12月15日オープン「ら〜めん晴々@南阿佐ヶ谷」
杉並区成田東5-19-5 TEL03-3392-8083 当面11:30〜15:00 不定休
メニューは屋号を冠した店一押しの「晴々担々麺」750円、「汁なし担々麺」750円、
「ゆきラーメン」600円、「焦がしネギラーメン」600円、「焦がしニンニクラーメン」600円、
「大盛」50円、「追加麺(ラーメンのみ)」100円、「味玉」100円、「焼豚(バラ)」100円、
「もやし」50円、「ねぎ」50円、「メンマ」50円などで
ごはんは一人で切り盛りするため仕込みが追い付かず販売未定
※麺の硬さ、油の濃度、担々麺の辛さなど調節可 オープン記念としてトッピング無料券配布
脱サラ店主は山手ラーメンの社長と古くからの友人でラーメン作りのノウハウを教わり、監修してもらう。
といってもそのままの味ではなく、スープを清湯に変えたり、タレを自家製の塩ダレにしたりと
独自性を打ち出す。また担々麺は担々麺好きが高じていろいろ食べ歩き研究した
山手ラーメンにはないオリジナル作品。食材にもこだわり例えば上質でしつこくない大和豚の背脂を使い、
焦がしネギには地元杉並や九条葱を使用。
焼豚を謳うも実際は煮豚だし大和豚ではないがデフォで三枚入り、トッピングすると三枚追加される。
「晴々担々麺(ちょい辛)」唐辛子と四川唐辛子を瓶に入れてホールのまま置いてることから
自分で挽いていると思われるが唐辛子の辛みと花椒の痺れが一口目から鮮烈に目眩く飛び込んでくる。
ラー油による辛味とこってり感、芝麻醤による白胡麻の豊潤な風味とコクが渾然一体となった味わいは
重厚にして風雅。本格四川の味そのままに驚愕。
保坂製麺所の微縮れ中細麺(一玉160g)はぷりぷりとコシがあり喉越しよくスープを拾う。
具の肉味噌には刻みザーサイが混ざっており、コリコリと小気味いい触感のアクセントは計算ずくか。
こんな完成度の高い担々麺が750円とはナイスバリューな一品。
これだけのものを独学で完成させた店主の技量とセンスには疑う余地はなく、今度こそ定着しそな予感。