いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りましょう。
過去ログは
>>2
3 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/15(水) 08:31:57 ID:9giwxsaQ
5 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/16(木) 16:13:00 ID:0qDVmM7I
夕霧って右大臣?左大臣?
何か宇治十帖では表記が混乱してたような。
右大臣から左大臣にポスト鞍替えって事はないよね?
>>5 偉い順が
右大臣<左大臣<<<太政大臣
じゃなかったっけ?
スレ違いかもしれないけど御息所の定義がいまいちわからないので誰か詳しく教えて。
私は子供の頃は御息所というのは天皇の子供を産んだ身分の低い女性に与えられる名称だと思ったの。
子供生んだことで愛人から公妾に出世したひとのことかな、と。
二宮母や桐壺はその通りだし。
でも六条の御息所は東宮が生きていたら当然女御になっていたであろうひと。
大臣の娘で、もし父親や夫が死ななかったら皇后も夢ではないくらいの身分で。
だとしたら御息所ってのは身分の低い女性だけのものじゃないし。
一体、どういうことなんでしょうか?
天皇の子を生んだら、身分に関係なく御息所だと思ってた。
天皇の子の母なら、身分に関係なく御息所だと思う。
あさきでは、六畳が他に適切な呼び方がなかったから
いちいち御息所と呼んでるんだと思ってた。
「六条の君」とか「上」とかでは、仮にも元東宮妃を呼ぶのに
軽々しい感じだし、かといって
「六畳の元東宮費」とか「元女御」ではいかにも未亡人感があって
湿っぽくなるから、「六条の御息所」は、
・御息所なのに御所に住んでいない→未亡人
・御息所というだけで娘か息子がいることを示す
便利な呼び名だなあとオモタ。
手元の辞書では「皇子・皇女を生んだ女御・更衣の敬称」と書いてある。
皆様、ありがとうございます。
天皇の女と言っても女御と更衣とでは正妻と愛人くらい差があるので同じ名称で呼ばれるなんてないと思ってました。
まあ正妻は一応一人で女御も更衣も女官にすぎないけどね。
中国式でいうと皇后、妃、賓。
女御は妃にあたるので女官じゃないですよ。
あくまでも妻で皇后の候補。
女官は更衣以下の女性。
女御は女官だよ。寝所に奉仕するって公務もあるし。
臣下は離れてない。
みやすどころは、皇太子に嫁いだ女性などを呼ぶ言葉。
六条もこれ。
大奥では御台所(みだいどころ)と呼ばれていたアレか
この時代の葬式って火葬?鳥葬?
火葬だと思ってたけどテレビの「なんでも鑑定団」で平安貴族のお姫様が
鳥葬によってだんだん骨になっていく様子を描いた日本画を見たのですが。
>>17 その語感から将軍家は一番偉い女性も台所にたたなけりゃ
いけないのか・・・・・と妙に感心していた頃がありました・・・・
>18
貴族は火葬、平民は風葬と聞いたことがある
「姫が骨になっていく絵」は九相図じゃないかな?
江戸時代だと、将軍家の正室が御台所、大大名の正室が御簾中(ごれんちゅう)、
小大名・旗本の正室が奥様、御家人の妻が御新造さん(ごしんぞうさん)、
庶民の妻はおかみさんと細かく呼び名が分かれてたですよね。
あさき〜で、時々、奥様って言葉がでてくるけど、時代的な呼び方としては
どうなのだろうかと違和感があるんだよな〜。世界感が崩れるというか。
「奥様」って、もっと後の時代に出来た言葉じゃなかったかなぁ?
>>20 九相図でググったら確かにそうでした!
ずっと気になっててもう一度見たいと思っていたのでうれしいです!!
与謝野晶子訳の源氏物語では「奥さん」って呼ばれてた
葵の上が死んだ時、両親が蘇生を願って遺体をそのままにしていたけど
死相が濃くなってきたので諦めたという描写があって、
どういう状態なんだろうとガクブルした覚えが。
>>22 ドグラ・マグラに出てきたやつ?
九相図って聞くと、原作の葵の上遺体放置プレイを思い出す・・・
私は「〜の上」の定義が分からない。葵が生きてた頃は正妻専用の呼び名だと思ってた。
紫の君は葵が死んで、世間からも自分も源氏の一の人と思われるほどだから
実質正妻という意味で紫の上になったと納得してた。
でも明石の上は整理がつかない。教えてえろい人。
「九相図」よりも「九想図」の方が多くヒットするみたい
>24
原文読んで無いから何日間そのままにしてたか分からないけど、
現代みたいに医学が進歩してなかった時代は、死んだと思っていたら、
仮死状態だったため、しばらくしたら生き返ったことが結構あったよう。
もっと前の時代にはモガリ(漢字が出ない)と呼ばれ、
数日間埋葬はしなかったらしい。今でも、お通夜として習慣が残ってたとオモ。
死相が濃くなったちゅうのは、つまり腐○が進んだ状態・・・ガクブル。
>25
明石は「上」じゃなくて、「君」とか「御方」と呼ばれていまいか?
↑は、25さんじゃなくって、26さんへのレスでした。
「九想図」、検索しようと「くそうず」で変換したら「クソ渦」になって鬱
(いつものウンコ話嫌いの人、どうか怒らないでください)
いつものウンコ
嫌いな人
↓
珍しいウンコなら好きなのかも
おいおいw
>>29さん
26の者です。彼女は明石の女御と再会したあたりから御方と呼ばれ出したような気が…
確かそれまでは明石の上呼ばわりだったような…手元にないんで間違ってるかもしれません。スマソ。
明石は「明石の君」「明石の御方」。26は記憶違いしてんでしょ。
>>33 〜の君→恋人、愛しい方
〜の上→奥さん
〜の御方→〜のお方(恋愛がらみのネタのない人や謎めいた人)
みたいなニュアンスと勝手に解釈してる。
明石上が女御の世話係に就任して「上」から「御方」になったのは、源氏の女・女御生母である身分を隠すためジャマイカ。
公には一応、女御生母であることは秘密だし「上」だと「誰の奥さん?人妻がなぜ自分に仕えてる?」と女御が疑問視するから。
あれ、じゃあなんで花散里や雲居雁はなぜ「上」じゃないんだろう?
わからなくなってきたorz
エロイ人、誰か教えて。
ああ、昔、レポート作成の関係で源氏の女君たちの呼称の変化を調べたっけなー・・
すっかり記憶の彼方に。
ヒマがあったら原文をあたってみるわ。
26さん、5巻では「明石の上」と呼ばれてましたよ!
それが何故か6巻では呼ばれなくなってる。
せんせも、「何か変だ」と気付いたのではあるまいか。
とりあえず雲居雁の呼称(柏木〜夕霧)
「柏木」
大将殿の北の方・大将の御方・女君
「横笛」
上
「夕霧」
北の方・三条殿・三条の姫君・三条の君・大殿の君・女君・母君・上
ほとんど地の文での呼称で、会話で直接相手に呼びかけているはなし。
「三条の姫君」は花散里が夕霧との会話の中で雲居雁のことをそう言っていた。
ちなみに「夕霧」で夕霧が雲居雁に花散里のことを
「六条の東の上」という言い方をしていた。
ざっと確認しただけなのでモレは勘弁。
明石は原文では「上」と書かれたことはなかったような・・・
研究書や解説書では「明石の上」と便宜的に書かれることが多いから、
大和さんは最初それで描いていて、調べが進んで知識が増えた段階で気がついたんでしょうね。
皆さんどうもありがとうございます。
では明石の「上」は誤りなんですね。謎がとけました〜。
雲井の雁も「上」扱いされてたんですね。何だか安心しました。
40 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/17(金) 17:36:05 ID:eU33cimb
歴代の徳川将軍は将軍・源氏長者・右大臣スタート
>>40 最近、徳川将軍が源氏の氏長者だと知って驚いた。源氏は適当に名乗ってたのかと思ってたので。
明石の呼称の件、そういう事情もあったのね<生母隠し。
でも明石の尼君は幸運の人と、世間で持てはやされてたんじゃなかったっけ?
明石は女御生母というのは周知の事実だけど、建前上隠したってことなの?ややこしい。
・生母がどこまで影響するか
・帝の妃を寝取ったのがどこまで罪になるのか
・貴族女性の外出はどこまで認められるか
が、未だに線引きが分からん。
>貴族女性の外出はどこまで認められるか
葵祭とかの描写あるし行事とかはいいのでは?
ジャパネスクの瑠璃みたいに「しのびこむのになれている」まで
しょっちゅう外出は噂になるだろうし。
一生のうち数えるほどしか外出しなかったんじゃなかった?>貴族女性
玉鬘が京まで旅してきたのは、深窓の女性としては
そうとう異例のことなんだろうなあ。
あのお寺で「おみ足が痛んでもう歩けません」状態に
なるまで、どれくらい歩いたんだろう(一キロくらいとか
だったりして)。
そういえば三巻で葵が牛車から出て祭りを見てたな。
「あれが源氏の奥さんだよ」って平民に言われてて
思いっきり見られてんじゃん!って思ったけど、
平民は人間とみなしてなかったってことなのかな…。
えっ降りてたっけ、葵。
車の柄で源氏が、あれは正妻の青いの車だと気づいて
会釈したんだと思ってた。
庶民が貴族女性を拝すなんてないと思う。
「源氏の奥さんの乗っている車」ということなのでは?
六条って「(死別した)先の東宮の妃」なんだけど
「先の東宮」は桐壺帝しかいないよね。
お前なに言ってんだ
橋本治の本にあったなあ。先の東宮疑惑。
東宮って皇太子=帝になる人?
ヒント:ゆとり教育
六条が最初に登場したのが、桐壺帝のときだから、
先の東宮は、桐壺帝の前に東宮だった人のことだよね。
で、帝になる前に死んでしまったから、六条は先の東宮妃でしかないけど、
この人が死なずに東宮になっていたら、六条は中宮になってたかも。
六条の身分がいかに高いかってことだろね。
死なずに東宮→死なずに帝…ですた。
56 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/18(土) 14:17:47 ID:Yqc+OiDP
足利義満(1358年-1408年)
・ 1366年(正平21年/貞治5年) 従五位下
・ 1367年(正平22年/貞治6年) 正五位下。ついで、左馬頭。
・ 1368年(正平23年/応安元年) 元服
・ 1369年(正平18年/応安2年) 征夷大将軍宣下
・ 1373年(文中2年/応安6年) 従四位下参議左近衛中将
・ 1375年(天授元年/永和元年) 従三位
・ 1378年(天授4年/永和4年) 権大納言。ついで、右近衛大将兼任。さらに、従二位。
・ 1379年(天授5年/康暦元年) 右馬寮御監兼務
・ 1380年(天授6年/康暦2年) 従一位
・ 1381年(弘和元年/永徳元年) 内大臣
・ 1382年(弘和2年/永徳2年) 左大臣。ついで、蔵人別当。また、牛車を許される。さらに、後円融院別当兼務。
・ 1383年(弘和3年/永徳3年) 源氏長者。淳和奨学両院別当兼務。。ついで、准三宮宣下。
・ 1384年(元中元年/至徳元年) 右近衛大将辞任
・ 1388年(元中5年/嘉慶2年) 左大臣辞任
・ 1392年(元中9年/明徳3年) 左大臣還任
・ 1393年(明徳4年) 左大臣辞任
・ 1394年(応永元年) 征夷大将軍辞職。ついで、太政大臣。
・ 1395年(応永2年) 太政大臣辞任。ついで、出家(道有を号し、のち、道義と改める)
・ 1408年(応永15年) 薨去。ついで、太上天皇追号(幕府が辞退)
日本史史上、最高に位階人身を極めた人。
57 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/18(土) 15:44:22 ID:M9JmulGc
桐壺帝の前の東宮って桐壺帝の何にあたるの?兄弟?
兄だろうな。
「あさき」の中では「兄」と桐壺帝が言っていた。
桐壺帝は六条のことを「娘のように案じていた」と言っていたが
六条は夫(前の東宮)とかなり年が離れてたのかな
そりゃ桐壺の兄が東宮だったとしたら桐壺より年上なわけで
歳は離れてるだろうな。
六条が嫁いだ東宮は桐壺院の弟。
早世しなかったら桐壺院の後継いでいた。
でも早死にしたので繰り上がりで朱雀院が東宮になったんだよね。
本来なら桐壺院→前東宮→朱雀院の順に即位してたのに
結局弟なのか兄なのか
軒端のなんとかって言う、空蝉の義理の娘は、最終的に誰と
結婚したんだったっけ。あさきにはそこまで描かれてなかったよね。
ああ、考え違いしてた。弟だ弟。
>64
原作には蔵人少将とだけある
確か橋本さんは六条御息所の年齢設定の矛盾から
「前東宮は桐壺帝の弟ではなくて兄」説をすすめたんだっけ。
昔読んだきりでよく覚えてない。
>56
一休さんと問答してるだけではなかったのか
>64
昔読んだ原作で、確か現時より位の低い人と軒端が
結婚するのを聞いて、「ああ、夫になる人は、軒端が処女じゃないから
がっかりするかなあ、まあいっか。」みたいな源氏の回想シーンがあり、
やなやつ〜と思った記憶が。
更に「あの子イイ身体してるから結婚しちゃっても情人にしちゃえ」って
思ってたしな。
70 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/18(土) 21:21:34 ID:M9JmulGc
結構源氏ってやな奴だよね。
結婚するなら夕霧の方がマシだな。
マシどころか100倍いいよ
0を100倍しても0
>>56 K-1武蔵もびっくり。ちゅうかしらんだろうな・・・・・・
>>66 『賢木』の御息所が娘の付き添いで内裏に参内する部分で紫式部が、
「十六で入内、二十で東宮と死別、三十になって再び九重に云々(意訳)」って美文を作っちゃったんで
桐壺の巻の「東宮決定のショックで光源氏の祖母死去」の記述と矛盾が生じている。
で、
橋本治は桐壺の時点では「病弱な現東宮の代わりの次期東宮に腹の一宮が決定した」という解釈をしている。
ウィキで見たけど、豪快に「賢木の三十は、四十の間違い」と更に無茶を重ねる解釈もあるらしい。
(秋好は斎宮任命時点で二十過ぎなのか??)
げ、間違えた。
>>74 >次期東宮に腹の一宮=×
次期東宮に弘徽殿腹の長男=○
>74
でも原文にはちゃんと「源氏より7〜8歳年上」と書いてあるから
尚わけがわかんなくなるんだよね・・・
いっそ10歳年上にして、12で入内16で未亡人、にすれば
何とかつじつまが合うのにな〜とか昔思った。
>>76 紫式部は物語の途中で年齢設定を変えちゃってるからね。
紫上や明石君の年齢矛盾が有名だけど、六条&秋好も
年齢設定を途中で変えられた可能性が高いらしい。
当初六条は源氏より15歳以上は年上の女として描かれていた。
でも物語中盤で冷泉と秋好が結婚するという展開にするために
やむを得ず六条&秋好の年齢を10歳近く引き上げた。
(でないと、冷泉と秋好は歳の差ありすぎで結婚できない)
六条が賢木巻で年齢説明つきで人生を回想するのは、変更後の年齢設定を
読者に説明するため。
こう解釈しないと前東宮の皇太子時代と朱雀帝立太子の時期とに
矛盾が生じる、と習ったよ。
>>77 なるほど。6行目「引き上げ」は「引き下げ」でオケ?
当時は年の差ケコーンは何歳ぐらいまでアリだったのかね
真木柱と蛍兵部卿も結構年離れてたんだよね
自己レス「女御として入内するには年が離れすぎ」ってことか。納得
80 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/19(日) 18:16:46 ID:TqGqQJOJ
冷泉帝になって秋好中宮に悪戯したい
直衣の後ろにへろーんと下がってる裾って、
地面を歩く時はずるずる土を引きずってるのかな。
時々は家来が裾を持ってる描写あるけど。
源氏ふりふりちんこ
83 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/20(月) 00:48:35 ID:hG1uyfi9
>>77 紫と明石の年齢矛盾の説を詳しく教えて下さい!
84 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/20(月) 00:52:34 ID:XdaFAxPZ
>68-72
白き灰がちになりてワロスw
>83
77さんではないのですが、
「若紫」で明石の入道の噂話をする場面があり、その娘(明石の上)が大変な美人で国司などから
求婚されているし、良清もそのそうらしいという文がある。
男達が言い寄るくらいの年齢なら少なくとも裳着を終えた15,6歳以上のはずなのに、
後に本格的に登場した時、明石は紫の上の1歳下ということになっていた。
紫は、確か初めは8歳差が何時の間にか10歳差になっていた、じゃなかったっけ?
紫式部は「桐壺」の巻から順に書いていったわけじゃないし
今でいう長期連載みたいなもんだから年齢に誤差が生じるんだろうな。
87 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/20(月) 14:53:10 ID:ANn3IrZA
後の時代に再編集されたってこと?
源氏ちんこぷーらぷら
今、宇治編を途中まで読み返し中。あ〜何か暗いなあ。
宇治姫暗杉。明石の上もそうだったけど、
卑下する割にしっかり認めてホスイ願望が強杉。
女ってそんなもんじゃん
たしかに。耳が痛い(苦笑)
>>85 男達が言い寄るくらいの年齢なら少なくとも裳着を終えた15,6歳以上のはずなのに>>
そんなことはない。昔は成人式(つまり裳着)は早い。
15、6は適齢期の半ばで、早ければ12歳くらいで成人していたし。
玉鬘なんか二十歳くらいだったからかなり遅いけど成人前に言い寄られていた。
当時は今と違って女は外に出さずに家の中に隠していたのできっときちんとした年齢も世間ではわからなかったんでしょう。
女房たちの噂話で美人で賢いと聞けば求婚話が出ていてもそう不自然じゃない。
ただそれを差し引いても当時明石は10歳くらいなので相手の男が2、3歳年齢間違えているとは思うけどね。
源氏や頭中将が末摘花を口説いたのも、
美女だという噂に惹かれてだもんね(実物を
見るのは事後)。
実物見てないのに、噂を信じて口説けるってある意味チャレンジャーだよな。
くだらない事なんですが…
「源氏物語」の時代の貴族の女性ってさ…
その…あの…セーリの時、殿方に押し入られたら…どうなっていたんでしょ?
手引きする女房も、それを把握していたってわけないでしょ?
いろいろ調べてみたけど、そもそもセーリをどう処理していたのかって
文献もない…あの時代、ナプキンとか無くて…どーしていたんだ?
腰巻き状の何かをつけていたってのは、室町時代の文献で見つけたけど…
>手引きする女房も、それを把握していたってわけないでしょ?
把握してたのでは
紫式部のひいおじいさんに当たる人も噂だけである女性に狂おしいほど恋をした経験の持ち主だとか。
(聖徳太子の伝記をかいたとかでおえらい学者さんなのに)
>>96 うん、浮舟の女房は生理を口実に匂宮がいることばれないように面会謝絶にしちゃってたよね、確か。
>>95 女房は姫のおシモの始末までするので、むしろ
本人より詳しいはずでっせ。
あと、その時期は「物忌み」とか「不浄の時」とか
いろいろ理由がついて、基本的には人と会わない
ようにするのが当時の慣習だったかと。
もともと深窓の姫君はアクティブに動き回るわけでは
ないから、当て紙なんぞしてじっとしていたんでは。
だから袴が赤いわけで・・・・
宮津姫せーりの時は小碓は歌なんぞ歌って指摘していたがw
>95
いつものうんこ嫌いな人がくるよ!
っていうか、血は酸化で黒くなるじゃん
赤じゃなくて黒袴をはいてほしかったな
多い日も安心で
102 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/21(火) 00:30:30 ID:xxuyOUSQ
>>85 >>92 ありがd。
原作で計算するとそういう年齢設定になるってこと?
あさきでは、この頃、紫が19で明石が18とかって記述あったような。
やっぱり原作も読んでみるべきかな。
他にもそういうつじつま合わない箇所があったら教えて欲しいです。
>>102 77です。明石と紫上の年齢矛盾は
85さんや92さんが説明して下さった通りです。
明石は紫上の1つ年下とされているので、若紫巻では9〜10歳くらい。
結婚の目安となる裳着の式は歴史上早い例でも11〜12歳。
しかもそれは入内などで早く結婚させる必要があった場合が多いようです。
田舎暮らしの明石がその年齢で裳着を終えていたとは考えづらいし、
そもそもあの明石入道がついているのだから、まだ幼女である明石に
男達が言い寄ってくるという状況はやはり不自然かと思われます。
この矛盾は紫式部が須磨・明石巻の構想を先走って書いちゃったのでは、と
言われてます。
紫上は、「藤壺と同じ37歳(厄年)で発病」という展開にするため
紫式部が意図的に年齢をずらしたらしいです。
他のつじつま合わない場所はちょっとわかりませんが・・・
解説本などにいろいろ載ってますよ。
「源氏物語の愛」大和さんインタビューを読んだ。
しかし平安時代の女衣装って不思議だ。
袴はいて上半身マッパの上に十二単という。じゃあ案外サバけてるのかというと
軒端の荻が袴+上半身マッパ+薄絹(オーガンジーみたいなの)で
碁を打ってると「慎みがない」と言われちゃう。乳をバッチリ見せるのがNGか?
十二単って本当に重くって、取材のために大和さんは小袖+袴の上に着たけど
15キロが肩にビシーッとかかる。ウエストは紐一本で楽。
檜扇も持ってみたら手がブルブル震えるくらい重い。
よく女房が扇で顔を隠しながら片手で物を運んでるけど「絶対できない。あれは嘘ですw」。
で、御格子なんだけど、格子の裏は板になってるから閉めると真っ暗。
普段は完全に上に上げてある。それが直角になって廊下の天井になる。
女房が上げ下げしてるけど、これもまた超重い。
特に直角にグググっと上げるなんて相当なもの。
更に。着る物もお姫様はカジュアルな格好、
お仕えする女官達が十二単に藻を着けたりの正装。十二単は先に書いたように
メチャ重い。これ着て檜扇持って優雅にオホホ笑いしつつ物を運び、
朝になったら御格子をエイヤと直角に上げるっていう。
女官って力持ちじゃなきゃ勤まんないよ。
「〜の愛」同様「あさき」終えて五年目のインタビューが載ってるのが
「源氏物語いま語り」。やっぱ宇治十帖はお好きじゃなかったんだって。
でもこれを入れないと完結しないのでは?という希望に応えた。
全体的な捉え方として
少女マンガの原則「主人公を一歩前に進ませてあげる/成長させて終わらす」
を念頭に浮舟が自分を確立する話を骨子にしたんだそう。
105 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/21(火) 06:18:31 ID:KRYz2kPN
今日は紫の上、明日は明石と当代の美女をハメまくりハメ倒し
源氏が羨ましい
一夫多妻制万歳!
106 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/21(火) 08:49:50 ID:q0BobARQ
十二単がわからない。
昔、ためしにタンゼンを何枚も重ねてひきずって歩いてみたことならある。
でもマッパの上なんでしょ?
備ー蓄がスレて血が出ないの?
マッパじゃないから…つかナンダこの流れは(ノД`)=з
やっぱおばさんだらけだから
話が下品なほうにいっちゃうんだよ
当時はどうして女だけ毎月出血するのかなんて
わからなかっただろうな。
源氏うんこちんこまーん
>>107 でも袴履いただけで上は裸に十二単って聞いたことあるけど?
なぜ男のエロ話を注意する奴は居ないのだろうw
平安期の十二単を自作で再現しているHPを見たことあるが
現在(江戸期に出来たもの)と平安期では装束の形が違うらしい
夕霧ちんちんおっきおっき
>>112 居ついた粘着荒しに注意しても無駄だから。
着るのはタイヘン
脱ぐのは指先一本でラックラクー
って聞いたことがある>十二単
「もぬけのから」の語源だったりするしね>十二単
「空蝉」は出家していたけど、後年源氏の世話になっていたんだよね…
私も金と地位があれば、好きだった男、全員世話して恩を売りたい気がする。
私はやだ
昔の男なんかどこにいようがいいと思う
レイプマン柏木
>>117 「恩を売る」そう思うと、やはり源氏はイヤな男だw
そういえば「宇治十帖」で、匂宮に押し入られた浮き舟の女房が
「物忌み」ってことで、一切の面会を断るシーンがあったな。
御簾をおろして、「物忌み」「物忌み」「物忌み」って張り紙までして…。
あれは笑ったが。
あれは「物忌み」のバーゲンセールのようだったな
張り紙ワロスwww
源氏じゃないが「とりかへばや物語」ではちゃんと生理について言及してある。
田辺聖子役のジュニア向け落窪物語でも
女房が生理だって嘘ついて、主人のお供をサボるエピソードがあった。
125 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/23(木) 06:09:11 ID:P+Rhj1AB
髭黒に強姦されてチンポぶち込まれる玉鬘
後半の源氏と紫の上ってすごい馬顔だね
あれのどこが美しいんだかさっぱり分からない
現代とは美の価値感が違いましてよ
かの国人馬のはなむけす
ってヤツか
130 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/23(木) 20:06:02 ID:o4bpAq0B
現代の美人が平安時代に行ったらブスだよ
美人の基準も時代時代で違う
これは西洋でもいっしょ
126が言ってるのはあくまでもあさきゆめみしでの話でしょ…
>>131 んだね。
自分は6巻あたりの絵がいちばん好きだ。
133 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/24(金) 00:57:13 ID:CjaCpbiX
私も6、7巻ぐらいの絵が好き。
そのあたり、綺麗だよね。私は八巻までがいい。
あーやっぱりw
私もそのあたりがいいな
初期のアッサリした画面も好き。
あれ?結構スカスカ…?みたいな。単に従来の大和さん絵なんだけどさ。
後半の絵で書き直したら重々しくなりすぎちゃいそう。
後半書き込みすぎじゃない?
背景のパースとってないのに書いてる
三ノ宮が降嫁したあたりから紫の上の人間くさい本音がかいま見えておもしろくなるね。
こんなことになって実家の義母はどう思うだろうとか、
ここまで来ればもう競争相手もなく自分こそ源氏の一の人と安心していたのに
この歳になって人目も恥ずかしい思いをするなんてとか。
嫉妬をあからさまに表現するようにもなったし。
>嫉妬をあからさまに表現するようにもなったし。
これはむしろ逆だと思う
そうかな。
だんまりになったりムスッとしたり嫌味を言ったり
けっこう表現するようになったと思うけど。
女三宮と柏木の濡れ場がワッキーによってカラー絵で描かれてる
のをみた。めちゃエロかったんやけど、二人とも袴だけはいて上はマッパ
だったよ。あれ見たとき一瞬、「この人たちどんな着物の着方してるんだろう」
とは思った。宮さんの乳が見えそうで見えないとこがもーたまらんですたい。
紫の上が病気になっていつ死んでもいいと考え込むようになったころだけど。
「後に残して気がかりな子もないから未練はないけど殿の嘆きだけが気がかり」と言ってたよね。
あんなに可愛がってても所詮明石の姫君は赤の他人でどうでもよかったのか……と思って寂しかったな。
実の娘の入内に徒歩で従って女房扱いしかされないのにそばにいるだけで幸せな明石と対照的だった。
やっぱり育ての母より生みの母だなと思わせられた。
>>142 どうでもいいんじゃなくて、明石が姫のそばについててくれるから、
自分が死んでも、その後の姫のことについては心配しなくても
大丈夫だ、ってことじゃないかな。
>>143 私もそう思った。
自分に頼りきりで死んだ後が思いやられるような子どもなら
とても残して行けないけど、明石の姫は自分がいなくても
(もちろん悲しみはするけど)立派にやっていけるという意味で
気がかりではない、と言ってるんだと。
>>145-146 まあ受け取り方は人それぞれだし
私はこんなて手酷い裏切りをされたのにまだ源氏を心配してるなんて
紫の上って優しいな。としか思わなかった。
受け取り方云々じゃなくて明らかな誤読でしょ。
でも142さんの解釈もそれなりに論拠はあると思うけどな。
臨終のシーン以前にも、紫の上は
「実の子がいない私は後に残る気がかりもないというもの」
とかモノローグで言ってたし。
あのモノローグ読んだ時、
「やっぱり、明石中宮は実の子と同等の存在にはなれなかったのかな?」
と私も思ったもの。
すごい自作自演を見た。
そりゃ「実の子ではない」ってのは事実だからね。
紫の上がどんなに中宮をわが子同然に育てても
生みの母の明石の上が存在するわけだから。
もし紫の上が「中宮は私の実の子だ!」みたいなこと言ったら
それこそ明石の上を無視しているわけだしどうかと思ってしまうよ。
その辺は田辺聖子さんも指摘してたな
紫はあくまで人間的な優しさで姫を愛したのであって
実子同様の愛を持っていたわけではないと
晩年の紫は、明石に対して自分で生んだ生んでないは
置いといて、自分と同じかそれ以上の無償の愛で守っ
てくれる生母がついている(しかも才があって素晴ら
しい女性な上に女御のすぐ傍に仕えて目を配ってくれ
ている)、という絶対的な安心感があるんだと思う。
「思い残すこともない」的表現は、女御への愛情が薄
いんじゃなくて明石上に対する敬意を表現してるんジ
ャマイカ?
例えばこれが、明石上の気質が末摘花や女三の宮風味
だったなら安心はできなかっただろうし、明石上が既
にあぼ(ryしてたとかだったら、紫も女御が気がかり
でまだ氏ねないと踏張ったかもしれない。
それじゃお話にならない。
154 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/25(土) 01:11:21 ID:3zCRn0qB
私が言いたかったことの全てを
>>153が言ってくれた
私も
>>154タソに同じ。
明石の中宮には、実母の明石がそばにいるから心配はいらないってことだよ。
産みの母なら何があっても守ってくれるだろうという絶対的な信頼と安心ゆえの言葉だと思われ。
>>153-155に同意。
それにプラスして明石の中宮はすでに嫁いでいて子供も産んで中宮としての地位も確立している。
普通は成人して安定した生活を送っている娘にそこまで執着するしないだろう。
結婚してなくてもあんまり子供にべったりということはなかったようだよ。
母が斎宮として伊勢に下る娘(六条と秋好な)にくっついて行くのは
異例中の異例だという記述があったもの。
158 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/25(土) 16:11:22 ID:j4HLfqZX
原作だと紫の上の最期を看取って、手をとるのは明石の中宮だよね。
生さぬ仲の母子が、最後は本当の母子以上の絆で結ばれて、紫は母親として死ねた。
でもあさきでは、あえて光源氏の腕の中で死なせて、母親よりも女として最期を迎え
させた。賛否両論あるかもしれないけど、どちらのラストでもいいと思った。
>賛否両論あるかもしれないけど、どちらのラストでもいいと思った。
こんな日本語書いて自分が嫌にならない?
「あさき」単行本10巻の表紙絵、異例の表裏ぶちぬき(判る?)で
源氏の腕の中で亡くなる紫、しかも背景が燃えるような赤というのが
ドラマチックで凄かった。
今は扇を持った紫が微笑んでる絵に変わっちゃってるね。
142だけど価値観が違うからって一方的に誤読とか暴言はかれるのは腹立つので説明しておく。
人間の生きがいって人それぞれだけど代表的なのは家族と仕事でしょう。
紫の場合は仕事がないから家族で、家族=配偶者、子供が大抵対象となる。
私は紫が冷たい人間とは思わない(なんといっても他の女が産んだ旦那の娘を育てたのだから)ただ、『娘』ではなく『娘のように可愛がっている子』という印象を受けたんだよ。
まず第一の理由が紫は常に「殿1人の愛にすがってきた」という意の心情シーンがあったこと。
第二に晩年に源氏との夫婦関係が破綻に近い状態になったときに生きる気力を失った事。
六条に取り殺されたといっても半分は紫がこの世に対して未練なくしたことも死因として大きいと私は感じている。
生きがいである家族のうち、配偶者との関係が破綻したところで、娘というもう一つの生きがいあればあんな風に精神的に死にたいと思うほど落ち込まないと思う普通なら。
それが源氏との夫婦の絆が破綻したとたん生きがいなくすことは明石の姫は紫にとってはそれほど大きい存在ではなかった証拠。
確かに姫には実母がついているけどまだ二十歳にもなってないし、孫達だって小さい。
本当の母親ならせめて娘が立后するその晴れ姿を見るまではとか、孫たちが成人するまではとか、母親として欲がでるはず。
まして夫との夫婦関係があんな状態になった以上、余計に子供が愛情の対象になるでしょう。
でもそうならなかったのはやっぱり赤の他人だからどこか違ったんだろうと。
明石の姫が実子だったら全然違ったと思う。
世の中、長年連れ添った夫との仲がギクシャクしたのをきっかけに余計に子供に愛情注ぐようになる母親がどれだけいるか。
まして、いくら子供何人も生んだとはいえ明石姫は18歳くらい。
母親ならもっと末永く子供を見守って何かあったときには力になりたいと普通は思うでしょう。
そう思わなかったのはやっぱり娘ではなく、娘のように思っていた子、とだからとしか思えない
もっと短くまとめて
またいつもの?
明石姫君の入内といえば
徒歩で付き従う明石の方が顔丸出しなのが気になった。
女房は壺装束や市女傘を付けないのだろうか?
>161
まあそれでも、血のつながりのない孫たちを見て
「まだ生きたかった」と気付くシーンが原作にはあったりするから
例え実子同様ではなくとも、特別な気持ちはあったと思うよ。
結局紫は子供産めなかったんだから、実子がいれば救われたかどうかは
各自で想像するしかない。
私は>142は誤読とは思わないから気にしなさんな
なんか作品といいこのスレのカキコといい勝手に妙な解釈してイラつく人がいるねえ
>>161 ようこそ!あなたにピッタリの、まで読んだよw
>163
>またいつもの?
うーん微妙な判定だなこれは
春さんたちが多いのでしょうか・・・・・
>>163 >またいつもの?
荒らしよりマシだな。
でも142での書き方は言葉足らずで161だと語りすぎ。
みんな嫌いなんだなw「いつもの」
>>161 よく熱したフライパンと卵を2コ用意してください。
話はそれからです。
後出しジャンケン乙(pg
読解力と価値観は別物だということだけ書いておく。
さて、ポッキーでも買ってくるか。
「いつもの」って、長文明石ヲタ?w
>>161 もっともな意見だと思う。
きちんとマジメに、熱心に自分の意見に責任を持って書き込んだのだから、
私は尊重する。
ウザい、ウザいと言って、自分の意見は何ひとつ書き込まない烏合の衆よか
よほど価値のある書き込みだと思う。
すごい自演を見た
おまえ「烏合の衆」の意味わかって使ってるか?
愚か者の集まりという意味ではないぞ。
所詮は他人、これはまあいいとしよう。
だが、どうでもよかったのかってのは誤読極まりない。
リアルで親の愛情に飢えてる人?
もっと本をたくさん読んでね。
>>161はちゃんと他の意見を読んでの反論なのか疑問。
あさきではそういう解釈をしても仕方ないのかな。
最後に読んだのは10年近く前なので、そのへんどういう描き方をしてるのか
よく覚えていないけど。時間があったら田辺聖子版とか現代語訳を読んでみ。
>>179 紫本人が「殿のなげき『だけ』が気がかり」と言ってるだろう。
あの六条だって源氏との関係が終わった後は母親としての残りの人生まっとうしている。
(死後は地獄におちたせいで散々だったけど)
少なくても生きがいになるくらい重い存在じゃなかったと思うけど。
それから私の意見に賛成してくれる方を自演といって侮辱して恥ずかしくない?
自分と意見が合わない人間は全員同一人物だと思ってるの?
こっちはきちんと書き込みしているのに真っ当な反論せずにアラシ行為しかしないなんてネチケ勉強したら?
いつまで経っても改行を覚えられない人に言われても179も納得するまい
1人で短時間に何回もしつこくカキコしてるひとがいる
変にスレがのびて読みにくいよ。まとめてカキコして。。。
>>170-175とか。。。
スレのばしたいの?
これだけしつこいとホントうざい
ちゃんとしたカキコならいいけど違うんだもん。。。
自分で伸ばしてるよ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
実の娘どうのこうのというより、自分が死んだあと、
一番、どうなってしまうのかと気がかりな相手が、源氏だったんじゃないかなぁ。
何かで読んだけど、紫の上は源氏にとって最初は娘だったが、
のちに妻になり、最後に母親になったって書いてあった。
源氏が泣いているのを見て、「子供のように…。」と思うところはまさにそう。
紫の上にとっての源氏は兄から夫、そして最後は子供になったんだと思う。
源氏のことを一番に考えるのも、そのため〜と、曲解してみました。
明石の姫については、これまたどっかの本で、
紫の上は娘として可愛がってきたけれど、
その愛情は実母がそそぐ愛情とは違うのだろうと自覚している。
愛情はあっても、それに溺れず冷静に考えているとことが素晴らしいとあった。
あさきのなかでも、これ以上、自分がこれ以上親子の負担にならないようにと、
明石の方と明石の姫を対面させようと決心するシーンがあったと思う。
紫と明石が初対面するシーンが好き
189 :
188:2006/03/25(土) 23:32:34 ID:???
ウヘァ日本語変だゴメン('A`)
↑うわ。長文の上、タイプミス。すんません。
紫の上は成長させられたね〜
源氏がず〜っと変わらないもんね
強制だめんずだ。
ネチケだって( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
>>180 同意。自分の意見ばかりで、他のまともな意見に対するレスがない。
>>191 強制だめんずw
そういや源氏て「そうおいら悪い男。でも人間てそういうもん」みたいなこと言ってたな
まあそうかもしれんが、居直るなよ〜とオモタ
この明石ヲタはいつもそうだよ。
自分の考えを改行もまとめもせずだらだら書き、
他の意見はスルーw
>>184がスーパーハカーじゃなかった件について。
紫の上は、明石の姫に限りない愛情があるからこそ、
実母の明石に返そうと決めたのだと思う。
自分の幸せより、明石の姫の幸せを優先した、と。
なんか今日は荒れてるね。
要するに紫の上は一番使いモンにならん人が気がかりだということで
ばかな子ほどかわいい…ちょっと違うか
なんだなんだ200越えてんのか
関係ないけど、六条御息所っていっつも髪の毛くわえてアサッテのほう見てるね。
>>200一番使いモンにならない人
で不覚にもワロタwww
以前やったことがありそうだけど、人気投票したら誰が1番人気だろうか。
あさきの内容だけで言うなら…
槿に一票。ああいう人になりたい。
六条御息所に一票
「より多く愛したほうが負けなのです」(だったかな?)
本当にそうだよとしみじみ思う。
それより男のやつを消去法してったら
どれが使いもんになるヤツか、ってのが気になるわ。
左大臣最強伝説
↑がスーパーハカーじゃなかった件について
投稿時間がくっついてたら同一人物だと思ってるんだろう。
投稿時間が近く自分と相容れない書き込みは自演、と。
アホだ
長文はスルーしたんですが、読んだ方がいいですか?
>>209-211 たった10分程度で5人の別人が同じ書き込みを偶然した、と?
バレバレなんだよ
ふぉっふぉっふぉっ
>>213 それだけの根拠でいきがってんの?
どこの中学?(pgr
>バレバレなんだよ
コナンキター!( ´,_ゝ`)プッ
ネチネチ絡み続けてる奴もウザイ
どちらも似たもの同士
>207>214
変にギラギラしてないのがいいね。
登場回数が少ないが故に
欠点が目立ちのかも知れないが
だね。
長文ヲタもスーパーバカーも煽り厨もイラネ。
220 :
194:2006/03/26(日) 19:57:34 ID:???
もういいって。引きずるな。
あさき読む限りでは紅梅が良かった
バカな子の名にふさわしいよな…
あほの子も可
使えるかどうかは分からんけれども、頭中将が好み。
若い頃は馬鹿なことや失敗を重ね、年を重ねるにつれ政治家の顔になり、
晩年は息子に先立たれてしまうけれども、感情移入しやすいキャラの一人だと思う。
みりき的(なぜか変換できない)だよね。
男の友情あり
女にモテてる
美形
ここまでは源氏も一緒なんだけどね?
頭中将が須磨に流されてたら源氏は会いに行ったか疑問だね
>>228 せいぜい風が吹いたら「この風は須磨から…」と涙をにじませるくらいだろうか
絶対に行かない。これは断言できる>源氏が須磨へ
泣きもしない気がする。来れ蜜とかとお酒飲んでる時に
ふと思い出して、「そういえば・・」ぐらいかしら。
こんな人がいた、と紫の上との寝物語にする程度だろう。
むしろ「馬鹿な男だ、もっと要領のいい奴だと思って
いたのに」くらい言いそう。
「私は浮き世のほだしが多すぎて須磨になど行けないよ。
とくに、あなたを置いてはね」→紫の上、頬を赤らめる
源氏に同性間の友情を求めても無理。
源氏って・・・
世界の中心で愛欲を叫ぶ男
源氏に異性間の誠実さを求めるのも無理。
ワロタ。おまいら最高w
なんとなくミーちゃんスレ的流れ
242 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/27(月) 21:27:58 ID:EoZFVDvO
あさきゆめみし読みつつ、パタリロ源氏物語を読むのが楽しい
バァン・・・
>243
繭淡?
245 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/28(火) 01:11:57 ID:jrR0P3yh
それが源氏クオリティー
女君のお股強制パカーン
↓
源氏「きれいだ…」
つまり源氏は繭タンが書いたんだよ!!
うっわー・・
手がバーンと伸びたり、指の関節が一つ多かったり、
顎が武器か?っていう程長く尖ってたり、フィニッシュで
ビクソビクソなる源氏は嫌だ〜。
243はマライヒでしょ?パタリロの。
うん……そう思うんだけど
女との寝物語に、他の女の話しをして
「でも、おまえが最高の女だよ」
って。。。
話す男も、黙って聞いている女も、最低の鬼畜野郎だと思いませんか?
今ならね
それは一夫多妻の時代に生きてないわたしらの価値観では
夕霧が言ってた「大勢いる女の中で一際重んじられてこそ」ってやつか
雲居の雁は満足しなかったけど
紫式部も一夫多妻が当たり前の貴族社会に生きてて
そういう不満をえがきたかったんじゃないのかな〜
当たり前にしたのは金持ち連中でしょうからね。
>>254 で「女の歯軋りなんです」となり
超迷作映画「千年の恋」に続く・・・とw
つまりぃ…
平安時代の宮中って、、、現代で言うと「鬼畜」の集まりだったのね?
鬼畜というより淫乱の集まり。
そうでないと貴族なんてやってらんない。
歌詠んだり、方向気にしたり平和でいいけどね。
だいたい貴族ってどういう仕事をしてたの?
歌詠んでボール蹴って笛吹いてセックスするだけじゃん。
>>259 >ボール蹴って
その「ボール」ってのも、ブタの膀胱だしな。
永井路子が歴史エッセイで書いてたなあ
平安貴族は源氏物語の世界観で見てる人からは、
恋愛したり歌詠んだり優雅にのんきに暮らしてるようにしか見えないでしょうね、って
権謀術数と優雅な詩歌管弦の遊びと色恋沙汰に200年もうつつを抜かしてりゃ、そりゃ武士に政権乗っ取られても無理ないわな。
源氏世界の中でも、すでに貴族社会の限界は見えていたと思う
貴族的価値観を一蹴した浮舟の元縁談相手とか・・
豚の膀胱はラグビーのボールでは
>261
現代の私らが、少女漫画やレディコミやTVドラマみたいな生活送ってる訳じゃないからね。
あと、平安貴族達にとっては、詩歌管弦の遊びも仕事のうちだったんだろうね。
今の官僚や政治家の接待やパーティみたいなもん。
血筋が良くても管弦や歌詠みの才能の無い人は
あまり出世できないんだろうな
血筋が良く無くてもセンスが良ければそれなりに
出世できるもんね。
センスと血筋で生きる社会。
そこらへんでさぶらっていた、
努力家の侍に倒されるわけだ。
>265
すごい勢いで納得しました
>>265 で、女も囲い放題、捨て放題な男も多かったんだろうな
269 :
源氏:2006/03/30(木) 09:12:36 ID:???
お互いさまです
皆私をおいていってしまうのだから
いやむしろアンタの人間性で置いていかれないわけがない
紫式部と道長がデキてたってほんと?
本当。「紫式部日記」にも、夜更けに道長が
部屋を訪れてきたという記述あり。
デキてなかった、という説もある。
「日記」の記述ははっきり「やった」とは書いてない。
道長が式部にモーションかけたような書き方は彼女の自意識過剰の思いこみによるもんだ、という説。
日記なんてのは自意識の固まりの叙述だからなあ・・・・・
当時は「夜に逢ふ=やった」でしょ
仮に好色な道長が言い寄ってきたら
式部ふぜいの身分では断れないしねえ。
ドアをノックしてたけど無視したわ!って書いてるけど
道長が一度や二度の拒絶くらいで諦めるわけないよね。
話変わるけど、同じ地所に女君達を住まわせる(ハーレム状態)ってのが
許されてんのは帝だけ。外歩きできない帝は沢山のお局をお渡りになる。
六条院っていうのは全く異例のもの。(誰も口出しできなかったのね)。
しかも通い婚・入り婿状態で女の実家の財産で世話を焼いてもらうのが普通なのに
源氏は女の財産を吸い取ってんのよね。これも当然異例。
六条院自体が六条御息所の屋敷に建て増ししたものだし、
(東京ドーム5個分の地所なんだそうで)
冬の園の明石の住まいには蔵町が立ってるくらいだから
莫大な財産が贈られているわけだし。
でも当時は口説くのは挨拶とか礼儀みたいなもので、女も一度目は断るのが当たり前だったとか。
一度目で本気になるのははしたないらしい。
>>278 そこらへんだけ平安貴族ってイタリアン気質だよね
源氏はよく御息所の元家に住めたな。秋好中宮を囲うためなのかも知れないが
やはり並みの精神の持ち主じゃないね。
紫式部の男への憎しみから産まれた化け物が
光君なのかも
光源氏 一条天皇 藤原伊周(須磨流)藤原道長(世間で一番の権力者)
弘き殿女御 一条母東三条院詮子(桐壷藤壷をいびる)
朱雀帝 一条天皇(母親のいいなりで源氏を須磨に)
右大臣 藤原道長(姉妹の力添えで権力者)
桐壷更衣 藤原定子(弘き殿にいびられ帝だけが頼り)
藤壷の宮 藤原定子(年上の憧れの人・弘き殿にいびられる・雪山の回想)
紫の上 藤原彰子(藤壷の身代わりの童女)藤原定子(女三宮降嫁の苦悩)
女三宮 藤原彰子(源氏が断れない幼い結婚相手)
女三宮のモデルとされている一人に藤原綏子という説がありますね。
六条御息所・秋好中宮親子→(斎宮女御)徽子女王、規子内親王。
二人の人生をミックスさせた感じでしょうか。
空蝉のモデルは式部自身だと聞いたことあるなあ。
中流階級で源氏(道長)を拒絶。
不美人だけど教養があって雰囲気美人。
かなり年上の男性と結婚。このへんは式部と似てるけど。
>>279 源氏が「アモーレ」ってかw
・・・・・・いかん「蒼天航路」思い出した
八の宮と大君・中の君は藤原伊周と娘たちがモデルという話を聞いたことがある
(没落した貴公子と父を失った二人の娘)
六条御息所と秋好中宮は斎宮女御母子に加えて
井上内親王・酒人内親王母子の影もあるとかないとか
(怨霊になった母と元斎宮で入内した娘)
>八の宮と大君・中の君は藤原伊周と娘たちがモデル
杉本苑子の「散華」がその設定だったな。
平安物の小説の中でも個人的には一番おもしろい。
それ、同僚おすすめの本だったわ
まだ読んでないから本屋行かなきゃ
290 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/02(日) 18:07:29 ID:5XSbdgYG
でもさ、昔は源氏に憧れたよね?
大人になってからだ。源氏がヤバい奴だと気づいたのは。
昨日やっとラブパック買って読んだ
こっちの源氏ならいい
>>290 源氏に憧れたというか、途中まで読んだ時点で紫の上になりたかった
今思うととんでもないことですw
293 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/02(日) 19:39:07 ID:SaCx0Nxx
源氏は最初からやなやつだった。
頭の中将の方が好きだったな。
私も源氏ヒドスと思ったけど、いつも流れが
それでも源氏は慕われる人間って感じだったから
こういう男がいい男なのかなーって思ってしまってた。
今は私も頭の中将の方が好き。
精神が健康でわかりやすい人間だと思う。
源氏今の時代にいたら、女に何度も刺されてそうw
ただ誰かになれるとしたら源氏はかなりオイシイと思う。
現代だとお金持ちの息子でただの遊び人だな。
>>291 そっちの源氏は夜、義賊のお仕事していますから甲斐性ありよw
昔は桐壺帝が好きだったなあ
大人になって考えるとロクなもんじゃないけど
299 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/02(日) 21:57:35 ID:SaCx0Nxx
まあ、結婚するなら夕霧ってところか?
しかし雲居の雁も言ってたとおり「真面目な人が狂い始めると…」
っていうのもあるし。
伊予のすけ辺りがいいのかも。
レイプされなければ髭黒か?
あっメンへルの奥さん捨ててるからだめだ。
右大臣にするよ。
現代にうつしかえるとだめんずばっかりじゃん
猫マニアなとこ除けば、明石中宮の夫の今上帝もまともな方かも。
宇治のパパこそだめんずじゃない?
溺愛する娘と認知せず追い出す娘がいるなんて有り得ねェ
宇治パパは本当にひどいな。
孕ませといて捨ててるからね。
私は修理の守がいいわ。
精神的余裕があって何でも許してくれそうw
>>303 私も!>修理さん
人格は練れてるし、あの愛の深さは素敵だと思う。
長年(永遠?)の恋人のオババ殿は
男性と同じくらい積極的な所が好き。
305 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/03(月) 12:19:44 ID:OlbnZGZ5
源氏物語といえば上杉謙信は源氏物語の愛読者だった
細川幽斎に和歌の古今伝授を受けるほどの腕前
戦国時代屈指の琵琶の名手としても有名
毘沙門天に帰依し、終生女性と関係を持たなかったという説もあったが、
後世になって、
直江実綱の姉娘
関白近衛前嗣の妹絶姫
上野国平井城主千葉采女の息女伊勢姫
らとの親密な恋文が発見されたりしている
来年の大河ドラマでGacktが上杉謙信役に決まった
NHKもさーーー。
いくら視聴率が取れないからって…
307 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/04(火) 00:59:35 ID:/CQygqmK
ネタじゃないのか
308 :
スレ違い:2006/04/04(火) 01:24:13 ID:???
本当にガクトがする>謙信
最近大河ドラマはそういうちょっと人気がある人がいたらすぐ
ミーハーぽく起用するので大河は見なくなった
そういやこないだ大地真央があまりに下手だったからチャンネル
替えてしまった。
なんかキャスティングに無理があることが増えた。
まあどうでもいいね。
間違えて大河スレひらいたかと思たw
女三の宮が藤壺そっくりだったら、源氏は紫の上そっちのけになったんだろうなぁ。
若い三の宮に中年の紫じゃ若さじゃ勝てないけど
同じ顔でも宮はボケじゃん
どっちにも通ってここが違うって文句言うんだよ
源氏は
女三宮ってさ、紫の上ともいとこなんでしょ?
紫の上の若い頃そっくしだったら、、、
それも考えると…
紫が我が身をはかなんで、出家したいと思うのもわかる気がする。
314 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/04(火) 20:55:36 ID:BIzY47YC
紫の上あんま好きじゃないな。
一緒にいたらイライラしそう。
私も紫の上は好きじゃなかった。優等生の出来すぎ君って感じで。
でも、若菜から、色々と思い悩み、人間味の出てきた紫の上は好き。
316 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/05(水) 01:11:10 ID:QrkGLCvu
出来すぎといえば、朝顔もだな。
冒険心なさ過ぎて好きじゃない。
どうせなら、源氏を手玉に取る人が一人くらいいてもよさそうなもんだ。
ある意味典侍。
朝顔は、冒険するほど源氏が好きではなかったんだろね。
この人の愛情って淡白そうだし、自分のプライドの方が大事そう。
朧月夜が一番対等に恋愛してた、ファンだ。
しかし源氏占いだと夕顔がっくり。
朧月夜はあまり…。
現代だと、DQN娘って感じ。
そお?
好きならヤッちゃうのは古今東西しかたないことじゃん
だいたい天皇が嫁多杉なんだよ
理性があるのが人間なわけで。
323 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/06(木) 00:58:41 ID:hPrq+Jt+
やりたくてやれないって鬱憤溜めてそうなキャラが多い中で、
朧月夜は潔いしかっこいいわな。
あんな浮気な源氏をただひたすら待つなんてごめんだ。
確かにあさきの彼女は潔いな
原作はメソメソ泣いてばっかだが
源氏物語が作られた当時、歴代斎宮・歴代斎院は任を終えても
生涯独身でいるのが慣例だったと思う。
前斎宮后妃はすでに何人かいたけれども、前斎院后妃は殆どいないし、
ましてや前斎院が臣下に嫁する事は、当時無かったと記憶している。
斎院になった時点で、朝顔には「生涯独女フラグ」が立ってしまい、
退下後は「仏門に心を寄せる」キャラになったのは、前斎院達の人生を
参考にしたのかもしれない、と思う。
でも、源氏物語で朝顔には艶が無縁だった分、つまらない女君に
なったんだろうな、と思う。
>>316 そこで私本源氏物語ですよ。
別に色事に興味ありゃいいってもんでもないし、つまらないとかは関係ないんじゃ。
一応源氏は光源氏中心の恋愛メインの話だし仕方ないかと。
でも嫌な話だね、恋愛しない=つまらない女って括りは・・
朝顔って壇ふみぽいよね
紫式部 檀ふみ
清少納言 阿川佐和子
昔、NHKの金曜夜7時半からやってた歴史バラエティー番組では、清少納言が檀ふみだった。
紫式部はかとうかずこじゃなかったかな?
かとうかずこみたいな寸詰まりの顔って古典似合わねえ
333 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/08(土) 01:04:33 ID:0B+UqiNE
恋愛しない=つまらない
とは直結しなくても、人生の楽しみの一つを逃してるわな
>>333 恋愛は楽しめる人もいるし、して楽しい相手の場合もあるけど、
そういう人や相手ばかりではないよ・・・なことを描いているのが
源氏物語な訳で。
楽しみの一つから逃れざるをえないくらい
男ってもんが不実で最低だと言いたいのかなと
ってか、宮中に勤めて顔も出して男の前も出て会話もし、
相手の顔や性格が分かってる女房なら恋愛もあるだろうけど、
一生のほとんどを家の奥に引きこもって暮らしていた深窓の姫には、
恋愛なんて縁がなかったんじゃないかと思うんだけど。
恋愛もしないまま、親の決めた相手と結婚〜のパターンだからこそ、
源氏物語にうっとりしたのじゃなかろうか。
国文科の弟曰く
絶対に嫁にしたくない女ベスト3
一位雲井の雁
二位朧月夜
三位六条御息所
なくせに愛人にしたい女は
断然朧月夜だとぬかしおった。
昔も今もあんまりかわらねー。
ちなみに結婚したくない理由は
雲井の雁
嫉妬深い、すぐ怒る、だらしがない、実家の権力傘にきる
色気がない、結婚前は可愛かったのにその後の性格劣化は結婚詐欺。
朧月夜
とにかく浮気するから
六条御息所
マジ怖い、呪われそう。
でも浮気さえしなかったらいい女房でいてくれそう
だから三位。
らしい。
いかにも普通の男の言いそうなことだ
ごせっちゃん(近江の君の友達)とでもケコーンしてなさいってこった。
あの子はいい子だー
ごめん、「いい子『そう』だー」だった
リアルに考えたら葵の上と源氏の結婚って絶対にないような?
左大臣に娘大勢いて葵が次女とか三女ならともかく
本妻との長女で他に娘いないみたいだし。
どうして源氏にやったんだろうね。
明石入道ですら天皇の外戚になる夢捨てきれなかったのに。
ヒント・源氏物語の 男性キャラでも数少ないまともな人である左大臣の最大の難点は 源氏マンセーだって こと。ちなみに朱雀帝も同じ傾向にあり。
「明石入道の二代目も夢ではない」
惟光、天皇のひいじいさまになりたかったの?
左大臣の正妻・大宮も、何となく弘徽殿女御+右大臣家がバックにいる
朱雀帝よりは、源氏の方を婿として好ましく思えたのかしら?
あるいは、源氏に政治力が強い親戚がいない事を心配した桐壷帝からの
強い要望とか。
東宮にやりたかったけど、桐壺帝に源氏にと言われたら断れないでしょ。
現帝のお怒りをかったら、それこそ地位が危ない。
でも、源氏は、貴族社会のアイドルスターだから、
婿にもらうってのはステータスで、そう嫌なことではなかっんだろな。
后がねとして育てていたので本心は朱雀院にやりたかったはずだと思いますよ。
桐壺院の偏愛は凄いからきっとかなりごり押しされて断れなかったんだろうと。
朱雀院とだったら葵も幸せになっていたかもしれないと思うと悲劇でしょうね。
>>343 その疑問を解決するにはこの作品中最もいい男と呼び声高い左大臣が
源氏萌えの変態ということになるのであまり深く考えない方が良い。
350 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/08(土) 23:41:36 ID:KzaNstRx
弘徽殿女御の方が結婚相手としては嫌じゃないか?
文句多い、嫉妬深い、目的の為なら手段を選ばない。
雲居の雁なんか可愛い方だと思うが…
>350
>337弟のような超庶民にはそんな選択の権利梨ですし
>349
その左大臣じゃないだろ
いや、その左大臣でしょう。
>>350 337だけど
弟曰く旦那のこきでんへの扱いも酷いので
同じ物差しでは計れない
らしい。
夕霧はできすぎた男なのにと
かなり同情してた
朱雀院も優しい夫なのに
裏切られた
と、かなり同情してた
妹尼の嫁婿もいい男なのにもったいないよな
妹尼の嫁婿>
誰のこと?
358 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/09(日) 10:39:34 ID:hY6y92td
夕霧って出来すぎかぁ?ま、源氏よりマシだが。まあ、社会的な地位は
いいし、源氏より真面目だというのは良い部分。
だけど夕霧は女性の扱いが下手だよ。そういう部分では、あかんたれな
ので、最後までおとなしく雲居の雁と仲良くしてれば済むのに。
所帯臭さはあるけど、あれだけ子供いたら多少は仕方ない。所帯臭い
家が嫌なら夕霧はもっと乳母や女房を増員して、家も増築すればよい。
まあでも、実家に帰ったときの雲居の雁の哀れさは男には見えず、逆に
凄まじく見えるのは判ってるけどね。
>>351 選択の権利が無いというなら、雲居の雁や六条の御息所をどうこう言うの
がそもそもおかしい。
仮定の話なんでしょ?それなら弘徽殿女御を選択肢から外すのもおかしい。
最後までおとなしく雲居の雁と仲良くしてれば済むのに>>
乳母や女房を増員して、家も増築すればよい。>>
一夫多妻制の平安時代に現代の価値観は通用しないって
むしろ結婚10年間妻以外は側室1人だけなんて珍しいくらいで。
(源氏も頭中将も軽く二桁越してるからね)
朝顔も「父には多くはないけど数人の愛人がいた」と証言。
悲しいかな、それがこの時代の価値観で
誤解しているようだけど夕霧宅は豪邸。
もちろん女房も乳母も大勢いるんだよ
変な言い方だけど実家に帰った雲井の雁は
頼れる父親がいて幸せだなと思った。
比較して紫上が「しっかりした実家がおありだから……」
お父さんと縁切れてる紫上の悲しみが……ね。
たった一人の肉親なのに頼れないだから
あの場面はなぜか雲居本人より紫上が可哀相だった
361 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/09(日) 11:36:08 ID:hY6y92td
夕霧の家が大きいのは承知している。誰も3LDKとは思わん。
所帯じみたのがどうこう言われてるので、子供たちを対の屋に、
寝殿で雲居の雁と生活したら?と言っているだけ。
あの時代にそういう生活をするのも貴族の家庭ではざらにある事。
それをしないのは、夕霧の考え方なのか(夕霧自身親に余り構われ
なかったから子供にはあんな思いをさせたくないとか)雲居の雁の
趣味なのか知らないが、夕霧の意思がそこに無かったとは考えられない。
実際子供のいない二宮の家と比べてそういう感想を抱いたのであって、
二宮の家に行くのも通り一遍の義理だけなら、所帯じみた家に文句無か
ったんじゃない?
愛人を持つのも当時は当たり前だが、女性の扱いが下手だと夕霧は自覚が
ありながら、問題をおこすあたりが、やっぱりあかんたれだよ。
あさきでの、雲井の雁が赤ん坊に乳をやってて夕霧が「大勢の子供の母になるとどーの」
って言ってるシーンが好きだ。貴族なのに自分で乳あげるし、夕霧が普通におっぱい見てるし、
二人の距離間も当たり前のように近いし、でもお互いそんなの無意識。
本当に当たり前って感じが良い。源氏と明石の上はこうはならない、それが夕霧たちが
所帯臭い夫婦っていわれる所以だけど。うまくいえないけど、何か好きだ。
>>360 それに父ちゃんおもろいしなぁ、カコイイしw
式部卿の宮も悪い人じゃないんだろうけどね。
最大の疑問。
なぜ登場人物ほとんどアダナ?
本名わかってるのって惟光と良清くらい
どうして紫式部は本名つけなかったのかな?
そういう時代だったからとしか。疑問でもなんでもない。
>>364 まあ、それが慣習というかエチケットだったのでは。
平安中期から鎌倉あたりに書かれた貴族文学は創作どころかノンフィクションでもあまり実名はでない。
特に女性は歴史記録でさえ天皇の妻とか母とか乳母とかでないと本名は記されてないし。
登場人物どころか作者の紫式部さえ本名じゃないし。
>>366 女は何となくわかるんですね。
夫や肉親以外には本名明かさない習慣だったらしいし
でも源氏物語は男もほぼ全員アダナ。
なんでかな?って。
誰が誰だかわかりづらくて混乱とかなかったんでしょうか?
368 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/09(日) 17:10:17 ID:KIaUBbO1
光源氏=みのもんた
>>367 紫式部は所詮受領階級。
その上の階級がメインキャラ層だから恐れ多くて名前なんて勝手に付けて
呼び捨てなんていくら架空でも無理でしょう。
「源氏物語」よりもっと後の時代に書かれた「とはずがたり」なんて、
著者の恋の遍歴を語った作品で、相手の男達も大体特定できてるのに、作中では実名でなくあだ名みたいな呼び方で書いてあるらしい。
やっぱり、相手が自分より身分が高いからはばかってなのかな?
遊び心もあるのでは
紫式部だって、
紫→自分をモデルにしたと思われるヒロイン紫の上
式部→親父さん?の役職
ってんで江戸時代だかの後世の人がつけたんでしょ?
葵も原文では葵とは呼ばれてないし。
なんか「逆雨夜の品定め」スレになってたのねw
まあ源氏がいっていたように「すぎたる所も足りざる所もない」
理想の男はあの物語ではいないなあ・・・・
>372
>葵も原文では葵とは呼ばれてないし
その通りです。
当時は男性は官職名で呼ぶのが普通。区別する為に住んでいる地名をつけたりした。
「土御門の大臣(おとど)」とか。
女の人は女房なら女房名。
当時の貴族の(道長とか行成とか)の日記を読んでも
実名はほとんど出てこない。
「紫の上」とかのあだ名は確かに後世の人がつけたものだけど、
「紫式部日記」に「若紫はこちらにいらっしゃいますか。」と
ふざけて呼びかけられらたという記述があるし、
当時から既に読者(?)が勝手に呼び名をつけてたかも。
ブラックジャック見てて思った。 源氏「私にとって一番美しいのは母だ。」 奴がこんなこと言ったらどう思う?
黒男も源氏も母親死んだときの事情があるから同情はする。
そのあとの源氏の女性遍歴は・・・・・
黒男は子宮ガンになった女医さん一筋ぽいが。
しかも、恵先生ともキスまでだしね。
源氏も藤壺なり紫の上なり以外とプラトニックに徹してれば、ここでの評判ももうちょっとましだったかも。
桐壺帝が桐壺更衣恋しで親子の年ほども差がある若い藤壺を無理矢理手に入れず
源氏が藤壺を妻にできてたら誰も不幸にならなかった
源氏の人間性の低さは藤壺と一緒になれたからって治るとは思えない。藤壺も不義の子を立てるという意外といやらしい一面を見せるけど源氏と違って救い様はありそう。
いや、藤壺と結婚できても女ぐせは悪かったかもしれない。
藤壺と結婚できていたら、少なくとも紫の上の悲劇はなかったろな。
高校の時古典の先生が教材として引用してた。
>>380 同意。手に入らないものほど手に入れたがるタイプだから、
藤壺を泣かすことが多かったろうと思うよ。<源氏
藤壺も好きな人と一緒になれなくて可哀想だなと思ってたけど
>>383を読んだらむしろ一緒にならなくて正解だったのかもな
>>381 でもあの意地悪なオヴァサンから
手酷い継子いじめの日々、だったかもよ。
藤壷を、何故にあんなに求めたかと言うと、
答えは意外と簡単で
「もっとも(それで唯一)手に入りにくい女だったから」
という一言につきるような気がする。
すごく納得した
数いる女人の中で身分も心映えも容姿も最高の女だったからだよ
身分は最高だと思うが容姿は個人の趣味だしなぁ。
あと心栄えは同意しかねる
平気で皇位簒奪するくせに表向きは善人ぶってる性悪女だぜあいつは。
紫は身分は勝ち目ないけど生さぬ仲の子や孫を可愛がったので断然リードしている
源氏の発想じゃ、
「自分が一番愛してる女性は当然、心映えも最高のはず」
ってことでしょ。
いかにもナルシストくさいな。
>>375 ブラックジャックの母への愛は純粋な母子愛。
源氏は母親思慕を女遊びの正当化の理由にしているだけ。
よって次元が違う。
「どう思う?」と訊かれると「すごく…」と返したくなるw
爆弾から自分を守って手足無くなって死んだ母。
その母と自分を捨て愛人と海外逃亡の父。
地獄のようにリハビリと辛い人生満載の黒男。
母親は単なる病死。でも祖母に大事にされて育つ。
その祖母死後は父親に溺愛されまくり。
傍若無人な強制わいせつ人生。
一緒にしては黒男に失礼ですよ。
前回同様「比べちゃ失礼」と結論づいてるな。前にBJの話題が上がったとき、源氏の声優は大塚明夫さんがいいって言ってた奴がいたって話があったけど源氏より頭中将の方が合うと思う。
頭中将をケイシー・ライバックにする気かw
バズーカ構えて宮中方向に狙い定めている頭中将が浮かんだ
>>397 噴いたwww
そして声が大塚明夫だと思うと、駄目だ、笑いがwww
頭部が魚の頭中将が浮かんだw
ケロロ軍曹のグルルは違ったか?>大塚
スレ違だけどバンコランの声を大塚さんにやってもらったら笑える
なんで大塚さんスレになってるんだw
403 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/12(水) 03:04:18 ID:mBMyJg6l
雨夜のチンコ定め
紫の上嫌い
いいよ別に
源氏とよく比べられる黒男
マザコン以外共通点ないのになぜ?
でも源氏が紫上を藤壺の身代わりにせずに
「おまえは私の奥さんじゃないか。それも最高の妻じゃないか」と言ったら
少しは評価上がっていた……かな?
↑ちなみにこれはBJ最終回ラストの台詞よ。
>>406 一瞬、ピノコを恵先生の身代わりに扱うBJを想像してしまった…
ピノコと紫上って結構境遇似てるかも。生まれのことで家族と縁薄いとことか。でもピノコは姉に助けてもらったり、記憶喪失の姉と仲よくなったりした分紫と比べたら幸せ。なにより源氏と黒男の違いが大きい。
助けたといっても命がかかっているから愛情の欠片もない相手だけど仕方なくって感じだったし。
記憶喪失のときは記憶が戻った途端にピノコを見てまるで嫌なものみてしまったかのように慌てて逃げ帰ってる。
だから一概にはいえないけど、相手が源氏じゃなくて黒男だから幸せなのは激しく同意
紫はいざってときに助けてもらえなかったり(あの意地悪な正妻が原因だけど)それを源氏が逆恨みしたせいで関係が悪くなってしまって玉蔓のことで恨まれたりしてるからなぁ。
まあ、幼いうちに母親と祖母に先立たれたのが紫の上の不運だろうなあ。
源氏に誘拐されなくても、
・父の屋敷で正妻にいじめられる
・玉鬘のように乳母の一家のやっかいになる
の二択か、
よくって不遇を知ったおばの藤壺のもとにひきとられるか。
でも、この場合も浮舟に対して中君がとったように、自分の身代わりに源氏に差し出しかねないから結局同じか。
浮舟の場合、薫より匂宮が悪いけど源氏は本人が男として致命的だからなぁ。藤壺は紫と源氏を思ってなんだろうけどその行為を源氏が無下にするのは目に見えてるからな。
>幼いうちに母親と祖母に先立たれたのが紫の上の不運だろうなあ。
というよりは、正妻を説得出来もせずに、他の女に子供を生ませるに
至った父親の情けなさが、すべての始まりでしょう。
一生を通して、男に翻弄されたのよね。
出家もさせて貰えないで…かわいそうな紫。
確かに紫の父ちゃん情け無いよ
でも紫が見つかったときは喜んでいたし成人式では涙ぐんでいたので愛情ないわけじゃないんだよね。
女房が邪魔しなければ手紙のやりとりだけは続けていたみたいだし。
ただ父ちゃんは弱すぎただけなんだよね。
親兄弟から全く愛情もらえなかったピノコよりはまだ紫のほうがましかな。
一応愛されていたから。
あの頃の皇族なんて、権力者に対して強く出られるほど
強い立場じゃないと思うよ。ましてや紫父には後ろ楯がない。
源氏の弟の蛍宮も「皇子なんてパッとしない生活のくせに」と
陰口を叩かれたりしてる。八の宮なんて何をかいわんや。
源氏が臣下に下ったのも、裏を返せば当時の皇族がいかに
不安定な立場だったという証左に他ならない。
でも光源氏はどこまでも強者の立場でしか物事を量れないから
紫父を冷遇したり、蛍を(玉鬘の件で)からかった挙句
婿候補から外して傷つけたりもできるのだ。
紫父が源氏を見捨てたのは源氏の自業自得だと私も思う。
今で言えば離婚した妻が連れて行ってそのまま会わなくなった娘。
それがある日結婚したと報告があった。
でも、その相手がゴシックだらけの芸能人だったって感じかな?
自分はおろか家族もマスコミ責めにされたら距離おかれても仕方ない。
自分が悪いと気付かずに、せっかくの仲直りのチャンスを潰した源氏が全ての元凶。
同じように右大臣一族とは敵対関係にある藤壺に対しては紫父は面倒みてた。
だからやっぱりスキャンダルばらまいた源氏のほうに問題あるよ。
後ろ盾ないの?
式部卿なんてトップ職だよ宮家中の宮家だよ。
先帝&先皇后の子なのに即位出来なかったって事は
後ろ盾は無かったんじゃないか?
>>417 >ゴシックだらけの芸能人
どんなんだ?
…と突っ込んでみる。
後ろ盾ないの?
式部卿なんてトップ職だよ宮家中の宮家だよ。
妹が帝の正室だしな。
妹が崩御してから、式部卿宮家が凋落した希ガス
>>419 正妻がどこの家の姫君か分からないけれども、左・右両大臣家出身では
なさそうな感じ。
摂関家?と縁組みしてナンボの時代だしね。
後ろ盾っていうのは、自分以外の人のことだよ。
しかも、式部卿自体は名誉職みたいなものだから、自力も
たかがしれている。権力を持った臣下と縁組しないと
すぐに落ちぶれちゃう。
明治維新まで「天皇」家って、すっごいビンボーだったというでしょ?
いきなり通りに、天皇直筆の色紙などを貼付け、通りかかった町人に
「この書は、ありがたくも〜」
って感じで売りつけていたんだって。
「そっちにおいでやすと、面倒でっせ」(←かなり怪しいけど京都弁のつもり)
と言われると、皆あわてて向きを変えていたらしい。。。
一枚幾らくらいで売られていたんだろう?
半分ぼったくりだよね。。。
ゴシック平安調なコスプレ想像した。
>>423 だから後ろ盾もないのに親王の職じゃ一番格の高い式部卿にありつけんのかって事だろ。
427 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/14(金) 18:23:57 ID:Xrg9WqLb
どの国文学者だったかが書いておられたが、藤壺が桐壷帝を騙しぬいてまで
息子の冷泉帝を帝位につけようとしたのは、一度桐壷や右大臣側に流れた
王位・権力の流れを、わが血筋の方へ取り戻そうと言う思いもあったのでは
ないか、ということだそうだ。
だから、先帝の息子でありながら式部卿が帝位につけなかったのも、その辺
に訳があるのかも。
源氏物語自体、藤壺・秋好・明石と、皇族系の女御が中宮になることから
実は半藤原の話とも言われてるしね
素朴な疑問。
頭中将が「先代に続きまた王族に中宮の座を奪われた」と言っていたけど。
先代ってことは朱雀院だよね。
この方の中宮って誰でしょう?
三宮の母親(藤壺の異母妹)でしょうか?
身分考えたら一番妥当だし。
朱雀院には中宮がいない。
朱雀院在位中の中宮の位は、藤壺が出家後も維持していたと考えられるらしいよ。
最高権力者の娘にして、帝最愛の女性(朧月夜)が尚侍どまりなんだから、他の誰も立后出来ないだろう。
藤壺は朱雀院の妻というわけじゃないから関係ないんじゃないかな?
それに朧月夜は皇太后が言ったとおり「ふしだらをしでかしたので尚侍にしかできなかった」と。
いくら権力者の娘で寵愛が深くても朧月夜は絶対に妻にはなれない立場。
愛人止まりにしか出来ないってのは身内でさえ承知しているんだから愛人に遠慮して立后できないということはありえないと思う。
朱雀院在位三年というみじかさのせいかな?
もし引退しなければ三宮の母が立后してたと思うけど。
ただ三宮母はかなり早くに死んだみたいだし、そうなると今上母が一番有力だったと思う。
皇太子の母だし、後ろ盾もしっかりしてたから(兄は髭黒だからね)
>>427 考えてみたら…
「血筋」って事を考えたら、父と息子と両天秤にかけて孕んだ場合、
その「血筋」自体を経ったわけでも、偽って他の血筋を入れたわけでも
ないわけだから…
当時「血筋」が大義だったわけだから、藤壷って、それほど悪い事をした
わけではない…って考えは、、、突飛すぎますか?
>>433 源氏は臣下に下った時点で皇位継承権持たない非皇族。
よって藤壺の子である冷泉院は男系皇族じゃないんですよね。
日本は有史以来皇族=男系のみなので冷泉院は非皇族による即位になるわけで。
いくら皇族の血を引いているとはいえやっぱり皇位簒奪という点では道鏡以来の悪行だと思います。
当時にDNA鑑定があるなら「血族」だがなあ…
史実で言えば
称徳天皇崩後に分室浄三&大市(天武天皇孫)が候補に挙がった事がある。
緊急時には旧皇族も選択肢としてあったんだろうね
しかし男系支持者はどこでも五月蠅いな
鬼女板からの出張かね?>男系支持者
どこにでも現れてここぞとばかりに語るんだよなあ。
でもあさきでの藤壺はどっちかというと、桐壺を騙していたことの償いとして
桐壺の意思をつぐために冷泉を皇位につかせたような感じがする
>>438 不倫の償いに不義の子をたてるなんて
もしそうだとすれば
藤壺は恐ろしいほどの自己中女だ
考えすぎ
441 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/16(日) 14:33:59 ID:0AdY2Y70
自己中だけではないだろう。
朱雀帝はともかく、こき殿親子の権柄ずくのいやらしさを
知っているからこそ、民の為にも罪の子ではあるけれど、
自分の子が帝位についた方がマシという考えもあったんじ
ゃないかな?桐壺院の遺言にも沿える訳だし。
>>439は藤壺アンチか?上の方にも異様に藤壺叩いてる奴いたが
どうしても冷泉を帝にしたかった桐壺院の意志を継ぐことで償おうと思ったのと
源氏と源氏との子を守るため
矛盾するようだけどこの板挟みの苦しみがあさきの藤壺の醍醐味
>>442 別にアンチじゃないよ
好きでもないけどね。
ただまともな神経なら夫を裏切った罪滅ぼしに
その裏切りの象徴を帝位につけるのがわけわからんってだけ。
単純に我が子可愛さのあまり権力欲に走ったというほうがずっと納得。
大昔の女が考えたフィクションものなんだから矛盾が生じるのも無理がない
>無理がない
無理「は」ない。
今の話の流れには当てはまらないが。
そもそも好きで桐壺に嫁いだわけでも、不倫に走ったわけでもないしな。
子供ができた時も一緒に死んでしまいたいとか嘆いてたくらいだし、
ただ我が子の権力欲しさのためだけに帝位につけさせたって方のが
よっぽど矛盾してるし、少なくともあさきの藤壺はそんな事するようには思えない。
桐壺帝は源氏を跡継ぎにしたくて仕方なかったんだからいいんじゃね?
しかし藤壺と密通したのが朱雀や八宮だったら許さなかっただろうな・・・
なにこの流れ?不貞女があっちのスレから流れてるの?
常識と道徳を捨てないと藤壺のことは理解できません。
>>424 崩御した後に、葬式をやるお金がなくて
遺体が放置プレーだった天皇とかいるよ
>>427 藤壺母がビビる相手ですもんね>右大臣一家
>>428 藤原系の雲居の雁&子孫の扱いとかもヒドイもんね。
玉鬘も晩年はアレだし
>>432 原作には、三宮母をすごく気に入ってたのに、朧月夜を実家からゴリ押されて・・・
みたいな事を朱雀が言ってたところがあったような
(でも、その朧月夜を気に入ってたわけだけど)
>>434 帝位とは関係ないものの、その点柏木のやったことは深刻になるって事。
国文学者の先生も言ってたよ
藤原系の雲居の雁&子孫の扱いとかもヒドイもんね>>
どこが?夕霧に大事にされてるし娘は東宮妃、息子だっていずれ夕霧の後継げるんだよ
そういう意味じゃなくて、作中の扱いが良くないってことでしょ?
あさきには描かれてないが、容貌も頭も藤典侍の子の方が良いと
何度も言われるし、息子は玉蔓の娘に振られるし
藤壺を自己中ってのは違うんじゃない?
藤壺を中宮にしたのも、冷泉を東宮にしたのも桐壺帝なんだから、
それを嫌です、東宮にしたくないなんて言おうものなら、何で?ってなるでしょ。
中宮も東宮も普通なら名誉で断るのはおかしいもの。
断ったら、源氏との関係も暴かれるかも知れない可能性、
それによって子供が処罰(不義の子だから)されることもありえるから、
罪に怯えつつも、そうせざるを得なかった藤壺の苦悩が、人間臭くて好きだな。
藤典侍も藤原系じゃん。ああ見えて宰相にまで出世したし>惟光
>455
藤壺はさー、源氏の後援欲しさに六条の娘を
自分の息子の嫁に取り込んでしまう(源氏も共犯だが)
のがなけりゃもう少し好意的に見られたんだけど。
>456
摂関家出身の雲居の雁と宰相止まりの惟光の娘では
同じ藤原でも立場が違い過ぎる。
紫式部がどちらに近いかは言うまでもない。
>>475 藤壷の後援者は源氏だけなんだろうね。
兄宮は政治家としてはあまり有能ではなさそう。
後援者への媚だと感じた>六条の娘の入内並びに立后
媚って…w
帝の実父でもあるから意に添ったんでしょ
あさきでは藤壺が「わたくしが決めることではありませんけれどでも源氏の大臣は
あのかたはわたくしたちを守るために命を投げ出してくだすったかた
そしてこれからもあのかたこそ命に代えて主上をお守り下さるかた
そのことを忘れてはなりませんよ」って涙しながら言ってるし
王命婦が「(藤壺の)宮さまは主上が何もご存じなくお父君の愛に気付かれる
ことなくみ仏の罰にあたられるのではないかと深くお嘆きでいらっしゃいましたよ」って言ってる
原作読んでも媚だなんて思わなかったな
藤壺が子供かわいさに源氏を利用したって解釈がわいてくるのは困ったものだ
>>455 だったら最初から不倫しなければいいじゃんって結論になってしまう。
自分達で人倫に外れたことしたんだからその結果苦しむのは自業自得。
ただあさきの藤壺は自分の意思で不倫したから情状酌量の余地ないけど
原作の藤壺は強姦された可能性あるからとある研究者がいっていたので可哀相。
(不倫のいきさつが原作に詳しくかかれてなくて当時は女房の手引きで
無理やりやられてしまうケースもあったからとか)
自分の意思で不倫したのはそれだけ源氏が好きだったから。
悪い悪いと思いつつやってしまって子供もできちゃって、
なまじ性格が良い人(少なくともあさきではそう思う)だけに相当
苦しんだろう。子供や自分の保身のためと割り切れたなら
どれだけ良かっただろうね。たしかに藤壺の犯した事は悪い事で
あったのかも知れないが、読者としては嫌う要素はないと思う。
自分は今まで藤壺に好感出来なかったけど、最近見直せるようになった。でも
>>457には同意だな。
あの件に関しては藤壺より源氏のが嫌な奴だと思うが。自分が苦しめた元愛人の娘を自分の不義の子と
一緒にさせて権力手に入れる。しかも朱雀帝が秋好が好きなこと知ってたくせに。流石源氏。すごい厚顔無恥。
後、兵部卿宮可哀想だよな・・。もっと取り持ってやりゃいいのに、藤壺。
自分の身勝手で浮気してその後うじうじ嘆き悲しむのは暗くて嫌だったな。
苦しんでいるといっても反省も罪滅ぼしもせずにいい思いだけはちゃっかりしてるし。
藤壺ってやってることと幸運の反比例が凄すぎてラッキーすぎるよ。
他の女キャラがほとんど悲惨なのに一人だけ何の報いも受けずにハッピーx100だもん。
すごい強運の持ち主だ。源氏でさえ晩年は超バッドエンドだったのに
前スレで死後はかなり悲惨な生活をしていた気ガス>>藤壺
>452
誰だよ、その遺体放置プレイ天皇(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
言っとくけど崇徳上皇は違うからな
いい思いはしてないでしょう。
結局、出家せざるを得なかった。死後は地獄に落ちている。
あさきで「あやまちが隠れなく知れて、恥ずかしい思いをしている」って、
あの世で、閻魔さまに罪を攻められているってことだから。
生きているうちから、地獄に落ちることは分かっていただろう。
現世での地位は安泰でも、心は休まらなかっただろう。それが罰だと思う。
不倫も藤壺のほうから誘ったわけではない。
朧月夜と同じ立場。源氏に人生を狂わされたと言っていい。
横からごめんなさい。
いつもこのスレを拝見して、皆さんの博学ぶりに、すごいなあって圧倒されます。
楽しいです。
皆様、どうも、ありがとうございます。
藤壺は源氏を誘うなんていやらしいことはしてないし、桐壺帝を裏切ったことに
後ろめたさを感じ続けたけど完全に被害者ってわけでもないでしょ
(柏木と女三宮の場合だとふたりの間に通う愛がなかったぶん
女三宮は完全に被害者って感じだけど)
源氏が行動に出なければ藤壺は源氏への想いを秘めたままで源氏とどうかなる
ってことはけしてなかった。でも敬愛する主上に背きたてまつりこの身が地獄
のふちに投げ入れられようとも愛さずにはいられなかったってのが藤壺の本心
なにより源氏への愛を断ち切れなかったから死後地獄に落とされて苦しんでる
んじゃないの
親子ほどの年のはなれた桐壺帝に仕えて安泰な人生ってのは敬慕はあっても
男性を愛するって感じじゃなかっただろうしひとりの女としては寂しい人生だよ
えらい美形で才能があって自分を慕ってくれる4歳下の義理の息子のほうに
自然に心惹かれていってもおかしくない
471 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/18(火) 18:17:46 ID:S5GVlQiP
藤壷も桐壺帝も地獄落ちだよ
源氏はなぜか極楽浄土へ転生
源氏はなぜか極楽浄土へ転生>>
それだそれ!!
確かあさきのラストそんな感じだったよね。
明石が紫の雲を見て源氏が死んだことを察したアレ。
紫雲って天国を意味しているってことでしょ?
納得いかねー!!
それとも藤壺は現世では罰を受けなかったから地獄で罰たけど
源氏は現世で罰受けて罪を相殺したからいいってこと?
どっちにしても三宮ねとられたくらいであいつの罪が清算されたとは思えん。
つたない私の知識だけでもあいつの罪は盛りだくさん
被害者(源氏が犯した罪)
桐壺院(妻ねとられる)
朱雀院(愛人ねとられる。娘不幸にされる)
葵の上(本妻なのにないがしろにされた上に源氏の女関係のせいで死亡)
夕顔(死体遺棄される)
六条(悪霊にされる)
紫の上(誘拐される。未成年強制猥褻される。親父と縁切られる)
明石上(娘と引き裂かれる)
玉鬘(セクハラされる)
空蝉(準強姦)
女三宮(柏木に一方的に強姦されたことをいびられる)
柏木(いびり殺される)
式部卿宮(娘誘拐される)
八宮(宮中追放同然の目に合わされる)
柏木だけは自業自得なので、まいいけどね。
源氏の所為で直接とはいわないが二次災害ならぬ二次被害にあった人もいるしな。
紫父には(逆恨みでいびられる)も追加。後、頭中将と左大臣、引徽殿大后と右大臣辺りも被害者に追加してもいいと思う。
本当に源氏って極楽浄土に行ったの?無間地獄以外行くべきところはないと思うが。
>>471 私が閻魔大王なら、桐壺院と藤壺が地獄行きの罪状の第一番は、
桐壺院→源氏をこの世に生み出したこと
藤壺→源氏の陰謀に荷担したこと
だろうな。
>>476 正確にいえば
桐壺院→源氏を盛大に甘やかして育てたこと。
でしょうな。
桐壺帝は桐壺と藤壺以外の后の扱い(特に引徽殿大后)と源氏以外の息子の扱い(特に朱雀帝と八宮)が酷いことも
腹立たしいよな。引徽殿さんはあの世で桐壺帝にこっぴどく復讐してやるべきだ。
479 :
466:2006/04/18(火) 21:43:44 ID:???
>469
後土御門(´・ω・`)カワイソス
戦乱時は仕方ないだろうけど49日間も放置スか
回りもヤだったろうな
源氏が自分がぢごく落ちになるなんて微塵も思ってないよ
罪の意識ないもん
まだ罪を知ってぢごく落ちの方が人の心あり
陰謀とかもののあわれを知らないつまらない読み方ですね
ぢごくにおちても
ああ、ぼくってかわいそう…
とか、おもっているんぢゃないのかなー
げんぢって。
宇治の浮舟に取り付いた法師の霊は、源氏ではないかという説があるそうだ。
私もこの説を信じている。地獄でも鬱陶しがられて追い出されたのに違いない。
山岸凉子の作品に「黒のヘレーネ」というのがある。
絶世の美人の妹・へレーネにむけて、姉のクリュタイムネストラの台詞。
「ヘレーネのように 姿かたちが美しければ 誰からでも愛される
ならば素直でいるのも 簡単なこと
だれからも愛されず 醜いと後ろ指をさされるからこそ
ひねくれもするし 意地悪くもなるのに」
読んだ当時
「なるほどなあ…」と思った私だが
「あさき〜」を読んで
「いやいや、ルックスに恵まれ、地位に恵まれ、血筋に恵まれても
自分を哀れんでばっかりで なぁ〜にひとつ反省もせず、魔物に憑かれた恋人
を置き去り、正妻は悶死、愛人は悪霊化、父親の妻(自分にとっては義母)
を強姦、幼女を監禁し、強姦して妻にした後勝手に浮気してそれを嘆いて出家
したいという女の申し出さえ無視し結果なぶり殺し…それでいて、かっての
自分と同じ事(妻にちょっかい)されたら、相手をいびり殺し…
そーーーーんなクズもいるんだよ!クリュタイムネストラ!!」
って言いたくなった。
ともあれ…人間、なかなか幸せにはなれんもんだな。。。
感謝の念を忘れると、地獄に堕ちる、ちゅーこっちゃ。(ー人ー)
>>483 スレ違いな質問だけど、「黒のへレーネ」はどの単行本に収録されているか
教えていただけますか?
>>483 過去スレで見た気がするんだけど
いくら源氏がクズ(匂宮も)であろうと、この時代は
地位と美貌があれば、結局許されてしまう・・・って事では?
この二つも、前世で功徳を積んで現世で得た美徳・・・と思われていそう。
六條の生霊が、源氏に仏の加護が強すぎて憑けなかった理由は
この辺を指すのかと
>>482 地獄ですらウザがられる源氏www
やつはもうどこにも行き場ないな。
487 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/19(水) 13:28:24 ID:YRsA5ZD/
>>486 いっそのこと、こち亀の両さんみたいに地獄でクーデター起こして
天国よりもハッピーな地獄を目指せばいいのにね。
>>482 ちなみに自殺しようとした浮舟を助けたのは原作では八宮説が有力らしい。
絵的には地味かもしれんが源氏より八宮の方がいい。
八宮なら「浮舟への仕打ちを悔いていたのか」と見直せるが、源氏なら「何を今更」だし
なんの罪もない八宮を追放同然の目に合わせておいて虫がいいとしか思えない。
前にも言ったが、浮舟を助ける役は八宮が駄目なら紫上がよかったのではと思う。
489 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/19(水) 18:37:12 ID:535owyB3
源氏は天帝に寵愛されてる
藤壷が地獄に堕ちずに済む唯一の方法は源氏の気持ちに答えることだった
原作では何百回と不義密通を重ねてるわけだが、
源氏を拒んだ結果が地獄だよ
今頃地獄の鬼に淫乱の責め苦を受けてることだろう
490 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/19(水) 21:14:37 ID:CdKQKmRq
桐壺院と引徽殿大后の二人は二人にしか判らん部分もあるからあまり、
一方的に桐壺院を責めるのもどうかと…
桐壺更衣の入内前はラブラブべっちょりカップルだったとも思えない。
結局桐壺更衣がいてもいなくても、この二人は上手くいかなかったのだ
と思う。
>>489 原作で何百回?
まぁ前世からの縁が深かったとか
光る君、輝く日の宮と並び称せられてたところからも
本当は結ばれるべき二人だったのに裂かれた感はある
六条の怨霊が源氏は神のご加護が強くて手が出せないって言ってたし
不義密通したわりに源氏自身は神に守られてたよね
須磨に行くはめになったのもちょっとしたことの報いだって桐壺院に言われてるし
その桐壺院でさえ地獄でお勤めがあったってのに
>>490 子供は何人か産んではいるけれども
「愛されてる」って訳じゃないのは確か。
引徽殿大后もそんな感じの事を言ってたような
本当は結ばれるべき二人だったのに裂かれた感はある >>
最初から継母継子として出会ったわけですが
まあ精神的な不義密通は何回もしてるわけだが
>>463 反省してるから苦しんでたんだろ
子供を帝位につかせたのも源氏に直接こたえることはできないから
せめてその子供と源氏だけは守り抜こうとしたからこその行為だと思う
>>490 桐壺帝が本当に引徽殿大后を愛していたかというより、あまりにも扱いが酷いのがいや。
桐壺更衣にべったりな帝を怒る引徽殿さんに対して「そなたをいとしいとは思えない。」って思いやりがなさすぎる。
あまつさえ死後、源氏かわいさに祟って病気にするし。引徽殿さんは原作では子供の源氏を可愛がったりしてる
描写もあって気は強いけど根っからの意地悪女ではないと思うから桐壺帝が誠意のある態度を取ってれば
引徽殿さんがあんなに辛い思いをすることもなければ、桐壺更衣が早死にすることも藤壺が入内して源氏との
秘めた関係に苦しむこともなかったのでは。
それと、子供の源氏と引徽殿大后を会わせるってのも源氏に対しても引徽殿さんに対しても思いやりに欠けるよな。
引徽殿さんが源氏を気に入ったからよかったものの。あさきは引徽殿さんをそんなに悪く描いてないと思うけど
その割に源氏と引徽殿さんが会うシーンは省かれてるのはなんでだろ。
単に話がややこしくなるからでは。
第一級の戦犯は
桐壺更衣と桐壺帝が出会うきっかけを作った猫
ほんと源氏物語の猫はろくなことしでかさん
それに次ぐ戦犯は
源氏と紫の上が出会うきっかけをつくった犬君
言ってみただけですすんません
>>484 私がもっているのは
白泉社 花とゆめコミックス 山口凉子傑作選「スピンクス」に
「黒のヘレーネ」、収められていますよ。
>>498 ご教授ありがとうございます。
早速注文して、読んでみます。
>>498 どうでもいいツッコミなんだが、「黒のヘレネー」な。
>>494 苦しむことと反省して償うことは全く違う
何の償いもせずに心で詫びてもそれは単なる自己保身と自己満足
はいはい
ん?
そんなにご不満かな
私は同意
藤壺は悪意のない悪女なんだよ。
今も昔も偽善者って嫌われるから。
ちなみに源氏は独善者
これが一番嫌われるんだよね
藤壺→悪意のない悪女、偽善者
源氏→独善者
すげぇ納得。ちなみに桐壺帝も独善者で、紫は史上最高のお人好し。
紫は途中でいきなり性格変わってかなり萎えた
ついでに髪型も
紫の上は原作だと知らないけど、あさきではかなりイライラしながら読んでたな
そんな心ん中でグチグチうじうじしてないではっきり意思表示しろやって!感じで。
あと源氏も自分のことは棚に上げて息子のことを紫の上と一緒に悪く言ってるのも許せなかった。
紫上にとって、理想だったは雲居雁のような「帰れる実家がある娘」だったのかも。
源氏は金銭的には亭主関白っぽい。
中宮の養母として、位階を紫上に上げたら「紫上だけが所有する財産」が出来たのに。
源氏に育てられ、源氏に養われ、源氏に逆らわないように躾けられ。
これならストレスで病気になるのも無理ないよ。
>>493 継母継子は今生での関係
ふたりは前世からの縁が非常に深かったのよ
子供まで授かったしね
藤壺はどんなに栄華を極めても
好きな人と晴れて結ばれることができなかったから不幸だったよ
他の女性や紫のことを羨ましく思ったこともあっただろう
あさきはそのへんまで描いてくれてて藤壺贔屓にはうれしい限り
私は、どうしても、藤壷が光源氏を愛していたとは思えないんだな。
それは可愛い子だと「母性」は感じていたかも知れないけど、元服して
男になったら、きちんと隔たりを持とうとしていたし、不備密通と言っても
強姦なんだから。
強姦後、文にも手をつけず、返事などもっての他だったのでしょう?
妊ってしまった後は、秘密を共有できるただ一人の相談相手として源氏を
頼っていたけど、なんだかんだ言って、源氏のナルシズムの犠牲になって
大迷惑受けた女性としか思えません。
まー上にも書かれてるけど、藤壷が源氏を愛してたというのは
あくまであさき他の創作上の味付けであって
原作ではそうでもないしね。
源氏のために泣いた事など一度もないし。
まとめると源氏士ねということで。
元木氏ねみたいなもんか
確かに原作の藤壺は源氏を愛しているって描写はなかったような。
あさきは源氏に都合のいいように合意の上での不倫になってるけど。
原作では完璧強姦だった空蝉でさえ源氏に恋してたってことにされたくらいだしね。
原作の藤壺に関して言えば、そう悪く思うひといないんじゃない?
あさきの藤壺が嫌われるのはやっぱり自分の意思で不倫したから。
強姦されたなら可哀相だけど同意の上だとその後の行動は全部悪事になるから。
(皇位簒奪、朱雀院や八宮への冷遇などね)
>>510 おいおいそんなこといったら世の不倫カップルは全員正当化されちまいますぜ( ̄ー ̄)ニヤリ・・・
ラストの『さようなら私が愛した全ての素晴らしい女人たち』の見開きシーン。
源氏にとっては息子の嫁の秋好がしっかり入っていた。
あいつ、やっぱりそういう目で見てたんだ……。
六条の遺言がなかったら息子の嫁だろうが襲っていたかもしれない。
518 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/21(金) 20:18:07 ID:jbnFMGJP
源氏はやっぱり嫌な奴
桐壺帝、藤壺宮、紫の上、空蝉、六条御息所、女三宮
皆、源氏の被害者
落ち葉宮の事で、雲居の雁が実家に帰ったときも文句つけてたけど
つくづく嫌な奴だと思った
>>517 玉鬘もしっかり入ってた。しかも夕顔より大きかったし。つーか夕顔は小さめだったな。顔も誰だか分かりずらかった。
かなり初期(一巻)に、しかもちょっとしか出番なかったから仕方ないけど。同じ一巻から出てて途中で出番がなくなった
六条御息所と葵上は結構個性あって分かり易かったけど。
>>518 桐壺帝だけは自業自得。そういや雲居雁だけじゃなくて落葉宮に対しても軽々しいって言ってたらしいしな。
柏木と雲居雁の父である頭中将が事実を知らず怒るのは仕方ないけど夕霧の父親で柏木をいびり殺した(自業自得
とはいえ)くせになんでお前が落葉宮を見下すんだ、と。
なんでこのスレ、登場人物の悪口言いたい人ばっかなの?
>>519 落葉宮に手を出したのが夕霧じゃなくて自分だったら『素晴らしい女人だ』で終わっていたよ。
あいつはそういう奴。
恋愛対象外の女にはやたら手厳しく小姑根性だすタイプ
藤壺って嫌われてるか?少なくとも私は一番好きな人物だけど
>>520 現実世界でストレスが溜まってるんだよ、きっと。
お、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!?
>>520 考察をしていくと、しらず悪口めいたものになってしまうんでつよ。
あさきでいいところってないのかな
正直この流れは重い
あさきが好きなのでショボーンとなる
たぶん、ここの住人もほとんどはあさきが好きだと思うよ。
ただ、主人公を始めとするメインキャラがきらいなだけ。
肝心の主人公がフォローしようないからな(笑)。黒男と比べられても「黒男に失礼」で結論づくからな。
あさきスレなのに(笑)。実際大和さんも源氏=ろくでもないってわかってたらしくていかに好感的に描くか
苦心したって過去スレで話上がってたな。
>>517のラストシーンにちなんだ源氏のフォロー。『さようなら私が愛した全ての素晴らしい女人たち』の中に
末摘花と源内侍を入れてたのはえらいと思った。
でもここの人たちはアンチ発言をしてるようには感じないな。
読み込んだ上での議論、という感じ。
主人公はとんでもない奴だが、正直こいつじゃなきゃここまでの
物語にならなかったと思う。
例えば頭中将や朱雀帝を源氏と同じ立場にした上で主人公にしても全く違う話になってただろうな。
少なくとも源氏程むかつくことはなかっただろうなwww 脇役のときではわからなかったボロが出るかもしれないが。
藤壺は絵合わせの前の内輪の物語合わせでなにげに伊勢物語を支持してる
頭中條と源氏が後宮での実権を競い合った絵合わせではないなんでもない場面で
帝の妃との悲恋や東国へ琉離する話がある伊勢物語を藤壺がゆかしいと思ってるのは興味深い
原作でも藤壺は立場上けして気持ちを表に出せなかったけど源氏を愛してたと思うね
533 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/22(土) 01:14:35 ID:g+avH9hS
スレの流れにワロタ
考えれば考えるほど気持ち悪い男=源氏ってことでFA?
>530
見落としあったらすいませんが
原作では嘆いていても涙の描写はなかったはず。
そういえば昔、中学のころ
国語のテストを十分で終らせて、その裏に必死であさきの絵を書いてましたわ。
返ってきた解答用紙の絵にでーっかくバツがつけられてた。
桜庭先生あんたひどいよ。
ちなみに三ノ宮の絵でした。
自分が父親の妻レイプしたからって息子もそういう目でみてる源氏ってなんだか器小さいなーと思った。
自分を基準に考えるなよ・・・。
同じプレイボーイでも頭中将はモラルのある女遊びしてたじゃん
頭中将も源氏よりマシってだけな気が・・・
頭中将は嫌味がないというか性格が陰険で女々しくないから。
539 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/22(土) 19:48:05 ID:9BTWFZ2l
源氏ほど陰険じゃないし〜
そういえば、夕顔と玉鬘の件も頭中将はすなおに源氏に感謝してたけど、
これが逆に源氏が彼の立場だったら、
「よくも自分の面目をつぶしてくれたな」
とか、逆恨みしてそうだな。
頭中、割とその辺大らかだね。
玉鬘が宮中に上がった時、もし頭中の立場が源氏だったら
黒髭よりもヤキモキしそう。
>>535 男先生だったらエロ絵、女だったらイケメン男絵とちゃんと対策取らないと
まてこらww
>>541 ゴメソ。「黒髭」にワラタ。
危機一髪かい、みたいな。
年とってから読むと、割といい男だなと思う>頭中将
近江の君と楽しく話してストレス解消してる頭中将が面白い
頭中将って他人を見下したりしない明るい性格だしね。
源氏は親父が溺愛したせいで尊大に育ったせいか天皇である兄ですら平気でないがしろだもん。
自分の猥褻行為は棚に上げて他人を中傷しまくったりするし、そこが大きな違いかな
547 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/23(日) 13:09:04 ID:HDnZEntF
パタリロ源氏物語の源氏は下々にも優しいし、気の付く男になっているけど
あさきの源氏は嫌な奴すぎて、付き合いたく(男女関係でなくても)ないな
>>547 ハゲド。
目上の立場でも娘を弄ばれたり妻寝取られるし、娘婿でも気苦労させられ、部下なら翻弄されあちこちの女房に嫌味言われまくり、息子もわざわざ出世街道から外され言動をいちいちチェックされ、女人なら言うまでもなくいろんな形で苦しめられ…orz
実害こうむってないのって、愛娘の明石中宮くらい?
花散里も実害は無かった方
>>548 明石中宮本人は知らないけど、源氏が紫の機嫌とるための道具にされた事実がある
>>549 花散里はいいひとすぎたからなぁ
花散里は立場を弁えて源氏から信頼を得たけど
早々と自分から夫と床を一緒にしないってのも寂しい人生
床を一緒にするだけが人生ではないと悟った賢い人
んだ。毎日お風呂に入る時代じゃなかったし、
例えば、他の女人とやった後、すぐヤラれるのは嫌ジャマイカ。
かといって、女人からは拒めないだろうし。
>550
いや、紫が子供キライな性格だとしても引き取ったと思う。
すべては夢占いどおり、自分の娘を中宮にするため。
>>549 実害はないにしても、結構無神経なこと花散里にも言ってると思う。
556 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/23(日) 20:18:17 ID:HDnZEntF
源氏は所詮男の夢、女の敵
だからすごいのは、そんな話を女が書いたってことだ。男が自分の欲丸だしで
書いたってのならともかく。こんなに登場人物多いのにキャラ立ってるし。
物語の構成力は大したもんだと思う。千年以上も現役なのはそういう事だと思う。
558 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/23(日) 21:54:10 ID:UnLOuVqo
同じ男として源氏を再起不能にするなら、源氏を輪姦する。
男10人くらいで代わる代わる源氏を抱く。
このスレ男性不信な読者ばっかりだなw
>>559 というか、558を見ると、源氏って男からも嫌われてるんじゃないの?
男から見ると源氏って空気みたいらしい
女君達のほうが良く書き込まれているから
確かにこの物語の主人公は源氏というより女人たちって感じ。
源氏は物語のナビゲーターという地位のほうがあってる
嫉妬男と男性不信女に支えられてる源氏物語人気
子供向けの紫式部の伝記漫画みたいなのだと源氏物語を読んだ女たちは
一様に源氏に憧れている場面がよくあるけど実際はどう思われてたんだろう
薫や夕霧は昔の人に人気が高いと聞いたことがある。至らないとこもあるが基本的に真面目な分、源氏よりは
親しみやすそう。ネットの評価では頭中将は人気が高い。後、朱雀帝も結構読者人気があるって評されてた。
逆に源氏は一番好きって意見を見かけない。むしろ、最初は嫌いって意見が多い。
>>566 更級日記の作者@菅原孝標女が薫ファンだよね?
谷崎潤一郎は夕霧好きらしい
NHKの古典への招待だかそんな感じの番組で、先生が
「この頭中将という人は登場人物の中でも非常に人気のある人なんですが…」
って言ってて、「あーやっぱり」って思ったなあ
そんな先生に頭中将がロリコンになっている漫画を読ませたい。
源氏は長髪で居合いやって村正持ち。
>569
パタ源氏だな
あれは陰陽師の戦いがサイドストーリーとしてなかなか面白い
>>567 更級日記の作者@菅原孝標女は薫ファンというより、「浮舟になれたら」って憧れ持ってたんじゃなかったっけ?
自分と同じく東国育ちということで、一番自分と重ね合わせやすいからかと思ってた。
572 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/24(月) 19:51:24 ID:RWL5peBL
パタ源氏おもしろいよね
あさきとはまた別の見方が出来るし、みーちゃんと大和和紀の
解釈の違いが楽しい
魔夜峰央は好きだけど、「パタ源氏」は読んでないな。
松本零士先生の奥さん(牧美也子だっけ?)の源氏も捜しているんだけど。
ええ〜牧版は無駄なエロばっかだよ。
物語としての組み立てが疎かもいいとこ。
牧版で無駄なエロばっかなら江川版は…
エロエロでもはやエロくもなし
漫画家の名前は知らないけどレディコミでみた源氏物語は凄かった。
紫の上は表向きの性格はあさきと一緒だけどその裏は怖いくらい。
例えば明石姫を引き取るとき子供ができると大喜び。
ここまではあさきと一緒で源氏もそれが紫の本当の気持ちだと疑いなく思っている。
が!心の中では「ええ可愛がってあげてよ。あの方の娘ですもの」と炎めらめら。
そして引き取った姫を可愛がるのだがその可愛がり方がすごい。
「お母様はあなたのことが嫌いだから捨てたのよ」と吹き込んで姫の気持ちが明石から自分に移るように仕向ける。
最愛の娘の心を奪うことが明石への復讐だったというすごいものだった。
さらに源氏が玉鬘に邪な気持ちをもっていることに気づいた花散る里が紫に相談。
紫は自分の時同様に源氏が玉鬘を狙っていることに気づく。
そして髭黒に通じていた女房が、髭黒を玉鬘の寝室に手引きするか悩んでいるところに登場。
なんと源氏は二人の結婚は承知しているという含みのある言い方をする。
女房はすでに源氏も承知して二人の結婚は決まっているから手引きしても問題ないと思い込みやってしまう。
その結果、紫の姉は離婚する羽目になっても紫は
「これでいいのよ。お姉さまだってこのほうが幸せになれるわ」と。
一番凄いのは死ぬ間際に夕霧と不倫したかもしれないと思わせる台詞はいて死んだこと。
源氏大ショックで「う、嘘だろ紫の上……あなたと夕霧が?」と否定して欲しいと熱望
が、紫は(……この嘘を地獄まで持っていく。これがあなたへの復讐)と何も言わず死亡。
源氏はすっかり二人が愛し合っていたと思い夕霧に紫の遺体への面会をさせる。
怖いけどGJな紫だった。
>>577-579 何故レスを3つも?それはともかく、最後以外の紫はすごくいやだな・・。甘いかもしれないけど
あさきの優しいけどそのせいで源氏に徹底的に不幸にされてる紫の方がいい。でも死ぬ直前に
不倫(しかも夕霧と)を匂わせた発言をして源氏に復讐ってのだけはいいな。
どれもいやだよ。
全然GJじゃねーよ
あさきとも関係ないし
牧版の「源氏物語」は、絵がきれいだろうな。
だけど、この人の絵って、雑な時と、そうでない時の差が激しい。
「悪女バイブル」読んでいて、そう感じた。
雑キャラはいいかげんに描いてありそうな気がする。
ググってみたけど、全部で6巻あるのね。
買うのは、ちょっと冒険だなー。
どこか、図書館か、まんが喫茶においてないかなー。
なんかだいぶ前に牧版の源氏の話から
だんなの松本零士氏に女君を描いてもらいたいって話が
あった気がする。
もちろん源氏は大山トチローw
源氏の陰険さからすると、デスラ−総統顔w
デスラーは偽悪者だから偽善者の源氏とは違うだろう。
むしろ頭中将をやってほしい。
源氏は古代弟でいいよ。
てか毎回ハーロックがどの役にもあてられないのは笑う
むしろ源氏は鉄郎顔にでもしてやった方が好感持てるんじゃね?でも、中身があのままだったら返ってむかつくか。
>>583 アスファルトに書いてある道路標示みたいな絵だなーと思った。
でっかく書いた「止 ま れ」みたいな。
原稿に、棟方志功のように眼を近づけて描いてるんじゃないかな。
パッと見ると人物自体がビヨーンと伸びててヘン。
ページを眼の高さに近く捧げ持って調整すると丁度よくなる。
590 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/26(水) 18:14:31 ID:m6pVVMQt
牧版の源氏も面白いよ
葵の上と源氏を仲良くさせる為に、親兄弟の気の使いようがすごい
あさきではさらっとしてたけどね
牧版でも源氏は嫌な奴だが、未完なのが残念
女三宮と柏木の話を見たいなぁ
悪女バイブルな源氏物語じゃ胸がときめかないのよねw
業子の藤壺、業子の紫の上、業子の花散里、業子の六条御息所
業子の朧月夜、業子の明石の上、業子(ry
牧版て未完なのか・・・
何年か前に出た「週刊・源氏物語」では牧版取り上げてたね
結局1冊も買ってないがw
創刊号くらい買っておけばよかった
羅刹の家かいてるひとが描いた源氏物語は凄かった
何がすごいかって妹の為に一肌脱いだ頭中将が源氏に薬を盛る
その源氏に上になって葵がやっちゃうんだもんね
牧版源氏をブコーフで立ち読みしたことがあるが、
葵の上が強引に源氏にヤられた時、こんな体位が
あるなんて恥ずかしくて…なんてこと言ってたのと、
若紫が源氏にヤられる前に、源氏が若紫に自分の
イチモツを触らせたのを覚えてる。
忘れてェェェェェ _| ̄|○
牧版は絵も脚色も美しくない
>>596 あの源氏のことだから、そういうことをやっていても不思議はないかも。
男が示す愛と女が欲しい愛は違うけど
それを乗り越えて愛し合えるのが男と女
と思えない人生って味気ないねw
>>598 やってそう。セクハラ親父化してそうだ。
「キャーッ!フランクフルトみたいになってるーっ!」
『薔薇ー帽』より
源氏て巧くなさそう。本人は自信満々そうだが、セクハラ変態性癖なだけな気ガス。
頭中将は何かすごい技術を持ってそうだが。
源氏は夕顔と関係を持って以来、性的に目覚めさせられたって話を聞いたことがある。夕顔は純情っぽく見せかけて
実はしたたかで遊女的って言われてるけど、頭中将の元恋人で源氏より年上でああ見えて子持ちだったりするから
そっちの技術に長けてるのも当然といえば当然だよな。六条御息所とかはどうだったんだろ?
「パタ源氏」
買って読んでみたけど…
魔夜峰央の絵って、「パタリロ」の初期あたりがキレイでいいよね。
ギャグもすべりっぱなしで…ちょっとガッカリ。
ネアカな頭中将の息子があんな陰湿な自己中男で、陰険な源氏の息子が真面目律儀なんて世の中わからない
頭中将は、嫁が陰湿だもんね。
「妻がきつい女で、夕顔にひどいこと言っていたらしい」と頭中将自身が
源氏に語る場面あったよね。
夕霧の生真面目さは、葵上の思いつめる性格からきてると思えば
納得できる。
これが千年も前に書かれた物語なんだもんなあ。
それを、見事に美しく仕立てた大和先生の偉業も素晴らし過ぎる。
私は、源氏に「貴様、“ひとりぼっち流花”のシオンを見ろ!」
と言ってやりたい。血の繋がらない母への思慕として、せつなすぎる。
>>601 「やたらいじるな!」「数式を思い出せ!」だったっけw
>>607 奴に「この人を見習え!」と言っても効果なさそう。三宮に対して「玉鬘の10分の一でも才があれば・・。」って言ってたし。
お前にだけは言われたくない。むしろ、桐壺更衣の息子で紫、明石、花散里などといったお人よしで控えめな人が
周囲にいてよくあんな傍若無人なことばっかやってられるな、と。前にも言われてたけど桐壺更衣の血(顔以外)は
どこいっちゃったんだろ。
確かに源氏にこそ朱雀院の思いやりの10分の一でもあれば、と言ってやりたいくらいだ。
紫、明石、花散里はお人好しというより源氏の我侭な性格をわかって我慢できるタイプなんだよな。
源氏は女に関してはアホだけど結婚相手を見る目だけはあったらしい。
この前、行列が出来る法律事務所で伸介が
「俺たちみたいなのが上手くやっていこう思ったら相手の我慢しかあらへんじゃないか。
みんな(ゲストの芸能人連中)クルクルパーなのに」と言っていたけど
源氏は見事にそれに当てはまるんだよね。
だから朧月夜は最後まで遊びで結婚しなかったんだよ。
結婚相手を見る目があったというより自分にとって都合がいい人(自分の我侭を我慢できるタイプ)を本能的に
選んでいたのではって気がする。だから葵上や六条御息所の様なプライドの高いタイプ、朧月夜の様に
奔放すぎるタイプは結婚相手に選ばなかった、もしくはしても上手くいかなかったんだろうな。朝顔斎院も
我慢できそうなタイプだったから目付けてたのかも。末摘花や三宮はぼんやりしすぎてて我侭も出せなくなってしまい
自分のこと棚に上げて文句言いながらも上辺を気にして面倒は見る。でも本人達はそれで十分。
613 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/28(金) 22:38:30 ID:8AHkb0Ro
614 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/28(金) 22:57:31 ID:jkkxV+FA
牧版の弘徽殿女御、ぶっさいくだな〜
えっちシーンは江川版よりずっとキレイだよ
江川版は、「ああ、男はこういうの好きなんだろうな」って思った
最後まで読む気しない
>>612 向田邦子の脚本か。
録画しておくかな。
>>575 江川はエログロだが、良かった所は女君の描き分けは一番上手い。
しかも、おおむねイメージ通りだし
牧版ではブスの弘徽殿女御と葵の上が美人。
後、元服前の源氏も可愛かった。。。
>605
パタ源氏は陰陽師の戦いだから。
源氏物語をアクション物として捉えた斬新さを買う。
江川のは所詮萌えマンガ
牧版は所詮レディコミ
原作のリアルタイムのように大人から少女まで虜にする力を持ってるのは大和版だけ
他のものは認めたくない、ってのはよく分かりました
書き分けできてないのはあさきだ
江川は読んでないが、あの人元先生だし研究家だからこまかいとこも考えてありそう
621 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/29(土) 10:54:13 ID:jXedQeUr
牧版源氏で見てみたいもの
東宮立坊に喜ぶ余り、3日3晩ドドンパを踊りつづける弘徽殿親娘
あさきの書き分けは編集者も見分けが付かない程度だったのかも。
何巻目かの人物紹介で、「夕顔」となっているのは玉鬘の絵だった。
地味にワロスw
今さらだけど絶世の美女のはずの桐壺更衣、私には並の美人にしか見えません。
むしろ若い頃のこきでんのほうが華やかな美人に見えるくらいで
華やか美人に見慣れた眼に、風にも耐えられなさそうな
可憐な野の花のごとき桐壺は新鮮だったのかも。
穏やかな彼女だったから素直に甘えられたんだろうね。
あれが帝の初恋だったんだろう。
「あさき」の夕顔と桐壺はタイプが似てる気がする。
コキデンには金持ってるのよパワーがあるから
美人にみえるのさ
>>625 しかしなあ・・・子どもを何人も作っておいて今更初恋と言われても、
妻からしたら堪ったもんじゃないよなあ。
流れと違うレスですまんが、柏木に女三宮が降嫁してたら、というのを
前から考えてる。結論は、そこそこ幸せな夫婦になってたかも。
柏木は、普通に浮気するけど、女三宮は生来の不思議ちゃんキャラで
乗り切りそうだし。想像と違ってロリキャラの妻を、柏木がどういう
ふうに育てるんだろうとか。
手が届かないから欲しかっただけであっさり手に入ったらあまりの歯ごたえのなさにポイですよ
落ち葉より酷いたとえされてたかもね
>>621 ドドンパだっけ?ラップ踊っていたのは葵だったかな・・・・
桐壺は嫌いだなぁ。藤壺と紫の上が似てるってのは理解できる。
二人とも最高級の美女で人柄も褒められていたという共通点がある。
桐壺にそんなのあったっけ?若くして亡くなったから美化されてるだけじゃ?
男に頼りきって、自分ではな〜んにも考えてないような頭の悪さが嫌だ。
夕顔も同じ理由で嫌い。男は好きそうだけどね、こういうタイプ。
>>612さんが紹介してくれたドラマ、録画して昨晩見た。
脚本が向田邦子だった。
光が沢田研二だったから、多分「彼の顔」が主目的なんだろう。
あまり趣味じゃないが、時々いい表情がでてた。ちょっと虚無的な浮気男という設定か。
かなり大胆に省略して、女三宮の事件が、朱雀帝在位中にずらしこまれていた。
源氏の出世街道は無視して、女性遍歴(義母との不義・罪の子〜妻の不義・罪の子)に重点を置いた内容。
なので、明石一族や赤ん坊以外の子役は、カット。
話は、余情はほとんど無しで、さくさく進む。
色々貧乏臭い(侍女がほとんど出てこない)し、女君が平気で廊下をうろうろするし、画面的には気に入らないところが多いが、
脚本のアレンジ(2時間半弱に収める)はそう悪くないと思った。
>>632 >男に頼りきって、自分ではな〜んにも考えてないような頭の悪さが嫌だ。
あさきだと分かりにくいけど、原作ではそうでもないよ。
>>633 昔放映された時にリアルタイムで見たけど、当時の沢田研二は源氏に
割りと合ってたと思う。今では見る影も無いけどw
635 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/30(日) 14:48:05 ID:I7yFew/V
桐壺更衣が男に頼りきってるイメージなんかないなぁ
自分なりに弘徽殿の事も相手していたし。
桐壺帝が見かねて庇った、って感じの方が強いな。
夕顔も違うと思う。
つかじゃあ自立して働きますって時代じゃないんだからさ。
桐壷最大の罪は自分の命と引き替えに源氏をこの世に送り出してしまったこと。
637 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/30(日) 15:19:34 ID:s0cO3QRi
>>635 「パタ源氏」でも魔夜峰夫は、桐壷更衣はどんなにいじめられても我慢の子だったのは
気が弱かったからではなく、他の更衣や女御に気を遣い、自分ごときのことで帝を
煩わせたくない、という一本芯が通った女性だと解釈してた。
自分もそう思う。夕顔みたいな気の弱い女ならとっとと宮中を去っているだろうし
そういう気配りのできる女だったからこそ、帝もいとおしいと寵愛が増したのだろう。
沢田研二は魔界転生が最高だった
>637
うん、なんとなくそれで納得した、自分も
パタ源氏は末摘花の解釈もおもしろかったな
自分も桐壺更衣も夕顔もなよなよしいだけの人ではないと思う。桐壺更衣は自分なりに頑張って、しかも引徽殿女御に
恨み言一つ言ってなかったし。ただ、肝心の桐壺帝があんなだから早死にしてしまったけど。夕顔も男を頼るしか
考えてないのなら頭中将の下から姿を消さないと思う。ただ、頭中将と縁を切った後に選んだのが源氏だったのは
大間違いだった。夕顔は交際中には源氏の勝手に振り回されてない数少ない人だけどいきなり源氏のせいで
取り殺されてしまったからな。やっぱ源氏って疫病神。
>>636 命を引き替えに源氏を生み出したのは大間違いだけど「罪」ではないと思う。源氏の悪行はあくまで源氏自身に
すべて責任がある。むしろ母親が自分の命を代償にしてまで授かった生なのにそれをあんな悪行三昧で
桐壺更衣が気の毒すぎる。それを思うと生まれながらの疫病神だな、源氏。もし桐壺更衣が早死にせず
源氏をちゃんと養育してたらすこしはまともになったんだろうか?
>>627 625だが桐壺帝の肩を持ってるわけじゃないゾ〜。
あくまでも桐壺帝の視点では、ということ。
気の毒なのは勿論、現代みたいによそへ縁付くわけにもいかずに
主上が崩御するまでお仕えしなきゃなんなかった弘徽殿さんよ。
「あさき」では情熱的に主上を愛していたんだなあと思えるからよけいに。
夕顔が怪異に遭わず、六条邸に迎えられてたらどこに局をもらったかな?
紫の上曰く、夕顔が生きていても明石の上ほどじゃないと言っているので、第四夫人だと思う。
右近は夕顔の乳姉妹だから夕顔も生きていれば六条院に迎えてもらっていたと贔屓目でみていたので
六条院ではなく東院辺りが妥当じゃないかな?
(だって春夏秋冬、それぞれ女主人いて五番目の女迎えるばしょないし)
春夏秋冬各々だれが主人だったっけ?
春=紫
夏=花散里
秋=秋好中宮
冬=明石
644 :
642:2006/04/30(日) 18:53:29 ID:???
>643タソ さんくー
その他の女達はどこに置いたんだろう?空蝉とか末摘花とか
東の院にまとめて収容。
末摘花の話とかは結構好きだな。
源氏に出会わなければ、末摘花はどうなってたのだろう。
あのボロ屋敷と共に・・・ガクブル。
>>638 パタの本編の方にも末摘花でてきているけど人外w
>647
エリザベスちゃん?
パタ源氏の末摘花は美女だった。
ブサイクというのは家の者を養うため娼館の詐欺を
はたらいてた末摘花を庇うため源氏が流した嘘。
ちがう。エリザベスちゃんは不細工だけど人間w
一番最新刊(だと思う)にパタ自身が源氏やっていてタマネギの従者が
手紙届けるときに御簾をのぞいたらそこに象のような鼻の生物が
「見たな〜!」と。
650 :
愛蔵版名無しさん:2006/04/30(日) 21:19:32 ID:I7yFew/V
エリザベスちゃんはエステに行って、服を着替えたら美人だったやん
そっちのタマネギの妹のエリザベスちゃんじゃないでしょう
大使かなんかのバンコランに岡惚れしていた
エリザベスちゃんの方だと思う
↑大使の娘かなんか ね
以前、テレビで見た新歌舞伎では、末摘花は最後、義理とお情けでしか自分とつきあわない源氏と別れて、本当に自分を愛してくれる盲目の受領と東国に往く決心をしていた。
個人的にはその設定の方が好きだな。
ちなみに配役は
末摘花=中村勘九郎、源氏=板東玉三郎、盲目の受領=市川団十郎
だったと思う。
なんだか、パタ源氏を読みたくなってきたよww
>643>645
大塚ひかりが「ブスはまとめて夏の館に収容」って書いてたな(´A`)
>>639 夕顔も源氏の勝手に散々振り回されてるよ。
彼女のことを身分の低い女と侮り、ずっと覆面したままで通ってて
顔も見せずにセク-スしてたんだから。
まあ出会った場所が場所だから、勘違いされてしまう部分はあった
だろうけど、夕顔からしたら軽んじられている以外の何物でもない。
それに、連れ出したのだって源氏の我侭。
夕顔は家を出ることをずっと厭がっていたのに、無理矢理抱きかかえ
られて、見知らぬ荒れた邸に連れて行かれたんだよ。
さぞ怖かったろうに、取り殺されまでしたんだから堪ったもんじゃない。
昼間も覆面しながら話してたのかな。と言うより覆面てww
目隠しプレイなら源氏らしいと思うが、思わずハンズとかで
売ってそうな大仏とかのかぶりものしてる源氏を想像してしまった。
源氏叩きの長文がTVタックルの田嶋陽子に思えてきたw
夕顔には覆面プレイ、玉鬘にはセクハラ、紫は未成年強姦
もしかしなくても源氏ってちょっと危ない性癖?
>>659 あの時代は今と成人の年齢が違うから、紫の上は未成年強姦じゃなくて
近親強姦にしといて。相(あい)姦したのではないから「近親相姦」とは違う。
それに彼女からしたら、「子どもの自分を強姦した」という部分より、「信じ
切っていたお兄さまが強姦した」という方がショックだったろうし。
性癖は、ちょっとどころか相当危ないと思う。<源氏
成人前で心の準備してない紫をいきなりアレだから未成年強姦だな
源氏に強姦されたほかの女は一応成人して夜這いOK(結婚前提なら)なわけだから
>>655 あさきでは身分低いって侮ってる様には見えなかったけどな。身分なんてどうでもいいって感じだったし
最初に家を見かけたときもこんな場所に不似合いだって思ったみたいだし。逆に明石上にはやな奴だなって
思ったけど。紫上の機嫌を損ねない為とはいえ、子供奪っといて「疲れるときもある」はあんまりだと思った。
連れ出したのもあさきでは夕顔も許可を出してたから我侭って感じはしなかったな。まあ、付き合うなら
女関係清算してからにしろ、と言われればそれまでだがwww
ところで夕顔は頭中将の正妻にどんな酷いことをされたんだろうか?
>>658 めちゃめちゃ笑ったwww これなら女君達も嫌がって被害が減るかもwww
10年くらい前?、
>>658のを身に付けて
「あなたの好みの男になります!」
と大声出しつつ道行く女性に近寄ってる人を見たことがある
今思うとなんかの罰ゲームだったんだろうけど、君が悪くて回り道して帰ったw
「パタ源氏」では、源氏(バンコラン?)が庶民宅でウナギを食べて帰った
源氏を、頭の中将が「下賎な者が食べる下魚などを…」と咎めるシーンが
あるよね。
それをカッコよく、源氏(バンコラン?)が、宮中を支える庶民を見下して
いたら…なんて逆らうんだけど、
実際の源氏って、絶対、好き嫌いの烈しいわがままモンで、
ウナギなんて、きゃあきゃあ悲鳴をあげながら逃げ回る小心者だと思う。
須磨の巻読んだの?
かぶりものしてセックルの話で、
どうしてもストッキングとかパンツ(※変態仮面被り)想像してしまう。
鼻メガネ…もないか…。
ハットリくん…だと「ともだち」だしなぁ
鉄拳とかパペットマペットで想像したけど無理があるし…
セックルに支障がない仮面って、オペラ座の怪人くらいじゃないか?
これがわたしのおいなりさんだ源氏か…。
夜這いの合間合間に賊から宮殿をお守りするのだ。
>>662 明石の陰口いっておいて紫死後慰めを求めた相手が明石だけなんだから源氏の身勝手がわかるというもの
>>669 ちょwww
あのAAここんとこ見ていないから懐かしいわw
>>668 源氏が某サンリオアニメのウサミミ仮面をつけて(ry を想像して吹いた。
673 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/02(火) 21:11:27 ID:ZZA3gEaa
パタ源氏の源氏(バンコラン)は好きだが、
あさきのも牧版のも源氏は嫌い。
両方とも民のことなんか考えてなさそうだしな。
ウナギだって666さんの言うとおり逃げ回るか、嫌そうに
顔をそむけて「捨てて来い」とか言いそう。
挙句に「ああいうものを食べるなんて、と女房たちに言いふらされてしまう」
と不愉快そうに付け加えると思う。
>673
最後2行があてはまりそう
もしくは食べ物と認識しないか、だ
貴族に何求めてんの?
うなぎ食べたくなってきた
遅レスになっちゃったけど。
>>662 あさきはその辺りを違えて描いてるから。>夕顔
大和さんも、原作のままではあんまりだ、と思ったんでは?
678 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/03(水) 10:40:48 ID:xT1XbMuD
六条の御息所は朧月夜には、何故何もしなかったんだろう?
>>677 原作ではどんな言われ様されてるのだろう、夕顔。あさきでは彼女と花散里と接してるときの源氏が一番いい雰囲気
だと思う。他の女性のときは超強引か、身分や教養のことで見下してるか、「重苦しくて扱い辛い」って避けるかのどれかで
かなりやな奴。
>>678 六条さんが狙う相手は夕顔以外は正妻格という法則があるからな。妻ですらない朧月夜は完全に標的外だったのでは。
むしろ、明石上や花散里が全く被害ないことの方が不思議。
永遠のループだが言わせて
源氏を呪えよ!
神仏の護りが強くて無理です。むしろ、神仏じゃなくて桐壺帝の悪霊なのでは?って言いたくなってくるが。
あんなの加護するなんて神様もヤキがまわってるな
前世が良かったらしいが
現世では何の悟りも開けてないよなw
しかも前世からの縁が深い、つまり子供が出来た女もたった三人だし
その論理でいけば、来世で報いを受けてるはずだな。
いっそ、その話を読みたい気もする。
685 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/03(水) 20:06:40 ID:xT1XbMuD
来世の源氏
ブサイクで、貧乏で、頭悪くて、センスも悪く、女にもてない
仕事をすれば同僚に嫌われ、上司にはいびられる
何とか結婚できたけど、妻には浮気されまくり
世を怨みながら野垂れ死に
と、いう感じか?
687 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/04(木) 05:50:07 ID:Xe+EmVtL
age
>>678 そりゃあ朧月夜は源氏にとっては遊び専用のいわゆるオナニー女だったからでしょう。
夕顔の場合はやっぱり身分卑しい女に取られたという思いが強かったんじゃないかな。
>>679さんのいうとおり花散里と明石上が祟られなかったほうが不思議。
ただ紫上にしても源氏が六条の悪口をいうまでは祟られなかったわけで
源氏が六条を悪くいわなければ何もなかったかもしれない。
でも源氏が変なこというから源氏呪ってやる→でも神の守護があつい→だったら身代わりに源氏最愛の女性をとなっただけで、かたっぱしから源氏の妻を狙う無差別殺人というわけではなかっただろうと。
…なんかやっぱり一番かわいそうなのは紫の上みたいだ…
何かの研究本で明石が呪われなかったのは六条と血が繋がっている可能性が高いと書いてあった。
だから明石一族の繁栄=断絶した六条一族の再興同然なので、源氏の子を生んでいながら祟られなかったと。
691 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/04(木) 16:07:53 ID:pzqmmHmo
朧月夜や明石は黙って呪われるタマじゃないからかも。
>>690 へぇー(゚Д゚)ノΩ゙
そういえば、気品と知性と教養深い所が似てるなあ。
あさきのなかでも六条に似ていると源氏が言っていた
明石は境遇的にひたすら耐える所(六条と似てる部分)、
娘と引き離される所(あまりにも過酷・不憫)など
却って応援したくなる要素があるしね。
>何かの研究本で明石が呪われなかったのは六条と血が繋がっている可能性が高いと書いてあった
その説初めて聞いた。
誰だろ。まさか角田源衛さんじゃないだろうな。
源氏と明石は結構近い縁戚だよね。
っていうかこの時代は上流貴族みんなほとんど親戚状態・・・
つるっぱげの入道さんと桐壺が親戚じゃなかったかな。
697 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/05(金) 12:36:07 ID:1sxBjz/3
別の本では、“源氏が六条の土地をわがものにし、六条院を建てた。
娘の秋好中宮がそこを里にしていたときは御息所の霊も安らいでいたが、
彼女が冷泉院の元に下がり、実質的に紫の上が六条の女主人になったとき、
御息所の霊が現れた”とあった。
だから御息所には、源氏への愛の執着のほかにも、自分の親から受け継いだ土地
への執着もあったのではないかという解釈だった。
699 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/05(金) 15:27:50 ID:YkGbIEdb
グー
>>696 確か入道と桐壺は従兄弟同士
入道のお父さん大臣クラスまでいっていたと思う。
桐壺のお父さんは大納言クラスかな?
>>700 入道の父は大臣。桐壺の父は大納言で正解です。
だから入道と桐壺は父方の従兄妹同士。
そういえば明石尼は宮家の娘で、桐壺の母も皇族の家柄とか言っていたから王族くらいかな?
源氏はことあるごとに明石を身分低いと蔑んでいたけど実は自分の母方の一族だというのがなんとも皮肉
入道は無位無官になっても天皇の外戚になる夢捨てなかった
桐壺父も後ろ盾のない娘を入内させるように遺言した。
この一族って権力の中枢からははずれてるけどかなり野心家
しかも結果的に成功してる。娘の幸せ(特に桐壺)を考えたらアレだが。まあ、相手(桐壺帝と源氏)が人間的に
酷すぎた割にはすごいと思うけど。
704 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/05(金) 19:56:37 ID:O59ASCLf
源氏への恨みより、血縁への情を優先させるかなぁ…?
ぶっちゃけ、明石は源氏の中で嫉妬されるほど良いポジにはいなかったと思う・・・
子供が出来なければ現地妻止まりだった気がするし。
夕顔 御息所から離れる一因、源氏に熱愛される
葵 正妻、源氏の子を妊娠、車争いの因縁
紫 最愛の妻、源氏の代わりにとりつかれる
三の宮 正妻、紫が助かったと喜ぶ源氏への腹いせ
明石 源氏の娘を産む、でも早々に引き離される
後に再会するが母扱いはされず、源氏曰く「貴婦人ぶってる」
朧月夜 終始都合のいい女、パーッとしたい時の遊び相手
花散里 同居前はそれほど熱心に通わず、同居後も寝床別々の枯れた夫婦
主婦としては大切にされる
最愛の藤壺呪えば源氏には一番ダメージだっただろうに
手が届かない存在だったのね
藤壺自ら延命しようとせず厄年で死んじゃったけど
でも明石は源氏最愛の紫が唯一(源氏の愛がうつるかもしれないと)不安になった相手だし。
夕顔とか朧月夜みたいに都合のいい遊び相手とは違うと思う。
夕顔が生きていても明石にはかなわなかったと紫言ってるし。
紫が死んだ後源氏がたまに尋ねた相手は明石だけだったし。
少なくても源氏に対する精神的ダメージ狙うなら紫の次に愛されていた明石をやるのは効果的のような
でも明石は愛されてはいたけど不幸だったから六条もそこまで酷いことは出来なかったのでは?
それに娘残して未練残した六条が娘と引き離されて辛い思いしている女までやるとは思えない
とにかく生き写しの多い作品だけど個人的に
あさきの薫は夕霧のコピーに見えてならない
外見だけじゃなくて中身や扱い的にも
>紫が死んだ後源氏がたまに尋ねた相手は明石だけ
そうでもないよ。所詮色魔だから。
711 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/06(土) 13:12:43 ID:6Z/VSe01
妻クラスは、明石ぐらいしかはっきりとは
描かれていないが、原作では紫の女房とかの所には行ってた。
>>711 ヤリながら“やはり紫ほどすばらしい女性はいなかった”とのたまい、
「その通りですわ」と賛同してくれる女人限定ですな。
ウヘェ('A`)
かなり昔、和紀先生が、あさきを読む前の予備知識として、平安時代、
身分の低いものが身分の高い人に対して嫉妬してはいけなかったって書いてあった。
内心はともかく、表面に出してはいけなかったんだろな。
明石が紫の上に、紫の上が女三宮に嫉妬しなかったのは、そんな背景があると思う。
そこらの女房クラスなら、誰でも「その通りですわ」と賛同してくれるに違いない。
だからといって女房なら誰でもってわけじゃなくて、
紫の上を直接知る女性に限られてたような。紫が生前
可愛がっていた女房とか。
昔語りをしながらついでに…を慰めにしてたわけやね。
きんもー☆
葵や夕顔をとり殺したときは源氏の相手はそれくらいしかいないときだったし
まだ自分も生きてて視野が狭かった。でも死んだ後はあっちこっち好き勝手行けるだろうから
情報収集して、何が一番源氏を傷つけられるかわかったんだろうな。
女三宮を裏切らせてかつて自分がやったことを思い知らせて、(世間体的にも恥かかせたし)
最愛の人を失わせて悲しみのどん底につき落とせば作戦成功。
明石や朧月夜を失っても結局はそこまで効果ないと思うから。
一番効果的なのは夕霧と紫を密通させることだったのになぁ。
718 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/06(土) 22:55:13 ID:oRjIUHDe
>>714 身分の低いものが身分の高い人に嫉妬してはいけなかった
確かに表向きは嫉妬をあらわにしなかっただろうけど、どの女人も
内心はきっとはらわた煮えくり返っていたんだろうな。
>717
で、子供が出来たりしたら最強ですね。源氏ショック死しそう。
でも夕霧の性格から変えないと無理か・・
夕霧の性格変えるよりも紫の上に魔がさして、夕霧を誘うようにし向けた方が早かったかも。
女三宮降家のあとなら丁度、いろいろ精神的に参ってる時だし。
>>719 源氏と違って夕霧は種良かったから身篭りそうですね
紫もまだ37歳なら全然OK
>>717 そのしわよせが柏木と三宮にいったんだろうな。紫と夕霧だったら二人の性格と立場上難しいから
その点本人の性格も源氏の管理も甘い三宮とそれに深い思いを寄せる柏木なら簡単に密通させられる。
柏木についてた女の霊も多分御息所だろうな。
紫と夕霧の密通は昔から言われてるなあ。確かに三宮と柏木の悲劇を防げるのはいいけど紫や雲居雁が
気の毒な様な。いくら紫といえどもあの性悪源氏がどんな反応をするかも心配だし。
現代の37歳じゃないんだから全然OKってことはないだろう;
紫は子供できない体質なんじゃないの?
>>722 紫だけじゃなくて夕霧にもどんな仕打ちするか分からないよ。>源氏
そしたら柏木と三宮以上の悲劇が生まれそう。
725 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/07(日) 11:54:58 ID:t3nd0nWm
紫の体質なのか、源氏の種が粗悪なのか、単に相性が悪いのか…
さすがの紫式部もそこまでやんのは・・・て感じだったんだろう。
話を終盤に向かわせてるのにダラダラと続くことになっちゃうし。
>>722 大丈夫。原作ではガード固かった藤壺も源氏にしてやられてレイプされたんだから。
夕霧さえその気になれば藤壺と源氏のときよりずっと容易い
(なんていっても源氏が赤の他人の藤壺邸に侵入するより、夕霧が実家の源氏邸に侵入するほうがハードルかなり低そう)
源氏と紫の上は心底愛し合ってるのに夕霧が入ってやっちゃったら単なる強姦
読者の反発も大きかっただろう
桐壺帝と藤壷は男と女の情愛じゃないし伏線の張り方からして源氏が入る余地があった
むしろ前世からの宿縁で源氏と藤壷が結ばれるはずだったのを邪魔したのは桐壺帝
いや源氏はどういいわけしても源氏はただの強姦魔です、本当に(ry
それに源氏と紫が心底愛し合ってるようにも見えない。
心底愛し合ってたのは途中までだよねえ>源氏と紫
ていうか、紫の上は源氏がほとんど源氏以外の男と接触させないで人生送らせた純粋培養だからなあ。
父親と源氏以外「男」という生物と口も聞いたこと亡なかったりして。
愛し合うというより、洗脳に近かったんじゃないの?
733 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/07(日) 18:39:39 ID:FjdSaFpH
>>731 私はむしろ紫が死んでからだと思う。
愛し合ったって言うか、心が通じ合ったって言った方がいいかもしれないけど。
>>732 >愛し合うというより、洗脳に近かったんじゃないの?
その辺の紫の上の葛藤(?)が、あさきではうまく描かれてると思った。
藤壺と源氏だって原作は単なる強姦ですよ。
二人を運命の恋人と思いたいほど源氏をかばいたいみたいだけど
どんなに言い訳したって正当な夫婦である桐壺帝と藤壺に割って入ったのは事実なんだから。
桐壺帝と藤壺が男女の情愛じゃないのなら、藤壺の身代わりに源氏を兄同然に思っていた紫を無理やりものにした源氏だって同じじゃん。
むしろ前世からの宿縁で源氏と藤壷が結ばれるはずだったのを邪魔したのは桐壺帝>>
意味わかんない。
藤壺と桐壺院が結婚したから源氏は藤壺に慣れ親しむ環境になって横恋慕したのに。
桐壺院が入内させなかったら源氏とは一生会うこともなかった
多分子供が出来たことでしょう>前世からの宿縁
そういえば源氏も自己陶酔して藤壺に言ってたなあ
「神仏も嘉したもう証」とか何とか・・
そのくせ他に子供が出来た女性は・・。
葵 いつまでも打ち解けないと言って遠ざけ、ようやく子供も出来て距離が近づいた直後源氏の浮気が原因で狂い死に。
そのくせ死後でまで「堅苦しくて打ち解けてくれなかった。」と愚痴る。葵上も化けて出りゃいいのに。
明石 子供を奪う。しかも影で紫に「身分が低いのに上品ぶってて疲れる。」と愚痴る。
こんな奴に前世からの宿縁とか言われたくない。後、いちいち紫に愚痴るのもどうかと。
これも紫への洗脳行為な気がする。>>愚痴
738 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/07(日) 22:33:37 ID:jpCLSNjL
アンチ源氏の巣窟?
子供は縁があるからできる場合と
冷泉院のように罪の結晶として出来る場合がある
仏教の教えでいえば前世で罪を作ったから
現世で罪を背負って生まれてくるって奴ね。
不倫しておいて後者ではなく前者だといってのける源氏は恥知らず
罪の子だと自覚している藤壺のほうが精神構造まとも
冷泉帝自体はすごくまともだよな。特に宇治十帖で源氏に追放されたも同然の八宮に
見舞いの手紙を送ったりしてかなりいい人だと思った。源氏とその子孫(夕霧・明石中宮・薫・匂宮)って
八宮と三姉妹になんか恨みでもあるのかって言いたくなってくる程酷い仕打ちをしてるのに、
そんな中冷泉帝は神か仏みたいだ。罪の子なのに。
それとほぼ同時期に玉鬘の娘(竹河大君)を入れ込みすぎて秋好と引徽殿女御を嫉妬ババアにしてしまって
竹河大君が心労になって玉鬘に愚痴る様にまでなってしまったいう桐壺帝のごとくなことしてるけどな。
それを思うと冷泉帝は「自分勝手なとこが減った桐壺帝」ってとこか。本当は桐壺帝の実子なのでは?
竹河の巻は冷泉帝の暴走とかで前々から紫式部の手になる物か
疑問視されている巻だよね。
と言うより宇治十帖編自体が紫式部が書いたか疑問て言われてるよね。
私も色々イメージが壊れるのでファンが書いた同人誌として読んでいる。
>>738 源氏に信者なんているのか?
源氏って仏教思想が強いよね。
仏教的に考えると冷泉院は前世の業でまともな両親もてなかった。
で、親の罪まで背負うことになる(それが前世の罪滅ぼしってことで)
この世に前世の業を相殺するために生まれる以上人一倍徳積まないといけないってことで。
その想念が魂に染み込んでいるから八宮をかまってやったりと善行もする。
ずっといいひとだったから前世の罪&親の罪のせいで恵まれなかった子宝にも恵まれた。
ここまでは良かったけど、その後玉鬘娘に入れ込んでゴタゴタしたからねー。
ずっと善人だったらよかったけど、あれでまた罪作ったのでせっかく作った徳も抹消。
せっかく生まれた皇子が早死にするとか、そういう不幸が訪れる可能性大とか。
どうせなら式部にはそこまで書いてほしかったな
744 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/08(月) 11:32:19 ID:7X0t79B/
部屋の大掃除した
平安時代は埃がたまって大変だったろうなあ
掃除って結構筋肉使うね
秋好とこきでんが宇治編で玉鬘娘いびったって話よくでるけど一体何したんですか?
>>745 最初は二人とも好意的だったんだけど
やっぱ寵愛が移って皇子産んじゃったからな・・・って感じだね。
具体的に何をしたのかは知らないけれど
イビられた玉鬘娘は、心労のために実家に帰っちゃうんだっけ?
あさきアンチならわかるけど源氏アンチがぐだぐだ言ってるのは醜い
あさきや大和さんの裏話とか詳しい人はもういないのかな
源氏講釈はお腹いっぱいです…。
>>747 このスレであさきアンチはまずいのでは。源氏は主役なのにその行動や考えには多大な問題があるから
どうしても批判じみた感想になってしまう。主役なのに好感が持てないと思うし。でもこのスレは観測されてて
しかも直接口出しまでされるから気をつける必要はある。アンチといえば一時雲居雁叩きとかで荒れたことも
あるけどあれは酷かった。
あさきで大和さんは源氏に好感持てる様に気を使って描いてたとか。それが夕顔を蔑まない
(原作では身分低い女と馬鹿にしてたらしい)態度や花散里との出会いのエピソードなんだろうな。
でも源氏=とにかくやな奴というのを認識してるせいか源氏の陰険さが出てるシーン(特に三宮に対して全般)
とか惜しげなく描いてるよな。ちなみに今話題になってる竹河の話は大和さんが玉鬘を好きだから省いたらしい。
ヒステリーを起こす玉鬘や陰険な秋好なんて見たくないから正解だと思う。反面、紅梅と再婚して幸せな真木柱や
夕霧と仲良くなった落葉宮を描いてくれてたのはよかった。
>>750 あ、やっぱり作者が、玉鬘が好きだから省いたんだ>竹河三帖
冷泉帝が好きな人でも、あのエピには萎えるかもね。
あさきで源氏が、藤壺との命がけの恋の血を継ぐ者がいない・・・
みたいな事を言ってたよね?
でも、宇治十帖編は編集者の要望で描き始めたんだっけ??
>>735 たらればを言っても仕方ないけど一生会うこともないなんて断言できないでしょう
桐壺帝に嫁がなかったとして藤壺ほどの女性だったら人柄の良さ容貌の美しさなど
の噂を聞いて源氏が想いを寄せていたかもしれないし
父母が亡くなって頼りない身の上だから宇治の姫君と薫のように藤壺のもとに
源氏が通ってお世話することもありえなくはない
長文ウンコ
>>752 >たらればを言っても仕方ない
もっともだけど、ちょっと待てっ!!!
「源氏物語」って、そもそも「小説」でしょ?
フィクションですよ?
もともと「たられば」の世界じゃん?
「たられば」の世界で、「たられば」を言っても
もともと「たられば」なんだから…あー!わけわからんっ!
>桐壺帝に嫁がなかったとして藤壺ほどの女性だったら人柄の良さ容貌の美しさなど
の噂を聞いて源氏が想いを寄せていたかもしれないし
そうなったとしたら、源氏はそこまで藤壺にこだわらなかったかもしれないよね。
源氏が求めていたのは桐壺の身代わりっていう考え方もあるし。
風と木の詩でジルベールは誰にレバニラを持ってったか教えて下さい。
758 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/09(火) 07:07:16 ID:yys1Rk23
玉鬘は身の処し方を間違えたよなあ
とはいえかなり複雑なポジションにあったわけで
冷泉帝に嫁ぐと秋好中宮の養父代わりとして後見人を務める源氏の立場が難しくなるし、
夕霧に嫁ぐと母違いの妹にあたる雲井の雁との夫の奪い合いになるし、
源氏に嫁ぐと紫の上や多くの女人の嫉妬や羨望で立ち行かなくなるし
唯一、浮いてた男君が源氏の弟の螢兵部卿だけど、どうにも陰気くさい
玉鬘の強運もあれがいっぱいいっぱいだったけど、これが一度目の間違い
個人的にはやはり冷泉帝と縁付けるのがよかったと思うけどね
強姦は余計だったけど髭黒と契りを結ぶまではまあ仕方ないとして、
娘の大君か中の君を、夕霧の長男の蔵人少将に縁付けるべきだったよな
ここで2度目の過ちを犯した
結果として源氏と藤壷の血は絶えなかったけど、
娘2人の人生を狂わせてしまったよ
「たられば」を語るのなら
冷泉の女一宮とか、もっと話に絡んでほしかったなー
>>752 ないよ。源氏は所詮臣下、藤壷は内親王。
一生会ってない可能性の方が高い。
兄がちゃんと世話するだろうし、降嫁があるなら朱雀帝のがまだあり得る。
>>758 髭黒と結婚したのはまだしも娘の扱いを間違えたのは同意。大君はともかく中君は結構幸せらしいが。
源氏は三宮に「玉鬘の十分の一でも才があれば・・」って言ってたけどはっきり言って過大評価。
三宮は源氏生前の時でも薫をそれなりに扱ってたらしいし(あさきでは描写ないけど)結婚する薫に
屋敷を譲ったりと優秀ではないがそれなりにしっかりしてきてるから源氏が言う程考えが浅い人ではないと思う。
でも大和先生は玉鬘が好きで三宮が嫌いだからな。三宮と薫が接するところがほとんどないのもそれだろうな。
「玉鬘の十分の一でも〜」って台詞は原作でもあるのかな?
>>752 残念ながらその可能性はありません。
いくら両親がいなくても内親王は宇治の姫とは違います。
あんな風に貧乏になって誰かの側室にならなければ生活できないということはありません。
そもそも藤壺にはちゃんと兄がいますし。
内親王がなぜ通常独身を通すかといえば身分が高すぎるというのが障害だからです。
だから天皇や皇族以外の人間とはまず結婚しません。
でも天皇や皇族となると近親となってしまう場合が多々なので必然的に生涯独身なんです。
だから内親王が臣下と結婚なんて本当に滅多にない特例なんですよ。
いくら元皇子とはいえ、きちんとした実家を持っている内親王が嫁ぐわけないんです。
でも源氏物語ではけっこう内親王が臣下に嫁いでる
大宮、三の宮、落ち葉の宮、二の宮(薫夫人)
大宮→桐壺帝の忠臣である左大臣との政略結婚でしょうな。信頼されている臣下に帝が特別に妹やったという。
でも源氏と先帝との間にはそういう関係ないし、先帝はすでに死んでいるので藤壺が政略結婚することはまずないのでこのケースはあてはまらない。
三宮→後見のない三宮の将来を心配した朱雀院の配慮で、この時点では源氏は皇族復帰しているので特に問題はない。
落葉宮→息子の為に頭中将がねばっただけ。
二宮→後見のない二宮の将来を心配した今上の配慮。でも藤壺にはれっきとした後見(兄)がいる。
藤壺は何といっても后腹だからねえ
この話の帝って桐壺帝以外割とまともな人が多いよね。それを思うと源氏が臣下に下ったのは大正解。
でも匂宮が即位したら歴代最低の帝だろうな。このスレで何度も言われてるけど。
確かに帝にするとしたら源氏より匂宮の方が駄目そう。源氏は自分の都合のいいようにしか
持っていかないとはいえ政治自体はちゃんとやりそう。匂宮は政治ほっぽかしで女漁りしかしなさそう。
でも人柄は源氏より匂宮の方がまだましだと思う。匂宮は確かに勝手だし行動もいきすぎだけど
我侭ぼっちゃんって感じで可愛げがある。源氏は確信犯で勝手なことしてるって感じ。それで何故か
人に好かれるし女にももてるからタチが悪い。
源氏ステータス。★五個が最高。
身分 ★★★★
財力 ★★★★★
権力 ★★★★★
教養 ★★★★★
風流 ★★★★
容姿 ★★★★★
人望 ★★★★
人柄 ★(本当は半分にしたいところだが表示出来ないので。)
やっぱ源氏って完璧な男だよなぁ。性格以外。性格さえよければ申し分ないのに。
面白みないかもしれないけど。
人柄 ☆
半分ならこれでw
源氏は最高で最低の男。このキャラ設定だからこそ
面白い物語になったのさ!
もし源氏が誠実な男だったら・・・・・一切の浮気をせず、葵上を敬ってそうだ。
源氏「何故あなたはそんなにつれないのです。私は女性と言えばあなたしか知らないのに・・。」
葵「・・・あなたがあまりにも輝かしくて、どう接すればいいかわからずあんな態度を・・。」
源氏「・・そうでしたか。しかし私が輝かしいなどとんでもない。」
葵「源氏君・・・。なんて慎ましいのかしら・・・。」
こんな感じで他の女性は友達付き合い止め。そして不遇の少女(若紫)を知ると、父宮の代わりに
引き取り大事に育て、そして信頼のおける者に嫁がせる。
葵上一筋で仲も良好、紫上とは兄(父)以上の関係を望まず紫上の幸せを優先する、かなり幸せそうだけど
面白みがないだろうか。普通に源氏と仲のいい葵上は見たいかも。
葵さんと夕霧と源氏の一家団欒な微笑ましいシーンも見たい。
でもそうすると桐壺と帝とのそれに被っちゃうか。
(お母様が天女のように消えてしまいそうだったの、と言う幼い源氏のシーン)
恋上手と評判の源氏がひたと葵さんと向き合って、たどたどしくも
夫婦らしく頑張ってる所なんかあってもいいな〜と妄想。
夕霧も源氏と同じような境遇なのにマザコンには走らなかったね
大宮や雲居雁がいたからかな?
生みの母親はとうにあぼーんだし、育ての母親は優しいけど
あんまりきれいな人じゃないし
・・・・・ちゅうか紫の上に岡惚れしていたからこれがマザコン
といえばマザコンか?
紫に対してはただの憧れだから違う気がする
てか源氏のマザコンの方が異常なだけなんだけど
>>771 それ思ったけど>772の言うとおりなんだよね。
でも、育ての母に会うまでは、周りが美形ぞろいで
花散里と会ったとき、父のセンスを疑った後に改めて尊敬するんだっけ?
で、もし雲居の雁が葵の上似だったとしたらどうなんだろう?
大宮は溺愛すると思うけれど、后がねとして育てるかな?
夕霧は周りから「母上さまと瓜二つの姫君」って聞かされれて・・・
でも、息子も源氏と同じパターンじゃツマランか
あさきでは顔は叔母似ではなかったけど(性格は似たとこあるけど)、原作はどうなんだろね?
作中よくでてくる夢占いって具体的にどんな占いだったんでしょう?
百発百中であたってますが
777 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/11(木) 01:39:39 ID:kFyjFx/b
マドモアゼル愛みたいな感じ
いまなら三輪明宏に取り入っている江原なんとかとか
>>776 象徴的:柏木が見た、猫の夢が懐妊の意味
具体的:頭中将が見た、実の娘が他人の家にいて本当の父を探して泣いている
とかかね?
でもそれ占いじゃない…
>>779 >776 の「夢占い」って源氏のアレじゃね?
子は3人出来ます、帝と皇后と太政大臣になります…て占ってもらった。
実際に占ったことじゃなくて、どんな方法でやっていた占いかなと。
例えば星占いなら誕生日から占ったりするけど、作中では単に占い師が結果いうだけだから。
どんな占いだったのかなと、
783 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/12(金) 21:01:43 ID:+A02sGRX
中国人みたいなおっさん占い師だったよね
>>783 人相見?
この人の占いは、なかなか的を得ていたような
>>783、784
最初の方で桐壺帝が源氏を見てもらった人か?この人はある意味源氏物語で一番偉い人かもしれない。
何故なら源氏を臣下にする様にしたから。でなきゃ桐壺帝がどう扱うかわかったもんじゃないし。
欲を言えば源氏の後の悪行とそれを防ぐアドバイスなんかもして欲しかった。でもそれじゃ面白くないか。
源氏の時代になると外国との交流は一切出てこないね。
787 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/13(土) 05:16:50 ID:zta8VoTu
>>767 完璧なわけがない
源氏の心・精神は、ヒトとして欠陥品だよ
重度のmother complex患者で、倫理も節度もないヤリチンのドキュン
788 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/13(土) 05:18:23 ID:zta8VoTu
例えるならば、
皇太子が公務で東宮御所不在の時に、
秋篠宮が夜中にこっそり忍び込んで雅子とやっちゃうようなもんだ
あの占い師は偉かった。源氏を天皇にすると国が乱れるって言ったもんね。
桐壺院は後見のない源氏が即位すると、それに公家たちが反発して国が乱れると思っていたくらい政治オンチだから絶対に朱雀院を廃嫡させていたと思う。
源氏は後見がないから天皇にするべきじゃなかったのではなく、元々立場的にも人格的にもその資格がなかったって話で。
もし朱雀院を無視して源氏を天皇にしたら、いくら源氏贔屓の左大臣でも正当な人間を潰してまで偏愛にはまった桐壺院にはさすがに愛想つかしたと思う。
今で言えば正妻が生んだ長男を家から追い出して、妾が産んだ次男を社長にするようなものですからね。
そんな非常識なことしたら社員たちにそっぽむかれて終わり
まあ、後の源氏の行状までもを予見したわけじゃないだろうね。
(してたとしても言えるわけもない。無礼討ちモノ)
しごく真っ当で、無難な事を正面きって言ったわけだ。>長男を帝に
桐壺帝もあきらめがついてよかった。
この人も執着心が強くてバランスを欠く事多かったな。
>788
超わかりやすい
桐壺帝の源氏母子に対する執着はちょっと異常。
源氏のために朱雀帝をないがしろにしまくりだし。
藤壺にしたってそう。
いくら子供だからって源氏を連れて后たちのところに通うなんてバカなマネしなければ
源氏に目をつけれら手篭めにされることもなかったと思う
的を得てどうすんだよ
まあよくあることだ
的コレクター
>>787 「性格以外」とちゃんと記しているが・・。後、そこまで書くとまたうるさいのが湧くぞ。
源氏が精神的が病的に異常ってのは言えてなくもないが。
>>792で父の桐壺帝が異常って言われてるし、桐壺更衣に執着しすぎて
結果早死にさせてしまったり、その面影求めて藤壺を娶ったりこんな父親じゃ
まともにならなくて当然。朱雀帝という例外もいるが。他の弟(蛍宮、八宮)は
病的とまではいかないが桐壺帝の悪影響を受けてるのに。
思えば朱雀院はDQNな両親に生まれた息子とは思えないほど人間できてる。
朧月夜を寵愛したっていっても偏愛じゃないし、他の奥さんたちも大事にしてたみたいだし
(二宮ママが死んだ時もすぐに弔いの手紙くれたし)
子供にしても三宮だけを偏愛したってこともない。
(今上と仲いいし、二宮のことも大事にしてたしね)
>>797 引徽殿大后はDQNじゃないと思う。彼女も桐壺更衣と同じ位、いやそれ以上に桐壺帝に運命狂わされたと思うし。
母親が異常ではないってのは源氏も同じだが・・・。父親の扱いと母親が存命かの違いかな。
799 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/13(土) 20:32:27 ID:XlVPJe3R
朱雀院は母親がえげつないから、反面教師になったんだろうね
800 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/13(土) 20:37:47 ID:rOws4t97
えげつないキングは源爺
遺伝子的にどうしようもない冷泉帝もすごくまとも。
やおいの癖にいいこと言うじゃん
803 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/14(日) 10:42:23 ID:W7BPcRgC
>>798 引徽殿大后がバカなのは、えげつない鬼婆になる以外に桐壺帝ごのみの
いじらしい女に自分を変える、という選択肢に気が付かなかった事だな
>>803 桐壺帝が引徽殿大后を愛さなかったのは、彼女の性格云々よりも、右大臣家の政治力・財力の後ろ盾に頼ってるってコンプレックスが大きいせいもあるんじゃないかな。
もし仮に彼女が桐壺と同じ性格だったとしても、本当に愛されたかどうかは疑問だ。
結局男は、自分を頼ってくれるか弱い女が好きなのですよ・・
自立しろよな
情けない
>>805 桐壺が現われるまでは大事にしそうだけど桐壺と会ったらポイッだろうな。桐壺と同じ性格だとしたら
全然桐壺帝を責めずに紫のごとくひたすら我慢、その結果衰弱がオチだろうな。そうなっても桐壺帝なら
「すまないとは思うが桐壺への思いを抑えられない」と反省の色を見せず、変わらず桐壺寵愛。
そしたら今度は桐壺が罪悪感で衰弱と事態が悪化するだけだな。
引徽殿大后が取るべき手段は桐壺更衣と仲良くすることだと思う。あんな自制心のない桐壺帝の好みに
合わせたりするより、どうにか嫉妬を抑えて桐壺と仲良くした方が引徽殿大后の為にも桐壺の為にもよい。
桐壺は優しいし。
>>808 そういう考え方ができれば鬼婆化はしなかったろうに。
傲慢なお嬢様貴族だからね〜
傲慢なお嬢様でなくても、普通だんなの愛人と仲良くしようなんて思わんでしょ。
旦那や、その愛人が分をわきまえた女ならともかく。
桐壺は優しいというより弱すぎた。
更衣を寵愛する余り東宮母をないがしろにするなんて暴挙ははたから見ても非常識だったし。
だから世間から国が乱れる元になると陰口たたかれたしね。
桐壺は可哀相ではあるけど、桐壺院に非常識な行為は止めさせるような強さはなかったわけだ。
しっかりした女性だったら、あそこまで悲惨な結果にはならなかったと思う。
か弱すぎるっていうのも、度が過ぎると周囲に迷惑かけちゃうこともあるという好例。
桐壺は本人が弱かったというよりも親や後ろ盾がなかったからどうしようもなかったんだと思う。
そうした上であの桐壺帝が桐壺に注意された位で寵愛をやめるとは思えないし。
桐壺は確かに色んな意味で弱すぎたが、桐壺自身には責任はないと思う。
ちなみに同じか弱いタイプでも夕顔は正妻の嫌がらせや頭中将の訪れが遠のいたのも
すべて自分一人で背負ってしまい、姿を消して暮らしていたところ、たまたま会った男の
恋愛事情に巻き込まれ命を落としてしまったと弱いなりに努力はしたけど男運が悪すぎた。
そういや浮舟も自分一人で背負い込んでしまうタイプだったな。
そういえば紫は正妻になった三宮に気を使って三宮のところに行くように源氏に意見してた。
それに心の中で源氏が自分を寵愛するあまり三宮をないがしろにしていることを「殿は私の立場をわかってくれない」と愚痴ったり。
桐壺にはそういう描写が全くないので他人に気遣いできない世間知らずのお嬢様ってイメージ強い
813 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/15(月) 20:03:35 ID:/yxxrRJ/
まあ、紫の登場回数に比べて桐壺はすぐに死んじゃったし
あさき〜での扱いもほんと少ないからね。
紫並に丁寧に書かれてたら「殿は私の立場をわかってくれない」
みたいな事もあったかもしれないよ?
しかし、桐壺がもし、強くたくましいしっかり者の女性だったら、桐壺院も手を出そうとか思わなかっただろう。
その方が桐壺にとっては幸運だったろうけどね。
つまり桐壺院は不幸な女フェチ?
というか、
>>806が言ってることが正しいのでは。
庇護欲をそそられるんでしょうな
もう皇族全員そうめんでも食ってろ
>>812 あさきでなら自分に嫉妬する引徽殿女御に対して「私はこの美しい人を苦しめている」って思い悩んでたけどな。
ただ、その後は本当に何も描写がなかったけどあさきの桐壺なら内心桐壺帝の執着を気にしてそうだ。
しかし三宮を気にする紫の話といい源氏と桐壺帝ってつくづくそっくりなんだな。女を愛するときでさえ自分が一番。
朱雀院は朧月夜(自己主張するタイプ)といい一条御息所(しっかり者)といい自立できるタイプが好みみたいなのにね。
秋好も明るくて芯の強そうな感じだったし。
朱雀帝の娘(落葉宮、三宮)も普段はおとなしめだがここぞってときは強いしな。
この姉妹は外見も性格も似てないが根の部分が激しいところはやはり姉妹。
それ言うのなら源氏相手に最後に逆転勝ちした朱雀院も強いかも
三宮落飾のおり、覚悟決めて落ち着いている朱雀院に対し必死に慌てふためいていた源氏は見ものだった。
源氏に精神面で勝利した男ってもしかしたら朱雀院だけかもしれない
三宮がしっかりした内親王だったら源氏降嫁は無かったのかな。
甘やかさずしっかり育てろや<朱雀
>>823 降嫁の判断は三宮の性格以上に身寄りがないのが決め手だったからなぁ。しっかりしてたとしても
三宮に値するのは源氏と判断された可能性は高いと思う。育て方は・・多少のひいきなどもあったが
落葉宮や今上帝も大事にしてるのが見受けられるし、三宮自身も源氏に報復する強さと成長を見せたし
少なくとも桐壺帝よりは遥かにまし。それにこの時代は育てるのは母親側が全面的に受け持つらしいし。
ここにきて朱雀帝批判は珍しいな。とことん自分のことしか考えてない源氏なんかより
頼りなさそうに見えるが誰にでも優しくて芯も強い朱雀帝の方が魅力的。彼と頭中将が
源氏より魅力的に感じる人が多いのは二人が源氏にはない人間的な魅力を持ち合わせてるからだろうな。
三の宮は池沼説も蟻
朱雀さんは三の宮可愛さのあまり
娘の身分を吊り上げたりして
間接的に紫を追い込んでしまったのがね・・・
ま、確かに源氏よりははるかにマシですが
朱雀帝の判断は心底三宮を思ったがゆえの判断。源氏の行動や判断はほぼ自分至上。
三宮降嫁の理由はほんとに酷い。紫を思いっきり裏切ってる上、三宮が藤壺に似てないから
ないがしろにし、そのくせ心配する朱雀帝に外面よく見せようとしている。源氏の勝手は
三宮のときに限らないけど。
素直に疑問なんだが、もし源氏が三宮引き取ってなかったら
三宮どうなってたんだろう?
源氏が冷泉帝への入内を薦めても受け入れてなかったよね。
>>828 藤壺パターンで「冷泉に入内」ってあり得そうだけど
やっぱ三宮に后はムリぽと判断したのかね?
ちょっと足りない娘だからなのか、秋好と寵を争わせるのも気が引けたとか・・・
となると、親子一緒に落飾とかかぁ?で、朧月夜と三人で仏門に励む
>>829 いくらなんでも落飾はありえないのでは。冷泉に入内も無理あるけど。秋好や引徽殿女御の力が強いし
何より朱雀帝が秋好を好きだからな。源氏が断ったら夕霧が第一候補だけど結婚したばかりなのと
柏木の気持ちを知ってるから朱雀帝を説得して・・ってなるかも。よく柏木が三宮を普通に手に入れられたら
大事にしなさそうって言われてるけどそれでも源氏の元に行くよりは三宮の為にも柏木の為にも紫の為にも
落葉宮の為にもよかったと思う。
「あさき〜」では、三宮が降家してから、それほど間もなく柏木と事を起こした
みたいな印象を受けるけど、大塚ひかりさんの本を読んだら、
嫁いで来て、源氏の言う事をよく聞いて、琴や他の事もよく勉強するうちに
成長し、源氏もそれを気に入って、柏木の事が露呈するまでは
紫の上のもとに渡る日数と、そんなに変わらないようになっていたって書いて
あったよ。
別の本だけど、それで嫉妬した紫が、柏木をたきつけた…
みたいなことを書いた本もあるとかで、三宮イコール あっぱらぱー♪
というのは、、、いささか可哀相な気が。
前にも書かれてたけど、原作には確かに
三の宮へかたむく兆候があったのよ。
あの合奏会のあと、けんめいに琴の練習してる宮に
「先生も大事にしてよ〜」と言って琴を止めさせて
ベッドインするという微妙にエロイシーンが。
でもその前に源氏は紫の出家したいという涙の訴えを
なだめていた。でも結局三の宮のほうへ行ってしまった。
要するに源氏は精神的な妻は紫としておいて、いくぶんは
大人に成長してきた宮も堪能したいという
虫のいい考えをもっていたんだな。
女三の宮と接してる時の源氏には加齢臭が漂ってる気がするorz
加齢臭というより極悪。
>>832 一番都合の良い女が紫だから・・・
そんな扱いしてっから、死んでから後悔すんだよ!
「浮き舟」みたく、源氏の留守中に、坊主を呼んで
さっさと出家しちゃえばよかったんだよ。紫の上。
宮もいい迷惑だったろうな。
中年どころか、源氏は平均寿命いってんだから、年齢からいって晩年だろ。
棺桶に片足突っ込んだ色男気取りの田原俊彦みたいな奴にネチネチだよ。
カワイソス
トシちゃん、なぜかイメージに合うから不思議だw
紫をさらって養育した時のように、
若い宮を育てなおす楽しみみたいなものがあったのかな。
この人、手元にたくさん娘がいたら教育パパになっただろうな。
>>838 トシちゃんは八の宮っぽいと思ってたwwww
>>838 源氏が娘たくさんだったら宮中に源氏の血筋がたくさんになりそうだ・・。
それはそれでオソロシス
朱雀院が三宮の育て方間違えたのは仕方ない気がする。
この時代は子育てって母親と乳母が全面的にやることだから。
そんな時代に男親でしかも天皇という身分の朱雀院が子育てしただけでも偉いと思う。
源氏なんか「院は風流にかけては優れていたのに、どうしてこのように育てたのか?」などと言っていたけど。
でも二人の子供の面倒を姑や妻たちに全部押し付けてたてめえが言うなって感じ
源氏の子育ては明石姫君を紫の機嫌取りや自分の出世欲の為に明石君から完全に
引き離したのがいただけない。姫の為だとか言ってたけど結局は自分のことが一番な気がする。
明石君の身分が致命的なのは確かだけど思いやりがなさすぎる様な。明石君は姫を取られて以来、
あまり源氏に興味を示さなくなった気がする。逆に紫に全面的に信頼を置く様になった。
夕霧も父親の不倫が原因で源氏よりも早く母親と死別してしまったんだよな・・。
なまじ母親の思い出がないから源氏みたいな異常なマザコンにならないで済んだのかも
しれないけど全く思い出ないなんて源氏より数倍悲惨だよな。源氏って父親には悪くないかもと
思ってたけど思い違いだったかもしれん。
そういやそんなこともあったな
あいつ引き離すときは「いつか必ず一緒に暮らせるようにしてみせる」と誓っておいて
結局、紫の上が明石の上に情かけてやらなければ、あのままほったらかしだったんじゃないの?
成人式にだって呼んでやらなかったんだから。
845 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/18(木) 23:27:45 ID:2Uzti/Ez
そういえばそうだね。
まあ、あいつは自己中男な上に、口先だけのしょうもない男なんだな。
>845
それに自分自身気づいていないからある意味非常に幸せな人だ
(おめでたいともゆー)
源氏、昔はいいところもそれなりにあるっていう意見があったのに最近はさっぱりだな。
確かに分析すればする程悪いところしかないけど。柏木や匂宮も最近は悪くしか言われてないけど、
柏木は自業自得ではあるけど他人(てか源氏)に不幸にされたところもあるから同情できるところもある。
匂宮は浮舟に手を付けたのはやりすぎだけど源氏と比べたら性格が単純っぽくてまだ可愛げがある。
源氏はほぼ自業自得な上、陰険で確信犯、そして何も報いを受けてないからな。
源氏の数少ない長所である関係を持った女性は捨てないってところですら「私が面倒見てやってるんだぞ」って
おこがましい感じがするって評されたことがある位だしなぁ・・。性格面で源氏の長所ってどこだろうか?
源氏ってね、とどのつまり、「自分勝手」だったんだよ。
「私はこうしたい!」って事だけじゃん?
相手を思って、自分が「ヤりたい」の事を、我慢したことある?
「(オレが)愛したい!ヤりたい!」だけで、突っ走って、義母は犯す、
養女は誘拐する…
救われた点と言えば、社会的地位と財力があって、ヤっちゃった女の面倒を
後々、経済的に面倒を見る事が出来ただけで。
源氏の「女」となった女性で、心身ともに満たされた女が、いた?
>>源氏の「女」となった女性で、心身ともに満たされた女が、いた?
藤壺 不倫関係って時点で論外
葵 彼女にとって源氏は最悪夫。
六条 ちゃんと清算しろ。死後にまで悪く言うな。
夕顔 ↑の結果が彼女の死。付き合ってた時点では結構大事にされてたのが救い。
紫 洗脳された様なもん。一番哀れかもしれない。
末摘花 とりあえず面倒見たれな人。本人が気にしてないのが救い。
花散里 一番安定してるが女としては微妙かも。
空蝉 藤壺と同じく。源氏を振り切ったのは偉い。
明石 子供を奪ったり何かと身分が低いくせにと侮るのがいただけない。
朧月夜 単なる身体の相手&政敵の娘で兄嫁ということに酔いしれてる。
最後に朱雀帝を選んだのは当然の結果。
三宮 彼女に接するときの源氏はとにかく!最悪。馬鹿にしすぎ。
おまけに自分がしたことを反省してない。
源内侍 あんな素敵な恋人がいるのだから源氏なんかに目付けることないですよ。
長くなってしまってすんません。かなり私見入ってますな。葵、紫、六条、三宮への
仕打ちは特に酷いと思う。
↑わかりやすいアンド同感。
このスレでうちらが源氏叩いたりw文句たれたりしてるのは、
中古の人たちは人権無視されまくりんぐテラカワイソスって気持ちがあるからね。
時代が違う、そんなのは百も承知で言っています。
私たちも千年後の人にどう見られるのかはわからんが。
それにつけても源氏のアフォさよ!!
>>848 >>849を読んで思った。源内侍がまさに心身ともに満たされて
いたんじゃなかろうか。振り回されることもなく、むしろ
振り回してたし。自分のペースで楽しそうだった。
時代が違うっていう点を考慮しても同じプレイボーイの頭の中将と比べたらやっぱり最悪
中将は少なくても親兄弟の女寝取ったり犯罪まがいのお遊びはしなかったしね。
それに家族や友達大事にしていた(これが大きい。自分の都合の範囲で大事にしてた源氏と違う)
それから柏木は源氏と全く同類。身勝手の塊みたいな最低男。
源氏にいびり殺されても情状酌量の余地無いけど、さっさと死んでくれたので不幸にした女が源氏より少ないというところがまだずっとマシ
ところでずっと疑問に思っていたことあるんですけど、柏木を手引きした三宮の乳姉妹(名前忘れた)って柏木とできていたんでしょうか?
どう見ても情事の後みたいなシーンがあったので気になっているんですけど。
(もっとも、そのシーンで三宮の夜這いの手引きを要求してたりしてましたが)
柏木が自業自得なのは確かだが源氏の勝手で不幸になったところもあるから多少は同情出来ると思う。
三宮への思いは本物だと思うし。死ぬ直前落葉宮の心配してたし、幽霊になっても悪事はせず
息子(薫)に笛を渡してくれって頼んだところはよかったと思う。桐壺帝なんか自業自得の源氏を
助ける為に生前冷遇した朱雀帝と引徽殿大后を呪ったりしてるしな・・。もし柏木が蘇生したら
どうなってたかわからないけど。皮肉にも柏木は死ぬ程の苦痛を味わい死んだ結果人間的に
成長したんだろうな。
源氏の勝手で不幸になったところもあるから>>
なぜ?少なくてもこの二人の関係だけでいえば不法行為したのは人妻ねとった柏木のほう
>>855 三宮を娶った理由があまりにも勝手。三宮が源氏の元に行かなければこんな結果にならずに済んだかもしれない。
それと仮にも正妻の寝室に男が入られるなんて管理が甘いのでは。入った方が悪いのは確かだけど
紫と夕霧を過ちがない様会わせない様にしたとかそういう気遣いを少しは三宮にも向ければいいのに。
前に玉鬘のときといい六条院の管理って一体って突っ込みがあったなぁ。源氏も藤壺や空蝉を寝取ってるし
当時の女性に対する管理ってものすごく甘かったのだろうか。
大君に逃げられて中君に会わされたのに一切手を出さなかった薫ってえらいのかもしれない。
柏木の息子で育ての親が源氏なのになぁ。
三宮を娶った理由があまりにも勝手>>
その点は激しく同意。ただし被害者は三宮であり柏木は関係ない。
柏木の当時の身分考えても源氏が結婚しなくても三宮と結婚できた可能性低いし。
三宮は立派な被害者だけど柏木にいたってまで被害者なんていっていたらきりがない。
その理屈でいうと、めぐりめぐって桐壺を入内させろと遺言した故大納言が紫はじめ全ての女人を不幸にした元凶ということになってしまう。
>853
多分出来てたと思う。
目当ての姫君を落とすために、そこの女房と関係を持っておくというのはけっこう有ったらしい。
>855
勝手と言うか、あまりに器が小さい、というべきか。
せいぜい自分の息子ぐらいの若者に対して、
色んな意味で自分より弱く、逆らえない立場にいるのをよく承知した上で、
あまりに陰険なやり方で死にたくなるほどまでに追いつめてしまうところが。
「あさき」では、その場面の前に「自分は藤壷を命がけで愛していた。
柏木にはその覚悟はあるのか?」とか宣っていたが、
そういう自分は一体藤壷に対して何の犠牲を捧げたのかと。
結果を見れば、殆ど藤壷一人だけが尻拭いをしたようなもんじゃない。
自分は藤壷の聡明さ(と桐壺帝の寛大さ)に胡座をかいていただけ。
そういう意味でも源氏が柏木を責める資格は無い。
でも私もレイプ魔がいびり殺されても可哀相とは思えないな
ざまあみろと思っちまった。
三宮が受けた肉体と精神の傷考えたらあの程度かすり傷
内親王強姦したんだから死刑が妥当なのに
あーたしかにそのセリフ、「はぁ?あんた何」って思ったなー
要するに源氏と柏木って同族嫌悪なんだよ!
>>857 三宮と結婚出来なくても三宮が源氏の元に行かなかったら三宮の周囲の環境も違ってたから
あそこまで苦しんで結果死ぬこともなかったかもしれない。柏木が罰を受けるのは当然だが
>>858の言う通り源氏にいびり殺されたのは納得いかないな。源氏が三宮を思ってたなら
ともかくかなり陰湿にいびってたし。
>>桐壺を入内させろと遺言した故大納言が元凶
その通りかもしれない。父親が生きてても更衣なんだから遺言で入内しろってかなり無茶な様な。
そういや桐壺の父は明石入道の父と兄弟なんだよな。野心家なのも当然か。
ところで柏木に憑いてた女の霊の正体は六条御息所だろうか?
わたしは紫視点で見てたから、三宮を大事に大事にする源氏じゃなくて良かったと思ってた
だからこそちょっとずつ三宮にかたむいてく源氏を見送る紫がせつなかった
とりあえず今までのカキコ総合すると
好感度ランキング 1位朱雀院 2位頭中将 3位夕霧
嫌悪感ランキング 1位源氏 2位柏木 3位桐壺院
こんな感じかな?
>>862 >ところで柏木に憑いてた女の霊の正体は六条御息所だろうか?
そんな感じもするけれども、案外二条院(養老院)に住まう
女君達の生き霊だったりして。
個人的には、故弘徽殿大后だったらいいな、と思う。
>>864 納得。嫌悪感は源氏がぶっちぎりの一位だろうな。柏木と桐壺帝は入れ替えてもいいかも。
匂宮は嫌悪感で次点だろうか。最近はあまり話題に上がらないが一時きつく言われてた。
薫はどうだろうか。極端に悪くもないが、朱雀帝や夕霧程褒められる部分もないような。
可もなく不可もなくか?好感度で左大臣は絶対入るだろうな。
>>865 二条院ってことは空蝉や末摘花?それはいやだなぁ。それとも単なる侍女クラスの人?
どっちにしろ源氏のとばっちりだな。引徽殿大后は違うと思う。この人は桐壺帝か源氏に
恨みを持って出てくるかもしれないが柏木が三宮を寝取ったり、その結果病気で苦しんでも
大した報復にもならない、むしろ息子や孫に迷惑を掛けるだけでは。柏木自身四君の息子だし。
大后は身内には優しいから憑くなら源氏以外なら六条同様女君を狙うか冷泉帝辺りを狙いそう。
だよね大后は源氏一族はともかく息子や孫娘を不幸にする人じゃないよ
自分や父親に散々迷惑や苦労かけた妹のことだって見捨てなかったくらいだから
>853
小侍従は柏木の召人だよ。
>>864 左大臣も入れて欲しい
源氏が凄すぎるので気づかなかったけど柏木もかなり嫌な奴だよね。
源氏を三宮をないがしろにしていると陰で陰口叩いているけど、自分は平気で二宮を邪険に扱ってる。
さらに仲良くしようと努力している二宮に対して落葉宮と蔑称つけて蔑んでいるし。
二宮からした格下の相手との結婚で本来なら口もきけない身分差があるっていうのに。
さらに小侍従に夜這いの手引きを頼むときには、皇后でさえ場合によっては……云々などと自己弁護。
そんな話をされておいて、手を出さないなどという柏木の言葉信じる小侍従もバカだけど。
力ずくで犯しておいて、「源氏に会ったら宮様は心変わりする」とか「命懸けで手に入れた恋人は頼りない」と自己哀憐。
無理やり夜這いを繰り返しているくせに男女の体格差に負けたことを「拒んでいない。受け入れている」と屁理屈
全く関係ない紫ですら、源氏が出家するかもしれないという理由から、影で死ぬことを祈っていたり。
三宮が出家したら「自分を見捨てた」って……バカじゃないの?
挙句の果てに自分の運命狂わせたのは三宮が浅はかなのが元凶という始末だし。
源氏に申し訳ないと思っていたといってたけど、陰口たたいていただけに見える。
源氏に勝るとも劣らぬ粘着質な陰険身勝手男。
夕霧より、こいつのほうがずっと源氏に似ている。
神経図太いところまで似なくてよかった。そうでなければ二宮と三宮だけの被害ではすまなかった。
>落葉宮と蔑称つけて
えっ
源氏のDQNさなんて実在の後深草に比べたら可愛いもの。
873 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/20(土) 12:10:42 ID:CUIhOw1J
そういや落ち葉の宮という呼び名って柏木が
「同じ姉妹とはいえなぜ落ち葉のようにつまらない人を
妻にしてしまったんだろう」と詠んだ歌が由来だっけ。
あさきでは夕霧なんかも普通に「落ち葉の宮さま」って呼んでたけど
よく考えたらひどいなあ。
あさきは読者がわかりやすいように落葉宮という名前を使っているだけみたい。
私も何かの本で呼んだけど元々落葉宮は柏木がつけた蔑称なので、そう呼ぶのは失礼なので、ちゃんとした本では二宮と呼ぶのが正しいみたい。
夕霧もあさきで子どもの頃から「夕霧」って呼ばれてるのは
本当はおかしいってことになるんだけど
分かりやすくするためには仕方ないんだろうね。
>>874 二条 だよね?
後深草もアレだけど、二条もアレだよ。
てか暇を持て余して他にやることなかった貴族のやることは、古今東西変わりゃしないかと。
仮面舞踏会なんて実態は乱交パーティだし。
人間性ランキング
朱雀帝=左大臣≧頭中将≧冷泉帝≧夕霧>>>薫>越えられない壁>八宮>>>匂宮>柏木>桐壺帝>>源氏
他にも加えられる男キャラがいるだろうか?夕霧と冷泉帝は惜しい。こうして見ると桐壺帝一族っていい人と
駄目な奴が極端だな。柏木は左大臣と頭中将の血はどこに行ってしまったんだろうか・・。
薫はいい人の影響も駄目野郎の影響も受けて中和されて実に半端になったって感じ。
貴族でないのなら惟光
枯れてるのなら源典侍の彼氏
>>879 柏木と桐壺帝の間は≧にして桐壺帝と源氏の間はもう三個ほど>入れてください。
惟光は貴族だよ。ああみえて宰相にまで昇進した公卿だよ。
883 :
880:2006/05/21(日) 00:26:56 ID:???
>882
いや源氏のパシリみたいなのやってたからてっきり貴族でないのかと
じゃあ>879の人間性ランキングのどこら辺に入る?
884 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/21(日) 00:59:24 ID:UNydvldD
なんとなく雲居雁って藤原道長の正妻・永井版の倫子なイメージがある
子沢山、しっかり者、美人より可愛い系、嫉妬などなど
そうなると明子的な人は落ち葉の宮になっちゃうけど
しっかり者か?気は強いと思うけど(なにしろ実家がしっかりしてるから)
倫子は子供しっかりしつけた賢妻ってイメージだけど雲井の雁は現在の庶民派主婦だと思う。
旦那に文句言いつつ垢抜けて部屋を散らかしても平然としているまさに庶民派
貴族のお嬢様にも、あんなタイプいたなんてちょっと驚きだった。
(みんな、レベルの差はあれ上品できっちりしていると思ったらから)
>>880 惟光は素朴でイヤミがない感じがいいと思う。あの源氏の乳兄弟なのに。頭中将との方が相性よさそう。
修理の大夫は本当の意味で一人の女性を愛せる人。桐壺帝や源氏の様に相手や周囲を一切考えない
自分勝手な愛とは全く違う。年齢もあるとはいえあの源典侍を何年も暖かく見守れる包容力は天性のものだと思う。
明石入道も入れていいかも。野心家で娘に辛い思いをさせてしまったこともあるけど成功したしすごく人当たりが
いい訳でもないのになんだか憎めない人だと思う。源氏に娘を嫁がせて成功したのはこの人位だ。
修理の大夫≧左大臣≧頭中将=惟光≧冷泉帝≧夕霧=明石入道>>>薫>越えられない壁>八宮>>>匂宮
>柏木≧桐壺帝>>>>>源氏
>>881の意見を参考にしたら源氏低すぎ(笑)。
>>885 まあ、当時の上級貴族は子育ては乳母任せが一般的だったらしいから。
雲井雁みたいに母親自らが授乳させるってのはちょっと変わってるらしい。
888 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/21(日) 11:01:33 ID:jfmvHApx
>>885 朧月夜なんかも一人暮らししたら、部屋が散らかしっぱなしのタイプ
な気がする。
片付けられない女たち、とか言われても「フン!」で済ましそう。
>>886 薫の後ろに>>>紫パパをぜひ加えてほしい。
情け無いパパだけど悪いひとじゃなかったから
少なくても源氏が朱雀院みたいな誠実で真っ当な婿だったら紫ともいい親子関係築いていたと思う
(源氏は自分や紫見捨てたって一方的に悪態ついたけど、あんな最悪な親戚もったら誰でも逃げる)
>>889 確かに兵部卿宮は頼りないけど悪い人ではない。この人に対する源氏はかなり悪質。
後、右大臣を入れるとしたらどこ辺りだろうか。長女に尻に敷かれたり、末っ子を甘やかしたりと
優秀ではないけど可愛いパパって感じ。ところで右大臣は引徽殿大后に酷い仕打ちをした
桐壺帝をどう思っているのだろうか・・。
ふと思ったのだけど柏木の死は本人より頭中将とか落葉宮とか薫とか周囲の人の方が可哀想だと思う。
特に頭中将の嘆きっぷりは不憫。前に、もし頭中将が須磨に流されたら源氏は会いにいくかと論議されて
絶対に行かないって結論付かれてたけど柏木の自業自得とはいえ、友人の息子をいびり殺すなんて
やはり源氏に友情なんて期待出来ないって改めて証明されている。
男の友情など期待できず、異性間の誠実さも期待できない。
ゴミ屑ですな。
右大臣も結構いいひとだと思う。
と、いうか特別理不尽なことは何一つしてないよね?
むしろ源氏と桐壺帝に理不尽なことされた被害者。
長女は不幸にされる。入内させるつもりで大事に育てた末娘はキズモノにされる。
源氏の事は嫌いなはずなのに娘の気持ちを優先させて源氏に結婚申し込んだりしてくれたし。
それなのにキズモノにしておいて結婚はしない、でも肉体関係は続けられたんだから普通の父親ならきれる。
もし源氏が明石姫をどこぞの男にそういう目に合わされたら絶対にいびり殺していると思う。
最後は桐壺帝の逆恨みで呪い殺されたし……本当にただの被害者
短慮とか言われてるけどあさきでは普通にかわいい人って感じがする>>右大臣
長女を入内させてるけどその長女に尻に引かれてて策略家って感じがしない。
>>892 更に肉親の情も期待出来ない。父や兄の大事な人を寝取り、母親には異常な愛を向け
兄弟とは表面上は仲よくてもここぞってときは平気で裏切る。八宮にいたって何もしてないのに
宮中追放同然の目に合わせる。子煩悩パパでもなく平気で娘から実母を離したりする。
つまり修理の大夫≧朱雀院=左大臣≧頭中将=惟光≧夕霧≧冷泉帝=明石入道>>>薫>>>式部卿宮>右大臣>越えられない壁>八宮>>>匂宮
>柏木≧桐壺帝>>>>>源氏
こんな感じでいい?
このスレの流れワロスww
ここまで最低な人間をあれだけまろやかに描いた大和先生は偉大だ。
しかし嫌われてる主人公スレのような叩かれ方と源氏はちょっと違う。
それが源氏クオリティなのか。
>>894 ついでに長男の面倒は先妻の実家にまかせきり。
愛しいなどと口先では言っている隠し子の立場も考えずに、平気でその生母に何度も言い寄る。
この二点も追加して
匂宮も最低といえば最低だけど源氏が酷いせいかあまり目立たない。
それとも単純で一応可愛げあるからどこか憎めないのかな?
それに薫が浮舟を身分低い扱いしてたのに、薫より身分上の匂宮は浮舟を身分低いからって蔑まなかった。
その辺りが好印象なのかな?源氏の孫にしてはその点だけは偉いと思う。
源氏は身分差別が結構陰湿だったけど、匂宮は女人は一個人として扱っていたから。
ただ愛し方が最悪だったけどね。
匂宮は自分の行為に対して「それで悪いか」と開き直っても、源氏のようにあれこれ自己弁護したり他人に責任転嫁したりして正当化してないからね。
そこの違いもあるかも。
900 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/21(日) 22:03:23 ID:UNydvldD
里中満知子が書いたら柏木は穂積や夕霧みたくなりそうだな
匂宮は良くも悪くもお坊ちゃんなんだよ。
今上帝とその正室の愛息子で東宮候補で
源氏や薫のような負い目・コンプレックスがないから
ある意味邪気がない。でも気遣いは全く出来ない。
>901
> 源氏や薫のような負い目・コンプレックスがないから
> ある意味邪気がない。でも気遣いは全く出来ない。
このへんは桐壺帝と通じるものがあるね。
昔は匂宮にかなり萌えてた。
まあ、浮舟がからんでくるまでだけど。
あれからの匂宮は最低だったからね。
薫も、大君のことばかりで浮舟にひどいことするし、最低だなと。最初からジメジメしてて嫌いだったが。
904 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/22(月) 00:21:33 ID:yi0wiGux
私も宇治十帖は嫌いだった。
絵も劣化して、着物の柄も髪の艶もしょぼくなって。
薫の人格が結構上のランクに入ってたけど、なんだかなあ。
源氏よりはましだけども。
確かに浮舟の裏切りは許せないけど、それ以前に大君の代わりにしてる
自分はどうなんだと。好きで田舎に育ったわけではないのに見下しまくって。
もし自分が誰かの代わりにされてたら、我慢できないだろうに。
男尊女卑の時代だからねえ。。仕方ないのか。
最後は浮舟出家してるのに、まだ男絡みなんじゃないかと疑って終わるところに
無常さを感じる。
あの頃は男尊女卑ではなかったのでは…
いや普通に男尊女卑だろう。
どういう基準で言ってるかはしらんが。
皇帝の座を望んでいたが源氏姓になった源氏と
「東宮なんかなりたくない」とか言っても次期東宮候補の匂飲み屋
入れ替われたらよかったのにね。
源氏や薫のような負い目・コンプレックスがないから
ある意味邪気がない。でも気遣いは全く出来ない>>
思いっきり納得しました。
源氏や薫が寵愛しているはずの明石や浮舟を身分低いことを蔑んでいるのは裏を返せば自分達の劣等感だったのね。
源氏は更衣を母に持つ妾腹で、薫は不義の子だもの。
自分達が辛い思いしたら、その分他人は思いやれるとは限らないといういい見本。
なんだかイジメられた子がひねくれて、自分もイジメしているだけみたいに見えてきた。
宇治のパパ、すごく徳の高い人みたいに書かれてて
パパからみても薫は素晴らしい人物って設定だったけどさぁ
普通に考えても…あいつら最低伝説
まあ今の感覚でいくとねえ…
八宮は最低だが、浮船ママはいい人だ。
盛り上がらぬこと夥しき「宇治」、
キャラ立たないったらない薫と匂宮に対して
「まああああっなんて素敵な貴公子!!」とか言って
頑張ってリアクションしてたし。
人柄も一番よかった気がする。
浮船ママって、宇治の姫たちのおばちゃんだっけ?
>>909 八宮は浮舟母子の件さえなければすごくいい人だったのに・・・。
桐壺院の朱雀院母子に対する仕打ちの再現していたので遺伝かもしれない。
>>892 違う。浮舟ママは大君、中君のいとこ。
まあホレ、八の宮は
・不幸続きで厭世的になっていた
・ただでさえ貧乏なのに浮舟母子を養う余裕はない
・何よりも女房(しかも亡き妻の姪)を孕ませるという
俗悪な現実を見たくなかった
と言う不幸スパイラルの中に居たんで
さすがに桐壺院と比べるのは気の毒だと思う。
普通の宮としてそれなりの生活をしていれば
浮舟母子ももう少しマシな境遇にいたかもしれない。
>914
自分の思惑とは別に、弘徽殿一家の野望のために
色々と振り回されたからな・・・わからないでもない
これが、明石入道&桐壺父大納言みたいなヤツだったら
物語としてつまらなくなる。
にしても、浮舟はママソには宮様の血を引くから
それなりに大事にはされてたようだけど
ママソ一人の力ではどうしょもなかったね。
>>914 何よりも女房(しかも亡き妻の姪)を孕ませるという俗悪な現実を見たくなかった>>
うーん、あれだね。良識的過ぎるのも度が過ぎると冷淡になってしまうって奴。
確かに外聞悪いかもしれないけど、世の中女房を召人にしている貴族なんて大勢いるし
しかも妻が死んだ後の関係だから、そんな気にするようなことじゃないのにね。
潔癖すぎるのも問題だよ。
源氏なんか父妻、兄妾、人妻、幼女、養女、息子嫁……と、モラルなし。
(養女と息子嫁は未遂だけど)
腹違いとはいえ兄弟なのに極端すぎる。
>>916 一人の女性を偏愛してしまうのはやっぱ桐壺帝の血なんだろうな。蛍宮も女癖が激しい反面亡き妻が
忘れられないところがあったし。源氏の八方美人は誰似なんだ?藤壺(桐壺?)に執着してるとはいえ
その実モラルなし野郎だし。桐壺似でもないし。むしろ桐壺の血は顔以外どこに行ってしまったんだwww
桐壺帝と八宮は
桐壺帝→我侭、桐壺の迷惑を考えてない、引徽殿女御を傷つけた。
八宮→潔癖、不幸、貧乏、前妻との間に娘が二人。
と境遇に大きな違いがあるけど。原作での浮舟を助けた男性=八宮説が本当だったら八宮株は大幅アップだが。
私は浮舟母は好きになれなかったな。
同じ自分の子供なのに父親の身分や血筋によって浮舟と他の子供達をあからさまに差別するのはどーよ、って感じで納得できない。
母親が分け隔てなく接すれば、義父の常陸守ももっと浮舟のことかわいがってそもそも悲劇は始まらなかったかも知れない。
>>918 それは、今の道徳観ではそうかもしれないし
本当に兄弟を分け隔てなく接していたら、浮舟母はスゴイ。
浮舟を見ながら「この娘の父親のことは、昔のことだから分からない」
ぐらい言ったりしてねw
当時は血筋命でしょ。皇孫なんだから差別する気持ちも分かる。
常陸殿が浮舟を他の子より大事にしたのは常陸守が冷遇したからじゃないか?
それに加えて身分や実父に捨てられたも同然の身が哀れになって。
>>918 それは大きな誤解ですよ。あれは差別ではなく区別。
浮舟はいわば我が子であって我が子じゃない。おなか痛めた子供である前に皇族の姫なんだから。
ただ認知されてなくて正式に皇族に入れてもらえなかったってだけで。
その浮舟を母親まで本来とは違う扱い方したら可哀相じゃない。
浮舟だけを大事にして他の子供を冷遇してたのなら差別かもしれない。
でも他の子供たちもちゃんと面倒みてるし愛情もって接しているんだから。
扱いが違うのは我が子を差別しているのではなく、あくまでも宮家の娘として、受領の子供として、それぞれふさわしい接し方しているからそう見えるだけの話。
でも、浮舟よりも妹の方に故意に高級でない調度をあつらえるってのは差別だと思うけどなあ。
その部分、原作読んでないからわからないけど、「あさき」ではそうなっていた。
むしろ皇孫と受領の子供を分け隔てなく扱ったらそのほうが差別。
浮舟母は宮家に女房仕えしていただけあってそこのところきちんとわきまえているよ。
はっきり言って当たり前で、今だって本質は変わりない。
今現代でも小和田夫妻が敬宮と他の孫たちを同等に扱ったらまずいのと一緒。
そんなことしたら、常識がないと叩かれるでしょ。
まして平安時代なら今よりもっと身分や血筋意識が高かったんだから何の問題もない。
>>922 あれは子供に差をつけてるというより常陸守への当て付けでは。常陸守はちゃんと自分を女して扱ってくれるって
思いながらも浮舟への扱いの不満を表に出すところが常陸殿のいいところだと思う。前にも指摘されてたけど
常陸殿と浮舟って親子なのに性格全く違うな。
義父で思い出したけど紅梅も真木柱との継子がいてしかも前妻の娘や真木柱との間に生まれた息子とも
分け隔てなく育ててるんだよな。原作では義理の娘に色目を使ったみたいだが・・。
>>922 あれも高級品なのでいいのでは?
高級品の中にも一級品、二級品あるってだけで。
別に姉に高級品も足せて妹に三流品やったってわけじゃないから。
>>924 原作では義理の娘に色目を使ったみたいだが・・。>>
マジ!?では大切にしてくれたのは娘としてではなく源氏と玉鬘みたいな関係だから?
ああ……また私の中から源氏物語のまともな男が1人消えていく・・・。
>>925 自分も原作は読んだことないけど過去スレで話題になったから多分間違いない。普通にいい人でいいのにな、紅梅。
八宮の浮舟親子冷遇といい、冷泉帝が玉鬘の娘に執着して玉鬘はヒス、秋好と引徽殿女御は嫉妬ババア化といい
余計な後付や登場人物のその後話が多いと思う。
そう考えると宇治の作者は男なのか?
六条や引徽殿大后には同情出来るが
宇治の秋好や引徽殿は・・・
しかし「夢浮橋」というタイトルは好きだw
二宮降嫁に熱心になったりもしてたよな>紅梅
宇治十帖、人気ないんだね。
出番短いけど大君が好きだった。
私も宇治十帖好きだよ。
光源氏編がおとぎ話でこっちはトレンディドラマという感じだった。
ついでに大君も好きだ。
ここまで皆にコテンパンに叩かれてる八宮なのに、どんな顔だったか
思い出せない…
こんなかんじ↓
(´・八・`)
933 :
931:2006/05/23(火) 00:17:02 ID:???
>932
まさに八ですなw なるほど
>>931 兵部卿宮(紫父)系の地味なおじ様って感じ。
>>930 源氏の方が薫・匂宮の二人合わせても比べ物にならん位酷いことやってるのになぁ。
確かに宇治十帖の方がどこともなく現実的。
シオシオショボショボって感じ>八の宮
>>934 源氏の方が薫・匂宮の二人合わせても比べ物にならん位酷いことやってるのになぁ。 >>
源氏
被害者(被害)
藤壺(強姦され妊娠。その後もストーキング被害に合う。そのせいで出家する羽目になる)
葵(仮面夫婦。夫の愛人に取り殺される)
空蝉(強姦)
軒端荻(空蝉の身代わりにやられる)
夕顔(死体遺棄)
紫上(幼女誘拐。強制猥褻。徹底した洗脳教育によりストレス増加)
朧月夜(キズモノにされたのに結婚してもらえなかった)
六条御息所(世間に顔向けできなくされ悪霊化)
明石上(身分の低いことを蔑まれる。娘取り上げられる)
女三宮(紫二号にされる。柏木に強姦されたことを粘着的に責められる)
桐壺院(妻強姦される)
朱雀院(妾寝取られる。娘の人生台無しにされる。愛する女性との縁切られる。逆恨みした亡父に祟られる)
八宮(宮中追放)
式部卿宮(逆恨みされる)
右大臣(娘キズモノにされた上に逆恨みした桐壺院に取り殺される)
大后(逆恨みした桐壺院に祟られる)
薫と匂宮
大君(薫にストーキングされた上に、二人の姦計のせいで精神的に追い詰められ病死)
中君(薫に騙され匂宮に強姦される)
浮舟(薫に身代わりにされるも蔑まれる。匂宮に強姦される)
こんな感じ?
>>936 源氏酷いな。
夕顔(源氏の愛人に取り殺される)
女三宮(出家に追いやられた上、その後言い寄られる)
式部卿宮(娘誘拐される)
頭中将(恋人(夕顔)を間接的に殺される、出世の邪魔される、息子をいびり殺される)
次点
玉鬘(セクハラされる)
秋好中宮(母を不幸にされる、言い寄られる)
柏木(いびり殺される)
も追加してほしい
薫と匂宮の方は浮舟以外は別に罪ではない様な。大君の衰弱は明石中宮と夕霧に匂宮の
宇治行きを阻止されたのが原因だし(大君の死は明石中宮と夕霧のせい?)
でも大君たちは匂宮からの結婚申し込みを拒否してたのに強姦婚で無理やりだからやっぱり元凶は薫と匂宮かと。
>>936 源氏=晩年まで 薫・匂宮=20代後半まで、相手も宇治三姉妹位
だからハンデで源氏を罪状を10代のときのみにしてみるか。
藤壺(強姦され妊娠)
葵(仮面夫婦)
空蝉(強姦)
軒端荻(空蝉の身代わりにやられる)
夕顔(源氏の愛人に取り殺される。死体遺棄)
紫上(幼女誘拐)
六条御息所(世間に顔向けできなくされ悪霊化)
桐壺院(妻強姦される)
式部卿宮(娘誘拐される)
頭中将(恋人(夕顔)を間接的に殺される)
全然ハンデにならん。源氏は10代のときからとんでもないな。薫と匂宮も女一宮に執着して
妹の二宮に同じスケスケ衣装着せさせてそれでやっぱ違うって嘆いたり、実の姉じゃなけりゃなって
思ったりとあさきでは描かれてない変態的なところがあるけど罪とまではいかないか。
ダブスタ。
>>939 スケスケ衣装の話、好きだったのにあさきでは飛ばされてて
残念だった。その後の女一宮の手紙を手に入れようとする
強引な薫の話も。
ところで匂宮って第三皇子なのに、東宮候補なんだね。
すぐ上に同腹の式部卿宮がいるのに。
>>941 女一宮に執着する薫はやっぱ柏木の息子なんだなっと実感するな。浮舟を形代にするところは源氏似。
まあ衣装をコーディネートするくらいなら趣味の範囲だからね。
変態には違いないが
944 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/23(火) 23:31:47 ID:YrFUn5hD
次スレはもう源氏物語総合スレにすればwww
>>943 変態だけど外道ではないってことか(源氏は文句なしの外道)。
>>944 必要ないだろw
あさきって登場人物の好感が下がりそうなエピソード(特に宇治編)を省いて
代わりに源氏がよく見える様な創作を加えてるんだよな。大和先生が意図的に
そう描いてたらしい。しかしストーリー上悪行を省けないから最低男っぷりを
返上出来てないけどな。
大和先生がそれだけ意図的に良く描いても外道なんてある意味凄いぞ源氏!
947 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/24(水) 00:09:46 ID:h4nR1Dtc
紫の上、理想の女性として描かれているとあるが
厭味っぽい。何だかわざとらしい表現が多いというか。洗脳されてるから
仕方ないけど。あれは鼻についた。
源氏が「変態」なんて… 変態に気の毒ですよ。
源氏は「外道」以外の、何者でもありません。
自殺しようとした浮舟を助けたり、苦しむ浮舟を慰めたりしたのも源氏をよく見せる為の演出の代表で
確かに10巻までの主人公である源氏が助け舟を出すという演出は上手いと思うけど源氏が外道とわかった今となっては
浮舟を助けた男性は原作で正体が有力視されてる八宮で浮舟を慰めるのが紫上の方がよかったと思う。
流石に浮舟に憑いた悪霊を源氏確定にするのはあさきでは無理だろうな。可能性大な気がするけど。
>>948 源氏は「変態な上外道」なんだと思う。薫位なら「変態」なだけ。匂宮は若干外道かもしれない。
>>949 むしろあいつが浮舟に「ひとは一人なのだよ」と慰めに時は、「てめえが偉そうな口きくなよ!」と思ってしまいました。
>>951 同意。
まったく、同意。
「おめえにだけは、言われてたまるかっ!」
と、怒鳴りました。
どんなに大和先生がよく見える演出をしてくれても逆に反感を買う源氏の外道クオリティ。
大和先生自身も源氏=ろくでもなしってことをわかっていたらしいけど。
>>939 ちょww本当にハンデにならんwwww
十代の内にここまでやらかすのは世界的に見てもすごいな源氏。
それを考えた紫式部が一番すごいわけなんだけども。色んな意味で。
源氏の犯した罪を現代の法律に当てはめたら慰謝料や刑期がすごそうだ。
でも意外に一夫多妻男みたいにショボイのかもしれない。
薫と匂宮は源氏程具体的に話を書かれてないからなぁ。でも二人の生き様を細かく綴ったとしても
源氏程酷いことにはならなさそう。薫はもちろんだが、不倫とかも平気そうな匂宮でも源氏と違って
身分で行動が不自由なところがあるから無秩序にならずに済んでそう。良くも悪くも執着しないし。
やっぱハンデにならんか。
まぁ源氏の性格が夕霧だったらあれだけのドラマはなかったのも確かだ。
五帖くらいで話し終わっちゃうわ。
だから源氏が許せるってわけではないけどね。
宇治十帖の時代に源氏が生きていたら、さらにどろどろのドラマになったんだろうなー。
まぁ間違いなく姉妹とも毒牙にかかったね。
姉妹は遠くに住んでるんでお取り寄せするね、源氏なら。
出張サービスのようだ
源氏「…チェンジお願いします」
末摘花「とりかへばやと言え、外道」
源氏は今の価値観で見るから外道なんだ、当時の人間は
そう思ってなかっただろうと思ってたが、
鎌倉初期に書かれた無名草子の源氏評見てみると
頭中将の友情を仇で返すなんていやらしい。
紫の上を裏切って、明石の婿になるなんぞどうしようもない。
若くもないのに女三宮と結婚して、不義のことを色々責め立てて
いくらなんでもやりすぎる。
慎重ではない。
どう見ても批判されてます。本当にry
ただ無名草子の作者は薫を滅茶苦茶マンセーしてるのが
どうかと思うのだが。
匂宮は源氏よりも、明石入道に似てるね。
単なる孫ではなく、入道の生まれ変わりだったりして・・・
似てるって顔のこと?
だって性格は全然似てないよ。
入道は野心家ではあるけど自己栄華は潔く捨てたので欲深くないし
何だかんだいって妻一筋で、犯罪まがいのことも何一つしてない。
>962
源氏の血を引き、周囲にチヤホヤされて育った事により、性格が
DQN化とかさ・・
生まれ変わりがあるとしたら、前世でいくら聡明でも生まれ変わった
らまた一から人生やり直しなわけだから、匂宮が入道の生まれ変わり
の可能性は全く無いわけではないと思う。
(性格は生まれた環境により作られるというし)
>959
そんなたくましい末摘花なら女性の支持を集めそうだ
966 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/24(水) 21:21:22 ID:/C6uc7hN
末摘花の家、屋敷は最後どうなるの?
もし、薫が柏木みたいに表立って、積極的に女一の宮に求愛の手紙や
らいろいろアタックしまくってたら、女二の宮じゃなくて、女一の宮
を正妻にできてたのかな?
一品の宮にアタックしまくるなんてdでもないことしないだろう。
>>968 柏木の息子だから、ありえるかもと思って〜。
源氏物語は面白い話だと思うし、女君には好きなキャラもいるんだが、
男はどうもなー。源氏も薫も匂宮もぜんぜん好きになれん。
いいなーと思う男は、吉川の僧都ぐらい。浮船を優しく諭してて、いい人だなあと
思った。
まてよ横川だったっけ。
源氏の女君に対する態度があんまりだから、後生の作家がいろいろ想像たくましくするんだろうなあ。
私が知ってる話だと、
花散里→出家後の源氏を単身山の中まで追いかけて、自分の存在を認めさせようとする
玉鬘→源氏の下心に愛想をつかし、もともと本当は好きだった(周囲の反対で仲を裂かれた)大夫の監の元に走る
末摘花→おなさけで自分とつきあおうとする源氏に愛想をつかし、本当に自分を愛してくれる受領と東国に永住することを決意
三宮→中年キザオヤジの源氏をうざく思い、柏木との恋を楽しむ
なんかみんな、原作よりたくましいな。
あさきの薫の正妻さん結構美人、薫が惚れるあたり、一の宮はもっと美人
だったんだろうな・・・
一の宮の顔は源氏を女人化させたみたいな感じかな?
あさき版の(大人になった)一の宮見たかったな〜!
原作知ってる人に質問!
薫と匂宮は女一の宮を諦めて宇治姉妹に走ったの?
その理由は?
その辺の経緯を詳しく教えて欲しいです。
975 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/24(水) 23:52:45 ID:RVKdUxaL
>974
ん?そろそろ古文の中間テストですか
>>973 夕霧の六の君は「夕霧に一番似ていて美しい」って
女房が言ってたから、源氏にも似てるんじゃまいか?
作画的には前髪が多すぎだったけど
宇治編の、あのじめじめした暗いところが嫌だ。
主人公クラスもうじうじと悩んでるヤシばかり。
近江の君みたいのが一人いてくれたら印象違っろうと思う。
女一の宮は明石の君の若い頃に似てるんじゃないか。
982 :
980:2006/05/25(木) 15:52:16 ID:???
>>982 乙。
雑談でもしながらこっち梅ようか。
梅ねぇ・・・
紅梅大納言?
紅梅の花が見事に咲いてここまで薫ってくるようですね。
そう?
花はどれも同じに見えて…
あなたはかわいらしいお人形さんだ
梅
100000
源氏にも似てるってことは桐壺にも似てるのかね>六君
薫の正妻って、なんとなく三の宮に雰囲気が似てるね・・
透け透け下着や手紙書けだの、要求にのんでる(?ようだし・・
そんな彼らの様子を大和さんの絵で見たかった。
あさきの二の宮は気位高そうだけど・・
あさきの二の宮は薫の事家来だと思ってるから、薫が土下座して透け透
け衣装着て下さいとお願いしようものなら、父帝に報告してそう。
>>992 身の上が似てるよね。
正妻腹じゃないし、母親もいないし・・・
顔は脇役美人ぽかったけど
紫式部はすごいよね。
千年後も読者をハラハラいらいらさせる作家なんだな。
あと980年くらい経ったら、あさきも古典だね。
授業で教えないと読めないのだろうな。
>あと980年くらい経ったら、あさきも古典だね
高田純次みたいだ。
何とも驚きの997!
998
999
1000 :
◆mM9WALL8Ws :2006/05/26(金) 13:18:55 ID:ZLtZy0hI
1000GET
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。