いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りましょう。
過去ログは
>>2
1乙
, ' , ' f | l ', ヽ. ,' __ノヽ、_ノヽ_ノヽ_ノヽ、_ノヽ_ノヽ
. / ./ {. { j , } .! / )
,' ,' i ヽ、,\-┘ '-y、 i |, ' < 奇跡の踊り子ナージャ・アップルフィールドが
! , ! ! ./,, ==ゝ、 _ノ__,ヽノ 丿 i ! ! 在庫の山を掻き分けながら
>>5get!!
t | t ヽ、/ '' 〃_)i. ` ´ rf´)iヾ,ヽ/ 丿ノ 丿「明日のナージャ」は東映アニメの最高傑作!
. \ t. ゝ-v’ { i、リ! |f_j| ,'_ / ´ ∠__ ナージャは日曜8:30枠の真のヒロイン!!
` ‐- !ゝf ‐、 -‐‐' ヽ .ヒタ .fノ ヽ,.-‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-
', l } .:::::::::. ,〜-┐ .::::::. }| ヾ、
l ゝ、_` / l ,.' ! }.} 、
おねが
>>1マイメロディ キティの噛ませ犬のくせに図に乗ってんじゃねーよヴォケ!!
>>2りはプリキュア 超作画なんとかしろよ、スタッフ!
か>3風怪盗ジャンヌ 原作もDQNならアニメも主演の声優もDQNね!!
夢のクレ
>>4ン王国 12の欠点て、シルバー王女は人格障害じゃないの!?
>>6ゼンメイデン ヒキーとウザイ人形ども、妙に気が合うのはなぜかしら(プゲラ
は
>>7より男子 j美、あんたこの頃から全然演技に進歩が無いわね!!
キューティー
>>8ニー リメイクするたびに糞アニメになっていくわね!!
お邪魔女どれみどっ
>>9ぁーん! 瀬川音符の存在が むかつくわ!!
超GALS!こ
>>10ぶき蘭 よりによっておジャ魔女の裏でやるなんて・・・相手が悪すぎたわね(ププププ
>11-1000は家に引きこもって、呪い人形の世話でもしてなさい!!!
>>5 弦うちやって、芥子を焚いておきました。。。
8 :
愛蔵版名無しさん:2005/12/20(火) 03:42:15 ID:9xFg9lpc
新スレは旧スレよりも上げるものでございます
9 :
愛蔵版名無しさん:2005/12/20(火) 19:26:10 ID:plZi3l3/
ふかきうつつみし
10 :
愛蔵版名無しさん:2005/12/21(水) 01:10:28 ID:mr6VZbes
ふかきうつつみず
>>1 乙です。
今宵も源氏の無節操さについて語りませう。
もし浮舟出家後も話が続いてたらどうなったんだろ?
私は匂宮が情報を聞きつけて、再び浮舟に特攻かけるような気がする。
あの耳ざとい男が知らないままとは思えない。
いやあの源氏ですら尼には手出さなかったんだし・・・。
しかし源氏よりウザい匂宮だしな。
匂宮のにおいってどんなかなー
おなら匂うの宮
>>13 浮舟もきっぱり拒むだろうし、周囲(薫、中君、明石中宮、横川僧都、尼君)なんかに妨害されるのでは。
13巻見直してて匂宮にむかついたなぁ(笑)。薫の恋人ってわかった上で強引に浮舟に手出した上
勝手に彼女を連れ出そうして。薫にさえ強引かつ半端な扱い受けてたのに、その上、わがまま宮に
自殺未遂してしまう位追い詰められて浮舟カワイソス。
中の君も落ち着いたからいいものの、いきなりレイープしかも匂宮みたいなのにだからな。
姉妹揃ってカワイソス。
最初の返歌を大君が書いていたら、匂宮は大君に手を出す展開になったんだろうか。
それとも歌のやり取りの段階で萎えるかな?どうだろう。
20 :
愛蔵版名無しさん:2005/12/22(木) 08:45:35 ID:fESyz1IV
あと、匂宮はクズ
あいつのせいでみんな不幸になった
地獄に堕ちるよ
そんな宮が帝位に就いた世がコワス
なんで宇治十帖を書いたんだか紫式部は。蛇足としか思えん。
ジャンプの連載引き伸ばしみたいなもん?
編集長は道長かwありうるかも。
いや、出版システムとかないから、当時はw
肉筆回覧誌に熱狂的なファン(宮中の官女たち)が
ついて、次々続きをせがんでる状態だったんじゃ
なかったっけ?
宇治十帖はアレか、ドイルが「ホームズ最後の事件」を
書いたあとファンから責められまくって「ホームズの帰還」を
書いたようなもんじゃないかと。
連載は引き際が肝心。
千年前も今もおんなじだな。
でも、宇治十帖は別人が書いたって説もあるよね。
娘説?
第二の酸味?
人生は引き際が肝心だ
そこで俺は、65歳ガス室送り法案を提案したい
年寄りは無駄飯ぐらいだし、
生かしておくと年金や介護など金がかかるだけ
65歳で死んでもらって財産は少子化対策に充当しようじゃないか
OK、まず28が最初にガス室送りということで。
最初で最後のガス室送り<28
パーン
(´・ω・)
⊂彡☆))Д´)←
>>28
この漫画、途中からキャラの顔がウマヅラというか
なんか長くなったよね。
藤壷が出家した頃の絵が一番好きだったなあ・・・・・
こんなきれーな尼さんもいないと思っていた。
人物の顔は私も単行本3巻くらいが良かった
衣装なら5巻あたりの繊細で流麗な絵が好きだった
後の方は線が硬くてなんか衣装がガチガチに見える
でも、最初の内は、キャラの顔が描き分けられてなくて誰が誰だか見分けがつきにくかった。
それで読むのを挫折した、という人が知り合いにいるし。
36 :
愛蔵版名無しさん:2005/12/25(日) 06:23:13 ID:qhmpfDsB
めりいくりすましゅうございます、殿
いまだに桐壺の更衣が美人とは思えない(まあ十人並み以上とは思うけど)
性格的にも個性も魅力も感じない。
そっくりという設定の藤壺と紫の上は美人なんだけどね。
大后さまの若いころのほうがずっと美人に思えるのって私だけ?
弱々しくてはかなげで、オラが守ってやらにゃぁ〜と思わせるタイプだからかなw
こきでんの嫌がらせが入ってさらに燃えたってのもあると思う
>>32 源氏・紫の上・明石の顔が長くなったのは、年食ったからだと思った。
だけど、夕顔も長くなってた。源氏が同じ年頃では、長くなかったのに。
あごが長くなった気はする
大和さんてある時期劇的に絵が変わったりするからなあ・・・
「はいからさん」の連載が1回か2回休んだ後の絵が
妙におおざっぱな感じになったことを記憶している。
丁度紅緒が少尉と別れることを決意しても心の中ではお互いに
求めている・・・・みたいなモノローグが入った後。
ハトコがこれの豪華版コミック持っていた。
カラーピンナップ付きで、ブ厚さ、豪華さにびびった記憶がある。
>>42 豪華函入り、1巻9.800円のアレ?
全巻揃えてたんなら勇者だなー。
メリークソシマス
あれってもう買えないのかな
あさき関係のものはビデオや画集も含めてかなり買ったけど、
唯一手が出なかったのが1巻9.800円の豪華本。
1巻だけならともかく、あれって全部で何巻あったんだっけ?
今なら買えるのに・・・
月の章、花の章、星の章…とかいうやつだっけ?
宝塚みたいな章立てだなーとは思った。
和綴じのやつかな。
あれ買おうと思ったら在庫あるやつみんな角がめくれたり
ヘタレたりした本ばかりで購買中止にしたなあ・・・・
もっと管理してくれ本屋。
>>43 かなり昔に見たからうろ覚えだけど、一冊しか持っていなかった。
源氏編が終わった時の表紙がピンナップで入っていたよ。
うん、確か星の章とかいう名前がついていた。
当時あさきにはまっていたからハトコが羨ましかったです。
一人っ子だったから彼女の親が買ってあげたみたい。
それうちの学校の図書館にある
>49のとこの司書をネ申認定しました
豪華版あさきゆめみしは12年くらい前に見たよ。
ホント今なら買えるのにね。残念だよ。
当時の、なんかの雑誌に載ってた新刊情報(ぱふとかダ・ヴィンチあたり
だったかも)で、
「秩入り豪華版『あさきゆめみし』\9.800
※980円の間違いではない。ちなみに一冊の
値段が9800円である」
って注意書きがあったっけなー。
画集は2冊持ってるよ
絵巻の上下巻のみだ。カラーを大判で見るのっていい。
豪華版は図書館だからこそ全巻置いといて欲しいな。
角がめくれたり痛みそうなんで閉架式でいいから。
護摩焚きスレ消すためカキコ
しかし高すぎる。
大人になった今でも買うのを躊躇する値段だね。
でもあの豪華な作りは見事にあさきファンを魅了したんだろうな。
みなさま、新年明けましておめでとうございます。
今年こそ…な〜む〜
!omikuji !dama
だよ。
59 :
【大吉】 【1553円】 :2006/01/01(日) 05:19:16 ID:DxFSjYh+
ジグソーパズルも売ってたなー
買っておけばよかった、装束の絵が綺麗なんだよね
NHKの再放送見ながらカキコ
豪華版いいね。
厨房のおこづかいで買えるのはポストカードセットくらいだったな。
皆さん今年もよろしく。
この時代の時代劇ってなかなかないよね。
千年の恋って映画があったな。
漫画とかライトノベルでは結構あるんだけどねー>平安時代
64 :
【大吉】 【827円】 :2006/01/01(日) 21:25:45 ID:GGMP/uM1
去年の大河ドラマは平安ギリギリだったけど
大分簡素化が進んだ装束だったしね。
この時代は女の衣装代がハンパなくかかるから
あまり映像化されないんだろう。
千年の恋は衣装のみを見る予定
「千年の恋」はひどかった公開当時映画館で見て、お金と時間すごく損した気持ちになった。
「源氏物語」はそれ以前にも何回か映画化されてるそうだけど、名作といえるほどの出来のものはないらしい。
千年の恋は聖子の歌で萎えた記憶がある。
・・・なんか聖子が小船の上で歌ってたような・・・
ん?記憶違いかな??
頭の中将は京本政樹とかでいいやもう。
陰陽師だったかな?
NHKでドラマやった時に、「女性ゲストの豪華な装束が見物」と予告されてたから
期待して見てみたんだが…それほどじゃなかったような気がする。
>>64 義経の話は大河で何度か作られてるけど、あの女人たちの衣装は
壇ノ浦の戦いのシーンで大変なことになるらしい。
面積が広い、たっぷりした衣装だから、水に飛び込んでもさっぱり
沈まないんだと(実際、当時身投げした人たちも大半はすぐ引き
上げられてしまったそうな)。
「長い髪と衣装の裾をひきながら水に沈んでいく」シーンを撮るために、
衣装は念入りに水につけて濡らして、スイミングクラブの人たちに頼んで
大きな石抱いて沈んでもらった、って、昔の義経ドラマやったプロデューサーが
エッセイで書いてた。
千年の恋は14歳の乳首を見るためだけに行った
瑞々しい乳首を
70 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/02(月) 01:50:52 ID:jITA0hEw
>>68 それ、聞いた。女人だけじゃなく武者達も
浮いちゃって大変で重しをつけたらしい
平安物は本が一番だね
おいおい。。。武者達もって
当時の鎧ってそんなに軽いのか?
72 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/02(月) 04:12:24 ID:RIvvAy2p
>>71 ちがうドラマの俳優の話だよ
でも甲冑つけてても、浮いちゃうんだって
その時代の事は自分で考えろよ
なんか事故あったよね。
時代劇にエキストラ出演していた役者が甲冑つけて川につかる演技中に
流されて、甲冑の重さで沈んで溺死したって…
死人出て、軽い甲冑(チタン製とか?)に変わったのかなー。
ネタがなくなったら源氏物語で大河ドラマを制作すればいいのに。
よせよせ、ジャニタレに夢をぶちこわされるのがオチw
今までやった時ある?
男のキャラが少ないからやらないだろ>大河
TBSで橋田スガコ脚本であった
末摘花が泉ピン子だったのだけは覚えている
やらない理由ってそんな理由かぁ?
まあいいけどさ
末摘花が泉ピン子はありえんなw
TBSのは車争いがスタジオ撮影だったなw
陰陽師は平安の美を楽しめる内容じゃないからな。
しかしこの時代の貴族って、ちょっとした事でも風流に感じて泣けるんだな。
桜の花とか、饗宴での光景に感動したりして。
ミュージカルでちょっと目がうるうるするようなものか。感受性豊かだ。
源氏が目の前でおならぷーしても、音や仕草が美しければ泣けるのかもしれない。
いにし屁の (お)ならの都のや屁ざくら
けふ ここの屁に 臭いぬるかな
…小学校中学校の授業とかで百人一首がネタになると、
必ずコレ言って喜ぶ奴(大概は男子)が一人はいたよな…。
昨日の南総里見八犬伝はがっかりだな
最低の出来だ
滝沢とかキムタクとかああいう演技の下手くそなジャニタレは使うなっつーの
深作欽二の南総里見八犬伝とは次元が違うよ
薬師丸ひろこ&真田広之
そうかな?深作の八犬伝で良かったのはたまずさ様の女王様っぷりと主題歌だけ。
一応原作に忠実なのは昨日のほうだったけどね。
それにしてもメチャクチャ歌上手いよジョン・オバニオン。
八犬伝の話は該当スレでどうぞ
新春ドラマは天下争乱の方が面白かった
深作のはもっと豪華だったよ
夏木マリ、目黒祐樹、萩原流行、千葉真一、寺田農、志穂美悦子、
京本正樹、大場健二、岡田奈々、松坂慶子、薬師丸ひろ子、真田広之
今でも最高の日本映画の一つだと思ってる
全体的に照明が暗くてもっとおどろおどろしい雰囲気があったし
>>83 CD持ってるよ
なんで八犬伝の話ここでやってんの?
八犬伝の話は八犬伝スレでおながいします。
平安時代のあの貴族の烏帽子を想像するだけで笑ってしまう。
どんなかっこ良い人がかぶっててもあれはおかしい。
朝早くにNHKで源氏語絵巻の復元模写の特集(再)やっていたけど
なんで完了した全部の絵巻見せてくれないんだろう?
90 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/04(水) 16:53:44 ID:0oxguVcC
そうか・・・・・秘宝館いきか・・・・
男性陣の中で柏木が一番好き!
実際にいたらキモイと思うが。
柏木はもう源氏の逆襲にあってから可哀想でなんない。
玉鬘の黒ヒゲ旦那の娘(まきばしらの姫君だったかな?)
この人と結婚した香具師が好感度高かった。話に全然絡まないけど。
ダントツで好きじゃないのは源氏と薫と匂の宮だなあ。
私は頭中将がいいなぁ
あさきの頭中将は特に楽しい人に描かれているし
適当に「忘れ形見でっす!」とお屋敷に押しかけて娘にしてもらいたいw
>>93 蛍兵部卿の宮?紅梅の大納言の方?
宮は宮で源氏ほどじゃないけどまあアレだし、紅梅は紅梅で女二宮ゲットしようと
騒いでて最後の最後でアレだったような…。
あさきの紅梅は感じ良いよね。
>>95 あさきの紅梅の大納言の方です。
頭の中将は結構親しみもてる感じ。
源氏もモミアゲがパラパラ長い頃はそこまで嫌じゃなかったんだけど。
柏木はてめえの欲望の為に人妻兼皇女の女三宮を平気でレイプする最低野郎。
源氏にいびられたくらい、三宮の心と操と人生メチャクチャにしたこと考えればたいしたことじゃない。
三宮は好きじゃないけど、同じ女として奴の行為は絶対に許せん。死んでいい気味。
柏木ってさ・・・
要するに、いまでいうと、会社の上司の奥さんに手を出して、
それが上司にバレたってんで、「オレは出世できねえよ!」ってビビって
飲み会の席で上司にいびられ、急性神経性胃炎でゲロって倒れて、ストレス性
の心身症でおだぶつ…だったってことなんでしょ?
上司の奥方に手を出すっていうから、相当のツワモノだと思ったのに、
バレた途端にコレでは…繊細なのか…玉ナシなのか…
情けな!!
まぁ柏木のやってることは、酷いし情けなさすぎるのはわかってるんだけど、
栄誉のために位の高い妻が欲しいと思っていただけなのに、
女三の宮にはまってしまったところが萌えなんですよ。
しかし、それなりに身分がある男なら、レイープし放題だったんだね。
源氏も髭黒も・・・あと誰かいたっけ?
今の世じゃ考えられないな。
(ストーカーにレイープされ、その後結婚って感じ?)
まあレイプ云々で言えば尚侍として御所入り決定してた玉鬘をレイプした
髭黒も似たようなもんだし、そもそもあの時代はレイプ三昧だし。
ただ髭黒はあえて弁護をすれば結婚前提だったし、実父の許可もらっていたからね。
(この時代は所詮結婚は親次第というのが普通)
柏木に比べたら、はるかにマシ。
源氏が藤壺をレイプしたのは柏木と同罪だよね。
そして自分のことは棚上げで柏木をいびり殺す源氏。
>>101 それは結局周りの状況だけで、急にレイプ魔に忍び込まれた人の気持ちは
どれも同じと思うけど。あくまで現代だったらね。
でもあの頃もそれは後から考えれば〜ってヤツで急にレイプは気分良いもんじゃないような。
レイプつーか夜這いなんだけどな
いくらなんでも情趣がなさすぎな人が多杉w
>>104 夜這い=レイプじゃん、結局は。
意志疎通が出来てる場合は別として突然夜這われるのはレイプだろうよ。
この時代の女人は大変だったお
んー貞操観念も男女の関係も今と全然違うからな。
現在の性事情を当て嵌めちゃうのは不味いでしょ
民族学に詳しい人にお出まし願いたいものだが
今と平安時代の感覚は違うし
当時のお貴族様の精神構造なんて逆立ちしても理解できんが、
未婚女性が婿候補に夜這いされるのと既に人妻の女性がされるのとじゃ違うよな。
しかも訳分からん身分も下の男に。
夕霧は落ち葉の宮の塗籠に押し入った時、最終的にはやってしまうんだっけ?
あさきだとそれらしい描写はなかったけれど・・・
やっちまうよ。落ち葉も晩年は嫉妬深くなるけど、あの時点でも夕霧にめろめろだったから。
たしか六の君の育ての親だっけ。
あの辺の夕霧は実にウザかった。
「あーもうこんなしちめんどくさい恋愛など誰が好き好んでやるか」
という夕霧のモノローグに、んなもん見させられてる読者としては
「そりゃねーよ」「判ってんならとっとと何とかしろ」と思うことしきり。
あさき版雲居の雁がなんか好きだった。
夕霧となんやかんや続いているし。
116 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/06(金) 10:57:10 ID:9BSqOWnT
雲居の雁は丈夫だよね、何人産んでるんだよ。
夕霧は紫の上を覗き見しちゃった頃が可愛くてよかったなぁ。
二ノ宮にアタックしてるところは、しつこいオヤジ風で嫌だ。
俺もあさき版雲居の雁は好きだな。
他の大和作品のキャラに通じるもんがあるせいかもしれんけど
夕霧と雲居の雁の痴話喧嘩はなんか見ててもほほえましかったな。
「あさき」の他の夫婦達は表向き取り澄ましてる分、こじれると修復不可能な感じにどろどろしてたけど、あの二人は互いに心の底でつながってる感じがして安心して見ていられた。
そうか?「もう終わりね私たち」「ああ」って、完全決別寸前だったと思うけど。
夕霧があの時代の男にしては人間できてたので後で「やり直してみるか」と思い直して仲直りしたけどね。
でも、あの時代で女の側からあそこまでやったら普通は離婚されると思う。
相手の実家の権勢から言っても離婚出来ないだろ、夕霧。
確かに雲居の雁のおとうたんは頭中将だった。
でも、義理の父が源氏よりはましか。妻に手を出されそうだ。
と、書いてるそばから夕霧が源氏のムスコだったことを思い出した!!
俺はバカだ・・・orz
なあ、一人突っ込み一人ボケやめようや
>>122 ボケる方向が微妙に違う。
雲居の雁は頭中将の実子、いくら源氏でも実の娘に手は出してないぞw
秋好中宮(息子の嫁)にぐらつきはしたから、
実の父にもつとちょっと嫌かも。
そういや、源氏って雲居の雁と実際に対面したことあったのかな?
まあ、会っても「息子の嫁」云々以前に彼女の性格からして源氏の好みには合わなそうな気はするけど。
しかし二宮には興味持ちそうな気も。
>>126 自分もそう思った。容姿は並だけど真面目で教養深いところが「空蝉っぽい」とか思ってときめきそう。
源氏に嫁いだのが三宮じゃなくて二宮だったら色々と上手くいってたかも。容姿が普通だから
溺愛はされないだろうけど、源氏相手ならそれぐらいの方がちょうどいいし、紫上とかとも仲良くできそう。
やっぱ朱雀院って源氏物語の男性キャラの中では人間の出来たいい人だけど、婿を見る目がなさすぎるよな。
というより家族(父と弟)に恵まれなさすぎ。なんで父と弟がアレなのに朱雀院はまともなんだろ。
案外、弘徽殿大后の育て方が良かったのかも?
最初女人が皆同じ顔に見えたが、よく見ると微妙に描き分けしているのね。
落葉宮は夕霧が美しいといっているから美人の範囲に入るんじゃないかな?
ただ紫とか明石クラスと比べたら並に見えるだけで。
落葉宮はたしなみや教養がかなりあるようだし、確かに源氏が手を出すとしたらあっちに間違いない。
その点、雲井雁は平凡な主婦なので安心だろう。
雲居の雁は美人というよりかわいい系だと思う。
132 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/07(土) 22:23:53 ID:CVJauygF
養女でもあり、実の息子への入内が決まってもなお
玉鬘にもご執心だったしね>源氏
つくづく、どうしようもねぇオサーンだな┐(´∀`)┌
自分がなるならどの姫がいいですか?
私は朧月夜がいいな。
セクシーで何となく紀香のイメージ。
明石の上。最後に生み母は勝つ
わたしはやっぱ紫がいいかなあ
六条なみに嫉妬するタイプだけどねわたし
生霊ライフもそれはそれで楽しいかもしれん
花散里かなあ
寵愛争いから一歩控えてて、でも源氏にはそれなりに配慮されてるの
終盤は揉めたけど、クソ真面目な旦那との初恋を貫いて
旦那の実家にも世間的にも夕霧の一の人と尊重されて
きた雲居雁がイイ。
自分は緊急帝王切開でやっとの思いで一人出産した身
なので、ポコポコと子を産めるのが羨ましいというの
もあるかも。
139 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/08(日) 12:21:33 ID:EF5MeArs
源氏占いだと夕顔だったが、
憧れるのは朧月夜だなー、かっこいい女
私は藤壺かな。すべてに恵まれてるから。
源氏占い…ちょっと前にあったね!結果は朧月夜だったような…。
当たってないW
花散里か近江の君だな。
あとはみんな気疲れしそうで煩わしい。
末摘花ていう人は誰もいなんですね(ボソッ
雲居の雁か近江の君だな。
あの時代ではもてないかもしれないが、思ったことを言える性格がいい。
144 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/08(日) 20:38:19 ID:86lqyN1m
>>143 平民は人間じゃない時代だもんね
末摘花ってリアルな○ーヤさんでは??
御結婚なされてよかった
源氏相手なら、その他大勢の名無しさんがいいな。
寵愛薄く、されど源氏と関係したその縁で、老後は二条院に
引き取られ、似たような境遇の姫君達とお茶飲みながら気楽な生活を送る。
名有りの姫君なら、槿宮かな。
源氏に深入りせずにすみ、屋敷と財産があり、前斎院としての名声もあるから、
源氏が関わった女性の中では、割と自由な立場でいられた一人だと思う。
三の宮事件以降、源氏と紫の上の関係が変化したのがハラハラした。
紫の上ってかなり若くして亡くなっているよね?
>144
元宮様は別に人に笑われる程そこまでひどい顔はしてないし
詠んでる歌も別に頭を抱えなきゃならんひどい出来じゃない時点で違う
>>147 確かに37歳くらいだったかな?
>>148 同意。美人じゃないけど品のある愛想のある顔だと思うよ。
ただお母様がお若い頃が凄い美人だったからつい比較してしまうんだよね
落ちぶれたとはいえ由緒正しい血統の姫を、頭中将への対抗心と
興味本位から手をつけておいきながら、後でひどい容姿だのセンスが
悪いだのとこきおろして、小さい子の笑いの種にまでするって、
つくづく性格の悪い奴だ。
頭中将の四人の娘見てると生まれと育ちが性格を左右するという法則に疑問が。
女御と近江の君を比較すると、后がねと育った女御が上品な淑女に育って、近江の君が下品な庶民派に育ったのは思いっきり納得。
でも玉鬘と雲居の雁を比較すると、あれ?と思う。
田舎育ちで(しかも明石の上と違って上流公家の教養など教え込まれてない環境)本当にたしなみや趣きとは無縁だった玉鬘があっという間に上流貴婦人。
片や内親王のおばあさまに育てられた雲井の雁は貴婦人の貴の字もない庶民に育ってしまった。
なぜ?
>>148 若い頃「凄い美人」だった部分には同意しかねるなあ・・・・
可愛い顔だとは思ったけど。正田のおばあさまは美人だとはおもった。
でも末摘花と決定的に違うところは、3人のお子様達の仲では一番頭がいいとの噂。
源氏と朧月夜のことがばれて干されてたときに尋ねて行って
「時鳥が・・・」「お人違いでしょう」とか言って源氏を追い出した女君って誰?
「身分の低い女からでさえあんな扱いなんだから」とか言われてたの。
>>151 乳母の心がけの問題が大きかったと思う。
>>155 同意。
どうしても、九州のムサい男と結婚しなければならないのなら、
手を触れられる前に、舌を噛み切って死のう。。。
って覚悟するあたりが、もう意識として、一般人とは格が違います。。。
玉鬘。
>>155 それにしたって琴のひとつも満足にできないのはおかしくないかな?
大臣家の乳母になるひとなら教養やたしなみはちゃんとあったはず。
乳母の教育+最上のおばあさまを見て育った、これであんな並以下になっちゃうのは。
雲井の雁本人が能力低かったとしか思えない
また雲井の雁叩きになるのは勘弁な
雲居雁は、夕霧が落葉宮に通いつめはじめた頃に君も
たまには琴でもと誘われて「育児で疲れて弾いてる時
間がない」と言ってなかったっけ?
誰かさんが種仕込みまくるおかげで、風雅どころじゃないのよ。気の毒に。
せっかく子供好きの優しいお姑さんがいるんだから4、5人養育まかせるべきだったな
161 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/09(月) 22:16:58 ID:tXVlskff
氏より育ちは当たってるのかねー?
>>159 そうそう、結婚してなければこういう優雅な世界にいたかも〜と姉の御前で
思ってたから忙しくてそれどころじゃないんだろう。
二宮とじゃ状況も違うってのに比べる夕霧もなぁ……。
163 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/09(月) 23:24:21 ID:Bqad1jRa
恋は盲目っていうからね…
164 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/09(月) 23:49:22 ID:ITtk3waW
夕霧と雲居の雁の夫婦って、平安上級貴族というより、現代のサラリーマン家庭みたいでとっつきやすいんだよね。
同じ作者の「ベビーシッター・ギン」に登場する夫婦たちと装束と調度が違うだけで原因も内容も同じようないさかいやってるし。
にしむく士の主人公夫婦でしょw
忙しいって……大臣家なんだから子供たちには乳母をはじめ養育係はたんとついている。
雲井雁自身女房がたくさんいて働く必要全然ないんだから、現代の子沢山主婦と同レベルで考えちゃダメだよ。
紫付きの女房はしっかり者が多くて、三宮付きの女房はちょっと軽いのが多かったということでわかるように、やっぱり女主人がしっかりしているかしてないかで大きく変わると思う。
雲井雁と同じくらい子沢山だった明石中宮と比較すれば一目瞭然。
きちんとした貴婦人然として、部屋を散らかしたりなんて全然してない。
もしも夕霧が紫上に育てられて、ああいうきちんとした女性が当たり前という価値観持っていたら多分落葉宮と出会う前に結婚生活壊れていたと思う。
わかったわかった
それこそ公務もある身分持ちの明石の中宮と
家に入っている雲居を比べるのもどうかと
現代の子持ちキャリアウーマンと専業主婦の所帯くささみたいなもんだ
それこそ公務もある身分持ちの明石の中宮と
家に入っている雲居を比べるのもどうかと >>
それを言ったら公務のない雲居は暇だらけじゃん
明石中宮と違って時間も余裕もたっぷりある。
キャリアウーマンが家のことまでは手がまわらないのはしょうがない
だけど専業主婦が家庭内のことダメダメなんて言い訳できないだろ
昔の上級貴族ってあそこまで子供多いもんなのかな?しかも北の方一人で。
藤原道長の二人の妻はそれぞれ6、7人産んでるよ
173 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/10(火) 22:04:25 ID:Q2LMObFn
>>171 たまにはいたんじゃないの、乳児死亡率も高そうだけど
平民よりはいい物食べてるしさ
貴族ってあまり風呂に入らなかったんだよね?
不衛生で早死にしそうだ。
宇治十帖、あの短い話の中で不憫な女人オンパレードですね。
大君も浮舟もだが、匂に手篭めにされた中の君もカワイソス・・・
身分の高い人は子どもは乳母に任せるものだと思ってたけど
雲居の雁は自分で授乳してたり何かと子どもの世話を焼いてる感じだった
そういう方針だったのかな
夕霧がいい女房をやとって雲居の雁を楽にさせてあげればよかったのにね。
お金たくさん持ってたんだろうに。
いい女房は源氏がお手つきしそうだ
明石の上が出産した時も源氏が須磨まで乳母を遣わしてたよね
なのに雲居の雁は……微笑ましいけど
179 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/10(火) 23:52:09 ID:+GlwDGpi
>>174 実際、平安貴族は不健康・不衛生な生活で総じて短命だったらしい。
平均寿命28歳だったとか何かで読んだことあるし。
ある意味、庶民より衛生面では劣悪な生活環境だったんでない?
>>179 そうだろうと思うよ、だって風呂に入るのさえ暦占いに従ってたんだもん…
その風呂でさえ蒸し風呂みたいなもんだし
高校のときの資料集に平安貴族の食事を再現したものの写真が載ってたけど、
山盛りの飯をちょっぴりの塩っ辛いもので詰め込む+甘いものオンパレード、
慢性的運動不足、不衛生、こりゃ長生きしないさ…
そういやその当時の貴族で疥癬のあまりの痒さに一晩中馬を走らせてたなんて逸話があったそうな
平均寿命が低かったのは、乳幼児期の死亡率の高さと
お産での死亡率の高さが影響している、と聞いたことがある。
逆に言えば、乳幼児期を生き延び、お産で死ぬこともなければ
割合長生きしていた、と。
70歳だ90歳だ、という歳まで生きた貴族女性もいるしね。
風呂入らないで幾重にも着物切るんだもんなw
今の衛生観念を考えちゃうと何処が「雅」なんだといいたくなったりも・・・
タイムスリップして小野小町に会いに行ったら臭かったって落語か小説にあったよな。
なんだったけな〜
183 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/11(水) 05:43:33 ID:gXcZHHwu
それ、落語にあったよね。
お産で死ぬってのは、息子より娘が大事にされたのと同じ理由があって、
低年齢での初産に加えて、毎年子供を産むよう期待されてたからだっけか。
私の父親が道長じゃなくて本当によかったよ…
中学生のうちから知らない人と結婚させられて毎年子供産まされてたらそりゃ死ぬわ。
「あさき〜」の「空蝉」のところで、
空蝉が源氏にレイープされそうになる寸前に、女御が
「ああ、いいお湯だった…」って、如何にも「風呂上がり」(お湯の)
みたいな格好で出て来るシーンって、なかったですか?
当時は砂風呂だったって聞いてたんで違和感あったんですが?
>184
今、あさきが手元にないのでそのシーンは確認できないけど、
当時の風呂は蒸し風呂(お貴族様限定)、つまりサウナみたいなものだったというのを
何かで読んだことがあるなあ。
桶を持っててぬぐいで顔をぬぐいながら「あーさっぱりした」って感じだっけ?
たらいで行水じゃない?ごくフツーに考えればww
そうそう。袴に上は裸で薄いオーガンジーみたいな着物一枚。
空蝉と碁を打ってる時の軒端の荻とおんなじ格好。
>>185 私は「なんて素敵にジャパネスク」で知りましたw
「(おつきの)中将は?」
「中将さんは暑いのでお湯を浴びに…」
みたいな会話がなかったっけ?
冬の京都での行水は寒そう((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
冬はまだしも夏に風呂なしは汗ダクダクできついよ
うちの母はお香は体臭の臭い消しに決まってると主張している
湯舟のお風呂っていつからあるの?
露天風呂ならあるんだろうけど。
193 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/11(水) 21:46:23 ID:KpSX8Dxs
>>191 あなたのお母さんの説は正しい!
たしか、それが貴族社会でお香の文化が発達した理由のはず。
ちみに、昔のフランス貴族社会で香水が発達したのも同じ理由らしい。
おフランス貴族様は、宮殿の庭で垂れ流し〜。
誰だったか、女だてらに乗馬がやりたいという理由で下着
(かぼちゃパンツみたいなやつ)を考案したのだとか。
スレ違い、すまそ。
アマゾオヌ式の乗り方を考案?したのはカトリーヌ・メディチ。
なかなか勇ましい乗り方だけど下着がチラッと見えてセクシーだとか。(当時は)
それで走る馬から中途半端に落ちて、鐙に足を引っ掛けて宙ぶらりんに
なってしまい、引きずられそうになってるのを見るに見かねて助けた騎士が
いたが、下着の中身を覗いた罪か何かで失職したのではなかったか。
カワイソスな騎士…
平安の前の飛鳥とか奈良時代は結構温泉に行ったとかの記述はあるのに
なんで風呂入らなくなったんだろう・・・・
そりゃ温泉でしょ。
国風文化で一気に風呂に入らなくなる
殿上人の女はほとんど建物からでないもんね
身体拭く程度の衛生行動かしら
体臭を消すためにお香を使っていたなら相当な強さだろうね。
雨の日の満員状態バスで、近くの人の香水が強烈みたいな破壊力かも。
お香の臭いも混ざりあって鼻がバカになっちゃって
殿上人はいいけど
庶民はつらいなー、臭そう
いや、海や川で泳げる庶民のほうが清潔かも。
どんどんあさきからずれてってますよ…
最初の方の話では源氏と頭中将は和気あいあいしてるけど
どんどん女人とか出世とか絡んで火花が散り始めるよね。
ああいうのリアルだなあと思った。
源氏より大分人間できてる頭中将がいつも当て馬でカワイソス。
確かに頭中将は源氏に比べたらかなり人間できているよね。
左大臣家の両親が人間できてるから遺伝だと思うけど。
(女癖悪いというのは誰に似たのかしら?それだけが謎)
あさき読み返してみたら、源氏のダメダメさに笑ってしまった。
六条の御息所が生霊になってもこりゃーしゃーねーなと思いました。
なんだっけ昔の宮中のアイドルみたいだった
おばさま女房ナイシノスケだっけ?
当時いくつだったんだろう?40代かな
琵琶も歌も上手いのに色気違い
源氏に「せめて後30歳若ければ…」と言われてたから、60代かな?
源氏と中将って、本当にあのおばあさまとやってしまったんですか?
その……下世話な話だけ恋のやりとりや添い寝だけではなく、セックスもしたんでしょうか?
二人とも思いっきり寝乱れた姿だからなー…。
たぶんだけど、なさってオラレタのでは、と思う。
あの状況で、婆様だけ直前になってオヤスミ
あそばされたというのは、それはそれでいろいろと
おさまりがつかないのではないかと。
「とかなんとかいって寝付きは早いんだから…」
とか源氏が眠りこけてるおばばさまの横でぼやいてたから、布団に入ったとたん、源氏が手を出す暇もなく眠っちゃたのかと私は今まで思ってたよ
自分もなさってないと今まで思っていたお
しかしやっていたならそれはそれで凄いな
源氏の守備範囲の広さはゴールデングラブ賞に値するな。
源氏17才ぐらいか?
それで源おばあさま50才ぐらいかと思っていました。
・・・・・昨今あり得ないことでもないと思ってしまうのが怖い。
やってないと思ってたが
女優なら五月みどりかな?彼女は現役くさいけども。
みどりちゃんはかまきりですから
蟷螂の上と名づけてあげよう
一週間に10日もいけません、蟷螂の上
蟷螂って漢字でかくとおどろおどろしくて
みどりちゃんにぴったり
今、あさき世界の源氏にぴったりなのは誰であろう?
若い時は藤原竜也にもっと美貌があったらなーとか
ミッチ−が10歳若ければなーなどと妄想しちゃう
熟女B
かなり前にドラマで東山紀之が源氏やってたよ。
ちなみに藤壺が大原麗子だったのは覚えてる。
衣裳も美術も安っぽくて、すぐに見るのを止めたからあとは知らないのだ。
>>221 確かあったね。正月に橋田ドラマで。
見逃したが、葵の上は竹下景子だったみたいだ。
源氏が藤壺を追いかけて髪を掴んだり、葵の上がとり憑かれたりと・・・
凄かったらしい。やばい観たい。
>>221 それみた、若い頃が東で中年が片岡仁佐右衛門(当事孝夫)
私の好きな朧月夜が岸本加世子で、がっくりきた
アニメ版もあったなそういえば
声は風間杜夫だった
あの長髪ピアスでヒカルの碁の佐為並に時代考証スルーしてたやつかw
ドラマか…せめて原作のコアの部分を損なわずに実写化出来ないもんだろうか。
もういっそのこと平安で日本人キャストでってのに拘るのをやめて
ハリウッドで中世ヨーロッパを舞台に外人をキャストにとかのがいいかもしれん。
フランスの作家だっけ?花散里を主人公にしてパロディ書いたのは。
そうそう特番のドラマでした。前半後半の全2話だったような?橋田シナリオとは知らなかったな。
しかし、あれはある意味すごいよねW
東山の源氏は、まぁ良いとして女性陣のキャスティング見ただけで激しく萎えて思わずチャンネル変えちゃったもん…。
当時、あさきやジャパにハマってた頃だったからあの出来映えに我慢できなくて…。やっぱ予算的に厳しいのかな。京都御所とかで撮影できないからなぁW
>>225 ユルスナルのことか。
花散里が晩年の源氏に色々仕掛ける話。風刺とか滑稽さが目的ではないか必ずしもパロディでは
ないけど、原作の花散里にはない必死さがオモスロイ
クソ映画と評判の天海がやってた源氏は舞台だったら
みれたかも。
この時代は装束が大変なのがネック
先生も大変だったろう
>>228 狩衣に立烏帽子、しかも髪結い上げずに御所に上がるなんてdでもないと思うんだが…。
右大臣家に直衣で行く俺様源氏でも流石にそんな事はしない。
宇治十帖は大君が長生きして薫とケコーンしてたら
浮舟もみんな幸せになってたかな?
カワイソスのオンパレードで…
大君は命が尽きる最後だからこそ薫に告白したのであって、
健康で生きていたら、永遠に薫を拒否ってそう。
薫が強引に行ければ吉かもだが、あのヘタレは実行しなさそう
>>231 あまり変わらないんじゃないかな。
薫と大君が結婚しても女二宮の降嫁は動かないだろうし、
となると大君はやっぱり早死しそう。
その後の流れはやっぱり同じなような気がする。
大君長生きするよりも、匂宮に姉妹の話しなければかなり運命変わったと思う。
大君は早死だけど、中君は薫に嫁ぎ(女二宮が嫁いでくるから第二夫人だけど)それなりに幸せだっただろう。
何といっても浮舟の不幸だけは避けられたような気がする
浮舟に関しては匂宮が手出しさえしなければ、たいした問題もなく薫とやってけたと思うが。
薫は押しが弱いけど誠実ではあるし、源氏や匂宮ほど女癖が悪くないから、正妻にはなれないけど
安定した生活が出来たのでは。近くに中君もいるし。それを思うとつくづく匂宮って勝手だなwww
>>230 ごめん、そうじゃなくて、あの漫画では時代考証の正確さは大して問題ではないと思うってことね。
>>232 大君が結婚しなかったのは短命が理由じゃなかった?
238 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/16(月) 12:40:21 ID:Lbwhs36K
大君が結婚を躊躇する理由は分かるけどなぁ。
父親がいた頃なら結婚もありだったろうけど。
実家の後ろ盾があってこそ、妻としての立場も安定する。
(紫の上の立場の弱さは、実家がないも同然だったから)
結婚をせず、自分が親代わりになっていれば、
少ないながら援助もしてあげられるけど、自分が結婚して、
年の下の妹にそれをさせるわけにはいかなかったのでわ。
二人いっしょに結婚したら、戻る実家がなくなるわけだし。
八宮が存命中に勝負してればな。
やっぱタイミング悪いな薫。
八の宮は実家の後ろ盾というほどの力はないと思うけど。
それもこれも源氏が罪のない実の弟の八の宮に辛くあたるから(ry
ぜんぶ源氏に帰っていくのかwwテラコワス
辛く当たったというかほったらかしてたというか・・・
後付け設定の辛いとこですな。
後付けか?
あの性悪源氏が八宮を冷遇するくらい容易に想像できるが。
>243
原作によると、源氏は八の宮擁立の首謀者・弘徽殿にも
気を遣って優しく接していたらしいから
八の宮に辛く当たったとは考えにくい。
>>244 それに関してはさすがに彼女の妹である兄の寵妃を寝取ったわけで、自分に正当性がまったくないわけだから、これ以上怒らせたらやばいので仲直りしようと思ったんじゃないの?
八の宮の生母って誰になるの?
紫の上の父親にも辛く当たるようなヤツだしな。
兵部卿宮への仕打ちは確かにむかつくな。源氏からしてみりゃ「あんたが捨てた娘を妻にしてやったのに」なんだろうけど
兵部卿宮は紫上を捨てるつもりはなかったし、須磨隠棲も自業自得なのに。しかも後に紫上を正妻にしてなかったことが
はっきり表沙汰になるしな。兵部卿宮はちょっと頼りない人ではあるけど別に悪いことしたわけでもないのに気の毒。
兵部卿の宮への仕打ちといい、そもそも兄帝へのあのナメくさった態度といい
八宮に対してむしろ優しくしてた方が変。
源氏はそういう人間だよ。
やっぱり源氏は性悪。この物語での悪いことって本当にほぼ源氏に帰っていくよな。wwwテラコワス
そういや夕霧が落葉宮をむりやり妻にした件だって、源氏が藤壺の血筋目当てで三宮を降嫁させたことや
柏木をいびり殺したことがなければなかったかもしれない、もしくはあそこまで大事にならんで済んだかもしれないからな。
主人公なのに悪いことしかしないのかよ、源氏www
しかし源氏が三宮との結婚を断ればかなりの確率で夕霧と三宮が結婚していたと思う。
夕霧は柏木と違って三宮みたいな血筋と外見だけしかとりえのない女とは上手くいきそうにないし。
そうなると夕霧x三宮、柏木x落葉宮という不仲の夫婦がずっと連れ添うという悲劇が生まれてしまう。
夕霧はやり方は悪かったけど結果だけみれば落葉宮とは仲むつまじい夫婦になっただわけだから
源氏の柏木いびり殺しのおかげで少なくても二人の人間は不幸から救われたといってもいい。
三宮は多分誰と結婚しても不幸だし、柏木の早死は自業自得だから不問とする。
つまり三宮は誰とも結婚させるなってことか。つーか、柏木に降嫁させるのが一番無難だったのでは。
源氏も推薦してたしな。
柏木は簡単に三宮が手に入ってしまったら、
それほど大事にしないような気もするな。
自分もそう思うなあ。
三の宮の軽率さや頼りなさについては柏木も気づいていたわけだし。
忍ぶ恋という状況ではそれよりいとおしさの方がまさったけど
すんなり結婚していたら宮のそういう部分に我慢できなかったと思う。
三宮の成長は皮肉にも柏木との密通がなければおそらくはなかっただろうしな。
そういう意味でも三宮ってつくづく気の毒な女性なんだな。源氏に育てられてなまじ品行方正に育ったばっかりに
最期まで自分を押し殺した紫上とは対照的かも。
紫の上は話の半ばから可哀想でしょうがなかった
少女時代前髪のある頃は可愛かったよ
源氏に手篭めにされた時は読んでてエエエエエエ!!(((((((( ;゚Д゚)))))))
紫が源氏に手籠めにされたのは紫が14歳、源氏は当時21歳の時…。
現在と比べるのは割りに合わないが、純粋に自分を信じ切っている無垢な少女によくもそんな仕打ちが出来たもんだ。
やっぱり奴はみんなの言ってる通りの(ry
しかし女房が諭してたように紫の行き場がない
捨て子に近いもんね彼女は
さらわれて、テゴメに。昼ドラのようだ
しかも数えで14て事は実年齢は12〜13て事だ。紫カワイソス。
>>259 現代におきかえれば犯罪だけど、平安時代なら12〜3歳で出産したり成人扱いされてますが?
紫がカワイソスなのは、いつまでもお子ちゃま扱いで年相応の性教育を受けさせてもらえなかった上、ある日突然手籠めにされたからでは?
しかし、少納言は何しとったんじゃ。
>平安時代なら12〜3歳で出産したり成人扱いされてますが?
だから?
可哀想なのに変わりはないだろ。12で出産とか無理すぎ。
赤飯の代わりに夜這いだなw
>>261 12〜3歳でケコーンや出産することが珍しくなく、
「あそこんちは20歳にもなるのに貰い手のつかない姫がヒソヒソ…」「うちの
姫さまはもういいお年なのにこれ以上のんびりしてるとヒソヒソ…」と噂する
ような時代ですよ。
感覚的には、現代から−10〜12歳くらいじゃない?
12歳での出産が珍しくない事でも体は未成熟だし(精神的にはどうかは分からないけど)
しっかりした医療設備もないし、やっぱり過酷な事をさせてたよね。
出産で亡くなる人が多かったのも当たり前。
性教育は早そうだから(何となく)
セクルに対する知識や心構えは小さい頃からありそうな気はするが。
早熟な状態の性交渉じたいが子宮にダメージ大きいらしいね。
12〜3結婚は珍しくないだろうけど、出産はどうなんだ。
その辺はしらん。
医学未発達や不衛生などの理由から、寿命は現代よりかなーり短かった。
氏ぬのも早いから産むのも早いってことでは?
体が成熟してから出産してたら、子が一人前になるまで親が生きてられない
とか、老いぼれて後ろ盾になるどころじゃないとか。
体の発達がどうとか子宮の負担がどうとかは知ったこっちゃないんでしょう。
何しろ難産も死産も産み月超過も、すべて物の怪の仕業なんだから。
知らぬが仏とはいうけど、恐ろすぃ時代だな。
最近初体験年齢が低下してると言ってるけど、
この時代には10歳とかでも普通だったんだよねぇ。
公的に10歳とエチしてもいいわけなんだから、
ロリコンって概念もなかったのかな。
この時代には10歳とかでも普通だったんだよね〜の確かなソースある?
その辺りを知りたいんだが
確かなソースて・・・w
ってか、知ってどうする?
源氏でいえば、夕霧と雲居雁が有力候補。
男が10歳じゃ何もできないのに
女は苦労するのう
普通だったと言うには無理があるなw
ん、普通ではないのか。
結婚適齢期って何歳くらい?
明石の中宮も結構早く産んでたよね。
確かにこの時代は早婚だったけど15歳〜18歳くらいが適齢期だったと思う。
12歳は(20代が結婚適齢期の)今の感覚で言えば二十歳前くらいの結婚かな。
結婚できる年齢だけど、通常よりは少し早いくらい。
紫の場合は源氏が辛抱たまらなくて早々に手篭めにしたけど、他の女人たちはみなさん十代後半くらいで嫁いでいるから
年齢がはっきりわかっている方だけでも
六条御息所……16歳
葵の上……16歳
明石の上……18歳
ですし。
ただ相手が帝の場合だと他に先こされたら大変だということで通常より早いと思うんです。
明石中宮とか頭中将の娘とかね。
モデルがいるとは言え源氏物語は基本的にフィクションだよな。
紫式部が意図的に脚色したりしてたりするんだろうから、
紫が源氏と男女関係になった時期をわざと年齢を低めにして読者へのショッキング性を高める
くらいやってもおかしくないよな。
みなさん、創作と現実を混同してらっしゃいませんか
皇子や貴族が12やそこらでケコーンさせられるのは、世継ぎや後継ぎを
少しでも早く(そして両家の政治的結びつきを確固たるものに)
・・・という親含め周りの大人達の思惑があるからでしょう。
正室との間に子ができなかったり女児ばかりだったりすれば時期を
おいて側室迎えさせたり。
最悪葵みたいに正室が亡くなってしまった場合も、言い方悪いけど
若いほうが外野的には何かと便利だから。
レイープが結婚の手段のひとつとして正当化されてたり、つくづく理
不尽な時代だよなあ。
じゃあ一般人は17、18が適齢期ってところかな。
雲居の雁は18くらいで嫁き遅れって感じだったよね。
昔の女性で実際に12、3歳で産んだ人って聞かないな
桓武天皇の皇后や徳川家康の母は満14歳になる年に産んだらしいけど
それ以下は寡聞にして知らない
紫式部が仕えた彰子も12で入内したけど出産は遅かった
12歳の明石の女御を孕ましたヤシ(春宮)にはなんも感想はないの?
カゲがうすいから?w
ほ 本当に12歳で?
さすが匂宮のパパという感想です。
朱雀帝がかわいそうでたまらん。
朧月夜は源氏と関係を持つし、末娘は源氏に降嫁、挙句に出家。
女三の宮に関しては、朱雀帝のほうからぜひ源氏にと
望んでいたのだから同情の余地はなし。
むしろ朱雀帝が源氏なんかにやらなきゃ良かったんだよね
散々迷惑をかけられた弟なのにそれでも優れた弟モエーなのも、
その方が恨み骨髄でいるより本人の精神衛生上いいだろうから何も言わんが…。
娘とは切り離して考えた方がよかったな。
まぁ世の中には「ほどほど」で満足できる人もいるわけで…
帝がそうだとちと悲しいものがあるけどさ
>>282 出家はその時代のトレンドみたいなもんでしょ
余生をのんびりくらいなもので、別にかわいそうでもなんでもない
いや三宮のことでしょ?>出家
三宮は出家自体よりも出家する理由となった出来事が気の毒なんだよな。
まあ三宮が死んでも柏木のアフォには会わずに済むだろう。
行くとこ違うだろうし。
源氏がカエサルみたいな性格だったら、女たちもこんな苦しむ事も無かったろうに
やっぱり源氏が(ry
源氏はお上の婚約者の朧月夜と浮気したから、須磨に流されたんだよね?
もし柏木の浮気が露呈してたとしたら、やっぱりどこかに流されたんだろうか。
誰もつっこまないから遅レス承知であえていう。
三宮は朱雀院の末娘じゃないぞ。
女四宮が末娘だ。
源氏は流されたんじゃなくて自分から須磨に行ったんじゃないの?
「無位無官にて隠遁いたします」と宣言していた場面があったような。
>>294 官位剥奪・流罪という可能性があったから、先手を打って
隠遁したんだと思った。自主謹慎みたいなものかな。
>>295 空蝉なんかはまさにその通りだったよね。
軒端の荻の方なら「ちがう どうしよう やった」か
「ちがう どうしよう ま、いっか」
じゃないだろか?w
「やるぞ ちがう やっぱりやる」とか
久しぶりにあさき読んだけど、このスレのせいで
「嫁ぐ娘のために香を合わせる……」
な紫の上のシーンが臭ってきそうですごく萎えたw
303 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/20(金) 06:45:52 ID:s+q9Ycv+
>295
築山噴いたwww
304 :
。:2006/01/20(金) 08:23:30 ID:???
ここだと匂宮人気ないんだね(´・ω・`)
私は結構好きなのでちょっと残念。
>304
匂宮は恋人とか夫としては最悪だけど、
異性のただの友達としてなら楽しいかもしれないと思う。
顔はいいし、金持ちだし、毛並みはいいし、性格も明るいし。
同性の友達だと薫みたいに女を取られてしまうが。
>>305 そっか、私もあくまで物語の登場人物として面白いって意味で好きなのかも。
ああいう人いないと話が進まないしね。薫はじれったいからな。
え〜
あたし匂宮とは関わりたくない…
好かれたらえらい迷惑になりそうなああいうのとは
いくら毛並がよくても友達になりたくないわ
関わりたくないベスト3のあと二人は源氏と六条御息所
私は好かれること無さそうだしな〜w
匂宮、嫌いじゃないけど…
でも浮気性じゃなければ、大君と中君の心労も減っただろうし。
大君がもう少し生きてたかも知れないし。
浮舟も尼になる事はなかったかもだし。
ふと思ったけど、匂宮は大君と会った事なかったの?
>>305 匂宮には「異性の友達」という概念がないと思う。
ちょっと気が合うと思った異性がいたら、とりあえず
寝所に引き込むタイプっしょ。
朧月夜タイプの女性なら匂宮とも上手い具合いにやっていけるのかも知れないね。
>>311 宇治十帖には朧月夜タイプの女人はいなかったね。
話が短すぎというのもあるけど。
ああいう性格の女人が一人混じったらどうなっていたのかな。
話がまとまらなくなる。
20巻くらいまでいくか
薫と匂だけでは・・・
同じ女取り合いのループから抜けられなくなる悪寒
夕霧の子供いっぱいいたから一人くらい参戦とか。
ややこしくなるだけか。
光源氏になるか
小林王子になるかは紙一重
立場も時代も違うのに同列に扱うのはただのバカ
ややこしくしたいなら薫が匂宮の上をいくぐらいのプレイボーイになれば・・・
こうして歴史はくりかえされ源氏物語は終わらない。
あさきの宇治十帖では中の君が好きだ
頼りないイメージからちょっとしっかり者になったし
なにより匂の宮の本性を良くわかっていた
中の君は、浮舟と匂の仲は知ってたのか?
あさきでは気づいて悩んでる場面はなかった気が
知ってる知ってる
>>318 源氏が現代に生まれてたら、王子になったんでは、てことじゃないの?
てか、前にもこの話題出てたな。
紫の上を失って、出家するまでの源氏が一番好きだな。
ユルスナールのパロディの源氏が一番好きだ。
死ぬまで「クソ野郎」だけど。
そんな簡単に源氏をこきおろしたら可哀想です。
まぁ一言で言えばクソ野郎だけどな。
晩年の源氏は三の宮にそっけなくされて
「こんなとき紫だったらブツブツブツ」と
愚痴っていたが、自分が産後弱ってる宮に皮肉を吐き散らして
出家に追い込んだことはすっかり忘れているのが
実に源氏らしい。
>326
それが光源氏クオリティ。
源氏って最期朱雀帝に殺されてそう
そんな最後ならフランス作家が飛びつきそうな題材だな。
もちろん朱雀帝側からの心理描写てんこもりで。
そんな源氏が報復を受ける展開もちょっと読んでみたい
意外としぶとそうだが
朱雀帝っていい人だよね。
母親は性格悪かったのに、よくあんな風に育ったと思う。
いや母親のせいでマゾっぽいのかな。
しかし、その母親も東宮の母でありながらないがしろにされ、屈辱と辛酸の日々という苦しい過去があったからな。
人間ってやつは辛い目にあうと心がすさんんでしまうので、桐壺院がきちんと接していたら案外いいひとだったかもしれないよ。
弘徽殿は源氏(と桐壷の更衣)に厳しいだけで後は普通なんじゃ?
妹に弘徽殿譲ったりもしてるし。
弘徽殿さんも六条さんと同じでプライドは生まれ育ちから高くて
それが六条の場合はて内にこもっちゃったけど、彼女は外に向かった
んだよね・・・・・考えたら妹の朧月夜の性格といい右大臣系は
陽性な家庭だったと思う。
桐壺帝もそのへんわかってやれば、結構源氏ともうまくやれたかもしれない。
>>331 マゾと言うか卑屈な感じがするな。
朧月夜寝取られたりしてるのに、そいつに娘を任せるなんて、プライドのある男だったらやるかいな
>>335 もしかして、朱雀帝って無自覚なまま源氏に惚れてたんじゃ?
「私の弟があんなに魅力的なんだからあなたが彼を愛しても責められない」
みたいなこと朧月夜に言ってたけど、「魅力的だからしょうがない」ってのは同性に対しては惚れてでもいない限りちょっと抱かない思いのような気がするんだけども。
>>336 そうなのかな。
私は朱雀帝が源氏に惚れてるっていう発想は無かったから、
そのセリフも卑屈さの表れだと解釈したんだけどね。
>>336-337 原典では、惚れてると解釈出来るようなアブない台詞があると、
橋本治さんが書いていたような。
あるよ
私(朱雀帝)が女だったら(源氏に)戯れかかりたいような気がする、
だっけ。
「われ女ならば、同じはらからなりとも、かならず睦び寄りなまし。若かりし時など、さなむおぼえし。」
自分が女だったら、姉妹であっても、きっと睦まじい仲になっていただろう。
若いころはそのように思った。
まぁ、あの時代は美人と名高かったら実の兄弟でも夜這いしてたらしいから。
更に昔は異母兄弟は結婚が許されてたからね。
本当なんでもアリだな。
匂宮なんぞ同腹の姉に惚れる始末だしな。
>>342 あの時代は美人と名高かったら実の兄弟でも夜這いしてたらしいから>>
もしかして惟光が男兄弟には藤典待の顔もみせなかったのはそういう理由?
更に昔は異母兄弟は結婚が許されてたからね>>
でもそれはずっとずっと大昔。飛鳥時代中ごろまでの話でしょ?
紫式部作だから、源氏物語は平安時代中期だと思うからいくらなんでもこの頃はそんな感覚はない……と、信じたい。
なんでもありは嘘でしょ。
そういえば、源氏物語にはあらゆる種類の恋愛が登場するって何かで読んだことあるけど、同性愛も出てきたの?
異母きょうだいの結婚は少なくとも平安初期くらいまでは普通だったみたい
桓武天皇や平城天皇は異母妹を妃にしてる
13世紀の「とはずがたり」には後深草院が異母妹の前斎宮に
手をつけるエピソードがあったけど
異母ならまあ…ね、同母はさすがにアウト。
従兄弟同士も母方との従兄弟はかーなーり遺伝子的に近いって言うし。
>246
過去ログに
多分、右大臣家とゆかりのある女性だろうねー
みたいな憶測はあったな。
>279
平安時代の女御更衣達は、入内はそれこそ10歳そこそこらしいけれど
初産は平均して20歳前後と聞いた事がある
ちなみに、前田利家夫人まつは数え年13歳で第一子出産。
>>346 そういう解釈が出来るという程度(はっきりとした形では書かれていない)だと思う。
当時の感覚では男色はわりとよくあることだったから、考えられない事でもないらしい
さすがに落飾した女性と自分の実の娘には手をつけない。
>>345 言葉足らずでした。
『現代と比べると』なんでもアリだな、です。
>>346 これまた橋本治だけど、宮御方はレズビアンでは?と書いてた。
紅梅大納言(柏木の弟)や空蝉の弟は源氏と、大納言の息子は
春宮や匂宮と、肉体関係アリだろうとも。肉体関係=同性愛と
みていいのかは微妙だけど。
橋本治はこの人の創作だと思って読まないとな、って思う
ファンタジックでいいんだけど…「現代語訳」としてはちょっと。
最初に読んだ現代語訳が、橋本だった自分・・・orz
みんな凄いですね
自分はあさきでしか源氏物語に触れた事がない・・・
>>354 そうだね。
窯変の本編はあくまでも、「現代人の思考を持った光源氏」による「源氏物語」の解説って感じが強い。
政治的な視点に立った、事態への考察とかね。
ただ、当然あったはずの同性愛嗜好への言及とか、他の訳者では出来ない(原典には載ってない事柄だから)視点が新鮮であります。
興味を待ったなら他の訳を読んだ上で、読んだほうが良いと思う。あれなら多分、須磨帰りをする気にならないだろうし。
>>346 男色は平安時代だけじゃないですよ、戦国〜江戸時代もそう。
名立たる武将はそっち(衆道)の経験も豊富なことが常識だったそうです。
だから男色が禁忌とされる欧米(キリスト教圏)で日本文化に興味があり、研究している外国人男性は、圧倒的にあっちの人が多いそうですW
359 :
358:2006/01/27(金) 01:07:02 ID:???
>>344 たぶんその可能性もあると思う。
男兄弟に目通りを許されなかったのは浮舟もそうだっはず。
なのに誰の手がつくか分からない典侍になっちゃって惟光カワイソス。
出仕に乗り気じゃなかったしね。
362 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/27(金) 13:41:52 ID:RiBRd7Fy
>>362 あさきの他に3作品くらいは見たけど、すぐに画力で見る気なくして最後まで読んでないW
あさきは原典と違うところあるけど、私はあさきのが好き。こっちのがキャラの洞察が深い気がする。
赤塚不二夫の学研から出てた「源氏物語」も一応「宇治十帖」の最後まで終わってる。
一冊にまとめてあるからかなりはしょってはあるけど、なかなかおもしろかった。
ちなみに光源氏はイヤミがやっていた(誕生のシーンで「シェーッ」と例のポーズをとって生まれてきたのが印象的)
朱雀帝と光源氏って、いまで言うと
皇太子と秋篠宮さまでそ。。。
・・・想像して見る・・・
やめて
367 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/28(土) 12:13:36 ID:15PmiPZf
>364
くわしく
>365
ワロタよ
>>365 ワロタが同母腹の兄弟だから全然違うよね…
>365
そ、想像力が…w
それに秋篠は皇籍から離れてないからそこも違うね
>>365 こらこら皇后出生のれっきとした嫡出子の宮様と更衣腹の庶子源氏とでは立場違いすぎるぞ。
じゃあ皇太子=東宮、秋篠宮=匂宮で。
源氏はリチャード三世でいいだろ、もう
・大迷惑
・バラ戦争
・うそつき
・女の敵
・しもぶくれ
以上共通します。
>>367 源氏のしゃべりかたはイヤミ本人の口調。
「シェー。そなたが玉鬘ざんすか。ミーを実の親と思ってちょ」とかね。
他のキャラは霧壺帝がバカボンのパパ、冷泉帝がモーレツア太郎、朱雀帝が「バカボン」のカメラ小僧。
八の宮がデカパン、薫がデコッパチ。
>373
ありがとう
是非読みてぇwww
赤塚天才!
375 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/29(日) 06:05:51 ID:85hi/p1V
全巻そろえたいんだが、ブックオフで売ってる?
376 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/29(日) 11:12:19 ID:gvybZrsY
>>373 素晴らしいキャスティング!激しく見たい!
>>373 おもしろ荘だしわかりやす荘。
赤塚センセ、実は少女漫画出身なんだよなwwww
赤塚不二夫の「源氏物語」は「MANGAゼミナール」シリーズの1つで、他にも「平家物語」とか「万葉集」とか「奥の細道」とか日本の古典が赤塚キャラ総出場で描かれてておもしろいよ。
絶版だけどね。
まっすぐに行こうって犬漫画描いてた、きらって人も源氏のコミクス出してるね
紫の上が語り手のやつ
源氏が藤の花を唇に当てて藤壷の宮を想うところなんかいい感じだったけど
いかんせん絵が貧相…きらびやかな衣装が描かれてない源氏なんて
あさきはその辺も豪華絵巻って感じですごいと思った
正直、源氏漫画を描いた作家では
画力では江川が一番だと思うけれど
いかんせんエロ&雑だったな・・・
女君の髪の毛とか衣装の描写の素晴らしさは
和綴じ豪華本になるのも納得の平安絵巻。
禿胴。
江川のはエロすぎ。情緒のカケラもありゃしない。
原作を無視しすぎ。日本が誇る世界でも最古の長編文学を三流ポルノに落としやがった。
でもあれが一番、史実に近かったら嫌だな…。
平安時代だけでなく、その後も暇を持て余した貴族にはアレしか楽しみがなかったらしいし。
383 :
381:2006/01/31(火) 20:03:53 ID:???
>女君の髪の毛とか衣装の描写の素晴らしさは
>和綴じ豪華本になるのも納得の平安絵巻。
これ、あさきね
色んな意味で汚いよなぁ>平安貴族
アレしか楽しみがないにしても風呂入らないし他色々と。
何年か前にあさきゆめみしの原画展見に行ったことあるけど
カラーすごかったよ。着物の柄もぜ〜〜〜〜んぶ手書きなんだよねぇ
本当かなぁ?とにわかに信じられなかった。
大和和紀さんのカラーイラストって人物の顔は立体的なのに
身体(衣服)はぺたーっと平板なのがどうも苦手。
だからこの人の他の漫画のカラーには全然そそられないのに
不思議とあさきだけは別。本当にすごいと思う。
着物というもの自体ペターッとしたものだからな
おっぱいの大きな女性あまり描かないもんな>大和
はいからさんが通るとか
頭がでかいから巨乳は絵的にバランスが悪いw
素朴な質問。源氏って一体何人の女とやったの?
私のつたない知識では
やっていた……紫、葵、明石、三宮、花散里、末摘花、朧月夜、六条、夕顔
一夜限り……空蝉、軒端の荻、ほとときぎすの女、藤壺
狙っていたけどやれなかった……朝顔、秋好、玉鬘
こんな感じなんですけど
召人が沢山いる(カウントしないのが普通だけど)から、名前が出てる女だけ考えても結論にはならないのでは。
若いころ、女を完全に絶っていたのは須磨にいる間だけだろうし。
判明しているだけで軽く数十人はいるよ。
あれだけヤリまくって子供は3人、よほどアレなんだろうな源氏。
アレってどれ?
平安朝時代の考えでいくならよっぽど前世の業が深い。
現代風に言うなら男版不妊。
どう考えても女側の原因じゃないよね。
子供が出来る=前世の縁が深いんだっけ?
じゃあ夕霧と雲居の雁は凄まじく深いんだな
前世の縁がどうといくら平安理屈を持ち出してもどう見てもただの種ナシです。
本当にありがとうございました。
>394
たぶんしゃぶしゃぶって意味かと
おこないが悪いからこどもが少ないのさ
子だくさんの方が栄えるもんね
夕霧がいるからいいけど
ものすごーーーーーーーく
ツヨい男で、女の人とシても、イケなかった。
とか、考えにくい???
そりゃ逆の意味で不能だわ
>>391 玉鬘には中出ししてないけど寸止めや素股はしょっちゅうだったからな
髭黒死ね
>>402 そうなの!?そこまでやってたのか、源氏は・・・!
琴を枕に沿い寝して何時間もウダウダさすってるだけかと思った。
キモイおっさんクオリティ
逆に髭黒は気の毒のような気がする。
夕霧が見てしまったのは、結構過激なシーンだったんだろうか。
>>402 中田氏まではしてないはずだよ。素股はありえる鴨W
寸止めで挿入なしね。
分かりやすく言えば、お触りありで本番なし。
素股ってw
そうなるとまさに「源氏名」
「玉鬘さ〜ん。ご指名ですよ〜」
「は〜い。1時間入ります(ちっまた手○きかよ)」
ちょwww
>382
史実?
>寸止めで挿入なしね。
そういや髭黒が「あなたと源氏がなんでもなかったとは!」って言ってたね
その時出血を見たってことなんだろうな
毎日男前にいろいろされてて、ある日髭もじゃオヤジに
犯されて気が狂わないのがすごいよ
タフな女
414 :
410:2006/02/07(火) 17:03:16 ID:???
>412
私の書きかたが悪かったかなw
ツッコミのつもりだったんだが
「琴を教えてやる」と行って出入りし、
琴を枕に添い寝って…
それで「ナニもない仲」っていう方が、イヤらしい。
義父に夜な夜な触られて、現代なら立派な虐待だよな。
乳母たちの暮らしを壊すまいとセクハラに耐えたのか。気の毒
ですが、マジわからないのが、とにかく光源氏は玉鬘を気に入っていたわけ
ですよね?
だけど、わざわざホタルを仕込んだりして男心を煽ったり、他の男どもが
騒ぐのを見てみたいって…そんなこと思ったり、実際にしたり…する?
ものすごーい「悪趣味」な奴。
そうとしか思えないだけど…わたし、風流に欠けますか?
>>417 奴が悪趣味なのは、紫も認めてるよW
あんなのに弄ばれるよりは髭黒のがマシ。
419 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/07(火) 23:05:16 ID:laSaGA9q
おばさん臭いお下品なスレになってしまったことだ
うんうん、アナタの品位まで下がっちゃうから無理に見なくてもいいよ
>>410 382は実際の平安時代が、江川源氏みたいな感じだったりしたのかなって意味だと思うよ
アキシノノ宮って言いにくいね。
源氏物語風に二宮って言えばいいのにさ。
いいねいいね
>>417 風流というか
男の見得?ほかの男どもがトキメク存在を自分は
好きにできるんだぜ、っていう?
昔一回読んだきりだからよく覚えてないけど
源氏物語が文学として評価されてる理由がわかりました
原作は読む気しないけど
斎宮が伊勢神宮に置かれるようになったのは天武天皇の代から
ええ?過去に聖徳太子の異母姉の
酢香手皇女てひとがつとめていなかったっけ?
神話だけど、日本武尊の姉も斎宮だったような。
自分も昨日のNHKを見ましたが、「伊勢に」常駐するようになったのが、という意味だととった。
山岸読者が複数いると思う
エヘヘw
キェーーーーーー!w
ギシといえばそれが代名詞になったのかw
「匂の宮」ってさ…
ただ、良い匂いのするワキガみたいなのだったの?
私の友達は「逆ワキガ」と言ってたけど。
何もつけていないのに生まれつき体が薫るのは薫の方。
匂宮は薫に対抗して、服とかにおもいっきし香を炊き込めているだけ。
>>434です。
そうです。間違えました。薫です。
梅の香りがするらしいですね。
「梅の香りがするワキガ」なんでしょうか?
自分でも「なんもつけてないのにニオうなんてキモい」っつってたね
中の君に抱きついた薫の匂いが、匂の宮にバレたことあったよね?
そんなに残るほどの強い匂いだったのかね。
強烈なワキガ・・・か
目にきそうだ('A`)
441 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/13(月) 16:58:32 ID:UCOR8t51
>>437 キモいって…(笑)
現代語にすると何故かちょっと面白い。
きんもー☆
とか
昔の人ってくさかったんだよね
わきがってクチナシの花のかほりがする・・・・
と聞いてからクチナシのそばによれなくなりました。
薫の匂いの正体は猫とか鹿そして人間にもたま〜〜〜にいるという
麝香ではないかと言われてたな。
薫のはフェロモンだろうな
作家の誰かがブサなのに妙にモテるので女に聞いたら
イイ匂いがして引き寄せられると言っていたとか
蜂蜜みたいな匂いがするそうな、その人は。
知人はモテモテではなかったがいい匂いは出してた
ワキガの臭いじゃなく、表現不可能だけど
香水でもなく。
ワキガは日本人には濃すぎる匂いだよね。
クチナシってあまり香らないような?
子供のころ、クチナシの花のそばにいてぐったり気持ちが悪くなったことがある。
それ以来クチナシの花には近づかないようにしてるけど・・・
品種改良されて心地よく香るようになったのか???
強い……くちなしの匂い……だっけ?六畳の御息所
× 六畳
○ 六条
びんぼクサッorz
不覚にも激しくワロタ
六畳じゃ生霊になってもしょうがない気がする
東宮妃でしょ?狭いわ
>>447-448 今日嫌なことがあったけどあなたのおかげで忘れることができた
ありがとうw
一文字違うだけで、すっごい侘しくなるねw<六畳の御息所
高貴な女人が一気に末摘花になっちゃいました、ってかんじwww
>高貴な女人が一気に末摘花になっちゃいました、ってかんじwww
お言葉を返すようですが、末摘花も高貴な身分なんでしょ?
貧乏していたとはいえ、「譲って欲しい」といろんな人から言われる
お屋敷を持っていて、メンテナンス出来なかっただけで…
父親が残してくれた家だから守らないと、父が残してくれた藤の樹だから
守らないと…と、金に換える事を拒んだ形で、「清貧」と言ってもいいの
だから、「ボロ屋に住んでいた」のは事実だけど、即、ビンボー臭いだの、
語尾のwwwだの、
>>452は「六畳」並みに貧しい知性。
まずは、あなたが知性の「六畳一間」からの脱出を図って下さい。
>>453 清貧とはいい言い方もあったものだなw
いくら身分が高くても没落しちゃあね…
いや、没落してても姫がもうすこしマシな容姿で才覚もあれば…
と物語の中で笑われてる人物だし、
>>452もそれほど間違ってない
それよりたった一行レスに粘着するあなたも
なにかしらの「六畳一間」から脱出したほうがいいねww
匂う宮は精液に香水付けた臭い
こういう453みたいな人、ときどき来るねえ
アハハで流せんのでしょう
末摘花と自分を重ねているんだよ、きっと。
六畳の御息所…なんかうすいさちこさんみたいなのを想像してしまった
460 :
459:2006/02/14(火) 15:31:26 ID:???
ん?さち「よ」さんだっけ
うすいさちよさん
すごく派手になっちゃった話あったよね
六条は東宮妃だから高貴なだけで元々の血筋は末摘花の方が良いだろう。
臣下の娘と女王だし。
末摘花って…嗤われているのかしら?
私は、生きているうちは生き霊になって人を鈍い殺し、死んでもなお
「私をかばってくれなかった」
と、童女に取り憑いて泣きながら好きな男に愚痴を垂れる六条さんが
可愛そうで…
それと対を成す「ほのぼのキャラ」として、末摘花がいて
幸福とはこういうこと…と言ってるような気もするのだが。
ぼのぼの不器用な清純さで、
源氏をゲットした運は中々のものだと思うけど・・・
多少蔑まれつつも、生活には困らない姫人生。
ある意味、愛を追求さえしなければいい暮らしだよなあ。
自分の醜さも分かってるし、姫なのに身の程を知っちゃった
かわいそうさがあるな。お金と後ろ楯さえあれば
あんな草ぼうぼうの家に住まんでもよかったのに
歌のセンスも色合わせのセンスも常識も無いんだもんな
哀れだ、源氏がいてよかったよ。
あれ、取り柄はなんだ?素直さ?
わたしも「あさき」の末摘花の話はなんかほのぼのしていて好きだ〜
大和さんもお得意のギャグで盛り上げていたせいもあるし
何回もあそこだけは読み返したくなる。
ただ紫式部が「ブスで可愛い女」と思いながら書いてたかは疑問。
式部のようなプライドも教養も高い女から見るとイライラして
仕方がない女だったんではなかろうか。
一途さ・・かな?
それにしても、貴族文化全盛期に大貴族のバックアップのもと
落ちぶれ貴族の姿を容赦なく描いた紫式部はすごいと思う。
末摘花の取り柄は家柄だった。
モデルはいたんだろうかね、
紫式部もエグイことをする
階級コンプレックスだな
コンプレックスっつーか、「こんなお馬鹿ちゃんでも、宮家の姫
っていだけで釣り上げられる男はいるのよね、ケッ」な感じかも。
それか「『あばら屋にひっそり住む姫君』なんて、本当はこんな
ものよ。何を夢見てるんだか」。
リアリストという気がする。>紫式部
清少納言ならそれも有りかもしれないけど>吊り上げられるアホ男がいる
紫式部の場合はやっぱ階級コンプレックスだろう。
原作じゃ末摘花は凄い言われようだし、逆に自分と同階級の受領層が
持ち上げられてる傾向にある。
平安時代の美人美女は、現代なら面長色白のブタだろ
現代の美男美女は、平安時代なら死ぬほどブス
ブタはともかく面長色白は現代でも美人だろ
1000年後に絶世の美女と讃えられるより、今現在美人と言われるほうが嬉しいにきまっとるがな。
いつ見ても葵が死ぬところは泣ける…
いや、六条も気の毒なんだけどね。
源氏は自分から六条に行く気にならないとか言って遠ざかってたのに、
六条になじられると「あなたが冷たいからだ」とか言って、本当にひどいな。
まぁ六条に対してだけじゃないけど。
身近にいたら源氏は嫌な奴だよ
恋愛はしないで近くで清少納言みたいに
騒いでいる方がいいだろう。
花散里は幸せな老後だな
じゃあ源氏物語で一番いい男は誰だろう?
朱雀院→いい人そうだけど威厳がなく男としては疑問。
兵部卿宮→趣味が良くてイケメン風だけど、真木柱の君を大事にしなかった。
夕霧→真面目だけど年がいってから未亡人にはまった。
冷泉帝→影が薄い。
頭の中将→遊び人。(でも源氏よりはまともだと思う)
匂の宮、柏木→問題外
暗いけど薫か、レイープしたことに目をつぶれば髭黒?と思います。
源氏にかかわった女の末路
葵……夫の愛人に取り殺される
紫……夫のかつての恋人に取り殺される
夕顔……情人の女に取り殺される
末摘花……生活生涯保証
花散里……生活生涯保障。義理の息子や孫にも恵まれ幸せ。
明石……我が子を奪われる
三宮……レイプされただけなのに夫からは不倫妻と責められる
六条……生霊となり死後は悪霊
玉鬘……義父にセクハラ三昧の挙句レイプ婚
……幸せになったのって花散里くらいだね
>冷泉帝→影が薄い。
いいじゃんよーw
けど後に若いムスメに夢中になるんだっけね
>>478 惟光とか空蝉の旦那はまともな部類では?
だから左大臣最強だって。
女で最強はどう考えても六条でしょうw
六条は気の毒だけど罪のない女君達まで巻き込んで復讐しまくったしプラマイゼロの感あり。
自分だったら、と考えるとやっぱり紫の上と三宮が辛いかな。
玉鬘の人生もアレだけどまだ夫と仲良くなれたからいっか。
>>480 冷泉帝は結果的に源氏に良くしてくれたのだけど、
男としての魅力はよくわからんのです。
若い娘って玉鬘ではなくって他にいたんですか?
>>481 そうですね。誠実そう。
惟光はいつも源氏にくっついてたのに、よく悪影響を受けなかったと思う。エライ。
伊予の介は年が若ければね・・・それだけが不憫だわ。
>>479 花散里は多くを望まなかったから、幸せになれたんだね。
満足できるレベルが他の女性より低いというか、控えめというか。
>>484 玉鬘は、「あさきゆめみし」ではスルーされてるけど、「源氏物語」の方では未亡人になってからの後半生、不遇ではなかったっけ?
「あさき」でスルーされているのはあのあたりは
よく学者の間でも紫式部が書いたんじゃない説がある「竹河」の巻
にあたるからなのかな?
>>485 その玉鬘の娘にお熱になる>冷泉帝
惟光といえば源氏と大輔の命婦と一緒に誰が一番色好みか話してたりしてたなw
若い頃も源氏にくっついてちゃっかり遊んで晩年もちゃっかり出世して世渡り上手いと思う。
489 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/17(金) 17:19:33 ID:EZxUVVd4
イイ男=誠実ととるか、=風流ととるかで結構違うよね。後者でとるなら匂宮とかも入るんだろうなぁ。
しかしそれでも光源氏は入れづらい。なんか変態っぽいにおいがするからだろうか。
>>489 そうだね。
でも匂の宮って薫のマネして香焚きまくってたり、何かと対抗していたから
なんか風流人ってイメージがないな。
源氏は自分から遠い人に変に誠実で、近い人には辛くあたっているように思う。
誠実な自分に酔ってるところもあるように思う。
>でも匂の宮って薫のマネして香焚きまくってたり、何かと対抗していたから
「必死だなwwww」ってやつかー
そういう男ってウザイよね〜。
恵まれてるくせに貪欲でコンプレックス強すぎ。
ナチュラルに酷い所業重ねる源氏の方がまだスマートだ。
自分の実の姉に色目使ってる匂の宮も十分変態の素質ありそうだけど。
さすが、源氏の孫というべきか?
ふかきうつつみぬ
惟光の息子が一番イケメンだと思う自分は少数派ですか?
まあ娘が美人だから息子がイケメンでも不思議はないな。
>>495 私も結構好き
一番とまではいかないけど(;´∀`)
惟光の息子って、夕霧からのラブレター取り次いで、父親の惟光に小言いわれてた彼?
まあ、大和さんの現代物によく登場しそうな感じではあったな。
その彼だよ。この系統の顔は自分も好きだ。
惟光って「紅緒顔」だったよね?
ヒロイン顔といってもいいが、息子もそんな顔だった?
もう記憶がないや・・・・・・
花散里は地味に幸せ。
朧月夜は派手に幸せではなかったのだろか。
家柄、帝の寵妃という立場に恵まれ、池面な源氏と恋愛ができ、
(バレてからの中傷ぐらいは耐エレ)帝出家後はまた源氏と再開。
いや、別に不倫推奨派ではないけど、安定と刺激を
味わえ、六畳にも呪われず、最後は自分も出家して安泰。
源氏って明石の上を身分低いだの田舎娘だのと時々蔑んでいた。
でもよく考えたら明石の上は源氏の生母桐壺の更衣の一族の総領娘なわけで。
(桐壺の更衣の父大納言と、明石入道の父大臣が兄弟だから、源氏にとっては母方の一族の本家の娘にあたるはず)
その明石を蔑むって母の一族を見下しているってことにならないかな?
そこのところどうだろう?
何か、あの頃って京住まいかそれ以外かで、まるで人ではないような
表現されたりすることもあった気瓦斯。明石住まい。
あと、勿論桐壺縁りの情があっても、明石入道は変わり者扱いされていたから、
その辺が関係してるのかなあ。(あくまで想像)
例えば、自分と親戚なんだろうけど会ったこともなく、地位や財産なげうって
わざわざ辺鄙な所に住んでるで〜っておっちゃんの存在を人伝えに聞いたら
関わらない方がええんのか・・とか考えてしまうような。後に、入道のことを
源氏は褒めたたえてたけどさ。
504 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/19(日) 14:46:24 ID:MYV+6ZSP
>502
生まれもだけど、官職の位も重視されていたようだから、
地方受領と聞いただけで何か下に見てしまうのかな。
最初は身分的に4式よとお似合いって思われてたようだし。明石の君。
学者かなんかの説(何に載ってたかも忘れた)で、
「桐壺更衣の実家は、更衣死去で断絶。源氏は源氏を始祖とする新たな一族である(だから以前の親戚は関係ない)。」
ってのがあったな。
あと、明石と結婚した時は、親父の入道はそれまでがどうであれ、「無位無官+地方住まい」だから、
そんな身分のものの娘を対等に扱うと、源氏が他の貴族から馬鹿にされることになると思う。
受領の伊予の介夫婦さえああまで見下しているし、
無位無官で地方住まいならホント人と見てないくらいに思われてそうだな。
まあ受領も国民全体からみりゃそりゃもう偉いんだけどな。
>4式よ
ワラ
15秒くらい何のことか分からなかったw<4式よ
受領クラスって中流公家だからそれほどバカにできたものじゃないと思うけど。
紫式部だってそうだし、后の女房なんて中流公家の娘が主流だから。
学者層も受領やってたひといたしね。
受領といってもピンからキリまであるけど、中には上流公家に劣らない教養レベルの受領も結構いたのに
八の宮なんか、自分の正室の身内なのに浮舟の母親が自分の使用人というだけで人間扱いせずに浮舟も認知しなかったしね。
末摘花の両親も妹に当たる末摘花の叔母が受領と結婚したってことで見下してたそうだし。
当時の感覚では出自よりも身分の方が重視されたってことなのかな?
八の宮は、そういう体裁とかやたら気にしてそう。だから
生き仏みたいに綺麗に描かれてると、違和感があるし、
娘たちも不遇な育ちだとは思うけど、あまりにも性格暗すぎ。
大君は父の死後、自分が家長のような責任感でかたくなになるのは分かるが、
中の君が、シュサーンしてかなり匂宮妻としての地位が固くなってるのに、
いつまでもくよくよし杉で、読んでて疲れた。その割に、
薫に右記船あてがって、自分は匂からの疑惑解消させようとする
腹黒さも持ってるし。
みんな忘れてないか?
夕霧が元服直後、どんな扱いうけてたか。
親父の地位を考えても、数年後に確実に高位に上がると判ってる夕霧にだってあの仕打ちだよ。
出自が良くても地位が付いてないなら、どうにもならんと思われ。
公達が女御などにご機嫌伺いに行ったり、殿居の際に
お互いの情報交換するのは、一種の出世のための身の振り方だったよね。
生まれだけにあぐらかいてたんじゃだめってことか。
平安時代の平民じゃなくてよかったわ
五位以下は人間じゃないんだもんなー
平和だったけど、
末法思想ブームは貴族だけの物だよね?
でしょ。ゼータクな心の遊戯ってもんだ。>末法思想ブーム
15秒以上たったが「4式」の意味判らん。
>515
きっと平民は生きるのに必死でそんなこと気にする余裕もなかったんでは・・
貴族たちも、だから仏像作らせようとか、写経しようとか、
そんなもんだしねえ。
平和でお金があると文化は発達するけど
宗教にハマル人も多い
変わらない日本人だわ
自分の不幸は他人のせい、もしくは神様のせいにしたがるのが
今も昔も日本人に多いんだよ・・・・・
全部自分のせいなのにさ。
人のせいにするのはアメリカ人かと
522 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/21(火) 08:39:09 ID:wjpYY5Wd
>>520 よくも悪くもそういう日本人だからこそ今も残る日本の文化が誕生したんだからまぁいいじゃないか。
>464
ぼのぼのww
源氏は不遇の人に施しをする自分に酔っていると思う。
末摘花や空蝉や花散里を面倒看たり、突然惟光の母親のお見舞い行ったりとか。
自分以外手を差し伸べる人がいないから、俺が「差し伸べてあげる」みたいな。
そうやって優しいようだけど、近くにいる人にはこの上なくひどい仕打ちばかりしている。
もっと優しくすべき相手がいるのに。
源氏はナルシストにしてエゴイストだもんね
自分の不幸に酔ってるし
他者の作品だけど川原泉の笑うミカエルの中の
源氏レポートに賛同するわ
源氏て本当にナルでマザコンで自己中な嫌なやつ
「歩く煩悩様」…笑ったw
あれをリアルタイムで読んだ時は「何言ってるんだ!」と思ったけど、
今読み返したら死ぬほど禿げ堂な気持ちになった<源氏レポ。
源氏が若紫ちゃんやっちゃった時の説明がそのまんまで禿ワロタよw
うろ覚えだけど、
「大学2年生が中学2年生襲ったみたいなもんです、淫行で逮捕される所業です、サイテーです」みたいな。
3日間くらいだけタイムスリプで、あの時代の姫さんになってみたい。
お風呂やWCの不便さ考えたら3日ぐらいが限度だ
山本鈴美香がだいぶおかしくなりはじめてたころの
話であったね、そういうの。
主人公達が神様(!)の指令で歴史上のいろんな人物と
接触して(というか一種の憑依状態)どーのこーの、って
話で、源氏物語もネタになってた。
ヒロインが14歳だか15歳だかで紫に憑依して、源氏に
「そろそろ結婚しようか」つって押し倒されて(寸前で
意識だけ離脱)、「昔の結婚ってどうしてあんなに乱暴なの?」
って泣いてたなー。
そういえばあの時代ってトイレはどうしていたんだっけ?おまる?
おまるを女房が片付けるのでは?
それ専用の人いたような気がするな
トイレ泥棒を予測して偽者の良い匂いの便を置いておいた
美女の話があったな
源氏じゃないが
源氏と 仁王飲み屋&薫って、やってることは同じなのに
何か後者コンビがうざく感じるのは何故だろう・・
>>533-534 おまるの中身は庭に捨ててたって聞いたことがある。
男性の場合は縁側からそのまま放尿してたとか。
だから、当時の貴族の屋敷の庭はすごくくさかったとか。
それじゃ、庭に遣水とか玉砂利しても臭かったら台無しだなあ
>>531 興味あるけど、自分なら半日が限界だ(´・ω・`)
装束と長〜い髪で、ン10`。
それらをひきずりながら動きまわる女房も、一日中引き籠もって立つことすらそうそう許されない深窓の姫も、どっちもキツー。
>535
匂が好きではないが、実際御所⇔宇治を行ったり来たりするのは
(しかもお忍びで)結構匂宮も大変だったのではないかと思う。
学生時代、たまたま自分が上京区、彼氏が宇治市住まいだった時、
現代は、車や鉄道があって、すぐなんだけど、あの道のりを馬や牛車でってのは
時間も体力もいったのでは。
源氏が桂や嵯峨野に行くのと違って、東宮の身分だし。
ロココ時代と変わらんトイレ事情
香水の発達もお香も変わらんな
コエダメのようなもんはなかったのかな
ローマ、ギリシャはなんて進んでいたんだ
>>538 横から失礼します。
私は、動かないでじっとしていたらいいんだから、何年でもあちらの
深窓で生きて行けると思います。
動きたくない…働きたくない…
でも、文とか来たら字は汚いし、バカがいっぺんでバレて、、、、
いずれにしろ…どちらも楽じゃないなあ。。。
寄生虫とか耐え難いだろうなあ
私はひきこもりで色白で字がうまいから、割と向いてるかも。
でも源氏むかつくからなぁ。
このまま墨田川に入ってしまったほうがましでございます!って感じ。
なぜか丸めこまれて「本当はすなおな人なんだね」「かわいい人」って展開になるのかな?
考えたらウヘァ('A`)
>>542 動かなくていいし働かなくていいけど、ゴロ寝なんか論外、ちょっと家の中をうろついたり、足をくずすことすらろくにできないんだよー?
それらをちょっとやらかそうものなら、終日監視している女房達がクスクスヒソヒソ。
頭おかしくなりそう。
中の君はなんだかんだってゴロ寝しているイメージがある。
>>543 うぅっ、やだなあ真田さんとか(´Д`l|l)
……床につくほど長い髪を、月に一度洗えるかどうかの世界だよ。
身体だって、基本的に拭くくらいしかしないだろうし(お湯に肩まで
浸かってあ゛〜〜〜とか、石鹸泡立てて全身ゴシゴシとかとは無縁
の世界でもある)。
中世のフランスはうんこしたらウンコを道路に放り投げてたもんな
歩くと汚いということで開発されたのが今日のヒール(靴)
男子トイレや女子トイレなどというものはなかった
廊下に横に設置された便座で用を足していたから
肛門を拭くのはメイドの仕事だった
最近はずいぶん採用するとこが増えてきたけど、中国のトイレは敷居がない
上海の一流ホテルでも敷居のないところがまだまだ多くて、
和式なら対面で向かい側の人の顔を見ながらウンコすることになる
地方都市に行くと、ドブのようなところに水がちょろちょろ流れていて、
そこにまたがって、男も女もいっしょに用を足す
田舎だと田んぼのあぜ道に無造作にくみ取り式トイレがあって、
ウンコしてるときに後ろをオッサンが通過する事も日常茶飯事
絶対耐えられない・・・!!
でもそんな環境で育ったら、それが当然なんだよね。
十数年前、潔癖だった友人が留学先の中国から帰国したら豪快さんに変貌してたのを思い出した
自分は建築知識など何もないので偉そうなことは言えないけど、
昔の人は遣水とか豪華な屋敷を作る前に、お風呂やお手洗いを
充実させようとは思わなかったのだろうか。東西とわず。
それが趣ってもんなら、やはり現代にうまれてよかった・・
そっち方面は後回しというか
忌むべき方面、みたいに思われてたと思う>水周り
むしろ古代文明なんかの方が公衆浴場や水洗トイレなどの
跡地があって充実してる印象がある。
でも、絵巻でみると京の町中には公衆便所とかあったんだよね。
地方の国衙には水洗便所付きのとこもあったらしいし。
耐えられないほど不潔で不衛生な生活してたのは、総人口の数パーセントの貴族だけで、それ以外の身分の人間はそれほどひどくなかったんじゃない?
まあ、多分、私なんかもぺーぺーの庶民だったろうけど、今と同じ地域で暮らしてるんなら、労働的には厳しいだろうけど、環境汚染がないの考えるとそれなりにいいかも。
なんかかぐわしいスレになってまいりました。
現代人のまま殿上人になってもうれしくはないな
近江の君はどうなったんだろ
京の町で楽しく暮らしてそうだが頭の中将に
お金もらってたんだろうか?
558 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/23(木) 01:53:43 ID:13D894/g
藤原京だか平城京だか平安京だかの遷都の理由は排泄物の処理が出来なくなったからじゃなかったっけ?
>558
それも一つの理由だったと思う
おフランスのルーブル宮を捨てたのもそうじゃなかったかな
欧米でお風呂の文化が広がらなかったのは水を媒介して
病気が蔓延すると信じられてた時期があったから
確かに汚い水だと病気が発生することもあるんだけどな
>549
投げる時は道を歩く人に掛かるからちゃんと掛け声をかけないと
いけない。
当時、それを怠った学生がうっかりお忍びで徘徊してる王様に
排泄物をぶっ掛けてしまったが、勉強していた学生だから、という
ことでお咎めなしになったらしいエピソードがある。
フランスの王様だったと思うけど詳細知ってる人フォローよろしく。
>>558 藤原京の遷都がそうだったような…
なんでも土地の勾配が悪く下水が都中に溢れ、排泄臭が物凄かったのが原因とか…
562 :
559:2006/02/23(木) 20:50:33 ID:???
>561
フォローありがd
_| ̄|○ガクセイキノドクニ
((((〇
これこそまさしく探し求めていたウンコスレ!
一人娘をないがしろにされたのに源氏を大事にしていた左大臣夫婦は人間が出来すぎている。
娘をキズモノにした上に正式な結婚は断っておいてその後もずっと愛人扱いしていた源氏を毛嫌いした右大臣一家の態度はしごく普通
566 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/25(土) 15:38:35 ID:v9Nj+maQ
桐壺更衣は大納言の娘として生まれ、宮中に上がったが身分は低い。
同じく大納言の娘である「なんて素敵にジャパネスク」の瑠璃姫は
宮中にお勤めすることもなく、いい暮らしをしている。
両者の違いは何ですか?
時々思う。
もし源氏の須磨流浪時代に間男が紫上をレイプしてたら
源氏は彼女をどうしただろうかと。
568 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/25(土) 16:34:03 ID:oXcp632F
しろめ剥いて白眼視
三ノ宮と同じだろ
>>566 1.入内したか、してないか。
宮中では、殿舎は離れていたにしても他の女御等と同居して暮らすわけだから、四六時中他人から比較され続けることになる。
金も掛かるし、ストレスの量が桁違い。
2.父親が死んでいるか、健在か。
父親が死んだ以上、官位その他を当て込んでいる家司たちが近寄ってこなくなる。
収入も荘園からの上がり(たぶんピンはね量が増えたはず)だけになる。
基本的に、実家で暮らしていれば貴族の女性は「お嬢様」として丁寧に扱われるが
(清少納言や紫式部だって実家に居れば奥様、お嬢様である)、
宮中なら、親兄弟の官位に応じてランクわけされるから、実家に比べるととんでもなくぞんざいな扱いになったりする。。
紫上の両親はちゃんと娘として認めたの相当後じゃん。
キズものにしてーなんて言える立場にない
紫上は捨て子に近いもんがあるから
正妻扱いされていたことだけでも当時としたら
超幸運なのでは?強姦されたときに女房が諭してたけどさ。
幸せかはわからないけど
なんジャパの瑠璃姫は相当楽しそうに暮らしてるよなー
虫愛づる姫君と仲良くなれそうだ
なんか話ずらしてない?
572 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/25(土) 20:00:28 ID:JJE8LHJI
瑠璃姫と桐壺の違いは父親が健在かどうかじゃない?
桐壺だって父親が生きて現役の大納言なら、あそこまで
嫌がらせされなかったと思う。
父親じゃなくても、叔父さんとかお祖父さんとか頼りになる後ろ盾がいればねえ。
冒頭で母親も「しっかりした後ろ盾もなしに入内させるのは心配」とか言ってたし。
でも桐壺ってものすごく、かよわい人だったよね
プライド高いコキデンがいじわるするのもわかる
自分と正反対だからだな
更衣レベルのあんな女にーってかんじだよね
そこが嫌われる理由なのになー
源氏物語の女御番長
瑠璃姫って大納言は大納言でも
藤原北家の摂関家の家柄じゃないのか?
父親は続編で内大臣になってた気がするし
自分でも「望めば后にだってなれる家柄」
とかいってるし・・・
桐壺は藤原でも傍流か他氏の出で
父親は大納言が栄達の際の家格
ぐらいかとなんとなく思ってた。
>>575 昼ドラや古典的な少女漫画のヒロイン−ライバルの典型的なモデルタイプだもんね。
桐壺と弘徽殿て。
それって六条と夕顔の関係に似てるね。
身分も知性もある女が、男の寵愛をつまんない女に奪われて恨むの。
結局、源氏最愛の女性って誰だったんですか?
>578 お母さんの桐壺更衣
藤壺じゃん?
瓜二つの紫だけじゃ飽きたらず、三ノ宮にまで手を出したんだから。
紫の上、に一票。
死んだ時の嘆きの深さが藤壺の時より強い。
嘆きの深さは年齢にもよるのでは?
藤壺が死んだ時はまだ若いし他の女人達がいたけど
紫を失った時はほんとにひとりぼっちだったからね。
分かってないな、源氏が最も好きなのは自分。自分マンセー。
「源氏最愛の女性」とあるのでレスしただけだが。
桐壺・・・あこがれの原点
藤壺・・・忘れられない初恋の人
紫上・・・ペットロス症候群
順位をつけたがるのは女の悪いクセ。
桐壺、藤壷、紫の上を比べることなど源氏にはできないと思う。
あっちゃん「唐衣」っていったい何よ
わたしのテンの皮衣のことかしら?
からからころも 唐衣
あなたに着せたい 皮衣
あったかいのよ この皮衣
かへすがへすも唐衣 HA!
武勇テンテンテテンテン レツゴ!
桐壺は母なのに覚えがないので勝手に妄想ラブ
藤壷は母親にそっくりというので無理矢理強姦ラブ
紫上も母の若い時?藤壷の若い時?に似てる、で誘拐して強姦ラブ
風情のない文章になってしまった
源氏パパも同じ性格かも
桐壺そっくり藤壷さんと結婚
順位を付けてないと言いながら
実は順位を付けているのが男の悪いクセ。
紫の上本人を愛していると言いながらも三宮を娶ったのは
結局、藤壺>紫の上だったんだろう
つうか「最愛の人」という価値観が当時は無いのでは?
子供の頃から養い育てたから一緒にいるだけで、
紫の上を最も愛していたという描写はなかったように思う。
源氏はどの女性に会う時も、目の前の人を一番愛していたのでは。
>>591 ドンファンかカサノバのような
ホストのようでもある
ドンファンだと思うよー。
源氏は一度なさけをかけた女人は、向こうから去らない限り
見捨てないから。
源氏がお金持ちでよかったわー
強姦って単語とラブがくっつくとは思わなかったよ
さすがは源氏
夜這いがデフォの地域は現代の日本にも現存します
記紀(古事記&日本書紀)を紐解いてたんだが、
古典文学も面白いが、歴史書もなかなか面白いな
息吹が感じられる
598 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/26(日) 13:45:56 ID:Z+hfmOsA
パタリロ源氏物語で桐壺の事を
「芯の強い女性であったからこそ、あんな嫌がらせされる生活を
続けられたのだ」
っていう意味の事が書いてあったが、なるほどと思った。
確かに本当に弱いだけなら、即病気になるよな。
桐壺は天性の娼婦性があったと言う人もいるね。
すっごい床上手で、そのうえ、他の女人達から受けた嫌がらせを
すべて帝に言いつけていたのではないか、と。
桐壺って、夕顔の無自覚な娼婦性と花散里の身の程をわきまえた慎ましさに
美貌と品の良さをプラスした感じだったのかも。
ポイントは儚げな風情の桐壺さん
彼女がいいつけなくても女房から蔵人の頭ぐらいまで
すぐ知れ渡っちゃうでしょ
経験値のない床上手はすごいなー
本当の経験無しかはわからないけどさ
変装した御上とやっているあたり罰当たりだぞ
バァン・・・
夕顔はかなり自覚的な娼婦だと思うけどなあ。
源氏への近づき方なんかみても。
実際、研究者の書いたもので彼女は「高級娼婦」だったととなえる説読んだことあるし。
まあ生活かかってますし。
てか男は女に対して「時には娼婦のように」願望があるぽいから
研究ていうか研究者の願望もしくは妄想ぽいな。
606 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/26(日) 19:40:47 ID:Z+hfmOsA
桐壺は帝に言いつけたりしなかったと思う。
人を悪く言うような女をそんなに愛せるかどうか・・・
弘徽殿が嫌がられてたのは、帝に桐壺の悪口を言ったり
嫌がらせしまくってたからでは?
607 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/26(日) 20:19:28 ID:MgdjQERF
>>606 言い方によるでしょう。うまく言えば庇護欲の対象となるし、下手な言い方だと敬遠される。その辺は現代と同じでは?
しかし弘徽殿さんも気の毒な人。
家柄がよく誰より早く入内して皇子を産んでて
気は強いが頭がよくって美貌(あさきでは)。
安泰と思ってたのにお上の気の迷い方が尋常じゃなくってさ。
物の言い方、気の強さが災いしちゃったのね。
おまけに公衆の面前でお上から「あはれと思うが愛せない」と言われちゃったのが
後々尾を引いて、病床を見舞うのも避けちゃう所がいじらしく悲しい。
桐壺・源氏に引きずられ、迷惑かけられどうしの一生だったなあ。
権だかいけど現代なら頼もしい女傑、実業家タイプだね。
>>606 高校の古典の授業で聞いた話では、当時の天皇は勢力のある妻の実家に経済的に頼っていたため、そのコンプレックスからだとか。
>608
あれは自分もあんまりだと思った。
「あわれとおもうが愛せない」
おかげで桐壺帝が大嫌いだった。
桐壺に死なれて意気消沈してるの
みても自業自得・・・ケッぐらいにしか
思わん。
まあでも、いくら好きだからとかプライドが傷ついたからとかいっても、あんな執拗なまでに他人へのいじめをくりかえしてる姿を見たら、百年の恋でも醒めますわ。
コキデンだって気の毒だよ
桐壺帝憎しで源氏も許せないのは分かるなー
当時の後宮の女性たちの帝の寵愛争いは
その後見人(主に父親)や一家一門の
代理戦争。弘徽殿なんかは特にその自負
も強かっただろうし、ライバルを徹底的
に叩き潰そうとするのは背負ってるもの
を考えればむしろあたりまえ。
614 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/27(月) 01:13:57 ID:hLs/Z7U3
ただやり方が下手だったんでは。きっとこきでんさんは政治の視点を持ち政治の動かし方については長けてただろうけど、それが男女の話となるとマズかったんでしょう。
お上に「愛せない」とキッパリ言われてしまって
女の座から実家の繁栄や政治的な座にシフトして一生を終えたように思う。
物語中、個人の幸せを失ってしまったのが彼女。
女の座を降りて自分の居場所をみつけ、幸せになっていったのが
花散里、明石の君。(二人とも大きな意味の”母なる存在”)
母からも女の座からも、世俗の縁も切ってしまった藤壺は
そんなに悲劇と思わない。一通り何でも楽しんだでしょうという感じ。
616 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/27(月) 08:13:23 ID:hLs/Z7U3
その人しか色恋の対象がありえない(あってはならない)のに、肝心のその人に「愛せない」は相当きついよね…。他に言葉はないんかいって思った。
確かに帝としても男としても、思いやりと今後への配慮がなさ過ぎる。
所詮は最愛の女さえも自分の自制心のなさと行き過ぎた愛情で死なせちゃった人だ。
眼前で醜い嫉妬の炎剥き出しで弱い立場のもんをなぶる様子を見て興ざめって気持ちは分かる。
口に出すべきじゃなかったけどね。
帝が特定の女性を寵愛すると、凄い勢いで批判されるからね。
より平等に、誰にも「寵愛薄いのね(プ」と恥をかかせないように。
もし桐壷更衣を寵愛した時期が「院」であって、実権が弘徽殿大后と
朱雀帝にあったのなら、あそこまで批判されなかったんだろうな、と思う。
個人的には、源氏はあの両親から産まれたんだな、と納得出来る。
しかも、父帝の悪いところばっかり似てしまって、両親の良い所は受け継いでなさげ。
弘徽殿がママンの方が、人間としてあれよりはマシになったのでは?と思うわ。
顔!顔!!>両親の良いところ
まあ顔がダメだったほうがある意味不幸になる女の数へって良かったかもしれんが。
感情のコントロールのきかない帝が唯一冷静な判断をしたのは、
源氏を臣下にして長男を東宮にすえたことだね。
後ろ盾を持たない源氏が苦労しないようにという父の愛なわけだ。
>>620 まあ、それだって高麗だかから来た占い師のアドバイスに従ってのことだし。
占師GJ
紫式部も占い師には相当な力があると思っていたのかねー
全て当たる占い師
それはほら、今の漫画家と同じで話を都合よく持ってくための方便としてでしょ。
そうだね。
しかもその後も神秘的な、大いなる運命に突き動かされていく訳だけど
不思議とご都合主義に陥ってはいない。
よくできた物語で、結構リアルな手ごたえ。
人は死ぬために生まれ、
別れるために出会い、
憎しみあうために愛しあう。
それでもこの世は、
生きるに価値あり、
出逢いは神秘で美しく、
愛はかけがえのない、
唯一の真実であることに、
まちがいはないようだ。
多く愛し、多く傷ついた魂にこそ、
浄福を。
(瀬戸内寂聴)
寂聴がいうと言い訳にしか聞こえん。
占い師「あんた死ぬわよ」
嫉妬や憤りを率直に表に出すが故に男に
疎まれる弘徽殿
愛されはするが恨みも嘆きも胸ひとつに
抱え込んで「理想の女性」を演じる紫の上
どっちの人生がより不幸なんだろう・・・
紫上が一番不幸な気がする
信頼していたお兄さんにレイプされるし
一番愛されてると思ったら藤壷の身替わりだったし
明石に行っている間家を守ってたのに
女つくってるし
本妻扱いされてると思ったら10代の皇女と結婚しちゃうし
死ぬまで心おだやかじゃなかったね
桐壺帝が死んだ後まあまあやりたいようにやってた
弘徴殿のほうがまだましだわ
「出家したい」という、人生で初めての自己主張も
結局聞き入れてもらえなかったしな。
しかし、「あさきゆめみし」では、臨終の際に本人は「私はやはり幸せだった」と言ってるだよね。
あれは、本心なのか、自分にそう言い聞かせて慰めてるだけなのか?
初めて読んだ時も今もよくわからないんだけど。
弘徴殿には「息子」とか「権力闘争」とかの逃げ場があったからね。
実家は頼り甲斐があり、桐壺帝との仲が悪くなったからといって、
生活に困る訳でもない。
でも紫上にあったのは源氏との生活だけだし、仲が悪くなれば、
最悪路頭に迷う可能性すらあった。まあ世間体があるから、
源氏も紫上を追い出したりはしないだろうけど、紫上が経済的に
源氏を頼りにしなければならなかったのは確か。
そんな中で、媚びることなく自分のプライドを保ったままで
暮らしていくのは、かなり大変だったろうと思う。
あの紫上の臨終シーンはいつ読んでもせつない。
「それでもやっぱり、愛されて、そばにいたいと……」
きっと紫上は源氏のただひとりの人として愛されたかったんだろうね。
多くの女人を愛していて、その中の一の人であると言われ続けても
ただ一人の女性でいたかった。でもそれは永遠に叶わなかった……
弘徴殿は感情を表に出して生きられたぶんだけいいと思う。
あの人にとっては源氏は憎むべき敵だという気持ちはわかる。
でも当時の社会背景を考えると無理な話だがね>一夫一妻
紫のように、色々と政治がらみの男女関係は、頭では知ってても、
自分は後見も子供もいないから結局は無縁。
だから帝や、他の公達の話を源氏から聞かされても、やはり
他人事な噂話の範疇だったのでは。だから、
「色々と大変な世の中で、自分も辛いこともあったけど、やはり貴方が(源氏)
なんだかんだって側にいてくれたし、こういう人生もアリだったね」と読んでた。
ある意味、彼女は幸せでは・・とも思うのですが。
源氏物語は三ノ宮が登場してからがおもしろくなるよな。
それまで栄えていた紫の上の人生に暗い影がさしかかり、
何不自由なく幸せそうに見えた彼女にもいろいろな物思いが
あったのだということがだんだん明らかになってくる。
紫の上の独白で
「妻が夫の浮気に憤るのはあたりまえではないか
女は罪深いゆえにそんな権利はないというのか」
みたいな台詞が悲しい・・・
彼女にも確かな後ろ盾や実の子があったら弘徴殿とまでは
いかなくても雲居の雁みたいな生き方がしたかったのでは。
例えばフランス王の弟が、没落貴族の娘を妻にするのは
抵抗ないのに、あさきでは、やたらと個人の感傷が
見え隠れするから色々と意見が分かれるのかなあ。
640 :
639:2006/03/01(水) 00:25:30 ID:???
ごめん、中世フランス王や貴族の話という意味です。
現代ではなくて。
女三の宮は美しく栄えた女も
若い女にはいつか負けるのよという
紫式部のメッセージなのかね
変なところにリアルさを入れなくてもいいのに
冷静だなー
テレビドラマで保坂尚輝が源氏をやった時のセリフで、
「私が種付けをすることでその家門が救われるのだ」(要約)
というようなことを言って苦悩してるシーンがあった。
恋愛とかそんなんじゃなくて、没落しそうな姫君達を救うために
手をつけまわっているのだと。
>641
源氏物語自体はこれでもかってくらい
シビアな話だと思う。作者の目も醒めきってる
というか、とことん容赦がない。
あの「至高の女性」藤壺ですら死後は地獄に
堕としている。
1000年前の世界でこのレベルの物語をかけた
女性は世界中で彼女しかいなかったのでは、
と本気で思う。
>>641 当時は女性の盛りは10代と思われていたようだから、
紫上は盛りをとうに過ぎた歳で、これから盛りを迎える
女三の宮と戦わなければならなかったんだよね。
しかも、自分より身分がずっと上で、確かな後ろ盾の
ある相手と。そりゃ人生に絶望もするよなー
藤壷って地獄行きなの…?
いくらなんでもひどいよ式部ひどいよ・゚・(ノД`)・゚・
地獄っつか、源氏の夢枕に立って
「過ちが隠れなく知れてあの世で酷い目に遭っている」
と源氏に恨み言を言うシーンがあったような。
ちなみに桐壺帝も地獄におちてる。
これも須磨にいる源氏の夢枕に
たったとき「地獄の責め苦が激しくて
なかなか逢いにこれなかった」と
明言してる。
藤壺可愛い(*´∀`)
出家してからあんなに勤行にいそしんでいたのになあ>藤壷
藤壷は下天の下女市で娼婦を50年務めた後、再び苦界へ流罪
桐壷の更衣は観世音菩薩の身元へ
紫の上は極楽浄土へ
源氏はトソツ天で修行した後、極楽浄土の大日如来の身元へ
>>646 あれってさ、源氏は褒めてんのに恨み言云いにくるんだよなー。>藤壺
だって暗に藤壷と関係してたってバラしたようなもんだし。
>>642 種付けというわりにはヒット数が少ないw
たしかに源氏のオンナになれば金銭的な心配はなくなるけど。
不倫して不義の子を帝位につけるという皇位簒奪という当時としては第一級犯罪をおかしておきながら女として栄華を極めつくすという人生をおくった藤壺が死後罰を受けるのは至極当然だと思う。
私的にいえば一番不幸なのは明石の上だと思う。
紫の上も自分ひとりを愛して欲しかったという願いはせつないけど、そんなこといったら源氏と関係した女はその点に関して言えば全員平等に可哀相だよ。
順番からいえば紫より先に源氏の女になっていた花散里だって客観的にみれば後からきた紫の下におかれたかわいそうな女になる。
でも彼女は足る事を知っていたから幸せになったわけで、つまり本人の気持ち次第。
はっきりいって男の愛を満足に得られない苦しみなんて、この時代の風習では多かれ少なかれほとんどの女人が味わっていることで。
なんだかんだいっても紫は一番愛され続けたんだから、むしろ恵まれていると思う。
ただ父親との縁を切られて肩身のせまい思いをさせられ、そのせいで後に妻の座を追われることに関しては本当に気の毒だけど。
でも明石はなんといっても子供を取り上げられるという女として一番辛い思いをしているわけで。
いくら成長した娘と再会できたといっても女房扱いだし。
娘の成人式にも呼んでもらえず、ついに母としての扱いは受けなかったなんて。
完全に腹は借り物的感覚で生ませるだけ生ませて後は子供取り上げて用なしって感じがして凄くいやだった。
明石の上は身分低い低いといわれていたけど、紫式部が使えた中宮の父・道長の母は受領階級の出身。
でも、その娘達は受領の娘の母親もっていても堂々と入内していたので、あのまま明石に育てさせてもそんな不都合ないと思う。
明石は教養も一級だし、それなのにいちゃもんつけて引き離すなんて人間としての一番大事な情を踏みにじっている。
久しぶり
>完全に腹は借り物的感覚で生ませるだけ生ませて
>後は子供取り上げて用なしって
それだって時代背景を考えれば至極当然。
途中までは冷静な分析だと感心しながら読んでいたが
ただの明石ヲタだということがよくわかった。
>>656 明石オタにはつらいかもしれんが、
明石は、親父が受領を辞めて都に帰らなかった時点から
「受領の娘」じゃなくて、
「土豪の娘」だ。
あのままでは、貴族ですらないから、女御の母親扱いなんてできないよ。
普通に育てるなら明石のもとでも充分だけど
源氏は将来ちぃ姫を皇后にするつもりだったから
それなら「源氏の一の女性」と世間が認める
紫の上の娘として育てたほうがいいに決まってる。
いいかげん読みやすい文章を書けと
藤壺が冷泉即位に対して罪悪感が無いのは
桐壺系から皇位を奪還したかったため、という説を聞いた事がある。
兵部卿宮は後ろ盾居なかったのか・・・?
>人間としての一番大事な情を踏みにじっている。
政治に情を持ち込まないのは常識です。
私から見れば紫はそこまで不幸だったようには見えない
少なくとも源氏と関わった女の中ではまだ幸せな方だったと思うよ
まあ要は気持ちの持ちようなんだろうけど
藤壺もそうとうしたたかな政治家だよね。
弘徴殿といい彼女といい六条御息所といい
物語初期の女性は(男性もか?)人間の
格というかスケールが大きい感じがする。
同じ女御や中宮でも明石の姫なんかは
話の中でも賞賛されてるのにインパクト
が無いってゆーかマイナスの要素が
少ない消極的な「素晴らしい女性」ぐらい
にしか見えない。
宇治編にいたってはヒロインみんな小粒。
時代が下ると人間の質も下るってゆう
末法思想の影響もあったのかねえ。
宇治編は本当にいらない
伝言ゲーム方式で誰かが勝手に書いた説を信じるよ
全部末法のせいかね?
でも身分が低くて(庶子だからね)
田舎育ちで教養もたしなみもなく
男に翻弄されるばかりだった浮舟を
ラストで救済(自分を脅かす男たち
を拒絶して自分自身の境涯へ入る)
するっていうのはいい終り方だった
と個人的には思う。
7巻あたりからの紫の顔が気持ち悪いのは私だけ?
あれで異様にマンセーぶりなのが余計鼻につく
>>661 藤壷に弟がいるのに、立太子すらしていない。
桐壷帝と藤壷との間の血縁関係が不明だから、
一見すると桐壷帝と弟宮(六条の元旦那)が、藤壷一族から
皇位を剥奪したような感じを受けますね。
歴史のノリで想像すると、藤壷の弟が皇位に相応しくないので、
または有力な貴族(左大臣・右大臣など)が桐壷帝のバックについた
ため、藤壷一族が没落した。
そのため、遠い親戚に当たる桐壷帝が即位したというイメージで見ています。
紫上の継母の一族にもっと力があれば、式部卿宮が即位していたかも?
光源氏と結婚して桐壷帝と婚戚になった紫上を苛めて憂さばらしをしていた
紫上の継母の気持ちが、ようやく分かったような気がしてきた。
>669
作者が力入れすぎてガチガチになってしまった
感じはする。気持ち悪いとまではいかんが。
逆に作者的にはあんまり思い入れがなさそうな
女三宮が個性的で結構存在感があってかわいい。
三宮はいいねえ
ぐにゃぐにゃしてそうで
個人的には藤壺タソと大君タソのルックスが好きだ(*´Д`*)
藤壷の弟?兄じゃなくて?
三宮タン・・・外見も中身もお人形っぽい
美少女(しかも超お嬢様)。少なくとも
現代なら確実に需要がありそうだ。
萌えキャラだよね。
こういう幼いキャラって三宮以外いない?
紫の上は若くてもしっかりしてたもんね。
ちい姫は…幼い頃の方がキャラ立ってた。
娘時代はまあふつうで宇治編じゃありきたりの母ちゃん。
夕顔
中の君も少々幼い感じだったね。
夕顔は子どもがいなければなーと思う。
経験がなくて何もわかりませんの、って感じではない。
>>658 それだって時代背景を考えれば至極当然。>>
勘違いしているようだけど子供は母親が育てるというのが当時の貴族社会では当然のことだよ。
よって明石が姫を育てるのが当然で、物心つく前に無理やり取り上げるほうが珍しいんだけど。
藤典侍のように子供が複数いて出仕しているから子供の世話が出来ないという事情があれば話は別だけどね。
何しろ当時の貴族社会は母系社会だから。
父系社会になるのは後世の武家社会であって。
髭黒と北の方の離婚の時に髭黒が最愛の娘を引き取れなかったのもその為。
武家社会だったら父系重視なので離婚する場合は子供は全員父親のものだけど。
ふむ、「〜〜で。」「〜だけど。」が好きなのだな
天皇の子供たちでさえ母親がどんな身分だろうと実母の手元で育つのが普通
>>681 そう考えると、明石には選択肢ないよな。
自分で育てる=「土豪の娘」ってレッテルを娘に貼り付けるなんだから。
自分で育てない=自分が表に出ないことで、娘のレッテルをいくらかでも小さくするのが父入道の意向にも沿うわけだ。
まぁ、実母出産時に死亡>乳母に育てられるってパターンも、結構居た時代だしね。
源氏が純粋に娘の将来の為だけを思っての苦渋の選択ならね。
明石の苦しみと母子の情を犠牲にしても納得できる。
でもあいつが取り上げた理由って単に紫に対するご機嫌取り。
自分だって生母を失って寂しい思いしたのに・・・。
自分が辛い思いしたからって他人を思いやれる人間になるとは限らないってことかね?
>>681=682
物言いが偉そうだって言われない?
>>687 そりゃあんたでしょ。(( ̄д ̄)) ・・・さむっ
分かりやすい人w
>>686 自分が辛い思いいをしたからって他人をおもいやれる人間に
なるとは限らないこと
全く同感
>>692 禿げ堂。
却ってひねくれるヤツが多いよ。
だから他人をおもいやれる人が尊いってことになるんだけどね。
>>673 禿同!!
この二人って好きな人との恋も実らずに若くして
死別しちゃうってとこまで似てるよね・゚・(ノД`)・゚・
豚切ってすまんが、須磨から帰ってきた後の源氏と夕霧の再会シーンて冷た過ぎないか?
かわいい盛りに離ればなれになって3年ぶりに会ったってのに「…それに夕霧か?」はないだろう。
小学生の時から違和感があったよ。
明石の中宮や冷泉には「この子は他の子よりかわいい」って描写があったのに彼にはなかったと思う。
やっぱり愛した女の子供じゃないからか。
夕霧のみならず、源氏は自分の子供に冷たいよね。
自分がガキだから。
いや、源氏は夕霧に対しては大人になって
から愛情がどんどん増して心を寄せていく
ようにみえる。最後の方では依存すらして
そうな・・・
逆に明石の姫は子供の頃は可愛がってるが
入内以後は意外と淡白というか冷淡に見える。
でも夕霧以外の子供って影薄くない?
夕霧は何気に出番多いからか裏の主人公的ポジションって感じがした
でも源氏が一番愛してたのは夕霧より明石女御より
永遠の恋人との秘めた証である冷泉帝
夕霧もちい姫もかわいいけどそれにも増して冷泉帝はっていうシーンあったよね?
それは、「秘密の子」だからという以前に、多分に三人の母親の中で一番藤壺が好きだったせいでは?
プラスして「天皇」っていう立場が実は
重要なのかもしれない。なんていうか
自分の血をひく「神」みたいな・・・
高貴な人萌えでもあるしな>源氏
冷泉帝=神格化した全き己の反復
故にこの世で最も愛しい存在
とか・・・いくらなんでもそれはないか。
冷泉帝は源氏の本来の姿だ
>>699さん
>でも源氏が一番愛してたのは夕霧より明石女御より
永遠の恋人との秘めた証である冷泉帝
「永遠の恋人」だと、源氏は思っていても肝心の藤壷はどう思っていたのかな?
「あさき〜」では想い合っていたかのような描写だけど、私は迷惑に想ってい
たような気がする。
私も藤壷は源氏好きだって思わんかったなー
無理矢理にやられて孕まされて
恨むだろうよ
>705
藤壺が(まだ桐壺院在世中に)源氏に
珍しく文の返しをしたことがあるんだけど
その歌の中で「東宮はあなたの御子だから疎ましい」
と言いきってる。言葉の少ない人物だけに
かなりのインパクト。この人って弘徴殿とは別の
恐ろしさ、というかダークさがある。
あさきの藤壺は可愛らしい感じだけどね
出家しちゃった時は私までショックだった
田辺聖子訳を読んだけど、その中ではたしかに相思相愛だったよ。
源氏との初めての夜に「あなたが元服した時はホッとした。
あのまま一緒にいたら自分の気持ちに自信が持てなかった」
「あなたを晴れて愛することのできるすべての女人がうらやましい」
と言ってた。
源氏のことは好きだけど、源氏と密通して不義の子を授かったことで
自分の輝かしい人生に泥を塗られたのが恨めしかったんじゃないかな。
寂聴さんは藤壷を、理知的な女、完璧すぎる女、自己愛の塊、と呼んでました。
あ、挫折を知らない女、とも言ってた。
源氏にはお互いの破滅を恐れて疎ましいて言ってのけたけどすごく可愛がってた
許されぬ仲ゆえに源氏に本心を見せることのできなかった切なさが(薨去直前
の回想とか)あさきではたっぷり描かれてて切なかったな
源氏に黙って出家しちゃう潔さとか政治家としての面で強かな人みたいに
思われてるけど、立場上、冷泉を守ることでしか源氏への愛を示せない可
哀想な女人だったと思う
元服前はすごく懐いてたし、琴笛に切ない思いを響かせ合ったり、若い藤
壷にとってはじいさんの桐壷帝よりよっぽど魅力的だっただろうと思うわ
世が世なら比翼の鳥、連理の枝だったのにさ。あさきほど能動的な描かれ
方はしてないけど(后の不敬なんておおっぴらに書けないよw)、襲われ
て以来罪を隠し続けなくちゃいけなかったり源氏のせいでとんでもなく辛
い思いもさせられたけど、それだけじゃなかったと思う
死んだ後に紫の上との寝物語にされて嫉妬して源氏の夢枕に立つ彼女が切ない
紫式部が後半で源氏のいやらしさをしっかり描いたのを読むと、藤壷との
悲恋も、彼に失望して衰弱していく紫の上も含めて全ての女性との恋愛が、
ただのわがまま男の暴挙にしか見えなくなるけどねw
三人の子を強引に記号化してみる
冷泉帝:天皇として立った「本来の自分」
→別格
夕霧:臣下として実権を握る「現在の自分」
→それなりに愛しい
明石の中宮:あのかつての政敵「弘徴殿の大后
になってしまった自分」→皮肉、複雑
・・・中宮は少し苦しいか。
寂聴の「女人源氏物語」だと
源氏は関わった女人達から見捨てられていくって感じだな。
朧月夜は落飾の後に、源氏がこの期に及んでもまだ
特別な恋人としての物言いしてる文に
「回向は全ての人達の中の一人としていたしますわ」とキッパリ。
落飾決めた時に太すぎる縁の糸がぶつりと切れて清々しい気持ちになったとあるし。
女三宮も源氏のいやみな歌「この子共はどこから生いでたんでしょうね」
に対し、絶対自分の心を見せるものですか!と心で言い切って源氏を拒絶。
紫でさえ、病に伏せる自分に泣いてすがる源氏を見て可哀想な人…と
精神的成長を遂げている。
みんなひっそり源氏を見限って、自分に向き合ってゆくんだなあと思った。
関係ないけど敵にまわしたくないなあと思う女人は花散里。案外一番怖い。
あ、それなんとなく同意。
清原よりも古田に怒られた方が
絶対怖い、の感覚で。
716 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/04(土) 12:47:27 ID:TzUQGDh+
精神的に一番健康かつ健全なのは雲居の雁かな?
717 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/04(土) 13:09:17 ID:05jWLnoE
>714より>715のほうがよくわかるw
ワロスw
そういや昔「究極の選択」が流行ったときに
・星野監督の蹴りをくらう
・関根監督に優しく2軍落ちを告げられる
どっち???
てのがあったのをふと思い出した
719 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/04(土) 13:45:32 ID:cJyDk4Rm
星野さんがまだ中日の監督で、阪神は最下位常連だったときの究極の選択
「中日の選手になるか、阪神の監督になるか」というのがあった。
世が世なら〜って言うけど、どっちみち源氏は立太子出来ないだろうし
結局臣下に降りて葵が添い臥しする流れは変わらなかったと思う。
わざわざ藤壷を降嫁させるとも思えんし。
すっごく甘い考えだけど、源氏が元服した時、こき殿の一族側の姫さんが
添い臥し(妻)になっててたら、ある程度こき殿と源氏は和解できただろうか。
朧月夜か、それ以外の未婚の姫さんで。
・葵は予定通り入内、左大臣家繁栄
・源氏は右大臣側からの支援が受けられる
・もし朧が源氏の妻でなく、内通したとしてもこき殿側の婿殿なのでなあなあで終わる
・ということは明石に流されない
・・「源氏とその親戚物語」になってしまってやっぱり面白くない。
722 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/04(土) 15:13:29 ID:cJyDk4Rm
源氏だって自分の母親をいびり殺した一族の娘とは結婚したくないだろう。
葵に妹がいて、その人が添い臥しだったら
問題なかっただろうな。青いは入内、源氏も
敵と姻戚にならなくて済む。
たった一人の姫を帝に100%ならない源氏にくれちゃうんだから
左大臣気前よすぎ。
桐壷帝が長男より源氏の方をよりかわいがっていたから
左大臣は源氏の将来に賭けてみたんじゃない?
源氏元服で御髪にはさみ入れる時、感動で泣きまくったって
原作にあったぐらいだし、源氏の将来もだけど、源氏本人に
萌え萌えだったんだろな。
ちょっww
一気に左大臣が変態に見えてくるなwww>源氏に萌え萌え
そういや、
葵が源氏の子を身ごもった時、一番大喜びしてたのも左大臣だしな。
自分の血統に源氏の血が混じるのがよっぽど嬉しかったんだろう。
>>728 うぅ、左大臣が最後の砦なのに(真人間の)
>>713 明石の中宮:桐壷更衣がなれなかった後宮第一位の地位につき
「桐壷一族の復活を成し遂げた自分」→かなり愛しい
ってのはどう?
葵の上は源氏より兄ちゃんに嫁いでいれば
きっと幸せになれただろうにねえ。
頭の中将の家はアットホームでいいね。
本人が明朗闊達なのもあるけど、子供が多いからわいわい賑やか。
夕霧から雲衣の雁に届いた後朝の文をみんなで回し読みして
字がうまくなっただの何だの言い合ってるシーンはほのぼのする(^^)
六条院はぬるい老人ホーム状態だもんね。
源氏の子供に対する愛情もあまり見えてこないし。
人格の差が表れてるな。
ほんと寂しい老後だよ。
晩年にひとりぼっちになったのは自業自得。
でもその源氏に最愛の息子いびり殺された頭中将の老後はどうだったんだろう。
それなりに息子や娘に大切にされて安泰だったとは思うけど。
いびってたか?
酒の席でイヤミは言ったけど。
事件発覚後も源氏はイベントの相談を柏木にしてたしねぇ。
いびりだろう、どうみても。
若さへの嫉妬、寝取られたくやしさっつーより
自分じゃ開花させらんなかった女三宮へのモヤモヤがあいまった
あの老年特有のねちこい責めが源氏らしさ丸出しで好き。
>>737 悲しみはあるけど源氏みたいに自分可愛さで悲しみに溺れるタイプじゃない。
案外スッキリとしたイイ老人になって穏やかに聖の道に入っていったと思う。
。
頭の中将が少々夕霧をいぢめたのが可愛いとさえ思える、
源氏の柏イビリは凄かったですね。
まあ理由が全然違うから勿論のことなんですが。
寝取ったら寝取られる
因果は巡るよ
744 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/04(土) 21:01:16 ID:TzUQGDh+
頭の中将の娘で入内した人、結局どうなったの?
あさきゆめみしでは、絵で勝負した時以降、目立った
話はなかったような・・・
秋好と共に嫉妬バアアと化します。
玉蔓の娘を例税院が側においたからだよね。
なにその族漢字
取り合わせの不幸だよね。
二人ともプライドの高いおぼっちゃんとお嬢ちゃんだから・・・
>源氏と葵
葵だって素直に源氏の妻になってハッピーと
喜べなかったのがもったいない、
みんなの憧れの光君なのに
葵が生きてたらどうなってただろう
>源氏の妻になってハッピー
と葵が思って、源氏と円満な夫婦であっても、
源氏は六条とつきあうだろうし
紫も連れてくる気がする。今と変わらん
>>751 紫に嫉妬して生霊化。
六条御息所との取り殺し合戦。ジャッジは源氏
もし生きていたら色々物思いは多そうだけど、
息子の夕霧とまたーりとした生活を送るんじゃないのかな、葵は。
葵が普通の正妻ならば、
六条と浮気しようが平気というか当たり前だろう
しょうがないと思うだけだな
欲しければ義理の母親だろうが、人妻だろうが寝取っておいて
死なれたら、そそくさと世間の目を気にしてほっぽり出して帰ったり、
歳とって若い奥さん貰ったら若い男に間男されたら相手を呪い殺すし…
ホント、源氏って「自分が一番可愛い」というクズ。
人間は顔がいいと得というお話です。
人間性はアレでも美しくて力のある
男(女もか?)が魅力を持つ、とゆう
のは抗いがたい現実だな・・・と
しみじみ思う今日この頃。
葵は子持だったな
忘れてたよ
子持ちというか夕霧の命とひきかえに死んだような
性格のよい美女>性格のわるい美女>性格のよいブス>性格のわるいブス
これは人類の不文律
奥さんも恋人も若くてぴちぴちした新品が良いに決まってる
腐りかけの古女房は逝ってよし
とりあえずキモメン乙
女だって、若さと美だけが女の価値だとわかってるから、
金と時間をふんだんに使って美容にいそしむんだろ?
源氏の柏木いびりは確かに酷すぎたね
何も知らずに柏木を心配してる夕霧が天使に見えた
源氏の柏木いびりは確かに壮絶。
でも自業自得なので柏木に情状酌量の余地はねえなあ。
もし源氏が三宮を責めず、純粋に妻の復讐としてレイプ男に天誅するのが目的で苛めたんなら読者の支持はかなり違ったと思う
葵はまだ若くて美人でたしなみな教養もばっちり合った
古女房というにはまだ早い
雲井の雁もまだ若いけどこっちは典型的な古女房だったなぁ
柏木はそんなにいびられてなくね?
むしろ三宮のほうが
若さと美だけが女の価値なわけない。
若くて綺麗でもバカだったら話にならん。
じゃあおまい、何も美容してないの?
何でそう極端から極端にしか考えられないんだろ。
まあ、とりあえずキモメン乙と。
だって女が若さをキープしようとしてるのは
若さだけが財産だと思ってるからでしょ?
「人間は外見じゃない、性格だ」とは言うけど
美人が得をするのが現実だからねえ・・・ orz
スレ違いすまそ
源典侍最強じゃね?
源氏と頭中将、両方とセクース。
まあ「若さと美貌だけが価値」は男もそうだわな
生まれ持ったor努力して得た身分・財産があれば別だが
>773
身体の関係はあったんだろうか?
自分は行為の前に寝た、と勝手に解釈してるw
私も行為があったか気になる。
仮になかったとしてもばあさんとやろうとした時点であの二人は勇者
昔の「逢ふ」はイコール「せっくす」ですよ
柏木は繊細すぎだろー、
三宮に恋する前は上昇思考の普通の公達だったのに
源氏にばれてから勝手に衰弱死したような
藤壺(義母/亡き母親そっくり)
葵上(親友の妹/ツンデレ)
空蝉(人妻レイプ)
六条御息所(未亡人/インテリ/嫉妬深い)
夕顔(親友の元セフレ)
紫の上(ロリ/活発系/藤壺の面影あり)
末摘花(ブサ)
源典侍(エロ年増)
朧月夜(奔放娘/敵対してる家の令嬢)
花散里(癒し系)
明石の上(田舎娘/田舎育ちのコンプレックス持ち)
「それ何てエロゲ?」っていう感じですね。
三宮(ロリ/白痴美/後にNTR)
もヨロ
確かに源氏のイビリは坊ちゃん柏木にはきつかったかもしれんが
三宮の迷惑考えたら自業自得だな。
もうちょい図太い性格だったら長生きしただろう。
何にせよ最後は自滅って感じ。
哀れは柏木に尽きるね。
こういう形で源氏に罪の報いを受けさせた紫式部は本当にすごいと思う。
桐壷帝は冷泉帝が自分の子ではないって知ってたのかな
「あさき」ではばれていたような気がする
源氏の子ってしってたような
桐壺帝も色々落ち度のある人ではあるが
慈父であること最上だった。
コキュになった時には普通源氏のような態度に出るけど
判ってて黙ってる度量の広さ…
朱雀もことが世間に露見し、こきでんによって制裁という形になったが
個人としては源氏・朧月夜に恨みはもってない。
(不思議なのは自分の姫を源氏に嫁がせる心境だけど)
…やっぱ帝の位に上る人とそうじゃない人との違い、かなあ?
桐壷院<あなた(藤壷)にもすまぬことをした…許してほしいあなたにも源氏にも
桐壷に似てるからという我侭で若い藤壷を妻にしたこと、源氏を臣下に下したこと
を申し訳ないと思って、ふたりの仲も子供のことも黙認してたのかな
桐壷院の冷泉への溺愛は、藤壷と最愛の息子への償いだった?
桐壷院、度量が広いから黙認したというより
彼にとって藤壷は妻というより娘だったんだと思う。
だから最愛の子供同士の恋愛という見方で源氏との不義も許容できたし、
「許してほしい…」という言い方になった。
源氏にとって三宮は愛玩物。そりゃ取られたら切れるわな。
桐壺帝も色々落ち度のある人ではあるが
慈父であること最上だった。 >>
源氏に限っていえばそうなるね。
でも全ての子供たちの父として考えると最悪。
平気で差別するから。
単に源氏を偏愛しているだけ。
朱雀院なんて跡継ぎなんだから彼を一番尊重するのが常識。
それなのに元服にしたって源氏のほうを盛大にしたりして
現代で言えば正妻が生んだ長男をないがしろにして妾が産んだ次男を愛すること。
よくぐれなかったと褒めてやりたい
そうだね〜朱雀さん偉い。
代わって弘徽殿さんがハッパかけたり妹の六の君を守り立てたり
八面六臂の活躍でした。
更にママ弘徽殿の言いなりのボクちゃんでもなかったな。
源氏が流浪してる間、右大臣一派はブイブイいわしてたんだろうけど
「寵妃を盗むのはいかんが、何もそこまで」の声は絶えなかったろうし、
八宮擁立など強引で性急な弘徽殿さんのやり方も無理があった。
更に朱雀を除く一派の頭:右大臣逝去もあったりして大変だったんだろうな…
源氏が返り咲いた時に宮廷が荒んでなかったのは朱雀の頑張りかな。
夕霧カッコい〜(≧∇≦)
中の君タン可愛ええ・・・
宇治姉妹はマリみてチックで萌え
桐壺帝にとって源氏は最愛の息子だったけれど
源氏にとって柏木は単なる友人の息子にすぎないから
度量の広さはさておいても態度に差が出るのは当然だと思う
藤壺を寝取ったのが源氏でなかったら桐壺帝も怒ったかもしれないし
ではもし夕霧が紫の上を寝取ったら・・・
そして紫に子供が出来たら・・・
793 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/06(月) 23:34:31 ID:80aSGAnd
奴は間違いなく呪い殺すだろうな
>>793 いったい、誰を?
源氏だったら夕霧と紫の上と子供三人まとめてってのが一番あり得るかも。
愛しさ余って憎さ百倍とかで。
愛しさと切なさと糸井重里か
なにその嘉門
平安前期の流行り歌にございます
源氏→藤壺
夕霧→紫
同じ顔でやってる事もリークしてて面白いね
夕霧は行動に移すほどアホじゃなかったけどな。
夕霧に紫の上を寝取られて、自分のしたことを反省させればよかったんだよ。
だけど
「なにかあっては」
てんで、夕霧には決して紫の上を見せなかったんでしょ?
やっぱ、姑息な男はどこまでも姑息だわ。
オレが京町の夜盗だったら、葵の上の寝所に忍び込んで力ずくでレイプするよ
みんなにばらすぞと脅しておけば毎晩やれる
そしてオレと葵の子とは知らずに源氏のぼっちゃんは赤子を抱くわけだ
その前に警備の連中に斬られてあぼーん。
夕霧と冷泉って元服するまでは仲良かったけどその後どうなったんだろう
いくら女房の手引きとはいえ二度もレイプ男に侵入させる
六条院の警備態勢ってどうよ。
セコムしてても泥棒は入るんだからしょーがねーだろ
2回なの?
あさきでは2回しかその場面出てこないけど、
もっと会ってるんだと思ってた。
髭黒と柏木のことかと思ったんだけど
>>804 房のところに通いにきたと思わせられるからね。
だから女房さえ味方につければ警備はすんなりパスできるかと。
皇居もその手で入れるかな
「侍従の遠い親戚の同級生の近所の者です」って忍びcom.
源氏のあれは鬘で夜になると外して黒づくめ、長髪巻き毛の装束で
そのへん泥棒して貧しい人にお金ばらまくんだよ。
>>810 ……なんか懐かしすぎて泣けてきた。
あれが初大和和紀だったんだよなー、思えば。
まさか後年、御本人が原典の方までマンガに
するとは思わなかったっけ。
疾風キター
ところであなたなぜ疾風のような格好を
ふと思ったけど、源氏がそもそも父親似だったら、その後の諸々のもめごとも起きなかったんでは?
源氏が桐壺帝に偏愛されたのも、弘徽殿の女御に憎まれたのも桐壺の子であることに母親似だったことが輪をかけてるみたいだし。
くーろは強いぞ
おいたわしや編集長・・・
お先マッフラーはいかがですか。
スレ違ってる
大和和紀といえば『はいからさんが通る』だな
結婚前の三択:
1)__と2人で人生(でも趣味でもいい)を語り合っている姿を想像できるか
2)__と2人で子供を育てている姿を想像できるか
3)__が自分のおへそに付いたクリームを舐めている姿を想像できるか
3問全部○でなかったらその結婚は×
必ず失敗する・・・そうだ
はいからさんでそんなセリフあったっけ
819 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/08(水) 08:03:51 ID:tg+xGO4J
マジレスすると、無い
同じ顔でも夕霧や藤壺は好きなのに
源氏と紫の上はなんだかいけ好かないんだよな
そして冷泉と桐壺は視界にも入らないくらい影薄い
疾風話でまた恐縮ですが
編集長、疾風の子孫なら皇族じゃんと今さらながらつっこみたくなりました。
>>821 (あくまで「ラブ・パック」世界での話として)「主上の脇腹の弟」は
女御誘拐事件以前に死んだことになってるし、御所から逃亡した
時点で縁は切れてるでしょ。
二人ともたくましく、庶民として生きていったんではないかと。
…個人的には、矢で瀕死に近い傷を受けたであろう疾風が、ケガを
治して御所に忍び込んでくるまで、どこでどうやってすごしていたのか
気になるけど。
そういやあの朱雀帝(とは書かれていないが)はいいヤツだったなあ・・・・
「ラブ・パック」面白そうだな。
コメディーなのにシリアス風味?
絵が今と全然違うから受け付けるかどうか・・・・私は好きだけど。
あさきの原点だと思って読んでみるといいかも。
いや、どこが原点?とか言われそうだけどw
ふと思ったけど明石で育ったとはいえ大勢の女房にかしずかれたお嬢さまの明石の上。
大臣家出身の父と宮家出身の母の教育のおかげでたしなみも教養も気品も内親王クラス。
それなのに田舎育ちというだけで田舎娘と蔑称されている。
その明石の上よりもずっと田舎で育って、しかも正真正銘庶民育ち。
教養もない乳母夫婦に育てられ大した教育受けてない玉鬘はどうして田舎娘呼ばわりされてないの?
>>824 今読むと、時事ネタとか編集似のキャラを出した
楽屋オチとかが意味不明かも。
コメディなのと描かれてた時代のこともあって、考証は
あってなきがごとしだしね。
私は(『恋の季節』を聞いてた当初から)「夜明けの
コーヒー」の意味がわからなくて、ラブ・パックで
「後朝」とイコールで説明されてたのを読んで、
初めて理解したw
>826いや、言う人は言っていたと思うよ。明石のようにメインキャラの期間が
短い(髭黒夫人になってからはチョコチョコしか出てこない)から、中傷が
目立たなかっただけだと思う。
ただ、明石は、実父 明石入道
後見人 なし
出生地 明石
玉蔓は、実父 頭の君
後見人としての養父母や義弟 源氏、花散里、夕霧
出生地 京都
というだけでも、かなり明石の君は不利。明石から京に着てからも、
桂のあたりに隠遁のような生活→洛中へ、だから、事情を知らない人からみたら、
まさに馬の骨扱いだったんじゃないのかな。
>826
田舎育ちなのにもったいぶってる、とみなされる明石
田舎育ちだがつつましく上品な、とみなされる玉鬘
の違い
本人には全く悪気もなく特に非があるわけではないんだけど
どうも周囲の癇に障る人、の典型例ですな。
明石の上はちょっとばかり自意識過剰だったのかな…。
源氏の妻になったかならないかで、嫉妬する者の
数や度合いが全然違うだろうからね。
きっとあのまま源氏とくっついてたら、中傷は多かったと思う。
源氏が桂時代の明石を尋ねて帰る朝、明石が別れの悲しさに
臥せっていると女房から聞かされて、現時が「貴婦人めかしすぎることよ」
と思っていた。
玉蔓は、源氏が部屋に来てハグしてきたり、身体撫で回されて
これでは紫の上に申し訳ない、いっそ宮仕えした方がいいのではと悩む。
こういう部分がつつましく見えたのかな。
自意識過剰かな?あれほど自分の身分を卑下して日陰に徹するひとはいないよ。
最初はあれほど明石に嫉妬してた紫の上ですら憐れに思うようになったくらい自分を捨ててる。
玉鬘はそういう気遣いはいっさいせずに生活してるし。
不憫なのは義父のセクハラと旦那のレイプだけど、それを除いたらかなりのびのびしている。
自分は田舎育ちで宮中にあがれるような教養もないということも考えてないみたいだし。
天真爛漫でそこまで考えなかっただけかな?
正直、明石は子供が居なかったら、末摘や空蝉くらいの扱い受けてたと思う。
または、最悪、源氏が京に戻った途端忘れられ、
京に呼ばれることも無かったかも。
いや、私は好きなんだけどね明石の上。静かな強さが。
明石の上と宇治中の君に共通する部分が、
「明石で一生いた方が幸せだったのかも」
「宇治でお姉さまと暮らしていた頃の方が幸せだったかも」
とか、もう後戻りのできない琴をいつまでも何回も何回も反芻するとこかな。
他の姫も、それなりに悩んではいても、葵のように弱みをみせなかったり、
朧のようにぽーんと飛び越えたり、朝顔のように突っぱねたり、
末積むのように餓死寸前まで耐えてみたり、
玉蔓のようにレイープされてもまだ「ここが私の生きる場所」と言う自我がある。
明石も中の君も、正妻ではない苦労はあったにしろ、他の妻が得られなかった
子供や、身分の割にいい待遇受けていながら、いつまでも
湿った空気を漂わすところは、あまり好きになれなかった。
>834
スキー場や海水浴場の恋みたいなもんですな
日影なのか、日向なのか分からん物言いがうざかったのかな
しかし、宇治十帖の悲劇の一番の原因は大君の性格と彼女の死によるもんだろうな。
薫と匂宮がああいう性格でも、大君が薫と結婚して彼の屋敷に同居してれば、浮舟の出る幕もないし、中君が空想したように、めでたしめでたしで終わったろうに。
唐突ですが、、、
黒鬚が手を出さなかったら、源氏にヤラれてますかね?
玉鬘。
ヤラれてないに一票。
冷泉帝への話が進んでいたし、やるつもりならそれ以前にやっていたと思う。
>>834 明石が産んだ子が男でも、そういう扱いを受けていたと思う。
彼女の強運は宮中に上げることのできる「女」を産んだこと。
これによって天皇の外戚として源氏は勢力をふるうことができるのだから。
でも秋好を養女に出来たことのが大きいよ。
中宮の親としてふんぞり返れるし、六条の遺産かっぱらってぬるい老人ホーム
建てられたし。
しかし妻は呪い殺される
>839
とりあえず冷泉帝へやっといて、宿下がりの時に逢えるじゃん
みたいな源氏の思惑が原文の方にあったような憶えがある。
>844
('A`)ウワァ・・
今更だけど柏木の顔が後に出てくるのと全然違うのが気になる
コミクス6巻では後に出てくるのと同じなのに7巻の近江の君紅梅と
一緒にいるところだけ、どう見ても別人ってか夕霧?っぽいんだけど
文庫版で衣装だの調度だの絵合あたりの人物の輪郭だの訂正するぐらいだったら
柏木の顔直せばよかったのに
あと初出の秋好中宮も
話戻すけど
夕霧の扱いが云々って「中の劣る方」ってのと
頭中系の血の入った人間の末路があんまり・・・なのと関係してるのかな?
>>778 また亀だけど
「源氏物語をエロゲに」ってスレがあったようなwwww
>>846 私も秋好中宮と柏木は気になってた
>>844 頭中の勘繰りの内容がそれだった。
源氏の所にいて処女なわけないじゃん、って。
あさきでは夕霧が源氏に敢えて伝えて様子を窺う。
内心痛い所突いてくると思うがさりげに流す。
明石は物凄いプライドの塊。その裏返しの卑下。
裏方に徹して常に自分を低く低くしてみせるというのが自意識過剰な気がする。
こういうのが雰囲気で伝わって、何かモヤモヤするんじゃ?
言動に非の打ち所がないだけに誰も表立って嫌ったり批判したりはしないが。
お利口さんな感じでちょっと警戒しちゃうかも。
紫は高雅さ、趣味の良さ、とりわけ源氏が彼女に一目置いているという点で
負けられない女性と見てるようだね。
850 :
844:2006/03/09(木) 15:33:15 ID:???
原文を探してきた。帝とか具体的ではなかったです。スマソ
「常夏」
原文:さはまた、さて、ここながらかしづき据ゑて、さるべき折々に、はかなくうち忍び、ものをも聞こえて慰みなむや。
かくまだ世馴れぬほどの、わづらはしさにこそ、心苦しくはありけれ、おのづから関守強くとも、ものの心知りそめ、いとほしき思ひなくて、
わが心も思ひ入りなば、しげくとも障はらじかし」と思し寄る、いとけしからぬことなりや。
現代語訳:それならばまた、結婚させて、ここに置いたまま大切にお世話して、適当な折々に、こっそりと会い、お話申して心を慰めることにしようか。
このようにまだ結婚していないうちに、口説くことは面倒で、お気の毒であるが、自然と夫が手強くとも、男女の情が分るようになり、こちらがかわいそうだと思う気持ちがなくて、
熱心に口説いたならば、いくら人目が多くても差し障りはあるまい」とお考えになる、実にけしからぬ考えである。
ちなみに>849さんのご指摘はこの部分↓ですね。
「藤袴」
現代語訳:「内々でも、立派な方々が、長年連れ添っていらっしゃるので、その夫人の一人にはなさることができないので、捨てる気持ち半分でこのように譲ることにし、
通り一遍の宮仕えをさせて、自分のものにしようとお考えになっているのは、たいそう賢くよいやり方だと、感謝申されていたと、はっきりとある人が言っておりましたことです」
と、たいそう改まった態度でお話し申し上げなさるので、「なるほど、そのようにお考えなのだろう」とお思いになると、気の毒になって、
「たいそうとんでもないふうにお考えになったものだな。隅々まで考えを廻らすご気性からなのだろう。今に自然と、どちらにしても、はっきりすることがあろう。思慮の浅いことよ」
とお笑いになる。ご様子はきっぱりしているが、やはり、疑問は残る。大臣も、
「やはりそうか。このように人は推量するのに、その思惑どおりのことがあったら、まことに残念でひねくれたようだろうに。あの内大臣に、何とかして、このような身の潔白なさまをお知らせ申したいものだ」
とお思いになると、「なるほど、宮仕えということにして、はっきりと分からないようにごまかした懸想を、よくもお見抜きになったものだ」と、気味悪いほどに思わずにはいらっしゃれない。
正月に贈られた衣装に合わせて部屋の調度品を唐風に整え、
趣味の良い香を焚いてたってのがすごいと思った>明石
いつ訪れるかわからない男のためにぬかりなく過ごして
生活臭を感じさせないのって愛人の鑑だよな。
>>850 まだ結婚してない内に口説くのは面倒でって……
じゃあお前はいつどうやって口説くのかと小一時kry
そもそも口説いてもいけないわけだが
実にけしからぬ考えだ。
それが源氏クオリティ
口説く=セックス かもよ。
まだ結婚してないうちにヤっちゃうのは面倒だから
結婚した後で言い寄ろう、とか。
そういや軒端の萩の事も、結婚しちゃったけど情人にするには良いかもとか
思ってたからな。
帝に処女のまま玉蔓を差し出しといて、里帰りした時には
もう開通しているから、後は何回エチーしようがバレない、と
思ってたんでは。
>>851 禿同。
雲衣雁は夕霧には熱愛されたけど、もし相手が源氏だったら
あまり愛されなかっただろうな。生活臭ありあり。
源氏は二宮を選ぶタイプ。でも源氏に好かれない方が良いと思う。
夕霧の方が何倍もマシ。
もうエロゲ化していい気がする
タイトル募集
「ヘソ下三寸物語」
でも二宮は柏木よりも夕霧との結婚の方が結果的に幸せになれたね
>>857 熱愛なんてされてないけど。
単に夕霧は色恋沙汰にあまり興味なかったから波風たたなかっただけ。
某解説本でも雲居の雁は『昼も夜も夫を満足させられない』とあった。
だからいざというときには夕霧はさっさと他の女にいってしまったと。
でも雲井の雁がラッキーなのは夕霧が律儀な人間だった事だな。
律儀な人間なので長年連れ添った妻を邪険には扱わない。
源氏だったらと思うと・・・おお、おそろしや
>>856 それ、オモタwww
しかしなぁ。。。。息子の幸せも考えてやれよ・・・って思うワケで・・・
源氏の中では自分を中心に世界が回ってるから。
>>861 自分が読んだ本では、夕霧はあっちの方も律儀で、夫婦というものは
やらなきゃいけないもんと思ってたらしく、雲井の雁を毎晩抱いていた。
雲井の雁はもう快楽とかじゃなく義務的に抱かれてたという。
でも普通の夫婦はそんなもんだよね。昼も夜も満足する夫婦なんて……フッ
落葉を迎え入れてからは、落葉と雲居を一日おきに通ってたんだよね。
あれ?五節は?
なるほど…さすが「まめ人」と言われるだけのことはある。
それじゃあ子沢山なのも当然だわな。
まめ人とまれ人
一文字違いがおお違い
>でも普通の夫婦はそんなもんだよね。昼も夜も満足する夫婦なんて……フッ
そんなことないよ? ……ウフッ♥
雲居が「藤は宮仕えで家庭をもつわけじゃないし」
とか言ってたが、藤にも子供たくさんいたよね。
専業主婦ではないという意味なん?
それは私もよくわからない
それはこの私にもよくわからない
それはさすがの私にもよくわからない
三宮降嫁が決まった時に、紫の上に
「心中お察ししますわ」って手紙を出した姫が結局誰だったのか。
>>873 うろ覚えだけど、橋本の窯変だと、花散里が出したことにしてたな。
確かに、二条東院の空蝉なんかは出さないだろうし、明石も娘にかまけてるだろうから出さないだろう。
今更、外の女が送りつけてくるとも思えない。
隣に住んでいて(南東と北東)それなりに重んじられては居るが、夜の方はとんとご無沙汰の花散里っぽいのである。
「数ならぬ身」ってくらいだから、メインではないちょっと手ぇ出してみたってくらいの女かと思ってた
空気を読むのに長けていそうな花散里が、その時に、そういう
手紙を出すかな?という疑問はある。
もし平安時代に副妻に降格した元正妻宛に、もとから副妻である人が
手紙で励ますのが当時の常識ならば、花散里かもしれないな、とも思うけど。
空気読めませんキャラ代表の末摘花とかならイメージ湧きやすいw
でも末摘花には「数ならぬ身のわたくし」という
発想そのものがないような気もする。
お正月に、源氏へ正妻格の贈り物するくらいだし…。
それと花散里は、イヤミや皮肉を表に出す(というか、
そういうことを人に言う)タイプじゃないと思うなあ。
本人も若い頃、結構影でいろいろ言われてた経験が
あるわけだし。
軒端荻クラスの、(源氏視点では)どーでもいいような
女がいたんじゃないかね。
六条があの世から
自分は空気読めない末摘花に1票かな。
「数ならぬ身のわたくし」は、実際そう思っているかどうかではなく、
こういう文や歌の時の決り文句ではないかと。
本当に「数ならぬ身」の女の場合、紫上にいきなり文は出せないと思う。
>879
ガクガクプルプル
いや源氏はいろいろ手出しまくってるから名前出てきてない女人じゃないかな。
五節の君とか、中将や中務も源氏の召人だし女房がチラッと嫌味言ってみた可能性も。
私は、末摘花に古くから仕える老女房が
「うちの姫さまの恨みを晴らすチャンス」とばかりに
送ったのだと思っていた。
確かにちょろっとイヤミ言うのに絶好のチャンスだった感じ。
紫なら後々それをネタに攻撃なんてしないタイプだし。
女官達は手紙候補から外した方がいいかな?
紫付きの女官はまさかそんな事しないし、他の女君付きの人らも
主人さしおいてはしないよね。
あさき初期の、こきでんさんの周りに侍ってる人らの言動が
いかにも宮廷らしくて好きだった。
香合わせの場で桐壷が結構やるじゃなーい、の時に
「ホホホ下々の者は鼻が利くと申しますわよ」とか言ってるイジワル連。
源氏が長ずるにつれ、いなくなっちゃった。
「ホホホ下々の者は鼻が利くと申しますわよ」
高貴な方々は、さぞかし鼻が鈍かったんでしょうね。
廊下にウンコまいてイジワルするんだからね、、、
源氏自身は子種少ないのに夕霧も明石姫も子沢山。
冷泉院だけが種無しの遺伝子受け継いだかと思うとちょっと可哀相。
仏教的思想からいえば、正統な子供たちはちゃんと子供がいて
不義でできた子供はその罪から子供出来ないってことみたいだし。
どうせなら、その業を最後まで通してくれればいいのに。
なぜおまけみたいな宇治十帖で玉鬘娘に二人も生ませるのかな。
例えば、その二人の子供が実は不義の子供だとかだったら納得できたけど。
源氏の罪のせいで、その子供は不義の子供しか得られなかったということで。
やり方が幼稚だよね。
きれいな衣装を着た女房たちがウンコを運んで
渡り廊下を歩いてるとこを考えたら笑えるw
お便所用箱を洗う下っ端の娘さんだろうな>ウンコをまいた係
目的を達成した後に廊下を掃除したんだろうけれども、部屋や
きらびやかな衣装に臭いが付いたかもと想像すると、苦笑いする。
お香で、ウンコの臭いは取れませんw なんて。
弘徽殿さんが首謀者かどうかはさておき、後宮のボスには事前に
知らされていたんだろうな。
何だか、権力があって性格も怖いけど、何処か抜けているボスかも。
プライド高くて知性のある弘徽殿さんが
あんな低俗なことを指示するかしら。
文句があるなら弘徽殿にいらっしゃ〜い♪
おまえの本当の母親は…マルティーヌ・ガブリエル…
…ガブリガブリと噛むからガブリエル…(がっくり)
>>869 遅レスだけど、「夕霧の正式な妻になってるわけではないし」という意味では?
正式な儀式・習慣に則った結婚ではなくて、せいぜい恋人か下手したら八の宮と浮舟の母親みたいな主従関係に過ぎなかったのかも。
みんなうんこうんこ言ってるけど、あれはうんこじゃないだろ
>892はミケ
>>893 そういう話題が好きな人が必ずいるのよ。
お決まりのヨーロッパ(フランス)の風呂・トイレ事情とかもさ。
あのへんウンコって書いてないよね?
明言はされてないがたぶんうんこ
って話じゃなかったっけ?
文庫版を買って読んだ
六条の御息所と朧月夜をちょっとひっぱり過ぎと思った
六条は伊勢に行く前の別れ、朧月夜は須磨から戻った後の別れの場面
がすごく良かったので
あと空蝉も逢坂の関ですれちがったのが良かったのに
その後ひきとっててちょっとがっかりした
惟光カワイイよ惟光
女の不幸がいつまでも御息所の死霊の所為になるのも、
朧月夜が出家するまで縁が切れないのも、
空蝉があとで引き取られるのも、
紫式部の平安時代読者向けサービスと思われるので、21世紀のわれわれがとやかく言うのは野暮だと思う。
死別、出家、以外に別れたのないね
後は、門前払い(朝顔)、他の男に横取りされ(玉鬘)、放置(二条院の女君)?
六条と朧月夜の別れのシーンは盛り上がったからね
もう会わないのかと思いきやオイオイまたかよって感じがあった。
時代や環境のせいなのか?と思ったけど光源氏の性格かな
空蝉の場合はよりを戻したのではなくあくまでも昔の女が路頭に守っていたので生活を保護してやっただけなのでありだと思う。
六条もよりを戻す為にいったのではなく死に際の最後の別れだったからあれもいい。
ただ朧月夜だけはいただけない。綺麗に別れたくせにずるずるとより戻すんだもの。
いくら二人が性欲にだらしない人間でもあれは納得できなかったな
空蝉は逢坂ですれちがっただけで
もう話に出て来ないほうが浪漫チックだったとは思う
朧月夜とのずるずるは確かにいただけないんだけど
その一方で彼女とはやっぱりこうでなくちゃ、とも思う
源氏と朧月夜のアッチの相性がよっぽど合ってたんでしょうよ
落飾してもイイワ、もう。と決意するくらい
思い残すことなく完全燃焼したんでしょう。
若い頃の禁断のキケンな逢瀬も中年の今となっては単なる焼けぼっくい。
瑞々しい恋も年をとるのよ。
綺麗なだけじゃなくって萎えな所も知って見極める…朧にとって必要な作業だったんだろうね。
さすがの源氏も尼さんになっては手を出せないんだね
母子とヤることに対しては何とも思ってないのにね。
(秋好中宮・玉鬘)
でも人妻(しかも父の妻、息子の妻)というタブーはないらしい
いや親子丼はタブーと思ってないだろ。むしろ狙ってた。
やり損ねただけで。
911 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/11(土) 20:42:21 ID:1pkiraZl
源氏は雲居の雁はタイプ全然じゃないだろうね。
なんとなくだけど、そう思う。
>>911 たぶん、そうだろうね。
好みだったら息子の嫁でも平気で手を出してそうだからな。
葵の上といい、理屈をこねる女は好みじゃないんだろう。
雲井の雁は理屈を通す理知的な女じゃなくて感情タイプだと思うけど。
彼女は現代でいえばオバタリアンだからとてもじゃないが女の好みにうるさい源氏にはタイプ以前の問題だよ。
ただ二宮と藤典侍なら手を出す可能性は大いにあると思う
源氏って女にだらしなくて頭にくる事もあるんだけど
男の人に対しても情が深く、尊敬の念を持って接するんだよね
あの柏木の事も優れた部分は認めてたし。
男女問わず人の良い所を見つけて褒める天才だなと思う
三宮には呆れてばっかりだったけどw
なんかそういう所でイマイチ憎めない
空蝉の弟の小君とのやりとりとか好きだな
916 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/11(土) 23:06:16 ID:1pkiraZl
二宮は微妙だな。夕霧と合奏した時に文句つけてたし。
二宮の母親には好意を持ってたけど。
のちの金次郎である
918 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/12(日) 01:27:13 ID:dbQNMT6j
>>896 原作で?
せいぜい泥水だと思ってたよ。
昔読んだ学習漫画ではネズミの死骸や魚の骨になってた
しかし宮中に汚物を撒き散らしてもいいんだろうか?
寂聴の解説本ではウンコになってたような
久しぶりに宇治十帖編を読んでみた。
夕霧がどこか患ってるのかと思うくらいやつれてて驚いた。
薫は吉岡秀隆、匂の宮は押尾学でFAだと思った。
排泄物は樋洗童が部屋から運び出すわけだから、その手の偶発事故は結構あったんじゃないかと思う。
わざとぶちまける、故意の事象も実際にあったんじゃないかなぁ。
蛍を部屋に撒くのも実際にあったんだろうなーと思う。
想像だけであんな美しいシーンは書けないよ。
↑おお、スカトロ話で盛り上がってる時に一服の清涼剤
うぅ、蛍が部屋中にワラワラ飛んでるなんて自分ならヤだ(((( ;TДT))))ガクガクブルブル
蛍が部屋中ウロウロは趣があるけど、自分が手を出そうとしている娘を異父弟に見せびらかしたいという源氏のセクハラ動機がいただけない
>>925 寂聴版では目元にとまったりもしてた。ヒイイー
>>926 蛍兵部卿宮だと「異母弟」では?
「異父弟」だとまるで
母(女御?更衣?)が浮(ry
源氏物語とは直接関係ないけど、
玉鬘のその場面に憧れて…自分もいっぱい捕まえて…翌日の夜にフタ開けたら、
中のホタルが全部 あぼーーーーーーん してたの。
普通の虫を殺したのと違って、もの凄い『罪悪感』に苛まれた。
普通の虫を殺生した罪悪感より、2段階も3段階も上の、、、あの罪悪感は
何でしょう?
にいちゃん、なんでホタルすぐ死んでしまうん?
「普通の虫」などと差別しているおまえの醜い心のせい
普通の虫より上だと思ってるから心が痛むんでしょうね
このスレ、三ヶ月で消費か
935 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/12(日) 20:15:53 ID:AcHxwUZF
そういえば細雪でも蛍は死んでたな。
ハエとかゴ○ブ○よりは体が弱いのかも?
弱いからこそ愛でられている・・・・・・
わたしは虫全般だめだ・・・・いくら美しかろうと。
なんか宮中湿っぽそうだから、カマドウマとかいっぱいはい上がってそう。
弱いっつーか、蛍は成虫になるとエサ食べないからね。
体の構造上、水だけしか飲めなくなって、全エネルギーを
子孫残すことだけに使ってあぼーん。
幼虫はきれいな水があるところでないと生きられないから、
成虫になった蛍捕まえて部屋に放すってのは、事実上の
断種みたいなもんで。
…どーでもいいことだけど、日中に光ってない蛍をみると、
ゴキとあんまり区別がつかないんだよな……。
流して読んでたから、
瀬戸内寂聴の目元にウンコがついてたのかと…
やっぱり沸いてくるね、スカ好きなやつ。
お前だろ
源氏物語にはウンコなんて存在しません!!!
て感じか
源氏が右大臣家の藤の宴に招かれたとき
「桜」の直衣を着て行ったのって
「藤の一族」藤原氏と張り合うためか?
なんかカッコイイぞ源氏。
光GENJI
高校時代、友達と本気でアイドルになろうと誓いあったことがある。
お互いの推薦書をプロダクションに送ろうとか、
テレビ用のニックネームを決めようとか、もちろんサインの練習もした。
私は当時ファンだった光GENJIの赤坂晃に仕事先で会った時の挨拶を練習していた。
しかも付き合いだしてマスコミ用の言い訳コメントまで考え出す始末。妄想大爆発。
友人は学校に大沢樹生が迎えに来る妄想を爆発させていた。
あのエネルギーをなぜ勉学につぎ込まなかったか悔やまれる。
思いっきりスレ違い
>>943 直衣といえば、雲居の雁のことを許された夕霧が
源氏の見立てwで着てきた直衣も良かった。
このころの夕霧はカワイイしな。宇治十帖ではオッサンで萎え
宇治十帖で子供の愚痴を会話のネタにしている夕霧と明石中宮の兄妹を見ると、かつて、人形遊びしてた可憐な二人がこうなるのかと複雑な思いがする。
「あさき」のなかでこの兄妹二人だけの場面て確か、この二カ所だけだったと思うからなおさら対比的なのかも知れないけど。
>>947 禿同。髪型も変わっていきなりカッコよくなってたな>夕霧
宇治十帖は確かにオッサン源氏そのものだったけど、
でもよくよく考えてみればあれ4、50才は軽く超えてんだよな…
>>920 田辺さんも「お下の排泄物」とかそんな感じに書いてた
>>949 4,50ならオッサンで当然か
逆に雲居と結婚したときはまだ10代だよね?初々しいわけだ
>>951 田辺聖子の新源氏物語は桐壷の章が省かれていたはずだが
ニキ太かボア夫か忘れたが、「愛で男」って連載がある。
雑誌購入層の30代女性より年下のイケメンを載せてるだけ。
つい、六条御息所を思い出しちゃうんだが、彼女が源氏と会ってたとき、20代だったんだよね。
それで年増女ポジション…
テラセツナス
10代前半が結婚適齢期の世の中だから20代はそうなっちゃうんだろうね。
ついでに源氏と8才離れているから年齢差という面でも仕方がない。
これで気になっていたのが宇治十帖。
初登場時点で大君と中君はすでに20過ぎ。
当時の感覚ではもうとうが立っているよね……。
>>956 江川のだと16歳の葵が「おばさん」って自分で言ってたしね
玉鬘も発掘された時は結構イイ年齢だったかと
16でおばさんか〜。
セブンティーンの最新号の特集で、「二歳年上に見せる」とかあったぞ。
平安のころのセブンティーンは「二歳年下に見せる」だったのかなあ。
平安セブンティーン「年増と言われないテク119連発☆」「男子の好きな書(ふみ)」
平安小学六年生「艶髪で彼を落とせ!」「読者の相談:おにいさまが無理やり襲うんです(>_<)」
平安なかよし「女房文学シュガシュガルーン」「お主上は心配症」
平安婦人公論「尼になって第二の青春」
準太上天皇の正装はどうするんだろう?
天皇と同じ・・・・・じゃ不敬すぎるのかな?
しつこい
春厨ども、ケンカはよそでやっとくれ。
んじゃ流れを変えますか。
レイプ後の身のとりなし方が見事だったとたびたび讃えられる玉鬘ですが、
どのへんが良かったの?状況に流されてるようにしか見えませんが。
・帝の希望で一旦宮中に入ったけど髭黒に無理やり連れ帰られたようにみせて
「この結婚は本意ではない」ということを周りに知らしめたこと。
・髭黒邸に迎えられたあとは気持ちを切り替えて子供を次々と産み、
在宅で仕事をこなし、右大将夫人としての地位をゆるぎないものにしたこと。
このへんかな? 補足プリーズ。
>>969さんの言う通りで間違いないと思うけど、
あとは黒鬚を招き入れた女房(だよね?)を、すぐに遠ざけたこと。
「私はイヤ!」って意思表示になるし、宮中に上がらせようとした源氏の顔も
立つ。
あとは、、、やはり源氏に手を出させなかった…
これが一番かな???
そういえば源氏が三宮に玉鬘の半分でも知能があったらこんなことにはならなかったといってたけどあれは酷すぎるって。
無理やりレイプされたのは同じじゃん。ただ独身だったか人妻だったかってだけで。
誰だろうと三宮の立場になったらああなっちまうって。
三宮の落ち度といえば姿見られただけで、でもあの程度で内親王兼準太上天皇奥方をレイプするきっかけになるか普通?
まともな神経もった男なら恐れ多いと思って手紙だすことすらできないはず。
やっぱり全面的に柏木と手引きした侍女が悪いよ。
次スレってまだだよね
次の人与論
973 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/15(水) 00:57:02 ID:EduhzjJ3
この物語って、最初から最後までハッピーな人いないよね?
自分の分を知ってそれなりに大事にされた花散里
>>971 レイプの被害者という意味では同じだから、三宮に知能があったなら
被害に遭わなかった、とは言えないと思う。悪いのは柏木と手引きした
女房というのにも同意。
ただ、その後の身の処し方が違い過ぎるから、玉鬘と比べてお馬鹿
さんに見えてしまうのはあると思う。手紙を迂闊に見つけられちゃうし。
あと、夕霧も言ってたけど、そもそも高貴な姫君が、
御簾がまくれ上がったくらいで姿を見られるほど
端近に出ていた、ってことも原因のひとつだわな。
…なんか現代で「ミニスカートなんかはいてるから
チカンに合うんだ」って言うみたいでイヤな感じだけど、
当時としては、やはり落ち度と言われることじゃないかと。
>>976 それを言われると、宇治編の女君達は
顔を見られまくりだったな・・・(汗)
まぁ、彼女たちは父親がアレだったし
色々と無知すぎた悲劇というのか・・・
それに、あさきには出てこない、今上の女一の宮でさえ
薫にシースルー姿を見られていたよね?
女三宮はうっかり柏木と夕霧に姿を見られて軽率だって言われてるけど
それを言ったら野分の朝に夕霧に姿を見られた紫の上も理由はどうあれ
男に姿を見られちゃったんだから軽卒じゃないの?
普通あんな端近に出ないでしょ女主人は
知らぬは源氏ばかりなりw
というか、源氏自身はそういう機会に恵まれなかったんだな
サミシス
日にもあたらず食事は質素じゃ寿命も短いはずやね
当時のおしろいは水銀たっぷりだったから
肌が弱い人は大変なことになってたらしいね。
清少納言も30代のころには鬼のようなお顔だったとか・・・
水銀中毒コワス・・・・・・・・・・
奈良・飛鳥時代を描いた漫画が家にあるけど、そこでは女の人は貴族でも外歩き放題、
廊下にだって普通に出るし、さらには馬に乗って相手の家まで駆けてった。
平安のああいう深窓なのがトレンドになるまで何があったんだろう。
国風文化になってからだよね?
女閉じ込めるようになったの
>977
おつ
女を閉じこめるのは儒教の影響かな?
>>979 端近に居た訳ではなくて、視線を遮るための几帳などが
普段と違って片付けられていたため、奥の方に居た紫の上
まで見えてしまったのでは?
>>987 紫の上は強風で折れそうになってる桜を心配して
ふらりと端近に出たんじゃなかった?
萩ですな。
スポーツ観戦したくて端によってきた三宮と変わらないやん。
>>991 三宮は猫を追いかけただけじゃないっけ?
蹴鞠には興味なさげだったよね。
女房が見たくて三宮も連れてきたって感じだと思った。
あさきではそう変えてあったけど>興味なさげ
>>988 天上の虹かと思ってたw
けど相手の家まで馬で、ってのは刀自古だな
さららが馬に乗ってたのは吉野への移動だし
同じ大和脇の、
「天の果て〜」 って額大君の漫画も、馬ではないが
姫様たちも結構ほけほけ外にいたような希ガス
近江の君の髪のボサボサッぷり
(前髪だけじゃなく、裾のほうもすごい)
犬君の犬がらの着物 が、読んでてホッとする絵
>>940 お前がな。
どこまでもしつこくて下品な奴。
埋めますか
100000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。