まんが日本昔ばなし 第七話目

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727ミステリ ◆22RAaWR.nE

「まんが日本昔ばなし」には原話の改編、それも細かい部分ではなく物語の肝の部分に
それが存する例が多いやに思う。
(前にも指摘したとおり、極端な場合は完全なオリジナルもあるとのこと)
例えば、ヒロインの和製ポニーテールが可愛らしい「火ともし山」の原話は
「つつじの乙女」という話ではないか?
この原話では、女の子が逢瀬のため湖を泳ぐのではなく、山を疾駆してゆく。
ラストは彼女を魔性のものと思い込み恐怖に駆られた男の子に絶壁から突き落とされ
殺されてしまい、男の子のその後は不明。
娘の血がしたたったのがつつじの花が赤い由来というオチがつく。
(同じ信州の民話である既出の蕎麦のエピを思い出させるものがある)
舞台を絵になるし、サービスカット(オールヌード)を入れ易い湖へと変更し、
酷い殺人シーンを回避するため間接殺人(陸地の目印となる火をともさない)へ変更、
男の子も死んだことにして因果応報で締めたのは製作サイドの仕業では?

この辺、原話厨の人はどう思うているの?