めぞん一刻 36

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5名無しか・・・何もかも皆懐かしい
なぜギルバート・オサリバンのOP/EDは1回しか使われなかった?
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めぞんのOP・EDが変更になったワケ。
たった1回の放映で幻のオープニングになってしまった「アローン・アゲイン」
について、お問い合わせが沢山ありました。前代見聞の出来事ではあります。

そもそも「アローン・アゲイン」「ゲット・ダウン」を『めぞん一刻』のOP・ED
に使うことになったのは、10月公開予定の映画版『めぞん一刻』の主題歌をテレビ
に使おう、というところからです。
「TVアニメーションのオープニングには地味では?」
「でも、名曲は名曲」
「アニメーション主題歌としては革命的でカッコイイ」
「フーム。英語の歌はドーモ」
などなど、ケンケンガクガクの末、「アニメーションの枠にとらわれず、良い曲は
ドンドン使っていきたい。そして、曲と共に映画・TVで『めぞん』を盛り上げよう」
ということで決定しました。
絵もそれなりにステキなものを、と進めて来たのですが・・・。

なにしろ、安濃新CDへのバトンタッチの時期、制作現場はテンヤワンヤの大忙し。
それで、やむなく『めぞん』のキャラクターに慣れていない作監を使うことになり、
キャラクターは似てない、色はパッとしない・・・という悲しい結果になってしまいました。

9月3日放映の視聴率はガタ落ち。
「映画としての曲にはいいが、7時30分からのTVに流すには大人すぎる」
「色も絵も、イマイチ」
などなど、みなさんからの不評の電話も多く、このまま続行することは『めぞん一刻』
のイメージダウン!速刻中止という結論を出しました。
安濃CDになってからの作品は、かなりグレードアップした『めぞん一刻』になります。
これからも、よりよい『めぞん一刻』をめざしますので、みなさん!ぜひ応援してください。

キティフィルム・松下洋子