932 :
愛蔵版名無しさん:2008/06/12(木) 01:20:25 ID:voUsk0Co
むか〜し、むかしありところにおじいさんとおばあさんがいました。
夢か。
928の銀英伝うまい!原作の名セリフも入ってるし。
そっちのほうがラインハルトは絶対幸福だったろうね。
ただ929の描写だと、アンネローゼが不美人ということか?
以下、チラ裏が嫌いな人は読まないでください。
願わくば、俺の今の状態が夢であってほしい。
難病にかかって歩行困難になり、ほぼ100日も休職中(実質)なのだ。
職場復帰できるかどうか。
鯖落ちてログ消えるかと思ったげな。
935 :
愛蔵版名無しさん:2008/06/19(木) 21:58:14 ID:DFyIBbfy
パート2もつくろうよ
もう、ネタが無い。・゚・(ノД`)・゚・。
937 :
愛蔵版名無しさん:2008/06/26(木) 21:24:40 ID:dKBZi3xz
「カズフサ、起きな。学校に遅れるよ!」
妻の声にカズフサは目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
お膳が運ばれるまで朝刊1面にざっと目を通す。
本場アメリカを自称する定食屋で大量の食中毒者発生か、うちの近所じゃないか……
ちっ、舌打ちが漏れる。
そういえば今日はうちの生徒からイジメ相談があったな
懐かしい、俺も学生の頃はよくイジメられて引き篭もったものだ
しかし思えば俺が子供の頃からの夢だった教師になれたのも
幼馴染である妻、庵子がずっと傍で自分を支えてくれていたお陰だ。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ラブやん・完
もうこうでも書かなきゃやってらんねー
…ハッ
「ま、マズイ!今日は午前中からリハビリが…」
あれ…どこだここ…
ガチャ
「ハルコさん…?」
「さ、桜木君!目が覚めたの!?」
「目が覚めたって一体…ここ、どこすか?」
あれ?俺の髪伸びてる…?「ごめんね、あたしのせいで…桜木君、ボードに頭をぶつけた後頭から床に落ちちゃって…ずっと寝てたんだよ!4ヶ月も…」
寝てた?4ヶ月…?
「だ、だってインターハイでヤマオーと…」
「…?桜木君、なんで山王がインターハイで優勝したこと知ってるの?」
ヤマオーが優勝―!?
「そそ、そんなバカな!
「うん…残念だけど、陵南も海南も山王に負けちゃったの」
ハルコさん…それどういうことっすか…?俺はずっと眠ってた…?ジイも野猿も、センドーもフクちゃんもボス猿も…夢だった…?
「でも山王を知ってるなんて、桜木君ホントはバスケ部だったの?」
「あ、いや、ハハハ…」
「ねぇ桜木君、目を覚ましたばっかりでこんなこと非常識かもしれないけど…バスケ部に入らない?」
「えっ?」
「あたし、桜木君は湘北に必要な人だと思うの!」
―ドクン
「あ、ご、ごめんね。桜木君の自由だから…」
今までのは夢―いや、夢じゃねぇ!
「やります、ハルコさん。俺、好きです。大好きです、バスケット」
スラムダンク・完
今週号の少年サンデーの、「ザ・ムーンのなく頃 告白」は良かった。
まさかザ・ムーンが中学二年の夏休みに描かれたものとは知らなかった。
作者が周囲の反対を押し切って漫画家を志したことや、
マガジン編集部が、サンデー編集部をお情けで生かしておいていたという
当時の世評なども分かりやすかった。
♪ムーン ムーン、ムーン ムーンと 哭ーくーんだよ〜( ^ω^)
*
呼び鈴が鳴った。ピルルル……
「糞虫! 起きたか? ジョージ糞虫!」
「こ、これはサンデー編集部様!? へへーっ!」
「糞虫! オマエは何だ?」
「へへー、糞でございます。この世でもっとも卑しい糞でございますぅ!」
「よし、ページを分けてやる」
「ははーっ! こ、これで食いつなげますぅ! サンデー様のため、マガジンの内田編集長にも毒を盛れまするぅ」
「毒を盛るだと? 出すぎたマネをするな、糞虫! これでもくらえっ!」
ムチが鳴く。
ピシッ! ピシッ ピシィッ!
なんだか心の中で泣けてくるジョージ。
「いてて。(この糞編集が! マガジンでの連載がギャグばかりでなきゃ、こんな馬鹿サンデーなんかの仕事なんざ請けねえのによう。
毎度毎度こんな馬鹿ばかりよこしやがって) 痛ぇ」
ムチの音に紛れて舌打ちをした。
「ちっ、(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)」
ザ・ムーンの頃・完
ブヒィ! ブーヒ ブヒ ブヒー ヒッヒィ!
941 :
939:2008/07/07(月) 17:52:24 ID:???
おっと、「世評」じゃなくて「世相」な。
>>939 少年マガジンの連載はギャグばかりでもありませんよ。
サンデーでザ・ムーンが連載される前にマガジンでアシュラが連載されてます。
/ / / ヽ ヽ
/^ 7 / // i /| .ト、 !ハ .
,′// }. |ハト、{ヽ! ヽ! ヽト/ハ ! !
三 | / / | ハ ,=、 =、 ☆ | |
_| / ミ /ノ,, ,, ___ ,, | ! j|
\ /三L」 ミ / 二コ、ヽ . _ .ノ ,イ / . ′
X/ .| | ミ / xく | > ┬ イリ. / /
// \ | |__ / .!斗―/.! / ./ /__{
.{_ __ / ̄ヽj 从| トイヽ_/{ { ∧
 ̄_ {___人 / /` .。ノ ___ \
//∨ } \< / ′ ※亠‐┐ 〉
//ミ ノ_人 \{ { j!| }|/!
なんの関係も無い、どーでもいい、しょーもないAAを貼ってる奴は
なにが面白いんだろう
そこへ来た証にスプレーでらくがきするというか、
イヌが電柱に小便するような感じでしょう。
動物学でいうマーキングだな。
「山田先生、起きてください。そろそろインタビューアーがお見えになる頃ですよ」
美人秘書の声で山田は目を覚ました。
光合成エアコンの軽い起動音が耳に心地よい。
「ああ、そうだった。師匠のインタビュー漫画の最初のゲストに選ばれてたんだった」
「それから今日の国際環境会議に出席して声明を出すことになっています」
「ええ〜! いいよ、もう国際会議は。声明文は他の人に読んでもらえば。 今日はボクのファンの新人漫画家たちも連れて来るって師匠は言ってたし」
「いけません、もう花束を渡すハリウッドスターも現地入りするころです」
かたくなな秘書に山田は朝食を用意させる。
「ふう、ボクの呼びかけに全世界が動いてくれて、 環境問題がいっきに良い方向に動いてくれたのは嬉しいんだけど、
……たまにはファンとのひとときも大事にしたいよ」
朝食をとりながら新聞にざっと目を通す。
「ウチの下部組織になったグリーンピースが またテロまがいのことをやったのか…
しかもボクのためだと言いながら… やれやれ、ボクはテロなんて望んでないのになあ」
ちっ、舌打ちがもれる。
「おや?カリー先輩がまたボクのことほめてる…… 今度は何の件だろう?」
ふと山田は、眼下に広がるエコ・ビル群に目をやった。
「企業の本気の行動力ってスゴイな。 最初は誰もが不可能だと言っていたスーパーエコシティを
こうして現実のモノにしちゃうんだもんな……
まあ今の自分があるのも、企業がボクの超本気に気づいてくれたからだな。 一時は掲載誌が廃刊したりしたのに……」
山田は今まで自分を信じてやってきて良かったと思った。
(それにしても……ずいぶんと長い夢をみていた気がする……)」
絶望に効くクスリ・完
〉/ _ __
-乙 ヽ( ・)○)⌒v⌒) | |____________________| ̄|
ヽ< 2 / | 〈 ..| | | | ( i^
ーi 彳_ / ヽ ` | | | | | 〉〉 )
/] 廴, ー' |_| | | |__// /
〜┤ <_'k ー- ' | | | |__/ 〈
>- ,y ―――― | | | | )
「`-! T〈 ` .| | | | ̄ ^ー
| |――――――――――――――――――| |
― ―
「アレェ? さっきタラバカガニの家族に、使ってないほうの屋敷を
めぐんでやったように思ったんだけど…… えーと、あの家族はどこに?
そもそも ここが私の長年住み慣れたところだったっけ?
なんだか長い夢をみていた気がする……」
>>946 「!」や「?」の後にひとつ空白を入れるのはいいけど
句読点や三点リーダーの後は空ける必要無いよ。
この漫画知らないから感想は書けん。すまん。
_, - ── - 、__
/⌒´ ` ー- 、
/ \
/ fWl从l \ 鈴
j | トl ヽ 木
/ │ lハ、 l、 `、 先
l jl ハ , ヽ \ │\ヽ l 生
| /l| /==''ヽ八ヽ \{==ミヽ、 . │ :
jl l|/j /;三ミヾヽ ソ´;テ三ミヾ\ . l| :
{l k{ lィ代砂ンッY⌒^{ 、弐砂ンッ ハ ハl| だ
Vハヘl{ ´ ̄彡/ | ヽ ヾミ ̄ ´/ ! レ'^ヽl, と
{{`ヽト----‐'′j `ー---‐'′ | |{ } } ?
`いハ /{ -、 ! lハソ /
ヽ.! ヾゝ ij { '´ /
`ヘ _ ___ /ト‐/
ヽ ´ ___ `` , イ,'l /
\  ̄ / '/ j〈
〉 、 / /⌒ヽ
{ヽ、` ー- < -‐ ´ {、
おッ
r'´こ}__ __
,ゝ-ベ_ノニ´ )‐-、∠、
/ `ーベ`ヽ、 ^!
`T''ーニ二._ ̄ ン、`マ 引き揚げ時に船が沈んで
ノ'爿 ̄`;nニ { >く 日本の土を踏めずに死ぬのかと思ったが、
f´ ̄,ゝィァ、_) V ,< j それは ただの夢でしたのだ。
ょ;ド;¬コヽ._` ヽ 、 、 t-' fYフっ
Eて ,ゞヽ、 _ `にコ个ヾ .} ,イ ヾ⊇
⌒く, \ヾ. Y´)_,r'′_,〃 ヒ-‐^''′
. `ソ `'テ=r‐''"´ ,/
/\,_ L;/ _,/
r'こト、ん `ンーァー''7′
ノこ.メ/′`ヾ,_/_,ム==、、
にニノ.j. ,..、 ` ,ハ,_ (ふ
゙弋ノ ̄ `ー-< 〉`ー≦ノ
952 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/08(金) 06:00:24 ID:kC9l3lqj
バカボンは目をさました。
そこにはもう、パパもママもニャロメもベシもケムンパスもいない
寂しい世界が広がっていた。
バカボンは足元を見つめる、輪郭がぼやけやがてバカボンも消えてしまった。
そしてそこには誰も居なくなった。
「天才バカボン」永遠に完。
赤塚先生のご冥福をお祈りします。
953 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/08(金) 06:11:25 ID:lOel50Mz
枯葉散る白いテラスの午後3時じっと見つめてほしいのよ特別の愛での
哀しい歌詞が印象的だった元祖天才バカボンのエンディングテーマだが
赤塚先生の壮絶な晩年を暗示させるようなもの哀しいものがあります。
「オヤブーン、起きてくださいよぉ。仕入れに行きましょうよぉ」
「……てやんでぃ!」
「わわっ、なに寝ぼけてんスかオヤブン!」
「あれ? デコッ八か?」
「他に誰が居るってんですよぉ」
店のシャッターを引き開ける。空はまだ濃い藍色だ。
「うーん、今日も一日頑張りますかっ!」
大きく伸びをするア太郎の前を一匹の野良猫が横切る。
「お、ニャロメ……って、なんだよニャロメって」
まったくけったいな夢を見たもんだ。
ネコやら毛虫やらカエルやらタヌキが喋ってんだもんなぁ。
バカバカしいったらありゃしねぇ。
おまけに幽霊だとさ。とうちゃんの幽霊! けっ、居るわけねーだろ幽霊なんて!
そうだよ、居るわけねーんだよ幽霊なんて……
寂しいんじゃねーよ、そんなんじゃねーよ! オレは一人でも大丈夫だよ!
いや、デコッ八と二人でやっていけるんだよ、だから…だから心配なんてすんなよ、とうちゃん……
もーれつア太郎・完
>>946 >光合成エアコンw
リチウムマイナスイオン電池を内蔵すれば太陽光のない夜間でも快適。
「聞こえるのですか?私の声が聞こえてますか?天野さん、企画会議中ですよ。起きてくださいよ」
新人記者の古瀬村の声に天野は目を醒ました。
室内のタバコの香りが鼻腔をくすぐる。
古瀬村が天野に得意気に言う。
「もう、夢を語るのはここまでにしようとか言ってたのに、早くも次の夢でも見てたんですか?」
気の利いたジョークのつもりらしかった。
いらっとした。連日の寝不足から不覚を取ったことがくやしい。
手元には「期待の新人たち」というテーマの資料が配られていた。
その資料にざっと目を通す。
「年齢制限付きの日中韓か……ほう、ネット中継もか」
企画について説明する古瀬村。
その声を聞いていたら、なぜか天野は舌打ちをしてしまった。
してしまってから天野はあせった。
(おっと、いかん。皆に聞かれてなかったろうな)
難しそうな顔をする天野。大丈夫のようだった。
(ふうむ、それにしても……ずいぶん長い夢をみていたような気がする……)
ヒカルの碁 北斗杯編・完
あれ?どこだここ。とりあえず保守。
「ナオコ、ナオコ起きなさい。ステージの時間よ」
マネージャーは、ナオコを起こした。
どうやら、うたた寝をしていたようだ。
ここは、倉庫のような控え室。埃っぽい空気が鼻に付く。
ドサ周りをやるようになってどれくらい経つのだろう。
あの時代に帰れたらそれはそれで幸せかもしれない
それとも、あれは長い夢だったのだろうか?
そんな事を考えながら
ナオコは舞台衣装に着替え、プラスチック製ビール箱の上に立つのであった。
あしたのナオコちゃん 完
『…次のニュースです。昨夜未明、桂木誠一さん殺害容疑で会社員の男が逮捕されました。
調べによると容疑者の自宅から犯行に使用されたものと同じナイフと血のついた手袋が見つかり……』
隣の居間からテレビの音が聞こえる。いつの間に眠ってしまっていたのだろう。
床にはほとんど手を付けていない王美屋のフルーツケーキ。頭がまだはっきりしない。
そう…お父さんが殺された。あの優しくて頼りがいがあって、時々理数系の頭をのぞかせたお父さんが…なぜ?
「本当にありがとうございます、刑事さん。これで私も娘も、あの人も救われたと思います」
「いやいや、こちらとしても犯人が早く見つかって本当によかった」
……この声は、お母さんと…刑事さん?
「…けど、犯人はまだ犯行を否定しているのですよね…?」
「…はぁ。俺もまだ疑問に思うことが残ってるんですがね。動機が見当たらないのもそうですが…」
「やめたまえ、笹塚。これ以上ご家族の方を不安にさせては。アリバイもない。凶器も見つかった。証拠は十分だ。
…ご家族の方には気の毒だが…この世の中には、例えば他人を悲しみの顔に加工することに喜びを感じたり……
そんな狂った動機で人を殺めてしまう人がいるんだ。君もよく分かっていることだろう?」
「……」
…犯人は会社員?いったい誰がこの謎を解いたのだろう…。
さっきから頭から離れない、あのなんでも支配しそうな大きな手と、あの人を見下したような緑の目。あれはいったい誰?
とても…とても長い夢を見ていた気がする…
「娘もきっとお礼を言いたがってるわ。あの子ったらずっと和室から離れなくて」
…犯人は会社員……違う。夢の中のあの男が否定する。
「分かりました。私は娘さんを以前見掛けたことがありましてねぇ、あの表情豊かな顔がとても…」…なんでだろう。あの刑事さんに会いたくない…
「あぁ、ここだね」
嫌だ…来ないで!犯人は…犯人は……!!
「やぁ、弥子ちゃん」
魔人探偵脳噛ネウロ 完
960 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/05(日) 23:53:39 ID:bPQ/0zX+
次スレ期待age
このスレを絶やしてはならない
962 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/06(月) 01:53:05 ID:lhDpmUQ3
「おいっ!起きろ、二郎三郎!」
「うるせーなぁ。何だよ、六郎。朝から歩きづめで疲れてんだ。休ませろよ」
「バカ、侍の隊列が通るんだ。こんなとこに寝っ転がってたら手討ちにされちまうぞ!」
目の前を通り過ぎて行く足軽や騎馬の長い行列を、道の端にひれ伏してやり過ごす。
「大層な数じゃねえか。一体どこの殿様だ?」
「どうやら三河の徳川様らしい」
「へええ。お、あれが殿様じゃねえか?どれどれ、どんな顔してんのか…」
「馬鹿っ、頭が高けぇ!ひれ伏して地面だけ見てろ!」
「痛てててて!わかったってば!」
(ふん、どうせでっぷり太ったタヌキ親父だろうよ。見たくもねえや。
それにしても…何だかずいぶん長い夢を見ていたような気がする…)
「殿、どうかなさいましたか」
「平八郎、今の男なんだが…」
「どの男です?」
「……いや、なんでもない」
「間もなく伊勢に入ります。一向衆を叩き潰してやりましょうぞ!」
影武者徳川家康・完
二郎三郎…(ノД`)
つんつん。脇腹を突つかれて眼が覚める。
うん? 僕はまた授業中に居眠りしてしまったのか?
そっと周りを確認すると、鬼ヒゲと呼ばれる特別厳しい教師の授業だ。
居眠りしているのがバレたら停学になって内申書に傷がつくところだった。
“自称天才”の田沢が黒板で微積分の問題を解いている。
本来なら理系でも難しいような問題だが、田沢なら楽勝だろう。
脇腹を突ついて起こしてくれたのは隣に座る松尾に違いない。
ごつい顔に似合わず優しく、僕と田沢とで学年トップを争うライバルでもあるが、
何事もなかったかのように前を向いている。田沢とともにいい仲間だ。
一学年五十名の少数精鋭、全寮制で毎年東大に二十名以上を送り込む超名門高。
この学校の卒業生は必ず日本の舵を取ることになるとさえいわれている。
僕も、将来は官僚から政界入りして末は総理大臣になるのが夢だ。
それにしても…。剣桃太郎は思った。授業中の居眠りにしては、
何だかずいぶん長い夢を見ていたような気がする…。
魁!! 男塾 −完−
青山邸の庭のレプリカ像を指差す男がいた。男の名は旗一太郎。
「オレはあの『ロダンの考える人』が好きなんだ」
それを聞いた大地雷助は感心した。
「そうか、物知りというか…… オマエ頭いいな。以前、青山先生に
『これは西洋式の腰掛け便器に座ってうなってる人ですか?』
と訊いたら怒られたもんだが……」
二人の男のこんな庭園の誓いに、その考える人自身が目を覚ました。
「おや、なんだろう?猛烈に感動しそうなこの空気は」
考える人は庭をざっと見回す。
「ふむ、どうやら希望に燃える二人の男というところか。
私も元々は幸福の王子を目指していた男。あの者らの道を照らしてみたいものだが。
二人とも正直者の男のようですが、余計に危なっかしそうですし。
そうだ!もし彼らが目先の成功に目がくらみ、
勘違いするようなら姿を変えて導いてやることにしましょう。
それくらいなら私のような裸足の男だろうが一文無しの男だろうが何とか出来るでしょう」
と考えた。が直後に、考える人の気分を変えるほどの
旗一太郎の耳障りな笑い声がその場に鳴り響いた。
「……あの像が西洋式の腰掛け便器に座ってる男……だと!? うわぁーはっはっは。あははははは」
考える人の舌打ちが漏れる。
「ちぇっ、だらしなく笑いますね…… たぶん、こいつらはダメだろうな。
あーあ、何故だか長い夢を見ていたような気がする……」
男の条件・完
考える人の口調が変わっていくのはミス?
ゆっくり書き込んでいってね。
なにげにスレが進行してる。
うふん。
969 :
愛蔵版名無しさん:2008/11/08(土) 09:33:00 ID:LTOHzgbl
いよいよもって次スレ期待age
つーかよく落ちなかったなー。
「ゲンゾーどうした?」
気がついたら何故か歩道の上にいた。どうやら登校途中らしい
天使が心配そうに俺の顔を覗き込む
「あれ…、め、めぐ?」
「ぼーっとして熱でもあるのか?変なものでも拾い食いしたのか?」
「え、いや…なんだか長い夢を見てたよーな…」
「は!?いきなり何を言ってるんだお前は」
「めぐは今日も超絶カワユイネ」
「あほか!置いていくぞ!」
「…!? ……大……夫か!?」
急に耳元で救急車の音と声が聞こえる
知らんおっさんの声だ
起きようとしたが体が動かない目も開けられない
なんだ?俺はどーしたんだ?
あの女に刺されたのか?
ああ、そうだつきあってすぐ振った女
あいつにやられたのか
「…ッぐ…」
天使の名前を呼ぼうとしたのに声が出ない
そもそも名前はなんだっけ?どんな顔だっけ?
…?
おかしいぞ…?
今日は高校初日で…いつ天使と、あいつらと出会った?
魔本…なんだよ魔本って…
あークソっ…何も考えられねー…
俺は死ぬ…の……か…
天使に出会って俺は変わった
天使と楽しい学園生活を送り
数々の困難を乗り越え
男の中の男になった
そしてついに天使を手に入れた
そんな長い夢を見ていたような気がする…
天使な小生意気 完
ここでエンディングをうpされた漫画で知らないのがあると
ぐぐって概略のストーリーを見るのが趣味だ
>>971-972 読んでみたくなった
「・・・ッ。」
現在深夜の2時。どうやら何時の間にか気を失っていたらしい。一人暮らしは自由なのは良いが、反面倒れたら気づいてもらえる可能性が低いというリスクもある。
コンビニ以外で外に出た記憶もないし、このダルさが単なる寝不足や過労から来てるのか、はたまた何かしらの病気なのか。病院に行くのも煩わしい。
今は何よりも優先すべき事がある。
目の前のディスプレイは電源が落ちているが、本体からは駆動音が静かに聴こえてくる。
意識があった時はまだ外が明るい時間帯だったらしく、室内は澱んだ黒で統一され、所々で原色の光が点灯している。
手元にあったマウスを少し動かすと、ディスプレイが目を焦がすような光を放ちながら文字の羅列を表示する。
小説。それもかなりの長編だ。設定は江戸時代だが、近代の科学技術やSFの要素も入った、笑いあり涙ありのSF時代劇だ。
主人公は宇宙人と戦った過去を持つ侍。ふだんは不真面目だがやる時にはやる、ある意味主人公の王道を行く人物だ。そして特徴はなんといっても銀髪と木刀!厨二病と言われるかも知れないがこうゆう設定が好きなんだからしょうがない。
他にも、馬鹿力で大食いのヒロイン(?)や、マスコットとは言い難い巨大な犬、凶暴だが時折優しい姉、変なやつらで構成された武装警察、変態忍者に主人公と共に宇宙人と戦った戦友・・・もっといるが、ぶっちゃけ使い捨ても多いから憶えていない。
もちろん筆者である僕も登場人物の一人だ。位置的には主人公の相方。主人公を尊敬し、ツッコミも入れる動かしやすい万能キャラだ。筆者なんだからこれくらいは特権だ。
個人サイトに週一ペースでうpしているが、批判も多い。下品だの駄作だの低レベルな批判が大半だ。だがそれでもいい。世界に名を馳せる著名人はアンチが多いのもステータスのうちだ。
こうしているうちにも次の展開がどんどん浮かんでくる。さて、次はどうゆう展開がいいだろう・・・
銀魂 完
「やぁ〜まだぁ! いつまで寝とんねん、いいかげん起きさらせ!」
痛っ…徐々に視界が戻ってくる。鷹丘中学の柔道場。
どうやら柔道部の練習中に岩鬼の馬鹿力で畳に叩きつけられ、
受身を取り損なって脳震盪を起こしてしまったらしい。
「山田くん、無理しないで休んでたほうがいいよ」
わびすけが心配そうにこちらを見ている。
「いや、大丈夫。たいしたことはなさそうだから」
頭を振りつつ、岩鬼との組手を再開するべく、歩きはじめる。
それにしても…何だか長い夢を見ていたような気がする…。
高校進学、甲子園、プロ野球。そして様々なライバルと仲間たち。
…馬鹿な。僕はもう、野球を捨てたんだ。ただの夢さ…。
ドカベン 大甲子園 ドカベンプロ野球編 ドカベンスーパースターズ編 完
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