780 :
「ひとつ屋根の下で」その1:
「甲児君、お風呂入ろうか?」
見ていたテレビが終わって
大介は甲児に問いかける
「ああ、そうだな・・
大介さん、先に入って来て良いよ」
甲児の言葉に大介は即座に答えた
「何を言ってるんだい?甲児君。
一緒に入るに決まってるだろう?」
「えぇっ!?」
甲児の驚きの声が鼓膜を破るかのごとく響く
「甲児君、君は今の状況が分かってないみたいだね?
第一に何でうちにいるのかちゃんと理解してないだろう?」
溜息を吐きながら大介は言う
「そんなこと・・」
言いかけた甲児を無視して大介は話し始めた
「今日、よそ見して階段でコケて捻挫して
自分の家に誰もいないから、うちに来たんだろう?」
「・・ああ・・」
「1人でまともに歩くことも出来ないのに
お風呂場で大丈夫だと思ってるわけじゃないよな?」
「・・・・」
781 :
「ひとつ屋根の下で」その1:04/04/15 19:00 ID:7CxTBAc+
>>780 「コケたりしても僕、助けてあげられないよ?
それに、滑って転んだりしても痛いのは甲児君だぞ?」
「・・・・・・」
「せっかく人が一緒に入ってやろうって言ってるのに
甲児君は僕の好意を無駄にする気かい?」
「違うけど・・」
「じゃあ一緒に入ろうか?」
「それは・・ちょっと・・
大介さんにだって迷惑かけちゃうしさ・・」
そう言って軽く笑ってみせる甲児を大介は抱き寄せた
「迷惑なんかじゃないよ・・
甲児君がいてくれるんだから・・」
「・・・・え・・あ・・・そうなのか・・?」
「ああ」
そう告げると甲児は安心したように目を瞑った
「あれ?おい。甲児君?」
「・・・ン・・・・」
「やれやれ・・寝ちゃったよ・・・」
さっきの話しの意味が無いじゃないかと思いながら
大介は甲児をベッドに寝かせる
そして、唇に軽くキスを落として
その横で眠りに就いたのだった
END
ミネルバSEX 拝