荒木飛呂彦は子供の頃…
プロテスタント系のキリスト教学校に通っていたことがある。
(以下)
荒木飛呂彦x金子一馬 対談 『作品の根底に流れるもの』より
荒木「世界観といえば、私はキリスト教の学校へ行っていたんです。
だから毎日聖書を読んでて、自然とそういう考え方っていうのは染み
ついていますよね。
金子「ホントですか?カトリックですか?
荒木「いえ、プロテスタントだったんですけど。聖書で弟子が裏切る場面
とか、子供の頃は「なんだろう?」とか思っていたんですが、大人になる
とね、重いものがあるんですよ。いろんな文学のルーツもそこに含まれて
いて、いろいろとネタが分かってきて。
でも、僕の場合は神様を信じているというよりも、いるって感じですね。
具体的に言うことは難しいんだけど、運命とかも含めてね。それで作品の
根っこのところにそういうのがないと、怖いことになるんですよ。
「自分は何で漫画を描いているんだろう?」ってね。ただお金を稼ぐため
なのかとか、女のコにもてたいだけなのかとかね。なんかね、それが
いつかヤバイことに感じるようになってくるんですよ。
でも、そこに正義だとか、人間愛だとかがあれば頑張れるっていうか。
★ソース
http://www.geocities.com/jojo2ch2000/araki4.html