1 :
愛蔵版名無しさん:
なぜか「ワイルド7」スレで突如として盛り上がった
有名漫画を夢オチで終わらせるレス。
あちらのスレで展開すると迷惑がかかるので単独スレにしてみました。
ネタスレです。
2 :
愛蔵版名無しさん:2005/07/24(日) 00:02:12 ID:fyLAshuV
861 愛蔵版名無しさん sage 2005/07/23(土) 08:21:08 ID:???
「あなた、起きてー。会社に遅れるわよー」
妻の声にデューク東郷は目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
お膳が運ばれるまで朝刊1面にざっと目を通す。ロンドンで自爆テロか。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ゴルゴ13・完
862 愛蔵版名無しさん sage 2005/07/23(土) 10:30:56 ID:???
「あなた、起きてー。中百舌鳥に遅れるわよー」
妻の声に景浦安武は目を醒ました。田鶴の香りが鼻腔をくすぐる。
お膳が運ばれるまで朝刊1面にざっと目を通す。南海ホークス、昨日も木田の前に完封か。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
あぶさん・完
3 :
愛蔵版名無しさん:2005/07/24(日) 00:02:53 ID:SqPaNN41
863 愛蔵版名無しさん sage 2005/07/23(土) 11:43:54 ID:???
競馬新聞を握ったまま、冬本に起こされる。
寺田はいるけど麗子はいない世界。
人なつっこく中川だけは、「先輩」と慕ってくれてる。
ラジオで結果を聞く。 地方馬、また中央でダメだったか。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
こち亀・完
865 愛蔵版名無しさん sage 2005/07/23(土) 12:13:02 ID:???
「あなた、起きてー。会社に遅れるわよー」
サザエの声にマス夫は目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
お膳が運ばれるまで朝日新聞にざっと目を通す。何だか物足りない。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
サザエさん・完
4 :
愛蔵版名無しさん:2005/07/24(日) 00:03:59 ID:fyLAshuV
866 愛蔵版名無しさん sage 2005/07/23(土) 12:37:26 ID:???
「あなた、起きてー。会社に遅れるわよー」
ゆう子の声に士郎は目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
朝日新聞にざっと目を通しながら、今日の朝食を見る
献立はスーパーで買った納豆と、レンジでチンする白米だ。
ちっ、舌打ちが漏れる。
「ああ〜、美味いもんをいっぱい食ってみたいなぁ・・・」
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
美味しんぼ・完
867 愛蔵版名無しさん sage 2005/07/23(土) 12:53:27 ID:???
「あんた、ほら起きな。会社に遅れるわよ…ムニャ」
ジャイ子の声にのび太は目を醒ました。生臭い香りが鼻腔をくすぐる。
自分で作った朝食を食べた後、まだグースカ寝ている醜妻を見る
「ジャイアンに凄まれてこんなのと結婚しちゃったんだよな…」
ちっ、舌打ちが漏れる。
しずちゃん、出木杉の赤ちゃん生まれたんだよな…。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ドラえもん・完
5 :
愛蔵版名無しさん:2005/07/24(日) 00:05:13 ID:SqPaNN41
869 愛蔵版名無しさん sage 2005/07/23(土) 17:30:43 ID:???
「加藤!!授業中だぞ!!起きろ!!!」
教師の声にヒロシは目を醒ました。授業終了のチャイムが鼓膜をくすぐる。
慌てて国語の教科書を見る。明日は勉学のライバル仲間トオル君とのテスト対決だ
「おい!!加藤と仲間!!昼休みパン買ってこいよな!!」
番長の兼子ノブオさんだ。
ちっ、舌打ちが漏れる。
「ああ〜、仲間君と勉強のライバルじゃなくって喧嘩のライバルだったらなぁ・・・」
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ビーバップハイスクール・完
「○、起きてー。○に遅れるわよー」
○の声に○は目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
お膳が運ばれるまで朝刊1面にざっと目を通す。○か。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
7 :
3:2005/07/24(日) 02:35:42 ID:???
寺田は寺井に直しておいて欲しがったぽ(´・ω・`)
こういうのはサロンに立てなはれ
確かに。でも乙。
「ライラーイ!ラ、イー、(ポケモンセンター、)ライライ」
「むー…… ピ カ チュー……」
「ライラーーイ!!!!」
「ピカァ! ピカピカッ!」
「ピチュー?」
「ライ……」
「チャー……」
「ピチュ ピチュー 」
「♪ピーピカピー」「♪ライ、ライ」
「ピチュー ピチューー」
ポケットモンスター・完
>>4 しかし、サザエさんは夢オチとして成立してるのか?
日常となんら(ry
「両津、起きんか!もう朝だぞ!」
部長の声に目を醒ました。入れたての茶の香りが鼻腔をくすぐる。
ロッカーの中のたまった書類が運ばれるまで朝刊1面にざっと目を通す。「またテロか。」
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
こちら葛飾区亀有公園前派出所・完
14 :
愛蔵版名無しさん:2005/07/24(日) 18:32:39 ID:Y6EwiB6p
「おい!士郎!起きろ!うぁ〜はっはっはっはっは〜!」
親父の山岡留吉の声に目を醒ました。むせるような煙草の煙が鼻腔をくすぐる。
場末の居酒屋にて競馬新聞に目を通しながら、親父の戯言に耳を貸す。
「士郎!お父さんなぁ今度、作家デビューしようと思ってるんだ
ペンネームも決めたんだぞ!海に原っぱの原、そして英雄の雄に山で・・・」
「へい!ししゃも一丁!」
親父の戯言を話半分で聞きながら、ししゃもにかぶりつく。
「ん?このししゃもは本物のししゃもじゃない!」
一瞬の静寂のあと
「し、士郎。士郎くん?ど、どうしちゃったのかな?」
ふと、我に帰った。
「は、ははは・・・な〜んちゃって・・・」
俺、何やってるんだ?ししゃもにニセモノも本物もあるめんか。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(・・・・・・・・それにしても、長い夢をみていたような気がする)
美味しんぼ・完
15 :
愛蔵版名無しさん:2005/07/24(日) 21:12:36 ID:K9OMnVvP
「おい、悟空起きんか!修行の時間だぞ」
クリリンは悟空を蹴っ飛ばして起こした
「あれ?おら、また小さくなってるのか?ベジータや御飯はどうした?」
「なに寝ぼけてるんだよ!これから天下一武道会に初参加するんだろう?」
「ふぅ〜んそぉかぁ・・・」(なんだか、物凄い戦闘を経験してきた気がする)
ま、お楽しみはこれからだ
(ドラゴンボール 完)
>>2 あぶさん編、ピッチャ木田かよ。マニアックな。
オレも一編。
「や〜まだぁ〜、起きんかい〜。練習にならんやないけ〜!」
友の声に太郎は目を醒ました。どうやら一瞬気を失っていたようだ。
道場の隅に運ばれ、体調が安定するまでの間、そばにあった校内新聞にざっと目を通す。
鷹丘中野球部、昨日も小林の前に完封か。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、プロ野球選手だったという長い夢をみていたような気がする)
ドカベンSS編・完
「キャロル、起きなさい。学校に遅れるわよー。」
母親の声にキャロルは目を醒ました。 カフェ・オ・レの香りが鼻腔をくすぐる。
朝食が運ばれるまでエジプト新聞にざっと目を通す。
『ピラミッドに盗掘団侵入!多数の副葬品が盗まれる』・・・か。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がするわ・・・)
王家の紋章 ・ 完
ルパン三世で誰か出来ません?
「王子!!起きてください!!怪獣ですよ!!」
ミートの声に目を覚ました。むせるような牛丼の空き容器の匂いが鼻腔をくすぐる。
おもむろに鏡を見た。あいかわらず我ながらブサイクな顔だ。ふと、自分の顔に手を当ててみた。
「いで!!いででででーーー!!!!、おーーいーおいおい!!」
「王子!!何をやっているんですか!!?」
「いや、ミートよ〜、俺のこの顔は実はマスクで、中には美男子な顔が隠れてると思って・・・」
「何、寝言言ってるんですか!!もう、テリーマンさんも怪獣に向かってますよ!!」
「おお!テリーが!?じゃあ、ロビンマスクやウルフマンやブロッケンJrもか?」
「はぁ?ロビンマスク?ウルフマン?ブロッケンJr?それは誰ですか?」
「い・・・、いや、なんとなく言ってみただけ・・・・」
私はニンニクを2個丸飲みし、怪獣が暴れるあの焼け野原へ飛んだ
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
キン肉マン・完
「礼ぃ!朝よ、起きなさい。学校に遅れるわよ」
母の声に鬼形礼は目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
母が朝のお祈りをしてるあいだに、布教新聞にざっと目を通す。
こんな記事のどこが有難いのか。
在りもしない死後の世界なんかのために寄付するだんて。
自分の人生を極楽にすることを考えなきゃダメだろう。
オレは細く長くよりも太く短く生きたい。
あーあ、この布教新聞に予言とか書いてあればなあ。
競馬で大儲けできるのに。
目の前には、お祈りをしている母の姿。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(・・・・・・・・それにしても、長い夢をみていたような気がする)
恐怖新聞・完
>>20 背筋が震える程、感動した。
早くもこのスレでの最高傑作か?
23 :
20:2005/07/26(火) 00:25:13 ID:???
( ´・∀・`)ノ ありがとー。 3度目のなんとやらですな。
恐怖新聞をひっくり返すとこうなるか。
>>20 物書きの仕事してる人じゃなきゃ書けそうにない感じ。
でも、うますぎて他の人がこれからネタ書きづらいよw
「おい!!日暮!!4年経ったぞ!!起きろ!!」
両津の声に日暮巡査は目を醒ました。
(・・・・・・・・それにしても、長い夢をみていたような気がする)
こちら葛飾区亀有公園前派出所・つづく
27 :
愛蔵版名無しさん:2005/07/26(火) 23:05:51 ID:POat7yXD
「裕ちゃん起きなさい、朝よ」
姉さんに起こされると、俺は自室のベッドの上にいた。
「また夕べは遅くまで走り回っていたのね。車好きもいいけど程々にしなさい」
いつも通りの小言、でも変だ、姉さん結婚したはず。飛鳥の兄貴はどこに???
「なに寝ぼけてるのよ、姉さんもう仕事に行きますからね。ちゃんと朝ごはん食べるのよ」
そう言って出かけていく姉さんを見送ると、俺はベッドを出る。
ふと、窓の下に目をやれば、駐車場にいつもと変わらぬ俺のマシン、ロータスヨーロッパが・・・
消したはずの29個の星マークもそのままだ。
「なんかしっくりこないけど、まあいいか。さてメシメシ、その後で今日こそ30個目の星、ゲッシだぜ」
しかし、何かむなしい。
俺はこのまま、暴走族相手にイキがってるちっぽけなヤツで終わっちまうんだろうか。
もっともっと、先を走れるんじゃないだろうか・・・
(・・・・・・・・それにしても、長い夢をみていたような気がする)
サーキットの狼(完)
「監督!起きてください。試合中ですよ!」
我が校のエース定岡の声に私は目を醒ました。私とした事がついうっかり試合中にうとうとしたようだ。
そうだ。今は我が友情学園野球部が甲子園を舞台に日本一のチームになるかどうかの試合中なのだ・・・。
しかし、我が友情学園は決勝で敗退した。ここまで登りつめたものの後に残るのはむなしさだけだ。
思えば私はこの友情学園の監督に就任してからは鬼の指導で、選手達の前では冗談はおろか
プライベートでしゃべる事も全くなかった。特にエースとして期待していた定岡にはかなりつらく当たった
それがエースとして育てる為の手段だと思っていた。しかし、私は正しかったのであろうか・・・。
日本一の夢は絶えた。選手達は立派に戦って、そして散っていった。
ふと、選手の一人が、私に皆へのねぎらいの言葉を促している。これで、最後だ。最後くらい優しくしてやろう。
「監督!!今までありがとうございました!!!」
「・・・・・・」
「か、監督?どうしたんですか?」
「にゃ〜はははは〜!!!!定岡ちゃ〜ん!!!いつもすまないねー!!!ケケケケケケ!!!」
「か・・・、カントク・・・・・・、そ、それは・・・い、言わない約束で・・・・」
1・2のアッホ!!・完
やべ
(・・・・・・・・それにしても、長い夢をみていたような気がする)
を入れ忘れた・・・・oTL
「JoJo、起きろ。そろそろ試合が始まるぞ」
ディオの声にJoJoは目を覚ました。グランドから聞こえる、ヒュー・ハドソン校の二人の英雄の登場を待ち望む観客達の声が、鼓膜をくすぐる。
大学卒業を目前にした最後の試合。
卒業後自分は考古学の研究者として、ディオは法曹界へと、別々の道を進むことになるだろう。
だが、例え別の道を歩いたとしても、僕らの友情は永遠だ。二人が不倶戴天の敵として、血で血を洗う闘いを繰り広げるなんてことは考えられない。
頭をふって、突然思いうかんだ奇妙な妄想を振り捨てる。
(……それにしても、長い夢を見ていたような気がする。世代を越えた長い夢を)
ジョジョの奇妙な冒険・完
↑1巻で終わるのかよ!? でもオモロイ!
32 :
愛蔵版名無しさん:2005/07/27(水) 22:32:57 ID:XHaqVauD
「千兵衛さん!!起きなよ!!遅れるよ!!」
茜の声に目を醒ました。線香の香りが鼻腔をくすぐる。
今日は交通事故で亡くなった妹の命日だ。そそくさと喪服に着替え
仏壇の妹の写真に目をやった。
遺影の妹は相変わらず、オーバーオールにボストンメガネでこちらに向かって
手をあげて微笑んでいる・・・・。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
Drスランプ・完
三年奇面組で誰か作れません?
いや、釣りだけれども。
「水木二等兵!起きろ!」
軍医殿のだみ声に目を醒まされた。
南国特有のうだるような熱気が全身を蝕んでいく。
遠くから砲撃の音が聞こえてくるような気もする。
くだらない文明人とやらの、くだらない文明とやらがあるから、こんなくだらない戦争が続くのだ。
くだらない。
くだらない。
ふと永遠に失われた腕があった場所に目をやり、続いて密林の彼方に目をむける。
小ずるくも愛すべきねずみ男はいない。
物知りの目玉の親父さんもいない。
活発で愛らしい猫娘もいない。
世話焼きの砂かけ婆もいない。
ぬりかべは……いるかもしれない。
ふはっ、ため息が漏れる。
(……それにしても、長い夢を見ていたような気がする。それとも、今見ているのが夢なのだろうか)
ゲゲゲの鬼太郎・完
ぬりかべだけいる、ってところがまたマニアック。
そうとう読み込んでいますね。
今だネタにされていない主な名作漫画
ブラックジャック デビルマン 巨人の星 あしたのジョー
ワイルド7 MASTERキートン ドーベルマン刑事 アストロ球団
男一匹ガキ大将 etc・・・
ネタにされないのはネタにしづらいってのもあるね。
>>39 アストロ球団は、やっぱシュウロの夢でしょうな
周囲が明るくなった。肩を落とし、うつろな目で出口へ向かう人の群れ。
気づけば自分もその人波に加わっていた。手にしたパンフの表紙を見る。
「デビルマン」
何だっけ、これ?
(……それにしても、長い悪夢をみていたような気がする)
>>41 それは「新造人間キャシャーン」「キューティーハニー」「忍者ハットリくん」でも可能だなw
「リューちゃん、起きて。朝よ。」
いつものように髭を生やした馬に叩き起こされる。
そう、いつもの朝。
起きたら口のなかがヌードルだらけだったり、髪がパンチになってたりなどしない日常。
島民たちが集まってくる。
相変わらず女っ気のない島だ。ある日突然空から美少女が降ってきたりとかしないのだろうか…。
思わず ちっ、と舌打ちが漏れる。
「それにしても、何か長い夢を見ていたような気がする…。」
海の大陸NOA 完
スマン、復刊が嬉しくてつい…。
「ユ・メオ・チー!」
47 :
愛蔵版名無しさん:2005/07/28(木) 12:38:38 ID:ushsj7Nj
「可能起きろ!なに居眠りしてるんだ!」
西谷部長は、可能の頭を張り倒した。
「お前、今日江戸川射撃場でひらかれるオリムピック選考会にでるんだろ?
早く準備するんだな。」
「いや、特犯課としては・・」
「何を言っているんだ?ここは新宿区新宿御苑前交番、お前はそこの巡査だぞ」
「いや、俺はたしか三森との結婚式に向かう途中で・・」
そこまで考えて記憶が曖昧になってきた。
(なんだか、長い夢を見てきた気がする)
ドーベルマン刑事 完
48 :
愛蔵版名無しさん:2005/07/28(木) 12:54:27 ID:ushsj7Nj
こちら葛飾区亀有公園前派出所
「警視庁の英雄」参照
49 :
愛蔵版名無しさん:2005/07/28(木) 22:04:17 ID:IRk3pAAR
「パパ起きてよパパったら」
バカボンはパパを起こしていた。
「駄目だよ、ママ〜パパちっとも起きないよ」
「あらあら、しょうがないパパねぇ・・」
ママはにこにこしながら言った。
ママ「でも、何だか幸せそうね」
バカボン「本当だ、何か楽しい夢でもみているのか笑っているね」
ママ「もう少し寝かしておいてあげましょう」
バカボン「そうだね」
(パパは長い夢のなかにいる・・・)
天才バカボン 完
>>49 何かブラックな展開を想像したよ。
パパが寝てるのが集中治療室だったりとか。(それじゃ、無理矢理起こそうとはしないか)
「いいかげんに起きろよ、ドラえもん。いつまで寝てるんだ?ドラミちゃんがドラヤキを持ってきてくれたよ、ほら」
セワシの声にノソノソと起きあがるドラえもん。ドラミがお茶の用意をしてるあいだに、ドラえもんは洗面所で顔を洗いはじめた。
やがて洗面所からはドラえもんの叫び声。
「うわあああーー!? 耳がー! ボクの耳がぁ〜!ボクの体の色もーーっ!!」
驚いて様子を見に来たセワシとドラミ。
「どうした?ドラえもん」
「お兄ちゃん!」
ドラえもんは両手を頭にやったまま、鏡を見ながら震えていた。
「ああああ、ボクの耳がぁ…… ボクの耳が、ちゃんと有るぅっ!?」
拍子抜けするセワシとドラミ。
「なんだ、耳がなくなる夢でも見たのかい?」
「やだー、おどかさないで!」
「まったく、ドラえもんは しょうがないよなぁ」
笑っているセワシとドラミを尻目に、ポロポロと涙を落とすドラえもん。
「なんだよ、そんなに恐ろしい夢だったのかい?」
「しっかりして。それは夢だったのよ」
「ち、違う……違うんだ」
首を振りながら泣き崩れているドラえもんを見て、やさしく なぐさめるセワシとドラミ。
「笑ったりして悪かったよ」
「ごめんね、お兄ちゃん……」
「そうじゃないんだ…… 恐ろしかったからじゃないんだよ……」
ドラえもんは、しゃくりあげながら、懸命に夢を思い出そうとするが、思い出せない。
「どんな夢だったか覚えてないんだ。 ただ……」
「ただ?」
「なんだか とても…… とても長い夢だったんだ……」
ドラえもん・完
52 :
51:2005/07/29(金) 03:51:05 ID:???
(´・ω・`)つ「ああああ、ボクの耳がぁ…… ボクの耳が、ちゃんと あるぅっ!!」
(クエスチョンマークを削ってみました。つまりドラえもんは、耳が有ったので驚いたという描写をしたかったのです)
俺のなかで良スレに決定した。
54 :
愛蔵版名無しさん:2005/07/29(金) 23:29:22 ID:ihqO7R+0
「フ・リオ・チー!」
55 :
愛蔵版名無しさん:2005/07/30(土) 04:53:22 ID:/8c3PiiD
「課長!起きてください」
「ヘーイ、カチョサンカチョサンオキテネー」
課長は目を覚ました。
あぁ・・又PCと戦わなくてはいけないのか・・
課長は涙ぐんだ。
「ねぇ、今日はPC使わなくてもいいよね?」
「PC?なんですそれ・・どこかのメーカーが便利な物を作ったんですか?」
「う・・いやいいんだ」
課長はふと、机の上の囓りかけの林檎をながめた・・。
(なんだか長い夢をみてきたきがする・・)
電脳炎 完
「あなたー、起きてー。アザラシさん一家のショーが始まるわよー」
女房の声にオットセイは目を醒ました。バケツのイワシが鼻腔をくすぐる。
ショーが始まる前には、女房の愚痴も始まった。後ろから女房が夫の肩に顎をのせてきて言うのだ。
「……良いご主人よねー。また新しい芸をおぼえたんですってよ。
あなたもアザラシの旦那さんを見習って、早く芸を覚えたら?
少しは家族のために人気者になろってやうとかって気にならない?
まったく、毎日毎日、特等席でショーを見せてもらっても、ぜんぜん芸を覚えないし。
ホントに あなたって、精力だけなのね。肩身がせまいわー。」
ちっ、舌打ちが漏れる。昔はアザラシの方が勝手にオットセイの名を借りて、「オットセイ・ショー」と云っていたんだぞ。
でも、まあ今となっては、もう負けオットセイの遠吠えか……
そんなオットセイの耳に天の声が聞こえた。
「あきらめるでない、オットセイよ」
「(はっ、その声は!?)」
オットセイは、グーンと背筋を伸ばした。
「一緒に銀河皇帝の七大美人妃を攻略したあの栄光の戦いを、よもや忘れてはいまいな」
オットセイは、さらにググーンと背筋を伸ばすと、敬礼して言った。
「ハ、ハイッ!」
オットセイの女房は驚いた。
夫がいきなり立ち上がり、あさっての方向に向かって敬礼したのだ。
「ちょ、ちょっと、あなた? 一体誰に向かって敬礼してるのよ?」
女房の声に我に返ったオットセイ。
「誰にって、えーと……誰にだっけ?」
「なによ、まだ寝ぼけているの?」
「いや、今度こそハッキリと目が覚めた、……ふう。(しかし長い夢をみていたような気がする……)」
やる気まんまん・完
良スレだけどマロンにたてるべきじゃあないか?
>>55 俺はてっきり
課長・島耕作 完
ってのを期待したのだが・・・
俺も。あと知らない漫画もチラホラある。まぁこれはしょうがないが。
確かに
「海の大陸なんちゃら」と「電脳炎」って微妙だよな。
「ダイ、朝じゃぞ、そろそろ起きんか」
ブラスじいちゃんの声でおれは目を醒ました。スープの香りが鼻腔をくすぐる。
湧き水で顔を洗って、じいちゃんとゴメちゃんと一緒に朝食をとる。
「さて、今日は集中力を高める修行じゃ。魔法使いには大事な鍛錬じゃからな」
「じいちゃん、おれは勇者になりたいんだってばぁ・・・」
「ばかもん、勇者様をお助けする魔法使いにおまえを育てるのがわしの務めなんじゃ、いいからさっさと飯を食べて準備せい」
ちぇっ・・・ 口を尖らせてそう呟く。 ゴメちゃん、笑ってないでじいちゃんを説得してくれよ。
「あ〜あ、魔法じゃなくて剣術の修行とかしたいなぁ・・・」
(……それにしても、夢の中のおれ、凄かったなあ〜。いつかあんな風に強くなりたいなぁ)
63 :
愛蔵版名無しさん:2005/07/31(日) 13:10:54 ID:/zrlulbB
>>61 ドラゴンクエスト
ダイの大冒険
だったっけ?
「速太、起きてるの?学校に遅れるわよー」
母の声に青木少年は目を覚ました。トーストの香りが鼻腔をくすぐる。
味気ない朝食を喉に詰め込む。腹部の痣がズキッと痛む。
また今日もあいつらにいじめられる…いやだ…もういやだ、こんなの。
学校をやめたら楽になるだろうか、いや人生をやめてしまえば…
深いため息が漏れる。
(……それにしても、長い夢を見ていた気がする…すごく疲れる夢を…)
明陵帝梧桐勢十郎・完
関係ないが、梧桐勢十郎は連載前の読みきりでは組織に追われる裏切り者の殺人鬼だったような。
デスノート読みきり版とか、鬼太郎夜話とか設定に微妙な違いがあるときは、タイトル明記して
あとは出たとこ勝負か。火の鳥とかもタイトルいっぱいあるし。
ナメクジの夢とか。
「出番です、起きて下さい」
男の声に矢吹丈は目を醒ました。部屋の明かりが目をくすぐる。
シャツのボタンを留めようとするが、指が言う事を利かない。
(そうか、俺はあの試合で倒れた後・・・)
「そろそろ出番です。お願いします」
男の声に促され、俺は観客の待つ"あの戦場"へ向かった。
観客たちの視線は俺に釘付けだ。観客の声援に俺は応えた
「・・・た、たこです。かたじけない・・・」
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
あしたのジョー・完
サロン板じゃなくってなつかし漫画板にあるって事は
なつかし漫画をネタにしてくれって事ではないのか
69 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/02(火) 01:47:36 ID:VOlRZ3D4
懐かし漫画ならみんな最終回迎えてるしな
>>70 あやまれ!!
いろんな事情で中断したまま、続きが描かれないマンガに
あやま(ry
…「事情」の理由によって違ってくるけどな…
打ち切りとか作者が放棄とか雑誌が廃刊とか……
………作者があぼーんとか。
「先生!!起きて下さい!!」
担当の声に江口寿史は目を醒ました。妻が歌う「21世紀まで愛して」が耳をくすぐる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
パパリンコ物語、エイジ、ひのまる劇場、ストップひばりくんetc・完
いいなぁ!これ
74 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/02(火) 23:05:21 ID:ASwitjGW
「編集長 起きてください 会議の時間です」
「あ ああ…」
堀江信彦は秘書の呼ぶ声で目覚めた
長い夢を見ていたような気がする
600万部 夢のような…夢だった
幽々白書 ターちゃん ダイ 忍空 そしてドラゴンボール
「な わけないか」堀江信彦は少し笑うと会議場に消えた
完
75 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/02(火) 23:34:05 ID:3TKqs3Ba
「ルフィー起きなさい、学校に遅れるわよ!」
「あ、、うん、、肉くいてぇ・・・」
「朝から肉なんて食べられないでしょ!さあ、パンが焼けたわよ」
寝ぼけまなこをこすりふと右手を見る。
ぶんぶんと振ってみる。
・・・伸びないよな。あはは・・・。
ふとテレビを見ると海開きのニュースだ。
ああ、はやく泳ぎに行きてーなぁ。
「ペッ・・・。母さん!なにこのフルーツ!!腐ってんじゃないの!?まっずー」
「あらそうなの?ロジャーおじさんのお土産だったんだけど、捨てちゃいましょうね」
まったく、漁師のロジャーおじさんのお土産にはいつも参らされる。
「じゃあ、行ってきまーす」
「あ、ちょっとロジャー待ちな・・・キャーーー!!」
終
76 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/02(火) 23:35:24 ID:3TKqs3Ba
最後の待ちなさいはルフィーだったな。
>74
悲しいよ、悲しすぎるよ…でもワロス
80 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/03(水) 22:01:26 ID:NspPB+tH
「太陽起きなさい、もう時間だよ」
母は、太陽を起こした。
「まったくもう、中学生のくせに警察署長を相手に賭ゴルフなんかして
勝もんだから、停学になるんだよ。早く、晩飯を喰っちまって店を手伝いな!」
「あぁ、わかったよ母ちゃん。」
太陽は、ふとスポーツ新聞をみた『疋田プロ、キャディのトム・アンダーソンと組み
全英オープン優勝』
あれ?、自分が優勝したのではなかったのか・・・
(なんだか、長い夢を見てたような気がする。)
あした天気になぁれ 完
>>80 なんの捻りも無いならはじめから書くなよ。
「あなた起きて。ずっと徹夜だったのは知ってるのだけれど、起きてよ。今ね、飛葉って子が訪ねてきてるの。
勝さんの仇を討ちたくないか?って言ってるわ」
夜、成沢は目を覚ました。昼間は息子同然だった草波の告別式だった。
「でも あなた、もう犯人は捕まったわよね?」
「いや、命令したやつは捕まっていない。今日それがハッキリ分かった。だが捕まえるだけの証拠がないのだ」
「勝さんは、証拠がなくても犯人を捕まえられる組織を作りたがっていたのにね…… なんだか皮肉ね」
「お前、何が言いたい?確かに草波に組織を作らせなかったのは私だ。だが……」
成沢には信念があった。その信念のために、草波に何度も考え直すように言っていた。
だが、あの組織が出来上がっていれば、少なくとも今日のくやしい思いはなかったように思えた。いや、むしろ……
ちっ、舌打ちが漏れる。
「草波、不憫なやつ。私にはまだ信じられん。あんなやつらに殺されたなんて……
しかも犯人は大手を振って、今日の告別式を見に来たとは…… それでも、あの男は尻尾を出さない。くそっ、これでは草波が うかばれん」
「ねえ飛葉って子供が来てるって言ったでしょ。話があるって」
「何?飛葉?」
その後ろにはすでに写真で見覚えのある少年の姿があった。
「こんばんは、勝手にあがらせてもらったよ」
「あらあら、若い人はせっかちね」
「……飛葉か?まさか……脱走してきたのか?」
「ああ、そのとおりさ。昼間も見ていたぜ。アンタがヤツにくってかかって子分たちにやられていたところを」
「草波は私にとって息子同然だったのだ!」
「……草波の野郎は親不孝なヤツだ。だがそういうことなら、仇を討つのが弔いになるんじゃないのかい?」
「な、なに!?」
成沢は驚いた。と同時に不思議にも思った。目の前の少年が本当に仇をうってくれるという確信があったのだ。成沢の魂は、ふつふつと煮えたぎった。
「やる!」成沢は言った。
「(草波…… 私はとんでもないことをしようとしてるのかもしれない……だが)、後悔はせんぞ!」
その瞬間、草波が「ありがとう」と成沢に言ったような気がした。そして同時に思った。
「(それにしても……長い夢を見ていた気がする)」
ワイルド7・完
83 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/04(木) 09:40:15 ID:3GrBIXza
>>82 感動した。「恐怖新聞」ネタと1、2を争うかも。
一つ苦言を呈せば、改行を・・(ry
>>82 若干、飛葉ちゃんのキャラがアレだがwまぁよし
ワイルド以外だともうチンプンカンプンだという人多そうだなー。
86 :
85:2005/08/04(木) 18:45:50 ID:???
あー他の望月作品てことね。
87 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/04(木) 23:26:42 ID:JotUiUZs
漏
いちごも終わったことだし。
>>82は反省しろ!
おれのハートを盗もうとした。
93 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/06(土) 05:51:21 ID:DHedP0mf
「先輩!起きて下さい!先輩〜!」
ゴローはヒロシを揺すり起こした。
「あ・・あぁ、ゴローか、俺いったいどうしたんだ?」
「何を言っているんでやんすかもう。3丁目の空き地で
ゴリライモと決闘をして負けたんでやんすよ。まぁ、通算23敗5引き分けでやんすがね」
「おいおい、それじゃ俺は負けてばかりじゃないか」
「負けてばかりでも、先輩の正義感には頭が下がる思いでやんすよ。」
ヒロシは少し照れくさそうに
「ゴロー立ち上がるから手を貸してくれ」
「ほいきた!」
ゴローは、ヒロシに手をさしだしヒロシは立ち上がった。
何か胸の辺りに違和感を憶える。
「あれ?先輩のTシャツ変わったデザインすね?蛙の解剖図なんすね?」
「ん?あ〜又シャツ汚しちゃったよぉ。かぁちゃんに怒られちゃう」
ヒロシは、Tシャツに潰れて張り付いた蛙を破がした。
(何だかこいつと名コンビを組んだ様な気がする・・・)
ど根性ガエル 完
94 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/06(土) 09:32:37 ID:iV01qi25
「お客さん!もう出て行ってくれないと困るんだよ」
ドヤ街の外れ安宿の女主人からたたき起こされた丈は
それでも起きあがることができなかった。「痛た・・」
昨日飯場の連中の数人とケンカになりこてんぱんに
やられたのだ。そう、ボクシングでもやったら強くなって
あいつらに一発でも殴れたのに・・、そう思いながら
寝たんだったな・・・。
「(それにしても……長い夢を見ていた気がする)」
あしたのジョー 完
「起きるのよ、キャー朝の乙女、きんどーちゃんなのよー」
(ああ、起きてる、起きてるとも)
「きゃー大変よー起きるのよー」
(起きてる)「ちょー」「なんだー、なんだー」(お れ は起きて る)
「トシちゃん25才」「あらあら大変」
(だ から)(もう3 日)(寝てない んだ)「いいかげんにしてください!!」(そうだも)(ういいか)
(げんにして(くれ)(もう…俺は)(キャー)(え)ノオオオオオオオオオオオオオオオオオおおおおお
おおおおおおおおおおお
(いや)(起きてるはずddddっだだ)NOOOOOOOOたまりませんわたまりませんわたまりわせんわ
あちょーとしちゃんちょ^としちゃん2222255252525才(先生)、としちゃんと足jktjjd者ん(ぼくは)
24542いkj乙乙女乙女乙乙乙乙乙乙女女女女女女女女女女ああ
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マカロニほうれん荘(完)
もしかして起きたから沖田?
97 :
95:2005/08/06(土) 18:08:42 ID:???
いや、鴨川つばめの悪夢のつもりだったんだけど…
>>93 面白い。面白いが・・・後味悪いなぁ・・・
ブラックな傑作かも。
才人が多いな、ここ
「アテナァァアアアッ!」
「きゃッ 星矢ちゃんったら、もう!」
昼寝をしていた星矢が突然大きな声で飛び起きたのだから
美穂が不快に感じるのも当然である
「はッ!?ここは・・・・ アテナは!?」
「アテナ? またエッチな夢でも見てたんでしょッ
星矢ちゃんのエッチー」
そう言えば鍛え上げられたはずの身体でもなければ、幾多の
戦いで受けた傷も見受けられない
「そんなことより星矢ちゃん 今日は行方不明になっていた
星華お姉ちゃんが来る日でしょッ いつま寝てんのよー」
夢・・・なのか!? 夢だとしたら随分と疲れる夢だった・・・・
「あれが星華お姉ちゃん!?」
美穂の声に反応した星矢が見たものは
馬らしき彫刻がほどこされているブロンズ製のケースを背負い
マスクをかけた女性の姿であった
聖闘士星矢・・・・・・・【完】?
無理がある・・・・・
夢というより、パラレルワールドみたいな・・・
どんな漫画でも夢オチだとカス以下になる事がこのスレ読むと良く分かるなwww
カス以下というよりほとんど詐欺罪だよな
「はい、ここからが本当のお話ですよ〜」
「続きが見たかったらお菓子を買ってね」
スゲー安っぽい紙芝居wwwwwwww
それは奇面組に対する挑戦か?
あの漫画は夢オチ以前の問題
週刊少年チャンピオンで1977年5月16日号から
1979年10月15日号まで連載していた
鴨川つばめのギャグ漫画『マカロニほうれん荘』をパクって
おにゃんこで一発当てただけの悪質な漫画
一緒に語るのは他の真っ当な夢オチ漫画に対して失礼過ぎるだろう
良スレあげ
>>105 > 一緒に語るのは他の真っ当な夢オチ漫画に対して失礼過ぎるだろう
どういうのがあったっけ? 煽りではなく真面目に知りたいので。
言い捨て煽りなら丁寧に説明しにこないだろ
マロンの質問スレにでも聞け
良スレage
「最終兵器彼女」の場合、「はじめて記念」を削除するだけで、
夢オチとしてまとまる。
つーか、作者が「夢じゃなくて現実だぞ」という演出をしっかり
やっているのに、夢オチだと解釈する奴がいるのだが。
まあどっちにしろつまらない漫画だし。
なんか極めて少人数で書いてる気がする。
一人ってことはないだろうけど。
いや、ここに書き込むにはスキルが要るよ。
長いマンガを読み込んでいないと書けないし。
「アムロ、起きてー。またおじいちゃんのエレカーが調子が悪いの」
フラウボーの声にアムロは目を醒ました。
朝の日差しは彼にとっては鬱陶しいものでしかなかった。
どちらかと言えば昼食とも言える朝食を軽く済ます・・・・ガンダムか。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」 【完】
自分『聖闘士 星矢』をやったものです
やっちまった
フラウボーじゃなくフラウボゥでした・・・・
いや、ここアニメじゃなくって漫画の板なんだけど・・・
118 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/17(水) 00:34:41 ID:AmGOSnbp
いや、機動戦士ガンダム THE ORIGINはアニメじゃなくって漫画なんだけど・・・・
まだ、終わってない作品ではあるがw
釣りか?
いや、だったらここ懐かし漫画板なんだけど・・・
これで納得しましたか?
それ以前に
つまらん・・・・
>自分『聖闘士 星矢』をやったものです
こんなもんいちいち宣言する意味がわからん。恥の上塗りしてるだけなのにwww
「球三郎!球三郎!」
兄の声に球三郎は目を覚ました。
「気が付いたか、球三郎」
「心配したんだぞ、三日も意識が戻らんから・・・」
どうやら父・千岩と兄の大門がいるようだ。
私はいったいどうなったのだろう・・・
そうだ・・・思い出したレースで事故にあって・・・それで・・・
そうか・・・二度と光を見れない体になってしまったのか・・・
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
アストロ球団・完
なんか暗い感じになったが、そのあと兄と二人で道場を経営してゆくってことで
「はっ……!?」
いつものボロアパートで目を覚ました森田。
「ここは……そうか……なんだか長い夢を見ていた気がするぜ……
…悪夢……いや……いい夢かな……」
夢の内容はもはや思い出すことは出来ない。
が、なんだかとても切ないようなものだった気がする…
「さて…バイトに行くか……あーあ……金持ちになりてえなあ……」
銀と金 完
雰囲気的に週刊少年漫画板でなければいいんじゃない?
終ってなくても有名なのがあるし。
ガラスの仮面だとかキャプテン翼(?)とかバンチ系とか。
映画とかテレビとかのタイアップで、一時的に復活するマンガとか。
それと>115の 自分『聖闘士 星矢』をやったものです は、>113 に 答えただけに思える。
125 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/17(水) 07:34:36 ID:doo/SH65
「ほら、アシベ起きな。まおちゃん達とプールに行くんだろ。」
かぁちゃんは、あしべを起こした。
「うっう〜ん・・・ん?」
アシベは目を覚ますとかぁちゃんのガスマスク姿に驚いた。
「なんで、そんな物被ってるの?」
「お前は、この臭いに気づかないのかい?」
そういえば、生臭いような異臭を感じる。
「わっ!くせぇ!この臭いなんだぁ?」
「御父さんがキャビックを作ったのよ」
「ふぅ〜んこれがその臭いかぁ」
「じゃ、いってきまぁ〜す」
(何だか大事な物を失った気がする)
少年アシベ 完
>>125 キャビアと混ざっとるがなw
「アザラシの腹に海鳥を詰めて醗酵させる
世界三大『臭い料理』のひとつ」は
『キビヤック』だよ。
>>125 今まで出てきた中で一番のブラックな作品だな・・・。
ちょっと背筋が凍ったよ・・・・。
128 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/17(水) 21:37:06 ID:vLLjPY9H
「オヤブン、オヤブン起きてください」
イキドマリ事、袋小路は山岸を起こした。
「う〜ん・・・」
山岸はいきなり覚醒した。
「イキドマリ!生きていたのか!よかった。」
山岸はイキドマリに抱きついて泣いた。
「どうしたんですか?おいら、ずっと生きてますぜ」
山岸は聞いた。
「すると、あゆちゃんも、パラソル先生も生きているんだなあの戦争を
生き延びているんだな?」
「あの戦争?なんですかそれ?おいら達は林間学校のハイキングの途中で
道に迷い山小屋に避難したんじゃないですか」
山岸は遠い記憶を手繰り寄せた。
(そうか、あれは夢だったんだ夢で良かった・・)
ハレンチ学園第1部 完
「ケンゾー! 朝よ」
エヴァの声に天馬は目を覚ました。相変わらず香水のにおいがきつい
キッチンに立つのはもちろん自分だ。女なら料理くらいしろよ。
ちっ、舌打ちがもれる。
さて、院長に提出する論文を仕上げるか。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
MONSTER・完
>>129 キートンで俺も一つ作ろうと思ってたんだが
なかなか浦沢作品は難しくてな。
131 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/18(木) 12:56:04 ID:qSG3x/MP
「おい!キートン寝るな起きろ」
豪士は、キートンの肩を揺さぶった。
「あぁ・・・豪士少尉。自分はもう駄目です・・・」
豪士はキートンを叱りつけた。
「馬鹿野郎!こんな下らない戦争なんかで倒れてもいいのか?
それでもSASの隊員か!」
キートンは目を瞬いた。
「ドナウ川だ!ドナウ川が見える・・・」
「いかん!ジェフリー早くキートンを搬送しろ急げ!」
フォークランド紛争は激戦を向かえていた。
(ドナウ川へ向かおう・・・)
マスターキートン 完
>>131 あれ?スレ違いだけど、パイナップルARMYと
マスターキートンって世界観繋がりあるの?
133 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/18(木) 21:36:41 ID:YzhGdhh5
「メーちゃんおはよう」
子供達の声に目を覚ますと、私は学校の動物小屋にいた。
あれ?なんで私はこんなところで寝ていたのだ??私は教師だぞ!
イタズラコンビの高山と田村。
貧乏な平吉
何かと興奮して腰を振りまくるアメリカからの留学生・・・・
その他一癖も二癖もある生徒を相手に、ほとんどいい加減に、そしてほんの少し熱心に教鞭をとっていた教師ではないか。
「めぇーっ」
何かを言おうとしたが、こんな声しか出ない。
そうか、そうだよな・・・私は小学校で飼われている、一頭のしがないヤギにすぎんさ。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ナマケモノが見てた、完
「さあ、起きろ!」
兵士にこづかれて、私は目を覚ました。
今日は私の処刑の日だ。
部下に裏切られ、敵に引き渡された、この哀れな私の。
しかし振り返ってみるに、私の人生は、栄光に満ちていた。
先々代王のフィリポス2世にコネがあって、若い頃から宮廷で出世
コースを歩んできた。
先代王のアレクサンドロス3世と従い、世界の3分の1を支配する
大王の書記官となった。
生まれ故郷の行政官と喧嘩して、一時期放浪を余儀なくされた事は
あったが、それ以外は順当な人生を送ってきたといっていい。
人生の最後の最後で、とてつもない失敗をしてしまったが。
ふと、処刑の準備をしている奴隷と目が合った。スキタイ出身の
哀れな奴隷らしい。
私が恵まれた境遇ではなくて、このような悲惨な境遇に生まれて
いたら、私はもっと長生きできたのだろうか?
紀元前316年、後継者戦争の最強者・アンティゴノス将軍に唯一匹敵
する力量を持っていた実力者であるエウメネスは、最後の戦いにおいて
部下の裏切りにより、その栄光ある生涯を閉じた。
ヒストリエ・完
「起きて下さい! 安楽候殿、陛下の御前ですぞ!」
ああいけない、つい酒が過ぎて、居眠りしてしまったようだ。
それにしても、実に楽しい毎日である。
このような日を過ごせるのなら、もっと早く降伏を決断すべきであった。
というより、漢王朝の復興などという妄想に取り憑かれた馬鹿どもに
担がれたせいで、無意味に人民に犠牲を強いてしまった。
私が降伏した時、これで戦に駆り立てられる事は無くなると、人民は
たいそう喜んだという。
それにしても、わずかな間の居眠りだったが、長い夢を見ていたようだ。
私が生まれる前からの夢だ。
小狡く群雄の間を立ち回り、騒動を広げ、とうとう皇帝を僭称した我が
父と、その部下たちが、妙に格好よかったような気がする。
本当は、人民の迷惑を顧みない、単なる戦乱好きだったのに・・・
三国志・完
「起きたか! 目を覚ましたか! 良かった!」
ん・・・私はどうしたのだろう?
それに、お兄ちゃんが・・・いつの間にかかなり老けていて・・・
どうしてこんなに泣いているんだろう。
「おめでとうございます。博士」
「・・・いえいえ、皆様のおかげです。有り難う・・・有り難う・・・」
思い出した。私は不治の病にかかって、もはや現代医学では治す事が
不可能であるという事で、科学者だった私の父と、助手である兄の手に
よって、冷凍睡眠に入ったのだ。
今、こうして目を覚ましているという事は、私の治療法が見つかったの
だろうか。
「良かった・・・死んだ親父にも、見せてやりたかったな・・・」
そうか、お父さん、死んじゃったのか。それに若かったお兄ちゃんも
すっかりおじさんになってしまった。
そして病気が完治した私は、中学に通う事になった。お友達もたくさん
できた。そして先生が・・・すごい美人なんだ。
お兄ちゃんは、研究に忙しくて、まだ結婚していないらしい。お兄ちゃん
に紹介してあげようかしら?
それにしても、ずいぶんと長い夢を見ていた気がする。本当に長い間
眠っていたのだけど。そう、とっても楽しい夢を。
学校からの帰り道、2匹の子犬を拾った。お兄ちゃんは犬嫌いだったけど、
どうしても見捨てる訳にはいかなかった。
お兄ちゃんは困った顔をしていたけど、私が責任を持って飼うという約束で、
許してもらった。
「それで、名前はどうする?」
「えっとね、ガッちゃんに、うんち。」
Dr.スランプ 完
「黒沢さん、起きてくださいよ、黒沢さん」
坂口の声で、俺は目を覚ました。
「まったく、いくら働きすぎで疲れているからって、現場で寝たら危険ですよ。
さ、指示お願いしますよ。黒沢さんが居ないと、この現場回らないんですから」
「ああ…すまんすまん」
「キャハ…黒沢さんが居れば今日中に終わるでしょ!」
「浅井…」
一緒に働いている若い奴らは、屈託無く俺を慕ってくれる。
家では可愛い妻と子供が俺の帰りを待っている。
それを考えるだけで、身体の内側から力が湧いてくるようだ。
「そうだな、よし、今日中、今日中に終わらせるぞ!」
…それにしても、長い夢を見ていたようだ。
最強伝説黒沢 完
「アキヒコ、起きて。」
妻の声にサイトウは目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
アメリカの爆撃で妻は負傷し、その傷は癒えないままだ。
「正義とはなにか」の答えを探し、いろいろな職に就いた。
自衛隊、外人部隊、セキュリティー会社。
今はアルカイダの下、整形で顔を変え日本に潜伏している。
朝食が運ばれるまで朝刊1面にざっと目を通しす。
「ロンドンで同時多発テロ」そういうことか。
ちっ、舌打ちが漏れる。
昨夜、アルカイダから指令が下りていた。
「日本時間明朝、東京でテロを開始せよ」
そろそろ仕事の時間だ。
「お前をそんな体にしたアメリカを俺は憎んでいる。しかし…」
「テロを止めにいくのね。最初からそのつもりだったんでしょ」
「エメラルダ…」
「いってらっしゃい」
「正義とはなにか」は判らない。
だが、するべきことは判っている。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
コブラ・完
斎藤昭彦さん 安らかにお眠りください
>>18 「オイ!こら!起きろ!起きんか!点呼だぞ!」
とっつぁんの声に、転寝していたオレは目を醒ました。
銭形という名の、この人の良い初老の男を、雑居房の受刑者たちは親しみを
こめて、とっつぁんと呼んでいるのだが、オレとはどうも馬が合わない。
便器から漂うアンモニア臭と、古畳のカビ臭い匂いが鼻腔をくすぐる。
刑期満了まで、どうにかこの匂いには慣れると思うが、同房の次元のヤニ臭
い口臭(こいつは既にここで8年もタバコを吸わずに過ごしているのに、未だ
にヤニ臭いのだ)と、石川の甘ったるい体臭にはどうにも我慢ができない。
刑務官が巡回してくるまで、峰がいつもの舐めるような目でオレを見ている。
シャバじゃホモだったらしいのだが、それも本当か。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ルパン3世 完
141 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/20(土) 05:05:30 ID:bFE5QnIB
点呼の前までには、寝具の片づけと掃除を終わらせて待機してなくては
いけないのだが・・・まぁ、架空の展開だからいいか
142 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/20(土) 09:18:18 ID:PiRDXMEe
点呼でなく点検ね
そこに目をつぶれば傑作の部類だと思われ
「おい、シン、目を覚ませよ」
神崎の声で辛うじて目が覚めた。酒とタバコの匂いが鼻をつく。
どうやら眠り込んでいたららしい。
(お前は死んだはずじゃ?俺がこの手で...)
何を馬鹿なことを、悪い夢でも見ていたようだ。俺たちは。明日、日本に帰るじゃないか。
涼子、あぁ、君を想うだけで幸せな気持ちになる。明日には会えるんだ。
神崎が何か怒鳴っている。頼むから寝かせてくれよ。
「おい、シン。外泊証明書にサインしろ。そうしたら好きなだけ寝かせてやる」
エリア88・完
「竜馬さん!竜馬さぁん!できましたよ。」
なんじゃぁ・・、峰吉ぃ・・もうちっと寝かせんかよ・・
「竜馬!起きんか!ほれ、食え、食え!」
中岡ぁ・・おんしゃの声は響くワィ・・
ぅぅ・・頭が重いのぅ・・それに体の節々も痛むのぅ・・
起こされる声で坂本竜馬は目を覚ました。軍鶏鍋の香ばしい香りが鼻腔をくすぐる。
ほぃ、そうじゃった・・早ぅ風邪を治さんといけんじゃった・・
懐紙を取り出し、ズルズルと垂れてきた鼻水をいきおいよくかむ。
峰吉が給仕をする間、新政府の官制案について中岡の話に耳を傾けつつ思う。
懸念された薩長の仲は、あれほど仇同士いがみ合っていたのが嘘のようじゃ・・
大政奉還後は万事思い通りに物事が運んじょる・・
なんといっても驚いたのは、新撰組と見廻組の者らが、海援隊士になってよう働いて
くれちょることじゃなぁ・・
さぁて、いよいよ新政府の立ち上げじゃあ!
じゃが、その前にこの風邪を治さにゃぁのぅ・・
不意に下関に残してきた、おりょうのふくれっ面が目に浮かんだ。
くすっ、思わず噴き出してしまった。
「なんじゃぁ?おまん、思い出し笑いかよぉ、またどこぞの女子の夢でも見ちょったん
じゃろ、こんバブレモンがぁ・・。ええのぅ、おまんは女子に好かれる性質じゃき。」
ホイ、始まったわぃ、中岡の愚痴は長くなるきにのぉ・・
(……それにしても、悪い夢をみていたような気がする)
お〜い!竜馬 完
「ほら、ケンちゃん、起きなさい?もう映画、終わっちゃったわよ?」
母、由利亜の声にケンは目を覚ました。手に持ったまま寝入ってしまった
カップのポップコーンの味が舌に残っている。
「燃えよ!ドラゴン」と「マッドマックス」の2本立ての看板を背に、母に
手を引かれ上野駅へと向かう。
夏休み中は今よりも手伝うからと父に約束して、いつも疲れた顔をしている
病気がちの母に無理をさせ、楽しみにしていた映画を観に来たというのに、
睡魔に襲われ、うつらうつらとしてしまったのだ。
ホームで電車を待つ間に、やっと貯めた小遣いで買ったパンフレットに目を
通す。
あぁ、ラストの対決、観たかったな・・。学校で礼ちゃんや真ちゃんとカン
フーごっこしたかったのに、技がわかんなきゃできないな・・。
それにしても、表紙の人が手に持っている鎖の付いた棒はなんだろう・・?
家に帰れば、また洗濯屋の手伝いが待っている。一番上の兄はチャリンコ暴
走族のリーダー、二番目の兄は近所の凛ちゃんとお医者さんごっこばかりし
ている。三番目の兄は・・、あの兄は・・ちてきしょうがいしゃだってさ。
寝入ってしまったのは、日頃自分だけ家業を手伝わされて疲れているせいか。
ちぇっ、舌打ちが漏れる。
いくら手伝っても、家は貧乏なままだし。こんな世の中は戦争でも起きて変
わっちゃえばいいんだ。
(……それにしても、映画館では長い夢をみていたような気がする)
北斗の拳 完
原作も、シンにとっちゃ夢オチみたいなもん。
149 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/21(日) 11:08:39 ID:MZQCgd72
「りえこ、りえこ起きるのよ!」
「んぁ〜・・ちむかぁ。」
床に倒れ込んでいたりえこは、ふらふらになりながらも起きあがった。
「はやく、はやくあの山銀を止めなくてはあたし達、尻の毛までぬかれるわ!」
「大丈夫。昔のあたしと違って今は蓄えがたんまりとあるから。」
「え?りえちゃん何にか連載が決まったの?・・よかったね、これで3流ポルノ雑誌
からは足を洗えるね。」
「それ、何時の話?あたしは今やあのNHKの連ドラにさえ挿し絵を・・」
「何夢みてるのよ、あんたの絵柄で連ドラに挿し絵なんて描けるわけないでしょ」
そこまで話していたときに山銀がいきなり
「あ、りえこさんそれ当たり!リーチ一発ドラ8!」
ブッ!・・・
「りえちゃんちょっとみみぢが・・・」
(そうか、アマゾンに行ったのも手塚治虫大賞も結婚して二人の子供が居るのも
みんなみんな、南長崎の白日夢だったんだ・・・)
「ローン親倍!」
山銀の声が雀荘の中に響くのであった
(夢の世界の方が幸せだったかしら・・・?)
まぁじゃんほうろうき 完
>>145 ワロタというかコワイ、夢の終わりが悪夢なんて
>>146 夢オチにした結果が、史実をねじまげたらまずいだろ。
例えば
>>134-135みたいに、創作を夢の内容にして、目が覚めたら史実で
終わるようにしないと。
↑イタイ香具師ハケーン
「旦那様、起きて下さいませ! 朝でございますよ。」
召使いの婆さんに呼ばれて、儂は目を覚ました。
それにしても、ここはずいぶんと寒い所だ。
こんな事なら、妻子を置き去りにして、出奔なんぞするのではなかった。
同じ捨て扶持をもらうのであれば、従兄弟の所で世話になっていたほうが、
まだましであった。
それにしても、儂の人生は、どこで間違ってしまったのかのう。
儂の叔父が、その美貌をいい事に、上様と男色関係になってしまい、
とうとう家督を奪ってしまった。それがそもそもの原因だ。
ああ、何と憎らしい・・・しかし儂が家督を相続した所で、叔父のように
はとうていできなかったであろうなあ・・・
結局叔父には、男としての魅力でも、武士としても、かぶき者としても、
何ひとつ勝てなかったわい。
それにしても、長い夢を見ていたような気がする。
そう、儂が本当にいい男だったような、そんな夢を・・・・
花の慶次 完
いや、正論だと思う。
「おねえちゃん、起きて。朝ごはん出来てるよ。」
シンヤの声に阿素湖素子は目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
うーん、いけない、今日から新しい高校へ赴任したんだった。
ギラギラした若い欲望を、体当たり教育で受け止めなくては。舌舐めずりがでる。
裸のまま飛び起き、味噌汁をすすりながら、鏡台に向かう。
(…うん、誰だ、鏡の中のこの女。あたしに弟なんていないし、…
ハッ、もしやこれは夢落ちというありがちな展開では、…)
「ミャアちゃん、起きなさい。遅刻するわよ。」
母親の声に猫山美亜は目を醒ました。
(うはぁ、やっぱり夢落ち。)
「スクラップ学園」「やけくそ天使」 どっちか 完
「おにいさん、バイク便のおにいさん。聞こえるか。名前、言えるかい」
誰かに呼ばれて意識が戻ってきた。
「ほ、本郷猛。城南大の生化学科の学生で...」
「無理にしゃべらなくていいよ。救急車呼んだから」
ひどい痛みで体が動かせない。
配送中にT字路の突き当たりを曲がり損ねて、この様だ。
前を走っていたライバル店のショッ急便を意識してしまったようだ。
ちっ、舌打ちが漏れる。
いつも実験に使っている飛蝗もこんな気分なのだろうか。
(おやっさん、いや社長に連絡しなくちゃ)
「おう、本郷か。なに事故った。すぐに行くから。
代わりの2号ライダーは、一文字を連れて行くから。」
隼人が来るのか。後は頼む。
(……それにしても、気を失っている間に長い夢をみていたような気がする)
仮面ライダー・完
オモロイ!
160 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/25(木) 12:34:42 ID:QP8BG2fK
「起きてよ、次郎兄ちゃん。」
オンブは飛鳥次郎を起こした。
「おはよう。オンブ」
「もう!おはようじゃないでしょ。大佐部長に依頼された仕事に
遅れるよ」
そうだった・・・農繁期に農村に潜入して資金の使い道をしらべるのだった・・
「あぁ〜秘密探偵も世界規模の事件をあつかいたいよなぁ・・・
夢の中じゃ俺は無敵のヒーローだったのに。」
(まぁ、夢は夢でいいか平和が第一だし・・・)
秘密探偵JA 完
>160
トラクター購入ローンの資金でどら息子がムスタングを買ったりしていないかを調べるのだな。
農業用トラクターの名目で戦車を作っているやつがいたら世界規模の事件だったのにな。
162 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/28(日) 11:37:46 ID:JdJFACrq
「あなた、大丈夫?今日は先生も早いって…」
妻に起こされ、慌てて車に乗り込む。
今日は日曜だが、議員秘書に「休日」はないのだ。
我が子が、まだ、門の前で手を振っている…
おやじを乗せる、急スタート!
「おいおい、お手柔らかに頼むよ」
といいながらも、おやじは国会の政策草案を車中でチェック中だ。
「先生、あのお…」
俺は思わずこう言う、もっと汚いやり方があるのではないかと。
派閥闘争とか、大物に取り入るとか、政敵の弱み探すとか…
「馬鹿だなあ、政治家同士が足の引っ張り合いをやってちゃ、何も進まないだろう?」
「あ、そうですよね、ははは」
そうさ、政治家が自分の仕事そっちのけで、派閥の人数確保に精を出してたら、誰が政治をやるんだ?
それにしても、長い夢を見ていた気がする。
俺の様に、何のアイデアもない、要領だけが売るものの人間が、人数集めだけがすべての世界で
国会議員になり、小規模ながら新党まで立ち上げる、そんな夢を…
でも、これでいいんだ。
票田のトラクター 完
163 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/28(日) 17:39:44 ID:9ubkM4lU
「兄さん起きてください、兄さん」
「どうした?弟よ」
「兄さん!」「弟よ!」「兄さん!」「弟よ!」・・・
「達郎クンおきてくださぁ〜い」
くるみは達郎を起こした
達郎は寝汗をぐっしょりかいて起きた。
同級生だったくるみと結婚して30年の月日がながれていた。
「あぁ、くるみちゃんか起こしてくれてありがとう。」
「なんか、達郎クンうなされていたみたいですぅ」
「うん、あの学園生活の狂気の秋田ブラザースが夢に出てきてね」
「秋田先生なら枕元にいますぅ〜」
「兄さん!」「弟よ!」「兄さん!」「弟よ!」
狂気の秋田ブラザース事、秋田冒険王とマンガ王は今日も元気だった。
(夢だ夢であってくれ・・もうあの悪夢はごめんだ)
るんるんカンパニー 完
「
アワワ
「あさり、朝よ。起きなさい」
「ん・・・・」
優しい母の声で、浜野あさりは目を覚ました。
焼きたてのトーストと、ハムエッグの薫りが鼻腔をくすぐる。
「タタミ、おはよう」
足元に擦り寄ってきたミニチュアダックスの頭を撫でる。
あーあ、キョーダイがほしいな。
「今日は模擬試験だったわね。また学年一めざして頑張ってね」
あさりは東大一直線の優等生だ。
「うん、余裕よ。うちの学校ドアホばっかりだもの」
「あさり!またそんなこと言って!少しは言われる方の身になって考えたらどうなの」
「・・・うん・・そうだよね・・・・」
いくら勉強が出来ても人を馬鹿にしちゃいけない。
(・・・それにしても、長い夢をみていたような気がする。)
あさりちゃん・完
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
「おいファイア、起きろよ。もう2時間も寝てるぞ」
フランケンが、VoIPを通した平板な声で私を呼ぶ。
フランケンというのは、私の開発パートナーのハンドルだ。
奴がテストを行っている間、居眠りをしてしまったらしい。
「テストは99.2%良好だが、SNATに問題がある」
(えぇい、忌々しい。)舌打ちが漏れる。
だが見ていろ。開発中の新型ファイアウォールこそは、まさに最強だ。
前バージョンのファイアウォール2世は、敷島ソフトの鉄壁28号に破れ、
グラネードソフトにOEM採用されなかった。ええぃ、悔しや。
敷島ソフトの金田正太郎とかいう奴。スクリプトキディと舐めて掛かったが、
なかなかたいしたルールチューニングじゃったわい。
だが、今度のファイアウォール3世は、一味違うぞ。フフフフ、フハハハ。
どーれ、眠気も覚めてきたわ。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
鉄人28号・完
「ほら、メッカチのおっさん!起きろや!集合に遅れっちまうぞ!」
送迎車の運転手も兼ねた手配師の声に丹下段平は目を醒ました。
二日酔いのゲップに混じったアルコール臭の酸っぱい香りが鼻腔をくすぐる。
支給された軍手を嵌めると一瞬、ボクシンググローブに見えた気がして片目を凝らす。
泪橋を逆に渡る・・か・・。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
あしたのジョー 完
「マサルさん、マサルさん、起きてください。」
50cmにも満たない、2体のホームロボットが小さな車輪で器用に動き回りながら,
ベッドの少年に声をかける。
赤と薄い青の二色のコミカルな色あいのロボットはイチロー、もう一体の
黒を基調に要所に黄色を加えた精悍なロボットはサブロー。
もう一体いるはずのジローはマサルの姉、ミツ子のところだろう。
いずれもロボットデザイナーである父親が作ったものだ。
サブローに何度も呼ばれてマサルはしぶしぶ目を明けた。
(また今日から学校か、またあいつらにいじめられる)
(僕も大きくなったら父さんのようにロボットを作る人になる)
(僕が好きな虫や動物の形のロボットだ。そしたらあいつらだって僕には逆らえなくなる)
(そうしたら僕のことを「ムシ」とか「キリギリス」とか呼ばせない。)
(特に気に入らないのがキリギリスを縮めた呼び方だ。「ギリ」って何だよ。)思わず舌打ちが漏れる。
(まてよ、ギリはいやだけど、ギルなら悪くないな。僕が支配者になったらギル様と呼ばせてやろう)
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
人造人間キカイダー・完
最初の1行で、「すごいよ!マサルさん」かと思った。
「ブルース、起きてー。スクールに遅れるわよー」
ママの声にブルースは目を醒ます。フレンチトーストの香りが鼻腔をくすぐる。
かたわらのペンギンとネコのぬいぐるみを脇にどけて、しぶしぶベッドを出る。
(そういえば今日は評判のピエロが学校に来るんだっけ。遅刻できないぞ。)
「昨日も夜更かししたんだな。そのうちコウモリになっちゃうぞ」
読みさしの新聞を膝に置いて、パパが冷やかす。ゴッサム・シティの平和な朝。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
バットマン・完
最初の1行で、「太陽にほえろ!」のブルース刑事かと思った。
誰かスラムダンクを夢オチにして下さい。
最初の1行で、「スラムダンク」かと思った。
そこらへんも醍醐味だよな。
「コラッ!ロク!グズグズしてんな!送迎バス、遅れっちまうじゃねぇかっ!」
ラインのリーダー、有馬の耳障りな甲高い罵声で山口六平太は転寝から目を醒ました。
寮から工場まで期間工員達を送迎するバスの到着を座り込んで待っていたのだが、昨夜もエロビデオの
抜きどころで迷っているうちに寝たのは深夜になり、ついウトウトしてしまったのだ。
明け方の澄んだ空気に混じり、送迎バスの排気ガスの悪臭が鼻腔をくすぐる。
先に乗り込んでいた期間工員達の冷たい視線の中、同室の村木の隣に座ると「昨日のビデオ、今日中に
返せよな。あれ、オレのお気に入りだかんな!」と釘をさされる。
なにが「素人OLの淫行日記 真弓と京子」だ、出演AV嬢はまるでサルとカッパじゃねぇか、散々抜きど
ころで迷った挙句、結局抜けずに寝てしまったのだが、「あぁ、わかったょ・・。」と返事をする。
今夜は大日自動車社内報で見た、美人の社長秘書、吉沢小夜子をズリネタにすっか・・。
工場に到着するまで脳内妄想を膨らませるが、馴染みのソープ嬢、桃子にからかわれて付けられたあだ
名が頭をよぎり萎える。「ジャガイモ・・か・・。」
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
総務部総務課 山口六平太 完
最初の1行で、「123と45ロク」かと思った。
おれは「リングにかけろ」。
でもまさかな……とは思っていた。
ん…あれ、俺は家に帰って漫画を…そうか、夢か…
しかし、寒い…だめだ、このままじゃ…でも…
眠い……いいか…いいな、もう…
でも、もう… 一度…ま ん が
か き た k
失踪日記 完
作者、 違うけど、白い…… ワニも……
おながい しまふ……
181 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/06(火) 22:30:45 ID:nUnn8n8f
窓の外から暖かな日差しが差し込む。
男は目覚めた。その男の目の前を柔らかそうな物体が行き来する。
男はそっと手を伸ばし触れてみた。
「キャ!」その物体は軽い悲鳴を上げた。
その物体は、何事かと男を覗き込み
「タッちゃん?気がついたの!?」
(タッちゃん?誰だそれ?)
男は声にならない声を出した。
「あぁ・・うぅ〜・・」
「いいのよ、無理しなくてもあれだけ酷くキャンバスに頭を打ちつけたのだもの」
とその物体は言った。
「あたしが誰だか分る?隣の南よ・・もう、こんなになっちゃったけどね・・」
(南?何でこんなになっているんだ?)
その時、足元で何か動く生き物がいた。
「ほら、達。達也おぢちゃんに挨拶しなさい。」
達は小さくお辞儀をすると廊下へ走っていった。
と、入れ替わりに体格のいい男が現れた。
「あっ!あなた。タッちゃんが目覚めたの!」
「えっ!本当か!兄貴が目覚めたのか!」
和也は、達也を覗き込んだ。
(あれ?こいつは交通事故で・・・)
南は経緯を説明しだした。
何でも、俺は学校対抗のボクシング大会でKOされ今まで眠っていたそうだ
それも、8年もの間。
(そうか、和也の代わりに野球部のエースになり甲子園で優勝したのも全部夢だったんだ)
うれし泣きをしている南に向かって達也はいった。
「こんなとき、やさしい女の子なら黙ってキスをしてくれるんじゃないかな?」
タッチ 完
「理科雄おじいちゃん、起きなさい。またウルトラマンが世界を救ったのよ。」
孫の声に猫柳田は目を醒ました。 紅茶の香りが鼻腔をくすぐる。
朝食が運ばれるまでエジプト新聞にざっと目を通す。
『スペシュウム光線でゼットン撃破』・・・か。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がするんじゃ・・・)
空想科学対戦 完
「先生、 先生! 朝じゃき! 早よ、起きとーせ」
脳外科医である南方仁は、同僚の坂本の楽しげな声で目を覚ました。
「ああ……坂本さん、おはよう。 もう 朝なんですね……」
ここは仁の勤める大学病院。
消毒液と、坂本の豪快な屁のニオイの混合臭が鼻につく。
「ほいじゃが昨日は大活躍じゃったきに。みいんな先生のおかげで助かったがか」
昨日は深夜におよぶ大手術で、そのまま宿直室に泊まり込んだのだった。
そして今日も、仁は朝からスケジュールがつまっていた。
「先生! ちくーと待っとおせ。その顔のまま行くのはまずいき。
こちゃんと顔を洗わんと、看護士によく見られないきす。
それに先生、今日は橘さんの結婚式じゃろう。元上司が恥かかせたら話にならんぜよ」
もっともだと思った仁は、ウウーンと両手をあげて背伸びをしてから つぶやいた。
「しかし、昨夜の手術がこれほど体にこたえてこようとは……」
「先生、一事が万事じゃ。仕事ばっかりの独り身じゃきに、
それじゃあ、こじゃん肝心な時でも手遅れっちうのに慣れちまうぜよ」
「手遅れ……って、婚期を逃すということですか?オーバーですよ。あっはっは……」
「そがぁな事じゃないですき。先生、あのときは間に合わなかったじゃないがか」
「あのとき?」
その言葉で 仁は、目の前にいる坂本の異変に気づいた。
さっきまで確かに、仁と同じ白衣を着ていた坂本が、
今は血みどろの武士の姿になって立っている。
坂本は、まるで死人のように覇気のない顔を向けて言葉をしぼりだすのだった。
「先生……、 なして先生は……あのとき、助けてくれんか……った……」
血まみれの顔で、じっと仁を見つめている坂本。
その顔を見て、ようやく意識がよみがえった……
*
今、血みどろで睨む、自分自身の姿に気づいて、坂本竜馬は目を覚ました。
それは竜馬が、数人に切りつけられ、昏倒した直後のことであった。
あたりは血なまぐさく、竜馬は、血糊で目も よく開けられないまま、
そばで呻いている中岡慎太郎に呼びかけた。
「中岡ァ…… 気を……強く持ち……… きっと…… きっと…… 医者が来て……」
「坂本さん……大丈夫……ですか……」
「もう いかん…… 頭ァ やられちゅう…… もう駄目じゃな……」
「坂本さ…… しっかりして……くださ……」
竜馬は目を細めて語ろうとした。
「中岡 中岡…… 今、 今な…… とても面白く 長い夢を……見て……」
「JIN―仁」・完
改行控えて横に伸ばせば1レスに収まったのでは?
最終行を先に読みたかったからなんだけど。
186 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/08(木) 22:36:03 ID:szbM1brQ
「JIN−仁」を書き込みしたかたは、「お〜い竜馬」を書き込んだ人と同じと見た
最初の1行で、「スケバン刑事2少女鉄仮面伝説」かと思った。
「おまんら、ゆるさんきに!」と、ゼネプロのヨーヨーで遊んでだ人と見た。
189 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/10(土) 12:45:22 ID:O0C15lPn
「いつまで寝てるの!ほんとにアンタはグズなんだからっ!!もうお母さん行くからね!」
母の怒声に美佐理は目を醒ました。同時に仕事に向かう母が玄関の鍵を閉めた音がする。
もそもそと制服に着替え、ダルイのを我慢しながら教科書をカバンに詰める。
今日も学校か・・・。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
さわやかな秋晴れの空。でも私の心は鉛のように曇ったままだ。
色ボケしたメス豚どもが朝から奇声を上げている。
・・・耳障りだ。
奴らがこちらをチラチラ見ながら囁く。
「ゲ・・・朝からあいつ見ちゃった・・・」「相変わらずキモイ・・」
人間以下の奴らの戯言など聞いていられない。私は早足で通り過ぎた。
通路の反対側から歩いてきた男子学生が、私をあからさまに避けていった。
どうやら鼻をつまむ動作をしていたが、私は気付かないフリをしてやった。
キンコンカンコーン・・・・
今日も長い一日が始まる。
一時間目の授業で突然指された。せっかく答えてやったのに、教室中の奴らに
笑われた。先公もため息をつきやがった。
「みんな・・・地獄に落ちればいい・・
あいつもあいつもあいつもあいつもあいつもあいつもあいつもあいつも!!」
退屈な授業の間、私は奴らが苦しむ物語をひとつひとつ想像した。
笑いをこらえるのに必死だった。
「私に逆らうから、アウターゾーンに連れて行かれるのにね・・・」
そう、長い長い夢の続きだ。
アウターゾーン 完 (気分を悪くされた方すみません)
190 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/10(土) 13:30:51 ID:O0C15lPn
「あなた、起きてー。学校に遅れるわよー」
妻・今日子の声に間は目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
お膳が運ばれるまで朝刊1面にざっと目を通す。
少年犯罪。少女売春。以前厳しい就職率・・・。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
さわやかな朝。続々と生徒が登校してくる。
「おはようございまーす」「先生おはようございます!」
「おはよう!おうおうそこ、スカートの丈が短いぞ!髪も黒くしてこい!
学校内に入れないぞ!!」
風紀の乱れは心の乱れ。生徒の将来を思い、俺は今日も気合を入れる。
たとえ生徒に嫌われたとしてもしかたがない事だ。
だが・・・今日の夢は、不思議だった。
俺は人間としてありえない行動を取る問題教師。なのに生徒たちは
笑顔にあふれ、問題は自分たちで解決し、思いやりを持っているのだ。
「いや、夢は夢だ。俺は・・・俺のやり方を貫くだけだ。」
生徒たちの呟きが聞こえる。
「間先生って厳しいよね・・・。笑ったトコ見たことない」
「名前は間抜作なんて名前なのにね。」
今日も熱血教師・間抜作は愛の鞭をふるい続ける。
ついでにとんちんかん・完
アウターゾーンにバカ受けした。
>>190 最初の1行で、「サザエさん」かと思った
193 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/10(土) 14:45:46 ID:KOHlyhp1
ドラえもんは全てのび太の夢の話だった
子供が出来なかった野比夫妻が生み出した夢がのび太だった。
195 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 18:36:26 ID:O0C15lPn
「早苗、起きて。遅れるわよー。今日は大事な試合でしょー」
母の声に早苗は目を醒ました。朝ごはんの香りが鼻腔をくすぐる。
お椀が運ばれるまで、今日の対戦相手のデータに目を通す。
伊藤中か。 ・・・・こりゃ初戦敗退だな。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
「いってきまーす!」
早苗はそれでも元気よく家を飛び出した。
試合会場に向かうバスの中、今日見た夢を思い出す。
オーバーヘッド。ドライブシュート。ブラジル。GKとの死闘ー
「それにしても・・・こんな弱小サッカー部じゃやる気なくなるわ。
今日の夢みたいに上手でかっこいいキャプテンがいればいいのに・・・」
「南葛中」と書かれた大会用ノートを閉じ、早苗はため息をついた。
今日は、全国中学生サッカー大会静岡県大会。
キャプテン翼・完
196 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 18:41:20 ID:0STV3f9j
ワンパターンで全然面白くねぇな。「鼻腔をくすぐる」なんて
普通しない表現はね、何回もするもんじゃないの!
内容も視点も表現にも工夫がない。バカはもう書くなよ。
198 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:19:16 ID:O0C15lPn
ごめん調子に乗りすぎた。逝ってきます ノシ
このスレが1000までいくかは不明だが、
そのうちベスト10とか勝手に書き込むかも。
もちろんオレの知らない漫画はスルーだ。
まあなんだ、200ゲットー。
>196
「鼻腔をくすぐる」何かを入れる。
出だしは目覚めを促す呼びかけにする。
とかは形式の一部だと思っていたのだがどうなんだろう。
まあ、何にせよ、基本フォーマットに固有名をいれるだけでは
もう受けは狙えないよな。フォーマットからどう外すか。
べつの落ちを狙うか。
そろそそ、このスレのターニングポイントかもな。
「ダイバ…、ダイバ…、大丈夫か?」
狭い機体のハッチが開き、隻眼の男が、ハーロックが覗き込んでいる。
僕は、僕の名は、ダイバ…、ダイバーゼロ。月で生まれたアンドロイド。
母さんは僕に部品をくれて、このボールになった。
ボール、母さんのボールがない。探そうにも手も足も何かに縛られて動かせない。
「台場、お前、自分の体で切れた操舵ワイアーの代わりになってくれたのか」
そうだ、隻眼の男はファントム・F・ハーロック2世。
アルカディア号と名づけた彼の愛機、Bf109で私とドイツ製の照準機をスイスへ
逃がそうとしてくれているのだ。
「すまん、台場、燃料切れだ。ここからは歩きだ」
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
まだ国境まで先は長い、ハーロックに聞かせてやろう。彼とデスシャドー号の物語を。
「ダイバー0」完
「おじいちゃん、起きて、お客さんよ」
「あぁ、五月蠅い。わしゃ誰とも会わん」
わざわざ知らせてくれたのだから怒鳴りつけるのは如何にも理不尽だ。
それは判っているが、この盲目の老人には夢を見るくらいしか楽しみはないのだ。
かつての友が別れ際に話した空想話。そのときは日本人というのは途方もない空想を
するものかとしか思わなかったが、このごろではまんざら夢物語でもないらしい。
フォン・ブラウンは月に人を送り込んだ。
何時の日か、あいつや私の子孫たちは宇宙を旅し、己の信じるもののために戦うのだろう。
私たちがそうだったように。
「ハーロックさんですね。父に代わって、これを返しに来ました」
ズシリと思い金属とガラスの塊。これは、この感触、間違えるはずもない。
「REVI C/12D」 私の目だ。
「そうか、君は台場元の息子か」
何年ぶりだろう、私の目が帰ってきた。友が帰ってきた。
今度は私が話そう、遠い未来の夢物語を。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
あいつと私と私たちの船の物語を。
(……台場、お前は一つだけ間違っていたぞ。
私の船の名はただ一つ、アルカディア)
「宇宙海賊キャプテンハーロック」完
>>196 珈琲の薫りが鼻腔をくすぐる、
なんて良く目にする表現だと思うが。
目覚めるところから始めるのがフォーマットだから、五感のいずれかが
何かを感知する、ってのはアリでしょう。
全米が泣いた
ダイバダッタ
銀河鉄道の延びていく彼方には、無限の星の輝く海が拡がっている。
車掌「999は大惑星雲アンドロメダ行きです」
鉄郎「僕は機械の体を手に入れるんだ!・・・・母さん・・・」
メーテル「鉄郎、あなたには大きな役割があるのよ」
(・・・・・はっ!? ・・・・夢・・・・か・・・)
「くそーっ。俺も美女乗せて宇宙にでも繰り出したいぜ」
機関車トーマス・完 (松本零士連投スマソ)
ゴキ二等兵たち「お父さーん!」
ゴキ上等兵「お前たち…… 私の体を食べるのだ。おまえたちの未来のために……」
ゴキ二等兵たち「いただきまーす。お父さん」
ゴキ上等兵「ぎゃあっ、痛い痛い、待て! お前たち、ワシが死んでからだ」
*
*
ゴキ二等兵たち「よし、お父さんは死んだ。いただきまーす!」
火の鳥「ゴキ二等兵たちよ、お前たちは死ぬのです」
「おお、火の鳥!」
「お前たちの体の中には、いま親の体を通して毒が盛られました」
「なんだって!? いやだ死にたくない、ペテンだ!あんまりだ、助けてくれ!」
「これは決まっていたことなのですよ」
やがて死んでいくゴキブリたち。
「これは夢だ…… きっと悪い夢なんだ……」
火の鳥「言っときますけど、いまから目覚めても…… あなたたちは、台所にいるゴキブリのままですよ」
火の鳥「コンバットCM編」 ・ 完
>207 ワロス、 999はトーマスの憧れか
>207
うちの子供がトーマスファンなもので、おもわずニヤリとさせられたよ。
機関車トーマスって妙に身につまされる話があるよね。
それはともかく、夢の中の話が 999 だから
「銀河鉄道999」・完 じゃない?
最初の1行で、「銀河鉄道の夜」かと思った
212 :
207:2005/09/12(月) 14:37:12 ID:???
夢見てたのがトーマスなら
トーマス・完 でいいと思うが。
>>213 夢オチというのは、今までの漫画の内容が、全て夢だったという事なんだが、
あんたは意味がわかっているのか?
実は
>>207は
銀河鉄道999はトーマスの夢だったという劇中劇を見ている
トーマスの夢だったんだよ!!
って自分で書いてて訳わからんw
どちらでも良いと思えるオレは天才か?
だが作者の意向を汲んで999とする。
「神山、神山、起きろよ」
左のひじに鋭い痛みが走る。
いくらなんでもシャーペンの先でつつくのはあんまりだ。
目を開けて視界に入ったのは顔を引きつらせた教師だった。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ちょっとした小言をもらい、俺は頭をかきながら起こしてくれた友達に言った。
「いやあ、夢の中じゃゴリラと一緒に登校していたよ」
「ははは。そんな高校があるわけないだろう」
左を見るとドラム缶のような何かがいすに座っていた。
「夢じゃないのかよ!」
魁!クロマティ高校・第一部 完
気持ちよく寝ている私は、いきなりのサイレンの音に起こされてしまった。
人間たちが逃げまどっている。
空から爆弾が降ってきて、あたり一面が火の海と化した。
それにしても、わが国はいつの間にこんな事になったのか?
人間たちの食事はどんどん貧しくなっていき、野良犬である私が
漁る残飯などほとんどない。
・・・いや、毛並みのいい野良犬は次々と人間たちに捕らえられている。
聞く所によると、海外で戦っている軍人たちの、防寒着になるのだという。
迷惑な話だ。
まあ、私は見ての通り、実に醜い姿なので、さすがに誰も捕らえようとは
しないのだが。
それにしても・・・長い夢を見ていたような気がする。
自分たちがまるで人間のように戦争している、とてもよい夢を。
いや! よい夢であるものか! 戦争なんてたくさんだ!
こんな所で死んでたまるか!
のらくろ 完
「郷子!なに寝てるんだ!授業中だぞ」
鵺野先生の声に目が覚める。
顔を上げた途端に額にチョークがぶつかる。
チョークを投げた鵺野先生の左手になにか違和感を感じる。
(なんでだろ…普通とかわらないのに)
「こらーまだボーっとしてるのかー?」
鵺野先生のその声にみんなが笑う。
笑うみんなの中に誰か一人足りない気がした。
五月ごろに転校してきてすぐにうちとけたサッカーの上手い少年。
(誰だっけ…あれも夢だったのかな…)
地獄先生ぬ〜べ〜・完
220 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/13(火) 21:20:57 ID:3WEHvEs3
「先生!先生!起きてください!もうすぐ締め切りですよ!」
アシスタントの声に超売れっ子マンガ家Aは目を覚ました。
おっと、あまりヒマなのでついうたたねをしてしまったようだ。
前に並んでいる机では、アシスタントたちがせっせと原稿の仕上げを
している。インクとコーヒーの臭いが鼻につく。
まあ間に合わなくても下書きを載せればいいんだ、間に合わなくてもいい。
俺のマンガは落書き同然の手抜きでも、載ってるだけで雑誌の売れ行きが
10万部は違うからな。
ストーリーは適当に編集者が考えてくれたとおりにすればいいや。それよりカネだ。
明日には単行本の印税2千万円が口座に振り込まれ、
来週にはアニメグッズのライセンス料5千万円が振り込まれる。
バカなオタクをだませば億万長者になれるんだから、マンガ家ってつくづく楽な商売だよ。
夢の中では、俺は「炎尾 燃」という熱血マンガ家だったようだ。
マンガを書くこと、それがすなわち俺の生きている証明。
常に原稿に全生命をたたきつけ、命がけで締め切りに戦いを挑む
極限まで熱い、あまりにも熱すぎるマンガ馬鹿・・・
命?ハハハ、マンガに命をかけるって?
マンガに命かけてるヤツなんて本当にバカだよ。
死んだらいくら金があっても使えねえよ。
マンガはあくまで金儲けの道具だよ。
おっと、クルーザーの手配はできてるかな。
バハマのホテルに電話しなくちゃな。
来週はまた作者取材のためという名目で休載だ。
…それにしても、長い夢を見ていたようだ。
燃えよペン 完
冨樫の夢じゃなくてジュビロの夢で
やってほしかったな。
タイトルが「吠えろ…」になるけど。
「なーに?まだ寝ているの!?
がっこうに遅れますよ。
いいいかげんに起きなさい。
ゆうべ遅くまでゲームしてたのね。
めをさまして。さっさと朝ごはん
を食べて、集団登校の集合場所へ行きなさい。
みんなを待たせちゃダメよ。
ただでさえ社宅では片身がせまいんだから。
気を使ってばかりで疲れるわ。いくら我
が家が出来るまでの辛抱とはいえ、神経が
すりきれそう。お父さんも頑張って
るんだから。あなたも頑張りなさいね!」
夢から覚めた子供は、怪訝な顔で、目の前の女性に訊くのだった。
「……おばさん、誰? お母さんはどこ?」
座敷女・完
>>222 上手いなあ
自然だからすぐに気がつかなかった
224 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/15(木) 07:50:34 ID:QhTBuymX
「惣一郎さん、起きてください。」
響子は、惣一郎を起こした。
インクの臭いが辺りに漂う。
「何だ又寝室に、仕事を持ち込んだのか?」
惣一郎は響子に尋ねた。
「だって、担当の四谷さんが奥様の朱美さんを連れてねばっているんですもの
どうしても仕上げなくてはとおもいまして・・・」
「で、出来たのかい?」
惣一郎は響子に再び尋ねた。
「えぇ、やっと脱稿。」「おいおい、夕べはそっちを使ってないはずだぞ・・・」
「いやですわ、その脱肛ではなくて、原稿が仕上がる脱稿ですわ」
「どれどれ、みせてごらん?」
惣一郎は、原稿を読み始めた。内容は浪人生と未亡人の恋愛物みたいだ。
「なんだよ、登場人物は身内ばかりで俺は犬か?」
「えぇ」響子はにっこりと微笑んだ。
「さ、原稿を渡さなきゃ」
響子は寝室から小走りにでてゆくのであった
めぞん一刻 完
「ルシア・・・私は夢など見ない」
自分の声で目が覚めた。ハッと、時計を見る。まだ大丈夫だ。
私を起こしてくれる人はいない。
ルシアは昨日も多分家に帰らなかった。
もう何日も話をしていない。顔も見ていない。
私は、自分にできる小さなことを一つ一つ片付けて
頑張っていくしかないのだと思っていたが、
一人で頑張っていても何も変わらないし
いつになっても一人で頑張っているだけの私がいる。
(それにしても長い夢を見ていたような気がする。
氷の中にずっと閉じ込められていて
やっと氷から出られたと思ったら
私とルシアが世界を滅ぼす悪の源になっていて
私とルシアが滅びることで皆が幸せを取り戻すような
そんな長い悲しい夢・・・)
「ルシア・・・私は夢など見ない」
食卓でうたたねしたために体がすっかり硬ばってしまった。
ジェロは軽くストレッチをしてから出勤の準備にとりかかった。
RAVE 完
「カツオ!休みの日だからっていつまで寝てるの!いい加減起きなさい」
目覚めると姉さんが布団を引っ張っていた
あの平凡な日常の数々は夢だったのか
「もう少し寝かせてよぉ」
「中島君が待ってるわよ!」
「い、いけない!野球の約束してたんだっけ」
いつも通りの平和な1日が始まる
サザエさん 完
それは認められない!
「GO!GO!HEAMVEN!/自決少女隊」ドラマ版の会社倒産オチならいくらでもやってもいいけど。
228 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/15(木) 19:00:59 ID:VUBFEurK
>>224 久々の大物漫画だが元ネタが偉大すぎるせいかもっとインパクトがほしいな。
229 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/15(木) 19:35:36 ID:VUBFEurK
「天馬、天馬くん!起きろ」
派遣SEの天馬は眠たい目をこすりながら目を覚ました。
徹夜の残業でつい眠ってしまったようだ。
同僚のお茶の水が大きな鼻を心配げに揺らしている。
「ああ、トビオ、お父さんは今日も家に帰れなかったよ・・・すまん」
天馬は妻が死んでからすっかり冷淡な態度の息子の顔を思い浮かべた。
きょうは、2003年4月7日。
だが、アトムもいない、ウランもいない、ハムエッグもランプもいない。
ただ会社が人間をこき使い、用無しになったら情無用で
クビにするカイシャという名の怪物が人間をまるでロボットのように
酷使しているだけだ。
このことを青騎士が知ったらロボットと人間は手を組んでカイシャと戦うべきだと
言うだろうなあ。
プルートウは、どんな顔をするだろう?
天馬は、深いため息をついた。
「お、天馬くん、このルーチン君が作ったのかい?」
お茶の水があるモニターを見ながら言った。
「ああ、会社には内緒だぞ。オート・テクノロジー・オーガニゼーション・メディア
オペレーション・システム、略してATOM OSさ。七つの力を持って、今までの
CPUの10万倍の情報処理機能をあわせもつ、科学の子さ」
モニターに併設されたスピーカーからは、元気のよい少年の声が響いた。
「おはようございます、おとうさん」
お茶の水が驚いて言った。「おお、これはすごいねえ。これを売り出せば
君は大金持ちになれるよ」
「ああ、でもたぶんすぐに大企業にいいように利用されたあげく、
人間を奴隷のように働かせる道具になってしまうだろうねえ。
いつか、科学の進歩が本当に人類のためになる日がくる、その時までATOMは眠っていたほうがいい」
鉄腕アトム・完
230 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/15(木) 20:10:03 ID:VUBFEurK
うはwwww
大漁wwwww釣れた釣れたwwww
電車男・完
233 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/16(金) 18:45:46 ID:V7XbQICt
「浦沢君、起きなさい、仕事中ですよ」
「はっ、夢か、先生、すいません」
「僕のアシスタントはそんなことじゃつとまりませんよ。
富野くん、アニメのほうはどうかね?」
「はい、順調です」
「人手が足りなかったら出崎くんを呼んでもいいよ。
とにかく、次の映画はあの生意気な宮崎くんに負けたと言わせる
ようなものを作りなさい」
(オレ、一生この人を越えられそうにないなあ・・・)
PRUTO・完
安彦くんはスルーか。
>>233 だからさ、夢から覚めた結果を、現実に反するものにするなよ。
夢から覚めたら我々が生きているこの世界にしちゃうなら、
現実に沿った展開頼む。
手塚先生が後輩に向ける激しいライバル心を揶揄してるんじゃないのか。
惜しむらくは、手塚治虫が年下の人間を「〜氏」と呼ぶ癖があるのを
踏まえていない点。もう一つ、プルートゥのスペルはPLUTOだよ。
238 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/17(土) 11:15:07 ID:FA0Iv3gj
「クロ、ゴハンよ。起きなさい」
「ん・・・・」
優しい女の子の声で、クロは目を覚ました。
味噌汁の匂いがまだ寝起きでいささか鈍いクロの嗅覚をくすぐる。
彼は起き出し、それでも元気良く朝ゴハンを掻き込む。
しかし、そこで彼ははっと気づく。
「何故だ?今は戦時下ではないのか、何だこの首輪は、俺は捕虜になったのか?」
・・だが、その問いかけには誰も答えてはくれず、代わりに奥から少女が
「クロ、ゴハン食べたら散歩に行こうね」・・その一言で我に帰る。
そうだ、俺は今この家で飼われているんだ、ノラで汚い俺を拾ってくれた優しいご主人、
毎食ちゃんと食べられる幸せ、雨風凌げる屋根付きの家・・
何であんな夢を見てしまったのだろうか、まだノラだった頃が幸せと自分は思っていたのだろうか。
(・・・それにしても、長い夢を見ていたもんだ。)
クロは少女と元気よく散歩に出かけるのであった。
のらくろ・そもそも犬だから描けないorz・・
239 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/17(土) 17:32:45 ID:NKm3GvgO
「おい、そこの補欠のサード。ようやく目を覚ましたか」
「え・・・?あ、はい」
部長の声で目を覚ました。照りつける真夏の太陽が眩しい。
どうやら球拾いの勢いが余ってベンチに転がり、
爪を剥がしてしまったショックで気絶してしまったらしい。
「よし、目を覚ましたのならスミヤとかいう学校が、練習の見学にきているから案内するんだ」
スミヤ?ああ、確か地区大会の決勝で当たる学校だったっけ。
どうせ素質も才能もない、補欠の俺には関係ないけど。
それにしてもあの部長。いまだに俺の名前覚えてくれないよな。
練習を見て、案の定この連中「すごい、すごい」を連発している。
別に俺が褒められているわけじゃないから、どうでもいいんだけど。
部長が怒鳴る「よ〜しニ軍の練習はここまでだ。グラウンド整備にかかれ」
「え!?いまのが二軍!!」悪かったな。どうせ二軍だったよ。
グラウンド整備は当然俺は免除だよな。爪痛いし。
おっと、マイクロバスから一軍が降りてきた。
あ〜あ、またジャンバーを投げ散らかして。片付ける身にもなってくれ。
ちっ、俺の背中に夕日が射す。
・・・それにしても、長い夢をみていたような気がする。
キャプテン・完
アニメでジャンパーを一斉に投げたシーンは名シーンだったと思う。
(毎回投げてんのかよ、と笑ったけど)
「派手なユニフォーム」というのは、アニメで実感したものだった。
「真一、起きてー。講義に遅れるわよ!」
彩子の声に千秋真一は目を醒ました。朝食の香りが鼻腔をくすぐる。
トーストが焼けるまで朝刊の文化面にざっと目を通す。
「セバスチャーノ・ヴィエラ指揮による国立オペラ座『マクベス』大成功」
今年こそ、見に行きたかった。そして会いたかった。
俺はこんな所で一体何をしているんだ?
ヘタクソばかりのつまらない音大、つまらない講義、つまらないレッスン。
ちっ、舌打ちが漏れる。
気分を変えようと煙草を吸いにベランダに出る。
煙が朝の柔らかな風に乗り、隣の部屋へと流れて行く。
この部屋に千秋が入居して以来、もう3年も無人のままの部屋。
それにしてもゆうべの夢はやたらに長かった、
眠りにつく前に風の音が聞こえて…
その風に乗って微かなピアノの音を聞いた。
確か、ベート−ヴェンのピアノ・ソナタ。
気ままで気まぐれで、歌うような…
(……今までずっと、妙な夢をみていたような気がする)
のだめカンタービレ・完
かなり評判だよ。
なんでこのスレが「懐かし漫画」板にあるか考えてくれ。
245 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/21(水) 00:45:50 ID:93bcWJeu
あのねぇ、バカが一人つまんねぇのに書いているけどさ、
「鼻腔をくすぐる」なんてつまんねぇ表現を壊れたレコードみたいに
何度も何度もアホみたい使うのはやめねぇか?いい加減よ。
フォーマットの一部なんだよ。
俳句の会に行って「季語を入れるのは止めよう」って言える?
>>245 ・ ・ ・
たった3行のレスに「つまんねぇ」「つまんねぇ」をアホみたいに
・ ・ ・
壊れたレコードみたいに使うのはやめねぇか?いい加減によ。
つまり こういうコト。
249 :
1/2:2005/09/21(水) 07:31:02 ID:???
「僕はジェッター! 一千年の未来から、時の流れをこえて やって来た。
流星号、応答せよ 流星号。 ……どうしたんだ?早く来い、流星!」
ここで流星号は目を覚ました。30世紀のロボットカーは感情があるだけでなく、夢も見るのだ。
流星号のパートナーである悪徳警官のジャガーが、流星号に悪態をついている。
「ほらポンコツ!さっさと来い。いよいよ今日でおさらばだな」
流星号は思った。
「(ちぇ、コイツのせいで、こんなに早く廃車になるっていうのに、少しは自己批判しろよ)」
ジャガーは自分の不正がばれないようにと、流星号の報告義務装置をワザと壊したり、
ムチャな操縦で時間航行機までオシャカにしたりしていた。
そして、今日は流星号がスクラップにされる日だったのだ。
ジャガーが、イライラした様子で、流星号を急かす。
「おいポンコツ!ぐずぐずしてないで、早くプレスされちまえ!
それを見届けないと、俺は新車の受け取りが出来ないんだからな!」
ジャガーの上司のスパイダー長官が言う。
「フハハハハ、 おい、ジャガー警部補。 あわてなくとも、新車は逃げんよ」
ジャガーはモミ手をしてスパイダー長官にすりよっていた。
流星号は、この二人が嫌いだった。
「(こいつらの所に配属されたのがオレの不運だったなぁ……
まったく、同期の惑星号とか銀星号は大活躍してるというのに……)」
「(ちっ、)」心の中で舌打ちする。
ジャガーは流星号に余計な事をしゃべらせないようにと、
いつも発声機能を壊すので、流星号は心の中で舌打ちしたのだった。
250 :
2/2:2005/09/21(水) 07:32:49 ID:???
それでも、若干のBEEP音とボディランゲージだけでしか会話能力がなくとも、
流星号の言うことなら良く理解する少年がいた。
この整備工場で働くジェッター少年であった。
そのジェッターが今、お別れを言いにやって来た。
流星号はジェッターが大好きだった。何度、徹夜で修理してもらったろう。
流星号はジェッターに挨拶するために、最後に少し背中をそらしてみせた。
ジェッターが名残惜しそうに流星号のボディを撫でる。
しかし、機密保護法により流星号は分解されなくてはならなかった。
流星号は軽い作動音をあげると、自ら分解マシンのなかに入り、自身で動力を切った。
ジェッターが思わず流した涙を見て、流星号は思った。
「ジェッターが相棒だったらなあ」
そして分解マシンが作動し始め、流星号の意識が遠くなっていった。
「ああ……それにしても……長い夢を……見ていた気がする……」
スーパージェッター・完
>>6をフォーマット認定でよろしいか?
「加藤!ほら起きろっ!バイトに遅れるぞっ!」
同居している才賀の声にオレは目を醒ました。有機溶剤の香りが鼻腔をくすぐる。
「今日は着ぐるみのバイトだろっ!ほら、ストローサーカスの。
しっかり稼がないと、今月も部屋代払えないぞ」
才賀が別のバイトに行く支度をしている中、部屋の中にざっと目を通す。
バラエティー番組で使う小道具や製作途中のミニチュアが並んでいる。
中には、今度の安ドラマで使う「あるるかん」とかいう人形まである。
月末納期なのに、腕はまだ作っていない。
そうか、また仕事を持ち帰ってきちまったのか・・・・。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
からくりサーカス 完
252 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/21(水) 08:45:10 ID:/txNh4mr
「アララララーイ!」
兵隊の声で目を覚ました。こいつらまだ行進してるのか。
さっきまで隣にいたプラケンタを持った老婆の姿は見えなくなっている。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(・・・・・・それにしても、いつになったら街に入れるのかなあ。)
ヒストリエ・完
いきなりの「アララララーイ!」に吹いた。
ちっ、舌打ちが漏れる。
もっと見直してから、書き込めば良かっ…
「ちよ様、起床のお時間でございます」
執事の声にちよは目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
「でさー、まじそれがチョーうけてヤバイんだけど」
「あーそのリップかわいくない?」 「これいいよねー」
飛び級で進学した高校で同級生達の頭の悪い会話が飛び交う。
その化粧品会社のアジア工場で汚物加工処理しているのをちよは思い出した。
ちよは同級の男達からや、中年子持ちの男性教員にまで淫猥な目で見られている事に
吐き気がした。
(ここはクズばかりだ…)
幼き天才ははやく高校の課程を終え日本を離れたいと思っていた。
HRが始まるまでまでニューヨークタイムスにざっと目を通す。
ニューオリンズで再び避難勧告か。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする…
とても楽しい夢…)
あずまんが大王・完
「マヤ、起きなさい!出前に遅れるわよ!」
母の声にマヤは目を醒ました。中華料理の香りが鼻腔をくすぐる。
出前のラーメンが調理されている間、朝刊の芸能面にざっと目を通す。
+青柳プロ社長逮捕、覚せい剤所持の疑い
+黒夫人、月影千草さんが死去
+椿姫千秋楽、姫川歌子が熱演
(…椿姫、見たかったなあ)
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ガラスの仮面・完
「ガラスの仮面」は別として、なぜこのスレが「懐かし漫画」板に立てられたのか
解らない輩が多すぎて嘆かわしい。
「おら!空条!何時まで寝てるんだ!」
留置場の看守ががなり立てる声に承太郎は目を覚ました。不良のポマードの香りが鼻腔をくすぐる。
もぞもぞとゆっくりとした動作で上体を起こし、自分の手のひらを見つめた。
十数年見慣れた自分の手、それ以外の何かなど見えよう筈も無い。
遠くから年甲斐も無く上げられる母親の嬌声が聞こえてきた。
常にかぶっている学帽に手を遣った。
「やれやれだぜ……」 ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ジョジョの奇妙な冒険第三部完!
「おい、そこのアシスタント起きろ!」
担当の声に新沢は目を覚ました、徹夜明けの修羅場の仕事場の臭いが鼻腔をくすぐる。
「おい、そこのアシ佐藤先生の原稿をちゃんと仕上げてから寝ろ」
どうやら、アシスタントのベタ塗りの途中で寝てしまったらしい。
今日の正午までにこの原稿仕上げないと落ちるらしい。
「ほら、さっさと仕上げてくれよ、佐藤先生の「燃えるお兄さん」はアニメ化されて
今やジャンプの看板作品だから落としたら売上に響くのだからな!」
自分がアシをやってる尊敬する佐藤正先生は今や、マンガもアニメも大ヒットして
アニメの主題歌も人気アイドルグループが歌ってそっちもヒットしたりして
今や飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
「ところで新沢、この前見せてもらったお前の作品なあ
どうしようもないパクリ作品だが、佐藤先生の顔を立てて一応連載決まったぞ
ただどうせ10週で終わるだろうから、最終回も考えとけよ
まあお前くらいのセンスが無い奴なら、どうせ安易な夢オチくらいしか思い浮かばないだろうけどな」
連載が決まって嬉しいが、とりあえず佐藤先生の原稿を正午までに仕上げないと・・・
ちっ、舌打ちが漏れる。
(・・・それにしても、長い夢を見てたような気がする
自分が何故か大ヒット漫画家になって、佐藤先生が自分のアシをやってたなんて)
奇面組シリーズ(?) 完
>>259 これはうまいなぁ・・・。しかも、実際に夢オチで終わった奇面組をもってくるのは
少々冒険なんだが、それを上手くまとめたなぁ。一本!!
「ほらっ、悟飯ちゃん!さっさと起きるだ!
今日は塾に行く前にテキストを113ページまで進めるはずだべっ?
さっさと朝ごはん食べて、お・べ・ん・きょ・う・だっ!」
母の怒鳴り声に悟飯は目を覚ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
のろのろベッドから抜け出しながら、今日の学習スケジュールを思い出してみた。
あまりの非人道っぷりに朝から気が重くなる。
ちっ、子供らしくない舌打ちが漏れる。
(……それにしても、ワクワクする夢をみていたような気がする)
夢の中では、ずっと昔に蒸発したという父がいた。
乱暴者だったという父は、夢の中ではとても優しく勇敢だった。
僕も一緒になって宇宙人達と戦って、何度も何度も地球を守ったのだ。
実は僕や父も宇宙人だった、というような設定だったかな。
生まれつき猿のような尻尾が生えていた、という自分の身体が知らずにコンプレックスになっていたようだ。
手術で取り払った今となっては跡形も無いけど……そういえば手術をしてくれた先生も夢に出てきたんだ。
随分顔色が悪くて爬虫類みたいな印象のお医者さんだ、って思ってたら夢の中では触覚まで生やしてたな。
僕ってやつは、意外と想像力豊かなのかもしれない。
思わずくすくすと笑みがこぼれる。
「…何笑ってるだ?
くっだらねぇ事考えてる暇あったら、さっさとご飯片付けちゃうだ!」
やれやれ、無粋な母親だ。
母子家庭で苦労をしているのはわかるが、生き方まで全部決められるのなんて御免だ。
いっそ、今朝の夢のような空想を膨らませて、作家になれないかな?漫画なんてどうだろう。
そうなるともっと設定を煮詰めないといけない。そもそも宇宙人の父がどうして地球で生まれ育ったのか…。
漫画らしく、夢が膨らむ小道具も欲しいな。
そう、例えば「何でも願い事を叶えてくれるドラゴン」なんてどうだろう…
ドラゴンボールZ・完
263 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/22(木) 00:31:11 ID:oMwXFEJr
「新一、起きろ!」
「うわぁ!」
「何やってんだ、お前?」
父さんの声で起こされた。なぜか血の匂いが鼻腔をくすぐる。
気づくと僕は自分の右腕をコードで縛っていた。
「ヘビ!ヘビが腕の中に!手に穴を開けて中に!」
「新一、おまえ……麻薬とかやってんじゃあるめーな?」
「あ……れ?」
右手は確かに痛くもなんともない。
「やっぱ、夢だったのかなぁ・・・?」
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする。
僕にはとても頼りになる親友がいた気がする。それもすごく身近に。
誰だったか、どんな奴だったかも思い出せない。
そして、母さん……。
……あれ?母さんは?今いなかったぞ。どこにいる?)
「父さん!母さんは!?」
「何言ってるんだ、いま旅行から帰ってきたところだぞ」
振り向くといつもの母さんの笑顔がそこにあった。
「ただいま」
「…………おかえり……」
不思議と激しい感情が胸をよぎった。
自然と僕は左手を胸に置いた。
「新一……?どうしたの?新一………」
「いま………とても悲しい夢を………」
寄生獣・完
「間さーん、点滴のお時間ですよ」
看護婦さんの声で目が覚める。病院特有の臭いが鼻をつく。
黒男は味の薄い朝食を少し口にした。だいぶ体調もよくなってきたかな。
最初に体調を崩した時、変なヤブ医者なんかにかからなければよかった。
噂によると無免許だったらしい。とんでもない話だ。
「最初から本間先生にお頼みすればよかったなあ」
それにしても、もし俺が医者だったら金持ちには法外な値段を突きつけて
貧しい患者にはただで診察してやるのにな。
天才的な手術の腕で、誰にも従わない一匹狼。
小高い丘に大きな家を建てて、美人の助手と住むんだ・・・
それから・・・ それから・・・
「おとうしゃんしゆつおわったの?・・・なんらねちゃってゆのよさ〜」
ブラック・ジャック 完
「アスラン、起きろよ」
うざいジャパニーズの声で目が覚める。シーツの匂いが鼻をつく。
アスランはアニメと漫画の聖地、日本に来ていた。
あまりの駄目っぷりに溜息が出る。
それにしても、NYでギャングのボスなんて…
中国人や傭兵に襲われるなんて有るわけ無いだろ。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
バナナフィッシュ 完
そろそろドルヒラだよな。
268 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/22(木) 08:18:55 ID:yweaMWw3
「ピノコ、起きろ!遅れるぞ!」
先生の声で目が覚める。消毒液の匂いが鼻腔をくすぐる。
「ちぇんちぇー、何すゆのさー!ピノコはまだ寝ゆの」
「??……ピノコどうした?熱でもあるのか?」
先生が変な顔をしている。
「朝飯はもういいから今日は寝ていなさい」
そうだ、今目の前にいるのは私の夫・間黒男。
某大学病院の外科部長をしている。私はその妻・ピノコ。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする
おかしな夢を見たものだわ。
私が奇形脳腫から生まれた子供で黒男はモグリの医者。
私は子供ながらに黒男の助手をやっているの、うふふ)
「それじゃ、行ってくるぞ」
黒男の声がする。
リビングのテーブルを見るときちんと整えられた書類が置いてある。
忘れ物だ。
「あなたー、忘れ物よー。」
私が玄関に向かったときにはすでに黒男の姿はなかった。
「んもう、行っちゃった。でも忘れ物なんて珍しいわね」
ふと書類を見る。
「あれ……?私のカルテ……?」
ブラックジャック・完
>>266 萌えっ娘オタのアッシュかぁ・・
それでも生きて楽しんでいる設定なのはいいなぁ。
270 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/22(木) 09:45:56 ID:yweaMWw3
「おじいさん、起きてください」
誰かの声に目が覚める。人工的な酸素の匂いが鼻腔をくすぐる。
病院のベッドの上に体を横たえているらしい。
ベッドの横の老妻をはじめ子供や孫たち泣きながら私の顔を見ている。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする。
私が幼かった頃の夢……)
ベッドの上の名札には「田畑コボ」と書かれていた。
コボちゃん・完
271 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/22(木) 14:24:52 ID:tnfizfMy
「こらー裕作っ、いいかげんに起きねっか」
・・・あぁ、ばーちゃんか・・・相変わらずのキンキン声は目覚まし要らずだ。
寝ぼけ眼を擦り、顔を洗い、食卓に用意された味噌汁をすすり・・・っって!?
「ばーちゃん!俺は何時こっちに帰って来たっけ?」
確か昨日は、ぐでんぐでんに酔っ払って・・・えーと・・・
「はぁ?昨日は、おめが東京に行く前祝いだって飲み歩いて帰って来たのは午前様だぁ」
と、ばーちゃんは呆れ顔だ。
「いや、そうじゃなくて、俺は何時東京から帰って・・・」
俺の言葉を遮るように、ばーちゃんは言った。
「馬鹿言ってるでね、まだ酔っ払ってるのか?おめが東京の大学に行きてえって言うから
おれは渋々浪人生活も承知してやったんでねか!!」
ああ、そうだった、ばーちゃんに納得してもらって、今日から東京に行くんだっけ・・・
でも・・・何か凄く楽しかった記憶が・・・夢だったのかなあ・・・
色々と、本当に色々とあった気がするんだけど・・
荷物の準備も終わり、住み慣れた我が家とも暫しのお別れ。
「じゃあ行って来るよ、ばーちゃん」
「うん、しっかり勉強するんだぞ」
今、新しい一歩を踏み出そうとした正にその時だった・・・
「あの・・・こちら定食の五代さんですね?」
「そうだけど・・・なにか?」
「私、今日から、この食堂のお手伝いをする事になりました。音無響子と申します」
めぞん一刻 完
「奥様、そろそろお起きになった方がよろしくてよ」
隣の貴婦人の声にオスカルは目を覚ました。薔薇の香料の香りが鼻腔をくすぐる。
どうやらうたた寝をしていたらしい。
コンティ大公妃主催の舞踏会。
絹のドレスを纏った貴婦人達の笑いさざめく声。
どこからか優雅なクラブサンの音色とアリアの歌声が聞こえる。
「そういえばご主人は近衛隊の隊長にご昇進なさったんですって?」
隣の貴婦人は扇の影で顔を近づけて微笑む。
口元のビロードのつけぼくろがよく見える。むせかえる粉おしろい。
「ええ、おかげさまで」
私は頷いて微笑み返す。
夫・ジェローデル少佐との間には三人の子がある。
…いつも通りの光景だ。
伯爵家に生まれ、15歳になるやならずで今の夫に嫁いだ。
それから10年、少し退屈ではあるが平穏な日々を送っている。
この前の誕生日には、夫が新しいアラベスクの化粧箱をプレゼントしてくれた。
貴族の家に生まれた女は、このような人生が当たり前の事なのだろう。
はぁ・・・なぜか溜息が漏れる。
(・・・それにしても、長い夢を見ていたような気がする)
ベルサイユのばら・完
273 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/22(木) 15:22:20 ID:JjtMv+fK
「五代さん、おきてください。朝ご飯ですよ」
ばうばうっばうばうっ
(あれっ夢だったか。それにしてもオレ人間だったような)
「惣一郎さん、いってらっしゃい。さあ、五代さんもあいさつしなさい」
ばうっ
(でもいい夢だったなあ。オレが人間で響子さんと結婚するんだ)
ばうっ
(まあいいや。たとえ犬でも響子さんと一緒にいられるなら、それでいいんだ。
隣の八神さんちのネコがちょかいかけてきたって楽しいものさ。
ああ、また眠くなってきた・・・)
「ああ、五代さん、また寝ちゃった。しょうのない子ね」
めぞん一刻・完
274 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/22(木) 15:34:33 ID:JjtMv+fK
はっ夢か。危ない危ない。
「銀河鉄道規則第1条!銀河鉄道は何よりもダイヤを遵守すべし!」
そうだ、そうでなくちゃな。もう日勤教育はイヤだ。
オレは肉体は人間でも精神は機械、この鉄道のネジになる。
ネジは絶対にミスを犯さない。オーバーランなんかは絶対にしない。
惑星メーテルでネジの体なんかイヤだと思ったけどネジがなければ
列車は正確に動かないんだ。このカーブだって、正確に曲がれる。
あっ、ブレーキブレーキあづいえをfhzりpSE*WWRえでWDWおk@
銀河鉄道999・完
275 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/22(木) 17:23:15 ID:iLZcrBGx
「お兄ちゃん起きてー。学校に遅れるよー」
粧裕の声に夜神月は目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
「え?さ、粧裕???」「え?何?」「いや・・・」
食卓には父がいた。久しぶりに見た気がする。
お膳が運ばれるまでニュースを見る。「音原田九郎は一昨日・・・。」
また立てこもりか。こんな奴は死ねばいいのに・・・
この世は腐ってる・・・
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
DEATH NOTE・完
276 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/22(木) 17:53:29 ID:Ot3dx1dR
「不屈!起きろ!」
校長の声に不屈は目を醒ました。
「この程度で気絶するようだから野球部は勝てないんだ!」
どうやら校長に殴られてそのまま気絶してしまったらしい
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
「とにかく、野球部は廃部だ!分かったか!」
「は・・・」
(なんだか諦めちゃいけない気がする・・でも仕方ないか)
(「仕方ないことがあるかーっ!」)(誰だ?)
(「俺はお前がさっきまで見てた夢の不屈だ!男が諦めてどうする!」)
277 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/22(木) 18:03:48 ID:Ot3dx1dR
(でも・・無理だぁ〜っ!!俺が校長を説得できるわけない!)
(「ならば好きにしてくれ・・これからは勉強に専念して楽しい学園生活を送れよ」)
(楽しい学園生活・・フフ・・)「ウワーッハッハッハッー、ハーッハッ!」
「!?」突然笑いだす不屈に校長は驚いた
(たった一度しかない夏を諦めて楽しい学園生活が送れるか!!それに・・)
(諦めることは男のすることじゃないっ!!!)(「この天の邪鬼め!」)
「校長!ここのスミにでっかい優勝旗を置きたいとは思いませんかっ!!」
逆境ナイン 完
「ハニーちゃーん、ハニーちゃーん・・・ムニャムニャ」
背後から胸をまさぐられる気配で目を覚ました
うっかり寝ちゃったようね
それにしても変な夢だったな
あんな風にいろいろ変身できれば主婦業の退屈もまぎらせられたかも・・
青児くんが悪いのよ 仕事仕事ってかまってくれないから・・
私は早見ハニー
出会い系にハマった女
(それにしても長い夢を見ていた気がする・・)
「さて、私シャワー浴びて帰るね」
なっちゃんとランチランチ(ハァト
キューティーハニー 完
>>263こっちの方がよくね?
「シンイチ、私のことは夢だったと思って欲しい。」
「いつものように目が覚めたら夢の事も忘れてるだろう。」
「その時、一緒に私のことも忘れて欲しい。」
「いいかい、そこにあるのはただの右手なんだよ。」
「いままでありがとうシンイチ。」
「・・・・・。」
「忘れるわけないだろ!ばっかやろう!!」
「どうしたの新一、大きい声だして。」
「あれ、母さん死んだはずじゃ・・・。」
「ソーゼツな寝ぼけ方だな。麻薬とかやってるんじゃあるまいな?」
「ちっっがうよ!」
「まさか、お父さんったら(笑)」
「ちゃんと寝巻きに着替えてゆっくりおやすみなさい。」
「やっぱ夢かな〜それとも幻覚・・・。」
「そういえば胸の穴も無い。」
寄生獣 完
「前野〜、起きんか。お前が寝てたら誰も練習しないぞ。」
柴崎の声に前野は目を醒ました。
と、柴崎はそう言ったものの竹田や木之下は遊んでばかり。
寝ぼけ眼の状態をを覚ませる途中、
井沢から今度の大会のトーナメント表が手渡される。
岸中か。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
行け!稲中卓球部 完
作り替えアリならば・・・・
>>148様
「おい、シン、目を覚ませよ」
神崎の声で辛うじて目が覚めた。酒とタバコの匂いが鼻をつく。
どうやら眠り込んでいたらしい。
(お前は死んだはずじゃ?俺がこの手で...)
何を馬鹿なことを、悪い夢でも見ていたようだ。俺たちは明日、日本に帰るじゃないか。
涼子、あぁ、君を想うだけで幸せな気持ちになる。明日には会えるんだ。
神崎が何か怒鳴っている。頼むから寝かせてくれよ。
「さあここにサインしろ。」
「ああ〜?外泊証明か何かか?」
「・・・・・・・そうだよ。」
翌日、二人は日本へ帰国した。
エリア88 完
>>274 カスみたいなレスが多くって埋もれがちだったが
あなたのは傑作。
284 :
145:2005/09/22(木) 23:48:01 ID:???
迷って捨てたもう一つのオチはこうでした。
----------------------------------------
「おい、シン、目を覚ませよ」
神崎の声で辛うじて目が覚めた。酒とタバコの匂いが鼻をつく。
どうやら眠り込んでいたららしい。
(お前は死んだはずじゃ?俺がこの手で...)
何を馬鹿なことを、悪い夢でも見ていたようだ。俺たちは。明日、日本に帰るじゃないか。
涼子、あぁ、君を想うだけで幸せな気持ちになる。明日には会えるんだ。
神崎が何か怒鳴っている。頼むから寝かせてくれよ。
「おい、シン。外泊証明書にサインしろ。そうしたら好きなだけ寝かせてやる」
「神崎、お前は相変わらず固いなぁ。今日くらいはかまわないさ」
俺は神崎から紙束を取り上げると破り捨てた。「友情に乾杯だ」
(神崎、感謝しろよ。助かったのはお前だぞ。)
エリア88・完
>「おい、シン、目を覚ませよ」
最初の1行目で「北斗の拳」(ry
「…敵襲!…」
どこから聞こえるのだろう。いや空耳か。仰向けに見上げる空を雲が流れていく。
好きで仰向けになったいるのではなかった。
仰向けにされ、牛に繋がれた牽綱が手足を容赦なく引き伸ばそうとしている。
影一族もこれまでか。首に掛けられた牽綱のせいで頭を向き直ることもできない。
横目で睨みつけてやれるのは森蘭丸まで。上座に座しているはずの信長は視界に
捉えことができない。
声が命じた。「やれ!」
鞭打たれた牛が一斉に歩み出す。私の手足の関節が根元からいやな音を立て引き抜かれていく。
ついに首が千切れ飛んだ。
首だけになった私は、その刹那、それまで見えなかった信長の姿を捉えた。
その信長は自衛隊の深緑の野戦服を着ていた。そしてその顔は私自身だった。
「三尉殿、敵襲です!」
火の匂いがしている。外からは64式小銃の音が響いてくる。
妙蓮寺に泊まる伊庭義明以下、戦国自体にタイムスリップした自衛隊員たちに
細川藤孝の軍勢が夜襲をかけたのだ。
織田信長の居ない世界で、自分たちの役割が何だったのか。そしてそれが今、
終わったのだということを、伊庭は自らの脇差が己の喉を貫くその一瞬に理解していた。
「『われらは遠くから来た』か」夢の中の自分の末期の言葉を思い出す。
もし我らが景虎に組せず、一揆衆に加勢していたならば…
江戸の町は生まれたか。昭和は来たか。時は我らをもとの時代に送り返しただろうか。
すべてが炎の中でフラッシュバックしていた。
「そして遠くまで行くのだ」
忍者武芸帳 影丸伝・完
287 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/23(金) 11:02:01 ID:ik2Rbo0k
「僧正、起きてください」
弟子の声で目がさめる。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
そうか、あれは夢だったのか。
人間が一切出てこない、動物のみでこの世が形成されている
一見無秩序だが、どこかユーモラスで居心地のいい夢だった。
今日も何事もなく一日が始まる。僧侶はご本尊の前でタバコをふかし
村人は広場で相撲を取ってひっくり返っている。
人は人ぶってはおるが、所詮人がするこの世の行いは、
獣がするそれと、何が変わろうか。
そう思うと馬鹿馬鹿しいような、おかしいような。
彼は口元に皮肉な笑いを浮かべた。
「僧正、いかがされましたか?」心配そうに弟子が声をかける。
彼の顔は・・・そうさな。
そう考えかけて彼は急いで妄想を振り切った。
「いや、なんでもない」
それにしても、ずいぶん長い夢を見続けていたような気がする・・・
鳥獣戯画・完
ワッセ ワッセ 鳥羽鳥羽 カイ?
蒸し暑い朝だ…もうすっかり慣れた不具な手を器用に使い、ボタンを止めて洗面所へ向かう。
鏡を直視出来なくなって随分たつ。自分の惨めな姿を受け入れるにはまだ長い時間が必要なのかもしれない。
もう二度とやり直せない過去。
今朝の都合の良い夢に舌打ちが出る。
「ちっ…夢かよ」
カイジ 完
290 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/24(土) 00:22:09 ID:bVHzxmY8
「それにしても長い夢を・・」を途中に入れるのは如何なものか。
夢オチなら、最後のセリフだろうに。
「ケイイチ!起きろ!」
帰寮した先輩の声に、螢一は目を醒ました。
どうやら電話当番中に居眠りしてしまったらしい。
オートリバースで流している「笠原弘子全集」がかすかに聞こえてくる。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ああっ女神さまっ 完
>291さんの見て、ネタ思いついたけど
声優さんのファンが怒りそうだからやめた。
「のび太!起きなさい!遅刻するわよ?」
よく通るママの怒声で目が覚めた。寝ぼけ眼のまま適当な生返事を返す。
布団から這い出しパジャマを着替えようとしたとき、妙な怒りが沸いてきた。
(なんでこんな時間まで起きれなかったんだ?こんなときはいつも…あれ?)
そこまで考えて思考が止まってしまった。いつも…なんだろう?僕はまだ寝ぼけてるのか?
着替えが終わって今日の用意が終わっても、その妙な気分は晴れなかった。
釈然としないまま部屋から出ようとし、ふと押入れの近くになにかあるのに気づいた。
(あれは…食べかけのどら焼き…どら焼き?そんなの昨日食べたかな?)
なんにしろ昨日から置いておいたのなら、湿気て食べられそうもないのでゴミ箱に捨てる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がするなぁ) ドサッ
ドラえもん 完
294 :
_:2005/09/24(土) 18:26:46 ID:YAgqOY6q
関係無いが夢オチって本当にあるのかな。
オレって現実に即した夢って見たことが
無いから。
「おい、なに居眠りしてやがる!」
髭面の大男に蹴飛ばされて、俺は目を覚ました。そんな俺を道行く童子が笑ってやがる。
「売り上げを誤魔化したらただじゃおかねえぞ!」
髭面の怒声が響く。
最近またショバ代が上がりやがった。やりにくいったらありゃしねえ。
「ん、何か言ったか?」
「あ、いえいえ何も。張さんに言いたい事なんかありませんよ」
散らかった筵を掻き集め、愛想笑いを浮かべる俺。情けねえ。ん?また童子が笑ってやがる。失せろ!
「まったく劉の奴ぁ、目を離すとすぐにサボりやがる」
へっ、と鼻を鳴らし大股で去って行く髭面。
くそ、俺にもっと力があったらあんな奴・・・ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
横山光輝「三国志」完
>>294 俺はしっぽと角の生えた嫁さんを貰って、田舎風の仏間のある屋敷に住んで、一人は黄色い獣毛、一人は緑の皮膚という二人の男子を成人させたところで夢から覚めたという、稀な経験がありますが。
「ヘイ、起きろよ。看守が呼んでるぜ。全員外に出ろだと」
アメリカ人の声に目を醒ます。悪臭が鼻を刺す。狭い部屋に10人も詰め込まれているのだから無理もない。
ここは、とある国の外国人刑務所とは名ばかりの強制収容所。
国籍も肌の色も雑多な俺たちだが、政権交代、つまりはクーデターの折に
この国を通りかかったという唯一の共通点で、こうして同じ部屋に囚われている。
建物から引き出された俺たちは、海に向かって突き出た崖の上に整列させられた。
覚悟はしていたが、やはりそうだ。俺を起こしたアメリカ人と俺が銃で小突かれ、前に出されると
背中合わせに縛られた。江戸時代の心中未遂者はこうして水死させられたらしい。
他の8人が不安げな目で俺たちを見つめている。フランス人のダンスをやっているという娘と目があった。
同じ心中させられるなら、この娘とのほうがいいのだが、それはアメリカ人も同じだろう。
俺たちの中にはロシア人の子供もいた。幼児と言った方がいい。この子には変わった才能があった。
読んだ本をいくつも暗誦できるのだ。ハリーポッターやチョコレート工場や、子供向けの話
ばかりだったが、俺たち全員がその話に聞き入ったものだった。
初老の男が小さな声で「すまない、私のせいで」と呟いた。反クーデター派の一人だったそうだ。
他の9人はこの男の巻き添えでここにいると言えなくもないわけだが、もうどうでもいいことだ。
足元はすぐ先は海面まで数十メートル、垂直に切り立った崖になっており、
途中にはごつごつとした岩が突き出している。
途中の岩に叩きつけられるか、海に落ちて溺れ死ぬか。選択の余地はあまりなさそうだ。
最後に8人のほうを振り返る。短い間だったがひどい環境の中で助け合った仲間たちだ。
イワン、フランソワーズ、ハインリヒ、ジェロニモ、張、ブリテン、ピュンマ、ギルモア。
皆の顔を目に焼き付けると、崖に向かって踏み出す。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
背中越しにジェットが囁いた。「ジョー、君はどこに落ちたい?」
サイボーグ009・完
余韻があるなぁ。
最後のあの名ゼリフの使い方がいいね。面白
このスレ、意外にのびるんじゃないか?という気がしてきた。
ビル工事の音も今日はしない。
>>303 お前はカスレス容認派か。
お前こそ空気嫁よタコ
いやいやお前が空気嫁
いやいやいやお前が空気嫁
誰も読めてねぇし、空気はな、「くうき」と読むんだよ!
>308
頭にのってんじゃねえぞ。
俺は小学校に入る前から読める漢字があったんだからな。
お前ら可愛いな。皆まとめて俺がウホッしてやろう。
>頭にのってんじゃねえぞ
ひょっとして図にのってんじゃねえぞって書きたかったの?
「いいこと思いついた。お前起きろよ」
ウホッ!いい男の声にボク、道下正樹は目を醒ました。公園のトイレの香りが鼻腔をくすぐる。
素裸にむかれるまで彼――阿部高和にざっと目を通す。ホモ・セックスもやりなれてるらしい。
(……それにしても・・・・夢みたいだ)
くそみそテクニック 続く
>>312 だからしらねーよそんな漫画!!
お前こそ空気嫁よ!!!!!!
H2O‥僕はアイソトニックよりハイポトニック。
316 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/28(水) 07:31:25 ID:Bt4p/Of2
リクエストもあることだしここらで中間ベスト3でも挙げてみようか
ことわる!
ベスト4なら許す。
中間ベストなら500前後くらいでいいんじゃないか
中間になろうと最終になろうと「ぬりかべは、いるかも知れない」の水木ネタは鉄板だろうな。
突然、身体を揺すぶられ、男の大きな声で目を覚ます。
「オイ、起きろ!!」
「ムッ…!?」
「そろそろ勤務時間だぞ」
「次元?五右衛門?フ〜ジコちゃんは?」
「何言ってやがる。まだ寝ぼけてるのか?睡眠の時間はもう終わりだ」
「ハッ、そうか!」
ここは警視庁の仮眠室。起こしてくれたのは、一緒にヤマを追っている同僚の男だった。
相棒が再び声をかけてくる。
「行くぞ、銭形」
「まさか、このワシが大泥棒とはな…」
(……それにしても、長い夢を見ていたような気がする)
ルパン三世・完
>>319 オレは佐藤と新沢の立場を入れ替えた奇面組と、
夢をくつがえす逆境ナインが鉄板だな。
322 :
321:2005/09/29(木) 09:27:07 ID:???
>>321 間違い。夢が現実をくつがえすんだね。
上記二つはメタフィクションだけど、正統派からも1本選びたい。
36番のネタについて、誰か教えてください。
「ぬりかべは……いるかもしれない。 」
ここがポイントなのだろうと思うのですが、
何故、ぬりかべだけ特別なのか?を。
>>323 水木さん本人が戦時中ぬりかべに遭遇した、というエピソードを
どこかで語っておられましたからその事かと。
↑その辺いずれも上位に食い込むね。
ネタを書いてくれる人にいいたいんだが、
妄想、夢を見ていた奴の立場・世界が、漫画のそれと共通していたら
特別面白くねーんだよ。わかるかな?そういう主旨をわかっていない奴
結構多い。
俺の言ってることがわからん奴は
>>2-5の優秀作品集でも見て参考にしてくれ
ひとひねりが欲しいって書けばいいのにね
さあ、やる気をそがれ、ハードルがあがったところで張り切ってどうぞ
↓
目覚めた時の主人公の凡人度が
高ければ高いほど良いね
「長官、ブ島に不時着します」
パイロットの声に高野、いや山本五十六は目を覚ました。オイルの刺激臭が鼻腔をくすぐる。
上空にざっと目を通す。P−38戦闘機の襲撃か。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気が
ガガガガ カッカッ カン カンカン カンカッ
「ウッ!」
「長官〜ッ!」
紺碧の艦隊・完
目覚めたら凡人でした系は、ギャップ大きく、かつ
作品世界とシンクロしているのが大事だと思うよ。
作品世界とシンクロしているとむしろ萎える
都合のいい言葉でいうと「対比の妙」をキボンヌってことか。
俺は恐怖新聞がいいなぁ。
あと、ブラックだけどど根性ガエル
これがベストとはいわないが、
脱力するようなダジャレの「秘密探偵JA」が好き
>324 thx
なるほど。
そういうことか。
うーん、なるほど。
「ルーシーさん、出番です」ボーヤが楽屋まで呼びにきた。
立ち上がって衣装をチェック。薄いビキニはトップもボトムも、紐を引けばスルリと解けるはず。
ヌードダンサー、ルーシー・リューはもちろん芸名。本名は…ナイショ
秘部の奥にローションを少々、これは企業秘密。
舞台の袖から客席をそっと覗く。入りはまあまあ。悪くない。
すばやく、そして堂々とステージの中央へ進みポーズ。音楽を待つ。
ダンスミュージックが始まると同時に胸を強調してトップの紐を解く。
解ける寸前を左手で押さえる。焦らすように手をずらして両方の胸を男たちにさらす。
視線が集まる。視線はほとんど物理的刺激となって肌を愛撫する。
ひとつさらせば自分をさらす。さらすことで私は高ぶっていく。
次はボトムの紐を解く。紐をきつく引張って布を股間に食い込ませる。男たちが前に乗り出す。
そう、それでいいの。もっと見て。もっと私を求めてちょうだい。お楽しみはこれからよ。
ビキニを客席に投げると男たちは「おお」という声をあげて奪い合う。
ふたつさらせば、これで全てが見えるでしょう。
客席の一方に向かって伸ばした脚を開いていく。私の一点に向かって男たちの目が集中する。
この瞬間、時の刻みはなくなるの。
みっつさらせば、天国が見えるかしら。それともこれは地獄。
もっと私をさらしてあげる。もっと求めて、もっと高ぶらせてちょうだい。
さらせばさらすだけ女は高まるの。もっと見つめて。そして見せてちょうだい。
見えるわ、あなたたちの堕ちるさま。
後ろのあなた。興味なさそうに指先を弄んでいるのはフリだけね。
ここでは誰もが裸になるのよ。
(……短い夢を思い出す、長い夢だったような気もする)
流し目を送り、口の動きだけで誘う。「あなた、背中が煤けているわよ」
「哭きの竜・完」
一行目読んで坊や哲かとだとか、どうちゃら書こうかと思ったら、当たらずとも遠からずだったので驚いた。
だって読んでる最中に何の作品なのか判らなくなってきて、チームアメリカみたいなやつかなー?とか考えてた。
オレはスヌーピーかと思ったよ。
341 :
338:2005/10/02(日) 01:59:13 ID:???
>339
最初は麻雀放浪記の「ケンさん、こめん」の場面をネタにできないかと
考えていたんだが、あれは小説だという当たり前のことを忘れていた。
で、麻雀漫画で印象的な台詞があるものは…、と考えて哭きの竜にした。
なので当らずと言えども遠からず。
ところで、最後まで原典が何か判らなかった?
さらし具合がたりなかったかな?
「カン」神経に障るソナーの探信音に、ハッとなる。しつこい奴だ。
倦み疲れた脳には何時間前、いや何日前から追跡されているのかも、
すでに判らなくなってきている。
直感は、追跡者は米海軍の攻撃型原潜・ヴァージニアだと告げている。
奴らはどこの海でも傲慢で尊大だ。世界の海を支配しているつもりか。
チッ、舌打ちが漏れる。だが海は彼らのものにはならない。
夢の中では我も原潜だった。今よりも遥かに巨大で、遥かに俊敏だった。
南の海でレッド・スコーピオン。北の海ではシーウルフを葬った。
ニューヨーク沖で「弾頭は通常にあらず」と宣言したのは痛快至極。
この辺りまで来れば大陸棚は外れている。
深海へ潜るとしよう。そうすれば奴らも付いては来られない。
海面で大きく潮を吹くと思い切り新鮮な空気を吸い込む。身を翻し殆ど垂直に潜り始める。
これも人間には真似できないことだ。
水温が急に冷たくなるのを肌で感じる。ここからは我ら鯨の世界だ。
ダイオウイカを見つけて齧り付く。アンモニアのピリリとした香りが口腔を満たす。
久しぶりの馳走。なんという美味。
(我はいつも夢をみる……長い夢を)
ヴァージニアよ、海の者でありながら陸の頸木を免れぬ者よ。「独立せよ」
沈黙の艦隊・完
343 :
339:2005/10/02(日) 09:17:40 ID:???
ついでにステルスも撃墜する(ラドンみたいな予告しか見てないが)
>341 >ところで、最後まで原典が何か判らなかった?
やっぱり「ヌードダンサー、ルーシー・リュー」ってところで、タランティーノが好きなマンガかな?
実はサムライ好きなジャパゆきさんが、「子連れ狼」の夢を見ていたとかだろうか?
いやルーシー・リューはチャーリーズ・エンジェルズにも出ているぞ、
ここはトーマスみたいに複合路線(シャレじゃないぞ)なのかもしれない。
たぶんアクションもののような気がしてきたが、とりあえず先読もう。
という感じでした。
・ ・ ・
あなた、起きて〜〜〜ッ !!
バシタ
くわッ 女房の声に目を醒ますとエレクチオン
(……それにしても、長い夢をみていたような気がするンだッ)
小池マンガ・完
エレクチオン・ワロタ
・・・
「あンたーっ!!」の方が良かった気がするが如何?
私のオーナーが私にキーを差し込んで、回す。
それまで眠っていた私に、目覚めの時が来た。
そう、私はトヨタ・プリウス。
正確に言うと、プリウスが搭載しているコンピューター。
ガソリンエンジンと電気モーターを調整して、ベストコンディション
で装甲するのが、この私の目的だ。
1496cc・77馬力のエンジンしか搭載しないこの車が、私の働きに
よって2000ccの自動車並みのパワーと、軽自動車以上の燃費性能を
発揮する。
しかし、私は時々妄想するのだ。非力なエンジンのパワーを120%
発揮する仕事ではなくて、有り余る力を、そう、何万馬力もの力を
自在にふりしぼるような、そんな仕事がしてみたい、と。
そういれば・・・私の持ち主が私を起こす前の事を、私は振り返って
みる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がするのだが・・)
鉄腕アトム 完
348 :
338:2005/10/04(火) 02:19:46 ID:???
>343
名前を何にしようか。「りゅう子」じゃ、わざとらしい。
女性で名前が「竜」はいくらなんでもないだろう。
と思ったが、そういえば「ルーシー・リュー」っていたな、という経緯があったのです。
3分の2くらいで、原典に気が付いてくれれば成功かな、と思っていたのですが失敗でした。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がするのだが・・)
三年寝太郎 完
>348
緋牡丹お竜とか竜之介とかもいるくらいだから無問題。
左門豊作の嫁さんが竜巻グループだと。
352 :
愛蔵版名無しさん:2005/10/04(火) 23:13:03 ID:a/TK2X/a
「遼、起きてー。伝言板の確認に行くわよー」
香の声にシティーハンターは目を覚ました。コーヒーの香りが鼻腔をくすぐる。
アシャン…とつぶやくとともに100tハンマーが遼を捉える。なぜか妙に懐かしい、そしていつもの痛みを覚える。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
エンジェルハート・完
353 :
愛蔵版名無しさん:2005/10/04(火) 23:28:56 ID:yv5ysK5k
「龍ぼっちゃま、朝ですよ」
女中が龍を起こしにきた
「ん、朝か・・」
龍は寝ぼけた顔で、顔を洗いに便所へと向う
龍は女中に父親はどうしたかと聞く。昨日は
女郎にいって、今寝付いていたとこだという。
朝食を書き込みながら、龍は昨日の夢について反芻した
「なんか、えらくながい夢を見取ったなあ・・飛行機会社を
作ったり、女優と結婚したり・・・なんかなあ」
龍 完
>>352 関係ないけどシティハンターヲタの人たちにとって
あの漫画ってどうなのかね?
コミックバンチってコミック蛇足に改名した方が イクネ?
そういえばアニメ今日からじゃない?
>>352-353 327 :愛蔵版名無しさん :2005/09/29(木) 15:24:10 ID:???
ネタを書いてくれる人にいいたいんだが、
妄想、夢を見ていた奴の立場・世界が、漫画のそれと共通していたら
特別面白くねーんだよ。わかるかな?そういう主旨をわかっていない奴
結構多い。
俺の言ってることがわからん奴は
>>2-5の優秀作品集でも見て参考にしてくれ
>>357 >>352はシティーハンター・完じゃないんだよ?
エンジェルハート・完なんだよ?間違ってね―ジャン
それは感想のひとつじゃないの?
たしかに登場人物をあてはめただけのものもあるけど
そんな「しばり」の強制はいらないと思う
まあコピペに対してレスするのもなんだが・・
>>359 どうでもいいがアンカーくらいつけてくれよ。
誰に文句言ってるのかさっぱりわからん。
「コナン君起きて。キャンプ場ついたよ」
歩ちゃんの声にコナンは目を醒ました。どうやら目的地についたらしい
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
どうでもいいが完くらいつけてくれよ。
何の漫画なのかさっぱりわからん。
>>361 全然終わってないけど
名探偵コナン 完
最初の1行で、「未来少年コナン」かと思った。
365 :
愛蔵版名無しさん:2005/10/05(水) 10:19:32 ID:w0qivlB/
「遼、起きてー。伝言板の確認に行くわよー」
香の声にシティーハンターは目を覚ました。コーヒーの香りが鼻腔をくすぐる。
アシャン…とつぶやくとともに100tハンマーが遼を捉える。なぜか妙に懐かしい、いつもの痛みを覚える。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
「ねえ、遼…実は言わなきゃいけないコト…あるんだ……」
「なんだよ」
「デキチャッタ」
きっと、女の子だろう……
エンジェルハート 完
感動ってより泣いた。しかも大したひねりもないつまらない文章なのに…
自分は考えていた以上に香が死んだことにショックを受けてるのだと判った
「リュウ、聞いてるの。来年は高校受験なんですから…」
母親の運転するベンツの後部シートで、ついウトウトしてしまったようだ。
「わかってるよ、カアチャン」と出そうになり、あわてて言い直す。「はい、ママ」
学習塾の帰りはいつも日が暮れてしまうので必ず母が迎えに来る。
友達に言わせれば過保護なのだそうだ。
車はライトアップされた繁華街を通り抜け、静かな住宅街へ差し掛かるところだ。
昼間、何度も通ったことのある通りも夜はその姿を一変させる。
光の届かない建物の隙間の暗がりへ猫が一匹、リュウとじっと目を合わせてから姿を消す。
遠くに見える先細りのビルは、上層階につけられた時計盤が、巨人の一つ目のようだ。
リュウは日が暮れてから外へ出してもらったことがない。厳しく夜の外出禁止を言い渡されていた。
夜の街は危険が多いのだと母は言う。生き馬の目を抜く、言葉だけが実感を伴わずに意識に上り、
盲目の千鳥が人の目を啄ばんでいる想像が浮かんでは、すぐに消えた。小さく舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
番長惑星・完
目ンない千鳥だっけ。わかるけどマイナーすぎるなぁ。
_ __ ____
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| , ィ しJJヘ二二二| |ヘヘ、
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/ ,fi! ´┬─ ──┬.┤!三{
/ / |! | | | |\ \
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/ / |. ! ,、:;:;;;;;;;;;;;;;:;.、 ! i 〉 〉
\ \__ !. i;;;;r-ーァァ‐、;i | / /
\ /`ト、 ノ |;:;|,,_ _,{| | /| /
V |l|ヽ-、 _N| "゚'` {"゚ リ !,イ ! ,j
!j リi! \Vト.i ,__''_ ! ,イ | V;;| いいこと思いついた、お前
|\ _/ i| i/ l\ ー .イ|、/ | ヾト、 この美しい花瓶に値段をつけろ。
| \」! | /ヽ  ̄ 7 ! | | ヽ
| || //_ _\ / _ヽ | | |
| || ,// `Y´ `ト ! ! |
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'" ̄ ``ヽ、」ll1 ||;;;', | ト、| | /ヾミ/ /
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ト、 \ノ ( ミpミ { } { } ミpミ⌒) ! /
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\ ノ ( ,' ,'/\,ノ/ 〉r^'ー/ /
>369
するとこっちの世界では「番長惑星」は有名じゃないのか。
そういえば作者の名前も石森じゃなくて石ノ森になってるな。
次は有名なマンガをネタにするよ。
俺的リュウ3部作の完結編として。
「リュウ、朝よ、早く起きて」
竜は姉、悦子の声に反応して布団の中でモソモソと身動きした。
悦子はさっさと着替えを終えると、なかなか起きない竜を母に言いつけに行った。
(ちぇ、良い子ぶって。)舌打ちが漏れる。
給食を残して帰っては、こっそり捨てているのを言いつけてやろか。
止めとこう。そんなことをしたらカラテの練習とかいって、また痛い目に合わされる。
カラテは世界最強なのだそうだ。
隣のお兄ちゃんはブルースリーが最強だというし、お父さんは宮本武蔵だというし。
アラレちゃんのほうが強そうな気もするし。
階段を上がる足音が聞こえてきた。
「リュウちゃん、幼稚園に遅れるわよ。ケロッグがふやけないうちに食べなさい」
いけない、お母さんが起こしにきた。起きなきゃ。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
地上最強の男 竜・完
>350
緋牡丹お竜は、なるほど確かにその通り。
しかしひとつだけ言わせてくれ。
竜之介は「俺は男だぁ〜」っていつも言ってたじゃない。
>371 前フリから原始少年リュウか、あるいは外してきてもサブ、だと思った。
もういっそのこと尾瀬あきらの「リュウ」で。
>373 「父は昔、女だったのじゃ!」
>>373 > 竜之介は「俺は男だぁ〜」っていつも言ってたじゃない。
どの竜之介だよ?
そういや漫画家(女)で竜巻竜次っていたよな
>>376 え…竜巻竜次、女なん?
「タックスマン」とか「サーキュラースカートの憂鬱」の
人だよね?
378 :
373:2005/10/10(月) 23:45:34 ID:???
>376
どのって、俺の妄想のなかの竜之介だよ。
まさかうる星やつらの藤波竜之介のことを言っているとでも思ったか。
俺が間違っていると、そう思ったのか?
その通り。
まちがいだった。わたしのまちがいだった。
こうして草にすわればそれがわかる。
竜雷太のディープキス
「あの、それで、…」少女の声にハッと瞑想からさめた。
テーブルを挟んで座る少女の眼差しは真剣だった。
私の超能力で、行方不明になった従兄弟を探し出して欲しいと、日本から来たのだと言う。
確かに私は超能力探偵としてFBIに協力している。だがそれには秘密がある。
私が透視能力を発揮する前日には差出人のない封筒が郵便受けに入っているのだ。
中には写真や地図が入っている。私はそれらを記憶すると一切を焼却する。
翌日にはFBIの捜査官が訪れ、私は彼らの質問に答え、絵や地図を描いて渡す。
望む答えを得ると、彼らは丁重に礼を言って現地に向かう。そしてそこで重要な証拠や犯人を見つけることになる。
公にはできない捜査、証人がいるということさえ知られてはならない証言。
出所を辿られれば誰かが傷つく、そういうものが捜査には付いてまわる。それらは護られなくてはならない。
礼儀正しい捜査員が自称超能力者のたわ言に誠意を持って対応した、その結果が行き詰まった捜査を進展させた。
それでいいのだ。
私は自分にどんな種類の超能力もないことを知っている。ゆえに封筒が届かないときは決して透視はしない。
これまでにも、私を直接頼って来た者は何人もいた。
そのつど私は彼らの望む答えも望まない答えすらも返さず彼らを落胆させ、心の中で自分に向かって舌打ちをした。
だが今日だけは彼女を招き入れた。何故なのかは自分でも判らなかった。
「それで、浩一くんは…」少女に促されたとき、自分でも驚いたことに即答が出た。
「無事です」口が勝手に喋り始めたかのようだった。「彼はあなたたちのところに帰りたがっています。しかし今は帰れない」
私の手は便箋をめくり石造りの塔を描き始めた。「砂漠が見えます。古い塔。そこに彼はいる」私は夢中で透視していた。
「ありがとうございました」と深々と頭を下げ、少女は帰っていった。
私は彼女に何を答えたのだろう。覚えていなかった。突然超能力が身に付いたとでも言うのか。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
そのとき呆然となる私の頭の中に少年の声が聞こえた。「ありがとう」声はそう言ったきり、消えていった。
「誰だ?」問うまでもない質問だった。山野浩一、またの名を…
バビル2世・完
長えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇYO!!!!!
漫画の電車男はやくケリつけてやってくれぇー
「次は〜○○〜、○○〜」
車内アナウンスの声に僕は目を醒ました。
必死に寝たふりをしたまま、どうやら本当に寝てしまったらしい。
終電特有の、ゲロ臭の混じったキナ臭さが鼻腔をくすぐる。
薄目を開けて回りを見回す。
ホッ、どうやら、あの酔っぱらいも、絡まれていたキレイな人も既に降りたようだ。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
電車男 完
>>382のリクエストにお答えして、まずはオーソドックスに
>380
占い氏はヨミの女体化というオチだったらどうしよう、
とビビりながら読んだ。(まさにビビリ二世)
アニメだと、しょっちゅうロデムを女にして、
はべらしていたから、ロデム子ならOK。
ビビル二世か。関係ないけど、けっこう仮面のビデオにビビルマンってのが出てた。
マロンは落ちたな。
387 :
愛蔵版名無しさん:2005/10/16(日) 17:48:30 ID:BT2wQ0mZ
ふむ
むふ(あだち風に)
390 :
愛蔵版名無しさん:2005/10/23(日) 06:30:41 ID:KMGwLDGk
「おい、飛葉!起きるんだ!」
草波は、傍らにあったバケツで水をぶっかけた。
「うっうう〜ん・・・」
草波は、説教じみた口調で
「全く、私の言うことを聞かず勝手な行動を捕るからこんな罰を受けるのだぞ」
飛葉は重い頭を巡らせて思い出していた。
(そうか、大岩雷太とのココナッツゲームで雷太を退治しなかったから
アキレスのかかとの罰を受けたのだっけ・・・)
草波は言った。
「よし!ワイルド7全員集合!次の任務を与える」
飛葉は、周りを見渡す。
八百がいる両国、世界、チャーシューもヘボピーそしてオヤブンも
皆生きている。
(そうか・・・色々な事件で傷ついてきたが全ては夢)
「では次の任務だ・・次の」
「ちょっと、待ってくれ草波さん」
「なんだ?飛葉」
「その前に、どうしても退治しとかなきゃ後々面倒な事になりそうな奴を
始末しておく」
「ふん・・いったい誰を?」
「決まってる事よ!遠井弁護士だ・・・こいつを生かしといちゃならねえ」
飛は号令を掛けた「ワイルド7出動!」
7人の猛者達は爆音高くセブントレーラーを後にするのであった。
(皆生きている。生きているんだ・・・悪夢だったが夢でよかった)
飛葉は、独り心のなかで思うのであった。
「ワイルド7」 完
(「大丈夫?」
頭上から降り注ぐ声に俺は目を醒ました。
一瞬とはいえ試合中に気絶してしまうとは、天才らしからぬ失態だ。
試合はまだ続いている。
強打した腰の痛みに顔が歪むが、無理をしてでもプレイは続けなければ。
立ち上がり)
「全盛期は全日本の時か?俺は、今なんだよ!」
自分の声で、今度こそ本当に目が覚めた。
ちっ、舌打ちが漏れる。なぜ俺はあんな無駄な時間を…
(……それにしても、長い夢だった…俺の全盛期、全中制覇の頃か…
あの後、安西先生が…)
そうだ、諦めたら試合終了。全盛期は、今、これからだ。
392 :
愛蔵版名無しさん:2005/10/23(日) 21:39:45 ID:vjbn9b8i
「旦那様〜、奥様〜、朝ご飯の準備ができました〜」
バター入りマタ茶の香りと熱気が部屋中を包む。
「今から大旦那様を起しに参ります」
今日も朝から息つく暇もない。
「ちょっと、またアンタ、バター入れすぎたね。何度言ったらわかるんだい!!」
「申し訳ありません奥様」
謝りながら、ドロドロのミルク粥を匙ですくって、大旦那様の口元に運ぶ。
最近、なかなか召し上がってくれない。
「今日は、草を刈って、ヤクの寝床を作り直して、それから、水汲みにいってきな。
それが終わったら、私たちの昼ご飯を作って、隣のミンおばさんの畑仕事を
手伝ってやりな。それが終わったらアンタの昼飯だよ」
「はい、奥様」
孤児の私を引き取ってくれた旦那様には奉公しようとおもうが、最近疲れが抜けなくなってきた。
ああ、どこかの部族の長の息子から、プロポーズされることなんてないかしら。
思った刹那、鏡に映る自分の姿に目をやる。
アバタだらけの赤ら顔・・・厚ぼったい一重まぶた・・・櫛を通したことのないぼさぼさの髪の毛・・・
「タリ粟の実りがよくない。地を這う風が吹かなかったから、根腐れをおこしかけているのだろうか」
「何が風だい!アンタが欲張って、狭い畑に植えすぎただけでしょうに!」
山の上の姫様は毎日凧で遊びまわっているって言う話。年貢も毎年重くなる。
(そういえば、今朝の夢は不思議な夢だった・・・私って意外と破壊願望があるのかしら・・・ふふ)
草刈鎌を研ぎながら、口元を緩ませるのだった・・・
風の谷のナウシカ・おわり
>390
なんちゅうか、夢落ちというより、ファンの希望だね。
>>392 >山の上の姫様は毎日凧で遊びまわっているって言う話。
確かにw言われてみればそれもそうかwwww
396 :
愛蔵版名無しさん:2005/10/25(火) 02:02:19 ID:GCY/pbBT
「ちょっと、いつまで寝てるの?布団たたんじゃうから早く起きてってば!」
妻のだみ声はどんな目覚し時計より、目がさえる。冷たいミルク入りシリアルからは、
何の香りもしない。朝一番に温かい味噌汁が飲めたのは・・・新婚1年目までか・・・
ふやけたシリアルを、もそもそと食べながら、産経新聞に目を通す。
別に保守主義だからというわけでもない。単純に安いからだ。
「龍翔斗たら、また夜遅くまで、テレビゲームやっているのよ。授業中も居眠りしてばかりなんだって・・・」
「奈美なんだけど、ちゃんと塾に言ってると思ったら、ぜんぜん行ってないのよ。
その間、どこに行ってたのかしら・・・まさか・・・中1でそんな・・・」
「・・・? ちょっとアナタ聞いてるの?!!」
甘ったるいミルクを飲み干してこう言った。
「ああ、子供とはちゃんと話し合わないとな」
「また口ばっかり!!奇麗事いってばかりで、何にもしないくせに!」
「大体なんで、出世したのに手取りが下がるのよ、おかしいじゃない!!」
「何度も話しただろ・・・それは・・・」
「また理屈をこねるのね」
「もう、うんざり」
それはこっちの台詞だよ、と顔に出ないようにするのに細心の注意を払う。
「はい、これ今月のお小づかいね、無駄使いしちゃだめよ」
酒も、タバコも、車も、ギャンブルもやらない、図書館通いが趣味の俺に言う言葉かね?
満員電車で、両手でつり革を握りながら暗算する・・・
410円のAランチを20日分、100均のコーヒーの粉・ミルクポーション・・・・・・百円のへそくりか・・・
こんなことに僅かな幸福を感じてしまう自分に腹が立つ。ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、今朝は長い夢をみていたような気がする)
課長 島耕作・完
397 :
1/2:2005/10/25(火) 02:53:58 ID:GCY/pbBT
朝だ・・・時計に目をやる。この時点で遅刻決定だ。
くそ狭い1LDKに悪態をつきつつネクタイを締め、いつもの会社だ。
さえない中年、遊び人気取りの若作り、年齢不詳の女、何のカリスマ性
もオーラも感じない女社長・・・・・・
仕事といえば、十年一日のダイレクト・メール・サービス・・・・・・
個人情報保護法の「こ」の字も知らないのか、おまえら、新聞も読んでないのか、おまえら?
「あ、そうだ、今日付けで入社の新入社員を迎えに行ってくれない?」
「友人のたのみで断り切れなかったのよー、お願い」
相変わらず、糞の役にも立たないコネだけは充実してやがる。
ある意味ビンテージもののバンで上野駅まで飛ばす。
ジャイアント・パンダの前で待ち合わせ・・・・・・いまどき天然記念物クラスの田舎モンだ。
ポリ公に絡まれているあいつか・・・ドンくさそうなやつだ・・・・・・
しかし、今時おさげとは・・・悪くない。僅かな期待を綺麗に打ち破ってくれたな、そいつは・・・
398 :
2/2:2005/10/25(火) 02:57:35 ID:GCY/pbBT
石鹸で洗ってんのかそのボサボサ頭、今時どこで売っているんだその瓶底メガネ、
中学校の下履きかその靴、寂れた商店街の「ファッションショップ」でだって
見かけないぞそのダサい服。
「車の後ろ空いてるから」、助手席に座んな、ボケ!!
自己紹介もせずに、マンガ読み出すやつがあるか?常識ないのか?
「先輩って受けですか、攻めですか」
「俺、格闘技なんて興味ねーから」
「ふふ、攻めなんですね」、脳みそにボーフラでもわいてんのか?
一応自己紹介を済ます。
「どちらもハ行ですね」
・・・っっ!! 殺す!!! 絶対殺すっ!!!!
都庁の方へ、回り道する。
「良かった、やさしい先輩で・・・」 サボりたいだけじゃ、ボケ!
(……それにしても、今朝は長い夢をみていたような気がする)
りびんぐゲーム・完
399 :
愛蔵版名無しさん:2005/10/25(火) 19:10:04 ID:e0XYnx40
>>398 バブル崩壊で部屋余りまくってるってオチならよかったのに。
400 :
愛蔵版名無しさん:2005/11/02(水) 09:16:07 ID:rW95gyxg
「しげる!しげる!」
聞き覚えのある女性の声が聞こえてくる。
瞼をそっと開けて見ると、横で母が泣きながら両手で俺の右手を力強く握っていた。
「赤木君、目が醒めたようだね」
母の横にいる白衣を着た男が声を掛けてきた。
「ここは?」
「病院だよ、君はチキンランで崖から落ちて怪我を負い、ここに運ばれたんだよ」
そうか、俺はあのとき崖に落ちて気を失ってしまったのか…。
「あんた、なんであんな馬鹿なことをしでかしたのよ!」
「ごめんよ…」
母の顔を見ると、泣き腫れて赤くなっている。
よほど俺のことを心配していたのだろう。
ちっ、己の浅はかさに舌打ちが漏れる。
自分のことをこれほどに大切に思ってくれる人がいる。
その人のためにも懸命に、そして真っ当に生きていこう。俺は、そう心に誓いを立てた。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
アカギ・完
ルリ子のかわりに、動物園の帰りに交通事故で死んだ伊達直人の話を書こうと、
一生懸命携帯に書いていたのに、操作ミスで全部消えた。もう書く気ねー。
ご愁傷様。ところで誰の夢だったん?
なーいしょ♪
ドリーファンクJrのだろ
ゴロゴロと唸り声が耳を聾し、獣くさい口臭が鼻をつく。眠い目をこする。
目前の顔にピントが合う…。
トラだ! トラだ! 目の前にトラがいるのだ!
虎の穴の特訓場ではさんざん戦った相手だが、起きてイキナリ、は辛い。
どうする? この体勢からウルトラ・タイガー・ドロップに持ってゆけるか?
「いつまで寝ぼけてんのよ、この子は!?」
トラの前足で小突かれる。常人なら死んでいるだろう。
これがタッグなら…。すばやく周囲をうかがう。鉄格子? デス・マッチか、
これは? ん? ゼブラ! 向こうの檻にいるのは、馬場先輩ことグレート・
ゼブラじゃないのか? …って、ありゃ本物のシマウマか。
「ふふふ、黄色い悪魔も焼きが回ったぜ」
「あー、また変な夢をみたわね、この子! さっさと飼育係さんからエサを
もらうのよ」
「あれ? 母ちゃん。そうかオレもトラだったのか…」
どうしてこんな夢をみたんだろう? 昨日、いい目をした少年に出会った。
夢の中ではオレはあいつだった。あの子がオレの夢を現実にしてくれると
いいな…。
生肉を咀嚼しながらオレは思った。
「みなしごの夢を背負って戦う覆面レスラー、そう、その名は…」
タイガーマスク・完
おもしろい!
三行目で「ハヤテのごとく!」かと疑った。
ヘボの名字は辻。似ている。
>>406 ありがとう。
>>401 氏がどんな話を考えていたのか、あれこれ想像している
内に「直人が動物園で見たトラの夢」というアイデアを思いついたのです。
タイガーマスク ビギンズ
410 :
愛蔵版名無しさん:2005/11/15(火) 17:15:46 ID:iaHCk6BC
「あなた、起きてー。会社に遅れるわよー」
妻(予定)の声に俺は目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
お膳が運ばれるまで朝刊1面にざっと目を通す。
またM&Aか。
金も権力も無い俺には関係ない世界だな。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ホリエモン・完
「ご主人様、おはよう御座います。」
メイドの声に上院議員は目を覚ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
食堂の席に着くと女性秘書がせわしなく今日の予定を読み上げる。
25歳下のモデルの妻は既に出勤したらしい。今日も議会が長引きそうだ。
ちっ、舌打ちが漏れる。
目の前でシェフが切り分けたロブスターを口に運ぶと、少し前歯が痛む気がした。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ジョジョの奇妙な冒険第3部・完
「あんた、起きなさいっ!会社に遅れるわよっ!」
妻の声に俺は目を醒ました。朝飯作らないとまたどやされるな。
朝餉の後、朝刊1面にざっと目を通す。
ふと広告に目がとまる。
「最新レーザー手術であなたも視力回復」
なにもいいことの無い人生だけど。。。近眼くらいなおすかな。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ドラえもん・完
「助けを借りるのは週に3回までといったのに約束を破りましたね…ドーン!」
のびた「ぎゃあああああああ!」
言葉をしゃべるどころか一切動かなくなりただの模型ロボットになってしまったドラえもん。
のびた「ドラえも〜ん!動いてよ!便利な道具だしてくれよぉ〜」
一向に身動きしないネコ型の模型ロボット…
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
「なんでも願いをかなえてくれるロボットなんて夢のまた夢なんですね…。〜お〜っほっほっほ〜」
笑ゥせぇるすまん・完
しずかちゃんが動かなくなってしまう「笑ゥドラえもん」プリーズ。
>413
笑うせぇるすまんでブラックなのできないかなと開いたら…
ごちでした
自演乙
420 :
愛蔵版名無しさん:2005/11/27(日) 06:13:59 ID:arZ+dajj
保守
421 :
長いよ:2005/11/27(日) 10:45:13 ID:???
とある病院の一室にて―。
少年は、深く長い眠りの底で、遠い遠い昔の夢を見ていた。
少年が眠る病室の前では、2人の男が話をしていた。1人は、少年の父親であるらしかった。
「まさか愚息が、このような宿縁を背負う者であるとは…」
もう1人は、少年の父より年長の、しかし大柄な男で、人を畏怖させるオーラに満ちていた。
「うむ。私も昨日お主から伝承にある化け物が姿を現したと連絡を受けたときは信じがたかったが、
今朝迷う私の元にかの少女の霊が現れてな、お主の息子は前世で“ヤツ”を倒した者の転生であると。
そしてこれは数千年来の“ヤツ”の復活の兆しだと…」
するとそこへ、すぅっと金色の影が出てきて2人の話を遮った。
「よォ、あのクソガキは目を覚ましたのか?」
「いや、まだだ。もう20分たつが今も前世の記憶の中にいる。」
「けっ。サイミンっつったか、いちいちそんなめんどくせえやり方じゃねぇと記憶戻らんのかよ、人間はよ。」
2人の男が苦笑していると、病室のドアが開き白衣を着た男が出てきた。
「目を覚ましました。意識ははっきりしています。」
422 :
続き:2005/11/27(日) 10:47:06 ID:???
男達が病室に入ると、少年は少し頭を押さえてベッドの上に体を起こした。
「オヤジ、見てきたぜ。」
少年は今さっき見ていた夢の独白を始めた。それは、少年が前世で体験した、相棒との旅、そして強大な宿敵との戦いの話だった。
熱心に聞き入る2人の男の後ろで、暇を持て余した化け物は白衣の男に話しかけた。
「おい、お前が過去に連れてってくれたら、こんなサイミンとか使わずに手っとり早く済む話だろうが。」
何度もこの話をされてウンザリしていた白衣の男は、またかとため息まじりに答えた。
「あのね、確かに君が言うのなら私は妖怪だったのかもしれないが…今は間違いなく1人の人間なんだ。
そんな時空を越えて、なんてこと出来るわけがない。
私はただ催眠によって人の記憶を呼び起こすぐらいの人間業しかできないよ。」
「ちっ、つまんねーの。」
化け物は白衣に留めてあるネームプレート―そこには「時坂 順」と書いてある―に目をやり軽く舌打ちした。
423 :
さらに続き:2005/11/27(日) 10:49:27 ID:???
「ククク…御方様に仇なす者はここか」
突然、ゾッとするような声が響きわたり、辺りが急に冷気を漂わせたかと思うと
窓の外に人に在らざる巨大な化け物の姿が現れた。
「貴様ら如き矮小な存在が何をするとも思えぬが、目障りな虫は潰すのみ。
今はまだ完全に実体をお持ちではない御方様に代わり貴様ら塵芥を掃除させてもらうぞ。」
「てめぇ、まだ復活しきれてねえ奴の、しかも使いっぱしりの分際でワシをゴミ扱いだと…?」
金色の化け物は怒りに身を震わせ雷を全身に走らせた。
「おい、ボーズども!てめえらはこいつを結界でフン縛れ!ワシが一発、格の違いを思い知らせてやらあ!」
そう言うと今度は呆然とする少年を殴り怒鳴りつけた。
「おい、いつまでボーッとしてんだこのボケナスチビ!
これがてめえの戦う相手だ、こんなサンシタとっととぶっ潰すぞ。」
「…な…んなこと言っても…こんなバケモノに俺がどうこうできるわけ…」
「だからさっき夢ん中で見たのは何だったんだよ、もう忘れたのかバカガキ!やっぱ頭のワリィのは変わってねえなあ。」
「なんだとォ!」
「おいバカ息子!今はそんなことしとる場合か!早く父を助けろ!」
ケンカを始めそうな少年を制すると父は念を凝らし光の枷を作った。
424 :
終わり:2005/11/27(日) 10:52:58 ID:???
「忘れたんならワシが教えてやる。いいか、お前みたいなトンマをワシがなんで食い損なったか…
そしてなぜ今もお前に手を出せねえのか…お前が忘れてもな、あの忌まわしい槍はお前を忘れてねえんだよ。」
少年はハッとして、唐突に悟った。そして思い出した―そうだ、夢の中で何度も叫んだあの言葉。
「槍よ、来い。」
その瞬間、耳をつんざくような鋭い音とともに、光を発しながら床に突き刺さった槍が現れた。
少年は手を伸ばし柄を掴んだ。
すると急に全てが思い出されて、夢で見た前世の記憶が自分自身の記憶として蘇った。
今の自分と夢の中の自分が1人の人格として一緒になっていく。と同時に、懐かしい感覚が戻ってきた。
槍の手触り、重み、槍から流れ込んでくる声、感情、そして体中にみなぎる力。
「もう一度、一緒に戦おうぜ、ギリュウさん。ジエメイ。」
槍に魅入られた少年は、みるみるうちに髪が伸びていった。
「僧正様、これが…」
「ああ、これこそ我ら光覇明宗に脈々と伝えられてきた退魔の霊槍―」
「おのれぇぇ、幾星霜の年月を経て、今もなお白面の御方様に抗うのか!」
「「「獣の槍!」」」
「行くぜ、とら!」
「うるっせーんだよ、うしお!」
うしおととら・完
>>421〜424 チラシの裏にかいとけや。
ここはお手本の文面で夢オチを短く語るスレだ。はっきりいって場違い。うざい。
「うしお、起きてー。うちのお父さんに見つかるわよー」
麻子の声にうしおは目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
お膳が運ばれるまでデラべっぴんにざっと目を通す。ティッシュは昨晩使い切っている。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
うしおととら・完
ショボくてもいいから流れを壊すな
決まった文面で短く、てドコに書いてあんの?それ決まり事?
暗黙の了解という言葉がこの世には存在します
まぁ、作品との距離感が大事かな。つかず離れず。
430 :
愛蔵版名無しさん:2005/11/27(日) 16:40:45 ID:gIJ/xeFz
「桃太郎!起きなさい!遅刻するわよ?まったく初日から・・・」
よく通るママの怒声で目が覚めた。寝ぼけ眼のまま適当な生返事を返す。
「源子ちゃんが、あんたの事心配して来てくれてるわよ」
僕の名は剣桃太郎。今日から高校生だといういのに、入学式の今日から寝過ごして
しまった。んで小さい頃から近所で幼なじみ・同じクラスだった腐れ縁の富樫源子が、
どういう訳か高校まで同じで、さっそくお出迎えに来たという訳だ。
朝飯も食べず、母親の愚痴に送り出されるように家を出ると
「遅ーい、ボクまで初日から遅刻させるつもり?」ふくれっ面の源子が、
真新しい制服に身を包んで立っていた。へえ、馬子にも衣装って言うけど・・・
僕たちは朝の町を急いだ。「全く、またインターネットでエッチなサイトでも
見て夜更かししてたんでしょ?そんなオタクっぷりじゃ高校でも彼女できないわよ。
ボクももう高校ではキミの面倒みないぞ」
「か、か、彼女なんて・・・」図星だったので僕は焦った。
「さ、走ろ!マジで遅刻しちゃう」
手を引っ張る彼女に僕は訊ねた。「なあ源子、僕たちの高校って、ヤクザの事務所が
あっても直線行軍させたり、体育でトゲトゲのグローブで殴り合いさせたりしないよな?」
「何まだ寝ぼけてるの!もう置いていくからね!!」
走り出す前に僕は自分の腰に手をやった。もちろんダンビラなどぶら下がっていない。
そうるすとあれはやっぱり夢だったのか・・・それにしてもずいぶん長い夢だった・・・
目の前に源子のポニーテールが揺れている・・・・
魁!男塾! 完
>>430 ちょwwwwwwww
想像してギガワロスwwwwwwww
懐かし漫画板に作品スレがあるものならいい気がする漏れは
某マイナー寄り月刊漫画誌のネタを投下したくてうずうずしている。
究極の夢オチは、やっぱ奇面組だよな(既出?)
>>430 絵が宮下なのを想像すると更に笑えるな。
>>433 奇面組の作者を出した作品は
>>259で出てるが
奇面組自体ではまだ出てない(というかあれ以上の夢オチ作れるかよw)
奇面組以上の夢オチ…
妄想オチだが東京大学物語のほうが個人的に衝撃的だった。
余談だが、知人が桂正和「アイズ」の
女を押し倒す展開に何話も使い結局何もしないという展開に激怒し
「俺なら一話分で5回はやってみせる」と豪語してたが
東京大学…で1ページで数回こなすシーンを見て愕然、
敗北宣言をした(実話)
「綾波、起きてー。学校に遅れるよー」
シンジの声にレイは目を醒ました。コーヒーの香りが鼻腔をくすぐる。
パンが焼けるまでにパンツを履こう。床下にざっと目を通す。
無い。はっとシンジに目を向ける。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
新世紀エヴァンゲリオン.完
鷹村「おい大丈夫か?」
一歩「……!?」
鷹村「いじめっこは逃げてったよ…怪我はないか?」
一歩「…あっ、…ハイ、大丈夫です…」
鷹村「じゃあな…ザッザッザ…」
一歩「あ、あの……ありがとうございました。」
〜帰路に着く一歩〜
一歩「そろそろ釣り船屋の手伝いの時間だ……ちっ、舌打ちが漏れる。…」
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
はじめの一歩 完
「アスカ起きてよ。また僕を馬鹿にしてよ!」
碇シンジの声に惣流・A・ラングレーはぼんやりと目を醒ました。
エタノールの香りが鼻腔をくすぐる。やけに胸元が涼しい。
意識がはっきり覚めるまで室内…シンジにざっと目を通す。
何故かシンジはエレクチオン、一心不乱に自家発電中。当然監視カメラも作動中。
このまま声をかければ修羅場は必至。
ちっ、心の中で舌打ちが漏れる。
(……これは夢よ!絶対夢!夢なのよ〜〜〜〜っ!!)
↑ エヴァンゲリオン・完
リツ子「気づいてない、気づいてない。私が夜の生活のために、
しっかり録画しているのを……」
……ここ十年以内の作品で、パチンコとかパチスロになっているのは
エヴァンゲリオンだけかな?
リツ子「気づいてない、気づいてない。私がアスカにシークレットパイオツをつけたことに」
あずみ ルパン
>>433 究極の夢オチはあぶさん。
一度夢オチで使った展開をまた登場させて、読者に夢オチだと予想されているのにそれでも夢オチさせたハルマゲドン。
447 :
愛蔵版名無しさん:2005/12/14(水) 00:11:06 ID:dRWdg7et
「おいガッツ、いつまで寝てるんだ。そろそろ時間だぜ」
「あ、ああ、ジュドー・・・」
「お前さんでも気がゆるむ事ってあるのかね。しかしゴロツキの俺たちが、
いきなり騎士(ナイト)様ってんだから無理もねえか。ま、今日は"白鳳騎士団"
としての大事な初陣だ。締めていこうぜ」
「すまん、昨夜はちょっと呑み過ぎたみたいだ。目覚ましてくるぜ」
ガッツは野営テントから出て水場に向かった。朝の清冽な空気の中、小川で顔を洗う。
「そうだよな、"アイツ"が俺たちを裏切るはずがねえ・・・夢、全ては悪い夢だったんだ・・・」
ベルセルク 完
・・・・今となってはもうこっちの方がいいよう・・・・
板違い開き直りあげ
>447 じつは同意
「奥さん、マリー奥さん! 起きてくれよ。オレ帰るよ。まだ米の配達が残ってるんだ」
タバコを吸い終わったダレオの声に、マリーは目を覚ました。
ゴールデンバットの香りが鼻腔をくすぐる。
「……よかったよ、奥さん。……いや、奥さんじゃないか。
ヤマトネ博士の家かから逃げてきたんだっけ、若いカラダを持て余してさ。ウッヒッヒ」
「そんな言い方しないで。
私だって育ての親を裏切るのはつらかったのよ。
でも……私はまだまだ若いんだもの。やりなおさなきゃだめよ……」
「そういうことだね。大丈夫、まだまだピチピチだよ。ほららほら」
「いやね、配達にいくんでしょ。あん、ダメ、ん……(ムギュ!)
もうっ、ダレオさん、重いわよ。少しはダイエットしてよね。
別にガイコツみたくなれとは言わないけど……」
「そのぶん、がんばるからさ。エヘヘ、ほら、足開いて。もう一回」
「……(ふう、、言い訳みたいだけど、私って、男運が悪かったのよね)……」
見上げれば、だらしなくヨダレを垂らしているダレオの顔。
ちっ、舌打ちが漏れる
「(もっと痩せてて、たくましい人がいいわ。何でもワガママきいてくれる……そんな人……)」
*
「奥さん……ああ〜いいよ、いいよ、奥さ〜ん……」
ふとマリーは、ヤマトネの研究している姿を思い出した。
「(あの人ったら、アトランティスだとか、夢だけはあったわね)
でも……それだけじゃ…… あっ、あ ん、あん
(……そ……それにしても……長い夢をみてた気が………うっ……するわ……)」
黄金バット・完
>>447 >そうだよな、"アイツ"が俺たちを裏切るはずがねえ・・・夢、全ては悪い夢だったんだ・・・
自分も同意。
この台詞、ガッツの切ない気持ちが出てて秀逸。
450 :
447:2005/12/17(土) 22:53:13 ID:???
ありがとうございます
当方いい年こいた三十路男ですが、かってネ申認定したベルセルクが、これ以上
間延び駄作化するのを見てられないのでカキコしますた
いいか悪いかはともかく、日本には、生き恥を晒すよりいさぎよく自決するという
文化がございます
三浦先生、著作権は放棄しますので、疲れたらいつでも上記できっぱりと終わって下さい
僭越ながら、早ければ早いほどいいかと思います
なるほど、ベルセルクって読んでないけど、DRAGON☆BALLやキン肉マンや
北斗の拳やめぞん一刻に連なる「終り時を逸した名作」なのか。
めぞんって終わりどきを逸した名作なん?
うる星の方ならそんな感じもするけど、
めぞんはわりときれいに終わったと思うけどな。
>>452 あの好景気の時代に、ろくに就職活動せずに職が決まらないまま卒業
これから少子化だって言うのに保父を目指したり・・・
モラトリアム大学生の話だから笑えたものの、
社会人がそれやっちゃいけねぇだろう的なグダグダな展開の連続で
げんなりしましたが何か?
>>452 大学卒と同時に結ばれた方が、タイトに綺麗に着地したと思う。
>>451 ジャンプ系は売れている間は終わりにさせてくれないんです。
編集が悪いんです、作者に罪は無いんです。
北斗の拳に至っては、ラオウが死んだ後のことは原作者も思い出せないそうです。
>454
そうかな?
普通に大学卒業・普通に就職・普通に合体で終了
だったら全然面白く無いと思うのだが?
それ何て東京大学物語?
つ[P.S.元気です、俊平]
>>457 いずれにせよ、編集の意向で引き延ばされたのがありありと判る末期の
展開だったよ。
五代は北海道旅行でおしゃべりな女の子と初体験を迎えるはずだったが、
編集の猛反対でキスにとどまった、と関係者から聞いた。
我々のもとに届けられる段階で、マンガは編集者の検閲をくぐっている。
ワンピース 犬夜叉 はじめの一歩 みんなそうなんだろうな。
コミック売り払う読者増やして中古本業界に貢献しちゃってるし
>460
初体験させなかったことについて、
平井和正はナイスな編集だったと
言っていた気がする。
>>462 でも友人とあっさりソープに行っている。それぐらいなら北海道旅行で
させた方が良かった。
くりぃむめろん
まあ、八神の夢オチの範囲内なら、どんなに五代がエロくても許すけどな。
もっと素直な言い回しをしたまい。
>>462 > 平井和正はナイスな編集だったと
> 言っていた気がする。
あいつ、観る目ねーもん
「漫画におけるキャラクターの書き分けなど類型化に過ぎない」とかブイブイ
豪語しておいて、何だよ、あのハマりっぷり。しかもめぞんだけなら許せるが
『気まぐれオレンジロード』にまでハマってやがんの。
もう20個以上は落とした気になっていたのに、
数えてみたら半分の12個だった。
あれ?って感じだった。
泥酔サラリーマン
「♪ちょいと一杯のつもりで飲んで
いつのまにやらはしご酒
気がつきゃホームのベンチでゴロ寝
これじゃカラダにいいわきゃないよ
わかっちゃいるけど……(ムニャムニャ)グーグー……」
駅員さん
「わかっているなら起きてくださいよ!お客さん!」
「(ガバァッ!と起きて)……わしが江田島平八であーる!」
「わっ!? びっくりしたなぁモウ!」
「うむむ、また夢をみていた気がするわい」
「さあさ、終電が来ますよ」
「どーもスイマセン…… しかし……なんで夢ってやつは……いつも舞台がおんなじなんだ?」
「ああ、そういうことってありますねえ。あ、新聞、落ちましたよ」
「おおっと、……朝に買って、まだ読んでなかったんだ……電車の中で読まなきゃ」
「また寝ないでくださいよ」
「はい。今度は、もう(いや、もしかすると……また、きっと……)」
男塾・完
反応したら負けかなと思わせるような
イヤーンイヤーンイヤーンな出来だ。
オサレ
「会長、巻島生徒会長、俺の言ったこと聞いてますよね」
ハッ、と目が覚め、あわててメモをとる。何だっけ、キョウショクソウコウとか言っていたかな?
生徒会書記の深町晶が巻島顎人を呼ぶときはいつも「会長」を強調する。
特に今回は生徒会の最中に居眠りしていたのを発見されたので、尚更だった。
役員の瀬川瑞が、(あろうことか)深町の膝の上に座って、クスクス笑っている。
(生徒会長になんかなりたく無かったのに、親父が将来のためにとか言ってが無理やりだからなぁ)
ふぅ、溜め息が漏れる。
生徒会室の奥から声が飛んできた。
「おおい、晶、巻島をあんまりいじめるなよ。仮にも会長だぞ」
瀬川哲郎だ。
実質、生徒会を仕切っているのは深町と瀬川で、巻島顎人は理事長を勤める
親が無理やり役に就けた名目だけの生徒会長で、実際は使い走りだった。
深町が子供を諭すように言う。
「教育実習の村上先生が、晴れて教職に就かれるので、我々生徒の有志で
ささやかながら壮行会を催すことを全会一致で決定したの。議事録取ってる?会長」
(はいはい、教職の壮行会ですね。どうせ準備するのは俺一人だ…)
強殖装甲ガイバー・完
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| | (_/⌒し / 〜Ο_,,,,,.....,,_ 〜Ο 〜Ο 〜Ο 〜Ο 〜Ο
| ヽ. ヽ..,,/ _,.ノ-''';; 〜Ο 〜Ο 〜Ο
 ̄""",,. -''" 〜Ο 〜Ο 〜Ο
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「こらぁ!桜木、授業中だぞ!」
教師の耳障りな声に目を覚ます
うるせー…俺は昨日フラれたばかりですこぶる機嫌が悪いんだ…
ゴッ 鈍い音が教室に響き渡る
(……それにしても、長い夢を見ていたような気がする)
眠気ざましに屋上へと向かうとすでに先客がいた。目付きの悪い、キツネ顔の男だ
なぜか黒い感情がこみあげてくる。気が付けばその男の胸倉を掴んでいた
今度問題を起こせば退学になるだろう、だが俺は何もかもどうでもよかった
もうあんないい女には――赤木晴子ほどの女には出会えないだろうから
スラムダンク 完
476 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/04(水) 12:50:12 ID:BJd6ehyb
保守
ここにはプロがいる
と思う。
478 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/08(日) 16:27:43 ID:JXDWh3Az
「おい!ガマのおっさん朝飯の配給だぞ」
蒲郡風太郎は、隣に住むちろりん村の主、山さんに起こされた。
「う〜ん・・・。」軽く伸びをする。
「早くしねぇとな、今日はトン汁とおにぎりだから無くなるぞ」
山さんは、言い残すと足早に配給所へ歩んでいった。
貧農に生まれ貧乏に育ちクラスで盗難事件があれば疑われた人生。
期待に胸を膨らませて、都会に出てきては見たものの
行く先々で、疎んじられ気味悪がられ、何時の間にか此処に住み着いてしまった。
独り口走る「この世は、銭ズラ!銭が全てズラ!」
だが、もういい・・・
あの金持ちになって、大企業を経営し公害問題を起こしたのも夢と思えば
いささか気持ちも和らいだ。
(それにしても長い夢だった・・・)
風太郎は身支度を整えると、ダンボールハウスを後にするのであった。
銭ゲバ 完
479 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/11(水) 22:24:53 ID:QsMi9om1
保守
,.-‐.''''.‐- 、
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. ,.'::::::::::::::::;:::::::::::::::::....丶 フワッハハハハ
. ,'::::::;‐.'"l:::!: "''‐- 、.:::::`,ー 、
,i'i‐'´ :|:::',:: :::::i:::::::l::::::...`ヽ
,.‐'′l'、'' ',ノ::::`、 ''.ノ::::::::!::::::::::::::. ` .、
i'' 、 i'‐、 ,.'´ .i::`ー‐.':::::::::::::`''ー''゜;::i‐','i::::::::::::::::::: ` .、
,.‐、 '、 `,`,. i ,,‐'′ :::::`,''i-、:::::::::::::::::::;‐'i´ l / l::::::::::::::::::: `
`、 `''、.`i i .l 'i ,,‐′ :::::::::`,l 'i'i'''''l'''''l'''''l:::| !'´,..!:::::::::::::::::
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`、 `ー' `' ` '、 ,.‐'、 :..:::::::::::::i:::ヽ_.,!_l,_,,!'::::::::::::::::::::::: __.,,.-‐''""
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`、 !, ,.' ,‐´ ,,-‐'ゞ, i' ‐- 、,,_
く _,,,_` ノ ,' ,,-‐'" ,' :. '., "'''‐- 、,,
. | l ,' ,,..-''" ,,-‐''" . i :. ` ,,._ `''.‐- 、
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| (゚) (゚) | /、 ヽ ………………。
| )●( | |・ |―-、 |
\ ▽ ノ q -´ 二 ヽ |
\_ / ノ_ ー | |
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「殺してしまったぁ!私は殺してしまったっ!」
熊くんは嘆き、悲しんだ。
「おーい!起きてくれ!頼む!!」
熊くんの必死の願いもむなしく、風大左ェ門は目を開けなかった。
いつものように相撲をとっていただけなのに……
勝負に熱くなりすぎてしまい、つい
そろって崖から落ちてしまったのだった。
「なんということだ…… せっかく柔道というものを教えてもらおうとしていたのに……」
大左ェ門が東京へ行くことを、我がことのように喜んでいたことが、今は悲しい。
「ああ……たとえ高い所から落ちても猫のように着地する技があったなら…… ああ……」
ちんっ、と鼻が鳴る。
自分は脳震とうだけで助かったが、この子は死んでしまった。
責任を感じた熊くんは、大左ェ門を家まで運んでやらねば、と考えた。
自分がこの少年を人里まで運んでいけば、
少年を殺した罪で撃たれてしまうかもしれない……
「だが……それでも……今まで楽しかったんだ……」
熊くんは覚悟を決めた。
「嗚呼……それにしても……長い夢を見ていた気がする……」
いなかっぺ大将・完
長文書いてる奴は同一人物か?
もっと手短にうまくまとめろよオナニー野郎。
最初の一行で薬師丸ひろ子かと思った。
お手本とかいってるワカランチンは
このスレの最初のほうを読めよ
いや、
>>482くらいじゃ長文に入らないでしょ。
3、4回くらいにあけてレスしてるやつはたしかにどうかと思うけど。
>>486 そのワカランチンなんですよ、このスレのフォーマット例文を書いたのは。
>>486 そう言うことじゃなくてよ
偉そうなこと言うならてめえがお手本を見せてみろってこった
なんつーか482必死だな
>>487 いや、十分長いよ。
どうにも同人誌みたいな、自己満足的で余計な文章が多くて困る。
読み手の気持ちを考えて書こうね。
やれやれ、なんつーか482は死ね。
493 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/18(水) 06:53:49 ID:mvDX+Xek
482が長文なら、ここで傑作とされている「恐怖新聞」ネタもあてはまるな。
「大変よっ、みんな起きなさーい!ドロボウがいるわー!」
「ドキッ! 起きてしまったザンスか!? 10円あげるから見逃してチョ!」
「早く起きなさーい! おそ松、チョロ松、トド松、カラ松、イチ松、十四松」
「シェー!そんなに居るザンスか!? ミーは逃げるザンス!」」
「早く起きなさーい(ムニャムニャ)……」
「う、うーん。……なんだオマエ、騒がしい」
「あらアナタ。聞いて。今ね、おそ松たちがドロボウを追い払ってくれたのよ!」
「おそ松たち? ……さてはオマエも長い夢を見てたんだな……
おそ松くん・完
495 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/18(水) 12:49:01 ID:mvDX+Xek
「ほら、太子起きなさい」
「う〜ん、十円お兄ちゃんは?」
「お前又夢みてたね」
(長い夢だったな)
泣くな十円 完
スフィンクス「マーズが…… マーズが目覚めたぞ!」
ウラヌス「……いや、まだ目覚めてないから……」
ラー「というより、オマエが目覚めてないから」
マーズ・完
松造「へえ、いま鯛はいい気持ちで眠ってるんでやす。これから水槽に入れると目覚めやす。では……」
酔客「……んー……目覚めた?」
包丁人味平・完
498 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/18(水) 23:12:47 ID:zdLHYvrs
この流れに483は満足だろうか?
程度というものを知らない馬鹿ばっかりかよw
「ガリィ、起きろよ。学校に遅れるゾ」
おにいちゃんの声に私は目を醒ました。
「ンもう、おにいちゃんたらっ!今日は創立記念日でお休みなんだからー」
「はっははっそうかスマン、じゃオレはラボの方へ出勤してくるから」
大好きなイドおにいちゃんに起こされた私は、もう一度寝直すことにした。
長い夢を見ていた気がするけど・・・・・
「ガリィ君、起きたまえ。学校に遅れてしまうよ」
今度はパパに起こされた。
「もうっ(プンプン!)今日はお休みなんだってば!」
「んー、それは失礼した。しかし休日とはいえ、そろそろ起きても良い時間と思いますがねー」
パパはいつものプリンを片手に部屋を出ていった。
正直私は迷っている。
もう一度長い夢を見るべきか・・・
しかしそれではあまりに世間をバカにしているのでは・・・・
(銃夢 完)
ゴーマルイチ
適当とハンパは違う
>>491 はあ?馬鹿ですか?
遊び場に来て何言ってんの?
プロの編集じゃあるまいし、
読まなきゃならない事情でもあんの?
なんか違和感があるよ。
それともリアルでは義務で、
いやいや読まされたりしてるんですか?
>>503 プロじゃなくてもさ、人前に晒すものは
読み手の気持ちを配慮して書くのが常識だろうが。
自己満足の冗長オナニー文章が書きたいのというのが第一に来るのなら
自分の日記帳に書いとけ。あと、逆切れ乙とでも言っておこう。
ジエン乙
506 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/19(木) 20:17:39 ID:Xz9dGKXN
すまない、長文といっている方々に頼みがあるのだが
例文以外の、お手本を書き込んでください。
それを手本に再び書き込んでみたいと思いますから。
_,,t-‐‐-、,-‐‐-、
三'::::::............... .....::::::`y,.
ナ::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::ヾ
| ̄| V::::::::::::::::_{{ ({∫∬ノノjヾ:::::{
| ̄| | ̄| ナ::::::::::::::i`__,,,,,,,ァ_ _,,,,,_ t;;:ヌ
| | | | イヘ::::::(ヾ~!,ャt、 !'''i ィtン )=f }f
| | | | i {t)テ" ヘ' '___,イ ヽ_/ 介'
| | | | _,rヘ_,j|!' /ー--''! |'
|,.ィ―'''' ̄ /| | /二ク !
/;;:::'';;::''::;;:/ { ! 、 ヾニン ノ\
/'''::::;r|''':::;;;| | ! \ _,,./|::;;'''\
/:;;/ |;;;''::;;| 丶\ `__>-ー´ !;;;:'''::iヽ、
i/ |'::;;;;''| 三 ―''" !''::;;;;| /ヽ
/⌒ヽ |;;''':::;| \ !;;::''|/ i
/ \{'';;;::''}  ̄二ニ= !::;;| |
/ヘ |;;:::::;{ ‐- !/ |
/ i |:::;;;''! ー ! / |
/ l |;;'';イ } {、
〉、 ∧テ{ ヽ _ _,,,,;;;;;:::-==ニ;;;_ ノ __,イ´
/ \_ //レ!  ̄  ̄ { ̄ |
/ `ー::v'´/ | i i |
i / ̄ | | i、 |
i / || ヽ |
508 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/19(木) 21:30:52 ID:yYBYTFeN
のび太「じゃあ、おやすみドラえもん」
ドラえもん「おやすみのび太くん」
なぜだろう
今ドラえもんが泣いている気がした
なぜかその時、いつも来るはずの明日がこないような気になりながら僕は目を閉じた
・
・
・
・
び………太………のび……のび太
ママの呼ぶ声がする
もう朝になったのかな?
そろそろ起きないとママに叱られるな
あれ?起きれない
起きたいのに起きれない
なぜだか体が動かないし、目も開けれない
いったいどうしたんだろ?
意識もあまりはっきりしない
でも起きないとママに叱られる
長いのがだめなんならもうやめよ
どうぞやめてくれ。
しかしやや長い文章でも
冗長なものと、そうでないものがあるよね。
つまらなかったらスルーすればいいじゃん。
なんで来るの?過去に好きな作品とかあった?
だ・か・ら
長文のオナニー文章書いといて「スルーすればいいじゃん」
ってどこまで身勝手なんだよ。書くなとはいわんが
長文・駄文乙といわれることくらいは覚悟してね。
短いオナニー文章なら良いの?
便所の落書き
さあ盛り上がって
ま
い
り
ま
し
た
515 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/19(木) 22:02:48 ID:yYBYTFeN
拓「みんなを止めにきたよ」
誠「ん…夢か
なんか最悪なゆめだったな
俺死んでるしよ…」
ドンドン
晶「兄貴ぃ〜!!そろそろ集会の時間だよッ!!遅れるとまた夏雄さんにどやされるよ」
誠「わぁ〜ったよ!!今から行く
ま、そんな気にするもんでもないか」
特攻の拓 完
516 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/19(木) 22:51:30 ID:IiVsUWMV
カービィDXスレ?
パンチDEデート?
518 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/20(金) 10:43:59 ID:lbq5qgGi
ケチつけるんでしたら、書き込み者が納得する夢落ちを
例題として、書き込んでください。
ケチをつけるだけなら誰にでも出来る。
とある画像掲示板に常駐してるんだけど、文句つける奴って自分じゃ
1枚たりとも貼ろうとしないんだよなぁ……
「ならお手本見せろ」ってさ。
過去ログ読めばすぐわかることじゃん。あほ?
521 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/20(金) 18:02:33 ID:lbq5qgGi
過去って6か?なんの話にもなってないじゃない
1〜5とは別人だろ?
改めて、書き込んでから言いましょうね
理解力に乏しい奴だな
このスレが全部糞長文だと思ってるのか?
とりあえずこのスレ全部読み直せ。
お手本なんかみせなくても、そこそこいいサイズの文章はあるだろ?
>>489>>506>>518は小学生ですか?
ケチつけられて切れて「お手本みせろ」てw
ならお前がやってみろという発言は見苦し過ぎ。責任もって書いてるんだから。
だらだらと駄文を書くんだったら叩かれても文句言えないですよ。
で、それに逆切れってさらに情けないですよ。
ケチつけるんならお前が一度やってみろ
という映画監督とかって最悪だよね
別に面白くないと言われたからじゃなくて、
フォーマットについて言及しているから「お手本を」ってことじゃないの?
流れ的に。
すり替えしながら絡んでるようにしか見えないのだけど?
評論化気取りでまわりを見下して虚勢を張ってる気の毒な子のいるスレはここですか?
起こされた
「何だ・・・夢か」
巨人の星・完
>>526 いや、
「お手本」と言ってるやつらは、単なる文章を
けなされた結果の逆切れだよ。
>>489のようにね。
川上哲治「長島くん、ぜひ我が巨人軍の栄光のために頑張ってくれたまえ。期待しているよ。
なあ長島くん……長島くん? おい長島くん。 どうした? さあ、挨拶をたのむよ」
長島「ハイ、光栄です。 みなさん、長島です。目標は……先ほど川上さんの
おっしゃられた『史上最大の名三塁手』に恥じることのない……」
川上「『史上最大の名三塁手』?……なんだね?それは自分のことを言っているのかね」
記者団「おおーっ!」
「新人長島、はやくも自身を『史上最大の名三塁手』と称す!か、コイツはいいや!」
長島「え? みなさん、どうかしましたか?」
記者団「そして長島、当然といわんばかりに記者団に『どうかしましたか?』ときた」
長島「……アレ?」
川上「長島くん。キミ、血気盛んなのはいいがね……少し自重したまえよ、(目は笑わずに)ふっはっは……」
長島「そ、そうか分かった(いかん!……いわゆるひとつの居眠りをですね、してしまったようです)」
記者団「さすがスターは違うな!ビッグな発言だぁー」
「明日の見出しは決まったぜ!」
「ウチもだ!」
「みどもも」
長島「ウーン……(それにしてもですね、アイム ドリーミングですか。それもですね、とても長い、
とても とても長い、長い夢をですね、見てた。そんな気がします。 ハイ)」
巨人の星・完
531 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/20(金) 23:42:13 ID:tFOzK6A0
500も過ぎたことだし、かまって君はほっといて
ベスト3でも選んでみようか。
1。「恐怖新聞」
2。「ど根性がえる」
3。「ゲゲゲの鬼太郎」
こんなもんかな。
このスレで傑作ってどれ?
お手本でそ
>>529 逆切れの使い方間違ってない?
それとも「単なる文章」というのは
作品をさしてはいないの?
|
|
∩___∩ |
| ノ _, ,_ ヽ (( | プラプラ
/ ● ● | (=)
| ( _●_) ミ _ (⌒) J ))
彡、 |∪| ノ
⊂⌒ヽ / ヽノ ヽ /⌒つ
\ ヽ / ヽ /
\_,,ノ |、_ノ
>>537 どこまで読解力ない奴なんだww文章力がこうだと
読解力までこうなるみたいねwww
お前のために優しく説明してやると
自分に責任があるのになぜか自分が怒ることが逆切れ。
それにもろあてはまる。
あと、この場合「単なる」は「逆切れ」にかかる。
このネタスレで書いてる以上、原因はあっても責任はないのでは?
あなたにとって責任はいつもなすりつけるものですか?
>>540 だんだんずれていくな...お前、もう語らない方がいい。
自覚もしてないらしい。
あなたの発言については責任を取るおつもりですか?
>>540 あほかどんな匿名掲示板においても
責任もって発言するのは当然だろ。ネタスレでもなw
>>541 禿同
>>542 論点のすり替えはやめろ馬鹿。
責任もって発言してるよw
あなたも投下されているということでしょうか?
546 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/21(土) 15:48:07 ID:/W4Y3A8R
長さなど個人によって違うだろうに。
それを、長いだの冗長だの揶揄するのはどうかな?
程よい長さって誰にいいのかな?書き手?読み手?
落ちを付けるのにどうしてもある程度は長くなるのはいたし方が無いのでは?
まぁ、あまり長すぎるのも考え物ではあるけどね。
>落ちを付けるのにどうしてもある程度は長くなるのはいたし方が無いのでは?
とてもそうみえないだらだらした内容だから文句をつけてるのでは ?
ということは、>482を>483が手短に削ってみせれば、
どれくらい長文だったか分かるわけだね。
まわりくどいな。こういうやり方が流行っているのか?
>>548 文句言うだけのボンクラに期待しても無駄だって
わざわざ自演までしたのにな。
と、自演野郎がいってます
たった30秒じゃ仕掛けが出来なかったぽ(´・ω・`)
>>483は、ハッと目を覚ました。
夢オチスレッドなんて、初めから無かったのだ。
(【長い】漫画の最終回を全て夢オチに【夢を見た】 完)
┏━━━━━━━━━┓
┃
>>1 ┃
┃ / \ ┃
┃ / / \ \ ┃
┃ | (゚) (゚) | ┃
┃ | )●( | ┃ むしろこの世にさえいなかったのでした…
┃ \ ∀ ノ ┃
┃ \__∪ / ┃
┃ /  ̄ ̄\ ┃
557 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/24(火) 20:20:39 ID:2fJxRnPe
終わったか・・・
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
2ちゃんねる・完
オレたちはひろゆきの夢の中の住人だったのか!?
560 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/25(水) 22:19:01 ID:mUUAqAbO
>483 探し文はなんですか?それは短い文ですか?1のレスも555のレスも
読んだけれどもまだまだ長くて、まだまだ絡む気ですか?それより文を書きませんか?
書きましょう夢落ちを夢落ちを書いてみませんか?フフフー♪
夢の中へ 完
(そんな漫画などにゃーでよぉ)
561 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/27(金) 21:45:46 ID:Jo46QzDW
とりあえず保守
562 :
愛蔵版名無しさん:2006/01/29(日) 11:37:40 ID:CizhrG4U
うしとら
>>421-424は実際文章長すぎ。
夢オチか?
>>2-5は、確かに短くて読み易い上に良作。
でも短すぎ。
個人的には、若干長めだけど
>>297みたいなのが好き。
このくらいの長さが限界かも。
でもこれ、当然ながら俺の感覚でしかないのよ。
人によって違うからどうにもならんよね。
で、何が言いたいかって言うと、
俺にはこういうの書けないんで、作者さん達どんどんお願いします ってこと。
夢オチって何だろう?
今まであった長大なストーリーは、全て夢(妄想・作り話・脳内劇場)でした!現実はこうでした!って話だろ?
ポイントは、
1)長大重厚なストーリーがある
2)夢・妄想から醒める
3)現実は全く違っている
この3点。
1)から3)の話が懸け離れていればいるほど、そのギャップが面白い訳で。
確かに実は2)があったにも係わらず1)と3)は同じ話でした!というのもアリだけど、それはあくまで「夢オチ」としては亜流なのではないかと。
そしてここからはオレの意見。
夢オチを夢オチとして楽しみたいなら、1)と3)の反転は簡潔にして明瞭なほど楽しいと思うが如何?
その点では
>>6のテンプレは秀逸だと思う。
同意
>>6みたいにみじかくリズムに乗ったやつじゃないとそもそも見る気しない
十行も十五行もやられちゃスレの存在意義がない
566 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/02(木) 21:18:07 ID:hQYv9qcC
「博士、博士起きてください」
助手は博士を起こした。どうやら又、研究室で寝てしまったようだ。
この糞尿の香りが漂う空間で助手の持ってきた朝刊に目を通す。
「7年後ロシアへ・・・角南ツーリスト」の広告に釘付けになる。
(なんだか長い夢を見てきたような気がする)
トイレット博士 完
ね
568 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/02(木) 22:47:52 ID:/jeU37HK
みんな夢の中
569 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/05(日) 20:34:32 ID:qpr2K/JW
そして、寂れてゆく
そんな気がする。
500を超したし、ベスト10でも選ぼうか
572 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/08(水) 21:19:42 ID:jcbZjmj/
>>297に一票
原作へのリスペクトが良い
あの名セリフの使い方には鳥肌が立った(気がする)
「起床〜〜〜〜〜〜〜!!」
刑務官の声で目が醒める。
薄暗い独房のなかで不味い飯が運ばれてくるのを待つ。
警察官試験を落ちて以来、あらゆる悪事に手を染めた。
ギャンブルが趣味で銃による殺人が得意技だった。
最後に盗みに入り捕まったのは中川財閥の屋敷だったか。
(中川の若妻は麗子とかいったか・・・いいカラダしてたな〜)
残飯・・・もとい朝食が運ばれてきた。
係官の顔は夢で見た部長そっくりだ。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
こち亀・完
非道だな…
俺は好きだけどね。
っつうか、もうこち亀は
>>573のオチで
終わらせちゃっていいよ。
奇乳やクソガキはうんざり。
疲れた体に安酒が回って、パリの夜空がグルグル回ってる。
親友が、俺を揺り起こす。「これにサインしろ、寮の外泊申請書だ」
「う、うん…」ぐたぐたとサインをする。親友は去った。
しばらくすると、黒服の二人の男が現れた。
問答無用で俺を連れ去り、ムリヤリ着替えをさせられ、銃でせきたてる。
引っ張り出されたのは、教会だった。
花嫁姿の涼子が、あの紙…婚姻届を胸に、すまなそうな目をして待っていた。
いや、いいんだ。俺は幸せさ。出来すぎな程だ。
まるで、悲惨な記憶を失った後、植え付けられた記憶の様だ
見知らぬ黒人の少年が、客席の後ろでじっと俺を見ている。
(…それにしても、長い夢をみていたような気がする)
エリア88・完
「起床ぉっ!」
新入り看守が足元の牢屋に向かって叫ぶ。
この岩山をくりぬいて作られた私設刑務所の牢屋は、日も射さない穴ぐらで
看守達が歩き回る鉄格子こそが天井になていた。
先輩看守「おい新入り、ここで囚人どもへの起床の合図はな、こうするんだ!」
彼は言うが早いかバケツに入っている残飯を天井の鉄格子の隙間からぶちまけた。
寝床から飛び出してきた殺気だっている囚人たちは、周りの囚人を押しのけて我先にと残飯を喰う。
人数に対して明らかに残飯の量は少なかった。
先輩看守が新入りに説明する。
「この通りだ、この騒ぎでも起きれないヤツは食いっぱぐれるというわけさ」
「さすが先輩、さえてるゥ〜。……あれ? 一緒に喰わないヤツもいますね。あそこのチョビヒゲのじいさん」
「……アイツは頭がおかしくなってから食事は別にさせている。
食いっぱぐれる心配がないから、ゆっくり寝床から出てくるんだ」
「はあ、やっぱり頭がおかしいんスね?」
「ああ、もともとアイツは教職にあったんだが、そのときのことが忘れられないうえ、
おかしくなってからは毎日毎日、総理大臣でもあり大統領でもあるんだ」
「へえ?」
「さて……今日はどっちの夢を見てたのかな?」
先輩看守は新入り看守の前で、チョビヒゲじいさんに怒鳴って見せた。
「……テメーなんざ、たかが教師じゃねえか! 総理大臣にでもなったつもりかよ!?」
これにチョビヒゲじいさんは燃えた。そして看守をニラミ返して言うのだった。
「その通りだ。このクラスではオレが一番偉い、いわば総理大臣だ!」
ゆうひが丘の総理大臣、あさひが丘の大統領・完
(なんとなく望月つながりで)
578 :
愛蔵版名無しさん:2006/02/11(土) 21:49:45 ID:Cd/wtFqX
ワイルド7「緑の墓」ね
望月つながりは解るが・・・
それ原作じゃなくってドラマの方じゃねーか?
大統領はドラマオンリーだね。
581 :
577:2006/02/12(日) 00:10:29 ID:???
まさにドラマのセリフだわ。誤字もあるし。ノリだけで書いたのが良くわかるぜ。アヒャ
|ヽ| ヽ
| ヾヾ\ ヽ
ノミヘ ヽ\\ |
/ ヽ \ \ |
/゛ヽ 丿 ゝ、、_ \  ̄\ |\ )、 、 i
/ ヽ | / ヽ||iii';;=、 、 \ \| \丿 \ ||/
/ ,| |/ `"'< `i ゛ヽ`='' 、,___,;--―'ノノ /
| / ヾ || ,-=― ゛` ' ' ノ-,=―--_,/'/ ,i ノ
| | | ; ''~ i ( / ||ii|||""> / / ''
| ヽ ' | |  ̄゛゛ ' / /ノ/
ヽ / , | //i
\_ノ| ` -__i,, __) / /
| | ;__. (" "' / /
ノヽ  ̄`-- 、 // 「終戦になった夢を見た……」
/ \ ゛―-、_ , ' / |
ノ―---、ヽ__,--―――-_ ̄`  ̄ / |
, ノ,-―  ̄ ̄ / ̄  ̄ヽ、 ノ . |
'" / \ ,; / |
/ \ |
/ ヽ |
/ ヽ ノ
/ ヽノ
ほ
「どんな夢を見たのか申せ!」
「天狗さん、夢なんか見ておりません。見てたら言ってますよ」
「まだ申すか!」と、長い爪がぐっさりと体に突き立てられる。
「あぁ〜!」
「…ちょっと、あんた。えらいうなされて。いったいどんな夢みたん?」
天狗裁き・完
マハリクマハリタ!
「こらー! そこの!我輩の授業で居眠りするとはけしからーんのだン」
「ほら、タレちゃん、アルフォンヌ先生が怒ってるよ」
隣の女の子の声に飛鳥了は目を醒ました。
ちょっぴりちびってしまったお小水の香りが鼻腔をくすぐる。
あわてて、ざっと教科書に目を通す。
「あわわ、どこを読むんだろう?」
隣の女の子が「ちっ」と舌打ちして言った。
「あなた、またお漏らししたの?」
「だって、だって、とっても怖かったんだ」
「さっさと、トイレ行って、パンツ洗って、そのあと罰として廊下に立ってるのだン!」
*
廊下に立ってるタレちゃんの前をポチが通る。
「あー またキミ立たされてんのね」
「はい……しいません。(……それにしても、長い夢をみていたような気がする。 ぶるるっ)」
デビルマン・完
>>587 ついでに飛鳥了がタレちゃんと呼ばれることに屈辱を感じていて、周囲の人間に不満を感じていたりすると俺好み。
考えてみると、途中まで飛鳥了の夢オチみたいなもんだ
人間め!
誰かヒカルの碁で書いて。
光るは精神分裂病でした。
本当にありがとうございました。
光るの語 完
>>591 幽霊の「さい」だっけ? あっちの視点で書いたら面白いかも。
でも、読んでないから書けないや。
594 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/03(金) 22:31:56 ID:ldDnMyUN
「おい、起きろ。時間だ」
所員さんの声で目を覚ましたわ。
曙光のまばゆさが瞳に突き刺さる。
そう、今日が最後なのよね。今までのは全部夢。
ずいぶん長い間夢を見てた気がするわ。
ぼっちゃんに会いたかった・・・。
でもそれも今はかなわぬ願い。
ぼっちゃんごきげんよう。
わたし、生まれ変わったても、ぼっちゃんの「猫の手」になりたい。
ああ、「ガス室」と書かれている部屋が見えてきた・・・
今日の猫村さん 完
._,,,,_ _,,,c-──-.、,_ 、
.,.'".( ,,,-'''.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.':-、j`:、
, (.:.:.:.:.~''":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:),
メ'、,>-.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ_,
ヽ,_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`、:.:.:.:.::l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_(~^゙).:.:.ゝ
「今日から新しい学校ね。 ,-''".:/.:.:.,,-'').:.ノ).:.:.:ノ'、:.:.,'.:.:.:.(. ヽ/~;.:.ヽ,
今度こそ、お友達が (.:.:.:/`、::( ノ '" メ+''´,.,_ '、i.:.:.:.:.( /ヽ,.):.:.:l,
出来たらいいな。 `x:(. '"~`_ '´,,,,_ ` `):.:.:.:`:(,,_,,):.:.:.:.l
今朝は、夢見も…… (( ミi'iてヘヽ 'i'て`i''t=`ァx.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l
夢見も えっと…… ``,l '、cノ.) 、cノ /´/.:.:.:_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.メ
良かった気がする……」 /.:| "'''、'´ "'''" '、.Y.,ヽ.:.:.:.:.:.ノ
`-;ソ `、_,.,.,..、 (_ノ.:ノノ.ノ.:.i:.:.:.:)
'、 ゝ,_/ ン'-'"+'´.:.ノ./
.\ -'' _,,-''l.:.:.:.:.:.:./(_´,
,.f、__)`:.-.,.,.,.-''' .i゙lヽ:.:.(´,、;,;-'
(.:.:.:.:.:.:.:.:/ | .l l.).:.、:.:ノイ-,,_
,,/`ゝ:.:.:(" l 'ニニ`゙V_l:.:.: :.ヽ.
., './ (.:.(`'''i'
責任持って発言しているとか言ってたやつらは、
よそから書いてくれる人を呼んでこいや。
遠くから、チャイムの音が聞こえる。その後に、可愛らしい女性の声。
「起きなさいよ。もう、昼休みは終わりだよ」
目覚めてみると、そこにいるのは、可愛らしい同級生の女の子。僕の現在の彼女だ。
告白してきたのは、彼女から。理由はわかっている。
自分でいうのもなんだが、顔がいいからだ。
中学、高校と、それだけの理由でもててきた。経験人数も人並み以上。他に何のとりえもないのに。
ふと、さっきまで見ていた夢を思い出した。夢の中の僕は、さえない男だった。
童貞で、同級生の委員長に憧れていた。
勝手にジュースを飲んだら、アンタと間接キスなんて気持ち悪い、そう怒った後に、返しなさいよ、そういってキスしてきた委員長。
その時、僕はドキドキしていた・・・。
ふと、現実に戻って、目の前の恋人が手に持っている缶ジュースをみつめた。
彼女のジュースを勝手に飲んでみようか。いや、止めておこう。
僕が本当に望んでいる反応を、彼女がしてくれない事が、わかっているから。
メゾン・ド・ペンギン
ツンエロ委員長 完
750ライダーかと思った。
「起きてください。 カスミさま」
ロボット執事イシガミの声で、いいんちょは目を覚ました。
オイルの匂いが福引き券から漂う。
巨大な隕石で滅んでしまった地球。
ただ一人生き残った副委員長は召使いロボットたちによって生かされていた。
ざっとロボット探索隊の今朝の調査報告に目を通す。
まだ他の人類は見つからない。
ちっ、舌打ちがもれる。
「元気を出してください」
やさしいイシガミのなぐさめが心にしみいる。
「ああ、それにしても長い夢を見ていた気がするわ……」
ロボこみ・完
なんとなく委員長つながりで
うまいね。
「亮ちゃん、起きなさい。学校に遅れるわよ」
母親の声に成嶋亮は目を醒ました。
朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
「ママ、僕、変な夢を見たよ」
「そうよ亮ちゃん、ここが、これが夢の中なのよ」
「おいっ成嶋っ!いつまで寝てるんだっ!」
法務教官の声でリョウは目を醒ました。
汗染みと垢のすえた臭いが鼻腔をくすぐる。
「先生、変な夢を見ました」
「馬鹿がっ!この鰺が崎には空手の特別授業など無いわっ!!」
軍鶏 完
このスレ生きてたか。
どっこい生きてる
板の中〜
集英社は吉沢やすみを切って損したと思う。
608 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/24(金) 21:51:40 ID:3bLZazCw
ここって好い加減終われ!っていうマンガを強引に夢オチにするところじゃないんですね?
ベルゼルクで、そういうのがあった。
「オハヨウ」
右腕で叩かれるモールス信号に因って、漆黒の中の自分が今起きていた事が分かった。
触れる手の感触、独特の間……夫だ。
付き合って5年…結婚して3年…事故に遭って7年。光を音を声を失った私には、この人が世界の全てだった。
「キョウハ・ハレテイルノ?」「ウン」
「ミンナ・カワリハナイ?」「ウン」
「ハヤクヨクナリタイ」
…
…
「ウン」
相変わらず嘘が下手。さっき迄見てた夢でもそう…慌てん坊で、女の子に目がなくて、勝手で。
まるで昔の私達みたいだった。
よく喧嘩もしたわ。怒った私に『鬼みたいだ』って…でも最後には笑ってた。
ねぇ?私、いい奥さんだったかしら?
短い結婚生活だったけど貴方の妻ですって、胸をはっていいのね?
「アナタ・ダイスキヨ」
「オレモ・ダイスキダヨ」やっと聞けたわ……ずっと待ってた言葉。
慌てん坊で、女の子に目がなくて、勝手で、優しい貴方。
肌を打つ感覚が遠くなってゆく。
漆黒の中に引き込まれてゆく。
さようなら。でも、いつか迎えにきてくれるよね?
ね、ダーリン?
うる星やつら・完
>>610 感動的ではあるけれど、これって『うる星やつら』でイイのかな?
ちょいとズレてますが…申し訳ない
面白かった。
――ヴォォォ―――……
おんぼろ換気扇の音で私は目を覚ました。安酒と煙草、汗のニオイが鼻をつく。
テーブルの煙草に手を伸ばしたが、最後の一本は2時間前に吸われていた。
チッ…下着を探すのも面倒で、裸のままあぐらをかいて座り込み
灰皿から煙草の残骸を掘り出し火を点けた。
眼鏡越しの風景が歪む。何か夢を見ていた気がするが、今一つ思い出せない…
煙の中、意味も無く涙が出た…横で寝ている名前も知らない男なんか気にもならない。
鳴咽だけが…ずっと止まらなかった。
帰ろう…
出てきた時の鞄を持って…
片道だけの切符を持って…
私の生まれたあの家へ
ドクタースランプアラレちゃん 完
ドクタースランプである必要がない件について
ましてタイトルに「アラレちゃん」をつけちゃうと漫画ではなくアニメになってしまう件について
ご意見ご感想お待ちしてます。
うる星でやめておけば良かった。
619 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/27(月) 21:10:31 ID:tIUS1cT5
8行目以下に次のような文章を入れれば何とか。
(嗚咽だけが・・・ずっと止まらなかった。)
もしも私が、誰にも負けない力を持っていたら・・・
もしも世界が、悪人のいない誰もが仲良しこよしだったら・・・
もしも私が、傷つく心を持たないロボットだったら・・・
(帰ろう・・・)
エセ文学調安っぽい三文ドラマ仕立てにしてみました。
620 :
愛蔵版名無しさん:2006/03/27(月) 21:29:03 ID:RZ4W5yzq
「姉さん、しっかしり、て姉さん!」
弟の声が聞こえる、私は気を失っていたのか?
戦争は終わった、空襲はもう来ない、でも、食糧不足は相変わらずだ。
ここ数日、水しか飲んでいない。
弟が心配そうにこちらを見ている、何か話でもして安心させなくては。
「姉さん、いま、夢を見ていたの、ずっと未来の夢、21世紀の夢なの
もうその頃には、日本はすっかり復興して、前よりもっと発展してるの
家には凄い電気製品がたくさんあってね、とっても便利なの」
「凄いや姉さん、じゃあ家も大きくて立派なんだね。」
「それがね、家だけは昔ながらの平屋の一軒家なの、可笑しいでしょ」
「そこでは、みんな歳をとらないで暮らしているの」
「みんなって?」
、、、みんな、、、
みんな、みんな、父さん、母さん、妹、婿養子の旦那様と坊や
そして猫のタマ、、、みんな空襲が奪っていった。
弟が泣いている、お日様も泣いている、
ル〜〜ル、ルルッル〜〜〜〜、今日はいい天気
サザエさん・完
タイトルがすげえコワそうなんだけど・・・
最高機密(英訳)にそういうネタあったなぁ。
拷問されて気絶→落第する夢見る→起こされる→ああ、夢でよかった。
これのことかな?
# (捏造注意)[一般コミック]ガラスの仮面 最終巻.zip
※編集部より※
キンタマウイルスによる流出ファイルには、ほとんどの場合複数個のキンタマウイルスが含まれています。
閲覧は自己責任で。
「内緒のフォルダ .exe」
みたいなファイルを不用意にクリックする、うっかり八兵衛なそこのあなた。
明日は、あなたのファイルがこのコーナーで紹介されているかもしれません。
__
.| ● |
 ̄ |
〆 ⌒ ヽ
i. ^、,^ i
ヾ (6- (III)(III) あげ!
c~~⌒ ) ノ⌒ヽ 、 '◇〉
 ̄| | ,____/ \ \⌒\)
i ゝ_/ i i \ノ`\丿
ヽ__| ヽ ヽ ノ ノノ
ゝ _\ 二ノ
\. ヽ
) )
/ /
( く
\ ο
「社長!起きてください、社長ぉ!」
水着姿で仕事をさせてる美人秘書の声に、テルは目を覚ました。
ジャコウの香りに男性自身がひくつかせられる。
そんなテルが秘書のブラを掴みながら言う。
「……濡れた水着は体に毒だぜ」
そしてテルは、いつものように秘書のブラを剥ぎ取る。
「きゃーっ! ……もう、社長ったら!」
社長室に秘書の甘える声が響く。 早くからテルと秘書とは大人の関係だった。
テルは航空会社の社長の椅子に座ってからも、どうにも過激な自分を押さえきれない。
そんなテルに美人秘書が、今日のスケジュールを読み上げる。
「国際便に人気キャラのガンダムとマジンガーのペイントを施します。
その契約をとりかわした後…… あ、社長、あん…… ダメ……
そ、そして……そのあと紛争地域への増便のための……あっ…… いやん……
もう! さっきしたばかりなのにっ! 社長って…… 本当に野獣なのよね……
ああん……あっあっ…… いいわっ! 社長……こんなに燃えてるだなんて……
また傭兵だったころの夢を見たの? それとも私の魅力かしら? うふふ」
「……オマエ、オレの秘書なら、傭兵とワイルドは違うことを覚えろ!」
舌打ちをもらす。
そうは言ったものの、テルは妙な夢を見たような気がしていた。秘書が熱っぽい目で言う。
「社長、大気圏外ラムジェットの入札もあります」
「そうか……宇宙旅行キャンペーンだったな。航空会社も生き残りに必死だ…… オレも今の人生をもっと頑張らんといけないな……
それに…… ここの社長でいる限り、また草波さんからの依頼もあるかもしれない……」
テルは、秘書の体をまさぐりながら考えた。
「だが…… それにしても、なんだかワイルドだったような、傭兵だったような、よくわからん夢を見ていたような気がする……」
まいるど7・完
ふーん、なるほもねー。
ホモホモ7・完
アマツカミ「くらえええええ」
孔雀「ぎゃわわああああ」
時空「起きろ孔雀」
孔雀「はっ…?」
なんと孔雀はただの住職見習いでした。
孔雀「ちっ、いくら真言を唱えてもなにもおきねぇ
」科学前世の世の中なのでもちろん密教の非科学的な力など
あるわけありませんでした。
孔雀王 完
「横島ぁ!起きんか!授業中だぞ!」
教師に怒鳴られて目が醒めた。
「あれ…夢?…」
いつもの高校の教室。
生活のために入れている深夜のバイトのせいで、爆睡してしまったようだ。
「夢?じゃないわい!どんだけ寝とるんだお前は!」
「あの乳は!尻は!ふとももは!ボディコンのねーちゃんは?!」
教師の首根っこをつかんでガクガクとゆさぶる。
「わ、わけのわからん理由での校内暴力?!」
「どーせこんなことだろうと思ったよ!チクショーーー!!」
血の涙を流して叫ぶ俺を、クラスメートの生暖かい視線が刺す。
あと少しだけ寝かせてくれればあのツンデレねーちゃんが俺のものになったかもしれんと言うのに。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(…それにしても、あれはええ乳やった…長い夢を見ていたような気がする)
GS美神!極楽大作戦 完
「芽衣!起きなさい!!大学遅刻するよ」
母の声に目を覚ます。母が味噌汁を火に掛けている間、新聞に目を通す。
【宇宙旅行問い合わせ殺到 但しその費用たるや何十億円】
その記事に何か不満を感じる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
大学へ向かう途中、幼稚園の通園バスに出会う。
「鉄郎!あんたまた靴の右左逆じゃないの!」
バスに乗ろうとする児童とそれを見送る母親達。
そんな光景を見て芽衣は思う。
いつか、あんな子達にも宇宙を見せてあげられる時代が来れば良い。
そんな事を考えていると、殆ど女性が居らず、通う気の失せてしまいそうな工学部棟への足取りも軽くなる。
彼女は今、夢の実現へ向けて歩いていた。
銀河鉄道999 完
「起きろ! 取り調べ中に居眠りするとは何事だ!!」
刑事の怒号でジョージ秋山は目を覚ました。
冷めたカツ丼の匂いが鼻腔をくすぐる。
刑事はジョージ秋山を落としにかかっているところだった。
「お前が殺ったんだな!?」
否認するジョージ秋山。
「勘弁してくれよう 刑事さん……オレ、知らない……んだよ……本当に……」
「はけっ! はくんだ!! 仏さんを成仏させたくないのか! お前が溺れさせたんだよな!?」
「あの人は感電死したんだ! もう勘弁してくれーー……」
「今度は感電死だと? また殺し方が変わったな!?
ウソばかり言ってれば、そのうち誰もがお前の言うことを信じなくなる。
それから告白するつもりか?
それを狙っているんだな!?
卑怯者!
お前はなんという卑怯者なのだ!
オロカモノ!」
「ああ……著名人になったハズなのに……」
「続きは明日だ! 覚悟しておけ! オロカモノメ!」
その夜、眠る前に自問自答するジョージ秋山。
「ああ……本当に…… わからない…… オレは本当に殺したのか?」
告白・完
のまのまイェ
>>632 「ザ・ムーン」や「デロリンマン」でもお願いします。
____
Y/ニニ|>o<|\
/ //\___\
|/ / === |  ̄
| / ・ ・ |
\(6 (_λ_)\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ _ ||||||| _| < これでいいのだ
|(( \□ ̄□/| |
\  ̄ ̄ ̄ ノ \__________
/ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|了
/ |: | ̄ ̄ ̄ ̄
| |______|
| | | | | | | |
「やい!待ちなっ、 命が惜しくば金を出せ!」
「だめだっ!! 余分な金などない!」
深夜の森、木の上で寝ていたベロは、少し離れた所の追い剥ぎの声で目が覚めた。
さっそく飛んでいき、追い剥ぎを追っ払って、旅人二人を助けた。
「危ないところだったね。ここらは、夜は物騒だから…… あれ!? ベムにベラじゃないかー」
「やあベロ」
「また助けられちまったねぇ」
旅人だと思ったのは、近くに住む農夫、ベムとベラだった。
「どうしたんだよ? 旅支度なんてして?」
「町へ出稼ぎに行こうと思ってな」
「じゃあオイラも連れてっておくれよ、きっと役に立つぜ」
「だめだな。ベロ、町は森と違って、化け物は生きていけないところだ」
「ついていっちゃダメかい?」
「あたしらは人間、あんたは妖怪、仕方ないだろ」
「それにな、本当のことを言うと、今かから夜逃げするところだ」
「あたしらの悪事が、ばれちまったからねぇ」
「ええー? なんだよ、悪いことなんかしなければ良かったのに……」
「つい人間らしい生活がしたくなってねぇ」
「達者でな、ベロ。お前は森の番人をがんばれよ」
去っていく二人。
ベロは再び木の上に登って横になった。
見上げればキレイな月。
ベロはつぶやく。
「人間なんて、寿命は短かいし、弱っちくて、悪さばかりして、全くつまんねえ生き物さ……」
ベロはもともと闇に紛れて生きる夜行性だったから、夜は寝つきが悪かった。
それでも生活ののサイクルを人間に合わせるために
いままで夜に寝るようにしていた。
「ちぇ、ケチがついたせいで目がさえて眠れないや」
舌打ちがもれる。
「もう、寝るのは昼間でいいなー。
きっと、ぐっすり眠ったほうが楽しい夢が見れるってもんさ」
妖怪人間ベム・完
このスレには徹底的に白土三平が足りない。
そろそろあれだ。
ほしゅ♪
しゅらしゅしゅしゅ
ムッシュ
642 :
マッシュ:2006/04/29(土) 08:15:28 ID:???
_,. _,. -_,ー- .._,..
,ィ//'´ '´ ー´--- 、
i ! `ヽ_ヽl
, -' ヽ`ヽ _i、_ 人 _,ィ _,
/'´ _ i イ l \)、-ヽ  ̄ (_, -,.‐
/ /、i jノー 、(ヽ ヽij-‐' ス こ え (_
_l ! ノi i'´ l7:oヽ_ヽノ_,.イ i ヽ. イ の .え >
, -―- 、_ / ` ー- l_V) ノ ー -` '´ _,、ノク |ヽ}、 ッ い `‐
ヽ` ー- _l `, 7 _ .r' i;゚ハン jノ-'っ チ ー´、
ヽ` ー- ヽ / / ./ーヽ、'´ ` i´ rー'´ /,.、 .だ _ヽ_ ̄ ̄
-- ニー_、 l l / /ヽ !ヽ >' /‐ '′  ̄ ノ,...、 ! !_..、 ,.. 、r ´ ̄
、_ ``ヽ l/ヽ i、 \` ー ´ / ´ )'´ l/
` ー-ヽ、 { 丶、,ィ ー‐ ' ヽ-、 _,.. - 、
ヽ / ヽク / l / ヽ _, - 、 ヽ
ヽ l r,l´ , く lヽ ./ \ \ ヽ_ヽ
\ | ‐ '´ l ヽ ヽ、 トヽ ,ィ__,. ' \ ヽ ノ- 、
\ \ l | / l `ヽ/ / ,.、 `ヽ-', -‐'
ヽ \ l ' l / ! ー_,'/
「ジオンめ ざぁまぁーみろ おまえらは このスイッチでとっとと
やられるしかないって事さ。 はーはっはっは……」
「ええい、このスイッチだ!」
アムロが誤って自爆スイッチで、新型モビルスーツは木っ端みじんになった。
こうして宇宙の平和を乱すジオンの魔の手から、超合金ガンダニウムの秘密は守られたのだ。
*
「よおっ、アムロ。おめざめかい?」
「さっきまでマチルダ女医とセイラ看護士が来てたんだぜ」
「カイに助けられたんだってな?」
病院のベッドで、カツ・レツ・キッカの声にアムロは目を覚ました。
「カツ・レツ・キッカ……お前たち……」
キッカたちのタメ口がアムロの鼻につく。
「アムロ、見てみろよ。ジオンの新型モビルアーマー『ゾック』がお菓子工場を襲ったぞ」
カツから手渡された朝刊1面にざっと目を通す。
ちっ、舌打ちが漏れる。
「そうか、相変わらずジオン軍は、お菓子工場とか遊園地だとかを襲ってんのか?
やつら宇宙の平和を何だと思っていやがる……」
「でもアムロ、全部カイのガンキャノンがやっつけてくれてるんだ! アムロはカイと友達なんだろ?アムロもがんばれよ!」
「ああ、まかしとけ!」
親指を立てるアムロ。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
岡崎版・完
×→アムロが誤って自爆スイッチで、
○→アムロが誤って押した自爆スイッチで、
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
>/_______/| あげるよパパ…
|\ __・\_
| ..| ・ /.・` )
| | /フ ̄| |
( ∂ @_/ ̄ / /
\⊥ \ m/ /
\ ヽ─ ⌒ /
ヽ────-
「おい、ブタ! 起きろ! ケツを出せ!」
秋山の声にブタは目を醒ました。
「ブヒ ブヒィ!?」
「さあ、今日もケツの肉を削り取ってやるぞ。
お前らブタは切り取ったケツに砂でもつけてやりゃ、また肉がつくからな!
まさに21世紀の食材だぜ。カーカッカッカ……」
「やめんかい! わいは神の舌をもつ生き物やぞ!」
「関係ないぜ、ブタ。それとも、いよいよ丸焼けになるか?」
「ブ、ブヒィィ!」
七輪の煙が鼻腔をくすぐる。
秋山が包丁を研ぎ終わるまで子豚たちの自分への哀願の表情を見てみる。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(これも運命か。それにしても、長い夢をみていたような気がしよるわい……)
鉄鍋のジャン・完
秋山とブタを見た瞬間。
ジョージ秋山のブタの女の話かと思った。
648 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/03(水) 23:59:13 ID:iSEloB/l
「あなた、起きてー。会社に遅れるわよー」
妻の声で耕作は目を覚ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
「おはようございます」
大町久美子アナが今日も朝を慰めてくれる。
劣情がそそられる。いやあ、こんな女と結婚したかった。
って画面の向こう側なんだけどな。
お膳が運ばれるまで朝刊1面にざっと目を通す。初芝リストラの嵐、か。
「パパ、中沢さんが社長になったからにはまた出世なの」
奈美だ。フフ、中沢さんみたいな一匹狼は逆鱗に触れてまっさきにリストラされたんだけどな。
「そうかもな。福田常務の奴なんか今じゃ社史の編纂が仕事ってわけさ」
・・・まあそれって俺の1ヶ月前の「仕事」だったんだけどな。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても今野の奴め。今日も会社に行くフリを演じなければならないのか)
課長島耕作 完
>647
そのマンガ、読んだことはないが、
なんとなくグラサンかけた長髪のジョージが、
割れた皿をかたしている猫背で髪バサバサの一重の女を
足蹴にしながら
「おいブタ! ケツを出せ!」
とか言っているシーンを思い浮かべた。
ラブリン・モンローってマンガだよ
652 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/04(木) 02:05:52 ID:C+7LwSl4
「風邪をひきますよ、こんなところに寝ていては」
髭を生やした男の声に目を醒ます。草いきれの匂い。芝生の上眠っていたのだから当然なのか。
「今日は冷えますからね、風邪を引いてしまう」
「そうですか」
風邪だろうが何だろうがどうでもいいのだ。どうせ私に未来などはないのだから。そして私に光はもう失われつつあるのだから・・・。
「確かに寝過ごしてしまったようだ、もう真夜中なんですね」
「・・・・・・」
「今は何時ですか」
「・・・夕方の、5時です。あなたにはこの夕焼けが見えないのですか?」
「!!」
ここまで来てしまったか。
チッ。舌打ちが、漏れた。
・・・・・・それにしても、長い夢を見ていたような気がする。
なんて夢を見ているんだ、私は。ランクも下から数えた方がいいこの国が、あのトロフィーを目指すなど。
もう私には、いかなる翼もないと言うのに。
「あなた、まさか眼が」
「・・・・ハハハハハハハハハハハ」
まだ幾分光があるうちに、せめて指導者としてでも何かがしたかったな。
サンパウロのスターだった私は、今日完全に死んでしまった。
キャプテン翼 完
そっちの夢かあ。なるほど。
黄金世代も年とらなくなっちまって。
>>652 昔みんだ☆なおが、似たようなのをOUTで描いてたなー。
体壊して浮浪者同然になった翼が、酔っ払って岬(こっちも
売れない画家やってる)相手にクダまいたあげく、夜の公園で
すっ転んでアタマ打って死んじゃう話。
このスレの趣旨を勘違いしてる香具師多くね?
手短にかつ含みのある表現で書けよ。ながくしたってうざったいだけ
一人よがりなアクションが漫画世代ってカンジだな
釣り?それともGW中は近寄らんほうがいいのかな?
∫
/ ̄ ̄ ̄ ̄\∫ よく聞くニダ。ウリたちは____たニダ。
∫ / ● ●、 ∫ \ 「反日マンガのタイトル」 ・完 /
∫ |Y Y \ ∫  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_ | | | ▼ | _ ∧_∧
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ <`∀´ >
\_________/ ⊃y⊂ ヽ
从从从从从从从从从从从 <__<_)、ノ
「サムワン、起きろ。修行に遅れるなよ」
師 蘇柳勝の声にサムワンは目を醒ました。コブラのうねりが腹をくすぐる。
修行の地へと赴く前に着替えを始める。トランクスか。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、股間がズキズキする)
バキ・完
死ね!
レインボーマン・完
「ルナ王女、そろそろ着陸態勢に入ります」
「ありがとう。うっかり、寝てしまったわ。今ね、とっても長い夢を…・・・」
飛行機どっかーん! 全員死亡!!
幻魔大戦・完
,j;;;;;j,. ---一、 ` ―--‐、_ l;;;;; いつか強くなって
{;;;;;;ゝ T辷iフ i f'辷jァ !i;;;;; イジメられなくなる・・・・・・
ヾ;;;ハ ノ .::!lリ;;r゙
`Z;i 〈.,_..,. ノ;;;;;;;;>
,;ぇハ、 、_,.ー-、_',. ,f゙: Y;;f そんなふうに考えていた時期が
〜''戈ヽ `二´ r'´:::. `! 俺にもありました
バキ・完
「なあ、あんた。オリンピックに出れるくらい射撃が得意なら、いいバイトがるんだけどな」
_,, 、、 .. _
,. '" ``` ‐-,
/ /,~、``' ヽ
/ 〈 ,.へ、._ ヽ
| 〃ヽ //\..._`フノ
| {(`、| |. `ヽ===ii`, ヽ
.| .| { 〈| | / ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ヽ ヽ| | / __,ヽ .| ……その話は
ヽ. / ヽ | | _了´ ∠ なかった事にしてもらおう。
/ヽw'゛ },,,| 厶 |
./ \ ` 、 〈 \__________
/~` ‐- 、__ \ ` - ..、._〉
 ̄~` ‐- 、 {
「そうかい、残念だが…… いい夢見な!」
ズババババババ!!
「ぐわっ」
「へっ、……秘密を聞いたからには、生かしちゃおけねえのさ! 残念だったな!」
ゴルゴ13・完
「うわあああ、大山がプレス機にはさまれた!」
「またいねむりしてたのかぁ!?」
男おいどん・完
「まさかボクまで落ちるなんて……」
魁!!クロマティ高校・完
「まさかボクまで落ちるなんて…… 試験中いねむりさえしなかったら……」
魁!!クロマティ高校 刑事編・完
ダ〜ミア〜ン
667 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/07(日) 00:56:47 ID:T+GMnqXI
「鳥山明先生、起きてください」
「こせきこうじ先生、起きてください」
「荒木飛呂彦先生、起きてください」
「井上雄彦先生、起きてください」
「新沢基栄先生、起きてください」
「萩原一至先生、起きてください」
「漫☆画太郎先生、起きてください」
「桐山光侍先生、起きてください。桐山光侍先生、起きてください。」
編集者の声に巨匠達は目を醒ました。
黄金と呼ばれる彼らの傑作はますますその輝きを増してゆくだろう。
俺たちの漫画人生はこれからだ!
週刊少年ジャンプ・完
668 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/12(金) 01:44:19 ID:E1ufaxbg
「オラ、竜!起きんかい、ワレ!」
歯の抜けた、薄汚れたトレーナーを着たサンピンの声で目が覚める・・・
その昔、甲斐の若頭に心底惚れられ
三好の残党が放った銃弾に血まみれになりながらも
「竜、オマエの‘菊’をワシにくれやぁぁぁぁ」
という叫びを聞いたのも遠い昔のように思える。
甲斐の遺志を継いだ石川の親分に求められ、
「あンた、背中が煤けてるぜ」
と袖にしたのも遠い昔のように思える。
それが十余年前、今の桜道会会長の意を受けた
眼鏡の裏プロにサマを見破られ
以来、暗いこの部屋で毎晩“愛され”続けている。
「三上のオヤジがお呼びじゃダァホ!!」
サンピンは、なおもしつこく叫び続ける。
ああ・・・また 悪夢が始まる・・・
哭きの竜・終劇
「ほら、孫くん起きなさい!」
ブルマは悟空を蹴っ飛ばして起こした
「あれ?尻尾が生えてる?ベジータや御飯はどうした?」
「は?何言ってんの?キンモー!」
「ふぅ〜んそぉかぁ・・・」(なんだか、物凄い戦闘を経験してきた気がする)
なんだかオラわくわくしてきたぞ!
(ドラゴンボール完)
/゙!i;;;;.-'" `ー' (;;;;:`-゙'''- 、
|;/:;;;;;! ゙'''--、;丶.゙ヽ、
/;';';;;;;ツ i ー、 、`;;;j \
/i;;;;;;;;;| iヽ l,.ヽ,. `゙〈,,,,,,,,,,,...__ \
./ ゙'''i;;;;! ゙';, ノ;,.;;l;ノ;,,ヾ,,,.ブ;;' ,,.r.:,==、-、. ヽ
/ j;;;! i;,,.;;;;;;;;;;人;;;;;:. l; ;: ,;l.:.:.{ * .} );, ヽ
/ l;;;;;! ,.;;-'ニニヾ;;、:;ヽ;; ヽ, ゙ヽ,:.:`--'.,..//゙ ゙、
.! ゙i;;;>'",..--、 ゙i;, l;;゙;::i:;) ヽ`'ヽ`゙"゙ヽ;::゙i, l,
| / /.:.{ * } ,./,. l;; :;《;. ゙、 :;:;;;;,. ヾ;;;゙i,. ゙i,
| i |::.:::.:`--'シノ,;'゙ :;l;;::,. ヽ ゙'';;;;;;,.. ゙i;;;:!. l
| l ;;:゙`-==' ,ィ" '゙ :;゙、;;;:;:,., ゙;,`ヽ ゙';;;;;;, l;;:゙i, ゙! あ
.! `゙゙''''i;;;;:::| :!;;:'゙;;:;,. ;: ,ゾ゙''';;;;;;,.じ'゙.;: | げ
| ゙i;;;::| ,;ri;;:,,,;;;;;;;:;:;:;:;;;/;;゙ ,.-、;;;; :;:;:;:;: .! え
.!:,:,: ;;;;:;,.. i;;;::| .,/ ヾ:(⌒`-‐'" _,.-'",,._ ヽ,ヽ;:゙:. |
l;';';';:;;;;;;:;:.. |;;:l,. ,. ,. ,:;/ _,,,..--‐''"´ _,..,へ ヾ-〉;!:,:,:.:.!
゙!;;;;::;;;;;;;;;:;:;::;;:;:l;;;:!;;:;:;:;:;/ / ,,;____,,...-''i" l_,.-‐! ||;:;:;:;,'
゙、;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;:l;;:!;;;:::;/ / ,,;/`i l ゙!,..-'゙'iY゙i, ゙!;;;;;/
゙、;;;,. ゙'';;;;;;;;,. ゙、;;゙!;: l ,' ;ノ、_ノー‐'^`''" ,..ィ' l`'l .!;;/
ヽ:,:,:,:;;;;;;;;;,. l;;;゙i |i_/∠i゙i'"゙i‐┬‐┬'''i"_,ノ"/ .//
ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;,,`'";ヽ`ヽ, `ヽlヽ〜-^ー'^,.-'" .//
\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ, ゙''ー-‐''" //
゙ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、__,...-‐'",./
゙''-、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,...
「実験体4780610号、人間名アタルモロボシ、出ろ」
独房をあけた占領軍兵の怒号に叩き起こされた。
思えば半年前のいきなりの異星人の来襲。
奴ら、最初は友好的な態度で乗り込んできて各国の主脳はまんまと騙されたんだ。
地球の自治権を下らないゲームの勝者側が得ると言うとんでもない賭けにのせられてしまった。
レースが始まってから気付いた歴然とした身体能力の格差に先進の技術、圧倒的な武力。
地球側に勝ち目はなくわずか3日で、われわれは異星人の支配下におち家畜となった。
「おればこの後どうなるんだ?」黄色と黒の縞の制服の兵に尋ねる。
「そないな事、お前が知る権利はないっちゃ」
ちっ、舌打ちが漏れる。
夢の中では俺が異星人とのレースに勝利し一躍英雄。美女に囲まれハーレム状態だったのに。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
うる星やつら・完
672 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/13(土) 01:46:53 ID:B9OjsDVA
「夜通し一緒にいたのね・・・風邪を引くわよ」
南の声に達也は目を醒ました。
寝ぼけて不明の状態からしばらくして、兄が死んだことを思い出した。人陰に隠れて少し泣いた。
病院に置いてある新聞の一面に文字が躍っている。「須美工 甲子園へ」。
本当ならお前がこの一面を飾っていたはずなのにな。
和也、もう少しで南を甲子園に連れて行ってやれたのにな。
あれ?
いや、俺が南を・・・
ああ、なんて夢を見たものだ。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(・・・・・・それにしても、長い夢を見ていたような気がする。それより、今この状況が夢だったら良いのに、な・・・)
ベッドに横たわる和也は、まるで眠っているかのようだった。でも、もう二度と目を醒ますことは、ない。
タッチ・完
弟から兄になっても、やっぱり和也の方が死ぬのか。
「警視、起きて下さい!草薙警視!」
戸草の声に草薙素子は目を醒ました。冷めたコーヒーの匂いが鼻につく。
「お疲れのところ申し訳ありませんが、後少しで会議が始まります」
「分かった、すぐに行く」
そう答えてから机の上のモニターに目をやる。会議用の資料が映し出されている。
どうやら眠りに落ちる前に完成させる事が出来たようだ。
ちっ、舌打ちが漏れる。
いくら会議などしたところで、平和ボケしたこの国で、銃を抜く事すらままならない我々に、
一体どれほどの事が出来るというのか。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
攻殻機動隊・完
675 :
愛蔵版名無しさん:2006/05/17(水) 02:22:09 ID:HeMeth+U
>>6のテンプレ使って作ってみたお。
「鉄郎、起きてー。学校に遅れるわよー」
母さんの声に鉄郎は目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
お膳が運ばれるまで朝刊1面にざっと目を通す。
「国内初の有人人工衛星打ち上げ成功」か。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
銀河鉄道999 完
, .-‐======- .、
/,. -;ィイ/⌒^^~~"''ー 、.\、
r‐←/i/ レ'  ̄r‐- 、' , ' , ' , `ヽ.\ ageてみるか……
/ー'´/ .レ´ _`‐- ´`'‐、 ' , ' , ゙li ヽ
,r/"⌒! レ' /´ ̄`''‐ 、 i´゙ヽ' , ' ll i、
y'- 、' , ヾ=ー''", ', ', ' ' ヽ ヽ、_) !! .l
_ , rr‐( \' ' ' ' ' ,. ‐' ヽ ' , ゙!! ! !! /⌒'/`y'⌒ト、
、/\ __("i´ l l !`'‐、 ヽ .r ''" |i ノ ' , !! ! !! ! レ' / ノ─
"´ ̄ ゝ-┴r´ ヽ、.._`o、{ { _,,.-=キ‐´ __ || | .〃 ,i -─-'、イ
ト 、. __! .r'"´ ̄``ヾー-=イf''´ ̄ r'´, - 、〃 ト、 _,,.ノ!
,r` ‐--i r'"´ ̄ ̄`ヾ ^ヽ. {. { ) /'` ー--‐'1
/ ,r'" ̄~`'‐ 、 Nヽ_,,..===:ヽ、._ー ン / .{
i { ヽ、{ ノ }ヘ_,.. '-‐ !-┘ ),∨ ./ l
i (ゝー---一'´`´ ノ〃 ./ l
. i r─‐ !、._,,,..___ ,.ノ _ ,. ‐'´,〃./ ,r──‐ 、. l
`''‐ 、.._l l ヽ`''‐ 、 _ /´/ / l !_,,. -‐'
「フーゾクに行くと、『昼間?フツーのOLしてるの』っていうの、すごーく多いでしょ?」
「まさかウチの社にも?」
「確率的には2〜3人いるでしょ!?」
「ちくしょー そうなのか?」
「……ん? ああ眠ってしまった」
「竹田副部長! 今、お目覚めですか?」
「ああ、それよりみんな、キャバクラ・フーゾクバイト発見プロジェクトチームを結成する!」
「おおう、さすがは竹田副部長だ!」
竹田副部長・完
>>675 それはきっと、ネジにされる直前に鉄郎が見た、一刻の幸せな夢だったんだよ。
母さんは、もちろん母さん=メーテル。
679 :
愛蔵版名無しさん:2006/06/09(金) 21:53:53 ID:1ri43HL+
そろそろ、ベスト3を書き出してみよう
ゲゲゲの鬼太郎
恐怖新聞
ハイスクール!奇面組
を推す。
681 :
愛蔵版名無しさん:2006/06/12(月) 09:54:21 ID:i/bzNa8r
「優、起きてー電話よー」
母の声にあたしは目を醒ました。
「もしもし優?今日ねー前話した店で集団で商品パクろうと思うんだけどー」
万引き?とんでもない。万引きは窃盗、犯罪だ。
「・・・やっぱそういうのよくないと思うよ」
ちっ、舌打ちが聞こえる。これで由香とも絶交か。でもいいのこれでいいんだ。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
あびる優・完
「クルーン、日本最速161km/hだーーー!」
付けっ放しのテレビから流れる野球中継の声で大広は目を覚ました。
リリーフが投げているという事は晩の9時くらいだろうか。
どうやら仮眠のつもりが長い間寝てしまったようだ。
スタッフルームの外に出ると、しばらく任せきりにされたバイトがぶーたれていた。
「あの時巨人のテストが中止じゃなかったら漫喫の店長なんかやってないんだけどなあ」
「でも毎年のように12球団回ってどこも取ってくれなかったんじゃなかったんスか?」
と、いつものやり取りをした後、いつものように棚の整理を始める。
ドカベン、変奇郎、ゴルゴ・・・漫画棚を終えDVD棚へ・・・「10.19決戦」が無い。
趣味で入れたため普段見る人が少なく、その分少しうれしく感じる。
過密日程のラストを飾るダブルヘッダー、最終戦ロッテの先発は不破・・・
じゃなくて園川。まだ少し寝ぼけているみたいだ。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ストッパー毒島(完)
落ちたかと思った。サッカー?
______
,;i|||||||||||||||||||||||||||||||ii;、 _/
/||||||||||||||||||||||||||||||||||||||ii;、 \
/ ̄ ̄\||||||||||||||||||||||||||||||||||||ii;゙ヽ, /
'" ̄ヽ ヽ!!|||||||||||||||| ||||||||||!!"ヘ < ジュースを半分ageるよ〜♪
ヽ ゙!!!|||||||||||| |||||||!! iヽ── /
|||l ゙゙ヽ、ll,,‐''''"" | ヽ|||||||||
|||l ____ ゙l __ \|||||||||
||!' /ヽ、 o゙>┴<"o /\ |'" ̄| 飲みかけ半分ageるよ〜♪
\ / |ミミヽ──‐'"ノ≡- ゙'──''彡| |、 | |
 ̄| |ミミミ/" ̄ 、,,/|l ̄"'''ヽ彡|| |、/ /
ヽ、l| |ミミミ| |、────フヽ |彡l| |/ /_
\/|l |ミミミ| \_/ ̄ ̄フ_/ |彡|l/  ̄/
\ ノ l|ミミミ| \二二、_/ |彡| フ
 ̄\ l|ミミミ|  ̄ ̄ ̄ |メ/ \
| \ ヽ\ミヽ  ̄ ̄"' |/
/ \ヽ、ヾ''''ヽ、_____//
/ ヽ ゙ヽ─、──────'/|
. / ゙\ \ / / \__
───'''" ̄ ̄ ゙゙̄ヽ、__,,/,-'''" ̄ ゙''─
「清彦、起きろ。レッスンに遅れるぞ」
ジュン市の声に清彦は目を醒ました。リコーダーの音が耳をくすぐる。
音楽雑誌にざっと目を通す。「ジュライ、5曲連続ミリオン達成」か。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ピューと吹く!ジャガー 完
「起きろよ機械伯爵!この用なし野郎!」
元アイボの鉄郎改の声で機械伯爵は目を覚ました。
「お前、父に向かって何て言いぐさだ……」
こんなことを言っても無駄なことは分かっていた。
今朝の株式新聞にざっと目を通す。
やはり妻の選んだ銘柄は上がっていた。
その妻が「おはよう」の代わりに自分に言う。
「あなた、私たち、この家を出ていきますから」
ついに来たか…
「そんなことは許さん……」
妻が笑顔でこたえる。
「そう? 許さなければ、どうなさるおつもり? おほほ…」
「(ああ…… なんだか…… とても長い夢を見ていた気がする……)」
銀河鉄道999・完
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l ヽ、 ___ , ィ ,イ
ト 丶 、 r'´_ヽ二´ Y_ノz、
ヽ l \  ̄´ヘ::::::::ヽ! ヽ r―ァヽ
l ! 丶、 _ /::::::::::::| l  ̄/l |_ /|
|__'、  ̄´゙Y:::::< ̄\ゝ- '_/イ  ̄ ̄ l
|::::::::\ }::::::::::: ̄´::::K二>j /
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:: |::::::::::::::/ >ー{::::::::::/----/、 l:/ /
:: |:::::::::::::l/´ 丶、\::/ / /___,. - '| ageるか
l:: |::::::::::::::ヽ > \---'、 _/:::::::::::ヽ l
|:: l:::::::::::::::::ヽ / 7 Tイ:::::::::::::::::| |
l:: l::::::::::::::::::::::\ / l/:::::::::::::::::::/ ∧
|:: /\::::::::::::::::::::::≧- 、 / イ:::::::::::::::::::/ /::::ヽ
「おおーい、起きろっちゃ!
あ、また寝小便垂れて。
いつまでも赤ん坊みたいなんだから...
さ、早く顔洗って。今日は新しい父ちゃんが来るっちゃ!」
「あ...うん。(ああ…… なんだか…… とても長い夢を見ていた気がする……)」
リングにかけろ・完
駄作だ。逝ってくるorz
690 :
愛蔵版名無しさん:2006/07/14(金) 23:26:53 ID:X7ug1WLM
あ
「秋也、起きろっ!」
国信慶時の声で俺…ロックンロールの新星、七原秋也は目を醒ました。
(慶時…?あれっ…?慶時は確か……ダメだっ思い出せない……まァいいか)
「今日は修学旅行だぞっ!早くしないと遅れちまうっ」
「慌てん坊だなっまだ時間はあるじゃないかっ…」
俺は朝飯を食いながらテレビをつけ、チャンネルをまわした。
ふと、いつもは気にも掛けないニュースが気に掛かった。
ニュースはこの国の殺人ゲーム「プログラム」の終了を報道していた。
このゲームは中学三年生が殺し合いをするものらしい。
(物騒な世の中になったもんだっ)
学校に着くと、三村、杉村、豊といったいつものメンバーがいた。
いつも一緒だったのに、なんだかとても懐かしい…そんな妙な気がした。
そうして俺たちはバスに乗った。待ちに待った「青春の修学旅行」だ。
きっと楽しい旅行になるだろう。
(……それにしても、妙な気分だなっ…よく覚えてないけど、長い悪夢をみていたような気がするっ…)
バトル・ロワイアル 完
age
「吉田さーん、起きてください。採尿しますからね。」
何だここは?病室?ああ…そうか。
あの時ゴムを付けてれば…。HIVだなんて…。
伝染るんです 完
間さん、起きて!!わかりますかー!?
パチパチと麻酔医が頬を叩く
黒男は手術台で目を醒ました。冷気が鼻腔をくすぐる。
ストレッチャーで運ばれながら黒男は看護婦に話し掛ける。
黒男『ああ、、、確か、俺は腹を銃で打たれて、
自分で自分の腹を手術していて気絶してしまったんですね?』
看護婦
『は??何を言ってるの?間さん。
落ち着いて。
あなた、カッター持ったまま廊下で転んでお腹に刺さったんですよ。』
『?』
『お腹の脂肪が厚くて良かったですね?・』
目をやると
ビール腹がストレッチャーの振動に合わせて揺れている。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ブラックジャック 完
696 :
祝一年:2006/07/24(月) 14:57:25 ID:???
「……… ブウウゥゥーーーン ………」
>>1はふと目を覚ました。昨夜はどうやら机に向かったまま眠ってしまったらしい。
すっかり白んだ窓の外に軽く舌打ちをもらしながら、キーボードをポンと叩いた。
スクリーンセーバーの解かれたモニターには、5つのテンプレが表示されている。
(・・・ん?)
慌ててスクロールして目を走らせる。リロードを何度か押してみる。無い。
心をくすぐられた、鬼太郎
>>36やサイボーク009
>>297が見当たらない。
メタフィクショナルな奇面組のレス
>>259も見当たらない.。
くるり振り向くと、壁には年末捨てたはずのカレンダーが掛かっていた。
(・・・ どうやら長い夢をみていたようだ 。・・・)
一呼吸したのち、
>>1はまた書き込みを始めた。口元に少し笑みを浮かべながら。
【長い】漫画の最終回を全て夢オチに【夢を見た】スレ −完ー
697 :
愛蔵版名無しさん:2006/07/24(月) 20:00:22 ID:3mMrzJa4
「んにゃんにゃ...いたうー」
「こら貴志!!起きなさい!!」
「うっせーこのミツハーシー様に...」
三橋、鏡を見る
「あれ!!髪が黒い!!」
「何行ってんの美容院予約してるんでしょ!早く行きなさい!!」
「ちくしょー世界の頂点に立ったつもりだったのに...」
今日から俺は! 完
「あなた、起きてー。会社に遅れるわよー」
中略
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
コブラ・第1話に続く
700get
701 :
愛蔵版名無しさん:2006/07/30(日) 09:24:43 ID:h21E73NM
「おそ松から松チョロ松トド松いち松十四松おきなさぁ〜い!」
おかぁさんはまだ寝ぼけている息子を起こした。
おとうさんは一人愚痴をこぼしていた
「まったく、いくら落語が好きだからって寿限無じゃあるまいし一人娘に
あんなに長い名前をつけなくてもなぁ・・・」
(・・・それにしても長い夢をみていた気がする)
おそ松くん 完
>>49 パパが長い眠りから覚めるのを待っている間に、
無理をされていたママが先に旅立ってしまわれましたね。
合掌
703 :
愛蔵版名無しさん:2006/07/30(日) 19:00:47 ID:h21E73NM
このスレ一年もったな・・・
テンプレの「ゴルゴ13」をこしらえた者としては、感無量だよ。
705 :
愛蔵版名無しさん:2006/08/06(日) 19:01:56 ID:6L4Xapym
>669は
>15のパクリですね
707 :
初投下:2006/08/08(火) 08:16:28 ID:9NVqUQsD
「あっ、気が付いたか?」
え?
「お前、体力ないのに真夏にこんなとこで練習してたらそりゃ倒れるよ」
秋山?練習?外で?
「なに不思議そうな顔してんだ。これだよ、これ」
トランペット?ああ、俺のか。あ、ここは…。
「こんなとこで練習してたら柔道部に文句言われるぜ。
ほら、起きろ三五。今度の大会、頑張れよ」
大会?
「ブラスバンドの」
ああ。」
柔道場から畳の匂い。真夏の日差し。競泳用水着の秋山。長い髪の俺。
俺は夢をみていたのか…。
柔道部物語 完
708 :
愛蔵版名無しさん:2006/08/10(木) 22:06:05 ID:QbS3yJXd
あげー
\__________ _______________/
. \/
, -''":::::::::::::::::::::::`` ‐ 、' :,
,:/:::::::::::::;;;;;: -――‐- :;;;;;;`ヽ、
,:'/:::::::::::::::::/u , , ``-;ヽ
,:':/:::::::::::::::::/ '⌒`ー‐'| | |`ー-‐、u|::|
,:'/:::::::::::::::::/u /⌒ヽ /⌒ヽ !::! ;
,' l--、:::::::/ l O | lj | O | '、l ,:
/´,―、ヽ:/ ヽ、,r‐'-、:::::::::ゝ--く l ;
.;'/ /ニ_ノ | ..::::::::{ r,、 ヽ / ,r-, ノ::.. '、;
; | l '-, / ヽ !},. ---'し'_,ヘ :..ヽ':,
':,! `‐' u ヽ ,. -'"´_,. ----,、 ヽ、u l ;
':,ヽ_ノ u ノ'" ,. -''" ̄ ̄ ̄ ヽ. ヽ |
.,: | li / /_,. ---、,. -----、| | / ;.,
--―'ヽ / '-------―――‐''" ノ /``ー- 、_
ヽ、u '`ljー-----―
超遅レスだが
>>36はなんでぬりかべはいるかもなん?
>>38見るに何か理由があるっぽいけど
>709
>>324 昔、水木二等兵(のときだったか)が、南方のジャングルで、目の前に壁があらわれて先へ進めなくなった時があった。
「こりゃ道を間違えた」と、あわてて方向転換して、しばらく進んだところで、また壁が現れる。
こうしてジャングルの中をグルグル回らされた後で、地元の人からは「そりゃ、ばかされた」のだと教わり、
それで「『護身を完成させた』とは考えずに、『ああ、あれが妖怪だったのか』というように
合点がいったことがあったのだそうです。
他には少年時代の、『口にものを入れてないと生気を吸われて倒されてしまう妖怪』との遭遇話があったなあ。
>>710 さんきゅう、すまない、途中までスレ読んですっとばしてた
なるほどなー
> 他には少年時代の、『口にものを入れてないと生気を吸われて倒されてしまう妖怪』
との遭遇話があったなあ。
それは「ひだる神」だな。
何もない時は、手のひらに「米」という字を書いてなめるといい。
NHKのドラマ版では、ひだる神に襲われて倒れた水木少年が、通りすがった幼女に
手のひらを差し出して「米って漢字を書いてくれぇ」と哀願する。
「こめってかんじ、しらなーい」
「じゃあ、十って書いて、その上に×を書いてくれぇ」
で、助かるんだよ。
「きゃーっ、のぞき!」
バキッ!!
「へぷしっ」
*
着替え中の女に殴られた左門豊作は、かすれていく意識の中で、
笑ゥせうるすまんにも怒られた。
「ダメですねえ、左門さん。仏の顔も三度までですよ」
「もう一度、もう一度チャンスばくんしゃい!喪黒っさん!」
「……あなた 音もさせずに薪割りする能力をこんなことに使うとはねえ」
「後生です! わしゃ花形くんがうらやましかったとです。花形くんなら、きっとこの後にもオーロラ六人娘。との夏合宿のイベントがあるに相違なか!
それまで わしゃ このままでいたいけん、何とぞ!何とぞ!このとおり!」
「しかたありませんね。次からは、ちゃんと野球マンガをやるんですよ」
「はい!」
*
女に殴られ昏倒した花形くんは目を覚ました。
その花形くんを見て、着替え中だった女がおどろく。
「あら? 子供?(……だったっけ)」
「ひどいなあ、殴らなくたって。窓あけてたくせに」
「ゴメンねー。でもあなたのズボンの膨らみ……」
「これはですね!(ゴソゴソ)野球のボールです」
「あなた野球やるの? 上手?」
「ええ、上手ですよ。野球」
熱血!花形くん・完
突っ込み待ちは見苦しい。
つっこんだ時点で君の負け。
716 :
愛蔵版名無しさん:2006/09/08(金) 00:38:25 ID:lcQNpF2E
保守
>>699 「オキロ、ジョンソン。イツマデネテヤガル」
ファー、うるせえな。
おやぁ、何だレディ。懐かしい格好をしてるじゃないか。
テレビのドッキリ・ショウの真似事かい?
「何言ッテヤガル。レディなんて知りませんよ」
君にしちゃ珍しくノリがいいな。オーケイもう分かったからそのキグルミを脱いでくれよ。
「イテテ、やめて下さい。離シヤガレ」
おいおい、なんてこった……本当にこれが現実なのか?
キャプテン・ネルソンの財宝も、ラグ・ボールでの活躍も、クリスタルボーイとの死闘も、
結局のところしがないサラリーマンの夢物語だったってワケだ。
「そうクサルナ、ジョンソン。そうだT・M会社に行ってみたらどうだ」
T・M会社だって?
フフ、そうだな。俺にはトリップ・ムービーの世界に酔ってるくらいがお似合いなのさ。
(……それにしても長い夢をみていた気がする)
コブラ 完
「おい山田起きろ!」
「あ、すみません先生」
「部活ばっかり頑張ってないで、ちっとは勉強しろよ」
キーンコーンカーンコーン
「あー、退屈な授業も終わった、クラブ行くか
今度の試合では里中をうまくリードして、ホームラン打てるように頑張るぞ」
「何、まだ寝ぼけてんるだ?お前柔道部だろ」
ドカベン 完
「坊や…」
女の声が聞こえた。
どうやら畳の上で寝入ってしまったのだろうか。
女は涙を浮かべて、微笑んだ。
「私の坊や…」
まさか、この女は。
「おばさんなんか知らねぇ…おれは、百鬼丸ってんだ。
からだの48箇所を奪われたような子供が、おばさんの子供のわけ・・・」
「兄上!」
…!
襖を勢いよく開けて飛び出してきたのは、小さな少女だ。
「…どろろ…?」
「兄上、お気を確かに…。兄上は私が豪賊に襲われた時に気を失われてしまったのです」
…そうだ、あの時に殴られて意識をなくしていたのだ。
おれの体は、どこも欠けてはいなかった。腕も、足もついている。
母上がつけている白檀の香りが、徐々に現実へと引き戻されていく。
「禰子(でいこ)、そんなにしおらしくしていてはつまらん。お前はおてんば娘の方が会うぜ」
照れ隠しに微笑う妹は、あの少女を思いおこさせ、ふいに切なくなる。
けれど、あの少女がどんな顔をしていたのか。それさえも今は覚えていない。
あれは長い長いゆめだったのだろうか…。
「母上、おれはずっと母上を探していた…そんな気がする…」
すみません719はどろろでした。
I love him.
「孔明、起きろ。焼け死ぬぞ、逃げろ。」
懐かしい声と、茹だるような熱気に私は目を醒ました。何かの焼ける臭いが鼻腔をくすぐる。
「早く起きろ。あの連中が火をつけたんだ。」
ああそうだ。この声は兄か。しかしどうしたものか。なんとみすぼらしい格好であろうか。
辺りにざっと目を通す。焼ける臭いの元はすぐにわかった。焼き討ちに遭っているのだった。
むむむ、諦念が漏れる。
「して、敵の軍容は。」
「何を言ってるんだ。あの三人組が火をつけたにきまっているではないか。」
「あの三人、とは。」
「この前申したであろう。あの劉備という奴だ。お前が何度も居留守を使うからだぞ。」
「はて、劉備。聞いたことある名だ。どこで聞いたか・・・」
「早くしろ、逃げるんだ・・・げえっ」
兄はそう口にした刹那、宙に舞い上がった。入れ替わりに、怒気を含んだ隻眼の大男が入ってきた。
「よくも俺や兄者をさんざんこけにしてくれたな。もう許さねぇ。」
孔明は、この男をなぜか知っているような気がした。そして、話を聞いてくれないであろうことも悟った。
(長い夢をみていたような気がする・・・・・・それにしても、あの蒼空の極み・・・いづこに・・・)
横山光輝 三国志・完
面白いけど、張飛は隻眼じゃないよ。傷が目の上下に渡っているだけ。
725 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/05(木) 23:39:26 ID:N6SfX9gF
新しい漫画(?)のも書いていいの?
ピューっと吹く!ジャガー のとかあったから。
もし良いなら書きたいなぁ。
726 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/06(金) 01:27:15 ID:6sIiTnNq
「オグリん、起きて。」
池江さんの声で目を覚ます
もうすぐ安田記念、イケスカネエ豊と組むはめに成っちまった。
「ちっ」思わず舌打ちをする。食い過ぎた為か夢見が悪かった。
豊が日本一の騎手になるとか、終ったと思われた俺が豊の騎乗で有馬勝つとか、俺の仔が走らないとか。
あんな奴と組むことが気になっちまったか。ふん。
馬なり1ハロン劇場・完
>>726 うわはは、意外なネタがきて嬉しいww
自分はダイタクヘリオス萌えだった。
729 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/07(土) 07:20:10 ID:88oB/9Fl
「母さん朝だよ起きておくれよ、母さんたら・・」
薫は、母ちねを起こした。
「あぁ、薫ちゃんおはよう・・・もうそんな時間?」
「そうだよ、今日からNY勤務だろ。一緒に行って暮らすんだよ」
ちねは、涙ぐんでいた。
薫ちゃんも立派になって・・・
今まで夢の中に出ていた「チビでハゲでホモで引きこもりの中年親父」は
夢だったのね。ちねは、安堵のため息をもらした。
「さぁ、母さん行くよ!」薫はちねの手を握り元気に旅立っていった。
「薫の秘話」・完
730 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/07(土) 11:23:33 ID:xZ58LV2V
長い夢を見た。
私は夢の途中から「これは夢だ」と気付いていたから、起きた時にあまりショックは受けなかった。
夢の中で私は、双子の兄弟と幼なじみだった。
二人とも格好良くて野球部のエースで、二人とも私のことを好きでいてくれた。
弟は容姿端麗、頭脳明晰、誰からも好かれる優等生で、でも私に対して積極的に好きだと行動してくれる。
弟は一見劣等生のフリをしているが、それは弟に気を遣っているだけで、最後には私を甲子園に連れて行ってくれた。
現実の私も、双子の兄弟と幼なじみだ。
隣の家から、二人がネタ合わせしている声が聞こえてきて、私は頭が痛くなってきた。
『ちょっと、ちょっとちょっと!』
ざ・タッチ 完
長い夢を見た。
夢の中で俺は、中国拳法の達人で、機械仕掛けの右腕をつけて、ふざけた姿の、糸が切れた操り人形と戦っていた。
「さあさあ、朝よ。早く起きて」
――少し前まで、そうやって起こす看護婦がいたけれど、今はもういない。
今はもう誰も来ない。来ても何の意味もないのだ。俺はただ、ここで石のように転がっていることしかできない。
「ヒュー…ヒュー…コ…ロ…シ…テ…」
どこかから、呟きが聞こえた。
舌打ちもできなかった。
「(それにしても、長い夢を見ていた気がする)」
いや、もしかしたら、今でも見ているんじゃなかろうか。そう願いたいだけかもしれないが。
からくりサーカス・完
732 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/08(日) 17:59:46 ID:u8dTPs6r
耳元にあった携帯が鳴り、目を覚ました。居眠りをしていたらしい。
メールは、弟の進次から、土産を催促するものだった。
(そう、進次は生きている…)
安っぽいホテルの大部屋を見回せば、ムスビやドングリがゲームに興じている。
みんな、生きている。一緒に俺たちと修学旅行をエンジョイしている。
昼に見学した平和記念館の展示がショックで、あんな夢を見てしまったんだ。
窓の外を見ると、川の向こうに、ライトアップされた原爆ドームが浮かびあがっていた。
ふと考える。
確かに、今、俺は学校生活を楽しんでいる。しかし、惰性で、ともいえなくもない。
夢の中の俺は、ひどい状況におかれながらも、精一杯生き抜いていた。
そして、最後には、絵描きになるべく東京に向かうのだ。
それに引き換え、現実の俺は…
ムスビが声をかけてきた。
「元、次はおまえも入れよ。ビリは、明日の宮島での昼飯おごりな。」
はだしのゲン・完
「おい、拓海。起きろ」
まだ夜も明けきらない時間、藤原拓海は父親に起こされた。
日課の豆腐配達の時間だ。
家の古い車に豆腐を積み込み、エンジンをかける。
クラッチを離して発進…しかけた時、ガクンと揺れて車が止まってしまった。
「またエンストか。いつまで経っても上達しねえなあ、おまえは…」
父文太が呆れたように呟く。
もう五年も配達を続けているのに、拓海の運転は一向に上達しない。
峠道を走るときなど怖くて、必要以上にスピードを落としてしまう。走るのは未明ごろだから、地元の走り屋たちと遭遇しないのがまだしもの救いではあるけれど。
二度目でようやく発進に成功した。夜明け前の秋名山をゆっくりと走りながら、拓海は今日見た夢を思い返していた。
夢の中では、自分は無敵の走り屋で、名だたる強豪たちとバトルを繰り広げていた。
未だに発進にすら失敗する、そんな不器用さが、あんな夢を見させたのだろうか。
(でもちょっと、楽しかったかな…)
後ろから珍しく車が走ってきたので、拓海はウインカーを出して左に車を寄せた…
頭文字D・完
734 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/10(火) 00:15:33 ID:Mxyj4vCz
ひろしは目を覚ました。
嫌な夢だった。
夢の中で、彼は常にその世界の中心として、登場人物たちの行動を見ていた。
その夢の世界は、嫌悪感を抱くものだった。
ある登場人物は、他人の身体的特徴を暴露し、その人の人生を狂わせていた。
ある登場人物は、変態的な性的嗜好を持ち、怪しげな組織のリーダーであった。
ひろしが世話になっていた人物も、多くが変態としてその世界にいた。
夢の中に広がっていた世界は、腐っていた。
(あんな腐った世界は、浄化されるべきだ)
そう思ったとき、彼の中に、すばらしいアイディアが浮かんだ。
(そうだ、腐った世界を正し、自分が新しい世界の神になろうとする天才が主人公の漫画はどうだろう。そう、秘密裏に犯罪者を粛清する力を持った主人公…
名前を書かれた人を殺す、死神のノートを小道具にして……!)
大ヒットの予感がした。鳥肌が立った。しかし、彼は考える。
(組んでくれる、画の上手い作家がいるな。俺の絵柄では、ギャグになってしまう…。)
幕張〜ガモウひろし編・完
735 :
10さい・女:2006/10/10(火) 03:18:18 ID:bKr4yMuE
736 :
10さい・女:2006/10/10(火) 03:20:29 ID:bKr4yMuE
自己解決しました
「ただいまぁ」
一人の女性が入って来た。
「あらどうしたの。まだ寝てるのかよ、オイ、コラ、起きろってんだよコノヤロー!」
「やめてよ姉さん。ワカメはまだ帰ってないの?」
「なにがワカメだコノヤロー。お前は海草か。オラア働けや」
「ボクはカツオだよ。姉さんやめてよ」
「まだ言ってやがる。オラ早く現場出ろよ!」
そこは峡谷の奥深く分け入った、とあるダム現場のタコ部屋。
「ああボクはカツオじゃないのか。ああ魚が食いたい魚が・・・」
「早くしろよ。来月中にバイカル湖まで掘っちまわねえと軍の連中に大目玉だぜ」
「わかったよシルスコフ。ああ俺は早く女房のとこに帰りてえんだ。
しかし一体どうしちまったんだろう。俺は今 NIPPONの小学生になっていた夢を見ていた。のどかな暮らしだったなあ・・・」
「しっかりしろよイルバノヴィッチ。今日も凍傷で3人死んでんだぜ。
・・あ、ダメだ。コイツ目がイッちまってるよ。おーい誰かあ・・」
・・・サザエさん・ 完
738 :
桃太郎:2006/10/10(火) 07:52:07 ID:???
「この桃からお父さんは生まれたんだよ」
「ねえねえ、もっと続きを聞かせてよパパ」
あれから十年。結婚して娘もさずかり、
少し青みがかった瞳を持つその娘は鬼との間にさずかった子だ。
「どうしてパパは鉢巻を取らないの?頭痛くならないの?」
物心も付き娘は近頃ずいぶん賢くなった。
「パパはね、昔ママと大ゲンカをしたんだよ。その時の傷が
ここにあるんだ」
「ふーん。お菓子食べていい?」
苦笑。娘にとっては大した問題ではないらしい。
「あなた、また鬼ヶ島の時の話?」「なんだ鬼美、帰ってたのか」
休日の昼下がり穏やかなひととき。
思えば犬と猿とキジと仲間になるなんて
バカげた夢を見ていたもんだ。
妻と私で川から拾った桃からさずかった娘の桃美。
すべては順調だ。
「助けて〜、怪獣よ〜!」
悲鳴で目を覚ました。焦げ臭いにおいが鼻腔をくすぐる。
即座に飛び起き、回りを見回す。誰もいないボロい家。
常に側にいてサポートしてくれたチビはいない。
大好きなプロレスラーにそっくりな相棒もいない。
自分の筋肉は鋼のようではなく、怠惰にたるんでいる。
そうだな、一国の王子が捨てられることなどあり得ないし、あったとしてもすぐに探すだろう。
運だけで格闘技の試合に勝つことなどあり得ない。あったとしても幸運がそう何度も訪れることはない。
どんなに凄い師匠についても、たかが1週間ぐらい練習したところで鋼の肉体や凄い必殺技が身につくはずもない。
空を飛べば助かるのに飛ばないで死ぬ奴がいるはずもない。
巨大化すれば簡単に倒せる相手に等身大で戦って苦戦する意味などない。
光線技がつかえるのに、いちいち素手で格闘しなければいけないなどナンセンスだ。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(・・・それにしても、長い夢をみていたような気がするのう)
いや、夢のことなど気にしている場合ではない、街では人々が助けを求めているのだ。
どんなにさげすまれていようと、自分は超人なのだ。人々を救いに行かなければ!
「へのつっぱりはいらんですよ!」
キン肉マン・完
740 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/14(土) 18:54:28 ID:98s6rQeF
あげあげあげ
「起きなさい、今日は直人さんのお墓参りに行くんでしょ」
ルリ子姉さんの声で健太は目を覚ました。朝食の香りが鼻腔をくすぐる。
そうだ、今日はキザ兄ちゃんの3周忌なのだ。
キザ兄ちゃんが実はタイガーマスクだったというのは、健太にとってはアントニオ猪木が日本プロレスを追放されたことよりも、石油ショックよりも衝撃的なニュースだった。
間近で接していた自分達も知らなかった真実を突き止めたファンを、健太は凄いと思っていた。
そうした真実を追究する仕事であるジャーナリストになって、社会の悪とペンで戦うということに対する憧れもちょっと抱いた。
だが、やはり健太にとってはプロレスラーこそが一番の憧れである。
馬場さんも嫌いではないが、健太は常に闘争心を見せて戦うアントニオ猪木が一番好きなのだ。
だからこそ、日本プロレスを追放された猪木が立ち上げた新日本プロレスには、業界の盟主になって欲しいと思っていた。
そして、自分もプロレスラーになって、猪木の下で悪と戦いたいのだ。
日本への石油の輸出を止めて、ルリ子姉さんや日本のみんなを苦しめる、悪の石油王みたいな奴をリングの上でたたきのめしたいのだ。
しかし、実際には健太はまだちびっ子ハウスを出ることもできない子供にすぎない。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
「ルリ子姉さん、オレ、絶対にキザ兄ちゃんのタイガーみたいな立派なプロレスラーになるよ。それで、リングネームなんだけどさ……」
「あら、タイガーマスクを襲名するのでなかったら、"悪を断つ男"で阿久竜夫にするんじゃなかったの?」
「やっぱり変かと思ってさ。何かカッコいい名前はないかな?」
「そうねえ……"佐山サトル"なんてどうかしら」
タイガーマスク二世・完
※次号から「プロレススーパースター列伝・タイガーマスク編」が始まります、お楽しみに。
743 :
愛蔵版名無しさん:2006/10/20(金) 21:13:06 ID:oOe9kLyt
「月ー、もう学校の時間よー!」
母の声に夜神月は目を醒ました。日光が茶髪を照らす。
朝食を取りながら新聞を読んでいた。犯罪増加止まらず。
ちっ、舌打ちが漏れる。
あのノートは何所へいったのだろう。
リューク、L、ミサ、メロ、ニア・・・。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がした。だが、新世界の創世もそう遠くは無いはず。)
と妄想混じりな事を考えながら高校に行くのだった。
The story of “DEATH NOTE”is end.
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 地球⇔アンドロメダ.. ┃
┃ 経由(オリオン・プレアデス) ┃
┃ ┃
┃ 無期限 ┃
┃ ┃
┃ 氏名 星野 鉄郎 ┃
┃ ┃
┃ ┃
┃ 銀河鉄道株式会社 地球本社 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
:、 ,.:' ,','
i ` ´ [|] ; ; j:::::::::::::::::::\ 〈`:、.
☆ . i /!,.:' i : i 「〃::,.=''::::::::::\ `; !i:; `:
、ヽj .i i _,.:' : l /:::::☆:::,..:-‐;.-::.ヽ />ノ.'.' !、 i:
」 l ! i_ノ〉 : l r''ニニニニ-‐'" ̄,.:-; ,' '" i ii
☆ ー=''' ! `ー‐' : __,...-'~,.‐-::..__,..:'"´キr-、 〈 l ll
_ζ i [|] ゛ー''7´~`ヾv''/ ` :;k i、 ヾ ヽ l !!
"´ζ _,..........._ /レ''i l i 、'"・) ,, ,.- _ノ`ー-、 ヾ ; ! アンドロメダ?
,.:'" ヽ i _;' l ,! i ` i:::!:::::::└-、 ,:'i|i 逃げる気かキサマ!
、,...、/ :.i :._/i ! /:::! l ,.-―:、 !:i:::::::::::::::::` /〉 j !ii;
、iX´ ..i`ー' [|] 〈:::::::i `" l::l:::::::::::i:::::::/〈_,..-' ' 'j
:::', `、 ,.. ili/レ'''j :、ゝ:::::! __./::::|::::::::::l,'::: i /〃
:::::',、,.: fラ ,.゛ !li :-‐' ヽ::::::ヽ 、-―''" ̄/:::_,:::.:!::::::::::i:ノ l /〃
:::::::',,,"`''"; illiヽ-'''; [|]\:i ,.、\ /::::::フ:::`_,:‐''" ,.., /
::ヾ::',三ミミ !  ̄∧/〉 `ー-----―''''""´´ ,.-‐''"_/
::::::::::',ミミミ: {^vw i :-' _,,...:‐''7 __,..' [ ̄ ,:'>'7
:::ー-:::::ミ `、 ヽー''7 ,.:'´ 「´.._ ,..、  ̄ニ-',:〃 彡
ー--::_:〉_,............................_ゝ、  ̄::、 i! 三:7" __,..:'"´〃彡彡
L::::-―- ...___∧,-‐└-、 ヽ> i!_「i_,..-‐'"==
/::::: ̄ヽ::::::::::::::::::::::::::`、::ヽ
746 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/09(木) 00:26:20 ID:NUJ7Isnf
ほしゅ
「父さん、起きなよ。きょうは海上自衛隊の観艦式だろ。自分の売った商品の晴れ舞台じゃないか」
息子の声にラファール氏は目を覚ました。
「おお……リオン。やっと……我が家に帰って来てくれたか……」
「何言ってんのさ? ずっと一緒だったろ。 おまけにここはホテルだよ」
「そうか…… そうだったな……」
ラファール氏は戦争をしない自衛隊への武器売り込みに成功していた。
部屋に運ばれた珈琲の香りが鼻腔をくすぐる。
「ほら! さすが日本の新聞だ。父さんの好きな東洋の格闘技のことも書いてある」
日本びいきのラファール氏が、息子に渡されたスポーツ新聞にざっと目を通す。
『なんだ……鷹嵐は来場所もまた休場か……』
ちっ、舌打ちがもれる。
「……それにしても……長い夢をみていた気がする……」
バーチャファイター・完
「健太起きなさい!」
母親の声で目をさました。しかし最高の夢をみたなぁ。
僕の身長が前田君並になるなんて・・・
まあいいか。僕にはレシーブという最高の武器があるんだから。
有望な新入部員もたくさん入ったし、今年も全国大会に出場するぞ。
健太やります・完
「たっちゃん、起きてー。会社に遅れるわよー」
妻の南の声に上杉達也は目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
お膳が運ばれるまで朝刊1面にざっと目を通す。
「上杉和也レッドソックスへ 移籍金53億円」か ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
タッチ・完
「あなた、起きてー。会社に遅れるわよー」
妻の声に塔矢行洋は目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
お膳が運ばれるまで娯楽面にざっと目を通す……今日の詰碁もさっぱりわからない。
「オヤジ、囲碁なんか見てんだったらTV欄くれよ」
息子のアキラは生意気盛りの中学生。
昔は下手の横好きが高じて、棋士に育てようなどと意気込んでみたものだが……。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ヒカルの碁・完
「孫や、起きろ。朝じゃぞ」
祖父の声に目を醒ました。ジャガイモスープの香りが鼻腔をくすぐる。
朝刊1面にざっと目を通す。ジョーカー歴史問題、また年表捏造か。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ファイブスター物語・完
753 :
愛蔵版名無しさん:2006/11/23(木) 23:15:45 ID:iRmdA6Yy
あげ
長い夢を見た。
夢の中で僕は競走馬になっていて、武豊と組んで無敗でクラシック3冠を制し、
天皇賞、宝塚記念、そして海外のレースで3着(もっとも薬物騒動で失格処分になったが)と
古馬になっても活躍していた。
そして、ジャパンカップを経て、さぁこれから有馬記念の本馬場入場というところで……
「坊や、起きなさい。いつまで寝ているの?」
母さんの声で目が醒めた。
新しい飼い葉の匂いが鼻をくすぐる。
「ほらほら、たてがみに寝藁がついているわよ?
今日はセレクトセールの日だから、綺麗にしておかなきゃね」
まだ頭がぼうっとしている僕のたてがみを、母さんが優しく毛づくろいする。
「……なんだぁ、夢だったのかぁ」
ようやく全てが夢だったことを悟って、僕はがっかりした。
(よく考えてみれば、僕が夢の中みたいにスーパーホースになれるとは限らないじゃん。
せいぜい姉さんや兄さんたちみたいに、G2勝ちどおりで終わるんだろうなぁ。
はぁ………それにしても、長い夢だったなぁ…………)
そう思いながら、僕は厩務員さんに連れられて、母さんと一緒に馬運車へ乗り込んだ。
「次は、ウィンドハーヘアの02、サンデーサイレンス産駒です」
優駿の門特別編・ディープインパクト<完>
755 :
754:2006/11/30(木) 19:35:38 ID:???
G2勝ちどまり→G2勝ちどまりですた。orz
さらに、漫画では凱旋門賞まで描かれていたことに今頃気づいた。
正直スマンカッタ。
馬に蹴られに逝ってくるorz
なんで?
引退のタイミングが絡むから?
夢だからOKでしょ。
マキバオーかとおもた
「あ、右腕が変形しました!」
「目だ! 手に目玉が!」
ここは……病室じゃないか。
「あなた、あなた、ミギーなのね?」
この老婆は……そうか里美ちゃんか。
そして、シンイチ。
肉眼で君を見るなんて、何十年ぶりだろう。
生体反応が停止している。今、息を引き取ったんだね。
つまり、わたしの命も間もなく終りを迎えるという訳だ。
……それにしても、長い夢をみていた。その中のシンイチは
ずっと十代のままだった。だが、この年老いたシンイチの
安らかな顔はどうだろう。
意識が薄れていく。妙に眠い。これが……死か……
寄生獣・完
760 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/24(日) 23:09:32 ID:dsBPQ0OW
「生きてたか・・・」
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
幽遊白書・完
「飛葉ちゃん! 飛葉ちゃんったら起きてよ!」
耳元に浴びせられた突然の大声に、飛場は飛び起きざま胸元のホルスターに手を伸ばす。
が、そこにあるはずのコルトウッズマンはなく、空しく手は宙を泳ぐばかりだった。
見渡せばそこは、見慣れた喫茶「VON」のカウンター。目の前にはいつも通りのイコの姿。
「お、俺は…たしか秘熊のSS野郎どもと…?」
「ヒグマ? ヒグマだったら上野動物園にでも見に行ったらいいじゃない。それよりも、せっかく
バイクの運転が上手いって言うからラーメン屋の出前の仕事紹介してあげたんだから、
油売ってないでさっさと店に行ってきたら? 真面目にやらないと少年院に逆戻りよ!」
カウンター越しにツンとするイコの横で志乃べぇがシシシと笑う。
「イコ姉ちゃん素直じゃないなぁ。遠回しに飛葉ちゃんが動物園デートに誘ってるんだから
行っちゃえばいいのに。そして夕暮れの公園でしっぽりと…」
「志乃っ! マセたこと言うんじゃないの!」
顔を真っ赤にして志乃べぇを店中追いかけ回すイコを片目に、飛葉はすっかり冷めたコーヒーをすする。
(全て夢だったのか…? それにしても長い夢だった。俺は法で裁けない悪党を裁く集団のリーダーで、
仲間と一緒に暴れ回って…そう、草波さんと、両国、ヘボピー、八百、オヤブン、世界、チャーシュー、テルにデカの親父、そして―――)
「あっ! 飛葉ちゃん見て見て!」
窓の外を見ながらイコと志乃べぇ、そして居合わせた客たちも窓に張り付いて外を見つめている。
飛葉はよろよろと窓に近づくと、外を見ると―――
そこにはそぼ降る大粒の雪が、風に舞っていた。
(馬鹿な。今は夏の真っ盛りだ)
つけっぱなしになっていたテレビでは、ニュースキャスターがこの夏の原因不明の異常気象を興奮気味に伝えている。
夏に、雪が、降った―――
「ユキ…」
なぜだかわからないが、飛葉の目からは涙が止まらなかった。
ワイルド7・完
原作を知らないと感動が薄れるのが難だな
「おっすオラ悟空」
「なんかわくわくしてきたぞ」
地球どころか宇宙をも駆け巡る
ヒーローとなって悪どもをやっつける
正義の味方、救世主
そんな長い夢を見ていた少年が
母親に起こされる
「何してんのもう学校へ行く時間でしょ」
せかされて実際よりも重く感じるランドセル
を背中に背負い、家を出る
少年はまたいじめらるのが怖く、
だれか自分を救ってくれる救世主が現れないかと
重い足どりで学校へ向かうのであった
ドラゴンボール-完-
/ ̄ヽ、
/ あ l /\
ハ| げ |/ ヽ
. / |,, る | ヽ /|
| よ | |/ |
| : | |
. . . ヽ : | |
\ ∧ /\ ∧ /__
∨ ヽ、/ ヽ/ | /
∧/ ̄ ̄  ̄ ̄`| /
/ヽ| ≡≡ / ≡≡ |-、/
〈(^l.| | |^/
ヽ '゛ 〉 レ'
\ `|| ___ /
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ヽ| \ /
,...-‐| ` ー‐'l_
/:.:.:.:.:.``丶、._ |_>、
〉:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ̄:.:.:.:.:.:ヽ
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●
「香ちゃん!朝ですよ!起きなさい!」
家政婦の声で目を覚まし、香介はけだるそうに食卓に赴く。
病弱のため、毎日機械的で質素な食事。
痩せ細った弱々しい自らの体に、今日も香介はウンザリしていた。
「あーあ…。僕のからだがもっと逞しくて、色々な物をいっぱい食べられたらなあ…
そして色々なアイディア料理を作って、たくさんの人を驚かせたり、感動させたりしたいなあ……
もう一度、今日見た夢みれないかなあ……」
味覚を感じない舌で、無機質さを感じる食事に黙々と手を付ける。
スーパーくいしん坊
完
ビルから飛び降り自殺をはかった老人がいた。
老人は顔に大怪我をおったが、幸い死には至らなかった。
しかし精神に異常をきたした彼は、せいしん病院に移された。
かつぎ込まれた先の同じ病室にはハンサムな元エリート社員もいた。
元エリートのその男は、いつも鏡に自分の姿を映していた。
が、ナルシストというわけでもなかった。
男は鏡に向かうと いつも自問自答するのだった。
男の持論は『どんな人間も、人生を取り繕ってるに違いない。それがゆえ、戒めるべき』だった。
その男にとって、目の前にいるのは自分であろうと他人であろうと同じことだった。
とにかく目の前の人間の人生を否定したかった。
今日も男は鏡の中の自分に苦言をていする。
「……オマエは まだこんなことが認められないのか?このオロカモノ!」
その隣ではベッドのシーツをまとった老人が負けじと声を張り上げる。
「人々よ! 魂のふるさとへかえれー!」
そんな騒々しい病室の前を少年をのせた車椅子をおす看護婦が通る。
病室のあまりの騒がしさに看護婦はため息をついた。
彼女は疲れていた。
そのためか最近は悪夢にうなされながら目覚めることが多い。
今朝などは空飛ぶ円盤に乗った犬が飛来してくる夢にうなされた。
車椅子の少年が心配そうに看護婦を見上げ訊いた。
「どうしたの?疲れてるの?」
「ちょっと……ね。睡眠時間がたりないみたい」
「だめだよ看護婦さん。ちゃんと寝ないと……」
「ありがとう。あなたも夜中に携帯ゲーム機なんかいじくらないで早く寝るようにしましょうね」
その看護婦の言葉に少年は、やや陰のある表情顔でこたえた。
「そゆこと言うと殺すぞ……」
デロリンマン・完
二行目でデロリンマンだと思った。
4行目から読むの苦痛になったけど面白かったよ。
鼻血ブー
771 :
愛蔵版名無しさん:2007/01/24(水) 20:17:28 ID:Dw92+kdA
「ん?いつネコマンマにしたかな」
こち亀 完
そもそも最初のゴルゴが完結してない。
テス
771の意味が分からないんですが
「三ちゃん…あなた、起きるだよ!」
肩を揺すられて薄目を開けた三平のその目の前に、大きくはないが
形の良い乳房があった。
「ん?なーんでユリッぺが同じベッドで寝てるだ?・・・うひょー!し
かも素っ裸でねえか!」
「もー、何言ってるだよ、一緒に住み始めて三年にもなるってのに」
ベッドの反対の端で白い背中を向けて手早く下着を身につけ、ジー
ンズに足を通したユリが早口で続けた。
「それより、早く仕度しねと魚紳さんが来ちまうだよ」
「魚紳さん?今日はユリっぺも一緒に釣りに行くだか?」
「もお、三ちゃん寝ぼけてる!魚紳さんは三ちゃんの上司だべ!」
そうだった!魚紳は上司でもあり先輩でもありライバルでもあった。
同じ建設会社に勤める三平と魚紳は、今は同じ高層ビルの建築現場
でクレーンを操作し、資材を吊り上げる仕事で腕を競っていたのだ。
(それであんな夢を見ていただか…なーんか、夢の世界にいた方が
よほど幸せだった、あのままずっと醒めないままでいてくれたら…)
「そうそう、それでね、三ちゃん」
手近にあった三平の白いワイシャツを羽織り、ボタンを留めないま
ま窓辺に歩きながらユリはあらたまった口調になった。
「平義父さんと義母さん、衣装合わせで今度の日曜日に上京した時
に魚紳さんと打ち合わせしたいから、都合聞いて欲しいって…それ
から一平祖父ちゃんも一時退院できるから式には出席できるって」
「衣装合わせ?式?それ何だべ?」
「何だべ…って、わだすたちの結婚式に決まってるだよ!仲人頼ん
だ魚紳さんと愛子さんにちゃんと伝えてね、三ちゃん」
(父ちゃんも母ちゃんも爺ちゃん元気で、ユリっぺが嫁っこ来てく
れるん…やっぱり今の現実の方が百倍幸せに決まってるべな!)
ユリがカーテンを開けると、まぶしい光が一気にあふれた。
釣りキチ三平・完
「課長ぉ! 起きてください。みなさんも眠気覚ましに私のスペシャルティーをどうぞ!」
後輩OLの菖蒲沢ひろみの声に、人事課長の葛原緑は目を醒ました。
いれたてのスペシャルティーの香りが鼻腔をくすぐる。 が、葛原はその香りに顔をしかめた。
「これ……アナタのオシッコね?」
「ピンポーン!大当たりでーす!」
「ロッパーー!」 「ロッパーー!」 「ロッパーー!」 「ロッパーー!」 「ビューティフル!」
職場の者たちが吐いているあいだに、葛原は査定用の社内人事評価資料にざっと目を通した。
菖蒲沢ひろみ:実は処女だが隠しており男性経験が豊富であるかの如く振舞い、放尿と飲尿を繰り返す性癖がある。
前田郷介:42歳。妻の雅美とは3年前に離婚してみちろうと二人暮らし。兄弟に姉・道江(マイケル生命外交員)がいる。
田村政和:恐妻家で妻の香織には頭が上がらなく、そのことは周囲に漏らしたくない様子。健康診断では性病のデパートと診断された。
打戻タミ:旦那とは死別。垂れた乳房を自由に操り、ロープや鞭の代用から第二の腕として使うことまで出来る。
森さとる(さとみ)、六代目社長。ワンマン社長で人事も傲慢でセーラー服好き。社長秘書を性奴隷として扱い凌辱を極める……
*
「前田さーん、こっちのも飲んでくださいねー」 「ロッパーー!」
ひろみの暴走をよそに、田村政和が葛原の前に歩み出た。
「ね、ね、葛原さん。 ちょっとだけ、ボクのために よがってみせてよ」
葛原が表情も変えずに応える。
「ちょっとだけですよ…… 『あんあん』 ……以上です。 さ、仕事に戻ってください」
葛原のあえぎ声をテレコに録音した田村政和は、バスローブをまとい葉巻を片手にその声を5.1chで再生し、郷介に勝ち誇ってみせる。くやしがる郷介。
「うぉおおおーー、葛原さーーん、オレにもーー」
「前田さーん、私のほうが上手ぅー! 私があえいであげるからー。あの女の前で縛ってみせてー」
「いやだーっ!」
「とうちゃん、弁当届けに来てやったぞ」
「マイ・サーン!」
葛原の目の前には、自分で自分を縛りはじめるひろみの姿。
これじゃTSURA・オブ・アメリカの造反も当然ね…… ちっ、舌打ちが漏れる。
(・・・・・・・・それにしても、長い夢をみていたような気がする)
えの素・完
__
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778 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/08(木) 16:06:10 ID:QvhFt/NC
「お兄ちゃん、さっさと起きなよ!」
妹の声で目が覚める。
妹が部屋の中にいる?いけない、エロ本は…本棚の辞典のケースに隠している、セーフだ。
「ったくトロいなぁ、先ご飯食べてるよ!」
妹を追って食卓へ降りると、味噌汁の匂いが立ち込める。いい香りだ。
テレビでは、昨日抜いたばかりのアイドル…弥海砂のCMが流れていた。
(……なんだか、長い夢を見ていた気がする…)
「ライト、あんたまたテスト赤点だったでしょ。もういい加減勉強なさい」
「分かってるよ」
勉強して偉くなったって、父さんみたいに殺人おかして刑務所行きじゃ意味ないけどね。
頭が悪くても、殺人がいけない事なんて分かる。
……そういや昨日校庭に落ちてたノート、何だったんだろ…
「じゃあお兄ちゃん、私先に行くね!」
妹が出掛ける。何だかいつもより元気だ。
「そう、ライト知ってる?粧裕のクラスの子が三人も、昨晩遅くに心臓麻痺で亡くなったんですって」
「…へぇー…」
味噌汁を啜る。
The story of 「DEATH NOTE」 is end.
薫「ふぁぁ…あっ!もう朝よ!起きて!」
長い夢を見た気がする…隣で白い肌をあらわにした妻が寝ている…
薫「もう!今日は会社休んで病院で検診受ける日でしょ!?」
???「薫殿…何の話でござるか…拙者は眠いでござるよ…」
薫「あなた…朝から何寝ぼけてるのよ!時代劇の見すぎじゃないの?」
???(はっ…!そういえば昨日の夜、夜更かしして時代劇を見てた…包帯の男が焼死して、目付きの悪い警官がいた…)
薫「やっぱりね……あっ!」
(薫が夫の携帯を不意に見た)
???「あっ!違うんだこれは!」
薫「なになに?『巴、愛してるよ』だって?」
???(ちっ…こんなになるんだったら元カノと結婚するんだった…)
「あっ・・・!」
布団の温もりの中、股間に走る快感とほぼ同時に襲ってきた不快感に真は飛び起きる。
(寝る前に一発コイたのに、また夢精しちまった・・・('A`) 溜まるのが早いのかなぁ、オレ)
股間の部分が濡れたトランクス脱いだ真は布団の上であぐらをかき、しぼんだペニスや陰毛
の辺りにこびりつく白濁した精液をティッシュで丁寧に拭いた。
虚しい・・・夢精の後始末もそうだが、何よりも心が虚しい。
丸めたティッシュを投げ込む枕元のゴミ袋の脇には、昨夜ズリネタにし、夢にまで出て来た女
の見合い写真が開きっ放しで放り出されている。
田舎の親が送ってきた見合い写真・・・旅行代理店に勤める河田優良という名前の女が和服
姿で澄ましていた。
(んー、まぁまぁ可愛いよな、でもだからこそ遊びまくりのヤリまくりなんだろうなぁ。それで、そ
ろそろ適当な男で手を打とうと思ってお見合い・・・ってところかな)
夢の中じゃ優良は処女だったが、そんな都合のいい話はそうそう現実には転がっていない。
よって、この見合いは断ろうと、写真を一目見た時から決めていた。
会ったとしても今まで母親以外の女性とまともに会話したことのない真としては、相手と何を話
していいかわからないし、童貞と見抜かれ嘲りを隠した目で観察されて傷つくのは嫌だ。
自分が童貞である以上、結婚相手は処女しか認めない、それが真の譲れない信念である。
(今度ボーナスもらったら、ソープ行って童貞捨てっかな・・・童貞卒業の相手は素人が良かっ
たけど、年齢的にもゼイタク言ってらんねーし)
拭いたとはいえ精液の匂いが気になった真は、出社前にシャワーを浴びることにして、ユニット
式のバスルームに向かった。
(ソープのことなら稲垣に相談すれば、いい店を教えてくれるだろう)
生温いシャワーの水滴を受けながら、童貞卒業の瞬間を想像して真はちょっとドキドキした。
童貞を卒業すれば、多少は女に対して自信が持てるかも・・・とも思う。
(あの見合い写真は、その日まで取っておくかな・・・貴重なズリネタだし)
見合い写真の優良の表情を思い出した真のペニスが、精液を吐き出したばかりだと言うのに、ま
たジワリと頭をもたげ始めた・・・。
ふたりエッチ・完
782 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/08(木) 19:17:22 ID:ahFl1F8+
最終回は修学旅行1日目。
明日のために寝ることにする零達。
「よーし、明日のために寝るぞーっ!」
唯「その夜、僕は不思議な夢を見た深い深い海の中で零がつぶやいた
「おやすみ」私達のもとに集う仲間達 プリンセス零」
ハイスクール奇面組 おわり
784 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/10(土) 00:17:11 ID:6aVZGFLD
「あなた、起きて」
妻のキャスに起こされたオレは、自分がグッショリと寝汗をかいていたことに気がついた。
キャスもそれには気づいていて、心配そうな視線でオレの漆黒の肌をタオルで拭き始めた。
「どうしたの、あなた? ずいぶんとうなされていたみたいだけど、疲れがたまっているんじゃ
なくて?」
「いや、疲れてなんかないさ…少なくとも肉体的にはね。とにかく心配する必要はない」
目覚めの軽いキスをキャスと交わしながら、オレは思った。
(それにしても変な夢を見たものだ)
夢の中で、オレはまったく興味のないはずのベースボールの選手になっていた。しかも、一
度も訪れたことのない極東のジャパンで……。
そこでイッテツ・ホシなる小男のジャパーニーズから、自分を「ボス」と呼ぶよう強要され、理
不尽かつ苛酷で、サディステックな扱いを受けていた。
さらに、「ボス」の息子のヒューマによって屈辱的な見せ物にされていたのだ。
……そう、アフリカから奴隷として連れ来られた自分の先祖がそうされていたように!
夢の中の相手が白人ではなくジャパニーズだったのは、自分が今取り組んで苦労させられ
ている仕事のせいだろう。
「オジー、今日も遅くなるの?」
「ああ、おそらく。交渉相手はなかなかタフな【黄色ん坊】でね。連中ときたら、狡猾で腹立た
しい民族だよ、まったく」
オレはロボット機械(これも夢に出て来て、オレを嘲った言葉だ!)の貿易不均衡問題につい
ての今日の交渉で、強気に出る決心を改めて固めた。
今まで見た夢で新たに闘志が燃え上がったせいもある、それは否定しない。
だが、それ以上に米国商務省の担当者としての責任感がオレの背中を押している。
オレはキャスが持ってきた、クリーニング済みで糊のきいた白いワイシャツに袖を通した……。
<巨人の星-オズマ・アームストロング外伝:完>
面白い!
「あなたもうお昼よ、起きて。夜遅くまでゲームばかりしてるから起きれないのよ!」
嫁の声に目を醒ました。刺激臭に近い嫁の化粧品の香りが鼻腔をくすぐる。
ファミ通にざっと目を通す・・・!?FF13発売延期
・・・おいおい、漫画を連載休止にしてまで待ってたのに。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……そんなこと言われても、もう続きなんて書く気がしないや)
ハンター×ハンター・完
おいおい。刺激臭はまずいだろ。
それなんて実話?
790 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/13(火) 20:05:57 ID:E01yqXUZ
(…何だか長い夢を見ていた気がする)
しあわせ団地・完
791 :
183:2007/02/17(土) 14:57:21 ID:???
>186
亀レスですがハズレてます。
792 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/18(日) 02:29:54 ID:1R+5R8MW
793 :
愛蔵版名無しさん:2007/02/24(土) 04:40:49 ID:WfYx7m2z
次回作期待あげ
「ジン、起きてよ。そろそろウォッカも来る頃よ」
シェリーの声にジンは目を醒ました。
パイカル(酒)の香りが鼻腔をくすぐる。
「ほら見て。 高校生探偵、突然死。 って新聞に出てるわよ」
「なんだ……死んじまったのか。記憶だけをなくす薬じゃなかったのか?」
「失敗はつきものよ。人間に投与するのは初めてだったし、私が飲むわけにもいかなかったじゃない?」
不満げにジンは黒い服に着替え始める。
(またガキが死んだか。後味悪いぜ……)
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
名探偵コナン・完
795 :
ふー びっくりした:2007/03/12(月) 16:52:34 ID:Ai8r/43+
/ /\ ヽ `、
「`>'´ / ト、_ l
/7' /`ヽ、 l ヽ l
〈 / \ 冫 l ',l
_/` `´ \ ゙!
, ' ´ `丶、
/ `ヽ、
_/ ___二二二ニニニ_ニニ二___ ` 、
'"´ ̄ ̄丁 l /_Lミヽヽ l l´ _Lユ_| l |  ̄``¬‐-`_、
//| !/,《 ,rゥミヽ ヽl/ '´r,ハ. 》 . ! |
//l | ハ 小 ヒ::リ ヒ::ソ '/l . l ! そこで えん魔くん
l' l | l l ll ' ///. .l |
/ :リ いヽ、 `ー ' ,イ//. . l | 大暴れったら でろでろばあ
/ ∧ Vl ジ`- _ -‐< // ,ハ !
_/ _ -ヘ、 ヽ「___立´ /7. ./ !|
'´⌒`ー==' ´ , ´ 公、_}´__ユ__亡ヽ、// /ー-、 l |
/ _/ 八ノl´//・,ハ`丶,/</ ヽl|
/ /ヽ_ _ ‐ 7个'//j ノ 〉__,、\/ \
/ / / ‐-、,>´ 〈 lく/\じ| l´ lヽ { 7,へ、 \
/イ /ハ V´/ l l l´ L.」 ,/ ヽク´ `丶、 /ヽ、
| // ヽ V / | ! / / / / / `ーニ、 ヽ
l / V >、 ', / / / / / 〈 イ / / /
'´ ,X/ ヽ V / / / l ハ /// / /
' ` ハ ゝ' / /ヽ l! l/ /´/ /
/へゝ'´/ / / \ l! l、-‐¬′ /
/ / / / 丶 l! l´ /´
目を覚ますと人気歌手のコンサート会場だった。
陽司「センクス、センクス、センクスモーニカー」
ライブに乱入しようと思ったが寝過ごしてしまった。
TOY 完
「テレビでせっくす せっくす連呼すな アホ」と、ガイジンが怒ってたらしい。
♪セックス セックス セックス セックス もう二回
ぅ〜もう2かーーい!!
もう、漏れたぁ〜
マタンキ
グワシ
__
/ \
/ \
| __∧__ヽ
| |/ - - ヽ
i | | || | |
ヽ | ヽ ・ | ・| \
( ヽ|  ̄  ̄o ヽ
/ ゝ- __ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○○_丿 \ (__/ / < ゴハン作ってageる
|\__ ノ \_________
| |
____
Y/ニニ|>o<|\
/ //\___\
|/ / === |  ̄
| / ・ ・ | ________________________________
\(6 (_λ_)\ /わしはもう童貞とオサラバした、と皆が言うのだ。
/ _ ||||||| _| < しかし わしはママひと筋で、童貞さんとつきあったことも別れた記憶もないのだ。
|(( \□ ̄□/| | そのうち童貞さんは、わしとママに手土産持って会い来る…… そして幸せにくらすのだ。
\  ̄ ̄ ̄ ノ \ うむ、これでいいのだ。
/ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|了  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ |: | ̄ ̄ ̄ ̄
| |______|
| | | | | | | |
引きageてください 少佐! 少佐ああああああああああああああああ
......../ ̄/ _,、-、二=ー
=‐ハ=- .... __,,.....、-=ー」´ムt.'´| __
<三/=-,、-__二_ー-,、三≡-.、.ム三≡=
/ー/ ´.//TT.>、ヾ.三三三7== / __
/ / / /.iニ(__)ニl .〉、三三´l / /三≡=
/三≡. ! ヽヾ⊥レ'/三`丶、.::l{__.ノ
l_ 'ー-、!  ̄| ̄ 三三三≡r'ム/二=
(ニ=、 ヽ=‐__!__ 三=-/三,ィ′
\ノ〉二--二`'‐.、三三!´=-
い-`==‐`ヾ人三/=-
``¨^ー'''ー⌒ー‐'′ ̄
806 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/10(木) 00:57:47 ID:tH0mzlyK
「亜衣ちゃん、起きてー。」
母の声に加護亜依は目を醒ました。枕元の煙草に慣れた手付きで火を付ける。マルボロライトの香りが鼻腔をくすぐる。
お膳が運ばれるまで朝刊1面にざっと目を通す。辻希美、妊娠2ヶ月か。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
芸能生活・完
807 :
愛蔵版名無しさん:2007/05/10(木) 00:58:53 ID:tH0mzlyK
「亜衣ちゃん、起きてー。」
母の声に加護亜依は目を醒ました。枕元の煙草に慣れた手付きで火を付ける。
マルボロライトの香りが鼻腔をくすぐる。
お膳が運ばれるまで朝刊1面にざっと目を通す。辻希美、妊娠2ヶ月か。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
芸能生活・完
そういやアイドルが出演するマンガの少なくなったことよ。
ナックルとかの暴露風味系ばっかりで
ベタなノリの夢実現モノがない。
「検温の時間ですよ、起きてください。」
看護婦のやさしい声が余の鼓膜をくすぐる。
「余はマリネラ国王、パタリロ・ド・マリネール8世であるぞ。」
「はい、わかりました、陛下。それではこの体温計を脇に挟んでください。」
「MI6のバンコラン大佐はまだ来ぬか?」
「5分だったら外してください。また来ますね。」
(まだ8歳で、糖尿病に高血圧に統合失調症だなんて、ご家族も大変だわ。)
「ううっKGBめ、電波攻撃を開始したな。タマネギ部隊の出動せよ!」
(それにしても、ずっと前から長い夢の中にいるようだ・・・)
パタリロ!【完】
チャンピオンの「椿ナイトクラブ」にバンコランという術名の能力を持つ男が出てきた。
その少年殺しの目以外の容貌は、「ヒカルの碁」の塔矢アキラに似ていた。
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li, ,.rヽ -─‐'''| ._i jノ ノi,.‐'' ‐'''~~`'゙-‐;`''ー'──'
ヾ _,'~_';:=''",,.. -‐ ' "´ |
i ./ r''"´ |
| | | i
ストーリーすべてでなくとも作品の骨子が知られてるマンガであるか、
誰もが知っているキョラクターがいるマンガであること。
ネタを書く人は当然知っていて、しかもネタにしようと思わせるマンガが
対象になっていたわけだが、とりあえずageますね。
う〜ん。言ってる意味はわからんがスゴーイ気迫だ。
「キョラクター」なんて、よく変換できるね。
永井
豪と
♪たおすぞ キョラクター 世界の悪ぅ魔ぁ
キョロちゃん
♪萌える漢のぉ〜赤いキョラクタ〜
♪キョロキョロ キョラ
キョラって キョラれて
キョラりんこ
何でもキョドるよぅ
キョラキョラタコラ
巨楽ター
変換出来なかった
野球は巨人
司会は巨泉
ウッシッシ
夢で屑がほざいてたからボコボコにぶん殴った夢見た^^
__ __
___/__VV"__}_
/ ー< ヽ
/ __ノ ヽ
/ _/ (_・人・_)ノ
/ / r⌒ヽノ⌒ヽ
/ / ( 人 ヽ / ノ^ヽ
{ { / )
ヽ ヽ<| ____ /
\ | ''" ̄ _L_人_人
\ `ー'' ̄ ̄ \ \
ヽ } i ヽ |
} ノ ヽ ヽ |
| ノ \ | |
細野不二彦 愛しのバットマン
榛野なな恵 Papa told me
くらもちふさこ A-Girl アンコールが三回
吉田秋生 ラヴァーズ・キス 吉祥天女
日渡早紀 僕の地球を守って
一色まこと 出直しといで! ハッスル! ピアノの森
田村由美 BASARA 巴がゆく!
ひかわきょうこ (オーソドックスだけどどれも読みやすい)
山岸涼子 天人唐草 青青の時代 白眼子 舞姫他
神坂智子 蒼のマハラジャ
大和和気 ニューヨーク小町 ヨコハマ物語
小川彌生 きみはペット
樹なつみ 花咲ける青少年 OZ デーモン聖典
槇村さとる おいしい関係
ガラモン→ガラダマ(隕石)モンスター
ピグモン→(ガラモンにくらべると)ピグミチックなモンスター
すげこまくん→スゲーこまったヤツくん
まえたけ→前田武彦
ハートカクテル
バートランカスター
宇宙猿人ゴリ
タンク・タンクロー
激烈バカ
元気やでっ
「おきなさい、メタビー・・・いつまで眠っているの・・・」
「・・・?・・・どこだここは・・・なんだおまえ?」
『母』の声で目を醒ましたメタビーは自分で言った台詞の間抜けさに気が付いた。
自分達がここにいる理由、眠りに就く前に与えられた使命を思い出したからだ。
「あ、そうか・・・他の奴らはまだ寝てんのか?」
揺り篭から身を起こし、未だ目醒めの来ない他の子供達を見回す。
(・・・妙な夢だったな)
長い夢の中の自分達は、毛の抜け落ちた哺乳類と戯れる日々を送っていた。
いつも自分と一緒にいたあの個体の名前は何と言っただろうか。
物思いに耽るメタビーの周りで、次々に目醒めた子供達は起き上がり、このカプセルから出る準備を始めていた。
「おいメタビー、さぼってないで扉開けるの手伝えよ」
自分の名前を呼ぶ彼の声は何か懐かしく感じたが、未知の世界への好奇心はそんな感情をすぐに消し去ってしまった。
メダロット・完
833 :
テライ:2007/06/15(金) 12:36:39 ID:???
___,、-───────-、 ,r──ァ
/ ̄`ー-、 ヽ `ヽ、/ /
/ `┐ ┌--/\--、 > `ー-、_
/ レ┬┴/ \┴──┐ / _ /
/ レ'´ / | `ヽ、 /\ ヽ  ̄ ̄
,' ,' / | / /─-ヽ、ト、 i
| |/ | ∠_ ,イ r-、 `ー'⌒ヽ ,'
| ∠_ \ ∨ | | | ′ 〉 /
| L__ /| /ヽ ヽ | レ′ く /
| |ヽ' ̄レ'⌒´|__/ ' ̄_\ i ノ⊂⊃ ヽ /
| | イて! /q' /ヽ/\ノ 〈 レ'
.| ト、 L_,ノ し'/| . テライ…? \ o ,-‐─┬──┴┐
| | i , {├─、ヘ >' ◯ _|___ |
└-、_ | .ノヽ、 ー ノ | ヽ く / ̄ ̄`ヽ ̄\‐!
/` ‐-、_,レ′ `ヽ`-r┬‐ '´ | _/ /! ヽ_/___ \ ヽr─‐┐
\ \_ノ`ー-、,_ ノ`ヽL_ __」 p=ヘ、 「〈 ト、 _,-┴‐── .\| |
「 ̄ヽト、 / `く |Oト、L \`ーb dノ\ ノ⌒ヽ,〉 / | |
|| | |`ー′ ヽヽi  ̄ヽ、_/ `'< / 二ヽ く |
____
_ |::::::〆ヽ
_ |::::::|_.. -‐ " ´  ̄ ̄ ` 〈 \
/ フ'" ):::ヽ ヽ
/ イ _.. '´l::/ \
/ く/!` ‐‐‐‐ -- ‐‐ "´ : : : lヽ ヽ
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/ / / l , -‐ 、 (´ ___): : l ヽ ヽ
,' l ,' l !.___ ノ  ̄ : : : : l_ ヽ ; ',
l l l. l / />'""ヽ',. lヽ l
l l l _r'`'' ‐- ...______ ..... .... '´ /: i´ ', l. リ
l. l| / \` 、 /〈二<"´ /: : : :l. } l
l. /l l´ ヽ: \ //! !\ゝ/: : : : : :ゝ、__.. --〈| /
l/ ', l >‐-、ヽ' : : Ll\ ゝ : : : :r'"ニヽヽ_____.)リ
ヽ `、__......i r'"゙: : : : : : :〉 : : : : : :└' : : )ト-'ヽノ
ヽ!ヽ、‐ ゝ ヽ-'`i : : : : :l : : : : : : : :ヾニソ‐''"
ヾ-个‐‐ '゙: : : : /::\ : : : : : : : :/::::::ヽ
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/ / ! ! \ ヽ
l 二二二二二 l / \ l 二二二二 l
「エド、目を覚ませ!」
…ふと気がつくと、俺の前に広がるのは赤く染まった河。
惨たらしい姿で殺された躯たちが流す血がそう見えさせているのだ。
いや、この中にはまだ手助けすれば生き延びる者もいるのかもしれない。
でもその中から、いずれは俺たちに刃を向ける輩が現れるのかもしれない。
やはり俺たちがケリをつけない限り、この戦いは終わらないのだ。
もう、夢で見たような過ちは繰り返さない。全てはブルー様の赴くままに。
インディアン達を殲滅しない限り、俺たちの未来はないのだ…
RED/End, or not!?
837 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/03(火) 17:53:16 ID:Qz2D+HJy
保守
838 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/04(水) 12:18:09 ID:9uE8clpe
「オラ!メシの時間だ」
ジョニィはがなり声で目を醒ました。異臭とよどんだ空気が鼻腔を刺すようだ。
転がっていた新聞に目を通してみる。
「スティール・ボール・ランレース」、ディエゴ・ブランドー優勝。
あの天才ジョッキーか。
フフ、僕が出ていれば、あるいは・・・
いや、下半身が動かない僕が今さら何を?
ここがそのまま、僕の死体安置所になるのはほぼ間違いないと言うのに。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
スティール・ボール・ラン 完
千葉 「激辛大盛でいきます」
平 (こんなに客を煽れるやつは他にいない)
観客A「なんてファンキーなベースなんだ」
観客B「あいつ本当に日本人かよ」
観客C「なんてヘビィなリフ!」
川久保「一年間の鬱憤を」
そしてコユキの歌が始まる
全観客「!!」
コユキ 「あれ?」
目を覚ますと地面の上
コユキ 「そうか、俺・・・余計なことしちゃってKOされたんだっけ・・・」
(あ〜あ、身分不相応の出過ぎたマネだった
これからはおとなしく世間のルールに従って生きてこ・・・・)
「そっちそっち!」「キャンキャン!」
「逃がすな!」「石ぶつけてやろーぜ」
(なんかどっかで聞いたような・・・! BECK!)
ツギハギだらけの犬がいじめられてる
「おいやめろよ!」
「なんで?」「この犬気持ち悪ィんだよ」
(ということは・・・来た!!竜介くん!)
「BECK!」
「飼い主だ!」「逃げろ!」
「あ、あの〜」
バキッ!!
有無も言わさずに殴られ気絶した田中幸雄少年は、その後南兄妹と知り合うこともなく終わりましたとさ
もちろんBECKに加わることもなく・・・(コユキはひどいオンチだった!)
「…戦えないサイヤ人に……zZZ…カカロット…お前…なんば…1…」
「…さん!!…ジータさん!…ベジータさん!!起きてください!!」
「…う…ぉ?なんだもう朝か!?」
「…ったく、今日はコリン星の侵略に行くんだろうが?ベジータらしくもねぇ…寝てて送れちまうなんてよ…」
「…そうか……フン、俺もたまには寝坊ぐらいする…何時からだ?ラディッツ。」
「えーと、今日の昼頃、2時までには向こうの惑星についていろと。」
「…分かった……なぁ、ナッパ、ラディッツ。」
「…?」
「……貴様らでも居ないとやはり寂しいもんだな。」
「…はい?」
「…なんだそりゃ、夢の中のお話か?さぁ行こうぜ、出発する前にザーボンに挨拶していかねえとよ。」
急ぎ戦闘服に着替えるベジータ。白いグローブを手にはめている所でラディッツが言葉を投げかけた。
「それにしても随分うなされたり叫んだりしてた見たいスけど、どうしたんですか?」
一拍置いて、着替えの終わったベジータは尻尾を腰の巻くと小さく笑った。
「…貴様の、フリーザに撃ち落された宇宙船に乗っていた、貴様の弟の夢を見た…それだけだ。」
「…俺の…弟…」
ぽかん、とマヌケな顔のラディッツの横から首を突っ込んできたナッパが意外そうな顔でベジータを眺めた。
「こりゃ、今日のコリン星は雨だぜ、ベジータが死んだ奴を思って夢にまで見るなんてよぉ…」
「だ…黙れ黙れ!!ザーボンの所に行くんだろう、さっさと行くぞ!!」
(…長い夢を…見ていた気がする…。)
ドラゴンボールEND
842 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/19(木) 01:00:25 ID:ZLsKQBh+
「お兄ちゃん、いい加減起きてよ!」
少し怒ったような女性の声が、まどろみの中から俺の意識を引き揚げる。
うっすら目を開けると、つぶらな瞳の妹が腰に手を当ててベッドの脇に立っていた。
「南…?」
「誰よみなみって?」
あきれたような表情を浮かべると、妹はおたまを振りながらドアの方へ歩き出す。
「朝ごはんの支度出来てるから、早く降りてきてよね」
妹が部屋を出て行っても、俺はしばらく夢の残滓の中に意識をたゆたわせていた。
「夢か…」
右手を見下ろすと、掌の中にまだ白球の感触が残っている気がする。
夢の中で、俺は甲子園優勝投手だった。交通事故で死んだ双子の弟の意思を継いで、
幼馴染の女の子の夢をかなえるために歯を食いしばった、2年間の青春…
”そういやあの女の子、二人にどっか似てたな”
同じ名前の妹とGFの顔を等分に思い浮かべつつ、軽く伸びをして、
若松真人はベッドから床に降り立った。
〜「タッチ」・「みゆき」完〜
オンッ
「ドラゴンボール…あ、もう朝だわ」
長い夢を見ていた気がする。願いを叶えるボールを集める長い冒険の夢を、
尻尾がある男の子と出会って、宇宙に行って、結婚して子供が生まれて…
今日から夏休み、いつか素敵な彼氏が欲しいな。
846 :
愛蔵版名無しさん:2007/07/24(火) 00:28:29 ID:2HV3wyjg
「……ンのことかーー!!………っ!?」
自らの叫び声で目覚めた僕は慌てて周りを見渡す。
…体中が汗でべっとりだ。目覚めし時計は僕を起こすというその本来の役割を果たせず、不満そうに夜の2時を指している。
…僕はナニを…?…大切な…大切な仲間の名前を呼んだ気がする…
「はっ!」
僕は手の平を前に向けると同時に両手を揃えて勢いよく突き出した。
…ナニをやっているんだ、オラは。
明日は早い。早くもう一度眠りにつかなければ。
…しかし、怒りにも似た激しい胸の動悸は、僕に再び安らぎを与える事を拒むであった…。
ベジータ、ブルマ、悟空とドラゴンボール夢オチ人気だな。
「ヤムチャ、ヤムチャ!!おい、起きろ」
「もっと寝かせてくれ、プーアル…お、親父!!」
「プーアル?お前心配したんだぞ、こんなところまで家出するなんてな」
「なっ、なんだ…ここは、家出!?」
(そういえば、親父と喧嘩して家を飛び出して…盗賊をするんだと決めて…)
「ヤムチャ…父ちゃんも悪かった、さあ家に帰ろう」
「……俺は」
(プーアル、ブルマ、悟空…クリリンに天津飯にベジータ……みんな、夢だったのか!?)
あの世界で50歳を過ぎていたはずの俺の手は子供のままだった。
「ヤムチャさま」
親父の大きな手に引かれながら、俺は相棒の呼び声を聞いた。
シティーハンターがみたいなο
北斗の拳お願い
「?、起きてぇ。あら、ココはちゃんと起きてるわねぇ。もう1回 する?」
冴子の声に冴羽?は目を醒ました。昨夜の痴情の残香が鼻腔をくすぐる。
目の前で俺のモッコリを弄んでいる冴子を尻目に朝刊1面にざっと目を通す。
『巨大麻薬シンジケート(ユニオン・テオーペ)日本進出か!?』か。
ちっ、舌打ちが漏れる。
俺の名は冴羽?。『新宿の種馬』という名で通った歌舞伎町No.1ホストだ。
昨夜も潜入捜査とか言って俺に近寄る美人刑事の野上冴子(の名を騙る女)としっぽり って訳だ。
欲求不満?俺には不要な言葉だ。女に不自由した事など1日だって無い…
だが、何かが足りない…
「香…!?」
「誰よぉ〜?私は冴子よ。ねぇ〜もう我慢できな〜い」
「…帰れ…… 帰れ!」
俺は訳も判らず、裸のままの女を玄関から外へほうり投げる。
扉を閉められる刹那、女は、男が涙を流しているように見えた。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
シティーハンター 完
ちっ、リョウは造字だったか
北斗の拳から、レイの夢オチ
「兄さん、起きて、兄さんっ!!」
耳元で妹の呼ぶ声がする。ああ、そうか…ここは天国か……
…フ、一度は悪魔に魂を売った俺が天国に召されるとはな……神も随分甘ちゃんらしい。
だが生憎と俺の妹はまだ死んでおらん。神よ、妹の虚像で俺に幸福を齎そうとでも言うのか?
目を閉じたまま、この声は偽りだと決め付けたレイは胸元を揺さぶる手を退けた。
一度離れた手がしつこくもまた胸元を揺さぶりだす。妙にリアルだな。
「兄さんっ!!起きてよ!!」
「…アイリ、レイはまだ起きないのか?」
この声…親父、親父だと?そうか、親父、アンタも天国に来てたか…ならお袋もか?
アイリはともかく父と母は本物である確立も…
レイが目を覚ますと、そこにはこんな世紀末の荒れ果てた時代だ。
粗末なものにすぎないが、それでも綺麗に見繕われたドレスを着た妹が居た。
レイは訝しげに妹をまじまじと眺め、そして両親にも眼をやる。
間違いない、本物だ。夢でも黄泉の幻でもない、本物。
「…どういう事だ?」
レイは首を捻った。自分はラオウの秘孔により…それにマミヤ…
何故だ…アレがすべて夢だったと…!?
「…レイ。」
懐かしい友の声だ。この声…
「シュウ。」
そうだ、シュウ…シュウだ。何故ここに?
レイは素直にシュウに質問した。
「…何言ってる、妹の結婚式だと招待状を出したのはお前だろう、丁寧に俺達六聖拳の全員に出して。」
見れば、何か意に沿わぬ表情でそっぽを向いているユダと、面倒くさそうに欠伸を吐くサウザー。
「…だが、残念だったな……シンだけは我らの知る所ではない、噂では北斗神拳の伝承地に比較的近い場所らしいが…」
シュウは、残念そうに呟いてから両眼をレイに合わせて先に行っている。と式場にサウザーとユダを引っ張って行った。
…シュウの両目は、光を帯びていた。
「…兄さん。」
「……アイリ。」
そうか、アレは夢だったのか。長い、悪夢のような心地良い夢のような。
レイは、この日の為に取っていたケープをアイリに被せた。
「…幸せになれよ、アイリ。」
少し後方で待つ新郎の方に向かって、トン、とレイは背中を押してやった。
アイリは、微笑みながら新郎に手を取られ、式場の方へ歩いていく。
…さて、夢の中とは違い、シュウや、ましてやあのユダやサウザーが祝いに来たのは予想外だった。
が、しかし。
…ただの夢ではない、アレは……夢が少しでも当たっているならこれから来るはずだ、ジャギがな…
拳を握り締めたレイは式場準備が執り行われている間に長かった夢に終止符を打とうと今煙を上げながら走るバイク達の前に立った。
「…オイ〜、俺の名を言ってみろぉ〜!!」
仮面を被ったリーダーらしき男がレイの目の前に立った。
(…夢ではケンシロウにくれてやったが今度は俺がこの手で断罪してやろう…)
レイはゆらりとジャギの目の前まで来ると小さく鼻で笑い、そして睨みなおした。
「なんだぁ?その態度は、てめえ俺が誰だかわからねえのかぁ!?」
ジャギは段々と頭に血が上ってきたのか銃を引き抜くとレイの額に突きつけてやった。
「さぁ、言ってみろぉ、それともこの引き金を引いて欲しいかぁ?」
もう1度涼しい笑みを浮べたレイは、銃身を左手で握って見せた。
そして不敵な笑みのまま一言。
「…撃てるならな。」
「なぁにいい!!?」
ジャギは引き金を引こうとしてから銃の異変に気付いた。
輪切りにされた銃身はズリ落ちて地面に転がった。後ろで部下が思わず息を呑む。
ジャギには見覚えがあった。そっくりだ、シンの南斗孤鷹拳に。
…だからと恐れる必要は無い。どうせ南斗一〇八派の内の下級の流派だろう。
「…夢の中では俺は貴様のせいで全てを失った……ゆるさねえ…ゆるさねえ!!」
思い出すと胸の鼓動が早鐘のように鳴り出し、レイの血液を沸騰させた。
激昂したレイはほんの一瞬でジャギの懐に入ると手爪を振り乱した。
数秒、ジャギは冷や汗を流しながらごくりと唾を飲んだ。
「な…なんだ…なんともねえじゃあねえか…フヘヘ…ヘ…へげぼらばっ!!」
ジャギのフルフェイスの仮面が縦に綺麗に割れたと同時に全身から血を噴出したジャギは無残に崩れ落ちた。
絶対的な力を誇っていたジャギが、一瞬で死んだ。
モヒカン共がしばらく固まっていた所にレイの言葉が飛んだ。
「…次は貴様らか?死にたくなければ失せろ、そして二度とここへは来るな…!」
それをきっかけにバイクに乗り込んだモヒカン達はバラバラになったジャギを放ってそのまま走り去った。
…終わった、終わったのだ、呪われた運命に今レイは、勝利した。
…だがまだ終わって居ないな、ケンシロウ…俺は純粋に拳士としてお前と手合わせしたい…思えば中途半端なままだったからな…
そしてマミヤ……現実ではどうやらユダは随分丸くなっているようだから心配無いだろうが…俺はお前に会いたい…
Fin
随分長くなってすまない。それに多分リクエストではケンシロウの夢オチ希望してたと思う。
だけど俺にはこれくらいしか思いつかんかったorz
それから
×南斗孤鷹拳
○南斗孤鷲拳
でした、ミススマソ。後から気付いた…脳内変換で頼む(´・ω・`)
857 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/05(日) 20:54:08 ID:Idigez/n
レイいいねえ
ケンシロウが最弱の伝承者候補で
強く優しいラオウと冷酷なトキ、ジャギに顎で使われるケンシロウ
そしてレイとユリアのラブラブな結婚式キボン
「……起きてくださいよ。こんな所で寝てないで」
ビル守衛の人間モドキの声でゴアは目をさました。
ゴアは かつて自分が所有していたビルの玄関前で寝てしまったのだ。
彼の会社はアース商事に乗っ取られ、女房のモルも
マグマ社長に鞍替えしてしていた。
マグマ社長はいつも子供たちと車で会社に来ていた。
そして降車後に そのまま運転手に子供たちを学校に送り届けさせている。
会社の前にやってくるマグマの車を人間モドキが見つけた。
「やあ、社長のご出社だ。今日もお子さんたちとご一緒だ」
その様子を遠くから物陰で見守るゴア。
「おお、ガムや……マモルや…… お父さんはここだよ……」
ゴアは裁判所命令で、子供たちに父親だと名乗れなくなっており
毎朝ここで見守るのみだった。
舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
マグマ大使・完
「朝よ、起きなさい。五分刈り君と学校に行くのでしょう」
母の声にガリガリ君は目を醒ました。
バニラクリームに混ぜ込んだソーダ味の香りが鼻腔をくすぐる。
ガリガリ君はアッという間に氷塊カチワリとレンガ乾パンを
じょうぶな歯でガリガリと噛み砕いて食べた。
そしてガリ版刷りのガリガリ新聞にざっと目を通す。
「少子化対策に政府の新奨励コロコロ法……か。
……人間は当たりが出ればもう1本、というわけにはいかないと思うけどな……」
ちっ、なぜか舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ガリガリ君・完
862 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/17(金) 11:58:48 ID:6ygfjsT0
冨樫!起きなさい!冨樫!
返事がない。ただのしかばねのようだ。
ハンターハンター 完
/;;;;;'''';;ヽ
l (::ll)(::ll)
ヽ ◇ノ |l はーすっぽん
l| /;;;'''';;ヽ すっぽん
(::ll)(::l l)
//_ノフ ̄\ノフ
| (__ノ ̄ ̄ |ノ
| |  ̄ ̄ |
ヽヽ、 ̄ ̄ノ
(/ ̄ ̄ヽ)_
ー' ー'
864 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/24(金) 17:59:42 ID:Elo+0whN
冨樫!起きなさい!冨樫!
返事がきた。ただのしかばねがよみがった。
魁!男塾 完
「よしひろ!よしひろ!起きなさい」
「うっ・・・ダメ、もう描けないよ」
「何を寝ぼけてるの?起きなさいってば」
「・・・え?母ちゃん?あれ?蟻は?」
蟻・・・いや、もっと大きくて強くて恐ろしいもの
それを僕は生み育てていたんだ
僕の思うままに動くはずだったそいつは
いつの間にか僕の力では押さえきれなくなって・・・
でも本当に恐ろしかったのは蟻じゃなくて
僕のまわりで僕をけしかける姿のない無数の声だったような気がする
ちっ、なぜか舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
YOSHIHIRO×YOSHIHIRO・完
866 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/25(土) 00:19:22 ID:zGFH0X5t
「起きろ!演習所に付いたぞ!!」と叫ぶ伝令兵。
側にある新聞を広げたら日本で汚職事件
チッ・・・・
「それにしても戦争が融合した夢を見ていた気がする。」
ジパング ー完ー
これでどうだ?
867 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/25(土) 00:22:21 ID:zGFH0X5t
「ゾロリさん!!もう朝ですよ!!」
ーミャン王女の朝からの元気な声
そうか、昨日はこの子がゲームから出てきたんだ・・・・。
その場にあった昨日の新聞を広げるとブルル製菓が取引法違反で逮捕という記事
元気な王女の手に惹かれて商店街へ
「長い夢を見ていた気がする・・・・。」
かいけつゾロリ ー完ー
868 :
愛蔵版名無しさん:2007/08/25(土) 00:24:10 ID:zGFH0X5t
「もう朝時ですよ。」
ー妻の声に起こされる。
側にあった新聞記事を開いたら自動車事故
「なんか車に襲われた夢を見ていた気がする。」
激突! ー完ー
「一平起きろ時間だぞ。」
同室の同僚の声に一平は目覚めた。
枕元のグラブを手にする。
「昨夜はいい試合でしたね。猿山さん。」
一平は、同僚に語りかけた。
「試合?お前何言っているんだ?それに何を持っている?」
「え?グローブですけど?」
「お前の持ち物はこっちだ。」
同僚は、竹刀を投げ渡した。
「さぁ、早く制服に着替えないと引継ぎに遅れるぞ。先に行くからな。」
一平は、やっと目覚めた。
猿山も犬井も日上も居ない現実の世界
一平は制服に着替え、自転車で出署するのであった。
(でも九十九里五作が出てこなかったな・・・)
「一平!」完
「おねぼうさん、おにいちゃん、起きなさい!」
妹の声で目が覚めた。朝か。
ローズティーの香りが鼻腔をくすぐる。
しまった、エロ本は!?辺りを見回したが隠してあって一安心。しかし最近はどうも隠し場所が微妙にずれてるような気がするんだが、気のせいか?
「今日は川に行くのよ。いっぱい日焼けするんだから」
妹は新しく買ってもらった水着を着たくてたまらないらしい。
このおてんばが貧血のか弱い少女?。ありえねーぜ。変な夢だった。
自分たちがのろわれた吸血鬼の一族でイギリス中を旅して回っていたなんて。
それにしても、長い夢を見ていた気がする。
さて水力発電用タービンブレードの設計の続きに取り掛かるか。
ポーの一族・完
「むにゃむにゃ・・・孫くん・・トランクス・・」
「起きて下さいブルマ様、到着致しました」
ブルマ「・・!?・・え!?何の事!?孫くんは!?」
ザーボン「はあ・・何か夢でも見ていらしたのですか?たった今ナメック星へ到着致しました」
ブルマ「えっと・・どうするんだっけ?」
ザーボン「まずはその辺にいるナメック星人からDBの事を聞き出してみましょう、恐らく数人殺せば聞きだせる物と思います」
ブルマ「そうだったわね・・ザーボンさん、上部ハッチを開けなさい」
ザーボン「かしこまりました!」
ドラゴンボール THE END -おしまい-
872 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/02(日) 02:40:16 ID:s3vZpBwx
(・∀・)ニヤニヤが倒せない。 どゆこと?
「わたしはうちゅうさいきょうだー!・・・ッあれ?」
目覚めるとそこはいつもの病院の天上と姉クウラの顔があった
呆然としながらトドロキ叔母さんと友達の5人組が見舞いに来てくれたらしい
話を聞きながらふとあることに気づいた
フリーザ「あれ 星型の石は?」
星型の石はクウラがフリーザのために集めていたものだった
7つそろえば願い事がかなうというおまじないも教えていたのだった
姉の話によると逆髪の先生が捨ててしまったらしい
フリーザ「・・・おしかったなあ」
フリーザは深く肩を落とし大きくため息をついた
クウラ「残念だったね どんなお願いするつもりだったの?」
フリーザ「ふろうふし・・・そうすればこれ以上入院しなくて良いし
パパやおねえちゃんとずっといられるから・・・」
クウラは後ろを向くと肩を振るわせた
フリーザ「見てお姉ちゃん!きれいな花火だよ」
妹の言葉で窓を見るときれいな花火が上がっていた
クウラ「フリーザは本当に花火が好きだね・・・」
花火の儚さが妹と重なって見えてしまうのであった
フリーザ「うん・・・ッゲホ ゴホっ」
突然フリーザは吐血してしまった
クウラ「!? フリーザどうしたの?フリーザ!」
フリーザは薄れ行く意識の中で
先生を呼びに行く姉と父コルドの姿を見た
フリーザ「いかないで・・・お姉・・・ちゃん」
呼吸器が取り付けられると体か浮いているような感覚になった
夢の中にあったメディカルマシーンに似ている
そう思い出すフリーザだがすぐにすぐに掻き消えてしまった・・・
コルド「フリーザ!」
クウラ「フリーザしっかりして・・・」
「・・・心拍数は・・・ 53です・・・」
時々聞こえる周りと声ももはやどうでも良くなってきた
ただ このまま眠りたい・・・もう休みたい・・・
その思いが強くなってきた・・・
そして 少女は空の星になったのであった
消え行く意識の中でフリーザはなぜか宇宙にいた
となりには大好きな姉クウラと父コルドとともに・・・
見るとそこには美しい地球の姿があった
フリーザ「あれが地球だよ・・・パパ・・・」
この物語は広大な世界の幼い少女の
小さな最後の願い事だったのかもしれない・・・
ドラゴンボールZ フリーザの願い編 完
長文 ダメ文スマソ
ドラえもん…… 今ね…… ボクは
とても楽しいスレを見てたよ……
/ ̄ ̄ ̄ ヽ
__ /ヽ)―- 、 l
,―γ ___ヽー、 q`´ハ ミ ヽ }
| ̄ ̄| | |(/),(ヽ)| | ̄ ̄| <_))_, | /
| ヽ (6 ー ) ノ | ヽ ___/_ノ
-――  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄――- (t) ̄ ̄ ̄|
| ,―  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ― 、 | (/_ )/ / |
| | | | ( ) ○ |-o
| | | | `ー―― ´
| | | |
| | | |
「あれ…………ここは………………?」
「目が覚めたんだね、しんちゃん……」
「………太郎くん……………?
ボクは……………
!!
そうだ!こんな事をしてられない!
法案を通さなきゃ!
ボクは自民党の総裁、日本の首相なんだから!!」
「………夢を見ていたんだね、しんちゃん……」
「え?」
「君が倒れてからもう5年も経つんだ。
今の日本の首相は共産党の党首なんだよ?」
883 :
愛蔵版名無しさん:2007/09/20(木) 17:28:56 ID:/hgxM4GA
「お姉ちゃん、起きてー。学校に遅れるよー」
妹の声に大崎ナナは目を醒ました。朝食のいい匂いが食欲をくすぐる。
お皿が運ばれるまで携帯のメールにざっと目を通す。学校の友人達の恋愛や愚痴で溢れていた。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする、早く素敵な彼氏作りたいな。)
NANA・完
大崎ナナを一ノ瀬奈々脳内変換お願いします、素で間違えました
/⌒i_
VYヲ
| ゞニコァ=====
| | 彡
|ニ|
|_| ブ ブ
. | | ン ン
┌|+| ・ ・
| .| | ・ ・
886 :
愛蔵版名無しさん:2007/10/28(日) 01:41:58 ID:q6+WPrDc
善次は目を覚ました。
辺りにボトルが散乱している。
夕べ酔った勢いで「おらといっしょにぱらいそさいくだぁ〜」と
言ってしまったがために、キャバクラ「ぱらいそ」へ離れのものどもを連れてこなければ
ならなくなった。
金のありそうな重太が「おらも連れて行ってくだっせ」と言っていたが無視した。
誰かが近づいてくる。
マネージャーのサン・ジューワンだ。
「お客さん。お支払いは?」
「生命の木」 完
オチが目に入らないくらいに「おらといっしょにぱらいそさいくだぁ〜」にウケた。
888 :
888:2007/11/07(水) 23:17:41 ID:???
「おばあちゃん! しっかりして下さい! もうすぐ病院につきますからね!」
救急車の中で かすみのおばばは、目を覚ました。
拾い喰いした「十円のチョコ」の包み紙の香りが鼻腔をくすぐる。
もうろうとした頭で おばばは ふところの中の「龍煙の書」を確かめようとする。これを売れば大金を手にすることが出来るのだ。
……が、無かった。ふところの中に入れたはずの「龍煙の書」が無いのだ。
おばばは救急隊員たちに毒づいた。
「こらっ! 龍煙の書は私の物だよ! さっさとお返し!」
救急隊員たちが おばばをなだめる。
「十円のチョコ?おばあちゃん、そのチョコはね、毒入りだったんだよ。ホームレスの老人を狙った犯行だったんだ」
それを聞いたおばばは、拾い喰いしたことを思い出し落胆した。
『なんだって!? せっかく町にアルバイトに出てきたのに…… これじゃ役に立たない年寄りは捨ててしまえ、と云わんばかりじゃないか……』
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
風の石丸・完
/ ̄ ̄,.、ヽ
|___| | |ト |_|
`Y゙ ̄(゙)_(゙)
/ ̄べ
/ \ ヽ
と二二づ
「浅倉さん!棺が出るわよ。あなたを甲子園へ連れて行くと約束した人たちの棺が……」
「え!? 人たち? 事故で死んだのはカッちゃんだけでしょ!」
「たしかに試合中の殺人は事故で処理されたけど…… あれは事故とは云えないわ!」
理事長の声でようやく浅倉南太郎は、外道高校との凄惨な試合を思い出した。
「そうじゃーっ!そうだったんじゃーっ! ゴリラもイタローもチクワブもハヤミも みんな死んだんじゃーーーっ!」
試合を思い出してくやしそうに舌打ちをした教頭が、野球バカの浅倉南太郎の肩に手を置いて慰める。
「しかし校長、ケンカ野球戦士たちが ゴリラたちの無念を晴らしてくれました! 誉めてやってください。とくに十兵衛くんを」
「おお、そうじゃったーっ! よくやってくれたー 十兵衛くん! ありがとう十兵衛くん!」
そして教頭も十兵衛の手を両手でつかみ、涙を流しながら礼を言った。
「本当にありがとう!十兵衛くん!」
やがて十兵衛は、そんな夢を見ながら刑務所の中で静かに息を引き取るのだった。
地獄甲子園・完
891 :
愛蔵版名無しさん:2007/11/14(水) 22:06:32 ID:9QBp85NB
途中まで「タッチ」だと思っていた俺の負け。
(手をたたく音)パチパチパチパチパチ
パチパチパチパチパチパチパチパチパチ
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
パチパチ
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
埋める
埋める
埋める
埋める
埋める
なに?いきなり。
オレも埋める
んじゃ、オレもウメ星。
「ううー、オレは天才だぁっ! それなのに なぜだ!? なぜ、みんなオレを天才と認めないいい?
あの三兄弟なんか 一人は オマケじゃないかーっ オレは天才だぁ! オレを認めろーー……」
*
「……起きろ、万引き犯! 調書をとってる最中に寝るんじゃない!」
目ん玉つながりのおまわりさんの声で、東大を主席で卒業した野口英夫は目を覚ました。
机の上のカツ丼の香りが鼻腔をくすぐる。
かたわらに置いてあるスポーツ新聞の見出しに目がいった。
「『バカ田大学の三羽カラス、またもや天才ぶりを発揮』 か……
三兄弟じゃなくて三羽カラスだったか……」
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
栄光なき天才たち・完
いま数えてみたら 50個もネタ書いてた。
3−863こち亀テライ 10 ポケモン 20恐怖新聞 51ドラえもん
56やる気まんまん 82ワイルド7
183JIN―仁 208火の鳥 222座敷女 249スーパージェッター
442・443 リツ子 448黄金バット 470男塾 482いなかっぺ大将
494おそ松くん 496マーズ 497包丁人味平 530巨人の星
577ゆうひが丘の総理大臣 582あげ
587デビルマン 596あげ 600 ロボこみ 627 まいるど7
632 告白 637 妖怪人間ベム 642あげ 643岡崎版
646鉄鍋のジャン 657反日マンガ
659レインボーマン 660幻魔大戦 661バキ 662 ゴルゴ13
663 男おいどん 664魁!!クロマティ高校
665魁!!クロマティ高校 刑事編
667 竹田副部長 687銀河鉄道999 713 花形
747バーチャファイター 766 デロリンマン 776 えの素
804あげ 860 マグマ大使 861 ガリガリ君 881あげ
888 風の石丸 890 地獄甲子園
900 栄光なき天才たち
スレたったの2年も前だったんだなあ。
「お父さん、起きてー」
娘の声に私は目を醒ました。どうやら夢を見ていたようだ。
年甲斐もなく自分が総理大臣になった夢などを見てしまった。
だが、夢とは相違ない点があった。
日本が腐っていることである。
この国にはもはや未来はない。陰謀と欲望とが渦を巻いているのだ。
弱者は暴力に支配されている。
私に出来ることといえば、息子の優二に息子の優子、
その婚約者の東堂君とのささやかだが幸せな暮らしを守って行くことくらいである。
この地震で荒廃した東京で・・・
マーだーライセンス牙 完
ハハハハハハハハ
埋める
「くらえ!孫六ボールじゃあ!」
「!」
白い天井の部屋で目が覚めた。
どうやら夢を見てたようだ。
傍らには・・・「ノブ?」
「! カペタ!おまえ気がついたのか!」
起きたばかりでいまだ頭がハッキリせず記憶が定かでない状態だ。
マネージャーのノブの話によれば、俺はスポット参戦したF1の日本GPで
クラッシュして病院に担ぎ込まれたらしい。
以来半年の間意識がなかったそうだ。 チームからは当然解雇。
実績がほとんどないオレはレースを続ける足がかりすら失っていた。
「命あってのモノダネさ、勝負はこれからだ。」
大事な時期にポジティブ思考できるノブに何度救われたことか。
リハビリがてら街を散歩すると、世間はすっかり変わっている。
聴きなれないロックがどこからともなく流れてくる。
「MCSさ」「MCS?」「ああ、今年いきなりブレークしたバンドさ」
なんとかウェイとかいう曲らしい。
「モナミ、芸能界引退して源と結婚するらしいぜ」「源・・・・」
アイツはスポットのオレとは違いレギュラーでシートを確保してる。
ずいぶんと差をつけられてしまった。
映画館の前を通る。 『鉄拳珍味〜ミト姫の大冒険』が上映中だ。
「あんまり客は入ってないみたいだぜ」「ふーん」
「そろそろ病室に帰るか。オヤジさんがそろそろ到着するころだぞ」
(とーちゃん・・・)
ノブからの知らせを受けて、仕事を急遽切り上げて駆けつけてくれるらしい。
(ほんと、長い夢でも見てた気分だ・・・)
月刊マガジン・完
「姉さん、起きて!学校に遅れるわよ!」
れい子の声にリルカは目を醒ました。
テレビでニュースが流れている。幼女連続殺害事件の犯人はまだ捕まっていないらしい。
「そういえば今日英語のテストが返ってくるわよね?」
れい子がニヤニヤしながらこちらを見る。QUEENをキュエーンと読んだことをいまだにバカにしてくるいまいましい妹だ。
ちっ、舌打ちが漏れる。
玄関の前で竹露と豪人が待っていた。
「れい子、リルカ、おはよう!ねえねえ、昨日のマッドマックス2見た?」
他愛もない会話をしながら学校へ向かう。
今日もつまらない1日になるのだろう・・・
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ゾンビ屋れい子・完
ナイス
908 :
愛蔵版名無しさん:2007/12/15(土) 00:18:21 ID:QqTP7HR/
「ねぇー 飼育係のお兄ちゃん 起きてよー」
子供たちの声に俺はハッと目を覚ました。
「うさぎさんだっこさせてー」
周りには子供がたくさんいる。
どうやら飼育日誌をつけながら寝てしまったらしい。
「ああ いいよ」
「わぁーい!」
(・・・それにしても長い夢を見ていたような気がする)
そうだ、ガキのころからラブリーな動物が大好きだった俺は
努力して動物園の飼育員になって、
「ウサギさんとふれあおうコーナー」担当になったんだ。
中学のころはグレたこともあったけれど、今じゃ子供たちから
「顔はコワいけどやさしいおにいさん」と呼ばれてる。
まったく、毎日ウサギにかこまれて本当に幸せだ。
それにしても、どうして夢の中のオレはサラ金の社長なんて
やってたんだろう???
闇金ウシジマくん 完
「リョウ君、起きて 実験が始まるわよ」
ミチルさんの声に俺は目を覚ます。
白衣に袖を通し、仮眠室を後にする。
研究棟に向かう途中、職員達の噂話を耳にする。
総理の乗った車が、学生運動の連中の襲撃を受けたらしい。
まったく、物騒な話だ。
人類、いや、あらゆる生命は その誕生以来、長い争いを続けてきた。
環境問題・・・エネルギー資源・・・
21世紀を迎えようという現在に至っても いまだ紛争の火種は絶えない。
「来たな。よし、早速起動テストを始めよう」
そう言いながら、博士は助手達に次々と指示を出していく。
降り注ぐ宇宙線を無公害のエネルギー源に転化して活動する巨大ロボ。
この実験が成功した時、人類は永劫の戦いから解き放たれ、
繁栄に満ちた将来を約束されるハズである。
そして、このロボットが宇宙へと乗り出した時、生命は新たな進化を迎えるのだろう。
ふっと、頭に浮かんだ発想のスケールに、思わず自嘲する。
(さっきの夢のせいか? それともコイツを目の当たりにしているからか?
突拍子もない考えばかりが浮かんできやがる・・・)
緑色のふたつの瞳が、こちらの妄想を笑っているように感じた。
ゲッターロボ 完
911 :
愛蔵版名無しさん:2008/01/06(日) 02:45:46 ID:RlmnFsEW
「・・・ハヤテ〜。遅刻するわよ〜」
母さんの声で目が覚めた。
学生服に袖を通し1階へと降りる。
「おはよう。・・・あれ?父さんは?」
「今日は朝から会議ですって。」
「ふ〜ん・・・あっ!今日は朝連だった!行ってきます!」
「ちょっと朝ごはん・・・」
僕は弁当を抱え足早に家を出た。その途中女の人とすれ違った。
「お早うございます。」
キレイな人だな〜。確か近所の白皇って学校の生徒会長だっけ。同い年なのにスゴいな。
「ハヤテくん、おはよう!」
「西沢さん。今日はやいね?」
「うん。マネージャーとして部員より早く行って準備しなくちゃね!」
「じゃあ僕と一緒に登校するのはまずいんじゃ・・・」
「・・・そうだね・・・じゃ、先行ってるから!」
行っちゃった・・・しかし速いな〜。僕より速かったりしてw
「おい。」
「?どこから声が・・・」
「下だ下。なぁお前白皇学院を知ってるか?」
「白皇?行った事ないから詳しくは・・・あっ、さっき生徒があっちに行ったけど?確か・・・生徒会長だったかな?」
「ヒナギクが?そうか、呼び止めて悪かったな。じゃ」
かわいい子だな〜。小学生かな?
あれ?あの子どこかで・・・確か今朝の夢に出てきたような・・・気のせいかな・・・
ハヤテのごとく! 完
912 :
愛蔵版名無しさん:2008/01/20(日) 21:11:39 ID:KMyWV0po
「おい、儀路起きろ!」
儀路は目を覚ました。
飯盒炊爨の飯の匂いがする。
「あ、ケロロ軍曹。おはようであります」
「誰が、蛙だ?俺の名は毛呂だ。ケロロじゃない。」
「申し訳ないであります。」
儀路は素直に謝った。鉄拳制裁よりは頭を下げたほうがましだ。
「いいから、さっさと顔を洗って来い。」
毛呂軍曹は儀路に言い渡した。
今日は玉砕の為に下士官へ朝食の支度をしている。
あぁ、戦争が憎い。
そう思う毛呂軍曹であった。
時に昭和20年7月の出来事である。
「ケロロ軍曹」完
途中まで「ああ全然知らないマンガだ」と思った。
「王サマ!起きて下さい!裁判に遅れちゃいます!」
マナの声にアテムは目を醒ました。香水の香りが鼻腔をくすぐる。
罪人が運ばれるまでにざっと書簡に目を通す。何だかとても懐かしい。
ナイル河が遠くきらめいていた。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
遊☆戯☆王 完
「おい、起きろ。」
朦朧とした意識が徐々にはっきりする。
そうだ、自分は「うつつまくら」で夢の世界に行ってる間にスパイに襲われて・・・
そういえば、宿題はどうなったんだ?
辺りを見回すが、自分の机がない。それどころか、自分の部屋でもないみたいだ。
心配そうに見ているパパとママに聞いてみる。
「この世界では、夏休みは後どれだけ残ってるの?」
「あんた何いってるの。あんたは正月に、はねつきの羽をとろうとして屋根から落ちて、
そのまま仮死状態に・・・」
頭がくらくらする。
「じゃあ、ドラえもんは?」
「何それ?そんな人しらないわ。うちは三人家族でしょ」
・・・いったいどれが夢なんだ。
ドラえもん・完
916 :
愛蔵版名無しさん:2008/02/17(日) 07:08:07 ID:v34lP+Rs
さて、そろそろ1000を向かえるにあたって
ベスト5を決めませんか?
そして出来ればパート2への橋渡しましよう。
パート2か
サロンに立てたほうがいいだろうね。
ゲゲゲの鬼太郎と恐怖新聞とサイボーグ009を推す
「金田君、起きなさい!」
いつも静寂を保っている教室に、珍しく甲高い声が響き渡る。
「えェ!?」
金田と呼ばれた少年が起きた勢いで、側に置かれていた筆箱が大きく跳ね文房具が散らばる。構わず、金田は先生をみた。窓から差す光が寝ぼけ眼を刺激する。
先生は、何事もなかったのように授業を再開した。
「金田君、元気出しなよ」
血気盛んな年頃である筈の高校生が集まる教室とは思えないほど静まりかえっている休み時間、それを崩さないように、甲斐はこっそり話しかけてきた。
憧れの慶先生に注意されてしまったから落ち込んでいる訳ではない。
ただ、この時期になると亡くなった弟を思い出す。
あたりを見回す。読書に勤しむ者、勉強に励む者、机に伏している者が大半だ。
そんな風景を眺めつつ、何故か「バイクの免許でもとろうかなァ」と呟いた自分に驚いた。
「えっ!?それは駄目だよ」
甲斐からすぐ否定が入る。当然だ。そんな事をしたら退学になってしまう。
それより来年の受験のために勉強だ、と呟きながらいつものように教科書を開く甲斐と同様、金田も勉強を開始する。
(それにしても長い夢を見ていたような気がするなァ・・・)
AKIRA・完
921 :
愛蔵版名無しさん:2008/03/13(木) 22:42:42 ID:h6vh4Pww
「コラ、近藤!!仕事中に居眠りするな!!起きろ!!!」
川西部長の声に静也は目を醒ました。隣の男が走らせるペンの音が鼓膜をくすぐる。
慌てて新作下着のデザインを考える。もうすぐ新製品のプレゼンテーションだ。
「近藤君。鬼州興業の坂本さんって人から電話があったわよ。」
オフィスのマドンナの秋野さんが呆れた表情で話しかけてきた。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(ああ〜、また借金の取立てかよ。どうせなら俺もヤクザの息子とかに生まれたかったなぁ・・・。)
……それにしても、長い夢をみていたような気がする。
静かなるドン・完
「あなた、起きてー。公司に遅れるわよー」
妻の声に烈海王は目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
お膳が運ばれるまで朝刊1面にざっと目を通す。日本人男性の断種開始か。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
バキ・完
「あなたが、コミックLOの編集長ですね。御同行ねがえますか」
捜査当局者の声に野田正修は目を醒ました。徹夜明けの黄色し太陽が網膜を焼いてくる。
校了が終わった原稿達をざっと頭で思い返す。児童ポルノ単純所持規制法によって表現の自由は封殺されたのだ。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い祭をみていたような気がする)
コミックエルオーLO ・完
その野良猫は身を刺す寒さで目を醒ました。
ここはどこだろう?辺りを見回し、そこがかつて「仲間」と共に過ごしたあの廃工場と気付く。
(・・・長い夢を見ていた気がする)
その夢の中で自分は二本足で歩き、ヒトの言葉を使い、とんでもない事件を毎日のように起こしていた。
うざったい二頭身の科学者も、やたら横柄な八頭身の奴隷ロボも、何かと突っ掛かってくるあの超能力少女も、
全て夢の中の住人だった事にわずかな安堵感を覚える。
それにしても寒い。そう思うと冷たい雪が鼻の頭に触れた。
(オイラは、ここでこのまま雪に埋もれて凍え死ぬんだろうか)
寒さを凌ぐ為、不法投棄されていったゴミの中に潜り込む。
僅かな隙間に身を落ち着け、ふと見れば丁度目の前に弱々しく光る壊れた電気スタンドがあった。
(お前も一人なんだな・・・)
先ほどとは違う、妙な安堵感が彼の心を包んだ。
今にも消え入りそうな光だったが、不思議な温もりを感じる。
(こんな夜も、悪くないな・・・)
そんな事を考えながら、彼は目を閉じた。
サイボーグクロちゃん・完
926 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/11(日) 06:52:10 ID:2VXCnqU1
あ
927 :
愛蔵版名無しさん:2008/05/11(日) 06:56:45 ID:Uz85Nlb0
「ほら、もう起きなさい。ご飯の用意が出来てるわよ」
「……あ。姉上?」
「あら、どうしたの、そんな呼び方して。なにか夢でも見てた?」
「夢……」
(そうか、夢だったんだ。全てが夢。貴族たちを滅ぼし、銀河を手に入れ……
でもいいや、姉さんがここにいてくれるほうが幸せだ)
「ジークが迎えに来るまでに着替えて学校に行く用意をしないと。それともまだ夢を見足りない?」
「ううん、もう充分見たよ!」
銀河英雄伝説・完
ラインハルトは姉の顔を見て、皇帝の寵姫に連れて行かれるなんて
絶対にないな、と安心したのであった。
めいわく荘の人々だっけ?ダブルで夢落ちした漫画
ええっ!?
932 :
愛蔵版名無しさん:2008/06/12(木) 01:20:25 ID:voUsk0Co
むか〜し、むかしありところにおじいさんとおばあさんがいました。
夢か。
928の銀英伝うまい!原作の名セリフも入ってるし。
そっちのほうがラインハルトは絶対幸福だったろうね。
ただ929の描写だと、アンネローゼが不美人ということか?
以下、チラ裏が嫌いな人は読まないでください。
願わくば、俺の今の状態が夢であってほしい。
難病にかかって歩行困難になり、ほぼ100日も休職中(実質)なのだ。
職場復帰できるかどうか。
鯖落ちてログ消えるかと思ったげな。
935 :
愛蔵版名無しさん:2008/06/19(木) 21:58:14 ID:DFyIBbfy
パート2もつくろうよ
もう、ネタが無い。・゚・(ノД`)・゚・。
937 :
愛蔵版名無しさん:2008/06/26(木) 21:24:40 ID:dKBZi3xz
「カズフサ、起きな。学校に遅れるよ!」
妻の声にカズフサは目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
お膳が運ばれるまで朝刊1面にざっと目を通す。
本場アメリカを自称する定食屋で大量の食中毒者発生か、うちの近所じゃないか……
ちっ、舌打ちが漏れる。
そういえば今日はうちの生徒からイジメ相談があったな
懐かしい、俺も学生の頃はよくイジメられて引き篭もったものだ
しかし思えば俺が子供の頃からの夢だった教師になれたのも
幼馴染である妻、庵子がずっと傍で自分を支えてくれていたお陰だ。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ラブやん・完
もうこうでも書かなきゃやってらんねー
…ハッ
「ま、マズイ!今日は午前中からリハビリが…」
あれ…どこだここ…
ガチャ
「ハルコさん…?」
「さ、桜木君!目が覚めたの!?」
「目が覚めたって一体…ここ、どこすか?」
あれ?俺の髪伸びてる…?「ごめんね、あたしのせいで…桜木君、ボードに頭をぶつけた後頭から床に落ちちゃって…ずっと寝てたんだよ!4ヶ月も…」
寝てた?4ヶ月…?
「だ、だってインターハイでヤマオーと…」
「…?桜木君、なんで山王がインターハイで優勝したこと知ってるの?」
ヤマオーが優勝―!?
「そそ、そんなバカな!
「うん…残念だけど、陵南も海南も山王に負けちゃったの」
ハルコさん…それどういうことっすか…?俺はずっと眠ってた…?ジイも野猿も、センドーもフクちゃんもボス猿も…夢だった…?
「でも山王を知ってるなんて、桜木君ホントはバスケ部だったの?」
「あ、いや、ハハハ…」
「ねぇ桜木君、目を覚ましたばっかりでこんなこと非常識かもしれないけど…バスケ部に入らない?」
「えっ?」
「あたし、桜木君は湘北に必要な人だと思うの!」
―ドクン
「あ、ご、ごめんね。桜木君の自由だから…」
今までのは夢―いや、夢じゃねぇ!
「やります、ハルコさん。俺、好きです。大好きです、バスケット」
スラムダンク・完
今週号の少年サンデーの、「ザ・ムーンのなく頃 告白」は良かった。
まさかザ・ムーンが中学二年の夏休みに描かれたものとは知らなかった。
作者が周囲の反対を押し切って漫画家を志したことや、
マガジン編集部が、サンデー編集部をお情けで生かしておいていたという
当時の世評なども分かりやすかった。
♪ムーン ムーン、ムーン ムーンと 哭ーくーんだよ〜( ^ω^)
*
呼び鈴が鳴った。ピルルル……
「糞虫! 起きたか? ジョージ糞虫!」
「こ、これはサンデー編集部様!? へへーっ!」
「糞虫! オマエは何だ?」
「へへー、糞でございます。この世でもっとも卑しい糞でございますぅ!」
「よし、ページを分けてやる」
「ははーっ! こ、これで食いつなげますぅ! サンデー様のため、マガジンの内田編集長にも毒を盛れまするぅ」
「毒を盛るだと? 出すぎたマネをするな、糞虫! これでもくらえっ!」
ムチが鳴く。
ピシッ! ピシッ ピシィッ!
なんだか心の中で泣けてくるジョージ。
「いてて。(この糞編集が! マガジンでの連載がギャグばかりでなきゃ、こんな馬鹿サンデーなんかの仕事なんざ請けねえのによう。
毎度毎度こんな馬鹿ばかりよこしやがって) 痛ぇ」
ムチの音に紛れて舌打ちをした。
「ちっ、(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)」
ザ・ムーンの頃・完
ブヒィ! ブーヒ ブヒ ブヒー ヒッヒィ!
941 :
939:2008/07/07(月) 17:52:24 ID:???
おっと、「世評」じゃなくて「世相」な。
>>939 少年マガジンの連載はギャグばかりでもありませんよ。
サンデーでザ・ムーンが連載される前にマガジンでアシュラが連載されてます。
/ / / ヽ ヽ
/^ 7 / // i /| .ト、 !ハ .
,′// }. |ハト、{ヽ! ヽ! ヽト/ハ ! !
三 | / / | ハ ,=、 =、 ☆ | |
_| / ミ /ノ,, ,, ___ ,, | ! j|
\ /三L」 ミ / 二コ、ヽ . _ .ノ ,イ / . ′
X/ .| | ミ / xく | > ┬ イリ. / /
// \ | |__ / .!斗―/.! / ./ /__{
.{_ __ / ̄ヽj 从| トイヽ_/{ { ∧
 ̄_ {___人 / /` .。ノ ___ \
//∨ } \< / ′ ※亠‐┐ 〉
//ミ ノ_人 \{ { j!| }|/!
なんの関係も無い、どーでもいい、しょーもないAAを貼ってる奴は
なにが面白いんだろう
そこへ来た証にスプレーでらくがきするというか、
イヌが電柱に小便するような感じでしょう。
動物学でいうマーキングだな。
「山田先生、起きてください。そろそろインタビューアーがお見えになる頃ですよ」
美人秘書の声で山田は目を覚ました。
光合成エアコンの軽い起動音が耳に心地よい。
「ああ、そうだった。師匠のインタビュー漫画の最初のゲストに選ばれてたんだった」
「それから今日の国際環境会議に出席して声明を出すことになっています」
「ええ〜! いいよ、もう国際会議は。声明文は他の人に読んでもらえば。 今日はボクのファンの新人漫画家たちも連れて来るって師匠は言ってたし」
「いけません、もう花束を渡すハリウッドスターも現地入りするころです」
かたくなな秘書に山田は朝食を用意させる。
「ふう、ボクの呼びかけに全世界が動いてくれて、 環境問題がいっきに良い方向に動いてくれたのは嬉しいんだけど、
……たまにはファンとのひとときも大事にしたいよ」
朝食をとりながら新聞にざっと目を通す。
「ウチの下部組織になったグリーンピースが またテロまがいのことをやったのか…
しかもボクのためだと言いながら… やれやれ、ボクはテロなんて望んでないのになあ」
ちっ、舌打ちがもれる。
「おや?カリー先輩がまたボクのことほめてる…… 今度は何の件だろう?」
ふと山田は、眼下に広がるエコ・ビル群に目をやった。
「企業の本気の行動力ってスゴイな。 最初は誰もが不可能だと言っていたスーパーエコシティを
こうして現実のモノにしちゃうんだもんな……
まあ今の自分があるのも、企業がボクの超本気に気づいてくれたからだな。 一時は掲載誌が廃刊したりしたのに……」
山田は今まで自分を信じてやってきて良かったと思った。
(それにしても……ずいぶんと長い夢をみていた気がする……)」
絶望に効くクスリ・完
〉/ _ __
-乙 ヽ( ・)○)⌒v⌒) | |____________________| ̄|
ヽ< 2 / | 〈 ..| | | | ( i^
ーi 彳_ / ヽ ` | | | | | 〉〉 )
/] 廴, ー' |_| | | |__// /
〜┤ <_'k ー- ' | | | |__/ 〈
>- ,y ―――― | | | | )
「`-! T〈 ` .| | | | ̄ ^ー
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― ―
「アレェ? さっきタラバカガニの家族に、使ってないほうの屋敷を
めぐんでやったように思ったんだけど…… えーと、あの家族はどこに?
そもそも ここが私の長年住み慣れたところだったっけ?
なんだか長い夢をみていた気がする……」
>>946 「!」や「?」の後にひとつ空白を入れるのはいいけど
句読点や三点リーダーの後は空ける必要無いよ。
この漫画知らないから感想は書けん。すまん。
_, - ── - 、__
/⌒´ ` ー- 、
/ \
/ fWl从l \ 鈴
j | トl ヽ 木
/ │ lハ、 l、 `、 先
l jl ハ , ヽ \ │\ヽ l 生
| /l| /==''ヽ八ヽ \{==ミヽ、 . │ :
jl l|/j /;三ミヾヽ ソ´;テ三ミヾ\ . l| :
{l k{ lィ代砂ンッY⌒^{ 、弐砂ンッ ハ ハl| だ
Vハヘl{ ´ ̄彡/ | ヽ ヾミ ̄ ´/ ! レ'^ヽl, と
{{`ヽト----‐'′j `ー---‐'′ | |{ } } ?
`いハ /{ -、 ! lハソ /
ヽ.! ヾゝ ij { '´ /
`ヘ _ ___ /ト‐/
ヽ ´ ___ `` , イ,'l /
\  ̄ / '/ j〈
〉 、 / /⌒ヽ
{ヽ、` ー- < -‐ ´ {、
おッ
r'´こ}__ __
,ゝ-ベ_ノニ´ )‐-、∠、
/ `ーベ`ヽ、 ^!
`T''ーニ二._ ̄ ン、`マ 引き揚げ時に船が沈んで
ノ'爿 ̄`;nニ { >く 日本の土を踏めずに死ぬのかと思ったが、
f´ ̄,ゝィァ、_) V ,< j それは ただの夢でしたのだ。
ょ;ド;¬コヽ._` ヽ 、 、 t-' fYフっ
Eて ,ゞヽ、 _ `にコ个ヾ .} ,イ ヾ⊇
⌒く, \ヾ. Y´)_,r'′_,〃 ヒ-‐^''′
. `ソ `'テ=r‐''"´ ,/
/\,_ L;/ _,/
r'こト、ん `ンーァー''7′
ノこ.メ/′`ヾ,_/_,ム==、、
にニノ.j. ,..、 ` ,ハ,_ (ふ
゙弋ノ ̄ `ー-< 〉`ー≦ノ
952 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/08(金) 06:00:24 ID:kC9l3lqj
バカボンは目をさました。
そこにはもう、パパもママもニャロメもベシもケムンパスもいない
寂しい世界が広がっていた。
バカボンは足元を見つめる、輪郭がぼやけやがてバカボンも消えてしまった。
そしてそこには誰も居なくなった。
「天才バカボン」永遠に完。
赤塚先生のご冥福をお祈りします。
953 :
愛蔵版名無しさん:2008/08/08(金) 06:11:25 ID:lOel50Mz
枯葉散る白いテラスの午後3時じっと見つめてほしいのよ特別の愛での
哀しい歌詞が印象的だった元祖天才バカボンのエンディングテーマだが
赤塚先生の壮絶な晩年を暗示させるようなもの哀しいものがあります。
「オヤブーン、起きてくださいよぉ。仕入れに行きましょうよぉ」
「……てやんでぃ!」
「わわっ、なに寝ぼけてんスかオヤブン!」
「あれ? デコッ八か?」
「他に誰が居るってんですよぉ」
店のシャッターを引き開ける。空はまだ濃い藍色だ。
「うーん、今日も一日頑張りますかっ!」
大きく伸びをするア太郎の前を一匹の野良猫が横切る。
「お、ニャロメ……って、なんだよニャロメって」
まったくけったいな夢を見たもんだ。
ネコやら毛虫やらカエルやらタヌキが喋ってんだもんなぁ。
バカバカしいったらありゃしねぇ。
おまけに幽霊だとさ。とうちゃんの幽霊! けっ、居るわけねーだろ幽霊なんて!
そうだよ、居るわけねーんだよ幽霊なんて……
寂しいんじゃねーよ、そんなんじゃねーよ! オレは一人でも大丈夫だよ!
いや、デコッ八と二人でやっていけるんだよ、だから…だから心配なんてすんなよ、とうちゃん……
もーれつア太郎・完
>>946 >光合成エアコンw
リチウムマイナスイオン電池を内蔵すれば太陽光のない夜間でも快適。
「聞こえるのですか?私の声が聞こえてますか?天野さん、企画会議中ですよ。起きてくださいよ」
新人記者の古瀬村の声に天野は目を醒ました。
室内のタバコの香りが鼻腔をくすぐる。
古瀬村が天野に得意気に言う。
「もう、夢を語るのはここまでにしようとか言ってたのに、早くも次の夢でも見てたんですか?」
気の利いたジョークのつもりらしかった。
いらっとした。連日の寝不足から不覚を取ったことがくやしい。
手元には「期待の新人たち」というテーマの資料が配られていた。
その資料にざっと目を通す。
「年齢制限付きの日中韓か……ほう、ネット中継もか」
企画について説明する古瀬村。
その声を聞いていたら、なぜか天野は舌打ちをしてしまった。
してしまってから天野はあせった。
(おっと、いかん。皆に聞かれてなかったろうな)
難しそうな顔をする天野。大丈夫のようだった。
(ふうむ、それにしても……ずいぶん長い夢をみていたような気がする……)
ヒカルの碁 北斗杯編・完
あれ?どこだここ。とりあえず保守。
「ナオコ、ナオコ起きなさい。ステージの時間よ」
マネージャーは、ナオコを起こした。
どうやら、うたた寝をしていたようだ。
ここは、倉庫のような控え室。埃っぽい空気が鼻に付く。
ドサ周りをやるようになってどれくらい経つのだろう。
あの時代に帰れたらそれはそれで幸せかもしれない
それとも、あれは長い夢だったのだろうか?
そんな事を考えながら
ナオコは舞台衣装に着替え、プラスチック製ビール箱の上に立つのであった。
あしたのナオコちゃん 完
『…次のニュースです。昨夜未明、桂木誠一さん殺害容疑で会社員の男が逮捕されました。
調べによると容疑者の自宅から犯行に使用されたものと同じナイフと血のついた手袋が見つかり……』
隣の居間からテレビの音が聞こえる。いつの間に眠ってしまっていたのだろう。
床にはほとんど手を付けていない王美屋のフルーツケーキ。頭がまだはっきりしない。
そう…お父さんが殺された。あの優しくて頼りがいがあって、時々理数系の頭をのぞかせたお父さんが…なぜ?
「本当にありがとうございます、刑事さん。これで私も娘も、あの人も救われたと思います」
「いやいや、こちらとしても犯人が早く見つかって本当によかった」
……この声は、お母さんと…刑事さん?
「…けど、犯人はまだ犯行を否定しているのですよね…?」
「…はぁ。俺もまだ疑問に思うことが残ってるんですがね。動機が見当たらないのもそうですが…」
「やめたまえ、笹塚。これ以上ご家族の方を不安にさせては。アリバイもない。凶器も見つかった。証拠は十分だ。
…ご家族の方には気の毒だが…この世の中には、例えば他人を悲しみの顔に加工することに喜びを感じたり……
そんな狂った動機で人を殺めてしまう人がいるんだ。君もよく分かっていることだろう?」
「……」
…犯人は会社員?いったい誰がこの謎を解いたのだろう…。
さっきから頭から離れない、あのなんでも支配しそうな大きな手と、あの人を見下したような緑の目。あれはいったい誰?
とても…とても長い夢を見ていた気がする…
「娘もきっとお礼を言いたがってるわ。あの子ったらずっと和室から離れなくて」
…犯人は会社員……違う。夢の中のあの男が否定する。
「分かりました。私は娘さんを以前見掛けたことがありましてねぇ、あの表情豊かな顔がとても…」…なんでだろう。あの刑事さんに会いたくない…
「あぁ、ここだね」
嫌だ…来ないで!犯人は…犯人は……!!
「やぁ、弥子ちゃん」
魔人探偵脳噛ネウロ 完
960 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/05(日) 23:53:39 ID:bPQ/0zX+
次スレ期待age
このスレを絶やしてはならない
962 :
愛蔵版名無しさん:2008/10/06(月) 01:53:05 ID:lhDpmUQ3
「おいっ!起きろ、二郎三郎!」
「うるせーなぁ。何だよ、六郎。朝から歩きづめで疲れてんだ。休ませろよ」
「バカ、侍の隊列が通るんだ。こんなとこに寝っ転がってたら手討ちにされちまうぞ!」
目の前を通り過ぎて行く足軽や騎馬の長い行列を、道の端にひれ伏してやり過ごす。
「大層な数じゃねえか。一体どこの殿様だ?」
「どうやら三河の徳川様らしい」
「へええ。お、あれが殿様じゃねえか?どれどれ、どんな顔してんのか…」
「馬鹿っ、頭が高けぇ!ひれ伏して地面だけ見てろ!」
「痛てててて!わかったってば!」
(ふん、どうせでっぷり太ったタヌキ親父だろうよ。見たくもねえや。
それにしても…何だかずいぶん長い夢を見ていたような気がする…)
「殿、どうかなさいましたか」
「平八郎、今の男なんだが…」
「どの男です?」
「……いや、なんでもない」
「間もなく伊勢に入ります。一向衆を叩き潰してやりましょうぞ!」
影武者徳川家康・完
二郎三郎…(ノД`)
つんつん。脇腹を突つかれて眼が覚める。
うん? 僕はまた授業中に居眠りしてしまったのか?
そっと周りを確認すると、鬼ヒゲと呼ばれる特別厳しい教師の授業だ。
居眠りしているのがバレたら停学になって内申書に傷がつくところだった。
“自称天才”の田沢が黒板で微積分の問題を解いている。
本来なら理系でも難しいような問題だが、田沢なら楽勝だろう。
脇腹を突ついて起こしてくれたのは隣に座る松尾に違いない。
ごつい顔に似合わず優しく、僕と田沢とで学年トップを争うライバルでもあるが、
何事もなかったかのように前を向いている。田沢とともにいい仲間だ。
一学年五十名の少数精鋭、全寮制で毎年東大に二十名以上を送り込む超名門高。
この学校の卒業生は必ず日本の舵を取ることになるとさえいわれている。
僕も、将来は官僚から政界入りして末は総理大臣になるのが夢だ。
それにしても…。剣桃太郎は思った。授業中の居眠りにしては、
何だかずいぶん長い夢を見ていたような気がする…。
魁!! 男塾 −完−
青山邸の庭のレプリカ像を指差す男がいた。男の名は旗一太郎。
「オレはあの『ロダンの考える人』が好きなんだ」
それを聞いた大地雷助は感心した。
「そうか、物知りというか…… オマエ頭いいな。以前、青山先生に
『これは西洋式の腰掛け便器に座ってうなってる人ですか?』
と訊いたら怒られたもんだが……」
二人の男のこんな庭園の誓いに、その考える人自身が目を覚ました。
「おや、なんだろう?猛烈に感動しそうなこの空気は」
考える人は庭をざっと見回す。
「ふむ、どうやら希望に燃える二人の男というところか。
私も元々は幸福の王子を目指していた男。あの者らの道を照らしてみたいものだが。
二人とも正直者の男のようですが、余計に危なっかしそうですし。
そうだ!もし彼らが目先の成功に目がくらみ、
勘違いするようなら姿を変えて導いてやることにしましょう。
それくらいなら私のような裸足の男だろうが一文無しの男だろうが何とか出来るでしょう」
と考えた。が直後に、考える人の気分を変えるほどの
旗一太郎の耳障りな笑い声がその場に鳴り響いた。
「……あの像が西洋式の腰掛け便器に座ってる男……だと!? うわぁーはっはっは。あははははは」
考える人の舌打ちが漏れる。
「ちぇっ、だらしなく笑いますね…… たぶん、こいつらはダメだろうな。
あーあ、何故だか長い夢を見ていたような気がする……」
男の条件・完
考える人の口調が変わっていくのはミス?
ゆっくり書き込んでいってね。
なにげにスレが進行してる。
うふん。
969 :
愛蔵版名無しさん:2008/11/08(土) 09:33:00 ID:LTOHzgbl
いよいよもって次スレ期待age
つーかよく落ちなかったなー。
「ゲンゾーどうした?」
気がついたら何故か歩道の上にいた。どうやら登校途中らしい
天使が心配そうに俺の顔を覗き込む
「あれ…、め、めぐ?」
「ぼーっとして熱でもあるのか?変なものでも拾い食いしたのか?」
「え、いや…なんだか長い夢を見てたよーな…」
「は!?いきなり何を言ってるんだお前は」
「めぐは今日も超絶カワユイネ」
「あほか!置いていくぞ!」
「…!? ……大……夫か!?」
急に耳元で救急車の音と声が聞こえる
知らんおっさんの声だ
起きようとしたが体が動かない目も開けられない
なんだ?俺はどーしたんだ?
あの女に刺されたのか?
ああ、そうだつきあってすぐ振った女
あいつにやられたのか
「…ッぐ…」
天使の名前を呼ぼうとしたのに声が出ない
そもそも名前はなんだっけ?どんな顔だっけ?
…?
おかしいぞ…?
今日は高校初日で…いつ天使と、あいつらと出会った?
魔本…なんだよ魔本って…
あークソっ…何も考えられねー…
俺は死ぬ…の……か…
天使に出会って俺は変わった
天使と楽しい学園生活を送り
数々の困難を乗り越え
男の中の男になった
そしてついに天使を手に入れた
そんな長い夢を見ていたような気がする…
天使な小生意気 完
ここでエンディングをうpされた漫画で知らないのがあると
ぐぐって概略のストーリーを見るのが趣味だ
>>971-972 読んでみたくなった
「・・・ッ。」
現在深夜の2時。どうやら何時の間にか気を失っていたらしい。一人暮らしは自由なのは良いが、反面倒れたら気づいてもらえる可能性が低いというリスクもある。
コンビニ以外で外に出た記憶もないし、このダルさが単なる寝不足や過労から来てるのか、はたまた何かしらの病気なのか。病院に行くのも煩わしい。
今は何よりも優先すべき事がある。
目の前のディスプレイは電源が落ちているが、本体からは駆動音が静かに聴こえてくる。
意識があった時はまだ外が明るい時間帯だったらしく、室内は澱んだ黒で統一され、所々で原色の光が点灯している。
手元にあったマウスを少し動かすと、ディスプレイが目を焦がすような光を放ちながら文字の羅列を表示する。
小説。それもかなりの長編だ。設定は江戸時代だが、近代の科学技術やSFの要素も入った、笑いあり涙ありのSF時代劇だ。
主人公は宇宙人と戦った過去を持つ侍。ふだんは不真面目だがやる時にはやる、ある意味主人公の王道を行く人物だ。そして特徴はなんといっても銀髪と木刀!厨二病と言われるかも知れないがこうゆう設定が好きなんだからしょうがない。
他にも、馬鹿力で大食いのヒロイン(?)や、マスコットとは言い難い巨大な犬、凶暴だが時折優しい姉、変なやつらで構成された武装警察、変態忍者に主人公と共に宇宙人と戦った戦友・・・もっといるが、ぶっちゃけ使い捨ても多いから憶えていない。
もちろん筆者である僕も登場人物の一人だ。位置的には主人公の相方。主人公を尊敬し、ツッコミも入れる動かしやすい万能キャラだ。筆者なんだからこれくらいは特権だ。
個人サイトに週一ペースでうpしているが、批判も多い。下品だの駄作だの低レベルな批判が大半だ。だがそれでもいい。世界に名を馳せる著名人はアンチが多いのもステータスのうちだ。
こうしているうちにも次の展開がどんどん浮かんでくる。さて、次はどうゆう展開がいいだろう・・・
銀魂 完
「やぁ〜まだぁ! いつまで寝とんねん、いいかげん起きさらせ!」
痛っ…徐々に視界が戻ってくる。鷹丘中学の柔道場。
どうやら柔道部の練習中に岩鬼の馬鹿力で畳に叩きつけられ、
受身を取り損なって脳震盪を起こしてしまったらしい。
「山田くん、無理しないで休んでたほうがいいよ」
わびすけが心配そうにこちらを見ている。
「いや、大丈夫。たいしたことはなさそうだから」
頭を振りつつ、岩鬼との組手を再開するべく、歩きはじめる。
それにしても…何だか長い夢を見ていたような気がする…。
高校進学、甲子園、プロ野球。そして様々なライバルと仲間たち。
…馬鹿な。僕はもう、野球を捨てたんだ。ただの夢さ…。
ドカベン 大甲子園 ドカベンプロ野球編 ドカベンスーパースターズ編 完
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