>やはりテレビアニメでは、セリフ表現こそが命なのではないか。
それは、そういう場合もあるし、そうでない場合もある、としか言えないな〜。
これは物語の特性、監督・脚本家・演出家の個性によって変わる。
例えば同じ名作劇場でも、「アンネット」ではナレーターが事細かく状況や
登場人物の心理状態を説明するし、「カトリ」では逆にあまり詳しく説明はしない。
また演劇や映画の世界では、直接には関係のないものを描いて
心理を表現する方法も、けっこうポピュラーだよ。
もちろん個人の趣味をとやかく言うつもりはないよ。
ただ、確信や結論をはっきり示す「ハリウッド的手法」という物があるとすれば、
そうではないところに「名作劇場」のミソがあると、俺は思ってる。
だから、俺はやっぱり全てを言葉で表現してしまわない、このやり方が好きだ。