★★★★★最強動物ランキング22★★★★★

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76格無しさん
http://www.seibunsha.net/essay/essay14.html
中国人の故老によれば、虎は神が地上に遣わした万物の王であるという、
竜虎相闘うという言葉があるが、虎は等身大の熊を襲うことも辞さない。
風下の背後から音もなく忍び寄った虎の前で、のんきな熊は無力の塊と化す。
とにかく、満州のタイガで虎の餌食とならない存在は何一つないのだ。

アッテンボロー卿は世界的にも有名な偉人、自然番組プロデューサーの大家且つ動物学者。
去年の夏の番組
http://www.nhk.or.jp/daishizen/fbangumi3/honyuurui.html
でトラを地球最強の肉食獣であらゆる動物の頂点、脅かす動物は誰も存在しないと発言。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4052014871/XXXXXXXXX6940324
最新の学研の動物図鑑(ポケット版)には
虎が自分より遥かに大きなヒグマを前肢の一撃で殴り殺すとの事。
http://homepage1.nifty.com/SiteK4/m3.htm
ライオンっていうのはパーフェクトな生き物ですね!
だって熊に抱きすくめられても動けない事は無いんです。
でも、ライオンに抱きすくめられると1ミリも動けない!!
すっごい力ですよ。
さすがに「ちょっと間違ったら」と思わんでもなかったですね。
僕は熊に襲われた事があるし、噛まれた事もあるんだけど
それより何よりもやっぱりライオンは凄かったですねぇ
http://www.sydneyfilm.com/lasttribes/snowtigers.html
nature's most magnificent creatures, king of the tundra, a male Siberian tiger.
自然の最も壮大な創造物、ツンドラの王、雄のシベリアの虎
Miquelle was amazed by her size, majesty and indomitable spirit. The Siberian is the most magnificent animal on earth, he thought.
Miquelleは、彼女のサイズ、威厳および不屈の精神に驚嘆しました。シベリアトラがこの世で最も壮大な動物である、と彼は思いました。
With the forest king patrolling his territory just across the snow,
森林王がちょうど雪を横切って彼の領域をパトロールして
"They'll eat wild boar and brown bear, but they prefer elk," says Schiller who has tracked down hundreds of kills.
「シベリアトラはイノシシとヒグマを食べるでしょう。しかし、シベリアトラはオオシカを好みます」と何百もの狩りを見たシラーが言います。
http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=hisuisya
シベリアトラは地元のベテランレンジャーでさえ出会えるのは3,4年に
一度という。成長すると体長3メートル、350kgになる極北の王者であり、
ヒグマ、ヤマネコ、イノシシ、シカ、リスなど食物連鎖の頂点に位置してい
77格無しさん:05/02/14 13:12:03
アジアが誇る地球最強の猛獣、偉大なる密林の王者ベンガルトラ。
http://www.ap-t.co.jp/ShizenkagakuDoubutu/yasei_oukoku.html
地上でいちばん強い動物は何か--
よく投げかけられる疑問ですが、トラがその最強動物の有力候補であることは確かです。
http://park.org/Japan/Hitachi/20tours/tiger/tiger1.html
龍や鳳凰が空想の動物であるのに対し、虎は実在する最強の動物として畏怖の対象とされてきた。
http://www.moco.or.jp/jp/intro/intro_1/intro_1g.html
まず,ベンガル・トラは,広大な地域に最強の動物として君臨し,哺乳動物を餌として生息していることは周知の事実である.
http://group.lin.go.jp/nichiju/mag/05303/06_12.htm
地球上最強の猛獣と言っても差し支えなかろう。
http://www.siju.or.jp/breaktime/zoo/article/010715-131943.html
BBC
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/monitoring/media_reports/1291366.stm
"king of the taiga"
TIME
http://www.time.com/time/reports/environment/heroes/heroesgallery/0,2967,fomenko,00.html
the king of the taiga,
EARTHREPORT
http://www.tve.org/earthreport/archive/doc.cfm?aid=804
Siberian Tiger
'The king of the taiga'
5tiger
http://www.5tigers.org/news/2004/January/04_1_21w.htm
'Ussuri taiga master'
Dmitry Mezentsev
http://www.vladivostok.com/Speaking_In_Tongues/mezentsev.htm
the master of taiga
78格無しさん:05/02/14 13:13:21
http://faculty.njcu.edu/fmoran/vol5tiger.htm
Thus the tiger is more to be dreaded than the lion.
The latter often forgets that he is the sovereign, or the strongest of all animals.
したがって、虎はライオンよりより多く恐れられます。
後者は、彼が主権者、あるいはすべての動物の中で最も強い事をしばしば忘れます。
http://www.birdnature.com/sep1901/tiger.html
Next to the lion it is the strongest and most ferocious of carnivorous animals,
ライオンの隣りに君臨し、最も強く、そして肉食動物の中で最も酷い性質を持ち
http://www.wwc.ie/pages/webdesign/katie/pages/catfamily.html
The strongest animal is the Siberian tiger, with stripes on its fur.
最も強い動物はその毛皮上の縞と共に、シベリアの虎です。
CNNより
http://www-cgi.cnn.com/EARTH/9707/16/liger/
"Ligers are the strongest animals," Kang says.
"They have the dauntlessness of lions and quickness and cleverness of tigers."
「ライガーは最も強い動物です」とKangが言います。
「それらは、ライオンの迅速さと不屈の精神、および虎の利口さを持っています。」
http://www.tigers.ru/books/baikov/he1.html
with "the fearful king" of Manchurian taiga,
満州のタイガの恐ろしい王
Manchurian tiger is a very beautiful cat with perfectly painted rich fur.
Its constitution is powerful to the maximum degree,
and at the same time it is well shaped.
It's by no means inferior to the lion, the king of animals,
in the beauty and strength, but even surpasses it.
満州の虎は完全に描かれた豊富な毛皮を備えた非常に美しい猫です。
その肉体は最大級に強力です。また、同時に、それは機能的に形作られています。
それは、美および強さがライオン(動物の王)より決して劣っていないか、それをさらに越えます。
this blood-thirsty king
この残忍な王
The strongest of the animals
最強の動物
http://www.tigertouch.org/tigers/
The grizzly bear is larger but the tiger's superior
speed and agility make it the top predator.
(グリズリーは(トラより)大きいが、しかし虎の優れた動きの速さ
および機敏さはそれを(トラを)トップの捕食動物にします。)
79格無しさん:05/02/14 13:14:00
http://www1.ocn.ne.jp/~nekohaku/coveryasei.htm
ネコの仲間は動物界で最強のハンターとして進化してきました。

小原秀雄「猛獣もし戦わば」P49より

とは言えこのヒグマがトラとの戦いでは別の経過を辿るようである。
若いヒグマはむろんの事、成長した雄もトラに会っては獲物にされる可能性がある。
ヒグマは体重において最大のトラすら及ばない肥大漢で、単純な腕力でならヒケをとるまいが、
牙の力は比較にならないのである。さらにスピードが違う。
トラはヒグマのほぼ4分の3の体重を持ち、さらに咬む力という主戦力において決定的に勝り、
さらに速攻力もバカにならない。
トラはスイギュウやガウアを殺す。彼等の体重ははヒグマの倍もある。
インドゾウさえも殺しかねない。
こんな相手では得意の張り手も通じない訳で、いうなれば減量に失敗したライト・ヘビー級の選手が
軽量級並のフットワークを持ち、ライト・ヘビー級のパンチ力を持つミドル級の選手と
グローブならぬ素手の決闘を強いられたようなもので、ヒグマの勝ち目は極めて薄いのである。

P206より

ヒグマでさえ、トラの敵ではない。
そして最大のヒグマはホッキョクグマに勝るとも劣らないのだ。

小原秀雄「猛獣物語」上巻P158から

トラの方が頑丈な骨
ヒグマの体は大きいが、顎の、咬む筋肉が付いている骨を調べたり、
歯を調べたりすると、ヒグマはトラに敵いそうも無い。
頭の骨はトラの方が幾分大き目だし、牙と咬む筋肉の付く頬骨の頑丈さはヒグマとは比べ物にならない。
肉食になりきった者と、雑食になった者との差と言えるだろう。

実吉達郎「トラvsライオン」185Pより

ネコ科のトラの方が、体が柔軟で、格闘技術は上手ではないか、という事が一つ言える。
犬歯、顎骨、咬筋力を比較すると、トラの方が力学的に効率が良い。
牛をも一気に叩き伏せてしまうヒグマの前足の一撃をぶちくらわせば、トラも粉砕されてしまうだろうが、
しかしトラはその柔軟さでその猛打から身をかわすであろう。
爪はトラの方が小さいが、鞘の中にしまわれ、研ぎ澄まされている。
ヒグマの爪はいつも丸出しで、鈍化している。
特に力闘を続けていると、ヒグマは雑食性、トラは純肉食性で、「石をかわかす」事や
「畑荒らし」なんかやらず、常に捕食生活だという事が物を言うのではないか。
この辺りから考えて、ヒグマとトラは言わば力士と兵法者の戦いであり、トラの方に軍配が上がるのでは無いかと私は判断する。

『アンバ(虎)』のアルセーニェフより
「我が国では、この虎に勝る獣はいない。虎が餌を探す所では熊も競わない。熊はいつも自分の縄張りを虎に譲る」
80格無しさん:05/02/14 13:14:55
実吉達郎「動物解体新書」 2004年6月18日初版発行
http://w3.shinkigensha.co.jp/books/XXXXXXXXX0291-4.html
242ページより引用

ライオンとトラとクマ。一番つよいのはトラである

しかし、クマの爪は、爪の攻撃というよりはひっぱたく攻撃でいくら怪力の持ち主でも致命傷になりにくいですし、
手もなかなか自由には使えません。
私の考えですと、クマは雑食性で色々なものを普段食べるということで、爪も牙も狩りに特化されたものではない。
これに対してトラは、生きている、しかもイノシシなど抵抗する比較的強力な獲物日々戦ってます。
常在戦場の心構えを保ち、戦いになれているという理由で、私はトラに軍配をあげます。

今泉忠明「野生ネコの百科最新版」 2004年06月初版発行
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9978419748
トラは世界最大のネコ科動物である。
トラと対抗出来るのはライオンのみである。

世界最大の肉食動物はアラスカのコディアクグマで体長2.8m体重780kgに達するが、
シベリアのヒグマも一回り小さいだけであるから、トラを遥かに上回る事になる。
だが、トラはヒグマを殺す。
ヒグマも巨大なウシを殴り殺す事で知られる猛獣であるが、敏捷な動きと強力な牙がヒグマを仕留めるのである。

2000年2月発行 加藤謙一「トラとライオン」より

「それだけではない。トラが本当に飢えているときには、相当の反撃能力を持ち、体重が
 500〜1000kgにも達するヒグマやアジアスイギュウの成獣さえも
 捕殺するのである。(前者は主にアムールトラ、後者は主にベンガルトラによる)」

永戸豊野著「野生動物の食卓」廣済堂文庫2001年12月20日初版発行

トラ
それにしても、確かにトラは猛獣である。
あの大きなゾウをも倒してしまう。
ただし、雄の成獣を襲う事は無いだろう。
子ゾウと雌のゾウが、時に獲物となる様だ。
念の為に申し添えると、このゾウはアジアゾウである。
アフリカゾウが生息している大陸には、トラはいない。
トラはインドサイ、オオヤマネコ、ツキノワグマ、ヒグマ、サルなども食べている。
向かう所敵無し――とはこういう事を言うのだろう。

増井光子著「とらの巻」
36Pより

野獣の中でも極めて惨忍で最強のトラが他の動物を引き裂く所は、
ローマの民衆にとって特に興奮をかき立てる見せ物であった。
81格無しさん:05/02/14 13:15:48
http://www.h5.dion.ne.jp/~zoo_net/animal/tiger_column2.htm
■トラとライオンはどっちが強い?
肉食動物で1位2位を争うのが、トラとライオンです。

http://www1.kcn.ne.jp/~snake/zoo/scrap01.html
ライオンはヨーロッパでも古くから「獣王」の称号が与えられていたし、アフリカでも神格化された存在であった。
その理由はやはり力とスピードをかね備え、地上最高の捕食者といわれるライオンの強さだろう。
一撃で雄ウシのクビを折り、自分の倍もある家畜をくわえたままサクをとび越えるともいう。

10倍以上も大きいゾウも、ときにはトラに食い殺される。
インドゾウのメスはキバもないし、ゾウとしてはからだも小さい。
お産のときに他のメスがつき添うのは、トラを警戒してのことでもある。
サイやヒグマといったチャンピオンクラスも、しばしばトラのエジキにされてしまう。

http://animal.hadzuki.com/Animalia/Chordata/Mammalia/Carnivora/Felidae/Pantherinae/Panthera/Panthera_tigris_altaica/index3.html
トラの持つ力は強大で、180Kgもあるウシを咥えた、途中にある柵を飛び越えて300メートルも運んでいった記録があります。
また、自分よりはるかに大きいヒグマを殺す事も出来ます。

http://www.hcn.zaq.ne.jp/ganso/neta/matagi16.htm
ましてシベリアのヒグマを(ほぼ確実に)捕食するアムールトラの戦闘力に至っては人間の想像を遙かに絶するものがあります。

http://www.jwcs.org/jwcs-katudo/torahogo/1ima/seitai.html

トラの捕食対象は、地域によって差がある。
一般的には小は昆虫なども含め、最大の動物まで捕食出来る。
訓練されたゾウはトラを恐れないというが、
記録はごく少ないながらも成獣のアジアゾウも襲われた例がある。

http://www001.upp.so-net.ne.jp/KingBeer/newpage23.htm#4
トラVSライオン

実際の報告例の古いものは、ローマ時代までさかのぼる。
コロッセオで人為的に闘わせたのだ。勝者はトラ君。
予想通りでしたが心境は少々複雑ですね。
他に動物園などで戦ったなど、数件報告されているようですが、互角という方もいらっしゃるようです。

両者とも敢えて生存地域を避けているので、普通に生活していれば会い見えることは絶対にありません。
ちなみに肉食哺乳類最大級はロシアにいるヒグマですが、三つ巴とはいかないようですね。
何故なら、トラはヒグマをも食料にしてしまうからです。

http://www.jade.dti.ne.jp/~zardoz/animals/05.html
ライオンは百獣の王と呼ばれますが、アジアの森の王はトラです。
ライオンはアフリカの動物ですが、古くからヨーロッパで知られ、
古代ギリシャでは奴隷(どれい)と闘(たたか)わされていました。

また、戦士(せんし)が勇気(ゆうき)を示すため、ライオン狩りが行われていました。

一方のトラは、アジア最強(さいきょう)の肉食動物(にくしょくどうぶつ)として恐(おそ)れられていたと同時に、
守り神としてもあがめられてきました。

さて、どちらが強いかというと、1対1なら、おそらくトラです。
筋力(きんりょく)、瞬発力(しゅんぱつりょく)、闘争力(とうそうりょく)、いずれもトラが上です。
82格無しさん:05/02/14 13:16:54
小原秀雄「親と子の動物行動学」2003年8月26日初版発行
14Pより

トラはアジアでは最強の猛獣である。
アジアの西南部には、ライオンもいた。
しかし、ライオンはトラに比べるとオープンランドに住む為に、のんびりしているように「見える」。
「見える」としたのは、トラに比べてよく姿をあらわにし、その上日中などは、
腹をさらけ出して寝ていたりする為である。
しかし、ライオンは夜になるとのんびりしているなどととても言えない。
恐ろしいハンターとなる。

48Pより

百獣の王と言われるほど強力で、事実どんな動物も捕殺出来る強力なライオンも、
獲物がいなくなったり、(それも人間の開発などで)、人間に狩猟されたりして命を奪われたのである。

151Pより

一般に草食獣の、大きな角や牙は同種内の戦いに際して優劣を付けるのに用いられる。
捕食者に対しては、意外なほど、力を用いられずに獲物とされる。
捕食と被食が関係づけられているようにも見える。
更に言えば、捕食者はたくみに獲物を捕殺するように行動も機能も出来ている。
ゾウやサイのような大型の動物でも、捕食者に戦いで勝つのは難しい。
群れの力が大切なようで、インドでは雌と子のアジアスイギュウの群れがトラを殺した例がある。
このような「出来事」については、子は成獣と共に暮らす事で経験的にも習得していくと見られる。

193Pより

捕食者の最強者・トラやライオンさえも、
人間に追い詰められた時などには人間に反撃もする。
83格無しさん:05/02/14 13:19:15
http://big_game.at.infoseek.co.jp/combat/combat1.html
トラとヒグマが戦った例がある。
丘を転げ落ちつつ両者は咬み合い、草叢とブッシュを踏みしだきながら、200〜300mをくんずほぐれつ、転げ回ったが、遂にトラはヒグマを殺した。
しかしトラもかなり傷ついたらしく、抜け毛の塊がそこここに撒き散らされていた。
プルツェワルスキーがハンターから聞いた話である(小原秀雄、1970)。

1940年2月、カプラノフは巣穴で休んでいた雌のヒグマ(とその子)が雌トラに襲われるのを目撃している。
トラはヒグマの前足に噛みついて穴から引きずり出し、頸の骨を咬み折って殺した。
トラは8日以上かけて、頭や手足、太い骨などを除いて母グマをほぼ食べ尽くした。
2頭の子グマ(30kg)も殺されていたがトラは口を付けていなかった。
またカプラノフ(1948)は真冬にもかかわらず、トラがヒグマの後を追っている足跡を何度も発見した。
深い雪の中を何故かうろついていたクマを偶然トラが見つけたか、
または一度穴から引き出され、逃げ出したクマをトラが追いかけて捕食したのかもしれないと考えた。
これらの例からカプラノフはトラがクマを襲うことは稀ではないという。

この年以降、同様の例がたびたび記録されていることから、ブロムレイ(1965)はロシアの沿海州ではトラがヒグマの天敵であると言っている。
ブロムレイも、1951年5月にウスリーで雌のトラに喰い殺されたヒグマの死体(推定体重170kg)を発見している。
トラは3、4日そこに留まって背や腿の脂身を食べ尽くしていた。
また冬眠中だけでなく、他の季節にもトラがヒグマを襲うことがあるのが判った。
クマの毛が春から秋にかけてのトラの糞の中に見出されているからである(4月、5月、11月)。
 大きな雄のヒグマはトラの爪から逃れられることもある。
トラによって穴から引き出され、傷だらけとなりながらもトラを撃退し得たヒグマはシャトゥーン(穴もたず)となってタイガをうろつき始める。
ブロムレイはそのようなヒグマの例を2度(いずれも早春)聞いている。

同プロジェクトでは大きなヒグマがトラの獲物を奪うことが何度も観察されている。
しかしクマは逆に餌食とされてしまうのを避けるため、主に雌のトラを相手に選んでいるようだという点で関係者の意見は一致している。

ロシアのハンターで優れた観察者でもあったバイコフは、トラは岩や倒木の上でクマを待ち伏せ、上から襲いかかると言っている。
前足の爪を顎の下と喉に食い込ませ、首筋に咬みついて殺す。このようにして大きなトラは自分とほぼ同大のクマをも餌食とする。
事前に危険を察知した場合、クマは近くの木に逃げ登って難を避ける(バイコフはツキノワグマのことを言っているのだろうか?)。
しかしトラは諦めてその場を立ち去ったように見せて他の場所に潜み、クマが降りてくるのを待っていることがある。
(In mountains and woods of Manchuria, 1915)

1952〜1959年にシホテ・アリン中部で冬眠中のヒグマをトラが襲った例が15以上あったがトラに殺されたツキノワグマは3例しか知られていない(ブロムレイ)。
ツキノワグマはトラの入りずらい樹洞の中や狭い岩の間で眠るのが普通なのでトラに襲われることが少ないようだ。

ロシア極東における Abramov(1962)のトラの食性調査によると、シホテ・アリンでは59例中の5例、
プリモルスキーでは40例中の2例がヒグマだったが、ツキノワグマは含まれていなかった。
Tiger Conservation Project によれば沿海州では幾年か前には年間370頭のクマ(ヒグマ+ツキノワグマ)がトラに殺されていたと推定している。
これはトラの獲物の6−7%に当たる。
84格無しさん:05/02/14 13:23:25
ジョージ.B.シャラー
http://www.expo-cosmos.or.jp/jusyou/1996.html
あらゆる猛獣に精通した動物学者の神。
本格的フィールドワークの先駆者。
コスモス国際賞を受賞している。
その著シカとトラにてトラが最強の肉食獣であると発言。
シベリアは勿論、インドですらヒグマがトラに捕食され敵わないと断言。
また雄ライオンより遥かに弱い雌ライオンでも自重の三倍の動物を単独で簡単に仕留めると書いている。

ライオン、忍び寄る黄金の影 217Pより

協力関係は、獲物を捕らえる成功率を高めるばかりでなく、体の大きな獲物を打ち負かすのにも役に立つ。
雌ライオンは、たとえ単独であっても自分の体重の二倍、あるいは三倍もある獲物を倒すのにさしたる困難を感じない。

P200より

私が驚いたことには、一、二頭のライオンが、十五頭以上のハイエナを彼等が殺した獲物から
追い払う事がしばしばある。

NHK
日本最大の公共放送局。絶大な信用を誇る。
http://homepage3.nifty.com/ytt/o12.html
http://www.nhk.or.jp/daishizen/fbangumi2/bengarutora.html
http://www.nhk.or.jp/daishizen/fbangumi3/d-camera1.html
http://shop.asahi.com/shop/goods_group?goods_group_id=40&$%7Bsession%7D
以上の放送で
トラを地球最強、史上最強の肉食獣と頻りに明言。

http://www.cat-city.com/wildcat/
野性猫はほ乳類最強の肉食獣であり、優れたハンターですが、
WWF
http://www.wwf.ru/resources/news/eng/
the Amur tiger - a master of taiga.

虎・ライオン>>>>>熊が世界の総意。