東京城南地区のラーメン2

このエントリーをはてなブックマークに追加
362ラーメン大好き@名無しさん
8月2日にオープンした「ハングリードラゴン@渋谷」
渋谷区道玄坂2-18-7 11:00〜25:00 無休
メニューは「長浜らーめん」650円、「長浜塩らーめん」650円、
「正油豚骨らーめん」800円、「味噌豚骨らーめん」900円、
本場九州より樽ごと取り寄せる「高菜」100円、「辛玉」50円、長浜塩によく合う「カレー粉」50円ほか

九州博多店主出身の店主が豚頭などの豚骨を長時間炊き込み牛乳などの不純物を加えない
純度の高い豚骨白湯スープは素材本来の味を素直に生かすため化学調味料不使用。
大塚製麺の麺は長浜らーめんには一玉120gの細麺、
豚骨らーめんには並盛300gというサービス量の太麺と使い分ける(ただしスープは共通したもの)。
なお張り紙などの告知はないが替玉を頼むと「今だけ10玉まで無料」とこっそり教えてくれる。
”流浪の店”と名高く関東近郊を転々としてきたハングリードラゴンが東京進出した理由は…
「地方は客のマナーがなってなく箸やレンゲを丼の中に入れずテーブルの上に放置したまま帰ったり、
無料だからといって紅生姜を小脇に抱えてバクバク食べたり、ラーメンに山盛りに入れるのが嫌で」
とのこと。

「長浜塩らーめん」やや渇いたような豚骨の獣臭さが鼻を突く獰猛なスープは乳化度合いが進んでおり、
レンゲを入れるとたぷんと抗うほどの重厚さ。昨今のあざとく狙った泥系とは違う実に自然な重力負荷。
また化学調味料無添加ということで短いスパンで切れて引きずらない後味の良さは秀麗。
「カタメ」で頼んだ細麺は麺肌はザラつき噛み応えがあり、小麦由来のポクッと素朴な蝕感が魅力的。
具はチャーシュー、木耳、青ネギと簡素。卓上の胡麻、紅生姜、胡椒を途中加えてもよし、
替玉二玉目以降の味変にカレー粉や辛玉を加えても味の幅が広がって食べ飽きせずに楽しめる。
ただ流石にカレー粉と辛玉は味の変化が大きくちょっとずつ加減しながら加えるのが賢明。