ふしぎの海のナディアpart37

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8ガー
■「ふしぎの海のナディア」基礎知識

1. ガイナックスの「王立宇宙軍」「トップをねらえ」と「エヴァンゲリオン」の中間に位置する作品。
  NHKで1990年放送全39話。
 【上記どれか1作品を見てるならば、なお色々と語れます】

2. 「海底二万マイル」をベースとした宮崎駿のコナン後アニメ企画書(NHKが予算不足でボツ)が
  まわりまわってガイナックスに来たもの。
  このため「天空の城ラピュタ」とは光るパワーストーンを持った少女と飛行機少年、盗賊たちの活劇が共通。
 【ラピュタは年に1度は金曜ロードショーでテレビ放映しますから、あまり気にすることはありません】

3. 盗賊3人組はタツノコ系伝統の 「サド女」「デブ」「ヤセ」&搭乗メカ を踏襲している。
 【タイムボカンシリーズをどれか1話見ておきましょう。以後の悪役の基本です】

4. ストーリーは上記の一行がネモ船長率いる潜水艦に拾われたり離れたりの繰り返し。
  無人島での話数稼ぎ(かつ作画も良くない)が数回分あり、フィルムコミックですら省略されている。
 【筋自体はベタですので先読み無用。基礎知識はヤマト劇場版や沈黙の艦隊コミック数冊があれば十分でしょう】
 【以後悪化の一途をたどる作画事情については「ロストユニバース ヤシガニ」で
  検索(http://tinyurl.com/3erz3)してみましょう】

5. 近年、ディズニーがこの作品から「アトランティス」というまんまパクリ映画を作成している。
 【これも「アトランティス パクリ」で検索(http://tinyurl.com/yry7t)してみましょう】

■「富野&庵野語録倉庫」よりナディア関連インタビュー
ttp://members.at.infoseek.co.jp/wijayu/ndi_anno.txt
ttp://members.at.infoseek.co.jp/wijayu/scan/ero_anno.htm
9ガー:2006/11/22(水) 10:33:05 ID:???0
■「ふしぎの海のナディア」基礎知識

よくある質問=「考えてみればナディアとラピュタ設定が似ているなあ」

答え:
 似てるなも何も、全く同じ企画から始まったのがらラピュタとナディアです。
今では考えられませんが、80年代の宮崎駿はあまり売れない演出家で、
NHKでコナンをやった後に、やはりNHKでアニメをやる事になって
それように書いたのがナディアの元になったものです。
NHKはそのプロットを蹴って、失意の宮崎駿はナウシカのマンガをアニメージュに連載しながら
テレコムでイタリアとの合作のホームズやらニモやら海外との合作を模索していました。
そんな時に徳間書店主導でナウシカが劇場用映画になり、その制作プロダクションの
トップクラフトを改組してスタジオジブリを作りジブリとしての第一弾としてNHKに
蹴られたプロットを焼き直したのがラピュタです。
NHKはラピュタの成功から宮崎駿がNHKに残していたプロットを元に東宝にアニメ製作を依頼
東宝はガイナックスにアニメ制作を依頼してガイナックスでは貞本義之を監督として、
海外販売を念頭にナディアの制作を開始。途中で監督が庵野に替わって出来たのが現在のナディアです。

ラピュタを元にしたアニメとしてVガンダムもあげられます。