ラオウは修行時代から、ケンシロウと何度も拳を交えている。
物語中の第1戦で、ケンシロウの「昔のラオウなら倒せていたものを」という台詞もある。
ケンシロウが相手の拳も見切る天才という事に異論を唱える者はいないだろう。
実際に、サウザー、カイオウも2戦目ではコテンパンにやられていた。
サウザーはあまりにも唐突に未知の奥義を喰らったことと、2戦目もケンシロウの動き
を見切ったという点でカイオウよりは道場の余地と評価ポイントはあるが。
物語中でラオウのみがケンシロウと3戦目まで互角の勝負をした。
しかし読者には3戦目でも、ラオウVSケンシロウなど、修行中には数十回、数百回はあったと考えるのが正論。
従って、ケンシロウを中心に考えると、ラオウのみが真の強敵であって、
ほかのキャラはレベルがかけ離れている。
ケンシロウ≧ラオウ>>>>サウザー≧カイオウ
神拳>>>硫拳というのは原作の揺るぎようもない事実であって、
ケンシロウが第1戦で、カイオウの放つ『万国ビックリショー』みたいな技に遅れを取ったからといって、
カイオウが強いなどと言い張る馬鹿の気が知れない。
事実、2戦目では地形的に有利な場所で戦ったにも関らず、カイオウは惨敗している。
ラオウVSカイオウ、ラオウVSサウザー、サウザーVSカイオウ
といった直接対決が無い以上、ケンシロウを中心に各キャラの強さを論じるのは当たり前ではないか?