AIKa(アイカ) TRIAL 13

このエントリーをはてなブックマークに追加
229副官
「ファン・ブック」を、その収録イラストの新旧多少だけで評価をしてはいけません。

イラストは既に存在する物で、たとえそれを多く収録しても、敢えて言うなら、
その作業は素材を並べる段取りにすぎません。
書物の評価はその「創造性」にあります。

では「ファン・ブック」の創造性とは何か。
それは巻末の「スタッフ4人へのインタビュー」です。
いずれも短時間では読み切れない長文です。
勿論、長いだけでは無く、内容もじっくりと読ませる濃いもので、
それぞれの発言は「AIKa」の設定にも及んでおり、貴重な歴史証言にも
なっています。

4人の応答者が、これだけの長丁場を終始理路整然としゃべるはずはなく、
インタビューではさまざまな発言が混ぜ合わせとなったことでしょう。
それをこれだけの記事に纏めることは、ある意味「創造」とも言えます。

編集ご担当者のご苦労に感謝し、その手腕に賞賛をお送りします。