見る見るうちに目に涙があふれ「○○ちゃんごめんね、ごめんね」と繰り返して抱きついてくる母親を、
すでに姉の魂が宿ったのか、黙って抱きとめるだけで精一杯だった。
涙を拭いた母親は私をベッドに座らせて、本当に嫁いでゆく娘にするように優しくベールやドレスを整えて、
優しいまなざしで見つめていました、やがてまるで赤ん坊を寝かしつけるように私をベッドに寝かせて、
「淋しかったでしょう、辛かったでしょう」と言いながら、私の全身を優しくなぜてくれた、
私はまるで金縛りにあったように意識はあるがまったく動けず何も言えない、
今、姉の魂は私の体に宿って母親の愛情を全て受け止めていると思うと、もう全て母親に任せるしかないと思った。
やがて母親はハンドバックから意外なものを取り出しました、それは女性用のバイブレーターでした、
ゆっくりと私の着ているウェディングドレスの幾重にも薄布を重ねたスカートをまくりあげながら、
「女の幸せも悦びも知らないで、逝ってしまったお前が不憫で不憫で」とつぶやいて私の下腹部に押し付けるのです、