またーり進行でいきましょう
乙!
乙です!
あの人来るといいな
ゆったりまったり。
思い出した頃に読み直すとしますか。
面白かったんですけどねぇ
前スレ落ちたな
980超えたから仕方ないけど
まさか厨にやられるとはね
はたしてあの人がここの存在に気付いてくれるかどうか・・・
スケート靴を最後まで買ってくれない父親に笑かしてもらった。
夏厨が来る前にあの人に
ブログか何かを立ち上げさせてあげたかったんだけどねぇ
あまりマターリしててもな
12 :
愛蔵版名無しさん:2006/08/14(月) 18:02:45 ID:4SqADza2
じゃ、何か語ろうか。
_ | |!l :l| |
__, -‐'´/ | |! l|_|/
/ ̄ -三三| |! l| |\
-─-′ __─.、 | |! l| |
ヽ=-、、\ \| |! l| |
| ヽ \ヽ、| |! l|_|/
| ! ン―-VN| | ;|| |\
/ | l |f´ _i_| | _:|| |
/ l | |′ f'rぅ、! l ,_|| |
/ __L_ /l/ '弋__)| ,_ l|_|/ o
/ f´ l / / ': r'| : l| |\ O
_ノ|_r'rぅ、 | i l| | ○―-、
 ̄ス .く/^弋__}.. _ | |! l| | /
/ .ノ\\ '-r′ ´ _ | |! l|_|/ ,' こっそり
-‐个、 \ヽ ′| |! l| |\ l 実写映画化とか
| 公__〉 ヽ、 __| |l! :l| | l してくれないかな?
| ∧ /^、入丁厂|\_|」l_ :l| | ヽ
|/ V V/\|( ̄ D)||_|/ ヽ__ノ
(  ̄ ̄D] || |\
ショタエロスケート!ショタエロスケート!
100%勇気
他の漫画でアガワは
出して欲しいかも
吾川はいい感じのキャラだったと思う。
でも、原作と作画が分かれてるから、スターシステムみたいなことはできなそう。
両方揃ってのユートだしねえ。
>>1さん乙!
しかし懐漫板か・・まあ仕方ないよねえ。
漏れの中ではまだ終わったという認識がないので。。。
でもまだユート好きな人がいてうれしいよ。
>>13 それ見てEEE
普通に実写でできそうだもんな〜特撮とかなしで。
・・って思ったけど、スケートできる子役って・・?
>>17 仮に、ほった先生が今後違う作品を書くとしたら、
吾川そのものは出ないにしても、似たような子は出るかもしれない。
吾川自身、「ヒカルの碁」のヒカルとの類似性が見られるし。
とはいえ、仮に絵描きさんが違えばデザインテイストは変わるし、
絵描きさんが同じであっても作品の設定やシチュエーションが異なれば
キャラクターも変わってしまうだろう。
やっぱりあの髪型、顔、ファッション、言動、
そしてお母さん(笑)あっての吾川かなと。
吾川のキャラについては賛否両論(他のキャラもか)あるけど、
スケートのスキルはもちろん、人間的にも成長が目に見えてわかる、
という点が見ていて微笑ましいね。
かつては他人のことなどまったく眼中になかったのに、
雄斗のためにお土産買ってきたりとか。
(北海道出身の雄斗に北海道のお土産あげても・・というところまでは
気が回ってないあたりがまたリアルだが)
性格的には「素直さ(悪い方に出ると「直情的」)」がポイントかな。
長文スマソ・・漏れも吾川大好きなんで。
12話ラストコマのアップはシビれた。カッコよすぎ。
惜しい漫画を亡くしました
20 :
愛蔵版名無しさん:2006/08/20(日) 12:30:55 ID:z5v/txyS
20ゲット
/ / _ -‐ "´ 丿 / / /l / ヽ /
//<´ __ -‐ ´ ,. -‐_ 二ヽ / / /l ∧ /
l / `> 、_ _ -‐ / ´// /∨// ∧ / } /
>>20sageて
!/ / ,.イl ` ー-‐ァ´ /,. -= くノ/ / / ∨ / ! おいたほうが
/,.ィ /イ´ /_ノ .ィ´ / ´ f、_ハ ヽ / /,.z=、!_/ l いいよね?
/ ´ / l/>‐‐r '´l !´ ゝ、弋_丿 ′ハ 「{ l
// /ー '´ヽ∧ヽ l l ^ 冖 ^ 、〈'ソ | ヽ, ヽ、
. / / ∧\ く,ヘ \ l ノ `¨ |/ヽ', 。 o ○、
/ / / /ヽ `ー 、ヘ、',ヽ ', |l `丶、
. ムィ ィ | ト `!ー- ヘヽ', ヽ -‐ァ /ヽ  ̄
ノ/∧ | !| / ! ヽ、 ´‐- ′ /`ヽ',
´ //∨ ,ハ/| 丶、 __ /
. ′ ∨/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / \ _ -<
/ / ヽ /`ヽ
今はまだageておいても大丈夫か?
23 :
愛蔵版名無しさん:2006/08/22(火) 02:34:41 ID:MtbjeYyo
面白かったのに…
俺は好きでした。
実際面白いと思ってたのですが、
他の皆はそれほど注目してなかったってことか。
あまりほっといて落ちても困る
あの方はここに気付いていないのだろうか・・・
ネット慣れしてなさそうだったからしょうがないけど
980になるまえにスレ誘導すればよかったね
あのー前のスレで小説を載せて頂いた者です。
少し前に、ここの存在に気が付いたのですが、またお邪魔しても大丈夫
なのでしょうか?
初めて悪意の垂れ流しというものを体験しましたが、原因を作ったのは
私なので、続きを載せたりしたら、また荒らしの人たちがやってくるの
ではないかと思いました。
特定の者が長文を載せるのはルール違反だと聞きましたので……
弁護してくださったり、ここで私を呼んで下さる書き込みもいただいて
(違ってたらすみませんっっ!)、嬉しく思います。
また、「ユート」について語る場があるなんて、本当に嬉しいです。
新しくスレッドを立ててくださった方、ありがとうございます。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
まあ、ここは2chだし、何かやって形にしてる人間が居たら、喜んで叩くやつらもいるわけで…
特に気にする事ないと思いますよ。
「同じ事」やってても、褒める人も居れば、貶す人も居るのが世の中ですから。
褒めてくれたり、期待して待っている人が居るのなら、書いてOKだと思います。
第3者から見れば、個人長文も、荒らしも同じですからねぇ。
どうせ同じなら、待ってる人が居る分、あなたの創作の方が価値ありってもんです。
何が言いたいのかっていうと…
(;o´д`)o<早く、続きを書いてください…!
>>28は週少スレのあの人ですか?
やった!今日ここ覗いて良かった!
お待ちしてました!無理ないようでしたら是非!
まあ、荒らしはほっといても沸くときは沸くからね。
あまり気にしない方がいい
32 :
18:2006/08/31(木) 00:04:21 ID:???
>>28さま
「祭」の頃から見せていただいておりますよ。
確かにこの手のスレは、普通は作品への思いとか、
キャラ語りとか、ストーリー考察とか
そういうのがメインかと思われますが、
ファンフィクションというのも作品観の
表現手段の一つではないでしょうか。
2ch的にはレアな進行?かも知れませんが、
ユートについては数少ないコミュニティなので
それはそれでありかなと思います。
・・まあ28さんだけに頼らないで、
それぞれの「ユート観」が語れればベストですね。
私もちょっとだけ「吾川観」書かせてもらいましたが。
>>18との文体の違いには目をつぶってください・・
>>28 ここの存在に気付いてくれたんですね!
前スレでのことは珍しい事でもないのでお気になさらずに
週少スレは普段でさえ荒らしがわきやすいとこだし
丁度運悪く夏がきたもんだから厨に目つけられたのが痛かった
ここはまだマターリいけそうなので
これからも変な輩が来るかもしれませんが
>>28様の文章を心待ちにしているの者も居るってことを
知っていて欲しかったんです
このスレに気付いてくれて本当にうれしい限りです!
いつでもよろしいのでまた続きを書いてくださると有り難いです
>>34 保守?なら乙だが。
せっかくなんで一言ぐらいは・・
ところでユート君の名前。
「雄斗」と「雄一」どっちがよかった?
雄一だと「ゆういち」って読んじゃうなあ
「雄人」って書きたかった?もしかして。
「いさましくたたかう」と「いさましいひと」だとしたら
字面だと雄斗の方が今風ではある。でもヤンっぽいかな。
いや、3巻の河野先生のコラムによると、
最初、主人公は「雄一」という名前だったらしい。
読みは書いてなかったけど、普通に「ゆういち」だと思う。
確かに、他のキャラの名前
和也、幸太、透、修、寛、真由・・との並びで考えれば、
「雄斗」は一人だけ今風な感じもする。
へー、そうだったんだ。
>>36だけど、「終わる」のが怖くて三巻を持ってても読んでないのがばれたなw
まだピカピカとビニール被ってるww
その中でも「真由」はわりと今な感じはするな。
今時の小学生や幼稚園の名前はマジで凄いんで、逆に目立たせようと古風にしたとか?
北海道の小学生の大会記録を見ると、ゆうと君は何人かいます。あるゆうと君
は、だいたい3〜6位でしたが、いつも一位を取る子に勝って、二人そろって大会新記録
を出したことがあります。記録の差はコンマゼロ以下なので、二人とも白熱
した勝負をしたんだろうなと思いました。
ほった先生がこのレースを観て、名前を変えちゃったのかなと、つい邪なことを
・・・・。
28です。
皆さま、暖かい言葉をありがとうございました。
話は後少しで終わるところでしたので(大会参加までは到達しませんでした)、
とても気になっていました。
お言葉に甘えて、載せさせてください。
また、皆さまのユート観もいろいろ聞かせて下さい。
40 :
37:2006/09/06(水) 01:10:40 ID:???
>>36=38
そうだったんすか・・ネタバレスマソ。
終わるのが怖い気持ちは痛いほどよく分かるっす。
私も未だに「一時的な休載」だと自分に言い聞かせてるので。。
しかし、それはそれとして、3巻はぜひ読んでほしいです。
特に加筆の24話(決して最終話じゃないぞ!)、
渾身の描写に何度読んでも心打たれます。
ここまでWJで連載されていれば絶対流れが変わったはずと
返す返すも悔しくてなりません。
最近の子の名前は、確かにすごい。
よく新聞の地方欄とかに新生児の名前が載ってますが、ほとんど読めん。
>>39=28
へぇ〜、やっぱりゆうと君ているんですねえ。しかもそんなドラマ?が・・
かずや君はいませんでしたか?w
連載開始当初「雄斗にはモデルがいる」って噂がありましたが、
あながちうそでもないのかも・・?
うちの甥っ子もゆうとですよ。
字は違うし、まだ赤ちゃんですが
かずや君はいませんでした。
名前で多かったのは、二文字の下の方が「太」「人」。ユートの子ども達の
名前と同じ子はいません。全小に出場したゆうと君は六年生だけで3人います。
中には、あむろ君もいて、親がファンだったのかと。
さて、前スレ掲載の続きを載せさせていただきます。
400mリンクで練習する日がきた。
矢崎は10時に来るとの連絡が入り、雄斗は焦れる気持ちを抑えてフォーム
チェックを始めた。片足だけでどこまで滑ることができるかで、フォームの
歪みや体のこわばりを自分で確認することができる。
全身から力を抜き、エッジだけに神経を集中させる。風の力に乗るイメージで。
ゆっくりと、気持ちが良いほどゆったりと、どこまでも身体が進む。これは
調子が良い証拠だ。雄斗は少し安心した。
子ども達がそれぞれ自由に練習している中、矢崎が現れた。
「調子よさそうだな」と声をかけられ、雄斗は振り向いた。
「……コーチ!! 教えてください!!」
エッジカバーをつけるのももどかしげに、慌てて駆け寄ろうとした。
「どうした、雄斗君」
雄斗の思い詰めた表情に目を見張る。
「ボ、ボク……!」
「あ、コーチだ!」
気が付いた子ども達が集まってくる。
「よう、ちゃんとメントレやってたか?」
「はい!!」
「もち! がんばったぜ、300回もやった!」
「ええと、すぐ練習に入りたいけど、雄斗君が聞きたいことがあるという
から、もう少し自由に滑っててくれるか? 聞いててもかまわないけど」
42の続きです。
「ほーい」と言って回れ右をしようとした幸太は、佳奈に首根っこを掴まれた。
「あんたも聞いてなさい」
佳奈は雄斗が沈んでいるのを心配していた。問いかけても曖昧に言葉を濁
した雄斗が真剣に矢崎に取りすがっているのだ。これはスケートのことと
しか考えられない。
「さあ、話してごらん」
雄斗は説明した。木曜の夜の練習で不可解な体験をしたこと。それに
よって、自分の自主練習に何か問題があるのではないか、メンタルトレー
ニングをいくらやっても、実際に400mリンクを滑る人間には敵わないのでは
ないかと思ったこと。ショートの練習はどんなふうに役に立つのかと。
神妙な顔付きで矢崎は聞いていた。
「何回、メントレやった?」
「…えっと…さっき、来る時に車の中でやった分も入れると、1,050回です」
沈黙が満ちた後、ため息がそこかしこから洩れた。
幸太も目を丸くした。テレビゲームもやらず、お笑い番組も我慢した結果
の300回である。こんなに集中してとりくんだことはなかったから、思い
っきり自慢していたのに。
「……続けてやってたら、頭痛がしなかったか?」
「あ、ぼーっとしてくるので、教わった呼吸法で気分転換しました。それを
やると、すっとするので、何回でもできました」
矢崎は天を仰ぐ。
それを見て、雄斗の不安が膨れあがった。
矢崎が子ども達のコーチを引き受ける気になったのは、長いリハビリ期間
中にはどうしてもモチベーションが保てないため、気分転換のつもりであった。
メンタルトレーニングの基礎を教えたことも、集中力を保つことがなかなか
難しい遊び盛りの小学生に対して、どれだけ効果を与えられるだろうかとの
思いつきからであった。
「やべーな……」
思わず洩れていた。
今まで見せなかった素の表情をのぞかせる。
――――もしかしたら、俺はとんでもないことをしたのか?
矢崎の行うメンタルトレーニングは、矢崎の実践を提供して完成した
ものである。ジュニアの合宿で受けたメンタルトレーニングの講義は、
2時間という時間の制約から総論的なものに過ぎず、当時はまだ重要視
されていなかった。その効果に目をつけた矢崎が自分から講師を訪ねて
教えを仰いだ。その理論に対して、未検証であったスピードスケート分野に、
矢崎が試行錯誤して取り組んだ実践例を組み込んで検証を重ねた結果、
体系づけることができた。学会で正式に発表され、スケート協会にも報告
されたものである。
44の続きです。
まだ歴史が浅いこの理論を小学5年生から実践していったなら、どれほど
の効果が得られるのかは矢崎にもわからなかった。
両手で髪をかき分け、雄斗を真正面に見下ろした。
少女の可愛らしさも感じさせる少年。わずか11才に過ぎない少年のどこに、
これ程の力を秘めているのだろうか。自分の頃と比較しても突出している。
このまま真剣に練習を重ねていったなら、どんな選手に育つのだろうか。
――――いまの内につぶすか?
ふとそんな思惑が頭の隅をよぎり、次の瞬間苦笑した。
400mリンクのないところにスピードスケートのメダリストは育たない。
このままでは雄斗は『ロングの才能があった少年』として選手生命を終える
だろう。もしくは、ショートの選手として大成するか。
矢崎は中学に進学する際、身近に400mリンクがありながら長野を選んだ。
指導体制の充実や、長野という地形が及ぼす効果に気が付いたためでも
あるが、簡単にそれができた訳ではない。
しぶる親を説き伏せて下宿を決め、選んだ中学や長野県スケート協会に
一人で自分の価値を売り込みに出かけた。そして、初めて招集された
ジュニアの合宿でメンタルトレーニングの理論に触発され、その講師を
訪ねていったのだ。
45の続きです。
その講師を訪ねていったのだ。
すべては、世界記録をこの手で塗り替えるために。
その究極の目的のためにこの6年間が、これからの数年が存在すると
言える。もし、この少年が、置かれた劣悪な環境を己の力で切り開いていく
ならば、将来王者として戦うだけの価値がある。
――――おもしろい
矢崎は知らずに笑みを浮かべていた。
見上げている雄斗の瞳は不安で潤んでいる。何か意地の悪いことを言えば、
涙を溢れさせるだろう。
「君が絶頂期に俺は30かー」
「何いってんのか、さっぱりわかんねーよ!」
長い沈黙に、幸太は焦れてしまった。
「ああ、俺は自分のライバルを自分で育ててしまったらしい」
「ええ?」
雄斗の目が点になる。皆も不審な面持ちで矢崎を見つめた。
「ええと、なぜそんな結論になるのか、わからないんですが」
冷静に透は疑問を口にした。
「そうだぜ、いつかオレがお前を超えてやるんだからな!」
指をさした幸太に向かって、矢崎はふっと鼻で笑ってみせる。
「お前のような強気まんまんのタイプは、ライバルにならないんだよ。
俺が本当に怖いのは……」と言って、矢崎は雄斗を見すえた。
「君のように諦めない人間だ」
46の続きです。
スピード勝負であるレースで矢崎は負けることがない。練習の成果を100%
出せばいいからだ。突出した集中力と、それを完全にコントロールできる
だけの強い精神力を持つと自負している。だが、記録では絶対に敵わない
とわかっていても、諦めずに挑んでくる選手が一番苦手なタイプだった。
原因は自分の中に潜む侮り。精神面を鍛えたつもりでいても、時として
思わぬ慢心が浮き出てくるのが腹立たしかった。
雄斗は矢崎の言葉の意味がわからず、他の者も本気で子どもの雄斗を
ライバル視しているとは考えられずにいた。
矢崎は戸惑いを漂わせる雰囲気に気づき、言葉を続けた。
「いや、今のは忘れてくれ。ただの可能性にすぎない」
「じゃあ、質問に答える」
口調を変えた彼はいつもの雰囲気を取り戻し、好感をあたえるさわやかな
笑顔を見せた。
「先週、一番効果が出たのは雄斗君だ。一週間で1000回なんて、なかなか
できない、俺以外はね。ショートの練習で空まったのは、ちゃんと理由が
ある。半端じゃないメントレで、深く強く脳に俺の滑りを刻み込んだから、
実際に滑る時には、それを脳が忠実に再現しようとして、目や耳や肌での
感覚とのズレが出たんだ。頭の中は500mを滑ろうとしているのに、現実の
身体はショートを滑るから、感覚が合わなくなったんだ。こんな事は全日本
の選手でも、なかなかできることじゃない。それだけ雄斗君の集中力が
優れていた証明だ。次のショートの練習には、先に上手な選手の滑りを
脳内でイメージしてから、練習に入るんだ。すぐに慣れるから。それに、
ショートの滑りをイメージすることはプラスになる」
47の続きです。
「…で、でもボク、一つしかやっていません。実際に滑っていません」
「ん、ああ、三つそろって1セットというのは、俺から見て、一番効果が
あると思うやり方なんだ。一つだけでも効果がある。1週間で1000回も
やったら、凄い効果が出るだろう」
その瞬間、雄斗の鼓動が大きく打つ。
「じゃあ、じゃあ、400mリンクで滑るのと同じですか?!」
「まったくイコールとは言えないが、それに近い効果がある。これは科学的
に実証されている。今滑ったらきっと、記録が伸びるはずだ。以上、納得
できた?」
頬が紅潮した。
「は、はい! ありがとうございます!!」
――――リンクがなくても戦える……!!
今の状況でも高月と互角に戦えると保証され、雄斗は興奮した。
今の練習方法で間違っていない。努力をすれば環境の悪さを克服できると
保証されたのだ。
48の続きです。
――――がんばろう。もっとがんばろう
雄斗の胸の内で、小さな炎が点った。
それは希望という名の付くもの。人はそれさえ手に入れば、どんなに困難
な状況でも暗闇の中を進むことができる。
――――高月君に勝つんだ!!
「じゃあ、練習を始めようか。今日は1000mの練習を中心にしようと思った
が、先にみんなが自主的にやったメンタルトレーニングの効果を計って
みよう」
「はい!!」
みんなに異存はない。
「軽く身体をほぐしたら、雄斗君から始める」
「はい!」
雄斗は屈伸運動をしながら、400mリンクを見た。
北見のリンクとは違って、冷たい風に押し戻されることもなければ、
突き刺さるように雪が目に飛び込むこともない。氷の感触も違うリンクだが、
余分な力を抜いた正しいフォームで滑ると、氷が喜ぶことは同じだった。
矢崎が示した最高のラインを、脳内で数え切れないほど観た滑りを、ここで
再現してみせる。
「Go to the Start 」
雄斗は位置に着いた。
乙です乙です!
また続きが読めて嬉しい!
乙でした!
作者様に多大なる感謝を!
このスレ立ててくれた人にも感謝!
乙です。
・・そうですか、雄斗君メントレ1050回しましたか・・
彼ならしちゃうかもしれないですねえ。
吾川君300回も奇跡に近いですが(成長したなあ)。
ユート3巻では日光のレースが終わってからいきなり全小参加のシーン(コマ?)
しか登場しないので、全小までに練習したのかしないのかよくわかりませんね。
まあ日光のレースが11月末(多分)で全小が冬休みなら、
実質1ヶ月といったところなので、時間的にちょっと難しいのかもしれません。
それでも雄斗君なら全小までにスラップに慣れておきたいと思うのは
ごく自然な流れかなとも思うので、
その中でこういうエピソードがあったら面白いですね。
雄斗君に関しては、技術面よりもむしろ精神的な面や性格的な面で
克服すべき点があるように思えますし、それが彼の人間的な成長にも
つながっていくのではないかと思っておりますので。
乙ってオッケーのことですよね。(2ch用語がよくわからないので、教えても
らいました…)
納得していただけて良かったです。ありがとうございます!!
ラスト5Pでは、決着がつかなかったとありますから、一方的に負けてはいない
はずです。500mと1000mの2種目の内、一種目で勝ってもう一つは負けたか、一種
目は同タイムで二種目めは何らかの理由で欠場・棄権して勝負がつかなかった、
という場面が容易に想定できます。
互角に近い戦いにもっていくには、それなりの高度な練習が必要です。
高月君は毎日好きなだけ適切な練習ができるのですから、週一回のショート
練習だけでは絶対にムリです。
差を埋めるだけの練習とは?と考え、週末毎の400mリンクでの練習、高い能力
をもった指導者、能力を引き出す指導法などを設定しました。
メンタルトレーニングは、実際に各種スポーツの実力者が数多く受けています。
実例として、運動音痴の青年が脳の運動プログラムを正しく設定し直したら、
音痴が直ってしまったことが挙げられていました。
集中力も訓練で改善できます。私がスポーツをやっていたら実践したいと
思う例がいっぱいありました。
スピードスケートの実践例はなかったので、少々付け加えてみました。
私は雄斗のスポーツマンガの主人公らしからぬ優しい性格が好きなのです。
もし主人公が吾川だったら、自分で書いてみようとは思いませんでした。
自己主張が少なく、穏やかな性格をしていながら、スピードスケートに関する
ことだけは絶対に譲らないという落差に惹かれました。
もの凄い集中力をもってますから、普段の性格はあのままでいいのじゃないかな
と思います。芯の強い子です。11才で親離れを自分で選んでしまうのですから。
話はあと数回続きます。
49の続きです。
彼は機械的に処理していた手を止めた。
参加選手欄に見覚えのある名前。
「……ああ」
合点がいって大きく頷いた。
「伊藤さん、どうしました?」
隣でパンフレットの校正をしていた男が聞く。
ここは北海道スケート協会の事務所の一角を借りて、全国小学生スピード
スケートスプリント選手権大会の運営をしている事務局である。協会の職員
が大半を占めるが、ボランティアも何人か含み、準備に追われていた。
「ほら、北見の瀬尾ですよ。瀬尾が参加を申し込んでいたんですよ!」
「えっ? 確か東京に引っ越ししたんですよね」
「ええ、そう聞きました」
「スケート続けていたのですか。東京でしょ? リンクがないんだから無理
ですよ」
伊藤は頷き、残念そうな表情で続けた。
「せっかく参加しても、もう道内の子には勝てないでしょうね。とても才能
ある子だったのに……」
54の続きです。
その時、ソファに座って遅い昼食を摂っていた若い男が、スポーツ新聞
から顔を上げた。
「2、3週間前に、山本さんから電話がありましてね。瀬尾君が富士急ハイ
ランドのリンクで毎週練習するから、近くに誰か指導してくれる者がいない
かって……」
「ああ、私にも来ましたよ。高橋さんとこにもいったんですか。あれは瀬尾
君のことだったんですね」
「それで、昨日の連絡会で山本さんと話したんですが、信じられないことを
言ってましたよ。大げさに言ってるのかなと思ってましたが…」
「何て?」
いつの間にか事務局の皆が注目していた。
「…瀬尾君が、45秒54出したとー」
この数字が意味することに、皆は沈黙させられた。
「ばっ、ばかな!」
吐き出すように言う者がいた。
神妙な顔付きで、高橋は続けた。
「本当に毎週富士に泊まり込んで、ジュニアNO1だった矢崎選手の指導を
受けているそうですよ」
矢崎の名前は皆がよく知っている。珍しく道外の長野で頭角を現しながら、
常にメダルを独占し、昨年のWカップでは6位入賞を果たした選手である。
関係者にはポスト加藤条治と思われている。
55の続きです。
「だが、東京にはクラブもないだろう」
「瀬尾君は、ショートのクラブで続けたそうですよ」
「そうか、ショートか…」
「ショートをやりながら、そんな記録が出る訳ないだろう」
「…そう思いますけど、山本さん、とても自慢げでしたよ」
それまで黙って書類を見ていた事務局長――協会の強化部長を務める――
が、話に加わった。
「おい、帯広の高月の調子はどうなんだ」
「はい、梶田監督も機嫌よかったです。シーズンインからずっと、高月君は
45秒台を出してるそうです」
それを聞いて、皆は胸をなで下ろした。
あの少年なら、きっと期待に応えてくれる。将来のオリンピック選手と
評されるのは伊達ではない。
「しかし」と、事務局長が声を出した。
「スケート王国の道内の子が、万一にも負けるようなことがあっては
ならない。北海道のメンツに賭けても」
「はい、各クラブの指導者宛に、心するようにと念押ししておきます」
56の続きです。
長年、北海道が日本のスピードスケート界を土台から支えてきた。
この厳しい北の大地だからこそ、いつでも滑ることができる自然のリンク
を作り出し、無数の幼児がリンクで愉しむ中から才能をもった子どもが
育まれ、その中からたった一人、王者の力をもつ少年が表彰台の真ん中に
立つのだ。
全小大会で優勝する子どもは、文字通り日本一才能のある子であり、将来
輝くメダルを日本にもたらす選手である。無償で道内の指導者や関係者が
必死で支えてきた結果の結実であり、自分たちでなければ成し遂げることが
できないという自負が、また己を支えてきた。
それが、400mリンクもなく、道外でショートを学ぶ子どもに、断じて負ける
ようなことがあってはならないのだ。
そして、彼は言葉に出さずに「しかし」と続ける。
――――信じられない悪条件の下で、本当に日本一を争う記録を出せるなら、
それこそ希望と呼べるものではないか
10年後の日本の。
晒しage
「乙」は「おつかれさまでした」の略ですよ
ヒカルの碁も小畑の絵があったからこそ人気が出たんだろうな。
>>57 乙です!
ついに3巻ダイジェストで描写されている部分に入るのですね。
「東京なんかに行ったら終わり」と思われている中で、
あきらめず、しかも実力を伴って挑戦してくるということは
それ自体衝撃的なことでしょうね。(コマもそんな感じでしたよね)
雄斗の性格の件は、スケートに対する熱意、そして集中力に関しては
おっしゃるとおりで、ずば抜けたものを持っていると思います。
ただ、マジメで集中力がありすぎるために、夢中になると周囲が見えなくなる
傾向があって、時にそれが裏目に出てしまうこともあるように見受けられるのです。
(吾川VS修の5人のレースのときの「ゆっくり」を忘れてしまうところとか、
周回遅れの子に気づくのが遅れたりとか)
無論、技術的な課題と言うこともできるのですが、ストーリー的には
吾川、牧原、高月といった、それぞれ異なる性格を持つ子供たちとの
交流を通じてこれを乗り越えて行く姿が描かれればいいなあ
と期待していたもので、
>>52のように感じた次第です。
もちろんこれはほかのキャラにも言えることで、最終的にはそれぞれの成長物語
となるはずだったに違いないと思うのです。(ヒカ碁もそんな感じでしたので)
ホントはどのキャラも愛おしいんですけどね。。
分析の目で読むときは、心を鬼にしてますw
いずれにしても、本当に味わい深い漫画です。
62 :
愛蔵版名無しさん:2006/09/19(火) 11:38:26 ID:i24FA+TS
肝
63 :
愛蔵版名無しさん:2006/09/25(月) 00:44:06 ID:HWsS9a19
ところで、ユートに登場する場所に行ったことのある人いる?
漏れは霧降と西東京には行ったんだけど、さすがに北海道は遠くて・・
あ、江戸川区にも行ってないけど。追加スマソ。
65 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/01(日) 18:51:13 ID:pEWOJI8i
ユートが復活するチャンスって、次の冬季五輪の1年ぐらい前かな?
復活するんなら小畑じゃないと成功しない
ラストページに出た松原湖に行ってきました。(別の用事を兼ねてですが)
まんまあの絵通りでした。写真で絵を起こしたのでしょう。二人が駆けてきた
方向は、柵のない小川が流れている所なので、受付を通らないでも
入れると思いました。
小畑さんはもう描かないでしょう・・・
原作の雰囲気を丁寧に描いてくれる方ならば。
61さんへ コメントをありがとうございます。
原作をよく読み込んでいらっしゃいますね。
ほんとその通りです。子ども達それぞれの家庭環境や育ち方を丁寧に
描いて下さって、何回読んでも飽きません。
雄斗の性格も、これからの生き方、関わる人間との育み方でいくらでも
変わっていきますから、今現在にはこだわりません。目の前のことに
夢中になって、まわりが見えなくなるのは子どもなら当たり前のこと。
ヒカ碁はマンガ喫茶で三回読み返して、ついには買ってしまいました。
スラダンの愛蔵版の絵の迫力といったら凄いので、ヒカ碁でも出たら買って
しまうかも・・・
57の続きです。
「監督?」
子どもに声をかけられ、梶田は休憩時間が過ぎたことに気が付いた。
「ああ、すまん、休憩終わりだ」
彼はかぶりを振り、山本監督の得意顔を意識から払った。
「次は1000mだ。200m毎に記録を取る。5人で組んで」
そう指示して、後ろに控える父母達に頭を下げた。
「すみません、記録係とビデオ係をお願いします」
「はい。毎年この時期になると、どきどきしますね」
「ええ、あと2週間ですから、仕上げに入らなければ」
――――いかんな、俺の方が動揺してどうする
だが、意識しないようにと思えば余計、雄斗の記録が浮かんでくる。
45秒54が出せたとは、どう考えても不可解だった。
山本はメンタルトレーニングが如何に重要かと、さも自分が発見したか
のような口調で言っていたが、昔、道内の指導者を集めた研修会で、
メンタルトレーニングの講演中にいびきをかいていたのは彼だった。
それに、子どもはまじめに練習して、勝つ楽しさや自分が伸びる手応えを
知れば、取り立てて精神面での強化は必要ないと梶田は考えていた。あがり
が原因で負けたなら、次はどうすればいいか自分でも考える。負ける事は
次に成長するためのステップとなる。常に高月は100%の力を出すことが
できるし、あがることもない。精神面での強さが群を抜いているのは、
それだけの練習を重ねてきたからに他ならない。
68の続きです。
一組目がスタートした。スタートダッシュから先頭に立つ高月。彼は順調
に記録を伸ばしているが、雄斗も伸ばし続け、いつのまにか背後に迫って
いた。
――――問題があるとすれば俺か……
何故雄斗がこれ程の成績を挙げることができるのか、梶田は原因がわから
ないからかえって頭から離れない。これが、もう一つのスケート王国である
長野でのことなら納得できるのだが。
更新された雄斗の記録を告げた時、高月は一瞬驚いて見せた後、唇を噛み
しめ、その後で自己ベストを更新した。信じられないことに、44秒台を目前
としているのだ。
いきいきとした表情で、今日も真剣に練習に取り組む。普段は無駄口を叩か
ない性格だが、長年そばで見てきた梶田は、言葉よりも表情が雄弁に物語る
ことを知っていた。
――――そんなに嬉しいのか、ライバルの成長が
ライバルがいて、真っ正面から競い合えるということは、幸せなことだと
改めて思った。その時梶田は、ふと自分を睨み付ける山本の目を思い出した。
69の続きです。
もう20年以上も前のこと。まだ余分な贅肉を付けなかった頃の山本は、
自己ベストで1秒以上遅かったにもかかわらず、まるで対等のライバルの
ように振る舞っていた。彼にもっとセンスがあれば、レースがおもしろく
なるのにと思ったこともある。
人一倍努力をする選手だったが、センスには今一欠けていた。その恵まれ
た心肺機能や筋力、根性は、どう見ても長距離に向いていた。事実、国体で
長距離選手が足りなかった時、出場した一万メートルで2位に入賞している。
なのに最後まで、短距離にこだわった。
――――俺のせいかもな……
自分と張り合いたかったから短距離を続けたかもしれないと、梶田は
思った。「今日こそお前に勝ってみせる」と何度聞かされたことか。
高月が雄斗の存在を糧に成長していくように、雄斗もまたそうだとしたら、
高月が記録を伸ばす限り、雄斗も成長していくのだろうと、ようやく梶田は
思い至った。
一体二人はどんな勝負を繰り広げるのだろうか。
彼は監督という立場を離れ、一人の観客として白熱するだろうレースを
見たいと思った。
71 :
61,63:2006/10/03(火) 00:24:31 ID:???
>>67-70 待ってました!乙です。
山ちゃん、梶田さんに対抗心燃やしてましたもんねえ。
そんなことがあってもおかしくないか。。
山ちゃんは選手としては大成しなかったのかもしれませんが、
指導者としてはなかなかの人格者だと思います。
梶田さんも、子供の伸ばし方をよく分かってるみたいですしね。
ラストページのリンク、松原湖って言うんですね。。
ググって見たら、確かにスケートセンターがありました。
私も霧降は3巻発売直後、つまり11月だったので紅葉狩りを兼ねて
訪れました。(きっかけはユートですが・・)
こちらもまさに絵のとおりのところで、あの「スケート靴リサイクル」
という張り紙もちゃんとありました!(文言も全て一致)
また西東京(東伏見)は、仕事の都合で前を電車で通ることになったので
途中下車しました。
こちらは建物は若干屋根の形を変えてありますが、
最初に雄斗と幸太が入っていった「夜間専用出入口」などは、
扉の横においてある台車までぴたりと一致していました。
駅もあのとおりでした。(しかも乗る方のシーンで描いている駅舎は、
実は同じ駅の反対側だったりする)
河野さんも一緒に取材したのでしょうね。
いろいろ分かって面白かったです。
愛蔵版って、完全版のことですか?
私はスラムダンクのは持ってませんが、ドラゴンボールの完全版を
全巻持ってるので、仕様は分かります。
カラーもさることながら、モノクロも新書版に比べてコントラストが
はっきりしているので、画力の高い作品ほどそのメリットが実感できますね。
ヒカ碁やユートでも出してほしいものです。
72 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/06(金) 13:38:33 ID:VuBb019a
ストーカーかよ
キモイ通りこして引くわ
ぐぐっと引いて、冥王星まで行っちゃえば?
昔から、マンガだけでなく、小説や映画・歴史の舞台や縁の地を
訪れるのはファンならやることですが。
うわぁ・・・
75 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/08(日) 22:09:37 ID:kapdAqWP
____
/ \ /\
. / (ー) (ー)\ キリッ
/ ⌒(__人__)⌒ \
| |r┬-| | ぐぐっと引いて、冥王星まで行っちゃえば?
\ `ー'´ /
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
キモオタの馴れ合いと自演塗れか
ニート(ほったゆみ・河野慶) その1
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) 夜間専用出入口の台車までチェックするのは
| ` ⌒´ノ ファンで済まされないだろ。常識的に考えて・・・
. | }
. ヽ }
ヽ ノ \
/ く \ \
| \ \ \
| |ヽ、二⌒)、
____
/ \ /\
. / (ー) (ー)\ キリッ
/ ⌒(__人__)⌒ \
| |r┬-| | ぐぐっと引いて、冥王星まで行っちゃえば?
\ `ー'´ /
ところで
吾川ってさ、雄斗と出会うまで友達いなかったのかな?
ここはキモオタの巣窟ですね
社会人のほとんどの人が、2ちゃんで遊んでいると言えば、ぐぐっと引きます。「キモオタ」と思われることも覚悟しなきゃ。
マンガの話をすれば、「マンガおたく」になるし、
コミケに行ったことがあると言えば、「もの凄いおたく」と見なされる。
皆大人だから言葉に出さないけど。
私の回りに2ちゃん住人は誰もいません。私だけ。(この板だけみてるんですが…)
あなたも私も同じ。 限られた世界でけなしあっても楽しくないですよ。
どうせ同じおたくなんだから、楽しくやらなきゃ損!!
____
/ \ /\
. / (ー) (ー)\ キリッ
/ ⌒(__人__)⌒ \
| |r┬-| | ぐぐっと引いて、冥王星まで行っちゃえば?
\ `ー'´ /
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
84 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/18(水) 02:21:50 ID:ODNlvWI0
ほったゆみってまだ充電中?
新作の予定とかないんでしょうか?
____
/ \ /\ キリッ
. / (ー) (ー)\
/ ⌒(__人__)⌒ \ <どうせ同じおたくなんだから、楽しくやらなきゃ損!!
| |r┬-| |
\ `ー'´ /
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
____
/_ノ ヽ、_\
ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\ /⌒)⌒)⌒)
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / // <だっておww
>>82はキモオタだおwwおたくに失礼だおwwwww
| :::::::::::(⌒) | | | / ゝ :::::::::::/
| ノ | | | \ / ) /
ヽ / `ー'´ ヽ / / バ
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バ ン
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、 ン
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
リアルで盛り上がれないから2ちゃんで盛り上がるんだとオモ。
逆にリアルで2ちゃんの話題で盛り上がっている方がちょっと…
>>84 ユート再開がだめなら次回作を期待したいが、
これまでのやり方を維持するなら取材が必須だから
すぐは無理かな…
ユートの場合、連載より取材期間の方が長いのでは?
ていうか取材内容をまだ全部盛り込んでないんだから当たり前か。
どう考えてももったいない…
気持ち悪いファンだなあ
先日新聞のTV欄を見ていたら、NHK衛星第2のところに
「ユート」
って書いてあったんで、えーっ!?と思って調べてみたら、
「シルクロード少年ユート」
どこまで行く気だユート・・_| ̄|○;
>>80 吾川自身は話しかける相手=友達って思い込んでて、
相手はうざがってる、ていうパターンかも。
そういう意味じゃ雄斗が最初の友達?
雄斗も最初はからまれてるも同然だったがww
85さん、だから2ちゃんにこうして書込してたらオタクと思われるんですよ。
自分から遊んでいるとは言わない方が無難です。人は自分が知らない世界や
ツールに対して、偏見の目で見ることが多い。理解できないものにはレッテル
貼って安心したがるから。
80・89さん、吾川は友達一人もいないと思いました。一コマもでてこないし、
嫌がられている描写ばかり。本人はまったく気にしていないけど。
これが現実なら、友達が作れない自分自身に対して不安や劣等感を感じて
暗くなるのだけど。
吾川って、たくましい。
>>90 レスからマイナスオーラ出まくり!
そりゃ、学校じゃネットの授業の時に2ちゃん開けちゃいけませんって言われるけどさー・・・
オタクとか2ちゃんじゃなくてあなた自身に問題はありませんか?
SEXとかしたことありますか?
>>90 吾川は自尊心が強くて、あまり人からどう見られるか気にしない性質だから
それほど暗くはならないんだと思う。
それでも雄斗といるときの、明るく楽しそうな描写を見てると、
やっぱり雄斗と友達になれたことがうれしいんだろうな。
自演上げ
94 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/21(土) 18:23:46 ID:k7BTycjH
小畑が居ないと何も出来ないだろほったは
写楽麿も大場も同じ
95 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/22(日) 02:30:09 ID:DWiwvQKd
ほったゆみのストーリーテリングの上手さはほんとすごいと思うけど、やっぱ
ユートは画を間違えたよな。
次に誰と組むかは重要だよ。
小畑みたいにオタと女性層、
一般人にもある程度受け入れられるような絵柄だから、
ヒカルの碁は成功したんだよな。途中から急激に絵柄が変わったし。
ユートはいかにもショタ狙いだった。
一度成功した原作者だから打ち切る訳にもいかず、様子見したがあっけなく消滅。
ショタ狙いには思えませんでした。狙っていたら、もっとあざとい絵柄を指示した
のでは?絵描きさんは結構絵が上手いもの。腐女子狙いの脇キャラを入れることは
簡単にできたはず。
ほった先生が一番読んで欲しい思った層は、小学生だと思います。
暴力、殺人、弱肉強食の刺激の強い世界ではなく、子どもにとって現実に生きていく
上で、夢を持つこと、それを叶えるために努力することについても考えて欲しかった
のだと思います。親に言われるまま従って生きていくのではなく、人と関わって
いく上で学ぶもの、自分の頭で考え、行動に移していくことを。
現実の小学生がおかれている環境は、家庭も学校も問題ばかりで(子どもに人間
としてやってはいけないことを、教えられない親が多いし、親の期待に押しつぶ
されそうになって、はけ口をいじめに求める子も多い。見下す人間を見つけるために
少しでも違うものをもつ人間を探し出す)、この子達が10年後どんな大人になる
のかと思うと末恐ろしくて・・・
子ども達が子どもらしく育っていく上で、本やマンガや映画などの文化が重要な役目を
果たします。現実に塾で忙しくて友達と遊ぶ時間がないなら、せめてそれらに触れる
ことによって、友達と関わるということ一つをとってみても、それがどんなものかを
少しは学ぶことができるから。
教育関係者の話をみると、今の子ども達を取り巻く状況にもの凄い危機感を
抱いています。子どもをもつ親なら当然(社会性もないバカ親は別ですが)。
ほった先生が間違った点とは、想いを受け止めてほしい小学生が、受けとめる
だけの感受性・感性がないことに気がつかなかったことかな。
私は児童文学も好きなので、ユートはとても良質な児童文学とも思いました。
/ ̄ヽ、
/ あ l /\
ハ| あ |/ ヽ
. / | | ヽ /|
| そ | |/ |
| う | |
ヽ : | |
\ ∧ /\ ∧ /__
∨ ヽ、/ ヽ/ | /
∧/ ̄ ̄  ̄ ̄`| /
/ヽ| ≡≡ / ≡≡ |-、/
〈(^l.| | |^/
ヽ '゛ 〉 レ'
\ `|| ___ /
<. |\ `ー' /
ヽ| \ /
,...-‐| ` ー‐'l_
/:.:.:.:.:.``丶、._ |_>、
〉:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ̄:.:.:.:.:.:ヽ
--/_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〉`'ー-、_
 ̄丶、:__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_/ `'ー-、_
 ̄ ̄ ̄ `'ー-、_
●
45秒05。
つい昨夜聞かされた高月の記録に、どうやって追いつき追い越せばいいの
だろうかと雄斗は懸命に考えていた。
以前のように、追いつけないのではないかという焦りはない。自分も少し
ずつ高月君に追いついている。富士のリンクに来る前は大幅に引き離されて
いたが、今や射程距離にある。勝負は最後の最後、レースが終わる瞬間まで
わからない。その時までにどれだけ自分が努力したかが問題なのだ。
「君のライバルも凄いけど、雄斗君、君も凄いよ」
休憩時間に、矢崎にそう話しかけられ、雄斗は少々面食らった。
「ここで練習を開始したときは48秒台だろ? それが45秒60。1000mは1分39秒から
1分35秒に。この伸びは驚異的だよ。いや、伸びしろだけでいったら、幸太の
方がもっと凄いか」と言ったので、幸太は褒められたと思って顔を輝かした。
「いやいや、もともとが低いから、比較にならないか」
「なんだよ、まだ10日もあるじゃねーか! オレはもっともっと伸びるん
だぜ、あっと言わせてやるからな!」
冬休みに入った雄斗達は、今回が富士急ハイランドでの最後の練習になる。
最後だからと、二日間ではなく四日間の合宿になった。矢崎もできるだけ
コーチすることを約束している。27日に雄斗は幸太達と共に北見入りし、
山本監督の指導をクラブのメンバーと共に受ける予定になっている。
透は大会の申し込み時点で、不参加を示した。
すみません、上記とも70からの続きです。
はははと楽しそうに笑い、矢崎は幸太の頭に手を伸ばす。
「お前の徹底した前向き思考は、競技者に向いてるな。早く俺の所まで駆け
上がってこいよ。蹴り落としてやるから」
くしゃくしゃに幸太の髪をかき混ぜた後、矢崎は雄斗に視線を向けた。
「君はもっと自信をもっていい。ショートを学んでいることは、君にとって
とてもプラスになっている。コーナーだけなら、君の方が勝っているはずだ」
「えっ!?」
「世界記録を出した加藤条治は、少年時代にショートを学んだ。そのため、
コーナーのラップタイムがとても速い。コンマゼロで競う500mなら、それが
決め手になる。1000mならコーナーが何回あると思う?」
「あ……」
徐々に雄斗の中で、矢崎の言おうとしていることが染みこんでくる。
「ショートやってるオレたちの方が、有利だってことだな!!」
先に幸太が答えを叫んだ。
「そう、君が東京でショートを学んだことは、無駄じゃない。これからも
その経験は生きるよ。俺もケガが完治したら、ショートを始めるつもりだ」
雄斗は瞼を閉じて、今の言葉を噛みしめた。
すうっと染み渡っていく。まるで薄い霧が晴れていくようだった。
これが何よりも欲しかった言葉だと、雄斗は悟った。
――――東京に来たことは無駄じゃなかった
無駄なことなど何一つなかった。幸太と出会ったことも。ショートの
クラブに入ったことも。高月君と比べて劣る状況に、身をよじるような辛さ
を感じたことも。何一つ無駄にはならず、自分を強くしてくれた。
すべては彼と本当の勝負をするためにあった。
雄斗は目を開いた。
「俺がもっているものを、盗めるだけ盗むんだ」
「はい」
しっかりと決意を込めて、雄斗は頷いた。
「よし、休憩終わり。準備体操をしたら1000mを始める。今日はペース配分
を徹底的にチェックするぞ」
「はい!!」
佳奈が矢崎の隣に寄る。
「矢崎君、さっきの話、聞いてて嬉しくなっちゃった。雄斗君の顔、いき
いきしてる。子どものやる気を引き出すのが、上手いのね」
それを聞いて、矢崎は苦笑した。
「本音を言うと、将来ライバルになりそうな奴は、つぶしたかったんです
がね…」
佳奈は矢崎の横顔を見ながら、続きを待った。
「あんな一生懸命な姿を見てたら、何とかしてやりたくなりますね」
佳奈も頷いた。
「雄斗君の懸命な姿を見てるから、うちの幸太も負けたくなくて頑張るの
よね。ほんと、雄斗君と出会えてよかったなぁ」
「人が真剣に願って努力するなら、何とかなるものですよ。運命だって変え
られる」と口にしてから、矢崎は青臭いセリフだと自分でも思いながら続けた。
「そう信じてますよ」
彼の視線の先には、雄斗が立っている。
雄斗は高月君に勝つために、リンクに一歩足を踏み出した。
終わり
102 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/23(月) 22:42:25 ID:NTlbJ6RT
これは酷い
103 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/23(月) 23:47:47 ID:OTi9KOtF
感動した!
終わってしまったんでしょうか・・・
前スレの頃から読んでましたが寂しいです
両極端な感想をありがとうございますv
一応これで終わりです。ストックなくなったので。
原作のラストシーンまで至るには、あと1年ぐらいかかりそうで……
今年の二月からずっとユートに取り組んできましたので、そろそろ他のものを
やりたくなりました。
もし冬が取れたなら、全小大会の二人の勝負を書こうと思います。
ユートを書くために、スピードスケートの世界をかいま見て、私にとっても
いろいろと勉強になりました。
読んで下さった皆さま、ありがとうございます。
せっかくのユートを語る場ですから、これからもここで語っていきませんか。
単行本三冊を買い、近所の食堂や床屋に置くところから
始めようぜ
m9(゚д゚)っ ソレダッ!!
売り上げ増加にもつながるし。
わずかですがボーナスが出たので、3冊セットを取り寄せ、図書館に寄贈を申し出て
みようかと思います。マンガは「はだしのゲン」すら置いてないのですが高村薫とセットで。
109 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/12(日) 00:28:02 ID:sETwYg9n
つーか、ほったの新作ってまだぁ?
何やってるの、ジャンプ編集は?
110 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/12(日) 00:36:31 ID:6tYQtnYL
ほったも大場も写楽も小畑が居ないとね…
小畑の絵は見入って読んでしまう要因もあるけど、
大場はデスノみたいなサスペンスなら小畑じゃなくてもいける。
ヒカルの碁だって小畑じゃなきゃ打ち切りくらってたかもよ
5巻あたりで
逆に行けば、当時のジャンプ編集部に
先を見る目があれば、長い目で見てユートを人気作品にすることも
できたはずだ
まったく。明らかに編集部の判断ミスだろ。
例えば、連載中の頃、雄斗がロングもショートもやりたい、ということ
になったとき、「中途半端」とか「ストーリー上不利」という意見が
見受けられたが、「ロングの選手にとってショートの練習がプラスになる」
という事実を踏まえた構成である、ということがあまり分かって
もらえなかったのかもしれない。
確かに、スピードスケートに関心がなければ知りえない事実ではあるが、
トリノが近づいてくるにつれて、加藤選手の例などはTVや週刊誌でも
よく取り上げられていたので、せめてもう数ヶ月連載が続いていれば、
「ああ、そういうことだったのか」と、その構成の意図に気づく読者も
多かったはず。
そうなれば、日本代表を応援するように雄斗たちにも感情移入する読者が
出てくるだろうし、ほった氏の構成の巧みさに惹かれる読者も増えたのでは?
絵については、確かにヒカ碁の成功は小畑氏の絵抜きに成し得なかったと思うが、
ユートの場合も直ちに当てはまるかどうかはわからないのでは?
登場人物の年齢が比較的低いユートには、河野氏の絵柄は合っていたと思う。
で、3巻の初稿を見る限りでは、雄斗たちが成長しても違和感なく描けそうな感じだったし。
今からでも全然遅くないので、編集部は素直に過ちを認めて
ユートの連載を再開することをお勧めする。
こんなカタチで打ち切りになるのはホントにもったいない
116 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/18(土) 21:08:05 ID:hQkPYJ3Z
朝BS2でやってるユート糞過ぎ
こっちアニメ化してよ
>>116 あれまぎらわしいよね。
新聞のTV欄ってBSはちっこいから大抵タイトルが省略されてて、
「ユート」しか書いてないから、見るたびにドキドキする。
碁と違ってユートはむしろアニメの方が描写しやすいかもな。
なんとかアニメ化ならんかねぇ
118 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/23(木) 22:54:01 ID:iRmdA6Yy
あげ
乙・・落ちそうなのは分かっていたが最近人が多くてなかなか入れんですた。
ところで、結局連載1年持たんかったから人気キャラ投票がないままだったが、
もしやってたらどうなってたかな?
ヒカ碁では、主人公なのにヒカルが1位を取れないのが結構話題になったが、
雄斗も同じ運命をたどりそうな悪寒・・
漏れ的にはヒカルも雄斗も好きだけど。
ほんと、毎日入れませんでした。
わたしはなんと言っても雄斗ですv
こんな優しい子が、勝負者として変わるという落差が目を惹きます。
専用ブラウザいれるといいっしょ
俺はベタベタだけど吾川とユートの両方かな。
どっちが欠けても物語は一歩も進まない。
現在の集計結果
瀬尾雄斗 1
高月和也 0
吾川幸太 0
牧原 透 0
中井 修 0
山口真由 0
中島 寛 0
フルネームが分かってるキャラのみ挙げてみた。
雄斗一歩リード・・ってもまだ1票か・・
確かに、3巻ラストの雄斗の変貌振りはドキドキしたね。
タイミングの関係で修正。
現在の集計結果
瀬尾雄斗 2
高月和也 0
吾川幸太 1
牧原 透 0
中井 修 0
山口真由 0
中島 寛 0
>>121 専用ブラウザ入れますた。
記念に吾川君に一票ノシ
彼の成長を見るのが楽しみなので。(スケートも、人格的な面でも)
雄斗と幸太は名コンビだよな。
幸太が雄斗をリードしているつもりが
いつの間にか幸太の方が雄斗についてってるのも面白い。
現在の集計結果
瀬尾雄斗 2
高月和也 0
吾川幸太 2
牧原 透 0
中井 修 0
山口真由 0
中島 寛 0
ヒカ碁とはちょっと客層違うんかな?
一人一票だともう入れられない〜。みんなこれからどんな風に
成長していくのか楽しみだったんだけど。
北海道の友人にセットで貸したら、職場でユートを知ってる人がいて、続きが
あるなら読みたいと言うので貸していいかと聞かれました。ジャンプしか見て
いないなら、その後の展開に驚くでしょうね。
うーん・・・投票するにはちょっと参加者少ないかな・・
票数にはこだわらないので、各キャラへの思いを語ってくださいな。
>>126 そうなんですよね。掲載順最下位とはいえ、WJに載ってたんだから、
知ってる人はたくさんいるはず。
連載中、コンビニでユートを立ち読みしている高校生?を見かけたこともあります。
さすがに買って読め、というのはハードルが高いかもしれませんが、
(できれば強くお勧めしたいのだが)
3巻書き下ろし部分を読めば印象が変わる人はかなり多いと思います。
本作はカタルシスが足りない、と思っている方は特に。
____
/ \ /\ キリッ
. / (ー) (ー)\ 3巻書き下ろし部分を読めば印象が変わる人はかなり多いと思います。
/ ⌒(__人__)⌒ \ 本作はカタルシスが足りない、と思っている方は特に。
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\ `ー'´ /
ノ \
/´ ヽ
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ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
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/ノ \ u. \ !?
/ (●) (●) \
| (__人__) u. |
\ u.` ⌒´ /
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
>>125 高月に票が入ってない…ライバルなのに…
吾川のキャラが強すぎるからか?
130 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/17(日) 02:26:00 ID:ZUKFfqJw
ユートは丁寧に作りこんだお話ではあると思うんだけど、確かに今ひとつ
魅力に欠けるというか、ヒカルほど面白くはないんだよね。物語の初期と
して。
根拠なしかつ失礼な想像なので、異論があれば教えて欲しいんだけど、ユート
の場合、夫妻が最初からプロットを作ったのがちょっとまじめになりすぎたん
じゃないかと思う。
ヒカルの場合は平安囲碁棋士の幽霊が取り付く、というある意味とんでもな
プロットが実に有効に働いたというか、その縛りにのなかで夫の方の緻密な構
成力が活きてきた、ってことじゃないかな。
妻がプロット、それをついで夫という流れで作ればもっと良くなったんじゃない
だろうか?
____
/ \ /\
. / (ー) (ー)\ キリッ
/ ⌒(__人__)⌒ \
| |r┬-| | ぐぐっと引いて、冥王星まで行っちゃえば?
\ `ー'´ /
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
>>130 「ほったゆみ」の仕事が、実際は堀田夫妻の共同作業によるもの
であるのは指摘のとおり。
夫妻の役割分担についてはよく分からないが、ヒカ碁の場合は、
「囲碁の幽霊がいたら・・」という着想は妻(由美氏)によるもの。
ここからはまったくの想像だが、ヒカ碁において佐為の存在は、
確かに少年誌的な飛び道具として有効に作用し、
(普通の少年であるヒカルが突然囲碁の名人として注目を浴びることになる)
読者を惹きつけることに成功したが、
一方でヒカルが実際に棋士の道を目指し始めると、佐為の存在が
矛盾を引き起こすことになり、また存在意義自体が薄れてしまったため、
最終的にはヒカルの元から去ることになったのではないかと思われる。
これを踏まえて、ユートではそのような設定上の装飾を廃して、
ヒカ碁で描いた主題
(ヒカルと佐為の友情、ヒカル(当初は佐為)とアキラのライバル関係など)
をよりシンプルに、雄斗と吾川、あるいは高月の関係で描けるような設定に
したのではないか。
確かに垂直立ち上げ的な展開ではなかったかもしれないが、
最初から丁寧に伏線が張ってあり、十分な読み応えを予感させる
スタートだったと思うのだが・・
↑一応補足すると、ヒカ碁での佐為の存在が失敗だったということではなく、
ユートにファンタジックな要素を入れなかった理由について、
考えられる一つの要因ということ。
他には、トリノ五輪を見据えていたことから、よりリアルな設定が
求められたということも考えられる。
ヒカ碁とユートに共通するもう一つのテーマ「登場人物の成長」の描写
という観点からは、むしろ佐為のように究極的な立場から見守り、導く
存在があるほうが、成長過程をより明確に示せるのかもしれない。
雄斗の場合、成長への道筋を自ら切り開いていく立場にあるため、
どうしても成長のテンポは地道でゆっくりしたものになってしまう。
(結局、これに読者と編集部が痺れを切らしてしまったということか?)
とはいえ、「自ら切り開く」ことが雄斗にとっての成長の糧であり、
さればこそ大きな成長を遂げたときの喜びもひとしおというもの。
テンポよく成長を遂げる役はちゃんと吾川君が担っているのだし、
設定として決して誤った選択ではなかったと思う。
134 :
愛蔵版名無しさん:2006/12/25(月) 10:36:21 ID:R7r9tvQT
ヒカルで対象年齢が上がりすぎちゃったのをもどすために、子供向けの絵を考えて
あの画としたのかもしれないが、ちょっと内容と不釣合いになりすぎたこともあると
思う。
とにかく序盤をじっくりやりすぎたのが
週刊誌に合わなかったんだなぁ
面白かったのに
1回の分量多くして、月刊連載の方が良かったのかなあ?
ならば月ジャンという選択肢もあったはずだが。
それでもWJでやったということは、
やはりWJ編集部が推していたということだと思う。
誌上でスピードスケート特集まで組んでいたわけだし。
そこまでしてプロモーションした作品を打ち切るというのは
打ち切りが名物のジャンプでも珍しいのでは?
>>136 トリノ五輪を念頭に、1年以上前から丹念に取材し(当然コストがかかる)
スケートの特集を組み、連載開始時には清水選手のコメントまで取って、
いわば鳴り物入りではじめた企画なのに、まだヤマを迎えてもいない
わずか数ヶ月のアンケートの結果が思わしくなかったという理由で、
(とは言っていないが、掲載順から仮定して)
目標のトリノ五輪をも待たずに打ち切り、というのは
どう考えても不自然で、未だに腑に落ちない。
打ち切りの原因をストーリーや作画に求める意見がほとんどだが、
仮に企画の失敗であれば、むしろ編集部の責任ではないか。
スピードスケート特集は、ユートが連載終了してからもしばらく続いていたが、
このことからも、予定外の急な打ち切りであったことが想像される。
打ち切りの理由はどうあれ、これだけ骨太な漫画は望んでもめったに出ない
と思われるので、事情さえ許せば再開が望まれる。
携帯の電子コミックにユート出ないかな?
139 :
愛蔵版名無しさん:
で、ほったの新作まだぁ?