青森・監禁女性死亡:首輪傷害致死公判 「神降ろせる」発言に蝦名被告 「信じていなかった」 /青森
毎日新聞 2013年10月26日 地方版
青森市内のアパートで昨年10月、首輪で拘束された太田しのぶさん(当時31歳)が遺体で見つかった傷害致死事件の第10回公判が25日、青森地裁であった。
リーダー格の斎藤真紀被告(41)と交際していた蝦名勝俊被告(39)が被告人質問で、
「神を(天から)降ろせる」などの斎藤被告の発言について「本心から信じているわけではなかった。(指示に)逆らっても『罰』が下るとは思わなかった」と供述した。
検察側は蝦名被告らの太田さんへの暴行が昨年9月17日に始まったとしているが、蝦名被告は自身の暴行への参加は19日以降だと主張。
理由として「(斎藤被告に)指示されなかった」と説明し、「見ているだけだった」と話した。暴行を止めなかったのは「斎藤被告が自分を嫌いになってしまうのではないかと思っていた」ためとした。
蝦名被告は斎藤被告について「2人の時は優しい」と表現。一方で検察官の「わがままで自分勝手と思っていたのではないか」との質問には、「全てではないがそう思っていた」とも語った。
また、太田さんが死亡しているのを見つけた際、斎藤被告が太田さんの携帯電話のデータを消去したり、部屋の指紋を拭き取っていたことを明らかにした
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20131026ddlk02040119000c.html