世田谷区のラーメン屋!part.42

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433ラーメン大好き@名無しさん
4月下旬に「麺屋ねこぜ」のすぐ隣にオープンした「担々麺とまぜそば だんだん@上町」
世田谷区桜3-8-15 火〜金11:30〜14:30(L.O.) 17:00〜22:30(L.O.)
土・日・祝11:30〜20:30(L.O.)※疲労蓄積のため休憩時間が入ることも有り 
月曜定休(祝日の場合は翌日休業でGWなどの大型連休は営業)
メニューは黒ゴマか白ゴマから選べる「担々麺」800円、「太肉担々麺」900円、「排骨担々麺」1000円、
「担々まぜそば」700円、「大盛」100円、「生玉子のせ」50円、「ゆで餃子」300円ほか
※麺注文でライスサービス

どうせまた際コーポレーションの資本系かと思いきや嬉しい誤算の個人店。一人で切り盛りする店主の経歴は
主にサービス業に従事していたようだが、中華料理もちょっとかじったこともあり
そこで仕込みのノウハウを学んだそうな。製麺は浅草開化楼で担々麺は細麺(140g)、まぜそばは太麺(220g)と使い分ける。
ベースとなるスープは鶏ガラ・豚骨。玉葱などの香味野菜から取ったオーソドックスな中華スープ。

「排骨担々麺」擂った黒ゴマとラー油の赤味に染まったスープは粘性はなくさらりと軽やか。
甘味、そしてラー油や花椒のマイルドだが舌がピリッと痺れる刺激が混在した重層的な味わいを形成。
辛味の余韻は短く、スパッと消えゆき食べ手を選ばない印象。
また空煎りした唐辛子が丸ごと数個ぷかぷか浮かび、そのままかじって食べても
特に強烈な辛味が襲うわけでもなく、ほとんど無味でオブジェと化す。
ほぼストレートな中細麺はでれんとコシがなく弱々しいものの、ポクポクとした食感はスープをよく吸う。
具材は肉味噌、うずらの玉子、ネギ、青菜、主役の揚げたてサクサクでカレー風味の下味が付いた排骨などの布陣。
なかなかよく出来た優等生的担々麺ではあったが、惜しむらくは注文毎に小鍋で加熱しても若干スープが温い点。
改善を願うと共に更なる磨きをかけた進化に期待。