39話解説
前の38話が台風の様な話でしたけど最終回は台風の後の青空見たく澄んでいて
きれいな話になりました。感情の起伏もそんなになくて、ずっと入っていってスパッと
終わるので気に入っています。絵コンテの窪岡くんの力は大きいですね。
最終回は悩んで悩んで悩みまくりました。脚本の段階で3回か4回ぐらい、絵コンテの段階で
5回くらい書き直しましたね。広げた風呂敷はたたまなくちゃならない、それをきれいにやるには
どうしたらいいだろうと考えて、もの凄く時間をかけました。結局、最初に考えていた最終回と
全然違うものになりましたが、何度もやり直してこれにいきついたわけですから、
たぶんベストのかたちになんたんだと思います。
(中略・番組終了後に書き込みします)
最終回のサブタイトルはジェイムス・P・ホーガンの同名のSF小説からとっています。
「トップ」同様、最終回のサブタイトルはSF小説からとろうと思ってましたから。
それからラストシーンはパロディではありません。あれは王道です。大気圏に突入して
誰かが帰ってくる時には地上に残っている者が「あっ、流れ星・・・」と言うものなんですよ。
エピローグは当初からつけようと考えていました。
本当は1945年8月6日までエピローグで書く予定でしたが、そこまでできず、ちと残念です。
*自分は27話あたりからいつの間にかこれの担当になってしまいましたが
今まで本当にありがとうございました。
それにしてもその前の担当者はどうしているんだろうか・・・