一息ついてると部屋も暖まった。「で、話ってなに?」
「うん・・。あたしね、中学校で吹奏楽やってるときはほんまに何にも考えてなくて、とりあえずゆわれたことやって流れに合わしてきてたん。
けど高校きてたつやみたいな子が吹奏楽でトランペット吹いてるの見て正直びっくりした。
意外ってのもあるけど、真剣に練習したりするたつやと、とりあえず顔出して参加してるあたしを比べてしまうと自分が情けなくなって。
けどたつやも周りのみんなとも半年クラブして、ほんまの吹奏楽の楽しさ教えてもらった気がする。
でもたつやいてなくなってまた分からなくなった。一回は辞めようとも思った。でも絶対たつやは帰ってくると思った。
だからもう一回真剣に吹奏楽がしたいと思う。そのためにたつやがあたしには必要。
今まではゆう自信なかったけど今なら言える自信ある。付き合って!」
言葉の終わりと同時に菜々が胸に飛び込んできた。菜々をそんな目で見たことはなかったけど、そういわれて嬉しかった。
「ありがとう。そんなこと思ってくれてるとは思えへんかった。じゃあ・・。」そういい俺は菜々の唇にキスをした。菜々の頬は赤かった。
その頬を見て笑うと、「こんなの初めてだから恥ずかしいの!」そういってまたキスをした。すると菜々の方から舌を絡めてきた。
菜々を抱いてベットに連れて行った。クラブに顔を出さなくなってから冷めていた心がだんだん暖まっていくのが分かる。
どちらともなく唇をふたたび重ねると俺は服に手を忍ばせ胸を触り始めた。菜々は声にならない声を出す。
「あ・・ん。き、きもちいいよ。」お互い感情がエスカレートして上半身はすでに服がなかった。お互い脱ぐ恥ずかしさなど忘れて。
胸をなめると「たつや、髪の毛がくすぐったいよ・・。ん・・」またキスをして唇をふさいだ。
スカートをめくり、あそこに手をやるとすでにビチョビチョだ。「菜々、すっげぇ濡れてる・・。」
パンツを下ろしてあそこに手を入れる。「あ、んあぁ・・!」左手と口で胸をいじり、右手はあそこをいじる。
菜々はもう壊れそうだった。「た、たつや・・。一つになりたい・・!」必死に出した声で俺に投げかけてきた。