茨城のまずいラーメン

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314ラーメン大好き@名無しさん
太死鬼(たしき)の最期
土屋の殿様は、『太死鬼(たしき)』退治を不動院の上人に相談した。
上人は、獣の骨に「護符」を貼り、その上に蝋をたらし幼女の人形を作った。
上弦の月の夜、生贄を求める太死鬼(たしき)の雄叫びが聞こえると、
上人は人形を上沼の畔の生贄の舞台にのせた。
太死鬼(たしき)が人形に食らい付いた瞬間、葦の繁みに潜んでいた侍が火矢を放ち、
太死鬼(たしき)は業火に包まれ燃え尽きた。
上人は、太死鬼(たしき)の霊を鎮めるために上沼の畔に祠を建て、
上沼が埋め立てられた場合「300年の後に復活し人に憑依し災をおこす」と言い残したと伝えられる。