まだ忘れられない!!トラウマになった漫画その5

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87四丁目の夕日1/2
84じゃないけど「四丁目の夕日」あらすじ。

主人公・たけしは高校三年生。貧しい印刷工場の息子ではあるが
真面目で成績優秀、一橋大学合格を目前にしており、
美人の恋人と、金持ちの御曹司だが嫌味のない性格の友人、
温かい家族に囲まれて、明るい未来への道を歩んでいた。

が、ある日、恋人と話しているところを暴走族に襲われ、ボコボコにされる。
御曹司に救われ、やっと家に帰ると、スプレー缶を燃やしたことによる
爆発事故で母親が救急車に運ばれてゆくところだった。
顔がメチャメチャになってしまった母親の治療費のため、仕事量を増やし
夜も眠らず働いた父親は、過労のため、工場内でふらついた隙に
印刷機に巻き込まれ、ミンチ状に近い死体になって発見される。
父親の葬式にはヤクザが借金の取立てに現れ、たけしは進学を諦めて
工場を継ぐが呆気なく潰れてしまい、家も工場も取られた挙句、
幼い妹と弟を連れて、階下にキチガイが住むようなアパートに引っ越す。

工員として働き始めたたけしだが、工場の先輩は、かつてたけしの父が雇い、
怒鳴りつけて追い出したことのあるDQNで、いじめを受けることになる。
たけしは精神を病み始める。
暴走族事件以来、御曹司と付き合っている元恋人は、雨の中、
たけしが工場の使いに出たバイクで道端の車を傷つけてしまい、
持ち主に「白痴」「キチガイ」と罵られるところに出くわし、
二人でコーヒーを奢るが、鼻水をたらしたままへらへら笑う彼の様子は
もはや普通ではない。
88四丁目の夕日2/2:2005/11/21(月) 18:21:37 ID:???
それでも、暮らし向きは少しずつラクになり、弟の誕生日を
ケーキとカレーで祝うようなこともできるようになる。
しかし、その誕生会の最中、階下のキチガイが兄妹の部屋を訪れる。
応対に出たたけしを、手に持った鎌で一撃、顔を削られ倒れた彼を踏み越えて
部屋に入り込み、妹と弟を惨殺する。
ほどなく意識を取り戻したたけしは完全に発狂しており、
殺戮を終えてカレーを貪り食っているキチガイを、放り出してあった鎌で殺し、
そのまま外へ駆け出す。

本編はここで終わり、あとは後日談として語られる。

たけしはその後、道を歩いていた市民を13人殺害、精神病院へ収容される。
錯乱していて何も証言できないため、アパートのキチガイ及び弟妹を殺したのも
彼だということになる。
長い時が流れ、元恋人は平凡な主婦となり、御曹司は何不自由ない人生を歩む。
たけしは中年を過ぎ、病院のスタッフに祝われてようやく病院を後にする。
清掃員として働き始めた彼の姿に、おめでとう、これからが君の輝ける人生だ、と
作者からの祝福の言葉がかぶさって、終わり。

現実味ということなら、これもなかなかだと思うよ>85