朧月夜、奔放は奔放でもそんなに大勢と関係持つかなあ
「少人数相手、しかしムチャクチャをやる」ってイメージなんだけど
>>807 頭中将の四君はともかく、源氏の交遊関係までは把握しきれないんじゃ。
夕顔と接してるときの源氏ってあさきに限って言えば、心身ともに満たされてそうで
珍しくまともに見えるのに、夕顔の遺体を勝手に埋葬したことですべてが台無しになった感じだ。
>>808 同意。朧月夜は奔放には違いないけど人数より一人に当てる情熱を優先してそう。
多くて4、5人位とは付き合うけど、皆それぞれ好きって風に。
>>802 藤壺や大君も現代では幸せになれるんじゃないか。玉鬘と秋好中宮辺りも(竹河の章での
二人はアレだが)。
朧月夜は源氏に会わなければあそこまでは開発されなかったわけで
彼女自身の資質は無論あるけど、現代なら杉本彩みたいになってた可能性もある
>>810 そういえば、ずっと前にNHKでやった「源氏物語」の
特番?に朧月夜の役で出てなかったっけ?
>810
杉本彩は何かイメージがあまりにも違うなぁ、
大人の魅力で魅了するような感じだから
無理にあてはめると六条の御息所かと・・・
朧月夜は基本的にはお嬢様でミーハーだから、芸能人になるとしたら、
女優やモデルなど人気職について、人気俳優と遊んでそう。
珍しく葵の話題になってる、嬉しいなww
彼女が笑ったシーンは小学生の時から何度読み返しても泣いてしまう名場面だ。
ふと思ったんだが、葵が生きていたらどうなっていただろう?
紫は女三宮の心労で死ぬこともなかったんだろうか。
葵が生きていたら紫は第二夫人だから
三宮降嫁で第一夫人の座を降りるのは葵で
紫は第三夫人降格なので
その辺りは気が楽かもしれない。
むしろ葵は気の毒で、自分は気楽で幸せだと
思っていたかもしれないな
>>814 葵がいたら、第一夫人は葵のままだと思う
816 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/22(日) 10:43:14 ID:5Gi55iDh
>>814 てかそもそも、葵がいたら源氏には無理に降嫁させんのでは
>>814 同意
正妻の柵から自由でいられて、ストレスがかなり減っただろうね
>>815 父親が生存しているかどうか+父親同士の身分の差+娘への後見の度合い+
本人の身分(位階の有無)に、更に嫡子を誰が産んだかが加味されると思う。
二品内親王の三宮が、源氏が結婚した女人の中で最高の身分を持つかと。
>>815-816 いや葵がいてもいなくても正妻は三宮だよ。
葵は残念ながら二番目の妻に降格。
内親王を娶った時点でそうなるのが慣例だから
左大臣や大宮が生きていても葵の降格は後ろ盾など関係なく自動的。
それに三宮を嫁がせたのは三宮の人生保証なので
葵に気を使ってやめられるわけがない。
>>817 道長の母がそうだったね。
道長父は、受領階級の妻を数人持っていたけど、正妻は最初から決まっていたわけじゃなかった。
後に出世して大臣クラスになったとき、本邸に迎えたのは妻達のうち一番子供がおおかった道長母だったから。
本邸に迎えられて初めて正妻決定した。
道綱母は結婚した順序は自分のほうが遅かったけど、結構ショックだったみたいだったようだ
820 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/22(日) 11:59:41 ID:lY1iTF3A
夕霧が無理矢理落ち葉の宮と結婚した時に、源氏(だったと思う)が
「内親王との結婚だから、正妻と同列になる」
と言ってたから、葵が生きてて三ノ宮が降嫁してきてもそれと一緒では?
雲井の雁が二宮との結婚だけは許せなかった理由がまさにそれだったんだよ。
内親王と結婚されたら二宮のほうが格上の妻になるから。
もしも雲居の雁と同等の大臣クラスの姫か、宮家の姫だったら
結婚されても自分と同格だから、あれほど目くじら立てなかったと思う。
式部卿宮が朝顔に「源氏ほどの貴公子、妻は一人じゃない」と結婚を勧めたのも
葵がいても朝顔なら側室ではなく葵と同等の正妻になれるから
(ただ、その後、父親同士が死亡してしまえば、個人の寵愛度、子供の数で差が開く可能性はある)
>>820 二人とも戸籍上は妻扱いだけど、もしも公式の場に出れば間違いなく内親王が上座だから
だから同じ正妻でもやっぱり差はつく。葵がいくら宮腹の大臣家の姫でも内親王相手では超えられない身分があるので
>>821 藤原頼通と三条帝の内親王との結婚話がもちあがり、
正妻・隆姫が衝撃を受けたり、頼通自身も迷ったのも、そういう事からだろうか。
内親王と親王の娘では、内親王が正妻扱いになる。
隆姫の父・具平親王は亡くなっているし、後見の点でも差がある。
親王の亡霊出現騒ぎもあったり、頼通が病気になたtりで、結局沙汰やみになったけれど。
変に入力・・・病気に「なったり」です。
>>823 あの時代って病気になれば全部幽霊とか生霊の仕業なんだよね。
道長は内親王を息子の嫁にできることに乗り気で
頼道が乗り気じゃない事を叱り飛ばしたとか
816が言ってるとおり、葵が生きてたら朱雀上皇は三宮を源氏に降嫁させなかっただろう。
雲居の雁の存在を理由に夕霧を婿候補から外したんだから。
夕霧は源氏が話を受けたから婿候補から外れただけじゃない?
(新婚というのもあっただろうけど)
源氏が断ったら夕霧に話がいっていたし
夕霧が新婚じゃなかったら、夕霧に直通で話が来た可能性はかなり高いと思う
ともかく外れてはいなかったよ。源氏についで二番目候補として残っていた
葵が早世したことがすべての不幸の始まりか
もっと言えば桐壷の更衣が早世したことが
紫が三宮の降嫁にショック受けていたのは
彼女が父親と絶縁状態で源氏以外に頼る人間がいなくて子供もいない
つまり源氏以外に自分の居場所がなかったことも大きいと思う。
源氏の正妻というのが自分の唯一の居場所なのに失ったから
その点、葵は父や兄というしっかりした実家あるし嫡男も産んだし
仮に三宮降嫁で第二夫人になっても紫と違ってそんなにショック受けなかったかもしれない
>>814 あーーー話に乗り遅れたorz
息子を溺愛→夕霧マザコン化
ただし、成長してくるにつれ源氏に似てくるもんだから
紫やら明石あたりに入れ込まれている葵としては複雑そう。
あてきを面倒見ていた葵のことだから
雲井の雁も一緒に面倒見ちゃう可能性ってあるのかな?
ここ一連のレス読んで考えてみたが、葵が生きてると三宮以外でもかなり話の展開は変わるね。
夕霧は大宮の家に引き取られないから雲居の雁とは結婚しなかっただろう。
そうなると雲居の雁は東宮に入内して明石の女御と中宮争いか…
ちょっと読んでみたいな。
雲井の雁は琴もろくに弾けないので入内は無理だから
普通に適当な貴族と結婚していたと思う
臣下の奥さんと違って天皇の妻は女のたしなみはもとより
漢学など男が習う学問もできなきゃいけないってのが条件だから
ポコポコ子供生むよ
東宮生むかも
葵がいたら、夕霧以外に弟や妹が出来る可能性があるし、
左大臣との絆も強いから、藤壺にこっそり逝く事はあっても、
敵陣のこき殿に忍び込まなかったと思うから
朧月夜と出会わなかったと思う。
もし朧月夜と不倫となっても、大沙汰になる前に、
義父母の左大臣と大宮に強くたしなめられ、葵には泣かれ、
泣く葵の姿を見て夕霧は父を軽蔑、
明石にも行く程の自体にはならなかったと思うから、
明石の姫も誕生してないと思う。
そうすると、ストーリー展開的には、やっぱ、葵は死ななくちゃならなかったわけだ。
源氏や他の登場人物にとってはそっちの方が波乱なく平穏な人生送れたかも知れないけど。
葵が生きていたら、夫婦愛に目覚めた事により、
藤壺への想いは徐々に薄らぎ、源氏はマザコンから卒業、
攫ってきた若紫を親元に帰してたかもしれない。
葵と仲良くなったくらいで、あの源氏が品行方正になると思う?
ならないと葵悲惨すぎるよね
嫉妬に狂ってもののけ姫になりそう
源氏はかなり落ち着くと思う
しっかりした後ろ盾としっかりとした奥さんがいれば男はフラフラしないものだから
リアルでも
登場人物みんなが平穏になって欲しいけど
そうなると物語的にアッサリ終わっちゃうのね…
葵さんといい夫婦になってメデタシ、で終わっても
宇治十帖よりいい出来と思えるけど。
葵happy endにするには、御息所の待遇をどうするかにもよるかな。
御息所が源氏を振って、伊勢から帰京後は雅なサロンを再開して
女王様として雄々しく生きる姿でendなら、読後感が良さそうな気がする。
花散里は原作イメージ通り、ガリガリにしてほしかったな
それだと末摘花とかぶっちゃうからじゃない?
視覚的にはガリガリの末摘花とぽっちゃりの花散里という、2つのタイプの不美人のかき分けは良かったと思う。
まあ、「あさき」の花散里は実際には光源氏の時代の基準でいうと登場人物一番の美人になりそうだけど。
844 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/24(火) 00:25:12 ID:o8eY9y90
イメージ的には、
デブ=花散里(南海キャンディーズのしずちゃん)
ガリ=末摘花(江角マキ子)
私はイメージ的には花散里は京塚昌子だな。
特に中年以降のイメージは。
萩尾漫画の優しげなビッグママって感じ。
千億に出てる後家さんやメッシュでほっぺ傷画家のママの人。
実写だと誰だろう。俳優の娘で、朝ドラもやってたあのおばちゃん(名前ワカンネ)は?
>843
あさき花散里は丸顔だから、平安美人じゃないよ。
芸能人で例えると森山中の白肌の二人に近いみたいな顔だと思う。
原作の花散里は、あさきの朝顔斎院がmyイメージかな。
六条院で幸せになるには
1)源氏と褥を共にしない
2)ここで無くてはならない存在になる
だな。花散里は早々に1,2を実践。
明石はちい姫付きになってから自然と1になった。2は勿論のこと。
源氏は女房とも交渉アリだけどあさきでは描かれてないので
紫が1を全部負っちゃった感じ。2は六条院前から。
1,2当てはまんないのは末摘花オンリー。えらいマイペース姫だね。
>>847 でも、源氏物語絵巻のヒロインたちの顔の輪郭は「あさき」の紫の上よりは花散里の方にどっちかっていうと近いよね?
>>842 モテないけれど性格美人ってコトで
あえて太目のルックスに描いたんじゃなかったっけ?>花散里
原作イメージだと、空蝉と被りそうだ
>849
平安美人の条件を自分でネットで調べればどちらに近いかわかるんじゃない?
>>851 まさかと思うけど、もしかして、「あさき」(原典のほうじゃなく)の紫はそのまま平安美人だと思ってる?w
>852
ウザい質問続いてるからググレと書いただけなのにお前キモい。
何故紫の上と花散里を比べるのか、謎。
>849
そんな事知ってどーする?
何が知りたいんだろう…
「あさきゆめみし」は何故「あさきゆめみし」なのだろう。
「源氏物語」としたほうが、知名度も売れ行きも良かったんでわ。
あさきゆめみし・・・藤原定家が考えたいろは歌の中の一節だったよね。
先生がどんな意味でこのタイトルにしたのかよぅ分かりません。
市原エツ子に似てるのは、紫の上よりも花散里だと思うw
859 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/26(木) 02:26:28 ID:bLh8BDxV
現代の美人が平安時代に行ったらブス扱いされて一生結婚できないよ
美人の条件は時代によって変わる
流行
>>857 え、いろは歌を考えたのって定家?
知らなかった。
てことは源氏物語の時代より全然あとなんだねぇ。
それなのにタイトルに据えたんだ。けっこう大胆だね。
昔は白人みたいな顔はいない
に等しいし
顔濃い人皆無だったから
日本人顔の中から選ぶしか
なくて目細い一重が
結婚とかできてたんじゃないのかな
今は二重で白人顔>一重黄色人種顔じゃん。
まぁ人によるけど…
あさきゆめみし
過ぎ去ってみればみな夢のよう…な読後感を大和さんは持ったのかな。
正編最後に「ゑいもせず」は略したけどそれが何でなのかが判らない。
昔、宝島社から出た本に「あさきゆめみし」にした理由が出てた気が・・・
最終的には担当編集者と決めたみたいだけど、どんないきさつだったっけ?
864 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/26(木) 08:10:57 ID:/CjPovAh
戦国時代の美男美女も、現代で言うヘチャムクレ
浅井長政とお市が戦国の美男美女カップルらしいけど
残っている肖像画を信用するとして…だもんな
平安時代よりは現代の基準に近いのかもしれないが
現代の美人基準はアメリカの影響受けまくった結果だし、
昔の美人基準も中国の影響らしいし、
わたしたち日本人って昔から大国に影響受けやすい人種なんだね。
平安時代って、
十分な食事を取れるのが貴族階級=ふくよか・デブが豊かさの象徴。顔ももちろん。
照明が暗くて、白粉がまだ貴重なものだったから、色白の人。
色白を引き立てる(コントラストがはっきり)ための黒髪の豊かさ。
ってことで、太った色白の黒髪の豊かな人が美人だってことになったって聞いた。
お歯黒も、もちろん色の白さを引き立てるために始まったとか。
じゃあ、やっぱ、花散里があの漫画では一番美人に描かれてるわけだ。
宇治十帖の大君が細く痩せてても美人として源氏で描かれてるから、
美人=デブではないんじゃない?
美人の条件として、まず瓜のような輪郭じゃなきゃ駄目らしい。
デブというか、ふくよかな方が当時は美しく見られてたんじゃない?
光源氏本人の描写でも「源氏物語」の中にそういう形容があったと思う。
「肉付きがいい」とか「太りじし」みたいな意味で。
絵巻以前の女神像や仏教画でも女性像はみんなぽっちゃり型だし。
中国の唐三彩の女性像もそうだし、楊貴妃もそうだったらしいし、それが美的基準として周囲の東洋諸国に広まってたんじゃないかな。
今でも、アフリカのどっかの国は太ってるほど美人だっていうしね。
豊穣の象徴ってか、縁起がいいってのもあるのかな〜。
平安時代にウマレタカッタorz
>872
よせ、毎日お風呂に入れないよ。皮膚病にもなる。(流行ってたらしい)
そういえば、おたふく風邪って、平安時代は美形になるって喜ばれる病気だったとか。
>>872 二人で縁起シスターズを名乗ろうや
ちょっとトシいってるけど
アメリカでも太った女性が異常にもてた時代があった
近頃はスーパーモデルの世界も痩せすぎてるモデルを使わないようになってきたし
病的で悪影響を与えるという理由で
しかしケイトボスワースとか、ナタリーポートマンとか痩せぎすの
人を見ると、かの国の女優さん達は、相変わらずだなあって思うよ。
ここは一体何のスレ?w
あさきゆめみし風に現代美女を語るスレ
>876>877
あさき風に語れてない人は
ダイエット、モデル、年齢別板に逝ってよね!w
紫の上、若紫の姿のまま、年逝って欲しかったな・・
藤壺は紫の上のように面長に描かれていないのは、途中で子供生んで
成長が止まったからでしょうか?
藤壺は冷泉帝生んだのは何歳の時か知ってる方います?
紫の上は度重なる源氏の女性問題や三宮降嫁で、実はやつれてほおがこけたのを、面長風に描いただけだったりしてw
藤壺も最後の回想では顎が長くなってた様な。というか後半は絵全体が面長になった。
子供とか一部の女性(結婚後の玉鬘、12巻以降の中君など)はなんか下膨れだし
輪郭が変になったと思う。
>>880の意見は激しく同意。紫上の面長化は特に顕著だった気がする。
紫、あそこで亡くならなかったら、カイジみたいに長くなってたのかな……
今だになぜ源氏が藤壺に執着したのかさっぱりわからん。
瓜二つ言われている紫のほうが人間的に上だと思うし
(不義の子を帝位につけたエゴイスト藤壺と比べ
生さぬ仲の明石姫をちゃんと育て、最後は実母に返したから)
第二夫人の花散里だって顔はともかく人間的には上だし。
第三夫人の明石にしても身分低いハンデ乗り越えて
教養たしなみ超一流で、理知的で良識的で、人間がすごく出来ている。
立派な妻が揃っているのに、どうして顔と身分だけの女がいいのか?
>884
意地と刷り込みと思い込みとドリーム
>884
源氏ももともとは顔と身分だけの少年だったから、
似た女性に惹かれるんだと思う。
>>884 自分が臣下に降ろされたから、内親王・中宮・国母・女院と身分に関しては
非の打ち所がない藤壺に執着したのでは?
あと、天下晴れて一緒になれなかったのでよけいに思いが募ったのだろう。
>>884 ママンのかわりを一生追い求める厩戸王子だから
>884-887
となると、源氏が柏木をいびりまくったのは、近親憎悪という事か…。
いい歳こいて、人間的にはずっと成長できなかったんだな…。
あと、藤壷をエゴイスト、という見方の人もいるけど、
不義の子とは言え、いや、だからこそ少しでも幸福で安泰な人生を送って欲しい、と
考えて手段を取るのは、母親の情としては普通に理解できる。
うん、冷泉帝への情は何となくだけど理解できる。
不義の子を産んでしまったけどその子自身は愛しいわけで、
厄介な出生の事情を抱えた息子にそれを覆い隠すほどの栄光を与えたかったのかと。
ただ母親以外の面ではあんまり魅力を感じないな>藤壺
美人つっても同じ顔(桐壺、紫)が他に二つもいるし、報われなさもこっちのが上な気が…。
>891
結局、息子>男、だったんだろうね。
でも、一女性としては、余り恵まれない人生だったように思う>藤壷
年の離れた夫に愛されたと言っても元々は身代わりだし、
義理の息子は口では愛してるとか命がけとか宣っていても、
実際は面倒な事はみな自分に背負わせ、余所見し放題で呑気に遊び廻って、
結局は、自分にそっくりの思い通りになる若い子を見つけてそちらへぞっこん。
母親としての生き甲斐を見いだすより仕方なかったんだと思う。
母親の情ではなく、皇位には何が何でも自分の血筋をというだけだと思う。
臨終の時に、自分の妹の孫を次期皇帝に指名した西大后と同じ原理だよ。
違うのは藤壺は表面上は善人を装い、その演技が最後まで通用したということだね
むしろ本当に母親としての情があったら
不義の子を皇位につけようなんて業の深い事を
あの仏教思想の強い時代に出来るわけがない。
それをやり遂げる事が出来たのは藤壺自身に権力欲があったからでしょうね。
東宮を辞退する理由はいくらでもあるのに固執して
(末弟だし、後ろ盾ないし、普通に朱雀院の一宮に譲って
冷泉院には政治とは関わりをもたず、静かな暮らしをさせてやれる)
桐壺帝も源氏も自分好みのしとやかな完璧美女を求めるばっかりで自分勝手。
…だもんだから、妊娠をきっかけにそれまでのうんざり感が噴出して
それならそれでお前らの血を利用して自分のやりたい放題やったるわい!!!という感じに?
藤壺は以前は嫌らしくみえてどうもなーって思ってたけど、このスレの意見や
原作の藤壺の話を聞いて少し見直した。それでもやったことはあまり感心出来ないし、
同じ顔の女性や母親としては桐壺、紫、明石の方が魅力的で境遇に同情出来るけど。
源氏が藤壺に執着したのは手に入らないものに固執する悪癖と初恋の美化、
そして源氏と接してた頃の藤壺が高貴さと親しみを兼ね揃えてたからだと思う。
葵上や六条みたいな気高い女性は重苦しいし、かといって紫や花散里の様な
明るく気さくな女性では満足しない。それで不義の子を成す関係まで行き着いたのに、
藤壺は中宮や国母としての立場を取って自分を選ばなかった。それで藤壺が
忘れられなくなったんだと思う。長文ですまない。
藤壺がやたらありがたられるけど、
同じ顔が色んなところにポコポコあるせいか有難味が感じられない…
>>897 藤壺がそんなに嫌いなら、古文板にでもいってきたらどうだぁ?
ここより同調者が見つかるかもしれんぞい。
>>888 なるほど、厩戸から超能力とホモッ気取ると確かに源氏だ。
母親に似てる幼女を引き取って妻にする点なんかまさにそっくり。
先祖は同じはずだから、性格共通するのも当たり前か?
>>894 内親王あがりの中宮だもん
「血筋は最強!依存あって?」ぐらいは思っていても可笑しくない
依存だらけですよ… お貴族様は
藤壺の兄の兵部卿の宮は、后腹なのになぜ東宮になれなかったんだろう。
先帝の皇子で后腹といえば東宮に冊立されてもおかしくないと思うんだけど。
>>902 兵部卿の宮に同腹の兄宮がいた、とか
実は早逝した后が男宮を遺していて
後見が強力だったため、後添い?の
后の腹だった兵部卿の宮は東宮に
なれなかった、とか?
904 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/31(火) 18:02:07 ID:jX+A741E
>>902 藤壺が冷成帝の即位に執心したのは、本来なら兄の兵部卿に来る筈だった帝位が、
桐壷帝・朱雀帝に移行したのを自分の系譜に取り戻そうとしたため、という説がある。
本筋には書かれてなかったが、密かに権力闘争があって、兵部卿は東宮になれなかった
のだと思う。
>>904 そこまでして、結局冷泉帝に皇子が生まれなかったのが皮肉。
>>904 その説となえた人間は皇室や皇族のこと全く理解してないね。
いくら何でも非皇族に皇位を継がすことが皇位取り戻すことになるなんて屁理屈は通らない。
平安の頃と今じゃ皇統に対する考え方が違うんじゃね?
聞いた話によると
男系原理主義者は藤壺を目の敵にしているらしい
なんだかなあ・・・
大臣にしないために、皇族復帰させられちゃった親王もいるぐらいだしね。
河原左大臣が天皇になりたがったとか、賜姓源氏の初代はかなり権力志向が強いと思う。
儀式やなんかの度に、弱小皇族が自分より上席にいるからプライド刺激されてたんだろうね。
男系がどうのとやかましく言い立てたら、この頃の女房どもに嘲笑されそうな気がするのは私だけかな?
あさきって、女はもれなくひどいめに遭う話だよね。
花散里という例外もいる
朝顔も。
女三宮ではなく朝顔の斎院が源氏の正妻になっていれば良かったのにな。
最初は紫の上は精神的に辛いだろうけど、
朝顔の斎院も人に対し気使うし、側室の子といえど同じ宮家出身だから、
明石の上以上の親友になれたかもしれないのに。
>>907 そうなの?男系原理主義者ならべつに藤壺いいんでね?
源氏は立派な男系男子の皇族の血筋じゃん。
女三宮なら目の敵にされっかな・・・とは思うけれど
藤壺を目の敵にするは、長子原理主義者なんじゃないの?
>>912 前もそんな意見があったな >>朝顔を正室に
確かに性格が悪い訳ではないとはいえ子供っぽい上、年齢が若すぎる三宮より
年上で気が利いてて、ある程度腹割ったことも言えそうな朝顔の方が紫上にとっては
いい相手だろうな。ただ、朝顔自身の幸せを考えると源氏の妻にはならない方がいいと思う。
母親のあんな姿を見てる訳だし、源氏の女になった日にはその何倍も苦しみを味わったり、
見せられたりしなければならないから。
もし朝顔が正室になっても、数年後に口実をつけて出家するような気がする。
そして朝顔が見抜いた通り、源氏が朝顔で満足するとも思えない。
そして女三宮の悲劇が(ry という希ガス
>>915 源氏は実際に手に入れてしまったら飽きちゃうタイプだからねえ。
朝顔を正室に迎えていても三宮はいずれ嫁いでくるから
苦悩する女性が一人増えただけ。
結果的には一人苦しむか二人苦しむかってだけの違いだから
一番源氏に嫁いだら上手くいく女性は朧月夜だと思う。
源氏が飽きて帰ってくるのが遅くなっても、
朧月夜も屋敷にやって来る公達と浮気して退屈しのぎそうだし、
浮気現場見られる事はあっても、
女三宮みたいにできちゃったみたいなヘマはしないし、
紫の上みたいに夫の浮気に苦しむことはなく、
女三宮が嫁いできたら、紫の上みたいに尼になるとは言わず、
逆に張り合いができたと夫をとりあって楽しんでそう。
でももし朧月夜が嫁いできて、紫の上と対面したら、
どんな会話するのか想像つかない・・・
お互いに興味がなさそう
>>914-915 そこまで見越してたからこそ、朝顔は源氏の求婚受け入れなかったんだろう。
不幸にならなかったのは、彼女自身の賢明さによるもんだね。
あと、お付きの女房たちに恵まれていたってのもあるか。
朝顔が嫁いできた方がかえって女三宮のときよりつらくなるんじゃないか?
知識も教養もある世間的にも認められた才女と比べられるんだから。
身分的には女三宮の方が上だけど。
でもその方が諦めがついたかも。
優れてるのは身分だけの半人形状態の幼女(?)姫に掻っ攫われたから
ガックリきたっていうのもあるんだろうし。
朧月夜が嫁いできてたら、源氏も紫の上の気持ちわかるかも。
源氏が他の女性の処に逝ってる間に、夕霧やら他の公達呼び寄せて浮気。
浮気がバレても、右大臣宅に一時帰宅して、源氏が迎えに来るまで、
実家にも浮気相手呼び寄せいちゃつく困った正妻・・。
朧月夜は情熱のあまり恋愛に対する行動が常軌を逸してるのであって、
気が多いというのとは違うと思うんだけど・・・
>924
気は多くなくても、源氏が浮気しまくりだったら、
実家の勢力もあり、自分の美貌に対し自信もあるだろうから
頭の中将の妻みたいに愛人いじめるような陰険な方法ではなく
自分は浮気するが妻は浮気して欲しくない自己中な源氏の性格を見抜き
こらしめる為に浮気しそうな気がするな・・
いや、源氏との寝物語のシーンからすると、花散里の言葉をもっと辛辣に投げつけて、
源氏の痛いところをぐさりと突いてダメージ与える、という手法を取るんではないかと。
源氏は自分を棚上げして、女の浮気は絶対に許さないので
朧月夜と結婚していたら絶対に即だめになっていたでしょう。
某歌舞伎と某女優の一年五ヶ月の比ではなく
数ヶ月もたなかった可能性大!
ナチュラルボーンジャイアン同士だからねぇ……
でも玉鬘の身の処し方って難しいよな
冷泉帝には異母姉妹の弘徽殿の女御がいるし、
夕霧には同じく異母姉妹の雲居の雁がいるし
良い縁談を見つけようにも、髭黒と親王くらいしか残ってない
やっぱり源氏の奥さんになるのがベストだったかもな
女三宮の正妻降嫁に比べたら、玉鬘が一人増えたところでどうってことないし>紫の上
なにより玉鬘は苦労人で、女三宮みたいに馬鹿じゃない
本人が浮気したわけじゃなく、レイプされただけの三宮ですらあの扱いだから
朧月夜も浮気したらかなり責められたと思う。それこそネチネチ……と。
でも負けなさそうだ…>朧月夜
よよよと泣き崩れつつも、無意識に源氏の痛いとこ突っつきつつ離れられないようにしそう
「アンタよりあの男の方が面白かったわよ、アンタ頭でっかちで顔だけね」
…てなことを遠回しに上品に言ったら、向きになって振り向かせようとするかもね。
まあそうなると紫が一人取り残されて気の毒なんだが、
花散里や明石達とまったりしてたかも?
どれにしろ、それは既に「源氏物語」の世界ではなくなってるねw
>929
親王や髭黒以外にも玉鬘に似合う求婚者本当は他にいたりして。
源氏が手駒として扱い易い人間しか玉鬘に紹介していないだけで・・
文が沢山届いてるコマがあるから。
朧月夜見ていると冴羽と槇村を両方愛したという野上冴子を思い出す。
…またもっこり源氏の話になってすまん。
あっちの男は普段は振られまくってるしw
両方愛した挙句どっちも手に入らないってのも物悲しいな
朧月夜は…ついてる
>>937 出家前の朧月夜の様子から、
源氏の事で朱雀院の間に隔たりができて、深い仲にはなれずで、
どっちも手にいれていない可能性もありそう・・・
>>935 こらこら冴子は両方愛してしまい、どちらを選ばなければならないかと苦悩しただけだ。
朧月夜みたいに二股かけてもないし、まして両方と肉体関係持って不倫なんてしてない。
尻軽女・朧月夜と比較したら失礼ってもんだ。
Angel Heartでは冴子は20代の頃からずっとストーカー(年下の少年)に付け狙われて、
ちゃんとした付き合いもできなかったとなってる
朱雀院は朧月夜という寵妃がいながら、
斎宮の時の清らかな秋好の入内を望むあたり、
ちゃんと自分の地位(帝は神と同様な存在)を自覚してて、
処女じゃないと寝ない人で、朧月夜とは全く肉体関係なかったりして。
朱雀院が衣服のまま抱きついてるシーンはあっても
源氏のような寝てるような描写がないから。
朱雀院は朧月夜以上にいろいろ手に入れてるぞ。
朧月夜を寵愛しつつも、秋好を源氏に入内させてと頼んだり、
藤壺の血縁のたぶん美女だろうと思われる女三宮の母や
女二の宮の母や明石中宮の旦那の母と子作ってるし、
帝だから当たり前なんだろうけど
愛人の地位しか手に入れてない朧月夜だけ尻軽扱いするのはおかしい。
イメージカラー(あわせがどうのとかはわからないので気にせずに)
桐壺の更衣・・・ピンク、白、黄
藤壺の女御・・・赤、紫
葵の上・・・青、紫、白
六条の御息女・・・黒、赤
花散里・・・赤、橙、黄、黄緑
朧月夜・・・赤
紫の上・・・ピンク、紅
明石の方・・・深緑
雲居の雁・・・橙、黄、紅
>>942 愛人の地位しか手に入れてない朧月夜だけ尻軽扱いするのはおかしい>>
愛人の地位を手に入れておいて他の男と不義密通しているからいけないの。
第一、朱雀院をおかしいということ自体おかしい。
現在の男女平等や一夫一妻をあの時代に当てはめて文句つけても。
朱雀院と違って、朧月夜には貞操の義務があったの。
それを破ったのは朧月夜がありえない尻軽女だったからなの。わかるかな?
正式な結婚でなければ他に恋人を作ってもいいと聞いたことがあるが、どうなんだろう?
それにしても自分の事を棚に上げて女を責める男って酷いよなあ・・・
朧月夜叩き中なのかな。
朧月夜が朱雀帝と源氏以外にも積極的に色々な貴族に靡く女人なら、
女源氏物語の主役になれそう。
女は男を拒否しにくく、いたした後「前世の縁が強いのですね」と
男からとぼけられる平安時代らしい女性像だと思う。
>>942 一夫多妻の後宮は、次の帝を己の娘に産ませるために貴族が必死に
入内させた結果だと思われ。
帝自らが入内を希望する女人もいたと思うけれども、あれは当時の風習ですがな。
>>946 臣下同士ならOK。天皇の寝室に出仕している女はNO
朧月夜の立場は微妙なんじゃ? <貞操の義務
朱雀院の正式な后ではないし、院の後ろ盾でもある右大臣家の出身だし。
ただの女官としての尚侍なら、貞操義務はないと思う。
けれど、肩書きが尚侍でも実質朱雀帝の妃の一人だから、
朧月夜にも一応あると思う。
密通が無ければ普通に女御として入内していた人だから、尚侍は
苦肉の策だと思う。
あさきには描写が無いが、朧月夜は
最初「御匣殿別当」で出仕してたからねぇ。
で、桐壺院崩御で前の尚侍が出家し(おそらくお手つき)
尚侍が空席になったところに送り込んだ、と。
朧月夜は非処女なので正式な妻(つまり女御)として入内できないから
仕方なく女官になったとはいえ、お手つきになった時点で
事実上は側室扱いだから貞操の義務はある。
天皇と臣下の大きな違いはどんなにお気に入りの女性でも
相手が非処女とか未亡人だと公式な妻や側室には出来ないってことだから
その代わりに○○の局などの称号を与え公に高い地位は与えていた。
後白河法皇の寵愛を一新に受けた丹後局などがいい例
彼女は内親王まで生んだけど貴族の未亡人だったので表向きは正式な側室にはできなかったんだよね
あさきの中で一番嫌われるのって、光源氏でFA?
自分は光源氏も嫌いだが、匂う宮もキライだ・・・
ただ薫みたいなストーカー男も嫌だ。
光源氏ってあれだけ間違いだらけの人生送っていたけど
死ぬときは「わが生涯に一片の悔い無し!」とか思ってそうだ
>954
いやいや、恵まれた人生と思われがちだがとんでもない、自分は不幸だ
と言っていそうよ
めいわくー
あの世にいって神だか仏だかに説教されたおせばいいよ>源氏
>>952 >天皇と臣下の大きな違いはどんなにお気に入りの女性でも
>相手が非処女とか未亡人だと公式な妻や側室には出来ないってことだから
藤原多子みたいなケースもあるよ。二代の后。
二代の后は前代未聞で、再入内の時はかなり揉めたらしいね。
二条帝のごり押しで達成出来たけれども。
時代が下ると父帝や祖父帝や叔父帝のお手付きの女性を寵愛する帝が
現れるけれど、源氏物語執筆前なら父帝とその息子のお手付きになった
伊勢が有名なくらいかな。
>>959 それは先帝のお下がりだから特別。
要するに未亡人や非処女がNGなのは
天皇ともあろうものが臣下のお下がりを娶るのは威厳にかかわるからってこと。
天皇が愛人を臣下に下げ渡すのはOKでも、その逆は絶対にダメだったからね。
臣下の妻もしくは愛人になった時点で、その女性は自動的に天皇の相手になる資格はもうないってこと。
だから時代さかのぼれば、皇族の未亡人が天皇と再婚して、さらに皇后、女帝にまでなった例もある。
それは、その女性の前夫が皇族だったから、セーフだったってこと。
業平のお手つき高子姫は?
そういえば平安初期に桓武天皇が臣下のお下がり(こぶ2つき)をお手つきして
子供うませたことあったけど親王宣下どころか皇族扱いされなかったな。
そういえばここで桐壺帝はどんな扱い?
この人ほぼ源氏の元凶だぞ…一番の罪はまあ源氏を生ませた罪だが
臣下に下った源氏はともかく、帝という地位にありながら
自分の我儘で振り回した人々に対して全く悪いと思ってないアホ帝。
その挙句に最愛の人を死なせちゃうとは間抜けもいいとこだな…。
桐壺更衣は男に振り回された御人だな
後ろ盾になれないくせに娘を入内させるよう言い残した父親も勝手っちゃあ勝手
身分が低い低いと言っても、
桐壷の更衣の親の官職は納言だからな
位階も正三位か従三位
でもまあ朧月夜の実家の右大臣家も、
朧月夜が源氏に嫁いで子供を産んでいさえすれば、
地方の受領風情にまで落ちぶれなくて済んだかもな
大和の守は、越前や近江や伊予や下総などと並んで、
受領の中ではトップの大国だけど、所詮受領は受領だ
>>965 明石入道の叔父さんだからね。
あの一族は没落したくせに野心が強すぎ
娘のいない有力貴族に後ろ盾になってもらう、という訳には行かなかったのか
>>968 …ってことは、源氏と明石ははとこの関係だよね。
腹違いの兄弟やらいとこやら沢山いるからはとこなんて
他人も同然かもしれないが、源氏の明石への見下しっぷりはひどいな。
中納言だった頃の頭中将みたいに、
父・太政大臣の養女にして女御として入内させる・・・みたいな
>>970 そうなんだよね。明石は源氏のはとこ
しかも明石入道の父・大臣が、桐壺の父・大納言の兄なので
源氏にとっては明石は母方の一族の本家の総領娘にあたる。
だから明石に対する見下し=母に対する侮辱でもあるんだけど
源氏はそれにまったく気付いてない。
974 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/09(木) 21:49:12 ID:IZa2F3CP
名家に生まれたくせに親の言う事を聞かず、親の引いたレールから飛び出したが、
人付き合いが下手で、ど田舎に引きこもって、親戚付き合い皆無の偏屈な親戚の娘=明石
と考えてみろ。
今だって、「あの親御さんだから」「あの親父の娘なのに」
と馬鹿にされるぞ。
975 :
追加:2006/11/09(木) 21:55:27 ID:IZa2F3CP
この手の差別意識は、名家であればあるほど強い。
千代田区の某一族なんぞ、未だにそれをぐだぐだ言われてるわけだし。
伝統ある名門校だってそんなもんだ。
>>970、
>>973 源氏にそんな思慮深い考え(明石の侮辱=母の侮辱)ある訳ありません。
明石が桐壺更衣の一族かどうか以前に子供奪っといて見下す時点でどうかしてるし、
明石のことに限らず、紫を正妻としてなかった点などでも、身分低く扱われるのは
どういうことかというのを全く理解してない。桐壺更衣が「私の命を代わりに」って
あさきの演出は桐壺の優しさを表してるけど、命張ってまで産んだ息子が
あんなになってなんか気の毒。
>>963 源氏と同じ位最低な男と評されてます。源氏物語にはろくでもない男が多いけど
本当に救いようがないのは源氏と桐壺帝位じゃないだろうか。柏木や匂宮辺りも
行いはアレだが、人間的にはまだ救いようがあると思う。
匂宮は救いあるけど柏木は全然ないよ。
あいつだって源氏と同類、下手したら源氏以上の最低男。
ただ源氏と違って早死にしたので犠牲者が三宮と二宮の二人で済んだだけ。
源氏はあれほど寵愛した明石でさえ見下す性悪だけど
柏木なんか内親王ですら見下すとんでもねー男だもんね。
二宮からしたら、内親王として生まれたにもかかわらず
格下の相手に渋々とついできてやったってのに。
自分の立場すら理解できずに相手には最上の身分を求めるとんでもねー身分パラノイア
まあ、柏木にとっては自分の目指す理想の男が源氏だったみたいだからね。
その理想の相手から、自分を否定されたもんで、ショックもひとしお大きかったんだろう。
現実は皇子に生まれたせいで、プライドが高かった
明石を卑しい者として蔑んでた
>>979 非難になってないぞw
当時の皇子(上達部)が無位の女を丁寧に扱ったら、そのほうが非常識だ。
柏木は常識があるはずなのに「身分」に関しちゃ思い上がってたねえ…
久々に読み返したんだけど、昔好きだったはずの薫がすっごいうっとうしく感じた・・・
匂宮のほうが正直な分まだマシ。
薫はうざい、、、つーかストーカーかと・・・w
でも匂宮も思い込み激しい自己中でキライだ。
ていうか宇治十帖自体がうっとうしいな(笑
薫のウザさは尋常じゃないよねw
勝手に理想もっておいてエチしたらしたで「この田舎もんがプゲラッチョ」とか言うしさ
女を舐めんな、クソして寝ろ
むしろクソしながら寝ろって感じ
いやいや、寝てからクソだよ
薫と柏木って源氏物語の親子にしては珍しく悪い部分以外の基本的な性格もそれなりに似てるな。
でもあさきではなんで見た目似てないんだろうか?そっくり設定はそのままだから違和感が。
平安朝を舞台にしたアニメや漫画が流行ってる
>>980 身分低い女性を身分相応に待遇するのと、陰口たたいたりして見下すのとは違うよ。
朱雀院みればわかると思うけど、彼は源氏よりもずっと血筋も身分も上だよ。
でも身分の低い更衣だった一条御息所を見下したりしなかった。
彼女が死んだ時も丁寧な態度をしてくれたでしょ(すぐに弔いの文くれたりと)
つまり人間としての中身の問題で、身分の問題ではないのだよ。
>>つまり人間としての中身の問題で、身分の問題ではないのだよ。
激しく同意。薫は当時の習慣による考えだからってまだ許せるけど、
源氏は身分以外の理由で色んな人の陰口叩いたり、見下したり、
不当に低く扱ったりしてるから身分至上の習慣で付いた考えじゃなくて
元の性格に問題がある様に見える。
匂宮も浮舟や中君への扱いを見る限りでは身分を気にしない性格だよな。
そこは源氏や薫と比べたら、評価出来る。源氏や薫、柏木を見る限りでは
臣下の身分の方が極端な身分至上の傾向だ。
朱雀院や匂宮は身分で女を見下さない。
柏木、薫、源氏は本人には何も悪くないことまで身分と結びつけて不当な扱いする。
この5人を見る限り、自分自身の身分にコンプレックス持っている奴ほど身分にうるさい。
つまり自分に自信がないから、それを周囲にも態度であらわすだとおもう