93 :
愛蔵版名無しさん:2005/05/02(月) 12:29:53 ID:pc49Zf2z
>>88 志村〜! 小四!小四!
・・・にしても、あの純粋培養なさくらチャンが何処であんなえっちいことを覚えたんでしょか?
少なくとも連載当時の小四なんて、今時の小四と比べ物にならないくらいに性には無知だったし・・・
これ冗長すぎるな。半分ぐらいの長さでまとめてたら良かったと思う。
懐かしい。小さい頃なぜか姉が後半部分の単行本しか持ってなかったので、
前半のストーリーが分からないのだけど。
>>38にある「よくない部屋」という短編の
「お見舞いにもらった花がまた枯れた。何もしてないのに・・・」というくだりで、
「何も(世話を)しなかったから枯れるに決まってるじゃん」と子供ながら突っ込んでた。
あと、さくら母があんなに自分の美しさにこだわってた割には、ヤセようとしなかったのはなぜ?
自分がいずみだと周囲にバレないようにワザと?それとも病気とか体質?
96 :
愛蔵版名無しさん:2005/05/26(木) 20:44:36 ID:ETGgzgw5
さくらちゃんは先生の〇〇〇触ったの?
(;´Д`)'`ァ'`ァ
だけどーみんなにきらわれるー
ひとりぼーっちのがんばりーやー
99 :
愛蔵版名無しさん:2005/06/10(金) 01:19:33 ID:Fg4wcaLy
読み返すたびに自分の年齢に応じた恐ろしさが伝わってくる
若草いずみは、かつて永遠の聖美女とうたわれる大女優だった。
失われていく若さと美貌に失望したいずみは、永遠の美を手に入れるため、
娘・さくらを生み、その脳と自分の脳を入れ替えて、新しい人生を歩もうと画策する。
母の脳を移植されたさくらは、小学校の担任教師を誘惑し、その妻をいじめぬいてノイローゼ状態に陥れる。
吐き気をもよおすほどに恐ろしい「女の美への異常な執着」が濃密なタッチで描かれている。
1974年〜1976年『少女コミック』にて連載
小学館
101 :
愛蔵版名無しさん:2005/06/24(金) 23:09:54 ID:BabvVYVE
曙小学校の始業・終業の音が、よくあるチャイム(キーンコーンカーンコーン)じゃなくて
「ウ――――――!」ってサイレンなのが昭和を感じさせてイイ!
とはいえ、当時でもサイレン使ってる学校って少なかったような・・・。
(自分はさくらとだいたい同世代だが、小中高とメロディは違えどもすべてチャイムだった)
今日初めて読んだ。
面白くて途中まで一気に読んだけど、ルポライターの出てくるところで
だんだんつまらなくなり、最後結局脳移植はされていなかったとの結末で
ガッカリ。
なんか矛盾だらけだし…(楳図のマンガは大体そうだけど)
ちょうどルポライターが出てくる辺りからしか読んだ事ないのに、
面白いと思って未だに残りのコミクスを探してる自分は勝ち組なのか負け組なのか。
ああいうのを矛盾と呼ぶ香具師はそもそも漫画に向いていない
ドラゴンヘッドは洗礼のパクリ
こ〜の〜ひとだけ〜はは〜な〜したくない
ゆ〜る〜したまえ、ゆ〜る〜〜した〜〜〜まああえ〜
さくらには目にうつる現実の世界はなかったといいます。
踊りに酔いしれながら空想の中で小鳥のようにかろやかな
少女になりきっていたといいます。
だが踊る足どりはにぶく、声はまるで年とった女のように
聞こえたということです。
110 :
愛蔵版名無しさん:2005/07/18(月) 21:09:29 ID:tHjtVPjt
お母さんのこしらえたりぼんを破いちゃったの・・!
111 :
愛蔵版名無しさん:2005/07/24(日) 00:48:58 ID:Fj5VDbPH
あげあげ
112 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/05(金) 16:01:40 ID:IWdw6Tp3
「よくない部屋」って何巻に収録されてますか?
113 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/09(火) 13:41:25 ID:0ZlIdfCK
あげ
!
さくらはただ敏感に感じとったのだ・・
自分のまわりがいびつなことを・・
いびつな者は自分でそれを感じることはできない
そしてそれを感じた者がいびつにされる!
狂った世界の中にただ一人狂わない者がいたとしたら
はたしてどちらが狂っていると思うだろう?
116 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/23(火) 18:43:08 ID:YyySuMCV
あの〔イケメンライター〕は不運だったな…('A`)
117 :
愛蔵版名無しさん:2005/08/23(火) 20:07:55 ID:VEn/6pc1
6巻
置く場所がなくなったので泣く泣く古本屋に売った。
中嶋さんが地下室に閉じ込められる→トラクターで埋められる
の流れはタイミング良すぎでいつ見ても爆笑。
もう手元に無いし細部を覚えてないんだけど
これは「母親のように醜くなりたくない!」っていう
思春期にさしかかろうとしている娘の強迫観念(?)
みたいな話として読んだと記憶していた。
「生まれつき顔にシミがあった」と語るお母さんは大体本当のことを言っているか
あるいは他の事実があるのかもしれないけど
でも「お母さんはかつて大女優だった」「私は少女時代の母の姿にそっくり」
「お母さんは美しかったのに次第に醜くなってしまった」等は
小学生のさくらちゃんが頭の中で作り出した物語だって解釈してた。
そもそも女優のいずみと母親は別人で
(たまたま古い映画か何かを見て、子役のいずみと自分の容姿が似ていると思ったさくらが
そういう物語を作ったのかなーとか)
回想シーンでいずみに「この美しさを失いたくない」ってセリフを喋らせてるのも
それはさくらの心を表してて、お母さんが自分に脳を移植する行動に出るっていうのは
母親の容貌に対する嫌悪感・憎しみや、母親と同じになることの恐怖・拒絶するさくらの心を表現している。
で最後にようやくさくらは母を愛せて終わり、みたいな感じで解釈してた。
ぶっ飛びすぎ?そういえばルポライターって覚えてないな…。
121 :
愛蔵版名無しさん:2005/09/23(金) 23:51:57 ID:4RqrXaCP
保守あげ。
>>120 私もルポライターの話覚えてない。リアルタイムで少コミ読んでたはずなのに・・・
(奥さんイカレて、先生と同衾した挙句同棲(?)、そのあたりからいきなり最終回のあたりに記憶が飛んじゃう)
私は逆にルポライターが登場した少し後の部分からしか読んでないので、よく覚えてる。
さくらの家を家捜しして、裏に血がびっしりついたタイル(動物実験の時の物?)をさくらに見せたりして、
本当に脳移植が行われたのかを探ったりしてた。
最後はさくらに捕まり大きな石で顔面を何度も強打され血まみれ。
お情けでさくらがキス。線路の上に引きずり出し、列車に轢かせる。
遺体らしき物が見当たらないので、さくらは「バラけてしまったのね」とその場を立ち去る。
しかしルポライターはギリギリで脇に逃げ込み助かってた。
その後さくらを道路の向こう側に見つけ、すごい形相で追いかけるが、
たまたま来たトラックに轢かれ、顔が潰れるという悲惨な死に方。
123 :
愛蔵版名無しさん:2005/10/19(水) 15:16:13 ID:32E/RIBO
さっきコンビニで買ってきて速攻読破。
面白いじゃねえか。
さっき読み終えた…
こわかったよぉ
コンビニで上巻だけ見た。
コミックそろえようと思ってるんだけど、
全3巻とか、全6巻とかあるんだけど、中身は一緒?
出版社が違うだけ?
そういうデータは『ユリイカ』で半魚の人が作った表をみるべし
…
雑誌『ユリイカ』2004年7月号、特集楳図かずお
コンビニで買った&読んだって言ってるから、何のことかと思ったら
いわゆるワンコインコミックスになってたのね。(600円だけど)
先生の奥さんのおっぱいもんでるシーンが大好きです。
131 :
愛蔵版名無しさん:2005/11/12(土) 22:56:55 ID:apDcXAin
こんなところを先生に見られたら・・・先生はどう思うかしらね?ウフフ・・・
てなわけでほしゅ。
132 :
age:2005/11/12(土) 23:37:35 ID:s3tYWkId
美夜川はじめ ストレンジドーンを描いてた頃は普通の漫画家
だったのに今やエロ漫画家だ。
133 :
愛蔵版名無しさん:2005/11/18(金) 01:18:10 ID:JQHH5Kh0
これは絶対に途中で破綻したからなのか、連載の打ち切りが決まったので
そそくさと幕ひきをしたという印象は否めない。
年代的にもBJが連載されてたころで、脳移植モノはしばしば一部の狂信的
患者団体から手塚は指弾を受けていたので自粛して、脳移植はなかっただの
というとってつけたようなラストにしたんだろうと思う。
矛盾だらけでしょう? たとえば母の筆跡で字がかけたりとか
母しか知らない事実の告白とかがあるのに、それでも移植は妄想だった
という。そもそも娘が母の願いを(自分にとって自分の否定なのに)
取り込んで、母の利益の為にいろいろと画策したり行動するなんていうのが
無茶苦茶。読者としては実にだまされたようでがっかりする結末に腹立ち。
134 :
愛蔵版名無しさん:2005/11/18(金) 14:24:16 ID:W/Yw6mwG
どうなの?どうなの?
次の方どうぞ
↓↓↓↓↓↓↓
136 :
愛蔵版名無しさん:2005/11/19(土) 10:58:11 ID:3+n+a9in
楳図先生は、このことを意識してか、
あるいは無意識的にか、表そうとしたのだと思う。
そうすると、
>>133 >たとえば母の筆跡で字がかけたりとか
>母しか知らない事実の告白とかがあるのに、それでも移植は妄想だった
>という。そもそも娘が母の願いを(自分にとって自分の否定なのに)
>取り込んで、母の利益の為にいろいろと画策したり行動する
この部分の説明は、すべて矛盾しない。
この作品の最後に4〜5ページわたって展開される『さくら』の先生の独白を
もう一度じくり読み返してみな。
『さくら』にとって、母親は唯一の自分の肉親、保育者であり、
また自分の肉体を乗っ取ろうとする『敵』でもあるわけだ。
そうした対象に向かって、「愛憎まみえる感情」を持ってしまうのは、
精神・肉体ともに未成熟であり、それゆえ抵抗力がないが、
「大人へと向かう第一ステージ」=「思春期」を前にした年頃にある、
『さくら』のような少女にとっては、じつに必然というわけだ。
137 :
136:2005/11/19(土) 11:09:10 ID:3+n+a9in
補足。
楳図先生が「母原病」の存在自体、知っていたかどうかは、
存じません。
それと
>>136での説明が、やや不足だった。
>たとえば母の筆跡で字がかけたりとか
>母しか知らない事実の告白とかがあるのに
ここの部分は、それだけ『さくら』に対する母親の無意識下での
影響力が強かった、ということと、漫画ならではの誇大気味な表現、
とすれば問題はないでしょう。
やはり最大の謎は、母親は何日も生き埋めにされてたのに、
ほとんど埋められた時と変わらぬ姿で出てきた事だなw
トイレとかの問題は漫画だからはしょるとしても、
もっとやつれてやせ細っててもおかしくないのに。
たぶん、かーちゃんは時々穴からでて飯くってたんだよ
せっかく美少女の体を手に入れて2度目の人生を生きることができるというのに
やったことが担任の教師の誘惑って、おい!しょぼすぎないか?
と、思いながら読んでいたので、脳移植は無かった、というオチはそれほど無茶
なものとは思わなかった。ああ、しょせん子供の考えだった、ってことなのね、と。
>せっかく美少女の体を手に入れて2度目の人生を生きることができるというのに
>やったことが担任の教師の誘惑って、おい!しょぼすぎないか?
かなり思った。
でもいずみはその一番平凡な幸せを何一つ知らないで生きてきてしまった。
世間にあがめられる女優だけども中身(一人の女としての)は幼かった少女のまま。
さくらといずみは精神年齢が同い年なんだなあ。
「少女・女」が混在する二人が激しく引き合い、一体になっちゃった話に読めた。
さくらは「脳移植なんかなかった」という必死の説得で独立した個人に戻れ、
いずみはラストでさくらを抱きしめた時にようやく
「少女・女」が統合され、「母」になれたんかなって思った。
それにしても楳図さんは女と少女のことをよくご存知だなあ。
少女マンガの始祖で大きな型を作ったのは手塚治虫「リボンの騎士」だけど
「洗礼」も同じくらい、少女や女の読むマンガのリアルな側面における始祖であり
大きな型を作ったといっていい。
「ママがこわい」の系譜で集大成なんだが、少女マンガって
アダルトチルドレンがどうやったらおとなになるかがテーマだと思うので
これは抜きがたい要素だと思うから。(もしかしたらこのテーマが
脈々と受け継がれてるのも「洗礼」があったからこそかな)。
142 :
愛蔵版名無しさん:
ほしゅあげ。