†† 小公女セーラ 46話 ††〜「花のささやき」

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570名無しか・・・何もかも皆懐かしい
「ねえ、おねがい……ああ……きちゃう、きちゃううううッ!ラビニアああああああああッ!」
 セーラの頭が前後に烈しく揺れて、黒髪が宙にざわめく。ラビニアは顔を赫くさせつつも、
セーラを貪りつくそうとして下から太腿をしっかりと抱えて舌を烈しく動かして愛している。
「イクううッ、ラビニアああッ!イクううううううッ!」
 セーラがはばかりなくアクメに達した声をあげると、前のめりに倒れて両手を付いて四つん這い
になった。しかし腕ががくんと折れて股間をラビニアの顔に密着したままの格好で絨毯へと
突っ伏した。
ラビニアはセーラの股間から顔を引き摺りだして、うつ伏せになって荒い息をついているセーラに
囁きかける。
「だめよ、セーラ。これは、ラムダスさんにあげるものなのよ」
「そ、そうなの……」
「ごめんね、セーラ。今度こそはあなたにあげるから、その時は呑んでちょうだいね」
 セーラのきつく閉じられていた瞼がラビニアにゆっくりと開かれていった。
「いいの、いいのそれで……だから、きっとちょうだいね。おねがい」
「ええ、きっとよ、セーラ。きっとあげるから、愉しみにしていて」
 ラビニアは顔を床に擦り付けるようにすると、セーラを熱く見つめてから口吻をしにいった。
セーラは躊躇いもせずに、その雫に濡れる唇を当然のことのように受け入れ、気分が高揚と
してくるのだった。