姫ちゃんのリボン14

38話「いたずら妖精大騒動！」 評価　★★★

久々に魔法の国と姫子たちの世界が融合する話。
魔法の世界から逃げ出した、マッシーとホッシーを姫子たちが新しい魔法アイテムによって捕まえる、
その前編で、ここではその捕獲のためのアイテムを魔法の世界の女王様から授かるところまでをやる。

なんというか、ミンキーモモのような王道的魔法少女物語という感じで、
アニメ後期を象徴した作り。
原作が思い切り人間模様を中心にしたところを思えば、対照的で、これはこれはいいと思う。
ところでＪリーグの北沢みたいなキャラが出てくるが、
この辺は時代を感じるところ。当時は凄かったわけだが、なんかこういうのを見ると切なくも感じるね。
そしてＪリーグ入りを指名された、勘違いの日々野さん、
この後どうなるんだろうかという楽しみを残して次へとつづくと。

ストーリー的には無難に楽しめるので３点で。
これといって書くこと少ない回だなこりゃ。

39話「ホットケーキは甘い罠」評価　★★★☆

前回の続き。
有坂の家にカミル、姫子が集まりホッシーたちの捕獲作戦を始めるわけだが、
そこに大地を呼ぶあたり、姫子から見て絶大な信頼が見て伺える。
またそれに大地も最初はのり気ではなかったが、すぐに手を貸すところは彼らしくいいところ。
しかしこの４人が集まるというのも写真に撮っておきたい珍しい構図でもあるｗ　
姫子がホットケーキを作るシーンは本人も言うようにクッキーで自信を付けたようで、
よくあるヒロインの一貫した料理下手設定ではなく、成長が伺えるところは良い。

また魔球シュートの秘密を知らない日々野さんの窮地をさりげなく救う大地、
そして最後のまとめ方と非常に自然な流れはよかった。

そして最後に姫ちゃんは新たなアイテムを得るわけだが、時間を止めたり進めたりって
最強すぎはしないだろうか。
これさえあれば１７、８話のピンチも楽々切り抜けられただろうに・・・

評価としては４点つけても良かったが、なんかこう心に残るわけでもなく、無難すぎたのでこんなもんかと。