入幕には及ばないけどそのうち大仕事をやらかしそうな匂いがする
青木 潤太朗@aokijuntarou
「自分の好きなジャンルでもないのに、流行りだからそういうものを描く」っていう時、それをできるか出来ないかは別として、作者の心には必ずどこかに読者への侮蔑や、動機の軽薄さ、みたいなものがあると思うよ俺は
ラノベや萌えの界隈には「俺どうせ立派な作品かけないから、その時はやってるものを量産して、せめて稼いでやるんだ」って酒のみながらゲヘゲヘ笑うゴミ職人オッサンが、けっこうな数いるからな。あいつら焼畑農業気分だ。
これ俺の個人的な想いだがあの手の輩のこと、読者さんらにもっと知ってほしい
ああいう害虫はやくどっかいってほしいな。
つうか「金のためなら好きでもない仕事ができる」っていう強い精神もってるならべつにそれ作家業じゃなくてもどんな仕事でも立派に勤めあげられるだろうから早く転職しちゃえよ、って感じ
読者さんたちには、作品を手に取る時に、ちらっとでいいから「この作者は、この作品を描いた時『これが俺の届けたい面白さだ!』『どうだ!? 面白いだろ! かわいいだろ!』って思いながら書いているだろうか?」っていう想いを馳せて、精査してみて欲しいの。
きっとそういうので変わると思う
俺がどんな分野でも「志の低いモノ」を嫌うのは理由けっこう簡単で、ああいうのが増えると「高品質なもの」が減るからだよ。
「買い手がそれを求めているから」ってしたり顔で返す奴もいるけど、それは「なんでも美味しそうに食べる客なら三流品だしてもいいじゃないか」って言う料理人みたいなもんだ
ちなみに「はやりを的確によんで量産することがどれだけ難しいかしらないだろ?」みたいな意見については「客にバレない程度に食材の質を落としたり酒に水まぜたりするにもノウハウがいるんだぜ」って言ってるようなもんだと思うよ
こういうのを「資本主義だから仕方無い」で片付けるには俺まだ若い
「滅びるくらいならあわせて変化するべきじゃないか?」「でもコレいじょう迎合しては文化そのものが滅びかねないのじゃないか?」っていう塩梅は難しいところだろうけどな。そういう時に大事なのが「志の高さ」とか「愛」になるんじゃないかと思う
https://twitter.com/aokijuntarou/status/375184931107770368 著作「ガリレオの魔法陣」SD文庫
http://dash.shueisha.co.jp/_galileo/index.html