海藍31

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44愛蔵版名無しさん
こんばんは、松平です。
歴史を大きく動かした「その時」には、その瞬間の人々の決断や苦悩のドラマがあります。
さて、今日の「その時歴史が動いた」は、海藍が芳文社を去ったその時をご紹介します。
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時は西暦2002年、平成14年。芳文社から一つの雑誌が創刊されました。雑誌の名はまんがタイムきらら……。従来の枠に捕らわれない新しい四コマを創出するために作られ、後に「萌え四コマ」と称される流れを作り出する事になる、その第一陣です。
海藍もその急先鋒の一人でした。
海藍は当時三つの連載をかけもっていました。
しかし、時が進むにつれてその数は減ってゆきます。
そして、西暦2005年、平成17年。ここに至り、ついに海藍の雑誌掲載数は0となってしまったのです。
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海藍が芳文社を去るまで、あと3日……。
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さあ、今日のその時がやって参ります。
一年以上の休載の後海藍は雑誌からの撤退を決意。この旨を自らのサイトに掲示したのです。
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何故彼が異常とも思えるほど作品のクオリティにこだわるのか?
何故読者に申し訳ないと言いながらも休載を続けていたのか?これは現在に至ってもなお日本の歴史上最大の謎とされています。
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今日は後日発見された海藍の日記をご紹介して、お別れしたいと思います。
「過去半年ノ休載ニカカワラズ、本誌連載ノ大任ヲ果タスコト能ハザリシハ、本職不徳ノ致ストコロナリ。
本職ハ作品ノ品質ノ向上ト男子本懐ノ高揚ヲ確信シ、
今日ヲ以テ寄リ連載ノ終了ト三カ月ノ謹慎ヲシタルノチ、個人デノ活動ヲ継続スル他ナシ。」