仙台&宮城県の美味いラーメン屋 part59

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762ラーメン大好き@名無しさん
Q3.強迫性障害は治るの?

A3.以前は難治と言われていましたが、薬物の発展もあり、治癒する方法が見つかっています。
   但し、それらはじっくりと時間を掛けて行うものがほとんどです。

 ・ 薬物療法
   強迫性障害の方は、脳内の神経ネットワークに使われる、神経伝達物質の一種である、セロトニンの作用が弱い事が分かっています。

 a.クロミプラミン(商品名:アナフラニール)
   強迫性障害には、即効性があります。
   副作用としては、のどの渇き、便秘等々があげられます。

 b.フルボキサミン(商品名:ルボックス[藤沢]、デプロメール[明治])
   このお薬は、脳内の神経伝達物質のセロトニンのみを増加させるお薬で、
   選択性セロトニン再吸収阻害剤(SSRI:Selective Serotonin Reuptake Inhibitor)と呼ばれています。
   日本ではうつ病と強迫性障害に効果があると認定されており、比較的ゆっくりと効果を表すものです。
   副作用としては、吐き気などがありますが、吐き気止めなどを服用すれば、最初の2週間程度で、副作用は認められなくなるのが普通です。

 c.塩酸ミルナシプラン(商品名:トレドミン)
   SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬 Serotonin-Noradrenalin Reuptake Inhibitor)と呼ばれる第4世代の抗うつ薬。
   他の神経伝達物質受容体に対しては親和性が認められず、安全性が高いという特徴を有しています。

それ以外にも、パキシルなどのSSRIやSDAが使われています。
また、欧米では、サータリン(ゾロフト)、フルオキサチン(プロザック)などの日本では認可されていない数種類のSSRIが使用されています。