三千里に関しては原作の「クオレ」が当時の道徳的価値観に
合うような理由で(イタリアと日本で情勢が似ていた)戦前とか、
わりとメジャー?だったみたい。
フランダースの犬もかなり早くから日本で翻訳されていたようだし
フローネの原作は古典的海洋冒険物だしディズニーで映画化されて
ディズニーランドでは主人公一家の住んでいた家が再現されている。
ただし世界名作劇場でアニメ化された影響はやっぱり絶大で、
特にフランダースの犬はこれほどまでの世間一般の認知度をアニメ化
無しで高めるのは難しい、現実にアニメ化されていない他の児童書
と同様に埋もれていたと思う。
無理やり若草物語を引き合いに出すとこの作品の認知度は
化け物クラスとしか思えない。
ただ、果たして若い人に知られているのかは不明だけど。
作品の雰囲気が現代社会と合わなくなっていきているし。