「便器のあかを食わす」「根性焼き」…軍内部の過酷行為が公開
先月忠清南道論山(チュンチョンナムド・ノンサン)にある陸軍新兵訓練所で起きた「大便事件」と類似の過酷行為が、
以前にも軍内部で何度か行われていたことがが分かった。
開かれたウリ党(ウリ党)の崔載千(チェ・ジェチョン)議員は24日、法制司法委員会軍事裁判所の業務報告で、
02年から最近までの軍内部過酷行為に関する捜査資料を公開した。
同資料によれば、江原道(カンウォンド)にある部隊の小隊長は02年7月、便所がきれいに掃除されていないという理由で、
10ウォン玉で小便器に付いたあかを削りとり、小隊員の口に入れた。 また、洗面台が汚れているとして下水口にたまった髪の毛や
ホコリの塊を食べさせたり、便所のゴミ箱に捨てられた大便の付いたチリ紙をくわえさせたりもした。
さらに、同部隊の副小隊長が同年9月、業務の引き継ぎをしっかりしなかったという理由で小隊員の額にたばこで9回も
根性焼きをしたことも分かった。
昨年4月に江原道にある別の部隊では、副小隊長が便所掃除が下手くそだといって小隊員約10人に便所で軍歌を歌わせ、
別の師団の副小隊長は、便所に行こうとする小隊員に対し「服にしろ」と行かせないようにしていたことも明るみに出た。
崔議員は「大便事件によって国民は大きなショックを受けたが、実際にはこのようなことが軍で横行していることが分かった」とし
「今回発覚したのは氷山の一角に過ぎない」と強調した。
http://japanese.joins.com/html/2005/0224/20050224183912400.html