「子連れ狼」作画･小島剛夕　原作・小池一夫

冥府魔道に生き六道四生順逆の境に立つ
われらには通じぬわ。

他にも小池氏と小島氏の合作である、唇役の話や半蔵の門などを読んでみたので
すが、あまり面白くありませんでした。やはり子連れ狼が一番です。

小池一夫（一雄）＋小島剛夕　の作品（単行本化したもの）

甲斐の虎・武田信玄
乾いて候
孔雀王伝奇
首斬り朝
ケイの凄春
激突
子連れ狼
孫悟空
畳捕り傘次郎
道中師
春が来た
半蔵の門
忘八武士道

個人的にはやっぱり「子連れ狼」が一番だと思います。
次いで「首斬り朝」「道中師」「ケイの凄春」「春が来た」「忘八武士道」辺りかな。

阿部怪異なんですが、一刀が最初唇役を怪異の父親だと思っていたという
ことは、怪異が元服して唇役になってから最大でも４年しか経っていない
ということですよね。で、江戸時代の武士の元服は１５歳くらいが一般的
でした。考えてみれば怪異が元服して家族を皆殺しにした時、やけに幼い
顔をしていたし。
　ということは怪異が一刀や烈堂と三つ巴の戦いを繰り広げていた時、
怪異は１９歳ということになります。・・・・若っ！

ＴＶで10月に子連れ狼やるそうです、主役は北大路欣也だそうで。

>>203
乾いて候や子連れ狼に比べて
首切り朝は絵がていねいという印象が
あるんですが何故でしょうね。

>>205
でも今の時代に原作そのままの冥府魔道は歩めネーよな。
拝一刀が過保護な親になっちまいそうで欝だ。

>>206
首打ち場（土壇場）での話が多いため、
背景をあまり書き込んでいないからではないでしょうか。
子連れ狼を始め他の作品は多くのコマでちゃんと背景が書き込まれています。

また、小島作品は主に時代劇なのでアクションシーンも多いのがほとんどですが、
「首斬り朝」は理詰めの会話中心で話が進み、チャンバラのシーンもほとんどありません。

背景が少なく、アクションシーンが少ないために、必然止め絵のキャラクタが多く、
表情やポーズをより丁寧に、そして鮮明に描き込んでいるのかと思われます。
あくまで私の私見ですが。

コンビニに出ていたので読みました。何度読んでも心震えるというか…
１０月のドラマはどうなんでしょうね？　タムラ版の二の舞はヤダナ
善きかな　カキコ加える者

＞２０９
＞１０月のドラマはどうなんでしょうね？　タムラ版の二の舞はヤダナ
　
映画の若山版の超絶バイオレンス路線を継承して欲しいが今のTVじゃ無理でしょうね…

バイオレンス賛成！（声アグネス　チャン）
フジは北斗の拳をって、言っても、黒澤映画をパクった。痛く無い棒で
叩くコーナーも自主規制とやらで、強制終了させているし…

予備用にもうワンセット欲しいけど・・・
高いよねー「子連れ」って

>210
　別に血飛沫が飛ぶ必要は無いのですが、一刀が戦いのために大五郎を利用
するところはきちんと入れて欲しいですね。
　大五郎を川でおぼれさせて、助けに飛び込んだ相手をグッサリとか、
大五郎を盾にして、ひるんだ敵をバッサリとか。
　でもそれをやったらPTAとかから「児童虐待」とかクレーム来そうですな。

＞２１３
＞でもそれをやったらPTAとかから「児童虐待」とかクレーム来そうですな。

抗議は全部「冥府魔道」の一言でクリアできます(ｗ

>212
テレビ始まるともっと相場があがるのか
今が買い？
たまーにヤフオクで安く出るけど・・・

買いだ！国会図書館の蔵書にも、無いんだ。都内じゃ借りれないから
我ら順逆四生冥府魔道に生きる者也（クリア藁）

昔、子連れ狼っていうと、どうもお笑いのパロしか思い浮かばなかった頃に、
親父が入院し、付き添いで全くすることもないので、待合室にあったカバーがぼろぼろになった
白い表紙の子連れ狼を、気が乗らないまま読んだ。


一気に最終巻まで読んだ。途中、いくつか抜けていた巻があったが、
こんなに凄まじく、素晴らしい劇画を今まで誤解していたことを恥じたよ。

反応遅れて申し訳ないが、名無しさんを名無しさンにしてるお方、
うまいッ。

自分で妄想小説書くために古流剣術の本を買ったんですが、
フィクションのページがあって木枯らし某などと一緒に子連れ狼も載ってました。
実在の居合流水鴎流を紹介し、水鴎流の拝一刀の剣術も最大の特徴は太刀ゆきの
速さだと書いてます。読んでないなあと思ってしまいました。
水鴎流という名前は同じでも、一刀の剣は居合ではないですよね。

「ざんばとう、とは？」


>>217
ファンが増えてよかった。病院においてあるのはどうかと思いますが。

>>218
おそらく大悟郎カーの縁に仕込んでいる「ビィーン」と刃が出る
武器のことでしょう（長巻？）
ただ堂狸を使っているときにもその名が出てきたような気がす
る？？？

>>219
文が紛らわしくてほんとにすみません。

とある回の登場人物が「ざんばとう」の意味が分からず考え込むシーンの
台詞を書いたつもりでした。ラストで一刀が走ってくる馬をほんとに刀で
斬り倒すのをみて「ざ、斬馬刀・・・とは・・・うふふ」とへたりこむ、
というお話です。

私はあの、「片手で斜め後ろに刀を高く構え」たところから繰り出される技の
ことを指す言葉で、波斬りの太刀とならぶ水鴎流の代名詞だと理解しています。
つまり居合いでなく、斬馬刀だ、という流れでした。失礼しました。

飛び出す長巻の仕組みも謎のひとつですね。

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>>222
ダウンタウンのリスペクトは如何な物かと？
病院に置いていた…
最終巻が、ガン患者や余命幾許も無い人にどうだろう？
個人的には、死刑にされるその直前まで、読んでいたいが？

>223 ダウンタウンのリスペクトの意味がわからない。

むかし、ダウンタウンがまだ漫才してたとき、子連れ狼のプリプリをネタにしていた。
メバチコネタとかと一緒に。

抹茶ん
『水の中に逆さに吊るしてシバきたおす拷問の事、プリプリいうんやでぇ。』
浜：嘘言うな！
抹茶ん
『ほんまやて！お前たちプリプリだよ！』
会場爆笑（嘘やーみたいな感じで）

>>220
こちらこそ失礼しました。その話、すっかり忘れていました。
戦国時代の武器で刃と柄の長さが半々位の武器で、斬馬刀という武器があったので、
混同していいた様です。

２２５さン
　忝い　２２４さンには昔話で解らなかったみたいだね？

子連れ狼といえば仁鶴のボンカレーのＣＭを思い出す

>>223
あとにつづく病院うんぬんは全然別の話なのか。

そういや、この前、松本伸介いうつまらん番組で、松本ヒトシが

「俺の理想とする親子像は、拝一刀と大五郎なんですよ」

と言っていたなぁ。会場はシーンとしていたけど。

>>230
でもアレをぷりぷりと言っていたなら松本はTV版しか見てないね。
なんでTVはぷりぷりになったんだろう。
子連れ狼に限らず、ぶりぶりは時代物で遊郭が関わると
時々出てくる。

別だよ　改行もしたし、
２２８さン
「３分間じっと待つのだぞ」　「ちゃん！」？でしたよね
今こそ　イイ声優さんに当たれば、アニメ化もいいかも？

久々に最終巻を読んだ　　　涙…

時代劇漫画誌総合スレ
　
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/comic/1029452141/l50

間隔開きすぎだけどレス
>>172
幕府の財政が傾いたのはこの頃金・銀山の産出量が減少したのと、
泰平の世になって人件費が高騰したため。

隆慶一郎作品に裏柳生が出てくるのは「子連れ狼」へのオマージュかもな。
（ＴＶ版「子連れ狼」の脚本に隆氏も参加）

これが我らの冥府魔道ぞ！　揚げ
３２５さン
を補足すると、特に商人階級を低位置にあって、銭が取れず、大名貸しには
財政は牛耳られるは、後の米相場や銀相場は将軍の権力も跳ね返したし
株仲間も、潰されなかったし

>>225
むかし、ヤングタウン木曜日でも、「ぶりぶり」（身近な拷問）コーナーをやっていた。
抹茶ンの一言が、発端だった。

>>237
貴様が代わりに受けるんだな！「そ〜らぶりぶり！」上げ

テレビ版の子連れ狼も良かったよ。
萬屋錦之助ってオオズラのおばさん顔でアイシャドーまでしていたけど迫力あった。
原作にかなり忠実だし。毒見役の阿部トノモなんか漫画から抜けて出てきたぐらいの迫力あった！
大悟朗はたしかに死生眼のような目をしていた。（後に瞑ふ魔道ダークサイドにとりこまれた・・

漫画でもテレビでも最終回は泣けた。将軍があぶみを外すのもキチンとやっていた・・・
左右田一平とか渋い俳優も良かったー。

今度のテレビ版は当りだといいねぇ？昨日田村正和の20面相見たが,大根
古畑〜にしか見えない、この人のテレビ版は見なくてよかった。

age

背景の描写も凄く好きだった

レニーニというブラジルの民族ロックアーティストが「子連れ狼」好きで
来日の際、全巻買い揃えてご満悦、いう記事を見たことある。

外出かもしれんが、初期の頃に何話か「ゴルゴ１３」と全く同じエピソードが
あるね。「時雨待ち」とか好きなんだけど、ラストのコマ割まで同じだよ。
「し」「の」「ぶ」というのを「ス」「テ」「ラ」といいながら男が死んでい
くんだけど。

大五朗が市議会議員になり、金貸しから借金をして、
返済を迫られて殺すところが泣けた。

>>244
理由は過去レスにあるよ。

>>245
冥府魔道を地で行く男なのです

ファーストコミック社のリック・オバディア氏へのインタビュー抜粋
（翻訳版「子連れ狼」（Lone Wolf & Cab)を出版してアメリカで大ヒットさせた人）

「まず､ストーリーに一貫している､正義と悪の複雑なハーモニーが我々には新鮮に映ります。
つまり､コミック､映画の区別なく､アメリカ人にとってのヒーローは常に正義の側にいて、
敵は悪人と決まっていた。
ところが、『ローン・ウルフ――』のキャラクターは､まるで違います。
父は復讐心に燃えた刺客で､平然と人を殺し続けます。が、一方では強く美しい父であり、
カブ（大五郎）の目には善悪を超えた存在です。
よく考えれば不思議ではない父子関係ですが、とにかく､これまでのアメリカでは、
"子供を連れた殺人鬼"が主人公のストーリーなど複雑すぎて誰もイメージできませんでした。（略）」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（週刊プレイボーイより　10年位前？）

>>247
へええ。そんなことを言ってたのか。確かにアメコミはわかりやすいかも。

個人的には、拝一刀は義も礼もわきまえた武士であるが、子連れ狼は冥府魔道の刺客であり、
そのどちらにもいわゆる正義はない、と思っているがどうか。
大五郎ならずとも、読者にとっては善悪を超えた存在ではなかろうか。

拝一刀＝狼一頭＝Lone Wolf
だな。
イタリアで放送されたときのタイトルはまんま「Itto Ogami」だったらしいけど。

>>249　
あ、そうか。変わった名前と思ってたけど…初めて知りました。