品川区の美味しいお店 その23

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866ラーメン大好き@名無しさん
城南スレにも投稿したけど、新店だから一応こっちにも投稿しとくわ。

大通り沿い(外苑西?首都高下418号)に今年7月1日、人知れずひっそりオープンした
その名もズバリ「ら〜めん@五反田or目黒」
品川区東五反田5-21-13 10:00〜20:00(150食限定売切れ終了、だいたい19時ごろ目安) 不定休
メニューは「らーめん」500円、「味玉らーめん」600円、「ワンタンめん」700円、
「チャーシューめん800円」、「チャーシューワンタンめん」1000円ほか

「三十五年のスープ、屋台風あっさり」が売りで、
スープはもちろんチャーシューやメンマは自家製でワンタンは手仕込み。
(チャーシューは肩ロースでチャーシューめんにすると脂身の多いところと少ないところから選べる)
本当は22時まで営業したいのだが、五反田駅と目黒駅の中間地点で
どちらからも遠い不利な立地にも関わらず連日19時ぐらいに売切れてしまうと嬉しい悲鳴をあげる。

店主は飲食業界40年以上のキャリアを誇る大ベテラン。
全国各地の駅構内や空港などのラーメン店立ち上げに参加したとか。
また昔は天才と呼ばれ、ラーメンのタレの黄金比7:3を考案したのも氏だという。

「らーめん」スープは鶏ガラ、豚骨、玉葱などの香味野菜からとったオーソドックスな清湯。
醤油味だが味の決め手は主に塩で素材の味を持ち上げ引き立てるよう上手に整えている。
淡泊であっさりしながら動物系の残像が浮かび上がる円みを帯びたコクもしっかり。
おそらく麺から滲み出たものだろうが、でんぷん質の擦れた粉っぽさが古き良き昭和の時代を思い出す。
菅野製麺所の中太微縮れ麺はもっちりとしたコシと粘りが特徴的。
ちなみに麺量は生の状態で並盛130gで茹で上がりは200g前後と多め。 「大盛」100円は二玉。
具は適度に味が染み込んだチャーシュー、メンマ、ネギ、ワカメ。
まるで化石がそのままの形で発掘されたような、懐かしくほっこり心温まる超オールドタイプな一杯。