スマートに消えたぜ
一つ立ったな
せっかく立ったポルタスレがピンチだぜ
まだ週漫入れないんだぜ
あ、全然ピンチじゃなかったや
スマートにageるぜ
215 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/10(土) 13:49:24 ID:ocdtH3+G
女性は働きたければ働いて、働きたくなきゃ働かない、辛くなったらやめていい。
そもそも女性に辛い仕事を押し付けないこと。かといって雑用やらせるのもダメ。
それで給与も昇進も平等にね。ただし残業、転勤、深夜当直させたら女性差別だよ。
間接差別禁止規定って知ってるでしょ。なんでも平等にね。髪形と服装は女性の自由だけど。
それからアファーマティブアクションと管理職30%目標もね。産休育休もね。当然給与40%保障で。
主婦と言っても、家事を強制される言われはないし、出産するかどうかは女が決めること。
でも産まれたら育児を女性に押し付けないでね。二人の子供なんだから当然でしょ。
ただし離婚したら親権は母親のものだよ。育児は女性のほうが向いてるんだし。
それから働く夫を妻が支えるなんて時代遅れの女性差別。
これからは働く妻を夫が支えなきゃ。
あ、もちろん収入は夫の方が多くて当然だけどね。妻には扶養請求権だってあるんだから。
それと夫は妻に優しくね。妻が望まないセックスは家庭内レイプだよ。
夫が妻のセックスの求めに応じないと離婚事由になるけどね。
離婚したら慰謝料とか財産分与とかまあ当然だけど。
女性はか弱いから母子手当ても生活保護も税金控除も当然だよね。足りないぐらい。
それと女性に女らしさを押し付けないでよ。
そんなの窮屈で面倒だし、いまさら男尊女卑ですかって感じ。
でも男はやっぱ男らしくないとね。
いつになったらレディーファースト覚えるの?ワリカンなんてありえないし。
少子化だって男のせいでしょ。男がだらしないから女性が結婚できないんだよ。
え?レディースデー?あれはいいの。
別に私たちが頼んだ訳じゃないし。店が勝手にやってるんでしょ。
216 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/10(土) 15:11:39 ID:ZTLx9wfg
ヽ ∧ / // ./'′ ,r l ヽ `丶、 ,/_::/:.:.:.:.:.ry:.:.:.:.:.:_`≧'" /:.:.,ィ:.:.:.:.:.:.:.ノ:/l:.:.i:.l:.:.:.:',:.:.:.:.:.:.: 道 斬
. ∨ .∨ /′ // ,r / ,、!, ヽ 、 `ヽ.´∠=ァ:.:.:.//:.:.:.:fr'7シ,r‐r、ヽ/:/}:.:.:.:,ィ':.:/ l:_,l:.:.:.:i:.:.:.:.:.:
中. 田 // / / ムll l、 li、ヽ、、__ ,.-‐' ヽィ>'":.:.:://:,ィ!´ヽ l:`"::::l'イト、/:.:.//;ィ',ニ、^`ト、l:.:.:.:l:.:`丶、 は り
┴l 糸 / / l / / / li ト、 i!丶ミ、_,rく==y' <二_:.:.l l'^`)l 丶. ',`''゙ リ ,' /:./ シ´/`::':ヽ l:.:lヽ:.:.ト、:.:.:',`
, ,/イ l l /!/ ', i、ヽ ', ,イ::ljヽ リヽ、ヽリ|:.:ヽY (l ``― '",ィツ´ 、 、{, ゙''゙ リ 'l:.ィ'l:.:.:l lヽ:.:.ヽ な 拓
l |/ {三} / /_ll `メl_l_ ヾ!丶 ,>イl":{::} l , ' l) >、Vl!:::::>、ヽ} ,l`ー――-- . __`ー=‐ '"V/!:.:l /‐ヽ:.:ヽ
人 三l三/l! /{^ll lィ´l|{>:-、,」ヽ `く ヽヽ、 ノノ lノヾヽ!l/} ,>. l ト='´ ̄ ̄ ` `ーv`l /ノ,}:lヘ:ヽ \}い け
┼ ┌一.\l ll ハ l lトヽl!ヽ.ト-'ヾ' `ヽ> ̄´ l::i, ヾlil ,ノィ:::|`', l::::::/ ̄ ̄`ヽ::::L! / ,ィl:l l::::ヽ
田 ├┬ ト、ヽ l/lト! lミヽ ゙'ー`- '" ,、 _,, ィ! /l:::l ,>イ´|::::| `ト、 l,r-!: : : : : : : : l::::::! /イ::lリ !::::::l ん な
┼ ,ノ | ヽ`゙ ll//lj`ヾ:、 r―_;'ニ==r| //::::,l」z/ |::::l |: \ { l : : : : : : : : f^リ , ィ/,'::l l:::::::l
丶ヽ.Y 'i:へ、 ヾィ´: : : : },l / / l:,ィシ´/ l::::l l::i, `丶ヽ: : : : : : :,ノ,ム‐'"/ l:::l l:::::::l だ い
┃┃┃┃ ''i,/イ ノl {ヾ丶、ヽ、:__:ノノ/ ,/ l{{―、l ',:::ヽ ヾ::ヽー- ミ丶ニニ"‐'" , -'" /:::l l::::::::l
.・ .・ .・ .・ト、 l/l {::::! ヾ:::::゙'iー``二ニ´ -イ {:i,三ィ! ヾ::ヽ ヾ:::::\ ``丶、 ィ'´ ,ノ:::/ ,!:::::::::l ッ
┬ |__| ┌ ┌ l、 l┌、
| | | lニ lニ | `| Lノオオ!!
バッ
218 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/17(土) 09:26:43 ID:I/FUElbR
1年以内に、北嶋の連載がくるよ
来なかったら自殺する
\ ミ |i. |i|i|i li/ . | ∩ / /
\ //|| il .|i|i|il lil p | / ρ /
|| i|| ミ、 li .|i|i:l ill | / / ../
i| .||\ || ||| il| i|ill il| /
||. || || | li.| ii; :i; -- ヽ
|i|.|| || | .V ill/ ヾ へミ⌒\\ ~\ 丶\
||..|| ||. || ミ ミ \\ ゝ \\ ヽ丶
. :|| |ii ||. i|| .::;≡へ\ゞヾ ヽヽ ヽヾ'ヽ. . :. ヽ, )
. |i| || li と;::::::::::::::::::ヽ\ヽヾミヾ ヾ ヾ | | ) | |
─. |i| |i|─ 》i:::::::::::::::::::::::::ヽヽミミミヽヽ | ||| :| / ノ .....
|| i|| |:::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽミミ .| ノ "ノ | 丿 ノノ ..彡ヾ // /''
|i| |i| i:::::::::::::::::::::::::::::::::::l . ゞ/ ノ . / // /ノ ノノ // // //'
|i| i|i| /.::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡//ノ/ ノソ./ソ " // ./// /' _._;
ヾミ彡 ∠ー''''へ:::::::::::::::::::::::::彡::::;彡/:; ノ"'ノ ' // // //,彡~//
≡:::::::::::::彡ノ丿 ソ/// /彡/彡
〆 ~~ 丶 '∨>/彡" ヽ
σ | ♭ "::彡彡~
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/ ../ / . | \ ∨ \\..
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220 :
愛蔵版名無しさん:2007/03/21(水) 01:59:26 ID:ypzJWY1r
バッage
221 :
愛蔵版名無しさん:2007/04/13(金) 00:01:16 ID:eo0FtmGm
過疎(´・ω・`)
222 :
愛蔵版名無しさん:2007/04/13(金) 17:15:16 ID:oQJPH0IN
あんなに栄えていたポルタスレがこのざまか…
なんかポルタスレに否定的な意見が多いな
まあ、ここまで過疎ってりゃしかたないか。北嶋先生は
すぐにでも連載権獲得しないと
ていうか、読み切り権だけでも何とかしないと
まだポルタ各スレが残ってるうちに
そうしないと糞漫画愛好家にすら忘れられちまうぞ‥‥
この状態でどう語らったものかと見つめていた
皆どのキャラが好きだ?
姫様についてた爺やとかいい人だなと思う
ゼブラヘット
顎髭
227 :
愛蔵版名無しさん:2007/04/27(金) 21:26:58 ID:vbT5FUG5
当日ジャンプは単行本派でムヒョ信者だった自分は本屋でポルタを見た時に、なんだこれムヒョじゃん と思いながらもほっとけないで買ってしまった
読んでから、やっぱこれムヒョじゃん と思いながらも2巻が出たら即買った
いい思い出だよ
「少しソクラテス」のイラストを乗っけてるサイトが見つからない
スマートに行こうぜ!
231 :
ひみつの検閲さん:2025/01/08(水) 08:30:27 ID:MarkedRes
ポルタスレあげ
233 :
愛蔵版名無しさん:2007/06/09(土) 18:48:14 ID:ZZ2Suj0M
gasgsgas
hsghdg
urtute
dhhd
hjhdj
trtrr
235 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/08(日) 16:48:38 ID:KgHkazqT
ほしゅ
236 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/25(水) 10:52:41 ID:YjZRdt8a
スマート上げ
237 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/07(火) 00:49:55 ID:PQVZ6v2O
保守
238 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/17(金) 13:46:55 ID:2oSJxwQE
捕手
239 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/18(土) 20:55:42 ID:q6ROiif0
\ ミ |i. |i|i|i li/ . | ∩ / /
\ //|| il .|i|i|il lil p | / ρ /
|| i|| ミ、 li .|i|i:l ill | / / ../
i| .||\ || ||| il| i|ill il| /
||. || || | li.| ii; :i; -- ヽ
|i|.|| || | .V ill/ ヾ へミ⌒\\ ~\ 丶\
||..|| ||. || ミ ミ \\ ゝ \\ ヽ丶
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. |i| || li と;::::::::::::::::::ヽ\ヽヾミヾ ヾ ヾ | | ) | |
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ヾミ彡 ∠ー''''へ:::::::::::::::::::::::::彡::::;彡/:; ノ"'ノ ' // // //,彡~//
≡:::::::::::::彡ノ丿 ソ/// /彡/彡
〆 ~~ 丶 '∨>/彡" ヽ
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誰もみてないと思うけどポルタの小説連載します。
第16話 ナイト・トーキング
荒野を車で走り続けるポルタ一行
カ 「ねえ、ポルタ。」
ポ 「なんだ。」
カ 「コードネームポルターガイストってなに?」
少し驚いた様子を見せるが、すぐ元のポーカーフェイスに戻るポルタ
ポ 「聞いていたのか。」
カ 「うん」
ポ 「俺にも分からない。だがヤツはオレを誰だか知ってるふうだった。」
カ 「じゃあ、ポルタは「エルメス」と何か関係があるのかな。」
ポ 「さあな。」
カ 「ねえ、ポルタ。僕らパートナーなのにお互いのこと全然知らないね。」
ポ 「…」
カ 「僕が知ってるのはお菓子好きで、いつもポーカーフェイスで、突き放しても結局は助けてくれる優しいヤツってことぐらいだ。」
ポ 「…」
カ 「でも本当のポルタはどうなんだろ。本当のポルタは残酷で冷徹で人を殺すことをなんとも思わないヤツだったりしたらと。」
ポ 「やめろ。」
カ 「えっ?」
ポ 「やめろといってる。憶測だけでネガティブになってどうする。それにそのために楽園のカケラを集めてるんじゃないか。」
カ 「そうなんだけど、何か不安なんだ。いままでの関係が全て崩れてしまうんじゃないかって。」
ポ 「…」
カ 「そんなことになるんだったらこのままでもいいかなと思う。」
ポ 「おいおい…」
カ 「冗談だよ。多分。」
ポ 「多分か…頼りない冗談だな。」
カ 「はは、ねえ、ポルタは僕のことどれだけ知ってるの?」
ポ 「そんなこと今はどうだっていいだろ。今日中に街に着かないとな。野宿は勘弁だ。」
カ 「はぐらかさないでよ。」
ポ 「…」
カ 「僕のことパートナーとしてどう思ってるの。遠慮とかお世辞とかはいらない。」
ポ 「そうだな…いつも爪が甘く、ちょっとしたことで落ち込む半人前の情報屋ってところか。」
カ 「はは、本当に遠慮なしだなあ…」
ポ 「だが、どんなにつまづいても絶対に諦めない根性のあるヤツだとも思う。」
カ 「そっか…ポルタ、ありがとう。少しホッとした。」
ポ 「カスケ。人の内面を必要以上に深く知ろうとするな。誰にだって触れられたくない部分は
必ずあるはずだ。それはお互いがどんな関係でも存在するものだ。そうカスケ。お前にだって。」
カ 「ポルタ。それって…」
ポ 「これ以上、詮索のし合いはなしだ。いつも通りスマートにいこうぜ。」
カ 「うん。」
カ 「(そう、誰にも触れられたくない部分。それは誰にでもある。そう僕にだって。僕にだってあるんだ。
僕はアイツと同じ血が流れてる。僕もアイツと同じようにいつかはなってしまうんだろうか…」
そう、僕の兄。キタチのように…)」
おいおい腐に媚売り出したか
ヒタチ?
244 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/25(土) 00:33:07 ID:ijm1DhXR
第17話 「街の灯」
荒野を走り続けて3時間後…
カ 「なんだろ。この強い光。」
ポ 「街が見えてきたな。」
カ 「あっ、この街、ネットで見たこある。確か「電力都市ムルド」」
ポ 「電力都市?」
カ 「うん、ここ10年で異常な速さで繁栄していった都市だよ。ここまで
大きく繁栄した理由が電気。ここには世界最高の電力発電所があるんだ。」
ポ 「しかし、電気だけでここまで栄えるものなのか。」
カ 「電力を発電する量がすごいんだ。通常の発電所の1000倍から1万倍の電力を
供給しているらしいよ。」
ポ 「そんなケタ違いの電力をどうやって…」
カ 「そこは秘密にされてる。噂では「未知のエネルギー」を使って発電してる
らしい。」
ポ 「未知のエネルギー。まさか。」
カ 「うん。「楽園のカケラ」である可能性もあると思う。」
ポ 「なぜいままで黙ってた。」
カ 「ここの発電所は技術力も世界最高なら、警備も世界最高なんだ。
いくら探しても中の見取り図すら手に入らなかった。無理だよ。」
ポ 「おいカスケ。オレを誰だと思ってる。」
カ 「えっ、もしかして。」
ポ 「とりあえず寝床を探そう。仕事の話はそれからだ。スマートにいこうぜ。」
実はちょっと期待してる
がん バッ ってください
246 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/25(土) 06:58:38 ID:ijm1DhXR
ホテルにチェックインするポルタとカスケ
カ 「うわあ、久しぶりのベットだあ。」
ポ 「ん、なんだこれは。」
カ 「どうしたのポルタ。」
ポ 「いやなんでもない。」
ポルタは机にあったメモをポケットに隠す。
ポ 「(なんのつもりだ。あの野郎。)」
カ 「そういえばサクライちゃん、置いてきちゃったけど大丈夫かな。」
ポ 「アイツも子供じゃないんだ。自分の飯ぐらい自分で確保するさ。」
カ 「あのドジっぷりみると、少し心配だけどね。」
ポ 「ドジっぷりなら、お前もそう変わらないだろ。カスケ。」
カ 「ガーン(ひどいよ。ポルタ。当たってるけど…)」
落ち込むカスケ
ポ 「オレは菓子を買ってくる。その間に発電所のデータをもう一度集めておいてくれ。」
カ 「了解。」
裏通りを歩くポルタ。
ポ 「あの野郎、なんでこの街に。いやそれよりもなんでオレはこの文字が読めるんだ?」
ポルタが見つけたメモには見慣れない言語が並んでいた。
そしてメモにはこう書かれている。
「楽園のカケラと発電所の情報が欲しければ夜11時に16番街の裏通りの電灯の下まで来い。」
考え込むポルタ。
? 「ふっ、やはり来たな。」
ポ 「なんでお前がこの街にいる。そしてこの文字はなんだ。ジャック!!」
ジ 「ふっ、そうがっつくなよ。なあ、コードネームポルターガイストよ。」
スマートすぎるぜ。頑張れよ
248 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/26(日) 23:29:53 ID:T/WJIo5E
ポルタ第2部連載希望
てか、アマゾンのポルタレビューワロスwww
249 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/27(月) 17:37:37 ID:mNJVCRCe
第18話 「REAL MAN」
ジ 「ふっ、そうがっつくなよ。なあ、コードネームポルターガイストよ。」
ポ 「この文字はいったいなんだ?答えろ。」
ジ 「ふっ、読めるくせになんだとは随分おかしな質問だな。」 ポ 「御託はいい。答えろ。」
ジ 「ソイツは暗黒政府BLAGの一部でのみ使われた暗号だ。」
ポ 「なっ…BLAGだと…」
ジ 「そうだ。それを読めるということは、お前はBLAGに関係があるってことだ。」
ポ 「…」
ジ 「まだ完全には記憶は戻ってないようだな。だがうすうすだが感じてはいるようだ。」
ポ 「本題に入ろう。メモに書いてあるが、やはり楽園のカケラは発電所の中にあるのか?」
ジ 「ああ。」
ポ 「確信があるのか…」
ジ 「このエネルギーを生める物質は楽園のカケラ以外には存在しない。」
ポ 「で、発電所の情報は?」
ジ 「内部の見取り図と中の警備員…いや傭兵のリストだ。」
ポ 「傭兵だと?」
ジ 「ああ、中で警備をしてる連中は素人じゃない。リストを見ればすぐ分かるが…」
ポ 「それをオレらに提供するのか?なぜだ?」
ジ 「アレを一人で落とすのは難しいからだ。同志が必要だ。そのためのエサさ。」
ジ 「決行時間は明日の夜。そこならいつ動いてもかまわない。オレもその時間にいく。」
ポ 「オレを貶める罠じゃないのか?」
ジ 「だと思うなら手を引け。一応合図として門番をみておけ。」
ポ 「門番?」
ジ 「後は本番でのお楽しみだ…ハハハハハハハ。」
ポ 「…お前、何があった…」
ジ 「何がだと?」
ポ 「(そう前に会った時とまるで違う。静かに暗く不安定な危なさを感じる。)
ジ 「お前には何もなかったのか?」
ポ 「!!」
ジ 「じゃあな。楽しみに待ってるぜ。フハハハハハハハハハ。」
そう告げると、ジャックは闇へと消えていった。
250 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/27(月) 17:54:49 ID:mNJVCRCe
ホテルへと戻ったポルタ
カ 「お帰り」
ポ 「何か情報はあったか?」
カ 「ゴメン、なんにも。」
ポ 「じゃあこれを見てくれ。」
ジャックからもらったディスクをカスケに渡す。
カ 「ポルタ…これって。」
ポ 「黙ってみろ。」
PCにディスクを入れるカスケ。
ポ 「どうだ?」
カ 「どうだ?って、これをどこから?まさか内部の見取り図が存在するなんて。」
ポ 「それを把握しておけ。明日の夜実行するぞ。後は警備員リストを見せてくれ。」
カ 「うん。」
ポ 「なっ…なんだこの警備員は…」
カ 「どうしたの?ポルタ?」
ポ 「警備員の9割が軍隊での経歴がありやがる…ニルス、バグマート、ゼスタン共和国
ブグード、ドルニカン…どこも軍事大国ばかりじゃないか…しかもほとんどが幹部クラス。」
カ 「あっ、世界一残虐な侵攻で知られるシグマ侵攻の軍隊のメンバー名も何人か…」
ポ 「そんなヤツらが総勢180人…なるほど、やはり中は楽園のカケラか…」
カ 「あっ、警備システムについての記述が…」
ポ 「どうした?」
カ 「バッ…バイオレット・システム…」
ポ 「このシステムがどうかしたのか…」
カ 「このシステムは警備システムとしては危険性が高すぎて封印されたシステムなんだ。」
ポ 「なぜ、お前がそのことを知っている。」
カ 「このバイオレット・システムの開発者が僕の兄「キタチ」だからさ。」
ポ 「!!」
イイヨイイヨ
252 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/01(土) 15:49:04 ID:AR7HZlKT
第19話 「Doobie Brothers」
ポ 「カスケ、お前、兄がいたのか…」
カ 「うん。最後にあったのはもう7年も前の話になるけどね。」
ポ 「…」
カ 「兄弟としてはかなり歳が離れてて、15年も離れてた。15歳のころから
ハッキングの腕前はプロ並だった。18歳で自らプロジェクトを立てて
様々なプログラムを作成してた。僕も見よう見まねで手伝ってたけど
あんまり役にたたなかったなあ。」
ポ 「このバイオレット・システムもキタチが作成したプログラムか。で、キタチ
…お前の兄は今どこで何をやっている?」
カ 「それが分からないんだ。7年前を最後に消息がプッツリと。」
ポ 「そうか。お前はこのシステムの詳細を知ってるか?」
カ 「ごめん。詳しくはしらない。ただ兄は一歩間違えば、兵器になるような
システムを何個も作成してたよ。まだ自分は子供だったから、兄の指示
通り動くだけで、その複雑な構造はまったく理解できてなかった。」
ポ 「…」
カ 「そういえばポルタ、僕のファミリーネーム教えてなかったよね。ヘロイン…
カスケ・ヘロインだ。だから兄とあわせてドゥービー・ブラザーズなんて
言われてたよ。兄は面白がってたけどね。それでね…」
ポ 「もういい。」
カ 「へっ?」
ポ 「もういい。お前の昔話なんか興味はないし、他人の過去なんて深く知りたくも
ない。今問題なのは楽園のカケラを得るために生じる障害の排除方法だけだ。」
カ 「ごめん、確かにそうだよね。」
ポ 「ふん(どうやら、キタチという人物はカスケにとってかなり結構な人物のようだな。
普通に喋る時と全然雰囲気が違う。)」
カ 「分かった。明日までに全部解析しておくよ。」
253 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/02(日) 19:49:54 ID:0DYk6dcY
後日 20:00
ポ 「よしっ、発電所の西ゲートについたぞ。カスケ、後はナビを頼む。」
カ 「了解。」
ポ 「さて、ジャックは門番が合図だといたが。」
門番を見ても、何事もなくただ立っているだけであった。しかし。
ポ 「んっ?なんだあの門番全く動かないじゃないか…まさか…」
急いで門番に近寄るポルタ。
ポ 「やっぱり…」
カ 「どうしたの?ポルタ。」
ポ 「門番二人とも殺されてる。しかも糸で固定して立っているように見せてた。」
カ 「なんだって??」
ポ 「合図ってこれか…しかしアイツはこんな無差別に殺人を行うヤツじゃなかった。
切れてやがる…スマートじゃねえな。ジャック。」
カ 「どうするの?ポルタ。」
ポ 「ふん。結局は「楽園のカケラ」を手に入れなきゃならないんだ。続行するぞ。」
カ 「分かった。ナビは任せて。」
ポ 「(なんだ?以前はこんなやり方を見たら不快感いっぱいなのに。体が疼く
早く戦いたい…なんだこの気持ちは…)」
発電所に侵入するポルタ。しかしポルタに異変が??
254 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/17(月) 21:59:15 ID:s7Uai7tv
スマート
金曜ロードショー ポルタの墓
256 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/24(月) 22:01:46 ID:PBHPj7HN
第20話 「Electric Co.@」
発電所の中に侵入したポルタ…どうなる?
カ 「中の様子はどう?ポルタ。」
ポ 「見張りはいないみたいだな。だが…」
ゴーグルをかけるポルタ
ポ 「やはりか…」
カ 「もしかして赤外線探知機?」
ポ 「ああ、しかも結構な数だぜ、ご苦労なことだな。」
カ 「どうするの?って聞くまでもないか…」
ポ 「当たり前だ。こんなもん直接突破だ。いくぞ」
見事な動きで赤外線をよけていくポルタ…しかし…
ポ 「なっ…」
後ろへ下がるポルタ。
カ 「どうしたのポルタ?」
ポ 「赤外線の数が増えてやがる…あれ、元に戻ってる。」
考えるポルタ。
カ 「ポルタ。少しずつ前に出てみてくれる。」
ポ 「? 分かった。」
勇み足で前に出るポルタ
カ 「増えてない?赤外線の数?」
ポ 「ああ、増えてる。しかしなんで…」
カ 「多分、デフォルトの赤外線の数はトラップなんだ。床に一定の重さが
かかると赤外線の数が増えていくシステムになってると思う。兄が考え
そうなことさ。どうするのポルタ?」
257 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/24(月) 22:11:36 ID:PBHPj7HN
ポ 「ふん、だったら床に触れなきゃいい。」
カ 「あっ、そうか…あのガムを使うんだ。」
ポ 「ご名答。」
靴の底にガムをくっつけるポルタ。
ポ 「いくぞ。」
ポルタは壁を蹴り、床に触れないで、赤外線を避けて突破した。
ポ 「まずは第一ポイントクリアだな。」
カ 「道は二手に分かれてる?」
ポ 「ああ、左が守衛室で、右が上へ続く階段だったな。」
カ 「エレベーターは危ないから使わないでね。赤外線トラップはどう?」
ポ 「いや、別にない。しかし防犯カメラがないのは実に不自然だな。」
カ 「そうなんだよね。2階からはビッシリと敷き詰められているのになぜか
1階には存在しない。後…」
ポ 「なんだ?」
カ 「1階に空白の空間がある…そこと階段の中間あたりに奇妙な空間が」
ポ 「なんだって?」
カ 「どうするポルタ?」
ポ 「オレ達の目的はあくまで「楽園のカケラ」だ。そんなのに気を取られてる場合じゃない。」
カ 「ポルタ、気をつけて。2回からはトラップの他に例の警備員や防犯カメラもある。」
ポ 「ああ、スマートにいこうぜ。」
2階へと上がるポルタ、壮絶なる激闘が始まる。
258 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/30(日) 17:32:19 ID:dgFPOQI1
第21話 「Electric Co.A」
未知なる領域へ…
カ「ポルタ、この階からは監視カメラ、傭兵、トラップが数多く待ってる。」
ポ「ああ…そうだな…」
カ「監視カメラの数は全部で25台。傭兵とトラップは不明。傭兵が出てきたら
頭のカメラを傭兵の方に向けて。傭兵の情報を教える。」
ポ「分かった。あっ、いたぞ。」
頭に着いてる小型カメラを傭兵に向けるポルタ
カ「今通ったヤツはグレム・リーンズ。年齢は33歳。身長は192cm体重は110kg。
国籍はデルトミア。デルトミア陸軍に5年所属後、多国籍傭兵軍バンスに所属。
バンスでは3番チームのサブリーダーを担当。得意武器はバタフライナイフ。」
ポ「ほう。」
カ「ほう。って感心してる場合じゃないでしょ。とりあえず監視カメラに捕まらないように。」
ポ「関係ない。」
カ「ちょっ、ポルタ!」
傭兵に向かっていくポルタ。
ポ「おおおおおおおお」
後ろからグレムに飛びかかるポルタ
だが、それに気づきガードするグレム。
カ「ポ、ポルタ…なんで…」
ポ「戦いたい…(ボソッ)」
カ「えっ?」
ポ「殺したい…(ボソッ)」
再びグレムに向かっていくポルタ
259 :
愛蔵版名無しさん:
グ「なんだ、お前。アイツの仲間か…」
ナイフを取り出すグレム、すかさずポルタは手刀で攻撃。
キーン
カ「アイツ?…ジャックのことか…そういえばジャックはどこに?」
ポ「コロス…」
上に飛び、上から砂糖を投げるポルタ…
バッ
グ「クッ、目がぁ!目がぁぁぁぁ!」
後ろに回りこみ、グレムの首にポルタの手刀が直撃
バキッ
倒れ体中を痙攣させるグレム。
カ「ポルタどうしたの?勝ったの?」
ポ「コ…ロ…ス」
カ「えっ?」
カスケとの無線を切るポルタ
カ「ポッ、ポルタ、ポルタアアアアアア!どうして…」
グレムのナイフを取り出し、グレムの心臓をためらい無く刺すポルタ。
グ「グエッ…」
ポ「コロス…タノシイ…ハハハハ」
階内にはポルタの笑い声と警告音が鳴り響いていた。
一方ホテル内
カ「無線が切れてる。しかもこの切れ方。壊れたんじゃない。あっちが切ったんだ。
でもどうして。」
?「ちっ、ついに覚醒しやがったか。」
カ「誰だ!って、えっ…」
?「驚くのも無理はないか。」
カ「なんであなたがここにいるんだ…マリモダ警部!!」
マ「…」
ポルタの覚醒の秘密を知るマリモダ警部。そしてポルタは?