愛の若草物語 ベス 【三女目】

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754名無しか・・・何もかも皆懐かしい
 ジョオの友人、アンソニー・ブーンは地元紙ニューコード・タイムスの敏腕記者で、数ヶ月前から従軍記者として戦場の最前線で活躍している。そして、二十日に一度ほどの割合で、ジョオに手紙を寄越すのだ。(アンソニーったら・・・)
胸を熱くするジョオの耳に、エイミーのキンキン声が飛び込んでくる。
 「あらぁジョオ、私もう12歳よ!ベスと一つしか違わないんだからね?ジョオとだって三つしか離れていないわよ!」どうしてこの末妹だけはこんなに喧しいのだろう?気分をぶち壊しにされて、思わずエイミーを叩こうとしたジョオをベスが優しくなだめにかかる。
 「ジョオ、おさえて・・・。エイミー、あなたもこんな大事なことで人をからかうなんて・・・いけないことよ。さあ、ジョオに謝って・・・ね?」
オルコットを教えた人たちだからすごいに違いない!
アメリカ哲学科に入ればその思想の一端でもうかがい知ることができるのだろうか
本当は直接教えを乞えたら一番いいのだが
四姉妹の近所に住んでみたいな。
俺の家が恵まれない家で隣の四姉妹が入れ替わり立ち代り面倒を見に来てくれる
そのうち全員、とくにジョオと親しくなって。
夜は奥様(実際はハンナだけどね)の手作りのお料理をおすそわけしてもらったりして