ロドリゲスさんちとドンちゃんちは相性がいいんだろう
当時はまだレコンキスタの真っ最中で、王としても
「戦で強ければ文句ないだろ」的な価値観がまかり通っていたのでは。
ポルトガルのペドロ1世のイネスへの愛はものすごいよね。
彼女はペドロ1世の父王の命令で殺されたわけだけど、
その2年後、ペドロ1世が王位を継ぐとその遺体を掘り返し、
王座に座らせ王冠をその頭に載せて、貴族たちに忠誠を誓う口づけを
彼女の手にさせたんだっけ。
死後2年たった遺体ってどんな状態なんだよ…。スプラッター
ドンちゃんがマリアの死後、彼女を王妃にしたのは、この叔父さんのまねっこ。
>死後2年たった遺体
運がよければミイラ?下手すりゃ骸骨か・・・。
深すぎる愛情も家臣にゃ迷惑でしかないね。
それだけ殺された恨みが強かったんだろうな。
紀元前、毒殺された妃
(強引に身分の低い糟糠の妻を皇后にした結果、暗殺)の為と
自分の権力保持を兼ねて、粛正しまくった某皇帝の話を思い出したよ。
>>954 たしか、ペドロ王は自分の死後、イネスの棺と自分の棺を
脚を突き合わせて縦に並べるように言い残したんだよね。
理由は最後の審判で起き上がったときに互いの顔を真っ先に見られるように。
すさまじい執念だよね・・・
ドン父はそれでも転戦中に王城の守りを王妃と王子に託す程の配慮はみせたし
それなりの関係は築いてたよ
ドンちゃんがそんな事したら、あっという間に王城は王妃を担ぎ上げる造反貴族に
占領されるだろうね
それにしても死後に婚姻→王妃に格上げ→子どもは嫡子にってかなり無理あると思うけど
当時はOKだったのかな?
かのヘンリー7世だって生まれてくる子を嫡子にする為に
何とかしてアン・ブーリンの出産までに離婚をしたくて国教会樹立したくらいなのに
それが可能だったら既にいる庶子(男子)の母親と王妃の死後を待って婚姻すれば
良かったのにと思う
ヘンリー8世は庶子にも男子がいいはず。いたら即母親と結婚だね。
6回も結婚したのに、同じ墓所に入ったのは3か4番目の王子を産んだ
妃。ひたすら男の子が欲しかった秀吉みたいなオッサンでした。
>598
当時は教皇の権限も弱い群雄割拠の時代、根回しと勢いで押し切った
のでは。ヘンリー8世の娘たちも母親と離婚することで
王女→庶子に格下げされたけど6番目の王妃のとりなしで王女に
戻ったし(でもこの時点でカソリックではないけど)
叔父ペドロとイネスの棺は、今も聖堂の中央にどーんと安置されて
います。普通隅っことかなんだけどね。確かにこの場所で二人同時に
起き上がったらロマンチックだろう。ドンちゃんも天寿を全うしたら
同じことしたかも。
×いいはず
○いないはず
スマソ…補足すると庶出の男子はエドワード6世誕生前には亡くなったようだ
梅毒が影響したのだろうか。
ドンちゃんとドン叔父は棺桶と結婚したというか「実は生前に結婚していた」と言い張ったんじゃなかったかな
手元に本がないので曖昧だけど
ヘンリー八世の母親はヨーク家出身つまりドン三女イサベルの末裔
最初の王妃キャサリンはコンスタンシアの末裔だし
夫婦揃ってドンちゃんの子孫だったのだね
血脈はハプスブルグ家に繋がるから
欧州の王家はほとんどドンちゃんの子孫です
>>961 リッチモンド公ヘンリー・フィッツロイ(享年17歳)
どうやら邪魔者扱いされた上にアン・ブーリンかヘンリー8世に暗殺されたらしい
>>963 >ドンちゃんとドン叔父は棺桶と結婚したというか「実は生前に結婚していた」と言い張ったんじゃなかったかな
エンリケもそれっぽい事主張しているよね
アルフォンソ11世とレオノーラは実は秘密結婚していて自分こそが嫡子だみたいな
流石に大っぴらに主張は出来なかったみたいだけど
ドンちゃんとの最期の争いの時にドンちゃんを庶子と罵っている
>>964 それを思うとホッとするよね
生き残った子ども達は(少なくとも歴史上)少なかったし
娘達だって決して多産ではなかったのに奇跡的だ
子どもをボンボン各王室に放り込んだアリエノール・ダキテールやヴィクトリア女王が
ヨーロッパ王室の母と呼ばれるのは納得いくけど
こういう風に歴史の影に隠れてひっそりと(しかし広範囲に)血脈を残している王様もいるんだなぁと感無量
>965
アルフォンソ11世とレオノール・デ・グスマンの秘密結婚
これって初耳でびっくり。
エンリケはドン・ペドロを庶子だと言ったんじゃなくてマリア母太后の不義の子と言ったんじゃなかったっけ
>>967 そう言われると自信なくなってきた
大分昔にエンリケが自分は嫡子だと主張してる話を読んだ記憶があるんだけど
オペラとか説話とかの与太話だったかもしれない
話は変わりますが、コンスタンシアのご主人のランカスター公ジョン・オブ・ゴーントって
エンリケとイメージダブりませんか?
>>968 彼は彼で、百年戦争始めたエドワード3世の息子で、黒太子の弟。
彼自身は表立っては野心を出していないが、宮廷にかなりの影響力を与えたとあるので
それなりに政治的能力も野心もある貴族だったんだろう。
ついでに言えば、彼のもう一人の妻の名前もブランシュ。
こうやってイギリスの系図を見ていると、ばら戦争はドンにとっては
孫とひ孫が喧嘩してたということになるわけか。
そろそろ新スレ立てヨロ
>967
ドン・ペドロ1世はアルフォンソ11世の実子ではない。
彼の母親がユダヤ人と密通して生まれた「黒い王」である。
こういう噂が流されたんだよね。
でもこれは嫡出ではないエンリケが、自身の正当性を表すためのプロパガンダでしょうね。
サンチョ4世の子孫が、デ・ララ一族の正当性を否定してたのと同じ。
>966
>生き残った子ども達は(少なくとも歴史上)少なかったし娘達だって決して多産ではなかったのに奇跡的だ
ホントにそう思う。ドンちゃんの血が現代まで残っているなんて、嬉しい。
子供さえ多ければ直系が繋がっていくわけでもないんだね。
アラゴンのペドロ4世なんて、5回も結婚してて(漫画に出てくる王妃は3番目の妻)、
男の子も5、6人(全員嫡出)いたのに、孫の代まで直径男子が続かなかった。
初のスレ立てに挑戦しようとしたら、ホスト規制がうんたらかんたら…。
どなたかお願いします…orz
すまん、重複した
削除行ってくるので正規次スレは972にてお願いします。
>>974 ゴチです。
ふ〜削除依頼終了
慣れない事をするもんじゃない
皆さんくれぐれも重複スレの方はあげないでくださいね
次スレも立った事だし、サクサクと埋めていきましょうか
>>971 >彼の母親がユダヤ人と密通して生まれた「黒い王」である。
これはやはりドンちゃんがユダヤ人を重用した事から流された噂かな
さすがにモーロ人との密通とするのは無理だったようだね
>歴史の影に隠れてひっそりと(しかし広範囲に)血脈を残している
浅井長政の血が徳川将軍家に受け継がれたのと同じだね。
こういうことがあるから歴史は面白い。
現代ヨーロッパの王族だとチャールズ皇太子なんかももちろんドンちゃんの遠い子孫なわけだけど
カミラ夫人はさしずめ21世紀のマリア・デ・パデリアかもね…
>978
むしろカミラ夫人はレオノール・デ・グスマンっぽいよ。
自分は結婚できないチャールズ皇太子との関係を続けるのに
姉(本来の候補)より御しやすそうなダイアナを薦めたのも彼女だし。
>現代ヨーロッパの王族だとチャールズ皇太子なんかももちろんドンちゃんの遠い子孫なわけだけど
そこまで言い出したら、苗字に「藤」の付く人は
安藤さんも遠藤さんも伊藤さんも斉藤さんも全員
藤原鎌足の子孫、とかいうレベルなんでは。
たしかにその通りなんだけど遠い親戚すぎるような…
>>980 遠くはあるけどちゃんと系図でたどれる。
ただ、ドンちゃんというよりか娘のイサベルの子孫と言ったほうがより正確だろうけど。
>>980 日本とは違うので一概には言えないのだが
ドンちゃん→チャールズ皇太子までの流れはきちんと系図が残っている。
それに、日本の苗字は氏姓の違いがあるし(藤原家の嫡流で藤原姓は現在いない)
ごく一部だが確実に血が継承されている家とは違う。
カミラ夫人もイギリス王室の血を引いているので
彼女もドンちゃんの子孫か…
>>980 全然違うよ
「藤」がつくからって必ず藤原家の流れではない
苗字なんて勝手につけた人だっているんだから
藤の木があるから〜とか
>>978 ちょっとスレ違いになっちゃうけど
カミラはマリアというよりレオノーラというよりもディアヌ・ド・ポワチエかと思う
彼女ほどの美貌はカミラにはないけど
ダイアナもカトリーヌ・ド・メディシスになれたら苦汁をなめても地位は安泰だったのにね
>>969 ジョン・オブ・ゴーントはかなりの野心家だよ
まだ幼いリチャード2世が王位についた時に摂政が必要だったけど
一番年長の伯父で通例なら当然摂政になるべき地位にあったにも関わらず
当時から「王位に下心あり」とされていた彼は摂政の選考議会の候補からすら外された
まだ年若く嫡子のないリチャード2世に対して王と同い年の自分の息子(後のヘンリー4世)を
王位継承者に指名するように強要したり
またコンスタンシアのカスティリア王位継承権を利用してカスティリア王位を主張した事は
ここの人もよくご存知の事と思う
>>985 一番多かったとされるのが、自分の所の領主が藤原系だったから(旗本だと鬼平の長谷川氏とか)
あやかって一村まるごと藤原さんや佐藤さん。
あとは、村の氏神として藤原家の誰かが祭られている、藤原氏にあやかって一家繁栄、一門団結をいのるなどなど。
斉藤さんなんかは、朝鮮系にも多いそうな。
後、ダイアナ妃はどっちにしろ遠からず破滅だった気がするよ。
自分も浮気してたんだしねえ。しかもエジプト人とまで。
スペインの次の次の国王は
女王様になるかもしれないとのニュース。
おや、スペインも第一子相続制になるのかな
レオノール王女だっけ。名前が萌え。
ヨーロッパの人は日本人ほど第一子相続制に違和感抱かないのだろうな。
特にスペインはもともと女性君主オッケーの国だし。
アラゴンはサリカ法採用してたけどね
王朝交代がしばしば行われてきたから
某国のようにY染色体がどーたらこーたら言うことなかったんだね
そして王女たちが結構しっかり者で、公務もばりばりこなす姿を見て
国民も納得しているんじゃないかな
王朝交代とY染色体が何か関係あるの?
某国がY染色体にこだわるのは神さんの直系子孫じゃないと困るからでは。
祭祀にかかわるから。
>>992 某国が男系にこだわるのは、そもそも女性に継承権を認めてしまうと
民間で生まれ育った天皇や、平民天皇が存在しちゃうことになるから。
具体的にはスレ違いだけど、藤原光明子以降、称徳女帝という例外を除けば
女帝がいないのも同様の理由。
後桜町天皇テラカワイソス
女系を認めてしまうと王朝が交代してしまうからでは(染色体関係なし)
例えばハプスブルク家はいったんマリア・テレジアの時断絶して、
ハプスブルク=ロートリンゲン家になってる。
王朝が交代するのはこの国では前例のないことな上に
今となっては天然記念物ものの現存する世界最古の王朝なので、
国際社会での序列が変わるし、なによりもったいない。
まあヨーロッパでも、女性が王になることに違和感はなくても、
女性が法王になることには反対するかもしれんね。
…反対するかな?
もったいない、うん、そうだね。納得。
>996
過去に女性法皇いたよ
男装してだけど
>>996 反対もなにもカトリックでは女性は司祭にも司教にもなれない(認められていない)し。
女教皇ヨハンナは伝説でしょう。実在は確認されてない。
すれ違いだが
1000ならドンちゃんの大往生が見ら……れたらいいなあ
(絶対無理だけど)
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。